JP2009169797A - 仮想クライアントシステム、仮想クライアントサーバ、仮想クライアント管理サーバ、仮想クライアントシステム制御方法、及びプログラム - Google Patents

仮想クライアントシステム、仮想クライアントサーバ、仮想クライアント管理サーバ、仮想クライアントシステム制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 クライアントをサーバ上の仮想クライアントから切断した後、再度接続したときにアプリケーションの実行作業を継続することができない。
【解決手段】 本発明の仮想クライアントシステムは、仮想クライアントを含む仮想クライアントサーバと、仮想クライアントサーバにアクセスし、仮想クライアント上でアプリケーションの実行を行うクライアントと、仮想クライアントへのパッチ適用後に当該パッチ適用前の前記アプリケーションの作業状態を復元する復元部とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は仮想クライアントシステム、仮想クライアントサーバ、仮想クライアント管理サーバ、仮想クライアントシステム制御方法、及びプログラムに関し、特に、アプリケーションの作業状態の復元を行う仮想クライアントシステム、仮想クライアントサーバ、仮想クライアント管理サーバ、仮想クライアントシステム制御方法、及びプログラムに関する。
昨今、個人情報保護法などの施行により情報セキュリティの関心が高まっている。これに伴って、各IT(Information Technology)企業は、仮想クライアントシステム、例えば、シンクライアントシステム(Thin client system)を開発している。シンクライアントシステムは、クライアントにデータやアプリケーションを置かず、クライアントはサーバにアクセスしてアプリケーションやデータを処理することでセキュリティを確保する。シンクライアントシステムの例が特許文献1,2に記載されている。
シンクライアントシステムでは、サーバが、サーバ内部に仮想クライアント(例、仮想PC(Personal Computer))を備えることにより、クライアントのデータやアプリケーションを管理することが可能である。それに伴い、シンクライアントシステムは、例えば、下記のようなメリットがあるといわれている。
(1)管理者が夜間等にパッチを充てることで、通常のクライアントと異なりユーザがサーバにある自分の仮想クライアントに接続すると、仮想クライアントは常に最新の状態にある。
(2)ユーザが作業を中断しシンクライアントをサーバ上の仮想クライアントから切断しても、サーバ上の仮想クライアントは動作(例えば、24時間動作)している。そのため、ユーザは、アプリケーションを終了する必要はなく、再度シンクライアントをサーバ上の仮想クライアントに接続することで作業を継続できる。
特開2007−102308号公報 特開2007−133713号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載のシンクライアントシステムでは、サーバの仮想クライアントにパッチが適用されると、再起動が必要となる場合がある。仮想クライアントが再起動された場合、再起動の処理は、強制的にアプリケーションを終了してしまう。仮想クライアントは、再起動後、再起動前のアプリケーションの作業状態を復元する機能を有していない。そのため、特許文献1,2に記載のシンクライアントシステムは、(2)のメリットを失う、という問題点があった。即ち、ユーザがクライアントをサーバ上の仮想クライアントから切断した後、再度接続したときに、特許文献1,2に記載のシンクライアントシステムは、ユーザがアプリケーションの実行作業を継続することができない、という問題点があった。
本発明の目的は、上述した課題を解決する仮想クライアントシステム、仮想クライアントサーバ、仮想クライアント管理サーバ、仮想クライアントシステム制御方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明の仮想クライアントシステムは、仮想クライアントを含む仮想クライアントサーバと、前記仮想クライアントサーバにアクセスし、前記仮想クライアント上でアプリケーションの実行を行うクライアントと、前記仮想クライアントへのパッチ適用後に当該パッチ適用前の前記アプリケーションの作業状態を復元する復元部とを備える。
本発明の仮想クライアントサーバは、仮想クライアントと、クライアントからアクセスされ前記仮想クライアント上で実行されるアプリケーションと、前記仮想クライアントへのパッチ適用後に当該パッチ適用前の前記アプリケーションの作業状態を復元する復元部の少なくとも一部とを含む。
本発明の仮想クライアント管理サーバは、仮想クライアントと、クライアントからアクセスされ前記仮想クライアント上で実行されるアプリケーションと、前記仮想クライアントへのパッチ適用後に当該パッチ適用前の前記アプリケーションの作業状態を復元する復元部の第1の部分とを備えた仮想クライアントサーバを管理し、前記復元部の第2の部分を含む。
本発明の仮想クライアントシステム制御方法は、仮想クライアントを含む仮想クライアントサーバと、前記仮想クライアントサーバにアクセスし、前記仮想クライアント上でアプリケーションの実行を行うクライアントとを備える仮想クライアントシステムにおいて、前記仮想クライアントへのパッチ適用後に当該パッチ適用前の前記アプリケーションの作業状態を復元する復元工程を含む。
本発明のプログラムは、仮想クライアントと、クライアントからアクセスされ前記仮想クライアント上で実行されるアプリケーションとを含む仮想クライアントサーバを、前記仮想クライアントへのパッチ適用後に当該パッチ適用前の前記アプリケーションの作業状態を復元する復元部の少なくとも一部として機能させる。
本発明のプログラムは、仮想クライアントと、クライアントからアクセスされ前記仮想クライアント上で実行されるアプリケーションと、仮想クライアント管理サーバが前記仮想クライアントへのパッチ適用後に当該パッチ適用前の前記アプリケーションの作業状態を復元する復元部の第1の部分とを備えた仮想クライアントサーバを管理する前記仮想クライアント管理サーバを、前記復元部の第2の部分として機能させる。
本発明は、ユーザが、クライアントをサーバ上の仮想クライアントから切断した後、再度接続したときにアプリケーションの実行作業を継続することができる、という効果を有する。
次に、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態を説明する図である。第1の実施の形態の仮想クライアントシステム900は、図1(a)に示すとおり、仮想クライアントサーバ700とクライアント600とを備える。クライアント600は、仮想クライアントサーバ700にアクセスし後述の仮想クライアント720上でアプリケーション723の実行を行う。図1(b)に示すとおり、仮想クライアントサーバ700は、仮想クライアント720を含み、仮想クライアント720は、アプリケーション723と復元部722とを備える。
復元部722は、仮想クライアント720へのパッチ適用後に当該パッチ適用前のアプリケーション723の作業状態を復元する。仮想クライアントサーバ700と、クライアント600は、CPU(Central Processing Unit)を備える情報処理装置である。それぞれは、CPUがプログラムを実行することによって各種機能を実現する。
また、仮想クライアントシステム900は、図1(c)に示すとおり、仮想クライアント720を管理する仮想クライアント管理サーバ800を更に備えてもよい。そして、本発明の仮想クライアントシステム900は、仮想クライアント管理サーバ800と仮想クライアント720が復元部722の処理の一部をそれぞれ行う構成としてもよい。
即ち、図1(c)の仮想クライアントシステム900は、仮想クライアント720を含む仮想クライアントサーバ700を備える。そして、仮想クライアントシステム900は、仮想クライアントサーバ700にアクセスし、仮想クライアント720上でアプリケーション723の実行を行うクライアント600を備える。そして、仮想クライアントシステム900は、仮想クライアントサーバ700を管理する仮想クライアント管理サーバ800を更に備える。そして、仮想クライアントサーバ700が、仮想クライアント720へのパッチ適用後に当該パッチ適用前のアプリケーション723の作業状態を復元する復元部722の第1の部分を含んでもよい。そして、図1(d)に示すとおり、仮想クライアント管理サーバ800が、仮想クライアント720へのパッチ適用後に当該パッチ適用前のアプリケーション723の作業状態を復元する復元部722の第2の部分を含んでもよい。仮想クライアント管理サーバ800は、CPU(Central Processing Unit)を備える情報処理装置である。仮想クライアント管理サーバ800は、CPUがプログラムを実行することによって各種機能を実現する。
これにより、仮想クライアントシステム900は、ユーザが、クライアント600を仮想クライアントサーバ700上の仮想クライアント720から切断した後、再度接続したときにアプリケーションの実行作業を継続することができる、という効果を有する。その理由は、本発明の仮想クライアントシステム900が、仮想クライアント720へのパッチ適用後に当該パッチ適用前のアプリケーションの作業状態を復元する復元部722を備えるためである。
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、本発明の第2の実施の形態の構成について図面を参照して説明する。
図2は、本発明の第2の実施の形態における仮想PC(Personal Computer)システム001の構成を説明する図である。仮想PCシステム001は、一般的に仮想クライアントシステムと呼ぶことができる。
仮想PCシステム001は、仮想PC管理サーバ100と、パッチ適用サーバ200と、シンクライアント400,401,402と、仮想PCサーバ500と、これらを接続するネットワーク300とを備える。ここでパッチ適用サーバ200の機能が仮想PC管理サーバ100と物理的に同じサーバに存在する場合はネットワーク300を介す必要はない。仮想PC管理サーバ100と、パッチ適用サーバ200と、シンクライアント400等と、仮想PCサーバ500とは、それぞれCPU(Central Processing Unit)を備える情報処理装置である。それぞれは、CPUがプログラムを実行することによって各種機能を実現できる。
仮想PC管理サーバ100は、一般的に仮想クライアント管理サーバと呼ぶことができる。仮想PC管理サーバ100は、仮想PCサーバ500内に生成される仮想PC520等の管理を行う機能を有する。仮想PC管理サーバ100は、仮想PC管理部101と、アプリケーション管理/比較部104と、仮想PC管理DB(Data Base)102と、適用前アプリケーション情報DB105と、適用後アプリケーション情報DB106とを備える。仮想PC管理部101とアプリケーション管理/比較部104は相互にアクセス可能である。また、仮想PC管理部101は仮想PC管理DB102と、アプリケーション管理/比較部104は適用前アプリケーション情報DB105と適用後アプリケーション情報DB106にアクセス可能である。
図3は、仮想PC管理DB102の構成を示す図である。仮想PC管理DB102はユーザIDと、ユーザPW(Pass Word)と、ユーザと関連付けられている仮想PC番号と、接続先IP(Internet Protocol)アドレスと、仮想PCステータスと、ユーザステータスとを格納する。ここで仮想PCステータスは、仮想PC520,530等の電源状態を表し、例えば“Power ON”もしくは“Power OFF”の2値を格納する。また、ユーザステータスは、その仮想PC520等に対するユーザの接続状態を表し、例えば“接続”もしくは“切断”の2値を格納する。
図4は、適用前アプリケーション情報DB105と適用後アプリケーション情報DB106の構成を示す図である。適用前アプリケーション情報DB105と適用後アプリケーション情報DB106は、仮想PC番号と、アプリケーションの実行ファイル保存パスと、利用データ保存パスと、利用ログファイル保存パスとを格納する。また、適用前アプリケーション情報DB105と適用後アプリケーション情報DB106は、アプリケーションのウィンドウ位置と、ウィンドウサイズとを格納する。
パッチ適用サーバ200は、パッチ適用部201と、パッチDB202とを備える。パッチ適用部201は、仮想PCサーバ500内に生成される仮想PC520等それぞれに対してパッチ適用を行う機能を有する。
図5は、パッチDB202の構成を示す図である。パッチDB202は、パッチ本体とパッチ適用対象の対象仮想PCの情報を格納する。
シンクライアント400,401,402は、一般的にはクライアントと呼ぶことができる。シンクライアント400は、PC等のクライアント側端末である。
仮想PCサーバ500は、一般的には仮想クライアントサーバと呼ぶことができる。仮想PCサーバ500は、ホストOS(Operation System)510と、仮想PC520と、仮想PC530と、アプリケーション作業状況復元プログラムDB540と、アプリケーション情報取得プログラムDB550とを備える。仮想PCサーバ500は、複数個の仮想PC520等を動作させる機能を有する。動作させる仮想PC520等は、1つでもよいし、複数個でもよい。
仮想PC520等は、一般的には、仮想クライアントと呼ぶことができる。仮想PC520等は、その仮想PC520等のOSであるゲストOS521と、仮想PC管理エージェント522と、アプリケーション523,524等を備える。アプリケーション523等は、以下「アプリケーション523」又は「Application523」と記す。
ゲストOS521は、実行ファイル保存パステーブル526とウィンドウ情報テーブル525を備える。
図6は、実行ファイル保存パステーブル526の構成を示す図である。実行ファイル保存パステーブル526は、仮想PC520にインストールされているアプリケーション523等の名称とそれに対応する実行ファイル保存パスとを格納する。
図7は、ウィンドウ情報テーブル525の構成を示す図である。ウィンドウ情報テーブル525は、仮想PC520で実行中のアプリケーション523等と、そのアプリケーション523等が使用するウィンドウ位置、ウィンドウサイズとを格納する。仮想PC520は、ここに格納された数値のウィンドウをディスプレイ上に表示する。
仮想PC管理エージェント522は、一般的には仮想クライアント管理エージェントと呼ぶことができる。仮想PC管理エージェント522等は、各仮想PC520,530に常駐している。
ここで、仮想PC管理エージェント522と上述のアプリケーション管理/比較部104は、アプリケーションの作業状態を復元することから、一般的に復元部と呼ぶことができる。
アプリケーション523等は、ワープロソフトや、表計算ソフトなどのアプリケーションである。アプリケーション523,524等は、例えば、それぞれデータ保存パステーブル527,528を備える。
図8は、データ保存パステーブル527の構成を示す図である。データ保存パステーブル527は、アプリケーション523等で作成されたデータのデータ保存パスを保存が新しい順に格納する。尚、本実施の形態では、データ保存パステーブル527は、データ保存パスを保存が新しい順に格納しているが、最新のデータ保存パス(現在使用中のデータのデータ保存パス)のみでもよい。
図9は、アプリケーション情報取得プログラムDB550の構成を示す図である。アプリケーション情報取得プログラムDB550は、仮想PC520で使用が予想されるアプリケーションのアプリケーション名と、そのアプリケーションに対応するアプリケーション情報取得プログラムを格納する。仮想PC管理エージェント522がアプリケーション情報取得プログラムを実行すると、仮想PC管理エージェント522は、そのアプリケーションの情報であるアプリケーション情報を取得する。アプリケーション情報は、例えば、アプリケーションの実行ファイル保存パスと、利用データ保存パスと、利用ログファイル保存パスと、ウィンドウ位置と、ウィンドウサイズとである。
仮想PCサーバ500の製造者は、利用者が仮想PCサーバ500を利用する前にアプリケーションの種類ごとにアプリケーション情報取得プログラムを作成し、アプリケーション情報取得プログラムDB550に格納する。アプリケーション情報取得プログラムは、ゲストOS521の製造元が公開しているAPI(Application Program Interface)を使用することで作成することができる。
図10は、アプリケーション作業状況復元プログラムDB540の構成を示す図である。アプリケーション作業状況復元プログラムDB540は、アプリケーション名と、そのアプリケーションに対応する作業状況復元プログラムを格納する。仮想PC管理エージェント522は、作業状況復元プログラムを実行することでそのアプリケーションの作業状況を復元することができる。
仮想PCサーバ500の製造者は、利用者が仮想PCサーバ500を利用する前にアプリケーションの種類ごとに作業状況復元プログラムを作成し、アプリケーション作業状況復元プログラムDB540に格納する。仮想PCサーバ500の製造者は、アプリケーションやゲストOS521を提供する会社の提供するAPIを利用して作業状況復元プログラムを作成することができる。
シンクライアント400は、IPアドレスを指定することで仮想PCサーバ500上の仮想PC520に対しRDP接続(Remote Desktop Protocol接続、リモートデスクトップ接続)する。
以上で、本発明の第2の実施の形態の構成の説明を終了する。
次に、本発明の第2の実施の形態の動作について図面を参照して説明する。
図11は、仮想PCシステム001の動作を示すシーケンス図である。以下、例として、任意のユーザがシンクライアント400を仮想PC520にRDP接続して使用していたものとして動作を説明する。
ユーザがRDP接続で仮想PC520を利用する(A1)。このとき、パッチ適用サーバ200が仮想PC管理サーバ100に対し、仮想PC520の情報を要求したとする(C1)。仮想PC管理サーバ100は、仮想PC管理DB102内の仮想PC520の情報を取得する(B1)。このとき仮想PC520の情報は、例えば図3に示すように、仮想PCステータスが“Power ON”であり、ユーザステータスが“接続”であるという情報である。仮想PC管理サーバ100は、仮想PC520情報をパッチ適用サーバ200に通知する(B2)。パッチ適用サーバ200は、仮想PC520情報を受信し“Power ON”かつ、ユーザステータスが“切断”であるか判断する(C2)。ここでは、ユーザが仮想PC520を利用中(RDP接続中)であるため、ユーザステータスは“接続”である。そのため、ステップC2はNOとなり、パッチ適用サーバ200は、仮想PC管理サーバ100に対し、次の仮想PC530の情報を要求する(C3)。
次に、ユーザがRDP接続を切断した場合について説明する。ユーザがシンクライアント400を仮想PC520からRDP接続を切断する(A2)。仮想PC520の仮想PC管理エージェント522は、シンクライアント400がRDP接続を切断したことを仮想PC管理サーバ100の仮想PC管理部101に通知する(A3)。ここで仮想PC管理部101は、仮想PC管理DB102のユーザステータス部に“切断”を示すステータスを書き込む(B3)。そして、仮想PC管理エージェント522は、現在仮想PC520で動作中のアプリケーション情報を取得する(A4)。
図12は、アプリケーション取得処理A4を示すフローチャートである。まず、仮想PC管理エージェント522は、動作中のアプリケーションを特定する(A41)。即ち、仮想PC管理エージェント522は、ゲストOS521から現在動作中のアプリケーション名を1つ取得する。具体的にはゲストOS521の提供元が公開しているAPIを利用することで、動作中のアプリケーション情報を取得することが可能である。例えば、仮想PC管理エージェント522は、ウィンドウ情報テーブル525を参照し、実行中アプリケーション名を取得する。
そして、仮想PC管理エージェント522は、アプリケーション情報取得プログラムDB550を参照する(A42)。仮想PC管理エージェント522は、取得した現在動作中のアプリケーション名をキーに、アプリケーション情報取得プログラムDB550を検索し、アプリケーション名が存在するか判断する(A43)。ここでは、この動作中のアプリケーションがアプリケーション523であるとする。アプリケーション情報取得プログラムDB550にアプリケーション523が存在した場合(A43,Yes)、仮想PC管理エージェント522は、動作中のアプリケーション523に対応するアプリケーション情報取得プログラムを実行する(A44)。
ここでアプリケーションの情報とは、例えば、アプリケーション523の実行ファイル(*.exe)の保存パス、利用しているデータファイルの保存パス、利用ログファイルの保存パス、アプリケーションの動作ウィンドウ位置とサイズである。
アプリケーション情報取得プログラムを実行により、仮想PC管理エージェント522は、ゲストOS521の実行ファイル保存パステーブル526から動作中のアプリケーション523の実行ファイル保存パスを取得する。また、仮想PC管理エージェント522は、アプリケーション523のデータ保存パステーブル527より、アプリケーション523のデータ保存パスを取得する。
仮想PCシステム001の製造者は、アプリケーション523に対応するアプリケーション情報取得プログラムに、アプリケーション523の利用ログ保存パスの情報を予め格納しておく。例えば、アプリケーション523がデータ保存パスと同フォルダ上に利用ログ保存パスを作成するアプリケーションであるとする。仮想PC管理エージェント522は、データ保存パスと同フォルダ上でファイル名が同じでありlog等の拡張子を持つパスを利用ログ保存パスと判断する。例えば、データ保存パスがC:¥wadowado.***であった場合、仮想PC管理エージェント522は、C:¥wadowado.logを利用ログ保存パスとして取得する。例えば、アプリケーションがワープロソフトであった場合、利用ログとは、文字の入力、変換、改行等、ユーザがアプリケーション使用する時の作業履歴である。
次に、仮想PC管理エージェント522は、ゲストOS521のウィンドウ情報テーブル525から、アプリケーション523のウィンドウ位置とウィンドウサイズを取得する。
次に、仮想PC管理エージェント522は、利用ログを退避する(A45)。例えば、仮想PC管理エージェント522は、C:¥wadowado.logの利用ログを、予め設定したパスであるC:¥agentに対しアプリケーション名と現在の利用ログのパスを付加したパスに退避する。即ち、仮想PC管理エージェント522は、利用ログをC:¥agent¥application523¥wadowado.logに格納する。仮想PC管理エージェント522は、退避後のパスを利用ログ保存パスとする。退避することにより、アプリケーション523が、再起動によって終了するときに利用ログを消去するアプリケーションであった場合でも、アプリケーション523は、再起動後に再起動前の利用ログを利用できる。
アプリケーション情報取得プログラムDB550にアプリケーション名が存在しなかった場合(A43,No)、仮想PC管理エージェント522は、ウィンドウ情報テーブル525上の動作中のアプリケーションを全て特定したか否か判断する(A46)。仮想PC管理エージェント522は、動作中のアプリケーションを全て特定した場合(A46,Yes)処理を終了する。仮想PC管理エージェント522は、動作中のアプリケーションでまだ特定していないアプリケーションがあった場合(A46,No)、次の動作中のアプリケーションを特定する(A41)。
仮想PC520は、取得したアプリケーション情報を仮想PC管理サーバ100のアプリケーション管理/比較部104に通知する(A5)。本実施の形態では、アプリケーション523とアプリケーション524が実行されていたとする。アプリケーション管理/比較部104は通知されたアプリケーション情報を、仮想PC番号をキーに適用前アプリケーション情報DB105に保存する。
この後、パッチ適用サーバ200にパッチ適用がスケジューリングされており、仮想PC520がパッチ適用の対象に含まれている場合、パッチ適用部201はネットワーク300を介して仮想PC管理部101に仮想PC520の情報を要求する(C4)。仮想PC管理部101は仮想PC管理DB102内の仮想PC520の情報を取得し(B5)、ネットワーク300を介してパッチ適用部201に通知する(B6)。
パッチ適用部201は仮想PCステータスが“Power ON”且つユーザステータス“切断”であるので(C5,Yes)パッチ適用を実行する。即ち、パッチ適用部201は、仮想PC520へパッチを配布し(C6)、仮想PC520は、配布されたパッチを適用する(A6)。仮想PC520は、必要であれば、再起動を行う。ここでは、再起動を行うものとする(A7)。また、適用されたパッチは、適用後ユーザに対し、再起動をするか否かの画面表示等を行うことなく、仮想PC520は自動的に再起動処理を行うものとする。仮想PC管理エージェント522は、パッチ適用が完了するとパッチ適用部201にパッチ適用が完了したことを通知する(A8)。パッチ適用部201は、パッチDB202に仮想PC520へのパッチ適用完了を記録する(C7)。
仮想PC管理エージェント522は、パッチ適用完了時点で、アプリケーション情報の取得を行う(A9)。アプリケーション情報の取得方法は、図12で説明したとおりであるが、パッチ適用後は再起動が無いため、利用ログが消去される恐れが無い。そのため、仮想PC管理エージェント522は利用ログ退避(A45)の処理は行わない。そして、仮想PC管理エージェント522は、アプリケーション管理/比較部104にパッチ適用後のアプリケーション情報を通知する(A10)。
図16は、パッチ適用前後の仮想PC520の状態を示す図である。本実施の形態では、動作しているアプリケーションは、仮想PC管理エージェント522のみとなったとする。アプリケーション管理/比較部104は通知された情報を適用後アプリケーション情報DB106に仮想PC番号をキーに保存する(B7)。
アプリケーション管理/比較部104は、適用後アプリケーション情報DB106に情報を保存した後、適用前アプリケーション情報DB105に保存されているアプリケーション情報を、仮想PC520をキーに検索し取得する(B8)。アプリケーション管理/比較部104は、パッチ適用前後のアプリケーション情報を比較する(B9)。差分がある場合(B10,Yes)、アプリケーション管理/比較部104は、差分アプリケーション情報を仮想PC管理エージェント522に通知し(B11)、処理を終了する。
図17は、パッチ適用前後の差分アプリケーション情報を示す図である。本実施の形態の場合、アプリケーション523とアプリケーション524のアプリケーション情報が差分アプリケーション情報となる。差分アプリケーション情報は、例えば、アプリケーションの実行ファイル保存パスと、利用データ保存パスと、利用ログファイル保存パスと、ウィンドウ位置と、ウィンドウサイズとである。
差分がない場合(B10,No)、アプリケーション管理/比較部104は、適用前アプリケーション情報DB105と適用後アプリケーション情報DB106を、仮想PC520をキーとして検索する。そして、アプリケーション管理/比較部104は、仮想PC520のアプリケーション情報を適用前アプリケーション情報DB105と適用後アプリケーション情報DB106から削除し(B12)、アプリケーション管理/比較部104は、処理を終了する。
差分がある場合(B10,Yes)、仮想PC管理エージェント522は、差分アプリケーション情報を取得し、差分アプリケーション復元処理を実行する(A11)。
図13は、差分アプリケーション復元処理A11を示すフローチャートである。仮想PC管理エージェント522は、アプリケーション作業状況復元プログラムDB540をアプリケーション名をキーに検索し、作業状況復元プログラムを実行する(A111)。即ち、仮想PC管理エージェント522は、差分アプリケーション情報に記されたアプリケーション名(本実施の形態の場合、アプリケーション523とアプリケーション524)を取得する。仮想PC管理エージェント522は、アプリケーション名を、例えば、実行ファイル保存パスの情報から取得できる。そして、仮想PC管理エージェント522は、まず、アプリケーション523をキーとしてアプリケーション作業状況復元プログラムDB540を検索する。そして、仮想PC管理エージェント522は、アプリケーション523に対応する作業状況復元プログラムを実行する。
仮想PC管理エージェント522が、アプリケーション523に対応する作業状況復元プログラムを実行する。すると、作業状況復元プログラムは、差分アプリケーション情報に記された実行ファイル保存パスにあるアプリケーションの実行ファイル(*.exe)を実行する(A112)。次に、作業状況復元プログラムは、差分アプリケーション情報に記されたデータ保存パスにあるデータファイルを開く(A113)。次に、作業状況復元プログラムは、作業再現処理を行う(A114)。
図14は、作業再現処理A114を示すフローチャートである。作業状況復元プログラムは、差分アプリケーション情報に記された利用ログ保存パスにある利用ログを取得する。そして、作業状況復元プログラムは、利用ログに記載された処理を実行することにより作業を再現する(A1141)。作業状況復元プログラムは、次の作業履歴があるか否かを判断し(A1142)、ある場合は(A1142,Yes)、A1141の処理に戻る。ない場合は(A1142,No)、作業状況復元プログラムは、処理を終了する。
次に、作業状況復元プログラムは、ウィンドウ位置、ウィンドウサイズ変更を行う(A115)。
図15は、ウィンドウ位置、ウィンドウサイズ変更処理A115を示すフローチャートである。作業状況復元プログラムは、ウィンドウ情報テーブル525を、アプリケーション名(アプリケーション523)をキーに検索する(A1151)。作業状況復元プログラムは、ウィンドウ情報テーブル525のアプリケーション523に対応するウィンドウ位置、ウィンドウサイズを差分アプリケーション情報に記されたウィンドウ位置、ウィンドウサイズの値で上書きする(A1152)。
仮想PC管理エージェント522は、図13に示された差分アプリケーション復元処理A11をアプリケーション524についても実行する。
以上で、本発明の第2の実施の形態の動作の説明を終了する。
次に、本発明の第2の実施の形態の効果について説明する。本発明の第2の実施の形態は、例えば、以下の効果を有する。
仮想PCシステム001は、ユーザが、シンクライアント400を仮想PCサーバ500上の仮想PC520から切断した後、再度接続したときにアプリケーション523等の実行作業を継続することができる。その理由は、本発明の仮想PCシステム001が、仮想PC520へのパッチ適用後に当該パッチ適用前の実行中のアプリケーション523等の作業状態を復元する復元部722を備えるためである。復元部722とは、アプリケーション管理/比較部104、仮想PC管理エージェント522等である。これにより、例えば、ユーザは常に最新且つ24時間動作し続けるPC環境を手に入れることができる。
又、本仮想PCシステム001は、パッチ適用前に実行していたアプリケーションの作業状態を復元できるため、仮想PC520がユーザに対し再起動の可否を問い合わせることなく自動的に再起動を実行することができる。そのため、ユーザは、パッチ適用に伴う仮想PCの再起動などの煩わしさから開放され、業務効率が向上する。
更に、仮想PCシステム001は、効率よくパッチ適用前のアプリケーションの作業状態を復元することができる。その理由は、アプリケーション管理/比較部104がパッチ適用前アプリケーション情報とパッチ適用後アプリケーション情報とを取得して比較し、差分があるか否かを判断するためである。例えば、パッチ適用前にアプリケーションが起動されていなかった場合、パッチ適用前後のアプリケーション情報に差分は無い。また、パッチ適用後、パッチの種類によっては仮想PC520の再起動が不要であるため、再起動が行われない場合がある。この場合もパッチ適用前後のアプリケーション情報に差分は無い。差分が無い場合、仮想PCシステム001は実行中のアプリケーションの作業状態の復元処理を行わないためである。又、差分が無い場合、実行中のアプリケーションの作業状態の復元処理を行わないため、仮想PCシステム001は、同じ常駐アプリケーションを誤って2つ起動するようなことが無い。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図18は、本発明の第3の実施の形態における仮想PCシステム001の構成を示す図である。本発明の第2の実施の形態では、仮想PC管理サーバ100が、アプリケーション管理/比較部104と、適用前アプリケーション情報DB105と、適用後アプリケーション情報DB106とを備えていた。しかし、本発明の第3の実施の形態では、仮想PCサーバ500が、アプリケーション管理/比較部104と、適用前アプリケーション情報DB105と、適用後アプリケーション情報DB106とを備える。そして、仮想PC管理エージェント522がアプリケーション管理/比較部104を含む。
次に、本発明の第3の実施の形態の動作について説明する。第2の実施の形態では、ネットワーク300を介して仮想PC管理エージェント522とアプリケーション管理/比較部104が相互に通知をしていた。本発明の第3の実施の形態では、仮想PC管理エージェント522がアプリケーション管理/比較部104を有するため、相互に通知を行わない。その他の点は、本発明の第3の実施の形態の動作は、第2の実施の形態の動作と同じである。
次に、本発明の第3の実施の形態の効果を説明する。本発明の第3の実施の形態は、ネットワーク300の負荷が軽減する、という効果を有する。その理由は、実行中のアプリケーションの作業状況の復元処理を、ネットワーク300を介して行う必要がないためである。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
図19は、本発明の第4の実施の形態における仮想PCシステム001の構成を示す図である。本発明の第2の実施の形態では、仮想PCサーバ500が、アプリケーション作業状況復元プログラムDB540を備えていた。しかし、本発明の第4の実施の形態では、仮想PC管理サーバ100がアプリケーション作業状況復元プログラムDB540を備える。又、仮想PC管理サーバ100は、アプリケーション作業状況復元プログラム生成部103を備える。
次に本発明の第4の実施の形態における仮想PCシステム001の動作について説明する。本発明の第4の実施の形態では、図11のシーケンス図のB11のステップの後に、アプリケーション作業状況復元プログラム生成部103が、アプリケーション作業状況復元プログラムを生成する処理(B13)が加わる。そして、仮想PC管理サーバ100は、生成されたアプリケーション作業状況復元プログラムを仮想PC520へ送信する。仮想PC520は、アプリケーション作業状況復元プログラムを受信し、アプリケーション作業状況復元プログラムを実行することで差分アプリケーション復元処理を行う(A11)。
図20は、アプリケーション作業状況復元プログラム生成処理(B13)を示すフローチャートである。まず、B11の処理でアプリケーション作業状況復元プログラム生成部103は、差分アプリケーション情報をアプリケーション管理/比較部104から取得する。そして、アプリケーション作業状況復元プログラム生成部103は、アプリケーション作業状況復元プログラムDB540を参照し、作業状況復元プログラムを取得する(B131)。
即ち、アプリケーション作業状況復元プログラム生成部103は、差分アプリケーション情報に記されたアプリケーション名(例、アプリケーション523)を例えば実行ファイル保存パスの情報から取得する。そして、アプリケーション作業状況復元プログラム生成部103は、まず、アプリケーション523名をキーとしてアプリケーション作業状況復元プログラムDB540を検索する。
そして、アプリケーション作業状況復元プログラム生成部103は、アプリケーション523に対応する作業状況復元プログラムを取得する。作業状況復元プログラムは、アプリケーション523の実行ファイルを実行する機能と、データファイルを開く機能と、作業履歴を実行機能と、ウィンドウ位置、ウィンドウサイズ変更機能を備えている。アプリケーション作業状況復元プログラムはアプリケーションの製造元が提供するAPI等で作成することができる。
次に、アプリケーション作業状況復元プログラム生成部103は、差分アプリケーション情報を基に、アプリケーション作業状況復元プログラムにアプリケーション523の実行ファイル保存パスを挿入する(B132)。そして、アプリケーション作業状況復元プログラム生成部103は、アプリケーション作業状況復元プログラムにデータ保存パスを挿入する(B133)。そして、アプリケーション作業状況復元プログラム生成部103は、アプリケーション作業状況復元プログラムに利用ログ保存パスを挿入する(B134)。そして、アプリケーション作業状況復元プログラム生成部103は、アプリケーション作業状況復元プログラムにウィンドウ位置、ウィンドウサイズの情報を挿入する(B135)。
次に、本発明の第4の実施の形態の効果を説明する。本発明の第4の実施の形態は、仮想PCサーバ500の管理を仮想PC管理サーバ100が集中して行うことができる、という効果を有する。その理由は、仮想PC管理サーバ100がアプリケーション作業状況復元プログラムDB540とアプリケーション作業状況復元プログラム生成部103とを備えるためである。
また、同様の理由で、本発明の第4の実施の形態は、仮想PCサーバ500の処理負荷が軽減されるという効果を有する。仮想PCサーバ500は、通常複数の仮想PC520,530等を含む。仮想PC520の処理負荷が高い場合、他の仮想PC530等の処理に影響を与えるが、本発明の第4の実施の形態ではこれを軽減することができる。
本発明の第1の実施の形態を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態における仮想PCシステム001の構成を説明する図である。 仮想PC管理DB102の構成を示す図である。 適用前アプリケーション情報DB105と適用後アプリケーション情報DB106の構成を示す図である。 パッチDB202の構成を示す図である。 実行ファイル保存パステーブル526の構成を示す図である。 ウィンドウ情報テーブル525の構成を示す図である。 データ保存パステーブル527の構成を示す図である。 アプリケーション情報取得プログラムDB550の構成を示す図である。 アプリケーション作業状況復元プログラムDB540の構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における仮想PCシステム001の動作を示すシーケンス図である。 アプリケーション取得処理A4を示すフローチャートである。 差分アプリケーション復元処理A11を示すフローチャートである。 作業再現処理A114を示すフローチャートである。 ウィンドウ位置、ウィンドウサイズ変更処理A115を示すフローチャートである。 パッチ適用前後の仮想PC520の状態を示す図である。 パッチ適用前後の差分アプリケーション情報を示す図である。 本発明の第3の実施の形態における仮想PCシステム001の構成を示す図である。 本発明の第4の実施の形態における仮想PCシステム001の構成を示す図である。 アプリケーション作業状況復元プログラム生成処理(B13)を示すフローチャートである。
符号の説明
001 仮想PCシステム
100 仮想PC管理サーバ
101 仮想PC管理部
102 仮想PC管理DB
103 アプリケーション作業状況復元プログラム生成部
104 アプリケーション管理/比較部
105 適用前アプリケーション情報DB
106 適用後アプリケーション情報DB
200 パッチ適用サーバ
201 パッチ適用部
202 パッチDB
300 ネットワーク
400,401,402 シンクライアント
500 仮想PCサーバ
510 ホストOS
520,530 仮想PC
521 ゲストOS
522 仮想PC管理エージェント
523 アプリケーション
524 アプリケーション
525 ウィンドウ情報テーブル
526 実行ファイル保存パステーブル
527,528 データ保存パステーブル
540 アプリケーション作業状況復元プログラムDB
550 アプリケーション情報取得プログラムDB
600 クライアント
700 仮想クライアントサーバ
720 仮想クライアント
722 復元部
723 アプリケーション
800 仮想クライアント管理サーバ
900 仮想クライアントシステム

Claims (16)

  1. 仮想クライアントを含む仮想クライアントサーバと、
    前記仮想クライアントサーバにアクセスし、前記仮想クライアント上でアプリケーションの実行を行うクライアントと、
    前記仮想クライアントへのパッチ適用後に当該パッチ適用前の前記アプリケーションの作業状態を復元する復元部と
    を備える仮想クライアントシステム。
  2. 前記復元部は前記仮想クライアントサーバに、
    パッチ適用前に動作中の前記アプリケーションの情報であるパッチ適用前アプリケーション情報と、パッチ適用後に動作中の前記アプリケーションの情報であるパッチ適用後アプリケーション情報とを取得する仮想クライアント管理エージェント
    を含む請求項1に記載の仮想クライアントシステム。
  3. 前記仮想クライアントシステムは、
    前記仮想クライアントサーバを管理する仮想クライアント管理サーバ
    を備え、
    前記復元部は前記仮想クライアント管理サーバに、
    前記仮想クライアント管理エージェントから、前記パッチ適用前アプリケーション情報と前記パッチ適用後アプリケーション情報と取得して比較し、差分があるか否かを判断するアプリケーション管理/比較部
    を含む請求項2に記載の仮想クライアントシステム。
  4. 前記アプリケーション情報は、
    前記アプリケーションの実行ファイルを保存するパスを示す実行ファイル保存パスと、
    前記アプリケーションのデータファイルを保存するパスを示すデータ保存パスと、
    前記アプリケーションの作業状態を保存する利用ログ保存パスと、
    前記アプリケーションがディスプレイ表示されるときのウィンドウ位置と、
    前記アプリケーションがディスプレイ表示されるときのウィンドウサイズと
    を含む請求項3に記載の仮想クライアントシステム。
  5. 前記パッチ適用前アプリケーション情報と前記パッチ適用後アプリケーション情報との間に差分があった場合、前記アプリケーション管理/比較部は、前記差分である差分アプリケーション情報を前記仮想クライアント管理エージェントに通知し、
    前記仮想クライアント管理エージェントは、
    前記実行ファイル保存パスに存在する実行ファイルを実行し、
    前記データ保存パスに存在するデータファイルを開き、
    前記利用ログ保存パスに存在する利用ログに記された作業を実行し、
    前記ウィンドウ位置と前記ウィンドウサイズを復元する
    請求項4に記載の仮想クライアントシステム。
  6. 仮想クライアントと、
    クライアントからアクセスされ前記仮想クライアント上で実行されるアプリケーションと、
    前記仮想クライアントへのパッチ適用後に当該パッチ適用前の前記アプリケーションの作業状態を復元する復元部の少なくとも一部と
    を含む仮想クライアントサーバ。
  7. 前記復元部は、
    パッチ適用前に動作中の前記アプリケーションの情報であるパッチ適用前アプリケーション情報と、パッチ適用後に動作中の前記アプリケーションの情報であるパッチ適用後アプリケーション情報とを取得する仮想クライアント管理エージェント
    を含む請求項6に記載の仮想クライアントサーバ。
  8. 仮想クライアントと、クライアントからアクセスされ前記仮想クライアント上で実行されるアプリケーションと、前記仮想クライアントへのパッチ適用後に当該パッチ適用前の前記アプリケーションの作業状態を復元する復元部の第1の部分とを備えた仮想クライアントサーバを管理し、
    前記復元部の第2の部分
    を含む仮想クライアント管理サーバ。
  9. 前記復元部の第1の部分が、パッチ適用前に動作中の前記アプリケーションの情報であるパッチ適用前アプリケーション情報と、パッチ適用後に動作中の前記アプリケーションの情報であるパッチ適用後アプリケーション情報とを取得する仮想クライアント管理エージェントを含む前記仮想クライアントサーバを管理し、
    前記復元部第2の部分が、
    前記仮想クライアント管理エージェントから、前記パッチ適用前アプリケーション情報と前記パッチ適用後アプリケーション情報と取得して比較し、差分があるか否かを判断するアプリケーション管理/比較部
    を含む請求項8に記載の仮想クライアント管理サーバ。
  10. 仮想クライアントを含む仮想クライアントサーバと、前記仮想クライアントサーバにアクセスし、前記仮想クライアント上でアプリケーションの実行を行うクライアントとを備える仮想クライアントシステムにおいて、
    前記仮想クライアントへのパッチ適用後に当該パッチ適用前の前記アプリケーションの作業状態を復元する復元工程
    を含む仮想クライアントシステム制御方法。
  11. 前記復元工程は、
    パッチ適用前に動作中の前記アプリケーションの情報であるパッチ適用前アプリケーション情報と、パッチ適用後に動作中の前記アプリケーションの情報であるパッチ適用後アプリケーション情報とを取得する工程
    を含む請求項10に記載の仮想クライアントシステム制御方法。
  12. 前記復元工程は、
    前記仮想クライアント管理エージェントから、前記パッチ適用前アプリケーション情報と前記パッチ適用後アプリケーション情報と取得して比較し、差分があるか否かを判断する工程
    を含む請求項11に記載の仮想クライアントシステム制御方法。
  13. 前記アプリケーション情報は、
    前記アプリケーションの実行ファイルを保存するパスを示す実行ファイル保存パスと、
    前記アプリケーションのデータファイルを保存するパスを示すデータ保存パスと、
    前記アプリケーションの作業状態を保存する利用ログ保存パスと、
    前記アプリケーションがディスプレイ表示されるときのウィンドウ位置と、
    前記アプリケーションがディスプレイ表示されるときのウィンドウサイズと
    を含む請求項12に記載の仮想クライアントシステム制御方法。
  14. 前記復元工程は、
    前記パッチ適用前アプリケーション情報と前記パッチ適用後アプリケーション情報との間に差分があった場合、
    前記実行ファイル保存パスに存在する実行ファイルを実行する工程、
    前記データ保存パスに存在するデータファイルを開く工程、
    前記利用ログ保存パスに存在する利用ログに記された作業を実行する工程、
    前記ウィンドウ位置と前記ウィンドウサイズを復元する工程
    を含む請求項13に記載の仮想クライアントシステム制御方法。
  15. 仮想クライアントと、クライアントからアクセスされ前記仮想クライアント上で実行されるアプリケーションとを含む仮想クライアントサーバを、
    前記仮想クライアントへのパッチ適用後に当該パッチ適用前の前記アプリケーションの作業状態を復元する復元部の少なくとも一部
    として機能させるためのプログラム。
  16. 仮想クライアントと、クライアントからアクセスされ前記仮想クライアント上で実行されるアプリケーションと、仮想クライアント管理サーバが前記仮想クライアントへのパッチ適用後に当該パッチ適用前の前記アプリケーションの作業状態を復元する復元部の第1の部分とを備えた仮想クライアントサーバを管理する前記仮想クライアント管理サーバを、
    前記復元部の第2の部分
    として機能させるためのプログラム。
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