JP2009159579A - ホッピングパターン帰還型cdma通信方式 - Google Patents
ホッピングパターン帰還型cdma通信方式 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009159579A JP2009159579A JP2007341948A JP2007341948A JP2009159579A JP 2009159579 A JP2009159579 A JP 2009159579A JP 2007341948 A JP2007341948 A JP 2007341948A JP 2007341948 A JP2007341948 A JP 2007341948A JP 2009159579 A JP2009159579 A JP 2009159579A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hopping pattern
- cdma
- receiver
- transmitter
- communication system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/69—Spread spectrum techniques
- H04B1/713—Spread spectrum techniques using frequency hopping
- H04B1/7143—Arrangements for generation of hop patterns
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
【課題】FH−CDMAにおいて、ISIやMAIを大幅に低減させることを可能とする改良された方式を提供すること。
【解決手段】送信機側と受信機側で一定のホッピングパターンに従って通信周波数を切り替えて通信を行う周波数ホッピング方式のCDMA通信方式において、受信機を、時間及び周波数の2次元に対応させたフィルタ係数をもつ適応フィルタから構成し、前記受信機から送信機に対して、前記フィルタ係数の一部を繰り返しフィードバックし、前記送信機において、フィードバックされたフィルタ係数の一部を新たなホッピングパターンとして用いることを特徴とするホッピングパターン帰還型CDMA通信方式とする。
【選択図】図1
【解決手段】送信機側と受信機側で一定のホッピングパターンに従って通信周波数を切り替えて通信を行う周波数ホッピング方式のCDMA通信方式において、受信機を、時間及び周波数の2次元に対応させたフィルタ係数をもつ適応フィルタから構成し、前記受信機から送信機に対して、前記フィルタ係数の一部を繰り返しフィードバックし、前記送信機において、フィードバックされたフィルタ係数の一部を新たなホッピングパターンとして用いることを特徴とするホッピングパターン帰還型CDMA通信方式とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、送信機側と受信機側で一定のホッピングパターンに従って通信周波数を切り替えて通信を行う周波数ホッピング方式のCDMA通信方式において、マルチパスによるシンボル間干渉(intersymbol interference:ISI)や、多元接続による多局間干渉(multiple access interference:MAI)を大幅に低減することを可能とする通信方式に関するものである。
無線通信に用いられる通信方式の一つとして知られている符号分割多元接続方式(Code Division Multiple Access:CDMA)は、従来の周波数分割多元接続方式(Frequency Division Multiple Access:FDMA)や時分割多元接続方式(Time Division Multiple Access:TDMA)と比較して、秘匿性やシステム拡張の柔軟性に優れていることから、携帯電話や無線LAN等における通信方式として広く利用されている。
一般に、非同期無線通信システムにおいては、ISIやMAIの発生による著しい性能の低下が引き起こされる場合があるが、CDMAはISIやMAIを低減することが可能な方式であることが知られている。
CDMAは、送信データより遥かに広い帯域の信号を送信データに乗算し、広い周波数にエネルギーを拡散して通信を行う直接拡散(Direct−Sequence:DS)CDMAと、送信機側と受信機側で一定のホッピングパターンに従って通信周波数を切り替えて通信を行う周波数ホッピング(Frequency Hopping:FH)CDMAの2つの方式に大別することができ、それぞれの方式においてISIやMAIを低減するための方法が知られている。
DS−CDMAは、受信機の逆拡散処理によりISIやMAIを低減することができ、RAKEやPre−RAKEを用いることにより更なる低減が可能である。また、DS−CDMAに適応フィルタを用いることにより通信路情報を知ることなくISIやMAIを低減することも可能である。
FH−CDMAでは、ホッピングパターンを適切に選択することによりDS−CDMAと同様にISIやMAIを低減することができる。
また、DS−CDMAとFH−CDMAとを組み合わせたハイブリッドCDMAによってもISIやMAIを低減することが可能である。
FH−CDMAでは、ホッピングパターンを適切に選択することによりDS−CDMAと同様にISIやMAIを低減することができる。
また、DS−CDMAとFH−CDMAとを組み合わせたハイブリッドCDMAによってもISIやMAIを低減することが可能である。
更に、DS−CDMAにおいては、上記従来技術よりもISIやMAIを大幅に低減させることを目的として、拡散系列を受信機から送信機へとフィードバックする方式が提案されている。
例えば、下記非特許文献1においては、非同期DS−CDMAの上り回線において、直交するアナログPN(pseudo noise)系列を受信機の適応フィルタにより生成し、それを送信機にフィードバックして拡散系列として用いる方式が提案されている。この方式は、送信機と受信機が多対1の関係にある非同期環境において、符号長とサイズの等しい適応フィルタを用いて、各ユーザの信号を非同期で直交させることができる。
また、下記非特許文献2においては、多対多の同期DS−CDMAにおいて、MAIを低減できる方式が提案されている。この方式では、符号長とサイズの等しいフィルタ係数をもつMMSE(minimum mean−squared error)フィルタのフイルタ係数を繰り返し送信機にフィードバックすることにより、過負荷時の同期DS−CDMAの拡散系列のセットが相互相関に関するWelchの下界(下記非特許文献3参照)を満たすWBE(Welch bound equality)系列(下記非特許文献4参照)に漸近する。
例えば、下記非特許文献1においては、非同期DS−CDMAの上り回線において、直交するアナログPN(pseudo noise)系列を受信機の適応フィルタにより生成し、それを送信機にフィードバックして拡散系列として用いる方式が提案されている。この方式は、送信機と受信機が多対1の関係にある非同期環境において、符号長とサイズの等しい適応フィルタを用いて、各ユーザの信号を非同期で直交させることができる。
また、下記非特許文献2においては、多対多の同期DS−CDMAにおいて、MAIを低減できる方式が提案されている。この方式では、符号長とサイズの等しいフィルタ係数をもつMMSE(minimum mean−squared error)フィルタのフイルタ係数を繰り返し送信機にフィードバックすることにより、過負荷時の同期DS−CDMAの拡散系列のセットが相互相関に関するWelchの下界(下記非特許文献3参照)を満たすWBE(Welch bound equality)系列(下記非特許文献4参照)に漸近する。
また、本願発明者らは、多対多の非同期DS−CDMAが可能な方式として、符号長よりサイズの大きな適応フィルタのフィルタ係数の一部を送信機に繰り返しフィードバックする拡散系列帰還型(feedback−controlled spreading sequence:FCSS)DS−CDMAを提案している(下記非特許文献5参照)。
この方式により生成される拡散系列は、非同期DS−CDMAのマルチパス通信路環境において、ISI及びMAIに関して下記非特許文献2に記載の方式で生成される系列よりも優れている。
この方式により生成される拡散系列は、非同期DS−CDMAのマルチパス通信路環境において、ISI及びMAIに関して下記非特許文献2に記載の方式で生成される系列よりも優れている。
しかしながら、これら非特許文献1〜5の開示技術は、いずれもDS−CDMAを対象とするシングルキャリア伝送のための技術であって、FH−CDMAを対象としてISIやMAIを上記従来技術に比べて大幅に低減させることができる技術は未だ提案されていない。
FH−CDMAは、マルチキャリヤ伝送によるCDMAを特別な場合として含み、高い周波数利用効率が得られる等の利点があることから、FH−CDMAにおいて、ISIやMAIを大幅に低減させることを可能とする方式の開発が望まれていた。
FH−CDMAは、マルチキャリヤ伝送によるCDMAを特別な場合として含み、高い周波数利用効率が得られる等の利点があることから、FH−CDMAにおいて、ISIやMAIを大幅に低減させることを可能とする方式の開発が望まれていた。
S.Hamada,M.Hamamura,H.Suzuki,and S.Tachikawa,″A proposed DS/CDMA system using analog PN sequences produced by adaptive filters,″IEICE Trans.Fundamentals,vol.E81−A,no.11,pp.2261−2268,Nov.1998.
S.Ulukus and R.D.Yates,″Iterative construction of optimum signature sequence sets in synchronous CDMA systems,″IEEE Trans.Inform.Theory,vol.47,no.5,pp.1989−1998,July 2001.
L.R.Welch,″Lower bounds on the maximum cross correlation of signals,″IEEE Trans.Inform.Theory,vol.20,no.3,pp.397−399,May 1974.
M.Rupf and J.L.Massey,″Optimum sequence multisets for synchronous code−division multiple−access channels,″IEEE Trans.Inform.Theory,vol.40,no.4,pp.1261−1266,July 1994.
T.Miyatake,M.Hamamura,and S.Tachikawa,″Performance of DS/SS system using feedback controlled spreading sequence over a multipath channel,″Proc.ISITA2004,pp.567−571,Oct.2004,Parma.
本発明は、上記したような実状に鑑みてなされたものであって、FH−CDMAにおいて、ISIやMAIを大幅に低減させることを可能とする改良された方式を提供するものである。
本発明は、送信機側と受信機側で一定のホッピングパターンに従って通信周波数を切り替えて通信を行う周波数ホッピング方式のCDMA通信方式において、受信機を、時間及び周波数の2次元に対応させたフィルタ係数をもつ適応フィルタから構成し、前記受信機から送信機に対して、前記フィルタ係数の一部を繰り返しフィードバックし、前記送信機において、フィードバックされたフィルタ係数の一部を新たなホッピングパターンとして用いることを特徴とするホッピングパターン帰還型CDMA通信方式を提供することによって、上記課題を解決する。
本発明によれば、受信機を、時間及び周波数の2次元に対応させたフィルタ係数をもつ適応フィルタから構成し、前記受信機から送信機に対して、前記フィルタ係数の一部を繰り返しフィードバックし、前記送信機において、フィードバックされたフィルタ係数の一部を新たなホッピングパターンとして用いることにより、ホッピングパターンを、小さなビット誤り率(BER:bit−error rate)が得られるパターンに自動的に収束させることができるため、結果として、FH−CDMAにおいてISIやMAIを大幅に低減させることが可能となる。
以下、本発明に係るホッピングパターン帰還型CDMA通信方式の好適な実施形態について説明する。
本発明に係るホッピングパターン帰還型CDMA通信方式は、送信機側と受信機側で一定のホッピングパターンに従って通信周波数を切り替えて通信を行う周波数ホッピング方式のCDMA通信方式の改良に関するものである。
本発明に係るホッピングパターン帰還型CDMA通信方式は、送信機側と受信機側で一定のホッピングパターンに従って通信周波数を切り替えて通信を行う周波数ホッピング方式のCDMA通信方式の改良に関するものである。
図1は、本発明に係るホッピングパターン帰還型CDMA通信方式のシステムモデルを示している。
図1に示すモデルは、k番ユーザの送信機(1)及びk番ユーザの受信機(2)と、これらの間の通信路(3)から構成されている。
本明細書において、受信機(2)は、フィルタ係数を2次元に配置した適応FIR(finite−duration impulse response)フィルタ(4)から構成されており、そのフィルタ係数の一部(5)を送信機(1)に対して時間間隔Tfで繰り返しフィードバックする。
そして、送信機(1)では、フィードバックされたフィルタ係数の一部(5)を新たなホッピングパターン(6)として用いる。
但し、本発明に係る通信方式においては、受信機(2)は、時間及び周波数の2次元に対応させたフィルタ係数をもつ適応フィルタから構成されたものであればよく、フィルタ係数の配置そのものは2次元でなくてもよく、例えば1次元や3次元等の配置であってもよい。また、フィードバックの時間間隔Tfはフィードバックの度に異なっていてもよい。
以下、図1に示されたシステムモデルに基づいて、本発明に係る通信方式についてより詳細に説明する。
図1に示すモデルは、k番ユーザの送信機(1)及びk番ユーザの受信機(2)と、これらの間の通信路(3)から構成されている。
本明細書において、受信機(2)は、フィルタ係数を2次元に配置した適応FIR(finite−duration impulse response)フィルタ(4)から構成されており、そのフィルタ係数の一部(5)を送信機(1)に対して時間間隔Tfで繰り返しフィードバックする。
そして、送信機(1)では、フィードバックされたフィルタ係数の一部(5)を新たなホッピングパターン(6)として用いる。
但し、本発明に係る通信方式においては、受信機(2)は、時間及び周波数の2次元に対応させたフィルタ係数をもつ適応フィルタから構成されたものであればよく、フィルタ係数の配置そのものは2次元でなくてもよく、例えば1次元や3次元等の配置であってもよい。また、フィードバックの時間間隔Tfはフィードバックの度に異なっていてもよい。
以下、図1に示されたシステムモデルに基づいて、本発明に係る通信方式についてより詳細に説明する。
先ず、本発明に係る通信方式の送信機について説明する。
本発明に係る通信方式において、k番ユーザに割り当てる符号長Lの信号波形ck(t)を次式(1)とする。
ここで、fk,l(t)(0<t<Tc;Tc[s]はチップ幅)は、l番チップのチップ波形であり、次式(2)で与える。
本発明に係る通信方式において、k番ユーザに割り当てる符号長Lの信号波形ck(t)を次式(1)とする。
ここで、fk,l(t)(0<t<Tc;Tc[s]はチップ幅)は、l番チップのチップ波形であり、次式(2)で与える。
上式(2)のg(t)はチップ波形を定める任意の窓関数であって、本明細書では下記(3)で表される矩形ゲート関数とし、
g(t)={1(0<t<Tc),0(otherwise)} (3)
である(m=1,2,…,M)。
g(t)={1(0<t<Tc),0(otherwise)} (3)
である(m=1,2,…,M)。
上式(2)から理解できるように、チップ波形fk,l(t)はホッピングパターンPkに従って構成されるマルチトーンの波形である。
また、k番ユーザの送信信号sk(t)を次式(5)とする。
ここで、dk(n)はnTs<t<(n+1)Ts(n=0,1,…)に送信される差動符号化された複素シンボルであってdk(n)=bk(n)dk(n−1)、bk(n)は複素メッセージシンボル、Ts[s]はシンボル長であってTs=LTcと仮定する。
本明細書においては、bk(n)としてQPSK(quaternary phase shift keying)シンボルを仮定する。
ここで、dk(n)はnTs<t<(n+1)Ts(n=0,1,…)に送信される差動符号化された複素シンボルであってdk(n)=bk(n)dk(n−1)、bk(n)は複素メッセージシンボル、Ts[s]はシンボル長であってTs=LTcと仮定する。
本明細書においては、bk(n)としてQPSK(quaternary phase shift keying)シンボルを仮定する。
次に、本発明に係る通信方式の性能を評価するための通信路について説明する。
k番ユーザの通信路のインパルス応答hk(t)を次式(6)とする。
上式(6)において、hk,iはk番ユーザの通信路のi番パスの大きさを表す複素数、τk,iはi番パスの遅延で0≦τk,i<Ts、Ikはパスの数である。
k番ユーザの通信路のインパルス応答hk(t)を次式(6)とする。
上式(6)において、hk,iはk番ユーザの通信路のi番パスの大きさを表す複素数、τk,iはi番パスの遅延で0≦τk,i<Ts、Ikはパスの数である。
多元接続数をKとすると、受信信号r(t)は次式(7)(8)となる。
ここで、n(t)は両側電力密度N0/2[W/Hz]の加法性白色ガウス雑音(additive white Gaussian noise:AWGN)である。
ここで、n(t)は両側電力密度N0/2[W/Hz]の加法性白色ガウス雑音(additive white Gaussian noise:AWGN)である。
続いて、本発明に係る通信方式の受信機について説明する。
受信機は、(L+α)×M個(α≧0)の複素重みを2次元に配置した、上式(4)で定義されたホッピングパターンよりもサイズの大きな2次元適応FIRフィルタで構成される。簡単のために、本明細書では0≦α≦Lとする。
k番ユーザの受信機がもつ複素重みwk,l,mを要素とする行列Wkを下記(9)と定義する。
受信機は、(L+α)×M個(α≧0)の複素重みを2次元に配置した、上式(4)で定義されたホッピングパターンよりもサイズの大きな2次元適応FIRフィルタで構成される。簡単のために、本明細書では0≦α≦Lとする。
k番ユーザの受信機がもつ複素重みwk,l,mを要素とする行列Wkを下記(9)と定義する。
本発明においては、このWkをTs間隔で適応アルゴリズムにより更新する。
本明細書では、適応アルゴリズムとして正規化LMS(normalized least−mean−square:N−LMS)アルゴリズムを用いた場合について説明する。
簡単のために、各ユーザの受信機が、それぞれの所望信号の1波目に同期しているものとする。
また、以下の説明では、k番ユーザの受信機に着目して、一般性を失うことなくτk,l=0と仮定する。
本明細書では、適応アルゴリズムとして正規化LMS(normalized least−mean−square:N−LMS)アルゴリズムを用いた場合について説明する。
簡単のために、各ユーザの受信機が、それぞれの所望信号の1波目に同期しているものとする。
また、以下の説明では、k番ユーザの受信機に着目して、一般性を失うことなくτk,l=0と仮定する。
k番ユーザの受信機では、受信信号に対して、周波数毎に、チップ毎に信号の検出を行う。
nTs+(l−1)Tc<t<nTs+lTc(l=1,2,…,L+α)におけるm番周波数の検出値を、次式(10)(11)で表されるrk,l,m(n)とする。
nTs+(l−1)Tc<t<nTs+lTc(l=1,2,…,L+α)におけるm番周波数の検出値を、次式(10)(11)で表されるrk,l,m(n)とする。
適応フィルタの重みの更新は次式(17)により行う。
ここで、μはステップゲイン、‖Rk(n)‖Fは行列Rk(n)のFrobeniusノルムであって次式(18)で表される。
また、ek(n)は次式(19)で表される。
ここで、μはステップゲイン、‖Rk(n)‖Fは行列Rk(n)のFrobeniusノルムであって次式(18)で表される。
また、ek(n)は次式(19)で表される。
以上が本発明に係る通信方式における送信機、通信路及び受信機の構成である。
続いて、受信機から送信機に対して繰り返し実行されるフィードバックについて説明する。
k番ユーザの受信機は適応フィルタの重みの一部を送信機にフィードバックし、送信機においてはそれを新たなホッピングパターンPkとして用いる。
時刻t=kTf+αTc(k=1,2,…,Nf;Nfはフィードバック回数、Tfはフィードバック間隔)において受信機から送信機にフィードバックされるホッピングパターンPk(k)は、
尚、本明細書においては、Pk(k)のフィードバック遅延はないものとする。
続いて、受信機から送信機に対して繰り返し実行されるフィードバックについて説明する。
k番ユーザの受信機は適応フィルタの重みの一部を送信機にフィードバックし、送信機においてはそれを新たなホッピングパターンPkとして用いる。
時刻t=kTf+αTc(k=1,2,…,Nf;Nfはフィードバック回数、Tfはフィードバック間隔)において受信機から送信機にフィードバックされるホッピングパターンPk(k)は、
尚、本明細書においては、Pk(k)のフィードバック遅延はないものとする。
受信機の2次元配置FIRフィルタはMMSE解の重みを生成し、重みの一部をフィードバックすることにより送信信号が変化する。
これにより、受信信号も変化し、FIRフィルタが新たな別のMMSE解に収束する。
フィードバックを繰り返すことにより、より小さなBERが得られるホッピングパターンに自動的に収束する。
その結果、FH−CDMAにおいてISIやMAIを大幅に低減させることが可能となる。
これにより、受信信号も変化し、FIRフィルタが新たな別のMMSE解に収束する。
フィードバックを繰り返すことにより、より小さなBERが得られるホッピングパターンに自動的に収束する。
その結果、FH−CDMAにおいてISIやMAIを大幅に低減させることが可能となる。
以下、以上説明した本発明に係る通信方式の性能評価を行う。
(1)初期ホッピングパターン
先ず、本明細書で用いるk番ユーザの初期ホッピングパターンPk(0)を定義する。
G.Einarssonの提案するFH符号(G,Einarsson″Address assignment for a tine−frequency−coded spread−spectrum system,″Bell Syst.Tech.J.,vol.59,no.7,pp.1241−1255,Sep.1980.参照)を応用し、符号長がL=7、周波数トーンの数がM=8のパターンykを次式(23)(24)とする。
=[yk,1yk,2…yk,L]T (24)
ここで、βはβ=[β0β1…βL−1]T、左式右辺のβはGF(M=23)の原始元、xk及びγk
の加算及び乗算である。
(1)初期ホッピングパターン
先ず、本明細書で用いるk番ユーザの初期ホッピングパターンPk(0)を定義する。
G.Einarssonの提案するFH符号(G,Einarsson″Address assignment for a tine−frequency−coded spread−spectrum system,″Bell Syst.Tech.J.,vol.59,no.7,pp.1241−1255,Sep.1980.参照)を応用し、符号長がL=7、周波数トーンの数がM=8のパターンykを次式(23)(24)とする。
=[yk,1yk,2…yk,L]T (24)
ここで、βはβ=[β0β1…βL−1]T、左式右辺のβはGF(M=23)の原始元、xk及びγk
の加算及び乗算である。
本明細書では、ユーザ番号kとxk,γkの関係を(k−1)=γkM+xkと選ぶことにする。
更に、符号長L=7のM種類のGold系列のセットをZ=[z0z1…zM−1]と定義する。
また、ykとxkを用いて、k番ユーザの初期ホッピングパターンPk(0)を次式(25)と与える。
Pk(0)=ZkVk (25)
ここで、行列Vkの(l,m)要素vk,l,mは、下記(26)で表される。
vk,l,m={1(m=yk,l+1),0(m≠yk,l+1)} (26)
更に、符号長L=7のM種類のGold系列のセットをZ=[z0z1…zM−1]と定義する。
また、ykとxkを用いて、k番ユーザの初期ホッピングパターンPk(0)を次式(25)と与える。
Pk(0)=ZkVk (25)
ここで、行列Vkの(l,m)要素vk,l,mは、下記(26)で表される。
vk,l,m={1(m=yk,l+1),0(m≠yk,l+1)} (26)
(2)マルチパスモデル
本発明に係る通信方式の性能を評価するために、図2に示す6波マルチパスモデル(Ik=6)を用いる。
図2において、|hk,i|はk番ユーザの通信路のi番パスの振幅(実数)、τk,iは遅延、θk,iは位相である。また、|hk,i|は20log10(|hk,i+1|/|hk,i|)=−3dB、τk,iはτk,i+1−τk,i=0.5Tc、τk,iは[0,Ts)の区間で一様に分布するランダム変数、θk,iはθk,i=0とする。
本発明に係る通信方式の性能を評価するために、図2に示す6波マルチパスモデル(Ik=6)を用いる。
図2において、|hk,i|はk番ユーザの通信路のi番パスの振幅(実数)、τk,iは遅延、θk,iは位相である。また、|hk,i|は20log10(|hk,i+1|/|hk,i|)=−3dB、τk,iはτk,i+1−τk,i=0.5Tc、τk,iは[0,Ts)の区間で一様に分布するランダム変数、θk,iはθk,i=0とする。
(3)シミュレーション
以下、本発明に係る通信方式についてシミュレーションを行う。
本発明に係る通信方式では、フィードバックによりホッピングパターンのトレーニングが行われる。
そこで、Nf回のフィードバックが終了するまでの期間を初期トレーニング期間、フィードバック後の期間を定常期間と呼ぶことにする。
初期トレーニング期間にはFIRフィルタ重みの更新とホッピングパターンのフィードバックを行い、定常期間にはホッピングパターンのフィードバックは行わずにFIR重みの更新のみを行うものとする。
遅延τk,iによってBERが異なる値となるため、10回の平均で定常期間のBERを示す。
Eb/N0は差動符号化したQPSKのBERが10−5を示す9.9dB、FIRフィルタの重み更新のステップゲインはμ=10−1、初期トレーニング期間にはパイロットデータの送信を仮定
以下、本発明に係る通信方式についてシミュレーションを行う。
本発明に係る通信方式では、フィードバックによりホッピングパターンのトレーニングが行われる。
そこで、Nf回のフィードバックが終了するまでの期間を初期トレーニング期間、フィードバック後の期間を定常期間と呼ぶことにする。
初期トレーニング期間にはFIRフィルタ重みの更新とホッピングパターンのフィードバックを行い、定常期間にはホッピングパターンのフィードバックは行わずにFIR重みの更新のみを行うものとする。
遅延τk,iによってBERが異なる値となるため、10回の平均で定常期間のBERを示す。
Eb/N0は差動符号化したQPSKのBERが10−5を示す9.9dB、FIRフィルタの重み更新のステップゲインはμ=10−1、初期トレーニング期間にはパイロットデータの送信を仮定
(3.1)BERとFIRフィルタサイズの関係
図3は、定常期間におけるBERとFIRフィルタのサイズ((L+α)×M)の関係を示している。
MはM=8と固定し、(L+α)を7,10,14とした。フィードバック間隔はTf=Ts、フィードバック回数Nf=104とした。
図3から分かるように、(L+α)が14のときに最も小さいBERが得られた。
以下、FIRフィルタサイズ(L+α)×Mを14×8とする。
図3は、定常期間におけるBERとFIRフィルタのサイズ((L+α)×M)の関係を示している。
MはM=8と固定し、(L+α)を7,10,14とした。フィードバック間隔はTf=Ts、フィードバック回数Nf=104とした。
図3から分かるように、(L+α)が14のときに最も小さいBERが得られた。
以下、FIRフィルタサイズ(L+α)×Mを14×8とする。
(3.2)BERとフィードバック間隔の関係
図4は定常期間におけるユーザ数、BER、フィードバック間隔Tfの関係を示している。
フィードバック間隔TfをTs,10Ts,102Ts,103Ts、フィードバック回数NfをTf=TsのときNf=104,Tf=10TsのときNf=103,Tf=102TsのときNf=102,Tf=103TsのときNf=10とした。
図4より、フィードバック間隔Tfが103TsのときにBERが最小となった。
これは、N−LMSアルゴリズムを用いたFIRフィルタの収束に103Ts程度の時間を要するためと考えられる。
以下ではフィードバック間隔Tfを103Tsとする。
図4は定常期間におけるユーザ数、BER、フィードバック間隔Tfの関係を示している。
フィードバック間隔TfをTs,10Ts,102Ts,103Ts、フィードバック回数NfをTf=TsのときNf=104,Tf=10TsのときNf=103,Tf=102TsのときNf=102,Tf=103TsのときNf=10とした。
図4より、フィードバック間隔Tfが103TsのときにBERが最小となった。
これは、N−LMSアルゴリズムを用いたFIRフィルタの収束に103Ts程度の時間を要するためと考えられる。
以下ではフィードバック間隔Tfを103Tsとする。
(3.3)BERとフィードバック回数の関係
図5は定常期間におけるユーザ数、BER、フィードバック回数の関係を示している。
図5より、フィードバック回数NfがNf≧8程度で小さなBERとなった。
以下ではフィードバック回数Nfを8回とする。
図5は定常期間におけるユーザ数、BER、フィードバック回数の関係を示している。
図5より、フィードバック回数NfがNf≧8程度で小さなBERとなった。
以下ではフィードバック回数Nfを8回とする。
(3.4)収束したホッピングパターン
本発明に係る通信方式に用いた初期ホッピングパターン及びトレーニング終了後のホッピングパターンの例を図6及び図7にそれぞれ示す。但し、これらの図において各トーンの振幅は大きさで表示している。
図7はユーザ数K=32、FIRフィルタサイズ(L+α)×M=14×8、フィードバック間隔Tf=103Ts、フィードバック回数Nf=8、ステップゲインμ=10−1という条件でトレーニングを行った第2ユーザ(k=2)のホッピングパターンである。
図6及び図7により、本発明に係る通信方式のホッピングパターンは、フィードバックによりマルチトーンのチップをもつホッピングパターンに収束していることが分かる。
本発明に係る通信方式に用いた初期ホッピングパターン及びトレーニング終了後のホッピングパターンの例を図6及び図7にそれぞれ示す。但し、これらの図において各トーンの振幅は大きさで表示している。
図7はユーザ数K=32、FIRフィルタサイズ(L+α)×M=14×8、フィードバック間隔Tf=103Ts、フィードバック回数Nf=8、ステップゲインμ=10−1という条件でトレーニングを行った第2ユーザ(k=2)のホッピングパターンである。
図6及び図7により、本発明に係る通信方式のホッピングパターンは、フィードバックによりマルチトーンのチップをもつホッピングパターンに収束していることが分かる。
(3.5)他の方式との比較
本発明に係る方式と他の従来方式の性能を比較する。
比較する従来方式は、マッチドフィルタ(matched filter:MF)を用いるDS−CDMA(Gold系列)、RAKE(2波最大比合成)を行うDS−CDMA(Gold系列)、DSとFHを組み合わせてMF受信を行うHybrid−CDMA、非特許文献5にて提案されたFCSS/DS−CDMAとした。
各方式の周波数利用効率が同等となるように符号長Lと周波数トーンの数Mを表1のように選択した。
本発明に係る方式と他の従来方式の性能を比較する。
比較する従来方式は、マッチドフィルタ(matched filter:MF)を用いるDS−CDMA(Gold系列)、RAKE(2波最大比合成)を行うDS−CDMA(Gold系列)、DSとFHを組み合わせてMF受信を行うHybrid−CDMA、非特許文献5にて提案されたFCSS/DS−CDMAとした。
各方式の周波数利用効率が同等となるように符号長Lと周波数トーンの数Mを表1のように選択した。
図8より、本発明に係る方式は、他の従来方式と比較して最も優れたBER性能を示し、しかもユーザ数が増えるにつれて性能差が顕著になることが分かる。
また、この結果から、本発明に係る方式によれば、FH−CDMAにおいてISIやMAIを大幅に低減させることが可能となることが分かる。
また、この結果から、本発明に係る方式によれば、FH−CDMAにおいてISIやMAIを大幅に低減させることが可能となることが分かる。
本発明は、特に無線LAN等の移動体通信システムにおいて好適に利用することができるものである。
1 送信機
2 受信機
3 通信路
4 適応FIRフィルタ
5 フィルタ係数の一部
6 新たなホッピングパターン
2 受信機
3 通信路
4 適応FIRフィルタ
5 フィルタ係数の一部
6 新たなホッピングパターン
Claims (1)
- 送信機側と受信機側で一定のホッピングパターンに従って通信周波数を切り替えて通信を行う周波数ホッピング方式のCDMA通信方式において、
前記受信機を、時間及び周波数の2次元に対応させたフィルタ係数をもつ適応フィルタから構成し、
前記受信機から前記送信機に対して、前記フィルタ係数の一部を繰り返しフィードバックし、
前記送信機において、前記フィードバックされたフィルタ係数の一部を新たなホッピングパターンとして使用することを特徴とするホッピングパターン帰還型CDMA通信方式。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007341948A JP2009159579A (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | ホッピングパターン帰還型cdma通信方式 |
US12/665,322 US8102894B2 (en) | 2007-12-25 | 2008-07-15 | Communication system and its method |
PCT/JP2008/062753 WO2009081606A1 (ja) | 2007-12-25 | 2008-07-15 | 通信システムおよびその方法 |
JP2009541653A JP4582727B2 (ja) | 2007-12-25 | 2008-07-15 | 通信システムおよびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007341948A JP2009159579A (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | ホッピングパターン帰還型cdma通信方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009159579A true JP2009159579A (ja) | 2009-07-16 |
Family
ID=40800923
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007341948A Pending JP2009159579A (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | ホッピングパターン帰還型cdma通信方式 |
JP2009541653A Expired - Fee Related JP4582727B2 (ja) | 2007-12-25 | 2008-07-15 | 通信システムおよびその方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009541653A Expired - Fee Related JP4582727B2 (ja) | 2007-12-25 | 2008-07-15 | 通信システムおよびその方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8102894B2 (ja) |
JP (2) | JP2009159579A (ja) |
WO (1) | WO2009081606A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4553409B1 (ja) * | 2010-02-26 | 2010-09-29 | 公立大学法人高知工科大学 | 通信システムおよびその方法 |
US8565209B2 (en) * | 2011-09-09 | 2013-10-22 | Kochi University Of Technology | Communication apparatus, communication system, communication method and computer-readable storage medium |
DE102017206236A1 (de) * | 2017-04-11 | 2018-10-11 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Spezifische hoppingmuster für telegram-splitting |
WO2019014938A1 (en) * | 2017-07-21 | 2019-01-24 | Zte Corporation | SYSTEM AND METHOD FOR ALLOCATING NETWORK RESOURCES |
US11025358B1 (en) | 2020-04-20 | 2021-06-01 | Bae Systems Information And Electronic Systems Integration Inc. | Method of adaptively mitigating common template multi-channel wireless interference |
US11394414B2 (en) * | 2020-04-20 | 2022-07-19 | Bae Systems Information And Electronic Systems Integration Inc. | Method of wireless interference mitigation with efficient utilization of computational resources |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09298495A (ja) | 1996-05-07 | 1997-11-18 | N T T Ido Tsushinmo Kk | 信号多重化装置 |
JP3120792B2 (ja) * | 1998-09-11 | 2000-12-25 | 日本電気株式会社 | スペクトラム拡散通信方法及びスペクトラム拡散通信装置 |
EP1130840A3 (en) * | 2000-02-29 | 2003-11-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Spread-spectrum multicarrier modulation for cellular communication |
JP2003032220A (ja) | 2001-07-17 | 2003-01-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 送信装置、受信装置および無線通信方法 |
JP4684628B2 (ja) * | 2004-11-16 | 2011-05-18 | Kddi株式会社 | サブキャリア割当装置およびマルチキャリア無線通信システム |
US7620099B2 (en) * | 2005-07-28 | 2009-11-17 | Broadcom Corporation | WCDMA terminal baseband processing module having multi-path scanner module |
-
2007
- 2007-12-25 JP JP2007341948A patent/JP2009159579A/ja active Pending
-
2008
- 2008-07-15 WO PCT/JP2008/062753 patent/WO2009081606A1/ja active Application Filing
- 2008-07-15 JP JP2009541653A patent/JP4582727B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2008-07-15 US US12/665,322 patent/US8102894B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8102894B2 (en) | 2012-01-24 |
WO2009081606A1 (ja) | 2009-07-02 |
JPWO2009081606A1 (ja) | 2011-05-06 |
JP4582727B2 (ja) | 2010-11-17 |
US20100183048A1 (en) | 2010-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100484993B1 (ko) | 다중 사용자의 씨디엠에이 신호 검출용 수신기 | |
JP5204312B2 (ja) | 送信機、受信機、方法及びプログラム | |
JP5074544B2 (ja) | 無線通信システムにおけるソフト・ハンドオフのための受信された多元信号の等化 | |
JP4619604B2 (ja) | 多数のマルチプレクシング方式に適応可能なソフトウェア−ベースのデジタル受信機 | |
US7463609B2 (en) | Interference cancellation within wireless transceivers | |
JP4553409B1 (ja) | 通信システムおよびその方法 | |
JP2009159579A (ja) | ホッピングパターン帰還型cdma通信方式 | |
US20090296786A1 (en) | Method and system for adaptive duplicated filters and interference cancellation | |
US20050249269A1 (en) | Frequency-domain multi-user access interference cancellation and nonlinear equalization in CDMA receivers | |
Tomasin et al. | Frequency-domain interference cancellation and nonlinear equalization for CDMA systems | |
Takeda et al. | Iterative Overlap FDE for DS-CDMA without GI | |
JP4940401B2 (ja) | シンボル−レベル適応方法およびこの方法を実施するためのメモリ、等化器、受信器 | |
Mehlfuhrer et al. | A robust MMSE equalizer for MIMO enhanced HSDPA | |
Tomasin et al. | Equalization and multiuser interference cancellation in CDMA systems | |
Chiba et al. | Multitone-hopping CDMA using feedback-controlled hopping pattern for decentralized multiple access | |
Xu et al. | On the use of interference suppression to reduce intermodulation distortion in multicarrier CDMA systems | |
Chiba et al. | Iterative algorithm for reducing the peak-to-average power ratio of feedback-controlled multitone-hopping CDMA signals | |
WO2013172808A1 (en) | Decision-directed nlms equalizer by despreading with a parent code of a group of active codes. | |
Yang et al. | Adaptive frequency-domain equalization for space-time block-coded DS-CDMA downlink | |
Wong et al. | Blind adaptive detection for asynchronous CDMA systems | |
Georgoulis | Transmitter based techniques for ISI and MAI mitigation in CDMA-TDD downlink | |
Baltzis et al. | Suboptimal RAKE finger allocation: Performance and complexity tradeoffs | |
Shahzad et al. | Power aware implementation of wideband code division multiple access (WCDMA) based system for mobile consumer devices in ad hoc settings | |
Degada et al. | Channel Estimation and Rake Reception for 3G Air Interface Wideband Coded Division Multiple Access | |
Liu et al. | Performance analysis of Tomlinson-Harashima multiuser precoding in multipath CDMA channels |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20100304 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100430 |
|
A072 | Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination] |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072 Effective date: 20100907 |