JP2009102039A - Dispense case - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、複数枚を積み重ねて収容したシート体を一枚ずつ取り出すディスペンスケースに関するものである。 The present invention relates to a dispensing case for taking out a sheet body containing a plurality of stacked sheets one by one.
特許文献1には、使い捨ての手袋を一枚ずつ取り出すことができるディスペンスケースについて開示がある。即ち、収容物である使い捨て手袋は所望の形状に折り畳まれ、これを複数枚積み重ねてあり、ケース本体は上面にスリットが設けられ、このスリットから折り畳まれた手袋を展開しながら取り出すようにしている。ここで、特徴的なのは、当該従来技術の場合、手袋は折り畳み時あるいは積み重ね時にその一部を上下連結した状態でケース本体に収容されている。したがって、一番上にある手袋を取り出せば、上記連結によって2番目の手袋が引きずられ、その一部が自動的にスリットから飛び出すため、次回以降、手袋を速やかに取り出せるという利点がある。
しかしながら、上記従来技術の場合、スリットから常に次の手袋の一部が飛び出ているため、この飛び出た部分が汚れたり破けることがあった。また、従来技術では、取出口をスリットで構成しているため、スリットに手袋が引っ掛かりやすく、取出しの際に手袋が破ける恐れがあった。特に、ケース本体が薄い硬質プラスチックシートで成形されている場合、スリットのエッジが刃のように鋭くなるから、手袋をより破損しやすいものである。 However, in the case of the above prior art, since a part of the next glove always protrudes from the slit, the protruded part may be soiled or torn. Further, in the prior art, since the take-out port is configured by a slit, the glove is easily caught in the slit, and the glove may be broken at the time of taking out. In particular, when the case main body is formed of a thin hard plastic sheet, the edge of the slit becomes sharp like a blade, so that the glove is more easily damaged.
本発明は上述した課題に鑑みなされたもので、その目的とするところは、手袋(収容物)を汚し・損じることがないディスペンスケースを提供することである。 This invention is made | formed in view of the subject mentioned above, The place made into the objective is providing the dispensing case which does not pollute and damage a glove (containment).
上記目的を達成するために本発明では、先ず、収容物として、単体ごと独立して折り畳んだシート体を複数枚積層して構成する。これを収容するケース本体は、摘み口の形成方法に応じて、組立箱式と当初より箱形とした立体成形式の2種類とする。即ち、前者組立式は、天板の周囲に設けた側壁を前記シート体の積層方向に折り曲げて前記収容物の収容凹部を形成するのに対して、後者の立体成形式は、天板の周囲に前記シート体の積層方向に立ち下がる側壁を一体的に設けて予め前記収容物の収容凹部を形成する。そして、前者のケース本体の場合、前記天板側の角部に前記天板と前記側壁とをまたいで切り欠いた摘み口を設けるのに対して、後者のケース本体の場合、前記天板の中央に長孔形の摘み口を設ける。 In order to achieve the above object, in the present invention, first, as a contained item, a plurality of individually folded sheet bodies are laminated and configured. The case main body that accommodates this is of two types, an assembly box type and a three-dimensional mold type that has a box shape from the beginning, depending on the method of forming the knob. That is, in the former assembly type, the side wall provided around the top plate is bent in the stacking direction of the sheet body to form the accommodation concave portion of the stored item, whereas in the latter three-dimensional molding type, the periphery of the top plate is formed. A side wall falling in the laminating direction of the sheet body is integrally provided to previously form a storage recess for the storage object. And, in the case of the former case body, in the case of the latter case main body, the top plate is provided with a knob opening cut out across the top plate and the side wall at the corner on the top plate side. A slotted hole is provided in the center.
また、最終的には何れのケース本体であっても、そのケース本体に前記収容凹部を閉塞可能に設けた底蓋と、前記摘み口を開口可能に封緘した貼付蓋とからディスペンスケースを構成するという手段を用いる。この手段によれば、摘み口からシート体を一枚ずつ取り出すことができ、その次のシート体はケース本体に収容されたままで、摘み口から一部が露出しない。したがって、常に手袋は清潔が保持され、また破ける恐れもない。 Further, in any case main body, a dispensing case is constituted by a bottom lid provided in the case main body so as to be able to close the housing recess, and an adhesive lid in which the knob opening is sealed so as to be openable. Use the means. According to this means, the sheet bodies can be taken out one by one from the knob, and the next sheet body is accommodated in the case body, and a part is not exposed from the knob. Therefore, the gloves are always kept clean and there is no risk of tearing.
さらに、シート体を使用していけば収容物の嵩が小さくなって、摘み口に上層のシート体が位置しなくなり、シート体を取り出しにくくなる。そこで、最後の一枚までシート体を取りやすくするため、底蓋側には底板と、この底板を介して収容物を天板側に弾性的に付勢するバネとからなる底上げ機構を設けるという手段を選択的に用いる。 Furthermore, if the sheet body is used, the volume of the stored item becomes small, and the upper sheet body is not positioned at the picking opening, making it difficult to take out the sheet body. Therefore, in order to make it easy to take the sheet up to the last sheet, a bottom raising mechanism comprising a bottom plate on the bottom lid side and a spring that elastically biases the contents to the top plate side via the bottom plate is provided. Use means selectively.
また、底蓋にベルトホルダを設けることによって携帯の便に供することもある。 In addition, a belt holder may be provided on the bottom cover for use in portable stool.
さらに、シート体は折り畳み可能で、摘み口から取り出せるものであれば特に特定するものではないが、衛生手袋など、プラスチック製の薄肉手袋であることが好ましい。 Further, the sheet body is not particularly specified as long as it is foldable and can be taken out from the knob, but is preferably a thin plastic glove such as a sanitary glove.
以上本発明によれば、収容物であるシート体を独立別個に折り畳み、これを積み重ねたので、シート体を取り出す度に次のシート体がケース本体から露出せず、未使用のシート体を汚し、あるいは破損することがない。また、摘み口は指先に見合った形状・大きさであり、シート体を引き出すのに充分であるから、スムーズにシート体を取り出すことができると共に、取出し時にシート体が摘み口に引っ掛かったり擦過して破れる恐れもない。さらに、収容物を底蓋側から底上げ機構材によって弾性的に押し上げるようにしたので、シート体を取り出す度、次のシート体が常に天板側に移動するから、最後の一枚までシート体を容易且つ確実に取り出すことができる。さらにまた、底蓋にベルトホルダを設けたものにあっては、このディスペンスケースを携帯することができる。 As described above, according to the present invention, since the sheet bodies that are contained are folded separately and stacked, the next sheet body is not exposed from the case body every time the sheet body is taken out, and the unused sheet body is soiled. Or it will not be damaged. In addition, the gripper has a shape and size suitable for the fingertips and is sufficient for pulling out the sheet. There is no fear of tearing. Furthermore, since the contents are elastically pushed up from the bottom lid side by the bottom raising mechanism material, the next sheet body always moves to the top plate side every time the sheet body is taken out. It can be taken out easily and reliably. Furthermore, if the bottom cover is provided with a belt holder, the dispensing case can be carried.
以下、本発明の好ましい実施の形態を添付した図面に従って説明する。図1〜5は本発明の一実施形態に係るディスペンスケースを示したものであって、同図中、1は折り畳んだシート体Sを複数枚積み重ねてなる収容物、2は収容物1を収容するケース本体、3はケース本体に取り付けられる底蓋である。
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. 1 to 5 show a dispensing case according to an embodiment of the present invention. In the figure,
収容物1は、上述のようにシート体Sを折り畳み、これを複数枚積層したものであるが、この実施形態の場合、シート体Sとしてプラスチック製の薄肉手袋である衛生手袋を適用している。そして、当該手袋からなるシート体Sは、図6に示したように、先ず親指を手のひらに向かって内側に折り曲げ(図6(a)参照)、他の四指も同様に内側に折り曲げた後(図6(b)参照)、最後に半分に折り畳むことで(図6(c)参照)、シート体S(衛生手袋)一枚一枚をそれぞれ独立して長方形に折り畳む。そして、この折り畳んだシート体Sを、例えば、10束1パックとする場合には、10枚分を積み重ねてケース本体2に収容する。
The
ここで、手袋の折り畳み順序や折り畳み方法は図6のものに限定されない。また、シート体Sは手袋に限定されず、他の折り畳み可能なものであってもよい。本発明で必要なことは、適宜枚数のシート体を、それぞれ別個独立に折り畳み、互いに何らの連結関係も持たず、これを単に積み重ねて収容物とすることである。 Here, the folding order and folding method of the gloves are not limited to those shown in FIG. Further, the sheet body S is not limited to gloves, and may be other foldable ones. What is necessary in the present invention is that the appropriate number of sheet bodies are folded individually and independently, and have no connection relationship with each other, and are simply stacked to form a container.
また、ケース本体2は、天板2aの周囲にシート体Sの積み重ね方向に収容物1の厚さに見合った長さの側壁2bを周設したものであって、この実施形態の場合、ケース本体2は当初、図7に示した展開図の通りにプラスチックシートを裁断してなる。そして、前記側壁2bを直角に折り曲げることで内部を収容物1の収容凹部とした組立式のボックス体とする。なお、収容物1はケース本体2の下面開口から投入することができる。ケースとする。
Further, the
そして、このケース本体2の天板2a側の一の角部には、図7の展開時、即ち側壁2bを折り曲げる前に、天板2aと側壁2bとにまたがって連続して切り欠かれた摘み口2cを形成している。側壁2bを折り曲げてケース本体を立体的に組み立てた後では、打ち抜き等により摘み口2cの形成が困難だからである。その後、上述のように側壁2bを折り曲げることで、摘み口2cはL字形となる。この摘み口2cは、その開口の大きさがシート体Sを一枚引き出すことができるものであればよいが、より好ましい構成としては、天板2aと側壁2bそれぞれで指先が挿入できる程度の大きさ並びに形状とする。2本の指先を挿入することで、積み重ねたシート体Sから一枚をつまみ出しやすいからである。ここで、本発明では、シート体Sを一枚一枚、単独で折り畳んでいるため、一番上のシート体Sを取り出しても、次のシート体Sが追従せず、その一部が摘み口2cから露出することはない。
Then, one corner portion of the
この摘み口2cは、製品の出荷段階では粘着シールなどの貼付蓋4によって封緘され、使用時にはこれをケース本体2から剥離するものであるが、貼付と剥離を繰り返し行うことができる粘着性を有する貼付蓋4とすれば、シート体Sの取り出しを妨げることなく、摘み口2cを封緘して、シート体Sが不用意に脱落することを防止すると共に、内部を清潔に保つことができる。
The knob 2c is sealed by a sticking
なお、摘み口2cは上述したL形に限らず、長孔形として、天板2aの中央のみに設けたものであってもよい。この場合、ケース本体2は上述した組立式であってもよいが、プラスチックシートを真空成形や圧空成形などのシート成形法によって、予め内部に収容凹部を形成した立体物であってもよい。また、貼付蓋4も、当該摘み口2cの形状に応じて変更できることはもちろんである。
The knob 2c is not limited to the L shape described above, and may be a long hole shape provided only at the center of the top plate 2a. In this case, the case
一方、底蓋3は、ケース本体2の底側に取り付けることで下面開口を遮蔽し、ケース本体2に投入した収容物1の脱落を防止するもので、本実施形態の場合、ケース本体2に着脱可能に取り付けられるように構成している。その具体的構成は、先ずケース本体2の側壁2bについて、その下端には外側に90度折曲したフランジ2dを形成している。これに対して、底蓋3は、一組の対辺を180度折り返すことによって、隙間に前記フランジ2dが挿通可能なホルダー部3aを形成している。当該構成により、ホルダー部3aにフランジ2dを挿通することで、底蓋3をケース本体2に着脱可能に取り付けるように構成している。
On the other hand, the
また、この実施形態では、底蓋3のケース本体2側表面に、収容物1をケース本体2の天板2a側に弾性的に押し上げる底上げ機構5を構成している。底上げ機構5の具体的構成は、収容部1の最下層側シート体Sに当接する底板5aと、この底板5aを天板2a側に付勢する板ばね5bとからなる。当該底上げ機構5によって、シート体Sの減数に応じてケース本体2が底上げされるから、常に、収容物1の最上層にあるシート体Sを摘み口2cに位置させることができる。
Further, in this embodiment, a
さらに、この実施形態では、底蓋3の裏面にベルトホルダ6を設けており、本ディスペンスケースを携帯して利用できるようにしている。なお、このベルトホルダ6はベルトを挿通するリング型の他、ベルトに引掛けるフック型であってもよい。また、底蓋3と一体成形することも可能であるが、本実施形態では、両者3・6を別体として成形し、底蓋3中央に形成した菊割り穴3bに、ベルトホルダ6中央に突設したキノコ型ピン6aを差込んで、取り付けるようにしたものである。3c・6bは底蓋3およびベルトホルダ6の対応する箇所に設けた係合可能な凹凸であり、ベルトホルダ6の位置決めおよび回り止めとして機能する。
Furthermore, in this embodiment, the
なお、上述の実施形態では、プラスチック製の薄肉手袋である衛生手袋用のディスペンスケースを例示したが、収容物はこれに限定されず、他のシート体であってもよい。例えば、ティッシュのディスペンスケースとする場合は、袋入りの携帯用ティッシュ(いわゆるポケットティッシュ)を複数ユニット分、ケース本体に収容し使用することができる。 In the above-described embodiment, the dispense case for sanitary gloves, which is a plastic thin-walled glove, is illustrated, but the contents are not limited to this and may be other sheet bodies. For example, when a tissue dispensing case is used, a plurality of units of portable tissue (so-called pocket tissue) in a bag can be accommodated in the case body and used.
1 収容物
2 ケース本体
2c 摘み口
3 底蓋
4 貼付蓋
5 底上げ機能
6 ベルトホルダ
DESCRIPTION OF
Claims (5)
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007275028A JP2009102039A (en) | 2007-10-23 | 2007-10-23 | Dispense case |
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KR20150109105A (en) * | 2014-03-19 | 2015-10-01 | 주식회사 엘지생활건강 | Absorption sheet dispenser |
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2007
- 2007-10-23 JP JP2007275028A patent/JP2009102039A/en active Pending
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