JP2009111982A - Ofdm変調パラメータのブラインド推定方法 - Google Patents

Ofdm変調パラメータのブラインド推定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】OFDM信号の少なくとも一の時間変調パラメータのブラインド推定方法を提供する。
【解決手段】OFDM信号の複数の復調試みが、時間パラメータの複数の値を各々用いて実施され、各復調試みにおいて、復調信号のエントロピーを表すコスト関数が計算され、時間パラメータの推定値が該コスト関数を最小限に抑えるパラメータの値として取得される。
【選択図】図4

Description

本発明はOFDM(直交周波数分割多重)変調パラメータのブラインド推定方法に関し、特に最小エントロピーの基準に基づいたブラインド推定方法に関する。
OFDM変調は従来の技術において周知であり、DVB−T、ADSL、Wi−Fi(IEEE 802 a/g)、WiMax(IEEE 802.16)等の多数の通信システムに採用されている。OFDM変調の優位性は、スペクトル効率に優れ、また周波数選択性フェージングに対する防御にも優れている点にある。
OFDMシステムにおいて、Nが一般的には2の累乗である場合に、送信される情報シンボルはN個のシンボルのブロックにグループ化され、情報シンボルの前記ブロックにIFFT(逆高速フーリエ変換)を行うことによりOFDMシンボルが取得されることが想起される。一般的には、符号間干渉つまりISIを吸収し受信時の等化を容易にするために、各OFDMシンボルの始まり部分にサイクリックプレフィックスが付加される。これらのOFDMシンボルによって構成されるOFDM信号は、必要に応じて、周波数変換され得る。
一般的には、OFDMシステムが発する信号は以下によってベースバンドで表すことができる。
Figure 2009111982
ここでEは信号電力であり、NはOFDMマルチプレックスの搬送波数であり、αは、M次的変調のアルファベット、つまり通常はBPSK、QPSK、またはQAMに属するブロックkに関する情報シンボルであり、1/Tは、Tが「小片」つまり「チップ」時間である情報シンボルの流速であり、Dは小片の数で表されるサイクリックプレフィックスのサイズであり、g(t)は信号のスペクトルをアポダイズすることを目的とした時間的なサポート[0,(N+D)T]を有するOFDMシンボルの整形パルスである。
OFDM信号を図1に概略的に示す。OFDM信号は連続するOFDMシンボルから構成され、各シンボルは、有効時間NTと時間ガードインターバルTprefix=DTからなる総時間(N+D)Tを有する。時間ガードインターバルの中にサイクリックプレフィックスが検出される。従来の方法では、サイクリックプレフィックスはガードインターバルの中に含まれるOFDMシンボルの終わり部分のコピーであることが想起される。特定のOFDMシステムでは、サイクリックプレフィックスは単に省略される。つまり、シンボルの有効な部分は「空の」ガードインターバルで分離される。この伝送技法は符号間干渉の除去を可能にもするが、信号の等化を容易にはしない。
伝送チャネル内を伝搬後、受信機によって受信されたOFDM信号は以下により表すことができ、
Figure 2009111982
送チャネルh(t)のインパルス応答であり、b(t)はノイズを記述する確率関数である。インパルス応答の長さはガードインターバルの時間よりも短いため、符号間干渉(ISI)は無視し得ることと仮定する。
図2は、OFDM受信機の構造を概略的に示す。
必要に応じてベースバンドで復調された後に、受信信号は210においてチップ周波数でサンプリングされた後、220において、そのサンプルに対して直列/並列変換を施し、N+D個のサンプルのブロックを形成する。ガードインターバルに対応するD個の第1サンプルは廃棄され、230において、OFDMシンボルの有効部分に対応する残りN個のサンプルのブロックに対してFFTを施す。その後、取得された復調シンボルに対して240で直列変換を施す。
最後に、受信機が正確に時間・周波数同期されていると仮定すると、復調符号は以下のように表すことができ、
Figure 2009111982
ここでhは伝送チャネルのインパルス応答に依存する複素係数であり、bはノイズサンプルを表す確率変数である。
この受信機の正確な動作には正確な時間・周波数同期を必要とする。実際に、不正確な時間同期は、トランケーションのウィンドウの漸次的な時間ドリフトを引き起こし、受信機の復調周波数とOFDMマルチプレックスの搬送周波数との間の周波数オフセットを△fとすると、不正確な周波数同期、つまりサンプルの相回転は、倍数因子e2iπ△fnTcで表すことができることが理解されるだろう
受信機の時間・周波数同期は、通常はトレーニング系列の獲得によって実施される。
この検出器の機能は、明らかに、OFDM信号の時間変調パラメータが既知であるとあきらかに仮定している。「時間パラメータ」は、これらのシンボルの有効時間NT、ガードインターバル時間DT及び/または繰返し期間(N+D)Tを意味すると解釈される。
往々にして受信機はOFDM時間変調パラメータを事前には知らないため、それらをブラインド推定しなければならない。
時間パラメータをブラインド推定するためにいくつかの方法が提案されてきた。これらの方法はOFDM信号内のサイクリックプレフィックスの存在、及びそこから引き出すことができる周期定常特性を利用する。提案されている推定器はOFDM信号の自己相関関数に基づいている。このような推定方法の例は、非特許文献1にみられる。
しかしながら、これらの推定方法には、自己相関関数を計算するため多数のOFDMシンボルを獲得しなければならないという欠点がある。さらに前述したとおり、これらの方法はOFDM信号がサイクリックプレフィックスを含まない場合には効果がない。他の関連技術としては、非特許文献2乃至4及び特許文献1がある。
P.Liu他、2005年情報、通信及び信号処理に関する国際会議会議記録(Proc,2005 Int‘l Conference on Information,Communications and Signal Processing)、第一巻、pp242−247、2005年9月23−26日出版、表題「マルチパスチャネルにおけるOFDMのためのブラインド時間パラメータ推定方式(A blind time−parameters estimation scheme for OFDM in multi−path channel)」 アクモーシュ(AKMOUCHE)他、「OFDMパラメータ推定、時間アプローチ(OFMD parameters estimation a time approach)」、信号、システム及びコンピュータに関するアシロマー(ASILOMAR)会議(ASILMAR CONFERENCE ON SIGNALS,SYSTEMS AND COMPUTERS)、2000年10月29日、pp142−146、XP010535349 ピスカタウェイ(Piscataway)、米国 インウェイ・ヤオ(YINGWEI YAO),グランナキス(GLANNAKIS):「OFDMベースの無線ネットワークのためのブラインド搬送周波数オフセット推定(Blind carrier frequency offset estimation for OFDMA−based wireless networks)」、IEEE軍事通信会議(IEEE MILITARY COMMUNICATIONS CONFERENCE)、2004年10月31日、pp1233−1239、XP010825957 ピスカタウェイ,米国 インウェイ・ヤオ、グランナキス:「OFDMシステムにおけるブラインドCFO推定(Blind CFO estimation in OFDM systems)」、無線通信における信号処理推進に関するIEEEワークショップ(IEEE WORKSHOP ON SIGNAL PROCESSING ADVANCES IN WIRELESS COMMUNICATIONS)、2004年7月11日、pp353−357 XP010806102、ピスカタウェイ US CA2298316 A1(カナダ天然資源)、2000年8月15日
本発明の目的は、前述された欠点を含まないOFDM信号の変調パラメータのブラインド推定方法を提案することである。
本発明の従属的な目的は、高速で且つ、トレーニング系列を要しないOFDM受信機の時間・周波数同期を可能にすることである。
本発明は、OFDM信号の少なくとも一の時間変調パラメータのブラインド推定方法によって定義され、該方法では前記OFDM信号の複数の復調試みが、前記時間パラメータの複数の値を各々用いて実施され、各復調試みにおいて、復調信号のエントロピーを表すコスト関数が計算され、前記時間パラメータの推定値が前記コスト関数を最小限に抑える前記パラメータの値として取得される。
好ましくは、OFDM信号を、復調周波数によってベースバンドで復調した後、ナイキスト周波数よりも大きい周波数でサンプリングすることによってサンプルの系列を取得する
有利なことには、復調試みのたびに、前記サンプルは、OFDMマルチプレックスの搬送周波数と復調周波数との間の周波数オフセット値に対応する離調因数によって、前記サンプルが補正される
各復調試みにおいて、このようにして補正されたサンプルによって形成される系列から、時間オフセットに対応する、既定数の第一サンプルを切断してよい。
各復調試みにおいて、このようにして切断された系列は既定のサイズのブロックに分割されてよい。このようにして取得されるブロックのそれぞれから、OFDMシンボルプレフィックス時間に対応する、既定数の第1サンプルを除去し、このようにして第一サンプルが除去された後のブロックのそれぞれについてFFTが実行される。
Kが、第一サンプル除去後の系列のブロック総数であるブロックk=0、...、K=1ごとに、FFTは以下により計算することができ、
Figure 2009111982
この場合βはOFDMシンボル有効時間に対応する、切断されたブロックのサ
Figure 2009111982
シンボルの系列を形成する。
その後、復調シンボルの前記系列から前記コスト関数が計算できる。
有利なことに、前記コスト関数は尖度である。この場合、前記コスト関数の値は以下によって計算できる。
Figure 2009111982
有利なことに、推定方法は繰返し行われ、各繰返しは前記周波数オフセット値、前記時間オフセット値、前記プレフィックス時間及び前記有効時間による復調試みに対応する。
繰返しが進む間、好ましくは、周波数オフセット、時間オフセット、プレフィックス時間及び有効時間の値の離散系列が走査アルゴリズムに従って走査され、前記系列でコスト関数の最小値を達成するプレフィックス時間及び/または有効時間を時間パラメータ(複数の場合がある)の推定値として保持する。
前記走査アルゴリズムは勾配降下型であってよい。
代替実施形態によれば、複数の第一復調試みを実施して第一時間パラメータを推定した後、OFDM信号を復調するために第一時間パラメータの推定値を使用する複数の第二復調試みを実施して第二時間パラメータを推定する。
有利なことに、各第一復調試みにおいて、サンプルはOFDMマルチプレックスの搬送周波数と復調周波数の間の周波数オフセット値に対応する離調因数によって補正される。
第一復調試みのたびに、このようにして第一サンプル除去後の系列は既定数のサンプル以降で分割されてよく、前記数は既定OFDMシンボル有効時間に対応する。その後、このようにして既定数以降が打ち切られた系列のサンプルに対してFFTが実施される。
FFTは以下によって計算することが可能であり、
Figure 2009111982
ここでβは既定数以降が打ち切られた系列の長さであり、Tはサンプリング期間であり、Pは既定数以降が打ち切られた系列の(p+1)番目の周波数補正
Figure 2009111982
前記コスト関数の第一値(Φ(Δφ,δ,β))は、復調シンボルの前記系列から計算できる。
有利なことに、前記コスト関数は尖度である。
この場合、前記コスト関数の値は以下により計算できる。
Figure 2009111982
有利には、推定方法は繰返して実施され、各繰返しは前記周波数オフセット値、前記時間オフセット値、前記プレフィックス時間及び前記有効時間によって第一復調試みに対応する。
繰返しが進む間、好ましくは、周波数オフセット、時間オフセット、プレフィックス時間、及び有効時間値の離散系列が走査アルゴリズムに従って走査され、前記系列に対するコスト関数の最小値を達成する周波数オフセット、時間オフセットおよび有効時間の値を記憶し、第一時間パラメータはそれにより記憶される有効時間である。
サンプルの前記系列の各サンプルは、このようにして記憶された周波数オフセットに対応する離調因数によって補正されてよい。
有利なことに、第二復調試みのたびに、このようにして補正されたサンプルによって形成される系列から時間オフセットに対応する既定数のその第一サンプルを除去した後、第一サンプル除去後の系列が既定サイズのブロックに分割され、前記ブロックのそれぞれから、既定数の第一サンプルがOFDMシンボルプレフィックス時間に応じて除去される。
取得されたブロック総数をKとするブロックk=0,...,K−1ごとに、FFTを以下により計算することができ、
Figure 2009111982
ここでβはサンプル数で表される記憶された有効時間値であり、Tはサンプリ
Figure 2009111982
号の系列を形成する。
その後、前記コスト関数の第二値(Φ(δ,γ))が復調符号の前記系列から計算される。
有利なことに、前記コスト関数は尖度である。
この場合、前記コスト関数の値は以下で計算される。
Figure 2009111982
有利なことに推定方法は繰返して実施され、各繰返しは前記時間オフセット値及び前記プレフィックス時間の、記憶された周波数オフセット及び有効時間の値によって第二の復調試みに対応する。
繰返しが進む間、好ましくは離散時間オフセット及びプレフィックス時間系列は、走査アルゴリズムに従って走査され、前記系列に対するコスト関数の最小値を達成する時間オフセット及びプレフィックス時間の値を記憶し、このようにして第二時間パラメータの推定値は記憶されるプレフィックス時間である。
有利なことに、走査アルゴリズムは勾配下降型である。
本発明の他の特徴及び優位点は、本発明の好適実施形態を読み、添付図を参照することにより明らかになる。
OFDM信号を概略的に示す。 従来の技術に既知のOFDM受信機を概略的に示す。 受信機が受信するOFDM信号に対する異なる経路それぞれが果たす貢献を表す。 受信機が受信するOFDM信号に対する異なる経路それぞれが果たす貢献を示す。 本発明の第一実施形態に係るOFDM変調パラメータの推定方法のブロック図を示す。 本発明の第二の実施形態によるOFDM変調パラメータの推定方法のブロック図を示す。 本発明の第二の実施形態によるOFDM変調パラメータの推定方法のブロック図を示す。
以下ではOFDM変調を利用する通信システムのケースを検討する。発せられたOFDM信号は式(1)で示される形態を有し、情報シンボルは、同一分布され、M次変調のアルファベットでその値を取る互いに独立した確率変数で表されてよいと仮定する。OFDMシンボルはプレフィックスを含んでもよいし、含まなくてもよい。簡略化するために、OFDMシンボルはプレフィックスを含むが、このプレフィックスは空である可能性があるとみなす。
伝送チャネルはマルチパスタイプであると仮定する。その結果、受信機が受信する信号は以下によりベースバンドで表すことができ、
Figure 2009111982
ここで、λ及びτはそれぞれ複素減衰係数及び異なる経路に付随する遅延であり、Lは経路総数であり、b(t)は付加ホワイトガウスノイズである。
ここで、ブラインド状況、言い換えると、受信機が、OFDM信号の変調パラメータ、特に信号のチップ周波数を知らないという状況となっているとする。
Figure 2009111982
される。従って、サンプリング期間Tがチップ期間T未満であると確信する。
最初に、受信機が時間的且つ周波数的に完全に同期していると仮定される場合、受信信号のサンプルは以下のように表すことができ、
Figure 2009111982
まず第一に、ノイズ期間が無視され、ここでk,pはそれぞれシンボル数及び
Figure 2009111982
受信信号のサンプルに離散フーリエ変換を施し、推定された復調シンボルを取得する。
Figure 2009111982
FDMシンボルの有効時間の推定値である式(5)、
Figure 2009111982
を使用することによって、
Figure 2009111982
のn番目のサンプルであり、
Figure 2009111982
数は0と(N+D)Tの間で1に等しく、他のいずれの場所ではゼロであると仮定される。
復号シンボルに対する経路の果たす貢献を検討する。これを行うために、以
Figure 2009111982
したがって
Figure 2009111982
である。
Card(Ω)=1の場合、それは、(OFDMシステムのまさに大半に当てはまる)Nが1よりかなり先にあるという仮説を立てることによって、
Figure 2009111982
証することができる。
Figure 2009111982
Mシンボルにつねに依存する。
Figure 2009111982
であることが演繹できる。
この第一結果から、サンプルrが同一OFDMシンボルのサンプル(全
Figure 2009111982
信シンボルの内、少なくとも2個に依存する。
サイクリックプレフィックスの時間が伝送チャネルのインパルス応答の長さよりも長い場合には、符号間干渉がないことに注意されたい。さらに正確には、経路に沿って伝搬されているOFDMシンボルの有効部分は、別の経路に沿って伝搬されている別のOFDMシンボルによって干渉されない。
図3Aでは、エミッタによって発せられるOFDM信号310が示されており、320、330、340は3つの別々の経路に沿った前記OFDM信号の伝搬に対応する受信信号に対する貢献を示している。一経路で伝搬するOFDMシンボルの有効部分が別の経路で伝搬する別のOFDMシンボルと重複しないことに注意されたい。
この結果は他のOFDMシンボル、つまりk>0の場合にも当てはまる。こ
Figure 2009111982
のときに限り、送信されたシンボルの内のただ1個に依存するにすぎないと演繹する。これが当てはまらない場合には、サンプルrが少なくとも2個のOFDMシンボルのサンプルに一致することが論証できる。
この結果は図3Bに示されており、OFDM信号は3つの経路に沿って伝搬
Figure 2009111982
スをカバーする)ことが理解されるだろう。言い換えると、Card(Ω)=2である。
Figure 2009111982
時間パラメータの誤った推定は、正確な推定(Card(Ω)=1)を有する場合と
Figure 2009111982
本発明の基本的な考え方は、サンプリング境界がOFDM信号の有効部分の始まり及び終わりに合わせられているかどうかを判断するために最小エントロピーの基準を使用するということである。
これを行うために、サンプリングされた信号は変調パラメータを変えることによって復調され、それにより復調された信号のエントロピーの最小値をもたらす一または複数のパラメータが選択される。
実際に、サンプリング境界が有効部分の始まり及び終わりにぴったりと合わせられている場合に、復調系列のエントロピーは最小となる。他方、これらの境界が有効部分の範囲に関して偏位される瞬間から、カレントシンボルに先行するあるいはカレントシンボルに続くOFDMシンボルの部分は復調系列のエントロピーの上昇を引き起こす。
エントロピーを最小限に抑えるため、例えばこの系列の尖度である復調信号のエントロピーを表すコスト関数が使用される。
確率変数の尖度が、その四次キュムラントと分散の自乗の比率であることが想起されるだろう。さらに正確には、αが複素確率変数である場合、αの尖度は以下に示すことができ、
Figure 2009111982
ここでE{x}、つまりxの数学的期待値に注意されたい。αの場合、n=0,...,N−1はN個の互いに独立で同一の分布に従う(i.i.d.)確率変数の列の具現化であり、列αの尖度は以下により推定される。
Figure 2009111982
確率変数の尖度が、その確率密度とガウス分布との差異の測定値でもあることに注意されたい。特に、ガウス確率変数の尖度はゼロである。
さらに、尖度が、以下の重要な特性、すなわち、
Figure 2009111982
であり、ここでa,n=0,...,N−1がi.i.d.確率変数の列であり、λ,n=0,...,N−1がN個の複素係数である場合には、
Figure 2009111982
を有し、同等は∃n∈{0,...N−1}の場合にだけ得られるため、
Figure 2009111982
Figure 2009111982
Figure 2009111982
のシンボルだけに依存するとき、且つそのときに限り、尖度が最小となること
Figure 2009111982
これは、時間パラメータの誤った推定値が情報シンボルaκ,nに対応するさらに
Figure 2009111982
変数の尖度に近づく。つまり、値を大きくすることによってゼロに向かう傾向がある。
(4)におけるガウスノイズの存在はいずれにせよ前記結果を変えない。実際に、b(t)が付加ガウスノイズである場合にy(t)=s(t)+b(t)であると、
Figure 2009111982
ることに注意されたい。bがガウス分布であるならば、cum(b)=0となる。(16)の結果、yの尖度がsの尖度に比例する。従って、yの尖度の最小化はsの尖度の最小化につながり、従って時間パラメータDT及びNTの正しい推定につながる。
前記結果は、受信機が時間的且つ周波数的にOFDM信号と同期していると仮定している。これが当てはまらない場合、それにも関わらず前記結果は有効であり続け、同期の欠陥はサンプリングされた系列の尖度の上昇を引き起こす。
時間同期及び/または周波数同期の検索は、OFDM信号の変調パラメータの推定と合同であるいは事前に実施され得る。
図4は、本発明の第一の実施形態に係るOFDM信号の変調パラメータの推定方法のブロック図を示す。
本実施形態では、時間及び/または周波数同期の検索は、OFDM変調パラメータの推定と同じ最適化ループで実施される。
ステップ410で、必要に応じて、受信信号のベースバンドでの復調後、サンプリングがナイキスト周波数よりも大きい周波数で、つまり、発せられるOFDM信号のチップ期間T未満のサンプリング期間Tで実施される。
ステップ420では、繰返し回数mを1で、値Φminを多数で初期化する。次に、OFDMマルチプレックスの搬送周波数と、復調周波数、つまりサンプルの数、ΔtがOFDM信号のサンプリングウィンドウの始めを決定するΔt=δ.Tで表される時間オフセットδとの間の差異に対応する周波数オフセット△f(ま
Figure 2009111982
次に復調系列の最小エントロピーの検索を目的とする繰返しループに入る。有利なことには、復調系列のエントロピーを表す関数、好ましくはこの系列の尖度が使用される。後述されるように、ループの各繰返しは、異なる四つ組のパラメータによるOFDM信号の復調試みに対応する。
ステップ425では、前記周波数オフセットに対応するディフェージングから受け取られるサンプルが△fだけつまりρ=ripΔφだけ補正される。
ステップ430では、このようにして取得された系列のδ個の第1サンプルが除去される。サンプリングウィンドウはそれによりロックされる。
ステップ435では、サンプリングされた系列はγ+βのサイズのブロックつ
Figure 2009111982
0,...,β1、つまりk番目のブロックのサンプルに注意されたい。
ステップ440では、取得されたこれらK個のブロックのそれぞれからγ個の第一サンプル、つまり仮定されたプレフィックスに対応するものを除去する。
その後ステップ445では、このようにして取得されたK個のブロックのサイズβのFFTが実施される。つまり、
Figure 2009111982
450では、Φで示されるコスト関数の値が復調シンボルから計算される。明らかに、この値は変調パラメータ、つまりΦ(Δφ,δ,γ,β)だけではなく時間オフセット値と周波数オフセット値の選択にも依存する。使用されるコスト関数が尖度κである場合、
Figure 2009111982
である。455で、Φ(Δφ,δ,γ,β)の値をΦminと比較する。
Φ(Δφ,δ,γ,β)<Φminである場合、最小値Φminは457でΦmin=Φ(Δφ,δ,γ,β)によって更新され、対応する現在値Δφ,δ,γ,βが記憶される。
いずれの場合においてもステップ460を通過する。mを繰返しMの所定最大数と比較する。この最大数が達成されると、アルゴリズムは465で終了する。達成されない場合には、ステップ470に進む。
470では、繰返しのカウンタmは増分され、Δφ,δ,γ,βの値は走査計画に従って更新される。例えば、変数Δφ,δ,γ,βのそれぞれが、所定のそれぞれの間隔IΔφ,Iδ,Iγ,Iβの中で離散値の系列を取ることを許可され、走査は次に体積IΔφ×Iδ×Iγ×Iβの中の四次元空間内で実施される。走査は体系的であり、あらかじめ定義されてよい。しかしながら、各繰返しでΔφ,δ,γ,βの値を更新するために勾配下降型のアルゴリズムを有利に使用できるであろう。変数の更新後、新しい復調試みのためにステップ425に戻る。
走査の終わりで、つまり465で、繰返し数Mが達成されると、値Φminを作るパラメータΔφ,δ,γ,βが次にOFDM信号を復調するために使用される。すなわち、
Figure 2009111982
このアルゴリズムにより、ただ高速なだけの変調OFDMの時間パラメータの獲得だけではなく、少ない数のOFDMシンボルの端部での同期を取得できるようにすることに注意されたい。
パラメータ(19)によっていったん復調が達成されたら、当業者にとって既知の方法で情報シンボルを推定するための復調シンボルの等化を実施してよい。
さらに獲得時間を短縮するためにまず同期パラメータ及び変調パラメータの第一概算推定を実行した後、時間オフセットと他の変調パラメータのより精密な推定を実行することによる二段階で進むことが可能である。
図5A及び図5Bは、本発明の第二実施形態に係るOFDM信号の時間変調パラメータの推定方法のブロック図を示す。
この実施形態では、第一ループにおいて、単一のOFDM信号上で粗同期検索が実施される。
ステップ510はステップ410と同一であり、受信信号は、必要に応じてベースバンドで変調された後、ナイキスト周波数よりも高い周波数でサンプリングされる。
ステップ520では、繰返し数mを1で、値Φminを多数で初期化する。次に、周波数オフセット△f(または同等な位相値Δφ=Δf.2πT)の値、サンプル数で表される時間オフセット値δ、およびサンプル数で表されるプレフィックス時間βも初期化される。
ステップ525では、受信されたサンプルが、周波数オフセット△fに対応する位相オフセットから補正される。つまりρ=ripΔφである。
ステップ530では、このようにして取得される系列のδ個の第一サンプルが削除される。
ステップ535では、β個のサンプルの後に得られた系列が打ち切られた後に、540では、サイズβのFFTが実施され、つまり
Figure 2009111982
ここで、打ち切られた系列の前のサンプルがP、p=0,...,β−1と示されている。
ステップ540では、エントロピーコスト関数Φの値は復調シンボルから計算される。この値は、時間オフセット値及び周波数オフセット値および、パラメータβ、つまりΦ(Δφ,δ,β)に依存する。使用されるコスト関数が尖度κである場合、単に以下となる。
Figure 2009111982
ステップ545では、値Φ(Δφ,δ,β)とminとを比較する。
Φ(Δφ,δ,β)<Φminである場合、最小値ΦminはΦmin=Φ(Δφ,δ,β)によって547で更新され、当該現在値Δφ,δ,βが記憶される。
いずれの場合にもステップ550を通過する。mと最大所定繰返し数Mとを比較する。この最大数が達成されると、ステップ555に移動する。達成されない場合は、ステップ557で、Δφ,δ,βの値は走査アルゴリズムに従って更新される。このアルゴリズムは体積IΔφ×Iδ×Iβの中の事前に設定された離散値の順序に従って走査することによって体系的であってもよいし、あるいは例えば勾配降下型の適応であってもよい。値Δφ,δ,βを更新後、ステップ525に戻る。
ステップ555では、Φminを作る値Δφ,δ,βを記憶する。それらは、周波数オフセット及び時間オフセットの推定およびOFDMシンボルの有効長さに対応する。
Figure 2009111982
次に、第二繰返しループを初期化するためにこれらの値を使用する。
さらに正確には、ステップ557において、繰返しのカウンタm2を1で、δを値δで、サンプル数γで表されるプレフィックスの時間を初期化する。
Figure 2009111982
ステップ565で第二繰返しループに入る。565では、このようにして取得される系列のδ個の第一サンプルが除去される。
ステップ570では、サンプリングされた系列は、サイズγ+βのブロック
Figure 2009111982
p=0,...,β−1は、k番目のブロックのサンプルを示す。
575では、取得されたこれらのK個のブロックのそれぞれからγ個の第一サンプル、つまりプレフィックスに属すると仮定されるものを除去する。
ステップ580では、このようにして取得されるK個のブロックのサイズβのFFTが実行される。つまり、
Figure 2009111982
585では、コスト関数の値は復調シンボルから計算される。この値は、時間オフセット値の選択およびパラメータγ、つまりΦ(δ,γ)に依存する。これは、
Figure 2009111982
ト関数が尖度κである場合、
Figure 2009111982
である。
ステップ587では、値Φ(δ,γ)とΦminとを比較する。
Φ(δ,γ)<Φminの場合、590で最小値ΦminはΦmin=Φ(δ,γ)によって更新され、当該値δ,γが記憶される。
ステップ593で、mと最大所定繰返し数Mとを比較する。この最大数が達成されると、595は終了する。達成されない場合、ステップ597に移動する。
597では、繰返しのカウンタmが増分され、δ,γの値が前述されたのと同じ原則に従って更新される。変数の更新後、新たな復調試みのためにステップ5に戻る。
走査の最後に、つまり593で、繰返し数Mが達成された後、値Φminを作るパラメータδ,γがOFDM信号を復調するために使用される。最終的に、復調器はこのようにしてこれらのパラメータを使用する。
Figure 2009111982
本実施形態によれば、第一ループはシンボルの有効時間の推定を可能にし、第二ループはプレフィックスの持続時間の推定を可能にする。別な選択肢として、第一ループはプレフィックスの持続時間の推定を可能にし、第二ループは有効部分の時間の推定を可能にしてもよい。
いずれの場合においても、パラメータ(25)によって取得される復調の後に、当業者に既知の方法で、情報シンボルを推定するための復調シンボルの等化が実施されてよい。

Claims (30)

  1. OFDM信号の少なくともーの時間変調パラメータのブラインド推定方法であって、前記OFDM信号の複数の復調試みが、前記時間パラメータの複数の値を各々用いて実施され、各復調試みにおいて、復調信号のエントロピーを表すコスト関数が計算され、前記時間パラメータの推定値が前記コスト関数を最小限に抑える前記パラメータの値として取得されることを特徴とする推定方法。
  2. OFDM信号を、復調周波数によってベースバンドで復調した後、ナイキスト周波数よりも大きい周波数でサンプリングすることによってサンプルの系列を取得することを特徴とする請求項1に記載の推定方法。
  3. 各復調試みにおいて、OFDMマルチプレックスの搬送周波数と復調周波数との間の周波数オフセット値(Δf)に対応する位相オフセット(Δφ)によって、前記サンプルが補正されることを特徴とする請求項2に記載の推定方法。
  4. 各復調試みにおいて、このようにして補正されたサンプルによって形成される系列から、時間オフセットに対応する、既定数(δ)の第一サンプルが除去されることを特徴とする請求項3に記載の推定方法。
  5. 各復調試みにおいて、このようにして第一サンプルが除去された後の系列が、既定サイズ(γ+δ)のブロックに分割され、このようにして取得されるブロックのそれぞれから、OFDMシンボルプレフィックス時間に対応する、既定数(γ)の第一サンプルが除去され、またこのようにして第一サンプルが除去された後のブロックのそれぞれについてFFTが実行されることを特徴とする請求項4に記載の推定方法。
  6. 第一サンプルが除去された後の系列のブロック総数をKとする各ブロックκ=0,...,K−1について、FFTが、
    Figure 2009111982
    によって計算され、ここでβがOFDMシンボル有効時間に対応する、第一サ
    Figure 2009111982
    k番目のブロックの(p+1)番目の周波数補正サンプルであり、チップ期間
    Figure 2009111982
    調試みに従って変調シンボルの系列を形成することを特徴とする請求項5に記載の推定方法。
  7. 前記コスト関数の値が復調シンボルの前記系列から計算されることを特徴とする請求項6に記載の推定方法。
  8. 前記コスト関数が尖度であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の推定方法。
  9. 前記コスト関数の値が、
    Figure 2009111982
    によって計算されることを特徴とする請求項7及び8のいずれかに記載の推定方法。
  10. 復調試みに対応する各繰返しが、前記周波数オフセット値、前記時間オフセット値、前記プレフィックス時間及び前記有効時間によって、繰返して実施されること特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載の推定方法。
  11. 繰返しが進む間、周波数オフセット、時間オフセット、プレフィックス時間及び有効時間の各値の離散系列が走査アルゴリズムに従って走査され、一または複数の時間パラメータの推定値として、前記系列でコスト関数の最小値を達成するプレフィックス時間及び/または有効時間を保持することを特徴とする請求項10に記載の推定方法。
  12. 前記走査アルゴリズムが勾配下降型であることを特徴とする請求項11に記載の推定方法。
  13. 複数の第一復調試みを実施して第一時間パラメータを推定した後、OFDM信号を復調するために第一時間パラメータの推定値を使用する複数の第二復調試みを実施して第二時間パラメータを推定することを特徴とする請求項2に記載の推定方法。
  14. 各第一復調試みにおいて、OFDMマルチプレックスの搬送周波数と復調周波数との間の周波数オフセット値(Δf)に対応する位相オフセット(Δφ)によってサンプルが補正されることを特徴とする請求項13に記載の推定方法。
  15. 各第一復調試みにおいて、このようにして第一サンプルが除去された後の系列が、一の既定OFDMシンボル有効時間に対応する既定数以降が打ち切られた後、このようにして既定数以降が打ち切られた系列のサンプルに対してFFTが実行されることを特徴とする請求項14に記載の推定方法。
  16. FFTが以下によって計算され、
    Figure 2009111982
    ここでβは既定数以降が打ち切られた系列の長さであり、Tはサンプリング期間であり、ρは既定数以降が打ち切られた系列の(p+1)番目の周波数補正
    Figure 2009111982
    を特徴とする請求項15に記載の推定方法。
  17. 前記コスト関数の第一値(Φ(Δφ,δ,β))が、復調シンボルの前記系列から計算されることを特徴とする請求項16に記載の推定方法。
  18. 前記コスト関数が尖度であることを特徴とする請求項13乃至17のいずれかに記載の推定方法。
  19. 前記コスト関数の値が以下
    Figure 2009111982
    によって計算されることを特徴とする請求項17及び18のいずれかに記載の推定方法。
  20. 第一復調試みに対応する各繰返しが、前記周波数オフセット値、前記時間オフセット値、前記プレフィックス時間及び前記有効時間によって、繰返して実施されること特徴とする請求項16乃至19のいずれかに記載の推定方法。
  21. 繰返しが進む間、周波数オフセット、時間オフセット、プレフィックス時間、及び有効時間の各値の離散系列が、走査アルゴリズムに従って走査され、前記系列でのコスト関数の最小値を達成する周波数オフセット、時間オフセット、及び有効時間の値を記憶し、このようにして前記第一時間パラメータの推定値を記憶する有効時間であることを特徴とする請求項20に記載の推定方法。
  22. サンプルの前記系列の各サンプルが、このようにして記憶された周波数オフ
    Figure 2009111982
    特徴とする請求項21に記載の推定方法。
  23. 第二復調試みのたびに、このようにして補正されるサンプルによって形成される系列から、時間オフセットに対応する、既定数の第一サンプルが除去され、第一サンプル除去後の系列が既定サイズ(γ+β)のブロックに分割され、前記ブロックのそれぞれから、OFDMシンボルプレフィックス時間に対応する、既定数の第一サンプルが除去されることを特徴とする請求項22に記載の推定方法。
  24. Kが、取得されるブロックの総数である各ブロックk=0,...,K−1ごとに、FFTが以下
    Figure 2009111982
    により計算され、ここでβはサンプル数で表される記憶された有効時間の値で
    Figure 2009111982
    調試みに従って復調シンボルの系列を形成することを特徴とする請求項23に記載の推定方法。
  25. 前記コスト関数の第二の値(Φ(δ,γ))が復調シンボルの前記系列から計算されることを特徴とする請求項24に記載の推定方法。
  26. 前記コスト関数が尖度であることを特徴とする請求項25に記載の推定方法。
  27. 前記コスト関数の値が、
    Figure 2009111982
    によって計算されることを特徴とする請求項26に記載の推定方法。
  28. 第二復調試みに対応する各繰返しが、記憶された前記周波数オフセット値および前記有効時間の値、前記時間オフセット値及び前記プレフィックス時間によって、繰返して実施されること特徴とする請求項27に記載の推定方法。
  29. 繰返しが進む間、時間オフセット及びプレフィックス時間の値の系列が走査アルゴリズムに従って走査され、前記系列でコスト関数の最小値を達成する時間オフセット及びプレフィックス時間の値を記憶し、このようにして第二時間パラメータの推定値を記憶しているプレフィックス時間であることを特徴とする請求項28に記載の推定方法。
  30. 前記走査アルゴリズムが勾配下降型であることを特徴とする請求項21乃至29のいずれかに記載の推定方法。
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