JP2009111510A - Rfid用無指向性アンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】ICタグの偏波に依存せず、アンテナの全周囲で読取りが可能なRFID用無指向性アンテナを提供する。
【解決手段】基台11上に筒状ケース12を設け、この筒状ケース12内に例えば垂直偏波無指向性の第1のアンテナ素子13及び水平偏波無指向性の第2のアンテナ素子14を同一軸上に約λ/2の中心間隔で設ける。第1のアンテナ素子13の給電部15及び第2のアンテナ素子14の給電部24にRFIDリーダライタ31から位相制御器33及び給電ケーブル32a、32bを介して給電する。RFIDリーダライタ31は、位相制御器33により第1のアンテナ素子13及び第2のアンテナ素子14に対する給電位相差を時間的に変化させて円偏波の放射方向を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、RFID(Radio Frequency IDentification)リーダライタに使用されるRFID用無指向性アンテナに関する。
従来、商品や物品等に非接触ICタグを取り付け、RFIDリーダライタのアンテナから上記ICタグに無線電波による質問波を送信し、ICタグからの応答波を受信して固有のデータを読取ることにより商品や物品等の管理を行う非接触ICタグシステムが一般に知られている。
上記RFIDリーダライタで使用されるRFID用アンテナとしては、一般的にパッチアンテナが使用されている(例えば、特許文献1参照。)。このパッチアンテナは指向性を持っているため、設置方法や読取方向が限定されてしまうという問題がある。そこで、アンテナの全周囲でICタグのデータを読取ることが可能な無指向性のRFID用アンテナが望まれている。
特開2005−39756号公報
無指向性アンテナとしては、従来、水平偏波無指向性アンテナや垂直偏波無指向性アンテナが用いられているので、これら水平偏波無指向性アンテナと垂直偏波無指向性アンテナを1つの素子上に形成して無指向性の偏波ダイバーシチアンテナとすることが考えられる。
しかし、上記水平偏波無指向性アンテナと垂直偏波無指向性アンテナを1つの素子上に形成した偏波ダイバーシチアンテナを送受一体型のRFID用アンテナとして利用した場合、各偏波のアイソレーションが十分でなく、水平偏波無指向性アンテナと垂直偏波無指向性アンテナとが干渉し、アンテナとして十分な機能を発揮することができない。
すなわち、上記複数のアンテナポートを備えた従来のリーダライタは、図11に示すように構成されている。図11において、111はリーダライタで、このリーダライタ111は、非接触ICタグシステムを管理するパーソナルコンピュータ(PC)100やクライアント端末(図示せず)にI/F(インタフェース)を経由して接続されている。
上記リーダライタ111内には、上記パーソナルコンピュータ100から送られてくる動作指令に従って動作する処理制御部112が設けられると共に、この処理制御部112に接続される送信部113及び受信部114が設けられる。上記送信部113は、処理制御部112からの制御命令に従って質問波を生成する。この質問波は、サーキュレータ115の端子1→2を通り、切替スイッチ116により順次切替えられて例えば2つのアンテナポートPA、PBへ送られる。上記切替スイッチ116は、処理制御部112のアンテナ切替えの自動制御シーケンスに従って一定の周期で切替え動作し、送信部113からサーキュレータ115を介して送られてくる質問波をアンテナポートPA、PBに選択的に出力する。
上記各アンテナポートPA、PBには、ケーブル117を介してアンテナ118、119が接続される。上記アンテナ118、119としては、例えばダイポールアンテナが使用される。
上記2つのアンテナ118、119は、偏波方向が直交するように配置し、ICタグ120のアンテナの向きに対して、垂直、水平偏波の何れに対しても対応可能にする。
上記アンテナ118、119は、送信部113から送られてくる質問波TxをICタグ120に向けて送信し、ICタグ120からの応答波Rxを受信してケーブル117を介してリーダライタ111へ戻す。上記アンテナ118からのICタグ120の応答波Rxは、リーダライタ111のアンテナポートPAを経由し、切替スイッチ116及びサーキュレータ115の端子2−3を通って受信部114に入力されて検波される。この検波されたICタグ120のデータは、処理制御部112で復号化され、上記パーソナルコンピュータ100やクライアント端末へ送られる。
次に切替スイッチ116は処理制御部112のアンテナ切替え自動制御シーケンスによりアンテナポートPBに接続され、アンテナ119がICタグ120との通信に使用される。アンテナ119が接続された場合も上記と同様にICタグ120との通信が行われ、ICタグ120のデータを得ることができる。
このように2つのアンテナ118、119を切替えてダイバシティで使用する場合、例えばアンテナポートPAが選択されてアンテナ118が送受信アンテナとなっている場合、他方のアンテナ119の信号は、切替スイッチ116のアイソレーションにより受信部には与えられない。
しかしながら、アンテナ118とアンテナ119との間のアイソレーションが不十分な場合、アンテナ118から送信された送信電力Txが高いレベルでアンテナ119でTx’として受信され、切替スイッチ116のアイソレーションだけでは、アンテナ119からの漏洩電力Tx’が十分に阻止されず、受信部114まで達することで当該電力Tx’により受信部114がマスキングされ、アンテナ118で受信されたICタグ120からの応答波Rxが受信不能に陥る問題がある。
一般的にICタグ120との通信距離を得るために受信部114が極めて高感度に設計される。これに対してアンテナ118の送信電力は通信距離を得るために許容される最大限の電力、数mW程度で送信する。この際、アンテナ118とアンテナ119とのアイソレーションが不十分な場合は、上記したようにアンテナ118からの送信電力がアンテナ119で受信され、アンテナポートPBから切替スイッチ116のアイソレーションを漏洩して受信部114に供給され、当該電力が通常のアンテナ118で受信される応答波の電力を数桁上回る電力の場合、受信部114を機能不全もしくは感度を著しく低下させるという事態が生じる。
また、上記偏波ダイバーシチアンテナは、水平偏波及び垂直偏波に対して45°傾いた偏波ではICタグ120との通信可能距離が十分得らず、不安定な読取りエリアが生ずるという問題もあった。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、ICタグの偏波に依存せず、アンテナの全周囲で読取りが可能なRFID用無指向性アンテナを提供することを目的とする。
第1の発明に係るRFID用無指向性アンテナは、垂直偏波無指向性の特性を有するRFID用の第1のアンテナ素子と、前記第1のアンテナ素子と同一軸上に約λ/2の中心間隔を保って配置され、水平偏波無指向性の特性を有するRFID用の第2のアンテナ素子とを具備することを特徴とする。
第2の発明に係るRFID用無指向性アンテナは、垂直偏波無指向性の特性を有するRFID用の第1のアンテナ素子と、前記第1のアンテナ素子と同一軸上に約λ/2の中心間隔を保って配置され、水平偏波無指向性の特性を有するRFID用の第2のアンテナ素子と、前記第1のアンテナ素子と第2のアンテナ素子との間の給電位相差を時間的に変化させて前記第1及び第2のアンテナ素子により円偏波を発生させる給電手段とを具備することを特徴とする。
第3の発明は、前記第1の発明に係るRFID用無指向性アンテナを多段に構成したことを特徴とする。
本発明によれば、第1のアンテナ素子と第2のアンテナ素子との間アイソレーションを十分に確保することができ、RFID用無指向性アンテナの全周囲でICタグのデータを読取ることが可能になる。
また、第1のアンテナ素子と第2のアンテナ素子との間の給電位相差を時間的に変化させて第1及び第2のアンテナ素子から円偏波を発生させることにより、ICタグの偏波に依存しない通信が可能となり、アンテナの全周囲でICタグの情報を安定して読取ることができる。
また、RFID用無指向性アンテナを多段に構成することにより垂直方向の読取りエリアが広くなり、高い位置のICタグでも読取りが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る据置型RFID用無指向性アンテナの概略構成を示す正面図、図2は同実施形態におけるアンテナ素子部分の構成を示す斜視図、図3は同実施形態における第2のアンテナ素子を平面状に展開して示す正面図である。
図1において、10は本発明の第1実施形態に係るRFID用無指向性アンテナで、基台11上に筒状ケース12を設けている。この筒状ケース12は、非導電性の素材例えば合成樹脂を用いて円筒状に形成したもので、直径D1が約λ/4に設定され、高さHが約0.95λに設定される。上記λは使用周波数における波長を示している。
上記筒状ケース12内には、垂直偏波無指向性の第1のアンテナ素子13及び水平偏波無指向性の第2のアンテナ素子14が同一軸上で上下方向に所定の間隔を保って設けられる。この場合、例えば第1のアンテナ素子13が上方部位に配設され、その下方に第2のアンテナ素子14が設けられ、実験の結果、アンテナ間の回り込みによる受信障害が発生しないアイソレションレベルが得られるアンテナ間隔として、その中心間隔D2を約λ/2に設定される。なお上記アンテナは商品としての観点からは出来る限りコンパクトにすることが求められるので、上記中心間隔D2を例えば1λ以上に設定することは、その結果得られるアイソレーションの性能とアンテナサイズの兼ね合いからみて現実的でない。
そして、図2に示すように第1のアンテナ素子13の給電部15及び第2のアンテナ素子14の給電部24にRFIDリーダライタ31から給電ケーブル32a、32bを介して給電される。RFIDリーダライタ31は、ICタグからの応答波を受信した際にその受信レベルを検知する受信レベル検知機能を備えている。
上記垂直偏波無指向性の第1のアンテナ素子13としては、例えば図2に示すようにダイポールアンテナが用いられ、垂直に配置される。上記ダイポールアンテナは、全長L1が約λ/2に設定され、その中心部分に給電部15が設けられる。上記ダイポールアンテナを垂直に配置した場合、図5(a)に示すように垂直偏波水平面無指向性の特性が得られる。
また、水平偏波無指向性の第2のアンテナ素子14としては、例えば図2及び図3に示すようなスロットアンテナが用いられる。すなわち、第2のアンテナ素子14は、詳細を図4の展開図に示すように例えば横幅L11が約0.48λ、高さH11が約0.29λの板状放射素子21を使用したもので、上辺及び下辺と平行にそれぞれ第1のスリット22a、22bが設けられると共に、中央部に第2のスリット23が垂直に設けられる。上記第2のスリット23は、上下両端が第1のスリット22a、22bに連通している。また、第2のスリット23の中央部両側に給電部24が設けられる。上記第1のスリット22a、22bは、長さL12が約0.39λに設定され、第1のスリット22a、22b間の間隔D11が約0.20λに設定される。また、第1のスリット22a、22b及び第2のスリット23の幅D12は、約0.01λに設定される。
第2のアンテナ素子14は、上記したように板状放射素子21を折曲げて角筒状に形成するが、その際、前面の幅W1及び横幅W2を約0.14λに設定すると共に、背面両側の折曲げ幅W3を約0.03λに設定し、背面中央部に間隙を設けている。
上記スロットアンテナは、図5(b)に示すように水平偏波水平面無指向性の特性を有している。
図6は上記RFID用無指向性アンテナ10の周波数900MHz〜1GHzにおけるリターンロスとアイソレーションを示したもので、実線aはダイポールアンテナを用いた第1のアンテナ素子13のリターンロス、破線bはスロットアンテナを用いた第2のアンテナ素子14のリターンロスを示し、一点鎖線cは第1のアンテナ素子13と第2のアンテナ素子14のアイソレーションを示している。
上記RFID用無指向性アンテナ10における第1のアンテナ素子13と第2のアンテナ素子14のアイソレーションは、953MHzの周波数において、−55dBと非常に良好である。
上記第1実施形態に示すように垂直偏波水平面無指向性の第1のアンテナ素子13と水平偏波無指向性の第2のアンテナ素子14を垂直方向に配置すると共に、第1のアンテナ素子13と第2のアンテナ素子14との間隔を広くとって十分なアイソレーションを確保することにより、図7に示すようにRFID用無指向性アンテナ10の全周囲でICタグ30のデータを読取ることが可能になる。
なお、上記第1実施形態では、垂直偏波無指向性の第1のアンテナ素子13を上側に配置し、水平偏波無指向性の第2のアンテナ素子14を下側に配置した場合について示したが、その配置を逆に、すなわち垂直偏波無指向性の第1のアンテナ素子13を下側に配置し、水平偏波無指向性の第2のアンテナ素子14を上側に配置しても良い。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態に係るRFID用無指向性アンテナについて図8を参照して説明する。図8は、本発明の第2実施形態に係るRFID用無指向性アンテナの構成図である。この第2実施形態におけるRFID用無指向性アンテナ10は、第1実施形態に示したものと同じであるので、詳細な説明は省略する。なお、図8では、RFID用無指向性アンテナ10の基台11及び筒状ケース12を省略して示している。
第2実施形態では、RFID用無指向性アンテナ10を構成する第1のアンテナ素子13の給電部15及び第2のアンテナ素子14の給電部24にRFIDリーダライタ31から位相制御器33及び給電ケーブル32a、32bを介して給電する。上記位相制御器33は、第1のアンテナ素子13及び第2のアンテナ素子14との間の給電位相差を0°〜360°の範囲で時間的に変化させる機能を備えている。
上記のようにRFIDリーダライタ31に位相制御器33を接続し、第1のアンテナ素子13及び第2のアンテナ素子14に対する給電位相差を与え、第1のアンテナ素子13と第2のアンテナ素子14の電界の合成により円偏波を得ると同時に、当該給電位相差を時間的に変化させることにより、円偏波の放射方向を制御する。
上記位相制御器33の具体的な構成例を示したものである。位相制御器33は、RFIDリーダライタ31から出力される問い合わせ信号を2分配する分配器41及び給電位相差を0°〜360°の範囲で時間的に変化させる可変移相器42からなり、分配器41で2分配された一方の信号を給電ケーブル32aを介して第1のアンテナ素子13に給電すると共に、分配器41で2分配された他方の信号を可変移相器42を介して第2のアンテナ素子14に給電する。また、上記可変移相器42は、PC(パーソナルコンピュータ)43により制御し、第2のアンテナ素子14の給電位相を0°〜360°の範囲で時間的に変化させる。これにより第1のアンテナ素子13及び第2のアンテナ素子14との間の給電位相差を0°〜360°の範囲で時間的に変化させることができる。なお、上記PC43は、RFIDリーダライタ31の動作を制御するために設けられているものである。なお、上記可変移相器としては、例えば特開2003−243959に記載されているものが利用できる。
上記のように位相制御器33を使用し、第1のアンテナ素子13と第2のアンテナ素子14との間の給電位相差を時間的に変化させることにより、アンテナの周囲に円偏波が発生する。RFID用無指向性アンテナ10における軸比3dB以下(円偏波とみなせる)の電界の指向性を図9に示す。
図9は第1のアンテナ素子13と第2のアンテナ素子14との間の給電位相差を変化させた場合の周波数953MHzにおける軸比3dB以下の電界の指向性を示したもので、(a)は給電位相差0度、(b)は給電位相差90度、(c)は給電位相差180度、(d)は給電位相差270度の場合の軸比3dB以下の電界の指向性である。
上記のように第1のアンテナ素子13と第2のアンテナ素子14との間の給電位相差を制御することで、円偏波の放射方向が変化し、RFID用無指向性アンテナ10の周囲に円偏波が発生する。この結果、ICタグの偏波に依存しない、すなわちICタグ30が水平偏波及び垂直偏波に対して45°傾いた状態においても十分な通信距離を保つことが可能となり、アンテナの全周囲でICタグの情報を安定して読取ることができる。 また、RFIDリーダライタ31に受信レベル検知機能を搭載することで、最適な給電位相を把握し、ICタグの読取りを最適化、または不要ICタグの読取りを避ける制御が可能になる。
(第3実施形態)
次に本発明の第3実施形態に係るRFID用無指向性アンテナについて図10を参照して説明する。図10は、本発明の第3実施形態に係るRFID用無指向性アンテナの構成図を示す正面図である。
この第3実施形態におけるRFID用無指向性アンテナは、第1実施形態で示したRFID用無指向性アンテナ10を垂直方向に複数配置したもの、すなわち、垂直偏波無指向性の第1のアンテナ素子13と水平偏波無指向性の第2のアンテナ素子14とを上下方向に所定の間隔を保って設けてなるRFID用無指向性アンテナ10a、10bを垂直方向に配置したものである。この場合、各アンテナ10a、10b間を結合部材51により結合しても、あるいは1つの筒状ケース12を共有し、その内部に各アンテナ10a、10bを構成しているアンテナ素子を配設するようにしても良い。
上記のように複数のRFID用無指向性アンテナ10a、10bを垂直方向に設けることにより、垂直方向の読取りエリアが広くなり、高い位置のICタグでも読取りが可能となる。
なお、上記第3実施形態では、2つのRFID用無指向性アンテナ10a、10bを垂直方向に設けた場合について示したが、更に多数のアンテナを垂直方向に配置するようにしても良い。
また、上記第3実施形態において、各RFID用無指向性アンテナ10a、10bに対し、第2実施形態に示したように第1のアンテナ素子13と第2のアンテナ素子14との間の給電位相差を時間的に変化させるようにしても良い。
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
第1実施形態に係るRFID用無指向性アンテナの概略構成を示す正面図である。 同実施形態における第1及び第2のアンテナ素子部分の構成例を示す斜視図である。 同実施形態における第2のアンテナ素子の具体的な構成例を示す斜視図である。 同実施形態における第2のアンテナ素子を平面状に展開して示す正面図である。 (a)は同実施形態における第1のアンテナ素子の垂直偏波水平面指向性を示す図、(b)は同第2のアンテナ素子の水平偏波水平面指向性を示す図である。 同実施形態におけるRFID用無指向性アンテナの周波数900MHz〜1GHzにおけるリターンロス及びアイソレーションを示す図である。 同実施形態におけるRFID用無指向性アンテナのICタグに対するデータ読取り範囲を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係るRFID用無指向性アンテナの構成図である。 同実施形態において、第1のアンテナ素子と第2のアンテナ素子との間の給電位相差を変化させた場合の周波数953MHzにおける軸比3dB以下の電界の指向性を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るRFID用無指向性アンテナの構成図を示す正面図である。 従来のリーダライタの構成を示すブロック図である。
符号の説明
10、10a、10b…RFID用無指向性アンテナ、11…基台、12…筒状ケース、13…第1のアンテナ素子、14…第2のアンテナ素子、15…給電部、21…板状放射素子、22a、22b…第1のスリット、23…第2のスリット、24…給電部、30…ICタグ、31…RFIDリーダライタ、32a、32b…給電ケーブル、33…位相制御器、41…分配器、42…可変移相器、43…PC(パーソナルコンピュータ)、51…結合部材。

Claims (3)

  1. 垂直偏波無指向性の特性を有するRFID用の第1のアンテナ素子と、前記第1のアンテナ素子と同一軸上に約λ/2の中心間隔を保って配置され、水平偏波無指向性の特性を有するRFID用の第2のアンテナ素子とを具備することを特徴とするRFID用無指向性アンテナ。
  2. 垂直偏波無指向性の特性を有するRFID用の第1のアンテナ素子と、前記第1のアンテナ素子と同一軸上に約λ/2の中心間隔を保って配置され、水平偏波無指向性の特性を有するRFID用の第2のアンテナ素子と、前記第1のアンテナ素子と第2のアンテナ素子との間の給電位相差を時間的に変化させて前記第1及び第2のアンテナ素子により円偏波を発生させる給電手段とを具備することを特徴とするRFID用無指向性アンテナ。
  3. 請求項1に記載のRFID用無指向性アンテナを多段に構成したことを特徴とするRFID用無指向性アンテナ。
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