JP2009177449A - 光受信器、光通信システム及び光受信方法 - Google Patents

光受信器、光通信システム及び光受信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009177449A
JP2009177449A JP2008013406A JP2008013406A JP2009177449A JP 2009177449 A JP2009177449 A JP 2009177449A JP 2008013406 A JP2008013406 A JP 2008013406A JP 2008013406 A JP2008013406 A JP 2008013406A JP 2009177449 A JP2009177449 A JP 2009177449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
optical
signal light
optical receiver
wavelength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008013406A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Kanazawa
慈 金澤
Akira Oki
明 大木
Seiji Fukushima
誠治 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2008013406A priority Critical patent/JP2009177449A/ja
Publication of JP2009177449A publication Critical patent/JP2009177449A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)
  • Optical Filters (AREA)

Abstract

【課題】光受信器のオーバーロード耐性を改善し、光受信器に内蔵可能であり、消光比改善効果によって挿入損失による受信感度劣化を相殺し、最小受信感度を改善することが可能な光受信器、光通信システム及び光受信方法を提供する。
【解決手段】それぞれ波長の異なる信号「1」に相当する信号光と信号「0」に相当する信号光とが入射され、前記信号「1」に相当する信号光は透過し、前記信号「0」に相当する信号光は透過しない透過特性が可変な可変光減衰器と、前記可変光減衰器を透過した信号光を受光する光受信素子とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、光受信器、光通信システム及び光受信方法に関する。
近年、中・長距離ネットワーク用の光受信器として、p‐i‐nフォトダイオード(以下、PIN‐PD)に比べて最小受信パワーが低いアバランシェフォトダイオード(以下、APD)が使われるようになってきた。しかし、APDには、入力光パワーが大きくなるとエラーが急激に増加するオーバーロードの問題がある。そこで、光受信器全体からみたオーバーロード耐性をあげる方法として信号光受信素子(以下、PD)の前段に可変光減衰器(以下、VOA)を設ける方法が考えられている。
VOAとしては、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)のシャッターを使い光路を遮断するもの(下記非特許文献1参照)や、MEMSを用いて機械的に光路を変化させるもの(下記非特許文献2参照)、液晶セルを使ったもの(下記非特許文献3参照)等がある。
下記非特許文献1では、利点として波長依存性がないため入射光の波長に対してフィードバック制御が不要となる点、挿入損が無視できる点、構成が比較的簡易である点が挙げられる。この構成では、VOAの機能のみ実現可能である。
下記非特許文献2では、利点として波長依存性がないため入射光の波長に対してフィードバック制御を行わなくてよい点、構成も比較的簡易である点があげられる。反面、欠点として機械的な駆動系を有するために、VOAのサイズが大きいという問題がある。さらに、空間系であるため振動に弱く、0.5〜1dB程度の挿入損失の発生を回避できず、その分だけ、最小受信感度が劣化するといった問題もある。また、この構成でもVOAの機能のみ実現可能であり、挿入損失分の受信感度劣化は避けられない。
下記非特許文献3では、利点として波長依存性が極めて小さいため入射光の波長に対してフィードバック制御しなくてよい点があげられる。しかし、欠点として液晶自体が高価である点、動作電源として数十V、10kHzの交流電源を必要とするため電気回路部品が大型化し、消費電力も大きくなる点があげられる。さらに、この構成においても1dB程度の挿入損失の発生は回避できず、最小受信感度の劣化は避けられない。また、この構成でもVOAの機能のみ実現可能であり、挿入損失分の受信感度劣化は避けられない。
Cornel Marxer、Patrick Griss、Nicolaas F.de Rooij、"A Variable Optical Attenuator Based on Silicon Micromechanics"、IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS、1999年2月、VOL.11、NO.2、p.233−235 H.Cai、X.M.Zhang、C.Lu、A.Q.Liu、"Linear MEMS Variable Optical Attenuator Using Reflective Elliptical Mirror"、IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS、2005年2月、VOL.17、NO.2、p.402−404 P.Chanclou、B.Vinouze、M.Roy、C.Cornu、H.Ramanitra,"Phase‐Shifting VOA With Polymer Dispersed Liquid Crystal"、JOURNAL OF LIGHTWAVE TECHNOLOGY、2003年12月、VOL.21、NO.12、p.3471−3476
光受信器のオーバーロード耐性向上のためにPDの前段に設けるVOAに要求される性能として、小型かつ、受信感度劣化を引き起こさないことが重要である。しかし、従来のVOAで挿入損失があるものでは、最小受信感度が劣化するという問題があった。また、従来のVOAで挿入損失がないものでは、最小受信感度を改善する効果は実現されていなかった。
以上のことから、本発明は、オーバーロード耐性及び最小受信感度を向上することができる光受信器、光通信システム及び光受信方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明に係る光受信器は、
それぞれ波長の異なる信号「1」に相当する信号光と信号「0」に相当する信号光とが入射され、前記信号「1」に相当する信号光は透過し、前記信号「0」に相当する信号光は透過しない透過特性が可変な可変光減衰器と、
前記可変光減衰器を透過した信号光を受光する光受信素子と
を備える
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第2の発明に係る光受信器は、第1の発明に係る光受信器において、
前記可変光減衰器は周期的な透過特性を有する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第3の発明に係る光受信器は、第1の発明又は第2の発明に係る光受信器において、
前記信号「1」に相当する信号光と前記信号「0」に相当する信号光は、信号光の変調時の自由キャリアプラズマ効果により波長が異なる
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第4の発明に係る光受信器は、第1の発明から第3の発明のいずれかひとつに係る光受信器において、
前記信号「0」に相当する信号光は、前記信号「1」に相当する信号光よりも波長が長い
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第5の発明に係る光通信システムは、
信号光を直接変調する直接変調型の光発振器と、
前記発光素子により直接変調された信号光を伝送する光ファイバと、
前記光ファイバにより伝送された信号光を増幅する光増幅器と、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光受信器と
を備える
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第6の発明に係る光受信方法は、
信号「1」に相当する信号光の波長と信号「0」に相当する信号光との波長が異なり、
前記信号「1」に相当する信号光は透過し、前記信号「0」に相当する信号光は透過しない
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第7の発明に係る光受信方法は、第6の発明に係る光受信方法において、
前記信号「1」に相当する信号光と前記信号「0」に相当する信号光は、信号光の変調時の自由キャリアプラズマ効果により波長が異なる
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第8の発明に係る光受信方法は、第6の発明又は第7の発明に係る光受信方法において、
前記信号「0」に相当する信号光は、前記信号「1」に相当する信号光よりも波長が長い
ことを特徴とする。
本発明によれば、オーバーロード耐性及び最小受信感度を向上することができる光受信器、光通信システム及び光受信方法を実現することが可能となる。
以下、本発明に係る光受信器、光通信システム及び光受信方法の実施例について、図を用いて説明する。なお、以下に示す実施例は、本発明の効果を示すために例示したものであり、本発明の主旨から逸脱しない範囲内で種々の変更を行い得ることは言うまでもない。
以下、本発明の第1の実施例に係る光受信方法及び光受信器について説明する。
図1は、本実施例に係る光受信器10の構成を示した図である。
図1に示すように、本実施例に係る光受信器10は、光ファイバ3から入射された信号光を減衰させるフィルタ2、フィルタ2の温度を制御するための温度制御素子(以下、フィルタ用TEC)1、フィルタ2を透過した信号光を受光するPD4、PD4の温度を制御するための温度制御素子(以下、PD用TEC)8、フィルタ用TEC1を制御するTEC制御回路6、PD4からきた電気信号を増幅するための電気信号増幅器(以下、TIA)5、PD4を保持するPDキャリア7等により構成されている。なお、本実施例では、フィルタ2として、具体的には、インターリーバやAWG等を用いる。また、本実施例では、PD4用のTECを用いているが、TECを用いなくとも同様に動作させることが可能である。
本実施例で用いた消光比改善機能付き可変光減衰器(以下、R‐VOA)は、温度変化によって光減衰量を制御するフィルタ2を用いた場合を例として、本実施例に係る光受信器の構成と効果を説明する。なお、R‐VOAは、フィルタ2とその周辺装置を含めたものを意味している。
1.動作原理
はじめに、R‐VOAが温度変化によって光減衰量を制御できる原理について説明する。
図2は、本実施例に係るフィルタ2の透過スペクトルの変化前(図2中、実線で示す)と変化後(図2中、破線で示す)を示した図である。なお、図2には信号光の波長領域での透過特性を示すが、実際にはインターリーバやAWGは、図2に示すような片端だけ右下がり特性のみを有するフィルタ2というわけではなく、広い波長範囲で見た場合、短波側には左下がりの特性も存在している。
まず、フィルタ2を温度変化させることで、フィルタ2の屈折率が変化する。これに伴い、フィルタ2内の光路長が変わるため図2中の破線のように透過スペクトルが変化する。図2から分かるように、λ0波長の光は変化前はほぼ減衰せずにフィルタ2を透過するが、スペクトルの変化後のフィルタ2を通過するときは減衰することが分かる。よって、温度変化により光減衰量をコントロールすることができる。
次に、本発明のキー技術であるオーバーロード耐性に優れ、消光比改善効果を有するR‐VOAの動作原理について説明する。
まず、本実施例に係る光受信器10(図1参照)に入力されるパワーがPD4の最大受信感度より大きい場合の動作について述べる。
この場合、PD4の平均受光電流をモニターし、この電流がPD4の最大受信感度に相当する受光電流値を超えないように、制御回路6がフィルタ用TEC1の温度を変化させてR‐VOAの光減衰量をコントロールする。この動作によって、本来受信不可能な過大入力信号光の受信が可能になる。さらに、光受信器10全体として見た最大受信感度はPD4の最大受信感度とR‐VOAの最大減衰量を合わせた値となり、光受信器10のダイナミックレンジを高パワー側に拡大することができる。
次に、本実施例に係る光受信器に入力されるパワーがPD4の最小受信感度付近である時の動作について述べる。
図3は、本実施例に係るフィルタ2の透過スペクトルと信号「0」と信号「1」それぞれの波長スペクトルを示した図である。
図3に示すように、光の変調信号は電気吸収型変調器(以下、EA変調器)やLD(Laser Diode)の直接変調などで作られた信号の場合、信号「0」は信号「1」に比べて波長が長くなる。これは、自由キャリアプラズマ効果により、変調時に起こるキャリア密度の変化が屈折率の変化となってあらわれるために起こる。
また、信号「0」は、EA変調器のEA変調による場合、主に変調時の光遮断時に遮断しきれなかった漏れ光によるものであり、LDの直接変調による場合、信号時でもバイアス電流をかけていることによるものである。なお、信号「0」時にバイアス電流をかけるのは、立ち上がりでの遅れを抑制するためである。
そして、この信号「0」と信号「1」の波長差を利用することで、信号光の消光比改善を行う。なお、信号「0」と信号「1」の波長差は0.01〜0.2nm程度であり、特にEA変調時では0.04〜0.05nm程度、直接変調時では0.08〜0.1nm程度である。
つまり、フィルタ2の透過スペクトルのピークが信号「1」の波長と合うようにフィルタ2の屈折率をコントロールすることで信号「1」をほとんど減衰させずに信号「0」だけが減衰でき、信号光の消光比改善機能が得られる。従来のVOAでは挿入損失があり、その分受信感度が劣化するが、本実施例に係るR‐VOAの場合は消光比改善機能による受信感度の改善が図れるため、損失による受信感度の劣化を相殺させることが可能となる。
このように、本実施例に係る光受信器10では、R‐VOAを内蔵することにより、PD4のオーバーロード耐性を向上させると同時に、挿入損失による受信感度劣化を防ぎ、光受信器10のダイナミックレンジを拡大することができる。
2.組み立て工程
次に、本実施例に係る光受信器10の組立工程について説明する。
まず、TIA5を含む電気回路部、フィルタ用TEC1とPD用TEC8をパッケージ内に搭載する。次に、PD4を搭載したPDキャリア7をPD用TEC8に載せて、PD4とTIA5間、TIA5とパッケージの端子間などをワイヤボンディングで結線する。このとき、PD4はファイバ取り付け口から見て、ほぼ中心に位置するようにする。
そして、フィルタ2の傾きと温度を調整し、PD4の受光電流が最大になる状態で固定する。このとき、ファイバ取り付け口から平行光のレーザ光線を入れた状態にする。最後に、光ファイバ3をPD4の受光電流が最大値になる状態でYAG溶接によって固定する。以上の行程により、図1に示すようなR‐VOAを内蔵する光受信器が完成する。
以上より、本実施例に係る光受信方法及び光受信器によれば、光受信器10に内蔵可能な小型のR‐VOAを実現することが可能である。
以下、本発明の第2の実施例に係る光受信方法及び光受信器について説明する。
図1は、本実施例に係る光受信器10の構成を示した図である。
図1に示すように、本実施例に係る光受信器10は、光ファイバ3から入射された信号光を減衰させるフィルタ2、フィルタ2の温度を制御するための温度制御素子(以下、フィルタ用TEC)1、フィルタ2を透過した信号光を受光するPD4、PD4の温度を制御するための温度制御素子(以下、PD用TEC)8、フィルタ用TEC1を制御するTEC制御回路6、PD4からきた電気信号を増幅するための電気信号増幅器(以下、TIA)5、PD4を保持するPDキャリア7等により構成されている。なお、本実施例では、フィルタ2として、具体的には、透過特性が周期的なファブリペロー干渉フィルタ(以下、エタロン)を用いる。また、本実施例では、PD4用のTECを用いているが、TECを用いなくとも同様に動作させることが可能である。
本実施例で用いたR‐VOAは、温度変化によって光減衰量を制御するエタロンである場合として、本実施例に係る光受信器10の構成と効果を説明する。なお、R‐VOAは、フィルタ2とその周辺装置を含めたものを意味している。また、本実施例で用いたエタロンは、共振器長1mm、端面反射率30%の石英製であり、透過特性の波長周期は100GHz間隔である。
1.動作原理
R‐VOAが温度変化によって光減衰量を制御できる原理について説明する。
図4は、本実施例に係るフィルタ2の透過スペクトルの変化前(図4中、実線で示す)と変化後(図4中、破線で示す)を示した図である。
まず、フィルタ2を温度変化させることで、フィルタ2の屈折率が変化する。これに伴い、フィルタ2内の光路長が変わるため図4中の破線のように透過スペクトルが変化する。図4から分かるように、λ0波長の光は変化前はほぼ減衰せずにフィルタ2を透過するが、スペクトルの変化後のフィルタ2を通過するときは減衰することが分かる。よって、温度変化により光減衰量をコントロールすることができる。
次に、本発明のキー技術であるオーバーロード耐性に優れ、消光比改善効果を有するR‐VOAの動作原理について説明する。
まず、本実施例に係る光受信器10(図1参照)に入力されるパワーがPD4の最大受信感度より大きい場合の動作について述べる。
この場合、PD4の平均受光電流をモニターし、この電流がPD4の最大受信感度に相当する受光電流値を超えないように、制御回路6がフィルタ用TEC1の温度を変化させてR‐VOAの光減衰量をコントロールする。この動作によって、本来受信不可能な過大入力信号光の受信が可能になる。さらに、光受信器10全体として見た最大受信感度はPD4の最大受信感度とR‐VOAの最大減衰量を合わせた値となり、光受信器10のダイナミックレンジを高パワー側に拡大することができる。
次に、本実施例に係る光受信器10に入力されるパワーがPD4の最小受信感度付近である時の動作について述べる。
図5は、本実施例に係るフィルタ2の透過スペクトルと信号「0」と信号「1」それぞれの波長スペクトルを示した図である。
図5に示すように、光の変調信号はEA変調器やLDの直接変調などで作られた信号の場合、信号「0」は信号「1」に比べて波長が長くなる。これは、自由キャリアプラズマ効果により、変調時に起こるキャリア密度の変化が屈折率の変化となってあらわれるために起こる。
また、信号「0」は、EA変調器のEA変調による場合、主に変調時の光遮断時に遮断しきれなかった漏れ光によるものであり、LDの直接変調による場合、信号時でもバイアス電流をかけていることによるものである。なお、信号「0」時にバイアス電流をかけるのは、立ち上がりでの遅れを抑制するためである。
そして、この信号「0」と信号「1」の波長差を利用することで、信号光の消光比改善を行う。なお、信号「0」と信号「1」の波長差は0.01〜0.2nm程度であり、特にEA変調時では0.04〜0.05nm程度、直接変調時では0.08〜0.1nm程度である。
つまり、フィルタ2の透過スペクトルのピークが信号「1」の波長と合うようにフィルタ2の屈折率をコントロールすることで信号「1」をほとんど減衰させずに信号「0」だけが減衰でき、信号光の消光比改善機能が得られる。従来のVOAでは挿入損失があり、その分受信感度が劣化するが、本実施例に係るR‐VOAの場合は消光比改善機能による受信感度の改善が図れるため、損失による受信感度の劣化を相殺させることが可能となる。
このように、本実施例に係る光受信器10では、R‐VOAを内蔵することにより、PD4のオーバーロード耐性を向上させると同時に、挿入損失による受信感度劣化を防ぎ、光受信器10のダイナミックレンジを拡大することができる。
2.組み立て工程
次に、本実施例に係る光受信器10の組立工程について説明する。
まず、TIA5を含む電気回路部、フィルタ用TEC1とPD用TEC8をパッケージ内に搭載する。次に、PD4を搭載したPDキャリア7をPD用TEC8に載せて、PD4とTIA5間、TIA5とパッケージの端子間などをワイヤボンディングで結線する。このとき、PD4はファイバ取り付け口から見て、ほぼ中心に位置するようにする。
そして、フィルタ2の傾きと温度を調整し、PD4の受光電流が最大になる状態で固定する。このとき、ファイバ取り付け口から平行光のレーザ光線を入れた状態にする。最後に、光ファイバ3をPD4の受光電流が最大値になる状態でYAG溶接によって固定する。以上の行程により、図1に示すようなR‐VOAを内蔵した光受信器10が完成する。
3.可変光減衰器としての性能
次に、本実施例に係る光受信器10の可変光減衰器としての性能について説明する。
図8は、本実施例に係る光受信器10の性能確認のための実験系を示した図である。図4に示すように、本実施例に係る光受信器10の性能確認のための実験系は、直接変調型LD22、光受信器10、光パワーメータ25から構成されている。ここで、光源は波長1530nmの分布帰還型レーザ(以下、DFBレーザ)とした。
このとき、R‐VOAの温度を30℃から60℃に変化させることで10dBの可変減衰量が得られた。この結果から、本来のAPDの持つ最大受信感度よりも、さらに高パワー側に10dBダイナミックレンジを拡大することが可能であることが分かる。また、端面をコーティングし反射率を大きくすることで可変減衰量をより大きくすることが可能である。
4.波形改善効果
図9は、本実施例に係る光受信器10の消光比を測定する実験系の構成を示した図である。ここで、実験系の構成としては、パルスパターン発生器21により信号光を発生させ、この信号光をLD22により直接変調した光変調信号をシングルモードファイバ(以下、SMF)24により50km伝送した後、エルビウム添加ファイバ光増幅器(以下、EDFA)23で増幅して、R‐VOAを内蔵した光受信器10に入力して電気信号に変換した後、サンプリングオシロスコープ26で消光比を測定している。
光源は波長1530nmのDFBレーザを用いて、直接変調することで変調信号を生成した。このとき、変調信号にはビットレート9.95328GbpsのNon Return to ZERO(以下、NRZ)とし、擬似ランダム信号(以下、PRBS)は231‐1を用いた。
本実施例に係る光受信器10の消光比の測定の結果、R‐VOAの透過率が最大となる温度40℃にフィルタ2の温度を設定したときの直接変調した変調信号の消光比は1.9dBであった。そこで、フィルタ2の温度を消光比が改善される温度に調整していくと、フィルタ2の温度が37℃のとき変調信号の消光比は8dB程度にまで改善された。なお、消光比の改善効果は反射率を大きくとる、又は共振器長を長くとり波長間隔をせまくすることで、さらに改善効果を高めることができる。
次に、本実施例に係る光受信器10のビットエラーレートの測定を行った。
図10は、本実施例に係る光受信器10のビットエラーレートを測定する実験系の構成を示した図である。なお、図10は、図9に示すサンプリングオシロスコープ26をエラーディテクタ27に変えたものである。
本実施例に係る光受信器10のビットエラーレートの測定の結果、R‐VOAによるパワーロスが最小となる温度で使うときに比べて、変調信号の信号「1」はほぼロスがなく、信号「0」の波長は減衰するような温度でR‐VOAを使ったときの方が最小受信感度を3dB改善することができた。よって、挿入損失による最小受信感度の劣化を引き起こさず、全体の最小受信感度としては改善することが示せた。
以上より、本実施例に係る光受信方法及び光受信器は、光受信器10に内蔵可能な小型のR‐VOAを実現することが可能であり、最小受信感度の改善効果も得られることも明らかである。
また、第1の実施例に係る光受信方法及び光受信器の場合、フィルタ2に透過特性が周期的でないインターリーバ・AWG等を用いているため、ある波長λ0にのみ右肩下がりの透過特性があるので、入射光の波長とのずれ分の波長差を動かす必要があり、適用できる波長範囲が限定される。これに対し、本実施例に係る光受信方法及び光受信器の場合、フィルタ2に透過特性が周期的なエタロンを用いたため、右肩下がりの透過特性を示す波長域が周期的に存在するので、入射光の波長に対して最大でも1周期分の透過特性を動かすだけでよく、適用できる波長範囲を広くすることができる。
以下、本発明の第3の実施例に係る光受信方法及び光受信器について説明する。
図6は、本実施例に係る光受信器10の構成を示した図である。なお、図6(a)は、本実施例に係る光受信器10の全体の構成を示した図であり、図6(b)は、図6(a)にA−Aで示す断面における断面図である。
図6に示すように、本実施例に係る光受信器10は、光ファイバ3から入射された信号光を減衰させるフィルタ2、フィルタ2の角度を変化させるバイモルフ素子11、バイモルフ素子11を制御するバイモルフ素子制御用回路12、バイモルフ素子11を支持するバイモルフ素子支持部材13、PD4、PD4用のTEC8、PD4を保持するPDキャリア7、TIA5等により構成されている。なお、本実施例では、フィルタ2として、具体的には、透過特性が周期的なエタロンを用いる。また、本実施例では、PD4用のTECを用いているが、TECを用いなくとも同様に動作させることが可能である。
本実施例で用いたR‐VOAは角度変化によって減衰量を制御するエタロンである場合を例として本発明の第3の実施例に係る光受信器10の構成と効果を説明する。また、本実施例で用いたエタロンは、共振器長1mm、端面反射率30%の石英製である。
1.動作原理
R‐VOAがフィルタ2の角度変化によって光減衰量を制御できる原理について説明する。
図4は、フィルタ2の透過スペクトルの変化前(図4中、実線で示す)と変化後(図4中、破線で示す)を示した図である。
バイモルフ素子11によってフィルタ2ヘの光の入射角が変わることで、光路長が変化し図4中の破線のように透過スペクトルが変化する。図4から分かるように、λ0波長の光は変化前はほぼ減衰せずにフィルタ2を透過するが、スペクトルの変化後のフィルタ2を通過するときは減衰することが分かる。よって、角度変化により光減衰量をコントロールすることができる。
なお、R‐VOAの動作原理については、温度変化によりフィルタ2の透過スペクトルを変化させるか、角度によって変化させるかが異なるのみであり、第1及び第2の実施例で述べた動作原理と同様である。
2.組み立て工程
次に、本実施例に係る光受信器10の組立工程について説明する。
まず、TIA5を含む電気回路部、TEC8をパッケージに搭載する。次に、PD4を搭載したPDキャリア7をTEC8に載せて、PD4とTIA5間、TIA5とパッケージの端子間などをワイヤボンディングで結線する。このとき、PD4はファイバ取り付け口から見てほぼ中心に位置するようにする。
そして、フィルタ2を載せたバイモルフ素子11の傾きを調整し、PD4の受光電流が最大値になる状態で固定する。このとき、ファイバ取り付け口から平行光のレーザ光線を入れた状態にする。最後に、光ファイバ3をPD4の受光電流が最大値になる状態でYAG溶接によって固定する。以上の行程で、図6に示すようなR‐VOAを内臓した光受信器10が完成する。
3.可変光減衰器としての性能
次に、本実施例に係る光受信器10の可変光減衰器としての性能について説明する。
図8は、本実施例に係る光受信器10の性能確認のための実験系を示した図である。図4に示すように、本実施例に係る光受信器10の性能確認のための実験系は、直接変調型LD22、光受信器10、光パワーメータ25から構成されている。ここで、エタロン型のR‐VOAによる消光比の改善効果をみるために、R‐VOA部と受信器部を別のパッケージとした。光源は波長1530nmのDFBレーザとした。
このとき、フィルタ2の角度を光軸に垂直な状態から1.5度傾けることで8dBの可変減衰量が得られた。この結果から、本来のAPDの持つ最大受信感度よりも、さらに高パワー側に8dBダイナミックレンジを拡大することが可能であることが分かる。また、端面をコーティングし反射率を大きくすることで可変減衰量をより大きくすることが可能である。
4.消光比改善効果
図9は、本実施例に係る光受信器10の消光比を測定する実験系の構成を示した図である。ここで、実験系の構成としては、パルスパターン発生器21により信号光を発生させ、この信号光をLD22により直接変調した光変調信号をSMF24により50km伝送した後、EDFA23で増幅して、R‐VOAを内蔵した光受信器10に入力して電気信号に変換した後、サンプリングオシロスコープ26で消光比を測定している。
光源は波長1530nmのDFBレーザを用いて、直接変調することで変調信号を生成した。このとき、変調信号にはビットレート9.95328GbpsのNRZとし、PRBSは231‐1を用いた。
本実施例に係る光受信器10の消光比の測定の結果、R‐VOAによるパワーロスのない角度1度の状態で使うときの直接変調した変調信号の消光比は1.9dBであった。そこで、消光比が改善される角度にフィルタ2の位置を調整していくと、角度1.2度でフィルタ2透過後の変調信号の消光比は6dB程度にまで改善された。消光比の改善効果は反射率を大きくとる、又は共振器長を長くとり波長間隔をせまくすることで、さらに改善効果を高めることができる。
次に、本実施例に係る光受信器10のビットエラーレートの測定を行った。
図10は、本実施例に係る光受信器10のビットエラーレートを測定する実験系の構成を示した図である。なお、図10は、図9に示すサンプリングオシロスコープ26をエラーディテクタ27に変えたものである。
本実施例に係る光受信器10のビットエラーレートの測定の結果、R‐VOAによるパワーロスのない状態で使うときに比べて、変調信号の信号「1」はほぼロスがなく信号「0」の波長は減衰するような状態でR‐VOAを使ったときの方が最小受信感度を2dB改善することができた。よって、挿入損失による最小受信感度の劣化を引き起こさず、全体の最小受信感度としては改善することが示せた。
以上より、本実施例に係る光受信方法及び光受信器は、光受信器10に内蔵可能な小型のR‐VOAを実現することが可能であり、最小受信感度の改善効果も得られることも明らかである。なお、MEMSによってエタロンの角度を変化させる構成でも本実施例と同様の効果が得られることは自明である。
以下、本発明の第4の実施例に係る光通信システムについて説明する。
図7は、本実施例に係る光通信システムの構成を示した図である。
図7に示すように、本実施例の光通信システムは、パルスパターン発生器21、直接変調型LD22、EDFA23、R‐VOA内蔵の光受信器10、SMF24により構成されている。なお、ここでは、光受信器10として、例として第1〜第3の実施例に係る光受信器を用いるものとする。
図9は、本実施例に係る光通信システムの消光比を測定する実験系の構成を示した図である。ここで、実験系の構成としては、パルスパターン発生器21により信号光を発生させ、この信号光をLD22により直接変調した光変調信号をSMF24により50km伝送した後、EDFA23で増幅して、R‐VOAを内蔵した光受信器10に入力して電気信号に変換した後、サンプリングオシロスコープ26で消光比を測定している。
光源は波長1530nmのDFBレーザを用いて、直接変調することで変調信号を生成した。このとき、変調信号にはビットレート9.95328GbpsのNRZとし、PRBSは231‐1を用いた。
本実施例に係る光通信システムに第1及び第2実施例に係る光受信器10を用いた場合の消光比の測定の結果、R‐VOAの透過率が最大となる温度40℃にフィルタ温度を設定したときの直接変調した変調信号の消光比は1.9dBであった。そこで、フィルタ温度を消光比が改善される温度に調整していくと、フィルタ温度37℃で変調信号の消光比は8dB程度にまで改善された。消光比の改善効果は反射率を大きくとる、又は共振器長を長くとり波長間隔をせまくすることで、さらに改善効果を高めることができる。
また、本実施例に係る光通信システムに第3実施例に係る光受信器10を用いた場合の消光比の測定の結果、R‐VOAによるパワーロスのない角度1度の状態で使うときの直接変調した変調信号の消光比は1.9dBであった。そこで、消光比が改善される角度にエタロンの位置を調整していくと、角度1.2度でエタロン透過後の変調信号の消光比は6dB程度にまで改善された。消光比の改善効果は反射率を大きくとる、又は共振器長を長くとり波長間隔をせまくすることで、さらに改善効果を高めることができる。
次に、本実施例に係る光通信システムのビットエラーレートの測定を行った。
図10は、本実施例に係る光通信システムのビットエラーレートを測定する実験系の構成を示した図である。なお、図10は、図9に示すサンプリングオシロスコープ26をエラーディテクタ27に変えたものである。
本実施例に係る光通信システムに第1及び第2実施例に係る光受信器10を用いた場合のビットエラーレートの測定の結果、R‐VOAによるパワーロスが最小となる温度で使うときに比べて、変調信号の信号「1」はほぼロスがなく、信号「0」の波長は減衰するような温度でR‐VOAを使ったときの方が最小受信感度を3dB改善することができた。よって、挿入損失による最小受信感度の劣化を引き起こさず、全体の最小受信感度としては改善することが示せた。
また、本実施例に係る光通信システムに第3実施例に係る光受信器10を用いた場合のビットエラーレートの測定の結果、R‐VOAによるパワーロスのない状態で使うときに比べて、変調信号の信号「1」はほぼロスがなく信号「0」の波長は減衰するような状態でR‐VOAを使ったときの方が最小受信感度を2dB改善することができた。よって、挿入損失による最小受信感度の劣化を引き起こさず、全体の最小受信感度としては改善することが示せた。
以上、第1〜第4の実施例で説明したように、本発明によれば、オーバーロード耐性が向上し、挿入損失による受信感度劣化を防ぎ、光受信器10の最小受信感度の改善も図ることができる光受信器、光通信システム及び光受信方法を実現することができる。
また、本発明によれば、R‐VOAは光受信器10に内蔵可能となり、その結果、従来の光受信器のサイズを変えることなく、光受信器10のダイナミックレンジを拡大することが可能となる。
本発明は、例えば光通信網の構成要素である光受信器内に可変光減衰機能と消光比改善機能を同時に実現する光受信器、光通信システム及び光受信方法に利用することが可能である。
本発明の第1及び第2の実施例に係る光受信器の構成を示した図である。 本発明の第1の実施例に係るフィルタの透過スペクトルの変化前と変化後を示した図である。 本発明の第1の実施例に係るフィルタの透過スペクトルと信号「0」と信号「1」それぞれの波長スペクトルを示した図である。 本発明の第2の実施例に係るフィルタの透過スペクトルの変化前と変化後を示した図である。 本発明の第2の実施例に係るフィルタの透過スペクトルと信号「0」と信号「1」それぞれの波長スペクトルを示した図である。 本発明の第3の実施例に係る光受信器の構成を示した図である。 本発明の第4の実施例に係る光通信システムの構成を示した図である。 本発明の第2及び第3の実施例に係る光受信器の性能確認のための実験系を示した図である。 本発明の第2〜第4の実施例に係る光受信器の消光比を測定する実験系の構成を示した図である。 本発明の第2〜第4の実施例に係る光受信器のビットエラーレートを測定する実験系の構成を示した図である。
符号の説明
1 フィルタ用TEC
2 フィルタ
3 光ファイバ
4 PD
5 TIA
6 TEC制御回路
7 PDキャリア
8 PD用TEC
10 光受信器
11 バイモルフ素子
12 バイモルフ素子制御用回路
13 バイモルフ素子支持部材
21 パルスパターン発生器
22 LD
23 EDFA
24 SMF
25 光パワーメータ
26 サンプリングオシロスコープ
27 エラーディテクタ

Claims (8)

  1. それぞれ波長の異なる信号「1」に相当する信号光と信号「0」に相当する信号光とが入射され、前記信号「1」に相当する信号光は透過し、前記信号「0」に相当する信号光は透過しない透過特性が可変な可変光減衰器と、
    前記可変光減衰器を透過した信号光を受光する光受信素子と
    を備える
    ことを特徴とする光受信器。
  2. 前記可変光減衰器は周期的な透過特性を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光受信器。
  3. 前記信号「1」に相当する信号光と前記信号「0」に相当する信号光は、信号光の変調時の自由キャリアプラズマ効果により波長が異なる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光受信器。
  4. 前記信号「0」に相当する信号光は、前記信号「1」に相当する信号光よりも波長が長い
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光受信器。
  5. 信号光を直接変調する直接変調型の光発振器と、
    前記発光素子により直接変調された信号光を伝送する光ファイバと、
    前記光ファイバにより伝送された信号光を増幅する光増幅器と、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の光受信器と
    を備える
    ことを特徴とする光通信システム。
  6. 信号「1」に相当する信号光の波長と信号「0」に相当する信号光との波長が異なり、
    前記信号「1」に相当する信号光は透過し、前記信号「0」に相当する信号光は透過しない
    ことを特徴とする光受信方法。
  7. 前記信号「1」に相当する信号光と前記信号「0」に相当する信号光は、信号光の変調時の自由キャリアプラズマ効果により波長が異なる
    ことを特徴とする請求項6に記載の光受信方法。
  8. 前記信号「0」に相当する信号光は、前記信号「1」に相当する信号光よりも波長が長い
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の光受信方法。
JP2008013406A 2008-01-24 2008-01-24 光受信器、光通信システム及び光受信方法 Pending JP2009177449A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008013406A JP2009177449A (ja) 2008-01-24 2008-01-24 光受信器、光通信システム及び光受信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008013406A JP2009177449A (ja) 2008-01-24 2008-01-24 光受信器、光通信システム及び光受信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009177449A true JP2009177449A (ja) 2009-08-06

Family

ID=41032096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008013406A Pending JP2009177449A (ja) 2008-01-24 2008-01-24 光受信器、光通信システム及び光受信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009177449A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170038541A1 (en) * 2015-08-03 2017-02-09 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Method of producing optical module and optical module

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5875340A (ja) * 1981-09-03 1983-05-07 インタ−ナシヨナル・スタンダ−ド・エレクトリツク・コ−ポレイシヨン 光周波数変調システム
JPH02155321A (ja) * 1988-12-08 1990-06-14 Fujitsu Ltd 光受信装置
JPH02234525A (ja) * 1989-01-27 1990-09-17 American Teleph & Telegr Co <Att> ファブリペロ空洞を使用する光学通信システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5875340A (ja) * 1981-09-03 1983-05-07 インタ−ナシヨナル・スタンダ−ド・エレクトリツク・コ−ポレイシヨン 光周波数変調システム
JPH02155321A (ja) * 1988-12-08 1990-06-14 Fujitsu Ltd 光受信装置
JPH02234525A (ja) * 1989-01-27 1990-09-17 American Teleph & Telegr Co <Att> ファブリペロ空洞を使用する光学通信システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170038541A1 (en) * 2015-08-03 2017-02-09 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Method of producing optical module and optical module
US9989755B2 (en) 2015-08-03 2018-06-05 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Method of producing optical module and optical module

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Ciaramella et al. 1.28-Tb/s (32$\times $40 Gb/s) Free-Space Optical WDM Transmission System
US9612457B2 (en) Off quadrature biasing of mach zehnder modulator for improved OSNR performance
Marazzi et al. Up to 10.7-Gb/s high-PDG RSOA-based colorless transmitter for WDM networks
US9306372B2 (en) Method of fabricating and operating an optical modulator
Dong et al. Ten-channel discrete multi-tone modulation using silicon microring modulator array
Lange et al. Low switching voltage Mach–Zehnder modulator monolithically integrated with DFB laser for data transmission up to 107.4 Gb/s
US20060029395A1 (en) Apparatus and method for frequency-shift-keying optical transmission
Šprem et al. Wavelength reuse WDM-PON using RSOA and modulation averaging
Baier et al. 112 Gb/s PDM-PAM4 generation and 80 km transmission using a novel monolithically integrated dual-polarization electro-absorption modulator InP PIC
Lin et al. Narrow linewidth hybrid InP-TriPleX photonic integrated tunable laser based on silicon nitride micro-ring resonators
JP2009177449A (ja) 光受信器、光通信システム及び光受信方法
CN100373824C (zh) 用于长距离光通信系统的脉冲光源
De Valicourt et al. 10-40 Gbit/s Hybrid III-V/Si wavelength-tunable transmitter for short-and long-reach communications
MacHale et al. Signal-induced Rayleigh noise reduction using gain saturation in an integrated R-EAM-SOA
Wang et al. Demonstration of DPSK-OCDMA with balanced detection to improve MAI and beat noise tolerance in OCDMA system
US20120294320A1 (en) Tunable laser system and method
Chrostowski et al. 50 GHz directly-modulated injection-locked 1.55 μm VCSELs
Boffi et al. VCSEL to VCSEL injection locking for uncompensated 40-km transmission at 10 Gb/s
Jensen et al. Coherent detection for 1550 nm, 5 Gbit/s VCSEL based 40 km bidirectional PON transmission
Rodes et al. 1.3 µm all-VCSEL low complexity coherent detection scheme for high bit rate and high splitting ratio PONs
Komanec et al. Directly-Modulated 1310 nm Laser TOSA developed for seamless millimeter wave radio over fiber transmission
Yoshikawa et al. Data Suppression in Wavelength-Reuse WDM-PON Using Semiconductor Optical Amplifier with Faraday Rotator Mirror and Fabry-Perot Etalon
Fukuchi et al. Optical Frequency Comb Generation from a Bismuth-Based Mode-Locked Fiber Laser
Halbritter et al. MEM-tunable and wavelength selective receiver front end
Strasser et al. Optimum source concepts for optical intersatellite links with RZ coding

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120626