JP2009133553A - 廃棄物焼却システム及び廃棄物焼却方法 - Google Patents

廃棄物焼却システム及び廃棄物焼却方法 Download PDF

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Abstract

【課題】二酸化炭素やダイオキシン等の有害物質を排出することがなく、資源の再利用を容易に行う。
【解決手段】本発明は、廃棄物が投入される焼却炉11内に磁場を発生させると共に焼却炉11内を加熱する加熱手段18,25と、焼却炉11内が第1の所定温度に加熱されて発生した第1の気体を冷却し、水分を回収する第1回収手段30Aと、焼却炉11内が第2の所定温度に加熱されて発生した第2の気体を冷却し、高揮発性の化石燃料成分を回収する第2回収手段30Bと、焼却炉11内が第3の所定温度に加熱されて発生した第3の気体を冷却し、低揮発性の化石燃料成分を回収する第3回収手段30Cとを備え、低揮発性の化石燃料成分の回収後、焼却炉11内の温度を第4の所定温度に加熱すると共に焼却炉11内に外気を導入し、廃棄物を燃焼させるように構成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、二酸化炭素やダイオキシン等の排出を抑制しつつ、廃棄物を焼却処理することのできる廃棄物焼却システム及び廃棄物焼却方法に関するものである。
一般廃棄物や産業廃棄物等の廃棄物は、一般に、焼却処理を行って最終処分されている。
従来、この焼却処理は、ストーカ式焼却炉等によって行われており、ストーカ式焼却炉では、ホッパより投入された廃棄物が乾燥ゾーンより順次載置搬送され、搬送過程でストーカ下部より導入した1次燃焼空気により加熱ガス化され、ガス化されたガスはストーカ上部の燃焼室で燃焼されるようになっている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−166704号公報
しかしながら、上記した従来の技術では、燃焼によって生成される二酸化炭化やダイオキシン等の有害物質により環境破壊を招くといった問題があった。
また、資源を再利用するためには、廃棄物の種別毎に回収する必要があり、分別作業や回収作業に手間及びコストが掛かると共に、資源の再利用の促進が図り難いといった問題があった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、二酸化炭素やダイオキシン等の有害物質を排出することがなく、資源の再利用を容易に行うことのできる廃棄物焼却システム及び廃棄物焼却方法を提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するため、本発明の廃棄物焼却システムは、廃棄物が投入される焼却炉内に磁場を発生させると共に該焼却炉内を加熱する加熱手段と、該加熱手段により前記焼却炉内が第1の所定温度に加熱され、前記廃棄物中の水分が気化されて発生した第1の気体を冷却し、該第1の気体中の水分を回収する第1回収手段と、前記加熱手段により前記焼却炉内が前記第1の所定温度より高い第2の所定温度に加熱され、前記廃棄物中の高揮発性の化石燃料成分が気化されて発生した第2の気体を冷却し、該第2の気体中の高揮発性の化石燃料成分を回収する第2回収手段と、前記加熱手段により前記焼却炉内が前記第2の所定温度より高い第3の所定温度に加熱され、前記廃棄物中の低揮発性の化石燃料成分が気化されて発生した第3の気体を冷却し、該第3の気体中の低揮発性の化石燃料成分を回収する第3回収手段とを備え、該第3回収手段による前記低揮発性の化石燃料成分の回収後、前記加熱手段により前記焼却炉内の温度を前記第3の所定温度より高い第4の所定温度に加熱すると共に前記焼却炉内に外気を導入し、該燃焼炉内の廃棄物を燃焼させるように構成されていることを特徴とする。
また、本発明の廃棄物焼却システムは、前記焼却炉内からの排気を殺菌する殺菌手段をさらに備えていてもよい。
さらに、本発明の廃棄物焼却方法は、廃棄物が投入される焼却炉内に磁場を発生させると共に該焼却炉内を第1の所定温度に加熱する第1温度加熱工程と、該第1温度加熱工程により前記廃棄物中の水分が気化されて発生した第1の気体を冷却し、該第1の気体中の水分を回収する第1回収工程と、前記焼却炉内に磁場を発生させると共に該焼却炉内を第1の所定温度より高い第2の所定温度に加熱する第2温度加熱工程と、該第2温度加熱工程により前記廃棄物中の高揮発性の化石燃料成分が気化されて発生した第2の気体を冷却し、該第2の気体中の高揮発性の化石燃料成分を回収する第2回収工程と、前記焼却炉内に磁場を発生させると共に該焼却炉内を第2の所定温度より高い第3の所定温度に加熱する第3温度加熱工程と、該第3温度加熱工程により前記廃棄物中の低揮発性の化石燃料成分が気化されて発生した第3の気体を冷却し、該第3の気体中の低揮発性の化石燃料成分を回収する第3回収工程と、該第3回収工程における前記低揮発性の化石燃料成分の回収後、前記燃焼炉内の温度を前記第3の所定温度より高い第4の所定温度に加熱すると共に前記焼却炉内に外気を導入し、該燃焼炉内の廃棄物を燃焼させる燃焼工程とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、二酸化炭素やダイオキシン等の有害物質を排出することがなく、資源の再利用を容易に行うことのできる廃棄物焼却システム及び廃棄物焼却方法を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。ここで、図1は本発明の実施の形態に係る廃棄物焼却システムを示す断面図である。
本発明の実施の形態に係る廃棄物焼却システム10は、廃棄物を加熱し燃焼させる焼却炉11と、前記廃棄物の加熱時に気化して発生した気体中から所定の成分を回収する回収設備12と、焼却炉11から排出される気体を殺菌する殺菌設備13とを備えて構成されている。
焼却炉11は、縦長箱形状の焼却炉本体14と、焼却炉本体14の上下とを連通するように形成された温風循環路15とを備えている。焼却炉11の頂部には、廃棄物の投入口16が開閉可能且つ耐温度性のゴム等でシーリングされて密閉可能に設けられていると共に、投入口16の近接位置に膨張タンク17が取り付けられている。また、焼却炉本体14の周壁内面側には加熱手段としての発熱体18が取り付けられており、焼却炉11内を所定温度(例えば、常温〜750度)に加熱可能となっている。この発熱体18は、例えばゲルマヒーター等、ヒーターと強力な磁石(コイル磁石でもよい)を組み合わせ、焼却炉11を短時間に高温に加熱可能な磁場発生機能付きの発熱体である。さらに、焼却炉本体14の底部には廃棄物の排出口19が、開閉可能且つ耐温度性のゴム等でシーリングされて密閉可能に設けられている。
温風循環路15は、焼却炉本体14の上部に接続された吸込ダクト20と、吸込ダクト20の下流側に接続された磁場振動発生装置21と、磁場振動発生装置21の下流側に接続された吐出ダクト22と、吐出ダクト22の端部に設けられた複数の吐出口23とを備えて構成されている。磁場振動発生装置21は、循環ファン24と、循環ファン24の下流側に設けられた磁場発生機能付き発熱体25と、紫外線殺菌灯26とを備えている。複数の吐出口23は焼却炉本体14の下部周壁内面に沿って周方向に所定間隔で配置されており、各吐出口23からは下方に向かって所定角度で焼却炉本体14内部に温風を吐出可能となっている。また、吐出ダクト22の途中には切替えダンパ27を介して外気導入ダクト28が分岐接続されている。
回収設備12は、焼却炉本体14内において第1の所定温度(例えば、100度)に加熱されて前記廃棄物中の水分が気化されて発生した第1の気体を冷却し、該第1の気体中の水分を回収する第1回収設備30Aと、焼却炉14内において前記第1の所定温度より高い第2の所定温度(例えば、180度)に加熱されて前記廃棄物中の高揮発性の化石燃料成分が気化されて発生した第2の気体を冷却し、該第2の気体中の高揮発性の化石燃料成分を回収する第2回収設備30Bと、焼却炉14内において前記第2の所定温度より高い第3の所定温度(例えば、250度)に加熱されて前記廃棄物中の低揮発性の化石燃料成分が気化されて発生した第3の気体を冷却し、該第3の気体中の低揮発性の化石燃料成分を回収する第3回収設備30Cとを備えて構成されている。
第1〜第3回収設備30A,30B,30Cは、それぞれ、第1〜第3回収タンク31A,31B,31Cと、各回収タンク31A,31B,31C内の液面レベルを制御するための第1〜第3フロートスイッチ32A,32B,32Cとを備えている。
第1〜第3回収設備30A,30B,30Cと焼却炉11との間は、焼却炉本体14の上部から温風循環路15の吸込ダクト20に至る循環ダクト34により接続されている。
循環ダクト34には、上流側から順次、循環ファン36、第1四方弁37Aを介して第1回収タンク31A内に至る第1往きダクト38A及び第1四方弁37Aからドレンバルブ39Aを介して第1回収タンク31Aの外部に開放される第1ドレン管40A、第2四方弁37Bを介して第2回収タンク31B内に至る第2往きダクト38B及び第2四方弁37Bからドレンバルブ39Bを介して第2回収タンク31Bの外部に開放される第2ドレン管40B、第3四方弁37Cを介して第3回収タンク31C内に至る第3往きダクト38C及び第3四方弁37Cからドレンバルブ39Cを介して第3回収タンク31Cの外部に開放される第3ドレン管40C、及び第1〜第3回収タンク31A,31B,31Cからの第1〜第3還りダクト41A,41B,41Cがそれぞれ接続される還りダクト42が分岐接続されている。
また、回収設備12には冷却設備33が設けられており、この冷却設備33は、第3回収設備30C側から第1回収設備30A側に向って冷水が流通し、第1〜第3回収タンク31A,31B,31Cの上部、第1〜第3往きダクト38A,38B,38C及び第1〜第3還りダクト41A,41B,41Cを冷却可能なように構成されている。
殺菌設備13は、焼却炉本体14の上方に配設されており、磁場発生機能付き発熱体43と、紫外線殺菌灯44とを備えて構成されている。殺菌設備13と焼却炉本体14との間は排気管45により接続されており、排気管45の焼却炉本体14側は二股に分岐され、一方の分岐管46には排気バルブ47が取り付けられ、他方の分岐管48には安全バルブ49が取り付けられている。また、殺菌設備13の上部には排気筒50が接続されている。
次に、本発明の実施の形態に係る廃棄物焼却システム10の作用について説明する。
焼却炉11では、先ず、発熱体18,25によって、焼却炉本体14内が100度に加熱されると共に磁場振動が発生される。そして、この発熱体18,25により高温化された温風は複数の吐出口23から所定の角度をつけて焼却炉本体14の底部に吐出され、これにより、焼却炉本体14の内部では渦巻きが発生し、焼却炉本体14内は均一な温度状態に保持される。
この結果、投入口16から焼却炉本体14の内部に投入された廃棄物中に含まれる水分は十分に気化される。そうすると、循環ファン36が作動されると共に第1四方弁37Aの第1往きダクト38A側が開放され、水分の気化により発生した第1の気体は循環ダクト34から第1往きダクト38Aに流入する。この第1の気体は、第1往きダクト38A内を通過している間、冷却設備33により冷却され、第1の気体中に含まれる水分は液化し、第1回収タンク31Aに回収される。そして、第1の気体は、第1還りダクト41Aを通過し、この間も冷却設備33により冷却されて第1の気体中に含まれる水分を十分に液化させた後、還りダクト42及び循環ダクト34を通過し、吸込ダクト20に合流する。
以降、循環ファン36の近傍に設置した内容物センサー(図示省略)が、第1の気体中の水分を完全に検出しなくなるまで、第1の気体は循環し、水分の回収終了後に第1四方弁37Aの第1往きダクト38A側が閉塞される。
次に、発熱体18,25によって、焼却炉本体14内は180度前後まで加熱される。そして、廃棄物中に含まれる高揮発性の化石燃料成分が十分に気化されると、第2四方弁37Bの第2往きダクト38B側が開放され、高揮発性の化石燃料成分の気化により発生した第2の気体は循環ダクト34から第2往きダクト38Bに流入する。この第2の気体は、第2往きダクト38B内を通過している間、冷却設備33により冷却され、第2の気体中に含まれる高揮発性の化石燃料成分は液化し、第2回収タンク31Bに回収される。そして、第2の気体は、第2還りダクト41Bを通過し、この間も冷却設備33により冷却されて第2の気体中に含まれる高揮発性の化石燃料成分を十分に液化させた後、還りダクト42及び循環ダクト34を通過し、吸込ダクト20に合流する。
以降、循環ファン36の近傍に設置した内容物センサー(図示省略)が、第2の気体中の高揮発性の化石燃料成分を完全に検出しなくなるまで、第2の気体は循環し、高揮発性の化石燃料成分の回収終了後に第2四方弁37Bの第2往きダクト38B側が閉塞される。
次に、発熱体18,25によって、焼却炉本体14内は250度前後まで加熱される。そして、廃棄物中に含まれる低揮発性の化石燃料成分が十分に気化されると、第3四方弁37Cの第3往きダクト38C側が開放され、低揮発性の化石燃料成分の気化により発生した第3の気体は循環ダクト34から第3往きダクト38Cに流入する。この第3の気体は、第3往きダクト38C内を通過している間、冷却設備33により冷却され、第3の気体中に含まれる低揮発性の化石燃料成分は液化し、第3回収タンク31Cに回収される。そして、第3の気体は、第3還りダクト41Cを通過し、この間も冷却設備33により冷却されて第3の気体中に含まれる低揮発性の化石燃料成分を十分に液化させた後、還りダクト42及び循環ダクト34を通過し、吸込ダクト20に合流する。
以降、循環ファン36の近傍に設置した内容物センサー(図示省略)が、第3の気体中の低揮発性の化石燃料成分を完全に検出しなくなるまで、第3の気体は循環し、低揮発性の化石燃料成分の回収終了後に第3四方弁37Cの第3往きダクト38C側が閉塞される。
次に、発熱体18,25によって、焼却炉本体14内は750度まで徐々に加熱される。そして、排気バルブ47が開放されると共に、切替えダンパ27を切替えて外気導入ダクト28から焼却炉本体14内に外気が導入される。これにより、燃焼炉本体14内の廃棄物は発火し、燃焼を始め、その後、燃焼が終了すると、焼却炉本体14内に不燃材のみが残留し、この残留物が排出口19から取り出され、廃棄物の処理が完了する。
なお、上記した一連の処理のうち燃焼動作以外の各種成分分離処理中は、温度上昇によって焼却炉本体14内部の圧力がある程度上昇するが、予め設定された範囲内の圧力変動は、膨張タンク17よって吸収される。また、各種成分分離処理中に膨張タンク17による吸収可能圧力以上の圧力上昇が起こった場合には、安全バルブ49が作動し、焼却炉本体14内の気体が排気筒50から外部へ放出されるが、焼却炉本体14内の圧力が安全バルブ49の設定圧力に近づくと、殺菌設備13の電源が自動投入され、磁場発生機能付き発熱体43が最高温度の750度で動作し、不完全燃焼物質や有害物質を完全に燃焼させるため、臭気等が外部に放出されることはない。また、この時に放出される気体は殺菌設備13の紫外線殺菌灯44によって殺菌されるため、バクテリアや細菌等が外部に放出されることもない。
このように上記した実施の形態に係る廃棄物焼却システム10によれば、物質の反応条件(熱・光・温度・圧力)によって変化しないとされている磁場振動を加え、熱せられた空気を焼却炉本体14の内部の最下部に吹き込むことにより、廃棄物中の分子結合を弱くし、例えば反応のために今までに必要だった温度よりも低い温度条件下での成分分解や気化の促進及び燃焼が可能となるため、ダイオキシン等の汚染物質を排泄することがない。また、焼却炉11に投入口16から廃棄物を分別することなく投入しても、廃棄物を確実に燃焼させることができる。さらに、低温度である程度の圧力を付加し、石油化学商品に含まれている化石燃料成分を気化させた後に冷却することにより液化回収が可能になるため、地球規模での二酸化炭素抑制や資源再利用が可能となる。
本発明の実施の形態に係る廃棄物焼却システムを示す断面図である。
符号の説明
10 廃棄物焼却システム
11 焼却炉
13 殺菌設備
18 発熱体
25 発熱体
30A 第1回収設備
30B 第2回収設備
30C 第3回収設備
43 発熱体

Claims (3)

  1. 廃棄物が投入される焼却炉内に磁場を発生させると共に該焼却炉内を加熱する加熱手段と、
    該加熱手段により前記焼却炉内が第1の所定温度に加熱され、前記廃棄物中の水分が気化されて発生した第1の気体を冷却し、該第1の気体中の水分を回収する第1回収手段と、
    前記加熱手段により前記焼却炉内が前記第1の所定温度より高い第2の所定温度に加熱され、前記廃棄物中の高揮発性の化石燃料成分が気化されて発生した第2の気体を冷却し、該第2の気体中の高揮発性の化石燃料成分を回収する第2回収手段と、
    前記加熱手段により前記焼却炉内が前記第2の所定温度より高い第3の所定温度に加熱され、前記廃棄物中の低揮発性の化石燃料成分が気化されて発生した第3の気体を冷却し、該第3の気体中の低揮発性の化石燃料成分を回収する第3回収手段と、
    を備え、該第3回収手段による前記低揮発性の化石燃料成分の回収後、前記加熱手段により前記焼却炉内の温度を前記第3の所定温度より高い第4の所定温度に加熱すると共に前記焼却炉内に外気を導入し、該燃焼炉内の廃棄物を燃焼させるように構成されていることを特徴とする廃棄物焼却システム。
  2. 前記焼却炉内からの排気を殺菌する殺菌手段をさらに備えている請求項1に記載の廃棄物焼却システム。
  3. 廃棄物が投入される焼却炉内に磁場を発生させると共に該焼却炉内を第1の所定温度に加熱する第1温度加熱工程と、
    該第1温度加熱工程により前記廃棄物中の水分が気化されて発生した第1の気体を冷却し、該第1の気体中の水分を回収する第1回収工程と、
    前記焼却炉内に磁場を発生させると共に該焼却炉内を第1の所定温度より高い第2の所定温度に加熱する第2温度加熱工程と、
    該第2温度加熱工程により前記廃棄物中の高揮発性の化石燃料成分が気化されて発生した第2の気体を冷却し、該第2の気体中の高揮発性の化石燃料成分を回収する第2回収工程と、
    前記焼却炉内に磁場を発生させると共に該焼却炉内を第2の所定温度より高い第3の所定温度に加熱する第3温度加熱工程と、
    該第3温度加熱工程により前記廃棄物中の低揮発性の化石燃料成分が気化されて発生した第3の気体を冷却し、該第3の気体中の低揮発性の化石燃料成分を回収する第3回収工程と、
    該第3回収工程における前記低揮発性の化石燃料成分の回収後、前記燃焼炉内の温度を前記第3の所定温度より高い第4の所定温度に加熱すると共に前記焼却炉内に外気を導入し、該燃焼炉内の廃棄物を燃焼させる燃焼工程と、
    を備えていることを特徴とする廃棄物焼却方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101813317A (zh) * 2010-03-27 2010-08-25 黄广禧 低能耗垃圾裂解炉

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