JP2009171845A - Combine harvester - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は運転部に設けられた変速レバーによって変速操作されるコンバインに関し、詳しくは変速レバーのグリップ部の構造に関する。 The present invention relates to a combine that is operated to be shifted by a shift lever provided in a driving portion, and more particularly to a structure of a grip portion of the shift lever.
従来、走行装置(クローラ走行装置)に支持された走行機体を運転操作部(運転席)に配置された変速レバー(主変速レバー)によって変速操作するコンバインが案出されている(特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, a combine has been devised in which a traveling body supported by a traveling device (crawler traveling device) is subjected to a speed change operation by a speed change lever (main speed change lever) disposed in a driving operation portion (driver's seat) (see Patent Document 1). ).
上記特許文献1記載のコンバインは、変速レバーのグリップ部の下方に配設された複数のスイッチにより扱ぎ深さ、倒伏刈りなどの操作をしているが、これらのスイッチを着座姿勢時の操縦者を基準に各指に割り当てて配置しており、収穫作業中に運転座席から立ち上がって圃場前方の穀稈の倒伏状態や、穀稈の刈取り及び搬送状況を確認しつつ、上記スイッチを操作しようとすると、押しにくいという問題があった。 The combine described in Patent Document 1 is operated by a plurality of switches disposed below the grip portion of the shift lever, such as handling depth and lying down, and these switches are operated in the sitting posture. The operator is assigned to each finger on the basis of the operator, and stands up from the driver's seat during the harvesting operation, and operates the above switch while confirming the fallen state of the cereals in front of the field and the harvesting and transporting status of the cereals. Then, there was a problem that it was difficult to push.
そこで本発明は、操作スイッチを変速レバーのグリップ部の前面から下方に亘って設けたことにより、上記課題を解決したコンバインを提供することを目的とする。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a combine that solves the above-described problems by providing an operation switch from the front surface of the grip portion of the shift lever to the lower side.
請求項1に係る発明は、走行装置(3)によって支持された走行機体(2)に運転操作部(9)を配置し、該運転操作部(9)に設けられた変速レバー(25)によって前記走行機体(2)を変速操作するコンバイン(1)において、
前記変速レバー(25)は、前後方向に揺動自在な前記レバー軸部(30)と、該レバー軸部(30)の上端に設けられ、左右方向に長いグリップ部(31)とを有し、
前記グリップ部(31)に、起立姿勢又は着座姿勢の操縦者により操作可能になるように、前面から下方に亘って操作スイッチ(33)を設けた、
ことを特徴とするコンバイン(1)にある。
According to the first aspect of the present invention, the driving operation unit (9) is disposed on the traveling machine body (2) supported by the traveling device (3), and the shift lever (25) provided in the driving operation unit (9) is used. In the combine (1) for shifting the traveling machine body (2),
The speed change lever (25) includes the lever shaft portion (30) that can swing in the front-rear direction, and a grip portion (31) that is provided at the upper end of the lever shaft portion (30) and that is long in the left-right direction. ,
In the grip part (31), an operation switch (33) is provided from the front to the bottom so that the grip part (31) can be operated by an operator in a standing posture or a sitting posture.
It is in the combine (1) characterized by this.
請求項2に係る発明は、前記操作スイッチ(33)は、前記グリップ部(31)の左右幅方向の略々全面に亘って延設されてなる、
請求項1記載のコンバインにある。
According to a second aspect of the present invention, the operation switch (33) extends over substantially the entire surface of the grip portion (31) in the left-right width direction.
The combine according to claim 1.
なお、括弧内の符号等は、図面と対照するためのものであるが、これにより特許請求の範囲に何等影響を及ぼすものではない。 In addition, although the code | symbol etc. in a parenthesis is for contrast with drawing, it does not have any influence on a claim by this.
請求項1に係る発明によると、操縦者は姿勢を変更して指と操作スイッチとの相対位置が変化したとしても、操作スイッチを変速レバーのグリップ部の前方から下方に亘って設けたことにより、着座姿勢時には操作スイッチの前側を押し、起立姿勢時には操作スイッチの下側を押して容易に操作スイッチを操作することができる。 According to the first aspect of the present invention, even if the operator changes the posture and the relative position between the finger and the operation switch changes, the operation switch is provided from the front to the lower side of the grip portion of the speed change lever. In the sitting posture, the operation switch can be easily operated by pressing the front side of the operation switch and in the standing posture by pressing the lower side of the operation switch.
請求項2に係る発明によると、前記操作スイッチをグリップ部の左右幅方向略々全長に亘って形成することによって、操縦者は任意の指により上記操作スイッチを操作することができると共に、手にハンデのある方でも可能な限りの操作をすることができる。 According to the second aspect of the present invention, the operator can operate the operation switch with any finger by forming the operation switch over substantially the entire length in the left-right width direction of the grip portion. Even if you have a handicap, you can do as much as possible.
以下に本発明の実施の形態に係るコンバインについて、図面に基づいて説明をする。 The combine which concerns on embodiment of this invention is demonstrated based on drawing below.
図1及び図2に示すように、コンバイン1は、左右一対のクローラ走行装置(走行装置)3に支持された走行機体2を有しており、該走行機体2の前方には圃場の穀稈を引起し装置6により引起しつつ刈取ると共に、これら刈取られた穀稈をその後方に配設された脱穀部7へと搬送する前処理部5が昇降自在に設けられている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the combine 1 has a
上記前処理部5の側方には運転操作部9が設けられており、その後方かつ上記脱穀部7の側方には、脱穀された穀粒を一時的に貯留するグレンタンク10が設けられている。また、グレンタンク10に貯留された穀粒は排出オーガ11によって排出され、排藁は脱穀部7の後方に設けられた後処理部12によって処理されるように構成されている。
A driving operation unit 9 is provided on the side of the pretreatment unit 5, and a Glen
図3に示すように、上記運転操作部9の中央には操縦者が着座する運転座席13が配置されており、その前方にはエンジン15(図2参照)を始動させるイグニッションキー16が設けられている。該イグニッションキー16の機体右側方には機体の左右旋回及び上記前処理部5の昇降を操作するマルチステアリングレバー17が設けられ、その機体左側には前処理部5の下限高さを任意の位置に決めて刈高さを調節する刈高さダイヤル19、走行機体2の左右の車高を調節して機体の水平を操作する水平手動クロスレバー20が設けられている。また、上記刈高さダイヤル19は、リフトシャットスイッチとしても構成されており、押し操作をすることによって、作業機クラッチ・刈取りクラッチが接続状態において前処理部5が上昇位置にある場合、穀稈の刈取り及び搬送作業を停止させることができる。
As shown in FIG. 3, a driver's seat 13 on which a driver is seated is disposed in the center of the driving operation unit 9, and an ignition key 16 for starting an engine 15 (see FIG. 2) is provided in front of the driver's seat. ing. A multi-steering lever 17 is provided on the right side of the ignition key 16 so as to operate the left-right turn of the aircraft and the raising / lowering of the pre-processing unit 5. The lower-limit height of the pre-processing unit 5 is set at an arbitrary position on the left side of the aircraft. A
更に、上記運転座席13の側方には、作業機・刈取りクラッチレバー22の他に、エンジンの回転数を調整するエンジンコントロールレバー23、機体を変速操作する主変速レバー25、作業目的や刈取り条件により変速操作する副変速レバー26及びこぎ深さ自動スイッチなどの各種自動スイッチ群27が設けられている。
Further, on the side of the driver's seat 13, in addition to the working machine / reaching clutch lever 22, an engine control lever 23 for adjusting the engine speed, a main
上記主変速レバー25は、運転座席13の機体進行方向左斜め前方に位置しており、操縦者が運転座席13に着座した着座姿勢でも、運転座席13前方のステップ29に起立した起立姿勢でも手元にて操作できると共に、レバーガイド25aに沿って前後に傾倒(揺動)可能であり上方へと延びたレバー軸部30に対して、グリップ部31が運転座席13側へと交差する方向に延設されており、全体として正面視略々L字形状をしている(図4参照)。
The
図4乃至図6に示すように、上記グリップ部31は断面略々楕円状に扁平した形状をしていると共に、レバー軸部30の上端から機体左右方向に水平に長く延びており、その横幅方向略々全長に亘って、前処理部5及び脱穀フィードチェーン32の駆動速度を上げて倒伏した穀稈の刈取りをスムーズに行う倒伏刈スイッチ(操作スイッチ)33が設けられている。また、グリップ部31の先端には走行機体2が停止もしくは後進している状態でもスイッチを押している間だけ前処理部5及び脱穀フィードチェーン32を駆動させる強制掻き込みスイッチ35が設けられている。
As shown in FIGS. 4 to 6, the
上記倒伏刈スイッチ33は、グリップ部31の機体左右幅方向と略々同じ長さの横幅Lを有すると共に、その縦幅方向もグリップ部31の前面から下方に亘って長く形成されており、略々長方形状をしている。そのため、図6に示すように、操縦者が主変速レバー25のグリップ部31を把持すると、グリップ部31を把持しているどの指にも倒伏刈スイッチ33が接触すると共に、図7に示すように操縦者が着座姿勢の場合にはスイッチの前方側が操縦者の各指と接触し、図8に示すように操縦者が起立姿勢の場合はスイッチの下側が操縦者の各指と接触するように構成されている。
The
また、上記レバー軸部30の上端部とグリップ部31との間には、機体前後方向に水平に延びた回動軸36が介在しており、該回動軸36を中心としてグリップ部31は機体上下方向に揺動可能に構成されている。上記グリップ部31はその揺動によって前処理部5の扱ぎ深さ搬送装置(操作対象部)37を昇降操作可能に構成されており、図4に示すように、該グリップ部31を中立位置Aから上昇位置Bまで上方へ揺動させると扱ぎ深さ搬送装置37が上昇して扱ぎ深さが深くなり、中立位置Aから下降位置Cまで下方へ揺動させると扱ぎ深さ搬送装置37が下降して扱ぎ深さが浅くなる。
A
なお、上記回動軸36はストッパ及びクリック機構等により、グリップ部31を中立位置Aの他に所定位置B,Cで停止(固定)するように構成してもよく、また、グリップ部31の上下揺動によって、扱ぎ深さ搬送装置37ではなく、走行機体2の水平操作、前処理部5の昇降など、他の機体可動部を操作しても良い。
The rotating
次に本実施の形態に係るコンバイン1の作用について説明をする。 Next, the operation of the combine 1 according to the present embodiment will be described.
操縦者は、運転操作部9に乗り込んで運転座席13に着座すると、イグニッションキー16を回してエンジンを始動させると共に、主変速レバー25を操作して走行機体2を前進させて収穫作業を開始する。収穫作業中、操縦者は主変速レバー25のグリップ部31を把持し、体の安定を確保して運転座席13から時々立ち上がり、前方の穀稈の状態や、穀稈の刈取り及び搬送状況を確認する。
When the operator gets into the driving operation unit 9 and sits on the driving seat 13, the ignition key 16 is turned to start the engine, and the
操縦者は前方の穀稈が倒伏していると、グリップ部31を握りながら任意の指で倒伏刈スイッチ33を押し、前処理部5及び脱穀フィードチェーン32の駆動速度を上げて円滑に収穫作業を進めていく。この時、上記倒伏刈スイッチ33は、操縦者が着座姿勢の場合はその前方部が押され、起立姿勢の場合はその下方部が押される。また、作業者は穀稈の長さに合わせて、グリップ部31を上方に揺動させて扱ぎ深さを深くしたり、グリップ部31を下方に揺動させて扱ぎ深さを浅くしたりする。
When the front grain bunker is lying down, the operator presses the
操縦者は、上記操作中でもグリップ部31を把持して体の安定を確保し、走行性の悪い圃場面において不意の揺れにも対応しながら、収穫作業を進める。
Even during the operation described above, the operator holds the
上記のようにコンバイン1を構成したことによって、グリップ部31の上下の揺動により扱ぎ深さ搬送装置37を昇降操作することができる。そのため、作業者はグリップ部31から手を離さずに穀稈の扱ぎ深さを調整することができ、起立姿勢においても体の安定を常に確保することができる。また、グリップ部31の上下の揺動と、扱ぎ深さ搬送装置37の昇降とを対応させることによって、操縦者は感覚的に扱ぎ深さ搬送装置37の昇降操作を行うことができ、操作ミスを減少させることができる。
By configuring the combine 1 as described above, the handling depth conveying device 37 can be moved up and down by the vertical swing of the
更に、倒伏刈スイッチ33をグリップ部31の横幅方向略々全長かつ、その前面側から下方側に亘って形成したことによって、操縦者は任意の指で倒伏刈スイッチ33を操作することができ、どのような人であっても容易にスイッチ操作をすることができる。また、着座姿勢から起立姿勢へ、もしくは起立姿勢から着座姿勢へと姿勢変更して指と倒伏刈スイッチ33の相対的な位置関係が上下もしくは左右方向に変化しても、常に各指の届く位置に倒伏刈スイッチ33があり、着座姿勢及び起立姿勢のどちらでも容易にその操作をすることができる。
Furthermore, the operator can operate the
更に、レバー軸部30から運転座席13側へと交差する方向にグリップ部31を延設し、主変速レバー25全体として略々L字状に形成したことによってグリップ部31が握りやすい形状となり、該グリップ部31を容易に把持して体を支えることができる。
Furthermore, the
1 コンバイン
2 走行機体
3 クローラ走行装置(走行装置)
9 運転操作部
25 変速レバー
30 レバー軸部
31 グリップ部
33 倒伏刈スイッチ(操作スイッチ)
1 Combine 2 Traveling machine 3 Crawler traveling device (traveling device)
9 Driving
Claims (2)
前記変速レバーは、前後方向に揺動自在な前記レバー軸部と、該レバー軸部の上端に設けられ、左右方向に長いグリップ部とを有し、
前記グリップ部に、起立姿勢又は着座姿勢の操縦者により操作可能になるように、前面から下方に亘って操作スイッチを設けた、
ことを特徴とするコンバイン。 In a combine in which a driving operation unit is arranged on a traveling machine body supported by a traveling device, and the traveling machine body is speed-changed by a shift lever provided in the driving operation unit,
The shift lever includes the lever shaft portion that is swingable in the front-rear direction, and a grip portion that is provided at an upper end of the lever shaft portion and is long in the left-right direction.
In the grip portion, an operation switch is provided from the front to the lower side so that it can be operated by a driver in a standing posture or a sitting posture.
Combine that is characterized by that.
請求項1記載のコンバイン。 The operation switch extends over substantially the entire surface of the grip portion in the left-right width direction.
The combine according to claim 1.
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