JP2009080582A - シャトル型転リース契約におけるリース取引システム、車検情報送信システム、修理情報送信システム、webサービスシステム - Google Patents
シャトル型転リース契約におけるリース取引システム、車検情報送信システム、修理情報送信システム、webサービスシステム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】シャトル(往復)型転リース契約において、事務処理の負担を軽減することができるリース取引システムを提供する。
【解決手段】リース情報入力手段12と、メンテナンステーブル14と、月額第2次リース料計算手段16と、月額第2次リース料出力手段18と、第2次リース取引区分判定手段20と、第2次リース取引区分出力手段22と、月額第3次リース料計算手段24と、月額第3次リース料出力手段26と、第3次リース取引区分判定手段28と、第3次リース取引区分出力手段30と、印字手段32とを有するリース取引システム10により、月額第1次リース料とリース情報を入力するだけで、月額第2次リース料及び月額第3次リース料が自動的に計算され、月額第2次リース料が印字された見積書、月額第3次リース料が印字された見積書及び第3次リース取引区分が印字されたリース取引注記資料が自動的に作成されるようにする。
【選択図】図1
【解決手段】リース情報入力手段12と、メンテナンステーブル14と、月額第2次リース料計算手段16と、月額第2次リース料出力手段18と、第2次リース取引区分判定手段20と、第2次リース取引区分出力手段22と、月額第3次リース料計算手段24と、月額第3次リース料出力手段26と、第3次リース取引区分判定手段28と、第3次リース取引区分出力手段30と、印字手段32とを有するリース取引システム10により、月額第1次リース料とリース情報を入力するだけで、月額第2次リース料及び月額第3次リース料が自動的に計算され、月額第2次リース料が印字された見積書、月額第3次リース料が印字された見積書及び第3次リース取引区分が印字されたリース取引注記資料が自動的に作成されるようにする。
【選択図】図1
Description
本発明は、シャトル(往復)型転リース契約において、メンテナンスリース料を自動的に計算し、リース取引区分を自動的に判定することができるリース取引システム、車検時・修理時に自動的に車検情報・修理情報及びリース情報を車検実施機関・修理工場の端末に送信することができる車検情報送信システム・修理情報送信システム、エンドユーザーに対して、インターネットを介してリアルタイムにリース情報を提供することができるWEBサービスシステムに関する。
現在、自動車リースの主流はメンテナンスサービス付きである。メンテナンスサービス付きのリース契約であるメンテナンスリース契約は、全ての自動車リース契約の60%以上を占めている。従って、エンドユーザーの囲い込みのためには、メンテナンスサービス付きであるという付加価値が有利に働く。
しかしながら、リース会社にとって、スケジュール点検、法定点検、車検整備や、事故発生時の修理手配等、メンテナンスサービスを実現するには様々な手間がかかる。従って、エンドユーザーの望むメンテナンスサービス付リース契約を提供できるリース会社は限られてしまう。そこで、本発明者は、上記のような、メンテナンスサービス付リース契約を提供できないリース会社(以下、「ファイナンスリース会社」と言う。)の、リースを活用してエンドユーザーを囲い込みたいという要望と、エンドユーザーの、メンテナンスサービス付リース契約のメリットを享受したいという両者の要望を実現するため、メンテナンスサービス付リース契約を提供できるリース会社(以下、「メンテナンスリース会社」と言う。)が、ファイナンスリース会社からリース物件(自動車)をファイナンスリース契約でリースを受け、このリース物件をファイナンスリース会社に対してメンテナンスサービス付リース契約でリースし、このリース物件を、ファイナンスリース会社がメンテナンスサービス付リース契約でエンドユーザーに対してリースすることにより、ファイナンスリース会社がエンドユーザーに対してメンテナンスサービス付リース契約を提供することができるシャトル(往復)型転リース契約を考え出した。
図11に、従来からのリース契約及びシャトル型転リース契約を示す。図11中、(1)は一般的なファイナンスリース契約を表わす。Aリース会社がディーラーからリース物件を仕入れ、エンドユーザーに対してファイナンスリース契約でリースする。リース物件の車検証上の所有者名義はAリース会社であり、使用者名義はエンドユーザーとなる。
(2)は、(1)において、Aリース会社とエンドユーザーの間にBリース会社が入った形であり、Aリース会社がディーラーからリース物件を仕入れ、Bリース会社に対してファイナンスリース契約でリースする。Bリース会社はこのリース物件をエンドユーザーに対してファイナンスリース契約でリースする。このとき、Bリース会社が提供するリース契約を転リース契約と言う。この場合、エンドユーザーに対応する直接的な窓口はBリース会社となり、Aリース会社としては、自社のエンドユーザー囲い込みの観点から問題が残る。リース物件の車検証上の所有者名義はAリース会社であり、使用者名義はエンドユーザーとなる。
(3)は、(1)において、Aリース会社の提供するファイナンスリース契約に対してCメンテナンス会社がメンテナンスサービスを付与した形であり、Aリース会社がディーラーからリース物件を仕入れ、エンドユーザーに対してメンテナンスサービス付リース契約でリースする。このメンテナンスサービス付リース契約のうち、ファイナンスリース契約に含まれる内容についてはAリース会社が提供し、メンテナンスサービスについては、Cメンテナンス会社が提供する。
具体的には、リース物件が自動車の場合、ファイナンスリース契約には、車両代、登録費用、自動車諸税(所得税・自動車税・重量税)、自賠責保険、任意保険が含まれるが、メンテナンスリース契約にはファイナンスリース契約に含まれる内容に加え、スケジュール点検、法定点検、車検、一般整備及び故障修理、タイヤ・バッテリの交換、各種消耗品の交換、代車サービス、ロードサービス等の内容が含まれる。リース物件の車検証上の所有者名義はAリース会社であり、使用者名義はエンドユーザーとなる。
これらの従来のリース契約に対して、シャトル型転リース契約は、図11の(4)に示されるように、Aリース会社がディーラーからリース物件を仕入れ、Dリース会社に対してファイナンスリース契約でリースする。Dリース会社は、このリース物件をAリース会社に対してメンテナンスサービス付リース契約でリースする。Aリース会社は、このリース物件をエンドユーザーに対してメンテナンスサービス付リース契約で転リースする。リース物件の車検証上の所有者名義はAリース会社であり、使用者名義はエンドユーザーとなる。このようにすることで、本来であれば、ファイナンスリース契約しか提供できないAリース会社が、エンドユーザーに対してメンテナンスサービス付リース契約を提供できるようになる。
なお、Dリース会社がディーラーからリース物件を仕入れ、Aリース会社に対してメンテナンスサービス付リース契約でリースし、Aリース会社がエンドユーザーに対してメンテナンスサービス付リース契約で転リースすることも考えられるが、この場合、リース物件の車検証上の所有者名義がDリース会社となってしまうため、Aリース会社にとって好ましくない。
以上のように、シャトル型転リース契約により、ファイナンスリース会社は、メンテナンスリース会社と提携して、エンドユーザーの望むメンテナンスサービス付リース契約を提供できるようになり、アウトソーシング効果の大きい新しい経営手法を実現することができる。また、エンドユーザーにとっても、様々な場面で合理化を実現することができる。
自動車は、実際にはディーラーからエンドユーザーに対して直接納車され、車両整備が必要な場合は、メンテナンスリース会社から整備委託されたメンテナンス工場が、エンドユーザーに対して車両整備を行う。
なお、このようなリースのメリットとしては、アウトソーシングメリット、財務メリット、経理メリットの3つのメリットがある。
アウトソーシングメリットは、安全・安心、省力化を実現するものであり、リース車両に対して専門家による定期的なチェック・整備が施されるため、常にエンドユーザーが安心して使用することができる。また、万一、事故や故障が発生した場合でも、ロードサービスや代車サービス等で早急に対応することができ、エンドユーザーの業務効率の低下を防ぐことができる。更に、車両購入・維持・管理に伴う手続きをリース会社が代行することにより、エンドユーザーの業務が大幅に削減される。又、エンドユーザーは、上記のような煩雑な業務をアウトソーシングすることで大幅な省力化が可能になり、人材の有効活用を図ることができる。
財務メリットは、資金の有効活用を実現するものであり、エンドユーザーにとって、自社で車両を購入する場合とは異なり、多額の資金調達が不要となる。その結果、資金を他の用途に有効活用することができる。また、月額リース料は定額であり、コストが平準化されるため、エンドユーザーの資金計画が容易になる。
経理メリットは、経理業務の軽減と節税を実現するものであり、車両の所有・維持に必要な種々の費用がリース料という形で1本化されるため、エンドユーザーの経理関係業務を大幅に軽減することができる。また、リース料を賃貸借処理する場合、全て経費として損金算入できるため節税にも有効である。
しかしながら、シャトル型転リース契約では、図11(4)に示されるような複雑なスキームが組まれているため、リース取引に関する事務処理が煩雑になってしまう。又、新しいリース会計基準における会計処理が煩雑になるという問題が生じることが予想される。更に、エンドユーザーやファイナンスリース会社が個別に会計処理をしようとすると2つのメンテナンスサービス付リース契約がそれぞれどのようなリース取引区分に分類されるのか予測不能であるとの問題点が生じることが予想される。
本発明は、係る予想される問題点を鑑みてなされたものであり、シャトル型転リース契約において、リース取引に関する事務処理を円滑にし、新しいリース会計基準における会計処理を容易にするために、リース料とリース契約に係るリース情報から自動的にリース取引区分を判定することのできるリース取引システム、車検時、修理時に事務処理を円滑にする車検情報送信システム・修理情報送信システム、エンドユーザーに対してリース情報を提供するWEBサービスシステムを提供することを課題とする。また、リース取引システムにより、エンドユーザーの決算月の終了後、速やかにリース取引区分、取得価額相当額、期末残高相当額等が記載されたリース取引注記資料を提供することで、エンドユーザーの財務諸表作成上の事務処理の負荷を軽減することができる。
本発明者は、シャトル型転リース契約において、入力されたリース料及びリース情報を基に、リース情報に対応して料金が決定される料金表データベースであるメンテナンステーブルを参照して、メンテナンスリース料を自動的に計算し、会計上のリース取引区分を自動的に判定するようにするリース取引システムを提供することで、リース取引の事務処理の負担を軽減できることを見出した。
又、リース物件の車検・修理時に自動的に車検実施機関・修理工場の端末へ車検情報・修理情報とリース情報を送信するシステムを提供することで、リース取引の事務処理の負担を軽減できることを見出した。
更に、エンドユーザーに対して、インターネットを介してリース情報を確認できるWEBサービスシステムを提供することにより、リアルタイムでエンドユーザーがリース物件の状況等を確認できることを見出した。
即ち、以下の実施例により、上記問題を解決することができる。
(1)ファイナンスリース契約のみを提供するリース会社であるファイナンスリース会社からメンテナンスサービス付リース契約を提供するリース会社であるメンテナンスリース会社へリース物件をファイナンスリース契約でリースする第1次リース契約と、前記メンテナンスリース会社から前記ファイナンスリース会社へ前記リース物件をメンテナンスサービス付リース契約でリースする第2次リース契約と、前記ファイナンスリース会社からエンドユーザーへ前記リース物件をメンテナンスサービス付リース契約でリースする第3次リース契約と、からなるシャトル(往復)型転リース契約において、前記第1次リース契約に係る月額リース料である月額第1次リース料と、前記リース物件に係る情報であるリース情報と、を入力するリース情報入力手段と、前記リース情報に対応して料金が決定される料金表データベースであるメンテナンステーブルと、前記月額第1次リース料と前記リース情報を基に、前記メンテナンステーブルを参照して、前記第2次リース契約に係る月額リース料である月額第2次リース料を計算する月額第2次リース料計算手段と、前記月額第2次リース料を出力する月額第2次リース料出力手段と、を有することを特徴とするリース取引システム。
(2)前記第3次リース契約に係る月額リース料である月額第3次リース料として、前記月額第2次リース料を出力する月額第3次リース料出力手段と、を有することを特徴とする(1)に記載のリース取引システム。
(3)前記月額第2次リース料に基づいて、前記第3次リース契約に係る月額リース料である月額第3次リース料を計算する月額第3次リース料計算手段と、前記月額第3次リース料を出力する月額第3次リース料出力手段と、を有することを特徴とする(1)に記載のリース取引システム。
(4)前記月額第3次リース料及び前記リース情報のうち必要な項目を前記第3次リース契約の見積書に印字する印字手段と、を有することを特徴とする(2)又は(3)に記載のリース取引システム。
(5)前記リース情報及び前記月額第2次リース料に基づいて、前記第2次リース契約の会計上のリース取引区分である第2次リース取引区分を判定する第2次リース取引区分判定手段と、前記判定の結果を出力する第2次リース取引区分出力手段と、を有することを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかに記載のリース取引システム。
(6)前記第2次リース取引区分判定手段は、前記リース情報及び前記月額第2次リース料から前記第2次リース契約のリース料総額である第2次リース料総額を計算し、該第2次リース料総額の現在価値が、前記取得価額の90%以上である場合はファイナンスリース取引と判定し、前記取得価額の90%未満である場合はオペレーティングリース取引と判定するようにされていることを特徴とする(5)に記載のリース取引システム。
(7)前記リース情報及び前記月額第3次リース料に基づいて、前記第3次リース契約の会計上のリース取引区分である第3次リース取引区分を判定する第3次リース取引区分判定手段と、前記判定の結果を出力する第3次リース取引区分出力手段と、を有することを特徴とする(1)乃至(6)のいずれかに記載のリース取引システム。
(8)前記第3次リース取引区分判定手段は、前記リース情報及び前記月額第3次リース料から前記第3次リース契約のリース料総額である第3次リース料総額を計算し、該第3次リース料総額の現在価値が、前記取得価額の90%以上である場合はファイナンスリース取引と判定し、前記取得価額の90%未満である場合はオペレーティングリース取引と判定するようにされていることを特徴とする(7)に記載のリース取引システム。
(9)前記第3次リース取引区分及び前記リース情報のうち必要な項目を、エンドユーザーの財務諸表作成に必要なリース取引注記資料に印字するリース取引区分印字手段と、を有することを特徴とする(7)又は(8)に記載のリース取引システム。
(10)ファイナンスリース契約のみを提供するリース会社であるファイナンスリース会社からメンテナンスサービス付リース契約を提供するリース会社であるメンテナンスリース会社へリース物件をファイナンスリース契約でリースする第1次リース契約と、前記メンテナンスリース会社から前記ファイナンスリース会社へ前記リース物件をメンテナンスサービス付リース契約でリースする第2次リース契約と、前記ファイナンスリース会社からエンドユーザーへ前記リース物件をメンテナンスサービス付リース契約でリースする第3次リース契約と、からなるシャトル(往復)型転リース契約において、前記リース物件が自動車である場合に、予め、前記エンドユーザー別に前記リース情報を記憶しておくエンドユーザー情報データベースと、前記リース情報には、前記自動車の車検日又は点検日が含まれていて、該車検日又は点検日から一定期間が経過したときに、前記リース情報のうち車検又は点検に必要な項目である車検情報を前記エンドユーザー情報データベースから読み出す車検情報読出手段と、前記車検情報をエンドユーザー毎に出力する車検情報出力手段と、出力された前記車検情報を画面表示する車検情報表示手段と、前記車検情報を、車検実施機関又は点検実施機関に設置されている端末へ送信する車検情報送信手段と、を有することを特徴とする車検情報送信システム。
(11)ファイナンスリース契約のみを提供するリース会社であるファイナンスリース会社からメンテナンスサービス付リース契約を提供するリース会社であるメンテナンスリース会社へリース物件をファイナンスリース契約でリースする第1次リース契約と、前記メンテナンスリース会社から前記ファイナンスリース会社へ前記リース物件をメンテナンスサービス付リース契約でリースする第2次リース契約と、前記ファイナンスリース会社からエンドユーザーへ前記リース物件をメンテナンスリース契約でリースする第3次リース契約と、からなるシャトル(往復)型転リース契約において、予め、前記エンドユーザー別に前記リース情報を記憶しておくエンドユーザー情報データベースと、前記リース物件の事故又は故障により修理又は不定期の整備が必要であることを示す事故情報を受信する事故情報受信手段と、前記事故情報に基づいて、前記エンドユーザー情報データベースから対応するリース情報のうち必要な項目である修理情報を読み出す修理情報読出手段と、前記修理情報を、修理工場又は整備工場に設置されている端末へ送信する修理情報送信手段と、を有することを特徴とする修理情報送信システム。
(12)ファイナンスリース契約のみを提供するリース会社であるファイナンスリース会社からメンテナンスサービス付リース契約を提供するリース会社であるメンテナンスリース会社へリース物件をファイナンスリース契約でリースする第1次リース契約と、前記メンテナンスリース会社から前記ファイナンスリース会社へ前記リース物件をメンテナンスサービス付リース契約でリースする第2次リース契約と、前記ファイナンスリース会社からエンドユーザーへ前記リース物件をメンテナンスサービス付リース契約でリースする第3次リース契約と、からなるシャトル(往復)型転リース契約において、予め、前記エンドユーザー別に前記リース情報を記憶しておくエンドユーザー情報データベースと、エンドユーザー端末から前記第3次リース契約に係るエンドユーザー識別情報を受信するエンドユーザー識別情報受信手段と、前記エンドユーザー識別情報に基づいて、前記エンドユーザー情報データベースから対応するリース情報を読み出すリース情報読出手段と、前記リース情報を出力するリース情報出力手段と、出力された前記リース情報を前記エンドユーザー端末へ送信するリース情報送信手段と、を有することを特徴とするWEBサービスシステム。
なお、ここで上記の新しいリース会計基準について説明する。
リース会計基準は、リース取引の会計処理の基本的な事項を定め、企業が作成する有価証券報告書における開示基準を示したものである。
ここで、リース取引とは、特定の物件の所有者たる貸手が、当該物件の借手に対し、合意された期間(リース期間)にわたりこれを使用収益する権利を与え、借手は、合意された使用料(リース料)を貸手に支払う取引をいう。
会計上、リース取引は、ファイナンスリース取引とオペレーティングリース取引とに分類され、これをリース取引区分と言う。ファイナンスリース取引とは、リース契約に基づくリース期間の中途において当該契約を解除することができないリース取引またはこれに準ずるリース取引で、且つ、借手がリース物件からもたらされる経済的利益を実質的に享受することができ、当該リース物件の使用に伴って生じるコストを実質的に負担するリース取引をいう。オペレーティングリース取引とは、ファイナンスリース取引以外のリース取引をいう。
なお、ここで言うファイナンスリース取引とは、リース会計基準上の分類名であり、リース契約の形態で言うファイナンスリース契約とは全く別のものである。
リース取引区分を判定するには、上記のようにノンキャンセラブル(中途解約不能)かどうか、及びフルペイアウト(リース資産のリスクと経済価値が実質的に借手に移転)かどうかという情報が必要である。ここで、ノンキャンセラブルであるかどうかは、契約形態によるため判定が容易であるが、フルペイアウトであるかどうかは「リスク」や「経済価値」といった不確定要素があるため判定がし難い。そこでフルペイアウトかどうかを判定するのにフルペイアウト判定が行なわれている。フルペイアウト判定には、金額ベースの現在価値基準と、期間ベースの経済的耐用年数基準の2種類の基準がある。現在価値基準では、解約不能リース期間中のリース料総額の現在価値が、当該リース物件を借手が現金で購入するものと仮定した場合の合理的見積金額(取得価額)の概ね90%以上であることが基準となる。経済的耐用年数基準では、解約不能リース期間が当該リース物件の経済的耐用年数の概ね75%以上であることが基準となる。ただし、リース物件が車両の場合は、リース期間(あるいは法定耐用年数)と比べ経済的耐用年数が著しく長いため、経済的耐用年数基準によるフルペイアウト判定は馴染まない。従って、リース物件が車両である場合は、現在価値基準によりフルペイアウト判定を行なうのが通常である。
現行のリース会計基準によれば、ファイナンスリース取引と、オペレーティングリース取引とでは、会計処理が異なる。ファイナンスリース取引の場合は、原則として、売買取引に準じた会計処理が必要であるが、例外規定が設けられており、賃貸借取引に準じた会計処理を行なうことも可能である。オペレーティングリース取引の場合は、例外なく賃貸借取引に準じた会計処理が必要である。
しかしながら、現行のリース会計基準は見直しが予定されており、新しいリース会計基準では、ファイナンスリース取引の会計処理における上記例外規定が廃止される予定である。現行のリース会計基準、及び新しいリース会計基準におけるファイナンスリース取引の会計処理及び実務手続を表1に示す。
本発明のリース取引システムによれば、シャトル型転リース契約において、メンテナンスサービス付リース取引の事務処理の負担を軽減することができる。
又、本発明の車検情報送信システム、修理情報送信システムによれば、車検時・修理時に自動的に車検情報・修理情報及びリース情報を車検実施機関・修理工場の端末に送信することができる。
更に、本発明のWEBサービスシステムによれば、エンドユーザーに対して、インターネットを介してリアルタイムにリース物件の状況等を提供することができる。
本発明の最良の形態に係るリース取引システムは、シャトル型転リース契約において、月額第1次リース料及びリース情報を入力するリース情報入力手段と、リース情報に対応して料金が決定される料金表データベースであるメンテナンステーブルと、入力された月額第1次リース料と、リース情報を基に、メンテナンステーブルを参照して月額第2次リース料を計算する月額第2次リース料計算手段と、月額第2次リース料を出力する月額第2次リース料出力手段と、月額第2次リース料に基づいて月額第3次リース料を計算する月額第3次リース料計算手段と、月額第3次リース料を出力する月額第3次リース料出力手段と、月額第3次リース料及びリース情報のうち必要な項目を第3次リース契約の契約書の所定の位置に印字する印字手段と、リース情報及び月額第2次リース料に基づいて第2次リース取引区分を判定する第2次リース取引区分判定手段と、判定の結果を出力する第2次リース取引区分出力手段と、リース情報及び月額第3次リース料に基づいて第3次リース取引区分を判定する第3次リース取引区分判定手段と、判定の結果を出力する第3次リース取引区分出力手段と、第3次リース区分及びリース情報のうち必要な項目を、エンドユーザーの財務諸表作成に必要なリース取引注記資料の所定の位置に印字するリース取引区分印字手段を有し、リース情報には、リース物件の取得価額及びリース期間が含まれていて、第2次リース取引区分判定手段及び第3次リース取引判定手段は、それぞれ第2次リース料総額及び第3次リース料総額を計算し、各リース料総額の現在価値がリース物件の取得価額の90%以上である場合はファイナンスリース取引と判定し、リース物件の取得価額の90%未満である場合はオペレーティングリース取引と判定するようにされている。
本発明の最良の形態に係る車検情報送信システムは、シャトル型転リース契約において、リース物件が自動車である場合に、予めエンドユーザー別にリース情報を記憶しておくエンドユーザー情報データベースと、リース情報には、自動車の車検日又は点検日が含まれていて、車検日又は点検日から一定期間が経過した時に、リース情報のうち車検又は点検に必要な項目である車検情報をエンドユーザー情報データベースから読み出す車検情報読出手段と、車検情報をエンドユーザー毎に出力する車検情報出力手段と、出力された車検情報を画面表示する車検情報表示手段と、車検情報を車検実施機関又は点検実施機関に設置されている端末へ送信する車検情報送信手段を有する。
本発明の最良の形態に係る修理情報送信システムは、シャトル型転リース契約において、予めエンドユーザー別にリース情報を記憶しておくエンドユーザー情報データベースと、リース物件の事故又は故障により、修理又は不定期の整備が必要であることを示す事故情報を受信する事故情報受信手段と、事故情報に基づいてエンドユーザー情報データベースから、該当するリース情報のうち必要な項目である修理情報を読み出す修理情報読出手段と、修理情報を、修理工場又は整備工場に設置されている端末へ送信する修理情報送信手段とを有する。
本発明の最良の形態に係るWEBサービスシステムは、シャトル型転リース契約において、予め、エンドユーザー別にリース情報を記憶しておくエンドユーザー情報データベースと、エンドユーザー端末から第3次リース契約に係るエンドユーザー識別情報を受信するエンドユーザー識別情報受信手段と、エンドユーザー識別情報に基づいて、エンドユーザー情報データベースから対応するリース情報を読み出すリース情報読出手段と、リース情報を出力するリース情報出力手段と、出力されたリース情報をエンドユーザー端末へ送信するリース情報送信手段とを有する。
以下、本発明の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の本発明の実施例1乃至4に係るリース物件は自動車である。
図1に示されるように、本発明の実施例1に係るリース取引システム10は、リース情報入力手段12と、メンテナンステーブル14と、月額第2次リース料計算手段16と、月額第2次リース料出力手段18と、第2次リース取引区分判定手段20と、第2次リース取引区分出力手段22と、月額第3次リース料計算手段24と、月額第3次リース料出力手段26と、第3次リース取引区分判定手段28と、第3次リース取引区分出力手段30と、印字手段32とを備えて構成されている。リース取引システム10は、図2に示す処理フローに従って動作する。以下、図1及び図2を参照して、各手段及び処理フローを説明する。
リース情報入力手段12は、キーボード等の入力装置であり、入力された月額第1次リース料及びリース契約に係るリース物件、リース物件の取得価額、リース期間、月間予定走行距離、メンテナンスに関するオプション項目等のリース情報を月額第2次リース料計算手段16、第2次リース取引区分判定手段20、第3次リース取引区分判定手段28、印字手段32に供給するようにされている。オプション項目は、例えば、タイヤの交換本数の上限であったり、バッテリーの交換回数の上限である。
メンテナンステーブル14は、リース情報に対応して料金が決定される料金表データベースである。メンテナンステーブル14の、リース情報に対応する料金は、固定されるようにしてもよいし、経済状況に合わせてリアルタイムで更新されるようにしてもよい。
月額第2次リース料計算手段16は、加減算器、乗除算器を備え、リース情報入力手段12から月額第1次リース料及びリース情報が供給されると、メンテナンステーブル14を参照してリース情報に対応する料金を決定し、所定の計算式を実行して、月額第2次リース料を算出し、月額第2次リース料出力手段に供給するようにされている。月額第2次リース料と月額第3次リース料とを同じ金額とする場合は、月額第3次リース料出力手段26にも供給するようにされている。所定の計算式は、月額第1次リース料に、メンテナンステーブル14を参照して決定した料金を単純に加算するものでもよいし、加算項目が多い場合は、所定の係数を乗じて最終的な金額が少なくなるようにするものであってもよい。
月額第2次リース料出力手段18は、月額第2次リース料計算手段16から供給された月額第2次リース料を第2次リース取引区分判定手段20、月額第3次リース料計算手段24、印字手段32に出力するようにされている。
第2次リース取引区分判定手段20は、リース情報入力手段12から供給されたリース情報と、月額第2次リース料出力手段18から供給された月額第2次リース料とから、第2次リース契約の会計上のリース取引区分である第2次リース取引区分を判定するようにされている。具体的には、リース情報と月額第2次リース料から、第2次リース契約のリース料総額である第2次リース料総額を計算し、第2次リース料総額の現在価値が、リース物件の取得価額の90%以上である場合にはファイナンスリース取引と判定し、取得価額の90%未満である場合はオペレーティングリース取引と判定するようにされている。第2次リース取引判定手段20は、判定された第2次リース取引区分を第2次リース取引区分出力手段22に供給するようにされている。
第2次リース取引区分出力手段22は、第2次リース取引区分判定手段20から供給された第2次リース取引区分を印字手段32に出力するようにされている。
月額第3次リース料計算手段24は、月額第2次リース料出力手段18から供給された月額第2次リース料と所定の計算式とから、月額第3次リース料を算出し、月額第3次リース料出力手段26に出力するようにされている。
月額第3次リース料出力手段26は、月額第3次リース料計算手段24から供給された月額第3次リース料を第3次リース取引区分判定手段28と、印字手段32に供給するようにされている。月額第2次リース料と月額第3次リース料とを同じ金額とする場合は、月額第2次リース料計算手段16から供給された月額第2次リース料を、月額第3次リース料として第3次リース取引区分判定手段28と、印字手段32に供給するようにされている。
第3次リース取引区分判定手段28は、月額第3次リース料出力手段26から供給された月額第3次リース料と、リース情報入力手段12から供給されたリース情報とから、第3次リース契約の会計上のリース取引区分を判定するようにされている。具体的には、第2次リース取引区分判定手段と同様に、リース情報と月額第3次リース料から、第3次リース契約のリース料総額である第3次リース料総額を計算し、第3次リース料総額の現在価値が、取得価額の90%以上の場合はファイナンスリース取引と判定し、取得価額の90%未満である場合をオペレーティングリース取引と判定するようにされている。第3次リース取引区分判定手段28は第3次リース取引区分を印字手段32に供給するようにされている。
印字手段32はリース情報入力手段12から供給されたリース情報のうち必要な項目と、月額第2次リース料出力手段18から出力された月額第2次リース料と、第2次リース取引区分判定手段22から供給された第2次リース取引区分と、月額第3次リース料出力手段26から供給された月額第3次リース料と、第3次リース取引区分判定手段30から供給された第3次リース取引区分とを印字するようにされている。
第2次リース契約に係る見積書を作成する時は、図2(A)のフローに従って動作する。まず、月額第1次リース料及びリース情報をリース情報入力手段12に入力する(ステップS1)。リース情報入力手段12は、入力された月額第1次リース料及びリース情報を月額第2次リース料計算手段16、第2次リース取引区分判定手段20、第3次リース取引区分判定手段28、印字手段32に供給する。
月額第1次リース料及びリース情報が供給されると、月額第2次リース料計算手段16は、月額第1次リース料及びリース情報を基に、メンテナンステーブル14を参照して、月額第2次リース料を計算する(ステップS2)。月額第2次リース料計算手段16は、月額第2次リース料を月額第2次リース料出力手段18に供給する。
月額第2次リース料出力手段18は、月額第2次リース料計算手段16から供給された月額第2次リース料を第2次リース取引区分判定手段20、月額第3次リース料計算手段24、印字手段32に出力する(ステップS3)。
第2次リース取引区分判定手段20は、リース情報入力手段12から供給されたリース情報と、月額第2次リース料出力手段18から出力された月額第2次リース料とから第2次リース取引区分を判定する(ステップS4)。第2次リース取引区分判定手段20は、第2次リース取引区分を第2次リース取引区分出力手段22に供給する。
第2次リース取引区分出力手段22は、第2次リース取引区分判定手段20から供給された第2リース取引区分を印字手段32に出力する(ステップS5)。
印字手段32は、リース情報入力手段12から供給されたリース情報のうち必要な項目と、第2次リース取引区分出力手段22から出力された第2次リース取引区分を第2次リース契約に係る見積書に印字する(ステップS6)。
第3次リース契約に係る見積書を作成する時は、図2(B)のフローに従って動作する。まず、月額第1次リース料及びリース情報をリース情報入力手段12に入力する(ステップS1)。リース情報入力手段12は、月額第2次リース料計算手段16、第3次リース取引区分判定手段28、印字手段32に月額第1次リース料及びリース情報を供給する。
月額第3次リース料計算手段24は、図2(A)のフローにより月額第2次リース料出力手段18から出力された月額第2次リース料と所定の計算式とから月額第3次リース料を計算する(ステップS7)。月額第3次リース料計算手段24は、月額第3次リース料を月額第3次リース料出力手段26に供給する。月額第3次リース料の計算は、月額第2次リース料に所定の金額を加算するようにしてもよいし、月額第2次リース料に所定の係数を乗じるようにしてもよい。
月額第3次リース料出力手段26は、月額第3次リース料計算手段24から供給された月額第3次リース料を第3次リース取引区分判定手段28、印字手段32に出力する(ステップS8)。
印字手段32は、リース情報入力手段12から供給されたリース情報のうち必要な項目と月額第3次リース料出力手段26から出力された月額第3次リース料を第3次リース契約に係る見積書に印字する(ステップS9)。
なお、月額第2次リース料と月額第3次リース料とを同じ金額とする場合は、ステップS2において、月額第2次リース料計算手段16は月額第3次リース料出力手段26にも月額第2次リース料を供給する。そして、ステップS7を経ずにステップS8に進み、月額第3次リース料出力手段26は、月額第2次リース料計算手段16から供給された月額第2次リース料を月額第3次リース料として、第3次リース取引区分判定手段28、印字手段32に出力する。そして、ステップS9に進む。
第3次リース契約に係るリース取引注記資料を作成する時は、図2(C)に示す処理フローに従って動作する。この場合、図2(B)に示す処理フローのステップS1、ステップS7、ステップS8までは、第3次リース契約に係る見積書を作成する時と同様である。
第3次リース取引区分判定手段28は、リース情報入力手段12から供給されたリース情報と、月額第3次リース料出力手段26から出力された月額第3次リース料とから第3次リース取引区分を判定する(ステップS10)。第3次リース取引区分判定手段28は、第3次リース取引区分を第3次リース取引区分出力手段30に供給する。
第3次リース取引区分出力手段30は、第3次リース取引区分判定手段28から供給された第3次リース取引区分を印字手段32に出力する(ステップS11)。
印字手段32は、リース情報入力手段12から供給されたリース情報のうち必要な項目と、月額第3次リース料出力手段26から出力された月額第3次リース料と、第3次リース取引区分出力手段30から出力された第3次リース取引区分を第3次リース契約に係るリース取引注記資料に印字する(ステップS12)。
なお、月額第2次リース料と月額第3次リース料とを同じ金額とする場合は、第3次リース契約に係る見積書を作成する時と同様にすればよく、ステップS8を経ずステップS10に進む。この場合、月額第2次リース料と月額第3次リース料とが同じ金額であるため、第2次リース取引区分と第3次リース取引区分も同じ判定結果となる。
このようにして、第2次リース契約に係る見積書、第3次リース契約に係る見積書及び第3次リース契約に係るリース取引注記資料を作成することができる。
第3次リース契約に係るリース取引注記資料の例を図10に示す。
図3に示されるように、本発明の実施例2に係る車検情報送信システム40は、エンドユーザー情報データベース42と、車検情報読出手段44と、車検情報出力手段46と、車検情報表示手段48と、車検情報送信手段50とを備えて構成されている。車検情報送信システム40は、図4に示す処理フローに従って動作する。以下、図3及び図4を参照して、各手段及び処理フローを説明する。
エンドユーザー情報データベース42は、予め、エンドユーザー別にリース情報を記憶しておく。リース情報には、リース物件の識別情報、リース契約に係るリース物件の取得価額、リース期間、メンテナンスに関するオプション項目、前回車検日、車両情報が含まれている。
車検情報読出手段44は、前回車検日又は前回点検日から一定期間が経過した時に、リース情報のうち車検又は点検に必要な項目である車検情報をエンドユーザー情報データベース42から読出し、車検情報出力手段46に供給するようにされている。
車検情報出力手段46は、車検情報読出手段44から供給された車検情報を車検情報表示手段48、車検情報送信手段50に出力するようにされている。
車検情報表示手段48は、車検情報出力手段46から供給された車検情報をディスプレイ等の外部表示手段に表示するようにされている。
車検情報送信手段50は、車検情報出力手段46から供給された車検情報を、車検実施機関又は点検実施機関に設置されている端末へ送信するようにされている。
車検情報が送信される時は、図3のフローに従って動作する。前回車検日又は前回点検日から一定期間が経過すると(ステップS21)、車検情報読出手段44はエンドユーザー情報データベース42から車検情報を読み出す(ステップS22)。車検情報読出手段44は、車検情報を車検情報出力手段46に供給する。
車検情報出力手段46は、車検情報読出手段44から供給された車検情報を、車検情報表示手段48、車検情報送信手段50に出力する(ステップS23)。
車検情報表示手段48は、車検情報出力手段46から出力された車検情報を、ディスプレイ等の外部表示手段に表示する(ステップS24)。
車検情報を送信する時は、図4(B)に示す処理フローに従って動作する。この場合、図2(A)に示す処理フローのステップS21、ステップS22、ステップS23までは、車検情報を表示すると時と同様である。
車検情報送信手段50は、車検情報出力手段46から出力された車検情報を車検実施機関又は点検実施機関の端末に送信する(ステップS25)。
図5に示されるように、本発明の実施例3に係る修理情報送信システム60は、事故情報受信手段62と、修理情報読出手段64と、エンドユーザー情報データベース66と、修理情報出力手段68と、修理情報送信手段70とを備えて構成されている。修理情報送信システム60は、図6に示す処理フローに従って動作する。以下図5及び図6を参照して、各手段及び処理フローを説明する。
事故情報受信手段62は、ファイナンスリース会社やエンドユーザーから、リース物件の事故又は故障により、修理又は不定期の整備が必要であることを示す事故情報を受け付け、事故情報を修理情報読出手段64に供給するようにされている。事故情報には、事故を起こしたリース物件又は故障したリース物件の契約番号等のリース物件を識別できる情報が含まれている。
エンドユーザー情報データベース66は、予め、エンドユーザー別にリース情報を記憶しておくようにされている。本実施例のリース情報には、リース物件の登録番号、車台番号、契約番号等のリース物件を識別できる情報、走行距離、事故履歴、故障履歴が含まれている。
修理情報読出手段64は、修理情報受信手段62から事故情報が供給されると、エンドユーザー情報データベース66から事故情報に対応するリース情報のうち、修理に必要な情報である修理情報を読み出すようにされている(ステップS32)。修理情報読出手段64は修理情報出力手段68に修理情報を供給するようにされている。修理情報には、登録番号、車台番号、契約番号等のリース物件を識別できる情報、リース物件の車種、事故履歴、故障履歴が含まれる。
修理情報出力手段68は、修理情報読出手段64から供給された修理情報を修理情報送信手段70に出力するようにされている。
修理情報送信手段70は、修理情報出力手段68から出力された修理情報を修理工場又は整備工場に設置されている端末へ送信するようにされている。
修理情報を送信する時は、図6のフローに従って動作する。まず、ファイナンスリース会社や、エンドユーザーからの事故情報を事故情報受信手段62が受け付ける(ステップS31)。事故情報受信手段62は修理情報読出手段64に事故情報を供給する。
修理情報読出手段64は、事故情報受信手段62から事故情報を供給されると、エンドユーザー情報データベース66から事故情報に対応するリース情報のうち修理に必要な情報である修理情報を読み出す(ステップS32)。修理情報読出手段64は修理情報出力手段68に修理情報を供給する。
修理情報出力手段68は、修理情報読出手段64から供給された修理情報を修理情報送信手段70に出力する(ステップS33)。修理情報送信手段70は、修理情報出力手段68から出力された修理情報を修理工場又は整備工場に設置されている端末へ送信する(ステップS34)。
図7に示されるように、本発明の図4に係るWEBサービスシステム80は、エンドユーザー識別情報受信手段82と、リース情報読出手段84と、エンドユーザー情報データベース86と、リース情報出力手段88と、リース情報送信手段90とを備えて構成されている。WEBサービスシステム80は、図8に示す処理フローに従って動作する。以下、図7及び図8を参照して、各手段及び処理フローを説明する。
エンドユーザー識別情報受信手段82は、エンドユーザーからのログインID及びパスワードからなるエンドユーザー識別情報を受信すると、ログインID及びパスワードを認証し、正当なエンドユーザーであることが確認されるとリース情報読出手段84にエンドユーザー識別情報を供給するようにされている。
リース情報読出手段84は、エンドユーザー識別情報受信手段82から供給されたエンドユーザー識別情報を基にエンドユーザー情報データベース86から対応するエンドユーザーのリース情報を読み出し、リース情報出力手段88に供給するようにされている。本実施例のリース情報には、リース物件に係る情報に加え、メンテナンスの実績データや走行距離等からなるメンテナンス情報が含まれる。
リース情報出力手段88は、リース情報読出手段84から供給されたリース情報をリース情報送信手段90に出力するようにされている。
リース情報送信手段90は、リース情報出力手段88から出力されたリース情報を該当するエンドユーザーの端末に送信するようにされている。
リース情報をエンドユーザーに送信する時は、図8のフローに従って動作する。まず、エンドユーザー識別情報受信手段82がエンドユーザーからログインID及びパスワードからなるエンドユーザー識別情報を受信する(ステップS41)。エンドユーザー識別情報受信手段82は、ログインID及びパスワードを認証し、正当なエンドユーザーであると確認された場合はエンドユーザー識別情報をリース情報読出手段84に供給する。
リース情報読出手段84は、エンドユーザー識別情報受信手段82から供給されたエンドユーザー識別情報を基に、エンドユーザー情報データベース86から該当するエンドユーザーに対応するリース情報を読み出す(ステップS42)。リース情報読出手段84は、リース情報をリース情報出力手段88に供給する。
リース情報出力手段88は、リース情報読出手段84から供給されたリース情報をリース情報送信手段90に出力する(ステップS43)。
リース情報送信手段90は、リース情報出力手段88から出力されたリース情報を該当するエンドユーザーの端末に送信する。
本発明の実施例1乃至4の各システムを用いたリース取引の概略を図9に示す。図9においては、メンテナンスリース会社100内にリース取引システム20、車検情報送信システム40、修理情報送信システム60、WEBサービスシステム80が備えられている。
リース取引システム20は、ファイナンスリース会社102からオンラインで入力を受け付け、オンラインで結果を返すようにされている。または、ファイナンスリース会社102から別途連絡を受け、メンテナンスリース会社100内で直接リース取引システム20に入力され、結果を別途連絡するようにされている。
車検情報送信システム40は、前回車検日から一定期間が経過すると、車検実施機関106内の端末へ車検情報を送信するようにされている。
修理情報送信システム60は、ファイナンスリース会社102又はエンドユーザー104からリース物件に事故があったこと、又は故障が起こったことを受け付け、修理情報を修理工場108内の端末へ送信するようにされている。
WEBサービスシステム80は、エンドユーザー104のエンドユーザー端末からエンドユーザー識別情報を受け付け、リース情報をエンドユーザー端末に送信するようにされている。
なお、各実施例におけるリース情報は、上記内容に加え、検収日、車名、用途車種、法定耐用年数等を含んでいてもよい。
また、リース取引区分を判定する基準は、第2次リース料総額又は第3次リース料総額の現在価値がリース物件の取得価額の90%に置き、これ以上であるか、これ未満であるかにより判断しているが、この「90%」という割合は、新しい会計基準における「概ね90%」という表現を基にしたものであり、新しい会計基準において「概ね90%」と判断される範囲内で変更可能である。会計基準のさらなる変更があったときは、変更後の会計基準に適合した範囲内で変更可能である。
また、本発明はリース物件が自動車である場合に好適であるが、例えば、自動車以外の車両がリース物件の場合でも適用可能である。
本発明の実施例1乃至4に係る各システムは、図9においては、それぞれ独立しているが、1つの装置でこれらのシステムを実施するようにしてもよい。この場合、エンドユーザー情報データベース42、エンドユーザー情報データベース66、エンドユーザー情報データベース86は1つのデータベースを3つのシステムで共有するようにしてもよい。
10…リース取引システム
12…リース物件情報入力手段
14…メンテナンステーブル
16…月額第2次リース料計算手段
18…月額第2次リース料出力手段
20…第2次リース取引区分判定手段
22…第2次リース取引区分出力手段
24…月額第3次リース料計算手段
26…月額第3次リース料出力手段
28…第3次リース取引区分判定手段
30…第3次リース取引区分出力手段
32…印字手段
12…リース物件情報入力手段
14…メンテナンステーブル
16…月額第2次リース料計算手段
18…月額第2次リース料出力手段
20…第2次リース取引区分判定手段
22…第2次リース取引区分出力手段
24…月額第3次リース料計算手段
26…月額第3次リース料出力手段
28…第3次リース取引区分判定手段
30…第3次リース取引区分出力手段
32…印字手段
Claims (12)
- ファイナンスリース契約のみを提供するリース会社であるファイナンスリース会社からメンテナンスサービス付リース契約を提供するリース会社であるメンテナンスリース会社へリース物件をファイナンスリース契約でリースする第1次リース契約と、
前記メンテナンスリース会社から前記ファイナンスリース会社へ前記リース物件をメンテナンスサービス付リース契約でリースする第2次リース契約と、
前記ファイナンスリース会社からエンドユーザーへ前記リース物件をメンテナンスサービス付リース契約でリースする第3次リース契約と、
からなるシャトル(往復)型転リース契約において、
前記第1次リース契約に係る月額リース料である月額第1次リース料と、前記リース物件に係る情報であるリース情報と、を入力するリース情報入力手段と、
前記リース情報に対応して料金が決定される料金表データベースであるメンテナンステーブルと、
前記月額第1次リース料と、前記リース情報を基に、前記メンテナンステーブルを参照して、前記第2次リース契約に係る月額リース料である月額第2次リース料を計算する月額第2次リース料計算手段と、
前記月額第2次リース料を出力する月額第2次リース料出力手段と、
を有することを特徴とするリース取引システム。 - 請求項1において、
前記第3次リース契約に係る月額リース料である月額第3次リース料として、前記月額第2次リース料を出力する月額第3次リース料出力手段と、
を有することを特徴とするリース取引システム。 - 請求項1において、
前記月額第2次リース料に基づいて、前記第3次リース契約に係る月額リース料である月額第3次リース料を計算する月額第3次リース料計算手段と、
前記月額第3次リース料を出力する月額第3次リース料出力手段と、
を有することを特徴とするリース取引システム。 - 請求項2又は3において、
前記月額第3次リース料及び前記リース情報のうち必要な項目を前記第3次リース契約の見積書に印字する印字手段と、
を有することを特徴とするリース取引システム。 - 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
前記リース情報及び前記月額第2次リース料に基づいて、前記第2次リース契約の会計上のリース取引区分である第2次リース取引区分を判定する第2次リース取引区分判定手段と、
前記判定の結果を出力する第2次リース取引区分出力手段と、
を有することを特徴とするリース取引システム。 - 請求項5において、
前記第2次リース取引区分判定手段は、前記リース情報及び前記月額第2次リース料から前記第2次リース契約のリース料総額である第2次リース料総額を計算し、該第2次リース料総額の現在価値が、前記取得価額の90%以上である場合はファイナンスリース取引と判定し、前記取得価額の90%未満である場合はオペレーティングリース取引と判定するようにされていることを特徴とするリース取引システム。 - 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
前記リース情報及び前記月額第3次リース料に基づいて、前記第3次リース契約の会計上のリース取引区分である第3次リース取引区分を判定する第3次リース取引区分判定手段と、
前記判定の結果を出力する第3次リース取引区分出力手段と、
を有することを特徴とするリース取引システム。 - 請求項7において、
前記第3次リース取引区分判定手段は、前記リース情報及び前記月額第3次リース料から前記第3次リース契約のリース料総額である第3次リース料総額を計算し、該第3次リース料総額の現在価値が、前記取得価額の90%以上である場合はファイナンスリース取引と判定し、前記取得価額の90%未満である場合はオペレーティングリース取引と判定するようにされていることを特徴とするリース取引システム。 - 請求項7または8において、
前記第3次リース取引区分及び前記リース情報のうち必要な項目を、エンドユーザーの財務諸表作成に必要なリース取引注記資料に印字するリース取引区分印字手段と、
を有することを特徴とするリース取引システム。 - ファイナンスリース契約のみを提供するリース会社であるファイナンスリース会社からメンテナンスサービス付リース契約を提供するリース会社であるメンテナンスリース会社へリース物件をファイナンスリース契約でリースする第1次リース契約と、
前記メンテナンスリース会社から前記ファイナンスリース会社へ前記リース物件をメンテナンスサービス付リース契約でリースする第2次リース契約と、
前記ファイナンスリース会社からエンドユーザーへ前記リース物件をメンテナンスサービス付リース契約でリースする第3次リース契約と、
からなるシャトル(往復)型転リース契約において、
前記リース物件が自動車である場合に、
予め、前記エンドユーザー別に前記リース情報を記憶しておくエンドユーザー情報データベースと、
前記リース情報には、前記自動車の車検日又は点検日が含まれていて、該車検日又は点検日から一定期間が経過したときに、前記リース情報のうち車検又は点検に必要な項目である車検情報を前記エンドユーザー情報データベースから読み出す車検情報読出手段と、
前記車検情報をエンドユーザー毎に出力する車検情報出力手段と、
出力された前記車検情報を画面表示する車検情報表示手段と、
前記車検情報を、車検実施機関又は点検実施機関に設置されている端末へ送信する車検情報送信手段と、
を有することを特徴とする車検情報送信システム。 - ファイナンスリース契約のみを提供するリース会社であるファイナンスリース会社からメンテナンスサービス付リース契約を提供するリース会社であるメンテナンスリース会社へリース物件をファイナンスリース契約でリースする第1次リース契約と、
前記メンテナンスリース会社から前記ファイナンスリース会社へ前記リース物件をメンテナンスサービス付リース契約でリースする第2次リース契約と、
前記ファイナンスリース会社からエンドユーザーへ前記リース物件をメンテナンスサービス付リース契約でリースする第3次リース契約と、
からなるシャトル(往復)型転リース契約において、
予め、前記エンドユーザー別に前記リース情報を記憶しておくエンドユーザー情報データベースと、
前記リース物件の事故又は故障により、修理又は不定期の整備が必要であることを示す事故情報を受信する事故情報受信手段と、
前記事故情報に基づいて、前記エンドユーザー情報データベースから対応するリース情報のうち必要な項目である修理情報を読み出す修理情報読出手段と、
前記修理情報を、修理工場又は整備工場に設置されている端末へ送信する修理情報送信手段と、
を有することを特徴とする修理情報送信システム。 - ファイナンスリース契約のみを提供するリース会社であるファイナンスリース会社からメンテナンスサービス付リース契約を提供するリース会社であるメンテナンスリース会社へリース物件をファイナンスリース契約でリースする第1次リース契約と、
前記メンテナンスリース会社から前記ファイナンスリース会社へ前記リース物件をメンテナンスサービス付リース契約でリースする第2次リース契約と、
前記ファイナンスリース会社からエンドユーザーへ前記リース物件をメンテナンスサービス付リース契約でリースする第3次リース契約と、
からなるシャトル(往復)型転リース契約において、
予め、前記エンドユーザー別に前記リース情報を記憶しておくエンドユーザー情報データベースと、
エンドユーザー端末から前記第3次リース契約に係るエンドユーザー識別情報を受信するエンドユーザー識別情報受信手段と、
前記エンドユーザー識別情報に基づいて、前記エンドユーザー情報データベースから対応するリース情報を読み出すリース情報読出手段と、
前記リース情報を出力するリース情報出力手段と、
出力された前記リース情報を前記エンドユーザー端末へ送信するリース情報送信手段と、
を有することを特徴とするWEBサービスシステム。
Priority Applications (1)
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JP2007248020A JP2009080582A (ja) | 2007-09-25 | 2007-09-25 | シャトル型転リース契約におけるリース取引システム、車検情報送信システム、修理情報送信システム、webサービスシステム |
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