JP2009118417A - 携帯無線機 - Google Patents

携帯無線機 Download PDF

Info

Publication number
JP2009118417A
JP2009118417A JP2007292239A JP2007292239A JP2009118417A JP 2009118417 A JP2009118417 A JP 2009118417A JP 2007292239 A JP2007292239 A JP 2007292239A JP 2007292239 A JP2007292239 A JP 2007292239A JP 2009118417 A JP2009118417 A JP 2009118417A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio
unit
wireless
antenna
input impedance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007292239A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Kakitsu
晴彦 垣津
Takahiro Ochi
隆宏 越智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007292239A priority Critical patent/JP2009118417A/ja
Publication of JP2009118417A publication Critical patent/JP2009118417A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

【課題】複雑なアンテナ整合回路を簡素化するとともに、アンテナサイズを小型化することができ、高アイソレーション確保して複数の無線部を同時動作させるために必要な相関係数を低くすることができる携帯無線機を提供すること。
【解決手段】携帯無線機100は、アンテナ装置110と、異なる周波数帯域を使用する第1乃至第3の無線部121〜123と、アンテナ装置110と第1乃至第3の無線部121〜123との接続を切替える切替部130とを備え、第1乃至第3の無線部121〜123の入出力端部における入力インピーダンスを、使用周波数が低い順に入力インピーダンスも低くなるように互いに所定値(例えば10Ω)以上異なる構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電話機等の携帯無線機に関し、特に、アンテナ装置に接続される複数の無線部を有する携帯無線機に関する。
アンテナ装置は、各種の通信機器に備えられて所定周波数帯域の電波を送受信する。携帯電話機に代表される携帯無線機の普及と共にその応用範囲が拡大してきたため、携帯無線機のアンテナの広帯域性がより一層求められている。また、携帯無線機においては、急速的な普及に伴って1つの無線通信システムにおける回線数だけでは不足する傾向にある。このため、異なる周波数帯域を使用している他の無線通信システムと併用し、必要な回線数を確保することが考えられており、小型軽量化技術の著しい進歩により1つの携帯無線機で2種類の無線通信システムを利用することが可能な端末が開発されている。さらに、例えば、地上波デジタルテレビジョン放送の受信には、UHF帯で数百MHzの帯域幅が必要と考えられている。また、1基のアンテナにより周波数帯を異にする無線LAN(以下、WLAN:Wireless Local Area Networkという)の複数の規格に対応して無線装置の小型化を図るには、例えば2.4GHz帯と5.2GHz帯をカバーするアンテナが必要である。
特許文献1には、半導体で構成した送信系及び受信系の出力部に整合装置を追加し、アンテナのインピーダンス変化に合わせて出力インピーダンスを制御する送信装置、受信装置、トランシーバ、及び送信装置を作動する方法が記載されている。
特許文献2には、人体等によるアンテナのインピーダンス変化による不整合を調整するため、共役となる整合回路構成を搭載するアンテナ装置が記載されている。
特許文献3には、誘電体多層基板上に分波器を構成し、使用している系/使用していない系をスイッチングする分波器、高周波モジュール及び無線通信装置が記載されている。
図10は、従来のアンテナ装置に接続する携帯無線機の無線部の構成を示す図である。
図10において、異なる周波数帯域を使用する携帯無線機1は、アンテナ装置10と、アンテナ装置10に接続する第1の無線部21(RF1)及び第2の無線部22(RF2)とを備える。
第1の無線部21(RF1)は、使用周波数f1の電波を送受信する。第2の無線部22(RF2)は、使用周波数f2の電波を送受信する。アンテナ装置10に接続する入力インピーダンスは、第1の無線部21(RF1)及び第2の無線部22(RF2)共にZ0で同一である。一般的に用いられている伝送線路では、入力インピーダンスZ0は、50Ω規格のインタフェースである。
図11は、従来のインピーダンス整合回路部の構成を示す図である。図10と同一構成部分には同一符号を付している。
図11において、インピーダンス整合回路部30は、インピーダンス整合回路31,32、第1の無線部21(RF1)使用時にONするスイッチ33、及び第2の無線部22(RF2)使用時にONするスイッチ34から構成される。インピーダンス整合回路部30は、アンテナ装置10の一端部とグランドとの間に設置され、アンテナ装置10の入力インピーダンス整合を行う。
インピーダンス整合回路31,32は、アンテナ装置10の高周波信号線路に接続されるとともに他端をグランド導体と接続されたコイル、コンデンサ、バリキャップダイオード、及び入力抵抗(いずれも図示略)などから構成される。
スイッチ33,34は、図示しない制御部からの制御信号に基づいてON/OFFしてインピーダンス整合回路31又はインピーダンス整合回路32を接続/非接続し、アンテナインピーダンスを所定インピーダンスに保持する。
アンテナ装置10は、上記インピーダンス整合回路部30によって適用周波数帯域において最も効率の良い利得を得るように入力インピーダンスが調整される。
なお、上記インピーダンス整合回路部30が設置されていない場合、又は有効に動作しない場合には、以下の問題が発生する。
従来のUWB用のアンテナ装置は、広帯域特性を有する。しかし、入力インピーダンスが200〜300Ω程度と高いため、一般的に用いられている50Ω系の伝送線路を接続させて給電を行った場合、インピーダンス整合が取れず給電される電力のうち大部分が反射されてしまい、電波の送受信を有効に行うことができない。
特開2005−341594号公報 特開2001−267953号公報 特開2006−108734号公報
しかしながら、このような従来の複数の無線部を有する携帯無線機にあっては、アンテナ装置に接続する各無線部の入力インピーダンスZ0(基本は50Ω)は同一であったため、各無線部の入力インピーダンスZ0とアンテナ装置の入力インピーダンスとの整合をとるためには、以下のような課題があった。
(1)使用する無線部によって整合状態を切り替える等の複雑なアンテナ整合回路を採用する必要がある。例えば、図11に示すように、インピーダンス整合回路31,32、第1の無線部21(RF1)使用時にONするスイッチ33、及び第2の無線部22(RF2)使用時にONするスイッチ34からなるインピーダンス整合回路部30と、このインピーダンス整合回路部30を制御する制御部とを接続する必要があり、コストアップ及びアンテナ装置全体が大型化してしまう問題がある。
(2)アンテナ入力インピーダンスを高く(50Ωに近づける)するために、アンテナサイズを大きくする必要があり、アンテナ装置全体が大型化してしまうことになる。アンテナ装置の大型化は、アンテナ装置を搭載する携帯端末の小型・薄型・軽量化にとって妨げとなる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、アンテナ装置に無線周波数帯域が異なる複数の無線部を有する携帯無線機において、複雑なアンテナ整合回路を簡素化するとともに、アンテナサイズを小型化することができ、高アイソレーション確保して複数の無線部を同時動作させるために必要な相関係数を低くすることができる携帯無線機を提供することを目的とする。
本発明のアンテナ装置は、第1の無線部と、前記第1の無線部と通信電力の動作周波数が異なる第2の無線部と、前記第1の無線部と前記第2の無線部に接続されるアンテナとを備え、前記第1の無線部と前記第2の無線部とは、無線電力を出力又は入力する入出力端部における入力インピーダンスが、所定値以上異なる構成を採る。
本発明によれば、アンテナ装置に、異なる入力インピーダンスを持つ複数の無線部を接続させることにより、複数の無線帯域に対応させるために必要な複雑な整合回路を簡素化することができ、複数の無線帯域に対応させるために必要なアンテナサイズを小型化することができる。また、複数の無線システムを同時動作させるために必要な相関係数を低くすることができ、高アイソレーションを確保することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(原理説明)
まず、本発明の基本的な考え方について説明する。
図1は、アンテナ装置に接続する携帯無線機の無線部の構成を示す図であり、図1(a)は従来の携帯無線機の無線部の構成を、図1(b)は本携帯無線機の無線部の構成1を、図1(c)は本携帯無線機の無線部の構成2をそれぞれ示す。
〔従来構成〕
図1(a)の従来構成において、異なる周波数帯域を使用する携帯無線機1は、アンテナサイズの異なるアンテナ装置11〜13(ANT1,ANT2,ANT3)と、アンテナ装置11〜13(ANT1,ANT2,ANT3)にそれぞれ接続する第1の無線部21(RF1)、第2の無線部22(RF2)及び第3の無線部23(RF3)とを備える。
アンテナ装置11〜13(ANT1,ANT2,ANT3)は、無線周波数帯域が異なる複数の無線部21〜23(RF1〜RF3)に接続しかつアンテナ入力インピーダンスを所定インピーダンスに近づけるためアンテナサイズがそれぞれ異なり、ANT1>ANT2>ANT3である。
第1の無線部21(RF1)は、使用周波数f1の電波を送受信し、入力インピーダンスはZ1、第2の無線部22(RF2)は、使用周波数f2の電波を送受信し、入力インピーダンスはZ2、第3の無線部23(RF3)は、使用周波数f3の電波を送受信し、入力インピーダンスはZ3である。
従来の構成では、
f1<f2<f3及びZ1=Z2=Z3の場合、
アンテナサイズは、ANT1>ANT2>ANT3である。
このように、従来は、整合回路を使用せずに無線周波数帯域が異なる複数の無線部をアンテナ装置11〜13(ANT1,ANT2,ANT3)に接続しようとすると、アンテナ入力インピーダンスを高く(50Ωに近づける)するために、アンテナサイズを大きくする必要がある。
これに対して、本アンテナ装置は、以下の構成1,2を採る。
〔本構成1〕
図1(b)において、異なる周波数帯域を使用する携帯無線機100は、同一アンテナサイズのアンテナ装置111〜113(ANT1,ANT2,ANT3)と、同一アンテナサイズのアンテナ装置111〜113(ANT1,ANT2,ANT3)にそれぞれ接続する第1の無線部121(RF1)、第2の無線部122(RF2)及び第3の無線部123(RF3)とを備える。
アンテナ装置111〜113(ANT1,ANT2,ANT3)は、異なる入力インピーダンスZ1,Z2,Z3を持つ第1乃至第3の無線部121〜123(RF1〜RF3)に、そのままのアンテナ入力インピーダンス状態で接続する構成を採るためアンテナサイズは同一又は略同一ANT1≒ANT2≒ANT3である。
第1の無線部121(RF1)は、使用周波数f1の電波を送受信し、入力インピーダンスはZ1、第2の無線部122(RF2)は、使用周波数f2の電波を送受信し、入力インピーダンスはZ2、第3の無線部1233(RF3)は、使用周波数f3の電波を送受信し、入力インピーダンスはZ3である。
第1の無線部121(RF1)、第2の無線部122(RF2)及び第3の無線部123(RF3)は、異なる入力インピーダンスZ1,Z2,Z3を持つ複数の無線回路である。
本構成1では、
f1<f2<f3及びZ1≠Z2≠Z3の場合、
アンテナサイズは、ANT1≒ANT2≒ANT3にできる可能性がある。
また、アンテナ間のアイソレーションも確保しやすい。
具体的な例として、
f1<f2<f3の場合、Z1<Z2<Z3とする。
〔本構成2〕
図1(c)において、異なる周波数帯域を使用する携帯無線機100Aは、単一のアンテナ装置110(ANT)と、単一のアンテナ装置110(ANT)にそれぞれ接続する第1の無線部121(RF1)、第2の無線部122(RF2)及び第3の無線部123(RF3)とを備える。
アンテナ装置110(ANT)は、異なる入力インピーダンスZ1,Z2,Z3を持つ第1乃至第3の無線部121〜123(RF1〜RF3)が、Z1≠Z2≠Z3を満たすことを条件として、そのままのアンテナ入力インピーダンス状態で接続する。
第1の無線部121(RF1)は、使用周波数f1の電波を送受信し、入力インピーダンスはZ1、第2の無線部122(RF2)は、使用周波数f2の電波を送受信し、入力インピーダンスはZ2、第3の無線部123(RF3)は、使用周波数f3の電波を送受信し、入力インピーダンスはZ3である。
第1の無線部121(RF1)、第2の無線部122(RF2)及び第3の無線部123(RF3)は、異なる入力インピーダンスZ1,Z2,Z3を持つ複数の無線回路である。
本構成2では、第1乃至第3の無線部121〜123(RF1〜RF3)が、Z1≠Z2≠Z3を満たすとき、各RF間の結合量を低減することができる。このため、Z1≠Z2≠Z3を満たすことを条件として、アンテナ装置110(ANT)は1つで構成することができ、回路構成をより簡素化することができる。
(実施の形態1)
図2は、上記基本的な考えに基づく本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置に接続する携帯無線機の無線部の構成を示す図である。図1と同一構成部分には同一符号を付している。
図2において、異なる周波数帯域を使用する携帯無線機100は、アンテナ装置110(ANT)と、第1の無線部121(RF1)、第2の無線部122(RF2)及び第3の無線部123(RF3)と、アンテナ装置110(ANT)と第1乃至第3の無線部121〜123(RF1〜RF3)との接続を切替える切替部130とを備えて構成される。
アンテナ装置110(ANT)は、異なる入力インピーダンスZ1,Z2,Z3を持つ第1乃至第3の無線部121〜123(RF1〜RF3)が、Z1≠Z2≠Z3を満たすことを条件として、そのままのアンテナ入力インピーダンス状態で接続する。
第1の無線部121(RF1)は、使用周波数f1の電波を送受信し、入力インピーダンスはZ1、第2の無線部122(RF2)は、使用周波数f2の電波を送受信し、入力インピーダンスはZ2、第3の無線部123(RF3)は、使用周波数f3の電波を送受信し、入力インピーダンスはZ3である。
第1の無線部121(RF1)、第2の無線部122(RF2)及び第3の無線部123(RF3)は、異なる入力インピーダンスZ1,Z2,Z3を持つ複数の無線回路である。
第1乃至第3の無線部121〜123(RF1〜RF3)が、Z1≠Z2≠Z3を満たすとき、各RF間の結合量を低減することができる。このため、Z1≠Z2≠Z3を満たすことを条件として、アンテナ装置110(ANT)は1つで構成することができ、回路構成をより簡素化することができる。
第1の無線部121(RF1)は、入力インピーダンスZ1(25Ω系)を入力インピーダンスZ0(基本50Ω系)にインピーダンス変換する変換部121Aと、入力インピーダンスZ0(50Ω系)で使用周波数f1(470〜770MHz)の電波を受信する無線部121Bとからなる。無線部121Bは、例えばTVチューナである。
第2の無線部122(RF2)は、入力インピーダンスZ0(50Ω系)で使用周波数f2(830〜2170MHz)の電波を送受信するFOMA(登録商標)無線部である。
第3の無線部123(RF3)は、入力インピーダンスZ3(75Ω系)を入力インピーダンスZ0(基本50Ω系)にインピーダンス変換する変換部123Aと、入力インピーダンスZ0(50Ω系)で使用周波数f3(2400〜2485MHz)の電波を送受信する無線部123Bとからなる。無線部123Bは、例えば使用周波数f3(2400〜2485MHz)の電波を送受信するBluetooth(登録商標)無線部である。
変換部121A及び変換部123Aは、コイル、コンデンサ及び/又は抵抗を用いた整合回路から構成され、入力インピーダンスZ1(25Ω系)又は入力インピーダンスZ3(75Ω系)を、入力インピーダンスZ0(基本50Ω系)にインピーダンス変換する。
切替部130は、1本のアンテナ装置110(ANT)の給電を、第1乃至第3の無線部121〜123(RF1〜RF3)で分けて使うように、アンテナ装置110(ANT)を第1乃至第3の無線部121〜123(RF1〜RF3)のいずれかに接続する切り替えを行う。
以下、上述のように構成されたアンテナ装置に接続する携帯無線機100の動作について説明する。
図3は、アンテナ装置110に接続する携帯無線機100の第1乃至第3の無線部121〜123(RF1〜RF3)の入力インピーダンス特性を示すスミスチャートである。入力インピーダンス特性は、原点を中心とした単位円に収まり、横軸が伝送線路の抵抗成分、単位円の上部が正のリアクタンス成分、単位円の下部が負のリアクタンス成分である。
第2の無線部122(50Ω系)の入力インピーダンスを図3の中心にとるとき(図3のFOMA(登録商標)参照)、第1の無線部121(25Ω系)は伝送線路の左に(図3のTV参照)、第3の無線部123(75Ω系)は伝送線路の右に表され(図3のBT参照)、給電回路側から見たアンテナ装置110側のインピーダンス、すなわちアンテナの入力インピーダンスZは図中太線で示される。
〔全体動作〕
携帯無線機100は、異なる入力インピーダンスZ1,Z2,Z3(Z1≠Z2≠Z3)を持つ第1乃至第3の無線部121〜123を備え、第1乃至第3の無線部121〜123は、切替部130を介して1つのアンテナ装置110(ANT)に接続される。
切替部130は、図示しない制御部からの制御信号を受けて内部スイッチを切り替え、アンテナ装置110(ANT)を第1乃至第3の無線部121〜123(RF1〜RF3)のいずれかに接続する。このとき、図2a.に示すように、入力インピーダンスの規定点から見ると、アンテナ装置110(ANT)は、異なる入力インピーダンスZ1(25Ω系),Z2(50Ω系),Z3(75Ω系)を持つ第1乃至第3の無線部121〜123に、そのままのアンテナ入力インピーダンス状態で接続される。すなわち、アンテナ装置110(ANT)は、従来必要であった複雑なアンテナ整合回路を介在させることなく、第1乃至第3の無線部121〜123に直接接続することができる。
また、切替部130の切り替えにより、1本のアンテナ装置110(ANT)の給電を、第1乃至第3の無線部121〜123に分配することができる。
ここで、図2b.に示すように、アンテナ装置110に接続する携帯無線機100の第1乃至第3の無線部121〜123は、使用周波数が低い順に入力インピーダンスも低くする。本実施の形態では、使用周波数f1(470〜770MHz)の電波を受信する第1の無線部121は、入力インピーダンスZ1(25Ω系)に、使用周波数f2(830〜2170MHz)の電波を受信する第2の無線部122は、入力インピーダンスZ2(50Ω系)に、使用周波数f3(2400〜2485MHz)の電波を受信する第3の無線部123は、入力インピーダンスZ3(75Ω系)にそれぞれ設定する。使用周波数が低い順に入力インピーダンスも低くする理由は、アンテナサイズが一定であれば、周波数が低いほど放射抵抗は低くなりやすいという現象を利用したことによる。携帯無線機100は、使用周波数が低い順に入力インピーダンスを低くした第1乃至第3の無線部121〜123を備えているので、上述した理由によってアンテナサイズを略一定にすることができ、従って第1乃至第3の無線部121〜123に対して、アンテナ装置110(ANT)は1本で済む。
本実施の形態では、1本のアンテナ装置110(ANT)の給電を、切替部130の切り替えにより、第1乃至第3の無線部121〜123に分配している。この態様が好ましいが、使用周波数が低い順に入力インピーダンスも低くした第1乃至第3の無線部121〜123を用いることで、放射抵抗を低下させつつ整合状態を所定の許容範囲に保つことも可能である。この場合、実装条件又は要求仕様によっては、切替部130を省くことができ、切替部130を切り替え制御する制御部(図示略)の削減と相まって、より一層の装置の簡素化とコスト低減を図ることができる。なお、後述する実施の形態3では、切替部130を省略した例について説明する。特性向上のためには本実施の形態のように切替部130を設ければよい。
以上のように、本実施の形態によれば、アンテナ装置110と、異なる周波数帯域を使用する第1乃至第3の無線部121〜123と、アンテナ装置110と第1乃至第3の無線部121〜123との接続を切替える切替部130とを備え、第1乃至第3の無線部121〜123の入出力端部における入力インピーダンスを、使用周波数が低い順に入力インピーダンスも低くなるように互いに所定値(例えば10Ω)以上異なる構成としたので、以下の効果を得ることができる。
(1)アンテナ装置110に、異なる入力インピーダンスZ1,Z2,Z3を持つ第1乃至第3の無線部121〜123を接続することで、通常すべての使用帯域で一定の入力インピーダンス(50Ω系)に合わせるために必要な複雑な整合回路を簡素化することができるため、部品点数削減による小型化/コストダウンが可能となる。
(2)アンテナ装置110に、異なる入力インピーダンスZ1,Z2,Z3を持つ第1乃至第3の無線部121〜123を接続することで、通常すべての使用帯域で一定の入力インピーダンス(50Ω系)に合わせるために必要なアンテナサイズ(放射抵抗UP)を小型化することができるため、アンテナサイズ小型化によるセット全体の小型化が可能となる。
(3)使用周波数が低い順に入力インピーダンスも低くなるように構成したので、第1乃至第3の無線部121〜123に対して、アンテナサイズを略同等にすることができることから、アンテナ装置110は1本で済む効果がある。
(4)アンテナ装置110に、異なる入力インピーダンスZ1,Z2,Z3を持つ第1乃至第3の無線部121〜123を接続することで、第1乃至第3の無線部121〜123を同時動作時に必要な低相関(高アイソレーション)を実現できるため、同時動作時の無線特性(アンテナ含む)の向上を図ることが可能になる。
(実施の形態2)
実施の形態1は、第1及び第3の無線部121,123が、入力インピーダンスZ1,Z3を入力インピーダンスZ0にインピーダンス変換する変換部121A及び変換部123Aを内部に組み込んだ構成となっている。
実施の形態2は、変換部を内部に組み込むことなく、各無線部が異なる入力インピーダンス持つ構成例について説明する。
図4は、本発明の実施の形態2に係るアンテナ装置に接続する携帯無線機の無線部の構成を示す図である。図2と同一構成部分には同一符号を付して重複箇所の説明を省略する。
図4において、異なる周波数帯域を使用する携帯無線機200は、アンテナ装置110(ANT)と、異なる入力インピーダンスZ1,Z2,Z3を持つ第1の無線部221(RF1)、第2の無線部222(RF2)及び第3の無線部223(RF3)と、アンテナ装置110(ANT)と第1乃至第3の無線部221〜223(RF1〜RF3)との接続を切替える切替部130とを備えて構成される。
アンテナ装置110(ANT)は、異なる入力インピーダンスZ1,Z2,Z3を持つ第1乃至第3の無線部221〜223(RF1〜RF3)が、Z1≠Z2≠Z3を満たすことを条件として、そのままのアンテナ入力インピーダンス状態で接続する。
第1の無線部221(RF1)は、例えば入力インピーダンスZ1(25Ω系)で使用周波数f1(470〜770MHz)の電波を受信するTVチューナである。
第2の無線部222(RF2)は、例えば入力インピーダンスZ2(50Ω系)で使用周波数f2(830〜2170MHz)の電波を送受信するFOMA(登録商標)無線部である。
第3の無線部223(RF3)は、例えば入力インピーダンスZ3(75Ω系)で使用周波数f3(2400〜2485MHz)の電波を送受信するBluetooth(登録商標)無線部である。
第1乃至第3の無線部221〜223(RF1〜RF3)は、内部の線路のインピーダンスを変えることにより、それぞれ異なる入力インピーダンスZ1,Z2,Z3を持つ。
以下、線路の特性インピーダンス(入力インピーダンス)について説明する。
まず、第1乃至第3の無線部221〜223(RF1〜RF3)内の線路の特性インピーダンスを変える方法について述べる。
第1乃至第3の無線部221〜223(RF1〜RF3)は、主に線路(パターン)、集中定数要素(コイル、コンデンサ、抵抗等)及び半導体素子(トランジスタ、IC等)から構成される。
図5は、マイクロストリップ線路の特性インピーダンスを説明する図である。
図5において、回路基板の基材250上にマイクロストリップ線路260が形成されている。基材250の比誘電率εr、基材250厚h、マイクロストリップ線路260の伝送線路幅w、伝送線路厚tとすると、特性インピーダンスZは、次式(1)で示される。
Figure 2009118417
上記式(1)のパラメータ(w,t,h,εr)を調整することで、マイクロストリップ線路260の特性インピーダンスZ0を変更することができる。本実施の形態では、第1乃至第3の無線部221〜223(RF1〜RF3)内の基材250及びマイクロストリップ線路260のパラメータ(w,t,h,εr)を調整することで、それぞれ異なる入力インピーダンスZ1,Z2,Z3を有する無線部を構成する。一般に、無線部内の半導体素子の入力インピーダンスは、プロセス上の問題や特性改善のために、元々基本50Ωとは異なるインピーダンスを持っている。従来では、アンテナ装置及び他の回路との整合をとるため、集中定数を用いて基本50Ωに整合を取っていた。本実施の形態では、半導体素子の入力インピーダンスを、集中定数を用いて基本50Ωに整合させるのではなく、上記パラメータ(w,t,h,εr)及び集中定数を用いて、第1乃至第3の無線部221〜223(RF1〜RF3)が、異なる入力インピーダンスZ1,Z2,Z3を有するように構成する。
次に、第1乃至第3の無線部221〜223(RF1〜RF3)にリアクタンス成分を持たせる方法について述べる。
無線部にリアクタンス成分を持たせることで、図3に示すようにスミスチャート上で入力インピーダンスZの調整が可能になる。
第1乃至第3の無線部221〜223(RF1〜RF3)にリアクタンス成分を持たせるためには、図5において、マイクロストリップ線路260の伝送線路幅wを調整する。例えば、50Ω線路に対して、マイクロストリップ線路260の伝送線路幅wを広げることで容量性の線路に変更することができる。また、半導体素子の構成上、既に適当なリアクタンス成分を有する場合もある。
このように、本実施の形態によれば、実施の形態1と同様に、第1乃至第3の無線部221〜223は、アンテナ装置110に対して異なる入力インピーダンスを持つため、アンテナ装置110は1本で済むとともに、複数の無線帯域に対応させるために必要な複雑な整合回路を簡素化することができ、複数の無線帯域に対応させるために必要なアンテナサイズを小型化することができる。
また、変換部を携帯無線機内部に組み込むことなく入力インピーダンスを変えているため、無線部は変換部が不要になる効果がある。
(実施の形態3)
実施の形態3は、入力インピーダンスZ1,Z2の組み合わせの変形例について説明する。
簡略化のため、入力インピーダンスZ1,Z2を持つ第1の無線部(RF1)及び第2の無線部(RF2)について説明する。実施の形態1,2と同様に、入力インピーダンスZ3を持つ第3の無線部(RF3)、またそれ以外の無線部が接続される構成でもよい。また、実施の形態3の変形例1〜3では、切替部を省略した例について説明するが、特性向上のためには実施の形態1,2のように切替部130を設ければよい。変形例4は、切替部130を設けた例である。
〔変形例1〕
図6は、本発明の実施の形態3に係るアンテナ装置に接続する携帯無線機の無線部の構成を示す図である。図1(c)と同一構成部分には同一符号を付して重複箇所の説明を省略する。
図6において、異なる周波数帯域を使用する携帯無線機300は、単一のアンテナ装置110(ANT)と、単一のアンテナ装置110(ANT)にそれぞれ接続する第1の無線部321(RF1)及び第2の無線部322(RF2)とを備える。
アンテナ装置110(ANT)は、異なる入力インピーダンスZ1,Z2を持つ第1及び第2の無線部321,322(RF1,RF2)が、Z1≠Z2を満たすことを条件として、そのままのアンテナ入力インピーダンス状態で接続する。
第1の無線部321(RF1)は、使用周波数f1の電波を送受信し、入力インピーダンスはZ1、第2の無線部322(RF2)は、使用周波数f2の電波を送受信し、入力インピーダンスはZ2である。
第1の無線部321(RF1)の使用周波数f1及び入力インピーダンスZ1と第2の無線部322(RF2)の使用周波数f2及び入力インピーダンスZ2には、以下の条件を設定する。
条件:f1≠f2 Z1≠Z2
上記入力インピーダンスZ1とZ2は、Z1≠Z2であることに加えて所定値以上異なることが好ましい。この所定値は、例えば10Ωである。
第1及び第2の無線部321,322(RF1,RF2)が、Z1≠Z2を満たすとき、各RF間の結合量を低減することができる。さらに、Z1とZ2とが所定値(例えば10Ω)以上異なることが好ましく、この場合、アンテナ装置110(ANT)は1つで構成することができ、回路構成をより簡素化することができる。
〔変形例2〕
図7は、実施の形態3に係るアンテナ装置に接続する携帯無線機の無線部の構成を示す図である。
図7において、異なる周波数帯域を使用する携帯無線機300Aは、単一のアンテナ装置110A(ANT)と、単一のアンテナ装置110(ANT)にそれぞれ接続する第1の無線部321A(RF1)及び第2の無線部322A(RF2)とを備える。
第1の無線部321A(RF1)は、使用周波数f1の電波を送受信し、入力インピーダンスはZ1、第2の無線部322A(RF2)は、使用周波数f2の電波を送受信し、入力インピーダンスはZ2である。
アンテナ装置110A(ANT)の入力インピーダンスと第1及び第2の無線部321A,322A(RF1,RF2)の入力インピーダンスZ1,Z2とは、それぞれの動作周波数において略複素共役となる条件を設定する。
すなわち、アンテナ装置110A(ANT)の入力インピーダンスZantを次式(2)で示し、第1及び第2の無線部321A,322A(RF1,RF2)の入力インピーダンスZ1,Z2を次式(3)で示すとき、以下の条件で複素共役をとる。
Zant(f)=Rant1+jXant1 *f=f1
Rant2+jXant2 *f=f2 …(2)
Z1(f1)=R1+jX1 *f=f1
Z2(f2)=R2+jX2 *f=f2 …(3)
条件:
・Rant1≒R1,Xant1≒−X1 *f=f1
・Rant2≒R2,Xant2≒−X2 *f=f2
このように、本実施の形態によれば、アンテナ装置110Aの入力インピーダンスに対応する第1及び第2の無線部321A,322Aの入力インピーダンスZ1,Z2を適切に設定することができる。
〔変形例3〕
図8は、実施の形態3に係るアンテナ装置に接続する携帯無線機の無線部の構成を示す図である。図1(c)と同一構成部分には同一符号を付して重複箇所の説明を省略する。
図8において、異なる周波数帯域を使用する携帯無線機300Bは、単一のアンテナ装置110(ANT)と、単一のアンテナ装置110B(ANT)にそれぞれ接続する第1の無線部321B(RF1)及び第2の無線部322B(RF2)とを備える。
第1の無線部321B(RF1)は、使用周波数f1の電波を送受信し、入力インピーダンスはZ1、第2の無線部322B(RF2)は、使用周波数f2の電波を送受信し、入力インピーダンスはZ2である。
アンテナ装置110B(ANT)は、異なる入力インピーダンスZ1,Z2を持つ第1及び第2の無線部321B,322B(RF1,RF2)が、Z1≠Z2を満たすことを条件として、そのままのアンテナ入力インピーダンス状態で接続する。
第1の無線部321B(RF1)は、使用周波数f1の電波を送受信し、入力インピーダンスはZ1、第2の無線部322B(RF2)は、使用周波数f2の電波を送受信し、入力インピーダンスはZ2である。
第1の無線部321B(RF1)の使用周波数f1及び入力インピーダンスZ1と第2の無線部322B(RF2)の使用周波数f2及び入力インピーダンスZ2には、以下の条件を設定する。
条件:f1≠f2 Z1≠Z2
・f1<f2場合、Z1<Z2
・f1>f2場合、Z1>Z2
アンテナサイズが一定であれば、周波数が低いほど放射抵抗は低くなりやすいため、それに伴って入力インピーダンスも低くすることでアンテナと回路側との不整合損失を減少させることができる。
〔変形例4〕
図9は、実施の形態3に係るアンテナ装置に接続する携帯無線機の無線部の構成を示す図である。図2と同一構成部分には同一符号を付して重複箇所の説明を省略する。
図9において、異なる周波数帯域を使用する携帯無線機300Cは、アンテナ装置110(ANT)と、異なる入力インピーダンスZ1,Z2を持つ第1の無線部321C(RF1)及び第2の無線部322C(RF2)と、アンテナ装置110(ANT)と第1及び第2の無線部321C,322C(RF1,RF2)との接続を切替える切替部130Cとを備えて構成される。
切替部130Cは、第1の無線部321Cとアンテナ装置110の接続と、第2の無線部322Cとアンテナ装置110との接続とを切り替える。
このように、切替部130により1本のアンテナ装置110の給電を分けて使うことにより、不整合損失などを防止することができ、図6乃至図8の携帯無線機300,300A,300Bに比べより一層の特性向上が期待できる。
以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されることはない。
複数の無線部を有する携帯無線機であればどのような装置にも適用できる。例えば、携帯電話機/PHS(Personal Handy-Phone System)は勿論のこと、PDA(Personal Digital Assistants)等の携帯情報端末、ノート型パソコン等の情報処理装置にも適用可能である。
また、上記各実施の形態において、使用周波数帯は、DTV帯域に限らずどのような帯域でもよい。複数の周波数帯に対応した携帯無線機として、日本では900MHz帯を使用するPDC(Personal Digital Cellular)と2GHz帯を使用するCDMA(Code Division Multiple Access)とを併用できる携帯無線機が商品化されている。海外でも900MHz帯を使用するGSM(Global System for Mobile Communications)と、1.8GHz帯を使用するDCS(Digital Communication System)と、1.9GHz帯を使用するPCS(Personal Communication Services)、2GHz帯を使用するUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)とを併用できる携帯無線機が商品化されている。例えば、第1周波数帯が2GHzのシングルバンドであり、第2周波数帯が900MHz帯、1.8GHz帯及び1.9GHz帯の3バンドである場合でもよい。
また、上記各実施の形態では、携帯無線機という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、携帯電話機、無線通信装置等でもよいことは勿論である。
また、上記携帯無線機を構成する各回路部の種類、数及び接続方法などは前述した実施の形態に限られない。
本発明に係る携帯無線機は、アンテナ装置に接続される複数の無線部を有する小型化に適した携帯無線機を提供できる。また、複数のアンテナを必要とせず、シンプルな回路構成で、筐体の小型化、製造コストの削減を図ることが可能となる。さらに、携帯無線機の無線通信性能の高性能化に有用である。
本発明の基本的な考え方を説明する図 本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置に接続する携帯無線機の無線部の構成を示す図 上記実施の形態1に係るアンテナ装置に接続する携帯無線機の無線部の入力インピーダンス特性を示すスミス線図 本発明の実施の形態2に係るアンテナ装置に接続する携帯無線機の無線部の構成を示す図 マイクロストリップ線路の特性インピーダンスを説明する図 本発明の実施の形態3に係るアンテナ装置に接続する携帯無線機の無線部の構成を示す図 上記実施の形態3に係るアンテナ装置に接続する携帯無線機の無線部の構成を示す図 上記実施の形態3に係るアンテナ装置に接続する携帯無線機の無線部の構成を示す図 上記実施の形態3に係るアンテナ装置に接続する携帯無線機の無線部の構成を示す図 従来のアンテナ装置に接続する携帯無線機の無線部の構成を示す図 従来のインピーダンス整合回路部の構成を示す図
符号の説明
100,100A,200,300,300A,300B,300C 携帯無線機
110,110A,110B,111〜113 アンテナ装置
121,221,321A,321B,321C 第1の無線部(RF1)
121A 変換部
121B 無線部
122,222,322A,322B,322C 第2の無線部(RF2)
123,223 第3の無線部(RF3)
130 切替部
250 基材
260 マイクロストリップ線路

Claims (4)

  1. 第1の無線部と、
    前記第1の無線部と通信電力の動作周波数が異なる第2の無線部と、
    前記第1の無線部と前記第2の無線部に接続されるアンテナとを備え、
    前記第1の無線部と前記第2の無線部とは、無線電力を出力又は入力する入出力端部における入力インピーダンスが、所定値以上異なる携帯無線機。
  2. 前記アンテナの入力インピーダンスと前記第1及び前記第2の無線部の入出力端部における入力インピーダンスとが、前記第1及び第2の無線部のそれぞれの動作周波数において略複素共役となる請求項1記載の携帯無線機。
  3. 前記第1の無線部は、前記第2の無線部よりも通信電力の動作周波数が高く、
    前記第1の無線部の入力インピーダンスは、前記第2の無線部の入力インピーダンスよりも高い請求項1記載の携帯無線機。
  4. 前記アンテナと前記第1の無線部又は前記第2の無線部との接続を切り替える切替部を備える請求項1記載の携帯無線機。
JP2007292239A 2007-11-09 2007-11-09 携帯無線機 Pending JP2009118417A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007292239A JP2009118417A (ja) 2007-11-09 2007-11-09 携帯無線機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007292239A JP2009118417A (ja) 2007-11-09 2007-11-09 携帯無線機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009118417A true JP2009118417A (ja) 2009-05-28

Family

ID=40785001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007292239A Pending JP2009118417A (ja) 2007-11-09 2007-11-09 携帯無線機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009118417A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003133982A (ja) * 2001-10-24 2003-05-09 Fujitsu Ten Ltd 複数周波数帯域用アンテナシステム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003133982A (ja) * 2001-10-24 2003-05-09 Fujitsu Ten Ltd 複数周波数帯域用アンテナシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7187338B2 (en) Antenna arrangement and module including the arrangement
US6204826B1 (en) Flat dual frequency band antennas for wireless communicators
US8525734B2 (en) Antenna device
US6198442B1 (en) Multiple frequency band branch antennas for wireless communicators
US6380903B1 (en) Antenna systems including internal planar inverted-F antennas coupled with retractable antennas and wireless communicators incorporating same
US7084831B2 (en) Wireless device having antenna
US7058434B2 (en) Mobile communication
US7760146B2 (en) Internal digital TV antennas for hand-held telecommunications device
JP4875166B2 (ja) 2つの素子が共通フィードを共有することを可能にする装置
US6225951B1 (en) Antenna systems having capacitively coupled internal and retractable antennas and wireless communicators incorporating same
US7265726B2 (en) Multi-band antenna
US6229489B1 (en) Retractable dual-band antenna system with parallel resonant trap
EP2727181A1 (en) Multiple input multiple output (mimo) antennas having polarization and angle diversity and related wireless communications devices
US7884685B2 (en) Band switching by diplexer component tuning
JP2005535239A (ja) デュアルバンドアンテナシステム
US10461431B2 (en) Electrically tunable miniature antenna
US20020123312A1 (en) Antenna systems including internal planar inverted-F Antenna coupled with external radiating element and wireless communicators incorporating same
US6336036B1 (en) Retractable dual-band tapped helical radiotelephone antennas
WO2009078677A1 (en) Intenna having multi-layered dielectric for decreasing human-effect
US7522936B2 (en) Wireless terminal
JP2009118417A (ja) 携帯無線機
US20080129628A1 (en) Wideband antenna for mobile devices
CN117955444A (zh) 具有扩展调谐范围的负载调制射频放大器
US20030080896A1 (en) Portable communication device antenna

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20101109

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120522