JP2009160319A - Drive mechanism for pachinko ball lifting device - Google Patents
Drive mechanism for pachinko ball lifting device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009160319A JP2009160319A JP2008002784A JP2008002784A JP2009160319A JP 2009160319 A JP2009160319 A JP 2009160319A JP 2008002784 A JP2008002784 A JP 2008002784A JP 2008002784 A JP2008002784 A JP 2008002784A JP 2009160319 A JP2009160319 A JP 2009160319A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- ball
- main
- pachinko
- lifting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
Description
本発明は、パチンコ球をパチンコ機設置島の上部タンクに揚送するパチンコ球揚送装置の駆動機構に関し、さらに詳しくは、パチンコ球揚送装置が過負荷により破損することを防止するパチンコ球揚送装置の駆動機構に関する。 The present invention relates to a driving mechanism of a pachinko ball lifting device that lifts a pachinko ball to an upper tank of an island where a pachinko machine is installed, and more particularly, a pachinko ball lifting device that prevents the pachinko ball lifting device from being damaged by an overload. The present invention relates to a driving mechanism of a feeding device.
パチンコ遊技場では多数のパチンコ機が連設されたパチンコ機設置島が形成され、パチンコ球は各パチンコ機から排出されると、パチンコ機設置島毎に収集された後に再び各パチンコ機に供給され循環的に繰り返し使用される。この際に、パチンコ球の表面に付着した機械油や手垢等の汚れが研磨装置により洗浄されると共に、洗浄済みのパチンコ球は球揚送装置によりパチンコ機設置島の上部タンクへ揚送される。このようなパチンコ球揚送装置は、例えば、下記特許文献に開示されているものがある。
ところで、上記特許文献1に開示されているパチンコ球揚送装置は、モータの駆動軸が揚送部に設けられた回転体の回転軸に直結され、モータの回転動が回転体に直接伝達されている。上記のような構成では、例えば、揚送部に異物が混入して引っ掛かり、回転体の回転動が妨げられ過負荷が掛かった状態であっても、モータは停止することなく回転を継続して回転体に回転動が伝達され続ける。従って、回転体やその周囲の部材に破損が発生しやすい問題があった。また、モータも同様の過負荷が掛かった状態で回転動が継続されるため、モータ自身が損傷を受けるおそれがあった。
By the way, in the pachinko ball lifting device disclosed in the above-mentioned
このような問題を解決するには、例えば、モータに掛かる負荷を監視して、過負荷状態に陥ると自動的に回転が停止されるブレーキ装置付きのモータを導入することも考えられる。しかし、このようなモータは大型である場合が多いために広い設置スペースが必要となり、また、通常のモータよりも高価であることから設備費用が高くなる問題があった。 In order to solve such a problem, for example, it is conceivable to monitor a load applied to the motor and introduce a motor with a brake device that automatically stops rotating when an overload condition occurs. However, since such a motor is often large in size, a large installation space is required, and the cost of equipment is increased because it is more expensive than a normal motor.
そこで、上記のような課題を解決するために、請求項1に係るパチンコ球揚送装置の駆動機構は、駆動源により回動される主動プーリと、パチンコ球を揚送する回転体に連結される従動プーリと、前記主動プーリと前記従動プーリとの間に巻回され該主動プーリの回転を該従動プーリへ伝達する無端ベルトとを備え、前記主動プーリの外周面に円周方向と斜交する凸凹模様を形成し、過負荷により前記主動プーリと前記無端ベルトとの接触面がスリップすると、前記凸凹模様に導かれて前記無端ベルトが前記主動プーリの軸方向に押し出され該主動プーリから離脱することを特徴とする。
Therefore, in order to solve the above-described problems, the drive mechanism of the pachinko ball lifting device according to
また、請求項2に係るパチンコ球揚送装置の駆動機構は、請求項1に記載のパチンコ球揚送装置の駆動機構であって、単一の駆動源により一体に回動される二つの主動プーリと該各主動プーリに対応して独立に回転する従動プーリとの間に無端ベルトを其々巻回し、前記主動プーリの外周面に円周方向と斜交するように形成された凸凹模様の向きが該各主動プーリ同士で逆向きになるようにし、前記無端ベルトの離脱方向が前記各主動プーリの中間部になるようにしたことを特徴とする。
Moreover, the drive mechanism of the pachinko ball lifting device according to
請求項1に記載されたパチンコ球揚送装置の駆動機構では、例えば、揚送部に異物等が混入して引っ掛かり、揚送部に設けられた回転体の回転動が妨げられると、主動プーリと無端ベルトとの接触面がスリップする。そうすると、無端ベルトは、主動プーリの外周面に設けられた凸凹模様に導かれて該主動プーリの軸方向に押し出され、主動プーリから離脱してしまう。よって、回転体にモータの回転動が伝達されなくなる。従って、回転体に無理な力が作用し続けることがなくなり、回転体およびその周囲の部材の破損を防止できるようになる。また、モータ自身も過負荷状態のままで回転駆動を継続することがなくなり、モータの損傷を防止できるようになる。
In the drive mechanism of the pachinko ball lifting device according to
さらに、請求項2に記載されたパチンコ球揚送装置の駆動機構では、単一の駆動源により二つの主動プーリが一体に回転駆動され、これらの各主動プーリに対応してパチンコ球を揚送する回転体が其々独立に回転駆動されることから、駆動源の個数を増やすことなく二つの回転体が駆動され、パチンコ球の揚送能力を倍増させることができる。従って、一台のパチンコ球揚送装置で二台分の揚送能力が得られ、大幅なコストダウンを実現することができる。
Furthermore, in the drive mechanism of the pachinko ball lifting device according to
また、過負荷によって仮に一方の無端ベルトが主動プーリから離脱しても、他方の無端ベルトは主動プーリから離脱することなく従動プーリへ回転動力を伝達し続ける。従って、一方の回転体が停止しても他方の回転体によるパチンコ球の揚送が継続され、パチンコ球の揚送が完全に停止してしまうことを防止できる。 Even if one endless belt is detached from the main pulley due to overload, the other endless belt continues to transmit the rotational power to the driven pulley without being separated from the main pulley. Therefore, even if one rotating body stops, it is possible to prevent the pachinko ball from being lifted by the other rotating body and to completely stop the pachinko ball from being lifted.
さらに、無端ベルトの離脱方向が各主動プーリの中間方向であることから、各無端ベルトの離脱場所が共有されるようになる。従って、無端ベルトの離脱場所を各主動プーリ毎に別々に設ける場合と比較して該主動プーリの軸方向の長さを短く形成できるようになり、省スペース化できるようになる。また、どちらの無端ベルトが離脱したかを確認すれば、停止した回転体がどちらであるかを簡単に特定できる。 Furthermore, since the endless belt is removed from the intermediate direction of the main pulleys, the endless belts are separated from each other. Accordingly, the axial length of the main driving pulley can be made shorter and the space can be saved as compared with the case where the endless belt is separated from each main driving pulley separately. Further, by confirming which endless belt has been removed, it is possible to easily identify which stopped rotating body is.
次に図面に従い本発明の実施形態を説明する。図1はパチンコ機設置島の内部構造を示す断面図である。パチンコ機設置島101は背中合わせ状に設けたパチンコ機102を複数台整列させて形成したものであり、パチンコ球はこのパチンコ機設置島101内で循環され使用される。パチンコ機設置島101の略中央下部に球研磨装置103と球揚送装置104が隣接して設けられる。本発明に係るパチンコ球揚送装置の駆動機構は前記球揚送装置104に組み込まれる。また、前記球揚送装置104の上方にパチンコ球を揚送するための揚送管105が鉛直に設けられる。そして、揚送されたパチンコ球が貯留される球タンク106がパチンコ機設置島101の略中央上部に設置される。球タンク106にはパチンコ機設置島101の両端部に向かい下傾する供給樋107が接続され、パチンコ球はこの供給樋107を流下して各パチンコ機102に供給される。また、各パチンコ機102より排出されたパチンコ球を回収する集球樋108が、前記パチンコ機設置島101の下部に前記球研磨装置103へ向かって下傾するように設けられる。
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a cross-sectional view showing the internal structure of a pachinko machine installation island. The pachinko
図2は球研磨装置と球揚送装置の正面図である。球研磨装置103の下部側方に球箱109が設けられ、前記集球樋108を流下したパチンコ球はこの球箱109に収容される。パチンコ球は球箱109内で整列され球研磨装置103に導かれる。球研磨装置103は、プーリに巻回された無端ベルトによりパチンコ球の搬送面が形成された搬送機構110と、前記搬送面に相対するように配置された押圧板上に研磨布ロールより引き出された研磨布を敷設した研磨機構111とを備える。この球研磨装置103によって、パチンコ球は表面に付着した汚れが拭き取られる。さらに、球研磨装置103の上部に球通路113が設けられ、この球通路113の終端に貯留タンク112が設けられる。この貯留タンク112には前記球研磨装置103によって研磨されたパチンコ球が一時的に貯留される。そして、前記貯留タンク112の下部に接続された球通路114の下方に球揚送装置104が設置される。貯留タンク112より球通路114を経由して球揚送装置104に流入されたパチンコ球は、揚送管105を通じてパチンコ機設置島101上部の球タンク106に揚送される。
FIG. 2 is a front view of the ball polishing device and the ball lifting device. A
次に、球揚送装置104に組み込まれた本発明のパチンコ球揚送装置の駆動機構を説明する。図3は本発明に係るパチンコ球揚送装置の駆動機構の平面図、図4は断面図である。また、図5は本発明に係るパチンコ球揚送装置の揚送部および従動プーリの横断面図であり、図6は図3におけるX−X線断面図である。本発明のパチンコ球揚送装置の駆動機構は、モータが発生した回転動力を伝達する駆動部1と、前記駆動部1が伝達する回転動力によってパチンコ球を揚送する一対の揚送部2,2とから概ね構成される。
Next, the drive mechanism of the pachinko ball lifting device of the present invention incorporated in the
前記駆動部1は、図3および図4に示したように、側板3,3により形成される枠体4の内部に、主動プーリ5,5、従動プーリ6,6、これらに巻回された無端ベルト7,7、および、テンションプーリ8,8とが設けられ、外部にモータ9が取り付けられて大略構成される。モータ9の回転により主動プーリ5,5が回転駆動され無端ベルト7,7が走行する。そして、無端ベルト7,7の走行により回転動力が従動プーリ6,6に伝達される。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
一方、前記揚送部2は、図5に示したように、前記側板3と外側板10に設けられた軸受11,11により回転自在に軸支され前記従動プーリ6の回転軸12に連結された中心軸13と、前記中心軸13に設けられた五枚のスプロケット14と、前記スプロケット14の周囲を取り囲むように設けられた球ガイド15とから大略構成される。前記スプロケット14の円形外周面は、図6に示したように、球受凹部16,16,…が一定間隔で形成され、また、前記球ガイド15の下半部は前記スプロケット14の円形外周面と相対する円弧状のガイド面17が形成される。前記球通路114より揚送部2へ流入したパチンコ球は、球噛み防止手段18を経由してスプロケット14の球受凹部16に嵌入し、ガイド面17に沿って転動される。そして、逆流防止手段19を経由して前記揚送管105に送出され、揚送管105内を下から上へと押し上げられるようにして揚送される。
On the other hand, as shown in FIG. 5, the
先ず、駆動部1の説明をする。前記枠体4は、長方形状の一対の側板3,3を適宜間隔を設けて平行に立設し、二本の支持棒20,20および支持板21が前記側板3,3間に架設されて形成される。前記各支持棒20,20は前記側板3の一側3aの頂点寄りに設けられ、前記支持板21は前記側板3の他側3bに設けられる。この枠体4の内部にて前記側板3の一側3aと該側板3の中央3cとの中間部に、駆動軸22が該側板3,3間に横架されるように軸受(図示せず)を介して回転自在に軸支される。そして、この駆動軸22に二つの主動プーリ5,5が回転一体となるように設けられる。これら主動プーリ5,5は互いに適宜間隔を離して、前記両側板3,3寄りに位置される。また、前記主動プーリ5,5に其々対応する前記従動プーリ6,6が枠体4の内部に其々独立に回転自在に設けられる。この従動プーリ6は側板3の他側3bと該側板3の中央3cとの中間部に位置され、その径は前記主動プーリ5の径よりも大きく形成される。そして、従動プーリ6の回転軸12は、前記揚送部2に回転自在に設けられた中心軸13に連結される。
First, the
前記無端ベルト7は、対応する主動プーリ5と従動プーリ6との間に其々独立に巻回される。さらに、無端ベルト7の略中央部において上方から当接するようにテンションプーリ8が設けられる。このテンションプーリ8は、図4に示したように、く字状に折曲されたバー23の折曲部に回転自在に軸支され、枠体4内部にて側板3の中央3c付近に位置される。そして、前記バー23の一方端が前記側板3の内面であって前記主動プーリ5の上方に設けられた支軸24に傾動自在に軸支され、また、他方端が側板3の他側3b寄りに位置すると共に、枠体4の下部にて内方へ突設された突片25にコイルバネ等からなる弾性体26によって係止される。こうして、前記バー23は弾性体26の引張力により支軸24を支点としてテンションプーリ8が無端ベルト7を押圧する方向に付勢され、各無端ベルト7,7に適宜張力が付与される。
The endless belt 7 is wound independently between the corresponding main driving
前記モータ9は、枠体4の外部であって一方の側板3の外方に設けられる。このモータ9の回転動は、転向機構27により回転軸の方向が転換されると共に駆動軸22に伝動される。こうして、主動プーリ5がモータ9の回転動により回転駆動される。
The
図7は駆動軸および主動プーリの拡大図である。前記主動プーリ5の外周面は、図7に示したように、凸凹模様としての螺旋状の溝28が刻設される。この溝28は主動プーリ5の外周面を周回しつつ円周方向と斜交するように設けられ、主動プーリ5が回転するとネジのように軸方向に進行するようになっている。そして、各主動プーリ5の溝28の進行方向は互いに逆向きになるように形成され、これら主動プーリ5,5の中間方向に向けられている。すなわち、一方の主動プーリ5の溝28は右巻きで他方の主動プーリ5の溝28は左巻きである。なお、溝28は連続的に途切れることなく形成される必要はなく、断続的に形成されても構わない。
FIG. 7 is an enlarged view of the drive shaft and the main pulley. As shown in FIG. 7, a
次に、一対の揚送部2,2を説明する。揚送部2は、図5に示したように、枠体4の外部にて側板3に対して平行に立設された外側板10と側板3との間に設けられ、前記各従動プーリ6,6に其々対応するように枠体4の両側に対称状に設けられる。なお、両揚送部2,2は同じ構成である。
Next, the pair of lifting
前記スプロケット14は、前記中心軸13と回転一体となるように五枚が連設され、前記側板3と前記外側板10の間に設けられる。前記中心軸13は軸受11,11を介して側板3および外側板10に回転自在に軸支され、さらに、中心軸13の一方端が前記従動プーリ6の回転軸12に連結される。スプロケット14の外周面は半球状の球受凹部16,16,…が一定間隔で形成されパチンコ球を嵌入して保持し得るようになっている。
Five
前記球ガイド15は、図6に示したように、スプロケット14の外周面を取り囲むように設けられ、上面にパチンコ球の流入口29と送出口30が形成される。流入口29の上方には前記球通路114が設けられ、前記球研磨装置103によって表面の汚れが拭き取られたパチンコ球が、前記貯留タンク112より流入される。また、送出口30の上方には前記揚送管105が接続され、パチンコ球はこの揚送管105内を下から上へ押し上げられるようにして前記パチンコ機設置島101の上部に設けられた球タンク106に揚送される。さらに、球ガイド15の下半部は円弧状のガイド面17が形成され、球受凹部16に嵌ったパチンコ球がこのガイド面17に当接して挟持されるようになっている。
As shown in FIG. 6, the ball guide 15 is provided so as to surround the outer peripheral surface of the
前記流入口29の内部は、支軸31により傾動自在に支持された内側ガイド片32と、支軸33により傾動自在に支持された外側ガイド片34とから構成される球噛み防止手段18が設けられる。外側ガイド片34の背面にはコイルバネ等からなる弾性体35が設けられ、外側ガイド片34の下部がスプロケット14方向に付勢される。パチンコ球は、内側ガイド片32と外側ガイド片34の間を流下して、球受凹部16に嵌入する。
The inside of the
一方で、前記送出口30の内部は空間部36が形成され、支軸37によって傾動自在に支持されたアンチバック部材38による逆流防止手段19が設けられる。このアンチバック部材38の内部にはパチンコ球が通過する貫通管路39が形成される。また、アンチバック部材38から前記空間方向に突設された係止片40と前記空間内に設けられた横軸41との間にコイルバネ等からなる弾性体42が張架され、アンチバック部材38は前記空間方向に付勢される。前記ガイド面17に沿って転動されたパチンコ球は、貫通管路39を通過して揚送管105へと導かれる。
On the other hand, a
次に、本発明に係るパチンコ球揚送装置の駆動機構の作用を説明する。モータ9の回転軸の向きが転向機構27により方向転換されると共に、回転動が駆動軸22に伝達され、主動プーリ5が図4の矢印a方向に回動される。主動プーリ5の回動は無端ベルト7により従動プーリ6に伝達され、この従動プーリ6の回転軸12に連結された中心軸13が回動され、スプロケット14が図6の矢印b方向に回転駆動される。そうすると、流入口29に接続された球通路114から球ガイド15へ流入したパチンコ球は、球噛み防止手段18を経由してスプロケット14へ導かれると共に、スプロケット14の球受凹部16,16,…に一球ずつ嵌入して保持されながら球ガイド15の円弧状のガイド面17に沿って転動される。そして、パチンコ球は逆流防止手段19を経由して送出口30より排出され揚送管105内を上方へ搬送される。このようにして、パチンコ球は次々と揚送管105へ送出されて該揚送管105内で球列を形成し、下から上へと押し上げられるようにして球タンク106へと揚送される。
Next, the operation of the drive mechanism of the pachinko ball lifting device according to the present invention will be described. The direction of the rotating shaft of the
流入口29より流入したパチンコ球がスプロケット14の球受凹部16にうまく嵌入せず球噛みが発生しそうになると、スプロケット14により外方へ押し出されたパチンコ球の押圧によって、外側ガイド片34が球受凹部16の反対側へ傾動し球噛みが防止される。そして、弾性体35の伸張力による外側ガイド片34の復帰動作によって、パチンコ球は次の球受凹部16にスムーズに誘導される。また、パチンコ球が保持されていない球受凹部16が逆流防止手段19に差し掛かると、アンチバック部材38が弾性体42の引張力により空間部36の方向に傾動する。そうすると、アンチバック部材38の貫通管路39内の最下部に位置するパチンコ球は球ガイド15の空間部36の底面43に乗るように支持され、パチンコ球の逆流が防止される。
When the pachinko balls that have flowed in from the
前記駆動部1および前記揚送部2,2が通常状態で作動している時は、上述したように、主動プーリ5の回転動が無端ベルト7によって従動プーリ6へ伝達され、この従動プーリ6に連結されたスプロケット14の回転によりパチンコ球が揚送される。一方で、球ガイド15に異物が混入して詰まるなどしてスプロケット14の回転動が妨げられると、スプロケット14に連結された従動プーリ6に掛かる負荷が増大し過負荷状態となる。上述したように、従動プーリ6の径は主動プーリ5の径よりも大きく形成されていることから従動プーリ6の外周面と無端ベルト7との接触面積は広く、接触面における摩擦力が大きい。従って、負荷の増大で従動プーリ6の回転速度が低下すると、これに伴って無端ベルト7の走行にブレーキが掛かり、無端ベルト7の走行速度が低下する。一方で、主動プーリ5の外周面と無端ベルト7との接触面積は狭く摩擦力が小さいため、走行速度が低下した無端ベルト7と主動プーリ5の外周面との接触面はスリップする。スリップが発生すると、主動プーリ5の外周面に形成された螺旋状の溝28に導かれて、無端ベルト7は主動プーリ5の軸方向に押し出され、図8に示したように、主動プーリ5から離脱する。そして、無端ベルト7の離脱により主動プーリ5の回転動が従動プーリ6に伝達されなくなり、スプロケット14の回転が停止する。このようにして、過負荷状態にあるにもかかわらずスプロケット14に無理な回転力が伝達され続けることがなくなり、スプロケット14や球ガイド15等の揚送部2を構成する部品の破損を防止できるようになる。また、モータ9自身も過負荷状態のままで回転駆動され続けることがなくなり、モータ9の損傷も防止できる。
When the
そして、二つの揚送部2,2が一つのモータ9で駆動されることから、モータの個数を増やすことなく二倍のパチンコ球揚送能力が得られる。さらに、一方の無端ベルト7が主動プーリ5から離脱しても、もう一方の無端ベルト7は主動プーリ5から離脱することなく従動プーリ6へ回転動を伝達し続けることから、パチンコ球の揚送が完全に停止してしまうことを防止できる。また、主動プーリ5,5の外周面に形成された螺旋状の溝28は該主動プーリ5,5の軸方向に対して其々右巻きと左巻きで進行しつつ該主動プーリ5,5の中間方向を向いていることから、無端ベルト7の離脱場所は、図8に示したように、駆動軸22の中間部となる。よって、無端ベルト7の離脱場所が各主動プーリ5,5で共有され、主動プーリ5,5毎に別々に無端ベルト7の離脱場所を設ける必要がなくなる。従って、主動プーリ5,5間の幅を短くして枠体4の幅をコンパクトにすることができる。さらに、どちらの無端ベルト7が離脱しているかを確認すれば停止した回転体を簡単に特定でき、素早く修復作業に取り掛かることができる。
And since the two
1 駆動部
2 揚送部
4 枠体
5 主動プーリ
6 従動プーリ
7 無端ベルト
8 テンションプーリ
9 モータ
14 スプロケット
15 球ガイド
16 球受凹部
17 ガイド面
18 球噛み防止手段
19 逆流防止手段
28 溝
101 パチンコ機設置島
102 パチンコ機
103 球研磨装置
104 球揚送装置
105 揚送管
106 球タンク
DESCRIPTION OF
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002784A JP4598088B2 (en) | 2008-01-10 | 2008-01-10 | Drive mechanism of pachinko ball lifting device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002784A JP4598088B2 (en) | 2008-01-10 | 2008-01-10 | Drive mechanism of pachinko ball lifting device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009160319A true JP2009160319A (en) | 2009-07-23 |
JP4598088B2 JP4598088B2 (en) | 2010-12-15 |
Family
ID=40963604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008002784A Expired - Fee Related JP4598088B2 (en) | 2008-01-10 | 2008-01-10 | Drive mechanism of pachinko ball lifting device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4598088B2 (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012135532A (en) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Kyoraku Sangyo Kk | Pachinko ball polishing and lifting apparatus |
JP2015070936A (en) * | 2013-10-03 | 2015-04-16 | 株式会社三共 | Lift-feeding device |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61151946U (en) * | 1985-03-11 | 1986-09-19 | ||
JPH09173617A (en) * | 1995-12-27 | 1997-07-08 | Union:Kk | Ball grinding, lifting and conveying machine for pachinko ball |
JPH10179912A (en) * | 1996-12-27 | 1998-07-07 | Nissho:Kk | Upward transfer polishing device in game room |
JP2006192024A (en) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Ace Denken:Kk | Game ball conveying device |
-
2008
- 2008-01-10 JP JP2008002784A patent/JP4598088B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61151946U (en) * | 1985-03-11 | 1986-09-19 | ||
JPH09173617A (en) * | 1995-12-27 | 1997-07-08 | Union:Kk | Ball grinding, lifting and conveying machine for pachinko ball |
JPH10179912A (en) * | 1996-12-27 | 1998-07-07 | Nissho:Kk | Upward transfer polishing device in game room |
JP2006192024A (en) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Ace Denken:Kk | Game ball conveying device |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012135532A (en) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Kyoraku Sangyo Kk | Pachinko ball polishing and lifting apparatus |
JP2015070936A (en) * | 2013-10-03 | 2015-04-16 | 株式会社三共 | Lift-feeding device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4598088B2 (en) | 2010-12-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5248878B2 (en) | Pachinko ball polishing and lifting device | |
JP4598088B2 (en) | Drive mechanism of pachinko ball lifting device | |
JP4418816B2 (en) | Medal cleaning device | |
JPH09140921A (en) | Ball polishing device and pachinko-machine island using the same | |
JP5395408B2 (en) | Lift polishing machine | |
JP5422197B2 (en) | Game ball polishing equipment | |
JP5255091B2 (en) | Pachinko ball polishing and lifting device | |
JP5291786B2 (en) | Pachinko ball polishing and lifting device | |
JP2009279444A (en) | Pachinko ball polishing and lifting/feeding device | |
JP5451723B2 (en) | Pachinko ball polishing and lifting device | |
JP5255090B2 (en) | Pachinko ball polishing and lifting device | |
JP6005983B2 (en) | Polishing and lifting equipment | |
JP6005981B2 (en) | Polishing and lifting equipment | |
JP5165049B2 (en) | Pachinko ball polishing and lifting device | |
JP5298115B2 (en) | Pachinko ball polishing and lifting device | |
JP3417894B2 (en) | Sprocket type ball lifting device | |
JP5212983B2 (en) | Lift polishing machine | |
WO2013021327A1 (en) | Machine for cutting blocks of stone material into slabs | |
JP4873474B2 (en) | Game media transport device | |
JP6005982B2 (en) | Polishing and lifting equipment | |
JP5192365B2 (en) | Game ball polishing equipment | |
JP4993952B2 (en) | Game media transport device | |
JP2012071169A (en) | System for polishing and lifting pachinko game ball | |
JP5520402B2 (en) | Lift polishing machine | |
JP2007097759A (en) | Game ball lifting device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100826 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100831 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100922 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4598088 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |