JP2009178065A - 高枝切り - Google Patents

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JP2009178065A JP2008018170A JP2008018170A JP2009178065A JP 2009178065 A JP2009178065 A JP 2009178065A JP 2008018170 A JP2008018170 A JP 2008018170A JP 2008018170 A JP2008018170 A JP 2008018170A JP 2009178065 A JP2009178065 A JP 2009178065A
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孝 比田井
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Abstract

【課題】樹木の剪定用に高枝鋏が広く使われているが、鋏では太い枝を切り落とせない。また鋏の代わりに鋸を装着することもできるが、支柱が長くなると鋸に圧力を加えられなかったり、枝が逃げて不安定になり切りにくかった。また鋸では、ある程度切り込んだ鋸溝に挟み込まれて抜けなくなるトラブルも発生しやすかった。このためチェーンソーや丸鋸を使う方法も提案されているが構造的に大掛かりになって重量が増え、いずれでもせいぜい2〜3mの高さが限界で、高さ・切断能力とも不満であった。
【解決手段】鋏や鋸やチェーンソーや丸鋸ではなく、エンドミル状の刃物(1)と刃物の回転から自在に支持された押さえ板(2a)の間に切断対象枝(10)を挟み、手元から回転柄(5)を回転させることによって刃物の側面で枝を切削することにより、比較的太くて高い枝まで切断できる。
【選択図】図1

Description

本発明は樹木剪定用で特に高い枝や太い枝が切断可能な高枝切りに関する。
樹木の剪定用に鋏と鋸が付け替えできる高枝鋏が広く使われているが、これの切断能力を高めようと大きなてこの原理(特許文献1)や電動で鋏を駆動する(特許文献2)もの、先端にチェーンソーを着けた(特許文献3)もの、丸鋸を着けたもの(特許文献4)など、種々の提案がある。
特許公開平11−346556 特許公開2001−340023 特許公開2002−254402 登録実用新案第3000700号
広く使われている高枝鋏は基本的に鋏みであり、太い枝を一気に切り落とすにはたとえ電動機などの動力を使っても無理がある。また鋸を装着することもできるが、柄が長くなると鋸に圧力を加えられなかったり、押したり引いたりすると枝が撓んで不安定になり切りにくかった。また鋸の場合、ある程度切り込んだ枝が重みで動き、鋸溝に挟み込まれて抜けなくなるトラブルも発生しやすかった。その他丸鋸を着けたものでは安定が保てず、チェーンソーを着けたものでは駆動方法や重量に難がありごく短い柄でしか実用にならず、いずれも2〜3mの柄が限界で対象枝の太さも鋏や鋸では30mm程度までが限界であった。
回転柄(5)の先端に側面に歯(1a)の付いたエンドミル状の刃物(1)を取り付け、刃物の回転に対して回転自在に取り付けられた押さえ板(2a)とを有し、刃物と押さえ板で切断対象枝(10)を挟み、手元側から動力源にて回転柄(5)を回すことによって前記刃物だけを回転させ、切断対象枝を切削しながら切断するので下記の効果がある。
AA) 押さえ板(2a)がないと、図4の矢印で示すような刃物(1)の回転で刃物は対象枝(10)を削らず、同図(1b)のように対象枝(10)の表面で横滑りしてしまう。しかし押さえ板(2a)があると刃物の回転は押さえ板を対象枝に食い込ませるように作用するので刃物の横滑りが防止され、対象枝の切削を進めやがて切断することが可能となる。
BB) 一気に切断したり、押したり引いたりするのではなく、刃物と押さえ棒で挟みこんだ切断対象枝を、回転する刃物の側面で削りながら切断するので小さな動力で済み、刃物が切断中の枝に挟まれても細い刃物に対する抵抗は極端に大きくはならない。なお、押さえ棒が同様に挟まれたとしても鋸のような厚み方向にせり出した歯は付いていないので比較的簡単に抜き取れる。
CC) 直径10mm以下の刃物、極端には直径数mmの刃物でも押さえ板の効果で問題なく切削できるので、挟み構造体やチャックを含めも軽量化し易い。また回転柄は一方向の回転を伝えるだけなので多少撓んでもよいため、回転柄自体も細身で軽量にできる。このため回転柄を長くでき、従来の高枝鋏よりはるかに高所の枝まで剪定できる。
DD) 時間はかかっても、刃物の長さに近い直径の太い枝まで切断できる。
本発明は樹木に登って直接枝を切断するような職人技を使えない一般の人が、比較的高い枝や、高くて太い枝を剪定するための道具とすることに最適である。以下、実施例について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施例を示す構成図である。図1で側面にに刃(1a)の付いたエンドミル状の刃物(1)はチャック(3)で保持され、自在保持部受け(4)を通して回転柄(5)に接続されており、回転柄の回転が刃物に伝わる。なお、チャックは刃物の脱着を可能として研磨等の便に供するものであるが、チャックに限らず、ねじ止めや、やや不便ではあるが取り外せなくとも良い。
一方自在保持部(2c)は自在保持部受け(4)により刃物の回転からは自由でありながら、その位置は刃物(1)の傍に、自在保持部に設けた貫通穴を通して保持されている。自在保持部には挟み板(2a)が刃物との角度が調節できるように挟み板固定ボルト(2b)で固定されて挟み構造体(2)となっており、切断対象枝(10)を刃物と挟み板で挟んだまま刃物だけを回転できるようになっている。なお、図1の例では刃物の根本も自在保持部の貫通穴を通し、二箇所で自在保持部を保持してスムーズに回転できるようにしている。
刃物(1)や挟み構造体(2)は適宜の長さの回転柄(5)の先端に取り付けられ、回転柄は手元で固定保持部(6)を通して動力源(8)に接続されている。
使用者は取っ手(7)などで固定保持部(6)を保持しながら挟み板(2a)と刃物(1)で切断対象枝(10)を挟むように軽く押し込み、動力源を起動または回転を回転柄に伝道させ、刃物の側面で切断対象枝(10)を徐々に切削し、切断対象枝(10a)のように削り進んで切断する。鋏のように一気に切断したり、鋸のように押したり引いたりするのではなく、細い刃物を回転させるので、わずかの動力で確実に切断することができる。
また、刃物を回転させるので、従来の鋸を使う場合によくあった、切断中の枝が重みで垂れ下がったときに鋸が挟み込まれ、押しても引いてもどうにも抜けなくなるといったトラブルは起しにくい。
刃物としては図2「刃物の形状図」の(A,B,C)に示すようなものが考えられる。同図(A)は刃(1a)の螺旋が多いもので切れ味は良いが使用者が簡単に研ぐことが難しい。これに対し螺旋を極端に減らしたもの(B)、螺旋状にせず直線としたもの(C)は切れ味は順に悪くなるが、使用者が一般の砥石などで簡単に研ぐことができるので、使用者が選択できることが望ましい。
なお刃物の刃(1b)の部分の長さは、押さえ板(2b)のように約60度に広げれば、切断可能な枝の最大直径にほぼ等しくなる。また、(A,B)のように螺旋状の刃物を使えば、切削中は常に対象枝を挟み込む方向に引き込むので都合が良い。
挟み板(2a)は刃物の回転による横滑りを防ぐのが主な目的であり、図3図に示すように自在保持部(2c)の片側に取り着けてあり、図4に示すように切断対象枝に当てることにより刃物の横滑り(1b)を防止する。なお、挟み板は切削対象枝に当てる部分を適度に鋭利にしておけば枝に食い込んで横滑りしにくくなる。
刃物と押さえ板とによる挟み角度は狭い方が、刃物の横滑り防止効果が大きいが、太い枝を切るときはこの挟み角度を最大60度程度まで広げ、手元から少し押し付けるようにして切断対象枝に食い込ませながら切削すれば良い。
また挟み板は自在保持部の両側に取り着けて互いに連結して剛性を増し、横滑りの防止効果を高めても良い。なお本例では軽量化と剛性に留意して、挟み板(2a)として一部折り曲げた板を一枚使った例である。また挟み板を刃物よりやや長くしておけば、対象枝などに当てて向きをかえることができるので、切削の方向を簡単に逆にすることもできる。
回転柄は必要な切断高さまで刃物や押さえ構造体を持ち上げると共に、回転を伝える棒であるが、一般の高枝鋏の柄のように鋏を動かすための二重構造は必要でなく、単純に一方向の回転を伝えるだけで良い。このため、通常考えられる継ぎ足し棒や、伸縮パイプ構造などを使えば良い。また当然ながら、回転柄の長さははその剛性と先端に着ける刃物や挟み構造体等の重量で制限されるが、本発明は細い刃物や軽い材料で挟み構造体を作れるなど軽量化し易い構成となっている。
前記したように回転柄は回転を伝えるだけの単一機能であるため、特別に長くした場合には撓みが発生するが、回転速度を落とすことによって撓んだまま回転させることもできるので、柄の剛性や重量をあまり増すことなく、より高く太い枝の剪定が可能になる。
動力原(8)としては小型のエンジンや電動機を使うことができるが、これらを使う場合は動力付きのほかの工具類と同様な方法で接続すれば良い。例えば、エンジンの場合は芝刈り機などと同様に遠心クラッチを介して回転柄を駆動すれば良く、電動機の場合は適当な減速機を介して回転柄を駆動すれば良い。
動力源(8)として手動を使う場合の例を図5に示す。図5で使用者は片方の手で、取っ手(7)を固定し、もう片方の手で軸受け(8c,8d)に支持された手回しハンドル(8a)を回す。この回転は固定保持部(6)内の軸受け(8e,8f)に支持されたマイターギア(8b)で回転面を変えると共に数倍に増速されて回転柄を回す。
小型エンジン・電動機・手回しいづれも全体を支えるのにベルトなど適当な保持具で使用者が支えることも可能であるが、図5に示すように1本または2本の足(9)を使って地面で重量を受ければ、楽に作業することもできる。

実施例1の構成図 刃物の形状図 挟み構造体の部分図 刃物の横滑り防止を示す図 手回し動力原の略図
符号の説明
1:刃物
1a:刃
1b:横滑りした刃物
2:挟み構造体
2a:挟み板
2b:角度を広げた挟み板
2c:挟み板固定ボルト
2d:自在保持部
3:チャック
4:自在保持部受け
5:回転柄
6:固定保持部
7:取っ手
8:動力源
8a:手回しハンドル
8b:マイターギヤ
8c〜8f:軸受け
9:足
10:切断対象枝

Claims (1)

  1. 回転柄(5)の先端に側面に刃(1a)の付いたエンドミル状の刃物(1)を取り付け、刃物の回転に対して回転自在に取り付けられた押さえ板(2a)とを有し、刃物と押さえ板で切断対象枝(10)を挟み、手元側から動力源(8)にて回転柄(5)を回すことによって刃物だけを回転させ、切断対象枝を切削しながら切断することを特徴とする高枝切り。

JP2008018170A 2008-01-29 2008-01-29 高枝切り Pending JP2009178065A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014187884A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Waseda Univ 樹木の伐倒装置

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