JP2009124677A - Maintenance planning system, and maintenance planning method - Google Patents
Maintenance planning system, and maintenance planning method Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009124677A JP2009124677A JP2008151796A JP2008151796A JP2009124677A JP 2009124677 A JP2009124677 A JP 2009124677A JP 2008151796 A JP2008151796 A JP 2008151796A JP 2008151796 A JP2008151796 A JP 2008151796A JP 2009124677 A JP2009124677 A JP 2009124677A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- maintenance
- interval
- work
- consumable
- replacement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
Description
本発明は、複数の消耗品からなる画像形成装置等の故障時期や、各部品の劣化度を推定し、保守計画に反映するようにした保守計画システム、および保守計画方法に関する。 The present invention relates to a maintenance planning system and a maintenance planning method for estimating a failure time of an image forming apparatus or the like composed of a plurality of consumables and a degree of deterioration of each component and reflecting the estimated time in a maintenance plan.
従来の保守計画では、製品が利用できなくなることにより生じるユーザの損害リスクと、保守にかかるコストのバランスを取ることが出来なかった。
製品故障のリスクを少なくするためには、故障の可能性が高くなった部品を予知して故障前に交換したり、部品の使用回数や使用時間に基づいて寿命到達前に交換したりする必要がある。そのため、部品交換作業を安全サイドで運営管理することになり、保守のコストを高くする問題がある。一方、寿命に到達するまで部品を使い切ることで保守コストを下げようとすると、部品交換で済む作業が部品の故障による修理作業となった場合、製品のダウンタイムが長くなり、製品が使用できないことにより生じるユーザの損害が大きくなるという問題がある。
ここで、特許文献1には、保守作業に関するコストを低減すると共に、製品のダウンタイムによるリスクを低減することが出来る技術が開示されている。この技術は、保守点検のために機器の設置場所を作業する時間間隔と各消耗品を交換する時間間隔とが最適になる組み合わせを算出し、当該組み合わせに基づいて保守の対象である機器を次回作業すべきタイミングと該タイミングにおいて交換すべき消耗品を検出することで、コストとリスクのバランスが取れた作業時期及び交換部品を予測・判定するものである。
In order to reduce the risk of product failure, it is necessary to predict parts that are likely to fail and replace them before failure, or to replace them before reaching the end of their lifetime based on the number of times the parts are used and their usage time. There is. For this reason, the parts replacement work is managed and managed on the safety side, which raises the problem of increasing the maintenance cost. On the other hand, if you try to lower the maintenance cost by using up parts until they reach the end of their service life, if the work that only requires replacement of parts is repair work due to part failure, the product downtime will be longer and the product will not be usable. There is a problem that the damage caused by the user increases.
Here,
上記特許文献1には、保守の対象である単一製品の保守作業にかかるコストを低減すると共に、製品のダウンタイム(すなわち、リスク)を低減することが開示されているが、複数の製品の保守計画を同時に最適化することができない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、製品毎に保守のために作業すべき時間間隔と各消耗品を交換する時間間隔とが最適になる組み合わせを算出して作業計画を立案することで、複数の製品に対して、リスクとコストのバランスを考慮した保守計画システム及び保守計画方法を提供することを目的とする。
The present invention has been made to solve the above-described problems, and calculates a combination that optimizes the time interval for maintenance for each product and the time interval for replacing each consumable. It is an object of the present invention to provide a maintenance planning system and a maintenance planning method that considers a balance between risk and cost for a plurality of products by making a plan.
本発明にかかる保守計画システムは、複数の保守対象機器の消耗品に関する保守計画を行う保守計画システムであって、前記複数の保守対象機器の前記消耗品の利用実績を示すカウンタ値を取得するカウンタ値取得手段と、前記複数の保守対象機器の設置場所にて保守点検作業する時間間隔を規定する作業間隔と、各消耗品の交換を行うべき交換間隔を規定したものであって、この作業間隔に対して対応付けられている交換間隔との組み合わせに関する情報のうち、所定のコストが最小となる作業間隔と交換間隔の組合せを、前記複数の保守対象機器について消耗品毎に取得する間隔情報取得手段と、前記間隔情報取得手段で取得される前記最小となる作業間隔と交換間隔及び前記カウンタ値取得手段で取得されるカウンタ値に基づいて、次回作業すべき保守対象機器と、次回作業すべきタイミングと、そのタイミングにおいて交換すべき消耗品とを特定する保守計画作成手段と、前記保守計画作成手段で特定された情報を端末に表示させる表示手段とを備えていることを特徴とする。 A maintenance planning system according to the present invention is a maintenance planning system that performs a maintenance plan related to consumables of a plurality of maintenance target devices, and obtains a counter value indicating a usage record of the consumables of the plurality of maintenance target devices. A value acquisition means, a work interval that defines a time interval for performing maintenance and inspection work at the installation location of the plurality of maintenance target devices, and a replacement interval at which each consumable should be replaced. Interval information acquisition that acquires, for each of the plurality of maintenance target devices, a combination of an operation interval and an exchange interval that minimizes a predetermined cost among information on a combination with an exchange interval that is associated with Based on the minimum work interval and replacement interval acquired by the interval information acquisition unit and the counter value acquired by the counter value acquisition unit, Maintenance plan creation means for specifying a maintenance target device to be worked on, a timing to be worked on next time, and a consumable to be replaced at that timing, and display means for displaying information specified by the maintenance plan creation means on the terminal It is characterized by having.
本発明によれば、各機種毎に、保守のために機器の設置場所を作業すべき時間間隔と各消耗品を交換する交換間隔とが最適になる組み合わせを算出して作業計画を立案することで、複数の保守の対象である機器に対して、リスクとコストのバランスを考慮して保守計画を行うことが可能となる。 According to the present invention, for each model, a work plan is calculated by calculating a combination that optimizes the time interval at which the installation location of the device should be operated for maintenance and the replacement interval for replacing each consumable. Thus, a maintenance plan can be made for a plurality of maintenance target devices in consideration of a balance between risk and cost.
以下、本発明の係る保守計画システムの実施の形態について、図面を参照して説明する。
なお、以下の説明では画像形成装置(MFP:Multi Function Periphera1)に適用した保守計画システムを説明するが、MFPに限られるものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る保守計画システム1と保守対象製品との通信システムの関係を示す図である。保守計画システム1は、ネットワーク10を介して、各種端末と接続されている。各種端末とは、たとえば、複数のMFP201‐Nやモバイル端末12−Nが考えられる。
すなわち、保守計画システム1は、ネットワーク10に接続されて、MFP201−Nの使用状況や保守履歴に関する情報を取得する。これらの情報に基づいて、保守計画システム1は保守計画を立案し、ネットワーク10を介して、立案した保守計画の情報をMFP201−Nやサービスマンが所有するモバイル端末12−Nに送信する。保守計画の情報を受信したモバイル端末12−NやMFP201−Nは、ユーザの要求に応じて、保守計画システム1からの保守計画情報を表示する。本実施の形態では、複数のMFP201が相互に離れていない場所に設置されている場合が考えられる。この場合、ネットワーク10とMFP201の間にルータ13を設置し、複数のMFP201は、LAN(Local Area Network)14で接続されることとなる。
もっとも、本実施の形態にかかるMFP201は通信機能を有するものに限るものではない。MFP201が通信機能を有していない場合、サービスマンが所有する通信端末に保守計画システム1から送信されるMFP201に係る保守計画情報を表示することができる。
なお、外部からの不正なアクセスを排除するために、保守計画システム1とネットワーク10の間にファイアウォールを設けてもよい。
図2は、本発明の実施の形態に係る保守計画システム1の構成を示すシステム構成図である。図2では、ユーザのもとに設置されているMFP201の保守計画を保守計画システム1によって生成し、サービスマン202が当該保守計画に従って保守業務を行う例を示している。
本実施の形態にかかる保守計画システム1は、過去の保守履歴データをもとに各消耗品についての故障率分布を算出し、算出した故障率分布に基づいて、次回の作業時期とその時に交換する消耗品のリストを算出する構成になっている。
ここでの保守計画システム1は、保守の対象である機器(以下、保守対象機器と称する)の消耗品に関する保守計画を行うものであり、カウンタ値取得手段203、記憶手段204、故障率分布算出手段205、保守計画手段206、表示手段207から構成されている。
故障率分布算出手段205は、保守対象機器に対して行った保守作業に関する履歴情報としての保守履歴データに基づいて各消耗品についての故障率分布を算出する。ここでは、保守対象機器に対して行った保守作業に関する履歴情報は、例えば保守作業を行ったサービスマン202が携帯する通信端末によって入力されることにより、サービスセンタ端末208内の記憶手段204に記憶される。あるいは、ネットワーク10を介して、記憶手段204に記憶される。
保守計画手段206は、保守点検のために次回作業すべきタイミングと作業時(すなわち、保守点検の作業時)に交換すべき消耗品を、保守対象機器毎に算出する機能を有する。
図3は、保守計画手段206の構成を示すブロック図である。保守計画手段206は、交換間隔算出手段61と、作業間隔算出手段62と、組合せ算出手段63と、間隔情報取得手段64と、保守計画算出手段65とから構成されている。
交換間隔算出手段61は、故障率分布算出部205にて算出された各消耗品の故障確率分布に基づいて、各消耗品についての保守点検作業のために保守対象機器の設置場所を作業する時間間隔を規定する「交換間隔」を各消耗品についてランダムに算出する。また、作業間隔算出部62は、各消耗品の故障確率分布に基づいて、各消耗品についての交換間隔を行うべき時間間隔を規定する「作業間隔」を各消耗品についてランダムに算出する。なお、ここでの「消耗品」としては、例えば感光体ドラム、帯電チャージャワイヤ、定着ローラおよび転写ベルト等が挙げられるが、本実施の形態では「消耗品」としてそれぞれが異なる機能を有する複数の消耗部品が一体的にユニット化されたカートリッジをも含むものとする。
交換間隔算出手段61と作業間隔算出手段62は、各消耗品の故障確率分布に基づいて、該故障確率が所定の確率以上であると予測される間隔の近傍の値を算出する。なお、各消耗品について作業間隔算出手段62にて算出される作業間隔は、交換間隔算出手段61にて算出される交換間隔よりも長い間隔に設定されている。
組合せ算出手段63は、交換間隔算出手段61および作業間隔算出手段62にて算出される作業間隔及び交換間隔に基づいて、モンテカルロ法もしくは遺伝的アルゴリズムを用いた探索処理を行う。この探索処理により、保守作業を行う時間間隔と保守作業時に交換すべき消耗品の組合せの内、所定のコストが最小となる「作業間隔と交換間隔」の組合せを算出する。ここで「所定のコスト」とは、サービスマンによる保守作業にかかる人件費、消耗品の材料費、およびユーザが保守対象機器を使用できないことにより生じる損失額の合計である。
間隔情報取得手段64は、組合せ算出手段63にて算出された「作業間隔と交換間隔」との組合せに関する情報を取得する。
この間隔情報取得手段64は、図4に示すとおり、所定のコストが最小となる「作業間隔」と「交換間隔」の組合せの情報を、保守対象機器毎にデータベースとして保持する記憶手段を有する。
保守計画算出手段65は、間隔情報取得手段64が取得した組合せに関する情報、およびMFP201のカウンタ値に基づいて、次回作業すべきタイミングと該タイミングにおいて交換すべき消耗品のリストを作成し、このリストを表示手段207を介してサービスセンタ端末208の操作入力部、あるいは、サービスマン202が携帯するモバイル通信端末12に表示させる。
図1に戻り、カウンタ値取得手段203は、保守対象機器から消耗品の利用実績を示す「カウンタ値」を取得する。カウンタ値とは、MFP201におけるシート処理枚数、原稿をスキャンした枚数、印刷した枚数などのように、MFP201に装着される各消耗品の劣化度を把握するのに有効な「利用実績値」を意味している。カウンタ値取得手段203により取得されたカウンタ値は、記憶手段204に格納される。
図5は、本実施の形態による保守計画システム1にて利用されるデータのフォーマットと、各データテーブルの関係を示す図である。各データテーブルは、記憶手段204に格納されている。
図5に示すように、保守計画システム1では、各ユーザに対する定数が設定されている「ユーザ」テーブル301、サービスセンタ端末208に対する定数が設定されている「サービスセンタ」テーブル302、機種に対する定数が設定されている「機種」テーブル303、各機体に対する定数や使用状況から算出される変数が設定されている「機体」テーブル304、消耗品に対する定数や市場データから算出される故障率用定数が設定される「消耗品」テーブル305、ユーザが所有する機体の対応を示す「ユーザ/機体対応」テーブル306、サービスマンの保守作業の履歴が記録される「保守履歴」テーブル307、各消耗品の状態が設定される「消耗品状態」テーブル308、各機体のカウンタ履歴が記録される「カウンタ履歴」テーブル309、「サービスマン」テーブル310及び「作業計画」テーブル311が備えられている。
「ユーザ」テーブル301には、各ユーザに対する定数が設定されている。「サービスセンタ」テーブル302には、サービスセンタ端末208に対する定数が設定されている。「機種」テーブル303には、機種に対する定数が設定されている。「機体」テーブル304には、各機体に対する定数や使用状況から算出される変数が設定される。「消耗品」テーブル305には、消耗品に対する定数や市場データから算出される故障率用変数が設定される。
「ユーザ/機体対応」テーブル306には、ユーザが所有する機体とユーザとの対応が示される。「保守履歴」テーブル307には、サービスマンの保守作業履歴が記録される。「消耗品状態」テーブル308には、各消耗品の状態が設定される。「カウンタ履歴」テーブル309には、各機体のカウンタ履歴が記録される。「サービスマン」テーブル310には、サービスマン202に対する定数が設定される。「作業計画」テーブル311には、各機体の作業予定日と交換消耗品リストが設定される。
なお、図中の矢印は、矢印の元の属性を矢印の先の属性に設定することを示している。こうして設定されたものは、矢印の先の属性の「.」の前は参照元のテーブル名、「.」の後は参照元の属性名を表している。例えば、「保守履歴」テーブル307の「機体.ID」は、「機体」テーブル304の「ID」を表す。
サービスマン202は、保守業務の報告としてまとめられた作業記録から、保守履歴テーブルのフォーマットに従い、サービスセンタ端末208又はモバイル通信端末12から入力操作を行い、これにより記憶手段204の各テーブルが更新される。
また、MFP201は、インターネットや公衆電話回線等を介して、サービスセンタ端末208と相互通信可能に接続されており、MFP201に設定されている定期通信時刻(例えば、毎日10時)になると、MFP201はサービスセンタ端末208との通信を行う。MFP201は、当該通信時に、MFP201のID番号と、現在の日時、現在のトータルカウンタ値をサービスセンタ端末208に対して送信する。サービスセンタ端末208は、MFP201から受信した情報を、記憶手段204に記憶されている「カウンタ履歴」テーブル309に反映させる。その後、MFP201は、通信のステータスや追加情報を確認してサービスセンタ端末208との通信を終了する。図6は、上述のようにして内容が更新された「保守履歴」テーブル307の一例を示す図である。
なお、「トータルカウンタ値」とは、A4のコピープリントを1、A3のコピーを2として、A4サイズで何枚の出力が行われたかを示す「カウンタ」も同様の値であり、ここでは、サービスマン202が入力する「保守履歴」テーブル307の「カウンタ」も同様の値である。
故障率分布算出手段205では、「保守履歴」テーブル307から、故障率分布解析に広く用いられているワイブル分布(m:形状パラメータ、η:尺度パラメータ)へのフィッテイングFを行う。
故障率分布算出手段205は、感光体ドラムの故障分布を求めるために、記憶手段204から読み込んだ「保守履歴」テーブル307から、感光体ドラムに関するデータを抽出し、故障間隔を算出する。例えば、図6に示すように保守履歴テーブル307の中から「機種.名称」が「機種A」であり、「消耗品.略称」が「感光体ドラム」の全タプルと、「機種.名称」が「機種A」であり、「消耗品.略称」が「PM全交換機」の全タプルを抽出し、前回交換時のカウンタ値との差から交換間隔を算出する。PMとは、定期保守作業(Preventive Maintenance)である。
なお、図6の「保守履歴」テーブル307の右端「ライフ到達」の列の「×」は、感光体ドラムがPM到達前に故障した時のデータであり、「○」は、故障せずにPMに到達した時に交換したデータであることを示す。このように故障前に交換が行われたデータ(○)を含むデータを「打ち切りデータ」と言い、このようなデータを解析手法として累積ハザード法が知られている。累積ハザード法により抽出された各タプルの故障間隔をもとに、ワイブル分布の形状パラメータmと尺度パラメータηを推定し、「消耗品」テーブル305の故障分布関連変数を更新する。
即ち、「消耗品」テーブル305の「機種.名称」と「略称」が、「機種A」と「感光体ドラム」に合致するタプルを抽出し、「故障分布パラメータ1」に形状パラメータmを、「故障分布パラメータ2」に尺度パラメータηを代入する。「故障分布分類」には、ワイブル分布に相当する定数(0)を設定する。消耗品毎にこの計算を行い、記憶手段204の「消耗品」テーブル305を更新していく。図7は、上述の様にして更新された状態の「消耗品」テーブル305の一例を示す図である。
また、故障率分布算出手段204は、図5に示す「カウンタ履歴」テーブル309をもとに、保守対象機器毎に1日当たりのコピー枚数の進度分布を算出する。即ち、「カウンタ履歴」テーブル309から「機体.ID」が同じタプル抽出し、カウンタ取得日の差(日数)とカウンタの変化量(進度)をもとに、カウンタ進度の平均値と分散を算出し、「機体」テーブル304の「カウンタ進度平均」と「カウンタ進度分散」を更新する。同様に、機体毎に、最新の使用状況と各消耗品の交換日を更新する。図8は、内容が更新された状態の「機体」テーブル304の一例を示す図である。
使用状況については、「カウンタ履歴」テーブル309から「機体.ID」で抽出された全タプルから最新の「カウンタ履歴」テーブル309の「カウンタ取得日」とそのときの「トータルカウンタ」値が最新カウンタデータとして、「機体」テーブル304の「カウンタ取得日」と「トータルカウンタ」に設定される。
図8に示す「機体」テーブル304は、更新後のデータの例である。消耗品毎の交換日は、「保守履歴」テーブル307から「機体.ID」で抽出された全タプルから、「消耗品.略称」が該当消耗品か、「PM全交換」、「セットアップ」のタプルを抽出して、最新の「作業日」を「消耗品状態」テーブル308の「カウンタ取得日」に設定する。「消耗品状態」テーブル308の「カウンタ」には”0”を設定する。図9は、上述のようにして内容が更新された「消耗品状態」テーブル308のデータの一例を示す図である。なお、ここで「作業日」とは、保守点検作業のために保守対象機器の設置場所に訪問する日を意味する。
次に、保守計画手段206の動作ついて説明する。保守計画手段206は、「戦略策定モード」と、「作業日提示モード」とを実行可能となっている。「戦略策定モード」は、ある一定量の保守履歴データが記憶手段205に追加登録された場合や、月に一度等の定期的なタイミングで実行され、「作業日提示モード」は毎日実行される。
「戦略策定モード」について説明する。
本実施の形態では、複数の保守対象機器(ここではMFP201)の保守点検計画を同時に最適化するものである。例えば、同一ユーザによって使用されている複数のMFP201や、同一のビルや工場や施設内に設置された複数のMFP201に対する保守点検計画を行うことが考えられる。
保守計画手段206は、近隣に設置されている複数の機体の情報を抽出するために、図5に示す「ユーザ/機体対応」テーブル306を参照する。「ユーザ/機体対応」テーブル306の「ユーザ.ID」で照合された全タプルを抽出し、「機体.ID」の一覧を得る。そして、各機体に対し、消耗品ごとに「作業間隔」と「交換間隔」を算出し設定する。サービスマン202は、この「作業間隔」と「交換間隔」をもとに保守作業を行う。すなわち、サービスマン202は、保守対象機器(ここではMFP201)に対して、一つでも消耗品が「作業間隔」に達した場合に、当該機器の作業を行なう。そして、サービスマン202は、この作業時に「交換間隔」に達している全ての消耗品の交換を行おうとする。
続いて、「作業間隔」と「交換間隔」の算出方法について詳しく説明する。
保守計画手段206は、図5に示す「サービスセンタ」テーブル302の「シミュレーション期間」に設定された期間の保守作業シミュレーションを行い、生じるコストができる限り小さくなるような「作業間隔」と「交換間隔」を算出する。算出方法としては、例えば、モンテカルロ法や遺伝的アルゴリズムのような発見的手法を利用する。すなわち、ランダムに「作業間隔」と「交換間隔」を設定し、保守作業シミュレーションを繰り返してコスト計算を行い、その中でコストが最小となった「作業間隔」と「交換間隔」を採用する。
シミュレーション期間の決定値は長ければ長いほど良いが、その分、計算時間も長くなるので、機体の平均故障時間に対して、充分と思われる期間が設定されていることが望ましい。また、シミュレーション期間の設定値は、機体の平均故障予測時間よりも十分に長い期間が設定されていることが望ましい。但し、シミュレーション期間が長いと、それに対応して計算時間も長くなる。
具体的に、モンテカルロ法を用いて保守点検作業シミュレーションを行った例を図10に示す。図10は、「機体.ID」が「100213」と「100214」と「101501」の機体に対する保守点検計画戦略(各消耗品に対する作業間隔と交換間隔の組合せ)を設定したサンプルであり、ランダムに2000通りの保守点検計画戦略サンプルを作成している。
ここで、サンプルの作成は基本的にはランダムに発生させるが、無駄なサンプルを作成しないように、各消耗品の故障確率分布等から経験的に予想される作業間隔、交換間隔の近傍で発生させる方が望ましい。この2000通りの保守計画戦略に対して、各機体に対する保守作業シミュレーションを行い、コストが最小のサンプルを機体毎に求める。
次に、図10に示す保守計画戦略サンプルに対する保守作業シミュレーションについて、図11のフローチャートを参照しつつ説明する。図11は、保守作業シミュレーションの手順を示すフローチャートである。
保守計画手段206は、「ユーザ/機体対応」テーブル306を参照して、近隣に設置された複数の保守対象機器の情報を取得する(ステップS900)。ここで、保守対象機器同士は、サービスマン202の移動距離をコストとして考慮せずに済む場所に設置されていることが望ましい。したがって、保守対象機器同士の距離を考慮して、予め保守対象を行う範囲を設定しておくことが必要である。以下の説明では、同一ビル内に設置されている複数のMFP201のIDが「100213」、「100214」、「101501」であるとして説明する。
保守計画手段206は、「機体.ID」「100213」に対して、図4の「機体」テーブル304の「機種.名称」と「消耗品」テーブル305の「機種.名称」とを照らし合わせ、合致する「消耗品」テーブル305の全タプルを抽出する。そして、「消耗品」テーブル305の「故障分布分類」、「故障分布パラメータ1」、「故障分布パラメータ2」で表さる故障確率に基づいて乱数を発生させ、各消耗品の次回故障予測時間候補を算出する(ステップS901)。同様に、「機体.ID」が「100214」、「101501」の機体に対しても、各消耗品の次回故障予測時間候補を算出する。そして、算出された次回故障予測時間候補の中で最も短いものを次回故障予測発生時間候補とする(ステップS902)。
一方、「機体」テーブル304の「ID」と「消耗品状態」テーブル308の「機体.ID」照合し、合致する「機体.ID」を持つ「消耗品状態」テーブル308の全タプルを抽出し、サービスマン202の次回作業予定日を算出する。
すなわち、抽出されたそれぞれの消耗品に対して、「消耗品状態」テーブル308に設定されている「作業間隔」を参照する(ステップS903)。そして、作業間隔の最も短いものを図5に示す「機体」テーブル304の「カウンタ進度平均」で割った値を次回作業時間候補とする(ステップS904)。
保守計画手段206は、故障確率等に基づいて算出された次回故障予測発生時間候補と、図5に示す「消耗品状態」テーブル308から求められた次回作業時間候補とを比較してイベントを確定する。
次回故障予測発生時間候補が次回作業時間候補よりも短い場合(ステップS905のY)、保守点検前に故障が発生する虞があるため、故障発生イベントとして次回故障予測発生時間候補を経過時間とする(ステップS906)。また、交換する消耗品を確定し、発生するコストを算出する(ステップS907)。故障発生が起こった消耗品以外の全消耗品に対して、予め設定されている「消耗品状態」テーブルの「交換間隔」を参照し、次回故障交換時間候補よりも短いものを、交換消耗品として、コストは以下の和になる。
コスト=人件費+材料費+ダウンタイム損失
ここで、
人件費=(「ユーザ.移動時間」+Σ交換消耗品の「消耗品.交換時間」)×サービスマン単価
材料費=Σ交換消耗品の「消耗品.単価」
ダウンタイム損失=「ユーザ.移動時間」×「機体.ダウンタイム損失単価」
なお、「ユーザ.移動時間」はサービスセンタ端末208からユーザ所在地までの移動時間を示す。
一方、次回故障予測発生時間候補が次回作業時間候補以上の場合(ステップS905のN)、作業前に故障が発生する虞が少ないため、事前保守イベントとして次回作業時間候補を経過時間とする(ステップS908)。同様に、交換する消耗品を確定し、発生するコストを算出する(ステップS909)。事前保守を行う(作業間隔に達した)消耗品以外の全消耗品に対して、予め設定されている「消耗品状態」テーブル308の「交換間隔」を参照し、次回作業時間候補よりも短いものを交換消耗品とする。コストは以下の和になる。
人件費=(「ユーザ.移動時間」+Σ交換消耗品の「消耗品.交換時間」)×サービスマン単価
材料費=Σ交換消耗品の「消耗品.単価」
ダウンタイム損失=0
ダウンタイムの考え方は、サービスマンの作業時間自体は、ダウンタイムをゼロとしている。ここでは、予期せぬ故障時にサービスマンが駆けつけるまでの時間をダウンタイムと考えることにする。
交換した消耗品に対しては、新たに次回交換時間を算出し、交換していない消耗品に対しては、算出済みの次回故障予測発生時間候補から経過時間を引いた値で次回故障予測発生時間候補を更新し、作業間隔から経過時間に「機体」テーブル304の「カウンタ進度平均」をかけた値を引いて、作業間隔を更新する(ステップS910)。以下同様に次回故障予測発生時間候補と次回作業時間候補を確定し(ステップS911)、イベントの確定、交換消耗品の確定、コストの算出をシミュレーション期間に経過時間が達するまで繰り返す(ステップS912)。
このシミュレーションを1セットとして、図10に示す全ての保守対象機器の保守計画戦略サンプルに対してシミュレーションを行い、算出されるコストが最も廉価な保守計画戦略サンプルを最適戦略として採用し、最適戦略として「消耗品状態.作業間隔」と「消耗品状態.交換間隔」に設定する。
図12は、各サンプルに対するシミュレーション結果を示す図である。この例では、68番目のサンプルが1台1カウントあたりの平均コストが最小であり、最適戦略として採用される。そして、最適戦略の「作業間隔」と「交換間隔」を、各消耗品について「消耗品状態」テーブル308の「作業間隔」と「交換間隔」に設定する。
また、MFP201は、定期通信時に追加情報として「消耗品状態」テーブル308の「作業間隔」と「交換間隔」をダウンロードし、自らのメモリを設定することも可能である。この場合、MFP201は適宜自らの表示パネルに最適戦略である「作業間隔」、「交換間隔」をユーザに提示することが考えられる。
続いて、「作業日提示モード」について説明する。
図13は保守計画システム1における作業日提示モードの処理の流れを示すフローチャートであり、図14は、「カウンタ履歴」テーブル307の一例を示す図である。
「作業日提示モード」では、サービスマン202が、日常的に次回の作業日(機器を保守点検するタイミング)を確認する場合を想定している。
上述した「戦略策定モード」により、予め望ましい「作業間隔」と「交換間隔」が設定されており、サービスマン202は、担当するユーザの「ユーザ.ID」をサービスセンタ端末208から入力することにより、次回の作業日を確認する。
保守計画手段206は、図5に示す「機体」テーブル304の「ID」と「消耗品状態」テーブル308の「機体.ID」とを照合する。そして、「ID」と合致する「機体.ID」を持つ「消耗品状態」テーブル308を全て抽出し、「カウンタ取得日」、「カウンタ」、「作業間隔」、「交換間隔」を参照する。また、「機体」テーブル304から「カウンタ進度平均」を参照する。
保守計画手段206は、以下の計算をして、各消耗品について次回の作業予定日を算出する(ステップS701)。
作業予定日=カウンタ取得日+(作業間隔−カウンタ)/カウンタ進度平均
各消耗品の作業予定日のうち最短のものを、作業日として確定し(ステップS702)、最短の作業予定日を与える消耗品以外の消耗品に対して、以下の計算をして作業予定日を算出する(ステップS703)。
交換予定日=カウンタ取得日+(交換間隔−カウンタ)/カウンタ進度平均
作業予定日よりも交換予定日が短い消耗品を交換消耗品として確定する(ステップS704)。表示手段207は、この確定した作業を行う日付と交換する消耗品をモバイル通信端末12等の出力装置からサービスマン202に提示する(ステップS705)。
なお、上述のような処理の他、図4に示す「機体」テーブル304の「カウンタ進度分散」を利用して、「カウンタ進度平均」を区間で表現し、作業日を期間で推定することも可能である。
以上の実施の形態では、距離が離れていない場所に設置されている複数のMFPに対し、保守計画を同時に最適化することが可能となる。また、これに限らず、別のユーザ間でもサービスマン202の移動時間がほとんどかからない場合に同一ユーザでも複数のMFP201を利用している場合も、同一の場所と纏められるMFP201のグループ毎に「ユーザ」テーブル301にIDを用意してグループ毎に算出してもよい。
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、「作業日提示モード」において、予め登録されている複数の機体全てに対して、定期的に計算を実行する。
保守計画手段206は、定期的(例えば、毎日6時)に実行されるスケジュール機能を有し、図4に示す「ユーザ」テーブル301に登録されている全てのユーザの「作業日提示モード」を実行し、図4に示す「作業計画」テーブル311を更新する。サービスマン202は出社時にサービスセンタ端末208の操作出力部から、または、社外からモバイル通信端末12を利用して、保守計画システム1にアクセスして、自分のIDを入力し、保守の予定を問い合わせる。保守計画手段206は、入力されたIDを「機体」テーブル304の「サービスマン.ID」と照らし合わせ、合致する「機体」テーブル304の全タプルを抽出する。更に、抽出された全タプルの「ID」を図4に示す「作業計画」テーブル311の「機体.ID」と照らし合わせ、IDが合致する「作業計画」テーブル311の全タプルを抽出する。抽出された全タプルの中から、「作業予定日」が最も近いものを検索し、該当する「機体.ID」を「ユーザ/機体対応」テーブル306に照らし合わせて、作業先である「ユーザ.ID」と「ユーザ.名称」を特定する。
最も近い作業予定日の機体が複数存在した場合は、その内の1つを選択する。保守計画手段206は、特定された「ユーザ.ID」を再度、「ユーザ/機体対応」テーブル306に照らし合わせ、IDが合致する全タプルを抽出し、該当する「機体.ID」一覧を作成する。更に、保守計画手段206は作成した「機体.ID」一覧を図4に示す「作業計画」テーブル311の「機体.ID」と照らし合わせ、IDが合致する「作業計画」テーブル311の全タプルを抽出し、「機体.ID」「作業予定日」「交換消耗品リスト」の一覧を作成し、「ユーザ.ID」「ユーザ.名称」と共にサービスセンタ端末208の操作出力部に表示する。または、表示手段207を介してモバイル通信端末12に表示する。
サービスマン202からサービスセンタ端末208、またはモバイル通信端末12を通して、今後の保守対象ユーザの一覧要求が入力された場合には、保守計画手段206は、同様にサービスマン202のIDから図4に示す「機体」テーブル304、「ユーザ/機体対応」テーブル306の順に検索して、「ユーザ.ID」と「ユーザ.名称」の一覧を作成する。また再度、「ユーザ/機体対応」テーブル306から「ユーザ.ID」毎の「機体.ID」一覧を作成し、「作業計画」テーブル311内の関連づけられる全タプルを抽出し、「作業予定日」の順に保守対象である「ユーザ.名称」の一覧を端末に表示する。
サービスマン202からサービスセンタ端末208、またはモバイル通信端末12を通して、今後の作業予定日の一覧要求が入力された場合には、保守計画手段206は、同様にサービスマン202のIDから「機体」テーブル304、「ユーザ/機体対応」テーブル306の順に検索して、「ユーザ.ID」と「ユーザ.名称」の一覧を作成する。また再度、「ユーザ/機体対応」テーブル306から「ユーザ.ID」毎の「機体.ID」一覧を作成し、「作業計画」テーブル311内の関連づけられる全タプルを抽出し、たとえば図14に示すようなカレンダー上に「作業予定日」を表示し、最も近くに予定されている「作業予定日」の「ユーザ.名称」一覧と、そのうちの1ユーザの詳細情報(「ユーザ.ID」から関連づけられる「ユーザ.名称」「機体.ID」一覧など)をサービスセンタ端末208等に表示する。サービスセンタ端末208のユーザインタフェースを介して入力される「作業予定日」や「ユーザ.ID」情報(例えば画面上のカレンダー日付や「ユーザ.名称」のクリック)に応じて、保守計画手段206は「ユーザ.名称」一覧や詳細情報の表示内容を変える。また、保守対象ユーザの一覧や、作業予定日の一覧の表示中において、サービスセンタ端末208のユーザインタフェースを介して入力される「ユーザ.ID」選択(たとえば、画面上の「ユーザ.名称」のダブルクリック)の情報に応じて、詳細情報を表示する。
小さなサービスセンタ端末などでは、サービスマン単位ではなく、サービスセンタ単位で表示を示しても良い。この場合、サービスセンタ端末のIDを入力することで、「サービスマン」テーブル310から「サービスマン.ID」リストを抽出し、同様に「機体」テーブル304、「ユーザ/機体対応」テーブル306、「ユーザ」テーブル301、「作業計画」テーブル311を利用して該当する情報を取得することができる。
上記の2つの実施の形態では、装置内部に発明を実施する機能が予め記録されている場合で説明をしたが、これに限らず同様の機能をネットワークから装置にダウンロードしても良いし、同様の機能を記録媒体に記憶させたものを装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等プログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば、その形態は何れの形態であっても良い。またこのように予めインストールやダウンロードにより得られる機能は装置内部のオペレーティング・システム(OS:Operating System)等と共働してその機能を実現させるものであってもよい。
以上、本実施の形態によれば、保守対象機器が複数ある場合であっても、消耗品個々に「作業間隔」と「交換間隔」の2つの判断基準を設定することで、サービスマンが「いつ作業すべきか」「どの消耗品を交換すべきか」を把握することができる。また、「戦略策定モード」を用いて望ましい作業間隔と交換間隔(戦略)を予め算出しておき、通常は、「作業日提示モード」を用いて確定済みの戦略を元に次回の作業日を算出するので、計算にかかるコストを低減させることができる。また、保守対象である機器の使用状況を、ネットワークを介してリアルタイムに収集することができるため、機器を作業する日の予測の確度が大幅に向上する。また消耗品の交換がライフ到達によるものかどうかを記録できるため、故障確率分布を正確に推定することができる。
また、サービスマン202に対しては、サービスマン/サービスセンタ毎に対象となる機体の作業予定日順のリスト、カレンダー上のスケジュールを確認できるので、短期的な業務量の把握、スケジュールの調整を行うことが出来る。
さらに、ユーザ単位などの同一場所に設置されたMFPに対しては、1台の状態だけでなく、他のMFPの状態も加味して最適な保守計画が立案できる。
本発明を特定の態様により詳細に説明したが、本発明の精神および範囲を逸脱しないかぎり、様々な変更および改質がなされ得ることは、当業者には自明である。以上に詳述したように本発明によれば、保守業務に関するコストを低減すると共に、製品のダウンタイムも低減することができる技術を提供することができる。
Embodiments of a maintenance planning system according to the present invention will be described below with reference to the drawings.
In the following description, a maintenance planning system applied to an image forming apparatus (MFP: Multi Function Periphera 1) will be described, but the present invention is not limited to the MFP.
(First embodiment)
FIG. 1 is a diagram showing a communication system relationship between a
In other words, the
However, the
Note that a firewall may be provided between the
FIG. 2 is a system configuration diagram showing the configuration of the
The
The
The failure rate
The
FIG. 3 is a block diagram showing the configuration of the
Based on the failure probability distribution of each consumable item calculated by the failure rate
The replacement interval calculation means 61 and the work interval calculation means 62 calculate a value in the vicinity of the interval at which the failure probability is predicted to be a predetermined probability or more based on the failure probability distribution of each consumable. Note that the work interval calculated by the work
The
The interval
As shown in FIG. 4, the interval
The maintenance
Returning to FIG. 1, the counter
FIG. 5 is a diagram showing the relationship between each data table and the data format used in the
As shown in FIG. 5, in the
A constant for each user is set in the “user” table 301. In the “service center” table 302, constants for the service center terminal 208 are set. In the “model” table 303, constants for the models are set. In the “airframe” table 304, variables calculated from constants and usage conditions for each airframe are set. In the “consumables” table 305, constants for consumables and variables for failure rates calculated from market data are set.
The “user / machine correspondence” table 306 shows the correspondence between the machine owned by the user and the user. In the “maintenance history” table 307, the maintenance work history of the service person is recorded. In the “consumable status” table 308, the status of each consumable is set. In the “counter history” table 309, the counter history of each aircraft is recorded. In the “serviceman” table 310, constants for the
The arrow in the figure indicates that the original attribute of the arrow is set to the attribute at the tip of the arrow. What is set in this way indicates the table name of the reference source before “.” Of the attribute at the end of the arrow, and the attribute name of the reference source after “.”. For example, “machine body ID” in the “maintenance history” table 307 represents “ID” in the “machine body” table 304.
The
Further, the
Note that the “total counter value” is the same value for the “counter” indicating how many copies are output in A4 size, assuming that A4 copy print is 1 and A3 copy is 2. The “counter” in the “maintenance history” table 307 input by the
The failure rate distribution calculating means 205 performs fitting F from the “maintenance history” table 307 to the Weibull distribution (m: shape parameter, η: scale parameter) widely used for failure rate distribution analysis.
The failure rate
In the “maintenance history” table 307 in FIG. 6, “×” in the column “Life arrival” at the right end is data when the photosensitive drum fails before reaching PM, and “◯” indicates no failure. Indicates that the data is exchanged when the PM is reached. Data including data (◯) exchanged before failure is called “censored data”, and the cumulative hazard method is known using such data as an analysis method. Based on the failure interval of each tuple extracted by the cumulative hazard method, the Weibull distribution shape parameter m and scale parameter η are estimated, and the failure distribution related variables in the “consumables” table 305 are updated.
That is, a tuple whose “model.name” and “abbreviation” in the “consumables” table 305 matches “model A” and “photoreceptor drum” is extracted, and the shape parameter m is set to “
Further, the failure rate
As for the usage status, the latest counter is the latest counter of the “counter acquisition date” in the latest “counter history” table 309 from all the tuples extracted from the “counter history” table 309 by “airframe ID” and the current “total counter” value. As data, “counter acquisition date” and “total counter” in the “airframe” table 304 are set.
“Airframe” table 304 shown in FIG. 8 is an example of data after update. For the replacement date for each consumable, whether the “consumable. Abbreviation” is the corresponding consumable, “PM all replacement”, or “setup” from all tuples extracted from the “maintenance history” table 307 with “airframe ID” The tuple is extracted, and the latest “working date” is set as the “counter acquisition date” in the “consumable status” table 308. “0” is set in the “counter” of the “consumables status” table 308. FIG. 9 is a diagram illustrating an example of data in the “consumables status” table 308 whose contents have been updated as described above. Here, the “working day” means a day when the user visits the installation location of the maintenance target device for the maintenance inspection work.
Next, the operation of the
Explain the “strategy development mode”.
In the present embodiment, maintenance inspection plans for a plurality of maintenance target devices (in this case, MFP 201) are simultaneously optimized. For example, it is conceivable to perform a maintenance inspection plan for a plurality of
The
Next, a method for calculating the “work interval” and the “exchange interval” will be described in detail.
The maintenance plan means 206 performs a maintenance work simulation for the period set in the “simulation period” of the “service center” table 302 shown in FIG. Is calculated. As a calculation method, for example, a heuristic method such as a Monte Carlo method or a genetic algorithm is used. That is, “work interval” and “replacement interval” are set at random, cost calculation is performed by repeating the maintenance work simulation, and “work interval” and “exchange interval” at which the cost is minimized are adopted.
The longer the determined value of the simulation period, the better. However, since the calculation time becomes longer by that amount, it is desirable to set a period that seems to be sufficient for the average failure time of the aircraft. Further, it is desirable that the set value of the simulation period is set to a period sufficiently longer than the average failure prediction time of the aircraft. However, if the simulation period is long, the calculation time is correspondingly long.
Specifically, FIG. 10 shows an example in which a maintenance inspection work simulation is performed using the Monte Carlo method. FIG. 10 is a sample in which a maintenance inspection plan strategy (combination of work interval and replacement interval for each consumable) is set for the aircraft whose “machine ID.” Is “100213”, “100214”, and “101501”. 2000 kinds of maintenance inspection plan strategy samples are created.
Here, sample creation is basically generated randomly, but in the vicinity of work intervals and replacement intervals that are empirically expected from the failure probability distribution of each consumable so as not to create useless samples. It is better to let For these 2000 maintenance plan strategies, a maintenance work simulation is performed for each aircraft, and a sample with the lowest cost is obtained for each aircraft.
Next, the maintenance work simulation for the maintenance plan strategy sample shown in FIG. 10 will be described with reference to the flowchart of FIG. FIG. 11 is a flowchart showing the procedure of the maintenance work simulation.
The
The maintenance planning means 206 compares “model.name” in the “machine” table 304 in FIG. 4 with “model.name” in the “consumables” table 305 against “machine.ID” “100213”. All tuples in the matching “consumables” table 305 are extracted. Then, random numbers are generated based on failure probabilities represented by “failure distribution classification”, “
On the other hand, “ID” in the “machine” table 304 and “machine.ID” in the “consumable status” table 308 are collated, and all tuples in the “consumable status” table 308 having the matching “machine.ID” are extracted. The next scheduled work date of the
That is, for each extracted consumable item, the “work interval” set in the “consumable item status” table 308 is referred to (step S903). Then, the value obtained by dividing the shortest work interval by the “counter progress average” in the “airframe” table 304 shown in FIG. 5 is set as the next work time candidate (step S904).
The
If the next failure prediction occurrence time candidate is shorter than the next work time candidate (Y in step S905), there is a possibility that a failure will occur before the maintenance inspection. Therefore, the next failure prediction occurrence time candidate is set as the elapsed time as a failure occurrence event. (Step S906). Further, the consumable item to be replaced is determined, and the generated cost is calculated (step S907). For all consumables other than the consumable that has failed, refer to the “Replacement interval” in the “Consumable status” table that is set in advance. The cost is the sum of
Cost = labor cost + material cost + downtime loss
here,
Labor costs = ("User. Travel time" + "Consumables. Replacement time" for replacement consumables) x Serviceman unit price
Material cost = “Consumables. Unit price” for Σ replacement consumables
Downtime loss = "User. Travel time" x "Airframe. Downtime loss unit price"
“User. Travel time” indicates the travel time from the service center terminal 208 to the user location.
On the other hand, if the next failure prediction occurrence time candidate is equal to or greater than the next work time candidate (N in step S905), the next work time candidate is set as the elapsed time as a preliminary maintenance event because there is less possibility of a failure before work (step S905). S908). Similarly, a consumable item to be replaced is determined, and the generated cost is calculated (step S909). For all consumables other than the consumables for which pre-maintenance is performed (reach the work interval), refer to the “replacement interval” in the preset “consumable status” table 308 and is shorter than the next work time candidate. Things are replaced as consumables. The cost is the following sum.
Labor costs = ("User. Travel time" + "Consumables. Replacement time" for replacement consumables) x Serviceman unit price
Material cost = “Consumables. Unit price” for Σ replacement consumables
Downtime loss = 0
The concept of downtime is that the working time of the service person is zero. Here, the time until the serviceman rushes in the event of an unexpected failure is considered as downtime.
For consumables that have been replaced, the next replacement time is newly calculated, and for consumables that have not been replaced, the next failure prediction occurrence is calculated by subtracting the elapsed time from the calculated next failure prediction occurrence time candidate. The time candidate is updated, and the work interval is updated by subtracting the value obtained by multiplying the elapsed time by the “counter progress average” in the “machine” table 304 from the work interval (step S910). Similarly, next failure prediction occurrence time candidates and next work time candidates are determined (step S911), and event determination, replacement consumable item determination, and cost calculation are repeated until the elapsed time reaches the simulation period (step S912).
As a set, this simulation is performed on the maintenance plan strategy samples of all maintenance target devices shown in FIG. 10, and the maintenance plan strategy sample with the lowest calculated cost is adopted as the optimal strategy. Set “Consumables status.Work interval” and “Consumables status.Replacement interval”.
FIG. 12 is a diagram showing a simulation result for each sample. In this example, the 68th sample has the lowest average cost per unit and is adopted as the optimum strategy. Then, the “work interval” and “exchange interval” of the optimal strategy are set to “work interval” and “exchange interval” in the “consumable status” table 308 for each consumable.
The
Next, the “work day presentation mode” will be described.
FIG. 13 is a flowchart showing a flow of processing in the work day presentation mode in the
In the “work day presentation mode”, it is assumed that the
Desirable “work interval” and “exchange interval” are set in advance by the “strategy formulation mode” described above, and the
The
The
Scheduled work date = counter acquisition date + (work interval-counter) / counter progress average
The shortest of the scheduled work dates for each consumable is determined as the work date (step S702), and the following schedule is calculated for the consumables other than the consumable that gives the shortest scheduled work date. Is calculated (step S703).
Scheduled replacement date = counter acquisition date + (exchange interval-counter) / counter progress average
A consumable item whose replacement date is shorter than the scheduled operation date is determined as a replacement consumable item (step S704). The
In addition to the processing as described above, the “counter progress average” in the “airframe” table 304 shown in FIG. 4 may be used to express “counter progress average” as a section and estimate the work day as a period. Is possible.
In the embodiment described above, it is possible to simultaneously optimize a maintenance plan for a plurality of MFPs installed in places that are not far apart. In addition, this is not limiting, and even when the same user uses a plurality of
(Second Embodiment)
In the present embodiment, in the “work day presentation mode”, the calculation is periodically executed for all the plurality of previously registered aircraft.
The maintenance plan means 206 has a schedule function executed periodically (for example, every day at 6 o'clock), and sets the “work day presentation mode” for all users registered in the “user” table 301 shown in FIG. And update the “work plan” table 311 shown in FIG. The
When there are a plurality of aircrafts with the closest scheduled work date, one of them is selected. The
When a list request for future maintenance target users is input from the
When a request for a list of future scheduled work dates is input from the
In a small service center terminal or the like, the display may be shown in service center units, not in service man units. In this case, by inputting the ID of the service center terminal, the “serviceman.ID” list is extracted from the “serviceman” table 310, and similarly, the “machine” table 304, the “user / machine correspondence” table 306, “ Relevant information can be acquired using the “user” table 301 and the “work plan” table 311.
In the above two embodiments, the description has been given of the case where the function for carrying out the invention is recorded in advance in the apparatus. However, the present invention is not limited to this, and the same function may be downloaded from the network to the apparatus. Those having these functions stored in a recording medium may be installed in the apparatus. The recording medium may be any form as long as the recording medium can store the program and can be read by the apparatus, such as a CD-ROM. In addition, the functions obtained by installation or download in advance may be realized in cooperation with an operating system (OS) in the apparatus.
As described above, according to the present embodiment, even when there are a plurality of maintenance target devices, the serviceman can set the two determination criteria of “work interval” and “replacement interval” for each consumable item. It is possible to ascertain when to work and which consumables to replace. In addition, the desired work interval and replacement interval (strategy) are calculated in advance using the “strategy development mode”, and the next work day is usually determined based on the strategy that has been confirmed using the “work day presentation mode”. Since it calculates, the cost concerning calculation can be reduced. In addition, since the usage status of a device that is a maintenance target can be collected in real time via a network, the accuracy of prediction of the day on which the device is operated is greatly improved. In addition, since it is possible to record whether the replacement of consumables is due to the arrival of life, the failure probability distribution can be accurately estimated.
In addition, the
Furthermore, with respect to MFPs installed at the same location such as a user unit, an optimum maintenance plan can be made in consideration of not only the state of one unit but also the states of other MFPs.
Although the present invention has been described in detail according to particular embodiments, it will be apparent to those skilled in the art that various changes and modifications can be made without departing from the spirit and scope of the invention. As described above in detail, according to the present invention, it is possible to provide a technique capable of reducing costs related to maintenance work and reducing product downtime.
1 保守計画システム、10 ネットワーク、12 モバイル端末、13 ルータ、14 LAN、201 MFP、202 サービスマン、203 カウンタ値取得手段、204 記憶手段、205 故障率分布算出手段、206 保守計画手段、207 表示手段、208 サービスセンタ端末、301 「ユーザ」テーブル、302 「サービスセンタ」テーブル、303 「機種」テーブル、304 「機体」テーブル、305 「消耗品」テーブル、306 「ユーザ/機体対応」テーブル、307 「保守履歴」テーブル、308 「消耗品状態」テーブル、309 「カウンタ履歴」テーブル、310 「サービスマン」テーブル、311 「作業計画」テーブル
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記複数の保守対象機器の前記消耗品の利用実績を示すカウンタ値を取得するカウンタ値取得手段と、
前記複数の保守対象機器の設置場所にて保守点検作業する時間間隔を規定する作業間隔と、各消耗品の交換を行うべき交換間隔を規定したものであって、この作業間隔に対して対応付けられている交換間隔との組み合わせに関する情報のうち、所定のコストが最小となる作業間隔と交換間隔の組合せを、前記複数の保守対象機器について消耗品毎に取得する間隔情報取得手段と、
前記間隔情報取得手段で取得される前記最小となる作業間隔と交換間隔及び前記カウンタ値取得手段で取得されるカウンタ値に基づいて、次回作業すべき保守対象機器と、次回作業すべきタイミングと、そのタイミングにおいて交換すべき消耗品とを特定する保守計画作成手段と、
前記保守計画作成手段で特定された情報を端末に表示させる表示手段と、
を備えていることを特徴とする保守計画システム。 A maintenance planning system for performing a maintenance plan for consumables of a plurality of maintenance target devices,
Counter value acquisition means for acquiring a counter value indicating the usage record of the consumables of the plurality of maintenance target devices;
A work interval that defines a time interval for performing maintenance and inspection work at the installation locations of the plurality of maintenance target devices, and a replacement interval at which each consumable is to be replaced. Interval information acquisition means for acquiring, for each of the plurality of maintenance target devices, a combination of a work interval and a replacement interval that minimizes a predetermined cost, among information relating to the combination of the replacement intervals being performed;
Based on the minimum work interval and replacement interval acquired by the interval information acquisition means and the counter value acquired by the counter value acquisition means, the maintenance target device to be worked on next time, the timing to work next time, Maintenance plan creation means for identifying consumables to be replaced at the timing;
Display means for displaying on the terminal the information specified by the maintenance plan creation means;
A maintenance planning system characterized by comprising:
前記間隔情報取得手段は、
各消耗品の故障率分布に基づいて、前記作業間隔を各消耗品について算出する作業間隔算出手段と、
前記作業間隔算出手段で算出される前記各消耗品の故障率分布に基づいて、前記交換間隔を各消耗品について算出する交換間隔算出手段と、
前記作業間隔算出手段で算出される前記作業間隔及び前記交換間隔算出手段で算出される前記交換間隔に基づいて、次回作業をする時間間隔とこの作業時に交換する消耗品との組合せに関する情報とを前記複数の保守対象機器毎に算出する組合せ算出手段と、
を備えることを特徴とする保守計画システム。 The maintenance planning system according to claim 1,
The interval information acquisition means includes
Based on the failure rate distribution of each consumable, work interval calculation means for calculating the work interval for each consumable,
Replacement interval calculation means for calculating the replacement interval for each consumable based on the failure rate distribution of each consumable calculated by the work interval calculation means;
Based on the work interval calculated by the work interval calculation means and the replacement interval calculated by the replacement interval calculation means, information on a time interval for performing the next work and a combination of consumables to be replaced at the time of the work. A combination calculating means for calculating each of the plurality of maintenance target devices;
A maintenance planning system comprising:
前記表示手段は、前記次回作業すべきタイミングが最も近いものから順に前記次回作業すべきタイミングと、そのタイミングで次回作業すべき保守対象機器の番号と、このタイミングで次回交換すべき消耗品とを前記端末に表示することを特徴とする保守計画システム。 In the maintenance planning system according to claim 1,
The display means displays the timing to perform the next operation in order from the closest timing to perform the next operation, the number of the maintenance target device to be operated next time at that timing, and the consumable item to be replaced next time at this timing. A maintenance planning system characterized by displaying on the terminal.
前記複数の保守対象機器の前記消耗品の利用実績を示すカウンタ値を取得するステップと、
前記複数の保守対象機器が設置にて保守点検作業する時間間隔を規定する作業間隔と、各消耗品の交換を行うべき交換間隔を規定するとともに、この作業間隔に対して対応付けられている交換間隔との組み合わせに関する情報のうち、所定のコストが最小となる作業間隔と交換間隔の組み合わせを前記複数の保守対象機器について消耗品毎に取得するステップと、
前記間隔情報の取得ステップで取得される情報及び前記カウンタ値の取得ステップで取得されるカウンタ値に基づいて、次回作業すべき保守対象機器と、次回作業すべきタイミングと、そのタイミングにおいて交換すべき消耗品とを特定する保守計画を作成するステップと、
前記保守計画の作成ステップで特定された情報を端末に表示させるステップと、
を備えていることを特徴とする保守計画方法。 A maintenance planning system for performing a maintenance plan for consumables of a plurality of maintenance target devices,
Obtaining a counter value indicating a usage record of the consumables of the plurality of maintenance target devices;
A work interval that defines a time interval for performing maintenance and inspection work at the installation of the plurality of maintenance target devices, a replacement interval at which each consumable is to be replaced, and a replacement associated with the work interval. A step of obtaining, for each consumable item, a combination of a work interval and an exchange interval that minimizes a predetermined cost among the information on the combination with the interval;
Based on the information acquired in the interval information acquisition step and the counter value acquired in the counter value acquisition step, the maintenance target device to be operated next time, the timing to be operated next time, and the timing should be exchanged Creating a maintenance plan that identifies consumables;
Displaying the information specified in the maintenance plan creation step on a terminal;
A maintenance planning method characterized by comprising:
前記最小となる作業間隔と交換間隔の組み合わせを取得するステップは、
各消耗品の故障率分布に基づいて、前記作業間隔を各消耗品について算出するステップと、
各消耗品の故障率分布に基づいて、前記交換間隔を各消耗品について算出するステップと、
前記算出される作業間隔及び前記算出される交換間隔に基づいて、次回作業をする時間間隔とこの作業時に交換する消耗品との組み合わせに関する情報とを前記複数の保守対象機器毎に算出するステップと、
を備えることを特徴とする保守計画方法。 The maintenance planning method according to claim 4,
The step of obtaining a combination of the minimum work interval and the replacement interval includes:
Calculating the work interval for each consumable based on the failure rate distribution of each consumable;
Calculating the replacement interval for each consumable based on the failure rate distribution of each consumable;
Calculating, based on the calculated work interval and the calculated replacement interval, a time interval for performing the next work and information on a combination of consumables to be replaced at the time of each of the plurality of maintenance target devices; ,
A maintenance planning method characterized by comprising:
前記表示ステップは、前記次回作業すべきタイミングが最も近い日時から順に前記次回作業すべきタイミングと、そのタイミングで次回作業すべき保守対象機器の番号と、このタイミングで次回交換すべき消耗品とを前記端末に表示することを特徴とする保守計画方法。 In the maintenance planning system according to claim 5,
In the display step, the timing for the next work in order from the date and time when the next work should be performed in order, the number of the maintenance target equipment to be worked on at that timing, and the consumable to be replaced next time at this timing are displayed. A maintenance planning method characterized by displaying on the terminal.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US12/268,486 US20090132321A1 (en) | 2007-11-15 | 2008-11-11 | Maintenance planning system and maintenance planning method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US98833907P | 2007-11-15 | 2007-11-15 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009124677A true JP2009124677A (en) | 2009-06-04 |
Family
ID=40821647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008151796A Pending JP2009124677A (en) | 2007-11-15 | 2008-06-10 | Maintenance planning system, and maintenance planning method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009124677A (en) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014191515A (en) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Fujitsu Fsas Inc | Maintenance/management device, maintenance/management method, and maintenance/management program |
JP2015156214A (en) * | 2014-02-05 | 2015-08-27 | アコ ブランズ コーポレーション | Shredder network and method of shredder management |
JP2017098763A (en) * | 2015-11-25 | 2017-06-01 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | Management server and management method |
CN107545094A (en) * | 2016-06-28 | 2018-01-05 | 三菱电机大楼技术服务株式会社 | The upkeep operation spacer of part |
JP2019133412A (en) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 株式会社日立製作所 | Maintenance planning device and maintenance planning method |
JP2020061073A (en) * | 2018-10-12 | 2020-04-16 | 株式会社日立製作所 | Simulation device and simulation method |
JPWO2021255784A1 (en) * | 2020-06-15 | 2021-12-23 | ||
CN115118606A (en) * | 2021-03-17 | 2022-09-27 | 阿自倍尔株式会社 | Network configuration verification device and method |
CN116542036A (en) * | 2023-04-26 | 2023-08-04 | 阳江核电有限公司 | Method and device for calculating in-service inspection implementation interval of nuclear power plant |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002230196A (en) * | 2001-01-31 | 2002-08-16 | Hitachi Ltd | Maintenance contract support system for elevator |
JP2003119831A (en) * | 2001-10-18 | 2003-04-23 | Komatsu Ltd | System and method for creating maintenance plan and program for causing computer to implement it |
JP2005157793A (en) * | 2003-11-26 | 2005-06-16 | Hitachi East Japan Solutions Ltd | Maintenance plan supporting system and method, and computer program for maintenance plan support |
JP2006031321A (en) * | 2004-07-15 | 2006-02-02 | Asahi Kasei Homes Kk | Housing maintenance service system |
JP2006079529A (en) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Ricoh Co Ltd | Expendable supply server, client apparatus, expendable supply system, and expendable supply program |
JP2007109056A (en) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Nec Fielding Ltd | Component management system, method, and program |
-
2008
- 2008-06-10 JP JP2008151796A patent/JP2009124677A/en active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002230196A (en) * | 2001-01-31 | 2002-08-16 | Hitachi Ltd | Maintenance contract support system for elevator |
JP2003119831A (en) * | 2001-10-18 | 2003-04-23 | Komatsu Ltd | System and method for creating maintenance plan and program for causing computer to implement it |
JP2005157793A (en) * | 2003-11-26 | 2005-06-16 | Hitachi East Japan Solutions Ltd | Maintenance plan supporting system and method, and computer program for maintenance plan support |
JP2006031321A (en) * | 2004-07-15 | 2006-02-02 | Asahi Kasei Homes Kk | Housing maintenance service system |
JP2006079529A (en) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Ricoh Co Ltd | Expendable supply server, client apparatus, expendable supply system, and expendable supply program |
JP2007109056A (en) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Nec Fielding Ltd | Component management system, method, and program |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014191515A (en) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Fujitsu Fsas Inc | Maintenance/management device, maintenance/management method, and maintenance/management program |
JP2015156214A (en) * | 2014-02-05 | 2015-08-27 | アコ ブランズ コーポレーション | Shredder network and method of shredder management |
JP2017098763A (en) * | 2015-11-25 | 2017-06-01 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | Management server and management method |
CN107545094A (en) * | 2016-06-28 | 2018-01-05 | 三菱电机大楼技术服务株式会社 | The upkeep operation spacer of part |
CN107545094B (en) * | 2016-06-28 | 2023-01-31 | 三菱电机楼宇解决方案株式会社 | Maintenance work interval determination device for component |
US11062274B2 (en) | 2018-01-31 | 2021-07-13 | Hitachi, Ltd. | Maintenance planning apparatus and maintenance planning method |
JP2019133412A (en) * | 2018-01-31 | 2019-08-08 | 株式会社日立製作所 | Maintenance planning device and maintenance planning method |
JP2020061073A (en) * | 2018-10-12 | 2020-04-16 | 株式会社日立製作所 | Simulation device and simulation method |
JP7218140B2 (en) | 2018-10-12 | 2023-02-06 | 株式会社日立製作所 | Simulation device and simulation method |
JPWO2021255784A1 (en) * | 2020-06-15 | 2021-12-23 | ||
WO2021255784A1 (en) * | 2020-06-15 | 2021-12-23 | 株式会社日立ハイテク | Device diagnostic device, device diagnostic method, plasma processing device, and semiconductor device manufacturing system |
CN115118606A (en) * | 2021-03-17 | 2022-09-27 | 阿自倍尔株式会社 | Network configuration verification device and method |
CN115118606B (en) * | 2021-03-17 | 2024-03-26 | 阿自倍尔株式会社 | Network configuration verification device and method |
CN116542036A (en) * | 2023-04-26 | 2023-08-04 | 阳江核电有限公司 | Method and device for calculating in-service inspection implementation interval of nuclear power plant |
CN116542036B (en) * | 2023-04-26 | 2024-03-22 | 阳江核电有限公司 | Method and device for calculating in-service inspection implementation interval of nuclear power plant |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4949175B2 (en) | Maintenance planning system, maintenance planning method, and image forming apparatus | |
JP5095645B2 (en) | Maintenance planning system, maintenance planning method, maintenance system, and image forming apparatus | |
JP2009124677A (en) | Maintenance planning system, and maintenance planning method | |
JP2008009990A (en) | Maintenance planning system and maintenance planning method | |
US20090132321A1 (en) | Maintenance planning system and maintenance planning method | |
EP2012187B1 (en) | Maintenance management system and image forming apparatus | |
US20110216359A1 (en) | Maintenance scheduling system and maintenance schedule creating method | |
JP6128601B2 (en) | Scheduling apparatus, scheduling system, scheduling method, and program | |
US7970636B2 (en) | Replacement part order processing apparatus, method for ordering replacement parts and computer-readable recording medium | |
JP2006106861A (en) | Maintenance management method and maintenance management program | |
JP2009111822A (en) | Image forming apparatus, image forming system and image formation management server | |
JP2004234155A (en) | Consumable article consumption prediction system, program, and method | |
JP2020034585A (en) | Image forming device, image forming system, and maintenance assist system | |
JP6503690B2 (en) | Information processing system and program | |
CN102811299A (en) | Image forming apparatus | |
JP2021124762A (en) | Consumable part life prediction system | |
JP2008003694A (en) | Consumable management device and consumable management method | |
JP2006119917A (en) | Process management support system, process management support method, and process management support program | |
JP6303875B2 (en) | Information management control device, information management control program | |
JP7305927B2 (en) | Maintenance system and maintenance method | |
US20170270459A1 (en) | Device, System, and Method for Tracking Job Management | |
JP2022159874A (en) | Consumable lifetime prediction system | |
JP2021177223A (en) | System and method | |
JP2009105623A (en) | Maintenance system and maintenance object apparatus | |
JP2007004298A (en) | Maintenance support method and maintenance support program |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100323 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111024 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111101 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120306 |