JP2009142615A

JP2009142615A - お尻洗浄具

Info

Publication number: JP2009142615A
Application number: JP2007341743A
Authority: JP
Inventors: Tasuku Ogawa; 翼小川
Original assignee: SAITAMA PLAST KK; YUNITEKUNIKA KK
Current assignee: SAITAMA PLAST KK; YUNITEKUNIKA KK
Priority date: 2007-12-13
Filing date: 2007-12-13
Publication date: 2009-07-02

Abstract

【課題】使い捨ても厭わない程度の価格ながら、洗浄すれば何回でも使用が可能とし、お湯が用意できる場所に於いては温水を使用できるお尻洗浄具を提供する。
【解決手段】ペットボトル或いは専用容器２に、導管パイプ６が入りやすく抜けにくい勾配を持った穴の開いた突起部５を設けたキャップを取り付ける。導管パイプ６は先端部に近いところに蛇腹形状８を設け、蛇腹８の部分で曲げて先端の角度をつける。導管パイプ６の先端には１〜複数個の穴１１の開いた栓１０ａを圧挿入してある。栓１０ａを圧入前の導管パイプ６は一般に販売されているストローと同じ形状のもので、このストローを使用することで安価な導管パイプ６とすることができる。
【選択図】図２

Description

本発明は、一般に販売されている飲料水のペットボトル或いは専用の軟質プラスチック素材で出来ている専用容器のネジ部に合うキャップ形状に穴のあいた突起部を出して、プラスチック素材で作られている薄肉の中空パイプ（以下、パイプと記入、一般に販売されているストローと同形状）に先端部の内径に圧挿入できる形状をもった栓、又は、パイプの外径に圧挿入できる形状をもった栓に１から複数の穴を具備した栓を圧挿入してパイプと一体になる。パイプの先端部から折り曲げ可能な位置に蛇腹加工を施し栓と一体化したパイプ（導管パイプと記入）をキャップの突起部に差し込み挿入する。ペットボトル或いは専用容器に水道水或いは温水を入れ導管パイプの先端部にある蛇腹で使用しやすい角度に曲げ、ペットボトル或いは専用容器に圧力を加える事で中に入っている水道水或いは温水が導管パイプを伝わり先端部の栓に空けた穴から水が吐出し、局所を洗浄するようにしたお尻洗浄具に関する。

最近、洋式便座に設けられたお尻洗浄装置が普及しており、使用した人は外出先でも設置を期待している。又、和式便座に於いては開発が遅れている。市販されている携帯用お尻洗浄具は局所を洗浄する容量は充分とは言えず、まして温水にする事は電源容量でかなり難しいにもかかわらず、販売価格は１万円前後の価格で売られている。

お尻洗浄装置が設置してない国内海外の旅行先、和式便座の家庭において使用でき、使い捨ても厭わない程度の価格ながら、洗浄すれば何回でも使用が可能とし、お湯が用意できる場所に於いては温水でお尻洗浄に使用できるようにする。

本発明は市販されている飲料水用のペットボトル或いは専用の軟質プラスチック素材で出来ている専用容器のネジ部に合うキャップに穴が開いた突起部を設け、その突起部に導管パイプを差し込み固定する。導管パイプは先端部に蛇腹構造の折り曲げが可能なもので、先端に栓を挿入し、栓に１〜複数の穴を開けて有り、ペットボトル或いは専用容器に水道水或いは温水を入れてペットボトル或いは専用容器を加圧して使用出来るようにしたお尻洗浄具。

本発明のお尻洗浄具は家庭内に於いては使い捨てることなくペットボトル或いは専用容器と本発明のキャップと導管パイプを用意して使用し、使用後も洗浄して再度使用することが出来る。又、旅行する時には本発明のキャップと導管パイプを携帯し、旅行先で使用したペットボトルの空ボトルに水道水を入れ、ホテルの部屋なら温水を入れてお尻洗浄ができる効果がある。又、使用後の再利用の洗浄が煩わしい場合には導管パイプのみを外して使い捨ても可能な安価なお尻洗浄具。

本発明はペットボトルのネジ部が世界で数種類の少ない数であることに着眼し、その内で沢山使用されているペットボトルに限定し、海外旅行先で対応出来るネジ部を数種類のキャップとペットボトルのネジ部に多少の隙間が起きる場合を想定しペットボトルに圧力を加えたときに水漏れがないようにキャップ内部に水漏れ防止シール材を具備する。又、専用容器のネジ部に対応キャップに導管パイプが入りやすく抜けにくい勾配とクサビ形状を持った穴の開いた突起部を設け、そこに導管パイプを挿入する。導管パイプは先端部に近いところに蛇腹形状を設け、蛇腹の部分で曲げて先端の角度がつけられるようにする。導管パイプの先端には１〜複数個の穴の開いた栓を圧挿入してある。ペットボトル或いは専用容器に水或いは温水を入れ、ペットボトル或いは専用容器に圧力を加えると導管パイプを伝わり先端から水が吐出する。局所に当たるように使用前に蛇腹の部分を曲げて角度をつけることができる。以下に図面を参照して説明をする。

図１は本発明を使用するときに組み立てられたお尻洗浄具１の斜視図の一例である。図２は図１の断面図の一例である。図３はペットボトル或いは専用容器２のネジ部に取り付けるキャップ３で水漏れを防止する為のシール材４を用意し中心付近に穴の開いた突起部５を設け導管パイプ６が挿入しやすいようにテーパ形状に考慮してあり導管パイプ６を抜けにくくする為にクサビ形状７も用意している突起部５付きのキャップ３である。

図４は導管パイプ６に先端部から折り曲げ可能な位置に蛇腹８加工を施した導管パイプ６の断面図の一例である。導管パイプ６は一般にジュースを飲む時に使用されるストロー９と同じような物で先端付近に向きを変えることができるように蛇腹８が具備されている。ストロー９の先端部に穴１１を開けた栓１０ａがストロー９の内径に圧挿入されている。又は、ストロー９の外径に穴１１を開けた栓１０ｂが圧挿入されている。この市販されているストロー９を用いることでコスト的に安価な使い捨て可能な導管パイプ６となる。

図５はストロー９に圧挿入される栓１０ａ，１０ｂの断面及び平面図である。栓１０ａはストロー９の内径に圧挿入される。内圧で抜けないようにクサビ形状７又は突起を設け抜け防止の考慮も施されている。栓１０ｂはストロー９の外径に圧挿入される。やはり、内圧で抜けないようにクサビ形状７又は突起を設け抜け防止の考慮も施されている。

産業状の利用可能性

最近のお尻洗浄装置の普及に伴い、旅行先、特に海外旅行に於いてはお尻洗浄装置の設置していないホテルが普通で不便を感じている。その為に携帯用電動お尻洗浄具が約一万円前後で販売されているが、電源容量の問題で温水にするには無理がある。旅行先で必ずと、言って良いほどに飲料水のペットボトルを持ち歩く。このペットボトル或いは専用容器に水道水又はホテル内であれば温水を入れ、携帯した本発明のキャップを装着し、導管パイプをキャップの突起部に挿して、導管パイプの先端を洗浄しやすい角度に曲げ、ペットボトル或いは専用容器を押すと水或いは温水が吐出し、局所に水或いは温水が当たるように調整して使用できる。勿論、お尻洗浄装置の設置が難しい和式のトイレ又、設置されていない家庭に於いてトイレに入る前に水道水或いは温水をペットボトル或いは専用容器に入れ用意して使用し、使用後は洗浄することで再利用することができる。導管パイプの形状は一般にジュースを飲む時に吸い込む向きを変える蛇腹付きのストローを使う事でコスト的に安価な使い捨て可能な導管パイプとなる利点がある。

組み立てられたお尻洗浄具の斜視図の一例図１の断面図の一例ペットボトル或いは専用容器のネジ部に取り付けるキャップの断面図の一例蛇腹加工を施した導管パイプの断面図の一例ストローに圧挿入される栓１０ａ，１０ｂの断面及び平面図の一例

符号の説明

１お尻洗浄具
２ペットボトル或いは専用容器
３キャップ
４シール材
５突起部
６導管パイプ
７クサビ形状
８蛇腹
９ストロー
１０ａ栓
１０ｂ栓
１１穴

Claims

プラスチック素材で作られている薄肉の中空パイプに先端部から折り曲げ可能な位置に蛇腹加工を施した中空パイプ（以下、パイプと記入、一般に販売されているストローと同形状）で、先端部の内径に圧挿入できる形状をもった栓、又は、パイプの外径に圧挿入できる形状をもった栓に１から複数の穴を具備した栓を圧挿入してパイプと一体にする。そして、一般に販売されている飲料水のペットボトル或いは専用の軟質プラスチック素材で出来ている専用容器のネジ部に合うキャップ形状の中心付近に穴のあいた突起部を出して、栓と一体化したパイプ（導管パイプと記入）を突起部に差し込み挿入する。ペットボトル或いは専用容器に水道水或いは温水を入れ導管パイプの先端部にある蛇腹で使用しやすい角度に曲げ、ペットボトル或いは専用容器に圧力を加える事で中に入っている水道水或いは温水が導管パイプを伝わり先端部にある栓に空けた１から複数穴から水或いは温水が吐出し、局所を洗浄し、使用後は導管パイプをキャップの突起部から外すことができ導管パイプの使い捨てが可能なお尻洗浄具。