JP2009109470A - 経過時間表示器 - Google Patents

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隆夫 津久井
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Abstract

【課題】 薬の飲み忘れや二重飲みを防止するために、薬入れの蓋等に取付けて服用してからの経過時間をチェックすることができる簡易時計であり、蓋の開閉だけでリセットすることができて繰り返し使用可能な経過時間表示器を提供する。
【解決手段】 上面が透明な薄型容器に比重が僅かに異なる液体と不溶性粉末とを適量入れて密閉し、容器内が混濁から分離状態に移行する速度をもって経過時間を目測することができるようにした。また、これを薬入れの蓋等に取付けることにより、開閉動作の度に容器内が連動して攪拌されるので、自動的にリセットされて経過時間を繰り返し表示させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は薬の飲み忘れや二重飲みを防止するためのもので、薬入れの蓋等に取付けて、開閉時からの時間の経過をおおまかに把握するための経過時間表示器に関する。
薬を飲んだか飲み忘れたか、薬は無意識に飲んでいる場合もあり、決められた時間を経過してから悩むことがある。一般的には1日3回服用なので8時間おきになるが、処方によっては4時間以上の間隔を指定しているものもあり、次の服用時間に近過ぎては害があるので確認できる時間は最長4時間程度としたい。ところで従来、動力を使わず簡易的に時間を計るものには砂時計や液体時計等があるが、これらでその4時間対応とするためにはかなりの大型化が必要であり、さらには服用時に回転する等してセットしなければならず、経過時間を知る方法としてはあまり適さない。また、服用の度にわざわざセットするのでは、飲み忘れなのかそれともセットのし忘れなのか判断できないという問題もある。
そこで、取付けるだけで服用の形跡や経過時間をチェックすることができるもっと身近な簡易時計が望まれており、そのためには小型化したものを薬入れの蓋等に取付けられるようにし、薬を服用する時の蓋の開閉に連動させて、自動的にリセットすることができるようにした経過時間表示器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1では、上面が透明な薄型容器に比重が僅かに異なる液体と不溶性粉末とを適量入れて密閉し、容器内が混濁から分離状態に移行する速度をもって経過時間を目測することができるようにした。これにより、従来の砂時計や液体時計では物体の落下に必要とする高さが物理的にも計測上もある程度は必要だったが、本発明では、あらかじめ分離に要する時間を液体及び粉末の比重で微調整して設定しておき、容器内の分離状況を観察して経過時間を目測する方法を採用したことにより、高さを極力抑えた小型化が可能になった。
また、請求項2では、上記容器内の粉末の比重を液体の比重より僅かに重いものにし、容器内の底面に数種の凹凸を設けて沈殿層上に突出する部分を目視できるようにした。これにより、例えば底面に高さの異なる突起数個を環状に設けた場合、リセット直後は液体が混濁していて突起が見えないが、やがて粉末が沈殿しはじめると上澄み液中に時間とともに高い突起から順に頭を出すので、その数を数えることにより経過時間を把握することが可能になる。
そして、請求項3では、上記容器本体の裏面に粘着テープや吸盤等を取付け、瓶や箱の蓋等に簡易に装着できるようにした。これにより、経過時間を把握したい物の蓋等に取付けて置くだけで、蓋の開閉振動の度に連動して容器の中が攪拌されるので、自動的にリセットされ、経過時間を繰り返し表示させることができる。
本発明の経過時間表示器は、以下に記載されるような効果を有する。
上記容器内の分離状況を観察して経過時間を推測する方法のため、高さをあまり必要とせず、薄型でコンパクトにすることができた。このため、薬瓶や薬箱の蓋等に取付けることが可能となり、蓋の開閉振動に連動して容器内が攪拌され自動的にリセットされるので、セットのし忘れを薬の飲み忘れと勘違いした場合等の薬の二重飲みを防止できる。
さらに時間の経過は、上記容器内の沈殿層上に現れた突起の数や色やサインを読み取ることで確認することができるので、細かい目盛を読むよりも判断しやすい。また、貴重品庫の扉等に取付けておけば、振動がリセットの引き金となる構造のため、盗難等の形跡の確認に役立つ。
上記のように本発明は、時計のような正確さよりも身近な利便性を求めたものであり、精度的には環境の影響を受けやすい等ファジーな面もある。しかし、一方では動力が不要であり構造が単純なために耐久性がありコストが掛からない等の利点がある。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態を示す斜視図であり、薬瓶6の蓋6aに経過時間表示器本体1を取付けた様子を示し、薬の服用時には蓋の開閉による回転振動により容器内が攪拌されてリセット状態になり、蓋が閉じられて平静になってからの経過時間が容器内の状態を目視することにより把握することができる。このとき攪拌が中途半端だと時間に狂いが生じ易いので、攪拌の補助として容器内に少量の空気を残して置くか、または、樹脂やガラスやステンレス製の小球または粒を入れておいても良い。
また、比重を液体よりも僅かに重くした不溶性粉末を数色に色分けし、さらに、色単位に比重や粒の大きさを段階的に変えて、時間とともに変化する沈殿層上面の色の交代をもって経過時間を目測することも可能である。また、逆に浮上する粉末の色で目測できるように液体と粉末の比重関係を逆転させてもよい。
図2は同経過時間表示器の容器内底面の拡大図であり、本経過時間表示器本体1の透明上蓋1aを外したところの底蓋2aの拡大図を示し、高さの異なる突起2bが4個高さの順に環状に並べられている。そして、ここでは突起2bが1時間に1個ずつ沈殿層上の上澄み液中に頭を出すように、あらかじめ粉末の量と比重、液体の比重、突起の高さ等を調整してある。これは、前記の理由から、確認できる時間をとりあえず4時間としたもので、薬の処方によっては変更しても良い。
図3は同経過時間表示器を瓶の蓋に取付け開閉直後におけるA〜A’拡大断面図であり、本経過時間表示器本体1の裏面の粘着テープ5で瓶の蓋6aに取付けたようすを示す。また、本経過時間表示器本体1は透明上蓋1aと突起2bのある底蓋2aから成り、衝撃に強いプラスチック製等であり、組み合わせて容器を形作っている。そしてこの中に注入口1bから、無劣化無害な不溶性粉末3と液体4を入れ、栓1cをした図であり、攪拌直後の状態を示す。尚、この図は一例にすぎず容器は一体成型としても良く、また、注入口は底蓋2aのどこかに付けても良い、さらには、不溶性粉末3と液体4を混合したプールの液中で透明上蓋1aと底蓋2aを組み合わせれば図のような注入口は不要となる。
図4は同経過時間表示器の沈殿途中におけるA〜A’拡大断面図であり、容器内に不溶性粉末3の沈殿層ができはじめているようすを示し、突起2bの高い方が頭を出したところである。この状況はまだ粉末の粒子間に隙間が多く存在し、浮遊しながら層を作っている状態である。
図5は同経過時間表示器の沈殿終結におけるA〜A’拡大断面図であり、時間の経過にともない容器内の沈殿層が沈み切って層が圧縮されたようすを示し、突起2bの低い方も頭を出したところである。この状況は浮遊しながら沈殿層を作っていた粉末の粒子が全て容器底に沈下して、粒子間の隙間が無くなった状態である。尚、底蓋2aに付けた突起2bも一例にすぎず、これを丸印やマーク等にして沈殿終結時に出現させるように突起部をデザインしても良い。
本発明の実施形態を示す斜視図 同経過時間表示器の容器内底面の拡大図 同経過時間表示器を瓶の蓋に取付け開閉直後におけるA〜A’拡大断面図 同経過時間表示器の沈殿途中におけるA〜A’拡大断面図 同経過時間表示器の沈殿終結におけるA〜A’拡大断面図
符号の説明
1 経過時間表示器本体
1a 透明上蓋
1b 注入口
1c 栓
2a 底蓋
2b 突起
3 不溶性粉末
4 液体
5 粘着テープ
6 瓶
6a 瓶の蓋

Claims (3)

  1. 上面が透明な薄型容器に比重が僅かに異なる液体と不溶性粉末とを適量入れて密閉し、容器内が混濁から分離状態に移行する速度をもって経過時間を目測することができるようにしたことを特徴とする経過時間表示器。
  2. 上記容器内の粉末の比重を液体の比重より僅かに重いものにし、容器内の底面に数種の凹凸を設けて沈殿層上に突出する部分を目視できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の経過時間表示器。
  3. 上記容器本体の裏面に粘着テープや吸盤等を取付け、瓶や箱の蓋等に簡易に装着できるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の経過時間表示器。
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