JP2009140682A - Method for manufacturing flexible flat cable - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、フレキシブルフラットケーブルの製造方法に関し、更に詳しくは、等間隔になるように平行配置された複数本の導体が上下の絶縁フィルムにより挟まれた状態で、超音波ホーンとローラアンビルとの間を通過させて、絶縁フィルムを超音波振動により溶着してフレキシブルフラットケーブルを製造する方法に関するものである。 The present invention relates to a method for manufacturing a flexible flat cable, and more specifically, an ultrasonic horn and a roller anvil in a state where a plurality of conductors arranged in parallel at equal intervals are sandwiched between upper and lower insulating films. The present invention relates to a method of manufacturing a flexible flat cable by passing a gap therebetween and welding an insulating film by ultrasonic vibration.
従来、ケーブルの省スペース化および軽量化を図るために、薄くて柔軟性を有するフレキシブルフラットケーブル(FFC)が提案されている。このFFCとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレートフィルム等からなる2枚の帯状の絶縁フィルムの間に、平行に配置した複数本の導体を挟んで、超音波振動により2枚の絶縁フィルムを溶着した構成のものが知られている(下記特許文献1参照)。
Conventionally, a flexible flat cable (FFC) that is thin and flexible has been proposed in order to save space and weight of the cable. As this FFC, for example, a structure in which two insulating films are welded by ultrasonic vibration with a plurality of parallel conductors sandwiched between two strip-like insulating films made of polyethylene terephthalate film or the like. A known one is known (see
このようなFFCを製造するに際しては、図4に示されるようなFFC製造装置101が用いられている。図示されるように、等間隔になるように平行配置された複数本の導体103a〜103bを、上下の絶縁フィルム107、108で挟んで搬送し、超音波振動を付与する上側の超音波ホーン121と、この超音波ホーン121に対向配置された下側のローラアンビル122とからなる超音波溶着装置120を用いて、各導体103a,103b,103cの上下に配置された絶縁フィルム107、108を超音波振動により溶着することでFFC112が得られる。
When manufacturing such an FFC, an
この場合、ローラアンビル122は回転自在な円筒体形状を有しており、図5に示されるように、その外周面には、周方向に連続する複数の凹溝123が形成され、それら凹溝123同士の間には、絶縁フィルム107、108を押圧する複数の凸条124が形成されている。導体103a,103b,103cとこれらの上下に配置された絶縁フィルム107,108は、超音波ホーン121とローラアンビル122の凸条124との間で挟持された状態で、超音波振動により溶着される。
In this case, the
超音波溶着装置120の最上流側には、銅又は銅合金製線状体からなる複数本の導体103a,103b,103cが予め巻回収納された3つの導体供給ロール102a、102b、102cが設けられ、これら導体供給ロール102a、102b、102cの下流側には、導体103a,103b,103cを等間隔になるように平行配置する上下一対のピッチガイドローラ104が設けられている。
On the uppermost stream side of the
更にピッチガイドローラ104の下流側には、絶縁フィルム107,108を供給するためのフィルム供給ロール106a、106bが設けられている。各フィルム供給ロール106a、106bには、それぞれ長尺な帯状の絶縁フィルム107、108が予め巻回収納されている。そして、フィルム供給ロール106a,106bの下流側には、導体103a,103b,103cを上下の絶縁フィルム107,108で挟むガイドローラ109が設けられている。
Further, on the downstream side of the
そして、超音波溶着装置120の下流側には、溶着された2枚の絶縁フィルム107、108の幅方向両端の耳部を切断して所定の幅にするためのカッター111が設けられている。カッター111に切断されると図6または図7に示されるようなFFC112が得られる。カッター111により所定の幅に切断されたFFC112はカッター111の下流側に設けられたケーブル巻き取りロール113によって巻回収納される。
A
しかしながら、このようにFFC112を製造するに際しては、超音波ホーン121による溶着前において、導体103a,103b,103cに超音波ホーン121の振動が伝わって導体103a,103b,103cが横揺れしていることが原因で、導体103a,103b,103c間の間隔が不均一なFFC112が製造されてしまうことがあった。
However, when manufacturing the FFC 112 in this way, before the welding by the
このような不具合について図5を用いて説明する。図5(a)は図4に示されるローラアンビル122のD−D断面、図5(b)は図4に示されるローラアンビル122のE−E断面を示している。
Such a problem will be described with reference to FIG. 5A shows a DD cross section of the
図5(a)に示されるように、超音波溶着前の導体103a,103b,103cには、超音波ホーン121からの振動が伝わってそれぞれ左右方向に横揺れが発生している。また、図5(b)に示されるように超音波ホーン121の直前では導体103a,103b,103cは、下方の絶縁フィルム108と共にローラアンビル122の外周面に設けられた凹溝123に収容され始めるが、依然として導体103a,103b,103cには左右方向に横揺れが発生している。
As shown in FIG. 5 (a), vibrations from the
そして、このように超音波ホーン121による溶着直前においても、導体103a,103b,103cに横揺れが発生し、導体103a,103b,103cがローラアンビル122の凹溝123の中央に収容される前に溶着が行われると、図6に示されるように導体103a,103b,103cの間隔Pが不均一になったFFC112や、図7に示されるように導体103a,103bが傾いた状態になってしまったFFC112が製造されてしまうことがあった。
And just before welding by the
そこで、本発明が解決しようとする課題は、等間隔になるように平行配置された複数本の導体が上下の絶縁フィルムにより挟まれた状態で、超音波ホーンとローラアンビルとの間を通過させて、絶縁フィルムを超音波振動により溶着してフレキシブルフラットケーブルを製造するに際し、導体間の間隔が不均一になってしまったり、導体が傾いてしまったりすることが防止されるフラットケーブルの製造方法を提供することである。 Therefore, the problem to be solved by the present invention is to pass between an ultrasonic horn and a roller anvil in a state where a plurality of conductors arranged in parallel so as to be equally spaced are sandwiched between upper and lower insulating films. When manufacturing a flexible flat cable by welding an insulating film by ultrasonic vibration, a flat cable manufacturing method that prevents the spacing between conductors from becoming uneven or the conductor from tilting is prevented. Is to provide.
上記課題を解決するため本発明に係るフラットケーブルの製造方法は、等間隔になるように平行配置された複数本の導体が上下の絶縁フィルムにより挟まれた状態で、超音波ホーンと、この超音波ホーンに対向配置されると共に前記各導体の領域に対応する部分に凹溝が形成され、前記各導体の領域以外の部分に凸条が形成された回転自在なローラアンビルとの間を通過させたときに、前記絶縁フィルムを超音波振動により溶着するに際して、前記ローラアンビルへの進入側においては、前記各導体が一方の絶縁フィルムと共に前記ローラアンビルの凹溝に収容され横揺れが抑制された状態で前記ローラアンビルと前記超音波ホーンとの間に供給されるようにしたことを要旨とするものである。 In order to solve the above-mentioned problems, a flat cable manufacturing method according to the present invention includes an ultrasonic horn and an ultrasonic horn in a state where a plurality of conductors arranged in parallel at equal intervals are sandwiched between upper and lower insulating films. A groove is formed in a portion corresponding to the area of each conductor and is opposed to the sonic horn, and is passed between a rotatable roller anvil in which a protrusion is formed in a portion other than the area of each conductor. When the insulating film is welded by ultrasonic vibration, on the entry side to the roller anvil, each conductor is housed in the concave groove of the roller anvil together with one insulating film, and rolls are suppressed. The gist of the invention is that it is supplied between the roller anvil and the ultrasonic horn in a state.
この場合、前記各導体が一方の絶縁フィルムと共に前記ローラアンビルの凹溝に共に収容され横揺れが抑制された部分に相当する前記ローラアンビルの外周長さが、50mm以上で前記ローラアンビルの円弧角度30度以上90度以下の長さである構成にすると良い。 In this case, each of the conductors is housed together with one insulating film in the concave groove of the roller anvil, and the outer length of the roller anvil corresponding to the portion in which the roll is suppressed is 50 mm or more, and the arc angle of the roller anvil It is preferable that the length be 30 degrees or more and 90 degrees or less.
上記構成を有するフレキシブルフラットケーブルの製造方法によれば、絶縁フィルムを超音波振動により溶着するに際して、ローラアンビルへの進入側においては、各導体が一方の絶縁フィルムと共にローラアンビルの凹溝に収容され横揺れが抑制された状態でローラアンビルと超音波ホーンとの間に供給されるので、超音波ホーンによる各導体の横揺れが抑えられ、上述した不具合が解消される。これにより、導体間の間隔が均一なフレキシブルフラットケーブルが得られる。 According to the method of manufacturing a flexible flat cable having the above-described configuration, when welding the insulating film by ultrasonic vibration, each conductor is accommodated in the concave groove of the roller anvil along with the one insulating film on the entry side to the roller anvil. Since the roll is supplied between the roller anvil and the ultrasonic horn in a state in which the roll is suppressed, the roll of each conductor by the ultrasonic horn is suppressed, and the above-described problems are solved. Thereby, the flexible flat cable with a uniform space | interval between conductors is obtained.
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明のフレキシブルフラットケーブル(FFC)の製造方法に用いられるFFC製造装置の概略構成を示した図、図2(a)〜(c)は、図1のA−A断面、B−B断面、C−C断面を順に示した図である。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of an FFC manufacturing apparatus used in a method for manufacturing a flexible flat cable (FFC) according to the present invention. FIGS. 2A to 2C are cross-sectional views taken along line AA in FIG. It is the figure which showed B section and CC section in order.
図示されるようにFFC製造装置1は、所定の搬送経路の最上流側に、銅又は銅合金製線状体からなる導体3a〜3cが予め巻回収納された3つの導体供給ロール2a、2b、2cが設けられ、この下流側に導体3a〜3cを所定間隔に平行配置するように案内する上下一対のピッチガイドローラローラ4,4が設けられている。
As shown in the figure, the
図1に示すように、更にピッチガイドローラ4,4の下流側には、絶縁フィルム7,8を供給するためのフィルムロール6a、6bが設けられている。各フィルムロール6a、6bには、それぞれ長尺な帯状の絶縁フィルム7、8が予め巻回収納されている。
As shown in FIG. 1, film rolls 6 a and 6 b for supplying
フィルムロール6a、6bの下流側には、ガイドローラ9が設けられている。ガイドローラ9は、導体3a,3b,3cをフィルムロール6a、6bから供給された絶縁フィルム7、8に挟まれた状態にしたフィルム積層体10として超音波溶着装置20に供給する(図2(b)参照)。
A guide roller 9 is provided on the downstream side of the
そして、ガイドローラ9の下流側には、超音波溶着装置20が設けられている。超音波溶着装置20は、超音波発生器からの振動エネルギーを付与するための超音波ホーン21とローラアンビル22が対向配置されて構成される。
An
図2(b)に示されるように、超音波ホーン21とローラアンビル22は、導体3a,3b,3cを上下の絶縁フィルム7、8で挟んでなるフィルム積層体10を上下から挟むように配置されている。
As shown in FIG. 2 (b), the
超音波溶着装置20の超音波ホーン21は、上側の絶縁フィルム7の上面に対してその幅方向全体に亘ってフラットに摺接可能な板状部材として形成されている。この超音波ホーン21には、図示しない超音波振動発生機構(振動子等)より発生した超音波振動が付与されて、上側の絶縁フィルム7から下側の絶縁フィルム8への縦方向に振動可能に構成されている。
The
超音波溶着装置20のローラアンビル22は、回転自在な円筒体形状を有しており、その外周面には、絶縁フィルム8の下面に当接される複数の凹溝23と凸条24とが形成されている。
The
図2(a)に示されるように、超音波溶着装置20のローラアンビル22には、略円柱状の外周面に導体3a,3b,3cの領域に対応する部分の絶縁フィルム8の下面に接する凹溝23が、ローラアンビル22の周方向に連続して形成されている。各凹溝23同士の間隔は、導体3a,3b,3c間の間隔Pに応じて形成されている。また、各凹溝23の幅は、導体3a,3b,3cの幅Wに応じて決められる。
As shown in FIG. 2A, the
更に、ローラアンビル22には、各導体3a,3b,3cの領域以外に対応する部分の絶縁フィルム8の下面に接触する凸条24が、ローラアンビル22の周方向に連続して形成されている。また、凸条24は絶縁フィルム8の両外側縁部分の下面に接触する位置にも形成されている。
Further, on the
図1に示されるように、超音波溶着装置20の下流側には、溶着された2枚の絶縁フィルム7、8の幅方向両端の耳部を切断して所定の幅にするためのカッター11が設けられている。カッター11に切断されると図3に示されるようなFFC12が得られる。カッター11により所定の幅に切断されたFFC12はカッター11の下流側に設けられたケーブル巻き取りロール13によって巻回収納される。
As shown in FIG. 1, on the downstream side of the
絶縁フィルム7、8は、柔軟で超音波溶着可能な樹脂フィルムが用いられている。このような絶縁フィルム7,8として、例えば、厚み50〜150μm程度の二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムが用いられる。この場合、上側の絶縁フィルム7と下側の絶縁フィルム8とは、同じ厚みでも、異なる厚みでもいずれでも良い。
As the insulating
導体3a,3b,3cは、例えば、厚み0.05〜0.3mm、幅0.5〜3mm程度の銅または銅合金から形成される断面矩形状の平角導体が用いられる。この場合、各導体3a,3a,3cは相互に1〜5mm程度の間隔で平行に配置される。
As the
上述したFFC製造装置1を用いたFFC13の製造工程について説明する。先ず、導体供給ロール2a,2b,2cから導体3a,3b,3cが供給される。供給された導体3a,3b,3cは、ピッチガイドローラ4により各導体3a,3b,3cの間隔が所定間隔になるように平行配置される。
The manufacturing process of FFC13 using the
次に、ガイドローラ9が、平行配置された導体3a,3b,3cをフィルムロール6a、6bから供給された絶縁フィルム7、8に挟まれた状態にしたフィルム積層体10として超音波溶着装置20に供給する。
Next, the
そして、フィルム積層体10が超音波溶着装置20を通過する際に、超音波ホーン21とローラアンビル22の間に挟持された状態で超音波振動が付与されると、導体3a,3b,3cを挟込んだ上下の絶縁フィルム7、8は、ローラアンビル22の凸条24に対応する部分において超音波溶着される。
Then, when the
フィルム積層体10が超音波溶着装置20を通過した後、幅方向両端の耳の部分がカッター11で切断され、所定の寸法に形成されてFFC12が形成される。その後、FFC12はケーブル巻取りロール13に巻き取られると、FFC12の製造は完了する。
After the film laminated
この場合、図1に示されるようにガイドローラ9は、ローラアンビル22への進入側において、ローラアンビル22に対して下方の位置に設けられている。これによりガイドローラ9を通過した超音波溶着前のフィルム積層体10は、ローラアンビル22に対して斜め下方から進入することになる。
In this case, as shown in FIG. 1, the guide roller 9 is provided at a position below the
具体的には図1に示されるように、ローラアンビル22の回転軸中心14と超音波溶着が行われる頂点15を結ぶ垂直線16と、フィルム積層体10のローラアンビル22との接触開始点17とローラアンビル22の回転軸中心14とを結ぶ線18とのなす角度θが60度となるようにガイドローラ9が配置されている。
Specifically, as shown in FIG. 1, the
図2はローラアンビル22と超音波溶着前から超音波溶着時のフィルム積層体10とローラアンビル22を工程順に示した断面図である。図2(a)は、図1に示されるローラアンビル22の接触開始点17位置におけるローラアンビル22とフィルム積層体10のA−A断面を示している。
FIG. 2 is a cross-sectional view showing the
図示されるように、超音波溶着前のフィルム積層体10の導体3a,3b,3cおよび下側の絶縁フィルム8は、ローラアンビル22の凹溝23に収容された状態になっている。このとき、導体3a,3b,3cには超音波ホーン21からの振動が伝わっているが、凹溝23に絶縁フィルム8と共に収容されているため、従来技術で説明した図5(a),(b)に示されるような導体103a,103b,103cの横揺れが抑制されている。
As shown in the drawing, the
図2(b)は、図1に示されるローラアンビル22の接触開始点17位置と頂点15位置との間の位置におけるローラアンビル22とフィルム積層体10のB−B断面を示している。図示されるように、超音波溶着前のフィルム積層体10の導体3a,3b,3cおよび下側の絶縁フィルム8は、依然としてローラアンビル22の凹溝23に収容された状態になっている。このときも、導体3a,3b,3cには超音波ホーン21からの振動が伝わっているが、凹溝23に絶縁フィルム8と共に収容されているため、従来技術で説明した図5(a),(b)に示されるような導体3a,3b,3cの横揺れが抑制されている。
2B shows a BB cross section of the
図2(c)は、図1に示されるローラアンビル22の頂点15位置におけるローラアンビル22とフィルム積層体10のC−C断面を示している。図示されるように、超音波溶着前のフィルム積層体10の導体3a,3b,3cおよび下側の絶縁フィルム8は、依然としてローラアンビル22の凹溝23に収容された状態になっている。このときも、導体3a,3b,3cには超音波ホーン21からの振動が伝わっているが、凹溝23に絶縁フィルム8と共に収容されているため、従来技術で説明した図5(a),(b)に示されるような導体3a,3b,3cの横揺れが抑制されている。
2C shows a CC cross section of the
そして、図2(c)に示されるように超音波ホーン21による絶縁フィルム7,8の超音波溶着が行われる。具体的には超音波ホーン21とローラアンビル22の凸条24に挟持された部分の絶縁フィルム7,8に超音波ホーン21から超音波振動が付与されると、絶縁フィルム7,8がそれぞれ溶融して溶着されることになる。
Then, as shown in FIG. 2C, ultrasonic welding of the insulating
その後、溶着された2枚の絶縁フィルム7、8の幅方向両端の耳部がカッター11により切断されると、図3に示されるように導体3a,3b、3c間の間隔Pが均一なFFC12が得られる。
Thereafter, when the edge portions at both ends in the width direction of the two insulating
このように超音波溶着前のフィルム積層体10をローラアンビル22の進入側において、導体3a,3b,3cが下側の絶縁フィルム8と共にローラアンビル22の凹溝23に収容されて、導体3a,3b,3c横揺れが抑制された状態でローラアンビル22と超音波ホーン21との間に供給されるようにしたので、上述した図2(a),(b),(c)に示されるように超音波溶着が完了するまで導体3a,3b,3cに横揺れが発生することが抑制される。
As described above, the
したがって、従来技術で説明した図5(a),(b)に示されるような導体103a,103b,103cの横揺れによって、図6に示されるFFC112のような導体103a,103b,103c間の間隔Pが不均一になってしまったり、図7に示されるFFC112のような導体103a,103bが傾いた状態になってしまったりすることが防止される。
Therefore, the distance between the
尚、導体3a,3b,3cが下側の絶縁フィルム8と共にローラアンビル22の凹溝23に収容され横揺れが抑制された部分に相当するローラアンビル22の外周長さは、50mm以上で図1に示されるローラアンビル22の円弧角度θが30度以上90度以下の長さに設定すれば、十分に導体3a,3b,3cの超音波ホーン21からの振動による横揺れを抑制することができる。
Incidentally, the outer peripheral length of the
以上、本発明に係るフレキシブルフラットケーブルの製造方法の実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施できることは勿論である。 As mentioned above, although embodiment of the manufacturing method of the flexible flat cable which concerns on this invention was described, this invention is not limited to such embodiment at all, In the range which does not deviate from the summary of this invention, it is various aspects. Of course, it can be implemented.
例えば、上述した実施の形態ではフレキシブルフラットケーブルは導体を3本有した構成のものについて説明したが、導体が2本や4本、また5本、6本と導体の数は限定されることなく本発明を適用することが可能である。 For example, in the above-described embodiment, the flexible flat cable has been described as having three conductors. However, the number of conductors is not limited to 2, 4 or 5, 6 conductors. The invention can be applied.
また、上記実施の形態では、フレキシブルフラットケーブルの導体として断面矩形状の平角導体を用いて説明したが、断面略円形状の丸導体を用いても良く、種々なる断面形状の導体についても本発明を適用できる。 In the above embodiment, a rectangular conductor having a rectangular cross section is used as the conductor of the flexible flat cable. However, a round conductor having a substantially circular cross section may be used, and conductors having various cross sectional shapes may be used. Can be applied.
1 FFC製造装置
2a〜2c 導体供給ロール
3a〜3c 導体
4 ピッチガイドローラ
6a,6b フィルムロール
7,8 絶縁フィルム
9 ガイドローラ
10 積層フィルム
11 カッター
12 FFC
13 ケーブル巻き取りロール
14 ローラアンビルの回転軸中心
15 ローラアンビルの頂点
16 垂直線
17 ローラアンビルの接触開始点
18 接触開始点と回転軸中心を結ぶ線
θ ローランアンビル外周面の円弧角度
20 超音波溶着装置
21 超音波ホーン
22 ローラアンビル
23 凹溝
24 凸条
DESCRIPTION OF
13 Cable take-
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WO2010143584A1 (en) | 2009-06-12 | 2010-12-16 | 株式会社神戸製鋼所 | Bus bar and connector |
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WO2010143584A1 (en) | 2009-06-12 | 2010-12-16 | 株式会社神戸製鋼所 | Bus bar and connector |
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