JP2009092146A - Connection device and image forming device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、連結装置および画像形成装置に関するものである。 The present invention relates to a coupling device and an image forming apparatus.
従来、自動車のドライブシャフトの回転トルクを車軸に伝達する駆動伝達機構の一つとして、等速ジョイントが知られている。等速ジョイントは、互いに軸線方向に並ぶ原動側の駆動軸と従動側の被駆動軸との間の偏角を許容しつつ、両者間で駆動力を回転方向に等速に伝達することができる。 Conventionally, a constant velocity joint is known as one of drive transmission mechanisms for transmitting rotational torque of a drive shaft of an automobile to an axle. The constant velocity joint can transmit a driving force between them in the rotational direction at a constant velocity while allowing a deviation angle between the driving shaft on the driving side and the driven shaft on the driven side that are aligned in the axial direction. .
等速ジョイントとしては、例えば特許文献1に記載のような、トリボールジョイントが一般的に知られている。トリボールジョイントは、互いに軸線方向に並ぶボール非保持部材とボール保持部材とを備えている。ボール非保持部材は、一端が開口する環状空間を有し、その環状空間の外壁面に軸方向に延在しながら互いに円周方向に120°の間隔をおいて並ぶトラック溝たる外溝が形成されている。また、環状空間の内壁面に軸方向に延在しながらそれぞれ外溝と対向するトラック溝たる内溝が形成されている。一方、ボール保持部材は、ボール非保持部材の環状空間内に挿入される中空円筒状の周壁に、ボール保持穴が円周方向に120°の間隔をおいて並ぶように形成されており、それぞれのボール保持穴にボールを保持している。ボール保持部材は、これらのボールをボール非保持部材の内溝および外溝に係合させるようにして、ボール非保持部材の環状空間内に挿入される。この状態でボール非保持部材又はボール保持部材の何れか一方が原動側となって回転すると、その回転力が内溝および外溝に係合している複数のボールを介してもう一方に伝達される。
As a constant velocity joint, for example, a triball joint as described in
また、特許文献2、3には、図26に示すような連結装置700が記載されている。すなわち、特許文献2、3に記載の連結装置700は、被駆動軸701に取り付けられる被駆動軸側部材702と、駆動軸703に取り付けられる駆動軸側部材704と、被駆動軸側部材702と係合する第1係合部705と駆動軸側部材704と係合する第2係合部706とを備えた中継部材710とを有している。被駆動軸側部材702は、一端が開口する環状空間702aを有し、その環状空間702aの外壁面に軸方向に延在しながら互いに円周方向に120°の間隔をおいて並ぶトラック溝たる外溝702bが形成されている。また、その環状空間702aの内壁面に軸方向に延在しながら互いに円周方向に120°の間隔をおいて並ぶトラック溝たる内溝702cが形成されている。また、中継部材710の第1係合部705は、被駆動軸側部材702の環状空間内に挿入される中空円筒部を有し、その中空円筒部の周壁に、ボール保持穴705bが円周方向に120°の間隔をおいて並ぶように形成されている。そして、それぞれのボール保持穴705bにボール173を保持している。これらのボール173を被駆動軸側部材702の内溝702cおよび外溝702bに係合させるようにして、被駆動軸側部材702の環状空間内に挿入されている。
また、駆動軸側部材704は、一端が開口する環状空間704aを有し、その環状空間704aの外壁面に軸方向に延在しながら互いに円周方向に120°の間隔をおいて並ぶトラック溝たる外溝704bが形成されている。また、その環状空間704aの内壁面に軸方向に延在しながら互いに円周方向に120°の間隔をおいて並ぶトラック溝たる内溝704cが形成されている。また、中継部材710の第2係合部706は、駆動軸側部材704の環状空間内に挿入される中空円筒部を有し、その中空円筒部の周壁に、ボール保持穴706bが円周方向に120°の間隔をおいて並ぶように形成されている。そして、それぞれのボール保持穴706bにボール173を保持している。これらのボール173を駆動軸側部材704の内溝704cおよび外溝704bに係合させるようにして、駆動軸側部材704の環状空間内に挿入されている。
Further, the drive
すなわち、特許文献2、3に記載の連結装置700は、被駆動軸側部材702および駆動軸側部材704を上述のボール非保持部材とし、中継部材710の第1係合部705および第2係合部706を上述のボール保持部材として上述の等速ジョイントが軸方向に直列配置されたような構成となっている。
That is, in the
特許文献2、3に記載の連結装置700においては、被駆動軸側部材702および駆動軸側部材704に対して中継部材710が相対的に傾くことで、被駆動軸701と駆動軸703との間に軸心ずれがあっても、被駆動軸701と駆動軸703とを連結することができる。また、被駆動軸側部材702と、駆動軸側部材704とをボール非保持部とし、中継部材710の第1係合部705および第2係合部706をボール保持部材として2個の等速ジョイントが軸方向に直列配置されたような構成とすることで、駆動軸703と被駆動軸701との間に軸心ずれがあっても、駆動軸側の回転を等速で被駆動軸に伝達することができる。
In the
また、特許文献4には、図26に示した連結装置700を、画像形成装置の感光体駆動モータの出力軸と感光体の感光体軸との連結に用いたものも記載されている。
Japanese Patent Application Laid-Open No. H10-228561 also describes a
特許文献2、3に記載の連結装置700における中継部材710は、被駆動軸側部材702および駆動軸側部材704に対して相対的に傾くよう構成されている。そのため、中継部材710を支える部材がないと、被駆動軸側部材702と第1係合部705とが離間、または、駆動軸側部材704と第2係合部706とが離間した状態において、中継部材710が自重で大きく傾いてしまう。その結果、図27に示すように、被駆動軸701と駆動軸703との連結を行うべく、ただ単に被駆動軸側部材702を軸方向(図中矢印A方向)に移動させただけでは、被駆動軸側部材702と第1係合部705とを係合させることができず、駆動軸703と被駆動軸701との連結を行うことができない。そのため、駆動軸703と被駆動軸701との連結を行うには、被駆動軸側部材を下方から斜め上方(図中矢印B方向)へ移動させる必要があり、駆動軸と被駆動軸との連結を行うためのスペースを広く設ける必要があった。
The
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、駆動軸と被駆動軸との間に軸心ずれがあっても駆動軸と被駆動軸とを連結でき駆動軸の回転駆動力を被駆動軸に伝達することができるとともに、駆動軸または被駆動軸をほぼ軸方向へ移動させるだけで駆動軸と被駆動軸との連結を行うことのできる連結装置および画像形成装置を提供することである。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to connect the drive shaft and the driven shaft even if there is a misalignment between the drive shaft and the driven shaft. Device capable of transmitting the rotational driving force of the drive shaft to the driven shaft, and capable of connecting the drive shaft and the driven shaft only by moving the drive shaft or the driven shaft substantially in the axial direction, and image formation Is to provide a device.
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、回転体に駆動力を伝達するための被駆動軸と、装置本体に設けられた駆動源から駆動力を受けて回転駆動する駆動軸との連結を行う連結装置において、前記被駆動軸に取り付けられる被駆動軸側部材と、前記駆動軸に取り付けられる駆動軸側部材と、前記被駆動軸側部材と係合する第1係合部と前記駆動軸側部材と係合する第2係合部とを備え、前記被駆動軸側部材および前記駆動軸側部材に対してそれぞれ相対的に傾き可能に前記被駆動軸側部材および前記駆動軸側部材に係合する中継部材とを備え、少なくとも前記被駆動軸側部材および前記駆動軸側部材のいずれか一方が前記中継部材に対して分離可能な構成であって、少なくとも前記被駆動軸側部材および前記駆動軸側部材のいずれかが前記中継部材から離間した状態のとき、前記中継部材を支持し、前記被駆動軸側部材または前記駆動軸側部材を軸方向に移動させるだけで、前記被駆動軸側部材と前記第1係合部との係合、または、前記駆動軸側部材と前記第2係合部との係合を行うことができる範囲内に、前記中継部材の自重による傾きを規制する支持部材を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の連結装置において、前記支持部材は、前記中継部材の軸中心が前記被駆動軸および前記駆動軸の軸中心よりも下方となり、かつ、前記中継部材の上方に隙間が形成されるよう、前記中継部材を載置支持する台座部を有することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1の連結装置において、前記支持部材は、前記中継部材を回転可能、かつ、弾性的に支持したことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の連結装置において、前記支持部材は、ゴム材料を用いて前記中継部材を支持したことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項3の連結装置において、前記支持部材を、弾性変形可能な形状としたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項5の連結装置において、前記支持部材を樹脂材料で形成したことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれかの連結装置において、前記被駆動軸側部材および前記中継部材の前記第1係合部のいずれか一方を、一端が開口する環状空間を有し、その環状空間の外壁面と内壁面の少なくとも一方に軸方向に延びるトラック溝を周方向に等間隔で複数形成した第1ボール非保持部とし、他方を一部が前記第1ボール非保持部の前記環状空間内に組み込まれ、前記第1ボール非保持部に形成された前記トラック溝に沿って摺動するボールを保持する第1ボール保持部として第1等速ジョイントを構成し、前記駆動軸側部材および前記中継部材の前記第2係合部のいずれか一方を、一端が開口する環状空間を有し、その環状空間の外壁面と内壁面の少なくとも一方に軸方向に延びるトラック溝を周方向に等間隔で複数形成した第2ボール非保持部とし、他方を一部が前記第2ボール非保持部の前記環状空間内に組み込まれ、前記第2ボール非保持部に形成された前記トラック溝に沿って摺動するボールを保持する第2ボール保持部として第2等速ジョイントを構成したことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項7の連結装置において、前記中継部材の前記第1係合部と前記第2係合部の両方を、ボール保持部またはボール非保持部としたことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、回転体と、前記回転体に駆動力を伝達するための被駆動軸とを有し、装置本体に対して脱着可能なユニットと、該ユニットが装置本体に対して位置決めされた状態で、前記被駆動軸と装置本体に設けられた駆動源から駆動力を受けて回転駆動する駆動軸とを連結する連結手段とを備えた画像形成装置において、前記連結手段として、請求項1乃至8いずれかひとつの連結装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項9の画像形成装置において、前記装置本体に対して脱着可能なユニットが、像担持体と、現像装置、クリーニング装置、帯電装置のいずれかひとつとを備えたプロセスカートリッジであることを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項9の画像形成装置において、前記装置本体に対して脱着可能なユニットが、現像ユニットであることを特徴とするものである。
In order to achieve the above object, a first aspect of the present invention is a driven shaft for transmitting a driving force to a rotating body, a driving shaft that receives a driving force from a driving source provided in the apparatus main body, and is driven to rotate. A driven shaft side member attached to the driven shaft, a drive shaft side member attached to the drive shaft, and a first engagement portion that engages with the driven shaft side member. A second engagement portion that engages with the drive shaft side member, and the driven shaft side member and the drive shaft can be inclined relative to the driven shaft side member and the drive shaft side member, respectively. A relay member engaged with the side member, and at least one of the driven shaft side member and the drive shaft side member is separable from the relay member, and at least the driven shaft side Any of the member and the drive shaft side member When in a state of being separated from the relay member, the driven shaft side member and the first engagement are simply supported by supporting the relay member and moving the driven shaft side member or the drive shaft side member in the axial direction. A support member that regulates the inclination of the relay member due to its own weight within a range in which engagement with a portion or engagement between the drive shaft side member and the second engagement portion can be performed. It is a feature.
The invention according to
According to a third aspect of the present invention, in the connecting device according to the first aspect, the support member rotatably and elastically supports the relay member.
According to a fourth aspect of the present invention, in the connecting device according to the third aspect, the support member supports the relay member using a rubber material.
According to a fifth aspect of the present invention, in the connecting device according to the third aspect, the support member has an elastically deformable shape.
According to a sixth aspect of the present invention, in the connecting device according to the fifth aspect, the support member is formed of a resin material.
The invention according to claim 7 is the connecting device according to any one of
The invention according to claim 8 is the connecting device according to claim 7, wherein both the first engagement portion and the second engagement portion of the relay member are ball holding portions or ball non-holding portions. It is a feature.
According to a ninth aspect of the invention, there is provided a unit having a rotating body and a driven shaft for transmitting a driving force to the rotating body, the unit being detachable from the apparatus body, and the unit being attached to the apparatus body. In the image forming apparatus comprising: a connecting unit that connects the driven shaft and a driving shaft that rotates and receives a driving force from a driving source provided in the apparatus main body, The connection device according to any one of
According to a tenth aspect of the present invention, in the image forming apparatus according to the ninth aspect, the unit detachable from the apparatus main body includes an image carrier and any one of a developing device, a cleaning device, and a charging device. This is a process cartridge.
According to an eleventh aspect of the present invention, in the image forming apparatus according to the ninth aspect, the unit detachable from the apparatus main body is a developing unit.
請求項1乃至11の発明によれば、被駆動軸側部材と第1係合部とが離間、または、駆動軸側部材と第2係合部とが離間した状態のとき、被駆動軸側部材または駆動軸側部材を軸方向に移動させるだけで、被駆動軸側部材と第1係合部との係合、または駆動軸側部材と第2係合部との係合を行うことができる範囲内に、支持部材で中継部材の自重による傾きを規制する。これにより、駆動軸または被駆動軸をほぼ軸方向に移動させるだけで、駆動軸と被駆動軸との連結を行うことができる。これにより、被駆動軸と駆動軸との連結を行うためのスペースを装置内に広く設けなくても、被駆動軸と駆動軸との連結を行うことができ、装置のコンパクト化、装置のレイアウトの自由度を上げることができる。
また、中継部材が被駆動軸側部材および駆動軸側部材に対してそれぞれ相対的に傾き可能に被駆動軸側部材および駆動軸側部材に係合するので、駆動軸と被駆動軸との間に軸心ずれがあっても、中継部材が被駆動軸側部材および駆動軸側部材に対して傾いて、駆動軸と被駆動軸とを連結でき、駆動軸の回転駆動力を被駆動軸に伝達することができる。
According to the first to eleventh aspects of the invention, when the driven shaft side member and the first engaging portion are separated from each other, or when the driving shaft side member and the second engaging portion are separated from each other, the driven shaft side is separated. By merely moving the member or the drive shaft side member in the axial direction, the driven shaft side member and the first engagement portion can be engaged, or the drive shaft side member and the second engagement portion can be engaged. The inclination by the weight of the relay member is regulated by the support member within a possible range. As a result, the drive shaft and the driven shaft can be connected only by moving the drive shaft or the driven shaft substantially in the axial direction. As a result, the driven shaft and the drive shaft can be connected without providing a large space in the device for connecting the driven shaft and the drive shaft, thereby reducing the size of the device and the layout of the device. Can increase the degree of freedom.
Further, since the relay member engages with the driven shaft side member and the drive shaft side member so as to be able to be inclined relative to the driven shaft side member and the drive shaft side member, respectively, between the drive shaft and the driven shaft. Even if the shaft is misaligned, the relay member is inclined with respect to the driven shaft side member and the drive shaft side member, so that the drive shaft and the driven shaft can be connected, and the rotational driving force of the drive shaft is applied to the driven shaft. Can communicate.
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)の実施形態について説明する。
まず、本プリンタの基本的な構成について説明する。図1は、本プリンタを示す概略構成図である。同図において、本プリンタは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック(以下、Y、C、M、Kと記す)のトナー像を生成するための4つのプロセスカートリッジ1Y,C,M,Kを備えている。これらは、画像を形成する画像形成物質として、互いに異なる色のY,C,M,Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。以下の説明では、各プロセスカートリッジ1Y,C,M,Kの構成はすべて同じであるため、色分け用の符号Y,C,M,Kについては省略する。
図2に示すように、プロセスカートリッジ1は、像担持体たるドラム状の感光体2、ドラムクリーニングユニット3、帯電ユニット4、現像ユニット5、潤滑剤塗布ユニット6、等を図示しない枠体に収めている。このプロセスカートリッジ1は、プリンタ本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
Hereinafter, an embodiment of an electrophotographic printer (hereinafter simply referred to as a printer) will be described as an image forming apparatus to which the present invention is applied.
First, the basic configuration of the printer will be described. FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing the printer. In the figure, the printer includes four
As shown in FIG. 2, the
帯電ユニット4は、図示しない駆動手段によって図中時計回りに回転せしめられる感光体2の表面を一様帯電せしめる。同図においては、図示しない電源によって帯電バイアスが印加されながら、図中反時計回りに回転駆動される回転体たる帯電ローラ4aを感光体2と非接触にして、感光体2を一様帯電せしめる非接触帯電ローラ方式の帯電ユニット4を示している。帯電ユニット4としては、上記以外に、スコロトロン方式、コロトロン方式、接触ローラ方式等を用いることができる。
The charging unit 4 uniformly charges the surface of the
接触方式、非接触方式帯電ローラ4aに印加する帯電バイアスは、直流に対して交流を重畳する方式や、直流のみを印加する方式がある。接触方式の帯電ローラ4aにおける直流に対して交流を重畳する帯電バイアスは、交流を定電流制御にすることで環境変化によって帯電ローラ4aの抵抗値が変化しても帯電ローラ4aの表面電位がその影響を受けないメリットがある。しかし、電源装置のコストが高くなり、また交流高周波の音が問題としてある。一方、非接触方式の帯電ローラ4aにおいて、直流に対して交流を重畳する帯電バイアスでは、感光体2と帯電ローラ4aとのギャップ変動の影響により、感光体表面を均一に帯電することができず、画像にムラが出てしまう。このため、ギャップ変動に対応した帯電バイアス補正手段が必要となってくる。
帯電ローラ4aの駆動は、感光体2ととも回りさせる方式や、感光体2を駆動させる駆動源からギアなどを介して駆動力をもらう方式などがある。低速機の場合は、感光体2ととも回りさせる方式が一般的である。高速・高画質を要求される装置では、後者の方式が一般的である。
As the charging bias applied to the contact type and non-contact type charging roller 4a, there are a type in which alternating current is superimposed on direct current, and a method in which only direct current is applied. The charging bias that superimposes the alternating current on the direct current in the contact type charging roller 4a is such that the surface potential of the charging roller 4a remains constant even if the resistance value of the charging roller 4a changes due to environmental changes by controlling the alternating current to a constant current. There is a merit that is not affected. However, the cost of the power supply device becomes high, and AC high frequency sound is a problem. On the other hand, in the non-contact charging roller 4a, the surface of the photosensitive member cannot be uniformly charged due to the influence of the gap fluctuation between the
The charging roller 4a can be driven by a method of rotating with the
また、同図においては、帯電ローラ4aの表面をクリーニングする帯電ローラクリーナ4bを設けている。これにより、帯電ローラ4aに付着した汚れにより、感光体2が狙いの電位に帯電されなくなるのを抑制することができる。その結果、帯電不良による異常画像を抑制することができる。帯電ローラクリーナ4bは、一般的にメラニンで構成されており、帯電ローラ4aと連れ回りする構成としている。
In the figure, a charging roller cleaner 4b for cleaning the surface of the charging roller 4a is provided. Thereby, it is possible to prevent the
現像手段たる現像ユニット5は、第1搬送スクリュウ5aが配設された第1剤収容部5eを有している。また、透磁率センサからなるトナー濃度センサ5c、第2搬送スクリュウ5b、現像ロール5g、ドクターブレード5dなどが配設された第2剤収容部5fも有している。これら2つの剤収容部内には、磁性キャリアとマイナス帯電性のトナーとからなる図示しない現像剤が内包されている。第1搬送スクリュウ5aは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられることで、第1剤収容部5e内の現像剤を図中手前側から奥側へと搬送する。そして、第1剤収容部5eと第2剤収容部5fとの間の仕切壁に設けられた図示しない連通口を経て、第2剤収容部5f内に進入する。第2剤収容部5f内の第2搬送スクリュウ5bは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられることで、現像剤を図中奥側から手前側へと搬送する。搬送途中の現像剤は、第2剤収容部5fの底部に固定されたトナー濃度センサ5cによってそのトナー濃度が検知される。このようにして現像剤を搬送する第2搬送スクリュウ5bの図中上方には、図中反時計回りに回転駆動せしめられる現像スリーブ5h内にマグネットローラ5iを内包する現像ロール5gが平行配設されている。第2搬送スクリュウ5bによって搬送される現像剤は、マグネットローラ5iの発する磁力によって現像スリーブ5h表面に汲み上げられる。そして、現像スリーブ5hと所定の間隙を保持するように配設されたドクターブレード5dによってその層厚が規制された後、感光体2と対向する現像領域まで搬送され、感光体2上の静電潜像にトナーを付着させる。この付着により、感光体2上にYトナー像が形成される。現像によってトナーを消費した現像剤は、現像ロール5gの現像スリーブ5hの回転に伴って第2搬送スクリュウ5b上に戻される。そして、図中手前端まで搬送されると、図示しない連通口を経て第1剤収容部5e内に戻る。
The developing
トナー濃度センサ5cによる現像剤の透磁率の検知結果は、電圧信号として図示しない制御部に送られる。現像剤の透磁率は、現像剤のトナー濃度と相関を示すため、トナー濃度センサ5cはトナー濃度に応じた値の電圧を出力することになる。上記制御部はRAMを備えており、この中にトナー濃度センサ5cからの出力電圧の目標値であるVtrefのデータを格納している。現像ユニット5については、トナー濃度センサ5cからの出力電圧の値とVtrefを比較し、図示しないトナー供給装置を比較結果に応じた時間だけ駆動させる。この駆動により、現像に伴ってトナーを消費してトナー濃度を低下させた現像剤に対して第1剤収容部5eで適量のトナーが供給される。このため、第2剤収容部5e内の現像剤のトナー濃度が所定の範囲内に維持される。
The detection result of the magnetic permeability of the developer by the toner concentration sensor 5c is sent to a control unit (not shown) as a voltage signal. Since the magnetic permeability of the developer has a correlation with the toner concentration of the developer, the toner concentration sensor 5c outputs a voltage having a value corresponding to the toner concentration. The control unit includes a RAM, in which data of Vtref, which is a target value of the output voltage from the toner density sensor 5c, is stored. For the developing
クリーニングユニット3は、転写されずに感光体2の表面に残留した転写残トナーを感光体2の表面から除去するものである。このクリーニングユニット3は、カウンター方向に感光体表面に当接するブレード部材たるクリーニングブレード3aを設けている。また、クリーニングユニット3は、クリーニングブレード3aによって除去された感光体2表面上の転写残トナーを回収する回収部3bを備えている。回収部3bには、回収部に回収されたトナーを図示しない廃トナーボトルへ搬送する搬送オーガ3cを備えている。
The
感光体2表面上の転写残トナーは、クリーニングブレード3aに除去される。クリーニングブレード3aの先端に溜まった転写残トナーは、回収部3bに落下する。そして、搬送オーガ3cにより廃トナーとして図示しない廃トナーボトルへ搬送され、ここに蓄えられる。このようにして廃トナーボトルに蓄えられた廃トナーは、サービスマンなどにより回収される。なお、回収部3bに回収された転写残トナーを、リサイクルトナーとして現像ユニット5などに搬送し、再度現像に使用するようにしてもよい。
Transfer residual toner on the surface of the
潤滑剤塗布手段たる潤滑剤塗布ユニット6は、感光体2の表面に潤滑剤を塗布して感光体2表面の摩擦係数を低くするものである。感光体2の表面への潤滑剤の塗布は、潤滑剤を固形状に成型して固形潤滑剤6aとし、固形潤滑剤6aを加圧バネ6bで回転するファーブラシ6cに押圧して、ファーブラシ6cを介して感光体2に塗布している。潤滑剤としては、ZnSt(ステアリン酸亜鉛)が最も一般的に用いられる。また、ファーブラシ6cのブラシは、絶縁PET、導電PET、アクリル繊維などが用いられる。感光体表面に塗布された潤滑剤は、潤滑剤塗布ブレード6dによって均一な厚さになって感光体表面に定着する。感光体2表面に潤滑剤を塗布することで、感光体2のフィルミングを防止することができる。
The lubricant application unit 6 as a lubricant application means applies a lubricant to the surface of the
先の図1に示すように、プロセスカートリッジ1Y,C,M,Kの図中下方には、光書込ユニット20が配設されている。潜像形成手段たる光書込ユニット20は、画像情報に基づいて発したレーザ光Lを、各プロセスカートリッジ1Y,C,M,Kにおける各感光体に照射する。これにより、感光体2Y,C,M,K上にY,C,M,K用の静電潜像が形成される。なお、光書込ユニット20は、光源から発したレーザ光Lを、モータによって回転駆動されるポリゴンミラー21によって偏向せしめながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体2Y,C,M,Kに照射するものである。
As shown in FIG. 1, an
光書込ユニット20の図中下側には、第1給紙カセット31、第2給紙カセット32が鉛直方向に重なるように配設されている。これら給紙カセット内には、それぞれ、記録体たる転写紙Pが複数枚重ねられた転写紙束の状態で収容されており、一番上の転写紙Pには、第1給紙ローラ31a、第2給紙ローラ32aがそれぞれ当接している。第1給紙ローラ31aが図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転駆動せしめられると、第1給紙カセット31内の一番上の転写紙Pが、カセットの図中右側方において鉛直方向に延在するように配設された給紙路33に向けて排出される。また、第2給紙ローラ32aが図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転駆動せしめられると、第2給紙カセット32内の一番上の転写紙Pが、給紙路33に向けて排出される。給紙路33内には、複数の搬送ローラ対34が配設されており、給紙路33に送り込まれた転写紙Pは、これら搬送ローラ対34のローラ間に挟み込まれながら、給紙路33内を図中下側から上側に向けて搬送される。
A first
給紙路33の末端には、レジストローラ対35が配設されている。レジストローラ対35は、転写紙Pを搬送ローラ対34から送られてくる転写紙Pをローラ間に挟み込むとすぐに、両ローラの回転を一旦停止させる。そして、転写紙Pを適切なタイミングで後述の2次転写ニップに向けて送り出す。
A
各プロセスカートリッジ1Y,C,M,Kの図中上方には、中間転写体たる中間転写ベルト41を張架しながら図中反時計回りに無端移動せしめる転写ユニット40が配設されている。転写手段たる転写ユニット40は、中間転写ベルト41の他、ベルトクリーニングユニット42、第1ブラケット43、第2ブラケット44などを備えている。また、4つの1次転写ローラ45Y,C,M,K、2次転写バックアップローラ46、駆動ローラ47、補助ローラ48、テンションローラ49なども備えている。中間転写ベルト41は、これら8つのローラに張架されながら、駆動ローラ47の回転駆動によって図中反時計回りに無端移動せしめられる。4つの1次転写ローラ45Y,C,M,Kは、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト41を感光体2Y,C,M,Kとの間に挟み込んでそれぞれ1次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト41の裏面(ループ内周面)にトナーとは逆極性(例えばプラス)の転写バイアスを印加する。中間転写ベルト41は、その無端移動に伴ってY,C,M,K用の1次転写ニップを順次通過していく過程で、そのおもて面に感光体2Y,C,M,K上のY,C,M,Kトナー像が重ね合わせて1次転写される。これにより、中間転写ベルト41上に4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
Above each of the
2次転写バックアップローラ46は、中間転写ベルト41のループ外側に配設された2次転写ローラ50との間に中間転写ベルト41を挟み込んで2次転写ニップを形成している。先に説明したレジストローラ対35は、ローラ間に挟み込んだ転写紙Pを、中間転写ベルト41上の4色トナー像に同期させ得るタイミングで、2次転写ニップに向けて送り出す。中間転写ベルト41上の4色トナー像は、2次転写バイアスが印加される2次転写ローラ50と2次転写バックアップローラ46との間に形成される2次転写電界や、ニップ圧の影響により、2次転写ニップ内で転写紙Pに一括2次転写される。そして、転写紙Pの白色と相まって、フルカラートナー像となる。
The secondary transfer backup roller 46 sandwiches the
2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト41には、転写紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、ベルトクリーニングユニット42によってクリーニングされる。
Transfer residual toner that has not been transferred to the transfer paper P adheres to the
2次転写ニップの図中上方には、加圧ローラ61や定着ベルトユニット62などを備える定着ユニット60が配設されている。この定着ユニット60の定着ベルトユニット62は、定着ベルト64を、加熱ローラ63、テンションローラ65、駆動ローラ66によって張架しながら、図中反時計回りに無端移動せしめる。加熱ローラ63は、ハロゲンランプ等の発熱源を内包しており、定着ベルト64を裏面側から加熱する。このようにして加熱される定着ベルト64の加熱ローラ63の掛け回し箇所には、図中時計回りに回転駆動される加圧ローラ61がおもて面側から当接している。これにより、加圧ローラ61と定着ベルト64とが当接する定着ニップが形成されている。
A fixing
2次転写ニップを通過した転写紙Pは、中間転写ベルト41から分離した後、定着ユニット60内に送られる。そして、定着ニップに挟まれながら図中下側から上側に向けて搬送される過程で、定着ベルト64によって加熱されたり、押圧されたりして、フルカラートナー像が定着せしめられる。
The transfer paper P that has passed through the secondary transfer nip is separated from the
このようにして定着処理が施された転写紙Pは、排紙ローラ対67のローラ間を経た後、機外へと排出される。プリンタ本体の筺体の上面には、スタック部68が形成されており、排紙ローラ対67によって機外に排出された転写紙Pは、このスタック部68に順次スタックされる。
The transfer paper P subjected to the fixing process in this way passes through between the rollers of the paper discharge roller pair 67 and is then discharged outside the apparatus. A
転写ユニット40の上方には、Y,C,M,Kトナーを収容する4つのトナーカートリッジ120Y,C,M,Kが配設されている。トナーカートリッジ120Y,C,M,K内のY,C,M,Kトナーは、それぞれプロセスカートリッジ1Y,C,M,Kの現像ユニットに適宜供給される。これらトナーカートリッジ120Y,C,M,Kは、プロセスカートリッジ1Y,C,M,Kとは独立してプリンタ本体に脱着可能である。
Above the
以上の構成の本プリンタにおいては、4つのプロセスカートリッジ1Y,C,M,K、光書込ユニット20、転写ユニット40などの組合せにより、記録体たる転写紙Pにトナー像を形成するトナー像形成手段が構成されている。
In the printer having the above-described configuration, toner image formation for forming a toner image on the transfer paper P, which is a recording medium, by combining the four
図3(A)は、プロセスカートリッジ1を画像形成装置本体の奥側から見たときの正面図であり(B)は、斜視図である。図4は、プリンタ本体にプロセスカートリッジ1を装着したときの概略構成図であり、図5は、プリンタ本体にプロセスカートリッジ1を装着する前の概略構成図である。
図4に示すように、プロセスカートリッジ1の長手方向各端部の外側には、手前側面板18、奥側面板11がそれぞれ設けられている。これら面板11、18は、感光体2の支持軸であるドラム軸2aと現像ユニット5が備える現像ローラ5gの現像ローラ軸5jとを回転自在に支持して、感光体2と現像ローラ5gとの間に一定の現像ギャップを保持する。すなわち、感光体2のドラム軸2aは、軸受15、17を介して各面板11、18に回転可能に嵌合している。また、現像ローラ5gの現像ローラ軸5jも、軸受16、19を介して各面板11、18に回転可能に嵌合している。これにより、被駆動ユニットである現像ユニット5と感光体2とが一体的に組み付けられる。
3A is a front view when the
As shown in FIG. 4, a
また、図3(A)、(B)に示すように、奥側面板11には、長孔よりなる従基準孔13が形成され、この従基準孔13には、現像ユニット5に固定された従基準ピン5mが嵌合している。同様に、手前側面板18にも、長孔よりなる従基準孔が形成され、この従基準孔に現像ユニット5に固定された従基準ピンが嵌合している。このように、従基準ピンが各面板11、18に形成された従基準孔に嵌合することによって、現像ユニット5が現像ローラ5gの中心軸線のまわりに回転することが禁止される。
Further, as shown in FIGS. 3A and 3B, the
上述のようにして、感光体2と現像ローラ5gとが互いに正しく位置決めされて連結され、一体的なプロセスカートリッジ1が構成される。しかも各面板11、18によって感光体2の中心軸線と現像ローラ5gの中心軸線との間の距離が正しく規制される。これによって、図示した例のように感光体2と現像ローラ5gとが微小なギャップをあけて対向配置されるように構成されているときは、そのギャップが正しく維持され、感光体2に高品質なトナー像を現像することができる。また、感光体2と現像ローラ5gとが互いに当接して対向配置されるように構成されているときは、その当接圧が正しく規制され、感光体2に高品質なトナー像を現像することができる。
As described above, the
また、図5に示すように、奥側面板11にはカートリッジ側従基準嵌合部たるカートリッジ従基準ピン14が形成されている。ドラム軸2aの奥側端部には、従動側カップリング93aが固定されている。
Further, as shown in FIG. 5, the cartridge
図6は、ユニット伝達機構たる現像ユニット5の駆動伝達部を示す要部概略斜視図である。
図に示ように、現像ローラ5gの軸には、第1ギア140が取り付けられており、第1ギア140には、図示しないフレームに回転自在に支持された回転軸に取り付けられたアイドラギア142が噛み合っている。また、アイドラギア142には搬送スクリュウ5bの軸に取り付けられた第2ギア143が噛み合っている。回転体たる現像ローラ5gは、現像ユニット5の中で最もトルクが大きいため、現像ローラ5gの軸に連結手段70を取り付けるのが好ましい。これは、搬送スクリュウ軸に連結手段70を取り付けた場合は、第1ギア140、アイドラギア142および第2ギア143などのユニット伝達機構に現像ローラ5gのトルクがかかる。一方、現像ローラ軸に連結手段70を取り付けた場合は、搬送スクリュウ5bのトルクがユニット伝達機構にかかる。現像ローラ5gの方が、搬送スクリュウ5bよりもトルクが大きいため、搬送スクリュウ5bのトルクがユニット伝達機構にかかった方が、現像ローラ5gのトルクがユニット伝達機構にかかるよりもユニット伝達機構の負荷が少なくてすむ。よって、現像ローラ軸に連結手段70を取り付けた方が、搬送スクリュウ軸に取り付けるよりもユニット伝達機構の負荷が少なくてすみ、ユニット伝達機構の寿命を延ばすことができる。
FIG. 6 is a main part schematic perspective view showing a drive transmission part of the developing
As shown in the figure, a
図4、図5に示すように、プリンタ本体に設けられたプロセスカートリッジ1の奥側面板11と対向する本体側板91には、駆動装置80が固定されている。駆動装置80は、保持板89と、感光体用駆動源たる感光体駆動モータ81と、現像ユニット用駆動源たる現像駆動モータ94と、駆動伝達機構たる駆動伝達機構部190と、連結手段70とを有している。
As shown in FIGS. 4 and 5, a driving
保持板89は、ねじ止めなどで本体側板91に取り付けられる。保持板89には、感光体駆動モータ81および現像駆動モータ94が取り付けられている。感光体駆動モータ81のモータ軸81aは、軸受90を介して本体側板91に回転可能に嵌合され、本体側板91を貫通している。モータ軸81aの先端には、駆動側カップリング93bが、軸方向に移動可能に取り付けられており、モータ軸81aに巻き付けられたコイルスプリング92によってプロセスカートリッジ側へ付勢されている。本体側カップリング93bは、モータ軸81aに設ける不図示のピン等で適宜抜け止めする。
The holding
本実施形態においては、感光体2を駆動する駆動源と、現像ローラ5gを駆動する駆動源とを別々に備え、感光体2を駆動する駆動源たる感光体駆動モータ81の駆動力が、感光体2のみに用いられるようにしている。このように構成することで、感光体駆動モータ81が、他の駆動要素から負荷変動を受けることがなく、感光体2を高精度に回転駆動させることができる。もちろん、ひとつの駆動源で現像ローラ5gと感光体2とを駆動してもよい。
In the present embodiment, a driving source for driving the
駆動伝達機構部190は、第1プーリ86と、駆動軸82と、第2プーリ83と、タイミングベルト85と、電磁クラッチ97と、従動軸94bと、従動ギヤ99とを有している。
従動軸94bは、軸受96を介して保持板89に回転可能に嵌合され、軸受95を介して本体側板91と補助支持部材88とに回転可能に嵌合されることで、本体側板91と保持板89とに支持されている。また、駆動軸82は、本体側板91と保持板89とに支持されている。具体的には、駆動軸82は、軸受87を介して保持板89に回転可能に嵌合されることで、保持板89に支持される。補助支持部材88は、保持板89にねじ止めなどで取り付けてなる。
従動軸94bには、第1プーリ86と従動ギヤ99が固定されており、従動ギヤ99は、現像駆動モータ94のモータ軸94aに固定された原動ギヤと噛み合っている。
駆動軸82には、電磁クラッチ97を介して、第2プーリ83が固定されており、第2プーリ83および第1プーリ86にタイミングベルト85が巻回されている。
The
The driven
A
A
現像駆動モータ94の駆動力を現像ローラ5g、搬送スクリュウ5bなどに伝達させるときは、電磁クラッチ97をONにして、駆動軸82と第2プーリ83とを連結させる。一方、駆動軸82と現像ローラ軸5jとを2組の等速ジョイント71、72からなる連結手段70によって連結させるときは、電磁クラッチ97をOFFにして、駆動軸82が第2プーリ83に対して自由に回転できるようにしておく。なお、電磁クラッチ97のかわりに、駆動時の回転方向においては、駆動軸82と第2プーリ83とを連結させ、駆動軸82が駆動時の回転方向と逆方向に回転するときは、駆動軸82と第2プーリ83との連結を解除するワンウェイクラッチを用いてもよい。
When the driving force of the developing
また、駆動軸82と被駆動軸たる現像ローラ軸5jとは、2組の等速ジョイントを備えた連結手段70によって連結される。
図7は、連結手段70の概略構成図である。
図に示すように連結手段70は、現像ローラ軸5jの奥側端部に取り付けられている被駆動軸側部材であり、第1ボール保持部材でもある第1オス側ジョイント711と、駆動軸82のプロセスカートリッジ側端部に取り付けられている駆動軸側部材であり、第2ボール保持部材でもある第2オス側ジョイント721と、中継部材73とを有している。中継部材73の現像ローラ軸側には、第1係合部であり、第1ボール非保持部でもある第1メス側ジョイント部712が形成されている。また、中継部材73の駆動軸側には、第2係合部であり、第2ボール非保持部でもある第2メス側ジョイント部722が形成されている。そして、第1オス側ジョイント711と、中継部材73の第1メス側ジョイント部712とで第1等速ジョイント71が構成され、第2オス側ジョイント721と、中継部材73の第2メス側ジョイント部722とで第2等速ジョイント72が構成されている。
Further, the driving
FIG. 7 is a schematic configuration diagram of the connecting
As shown in the figure, the connecting
本実施形態においては、中継部材73の第1係合部と第2係合部とをボール非保持部たるメス側ジョイントとしている。これにより、中継部材と、オス側ジョイントとで連結手段70を構成することができ、部品点数を削減することができる。
In this embodiment, the 1st engaging part and 2nd engaging part of the
以下に、等速ジョイントについて、図8乃至図10に基づき、説明する。なお、第1等速ジョイント71と第2等速ジョイント72とは、同じ構成をしており、以下の説明では、第1等速ジョイント71を例に挙げて説明する。また、図8乃至図10括弧内の符号は、第2等速ジョイント72の各部の符号である。 The constant velocity joint will be described below with reference to FIGS. The first constant velocity joint 71 and the second constant velocity joint 72 have the same configuration. In the following description, the first constant velocity joint 71 will be described as an example. Also, reference numerals in parentheses in FIG. 8 to FIG. 10 are reference numerals of the respective parts of the second constant velocity joint 72.
図8は、第1メス側ジョイント部712の横断面図である。
図に示すように、第1メス側ジョイント部712は、第1オス側ジョイント711が挿入される現像ローラ軸5j側が開口した円筒状のカップ部を備えている。カップ部は、外輪部712bと、これの内側の内輪部712cと、両者の間隙による環状空間712dと、外輪部712bの内周面に設けられた3つのトラック溝たる外溝712eと、内輪部712cの外周面に設けられた3つのトラック溝たる内溝712fとを有している。
FIG. 8 is a cross-sectional view of the first female side
As shown in the drawing, the first female side
外輪部712bの内周面に設けられた3つの外溝712eは、外輪部712bの軸線方向に延在しながら、互いに120[°]の位相差をもって円周方向に並ぶように形成されている。内輪部712cの外周面に設けられた3つの内溝712fも、内輪部712cの軸線方向に延在しながら、互いに120[°]の位相差をもって円周方向に並ぶように形成されている。そして、内溝712fと外溝712eとは環状空間712dを介して互いに対面している。
The three
また、図9に示すように、外溝712eの開口端側には、開口端に向かうにつれて軸中心から離れ、かつ、溝幅が拡大するテーパ状の外溝案内部712hが設けられている。また、内溝712fの開口端側には、開口端に向かうにつれて軸中心に近づき、かつ、溝幅が拡大するテーパ状の内溝案内部712iが設けられている。このように、案内部712h、712iを設けることにより、ボール173を内溝712fと外溝712eとが対向する環状空間712dに案内することができ、オス側ジョイント711のメス側ジョイント712への挿入を容易に行うことができる。
As shown in FIG. 9, a tapered outer
また、カップ部の開口端において、各内溝案内部712iの縁部が交わっている。このように構成することで、オス側ジョイント711とメス側ジョイント712とを組み付けるときに、トラック溝(外溝712eおよび内溝712f)とボール173との位相が60°付近であっても、ボール173を内溝案内部712iの開口端に接触させることができる。これにより、ボール173とトラック溝(内溝712fおよび外溝712e)との位相が60°付近であっても、内輪部712cに加わる軸方向の力の一部を、内溝案内部712iによって回転方向の力に変換することができ、オス側ジョイント711がメス側ジョイント712に対して相対的にスムーズに回転させることができる。よって、オス側ジョイント711に保持されたボール173をメス側ジョイント712の外溝712eと内溝712fとの間の環状空間712dへ挿入するときの挿入抵抗を低減することができ、ボール173をメス側ジョイント712の外溝712eと内溝712fとの間の環状空間712dにスムーズに挿入することができる。
Moreover, the edge part of each inner
図10は、第1オス側ジョイント711の横断面図である。なお、第2オス側ジョイント721の横断面図も同様な構成であり、第2オス側ジョイント721の各部の符号は、括弧にして記す。
オス側ジョイント711は、その先端側が円筒状の挿入部711aになっている。この挿入部711aは、互いに120[°]の位相差をもって円周方向に沿って並ぶように円筒状の周壁に設けられた3つの貫通穴711bを有しており、それぞれの貫通穴711b内に球体としてのボール173を回転可能に保持している。
FIG. 10 is a cross-sectional view of the first male side joint 711. The cross-sectional view of the second male side joint 721 has the same configuration, and the reference numerals of the respective parts of the second male side joint 721 are shown in parentheses.
The distal end side of the male side joint 711 is a
貫通穴711bの穴径Aは、ボール173の直径Bよりも大きくしている。また、貫通穴711bの内側面の内周側端部から突出する内周抜け止め突起711dが180°の位相差をもって設けられている。また、貫通穴711bの内側面の外周側端部から突出する外周抜け止め突起711cが180°の位相差をもって設けられている。また、外周抜け止め突起711cは、内周抜け止め突起711dと90°の位相差をもって設けられている。外周抜け止め突起711cによって、貫通穴711b内のボール173が、挿入部711aの外周面から抜け落ちることがない。また、内周抜け止め突起711dによって、貫通穴711b内のボール173が、挿入部711aの内周面から抜け落ちることがない。抜け止め突起711c、711dの内接円の直径Cは、ボール173の直径Bの80〜99%の範囲に設定するのがよい。80%未満にすると、抜け止め突起711c、711dが貫通穴711bから突出しすぎてしまい、貫通穴711bにボール173を挿入することができなくなる。また、抜け止め突起711c、711dは、金型を無理抜きすることによって成形しているが、突出しすぎてしまうと、射出成形後の型抜き時に抜け止め突起711c、711dが破損するおそれがある。このため、抜け止め突起711c、711dの内接円の直径は、ボール173の直径の80%以上に設定するのが好ましい。
また、貫通穴711bの穴径Aを、ボール173の直径Bよりも大きくすることにより、ボール173が貫通穴711b内をラジアル方向に移動可能とすることができる。これにより、オス側ジョイント711の挿入部711aをメス側ジョイント712環状空間712dに挿入するときに、ボール173がメス側ジョイント712の外輪部712bに突き当たったとき、ボール173が、軸中心方向へ移動する。これにより、オス側ジョイント711の挿入部711aがメス側ジョイント712の環状空間712dへスムーズに挿入することができる。
The hole diameter A of the through
Further, by making the hole diameter A of the through
また、外溝712eから内溝712fまでの距離Dを、ボール173の直径Bよりも長くなるように公差設定されている。外溝712eから内溝712fまでの距離Dを、ボール173の直径Bと同じ長さに設定した場合、製造誤差などによって、外溝712eから内溝712fまでの距離Dがボール173の直径Bよりも小さくなるおそれがある。特に、本実施形態においては、メス側ジョイント712を樹脂で射出成形するため、製造時の温度や湿度の条件によって、ヒケの度合いなどがばらつき、外溝712eから内溝712fまでの距離Dがボール173の直径Bよりも小さくなる可能性が高い。外溝712eから内溝712fまでの距離Dがボール173の直径Bよりも小さいと、ボール173の外溝712eおよび内溝712fに対する摺動抵抗が大きくなる。その結果、外溝712eおよび内溝712fが早期に磨耗してメス側ジョイント712が早期に寿命に到達してしまう。また、外溝712eから内溝712fまでの距離Dがボール173の直径Bよりも小さいと、ボール173が溝間に軽圧入状態となり、ボール173が溝内をスムーズに摺動できなくなり、現像ローラ5gを等速回転できなくなるおそれがある。さらに、一定の荷重が長期間内溝712fおよび外溝712eにかかり続け大きく変形する所謂クリープ現象が起こってしまい、メス側ジョイント712の寿命が早期に到達してしまう。
Further, a tolerance is set so that the distance D from the
しかし、本実施形態においては、外溝712eから内溝712fまでの距離Dを、ボール173の直径Bよりも長くなるように公差設定されているので、ボール173と外溝712eおよびボール173と内溝712fとの間に空隙ができる。これにより、ボール173が溝間に軽圧入されるのを防止でき、ボール173の外溝712eおよび内溝712fに対する摺動抵抗が大きくなるのを確実に抑制することができる。よって、外溝712eおよび内溝712fの磨耗やクリープ現象を抑制することができ、メス側ジョイント712の寿命を延ばすことができる。また、ボール173が溝内をスムーズに摺動できるので、現像ローラ5gを確実に等速で回転させることができる。
However, in the present embodiment, the distance D from the
オス側ジョイント711の円筒状の挿入部711aが、メス側ジョイント部712の外輪部712bにおける環状空間712d内に挿入されている。この状態では、オス側ジョイント711の挿入部711aに保持される3つのボール173が、それぞれ、メス側ジョイント部712の外輪部712bの内周面に設けられた外溝712eと、内輪部712cの外周面に設けられた内溝712fとの間に挟まれて、法線方向への動きが阻止される。但し、内溝712f、外溝712eはそれぞれ軸線方向に延在しているので、ボール173の軸線方向の動きは許容される。
A
なお、第2オス側ジョイント721は、第1オス側ジョイント711と同じ構成とし、第2メス側ジョイント部722は、第1メス側ジョイント部712と同じ構成である。このように、第2オス側ジョイント721と第1オス側ジョイントを同じ構成とすることで、部品を共通化することができ、部品点数を削減することができる。
また、中継部材73の第2メス側ジョイント部722と第1メス側ジョイント部712とを同じ構成とすることで、第1オス側ジョイント711と係合させるメス側ジョイント部が、中継部材73の両端に形成されたメス側ジョイント部のどちらでもよくすることができる。これにより、中継部材73の組み付けを容易に行うことができる。
The second male side joint 721 has the same configuration as the first male side joint 711, and the second female side
Further, the second female side
第1オス側ジョイント711の円筒状の挿入部711aは、中継部材の第1メス側ジョイント部712の環状空間712d内に挿入されて、自らが保持している3つのボール173を環状空間712d内で内溝712f及び外溝712eに係合させる。また、第2オス側ジョイント721の円筒状の挿入部721aは、中継部材の第2メス側ジョイント部722の環状空間722d内に挿入されて、自らが保持している3つのボール173を環状空間722d内で内溝722f及び外溝722eに係合させる。そして、現像駆動モータ94のモータ軸94aが回転して、従動ギヤ99を介して従動軸94bに固定された第1プーリ86も回転し、タイミングベルト85により、第1プーリ86の駆動力が第2プーリ83に伝達されて駆動軸82が回転すると、第2オス側ジョイント721が保持する3つのボール173を介してその回転駆動力を中継部材73に等速で伝達する。そして、第1オス側ジョイント711が保持する3つのボール173を介して中継部材73の回転駆動力を第1オス側ジョイント711に等速で伝達する。これにより、現像ローラ軸5j、現像ローラ5gが等速で回転する。
The
なお、メス側ジョイント712(722)の外輪712b(722b)の内周面と内輪712c(722c)の外周面との両方にそれぞれボール173を係合させるためのトラック溝を設けた例について説明したが、何れか一方だけにトラック溝を形成してもよい。
In addition, the example which provided the track groove for engaging the ball | bowl 173 to both the inner peripheral surface of the
第1メス側ジョイント部712および第2メス側ジョイント部722を有する中継部材73、第1および第2オス側ジョイント711、721は、射出成形が可能な合成樹脂の成形品から成るものが好ましい。射出成形が可能であれば、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂の何れであってもよい。射出成形が可能な合成樹脂には結晶性樹脂と、非結晶性樹脂とがある。何れの樹脂を使用してもよいが、非結晶性樹脂は靱性が低く、許容量以上のトルクがかかった場合に急激な破壊が生じるため、結晶性樹脂を用いるのが好ましい。また、潤滑特性の比較的高いものを用いることが望ましい。かかる合成樹脂としては、ポリアセタール(POM)、ナイロン、射出成形可能なフッ素樹脂(例えば、PFA、FEP、ETFEなど)、射出成形可能なポリイミド、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、全芳香族ポリエステル、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアミドイミド等を例示することができる。これらの合成樹脂を単独で使用しても、2種類以上を混合したポリマーアロイとして使用してもよい。また、これら以外の合成樹脂で且つ潤滑特性の比較的低い樹脂であっても、前述した合成樹脂を配合したポリマーアロイとすれば、使用することが可能である。
The
最も適した合成樹脂は、摺動性のある合成樹脂であり、POM、ナイロン、PPS、PEEKである。ナイロンはナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン46、分子鎖中に芳香族環を有する半芳香族ナイロン等が挙げられる。中でも、POM、ナイロン、PPSは、耐熱性、摺動性に優れて比較的安価であるため、コストパフォーマンスの優れた等速ジョイントを実現することができる。また、PEEKは補強材や潤滑剤を配合しなくても機械的強度や摺動性に優れるため、高機能な等速ジョイントを実現することができる。
The most suitable synthetic resins are slidable synthetic resins such as POM, nylon, PPS, and PEEK. Examples of nylon include nylon 6,
中継部材73及びオス側ジョイント711、721を樹脂材料で形成したことで、中継部材73及びオス側ジョイント711、721を金属材料で形成する構成に比べて、連結手段70の重量を小さくすることができる。また、中継部材73のメス側ジョイント部712、722及びオス側ジョイント711、721を摺動性のある樹脂で形成することで、環状空間にグリースを充填しなくても、メス側ジョイント712、722のトラック溝(内溝、外溝)に沿ってボール173を、スムーズに摺動させることができる。これにより、金属材料で形成する構成に比べて動作音を小さくすることもできる。また、ボール173を摺動性のある樹脂で形成しても、ボール173がトラック溝をスムーズに摺動することができる。もちろん、ボール173、中継部材73、オス側ジョイント711、721いずれも摺動性のある樹脂で形成してもよい。
By forming the
なお、連結手段70は、図11(A)に示すように、現像ローラ軸5jの駆動軸側先端に取り付ける被駆動軸側部材を第1等速ジョイント71の第1メス側ジョイント712とし、駆動軸82の現像ローラ側端部に取り付ける駆動軸側部材を第2等速ジョイント72の第2メス側ジョイント722とする。そして、中継部材73の第1係合部を第1オス側ジョイント部711とし、第2係合部を第2オス側ジョイント部721とした構成でもよい。また、図11(B)に示すように、被駆動軸側部材を第1等速ジョイント71の第1メス側ジョイント712とし、駆動軸側部材を第2等速ジョイント72の第2オス側ジョイント721とする。そして、中継部材73の第1係合部を第1オス側ジョイント部711とし、第2係合部を第2メス側ジョイント722部とした構成でもよい。さらに、図11(C)に示すように、被駆動軸側部材を第1等速ジョイント71の第1オス側ジョイント711とし、駆動軸側部材を第2等速ジョイント72の第2メス側ジョイント722とする。そして、中継部材73の第1係合部を第1メス側ジョイント部712とし、第2係合部を第2オス側ジョイント部721とした構成でもよい。
As shown in FIG. 11A, the connecting
なお、連結手段70としては、中継部材73を、図7に示した第1係合部を第1メス側ジョイント712とし、第2係合部を第2メス側ジョイント722としたもの、図11(A)に示した第1係合部を第1オス側ジョイント部711とし、第2係合部を第2オス側ジョイント部721としたものが好ましい。これは、第1等速ジョイント71の構成と第2等速ジョイント71の構成とを同じにした場合は、駆動軸82に取り付ける部材(図7では、オス側ジョイント711,721、図11(A)では、メス側ジョイント712,722)を共通化することができ、管理コストなどを抑えることができる。また、中継部材73の取り付け方向を考慮に入れなくてもよいので、中継部材73の取り付けが容易になる。
As the connecting
また、図12に示すように、中継部材73を、第1係合部(図12では、第1メス側ジョイント712)と、第2係合部(図12では、第2メス側ジョイント722)と、第1係合部と第2係合部とを連結する連結軸75とで構成してもよい。
Also, as shown in FIG. 12, the
従来、プロセスカートリッジ1を装置本体に取り付ける際に、中継部材73が自重で大きく傾く場合があった。中継部材73が自重で大きく傾いていると、プロセスカートリッジを軸方向に移動させて装置本体に取り付ける際に、被駆動軸側部材たる第1オス側ジョイント711を中継部材の第1係合部たる第1メス側ジョイント部712に挿入できない。そのため、プロセスカートリッジの装置本体への装着動作で、被駆動軸たる現像ローラ軸と駆動軸との連結を行えないという不具合が起こる。
Conventionally, when the
そこで、本実施形態においては、中継部材73を支持して、中継部材73が自重で大きく傾くのを規制する支持部材を設けている。以下に、具体的に説明する。
Therefore, in the present embodiment, a support member that supports the
図13は、本実施形態の特徴点を備えた連結手段70の概略構成図である。
図13(B)に示すように、本実施形態の連結手段70は、現像ローラ軸5jに取り付けられた第1オス側ジョイント711および駆動軸82に取り付けられた第2オス側ジョイント721が中継部材73から離間した状態のとき、中継部材73を支持する支持部材84を有している。支持部材84は、中継部材73が載置され支持される筒状の台座部84aと、筒状の台座部84aの外周面からラジアル方向に突出する取付部84bとを有している。取付部84bには、ネジ穴が設けられている。支持部材84は、筒状の台座部84aを本体側板91の孔に挿入し、ネジ穴にネジ84cを挿入して本体側板91にネジ止めされている。中継部材73の外周面には、台座部84aの現像ローラ側端面と対向する抜け止めリング73aおよび台座部84aの駆動軸側端面と対向する抜け止めリング73bが取り付けられている。
FIG. 13 is a schematic configuration diagram of the connecting means 70 having the characteristic points of the present embodiment.
As shown in FIG. 13B, the connecting means 70 of this embodiment includes a first male side joint 711 attached to the developing
図13(B)に示すように、第1、第2オス側ジョイント711、712が中継部材73から離間した状態のとき、中継部材73は、台座部84aに載置され、支持部材84によって支持されている。筒状の台座部84aの内径は、中継部材73の外径よりも大きくなっており、中継部材73が台座部84aに支持された状態のとき、上方に隙間が形成されている。なお、本実施形態においては、台座部84aを筒状としているが、中継部材73を載置支持すればよいので、少なくと中継部材73よりも下方に設けてあればよい。
また、中継部材73が台座部84aに載置支持されているとき、中継部材73の軸中心が、現像ローラ軸5jの軸中心および駆動軸82の軸中心よりも鉛直方向下方にくるようになっている。このように、中継部材73が台座部84aに支持された状態のとき、中継部材73の上方に隙間が形成され、かつ、中継部材73の軸中心が、現像ローラ軸5jの軸中心および駆動軸82の軸中心よりも鉛直方向下方にくるように構成することで、図13(A)に示すように、第1オス側ジョイント711および第2オス側ジョイント721がそれぞれ中継部材73と係合した状態のとき、中継部材73が持ち上げられて、支持部材84の台座部84aと非接触な状態とすることができる。その結果、駆動軸82の駆動力を現像ローラ軸5jに伝達するときに、中継部材73が台座部84aと摺動して、摺動抵抗が生じることがない。よって、駆動軸82の回転駆動力を現像ローラ軸5jに等速で伝達することができる。
As shown in FIG. 13B, when the first and second male side joints 711 and 712 are separated from the
Further, when the
本実施形態の連結手段70においては、まず、支持部材84を本体側板91に取り付ける。次に、中継部材73を台座部84aに載置して抜け止めリング73a、73bを中継部材73に取り付ける。次に、保持板89に支持されている駆動軸82の先端に第2等速ジョイント72の第2オス側ジョイント721を取り付ける。次に、保持板89を本体側板91に取り付けるときに、第2オス側ジョイント721を中継部材73の第2メス側ジョイント部722に係合させる。このとき、ボール173とトラック溝(外溝722eおよび内溝722f)とのラジアル方向の位相や回転方向の位相がずれていたとしても、ボール173が内溝案内部722iおよび外溝案内部722hによって案内されて、ボール173とトラック溝(外溝722eおよび内溝722f)とのラジアル方向および回転方向の位相が合わせられる。これにより、第2オス側ジョイント721が保持している3つのボール173が環状空間722d内の内溝722f及び外溝722eに挿入され、ボール173が内溝722f及び外溝722eに係合する。
In the connection means 70 of this embodiment, first, the
また、第2オス側ジョイント721を第2メス側ジョイント部722に係合させるとき、中継部材73は、第2オス側ジョイント721によって現像ローラ側へ押されるが、抜け止めリング73bが台座部84aの駆動軸側端面に突き当たり、中継部材73が台座部84aから脱落することがない。
Further, when the second male side joint 721 is engaged with the second female side
また、中継部材73の軸中心と駆動軸82の軸中心とがずれているため、保持板89を本体側板91に取り付けると、中継部材73の駆動軸側が持ち上がり、中継部材73の駆動軸側が台座部84aから離間する。
Further, since the shaft center of the
このようにして、駆動軸82に取り付けられた第2オス側ジョイント721を中継部材73の第2メス側ジョイント部722に係合させたら、次に、プロセスカートリッジ1を装置本体に取り付けて、現像ローラ軸5jに取り付けられている第1オス側ジョイント711を中継部材73の第1メス側ジョイント部712に係合させる。
When the second male joint 721 attached to the
本実施形態においては、感光体2のドラム軸2aを主基準とし、カートリッジ側従基準嵌合部であるカートリッジ従基準ピン14を従基準として、装置本体にプロセスカートリッジ1を取り付ける。また、このとき、電磁クラッチ97をOFFにして、駆動軸82が第2プーリ83に対して自由に回転できるようにしておく。
In the present embodiment, the
プロセスカートリッジ1を装置本体に取り付けるときには、図14に示すように、前ドア7を開いて、プロセスカートリッジ1に形成された図示しないガイド溝を装置本体内のガイドレール8に嵌合させて、ガイドレール8に沿ってプロセスカートリッジ1を装置本体内に挿入する。そして、ガイドレール8に沿ってプロセスカートリッジ1を装置本体内に挿入していくと、先の図4、図5に示すように、ドラム軸2aに取り付けられた被位置決め部たる従動側カップリング93aが、装置本体に位置決めされたモータ軸81aに取り付けられた位置決め部たる駆動側カップリング93bと嵌め合う。これにより、プロセスカートリッジ1が、装置本体に対してラジアル方向に位置決めされる。また、奥側面板11に突設されたカートリッジ側従基準嵌合部である従基準ピン14が本体側板91に形成された位置決め孔98に嵌合する。これにより、プロセスカートリッジ1が感光体2の中心軸線のまわりに回転することが阻止され、プロセスカートリッジ1の全体が装置本体に対して正しく位置決めされる。
When the
また、現像ローラ軸5jに取り付けられた第1オス側ジョイント711が保持する3つのボール173が、中継部材73の第1メス側ジョイント712の環状空間712d内の内溝712f及び外溝712eに挿入され、ボール173が内溝712f及び外溝712eに係合する。このとき、中継部材73の現像ローラ側は、支持部材84の台座部84aに載置支持され、中継部材73は、下方に大きく傾くのを規制されている。よって、第1オス側ジョイント711が保持しているボール173が、第1メス側ジョイント部712の外輪部712b開口端の外溝案内部712hや、内輪部712c開口端の内溝案内部712iに当接させることができる。このように、第1オス側ジョイント711が保持しているボール173が、外溝案内部712hと内溝案内部712iとに当接することで、プロセスカートリッジ1の挿入方向への移動に連動してボール173が外溝案内部712hと内溝案内部712iに案内されて、中継部材73が持ち上がり台座部84aから離間するとともに、中継部材73が回転する。これにより、ボール173とトラック溝(外溝712eおよび内溝712f)とのラジアル方向および回転方向の位相が合わせられ、第1オス側ジョイント711が保持する3つのボール173が、中継部材73の第1メス側ジョイント712の環状空間712d内の内溝712f及び外溝712eに挿入され、ボール173が内溝712f及び外溝712eに係合する。
Further, the three
また、プロセスカートリッジ1を装置本体に挿入するとき、電磁クラッチ97をOFFにして、駆動軸82が第2プーリ83に対して自由に回転できるようにしてあるため、連結手段70にかかる回転負荷が駆動軸82の慣性力のみとなっている。このため、中継部材73を容易に回転させることができ、プロセスカートリッジ1の挿入抵抗の上昇を抑えて、ボール173をトラック溝(外溝712eおよび内溝712f)へ案内することができる。
Further, when the
このようにして、駆動軸82と現像ローラ軸5jとが連結されると、図13(A)に示すように、中継部材73は、駆動軸82と現像ローラ軸5jとに支持されて、支持部材84と非接触となる。よって、駆動軸82の駆動力を現像ローラ軸5jに伝達するときに、中継部材73が台座部84aと摺動することがないので、摺動抵抗が生じることがなくなり、駆動軸82の回転駆動力を現像ローラ軸5jに等速で伝達することができる。
When the
また、プロセスカートリッジ1の全体が装置本体に対して正しく位置決めされても、公差の積み上げによって現像ローラ軸5jの軸心と駆動軸82の軸心とがラジアル方向にずれる場合がある。このような場合、図15に示すように、中継部材73が傾き、駆動軸82と現像ローラ軸5jとの軸心ずれを吸収する。これにより、現像ローラ軸5jの軸心と駆動軸82の軸心との間にずれがあっても、駆動軸82と現像ローラ軸5jとを連結することができる。また、駆動軸82と現像ローラ軸5jとの軸心がずれて中継部材73が傾いても中継部材73が支持部材84と接触しないように、台座部84aの内径が設定されている。また、図に示すように、中継部材73と駆動軸82との間および中継部材73と現像ローラ軸5jとの間に偏角αが生じる。駆動軸82と中継部材73との間の偏角αが生じても、第2等速ジョイント72の第2オス側ジョイント721に保持されたボール173が、第2メス側ジョイント722の内溝722fと外溝722eとの間の環状空間内を軸方向に摺動し、第1等速ジョイント71の第1オス側ジョイント711に保持されたボール173が、第1メス側ジョイント部712の内溝712fと外溝712eとの間の環状空間内を軸方向に摺動することで、中継部材73と駆動軸82との間および中継部材73と現像ローラ軸5jとの間にそれぞれ偏角αが生じても、駆動軸82の回転を現像ローラ軸5jに等速で伝達できる。
また、2個の等速ジョイントで偏角を吸収することができるため、一個の等速ジョイントに比べて、より広角度の偏角を吸収することもできる。
Even if the
Further, since the declination can be absorbed by the two constant velocity joints, it is possible to absorb the declination at a wider angle than that of the single constant velocity joint.
また、連結手段の支持部材の構成は、上述に限らず、種々変形が可能である。以下に、支持部材の変形例について説明する。 Moreover, the structure of the support member of a connection means is not restricted above, A various deformation | transformation is possible. Below, the modification of a supporting member is demonstrated.
[変形例1]
図16は、変形例1の支持部材180を備えた連結手段70の概略断面図であり、図17は、変形例1の支持部材180を備えた連結手段70の分解斜視図である。なお、図16は、中心軸線X上下で断面を異ならせており、図中上部は、図17のX1方向に切断したときの断面図であり、図中下部は、図17のX2方向に切断したときの断面図である。
図16に示すように、被駆動軸たる現像ローラ軸5jには、被駆動軸側部材としての第1メス側ジョイント712が取り付けられており、駆動軸82には、駆動軸側部材としての第2メス側ジョイント722が取り付けられている。中継部材73は、第1係合部としての第1オス側ジョイント711と、第2係合部としての第2オス側ジョイント721と、連結軸75とを有している。なお、変形例1の連結手段70の被駆動軸側部材、駆動軸側部材、中継部材の構成は、図16に示した構成に限定されるものではなく、先の図7示した構成や、図11、図12に示した構成でもよい。
[Modification 1]
16 is a schematic cross-sectional view of the connecting means 70 provided with the
As shown in FIG. 16, a first female joint 712 as a driven shaft side member is attached to the developing
中継部材73を支持する変形例1の支持部材180は、軸受181と、第1ブラケット182と、第2ブラケット183と、ゴム部材184と、取付ブラケット185とを備えている。軸受181の内周面は、中継部材73の連結軸75に圧入され、外周面は、第1ブラケット182の中央部分に設けられた孔部に圧入されている。連結軸75には、軸受181のプロセスカートリッジ側の面と近接対向するようスラスト押さえピン188が挿入されている。これにより、現像ローラ軸5jに取り付けられた第1メス側ジョイント712と第1オス側ジョイント711とを係合するときに、中継部材73が、駆動側へ移動するのをスラスト押さえピン188によって防止することができる。軸受181の外周面の第1ブラケット圧入位置よりもプロセスカートリッジ側には、溝が形成されており、この溝に抜け止めリング189が固定されている。これにより、現像ローラ軸5jに取り付けられた第1メス側ジョイント712と第1オス側ジョイント711とを係合するときに、軸受181が中継部材73とともに駆動軸側へ移動して、軸受181が第1ブラケット182から脱落するのを防止することができる。リング状のゴム部材184は、第2ブラケット183の本体側板側の面と、取付ブラケット185の第2ブラケット側の面にそれぞれ接着剤などで固定されており、第2ブラケット183と取付ブラケット185とゴム部材184とが一体的に構成されている。
The
ゴム部材184の硬度は、中継部材の傾き量、すなわち、連結手段が許容する軸心ずれ量、偏角によって決める。
The hardness of the
取付ブラケット185のネジ穴185aにネジ186を挿入し、本体側板91のネジ穴91bにネジ185でネジ止めして、取付ブラケット185と第2ブラケット183とゴム部材184とを本体側板91に取り付ける。次に、中継部材73の第1オス側ジョイント711を本体側板91の孔91aに挿入して、軸受181を介して回転可能に中継部材73を支持した第1ブラケット182を、第2ブラケット183にネジ187でネジ止めする。これにより、中継部材73は、回転可能かつ、ゴム部材184によって弾性的に本体側板91に支持される。
The
図16に示すように、第1メス側ジョイント712や第2メス側ジョイント722が中継部材73から分離した状態のとき、中継部材73は、支持部材180のゴム部材184の弾性力によって自重で傾くのを規制されている。よって、プロセスカートリッジ1を装置本体に取り付ける際に、中継部材73が自重で大きく傾くことがなくなり、プロセスカートリッジ1を軸方向に移動させて装置本体に取り付ける動作によって、駆動軸82と現像ローラ軸5jとの連結を行うことができる。また、現像ローラ軸5jの軸心と駆動軸82の軸心とがラジアル方向にずれた場合、ゴム部材184が弾性変形して、中継部材73のラジアル方向の傾きを許容して、駆動軸82と現像ローラ軸5jとの軸心ずれを吸収することができる。よって、駆動軸82と現像ローラ軸5jとの間に軸心ずれが生じた場合でも、駆動軸82と現像ローラ軸5jとの連結を行うことができる。
As shown in FIG. 16, when the first female joint 712 and the second female joint 722 are separated from the
このように、変形例1の支持部材180は、中継部材73を弾性的に支持することによって、中継部材73の自重による傾きは規制し、駆動軸と被駆動軸との軸心ずれによる傾きは許容するよう中継部材73を支持することができる。
As described above, the
さらに、この変形例1の支持部材180によって駆動装置側と(図16中の本体側板に対して右側の空間)と作像部側(図16中の本体側板に対して左側の空間)との連通を遮断することができる。よって、作像部で飛散したトナーが本体側板91の孔91aを通って駆動装置側へ入り込むことがない。
Further, by the
[変形例2]
次に、変形例2の支持部材280について説明する。
図18は、変形例2の支持部材280の概略構成図である。図18(A)は、変形例2の支持部材280の断面図であり、(B)は、変形例2の支持部材280の正面図である。
この変形例2の支持部材280は、軸受283と板バネ282とで構成されている。板バネ282は、金属材料を用いて形成しても、樹脂材料を用いて形成してもよい。軸受283の内周面は、中継部材73の連結軸75に圧入され、外周面は、板バネ282の中央部分に設けられた孔部に圧入されている。連結軸75には、軸受283のプロセスカートリッジ側の面と近接対向するようスラスト押さえピン281が挿入されている。また、変形例1と同様に、軸受283の外周面の板バネ圧入位置よりもプロセスカートリッジ側に形成された溝に抜け止めリング286が固定されている。
[Modification 2]
Next, the
FIG. 18 is a schematic configuration diagram of a
The
板バネ282の板厚、材料、幅寸法などは、中継部材73の傾き量、すなわち、連結手段が許容する軸心ずれ量、偏角によって決める。
The plate thickness, material, width dimension, and the like of the
図18(B)に示すように板バネ282の中心点を挟んで図中上下には、スリット284と、取付部287とが設けられており、この取付部287のネジ穴にネジ285を挿入して、本体側板91にネジ止めする。板バネ282の上下方向に設けたスリット284によって、中継部材73は、図中上下方向に弾性的に支持される。また、板バネ282の取付部287以外の外径を、本体側板91の孔91aの径より小さくなるよう構成している。このように構成することで、中継部材73が、図18(B)中の左右方向に弾性的に支持される。これにより、中継部材73が板バネ282によって、支持部材280に対してラジアル方向に傾き可能に支持することができる。
この変形例2の支持部材280においても、変形例1同様、中継部材73を、回転可能かつ、弾性的に本体側板91に支持することができる。よって、この変形例2の支持部材280においても、第1メス側ジョイント712や第2メス側ジョイント722が中継部材73から分離した状態のとき、支持部材280の板バネ282の弾性力によって中継部材73が自重で傾くのを規制する。よって、プロセスカートリッジ1を装置本体に取り付ける際に、中継部材73が自重で大きく傾くことがなくなり、プロセスカートリッジ1を軸方向に移動させて装置本体に取り付ける動作によって、駆動軸82と現像ローラ軸5jとの連結を行うことができる。また、現像ローラ軸5jの軸心と駆動軸82の軸心とがラジアル方向にずれた場合、板バネ282が弾性変形して、中継部材73がラジアル方向に傾くのを許容して、駆動軸82と現像ローラ軸5jとの軸心ずれを吸収することができる。よって、駆動軸82と現像ローラ軸5jとの間に軸心ずれが生じた場合でも、駆動軸82と現像ローラ軸5jとの連結を行うことができる。
As shown in FIG. 18B, a
Also in the
また、板バネ282を摺動性のある合成樹脂で形成し、軸受283を介さずに中継部材73を板バネ282で直接支持してもよい。板バネ282を摺動性のある合成樹脂で形成することで、中継部材73を板バネ282で直接支持しても中継部材73と弾性支持体との摺動抵抗を少なくでき、等速性を確保することができる。
Alternatively, the
[変形例3]
次に、変形例3の支持部材380について説明する。
図19は、変形例3の支持部材380の概略構成図である。図19(A)は、変形例3の支持部材380の断面図であり、(B)は、変形例3の支持部材380の分解斜視図である。
変形例3の支持部材380は、螺旋状のスリット382aが形成された筒状の弾性構造部382と、取付部381とを備えた弾性支持体386と、軸受385とで構成されている。弾性構造部382の内径は、中継部材73の連結軸75の外径よりも大きくなっており、弾性構造部382の内周面と連結軸75の外周面との間に隙間が形成されている。また、軸受385の内周面は、連結軸75に圧入されており、軸受385の外周面は、弾性構造部382のプロセスカートリッジ側端部に設けられた軸受取付部に圧入されている。連結軸75には、軸受385のプロセスカートリッジ側の面と近接対向するようスラスト押さえピン383が挿入されている。弾性支持体386は、合成樹脂、金属材料などで構成されている。
[Modification 3]
Next, the
FIG. 19 is a schematic configuration diagram of a
The
変形例3の支持部材380は、軸受385を介して回転可能に支持された中継部材73と、弾性支持体386の弾性構造部382とを本体側板91の孔91aに挿入し、取付部381に設けられたネジ穴381aにネジ384を挿入して、本体側板91のネジ穴にネジ止めされる。
The
この変形例3の支持部材380においても、変形例1同様、中継部材73を、回転可能かつ、弾性的に本体側板91に支持することができる。よって、この変形例3の支持部材380においても、第1メス側ジョイント712や第2メス側ジョイント722が中継部材73から分離した状態のとき、支持部材380の弾性構造部382の弾性力によって中継部材73が自重で傾くのを規制する。よって、プロセスカートリッジ1を装置本体に取り付ける際に、中継部材73が自重で大きく傾くことがなくなり、プロセスカートリッジ1を軸方向に移動させて装置本体に取り付ける動作によって、駆動軸82と現像ローラ軸5jとの連結を行うことができる。また、現像ローラ軸5jの軸心と駆動軸82の軸心とがラジアル方向にずれた場合、弾性構造部382が弾性変形して、中継部材73がラジアル方向に傾くのを許容して、駆動軸82と現像ローラ軸5jとの軸心ずれを吸収することができる。よって、駆動軸82と現像ローラ軸5jとの間に軸心ずれが生じた場合でも、駆動軸82と現像ローラ軸5jとの連結を行うことができる。
Also in the
また、弾性支持体386を摺動性のある合成樹脂で形成し、軸受385を介さずに中継部材73を弾性支持体386で直接支持してもよい。弾性支持体386を摺動性のある合成樹脂で形成することで、中継部材73を弾性支持体386で直接支持しても中継部材73と弾性支持体との摺動抵抗を少なくでき、等速性を確保することができる。
Alternatively, the
次に、画像形成装置の変形例について説明する。 Next, a modified example of the image forming apparatus will be described.
図20は、画像形成装置の変形例の概略構成図である。なお、これらの図の左右方向において、左側は画像形成装置の奥側に相当し、右側は画像形成装置の手前側に相当する。
変形例の画像形成装置は、ドラム軸2aが本体側に固定されており、感光体2のフランジ2b、2cの中心に設けられたドラム軸孔2d、2eにドラム軸2aを挿入することで、プロセスカートリッジ1の位置決めを行うものである。
この変形例の画像形成装置は、感光体2の奥側フランジ2bには、ドラム軸孔2dと、そのフランジ2bの外面に、ドラム軸孔2dを中心としピッチ面が円錐の凹ギア111とが設けられている。また、手前側フランジ2cには、ドラム軸孔2eが設けられている。感光体2は面板11、18に支持されている。
FIG. 20 is a schematic configuration diagram of a modification of the image forming apparatus. In these drawings, the left side corresponds to the back side of the image forming apparatus, and the right side corresponds to the front side of the image forming apparatus.
In the image forming apparatus according to the modification, the
In the image forming apparatus of this modified example, the
本体側板91には、ドラム軸2aが軸受90を介して回転自在に支持されており、ドラム軸2aは、カップリングなどの感光体連結手段93によって感光体駆動モータ81のモータ軸81aと直線状に連結されている。
A
プロセスカートリッジ1を装着すると、図20に示すように、ドラム軸2aが感光体2を貫通するとともに、凹ギア111と凸ギア110とが嵌合する。同時に、面板11の被位置決め部たる嵌合枠11aがドラム軸2a上の位置決め部たる軸受15と嵌合して、プロセスカートリッジ1の位置決めがなされる。
この変形例の構成においても、感光体2のドラム軸2aを基準としてプロセスカートリッジ1のプリンタ本体に対する位置決めがなされるため、駆動軸82の軸中心と、現像ローラ軸5jの軸中心がずれる。しかし、駆動軸82と現像ローラ軸5jとを連結する連結手段として軸方向直列に配置した2組の等速ジョイントを用いるので、駆動軸82と現像ローラ軸5jとの軸心ずれがあっても、中継部材73が傾くことで、駆動軸82と現像ローラ軸5jとを連結させることができるとともに、駆動軸の回転を現像ローラ軸に等速で伝達することができる。これにより、現像ローラの回転ムラを抑制することができ、濃度ムラのない良好な画像を得ることができる。
When the
Also in the configuration of this modified example, the
また、上述では、プロセスカートリッジの被駆動ユニットである現像ユニットの現像ローラの現像ローラ軸と、駆動軸との連結に2組の等速ジョイントを備えた連結手段を用いた装置について説明したが、例えば、帯電ユニットの帯電ローラの帯電ローラ軸と装置本体側の駆動軸との連結を上述の2組の等速ジョイントを用いた連結手段で行ってもよい。また、潤滑材塗布ローラの塗布ローラ軸と装置本体側の駆動軸との連結を上述の2組の等速ジョイントを用いた連結手段で行ってもよい。また、クリーニング装置の搬送オーガの軸と装置本体側の駆動軸との連結を上述の2組の等速ジョイントを用いた連結手段で行ってもよい。また、プロセスカートリッジに限らず、定着ユニットに本発明を適用することもできる。 In the above description, the apparatus using the developing roller shaft of the developing roller of the developing unit that is the driven unit of the process cartridge and the connecting means including two constant velocity joints for connecting the driving shaft has been described. For example, the charging roller shaft of the charging unit and the driving shaft on the apparatus main body side may be connected by the connecting means using the two sets of constant velocity joints described above. Further, the connection between the application roller shaft of the lubricant application roller and the drive shaft on the apparatus main body side may be performed by the connection means using the two sets of constant velocity joints described above. Further, the connection between the transport auger shaft of the cleaning device and the drive shaft on the apparatus main body side may be performed by the connecting means using the two sets of constant velocity joints described above. Further, the present invention can be applied not only to the process cartridge but also to the fixing unit.
また、装置本体から単体で装置本体から着脱される現像ユニットであって、現像ローラ軸と装置本体の駆動軸とを連結する他に、搬送スクリュウ軸を装置本体の第2駆動軸に連結する画像形成装置に本発明を適用することができる。この場合は、図21に示すように帯電装置とクリーニング装置と感光体とを備えたプロセスカートリッジ用のガイドレール8aと、現像ユニット用のガイドレール8bとがそれぞれ装置本体に形成されており、プロセスカートリッジの図示しないガイド溝をプロセスカートリッジ用ガイドレール8aに嵌合させて、ガイドレール8aに沿ってプロセスカートリッジ1を装置本体内に挿入する。また、現像ユニットの図示しないガイド溝を現像ユニット用ガイドレール8bに嵌合させて、ガイドレール8bに沿って現像ユニットを装置本体内に挿入する。また、図22に示すように、装置本体に対して、スライド可能に取り付けられた引き出しユニット800に、現像ユニットおよびプロセスカートリッジをセットして、引き出しユニット800を装置本体に押し入れることで、プロセスカートリッジおよび現像ユニットを装置本体に挿入してもよい。
Further, the developing unit is detachable from the apparatus main body as a single unit, and in addition to connecting the developing roller shaft and the drive shaft of the apparatus main body, an image in which the conveying screw shaft is connected to the second drive shaft of the apparatus main body. The present invention can be applied to a forming apparatus. In this case, as shown in FIG. 21, a guide rail 8a for a process cartridge provided with a charging device, a cleaning device, and a photosensitive member, and a
現像ローラ軸と装置本体の駆動軸とを連結することで、現像ユニットの装置本体に対する位置決めがなされる。その結果、搬送スクリュウ軸と第2駆動軸との間に軸心ずれが生じるおそれがある。よって、この搬送スクリュウ軸と第2駆動軸との連結に上述の2組の等速ジョイントを用いた連結手段を用いる。 By connecting the developing roller shaft and the drive shaft of the apparatus main body, the developing unit is positioned with respect to the apparatus main body. As a result, an axial misalignment may occur between the transport screw shaft and the second drive shaft. Therefore, the connection means using the above-mentioned two sets of constant velocity joints is used for connection between the conveying screw shaft and the second drive shaft.
また、本発明は、中間転写タンデム方式のカラー画像形成装置に限られない。
例えば、図23に示すように、直接転写タンデム方式のカラー画像形成装置にも適用できる。また、図24に示すように、中間転写タンデム方式の電子写真式カラー画像形成装置における中間転写ベルト41に代えてドラム状の中間転写体141を用いたカラー画像形成装置にも本発明を適用することができる。さらに、図25に示すように、上述したようなプロセスカートリッジ1を1つ備え、そのプロセスカートリッジ1の感光体2に画像を形成してその画像を転写ローラ50で転写して記録材に画像を記録する直接転写タイプのモノクロ画像形成装置にも、本発明を適用することができる。
The present invention is not limited to an intermediate transfer tandem color image forming apparatus.
For example, as shown in FIG. 23, the present invention can also be applied to a direct transfer tandem color image forming apparatus. Further, as shown in FIG. 24, the present invention is also applied to a color image forming apparatus using a drum-shaped
以上、本実施形態の連結手段70は、回転体たる現像ローラに駆動力を伝達するための被駆動軸たる現像ローラ軸5jと、装置本体に設けられた駆動源たる現像駆動モータ94から駆動力を受けて回転駆動する駆動軸82との連結を行うものである。また連結手段は、現像ローラ軸5jに取り付けられる被駆動軸側部材と駆動軸82に取り付けられる駆動軸側部材と、被駆動軸側部材と係合する第1係合部と駆動軸側部材と係合する第2係合部とを備え、被駆動軸側部材および駆動軸側部材に対してそれぞれ相対的に傾き可能に被駆動軸側部材および駆動軸側部材に係合する中継部材とを有している。さらに、少なくとも被駆動軸側部材が中継部材から離間した状態または駆動軸側部材が中継部材から離間した状態のとき、中継部材を支持し、被駆動軸側部材または駆動軸側部材を軸方向に移動させるだけで、被駆動軸側部材と第1係合部との係合、または、駆動軸側部材と第2係合部との係合を行うことができる範囲内に、中継部材の自重による傾きを規制する支持部材を備えている。
As described above, the connecting means 70 of the present embodiment has a driving force from the developing
このように、支持部材で中継部材の自重による傾きを規制することで、被駆動軸側部材が中継部材から離間した状態または駆動軸側部材が中継部材から離間した状態のとき、中継部材が自重で大きく傾くことを防止できる。よって、被駆動軸側部材または駆動軸側部材をほぼ軸方向に移動させるだけで、被駆動軸側部材と第1係合部との係合、または駆動軸側部材と第2係合部との係合を行うことができる。これにより、被駆動軸と駆動軸との連結を行うためのスペースを装置内に広く設ける必要がなくなり、装置のコンパクト化、装置のレイアウトの自由度を上げることができる。
また、中継部材は、駆動軸と被駆動軸との間に軸心ずれがあった場合、被駆動軸側部材および駆動軸側部材に対して相対的に傾く。これにより、駆動軸と被駆動軸の間に軸心ずれがあっても、中継部材が被駆動軸側部材および駆動軸側部材に対して傾いて、駆動軸と被駆動軸とを連結させることができる。
In this way, by restricting the inclination of the relay member due to its own weight with the support member, when the driven shaft side member is separated from the relay member or the drive shaft side member is separated from the relay member, the relay member has its own weight. Can be prevented from tilting greatly. Therefore, by merely moving the driven shaft side member or the driving shaft side member substantially in the axial direction, the driven shaft side member and the first engaging portion are engaged, or the driving shaft side member and the second engaging portion are Can be engaged. As a result, it is not necessary to provide a large space in the apparatus for connecting the driven shaft and the driving shaft, and the apparatus can be made compact and the layout of the apparatus can be increased.
Further, the relay member is inclined relative to the driven shaft side member and the driving shaft side member when there is a misalignment between the driving shaft and the driven shaft. As a result, even if there is a misalignment between the drive shaft and the driven shaft, the relay member is inclined with respect to the driven shaft side member and the drive shaft side member, thereby connecting the drive shaft and the driven shaft. Can do.
また、支持部材は、中継部材73の軸中心が現像ローラ軸5jおよび駆動軸82の軸中心よりも下方となり、かつ、中継部材73の上方に隙間が形成されるよう、中継部材73を載置支持する台座部84aを有している。これにより、被駆動軸側部材が中継部材から離間した状態または駆動軸側部材が中継部材から離間した状態のとき、中継部材73が台座部84に載置支持されて中継部材が自重で傾くのが規制される。また、中継部材73が被駆動軸側部材と駆動軸側部材と係合したとき、中継部材が被駆動軸側部材および駆動軸側部材によって持ち上げられ、支持部材と非接触にすることができる。これにより、中継部材と支持部材との間に空隙ができるため、駆動軸と被駆動軸の間に軸心ずれがあったときは、中継部材を傾かせることができる。また、駆動軸の回転を被駆動軸に伝達するときに、支持部材と中継部材との間に摺動抵抗が働くことがなくなり、良好に駆動軸の回転を被駆動軸に伝達することができる。
The support member is mounted with the
また、上述の変形例1〜3の支持部材のように、中継部材を回転可能、かつ、弾性的に支持することで、被駆動軸側部材が中継部材から離間した状態または駆動軸側部材が中継部材から離間した状態のとき、中継部材73が自重で傾くのを弾性力で規制することができる。また、駆動軸と被駆動軸の間に軸心ずれがあったとき、中継部材が傾いて、駆動軸と被駆動軸の間の軸心ずれを吸収することができる。
In addition, like the support members of the first to third modifications, the relay member can be rotated and elastically supported, so that the driven shaft side member is separated from the relay member or the drive shaft side member is When the
特に、変形例1の支持部材のように、ゴム材料を用いて中継部材を支持することで、駆動軸と被駆動軸の間に軸心ずれがあったとき、ゴム材料が弾性変形して中継部材を支持部材に対して相対的に傾かせることができ、駆動軸と被駆動軸の間の軸心ずれを吸収することができる。また、ゴムの硬度を変えるだけで、ユニットの負荷や偏角、軸心ずれ量に応じた対応や変更を行うことができるため、簡単に対応や変更を行うことができる。
In particular, like the support member of
また、変形例2の支持部材のように、板状の部材にスリットを設けて板バネとしたり、変形例3の支持部材のように、筒状部に螺旋状のスリットを設けて筒状部を弾性構造部としたりして、支持部材を形状的に弾性変形可能な構成とすることで、ゴム材料を用いずに、中継部材を弾性的に支持することができる。よって、環境温度やオゾンなどゴム材料に不利な条件下でも、中継部材を弾性的に支持することができる。
Further, like the support member of
また、変形例2の支持部材や変形例3の支持部材を樹脂材料で形成することにより、射出成形など成型で形状的に弾性変形可能な構成を有する支持部材を形成することができる。よって、切削加工などを施さずに、形状的に弾性変形可能な構成を有する支持部材を形成することができ、支持部材の製造コストを削減することができる。
Further, by forming the support member of
また、被駆動軸側部材および中継部材の第1係合部のいずれか一方を、一端が開口する環状空間を有し、その環状空間の外壁面と内壁面の少なくとも一方に軸方向に延びるトラック溝を周方向に等間隔で複数形成した第1ボール非保持部たる第1メス側ジョイントとし、他方を一部が第1メス側ジョイントの環状空間内に組み込まれ、第1メス側ジョイントに形成されたトラック溝(外溝・内溝)に沿って摺動するボールを保持する第1ボール保持部たる第1オス側ジョイントとして第1等速ジョイントを構成する。また、駆動軸側部材および前記中継部材の第2係合部のいずれか一方を、一端が開口する環状空間を有し、その環状空間の外壁面と内壁面の少なくとも一方に軸方向に延びるトラック溝を周方向に等間隔で複数形成した第2ボール非保持部たる第2メス側ジョイントとし、他方を一部が第2メス側ジョイントの環状空間内に組み込まれ、第2メス側ジョイントに形成されたトラック溝(内溝・外溝)に沿って摺動するボールを保持する第2ボール保持部たる第2オス側ジョイントとして第2等速ジョイントを構成する。これにより、連結手段が、2個の等速ジョイントが軸方向直列に配置された構成となり、駆動軸と現像ローラ軸との間に軸心ずれが生じても、駆動軸の回転を等速で現像ローラ軸に伝達することができる。また、一個の等速ジョイントに比べて、駆動軸の回転を等速で現像ローラ軸に伝達することができる偏角の許容範囲を広くすることができる。 One of the driven shaft side member and the first engaging portion of the relay member has an annular space with one end opened, and the track extends in the axial direction on at least one of the outer wall surface and the inner wall surface of the annular space. A plurality of grooves are formed at equal intervals in the circumferential direction as a first female side joint which is a first ball non-holding portion, and the other part is incorporated in the annular space of the first female side joint to form a first female side joint A first constant velocity joint is configured as a first male side joint that is a first ball holding portion that holds a ball that slides along the track grooves (outer grooves and inner grooves). Further, either one of the drive shaft side member and the second engaging portion of the relay member has an annular space whose one end is open, and the track extends in the axial direction on at least one of the outer wall surface and the inner wall surface of the annular space. A plurality of grooves are formed at equal intervals in the circumferential direction to form a second female side joint which is a second ball non-holding portion, and the other part is incorporated into the annular space of the second female side joint to form a second female side joint A second constant velocity joint is configured as a second male side joint serving as a second ball holding portion for holding a ball that slides along the track grooves (inner grooves / outer grooves). As a result, the connecting means has a configuration in which two constant velocity joints are arranged in series in the axial direction, and the rotation of the drive shaft can be performed at a constant speed even if a misalignment occurs between the drive shaft and the developing roller shaft. It can be transmitted to the developing roller shaft. Further, as compared with a single constant velocity joint, it is possible to widen the allowable range of the deflection angle in which the rotation of the drive shaft can be transmitted to the developing roller shaft at a constant velocity.
また、中継部材の第1係合部と第2係合部との両方を、オス側ジョイントまたはメス側ジョイントとすることで、被駆動軸側部材と駆動軸側部材とを共通化することができ、部品管理コストなどを抑えることができる。また、中継部材73の取り付け方向を考慮に入れなくてもよくなり、中継部材73の取り付けが容易になる。
In addition, the driven shaft side member and the drive shaft side member can be made common by using both the first engaging portion and the second engaging portion of the relay member as a male side joint or a female side joint. This can reduce the part management cost. In addition, the attachment direction of the
また、回転体と、回転体に駆動力を伝達するための被駆動軸とを有し、装置本体に対して脱着可能なユニットと、ユニットが装置本体に対して位置決めされた状態で、被駆動軸と装置本体に設けられた駆動源から駆動力を受けて回転駆動する駆動軸とを連結する連結手段とを備えた画像形成装置に、上述の連結手段を用いることで、被駆動軸と駆動軸との間に軸心ずれが生じても、駆動軸と被駆動軸との連結を行うことができる。 In addition, a rotating body and a driven shaft for transmitting a driving force to the rotating body, a unit that can be attached to and detached from the apparatus body, and a unit that is positioned with respect to the apparatus body are driven By using the above-described connecting means in an image forming apparatus that includes a connecting means for connecting a shaft and a driving shaft that is rotationally driven by receiving a driving force from a driving source provided in the apparatus main body, the driven shaft and the drive are driven. Even if an axial misalignment occurs between the shaft and the shaft, the drive shaft and the driven shaft can be connected.
また、上述の脱着可能なユニットが、像担持体たる感光体と、現像装置、クリーニング装置、帯電装置のいずれかひとつとを備えたプロセスカートリッジにおける駆動軸と被駆動軸たる現像ローラ軸との連結に上述の連結手段を用いることで、駆動軸と現像ローラ軸との間に軸心ずれがあっても駆動軸と現像ローラ軸との連結を行うことができる。 Further, the detachable unit described above is a connection between a driving shaft and a developing roller shaft as a driven shaft in a process cartridge including a photoconductor as an image carrier and any one of a developing device, a cleaning device, and a charging device. By using the above-mentioned connecting means, the drive shaft and the developing roller shaft can be connected even if there is a misalignment between the drive shaft and the developing roller shaft.
また、装置本体に対して脱着可能な現像ユニットにおける駆動軸と被駆動軸たる現像ローラ軸との連結に上述の連結手段を用いることで、駆動軸と現像ローラ軸との間に軸心ずれがあっても駆動軸と現像ローラ軸との連結を行うことができる。 Further, by using the above-mentioned connecting means for connecting the driving shaft and the developing roller shaft as the driven shaft in the developing unit that can be attached to and detached from the apparatus main body, there is a misalignment between the driving shaft and the developing roller shaft. Even if it exists, a drive shaft and a developing roller shaft can be connected.
1Y,C,M,K:各プロセスカートリッジ
2Y,C,M,K:感光体
5:現像ユニット
70:連結手段
71:第1等速ジョイント
711:第1オス側ジョイント
712:第1メス側ジョイント
72:第2等速ジョイント
721:第2オス側ジョイント
722:第2メス側ジョイント
73:中継部材
75:連結軸
84,180,280,380:支持部材
89:保持板
173:ボール
182:第1ブラケット
183:第2ブラケット
184:ゴム部材
185:取付ブラケット
190:駆動伝達機構部
282:板バネ
382:弾性構造部
386:弾性支持体
800:引き出しユニット
1Y, C, M, K: each
Claims (11)
前記被駆動軸に取り付けられる被駆動軸側部材と、
前記駆動軸に取り付けられる駆動軸側部材と、
前記被駆動軸側部材と係合する第1係合部と前記駆動軸側部材と係合する第2係合部とを備え、前記被駆動軸側部材および前記駆動軸側部材に対してそれぞれ相対的に傾き可能に前記被駆動軸側部材および前記駆動軸側部材に係合する中継部材とを備え、
少なくとも前記被駆動軸側部材および前記駆動軸側部材のいずれか一方が前記中継部材に対して分離可能な構成であって、
少なくとも前記被駆動軸側部材および前記駆動軸側部材のいずれかが前記中継部材から離間した状態のとき、
前記中継部材を支持し、前記被駆動軸側部材または前記駆動軸側部材を軸方向に移動させるだけで、前記被駆動軸側部材と前記第1係合部との係合、または、前記駆動軸側部材と前記第2係合部との係合を行うことができる範囲内に、前記中継部材の自重による傾きを規制する支持部材を備えたことを特徴とする連結装置。 In a coupling device that couples a driven shaft for transmitting a driving force to a rotating body and a driving shaft that receives a driving force from a driving source provided in the apparatus main body and rotates.
A driven shaft side member attached to the driven shaft;
A drive shaft side member attached to the drive shaft;
A first engagement portion that engages with the driven shaft side member; and a second engagement portion that engages with the drive shaft side member, and each of the driven shaft side member and the drive shaft side member. A relay member engaged with the driven shaft side member and the driving shaft side member so as to be relatively tiltable;
At least one of the driven shaft side member and the driving shaft side member is configured to be separable from the relay member,
When at least one of the driven shaft side member and the driving shaft side member is separated from the relay member,
By merely supporting the relay member and moving the driven shaft side member or the drive shaft side member in the axial direction, the driven shaft side member and the first engagement portion are engaged or driven. A coupling device comprising: a support member that regulates inclination of the relay member due to its own weight within a range in which the shaft-side member and the second engagement portion can be engaged.
前記支持部材は、前記中継部材の軸中心が前記被駆動軸および前記駆動軸の軸中心よりも下方となり、かつ、前記中継部材の上方に隙間が形成されるよう、前記中継部材を載置支持する台座部を有することを特徴とする連結装置。 The connecting device according to claim 1.
The support member mounts and supports the relay member such that the shaft center of the relay member is lower than the shaft center of the driven shaft and the drive shaft, and a gap is formed above the relay member. A connecting device having a pedestal portion to perform.
前記支持部材は、前記中継部材を回転可能、かつ、弾性的に支持したことを特徴とする連結装置。 The connecting device according to claim 1.
The connecting device is characterized in that the support member rotatably and elastically supports the relay member.
前記支持部材は、ゴム材料を用いて前記中継部材を支持したことを特徴とする連結装置。 The connecting device according to claim 3.
The connecting device, wherein the support member supports the relay member using a rubber material.
前記支持部材を、弾性変形可能な形状としたことを特徴とする連結装置。 The connecting device according to claim 3.
A coupling device characterized in that the support member has an elastically deformable shape.
前記支持部材を樹脂材料で形成したことを特徴とする連結装置。 The connecting device according to claim 5.
A coupling device, wherein the support member is formed of a resin material.
前記被駆動軸側部材および前記中継部材の前記第1係合部のいずれか一方を、一端が開口する環状空間を有し、その環状空間の外壁面と内壁面の少なくとも一方に軸方向に延びるトラック溝を周方向に等間隔で複数形成した第1ボール非保持部とし、他方を一部が前記第1ボール非保持部の前記環状空間内に組み込まれ、前記第1ボール非保持部に形成された前記トラック溝に沿って摺動するボールを保持する第1ボール保持部として第1等速ジョイントを構成し、
前記駆動軸側部材および前記中継部材の前記第2係合部のいずれか一方を、一端が開口する環状空間を有し、その環状空間の外壁面と内壁面の少なくとも一方に軸方向に延びるトラック溝を周方向に等間隔で複数形成した第2ボール非保持部とし、他方を一部が前記第2ボール非保持部の前記環状空間内に組み込まれ、前記第2ボール非保持部に形成された前記トラック溝に沿って摺動するボールを保持する第2ボール保持部として第2等速ジョイントを構成したことを特徴とする連結装置。 The connecting device according to any one of claims 1 to 6,
One of the driven shaft side member and the first engaging portion of the relay member has an annular space with one end opened, and extends in the axial direction on at least one of an outer wall surface and an inner wall surface of the annular space. A plurality of track grooves are formed at equal intervals in the circumferential direction as a first ball non-holding portion, and the other part is incorporated in the annular space of the first ball non-holding portion and formed in the first ball non-holding portion. Forming a first constant velocity joint as a first ball holding portion for holding a ball sliding along the track groove formed;
One of the drive shaft side member and the second engaging portion of the relay member has an annular space with one end opened, and the track extends in the axial direction on at least one of an outer wall surface and an inner wall surface of the annular space. A second ball non-holding portion in which a plurality of grooves are formed at equal intervals in the circumferential direction is formed, and the other part is incorporated into the annular space of the second ball non-holding portion, and is formed in the second ball non-holding portion. And a second constant velocity joint configured as a second ball holding portion for holding a ball sliding along the track groove.
前記中継部材の前記第1係合部と前記第2係合部の両方を、ボール保持部またはボール非保持部としたことを特徴とする連結装置。 The connecting device according to claim 7.
A coupling device characterized in that both the first engaging portion and the second engaging portion of the relay member are ball holding portions or ball non-holding portions.
該ユニットが装置本体に対して位置決めされた状態で、前記被駆動軸と装置本体に設けられた駆動源から駆動力を受けて回転駆動する駆動軸とを連結する連結手段とを備えた画像形成装置において、
前記連結手段として、請求項1乃至8いずれかひとつの連結装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。 A unit having a rotating body and a driven shaft for transmitting a driving force to the rotating body, and detachable from the apparatus body;
An image forming apparatus comprising: a connecting unit that connects the driven shaft and a driving shaft that is rotated by receiving a driving force from a driving source provided in the apparatus main body in a state where the unit is positioned with respect to the apparatus main body. In the device
An image forming apparatus using the connecting device according to claim 1 as the connecting means.
前記装置本体に対して脱着可能なユニットが、像担持体と、現像装置、クリーニング装置、帯電装置のいずれかひとつとを備えたプロセスカートリッジであることを特徴とする画像形成装置。 The image forming apparatus according to claim 9.
An image forming apparatus, wherein the unit detachable from the apparatus main body is a process cartridge including an image carrier and any one of a developing device, a cleaning device, and a charging device.
前記装置本体に対して脱着可能なユニットが、現像ユニットであることを特徴とする画像形成装置。 The image forming apparatus according to claim 9.
An image forming apparatus, wherein the unit detachable from the apparatus main body is a developing unit.
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