JP2009089352A - 通信制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 CSMA/CD通信方式を用いるネットワークでは、通信量がネットワークの最大帯域に近づくとパケットの遅延やロスが発生する確率が高くなり、またデータの衝突が発生すると再送が必要になるので、送信タイミングにジッタが発生するという課題を解決する。
【解決手段】 送信データを一時的に送信キューに保存し、フィルタに設定した検索条件によってパケットを選別して、検索条件に合致したパケットのパケット長からそのパケットがネットワークを占有する時間を計算して、この占有時間が経過すると送信キューに保存していた送信データを送信するようにした。パケットを密に配置することができ、かつデータ衝突が発生しないので、ネットワークの最大帯域近くまで通信量を上げても効率が低下しない。また、ガードバンドを設けることにより、送信開始タイミングのジッタを低減できる。

【選択図】 図1

Description

本発明は、CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access/Collision Detection)通信方式を用いたネットワークにおいて、特に組み込み機器を用いたネットワークに好適な通信制御装置に関するものである。
図11にバス型ネットワークの構成を示す。図11において、10は伝送路、11〜14はこの伝送路10に接続された端末である。1本の伝送路10に複数の端末が接続されているので、一度に1台の端末しかデータを送信することができない。端末11〜14は伝送路10に流れている全てのデータを取り込み、自分宛でないデータを破棄する。
このようなバス型ネットワークの通信制御を行う通信方式として、CSMA/CD通信方式がある。CSMA/CD通信方式は、データを送信する前に他の端末が伝送路を使っているかどうかをチェックし、使っていなければデータ送信を行う通信方式である。
図11(A)では端末11がデータを送信し、端末12がこのデータを受信している。端末13、14は端末11が送信したデータを受信するが、自分宛でないので受信データを破棄する。また、伝送路10は端末11によって占有されているので、端末13、14は送信待機中になっている。
図11(B)はデータの衝突が発生した場合を表している。端末11のデータ送信が終了すると、送信待機中であった端末13、14は同時に伝送路10にデータを出力する。このため、データの衝突が発生する。データの衝突が発生すると、端末13、14はランダムな時間待機した後、再度データを送信する。
図12にCSMA/CD通信方式の動作を表すフローチャートを示す。図12において、工程(P12−1)でデータ送信要求が発生すると、工程(P12−2)で、他の端末が伝送路を使用していないかをチェックするためにキャリアセンスを行う。工程(P12−3)で伝送路が空であることを確認すると(YES)、工程(P12−4)でデータの送信を開始する。伝送路が空でないと(NO)、工程(P12−2)に戻り、再度キャリアセンスを行う。
データ送信中はデータの衝突が発生しないかをチェックする。工程(P12−5)でデータの衝突が発生すると(YES)、ランダムな時間待機した後(行程(P12−7))、工程(P12−2)に戻る。衝突が発生しないと(NO)、データ送信が成功するので、終了する(工程(P12−6))。
2つ以上の端末が同時にデータ送信を開始して衝突が発生しても、これらの端末は異なった時間待機した後データ送信を開始するので、再度衝突が発生する確率は低い。CSMA/CD通信方式では、16回続いて衝突が発生すると通信失敗とし、OS(operating System)に通知する。
図13に、インターネットプロトコルを用いた端末の構成を示す。図13において、20は端末であり、伝送路10に接続されている。なお、通常伝送路10には複数の端末が接続されているが、図13では記載を省略している。
端末20はデータリンク部21、IP部22、TCP部23、およびアプリケーション24で構成されている。この端末は、OSI(Open Systems lnterconnection)参照モデルを簡略化したインターネットモデルに基づいて構成されている。
データリンク部21は電気あるいは光信号を送受信する送受信部とこの送受信部をコントロールするコントローラで構成され、インターネットモデルの物理層とデータリンク層に相当する動作を行う。すなわち、MAC(Media Access Control)アドレスを用いて送受信相手を認識し、エラー訂正、再送等を行って信頼性の高いデータ伝送を実行する。また、データの衝突を監視し、衝突が発生すると遅延タイマを用いてランダム時間待機した後、再送信する。
22はIP部であり、インターネットモデルのインターネット層(IP層)に相当する動作を行う。すなわち、IP(Internet Protocol)を用い、始点と終点の端末の間でデータの授受を行う。23はTCP部であり、インターネットモデルのトランスポート層(TCP層)に相当する動作を行うものであり、TCP(Transmission Control Protocol)あるいはUDP(User Datagram Protocol)を用いてデータの送受信を行う。24はアプリケーションであり、端末の動作を規定する。このアプリケーション24は、インターネットモデルのアプリケーション層に相当する。
CSMA/CD通信方式のネットワーク、あるいはプロセス制御システムで用いられるファウンデーション・フィールド・バス(FF)はバス型ネットワークであり、1本の伝送路に複数の端末が接続される。このバス型ネットワークは、1度に1つの端末しか送信を行うことができない。そのため、通信効率が悪いという欠点がある。
通信効率を改善するために、ネットワークスイッチを用いてスター型ネットワークを構築することがある。この構成を図14に示す。図14において、30〜35はネットワークスイッチである。ネットワークスイッチ30〜35は、入力されたデータを1つあるいは複数の経路に選択して出力することができるスイッチである。ネットワークスイッチ30〜35を操作してネットワークの一部を他から隔離することにより、同時に複数の端末が送信できるようにすることができる。
特開平07−182293号公報 特開2000−036825号公報 特開2005−124206号公報
しかしながら、このようなネット一ワークには次のような課題があつた。CSMA/CD通信方式を用いたバス型ネットワークは一度に送信できる端末は1つに制限され、また各端末は伝送路の空き状況を確認して送信し、かつデータが衝突したときは再送しなければならない。そのため、通信量がネットワークの最大帯域に近づくとパケットの遅延やロスが多くなるので、必要な通信量に対してある程度余裕を加味した帯域を確保しなければならないという課題があつた。
また、他の端末が送信しているときは送信できず、またデータの衝突が発生すると再送を行う。TCP/IPではこの遅延時間がランダムに取られるので、ネットワークの状態によっては送信に大きなジッタが発生し、送信タイミングを厳密に管理することができないという課題もあつた。
さらに、組み込み機器が接続されているネットワークでは、組み込み機器は一般に処理能力が小さく、かつ多数の機器がネットワークに接続される。そのため、小さなパケットが大量に送信されるので、通信効率が低下し易いという課題もあった。
ネットワークスイッチを用いたスター型ネットワークでは同時に複数の端末が送信できるという利点はあるが、各端末間の通信量に応じてネットワークを構成しなければならないために、ネットワーク設定の自由度が低下し、かつネットワーク負荷の大きな変動に対応し難いという課題があつた。また、ネットワークスイッチが必要であり、ハードウエア構成が複雑になるという課題もあつた。特に、プロセス制御システムで用いるバスの要件と、民生用途で用いるバスの要件が異なるので、コスト的に不利であるという課題があった。
従って本発明の目的は、ネットワークが有する最大帯域近辺まで効率が低下せず、かつ
システムの規模の影響を受け難い通信制御装置を提供することにある。
このような課題を解決するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
CSMA/CD通信方式を用い、相互にパケットを交換して通信を行う通信制御装置において、
所定の条件が設定され、伝送路に流れるパケットのヘッダ部から前記検索条件に合致したパケットを検出して、そのパケットのパケット長を出力するフィルタと、
前記フィルタが出力したパケット長が入力され、このパケット長および前記伝送路の状態から、そのパケットが前記伝送路を占有する時間を計算して出力するパケット時間計算部と、
前記パケット時間計算部が計算した占有時間に関連する数値がセットされ、前記パケット時間計算部によって起動されると共に、タイムアップすると送信許可を出力するタイマと、
送信データを一時的に保存し、前記送信許可が入力されると、保存していた送信データを出力する送信キューと、
を具備したものである。送信パケットを密に配置することができるので、ネットワークの最大帯域近くまで通信効率が低下しない。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
前記伝送路を流れる信号に基づいてパケットを検出し、この検出したパケットを前記フィルタに出力する監視用IP部を具備したものである。フィルタの負荷を低減することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1若しくは請求項2記載の発明において、
前記通信制御装置は制御周期を有し、この制御周期を、制御周期を有する通信制御装置が送信する周期通信区間と、制御周期を有さない通信装置が送信する非周期通信区間に分割するようにしたものである。制御周期を有さない通信装置と共存できる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、
前記非周期通信区間の後にガードバンドを設け、このガードバンド内で他の機器が送信を開始しないように、このガードバンドの期間中ダミーデータを送信するようにしたものである。周期通信区間にジッタが発生しない。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求項4いずれかに記載の発明において、
前記通信制御装置は、インターネットモデルの物理層とデータリンク層に相当する動作を行うデータリンク部と、IP層に相当する動作を行うIP部と、トランスポート層に相当する動作を行うTCP部とを有し、
前記送信キューは前記TCP部の出力を保存し、送信許可が入力されたときに、保存した送信データを前記IP部に出力するようにしたものである。送信パケットを密に配置できる。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求項4いずれかに記載の発明において、
前記通信制御装置は、インターネットモデルの物理層とデータリンク層に相当する動作を行うデータリンク部と、IP層に相当する動作を行うIP部と、トランスポート層に相当する動作を行うTCP部とを有し、
前記送信キューは前記IP部の出力を保存し、送信許可が入力されたときに、保存した送信データを前記データリンク部に出力するようにしたものである。送信パケットを密に配置できる。
請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求項4いずれかに記載の発明において、
前記通信制御装置は、インターネットモデルの物理層とデータリンク層に相当する動作を行うデータリンク部と、IP層に相当する動作を行うIP部と、トランスポート層に相当する動作を行うTCP部とを有し、
前記送信キューは前記データリンク部の出力を保存し、送信許可が入力されたときに、保存した送信データを前記伝送路に出力するようにしたものである。送信パケットを密に配置できる。
請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求項7いずれかに記載の発明において、
前記通信制御装置はトリガパケットを生成するトリガパケット生成部を有し、パケットを受信したときに前記トリガパケットを送信するようにしたものである。パケットを受信しないために送信することができない通信制御装置がなくなる。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の発明において、
パケットを受信したときに送信すべきデータがあるときは、前記送信すべきデータを送信し、トリガパケットを送信しないようにしたものである。伝送路に流れるパケットの数を少なくできるので、伝送路の負荷を低減することができる。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
請求項1,2、3、4、5、6、7、8および9の発明によれば、送信データを一旦送信キューに保存し、受信したパケットのパケット長からこのパケットが伝送路を占有する時間を計算し、この占有時間に関連する数値をタイマにセットしてこのタイマを起動し、タイムアップすると前記送信キューに送信許可を出力して、保存していた送信データを送信するようにした。
受信したパケットが終了するとすぐに送信することができるので、パケット間の空き時間を最小限にして、パケットを密に配置することができる。そのため、ネットワークの最大帯域近くまで通信効率が低下することがないという効果がある。
このパケットを密に配置する主要な機能を通信制御装置に持たせるようにした。このため、各通信制御装置が自律的に動作して通信タイミングを制御することができ、マスターとなる装置を必要としないという効果もある。このため、小規模なネットワークから大規模なネットワークまで、同一のアーキテクチャで実現することができるという効果もある。また、TCP/IP通信方式の規定を逸脱しないという効果もある。
また、制御周期を周期通信区間と非周期通信区間に分割することにより、制御周期を持たない一般の通信機器とも通信することができ、かつ制御周期を維持することができるという効果もある。また、非周期通信区間と周期通信区間の間にガードバンドを設けることにより、周期通信区間における通信開始タイミングのジッタを少なくすることができる。
また、パケットを受信したときにトリガパケットを送信するようにすることにより、パケットを受信しないためにデータを送信できない通信制御装置が発生することを防止することができる。さらに、送信すべきデータがあるときはトリガパケットを送信しないようにすることによって、伝送路の負荷の増加を防ぐことができる。
以下本発明を、図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係る通信制御装置の一実施例を示す構成図である。なお、図13と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。図1において、40は通信制諸装置であり、伝送路10に接続されている。通信制御装置40は、図13の端末20に相当する。なお、通常伝送路10には複数の通信制御装置が接続されるが、図1では1つのみ記載し、他は記載を省略している。
通信制御装置40は、データリンク部21、IP部22、TCP部23、アプリケーション24、監視用IP部41、フィルタ42、パケット時間計算部43、ワンショットタイマ機能を有するタイマ44、および送信キュー45で構成されている。図13の端末20と同様に、データリンク部21、IP部22、TCP部23、アプリケーション24は相互にデータの授受を行い、伝送路10に接続されている他の通信制御装置等と通信を行う。
データリンク部21が受信したデータは監視用IP部41に入力される。監視用IP部41はデータリンク部21から渡されたデータからパケットを検出し、このパケットのヘッダ部に格納されている送信元、宛先、パケット長を監視して、このパケットをフィルタ42に出力する。なお、パケットとは送信先等の制御情報を格納したヘッダ部が付加されたデータの小さなまとまりのことを言う。データはパケット単位で送受信される。
フィルタ42には予め検索条件が設定される。検索条件は、例えば特定の時間に送信されたパケットとされる。フィルタ42は入力されたパケットのヘッダ部から送信元、宛先等を取り出し、設定された検索条件に合致したパケットのパケット長をパケット時間計算部43に出力する。
パケット時間計算部43は入力されたパケット長と伝送路10の物理的な条件から、そのパケットが伝送路10を占有する時間を計算する。例えば、伝送路の通信速度をv、パケット長をLとすると、占有時間はL/vで計算することができる。そして、この占有時間に関連する数値をタイマ44セットし、このタイマ44を起動する。タイマにセットする数値はパケットの占有時間そのもの、あるいはこの占有時間からタイマセットまでに要した時間を補正した数値とする。
TCP部23が出力する送信データはすぐには送信されず、一旦送信キュー45に保存される。タイマ44がタイムアップする、すなわちタイマ44内部の時計がセットされた数値に達すると、送信キュー45に送信許可が出力される。送信キュー45は、この送信許可が入力されると、保存されていたデータをIP部22に渡す。IP部22はこのデータをデータリンク部21に渡す。データリンク部21は渡されたデータを送信する。
次に、図2フローチャートに基づいて通信制御装置40の動作を更に詳しく説明する。図2において、行程(P2−1)で監視用IP部41は伝送路10を流れるパケットを検出して、このパケットをフィルタ42に渡す。工程(P2−2)で、パケットを渡されたフィルタ42は、このパケットのヘッダ部から監視対象のパケットであるかどうかを判断する。監視対象のパケットでないと(NO)、行程(P2−1)に戻って次のパケットが来るのを待ち、監視対象パケットであると(YES)、行程(P2−4)に進む(行程(P2−3))。ヘッダ部はパケットの先頭にあるので、パケットの受信中にこの判断を行うことができる。
監視対象パケットであると、行程(P2−4)でフィルタ42はパケット長をパケット時間計算部43に渡す。パケット時間計算部43は、渡されたパケット長からこのパケットが伝送路10を占有する時間を計算し(工程(P2−5))、この時間に関連する数値をタイマ44にセットして、このタイマ44を起動する(行程(P2−6))。
行程(P2−7)で、タイマがタイムアップするまで待つ。タイマ44がタイムアップすると(YES)、行程(P2−8)で、タイマ44は送信キュー45に送信許可を出力する。これによって、送信キュー45は保存されている送信データをIP部22に出力し、行程(P2−1)に戻る(工程(P2−9))。IP部22はデータリンク部21にこのデータを渡し、データリンク部21は渡されたデータを送信する。
この実施例では、パケットの受信中にこのパケットが伝送路10を占有する時間を計算し、この時間が経過すると直ちに送信データを送信するようにした。そのため、データが衝突する可能性が少なくなり、かつ送信待ち時間を最小にすることができる。従って、通信効率が高くなり、かつ伝送路の最大帯域近くまで使用することができる。
伝送路10に多数の通信制御装置が接続されている場合、それぞれの通信制御装置が重複して送信しないように、予めフィルタ42の検索条件を設定しておくと、これらの通信制御装置を連携して動作させることができ、送信パケットを隙間なく、かつ重複しないように連続して配置することができる。
図3に送信タイミングの例を示す。図3において、制御周期Tprdは通信制御の制御周期を表している。制御周期とは、たとえばプロセス制御システムで制御を行う周期のことを言う。この制御周期内でプロセス量を読み込み、操作量を演算して出力する操作を繰り返す。制御周期Tprdは周期通信区間Tin1と非周期通信区間Tin2に分割される。制御周期を持つ通信制御装置は周期通信区間Tin1で送信し、制御周期を持たない通信装置は非定期通信区間Tin2で送信する。なお、制御周期を持つ通信装置には、たとえばプロセス制御システムで用いられる通信装置がある。
このように、制御周期を周期通信区間と非周期通信区間に分割することにより、制御周期を有する通信機器と制御周期を有さない通信機器を、同じネットワーク内に共存させることができる。
図1の通信制御装置を用いると、現在受信しているパケットが終了すると、待機時間を設けることなくすぐに送信することができる。従って、周期通信区間Tin1は送信パケットを衝突することなく密に配置することができる。制御周期を有する通信制御装置の通信を周期通信区間Tin1に集中させることにより、効率的な通信を行うことができる。
制御周期を持たない一般の機器との通信は、非周期通信区間Tin2で行う。なお、これらの一般機器はイーサネット(登録商標)に代表されるCSMA/CD方式で通信を行うものとする。
時刻t1で一般の機器が送信要求を行うとする。一般機器はキャリアセンスを行って伝送路10が空いているかどうかを確認するが、前述したように周期通信区間Tin1は送信パケットが密に配置されるので、割り込むことができない。そのため、実際の送信は非周期通信区間Tin2内の時刻t2に行われる。
制御周期を持つ通信制御装置もCSMA/CD通信方式で通信を行うので、一般機器の送信が時刻t3から開始され、次の周期通信区間Tin1までに終わらない場合は、割り込むことができない。そのため、次の周期通信区間Tin1は時刻t4から開始される。周期通信区間Tin1の開始タイミングはずれ込むが、一般に制御周期を持つシステムでは、制御周期内における通信タイミングは許容される場合が多いので、実用上支障を来すことはない。
図3のように制御周期Tprdを周期通信区間Tin1と非周期通信区間Tin2に分けると、時刻t4のように周期通信区間Tin1の開始タイミングが制御周期内でふらつくジッタが発生する。多くのシステムではこのジッタは許容されるが、許容されないシステムも存在する。
このようなシステムでは、制御周期Tprdにガードバンドを設け、このガードバンドによって制御周期を持たないシステムの送信が次の周期通信区間Tin1に食い込まないようにする。このような通信方式の例を図4に示す。なお、図3と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。
図4において、制御周期Tprdは周期通信区間Tin1、非周期通信区間Tin2、およびガードバンドTgに分けられる。ガードバンドTgの幅は、非周期通信区間Tin2で発生した送信パケットが、次の周期通信区間Tin1に食い込まない値に設定される。これにより、周期通信区間Tin1は常に制御周期Tprdの最初から開始され、ジッタが発生することはない。
なお、ガードバンドTgでは必要に応じてダミーのキャリア等のダミーデータを発生させ、他の通信端末が送信を開始できないようにする。また、非周期通信区間Tin2内に送信が終了しないときは、その送信が終了した時点からガードバンドTgを発生させる。
図5に、ガードバンドTgを生成することができる通信制御装置の構成を示す。なお、図1と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。図5において、50は通信制御装置であり、図1実施例とほぼ同様の構成を有する。51はガードバンド生成部であり、パケット時間計算部43の出力が入力され、データリンク部21を制御する。ガードバンド生成部51は図4で示したガードバンドTgを発生させ、データリンク部21を制御して、このガードバンドTgの期間では、他の一般機器が送信を開始しないように、必要に応じてダミーのキャリア等のダミーデータを発生させる。
図6に、さらに他の実施例を示す。なお、図1と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。図6において、60は通信制御装置であり、図1の通信制御装置40とほぼ同じ構成を有しているが、この実施例では、送信キュー45をIP部22の下流側(伝送路10側)に配置している所が異なっている。動作は図1実施例と同じなので、説明を省略する。なお、監視用IP部41が省略されているが、フィルタ42が監視用IP部41の動作を兼ねており、実質的な違いはない。
なお、送信キュー45をデータリンク部21の下流側、すなわちデータリンク部21の出力側に配置してもよい。また、図5実施例でも同様に、送信キュー45をIP部22の出力側か、データリンク部21の出力側に配置してもよい。
また、フィルタ42に設定する検索条件には、任意の条件を設定することができる。通信制御装置40、50、60が、自身宛のパケットだけでなく、他の通信制御装置宛のパケットを見ることができるなら、このパケットの内容を検索条件に設定してもよい。
さらに、これらの実施例では、通信制御装置40、50、60はインターネットモデルに基づいた構成としたが、インターネットモデルに基づかない通信制御装置であってもよい。要は、CSMA/CD通信方式を用い、相互にパケットを交換して通信を行う通信制御装置であればよい。
このような通信制御装置は、パケットを受信すると送信キュー45に保存していた送信データを送信するものである。すなわち、データを送信する通信制御装置と、データを受信する通信制御装置はシーケンシャルに、一本の順序関係で繋がっていることを前提としている。
しかし、通信制御装置には複数の入出力経路を有するものがある。このような通信制御装置では、シーケンシャルな入出力関係が実現できず、データを送信することができなくなる場合も考えられる。図7に、このような場合でも確実にデータを送信することができる通信制御装置の構成を示す。なお、図1と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。
図7において、70は通信制御装置であり、データリンク部21、IP部22、TCP部23、アプリケーション24、監視用IP部41、フィルタ42、パケット時間計算部43、タイマ44、送信キュー45、およびトリガパケット生成部71で構成されている。
タイマ44の出力はトリガパケット生成部71に入力され、このトリガパケット生成部71の出力はIP部22に入力される。タイマ44は、パケットを受信すると、トリガパケット生成部71にトリガパケットの生成を指令する。トリガパケット生成部71は、タイマ44からトリガパケット生成の指令が入力されるとトリガパケットを生成し、IP部22に出力する。IP部22はこのトリガパケットをデータリンク部21に渡し、データリンク部21はこのトリガパケットを伝送路10に送信する。なお、図5、図6実施例にトリガパケット送信部71を追加することもできる。
次に、図8〜図10を用いて通信制御装置70の動作を説明する。なお、データを含むパケットの経路を実線矢印で、トリガパケットの経路を破線矢印で表す。また、通信制御装置80〜94はそれぞれ通信制御装置70と同じ構成を有する通信制御装置であり、ノードを構成している。
図8(A)は2入力1出力の通信制御装置の動作を示す図である。図8(A)において、通信制御装置80は2入力1出力の通信制御装置であり、通信制御装置81と83からパケットIN−1、IN−2を受信すると、パケットOUTを図示しない通信制御装置に出力する。この場合、通信制御装置83がどこからもパケットを受信しないと、通信制御装置80にパケットを送信することができず、通信制御装置80はパケットOUTを送信することができない。
このようなことを避けるために、通信制御装置80は通信制御装置81からパケットIN−1を受信すると、通信制御装置82にトリガパケットを送信する。通信制御装置82はトリガパケットを受信すると、このトリガパケットを図示しない通信制御装置に送信する。トリガパケットを送信する通信制御装置は、予め定めておく。トリガパケットは他の通信制御装置に出力タイミングを知らせるパケットであり、データを含まない空パケットである。
このように構成することにより、トリガパケットが順次受け渡され、通信制御装置83にトリガパケットが入力される。通信制御装置83は通信制御装置80にパケットIN−2を送信する。通信制御装置80は通信制御装置83からのパケットを受け取ると、パケットOUTを送信する。このようにすることにより、2入力1出力通信制御装置80が2つのパケットを受信できず、パケットを送信することができなくなることを防止することができる。
図8(B)は1入力2出力の通信制御装置の動作を示す図である。図8(B)において、通信制御装置84は1入力2出力の通信制御装置であり、図示しない通信制御装置からパケットINを受信すると通信制御装置85にパケットOUT−1を送信し、再度パケットを受信すると通信制御装置87にパケットOUT−2を送信する。この場合も、通信制御装置84が2つのパケットを受信できず、通信制御装置87にパケットを送信することができない場合が考えられる。
このため、通信制御装置84がパケットINを受信すると、通信制御装置85にパケットを送信する。通信制御装置85はパケットを受信すると、予め定められたパケットにトリガパケットを送信する。このトリガパケットが受け渡され、最終的に通信制御装置86は通信制御装置84にトリガパケットを送信する。通信制御装置84はこのトリガパケットを受信すると、通信制御装置87にパケットOUT−2を送信する。このようにすることにより、1入力2出力通信制御装置84が2つのパケットを受信できず、パケットを送信することができなくなることを防止することができる。
図9(A)に3入力1出力通信制御装置の動作を示す。図9(A)において、88は3入力1出力の通信制御装置であり、IN―3〜IN―5の3つのパケットを受信すると、1つのパケットOUT−3を図示しない通信制御装置に送信する。
通信制御装置88はパケットIN―3を受信すると、トリガパケットTRG−1を予め定められた通信制御装置(ノード)に送信する。このトリガパケットTRG−1によって直接、あるいは間接に図示しない通信制御装置が起動され、通信制御装置88にパケットIN―4を送信する。
通信制御装置88は、パケットIN―4を受信すると、トリガパケットTRG−2を送信する。トリガパケットTRG−1と同様にして、通信制御装置88はパケットIN―5を受信する。通信制御装置88は、3つのパケットIN―3〜IN―5を受信すると、パケットOUT―2を送信する。なお、4入力以上の通信制御装置でも、同じ手順で送受信する。
図9(B)に基づいて1入力3出力の通信制御装置の動作を説明する。図8(B)において、89は1入力3出力の通信制御装置であり、パケットIN―6を受信すると3つのパケットOUT−4〜OUT−6を送信する。
通信制御装置89は、パケットIN―6を受信するとパケットOUT−4を送信する。図示しない通信制御装置がOUT−4パケットを受信するとトリガパケットを送信し、このトリガパケットがトリガになって、トリガパケットTRG−3が通信制御装置89に入力される。通信制御装置89がこのトリガパケットTRG−3を受信すると、パケットOUT−5を出力する。OUT−4パケットの場合と同様にして、トリガパケットTRG−4が通信制御装置89に入力される。通信制御装置89はトリガパケットTRG−4を受信すると、パケットOUT−6を送信する。このようにして、全てのパケットを送信することができる。なお、1つのパケットを入力すると5出力以上のパケットを送信する場合も、同様の手順で送受信を行えばよい。また、図9の(A)と(B)を組み合わせることにより、多入力多出力の通信制御装置に適用することもできる。
図10に複数の通信制御装置が連携してパケットを交換する例を示す。図10において、通信制御装置94は通信制御装置93が送信したパケットPT6を受信すると、パケットPT7を送信するように設定されているとする。
通信制御装置90は通信制御装置91にパケットPT1を送信する。通信制御装置91がこのパケットPT1を受信すると、通信制御装置92にパケットPT2を送信する。通信制御装置92は、パケットPT2を受信すると、通信制御装置94にパケットPT3を送信する。通信制御装置94は送信するデータを持っていないので、パケットPT3を受信すると通信制御装置91にトリガパケットTRG−5を送信する。これにより、通信制御装置91は通信制御装置94にパケットPT4を送信する。
通信制御装置94はやはり送信すべきデータを持っていないので、通信制御装置90にトリガパケットTRG−6を送信する。通信制御装置90はトリガパケットTRG−6を受信すると、通信制御装置93にパケットPT5を送信する。通信制御装置93はこのパケットPT5を受信すると、通信制御装置94にパケットPT6を送信する。通信制御装置94は、通信制御装置93が送信したパケットを受信したので、図示しない通信制御装置にパケットPT7を送信する。
トリガパケットがTRG−5、TRG−6ないと、通信制御装置91、90はパケットを受信できないので、パケットPT4、PT5を送信することができない。通信制御装置93はパケットPT5を受信しないとパケットPT6を通信制御装置93に送信できず、従って通信制御装置94はパケットPT7を送信することができない。この実施例では送信データを持たない通信制御装置がトリガパケットを送信し、その送信先をダイナミックに変えることにより、通信を続行することができる。
なお、通信制御装置がパケットを受信したときに、送信データを持っている場合でも、その送信データを含むパケットとトリガパケットの両方を送信するようにしてもよい。
本発明の一実施例を示す構成図である。 本発明の一実施例の動作を説明するフローチャートである。 本発明に係る通信方式の一実施例を示すタイムチャートである。 本発明に係る通信方式の他の実施例を示すタイムチャートである。 本発明の他の実施例を示す構成図である。 本発明の他の実施例を示す構成図である。 本発明の他の実施例を示す構成図である。 本発明の他の実施例の動作を説明するための図である。 本発明の他の実施例の動作を説明するための図である。 本発明の他の実施例の動作を説明するための図である。 バス型ネットワークの構成図である。 CSMA/CD通信の動作を説明するフローチャートである。 従来の通信端末の構成図である。 ネットワークスイッチを用いたネットワークの構成図である。
符号の説明
10 伝送路
21 データリンク部
22 IP部
23 TCP部
24 アプリケーション
40、50、60、70、80〜94 通信制御装置
41 監視用IP部
42 フィルタ
43 パケット時間計算部
44 タイマ
45 送信キュー
51 ガードバンド生成部
71 トリガパケット生成部
Tprd 制御周期
Tin1 周期通信区間
Tin2 非周期通信区間
Tg ガードバンド
IN、IN−1〜IN―6 入力パケット
OUT、OUT−1〜OUT−6 出力パケット
TRG−1〜TRG−4 トリガパケット
PT1〜PT7 パケット

Claims (9)

  1. CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access/Collision Detection)通信方式を用い、相互にパケットを交換して通信を行う通信制御装置において、
    所定の検索条件が設定され、伝送路に流れるパケットのヘッダ部から前記検索条件に合致したパケットを検出して、そのパケットのパケット長を出力するフィルタと、
    前記フィルタが出力したパケット長が入力され、このパケット長および前記伝送路の状態から、そのパケットが前記伝送路を占有する時間を計算して出力するパケット時間計算部と、
    前記パケット時間計算部が計算した占有時間に関連する数値がセットされ、前記パケット時間計算部によって起動されると共に、タイムアップすると送信許可を出力するタイマと、
    送信データを一時的に保存し、前記送信許可が入力されると、保存していた送信データを出力する送信キューと、
    を具備したことを特徴とする通信制御装置。
  2. 前記伝送路を流れる信号に基づいてパケットを検出し、この検出したパケットを前記フィルタに出力する監視用IP部を具備したことを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
  3. 前記通信制御装置は制御周期を有し、この制御周期を、制御周期を有する通信制御装置が送信する周期通信区間と、制御周期を有さない通信装置が送信する非周期通信区間に分割するようにしたことを特徴とする請求項1若しくは請求項2記載の通信制御装置。
  4. 前記非周期通信区間の後にガードバンドを設け、このガードバンド内で他の機器が送信を開始しないように、このガードバンドの期間中ダミーデータを送信するようにしたことを特徴とする請求項3記載の通信制御装置。
  5. 前記通信制御装置は、インターネットモデルの物理層とデータリンク層に相当する動作を行うデータリンク部と、IP層に相当する動作を行うIP部と、トランスポート層に相当する動作を行うTCP部とを有し、
    前記送信キューは前記TCP部の出力を保存し、送信許可が入力されたときに、保存した送信データを前記IP部に出力するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれかに記載の通信制御装置。
  6. 前記通信制御装置は、インターネットモデルの物理層とデータリンク層に相当する動作を行うデータリンク部と、IP層に相当する動作を行うIP部と、トランスポート層に相当する動作を行うTCP部とを有し、
    前記送信キューは前記IP部の出力を保存し、送信許可が入力されたときに、保存した送信データを前記データリンク部に出力するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれかに記載の通信制御装置。
  7. 前記通信制御装置は、インターネットモデルの物理層とデータリンク層に相当する動作を行うデータリンク部と、IP層に相当する動作を行うIP部と、トランスポート層に相当する動作を行うTCP部とを有し、
    前記送信キューは前記データリンク部の出力を保存し、送信許可が入力されたときに、保存した送信データを前記伝送路に出力するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれかに記載の通信制御装置。
  8. 前記通信制御装置はトリガパケットを生成するトリガパケット生成部を有し、パケットを受信したときに前記トリガパケットを送信するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項7いずれかに記載の通信制御装置。
  9. パケットを受信したときに送信すべきデータがあるときは、前記送信すべきデータを送信し、トリガパケットを送信しないようにしたことを特徴とする請求項8記載の通信制御装置。
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