JP2009158295A - Switch for dc power supply - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、直流電源用スイッチに関するものである。 The present invention relates to a DC power supply switch.
住宅等において、直流電力により駆動される直流機器が用いられる。これは、直流電力を出力する直流電力供給部と、直流電力により駆動される負荷としての直流機器とを備え、直流電力供給部の出力端部に接続した直流供給線路を通して直流機器に直流電力が供給され、例えば商用の交流電源が停電中に、太陽電池や燃料電池等から直流電力を供給して電力を補うことができる。 In homes and the like, DC devices driven by DC power are used. This includes a DC power supply unit that outputs DC power and a DC device as a load driven by the DC power, and the DC power is supplied to the DC device through a DC supply line connected to the output end of the DC power supply unit. For example, during a power failure of a commercial AC power supply, DC power can be supplied from a solar cell, a fuel cell, or the like to supplement the power.
直流機器へ給電する直流供給線路には直流電源用スイッチが設けられる(例えば特許文献1参照)。直流電源用スイッチとしては、押釦ハンドルが押し込まれた時に該押釦ハンドルの押し込み動作にともなって反転ハンドルを回動させ、このハンドルの回動に応じてスイッチング素子の接点部を駆動し、上記押釦ハンドルの押し込み解除時に上記接点部を復帰駆動させる開閉機構を備えた押釦スイッチ部と、該押釦スイッチ部の上部に取付けられ上記押釦ハンドルをピアノタッチ操作で押圧するピアノハンドルとを設けたスイッチが好適に用いられる。
ところで、このような直流電源用スイッチにおいては、スイッチの入り切りの際に図7の破線に示すようにサージ電圧Sが発生してしまい、電気部品が破損する惧れがあるという問題がある。 By the way, such a DC power switch has a problem that when the switch is turned on and off, a surge voltage S is generated as shown by a broken line in FIG.
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、スイッチの入り切りの際にサージ電圧が発生するのを抑えることが可能な直流電源用スイッチを提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a DC power supply switch capable of suppressing the generation of a surge voltage when the switch is turned on and off.
上記課題を解決するために請求項1に係る直流電源用スイッチにあっては、直流電力を供給するための直流供給線路Wdcを電気的に導通又は遮断するスイッチング素子と、押釦ハンドル1が押し込まれた時に該押釦ハンドル1の押し込み動作にともなって反転ハンドル19を回動させ、この反転ハンドル19の回動に応じてスイッチング素子の接点部S1、S2を駆動し、上記押釦ハンドル1の押し込み解除時に上記接点部S1、S2を復帰駆動させる開閉機構を備えた押釦スイッチ部2と、該押釦スイッチ部2の上部に取付けられ上記押釦ハンドル1をピアノタッチ操作で押圧するピアノハンドル3と、直流供給線路Wdcに前記スイッチング素子と並列に接続され且つ互いに直列に接続される抵抗素子35及び容量素子36を備えて成ることを特徴とするものである。
In order to solve the above-mentioned problem, in the DC power supply switch according to
このような構成とすることで、スイッチの入り切りの際にサージ電圧が発生するのを抑えることができるものである。 With such a configuration, it is possible to suppress the occurrence of a surge voltage when the switch is turned on and off.
本発明によれば、直流供給線路にスイッチング素子と並列に接続され且つ互いに直列に接続される抵抗素子及び容量素子を設けたことで、スイッチの入り切りの際にサージ電圧が発生するのを抑えることが可能となり、電気部品が破損するのを防止することができる。 According to the present invention, it is possible to suppress a surge voltage from being generated when a switch is turned on and off by providing a resistance element and a capacitance element that are connected in parallel to the switching element and connected in series to the DC supply line. It is possible to prevent electrical components from being damaged.
以下に説明する実施形態は、本発明を適用する建物として戸建て住宅の家屋を想定して説明するが、本発明の技術思想を集合住宅に適用することを妨げるものではない。家屋Hには、図2に示すように、直流電力を出力する直流電力供給部101と、直流電力により駆動される負荷としての直流機器102とが設けられ、直流電力供給部101の出力端部に接続した直流供給線路Wdcを通して直流機器102に直流電力が供給される。直流電力供給部101と直流機器102との間には、直流供給線路Wdcに流れる電流を監視し、異常を検知したときに直流供給線路Wdc上で直流電力供給部101から直流機器102への給電を制限ないし遮断する直流ブレーカ114が設けられる。
The embodiments described below are described assuming a detached house as a building to which the present invention is applied, but this does not preclude the application of the technical idea of the present invention to an apartment house. As shown in FIG. 2, the house H is provided with a DC
直流供給線路Wdcは、直流電力の給電路であるとともに通信路としても兼用されており、高周波の搬送波を用いてデータを伝送する通信信号を直流電圧に重畳することにより直流供給線路Wdcに接続された機器間での通信を可能にしている。この技術は、交流電力を供給する電力線において交流電圧に通信信号を重畳させる電力線搬送技術と類似した技術である。 The DC supply line Wdc is used as both a DC power supply path and a communication path, and is connected to the DC supply line Wdc by superimposing a communication signal for transmitting data on a DC voltage using a high-frequency carrier wave. Enables communication between devices. This technique is similar to a power line carrier technique in which a communication signal is superimposed on an AC voltage in a power line that supplies AC power.
直流供給線路Wdcは、直流電力供給部101を介して宅内サーバ116に接続される。宅内サーバ116は、宅内の通信網(以下、「宅内網」という)を構築する主装置であり、宅内網において直流機器102が構築するサブシステムなどと通信を行う。
The DC supply line Wdc is connected to the
図示例では、サブシステムとして、パーソナルコンピュータ、無線アクセスポイント、ルータ、IP電話機のような情報系の直流機器102からなる情報機器システムK101、照明器具のような照明系の直流機器102からなる照明システムK102,K105、来客対応や侵入者の監視などを行う直流機器102からなるインターホンシステムK103、火災感知器のような警報系の直流機器102からなる住警器システムK104などがある。各サブシステムは、自立分散システムを構成しており、サブシステム単独でも動作が可能になっている。
In the example shown in the drawing, as an subsystem, an illumination system comprising an information equipment system K101 comprising an information-
上述した直流ブレーカ114は、サブシステムに関連付けて設けられており、図示例では、情報機器システムK101、照明システムK102およびインターホンシステムK103、住警器システムK104、照明システムK105に関連付けて4個の直流ブレーカ114を設けている。1台の直流ブレーカ114に複数個のサブシステムを関連付ける場合には、サブシステムごとに直流供給線路Wdcの系統を分割する接続ボックス121が設けられる。図示例においては、照明システムK102とインターホンシステムK103との間に接続ボックス121が設けられている。
The above-described
情報機器システムK101としては、壁コンセントあるいは床コンセントの形態で家屋Hに先行配置(家屋Hの建築時に施工)される直流コンセント131に接続される直流機器102からなる情報機器システムK101が設けられる。
As the information equipment system K101, there is provided an information equipment system K101 composed of a
照明システムK102、K105としては、家屋Hに先行配置される照明器具(直流機器102)からなる照明システムK102と、天井に先行配置される引掛シーリング132に接続する照明器具(直流機器102)からなる照明システムK105とが設けられる。引掛シーリング132には、家屋Hの内装施工時に施工業者が照明器具を取り付けるか、または家人自身が照明器具を取り付ける。
The lighting systems K102 and K105 include a lighting system K102 composed of a lighting device (DC device 102) arranged in advance in the house H and a lighting device (DC device 102) connected to a
照明システムK102を構成する直流機器102である照明器具に対する制御の指示は、赤外線リモコン装置を用いて与えるほか、直流供給線路Wdcに接続されたスイッチ141から通信信号を用いて与えることができる。すなわち、スイッチ141は直流機器102とともに通信の機能を有している。また、スイッチ141の操作によらず、宅内網の別の直流機器102あるいは宅内サーバ116から通信信号により制御の指示がなされることもある。照明器具への指示には、点灯、消灯、調光、点滅点灯などがある。
In addition to using an infrared remote control device, a control instruction for the lighting apparatus that is the
上述した直流コンセント131、引掛シーリング132には、任意の直流機器102を接続することができ、接続された直流機器102に直流電力を出力するから、以下では直流コンセント131、引掛シーリング132を区別する必要がない場合には「直流アウトレット」と呼ぶ。
Since any
これらの直流アウトレットは、直流機器102に直接設けた接触子(図示せず)または接続線を介して設けた接触子(図示せず)が差し込まれる差込式の接続口が器体に開口し、接続口に差し込まれた接触子に直接接触する接触子受けが器体に保持された構造を有している。すなわち、直流アウトレットは接触式で給電を行う。直流アウトレットに接続された直流機器102が通信機能を有する場合には、直流供給線路Wdcを通して通信信号を伝送することが可能になる。直流機器102だけではなく直流アウトレットにも通信機能が設けられている。
These DC outlets have a plug-in connection port into which a contact (not shown) provided directly on the
宅内サーバ116は、宅内網に接続されるだけではなく、インターネットを構築する広域網NTに接続される接続口を有している。宅内サーバ116が広域網NTに接続されている場合には、広域網NTに接続されたコンピュータサーバであるセンタサーバ200によるサービスを享受することができる。
The
センタサーバ200が提供するサービスには、広域網NTを通して宅内網に接続された機器(主として直流機器102であるが通信機能を有した他の機器も含む)の監視や制御を可能にするサービスがある。このサービスにより、パーソナルコンピュータ、インターネットTV、移動体電話機などのブラウザ機能を備える通信端末(図示せず)を用いて宅内網に接続された機器の監視や制御が可能になる。
The service provided by the
宅内サーバ116は、広域網NTに接続されたセンタサーバ200との間の通信と、宅内網に接続された機器との間の通信との両方の機能を備え、宅内網の機器に関する識別情報(ここでは、IPアドレスを用いるものとする)の取得の機能を備える。
The in-
宅内サーバ116は、センタサーバ200との通信機能を用いることにより、広域網NTに接続された通信端末からセンタサーバ200を通して宅内の機器の監視や制御を可能にする。センタサーバ200は、宅内の機器と広域網NT上の通信端末とを仲介する。
The
通信端末から宅内の機器の監視や制御を行う場合は、監視や制御の要求をセンタサーバ200に記憶させ、宅内の機器は定期的に片方向のポーリング通信を行うことにより、通信端末からの監視や制御の要求を受信する。この動作により、通信端末から宅内の機器の監視や制御が可能になる。
When monitoring and controlling home devices from a communication terminal, monitoring and control requests are stored in the
また、宅内の機器において火災検知など通信端末に通知すべきイベントが生じたときには、宅内の機器からセンタサーバ200に通知し、センタサーバ200から通信端末に対して電子メールによる通知を行う。
Further, when an event that should be notified to the communication terminal, such as a fire detection, occurs in the home device, the home device notifies the
宅内サーバ116における宅内網との通信機能のうち重要な機能は、宅内網を構成する機器の検出と管理である。宅内サーバ116では、UPnP(Universal Plug and Play)を応用して宅内網に接続された機器を自動的に検出する。宅内サーバ116はブラウザ機能を有する表示器117を備え、検出した機器の一覧を表示器117に表示する。この表示器117はタッチパネル式もしくは操作部が付設された構成を有し、表示器117の画面に表示された選択肢から所望の内容を選択する操作が可能になっている。したがって、宅内サーバ116の利用者(施工業者あるいは家人)は、表示器117の画面上で機器の監視ないし制御が可能になる。表示器117は宅内サーバ116とは分離して設けてもよい。
An important function among the communication functions with the home network in the
宅内サーバ116では、機器の接続に関する情報を管理しており、宅内網に接続された機器の種類や機能とアドレスとを把握する。したがって、宅内網の機器を連動動作させることができる。機器の接続に関する情報は上述のように自動的に検出されるが、機器を連動動作させるには、機器自身が保有する属性により自動的に関係付けを行うほか、宅内サーバ116にパーソナルコンピュータのような情報端末を接続し、情報端末のブラウザ機能を利用して機器の関係付けを行うこともできる。
The in-
機器の連動動作の関係は各機器がそれぞれ保持する。したがって、機器は宅内サーバ116を通すことなく連動動作することができる。各機器について、連動動作の関係付けを行うことにより、たとえば、機器であるスイッチの操作により、機器である照明器具の点灯あるいは消灯の動作を行うことが可能になる。また、連動動作の関係付けはサブシステム内で行うことが多いが、サブシステムを超える関係付けも可能である。
Each device holds the relationship of the interlocking operation of the devices. Therefore, the device can operate in an interlocked manner without passing through the
ところで、直流電力供給部101は、基本的には、商用電源のように宅外から供給される交流電源ACの電力変換により直流電力を生成する。図示する構成では、交流電源ACは、分電盤110に内器として取り付けられた主幹ブレーカ111を通して、スイッチング電源を含むAC/DCコンバータ112に入力される。AC/DCコンバータ112から出力される直流電力は、協調制御部113を通して各直流ブレーカ114に接続される。
By the way, the DC
直流電力供給部101には、交流電源ACから電力が供給されない期間(たとえば、商用電源ACの停電期間)に備えて二次電池162が設けられている。また、直流電力を生成する太陽電池161や燃料電池163を併用することも可能になっている。交流電源ACから直流電力を生成するAC/DCコンバータ112を備える主電源に対して、太陽電池161や二次電池162や燃料電池163は分散電源になる。なお、図示例において、太陽電池161、二次電池162、燃料電池163は出力電圧を制御する回路部を含み、二次電池162は放電だけではなく充電を制御する回路部も含んでいる。
The DC
分散電源のうち太陽電池161や燃料電池163は必ずしも設けなくてもよいが、二次電池162は設けるのが望ましい。二次電池162は主電源や他の分散電源により適時充電され、二次電池162の放電は、交流電源ACから電力が供給されない期間だけではなく必要に応じて適時に行われる。二次電池162の充放電や主電源と分散電源との協調は、協調制御部113により行われる。すなわち、協調制御部113は、直流電力供給部101を構成する主電源および分散電源から直流機器102への電力の配分を制御する直流電力制御部として機能する。なお、太陽電池161、二次電池162、燃料電池163の出力を交流電力に変換し、AC/DCコンバータ112の入力電力として用いる構成を採用してもよい。
Of the distributed power sources, the
直流機器102の駆動電圧は機器に応じた複数種類の電圧から選択されるから、協調制御部113にDC/DCコンバータを設け、主電源および分散電源から得られる直流電圧を必要な電圧に変換するのが望ましい。通常は、1系統のサブシステム(もしくは1台の直流ブレーカ114に接続された直流機器102)に対して1種類の電圧が供給されるが、1系統のサブシステムに対して3線以上を用いて複数種類の電圧を供給するように構成してもよい。あるいはまた、直流供給線路Wdcを2線式とし、線間に印加する電圧を時間経過に伴って変化させる構成を採用することも可能である。DC/DCコンバータは、直流ブレーカと同様に複数に分散して設けてもよい。
Since the driving voltage of the
上述の構成例では、AC/DCコンバータ112を1個だけ図示しているが、複数個のAC/DCコンバータ112を並設することが可能であり、複数個のAC/DCコンバータ112を設けるときには、負荷の大きさに応じて運転するAC/DCコンバータ112の台数を増減させるのが望ましい。
In the above configuration example, only one AC /
上述したAC/DCコンバータ112、協調制御部113、直流ブレーカ114、太陽電池161、二次電池162、燃料電池163には通信機能が設けられており、主電源および分散電源や直流機器102を含む負荷の状態に対処する連携動作を行うことを可能にしている。この通信に用いる通信信号は、直流機器102に用いる通信信号と同様に直流電圧に重畳する形式で伝送する。
The AC /
上述の例では主幹ブレーカ111から出力された交流電力をAC/DCコンバータ112により直流電力に変換するために、AC/DCコンバータ112を分電盤110内に配置しているが、主幹ブレーカ111の出力側において分電盤110内に設けた分岐ブレーカ(図示せず)で交流供給線路を複数系統に分岐し、各系統の交流供給線路にAC/DCコンバータを設けて系統ごとに直流電力に変換する構成を採用してもよい。
In the above example, the AC /
この場合、家屋Hの各階や各部屋を単位として直流電力供給部101を設けることができるから、直流電力供給部101を系統別に管理することができ、しかも、直流電力を利用する直流機器102との間の直流供給線路Wdcの距離が小さくなるから、直流供給線路Wdcでの電圧降下による電力損失を低減させることができる。また、主幹ブレーカ111および分岐ブレーカを分電盤110に収納し、AC/DCコンバータ112と協調制御部113と直流ブレーカ114と宅内サーバ116とを分電盤110とは別の盤に収納してもよい。
In this case, since the DC
本実施形態の両切りのピアノハンドル式の直流電源スイッチは、図3及び図4に示すように押釦ハンドル1の押圧操作により2組の接点部S1,S2の接点切換が行われる押釦スイッチ部2と、この押釦スイッチ部2の上面に一端部が回動自在に枢支され、他端部で押釦ハンドル1の上面を押し下げる操作用のピアノハンドル3とからなり、例えば図5に示すように各接点部S1、S2を直流供給線路Wdcの各極の線路に挿入して、モータ等の負荷Lへの電源を入切するスイッチ装置として用いられる。
As shown in FIGS. 3 and 4, the double-cut piano handle type DC power switch of this embodiment includes a push
押釦スイッチ部2の器体4は、上面開口の合成樹脂製のボディ4aと、ボディ4aの両側面の両端部近くに形成している係止突起30,30を、両側下端から下方に垂下させている組立片31、31の係止孔32、32に組立片31の弾性を利用して係止させてボディ4aに被着固定する合成樹脂製のカバー4bとで構成され、その外形寸法は規格化された既製の埋込型の配線器具の1個モジュール寸法に対応する寸法となっている。
The
そして、カバー4bは、既製の配線器具を埋設する場合に用いる取付枠7に着脱自在に取付可能とするために、両端面に一対の係止爪5,5を夫々突設してあり、一方の係止爪5の背部には空間6を形成し、当該係止爪5が背方へ弾性的にたわむようにしてある。従って、既製の配線器具用の取付枠7に係止爪5,5を係止させて押釦スイッチ部2を着脱自在に取り付けることにより、既製の埋込型の配線器具と同様にして壁面などの造営面に埋設できるようにしてある。
The
一方ボディ4aは一端部内に接続端子収納部8を2つ形成し、また、他端部内に接続端子収納部9を2つ形成し、更に中央部内に中央収納部15を2つ形成してあり、一端部の2つの接続端子収納部8にはそれぞれ鎖錠ばね10を内装した2個の端子板11を収納し、また、他端部の2つの接続端子収納部9にはそれぞれ鎖錠ばね10’を内装した2個の端子板12を収納する。図中13,13’はボディ4aの両側に配置される各2つの鎖錠ばね10,10、10’,10’の電線解除を行うための解除釦であり、34は冶具を挿入して解除釦13(或いは13’)を解除操作するための解除孔、また29は電線挿入孔である。
On the other hand, the
そして、端子板11と鎖錠ばね10と解除釦13,端子板12と鎖錠ばね10’と解除釦13’とで周知の夫々速結端子部が構成される。
The
ここで各端子板12には固定接点14が固着された延設片12aを形成してあり、各延設片12aはボディ4aの対応する中央収納部15内に延出配置される。また各端子板11の下端には対応する中央収納部15の底部に延出配置される支持片11aを形成している。そして中央収納部15内に配置された各支持片11a上には金属板からなる開閉体16の下端を回動自在に支持する。
Here, each
各開閉体16は下部側端に設けた突部を対応する中央収納部15の内側壁に形成されたV状の位置規制用凹部17に嵌め込んで、位置規制用凹部17の下部を中心に回動自在に枢支される。また各開閉体16には可動接点18を設けてあり、開閉体16の回動に応じて可動接点18が固定接点14に接触・開離し、端子板11と端子板12との間の電気的な接続と遮断とを行う接点部S1又はS2を対応する固定接点14とで構成する。
Each opening /
上記のように1つの固定接点14と1つの可動接点18とで1組の接点部S1又はS2を構成し、2組の接点部S1、S2を同時に開閉することにより両切りのスイッチ部を構成する。
As described above, one fixed
各接点部S1、S2の開閉を行うための2つの開閉体16,16は1つの反転ハンドル19の回動により同時に駆動されるように構成してある。即ち、反転ハンドル19の下部には下方に開口した2つの筒部19aが並設してあり、これらの2つの筒部19aにはそれぞれコイルスプリング20が納められ、各コイルスプリング20の下部が対応する上記開閉体16の上縁に係止され、反転ハンドル19の回動に応じて各開閉体16を同時に駆動するようになっている。従って上記各筒部19aが、両接点部S1、S2の各開閉体16を操作するための開閉体操作部を構成する。
The two opening / closing
また反転ハンドル19は、両側に設けた逆三角形状の軸19bをカバー4bの天井面の中央開口部の内壁に形成された軸受け21に、カバー4bの被着時に下方から回動自在に嵌め込むようになっている。また上部の両端に後述するスライドカム22に掛合する掛合突起23を突設してある。
Further, the reversing
押釦ハンドル1はカバー4bに上下動自在に取り付けられ、下方に配置される復帰ばね24により常時上方に付勢されている。
The push button handle 1 is attached to the
スライドカム22は両端下面に上記反転ハンドル19の掛合突起23に摺動係合する掛合カム体25が形成されており、このスライドカム22は押釦ハンドル1の下面側において両端方向摺動自在に取り付けられ、内部に形成されたハ状の一対の弾性片26の間に押釦ハンドル1の下面に形成している突起(図示せず)が挿入され、この弾性片26により復帰力が与えられる。
The
ここで本実施形態に用いる押釦スイッチ部2の開閉機構は、上記の開閉体16,スライドカム22、反転ハンドル19、コイルスプリング20により構成される。
Here, the opening / closing mechanism of the push
ピアノハンドル3は、図3(b)に示すように、枢支端側の下面から一対の回動凹部(図示せず)を設けると共に、押圧操作端側の下面から押釦スイッチ部2からの抜け止め用の一対の抜止片27を垂設してある。上記回動凹部はカバー4bに形成された軸部28に回動自在に係合するとともに、抜止片27が空間6内に挿入することで、押釦スイッチ部2に装着される。抜止片27側の押圧操作端側を押圧すると、軸部28を中心としてピアノタッチ式に回動する。そして、このピアノハンドル3の回動により押釦スイッチ部2の押釦ハンドル1が下方に押し下げられるのである。
As shown in FIG. 3 (b), the
次に、図6に基づいて押釦スイッチ部2の動作を簡単に説明する。なお、図6(a)は押釦スイッチ部2の両接点部S1、S2のいずれもオフの状態で、図3(b)に示すピアノハンドル3を何等操作していない状態を示す。図6(b)は押釦スイッチ部2の両接点部S1、S2のいずれもオンの状態で、ピアノハンドル3を押し操作している状態を示す。
Next, based on FIG. 6, operation | movement of the
いま、図6(a)の状態で、図3(b)に示すピアノハンドル3を押し操作したとすると、ピアノハンドル3の押し操作に伴って押釦ハンドル1が復帰ばね24に抗して押し下げられ、押釦ハンドル1の押し下げによりスライドカム22が下降する。そして、スライドカム22の図中右側の掛合カム体25が、反転ハンドル19の右側の掛合突起23に当たることにより、反転ハンドル19が図において右方向に回動される。このとき、反転ハンドル19の回動に伴ってスライドカム22が図中の右側に摺動する。このようにして反転ハンドル19が回動されると、コイルスプリング20の下端に連結されている両開閉体16が図において左方向に回動し、開閉体16の各可動接点18がそれぞれ対応する固定接点14に接触し、開閉体16がそれ以上回動できなくなる。この位置では開閉体16の上端と下端とを結ぶ線が中央収納部15の底面に対して垂直な線よりも固定接点14側にやや傾いた位置となるように、固定接点14を設けている端子板12の延設片12aを上記底面に対して垂直となるように形成配置し、且つ可動接点18の突出量や開閉体16の下端の位置等を設定してある。
If the
而して固定接点14に可動接点18が接触すると、押釦ハンドル1の押し下げもそれ以上できなくなる。またこの位置ではコイルスプリング20も反転しない。従ってこの位置でピアノハンドル3の押し下げ力を解除すると、復帰ばね24で押釦ハンドル1が押し上げられ、このときピアノハンドル3が元の状態に戻る。これと同時にスライドカム22も弾性片26のばね力で中央部に摺動復帰し、また反転ハンドル19及び開閉体16も自重により夫々図6(a)の状態に回動復帰することになる。両開閉体16の復帰により各可動接点18は各固定接点14から開離し、接点部S1、S2はオン状態からオフ状態に戻ることになる。尚開閉体16の復帰位置は中央収納部15の底部より形成した倒れ防止リブ33により一定位置に規制される。
Thus, when the
ここで接点部S1又はS2の何れかが溶着していても、他方が開離することで負荷Lへの電源を遮断できることになる。 Here, even if one of the contact portions S1 or S2 is welded, the power to the load L can be cut off by separating the other.
尚本実施形態では、固定接点14に対する可動接点18の接触位置を、コイルスプリング20が反転して、反転ハンドル19が反転回動する位置から、夫々が反転する前の位置に変更することで、反転動作によって接点部S1、S2を開閉する既存の両切り直流電源スイッチの部品を利用することができ、これにより部品の共用化が図れる。
In the present embodiment, the contact position of the
そして本発明では、図1に示すように、直流供給線路Wdcに上記接点部S1、S2を有するスイッチング素子と並列に、互いに直列に接続される抵抗素子35及び容量素子36を設けたものである。
In the present invention, as shown in FIG. 1, the DC supply line Wdc is provided with a
これにより、ピアノハンドル3をピアノタッチ式に押圧して回動させ、押釦スイッチ部2の押釦ハンドル1を下方に押し下げて接点部S1又は/及びS2が閉じてスイッチング素子が入り状態となった時、容量素子に図7の実線に示すように、容量素子に充電されて破線のようにサージ電圧Sが発生するのを防止することができる。また、ピアノハンドル3を押圧して点部S1又は/及びS2が開いてスイッチング素子が切り状態となった時、容量素子の充電されている電荷が放電されて、サージ電圧Sが発生するのを防止することができる。
As a result, the
本発明においては、スイッチの入り切りの際にサージ電圧が発生するのを抑えることが可能となり、電気部品が破損するのを防止することができる。 In the present invention, it is possible to suppress the generation of a surge voltage when the switch is turned on and off, and it is possible to prevent electrical components from being damaged.
1 押釦ハンドル
19 反転ハンドル
2 押釦スイッチ部
3 ピアノハンドル
35 抵抗素子
36 容量素子
S1 接点部
S2 接点部
Wdc 直流供給線路
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Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007335171A JP2009158295A (en) | 2007-12-26 | 2007-12-26 | Switch for dc power supply |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101201285B1 (en) | 2011-05-19 | 2012-11-14 | 주식회사 대륙 | Dc dischargable breaker |
Citations (3)
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JPS5088836U (en) * | 1973-12-17 | 1975-07-28 | ||
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JP2004014435A (en) * | 2002-06-11 | 2004-01-15 | Uchiya Thermostat Kk | Dc current shut-off switch |
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2007
- 2007-12-26 JP JP2007335171A patent/JP2009158295A/en active Pending
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