JP2009136270A - ピトンアシスト - Google Patents

Abstract

【課題】釣行の度に変化する磯の形状に対応できるピトン棒用補助器具を提供する。
【解決手段】ピトン棒受け用パイプ１に対し、脚棒受け用パイプ２、３を回動可能とし、脚棒４、５は脚棒受け用パイプ２、３に対しスライド自在となり、またピトン棒受け用パイプ１はピトン棒６に対しスライド自在となり、これらを組み合わせて取り付けるようにした。
【効果】釣り場に於いてのあらゆる形状の磯であっても、岩の割れ目にハンマーで叩打しただけで留められたピトン棒６をより確実に固定することができるようになった。
【選択図】図１

Description

発明の詳細な説明

本発明は磯の岩場等に於いて、竿受け、竿立、荷掛け等を取り付けるために、岩の割れ目にハンマーで叩打することだけで留められているピトン棒を、より確実に固定するためのピトン棒固定補助器具である。

従来のピトン棒の固定を補助する方法としては、磯の岩場等に打ち込んだピトン棒（６）に対して脚棒受け用パイプ（２及び３）の角度が固定された補助器具があるが、角度が固定されているために釣行の度に変化する磯の形状に対応できないことがあった。

発明が解決しようとする課題

従来のピトン棒の固定を補助する器具では、釣行する度或いは釣り場を移動する度に変化する磯の岩場の形状に対し必ずしも対応できるとは限らず、脚棒受け用パイプ（２及び３）の角度がピトン棒受け用パイプ（１）に対して固定されているために、脚棒（４及び５）のどちらか片方しか接地できずに片方の脚棒は浮いたままの状態で使用せざるを得なかったり、また設置場所が狭いところでは取り付けそのものができない場合もあり、ピトン棒の支持安定性が場合によっては十分でないという問題点があった。

また脚棒受け用パイプ（２及び３）がピトン棒受け用パイプに対し広がった角度がついたまま固定されているため、持ち運びの際収納するための余分なスペースが必要となる問題点もあった。

課題を解決するための手段

本発明は従来の問題点を考慮して、ピトン棒受け用パイプ（１）に対して垂直に接合した脚棒受け用パイプ取付板（７）の両側に、脚棒受け用パイプ（２及び３）をネジ（８）とネジ（９）を用い回動可能に取り付け、ネジ（８）及びネジ（９）の緊緩により、ピトン棒受け用パイプ（１）に対して脚棒受け用パイプ（２及び３）をそれぞれ任意の角度に回動して固定することが可能となった。

脚棒（４及び５）は脚棒受け用パイプ（２及び３）に設けられたネジ（１１）とネジ（１２）で固定されていて、このネジ（１１及び１２）の緊緩により、脚棒（４及び５）はそれぞれ脚棒受け用パイプ（２及び３）に対してスライド自在となり、任意の位置での固定が可能である。

ピトン棒受け用パイプ（１）は、ピトン棒と固定するために設けられたネジ（１０）の緊緩によりピトン棒に対してスライド自在になり、任意の位置での固定が可能である。またピトン棒受け用パイプ（１）は、市販のピトン棒（６）との互換性を持たせてある。

発明の効果

本発明は、ピトン棒受け用パイプ（１）に対し、脚棒受け用パイプ（２及び３）を回動可能とし、脚棒（４及び５）は脚棒受け用パイプ（２及び３）に対しスライド自在となり、またピトン棒受け用パイプ（１）はピトン棒（６）に対しスライド自在となり、これらを組み合わせて取り付けることにより、釣り場におけるあらゆる形状の磯であっても、岩の割れ目にハンマーで叩打したピトン棒（６）をより確実に固定することができるようになり、次のような効果があった。
▲１▼大型の魚を対象とした竿受けでも安心して取り付けて使用できるようになった。
▲２▼長めのピトン棒に対しても、荷掛け等を安心して取り付けられるようになった。
▲３▼収納の際の必要なスペースも、従来の物よりも小さくすることができるようになった。

本発明の全体斜視図である。

符号の説明

１、ピトン棒受け用パイプ ２及び３、脚棒受け用パイプ ４及び５、脚棒 ６、ピトン棒 ７、脚棒受け用パイプ取付板 ８及び９、脚棒受け用パイプ取付ネジ １０、ピトン棒固定ネジ １１及び１２、脚棒固定ネジ

Claims (1)

1. ピトン棒受け用パイプ（１）に接合した脚棒受け用パイプ取付板（７）の両側に、脚棒受け用パイプ（２及び３）をネジ（８）とネジ（９）を用い回動可能に取り付け、ネジ（８）及びネジ（９）の緊緩により、ピトン棒受け用パイプ（１）に対して脚棒受け用パイプ（２及び３）をそれぞれ任意の角度に回動して固定することを可能としたピトン棒固定補助器具である。

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