JP2009157703A - プログラム変換システム - Google Patents

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Abstract

【課題】汎用大型機で使用されているJCLプログラムをパソコン等でも動作可能なプログラムに単純変換不可能な部分も含めて自動的に変換を行うことができるプログラム変換システムを提供する。
【解決手段】変換ルール読み込み手段1と、変換ルール記憶手段2と、JCLファイル中に既存の変換ルールで変換不可能な部分があるかチェックするチェック手段3と、変換不可能な部分があった場合にエラー表示を行うエラー表示手段4と、変換ルールに基づきJCLプログラムの変換を行う変換手段5と、を備えている。変換ルール読み込み手段1により、変換ルールが読み込まれ変換ルール記憶手段2に記憶される。チェック手段3は、変換ルール記憶手段2に記憶された変換ルールに基づいてチェックを行い、変換処理手段5は、変換ルール記憶手段2に記憶された変換ルールに基づいてJCLファイル7の変換を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、あるコンピュータ用のプログラムを変換することにより他のコンピュータでもそのプログラムを実行可能とするシステムに関する。
従来、情報処理業務においては、汎用の大型コンピュータが使用されてきたが、近年、パソコンやワークステーションの性能の向上に伴い、コンピュータシステムを汎用の大型コンピュータからパソコンやワークステーションに変更するケースが増加している。
汎用大型機からパソコン等に変更することにより、コスト削減が可能となり、フレキシブルなシステム構築も可能となるからである。
コンピュータシステムを汎用大型機からパソコンやワークステーションに変更するためには、大型機で使用されているプログラムをパソコンやワークステーションでも動作可能になるように変更することが必要である。
具体的には、汎用大型機で使用されているJCL(Job Control Language:ジョブ制御言語)と呼ばれるスクリプト言語を使用して作成されたプログラムをパソコンやワークステーションでも動作可能なプログラムに変更することが必要となる。
汎用大型機で使用されているJCLプログラムをパソコンやワークステーションでも動作可能なプログラムに変更するためのシステムとして、「プログラム移植システム」(特許文献1)が提案されている。
特許文献1に記載されたプログラム移植システムは、移植元のコンピュータ用のJCLプログラムを入力するジョブ制御プログラム入力過程と、JCLプログラム中で指定された入力ファイルを検索する入力ファイル存在検索過程と、JCLプログラム中の論理関係を精査する論理関係精査過程と、JCLプログラム中の外部参照ファイルに該当するファイルを入力する外部参照ファイル入力過程と、ログリストを出力するログリスト出力過程と、JCLプログラムを移植先のコンピュータ用に変更する変更プログラム出力過程とを備えている。
これにより、移植元のコンピュータシステムでジョブ制御言語を用いて自動実行されている一連のプログラムを、移植先のコンピュータシステム上で自動実行可能なようにプログラム移植するシステムを提供できるとしている。
特開平8−147156号公報
しかしながら、汎用大型機で使用されているJCLプログラムをパソコン等でも動作可能なプログラムに変換する場合において、プログラム中には、単純に変換可能な部分もあるが、単純に変換できない部分も存在する。
また、特許文献1に記載された発明においても、単純に変換できない部分についての変換方法については開示されていない。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、汎用大型機で使用されているJCLプログラムをパソコン等でも動作可能なプログラムに単純変換不可能な部分も含めて自動的に変換を行うことができるプログラム変換システムを提供しようとするものである。
本発明の課題は、下記の各発明によって解決することができる。
即ち、本発明のプログラム変換システムは、移行元コンピュータシステムにおいて動作可能なジョブ制御言語で作成されたプログラムである変換前プログラムを、移行先システムで動作可能なプログラムである変換後プログラムに変換するプログラム変換システムであって、前記変換前プログラムを前記変換後プログラムに変換するためのルールが記載された変換ルールを読み込む変換ルール読み込み手段と、前記変換ルール読み込み手段によって読み込まれた前記変換ルールを記憶する変換ルール記憶手段と、前記記憶手段から読み込んだ前記変換ルールを基にして、前記変換前プログラムに前記変換ルールでは変換できない部分である変換不可部分が有るか否かをチェックするチェック手段と、前記チェック手段が前記変換不可部分が有ると判断した場合にエラーを表示するエラー表示手段と、前記チェック手段が前記変換不可部分が無いと判断した場合に、前記記憶手段から読み込んだ前記変換ルールを基にして前記変換前プログラムを前記変換後プログラムに変換する変換処理手段と、を備え、前記チェック手段は、前記変換前プログラムの1ジョブ内、または、1ジョブステップ内の複数のデータセットの中に同一名称を有するものが存在するか否かのチェックを行い、同一名称を有するデータセットが存在する場合は、当該データセットの名称を変換するための変換ルールが前記変換ルール中に存在するか否かのチェックを行い、前記変換ルール中に存在しないと判断した場合は、前記エラー表示手段に、エラー表示と、前記同一名称を有するデータセットに関する情報の表示と、を行わせ、前記変換手段は、前記変換前プログラムの1ジョブ内において、異なる記憶装置でデータセット名称が同一の場合には、当該同一のデータセット名称を互いに異なる名称となるように、前記変換ルールに基づいて名称変更を行い、前記変換前プログラムの1ジョブステップ内において、入出力データセット名称が同一の場合には、当該同一のデータセット名称を互いに異なる名称となるように、前記変換ルールに基づいて名称変更を行うことを主要な特徴としている。
これにより、チェック手段が予め変換ルールで対応できない部分のチェックを行い、かつ、エラー表示手段が、エラー表示だけでなく同一名称を有するデータセットに関する情報の表示も行うので、担当者が容易にエラー部分を認識することができ、担当者は、容易に新たな変換ルールを作成することができる。
また、変換前プログラムの1ジョブ内において、異なる記憶装置でデータセット名称が同一の場合には、当該同一のデータセット名称を互いに異なる名称となるように、前記変換ルールに基づいて名称変更を行うので、以下の課題を解決することができる。
即ち、汎用大型機においては、記憶装置が磁気テープ装置の場合LABELの指定により複数データセットが同一名称の場合があっても許された。しかしながら、サーバ上では同一フォルダ内にデータセットを格納するため複数のデータセットが同一であることは許されない。この課題は、上記のようにデータセット名称を異なるものに変更することによって解決することができる。
更に、変換前プログラムの1ジョブステップ内において、入出力データセット名称が同一の場合には、当該同一のデータセット名称を互いに異なる名称となるように、前記変換ルールに基づいて名称変更を行うので、以下の課題を解決する。
即ち、汎用大型機においては、ジョブ管理ソフトで磁気テープ装置をアサインする場合、異なる磁気テープ装置をアサインするため入力と出力のデータセット名称が同一の場合があった。しかしながら、サーバ上では入力と出力のデータセットを同一のフォルダ内に格納するため、データセット名称を同一にできない。この課題は、データセット名称を上記のように変更することによって解決することができる。
また、本発明の、プログラム変換システムは、前記エラー表示手段がエラー表示を行った後、前記変換ルール読み込み手段は、前記変換不可部分を変換するための新しい変換ルールが入力されるのを待ち、前記新しい変換ルールが入力されると、それを読み込んで前記変換ルール記憶手段に追加書き込みをすることによって前記変換ルールの更新を行い、前記変換処理手段は、前記変換ルール記憶手段に記憶されている更新された前記変換ルールを読み込んで、読み込んだ前記変換ルールに基づいて変換前プログラムを変換後プログラムに変換することを主要な特徴としている。
これにより、変換ルールが更新されるので、結局変換ルールで変換できない部分は無くなり、変換前プログラム全体を、自動で変換後プログラムに変換することが可能となる。
以上説明したように、本発明のプログラム変換システムによれば、チェック手段が予め変換ルールで対応できない部分のチェック行い、かつ、エラー表示手段が、エラー表示だけでなく同一名称を有するデータセットに関する情報の表示も行うので、担当者が容易にエラー部分を認識することができ、担当者は、容易に新たな変換ルールを作成することができる。
また、変換前プログラムの1ジョブ内において、異なる記憶装置でデータセット名称が同一の場合には、当該同一のデータセット名称を互いに異なる名称となるように、前記変換ルールに基づいて名称変更を行うので、以下の課題を解決することができる。
即ち、汎用大型機においては、記憶装置が磁気テープ装置の場合LABELの指定により複数データセットが同一名称の場合があっても許された。しかしながら、サーバ上では同一フォルダ内にデータセットを格納するため複数のデータセットが同一であることは許されない。この課題は、上記のようにデータセット名称を異なるものに変更することによって解決することができる。
更に、変換前プログラムの1ジョブステップ内において、入出力データセット名称が同一の場合には、当該同一のデータセット名称を互いに異なる名称となるように、前記変換ルールに基づいて名称変更を行うので、以下の課題を解決することができる。
即ち、汎用大型機においては、ジョブ管理ソフトで磁気テープ装置をアサインする場合、異なる磁気テープ装置をアサインするため入力と出力のデータセット名称が同一の場合があった。しかしながら、サーバ上では入力と出力のデータセットを同一のフォルダ内に格納するため、データセット名称を同一にできない。この課題は、データセット名称を上記のように変更することによって解決することができる。
更にまた、変換ルールが更新されるので、結局変換ルールで変換できない部分は無くなり、変換前プログラム全体を、自動で変換後プログラムに変換することが可能となる。
このように、単純変換不可能な部分も、その単純変換不可能な部分を変換するためのルールが記載された変換ルールに基づいて変換するので、容易に変換することが可能となる。
また、変換ルールに記載されていない単純変換不可能な部分が存在しても、その部分に関する情報をエラーと共に表示するので、担当者が容易に新たな変換ルールの作成が可能となる。
更に、新たに作成された変換ルールは、従来の変換ルールに付加されるので、変換ルールの完成度が高くなって行き、最終的には、この変換ルールを用いることにより単純変換不可能な部分も含めて全て自動的に汎用大型機のプログラムをパソコンやサーバ用プログラムに変換することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明のプログラム変換システムの一実施形態を詳細に説明する。
<構成>
図1は、本発明の一実施形態に係るプログラム変換システムの構成図である。図1に示すように、プログラム変換システムは、変換ルール読み込み手段1と、変換ルール記憶手段2と、チェック手段3と、変換処理手段5とで構成されている。
変換ルール読み込み手段1は、予め作成された変換ルールを読み込んで変換ルール記憶手段2に書き込む。ここで変換ルールとは、移行元システムのJCLを移行先のシステムで動作可能なプログラムに変換するための変換ルールのことである。
具体的には、変換ルール読み込み手段1は、変換ルールの記載されたファイルを外部記憶装置等から読み込んで変換ルール記憶手段2に書き込む。また、変換ルール読み込み手段1は、担当者がキーボード等で入力した変換ルールを読み込んで変換ルール記憶手段2に書き込むこともできる。
チェック手段3は、変換前プログラム7を移行元システム8から読み込む。ここで、移行元システム8から読み込みではなく、外部記憶装置等の変換前プログラム7が保存されている装置から読み込む構成にすることもできる。
次に、チェック手段3は、読み込んだ変換前プログラム7に記載されている複数のデータセットに同一名称のものが存在するか否かのチェックを行う。具体的には、磁気テープ等の記憶装置の複数のデータセットにおいて同一名称が存在するか否か、または、入力と出力のデータセットが同一名称であるか否かなどである。
続いて、チェック手段3は、先ほどの同一名称のチェックにおいて同一名称有りと判断されたものについての変換ルールが存在するか否かを、変換ルール記憶手段2から変換ルール読み込んで確認する。その結果、変換ルールが存在しない場合には、チェック手段3は、エラー表示手段4に指示して変換ルールが存在しない旨のエラーと、変換ルールが存在しなかった同一名称についての詳細情報の表示を行わせる。エラー表示は、ディスプレイに表示させることもできるし、音声やプリントアウトによって表示させることもできる。
これにより、担当者は、エラー表示内容から変換ルールの存在しないデータセット名称等の情報を容易に入手することができるので、エラー表示されたデータセットを変換するための変換ルールを新たに作成することが容易となる。また、担当者が、新たに作成した変換ルールを変換ルール読み込み手段1から読み込ませることにより、変換ルール読み込み手段1は、読み込んだ変換ルールを変換ルール記憶手段2に追記するので、変換ルールの完成度を高めることができる。その結果、その変換ルールを用いることによって、変換前プログラム7を移行先システム9で確実に動作可能な変換後プログラム10に変換することが可能となる。
変換処理手段5は、予め有している単純変換可能な部分を変換するための変換ルールと、変換ルール記憶手段2から読み込んだ変換ルールとに基づいて、変換前プログラム7を変換後プログラム10に変換して、移行先システム9に出力する。出力先は、移行先システムに限らず外部記憶装置等であっても良い。
<動作>
次に、本実施形態の障害対応システムの動作について図2、図3を参照して説明する。図2は、チェック手段の動作フロー図である。図3は、変換処理手段の動作フロー図である。
(チェック手段の動作)
図2に示すように、チェック手段3は、変換前プログラム7を移行元システム8から読み込む(S211)。チェック手段3は、読み込んだ変換前プログラム7から1ジョブステップ単位にデータセット名称の抽出を行う(S212)。
チェック手段3は、データセット名称の抽出が完了したか否か判定を行い、データセット名称の抽出が完了した場合は処理を終了し、そうでない場合はS214を実行する(S213)。
次にチェック手段3は、抽出した1ジョブステップ内のデータセットの中で同一のデータセット名称を有するものが存在するか否かの判定を行い、同一のデータセット名称を有するものが存在しない場合は、S212に戻って実行し、同一のデータセット名称を有するものが存在する場合は、S215から実行する(S214)。
同一のデータセット名称を有するものが存在する場合は、チェック手段3は、そのデータセット名称を変換するためのルールが、変換ルール記憶手段2から読み込んだ変換ルールに存在するか否かの判定を行い、存在する場合は、S212に戻って実行し、存在しない場合は、S216を実行する(S215)。
変換ルールが存在しなかった場合は、チェック手段3は、エラー表示手段4に、エラー表示、変換ルールが存在しなかったデータセットの名称と、JCLファイル中の位置と、その他情報の表示を行わせる。
(変換処理手段の動作)
図3に示すように、変換処理手段5は、変換前プログラム7をチェック手段3(または、移行元システム8)から読み込む(S311)。
変換処理手段5は、読み込んだ変換前プログラム7から1ジョブステップ単位にデータセット名称の抽出を行う(S312)。
変換処理手段5は、全てのデータセットの名称の抽出、変換が完了したか判定を行い、完了した場合は、S318から実行し、完了していない場合は、S314から実行する(S313)。
次に、変換処理手段5は、1ジョブ内の異なる記憶装置でデータセット名称が同一のものが存在するか判定を行い、存在する場合は、S315から実行し、存在しない場合は、S316から実行する(S314)。
データセット名称が同一のものが存在する場合は、変換処理手段5は、変換ルール記憶手段2から読み込んだ変換ルールに基づいて、当該データセット名称を他の名称に変換する(S315)。
続いて、変換処理手段5は、1ジョブステップ内の入力と出力のデータセットが同一名称か否かの判定を行い、同一名称の場合はS317から実行し、同一名称でない場合は、S312から実行する(S316)。
同一名称の場合は、変換処理手段5は、変換ルール記憶手段2から読み込んだ変換ルールに基づいて、当該データセット名称を他の名称に変換する(S317)。
データセット名称の変換によって作成した変換後プログラム10を移行先システム9に出力する(S318)。
<変換ルール>
次に、変換ルールの一例について図4から図6を参照して説明する。図4は、変換ルールの一例を表す図である。図5は、プログラム変換前と変換後の一例を示す図である。図6もプログラム変換前と変換後の一例を示す図である。
図4の項番1に示すように、1ジョブ内で異なる記憶装置でデータセット名称が同一の場合においては、入力データセット名が例えば「OUTFILE」の場合は、ファイル名の最後にピリオドと二桁の数値「nn」を付加した「OUTFILE.nn」を変換後のデータセット名とする。
図5を用いて具体的に説明すると、プログラム変換前においては、1ジョブ内の異なる記憶装置でSTEP001に符号51で示すOUTFILE、STEP002に符号52で示すOUTFILE52と同一のデータセット名称「OUTFILE」が使用されている。
これが変換ルールによって変換されて、プログラム変換後においては、ピリオドの後に数値が付加され、STEP001においては、符号53で示す「OUTFILE.01」と、STEP002においては、符号54で示す「OUTFILE.02」となる。
このように、汎用大型機においては、記憶装置が磁気テープ装置の場合LABELの指定により複数データセットが同一名称の場合があっても許された。しかしながら、サーバ上では同一フォルダ内にデータセットを格納するため複数のデータセットが同一であることは許されない。この問題を、上記のようにデータセット名称を異なるものに変更することによって解決することができる。
即ち、汎用大型機においては、記憶装置が磁気テープ装置の場合LABELの指定により複数データセットが同一名称の場合があっても許された。しかしながら、サーバ上では同一フォルダ内にデータセットを格納するため複数のデータセットが同一であることは許されない。この問題は、上記のようにデータセット名称を異なるものに変更することによって解決することができる。
次に、図4の項番2に示すように、1ジョブステップ内で入出力データセット名称が同一の場合であって、入力区分に"I"の指定がある場合においては、入力データセット名が例えば「IOFILE」の場合は、ファイル名の最後に「(0)」を付加した「IOFILE(0)」を変換後のデータセット名とする。
また、1ジョブステップ内で入出力データセット名称が同一の場合であって、入力区分に"O"の指定がある場合においては、入力データセット名が例えば「IOFILE」の場合は、ファイル名の最後の数字に「+1」を付加した「IOFILE(n)」(nは整数)を変換後のデータセット名とする。
図6を用いて具体的に説明すると、プログラム変換前においては、入力区分"I"の指定がある入力データセットとして、符号61で示す、「IOFILE」、入力区分"O"の指定がある出力データセットとして、符号62で示す「IOFILE」と、同一のデータセット名称「IOFILE」が使用されている。
これが変換ルールによって変換されて、プログラム変換後においては、入力データセットにはファイル名の後に(0)が付加されて、符号63で示す「IOFILE(0)」と、出力データセットには、ファイル名の後に(+1)が付加されて、符号64で示す「IOFILE(+1)」となる。
このように、汎用大型機においては、ジョブ管理ソフトで磁気テープ装置をアサインする場合、異なる磁気テープ装置をアサインするため入力と出力のデータセット名称が同一の場合があった。しかしながら、サーバ上では入力と出力のデータセットを同一のフォルダ内に格納するため、データセット名称を同一にできないという問題があった。この問題は、データセット名称を上記のように変更することによって解決することができる。
なお、本発明は、本発明の技術的思想の範囲内で様々な変更が可能である。例えば、本発明のプログラム変換システムが行う動作は、記憶装置上のプログラムをコンピュータシステムのCPUが読み込み、実行することによっても行うことができ、全く同様の作用効果を得て、発明が解決しようとする課題を解決することができる。
本発明のプログラム変換システムは、コンピュータのCPU、メモリ、記憶装置、ディスプレイ、入出力デバイス等を含むハードウエア資源上に構築されたOS、アプリケーション、データベース、プログラム等によって実現されるものであり、汎用大型機に使用されるJCLをサーバにおいて動作可能なプログラムに変更するという情報処理が上記のハードウエア資源を用いて具体的に実現されるものであるから、自然法則を利用した技術的思想に該当するものであり、汎用大型機用のJCLをサーバ用のプログラムに変更することが必要な分野ならば、どの分野においても利用することができる。
本発明の一実施形態に係るプログラム変換システムの構成図である。 チェック手段の動作フロー図である。 変換処理手段の動作フロー図である。 変換ルールの一例を表す図である。 プログラム変換前と変換後の一例を示す図である。 プログラム変換前と変換後の一例を示す図である。
符号の説明
1 変換ルール読み込み手段
2 変換ルール記憶手段
3 チェック手段
4 エラー表示手段
5 変換処理手段
7 変換前プログラム
8 移行元システム
9 移行先システム
10 変換後プログラム

Claims (4)

  1. 移行元コンピュータシステムにおいて動作可能なジョブ制御言語で作成されたプログラムである変換前プログラムを、移行先システムで動作可能なプログラムである変換後プログラムに変換するプログラム変換システムであって、
    前記変換前プログラムを前記変換後プログラムに変換するためのルールが記載された変換ルールを読み込む変換ルール読み込み手段と、
    前記変換ルール読み込み手段によって読み込まれた前記変換ルールを記憶する変換ルール記憶手段と、
    前記記憶手段から読み込んだ前記変換ルールを基にして、前記変換前プログラムに前記変換ルールでは変換できない部分である変換不可部分が有るか否かをチェックするチェック手段と、
    前記チェック手段が前記変換不可部分が有ると判断した場合にエラーを表示するエラー表示手段と、
    前記チェック手段が前記変換不可部分が無いと判断した場合に、前記記憶手段から読み込んだ前記変換ルールを基にして前記変換前プログラムを前記変換後プログラムに変換する変換処理手段と、
    を備え、
    前記チェック手段は、
    前記変換前プログラムの1ジョブ内、または、1ジョブステップ内の複数のデータセットの中に同一名称を有するものが存在するか否かのチェックを行い、
    同一名称を有するデータセットが存在する場合は、当該データセットの名称を変換するための変換ルールが前記変換ルール中に存在するか否かのチェックを行い、
    前記変換ルール中に存在しないと判断した場合は、前記エラー表示手段に、エラー表示と、前記同一名称を有するデータセットに関する情報の表示と、を行わせ、
    前記変換手段は、
    前記変換前プログラムの1ジョブ内において、異なる記憶装置でデータセット名称が同一の場合には、当該同一のデータセット名称を互いに異なる名称となるように、前記変換ルールに基づいて名称変更を行い、
    前記変換前プログラムの1ジョブステップ内において、入出力データセット名称が同一の場合には、当該同一のデータセット名称を互いに異なる名称となるように、前記変換ルールに基づいて名称変更を行うこと、
    を特徴とするプログラム変換システム。
  2. 請求項1に記載のプログラム変換システムであって、
    前記エラー表示手段がエラー表示を行った後、
    前記変換ルール読み込み手段は、
    前記変換不可部分を変換するための新しい変換ルールが入力されるのを待ち、前記新しい変換ルールが入力されると、それを読み込んで前記変換ルール記憶手段に追加書き込みをすることによって前記変換ルールの更新を行い、
    前記変換処理手段は、
    前記変換ルール記憶手段に記憶されている更新された前記変換ルールを読み込んで、読み込んだ前記変換ルールに基づいて変換前プログラムを変換後プログラムに変換すること、
    を特徴とするプログラム変換システム。
  3. コンピュータに、移行元コンピュータシステムにおいて動作可能なジョブ制御言語で作成されたプログラムである変換前プログラムを、移行先システムで動作可能なプログラムである変換後プログラムに変換させるためのプログラム変換プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記変換前プログラムを前記変換後プログラムに変換するためのルールが記載された変換ルールを読み込む変換ルール読み込み手段と、
    前記変換ルール読み込み手段によって読み込まれた前記変換ルールを記憶する変換ルール記憶手段と、
    前記記憶手段から読み込んだ前記変換ルールを基にして、前記変換前プログラムに前記変換ルールでは変換できない部分である変換不可部分が有るか否かをチェックするチェック手段と、
    前記チェック手段が前記変換不可部分が有ると判断した場合にエラーを表示するエラー表示手段と、
    前記チェック手段が前記変換不可部分が無いと判断した場合に、前記記憶手段から読み込んだ前記変換ルールを基にして前記変換前プログラムを前記変換後プログラムに変換する変換処理手段と、
    して機能させ、
    前記チェック手段は、
    前記変換前プログラムの1ジョブ内、または、1ジョブステップ内の複数のデータセットの中に同一名称を有するものが存在するか否かのチェックを行い、
    同一名称を有するデータセットが存在する場合は、当該データセットの名称を変換するための変換ルールが前記変換ルール中に存在するか否かのチェックを行い、
    前記変換ルール中に存在しないと判断した場合は、前記エラー表示手段に、エラー表示と、前記同一名称を有するデータセットに関する情報の表示と、を行わせ、
    前記変換手段は、
    前記変換前プログラムの1ジョブ内において、異なる記憶装置でデータセット名称が同一の場合には、当該同一のデータセット名称を互いに異なる名称となるように、前記変換ルールに基づいて名称変更を行い、
    前記変換前プログラムの1ジョブステップ内において、入出力データセット名称が同一の場合には、当該同一のデータセット名称を互いに異なる名称となるように、前記変換ルールに基づいて名称変更を行うこと、
    を特徴とするプログラム変換プログラム。
  4. 請求項3に記載のプログラム変換プログラムであって、
    前記エラー表示手段がエラー表示を行った後、
    前記変換ルール読み込み手段は、
    前記変換不可部分を変換するための新しい変換ルールが入力されるのを待ち、前記新しい変換ルールが入力されると、それを読み込んで前記変換ルール記憶手段に追加書き込みをすることによって前記変換ルールの更新を行い、
    前記変換処理手段は、
    前記変換ルール記憶手段に記憶されている更新された前記変換ルールを読み込んで、読み込んだ前記変換ルールに基づいて変換前プログラムを変換後プログラムに変換すること、
    を特徴とするプログラム変換プログラム。
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