JP2009074199A - Bottoms preventing exposure of extension and contraction mechanism and extensible in waist girth - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ベルト部に重ね合せ部を備えたウエスト部を有する被服、すなわち、スーツ用ズボンや綿パン等のパンツ(ズボン)、スカート、キュロットスカート等(以下、「ボトムズ(bottoms)」という)のウエストサイズを伸縮自在としたボトムズの伸縮機構の露出を防止する伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズに関するものである。 The present invention relates to a clothing having a waist portion provided with an overlapping portion on a belt portion, that is, pants (trousers) such as suit trousers and cotton bread, skirts, culottes skirts and the like (hereinafter referred to as “bottoms”) This invention relates to a stretchable bottoms that can be stretched around the waist to prevent exposure of the stretchable mechanism of the bottoms that can be freely stretched.
一般に、パンツ(ズボン)等のボトムズの既製品のベルト部のサイズは、例えば、69cm、72cm、75cmといったように所定間隔で設定されており、購入者は自己のベルトサイズに近いものを選択して購入し、自己のベルトサイズに修正したり、革ベルト等によって矯正したりして着用している。しかしながら、ベルトサイズを修正する場合には修正作業が必要で手間及び費用を要し、革ベルト等によって矯正する場合にはパンツ等のベルト部にシワが生じてテザイン的に好ましくなく、更に着用した際の快適性も劣るという問題がある。 In general, the size of ready-made belts of bottoms such as pants (trousers) is set at predetermined intervals such as 69 cm, 72 cm, and 75 cm, and the purchaser selects a belt that is close to his / her belt size. It is worn and either corrected to its own belt size or corrected with a leather belt. However, when correcting the belt size, correction work is required and labor and expense are required. When correcting with a belt such as a leather belt, wrinkles are generated in the belt portion of the pants, etc. There is a problem that the comfort at the time is also inferior.
そこで、これを解決したものとして、本発明者の発明に係る特許文献1及び特許文献2に記載された特許発明等の技術が公知である。すなわち、パンツ等のベルト部の横側、前側の一部にゴム等の弾性材を介在させ、この弾性材によってベルトサイズを伸縮させることができるようにしたものである。更に、本発明者は、これらの特許発明を改良して、伸縮自在にするために形成されている隙間を広げたときでもその見栄えを良くするとともに、滑らかな伸縮が可能な被服のウエストサイズ伸縮自在構造についての発明をし、この発明について特許出願をして特許を受けている(特許文献3)。
Therefore, as a solution to this problem, techniques such as patent inventions described in
この特許文献3に開示された特許発明においては、主弾性材の弾性力により収容部に挿入された延出部が収容部裏地のみと摺接するためその接触抵抗が少なくなり、延出部と収容部との滑らかな動きが可能となるとともに、収容部の表側及び裏側から見た収容部の内側には収容部裏地が取付けられているので、ウエスト部の芯材が見えたりして商品イメージを低下させるということがない。
しかしながら、特許文献3に記載の技術においては、着用者等が主弾性材の弾性力に抗して収容部から延出部を引き出した場合に、興味本位で延出部の下端をめくって見ると主弾性材等の伸縮機構の内部構造が見えるため、主弾性材等の伸縮機構を無理に引き出して壊してしまう恐れがある。これに対して、収容部の端面の裏側を延出部の端を覆うように斜めにするという対策も考えられるが、そうすると収容部の端面の斜め部分の縫製を人手で行う必要があるため量産性が損なわれ、また商品として陳列された場合に、収容部の端面の表裏が真っ直ぐでないため美観が損なわれるという問題点があった。
However, in the technique described in
そこで、本発明においては、量産性を損なうことなく、見栄え・美観を良好に保ちつつウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの提供を課題とする。 Therefore, in the present invention, the waist size can be expanded and contracted while maintaining good appearance and aesthetics without impairing mass productivity, and the situation where the wearer breaks the expansion and contraction mechanism is surely prevented. An object of the present invention is to provide a stretchable bottoms that can be stretched around the waist.
請求項1の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズは、芯材を有するベルト部の重ね合せ部と、該重ね合せ部の一方のベルト部側に設けられてその一端が延出する前記ベルト部に形成された延出部と、前記重ね合せ部の他方のベルト部側に形成され、前記延出部を意匠面側から隠れるように収容する収容部と、前記延出部と前記収容部との間に両端が接続された主弾性材とを具備し、ベルト部の見掛け上の長さを伸縮自在としたウエスト周り伸縮自在ボトムズであって、前記収容部の端を表裏とも前記ベルト部の長手方向に対して略垂直にするとともに、前記延出部の内部に伸縮性を有しない生地の上端を縫付けて、前記伸縮性を有しない生地の下端を前記延出部の下端に縫付けたものである。
The expansion / contraction mechanism exposure prevention waist circumference expansion / contraction bottoms according to the invention of
ここで、「伸縮性を有しない生地」としては、ポリエステル系の生地、ナイロン系の生地、等があり、これらの生地は裏地やスレーキ(ジーンズのLポケットの袋布)、リボンテープ等の部材に用いられる。 Here, “non-stretchable fabrics” include polyester-based fabrics, nylon-based fabrics, etc., and these fabrics are materials such as linings, sleeks (bags in L pockets of jeans), ribbon tapes, etc. Used for.
請求項2の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズは、芯材を有するベルト部の重ね合せ部と、該重ね合せ部の一方のベルト部側に設けられてその一端が延出する前記ベルト部に形成された延出部と、前記重ね合せ部の他方のベルト部側に形成され、前記延出部を意匠面側から隠れるように収容する収容部と、前記延出部と前記収容部との間に両端が接続された主弾性材とを具備し、ベルト部の見掛け上の長さを伸縮自在としたウエスト周り伸縮自在ボトムズであって、前記収容部の端を表裏とも前記ベルト部の長手方向に対して略垂直にするとともに、前記延出部の折り返し部分の内部に両面接着芯を挟んでアイロンでプレスして前記延出部の折り返し部分を接着したものである。
The expansion / contraction mechanism anti-exposure waist-expandable bottoms according to the invention of
請求項3の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズは、芯材を有するベルト部の重ね合せ部と、該重ね合せ部の一方のベルト部側に設けられてその一端が延出する前記ベルト部に形成された延出部と、前記重ね合せ部の他方のベルト部側に形成され、前記延出部を意匠面側から隠れるように収容する収容部と、前記延出部と前記収容部との間に両端が接続された主弾性材とを具備し、ベルト部の見掛け上の長さを伸縮自在としたウエスト周り伸縮自在ボトムズであって、前記収容部の端を表裏とも前記ベルト部の長手方向に対して略垂直にするとともに、前記延出部の表側から裏側にかけて貫通するように前記延出部の中間部分を前記ベルト部の長手方向に沿って縫付けたものである。
The expansion / contraction mechanism anti-exposure waist-expandable bottoms according to the invention of
請求項4の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズは、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの構成において、前記ウエスト周り伸縮自在ボトムズは両脇に脇ポケットが設けられ、前記脇ポケットの近傍に前記ベルト部の重ね合せ部が設けられたものである。
The expansion / contraction mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the invention of
請求項5の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズは、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの構成において、前記ウエスト周り伸縮自在ボトムズは両脇の脇線に沿ってタックが設けられ、前記タックの近傍に前記ベルト部の重ね合せ部が設けられたものである。
The expansion / contraction mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the invention of
請求項6の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズは、請求項5の構成において、前記脇線にポケット口を有する脇中間ポケットが設けられたものである。
The expansion / contraction mechanism exposure prevention waist circumference expansion / contraction bottoms according to the invention of
請求項7の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズは、請求項5の構成において、前記脇線の近傍の前中心よりにポケット口を有するポケットが設けられたものである。
The expansion / contraction mechanism exposure prevention waist circumference expansion / contraction bottoms according to the invention of claim 7 is the structure of
請求項8の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズは、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの構成において、前記ウエスト周り伸縮自在ボトムズは両脇に脇ポケットが設けられるとともに両脇と前中心との間にタックが設けられ、前記タックの近傍に前記ベルト部の重ね合せ部が設けられたものである。
The expansion / contraction mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the invention of claim 8 is the structure according to any one of
請求項9の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズは、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの構成において、前記ウエスト周り伸縮自在ボトムズは両脇に脇ポケットが設けられるとともに前記脇ポケットの前中心側の裏側にタックが設けられ、前記タックの近傍に前記ベルト部の重ね合せ部が設けられたものである。
The expansion / contraction mechanism exposure-preventing waist-expandable bottoms according to the invention of
請求項10の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズは、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの構成において、前記ウエスト周り伸縮自在ボトムズは両脇にLポケットが設けられ、前記Lポケットの開口部の前中心側の近傍に前記ベルト部の重ね合せ部が設けられたものである。
The stretchable bottoms that can be stretched around the waist according to the invention of
請求項11の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズは、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの構成において、前記ウエスト周り伸縮自在ボトムズは両脇にLポケットが設けられるとともに前記Lポケットの前中心側の裏側にタックが設けられ、前記タックの近傍に前記ベルト部の重ね合せ部が設けられたものである。
The expansion / contraction mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the invention of
請求項12の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズは、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの構成において、前記ウエスト周り伸縮自在ボトムズは両脇にLポケットが設けられるとともに前記Lポケットの脇線部分の表側にタックが設けられ、前記タックの近傍に前記ベルト部の重ね合せ部が設けられたものである。
The expansion / contraction mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the invention of
請求項13の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズは、請求項1乃至請求項3のいずれか1つの構成において、前記ウエスト周り伸縮自在ボトムズは両脇にLポケットが設けられるとともに前記Lポケットの脇線部分の裏側にタックが設けられ、前記タックの近傍に前記ベルト部の重ね合せ部が設けられたものである。
The stretchable bottoms that can be stretched around the waist according to the invention of
請求項14の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズは、請求項1乃至請求項13のいずれか1つの構成において、前記収容部の開口端の近傍の内面に伸縮性を有しない生地からなる裏地または伸縮性を有しない生地からなる接着布を縫付け、または貼り付けたものである。
The expansion / contraction mechanism exposure prevention waist circumference expansion / contraction bottoms according to the invention of
請求項1の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズは、芯材を有するベルト部の重ね合せ部と、重ね合せ部の一方のベルト部側に設けられてその一端が延出するベルト部に形成された延出部と、重ね合せ部の他方のベルト部側に形成され、延出部を意匠面側から隠れるように収容する収容部と、延出部と収容部との間に両端が接続された主弾性材とを具備し、ベルト部の見掛け上の長さを伸縮自在としたウエスト周り伸縮自在ボトムズであって、収容部の端を表裏ともベルト部の長手方向に対して略垂直にするとともに、延出部の内部に伸縮性を有しない生地の上端を縫付けて、伸縮性を有しない生地の下端を延出部の下端に縫付けたものである。
An elastic mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the invention of
ここで、「伸縮性を有しない生地」としては、ポリエステル系の生地、ナイロン系の生地、等があり、これらの生地は裏地やスレーキ(ジーンズのLポケットの袋布)、リボンテープ等の部材に用いられる。 Here, “non-stretchable fabrics” include polyester-based fabrics, nylon-based fabrics, etc., and these fabrics are materials such as linings, sleeks (bags in L pockets of jeans), ribbon tapes, etc. Used for.
このように、収容部の端を表裏ともベルト部の長手方向に対して略垂直にするとともに、延出部の内部に伸縮性を有しない生地の上端を縫付けて、伸縮性を有しない生地の下端を延出部の下端に縫付けたことによって、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら、見栄え・美観が良好に保たれるとともに全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができるため、量産性が向上する。 In this way, both the front and back ends of the accommodating portion are substantially perpendicular to the longitudinal direction of the belt portion, and the upper end of the non-stretchable fabric is sewn inside the extension portion, so that the non-stretchable fabric By sewing the lower end of the extension part to the lower end of the extension part, while maintaining the performance of stretching around the waist, the appearance and aesthetics can be kept well and all sewing work can be performed by sewing. Mass productivity is improved.
そして、伸縮性を有しない生地によって延出部の内部とベルト部の下端とが接続されているために、着用者等が主弾性材の弾性力に抗して収容部から延出部を引き出した場合に、興味本位で延出部の縫付けられていない部分の下端をめくろうとしても、内部構造は見ることができず伸縮性を有しない生地の一部が見えるだけで済むため、着用者等が主弾性材等の内部構造を引き出して伸縮自在構造を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。 And since the inside of the extension part and the lower end of the belt part are connected by a non-stretchable fabric, the wearer or the like pulls out the extension part from the accommodation part against the elastic force of the main elastic material. If you try to turn the lower end of the unsewed part of the extension part in the case of interest, you can only see a part of the fabric that does not have elasticity because you can not see the internal structure and wear it. It is possible to reliably prevent a situation where a person or the like pulls out the internal structure such as the main elastic material and breaks the stretchable structure.
このようにして、量産性を損なうことなく、見栄え・美観を良好に保ちつつウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。 In this way, the waist size can be expanded and contracted while maintaining good appearance and aesthetics without losing mass productivity, and expansion and contraction that can reliably prevent the wearer from breaking the expansion mechanism. It becomes the bottoms that can be stretched around the waist.
請求項2の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズは、芯材を有するベルト部の重ね合せ部と、重ね合せ部の一方のベルト部側に設けられてその一端が延出するベルト部に形成された延出部と、重ね合せ部の他方のベルト部側に形成され、延出部を意匠面側から隠れるように収容する収容部と、延出部と収容部との間に両端が接続された主弾性材とを具備し、ベルト部の見掛け上の長さを伸縮自在としたウエスト周り伸縮自在構造を有する伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズであって、収容部の端を表裏ともベルト部の長手方向に対して略垂直にするとともに、延出部の折り返し部分の内部に両面接着芯を挟んでアイロンでプレスして延出部の折り返し部分を接着したものである。
An elastic mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the invention of
このように、ウエスト周り伸縮自在構造を構成する延出部と収容部のうち、収容部の端を表裏ともベルト部の長手方向に対して略垂直にするとともに、延出部の折り返し部分を両面接着芯で接着したことによって、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら、見栄え・美観が良好に保たれるとともに全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、量産性が向上する。 As described above, of the extending part and the accommodating part that constitute the elastic structure around the waist, both the front and back of the accommodating part are substantially perpendicular to the longitudinal direction of the belt part, and the folded part of the extending part is double-sided. By bonding with the adhesive core, the appearance and aesthetics can be maintained well while securing the performance of stretching around the waist, and all sewing operations can be performed by sewing, improving mass productivity.
そして、延出部の折り返し部分の内部に両面接着芯を挟んでアイロンでプレスして延出部の折り返し部分を接着しているために、着用者等が主弾性材の弾性力に抗して収容部から延出部を引き出した場合に、興味本位で延出部の縫付けられていない部分の下端をめくろうとしても、内部構造は見ることができず、両面接着芯の下部の延出部の裏側の一部が見えるだけで済むため、着用者等が主弾性材等の内部構造を引き出して伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。 And because the folded part of the extension part is bonded by pressing the iron with a double-sided adhesive core inside the folded part of the extension part, the wearer or the like resists the elastic force of the main elastic material. When the extension part is pulled out from the housing part, even if you try to turn the lower end of the unsewn part of the extension part in an interesting way, the internal structure cannot be seen and the lower part of the double-sided adhesive core extends Since it is only necessary to see a part of the back side of the part, it is possible to reliably prevent the wearer and the like from pulling out the internal structure such as the main elastic material and breaking the expansion / contraction mechanism.
このようにして、量産性を損なうことなく、見栄え・美観を良好に保ちつつウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。 In this way, the waist size can be expanded and contracted while maintaining good appearance and aesthetics without losing mass productivity, and expansion and contraction that can reliably prevent the wearer from breaking the expansion mechanism. It becomes the bottoms that can be stretched around the waist.
請求項3の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズは、芯材を有するベルト部の重ね合せ部と、重ね合せ部の一方のベルト部側に設けられてその一端が延出するベルト部に形成された延出部と、重ね合せ部の他方のベルト部側に形成され、延出部を意匠面側から隠れるように収容する収容部と、延出部と収容部との間に両端が接続された主弾性材とを具備し、ベルト部の見掛け上の長さを伸縮自在としたウエスト周り伸縮自在ボトムズであって、収容部の端を表裏ともベルト部の長手方向に対して略垂直にするとともに、延出部の表側から裏側にかけて貫通するように延出部の中間部分をベルト部の長手方向に沿って縫付けたものである。 An elastic mechanism exposure prevention waist circumference telescopic bottoms according to a third aspect of the invention is a belt in which a belt portion having a core member is provided on one belt portion side of the overlapping portion and one end thereof extends. Between the extension part and the accommodating part, formed on the other belt part side of the overlapping part, and accommodated so as to hide the extending part from the design surface side A waist elasticable bottoms that has an elastic length of the belt part, and that has an apparent length of the belt part, both ends of the housing part facing the longitudinal direction of the belt part. In addition to being substantially vertical, the intermediate portion of the extension portion is sewn along the longitudinal direction of the belt portion so as to penetrate from the front side to the back side of the extension portion.
このように、ウエスト周り伸縮自在構造を構成する延出部と収容部のうち、収容部の端を表裏ともベルト部の長手方向に対して略垂直にするとともに、延出部の表側から裏側にかけて貫通するように延出部の中間部分をベルト部の長手方向に沿って縫付けたことによって、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら、見栄え・美観が良好に保たれるとともに全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、しかも延出部を縫付ける作業が簡単になるため、量産性がより向上する。 In this way, among the extending part and the accommodating part that constitute the elastic structure around the waist, the end of the accommodating part is substantially perpendicular to the longitudinal direction of the belt part on both the front and back sides, and from the front side to the back side of the extending part. By sewing the middle part of the extension part along the longitudinal direction of the belt part so as to penetrate, while maintaining the performance of stretching around the waist, the appearance and aesthetics are maintained well and all the sewing work Can be performed by sewing, and the work of sewing the extension is simplified, so that mass productivity is further improved.
なお、このような構成とすると、延出部の中間部分をベルト部の長手方向に沿って縫付けた部分が外側から見えることになるが、通常のボトムズはベルト部の上からベルトを着用するため、縫付けた部分はベルトの下に隠れて見えなくなるので問題はない。 In addition, with such a configuration, a portion where the intermediate portion of the extension portion is sewn along the longitudinal direction of the belt portion can be seen from the outside, but normal bottoms wear the belt from the top of the belt portion. Therefore, there is no problem because the sewn portion is hidden under the belt and cannot be seen.
そして、延出部の表側から裏側にかけて貫通するように延出部の中間部分をベルト部の長手方向に沿って縫付けているために、着用者等が主弾性材の弾性力に抗して収容部から延出部を引き出した場合に、興味本位で延出部の縫付けられていない部分の下端をめくろうとしても、内部構造は見ることができず、延出部の裏側の一部が見えるだけで済むため、着用者等が主弾性材等の内部構造を引き出して伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。 And since the middle part of the extension part is sewn along the longitudinal direction of the belt part so as to penetrate from the front side to the back side of the extension part, the wearer or the like resists the elastic force of the main elastic material. When the extension part is pulled out from the housing part, even if you try to turn the lower end of the unsewn part of the extension part in an interesting way, you can not see the internal structure, part of the back side of the extension part Therefore, it is possible to reliably prevent the wearer and the like from pulling out the internal structure such as the main elastic material and breaking the expansion / contraction mechanism.
このようにして、量産性をより向上させながら、見栄え・美観を良好に保ちつつウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。 In this way, while improving the mass productivity, the waist size can be expanded and contracted while maintaining good appearance and aesthetics, and the situation in which the wearer breaks the expansion and contraction mechanism can be reliably prevented. Stretchable bottoms that can be stretched around the waist.
請求項4の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズにおいては、ウエスト周り伸縮自在ボトムズの両脇に脇ポケットが設けられ、脇ポケットの近傍にベルト部の重ね合せ部が設けられている。
In the expansion / contraction mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the invention of
これによって、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の効果に加えて、開閉のために生地の余裕がある脇ポケットの近傍にベルト部の重ね合せ部が設けられているため、ウエスト周り伸縮自在ボトムズのウエスト周りが伸縮する際に、身頃にシワがよることがなく、見栄えの良いウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。
Thereby, in addition to the effect according to any one of
このようにして、量産性を損なうことなく、見栄え・美観を良好に保ちつつウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。 In this way, the waist size can be expanded and contracted while maintaining good appearance and aesthetics without losing mass productivity, and expansion and contraction that can reliably prevent the wearer from breaking the expansion mechanism. It becomes the bottoms that can be stretched around the waist.
請求項5の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズにおいては、ウエスト周り伸縮自在ボトムズの両脇の脇線に沿ってタックが設けられ、タックの近傍にベルト部の重ね合せ部が設けられている。
In the expansion / contraction mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the invention of
これによって、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の効果に加えて、生地の余裕があるタックの近傍にベルト部の重ね合せ部が設けられているため、ウエスト周り伸縮自在ボトムズのウエスト周りが伸縮する際に、タックが開閉することによって身頃にシワがよることがなく、より見栄えの良いウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。
Accordingly, in addition to the effect according to any one of
このようにして、量産性を損なうことなく、見栄え・美観を良好に保ちつつウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。 In this way, the waist size can be expanded and contracted while maintaining good appearance and aesthetics without losing mass productivity, and expansion and contraction that can reliably prevent the wearer from breaking the expansion mechanism. It becomes the bottoms that can be stretched around the waist.
請求項6の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズにおいては、脇線にポケット口を有する脇中間ポケットが設けられている。
In the expansion / contraction mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the invention of
これによって、請求項5に記載の効果に加えて、特に婦人用ボトムズに適したウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。その理由は、女性は骨盤が大きいので、婦人用ボトムズに通常の脇ポケットを設けると着用したときにポケット口が変形し易く余り好まれないが、このような脇中間ポケットを設けることによってポケット口が変形して見栄えを損なう恐れがないため、Lポケットと同様に婦人用ボトムズのポケットとして好ましいからである。 Accordingly, in addition to the effect of the fifth aspect, the waist-expandable bottoms particularly suitable for women's bottoms are obtained. The reason for this is that because women have large pelvis, if the side pockets are provided on the women's bottoms, the pocket mouths are easily deformed when worn, but the side pockets can be increased by providing such side intermediate pockets. This is because it is preferable as a pocket for a women's bottoms as well as the L pocket.
このようにして、量産性を損なうことなく、見栄え・美観を良好に保ちつつウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる、特に婦人用として適した伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。 In this way, the waist size can be expanded and contracted while maintaining good appearance and aesthetics without impairing mass productivity, and it is possible to reliably prevent a situation in which the wearer breaks the expansion and contraction mechanism. It becomes an elastic mechanism bottom which can be stretched around the waist, which is particularly suitable for women.
請求項7の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズにおいては、脇線の近傍の前中心よりにポケット口を有するポケットが設けられている。 In the expansion / contraction mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the invention of claim 7, the pocket having the pocket opening is provided from the front center in the vicinity of the side line.
これによって、請求項5に記載の効果に加えて、特に婦人用ボトムズに適したウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。その理由は、女性は骨盤が大きいので、婦人用ボトムズに通常の脇ポケットを設けると着用したときにポケット口が変形し易く余り好まれないが、このように脇線にタックを設けて、その近傍にポケット口を有するポケットを設けることによって、ポケット口が変形して見栄えを損なう恐れがなくなるため、Lポケットと同様に婦人用ボトムズのポケットとして好ましいからである。 Accordingly, in addition to the effect of the fifth aspect, the waist-expandable bottoms particularly suitable for women's bottoms are obtained. The reason for this is that because women have large pelvis, if you put a normal side pocket on the women's bottoms, the pocket mouth will be deformed easily when worn, but in this way a tack is provided on the side line, This is because providing a pocket having a pocket opening in the vicinity eliminates the possibility of the pocket opening being deformed and impairing its appearance, so that it is preferable as a pocket for women's bottoms like the L pocket.
このようにして、量産性を損なうことなく、見栄え・美観を良好に保ちつつウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる、特に婦人用として適した伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。 In this way, the waist size can be expanded and contracted while maintaining good appearance and aesthetics without impairing mass productivity, and it is possible to reliably prevent a situation in which the wearer breaks the expansion and contraction mechanism. It becomes an elastic mechanism bottom which can be stretched around the waist, which is particularly suitable for women.
請求項8の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズにおいては、ウエスト周り伸縮自在ボトムズの両脇に脇ポケットが設けられるとともに両脇と前中心との間にタックが設けられ、タックの近傍にベルト部の重ね合せ部が設けられている。 In the expansion / contraction mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the invention of claim 8, side pockets are provided on both sides of the waist-expandable bottoms and a tack is provided between both sides and the front center. An overlapping portion of the belt portion is provided in the vicinity.
これによって、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の効果に加えて、生地の余裕があるタックの近傍にベルト部の重ね合せ部が設けられているため、ウエスト周り伸縮自在ボトムズのウエスト周りが伸縮する際に、タックが開閉することによって身頃にシワがよることがなく、より見栄えの良いウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。
Accordingly, in addition to the effect according to any one of
このようにして、量産性を損なうことなく、見栄え・美観を良好に保ちつつウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。 In this way, the waist size can be expanded and contracted while maintaining good appearance and aesthetics without losing mass productivity, and expansion and contraction that can reliably prevent the wearer from breaking the expansion mechanism. It becomes the bottoms that can be stretched around the waist.
請求項9の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズにおいては、ウエスト周り伸縮自在ボトムズの両脇に脇ポケットが設けられるとともに脇ポケットの前中心側の裏側にタックが設けられ、タックの近傍にベルト部の重ね合せ部が設けられている。
In the expansion / contraction mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the invention of
これによって、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の効果に加えて、生地の余裕があるタックの近傍にベルト部の重ね合せ部が設けられているため、ウエスト周り伸縮自在ボトムズのウエスト周りが伸縮する際に、タックが開閉することによって身頃にシワがよることがなく、しかもタックが脇ポケットの内部に設けられているため外側から見えることがなく、より見栄えの良いウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。
Accordingly, in addition to the effect according to any one of
このようにして、量産性を損なうことなく、見栄え・美観をより良好に保ちつつ、ウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。 In this way, the waist size can be expanded and contracted while maintaining good appearance and aesthetics without sacrificing mass productivity, and it is possible to reliably prevent the wearer from breaking the expansion mechanism. Stretchable bottoms that can be stretched around the waist.
請求項10の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズにおいては、ウエスト周り伸縮自在ボトムズの両脇にLポケットが設けられ、Lポケットの開口部の前中心側の近傍にベルト部の重ね合せ部が設けられている。
In the expansion / contraction mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the invention of
これによって、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の効果に加えて、生地の余裕があるLポケットの開口部の前中心側の近傍にベルト部の重ね合せ部が設けられているため、ウエスト周り伸縮自在ボトムズのウエスト周りが伸縮する際に身頃にシワがよることがなく、より見栄えの良いウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。特に、Lポケットの開口部の前中心側が伸縮性を有していると、更に見栄えが良くなる。
Accordingly, in addition to the effect according to any one of
また、上述の如く、骨盤が大きい女性が着用した場合でも、このようなLポケットを設けることによってポケット口が変形して見栄えを損なう恐れがないため、婦人用ボトムズとしても好ましい。 Further, as described above, even when a woman with a large pelvis wears, the provision of such L pockets does not cause the pocket mouth to be deformed and impair the appearance, so that it is also preferable as a women's bottoms.
このようにして、量産性を損なうことなく、見栄え・美観を良好に保ちつつウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止でき、婦人用ボトムズとしても好ましい伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。 In this way, it is possible to make the waist size stretchable while maintaining good appearance and aesthetics without impairing mass productivity, and it is possible to reliably prevent a situation in which the wearer breaks the stretching mechanism, It becomes a stretchable bottoms that can be stretched around the waist, which is also preferable as a women's bottoms.
請求項11の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズにおいては、ウエスト周り伸縮自在ボトムズの両脇にLポケットが設けられるとともにLポケットの前中心側の裏側にタックが設けられ、タックの近傍にベルト部の重ね合せ部が設けられている。
In the expansion / contraction mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the invention of
これによって、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の効果に加えて、生地の余裕があるタックの近傍にベルト部の重ね合せ部が設けられているため、ウエスト周り伸縮自在ボトムズのウエスト周りが伸縮する際に、タックが開閉することによって身頃にシワがよることがなく、しかもタックがLポケットの内部に設けられているため外側から見えることがなく、より見栄えの良いウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。
Accordingly, in addition to the effect according to any one of
また、上述の如く、骨盤が大きい女性が着用した場合でも、このようなLポケットを設けることによってポケット口が変形して見栄えを損なう恐れがないため、婦人用ボトムズとしても好ましい。 Further, as described above, even when a woman with a large pelvis wears, the provision of such L pockets does not cause the pocket mouth to be deformed and impair the appearance, so that it is also preferable as a women's bottoms.
このようにして、量産性を損なうことなく、見栄え・美観をより良好に保ちつつ、ウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止でき、婦人用ボトムズとしても好ましい伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。 In this way, the waist size can be expanded and contracted while maintaining good appearance and aesthetics without sacrificing mass productivity, and it is possible to reliably prevent the wearer from breaking the expansion mechanism. This is a stretchable bottoms that can be stretched around the waist, which is also preferable as a women's bottoms.
請求項12の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズにおいては、ウエスト周り伸縮自在ボトムズの両脇にLポケットが設けられるとともにLポケットの脇線部分の表側にタックが設けられ、タックの近傍にベルト部の重ね合せ部が設けられている。
In the expansion / contraction mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the invention of
これによって、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の効果に加えて、生地の余裕があるタックの近傍にベルト部の重ね合せ部が設けられているため、ウエスト周り伸縮自在ボトムズのウエスト周りが伸縮する際に、タックが開閉することによって身頃にシワがよることがなく、より見栄えの良いウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。
Accordingly, in addition to the effect according to any one of
また、上述の如く、骨盤が大きい女性が着用した場合でも、このようなLポケットを設けることによってポケット口が変形して見栄えを損なう恐れがないため、婦人用ボトムズとしても好ましい。 Further, as described above, even when a woman with a large pelvis wears, the provision of such L pockets does not cause the pocket mouth to be deformed and impair the appearance, so that it is also preferable as a women's bottoms.
このようにして、量産性を損なうことなく、見栄え・美観をより良好に保ちつつ、ウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止でき、婦人用ボトムズとしても好ましい伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。 In this way, the waist size can be expanded and contracted while maintaining good appearance and aesthetics without sacrificing mass productivity, and it is possible to reliably prevent the wearer from breaking the expansion mechanism. This is a stretchable bottoms that can be stretched around the waist, which is also preferable as a women's bottoms.
請求項13の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズにおいては、ウエスト周り伸縮自在ボトムズの両脇にLポケットが設けられるとともにLポケットの脇線部分の裏側にタックが設けられ、タックの近傍にベルト部の重ね合せ部が設けられている。
In the expansion / contraction mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the invention of
これによって、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の効果に加えて、生地の余裕があるタックの近傍にベルト部の重ね合せ部が設けられているため、ウエスト周り伸縮自在ボトムズのウエスト周りが伸縮する際に、タックが開閉することによって身頃にシワがよることがなく、しかもタックがベルト部の裏側に設けられているため、外側から見えることがなく、より見栄えの良いウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。
Accordingly, in addition to the effect according to any one of
また、上述の如く、骨盤が大きい女性が着用した場合でも、このようなLポケットを設けることによってポケット口が変形して見栄えを損なう恐れがないため、婦人用ボトムズとしても好ましい。 Further, as described above, even when a woman with a large pelvis wears, the provision of such L pockets does not cause the pocket mouth to be deformed and impair the appearance, so that it is also preferable as a women's bottoms.
このようにして、量産性を損なうことなく、見栄え・美観をより良好に保ちつつ、ウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止でき、婦人用ボトムズとしても好ましい伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。 In this way, the waist size can be expanded and contracted while maintaining good appearance and aesthetics without sacrificing mass productivity, and it is possible to reliably prevent the wearer from breaking the expansion mechanism. This is a stretchable bottoms that can be stretched around the waist, which is also preferable as a women's bottoms.
請求項14の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズにおいては、収容部の開口端の近傍の内面に伸縮性を有しない生地からなる裏地または伸縮性を有しない生地からなる接着布を縫付け、または貼り付けている。
In the expansion / contraction mechanism exposure-preventing waist-expandable bottoms according to the invention of
これによって、請求項1乃至請求項13のいずれか1つに記載の効果に加えて、収容部の開口端の近傍の内面に伸縮性を有しない生地からなる裏地または接着布が取付けられているため、収容部に挿入された延出部が裏地または接着布のみと摺接することから、その接触抵抗が少なくなり、延出部と収容部との滑らかな動きが可能となるとともに、収容部の表側及び裏側から見た収容部の内側には裏地または接着布が取付けられているので、ウエスト部の芯材が見えたりして商品イメージを低下させるということがない。
Accordingly, in addition to the effect described in any one of
このようにして、量産性を損なうことなく、見栄え・美観をより良好に保ちつつ、ウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。 In this way, the waist size can be expanded and contracted while maintaining good appearance and aesthetics without sacrificing mass productivity, and it is possible to reliably prevent the wearer from breaking the expansion mechanism. Stretchable bottoms that can be stretched around the waist.
以下、本発明の実施の形態に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズについて、図面を参照しつつ説明する。なお、実施の形態2以降において、実施の形態1の部分と同一の記号及び同一の符号は、実施の形態1と同一または相当する機能部分を意味し、実施の形態相互の同一の記号及び同一の符号は、それら実施の形態に共通する機能部分であるから、ここでは重複する詳細な説明を省略する。 Hereinafter, the expansion / contraction mechanism exposure prevention waist circumference expansion / contraction bottoms according to the embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. In the second and subsequent embodiments, the same symbols and the same reference numerals as those in the first embodiment mean the same or corresponding functional parts as those in the first embodiment, and the same symbols and the same in the embodiments. The reference numeral is a functional part common to those embodiments, and therefore detailed description thereof is omitted here.
実施の形態1
まず、本発明の実施の形態1に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズについて、図1乃至図5を参照して説明する。
First, the retractable bottoms around the expansion / contraction mechanism exposure prevention waist according to the first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
図1(a)は本発明の実施の形態1に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボンの全体構成を示す正面図、(b)はベルト部の重ね合せ部近傍を拡大して示す部分拡大図、(c)はウエスト周りが伸長した状態を示す部分拡大図である。図2(a),(b),(c)は本発明の実施の形態1に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの要部裏面の縫製途中の構成を示す部品展開図である。図3(a),(b)は本発明の実施の形態1に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの縫製が完成した状態の裏側を示す部分拡大図である。
FIG. 1A is a front view showing the overall configuration of a suit trouser as a stretchable bottoms that can be stretched around the waist according to
図4(a),(b)は本発明の実施の形態1の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの要部裏面の縫製途中の構成を示す部品展開図、(c)は本発明の実施の形態1の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの縫製が完成した状態の裏側を示す部分拡大図である。図5(a)は本発明の実施の形態1の第2変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの延出部の縫い付け部の近傍を表側から見て示す部分拡大図、(b)は裏側から見て示す部分拡大図である。 4 (a) and 4 (b) are component development views showing a configuration during the sewing of the main part back surface of the retractable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to the first modification of the first embodiment of the present invention; ) Is a partially enlarged view showing the back side in a state where the sewing of the stretchable bottoms that can be stretched around the waist of the stretch mechanism exposure prevention waist according to the first modification of the first embodiment of the present invention is completed. FIG. 5 (a) is a partially enlarged view showing the vicinity of the sewn portion of the extending portion of the stretchable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to the second modification of the first embodiment of the present invention, as viewed from the front side. b) is a partially enlarged view seen from the back side.
図1(a)に示されるように、本実施の形態1に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1は、前身頃4の脇線LS,RSの近傍に左右1対の脇ポケット2を有しており、これらの脇ポケット2のポケット口外縁2Aの前中心FCよりの部分(外縁2Aの上部)の近傍に、ベルト部3の見掛け上の長さを伸縮自在としたウエスト周り伸縮自在構造を有している。
As shown in FIG. 1 (a), a pair of left and right trousers for
すなわち、後で詳細に説明するように、ベルト部3には左右1対の脇ポケット2のポケット口外縁2Aの近傍に、収容部3Aとその収容部3A内に挿入される延出部3Bからなる重ね合せ部が形成されており、延出部3Bの先端と収容部3Aとが収容部3A内において主弾性材としてのゴムテープで接続されることによって、ベルト部3の見掛け上の長さを伸縮自在としている。
That is, as will be described in detail later, the
これによって、ベルト部3に引っ張り力が掛かっていない場合には、図1(b)に示されるように、脇ポケット2の外縁2Aの上部がベルト部3に設けられたベルト通し12と一致しており、ベルト部3に引っ張り力が掛かってウエスト周りが伸びると、図1(c)に示されるように脇ポケット2の外縁2Aの上部も延出部3Bと一体に移動する。また、脇ポケット2の袋布が表側から見えないようにするために、前身頃4と共地の綿生地からなる当て布9が左右1対のLポケット2の外側に縫付けられている。
As a result, when no tension is applied to the
なお、図1(b),(c)に示されるように、収容部3A及び延出部3Bの上下端にはベルト布ステッチ3a,3bが施されている。ジーンズ(Gパン)、綿パンを始めとするカジュアルなボトムズにおいては、このようなベルト布ステッチ3a,3bを施すのが一般的であるが、本実施の形態1に係るスーツ用ズボン1等のフォーマルなボトムズでは、ベルト布ステッチを施さない場合もある。以下の各図においては、図を見易くするため、ベルト布ステッチの図示を省略する。
In addition, as shown in FIGS. 1B and 1C, belt cloth stitches 3a and 3b are applied to the upper and lower ends of the
次に、ウエスト周り伸縮自在構造について、図2を参照して説明する。図2は左側の脇ポケット2の近傍をスーツ用ズボン1の裏側から見て示したものである。図2(a)に示されるように、収容部3Aを構成するベルト布3Aaはスーツ用ズボン1の前身頃4と共地の綿生地であり、延出部3Bを構成するベルト布3Baもスーツ用ズボン1の前身頃4と共地の綿生地である。図2(a)に示されるように、収容部3A及び延出部3B内には、芯材としてのソフト芯SC及びハード芯HCが、アイロンプレスによって貼り付けられている。
Next, a waist elastic structure will be described with reference to FIG. FIG. 2 shows the vicinity of the
ここで、図2(a),(b)に示されるように、収容部3Aの端3Abは表裏ともベルト部3の長手方向に対して略垂直であり、収容部3Aの裏側の端から脇ポケット2の袋布5に設けられたタック15までの間に亘って、延出部3Bの内部に長方形の伸縮性を有しない生地6の上端が縫付けられて、伸縮性を有しない生地6の下端がベルト部3の下端に縫付けられる。また、収容部3Aを構成するベルト布3Aaの開口部近傍の内側には、延出部3Bの滑りを良くするために、伸縮性を有しない生地としてのポリエステル系生地からなる接着布13が、ソフト芯SC及びハード芯HCの上からアイロンプレスによって貼り付けられている。
Here, as shown in FIGS. 2 (a) and 2 (b), the end 3Ab of the
これら延出部3Bの先端と収容部3Aの内側とが、収容部3Aの内部において主弾性材としての幅の広いゴムテープ10によって接続されている。更に、ゴムテープ10には伸縮性のない生地からなる帯状の伸び止め材11が縫付けられており、ゴムテープ10に引っ張り力が掛かっても、この伸び止め材11が折り畳まれている長さまでしか伸びることができない。
The ends of the extending
すなわち、伸び止め材11によって、ゴムテープ10の最大伸び長さが規定されている。これによって、ゴムテープ10が過度に伸びるのを防止して、ゴムテープ10が長持ちするようにしている。このゴムテープ10に対する伸び止め材11の作用は、以下の各実施の形態においても全く同様であり、伸び止め材11が折り畳まれている長さによって、各実施の形態におけるウエスト周りの伸縮長さを決定している。
That is, the maximum stretch length of the
なお、本実施の形態1に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1においては、伸び止め材11の折り畳み部分の長さを約2cmとして、ウエスト周りの伸縮長さを約2cmとしている。
In the
また、図2(c)に示されるように、脇ポケット2の袋布5の上端と延出部3Bの下端とを補助弾性材としての幅の細いゴムテープ30で接続しており、これによってウエスト周り伸縮自在構造によって延出部3Bが移動する際に脇ポケット2の袋布5の形状が崩れたりして見栄えが悪くなるのを防ぐ働きをしている。更に、図2(c)に破線で示されるように、脇ポケット2の袋布5の表側には、想像線で示される脇ポケット2の外縁2Aの外側に袋布5の生地が見えるのを防ぐために、スーツ用ズボン1の前身頃4と共地の綿生地からなる当て布9が当て布ステッチによって縫付けられている。
Further, as shown in FIG. 2 (c), the upper end of the
このような構造を有する収容部3Aを輪にして下端で閉じるとともに、図2(b)に示されるように、収容部3Aの下端に脇ポケット2の袋布5の側を縫付け、延出部3Bを閉じるとともに延出部3Bの下端に脇ポケット2の外縁2Aを形成するスーツ用ズボン1の前身頃4の側を縫付ける。
The
図3(a)に示されるように、このようにして縫製が完成した本実施の形態1に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1は、収容部3Aの表裏の端3Abがベルト部3の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら、見栄え・美観が良好に保たれるとともに、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、量産性を向上させることができる。
As shown in FIG. 3 (a), the trouser for
また、延出部3Bの内部に長方形の伸縮性を有しない生地6の上端が縫付けられて、伸縮性を有しない生地6の下端がベルト部3の下端に縫付けられているために、図3(b)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部3Aから延出部3Bを引き出した場合に、興味本位で延出部3Bの下端をめくっても伸縮性を有しない生地6の一部が見えるだけで、ゴムテープ10,伸び止め材11等の内部構造は見えないため、着用者等が内部構造を引き出して伸縮自在構造を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
In addition, because the upper end of the
次に、本実施の形態1の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1Aについて、図4を参照して説明する。本実施の形態1の第1変形例に係るスーツ用ズボン1Aの基本的な構造は、上述した本実施の形態1に係るスーツ用ズボン1とほぼ同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
Next, a
図4(a),(b)に示されるように、第1変形例に係るスーツ用ズボン1Aが上述したスーツ用ズボン1と異なるのは、延出部3Bの内部に伸縮性を有しない生地6を縫付ける代わりに、延出部の折り返し部分の内部に両面接着芯14を挟んでアイロンでプレスして延出部3Bの折り返し部分を接着した点である。
As shown in FIGS. 4A and 4B, the
このようにして縫製されるスーツ用ズボン1Aは、収容部3Aの表裏の端3Abがベルト部3の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら見栄え・美観が良好に保たれ、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができるので、量産性を向上させることができる。
The
また、延出部3Bの内部に両面接着芯14を挟んでアイロンでプレスして延出部3Bの折り返し部分を接着したために、図4(c)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部3Aから延出部3Bを引き出した場合に、興味本位で延出部3Bの下端をめくっても袋布5の上端が見えるだけで、ゴムテープ10,伸び止め材11等の内部構造は見えないため、着用者等が内部構造を引き出して伸縮自在構造を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
Further, since the folded part of the
次に、本実施の形態1の第2変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1Bについて、図5を参照して説明する。本実施の形態1の第2変形例に係るスーツ用ズボン1Bの基本的な構造は、上述した本実施の形態1に係るスーツ用ズボン1とほぼ同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
Next, the
図5(a),(b)に示されるように、第2変形例に係るスーツ用ズボン1Bが上述したスーツ用ズボン1と異なるのは、延出部3Bの内部に伸縮性を有しない生地6を縫付ける代わりに、延出部3Bの折り返し部分を表側から裏側にかけて貫通するように、延出部3Bの中間部分をベルト部3の長手方向に沿って縫付けた(縫い付け部16を設けた)点である。
As shown in FIGS. 5A and 5B, the
このようにして縫製されるスーツ用ズボン1Bは、収容部3Aの表裏の端3Abがベルト部3の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら見栄え・美観が良好に保たれ、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、しかも延出部3Bを縫付ける作業が簡単になるため、量産性をより向上させることができる。
The
なお、このような構成とすると、延出部3Bの中間部分をベルト部3の長手方向に沿って縫付けた縫い付け部16が外側から見えることになるが、スーツ用ズボン1Bには複数のベルト通し12が取付けられており、ベルト部3の上からベルトを着用するため、縫い付け部16はベルトの下に隠れて見えなくなる。
In addition, with such a configuration, the sewn
そして、延出部3Bの表側から裏側にかけて貫通するように延出部3Bの中間部分をベルト部3の長手方向に沿って縫付けているために、図5(b)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部3Aから延出部3Bを引き出した場合に、興味本位で延出部3Bの縫付けられていない部分の下端をめくろうとしても、内部構造は見ることができず、延出部3Bの裏側の一部が見えるだけで済むため、着用者等がゴムテープ10等の内部構造を引き出して伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
And since the intermediate part of the
このようにして、本実施の形態1に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1,1A,1Bにおいては、量産性を損なうことなく、見栄え・美観を良好に保ちつつウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる。
Thus, in the trousers for
また、スーツ用ズボン1,1A,1Bのウエスト周りが伸縮する際に、脇ポケット2の袋布5に設けられたタック15が開閉することによって身頃にシワがよることがなく、しかもタック15が脇ポケット2の内部に設けられているため外側から見えることがなく、より見栄えの良いウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。したがって、本実施の形態1に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1,1A,1Bは、請求項1乃至請求項3及び請求項9の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズに該当する。
Further, when the waist of the
なお、スーツ用ズボン1,1A,1Bの脇ポケット2の袋布5にタック15が設けられていなくとも、脇ポケット2が開閉することによって生地の余裕が生ずるため、ウエスト周りが伸縮する際に身頃にシワがよることがなく、見栄えの良いウエスト周り伸縮自在ボトムズとなるとともに、量産性を損なうことなく、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる。この場合のスーツ用ズボンは、請求項1乃至請求項3及び請求項4の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズに該当する。
Even if the
実施の形態2
次に、本発明の実施の形態2に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズについて、図6乃至図10を参照して説明する。
Next, the expansion / contraction mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
図6(a)は本発明の実施の形態2に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボンの全体構成を示す正面図、(b)はベルト部の重ね合せ部近傍を拡大して示す部分拡大図、(c)はウエスト周りが伸長した状態を示す部分拡大図である。図7(a),(b),(c)は本発明の実施の形態2に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの要部裏面の縫製途中の構成を示す部品展開図である。図8(a),(b)は本発明の実施の形態2に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの縫製が完成した状態の裏側を示す部分拡大図である。
FIG. 6A is a front view showing the overall configuration of the trousers for suits as a stretchable bottoms that can be stretched around the waist according to the second embodiment of the present invention, and FIG. 6B is an enlarged view of the vicinity of the overlapping portion of the belt portion. (C) is a partially enlarged view showing a state in which the circumference of the waist is extended. 7 (a), 7 (b), and 7 (c) are component development views showing a structure in the middle of sewing of the back surface of the main part of the retractable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to
図9(a),(b)は本発明の実施の形態2の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの要部裏面の縫製途中の構成を示す部品展開図、(c)は本発明の実施の形態2の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの縫製が完成した状態の裏側を示す部分拡大図である。図10(a)は本発明の実施の形態2の第2変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの延出部の縫い付け部の近傍を表側から見て示す部分拡大図、(b)は裏側から見て示す部分拡大図である。 FIGS. 9 (a) and 9 (b) are component development views showing a configuration in the middle of sewing the back surface of the main part of the retractable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to the first modification of the second embodiment of the present invention; ) Is a partially enlarged view showing the back side in a state where the sewing of the stretchable bottoms around the waist of the stretch mechanism exposure prevention waist according to the first modification of the second embodiment of the present invention is completed. FIG. 10 (a) is a partially enlarged view showing the vicinity of the sewn portion of the extending portion of the stretchable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to the second modification of the second embodiment of the present invention, as viewed from the front side. b) is a partially enlarged view seen from the back side.
図6(a)に示されるように、本実施の形態2に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1Cは、前身頃4の脇線LS,RSの近傍に左右1対の脇ポケット2を有しており、これらの脇ポケット2のポケット口外縁2Aの前中心FCよりの部分(外縁2Aの上部)の近傍に、ベルト部3の見掛け上の長さを伸縮自在としたウエスト周り伸縮自在構造を有している。
As shown in FIG. 6A, the
すなわち、ベルト部3には左右1対の脇ポケット2のポケット口外縁2Aの近傍に、収容部3Aとその収容部3A内に挿入される延出部3Bからなる重ね合せ部が形成されており、延出部3Bの先端と収容部3Aとが収容部3A内において主弾性材としてのゴムテープで接続されるとともに、1対の脇ポケット2と前中心FCの間に1対のタック17を設けることによって、ベルト部3の見掛け上の長さを伸縮自在としている。
That is, the
これによって、ベルト部3に引っ張り力が掛かっていない場合には、図6(b)に示されるように、タック17は折り畳まれた状態にあり、ベルト部3に引っ張り力が掛かってウエスト周りが伸びると、図6(c)に示されるように、延出部3Bの近傍の前身頃4も延出部3Bと一体に移動して、タック17が拡げられる。また、脇ポケット2の袋布が表側から見えないようにするために、前身頃4と共地の綿生地からなる当て布9が左右1対のLポケット2の外側に縫付けられている。
As a result, when no tension is applied to the
なお、図6(b),(c)に示されるように、収容部3A及び延出部3Bの上下端にはベルト布ステッチ3a,3bが施されている。ジーンズ(Gパン)、綿パンを始めとするカジュアルなボトムズにおいては、このようなベルト布ステッチ3a,3bを施すのが一般的であるが、本実施の形態2に係るスーツ用ズボン1C等のフォーマルなボトムズでは、ベルト布ステッチを施さない場合もある。以下の各図においては、図を見易くするため、ベルト布ステッチの図示を省略する。
In addition, as shown in FIGS. 6B and 6C, belt cloth stitches 3a and 3b are provided on the upper and lower ends of the
次に、ウエスト周り伸縮自在構造について、図7を参照して説明する。図7は左側の脇ポケット2の近傍をスーツ用ズボン1Cの裏側から見て示したものである。図7(a)に示されるように、収容部3Aを構成するベルト布3Aaはスーツ用ズボン1Cの前身頃4と共地の綿生地であり、延出部3Bを構成するベルト布3Baもスーツ用ズボン1Cの前身頃4と共地の綿生地である。図7(a)に示されるように、収容部3A及び延出部3B内には、芯材としてのソフト芯SC及びハード芯HCが、アイロンプレスによって貼り付けられている。
Next, a waist elastic structure will be described with reference to FIG. FIG. 7 shows the vicinity of the
ここで、図7(a),(b)に示されるように、収容部3Aの端3Abは表裏ともベルト部3の長手方向に対して略垂直であり、収容部3Aの裏側の端から脇ポケット2の袋布5の端までの間に亘って、延出部3Bの内部に長方形の伸縮性を有しない生地6の上端が縫付けられて、伸縮性を有しない生地6の下端がベルト部3の下端に縫付けられる。また、収容部3Aを構成するベルト布3Aaの開口部近傍の内側には、延出部3Bの滑りを良くするために、伸縮性を有しない生地としてのポリエステル系生地からなる接着布13が、ソフト芯SC及びハード芯HCの上からアイロンプレスによって貼り付けられている。
Here, as shown in FIGS. 7A and 7B, the end 3Ab of the
これら延出部3Bの先端と収容部3Aの内側とが、収容部3Aの内部において主弾性材としての幅の広いゴムテープ10によって接続されている。なお、本実施の形態2に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1Cにおいては、伸び止め材11の折り畳み部分の長さを約2.5cmとして、ウエスト周りの伸縮長さを約2.5cmとしている。
The ends of the extending
また、図7(c)に示されるように、脇ポケット2の袋布5の上端と延出部3Bの下端とを補助弾性材としての幅の細いゴムテープ30で接続しており、これによってウエスト周り伸縮自在構造によって延出部3Bが移動する際に脇ポケット2の袋布5の形状が崩れたりして見栄えが悪くなるのを防ぐ働きをしている。更に、図7(c)に破線で示されるように、脇ポケット2の袋布5の表側には、想像線で示される脇ポケット2の外縁2Aの外側に袋布5の生地が見えるのを防ぐために、スーツ用ズボン1Cの前身頃4と共地の綿生地からなる当て布9が当て布ステッチによって縫付けられている。
Further, as shown in FIG. 7 (c), the upper end of the
このような構造を有する収容部3Aを輪にして下端で閉じるとともに、図7(b)に示されるように、収容部3Aの下端に脇ポケット2の袋布5の側を縫付け、延出部3Bを閉じるとともに延出部3Bの下端に脇ポケット2の外縁2Aを形成するスーツ用ズボン1Cの前身頃4の側を縫付ける。
The
図8(a)に示されるように、このようにして縫製が完成した本実施の形態2に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1Cは、収容部3Aの表裏の端3Abがベルト部3の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら、見栄え・美観が良好に保たれるとともに、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、量産性を向上させることができる。
As shown in FIG. 8 (a), the
また、延出部3Bの内部に長方形の伸縮性を有しない生地6の上端が縫付けられて、伸縮性を有しない生地6の下端がベルト部3の下端に縫付けられているために、図8(b)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部3Aから延出部3Bを引き出した場合に、興味本位で延出部3Bの下端をめくっても伸縮性を有しない生地6の一部が見えるだけで、ゴムテープ10,伸び止め材11等の内部構造は見えないため、着用者等が内部構造を引き出して伸縮自在構造を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
In addition, because the upper end of the
次に、本実施の形態2の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1Dについて、図9を参照して説明する。本実施の形態2の第1変形例に係るスーツ用ズボン1Dの基本的な構造は、上述した本実施の形態2に係るスーツ用ズボン1Cとほぼ同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
Next,
図9(a),(b)に示されるように、第1変形例に係るスーツ用ズボン1Dが上述したスーツ用ズボン1Cと異なるのは、延出部3Bの内部に伸縮性を有しない生地6を縫付ける代わりに、延出部の折り返し部分の内部に両面接着芯14を挟んでアイロンでプレスして延出部3Bの折り返し部分を接着した点である。
As shown in FIGS. 9A and 9B, the
このようにして縫製されるスーツ用ズボン1Dは、収容部3Aの表裏の端3Abがベルト部3の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら見栄え・美観が良好に保たれ、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができるので、量産性を向上させることができる。
The
また、延出部3Bの内部に両面接着芯14を挟んでアイロンでプレスして延出部3Bの折り返し部分を接着したために、図9(c)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部3Aから延出部3Bを引き出した場合に、興味本位で延出部3Bの下端をめくっても袋布5の上端が見えるだけで、ゴムテープ10,伸び止め材11等の内部構造は見えないため、着用者等が内部構造を引き出して伸縮自在構造を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
Further, since the folded portion of the extending
次に、本実施の形態2の第2変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1Eについて、図10を参照して説明する。本実施の形態2の第2変形例に係るスーツ用ズボン1Eの基本的な構造は、上述した本実施の形態2に係るスーツ用ズボン1Cとほぼ同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
Next, the
図10(a),(b)に示されるように、第2変形例に係るスーツ用ズボン1Eが上述したスーツ用ズボン1Cと異なるのは、延出部3Bの内部に伸縮性を有しない生地6を縫付ける代わりに、延出部3Bの折り返し部分を表側から裏側にかけて貫通するように、延出部3Bの中間部分をベルト部3の長手方向に沿って縫付けた(縫い付け部16を設けた)点である。
As shown in FIGS. 10A and 10B, the
このようにして縫製されるスーツ用ズボン1Eは、収容部3Aの表裏の端3Abがベルト部3の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら見栄え・美観が良好に保たれ、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、しかも延出部3Bを縫付ける作業が簡単になるため、量産性をより向上させることができる。
The
なお、このような構成とすると、延出部3Bの中間部分をベルト部3の長手方向に沿って縫付けた縫い付け部16が外側から見えることになるが、スーツ用ズボン1Eには複数のベルト通し12が取付けられており、ベルト部3の上からベルトを着用するため、縫い付け部16はベルトの下に隠れて見えなくなる。
Note that, with such a configuration, the sewn
そして、延出部3Bの表側から裏側にかけて貫通するように延出部3Bの中間部分をベルト部3の長手方向に沿って縫付けているために、図10(b)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部3Aから延出部3Bを引き出した場合に、興味本位で延出部3Bの縫付けられていない部分の下端をめくろうとしても、内部構造は見ることができず、延出部3Bの裏側の一部が見えるだけで済むため、着用者等がゴムテープ10等の内部構造を引き出して伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
And since the middle part of the
このようにして、本実施の形態2に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1C,1D,1Eにおいては、量産性を損なうことなく、見栄え・美観を良好に保ちつつウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる。
In this way, in the
また、スーツ用ズボン1C,1D,1Eのウエスト周りが伸縮する際に、脇ポケット2と前中心FCとの間に設けられたタック17が開閉することによって前身頃4にシワがよることがなく、より見栄えの良いウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。したがって、本実施の形態2に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1C,1D,1Eは、請求項1乃至請求項3及び請求項8の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズに該当する。
Moreover, when the waist circumference of
実施の形態3
次に、本発明の実施の形態3に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズについて、図11乃至図15を参照して説明する。
Next, the retractable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to the third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 11 to 15.
図11(a)は本発明の実施の形態3に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボンの全体構成を示す正面図、(b)はベルト部の重ね合せ部近傍を拡大して示す部分拡大図、(c)はウエスト周りが伸長した状態を示す部分拡大図である。図12(a),(b),(c)は本発明の実施の形態3に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの要部裏面の縫製途中の構成を示す部品展開図である。図13(a),(b)は本発明の実施の形態3に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの縫製が完成した状態の裏側を示す部分拡大図である。
FIG. 11 (a) is a front view showing the overall configuration of the trousers for suits as a stretchable bottoms that can be stretched around the waist according to the third embodiment of the present invention, and FIG. (C) is a partially enlarged view showing a state in which the circumference of the waist is extended. 12 (a), 12 (b), and 12 (c) are component development views showing a structure in the middle of sewing of the back surface of the main part of the retractable bottoms around the expansion / contraction mechanism exposure prevention waist according to
図14(a),(b)は本発明の実施の形態3の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの要部裏面の縫製途中の構成を示す部品展開図、(c)は本発明の実施の形態3の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの縫製が完成した状態の裏側を示す部分拡大図である。図15(a)は本発明の実施の形態3の第2変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの延出部の縫い付け部の近傍を表側から見て示す部分拡大図、(b)は裏側から見て示す部分拡大図である。 FIGS. 14 (a) and 14 (b) are component development views showing the configuration during the sewing of the main part back surface of the retractable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to the first modification of the third embodiment of the present invention; ) Is a partially enlarged view showing the back side in a state where the sewing of the stretchable bottoms that can be stretched around the waist of the stretch mechanism exposure prevention waist according to the first modification of the third embodiment of the present invention is completed. FIG. 15 (a) is a partially enlarged view showing the vicinity of the sewn portion of the extending portion of the stretchable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to the second modification of the third embodiment of the present invention, as viewed from the front side. b) is a partially enlarged view seen from the back side.
図11(a)に示されるように、本実施の形態3に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1Fにおいては、前身頃4の脇線LS,RSの近傍に左右1対の脇ポケットがなく、脇線LS,RSの上部にそれぞれタック18が設けられている。これらのタック18の近傍に、ベルト部3の見掛け上の長さを伸縮自在としたウエスト周り伸縮自在構造を有している。
As shown in FIG. 11 (a), in the
すなわち、ベルト部3には左右1対のタック18の近傍に、収容部3Aとその収容部3A内に挿入される延出部3Bからなる重ね合せ部が形成されており、延出部3Bの先端と収容部3Aとが収容部3A内において主弾性材としてのゴムテープで接続されるとともに、脇線LS,RSの上部に1対のタック18を設けることによって、ベルト部3の見掛け上の長さを伸縮自在としている。
That is, the
これによって、ベルト部3に引っ張り力が掛かっていない場合には、図11(b)に示されるように、タック18は折り畳まれた状態にあって脇線LS,RSと一体となっており、ベルト部3に引っ張り力が掛かってウエスト周りが伸びると、図11(c)に示されるように、延出部3Bの近傍の前身頃4も延出部3Bと一体に移動して、タック18が拡げられる。
As a result, when no tension is applied to the
なお、図11(b),(c)に示されるように、収容部3A及び延出部3Bの上下端にはベルト布ステッチ3a,3bが施されている。ジーンズ(Gパン)、綿パンを始めとするカジュアルなボトムズにおいては、このようなベルト布ステッチ3a,3bを施すのが一般的であるが、本実施の形態3に係るスーツ用ズボン1F等のフォーマルなボトムズでは、ベルト布ステッチを施さない場合もある。以下の各図においては、図を見易くするため、ベルト布ステッチの図示を省略する。
11B and 11C, belt cloth stitches 3a and 3b are applied to the upper and lower ends of the
次に、ウエスト周り伸縮自在構造について、図12を参照して説明する。図12は左側のタック18の近傍をスーツ用ズボン1Fの裏側から見て示したものである。図12(a)に示されるように、収容部3Aを構成するベルト布3Aaはスーツ用ズボン1Fの前身頃4と共地の綿生地であり、延出部3Bを構成するベルト布3Baもスーツ用ズボン1Fの前身頃4と共地の綿生地である。図12(a)に示されるように、収容部3A及び延出部3B内には、芯材としてのソフト芯SC及びハード芯HCが、アイロンプレスによって貼り付けられている。
Next, a waist-expandable structure will be described with reference to FIG. FIG. 12 shows the vicinity of the
ここで、図12(a),(b)に示されるように、収容部3Aの端3Abは表裏ともベルト部3の長手方向に対して略垂直であり、収容部3Aの裏側の端からタック18の外側までの間に亘って、延出部3Bの内部に長方形の伸縮性を有しない生地6の上端が縫付けられて、伸縮性を有しない生地6の下端がベルト部3の下端に縫付けられる。また、収容部3Aを構成するベルト布3Aaの開口部近傍の内側には、延出部3Bの滑りを良くするために、伸縮性を有しない生地としてのポリエステル系生地からなる接着布13が、ソフト芯SC及びハード芯HCの上からアイロンプレスによって貼り付けられている。
Here, as shown in FIGS. 12 (a) and 12 (b), the end 3Ab of the
これら延出部3Bの先端と収容部3Aの内側とが、収容部3Aの内部において主弾性材としての幅の広いゴムテープ10によって接続されている。なお、本実施の形態3に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1Fにおいては、伸び止め材11の折り畳み部分の長さを約2.2cmとして、ウエスト周りの伸縮長さを約2.2cmとしている。
The ends of the extending
また、図12(c)に示されるように、タック18の上端と延出部3Bの下端とを補助弾性材としての幅の細いゴムテープ30で接続しており、これによってウエスト周り伸縮自在構造によって延出部3Bが移動する際にタック18の形状が崩れたりして見栄えが悪くなるのを防ぐ働きをしている。
Further, as shown in FIG. 12 (c), the upper end of the
図13(a)に示されるように、このようにして縫製が完成した本実施の形態3に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1Fは、収容部3Aの表裏の端3Abがベルト部3の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら、見栄え・美観が良好に保たれるとともに、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、量産性を向上させることができる。
As shown in FIG. 13 (a), the
また、延出部3Bの内部に長方形の伸縮性を有しない生地6の上端が縫付けられて、伸縮性を有しない生地6の下端がベルト部3の下端に縫付けられているために、図13(b)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部3Aから延出部3Bを引き出した場合に、興味本位で延出部3Bの下端をめくっても伸縮性を有しない生地6の一部が見えるだけで、ゴムテープ10,伸び止め材11等の内部構造は見えないため、着用者等が内部構造を引き出して伸縮自在構造を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
In addition, because the upper end of the
次に、本実施の形態3の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1Gについて、図14を参照して説明する。本実施の形態3の第1変形例に係るスーツ用ズボン1Gの基本的な構造は、上述した本実施の形態3に係るスーツ用ズボン1Fとほぼ同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
Next, a
図14(a),(b)に示されるように、第1変形例に係るスーツ用ズボン1Gが上述したスーツ用ズボン1Fと異なるのは、延出部3Bの内部に伸縮性を有しない生地6を縫付ける代わりに、延出部の折り返し部分の内部に両面接着芯14を挟んでアイロンでプレスして延出部3Bの折り返し部分を接着した点である。
As shown in FIGS. 14A and 14B, the
このようにして縫製されるスーツ用ズボン1Gは、収容部3Aの表裏の端3Abがベルト部3の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら見栄え・美観が良好に保たれ、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができるので、量産性を向上させることができる。
The
また、延出部3Bの内部に両面接着芯14を挟んでアイロンでプレスして延出部3Bの折り返し部分を接着したために、図14(c)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部3Aから延出部3Bを引き出した場合に、興味本位で延出部3Bの下端をめくっても袋布5の上端が見えるだけで、ゴムテープ10,伸び止め材11等の内部構造は見えないため、着用者等が内部構造を引き出して伸縮自在構造を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
Further, since the folded portion of the extending
次に、本実施の形態3の第2変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1Hについて、図15を参照して説明する。本実施の形態3の第2変形例に係るスーツ用ズボン1Hの基本的な構造は、上述した本実施の形態3に係るスーツ用ズボン1Fとほぼ同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
Next, the
図15(a),(b)に示されるように、第2変形例に係るスーツ用ズボン1Hが上述したスーツ用ズボン1Fと異なるのは、延出部3Bの内部に伸縮性を有しない生地6を縫付ける代わりに、延出部3Bの折り返し部分を表側から裏側にかけて貫通するように、延出部3Bの中間部分をベルト部3の長手方向に沿って縫付けた(縫い付け部16を設けた)点である。
As shown in FIGS. 15 (a) and 15 (b), the
このようにして縫製されるスーツ用ズボン1Hは、収容部3Aの表裏の端3Abがベルト部3の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら見栄え・美観が良好に保たれ、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、しかも延出部3Bを縫付ける作業が簡単になるため、量産性をより向上させることができる。
The
なお、このような構成とすると、延出部3Bの中間部分をベルト部3の長手方向に沿って縫付けた縫い付け部16が外側から見えることになるが、スーツ用ズボン1Hには複数のベルト通し12が取付けられており、ベルト部3の上からベルトを着用するため、縫い付け部16はベルトの下に隠れて見えなくなる。
Note that, with such a configuration, the
そして、延出部3Bの表側から裏側にかけて貫通するように延出部3Bの中間部分をベルト部3の長手方向に沿って縫付けているために、図15(b)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部3Aから延出部3Bを引き出した場合に、興味本位で延出部3Bの縫付けられていない部分の下端をめくろうとしても、内部構造は見ることができず、延出部3Bの裏側の一部が見えるだけで済むため、着用者等がゴムテープ10等の内部構造を引き出して伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
And since the intermediate part of the
このようにして、本実施の形態3に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1F,1G,1Hにおいては、量産性を損なうことなく、見栄え・美観を良好に保ちつつウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる。
Thus, in the
また、スーツ用ズボン1F,1G,1Hのウエスト周りが伸縮する際に、両脇LS,RSの上部に設けられたタック18が開閉することによって前身頃4にシワがよることがなく、より見栄えの良いウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。したがって、本実施の形態3に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのスーツ用ズボン1F,1G,1Hは、請求項1乃至請求項3及び請求項5の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズに該当する。
Moreover, when the waist circumference of the
実施の形態4
次に、本発明の実施の形態4に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズについて、図16乃至図21を参照して説明する。
Next, the telescopic mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
図16(a)は本発明の実施の形態4に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしての婦人用パンツの全体構成を示す正面図、(b)はベルト部の重ね合せ部近傍を拡大して示す部分拡大図、(c)はウエスト周りが伸長した状態を示す部分拡大図である。図17(a),(b),(c)は本発明の実施の形態4に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの要部裏面の縫製途中の構成を示す部品展開図である。図18(a),(b)は本発明の実施の形態4に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの縫製が完成した状態の裏側を示す部分拡大図である。
FIG. 16 (a) is a front view showing the overall configuration of a women's pant as a stretchable bottoms that can be stretched around the waist according to
図19(a),(b)は本発明の実施の形態4の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの要部裏面の縫製途中の構成を示す部品展開図、(c)は本発明の実施の形態4の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの縫製が完成した状態の裏側を示す部分拡大図である。図20(a)は本発明の実施の形態4の第2変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの延出部の縫い付け部の近傍を表側から見て示す部分拡大図、(b)は裏側から見て示す部分拡大図である。 FIGS. 19 (a) and 19 (b) are component development views showing the configuration during the sewing of the main part back surface of the elastic bottoms of the elastic mechanism exposure prevention waist according to the first modification of the fourth embodiment of the present invention, (c) ) Is a partially enlarged view showing the back side in a state where the sewing of the stretchable bottoms that can be stretched around the waist of the stretch mechanism exposure prevention waist according to the first modification of the fourth embodiment of the present invention is completed. FIG. 20 (a) is a partially enlarged view showing the vicinity of the sewn portion of the extending portion of the stretchable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to the second modification of the fourth embodiment of the present invention, as viewed from the front side. b) is a partially enlarged view seen from the back side.
図21(a)は本発明の実施の形態4の第3変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの左脇線の近傍を表側から見て示す部分拡大図、(b)は本発明の実施の形態4の第4変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの左脇線の近傍を表側から見て示す部分拡大図、(c)は本発明の実施の形態4の第5変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの左脇線の近傍を表側から見て示す部分拡大図である。
FIG. 21A is a partially enlarged view showing the vicinity of the left side line of the retractable bottoms around the telescopic mechanism exposure prevention waist according to the third modification of the fourth embodiment of the present invention, and FIG. The expansion mechanism which concerns on the 4th modification of
図16(a)に示されるように、本実施の形態4に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしての婦人用パンツ1Jにおいては、前身頃4の脇線LS,RSの上部にそれぞれタック18が設けられ、このタック18のすぐ下にポケット口20を有する脇中間ポケット19がそれぞれ設けられている。これらのタック18の近傍に、ベルト部3の見掛け上の長さを伸縮自在としたウエスト周り伸縮自在構造を有している。
As shown in FIG. 16 (a), in the women's
すなわち、ベルト部3には左右1対のタック18の近傍に、収容部3Aとその収容部3A内に挿入される延出部3Bからなる重ね合せ部が形成されており、延出部3Bの先端と収容部3Aとが収容部3A内において主弾性材としてのゴムテープで接続されるとともに、脇線LS,RSの上部に1対のタック18を設けることによって、ベルト部3の見掛け上の長さを伸縮自在としている。
That is, the
これによって、ベルト部3に引っ張り力が掛かっていない場合には、図16(b)に示されるように、タック18は折り畳まれた状態にあって脇線LS,RSと一体となっており、ベルト部3に引っ張り力が掛かってウエスト周りが伸びると、図16(c)に示されるように、延出部3Bの近傍の前身頃4も延出部3Bと一体に移動して、タック18が拡げられる。
As a result, when no tension is applied to the
なお、図16(b),(c)に示されるように、収容部3A及び延出部3Bの上下端にはベルト布ステッチ3a,3bが施されている。ジーンズ(Gパン)、綿パンを始めとするカジュアルなボトムズにおいては、このようなベルト布ステッチ3a,3bを施すのが一般的であるが、本実施の形態4に係る婦人用パンツ1J等のボトムズでは、ベルト布ステッチを施さない場合もある。以下の各図においては、図を見易くするため、ベルト布ステッチの図示を省略する。
In addition, as shown in FIGS. 16B and 16C, belt cloth stitches 3a and 3b are applied to the upper and lower ends of the
また、本実施の形態4に係る婦人用パンツ1Jにおいて、上記各実施の形態のような脇ポケットではなく脇中間ポケット19が設けられているのは、女性は骨盤が大きいので、通常の脇ポケットを設けると着用したときにポケット口が変形し易く余り好まれないが、このような脇中間ポケット19ではそのような恐れがないため、後述するようなLポケットと同様に婦人用パンツのポケットとして好ましいからである。
Further, in the women's
次に、ウエスト周り伸縮自在構造について、図17を参照して説明する。図17は左側のタック18の近傍を婦人用パンツ1Jの裏側から見て示したものである。図17(a)に示されるように、収容部3Aを構成するベルト布3Aaは婦人用パンツ1Jの前身頃4と共地の綿生地であり、延出部3Bを構成するベルト布3Baも婦人用パンツ1Jの前身頃4と共地の綿生地である。図17(a)に示されるように、収容部3A及び延出部3B内には、芯材としてのソフト芯SC及びハード芯HCが、アイロンプレスによって貼り付けられている。
Next, a waist-expandable structure will be described with reference to FIG. FIG. 17 shows the vicinity of the
ここで、図17(a),(b)に示されるように、収容部3Aの端3Abは表裏ともベルト部3の長手方向に対して略垂直であり、収容部3Aの裏側の端からタック18の外側までの間に亘って、延出部3Bの内部に長方形の伸縮性を有しない生地6の上端が縫付けられて、伸縮性を有しない生地6の下端がベルト部3の下端に縫付けられる。また、収容部3Aを構成するベルト布3Aaの開口部近傍の内側には、延出部3Bの滑りを良くするために、伸縮性を有しない生地としてのポリエステル系生地からなる接着布13が、ソフト芯SC及びハード芯HCの上からアイロンプレスによって貼り付けられている。
Here, as shown in FIGS. 17 (a) and 17 (b), the end 3Ab of the
これら延出部3Bの先端と収容部3Aの内側とが、収容部3Aの内部において主弾性材としての幅の広いゴムテープ10によって接続されている。なお、本実施の形態4に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしての婦人用パンツ1Jにおいては、伸び止め材11の折り畳み部分の長さを約2.0cmとして、ウエスト周りの伸縮長さを約2.0cmとしている。
The ends of the extending
また、図17(c)に示されるように、タック18の上端と延出部3Bの下端とを補助弾性材としての幅の細いゴムテープ30で接続しており、これによってウエスト周り伸縮自在構造によって延出部3Bが移動する際にタック18の形状が崩れたりして見栄えが悪くなるのを防ぐ働きをしている。
Further, as shown in FIG. 17 (c), the upper end of the
図18(a)に示されるように、このようにして縫製が完成した本実施の形態3に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしての婦人用パンツ1Jは、収容部3Aの表裏の端3Abがベルト部3の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら、見栄え・美観が良好に保たれるとともに、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、量産性を向上させることができる。また、タック18のすぐ下に脇線LS,RSに沿ったポケット口20を有する脇中間ポケット19を設けたため、骨盤の大きい女性が着用してもポケット口20が変形して見栄えが悪くなるのを防止することができる。
As shown in FIG. 18 (a), the
また、延出部3Bの内部に長方形の伸縮性を有しない生地6の上端が縫付けられて、伸縮性を有しない生地6の下端がベルト部3の下端に縫付けられているために、図18(b)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部3Aから延出部3Bを引き出した場合に、興味本位で延出部3Bの下端をめくっても伸縮性を有しない生地6の一部が見えるだけで、ゴムテープ10,伸び止め材11等の内部構造は見えないため、着用者等が内部構造を引き出して伸縮自在構造を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
In addition, because the upper end of the
次に、本実施の形態4の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしての婦人用パンツ1Kについて、図19を参照して説明する。本実施の形態4の第1変形例に係る婦人用パンツ1Kの基本的な構造は、上述した本実施の形態4に係る婦人用パンツ1Jとほぼ同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
Next, a women's
図19(a),(b)に示されるように、第1変形例に係る婦人用パンツ1Kが上述した婦人用パンツ1Jと異なるのは、延出部3Bの内部に伸縮性を有しない生地6を縫付ける代わりに、延出部の折り返し部分の内部に両面接着芯14を挟んでアイロンでプレスして延出部3Bの折り返し部分を接着した点である。
As shown in FIGS. 19 (a) and 19 (b), the women's
このようにして縫製される婦人用パンツ1Kは、収容部3Aの表裏の端3Abがベルト部3の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら見栄え・美観が良好に保たれ、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができるので、量産性を向上させることができる。また、タック18のすぐ下に脇線LS,RSに沿ったポケット口20を有する脇中間ポケット19を設けたため、骨盤の大きい女性が着用してもポケット口20が変形して見栄えが悪くなるのを防止することができる。
The women's
また、延出部3Bの内部に両面接着芯14を挟んでアイロンでプレスして延出部3Bの折り返し部分を接着したために、図19(c)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部3Aから延出部3Bを引き出した場合に、興味本位で延出部3Bの下端をめくっても袋布5の上端が見えるだけで、ゴムテープ10,伸び止め材11等の内部構造は見えないため、着用者等が内部構造を引き出して伸縮自在構造を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
Further, since the folded part of the
次に、本実施の形態4の第2変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしての婦人用パンツ1Lについて、図20を参照して説明する。本実施の形態4の第2変形例に係る婦人用パンツ1Lの基本的な構造は、上述した本実施の形態4に係る婦人用パンツ1Jとほぼ同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
Next, a women's
図20(a),(b)に示されるように、第2変形例に係る婦人用パンツ1Lが上述した婦人用パンツ1Jと異なるのは、延出部3Bの内部に伸縮性を有しない生地6を縫付ける代わりに、延出部3Bの折り返し部分を表側から裏側にかけて貫通するように、延出部3Bの中間部分をベルト部3の長手方向に沿って縫付けた(縫い付け部16を設けた)点である。
As shown in FIGS. 20 (a) and 20 (b), the women's
このようにして縫製される婦人用パンツ1Lは、収容部3Aの表裏の端3Abがベルト部3の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら見栄え・美観が良好に保たれ、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、しかも延出部3Bを縫付ける作業が簡単になるため、量産性をより向上させることができる。また、タック18のすぐ下に脇線LS,RSに沿ったポケット口20を有する脇中間ポケット19を設けたため、骨盤の大きい女性が着用してもポケット口20が変形して見栄えが悪くなるのを防止することができる。
The women's
なお、このような構成とすると、延出部3Bの中間部分をベルト部3の長手方向に沿って縫付けた縫い付け部16が外側から見えることになるが、婦人用パンツ1Lには複数のベルト通し12が取付けられており、ベルト部3の上からベルトを着用するため、縫い付け部16はベルトの下に隠れて見えなくなる。
With such a configuration, the sewn
そして、延出部3Bの表側から裏側にかけて貫通するように延出部3Bの中間部分をベルト部3の長手方向に沿って縫付けているために、図20(b)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部3Aから延出部3Bを引き出した場合に、興味本位で延出部3Bの縫付けられていない部分の下端をめくろうとしても、内部構造は見ることができず、延出部3Bの裏側の一部が見えるだけで済むため、着用者等がゴムテープ10等の内部構造を引き出して伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
And since the intermediate part of the
次に、本実施の形態4の第3変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしての婦人用パンツ1Mについて、図21(a)を参照して説明する。本実施の形態4の第3変形例に係る婦人用パンツ1Mの基本的な構造は、上述した本実施の形態4に係る婦人用パンツ1Jとほぼ同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
Next, a women's
図21(a)に示されるように、第3変形例に係る婦人用パンツ1Mが上述した婦人用パンツ1Jと異なるのは、タック18のすぐ下にポケット口20を有する脇中間ポケット19を設ける代わりに、タック18の近傍の前中心側に片玉縁のポケット口20Aを有する片玉縁ポケット19Aを設けた点である。
As shown in FIG. 21A, the women's
このような構成を有する本実施の形態4の第3変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしての婦人用パンツ1Mは、収容部3Aの表裏の端3Abがベルト部3の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら、見栄え・美観が良好に保たれるとともに、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、量産性を向上させることができる。また、タック18の近傍に片玉縁のポケット口20Aを有する片玉縁ポケット19Aを設けたため、骨盤の大きい女性が着用してもポケット口20Aが変形して見栄えが悪くなるのを防止することができる。
In the
次に、本実施の形態4の第4変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしての婦人用パンツ1Nについて、図21(b)を参照して説明する。本実施の形態4の第4変形例に係る婦人用パンツ1Nの基本的な構造は、上述した本実施の形態4に係る婦人用パンツ1Jとほぼ同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
Next, a women's
図21(b)に示されるように、第4変形例に係る婦人用パンツ1Nが上述した婦人用パンツ1Jと異なるのは、タック18のすぐ下にポケット口20を有する脇中間ポケット19を設ける代わりに、タック18の近傍の前中心側に両玉縁のポケット口20Bを有する両玉縁ポケット19Bを設けた点である。
As shown in FIG. 21 (b), the women's
このような構成を有する本実施の形態4の第4変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしての婦人用パンツ1Nは、収容部3Aの表裏の端3Abがベルト部3の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら、見栄え・美観が良好に保たれるとともに、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、量産性を向上させることができる。また、タック18の近傍に両玉縁のポケット口20Bを有する両玉縁ポケット19Bを設けたため、骨盤の大きい女性が着用してもポケット口20Aが変形して見栄えが悪くなるのを防止することができる。
In the
次に、本実施の形態4の第5変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしての婦人用パンツ1Pについて、図21(c)を参照して説明する。本実施の形態4の第5変形例に係る婦人用パンツ1Pの基本的な構造は、上述した本実施の形態4に係る婦人用パンツ1Jとほぼ同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
Next, a women's
図21(c)に示されるように、第5変形例に係る婦人用パンツ1Pが上述した婦人用パンツ1Jと異なるのは、タック18のすぐ下にポケット口20を有する脇中間ポケット19を設ける代わりに、タック18の近傍の前中心側にフラップ付きのポケット口20Cを有するフラップ付きポケット19Cを設けた点である。
As shown in FIG. 21 (c), the women's
このような構成を有する本実施の形態4の第5変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしての婦人用パンツ1Pは、収容部3Aの表裏の端3Abがベルト部3の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら、見栄え・美観が良好に保たれるとともに、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、量産性を向上させることができる。また、タック18の近傍にフラップ付きのポケット口20Cを有するフラップ付きポケット19Cを設けたため、骨盤の大きい女性が着用してもポケット口20Aが変形して見栄えが悪くなるのを防止することができる。
In the
このようにして、本実施の形態4に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしての婦人用パンツ1J,1K,1L,1M,1N,1Pにおいては、量産性を損なうことなく、見栄え・美観を良好に保ちつつウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる。
Thus, in the women's
また、婦人用パンツ1J,1K,1L,1M,1N,1Pのウエスト周りが伸縮する際に、両脇LS,RSの上部に設けられたタック18が開閉することによって前身頃4にシワがよることがなく、より見栄えの良いウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。したがって、本実施の形態4に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしての婦人用パンツ1J,1K,1L,1M,1N,1Pは、請求項1乃至請求項3及び請求項6または請求項7の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズに該当する。
Further, when the waist circumference of the women's
更に、本実施の形態4に特有の効果として、タック18の近傍にポケット口20を有する脇中間ポケット19、片玉縁のポケット口20Aを有する片玉縁ポケット19A、両玉縁のポケット口20Bを有する両玉縁ポケット19B、またはフラップ付きのポケット口20Cを有するフラップ付きポケット19Cを設けたことによって、骨盤の大きい女性が着用してもポケット口20Aが変形して見栄えが悪くなるのを防止することができ、着用した際の美観がより向上するという作用効果が得られる。
Further, as effects unique to the fourth embodiment, a side
実施の形態5
次に、本発明の実施の形態5に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズについて、図22乃至図26を参照して説明する。
Next, stretchable bottoms around the waist of the stretch mechanism exposure prevention waist according to
図22(a)は本発明の実施の形態5に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パンの全体構成を示す正面図、(b)はベルト部の重ね合せ部近傍を拡大して示す部分拡大図、(c)はウエスト周りが伸長した状態を示す部分拡大図である。図23(a),(b),(c)は本発明の実施の形態5に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの要部裏面の縫製途中の構成を示す部品展開図である。図24(a),(b)は本発明の実施の形態5に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの縫製が完成した状態の裏側を示す部分拡大図である。
FIG. 22 (a) is a front view showing the entire structure of a cotton pan with an L pocket as a stretchable bottoms around an expansion / contraction-exposure-preventing waist according to
図25(a),(b)は本発明の実施の形態5の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの要部裏面の縫製途中の構成を示す部品展開図、(c)は本発明の実施の形態5の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの縫製が完成した状態の裏側を示す部分拡大図である。図26(a)は本発明の実施の形態5の第2変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの延出部の縫い付け部の近傍を表側から見て示す部分拡大図、(b)は裏側から見て示す部分拡大図である。 FIGS. 25 (a) and 25 (b) are component development views showing a structure during the sewing of the main part back surface of the retractable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to the first modified example of the fifth embodiment of the present invention; ) Is a partially enlarged view showing the back side in a state where the sewing of the expansion / contraction mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the first modification of the fifth embodiment of the present invention is completed. FIG. 26 (a) is a partially enlarged view showing the vicinity of the sewn portion of the extending portion of the stretchable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to the second modification of the fifth embodiment of the present invention, as viewed from the front side. b) is a partially enlarged view seen from the back side.
図22(a)に示されるように、本実施の形態5に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21は、前身頃24のベルト部23の近傍に左右1対のLポケット22を有しており、これらのLポケット22の脇線LS,RS部分の近傍に、ベルト部23の見掛け上の長さを伸縮自在としたウエスト周り伸縮自在構造を有している。
As shown in FIG. 22 (a), the
すなわち、ベルト部23には左右1対のLポケット22の脇線LS,RS部分の近傍に、収容部23Aとその収容部23A内に挿入される延出部23Bからなる重ね合せ部が形成されており、延出部23Bの先端と収容部23Aとが収容部23A内において主弾性材としてのゴムテープで接続されることによって、ベルト部23の見掛け上の長さを伸縮自在としている。
That is, the
これによって、ベルト部23に引っ張り力が掛かっていない場合には、図22(b)に示されるようにLポケット22の脇線LS,RS部分の上部が収容部23Aの端と一致しており、ベルト部23に引っ張り力が掛かってウエスト周りが伸びると、図22(c)に示されるようにLポケット22の脇線LS,RS部分の上部も延出部23Bと一体に移動する。また、Lポケット22の袋布が表側から見えないように、前身頃24と共地の綿生地からなる当て布29が左右1対のLポケット22の外側に縫付けられている。
As a result, when no tension is applied to the
なお、図22(b),(c)に示されるように、収容部23A及び延出部23Bの上下端にはベルト布ステッチ23a,23bが施されている。ジーンズ(Gパン)、綿パンを始めとするカジュアルなボトムズにおいては、このようなベルト布ステッチ23a,23bを施すのが一般的であるが、Lポケット付きボトムズにおいてもドレス調の婦人用のボトムズではベルト布ステッチを施さない場合もある。以下の各図においては、図を見易くするため、ベルト布ステッチの図示を省略する。
In addition, as shown in FIGS. 22B and 22C, belt cloth stitches 23a and 23b are applied to the upper and lower ends of the
次に、ウエスト周り伸縮自在構造について、図23を参照して説明する。図23は左側のLポケット22の近傍をLポケット付き綿パン21の裏側から見て示したものである。図23(a)に示されるように、収容部23Aを構成するベルト布23Aaは綿パン21の前身頃24と共地の綿生地であり、延出部23Bを構成するベルト布23Baも綿パン21の前身頃24と共地の綿生地である。図23(a)に示されるように、収容部23A及び延出部23B内には、芯材としてのソフト芯SC及びハード芯HCが、アイロンプレスによって貼り付けられている。
Next, a waist elastic structure will be described with reference to FIG. FIG. 23 shows the vicinity of the
ここで、図23(a),(b)に示されるように、収容部23Aの端23Abは表裏ともベルト部23の長手方向に対して略垂直であり、収容部23Aの裏側の端からLポケット22の袋布25の脇線LS,RSよりに設けられたタック26までの間に亘って、延出部23Bの内部に長方形の伸縮性を有しない生地6の上端が縫付けられて、伸縮性を有しない生地6の下端がベルト部23の下端に縫付けられる。また、収容部23Aを構成するベルト布23Aaの開口部近傍の内側には、延出部23Bの滑りを良くするために、伸縮性を有しない生地としてのポリエステル系生地からなる接着布13が、ソフト芯SC及びハード芯HCの上からアイロンプレスによって貼り付けられている。
Here, as shown in FIGS. 23 (a) and 23 (b), the end 23Ab of the
これら延出部23Bの先端と収容部23Aの内側とが、収容部23Aの内部において主弾性材としての幅の広いゴムテープ10によって接続されている。なお、本実施の形態6に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Cにおいては、伸び止め材11の折り畳み部分の長さを約2cmとして、ウエスト周りの伸縮長さを約2cmとしている。
The ends of the extending
また、図23(c)に示されるように、Lポケット22の袋布25の上端と延出部23Bの下端とを補助弾性材としての幅の細いゴムテープ30で接続しており、これによってウエスト周り伸縮自在構造によって延出部23Bが移動する際にLポケット22の袋布25の形状が崩れたりして見栄えが悪くなるのを防ぐ働きをしている。更に、図23(c)に破線で示されるように、Lポケット22の袋布25の表側には、想像線で示されるLポケット22の外縁22Aの外側に袋布25の生地が見えるのを防ぐために、Lポケット付き綿パン21の前身頃24と共地の綿生地からなる当て布29が当て布ステッチ29aによって縫付けられている。
Further, as shown in FIG. 23 (c), the upper end of the
このような構造を有する収容部23Aを輪にして下端で閉じるとともに、図23(b)に示されるように、収容部23Aの下端にLポケット22の外縁22Aを形成するLポケット付き綿パン21の前身頃24の側を縫付け、延出部23Bを閉じるとともに延出部23Bの下端にLポケット22の袋布25の側を縫付ける。
The
図24(a)に示されるように、このようにして縫製が完成した本実施の形態5に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21は、収容部23Aの表裏の端23Abがベルト部23の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら、見栄え・美観が良好に保たれるとともに、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、量産性を向上させることができる。
As shown in FIG. 24 (a), the
また、延出部23Bの内部に長方形の伸縮性を有しない生地6の上端が縫付けられて、伸縮性を有しない生地6の下端がベルト部23の下端に縫付けられているために、図24(b)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部23Aから延出部23Bを引き出した場合に、興味本位で延出部23Bの下端をめくっても伸縮性を有しない生地6の一部が見えるだけで、ゴムテープ10,伸び止め材11等の内部構造は見えないため、着用者等が内部構造を引き出して伸縮自在構造を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
In addition, since the upper end of the
更に、本実施の形態5に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21においては、ウエスト周り伸縮自在構造によってウエスト周りが伸びて延出部23Bが収容部23Aから抜き出される方向に移動する際に、Lポケット22の周囲にシワ等を生ずることがない。Lポケット22の外縁22Aが滑らかに変形する。これは、Lポケット22の脇線LS,RS部分の裏側にタック26が設けられており、ウエスト周りの伸長に伴ってタック26が拡がるからである。
Furthermore, in the
次に、本実施の形態5の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Aについて、図25を参照して説明する。本実施の形態5の第1変形例に係るLポケット付き綿パン21Aの基本的な構造は、上述した本実施の形態5に係るLポケット付き綿パン21とほぼ同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
Next, a
図25(a),(b)に示されるように、第1変形例に係るLポケット付き綿パン21Aが上述したLポケット付き綿パン21と異なるのは、延出部23Bの内部に伸縮性を有しない生地6を縫付ける代わりに、延出部23Bの折り返し部分の内部に両面接着芯14を挟んでアイロンでプレスして延出部23Bの折り返し部分を接着した点である。
As shown in FIGS. 25 (a) and 25 (b), the
このようにして縫製されるLポケット付き綿パン21Aは、収容部23Aの表裏の端23Abがベルト部23の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら見栄え・美観が良好に保たれ、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができるので、量産性を向上させることができる。
The
また、延出部23Bの内部に両面接着芯14を挟んでアイロンでプレスして延出部23Bの折り返し部分を接着したために、図25(c)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部23Aから延出部23Bを引き出した場合に、興味本位で延出部23Bの下端をめくっても袋布25の上端が見えるだけで、ゴムテープ10,伸び止め材11等の内部構造は見えないため、着用者等が内部構造を引き出して伸縮自在構造を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
Further, since the folded portion of the
次に、本実施の形態5の第2変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Bについて、図26を参照して説明する。本実施の形態5の第2変形例に係るLポケット付き綿パン21Bの基本的な構造は、上述した本実施の形態5に係るLポケット付き綿パン21とほぼ同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
Next, a
図26(a),(b)に示されるように、第2変形例に係るLポケット付き綿パン21Bが上述したLポケット付き綿パン21と異なるのは、延出部23Bの内部に伸縮性を有しない生地6を縫付ける代わりに、延出部23Bの折り返し部分を表側から裏側にかけて貫通するように、延出部23Bの中間部分をベルト部23の長手方向に沿って縫付けた(縫い付け部16を設けた)点である。
As shown in FIGS. 26A and 26B, the
このようにして縫製されるLポケット付き綿パン21Bは、収容部23Aの表裏の端23Abがベルト部23の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら見栄え・美観が良好に保たれ、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、しかも延出部23Bを縫付ける作業が簡単になるため、量産性をより向上させることができる。
The
なお、このような構成とすると、延出部23Bの中間部分をベルト部23の長手方向に沿って縫付けた縫い付け部16が外側から見えることになるが、Lポケット付き綿パン21Bには複数のベルト通し12が取付けられており、ベルト部23の上からベルトを着用するため、縫い付け部16はベルトの下に隠れて見えなくなる。
In addition, with such a configuration, the sewn
そして、延出部23Bの表側から裏側にかけて貫通するように延出部23Bの中間部分をベルト部23の長手方向に沿って縫付けているために、図26(b)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部23Aから延出部23Bを引き出した場合に、興味本位で延出部23Bの縫付けられていない部分の下端をめくろうとしても、内部構造は見ることができず、延出部23Bの裏側の一部が見えるだけで済むため、着用者等がゴムテープ10等の内部構造を引き出して伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
And since the middle part of
このようにして、本実施の形態5に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21,21A,21Bにおいては、量産性を損なうことなく、見栄え・美観を良好に保ちつつウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる。 In this way, in the cotton pans 21, 21A, 21B with L pockets as the stretchable bottoms that can be stretched around the waist according to the fifth embodiment, the appearance and aesthetics are kept good without losing mass productivity. While being able to expand and contract the waist size, it is possible to reliably prevent the wearer and the like from breaking the expansion and contraction mechanism.
また、Lポケット付き綿パン21,21A,21Bのウエスト周りが伸縮する際に、両脇LS,RS部分の裏側に設けられたタック26が開閉することによって前身頃24にシワがよることがなく、より見栄えの良いウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。したがって、本実施の形態5に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21,21A,21Bは、請求項1乃至請求項3及び請求項13の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズに該当する。
In addition, when the waist of the cotton pans 21, 21A, 21B with L pockets expands and contracts, the
なお、Lポケット付き綿パン21,21A,21Bの両脇LS,RS部分の裏側にタック26が設けられていなくとも、Lポケット22が開閉することによって生地の余裕が生ずるため、ウエスト周りが伸縮する際に身頃にシワがよることがなく、見栄えの良いウエスト周り伸縮自在ボトムズとなるとともに、量産性を損なうことなく、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる。この場合のLポケット付き綿パンは、請求項1乃至請求項3及び請求項10の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズに該当する。
In addition, even if the
実施の形態6
次に、本発明の実施の形態6に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズについて、図27乃至図31を参照して説明する。
Next, the telescopic mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the sixth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
図27(a)は本発明の実施の形態6に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パンの全体構成を示す正面図、(b)はベルト部の重ね合せ部近傍を拡大して示す部分拡大図、(c)はウエスト周りが伸長した状態を示す部分拡大図である。図28(a),(b),(c)は本発明の実施の形態6に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの要部裏面の縫製途中の構成を示す部品展開図である。図29(a),(b)は本発明の実施の形態6に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの縫製が完成した状態の裏側を示す部分拡大図である。
FIG. 27 (a) is a front view showing the entire configuration of a cotton pan with an L pocket as a stretchable bottoms that can be stretched around the waist according to
図30(a),(b)は本発明の実施の形態6の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの要部裏面の縫製途中の構成を示す部品展開図、(c)は本発明の実施の形態6の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの縫製が完成した状態の裏側を示す部分拡大図である。図31(a)は本発明の実施の形態6の第2変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの延出部の縫い付け部の近傍を表側から見て示す部分拡大図、(b)は裏側から見て示す部分拡大図である。 30 (a) and 30 (b) are parts development views showing a structure during the sewing of the main part back surface of the retractable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to the first modification of the sixth embodiment of the present invention, (c) ) Is a partially enlarged view showing the back side in a state where the sewing of the stretchable bottoms that can be stretched around the waist according to the first modification of the sixth embodiment of the present invention is completed. FIG. 31 (a) is a partially enlarged view showing the vicinity of the sewn portion of the extending portion of the stretchable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to the second modification of the sixth embodiment of the present invention, as viewed from the front side. b) is a partially enlarged view seen from the back side.
図27(a)に示されるように、本実施の形態6に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Cは、前身頃24のベルト部23の近傍に左右1対のLポケット22を有しており、これらのLポケット22のポケット口外縁22Aの前中心FCよりの部分(外縁22Aの上部)の近傍に、ベルト部23の見掛け上の長さを伸縮自在としたウエスト周り伸縮自在構造を有している。
As shown in FIG. 27 (a), a
すなわち、ベルト部23には左右1対のLポケット22のポケット口外縁22Aの近傍に、収容部23Aとその収容部23A内に挿入される延出部23Bからなる重ね合せ部が形成されており、延出部23Bの先端と収容部23Aとが収容部23A内において主弾性材としてのゴムテープで接続されることによって、ベルト部23の見掛け上の長さを伸縮自在としている。
That is, the
これによって、ベルト部23に引っ張り力が掛かっていない場合には、図27(b)に示されるようにLポケット22の外縁22Aの上部が収容部23Aの端と一致しており、ベルト部23に引っ張り力が掛かってウエスト周りが伸びると、図27(c)に示されるようにLポケット22の外縁22Aの上部も延出部23Bと一体に移動する。また、Lポケット22の袋布が表側から見えないようにするために、前身頃24と共地の綿生地からなる当て布29が左右1対のLポケット22の外側に縫付けられている。
As a result, when no tension is applied to the
なお、図27(b),(c)に示されるように、収容部23A及び延出部23Bの上下端にはベルト布ステッチ23a,23bが施されている。ジーンズ(Gパン)、綿パンを始めとするカジュアルなボトムズにおいては、このようなベルト布ステッチ23a,23bを施すのが一般的であるが、Lポケット付きボトムズにおいてもドレス調の婦人用のボトムズではベルト布ステッチを施さない場合もある。以下の各図においては、図を見易くするため、ベルト布ステッチの図示を省略する。
In addition, as shown in FIGS. 27B and 27C, belt cloth stitches 23a and 23b are provided on the upper and lower ends of the
次に、ウエスト周り伸縮自在構造について、図28を参照して説明する。図28は左側のLポケット22の近傍をLポケット付き綿パン21Cの裏側から見て示したものである。図28(a)に示されるように、収容部23Aを構成するベルト布23Aaは綿パン21の前身頃24と共地の綿生地であり、延出部23Bを構成するベルト布23Baも綿パン21の前身頃24と共地の綿生地である。図28(a)に示されるように、収容部23A及び延出部23B内には、芯材としてのソフト芯SC及びハード芯HCが、アイロンプレスによって貼り付けられている。
Next, a waist elastic structure will be described with reference to FIG. FIG. 28 shows the vicinity of the
ここで、図28(a),(b)に示されるように、収容部23Aの端23Abは表裏ともベルト部23の長手方向に対して略垂直であり、収容部23Aの裏側の端からLポケット22の袋布25の前中心FCよりの端までの間に亘って、延出部23Bの内部に長方形の伸縮性を有しない生地6の上端が縫付けられて、伸縮性を有しない生地6の下端がベルト部23の下端に縫付けられる。また、収容部23Aを構成するベルト布23Aaの開口部近傍の内側には、延出部23Bの滑りを良くするために、伸縮性を有しない生地としてのポリエステル系生地からなる接着布13が、ソフト芯SC及びハード芯HCの上からアイロンプレスによって貼り付けられている。
Here, as shown in FIGS. 28 (a) and 28 (b), the end 23Ab of the
これら延出部23Bの先端と収容部23Aの内側とが、収容部23Aの内部において主弾性材としての幅の広いゴムテープ10によって接続されている。なお、本実施の形態6に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Cにおいては、伸び止め材11の折り畳み部分の長さを約2cmとして、ウエスト周りの伸縮長さを約2cmとしている。
The ends of the extending
また、図28(c)に示されるように、Lポケット22の袋布25の上端と延出部23Bの下端とを補助弾性材としての幅の細いゴムテープ30で接続しており、これによってウエスト周り伸縮自在構造によって延出部23Bが移動する際にLポケット22の袋布25の形状が崩れたりして見栄えが悪くなるのを防ぐ働きをしている。更に、図28(c)に破線で示されるように、Lポケット22の袋布25の表側には、想像線で示されるLポケット22の外縁22Aの外側に袋布25の生地が見えるのを防ぐために、Lポケット付き綿パン21Cの前身頃24と共地の綿生地からなる当て布29が当て布ステッチ29aによって縫付けられている。
Further, as shown in FIG. 28 (c), the upper end of the
このような構造を有する収容部23Aを輪にして下端で閉じるとともに、図28(b)に示されるように、収容部23Aの下端にLポケット22の袋布25の側を縫付け、延出部23Bを閉じるとともに延出部23Bの下端にLポケット22の外縁22Aを形成するLポケット付き綿パン21Cの前身頃24の側を縫付ける。
The
図29(a)に示されるように、このようにして縫製が完成した本実施の形態6に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Cは、収容部23Aの表裏の端23Abがベルト部23の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら、見栄え・美観が良好に保たれるとともに、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、量産性を向上させることができる。
As shown in FIG. 29 (a), the
また、延出部23Bの内部に長方形の伸縮性を有しない生地6の上端が縫付けられて、伸縮性を有しない生地6の下端がベルト部23の下端に縫付けられているために、図29(b)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部23Aから延出部23Bを引き出した場合に、興味本位で延出部23Bの下端をめくっても伸縮性を有しない生地6の一部が見えるだけで、ゴムテープ10,伸び止め材11等の内部構造は見えないため、着用者等が内部構造を引き出して伸縮自在構造を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
In addition, since the upper end of the
更に、本実施の形態6に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Cにおいては、ウエスト周り伸縮自在構造によってウエスト周りが伸びて延出部23Bが収容部23Aから抜き出される方向に移動する際に、Lポケット22の周囲にシワ等を生ずることなくLポケット22の外縁22Aが滑らかに変形する。これは、Lポケット22の外縁22Aが伸縮性を有しているからである。
Furthermore, in the
次に、本実施の形態6の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Dについて、図30を参照して説明する。本実施の形態6の第1変形例に係るLポケット付き綿パン21Dの基本的な構造は、上述した本実施の形態6に係るLポケット付き綿パン21Cとほぼ同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
Next, a
図30(a),(b)に示されるように、第1変形例に係るLポケット付き綿パン21Dが上述したLポケット付き綿パン21Cと異なるのは、延出部23Bの内部に伸縮性を有しない生地6を縫付ける代わりに、延出部23Bの折り返し部分の内部に両面接着芯14を挟んでアイロンでプレスして延出部23Bの折り返し部分を接着した点である。
As shown in FIGS. 30 (a) and 30 (b), the
このようにして縫製されるLポケット付き綿パン21Dは、収容部23Aの表裏の端23Abがベルト部23の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら見栄え・美観が良好に保たれ、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができるので、量産性を向上させることができる。
The
また、延出部23Bの内部に両面接着芯14を挟んでアイロンでプレスして延出部23Bの折り返し部分を接着したために、図30(c)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部23Aから延出部23Bを引き出した場合に、興味本位で延出部23Bの下端をめくっても袋布25の上端が見えるだけで、ゴムテープ10,伸び止め材11等の内部構造は見えないため、着用者等が内部構造を引き出して伸縮自在構造を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
In addition, since the folded portion of the extending
次に、本実施の形態6の第2変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Eについて、図31を参照して説明する。本実施の形態6の第2変形例に係るLポケット付き綿パン21Eの基本的な構造は、上述した本実施の形態6に係るLポケット付き綿パン21Cとほぼ同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
Next, a
図31(a),(b)に示されるように、第2変形例に係るLポケット付き綿パン21Eが上述したLポケット付き綿パン21Cと異なるのは、延出部23Bの内部に伸縮性を有しない生地6を縫付ける代わりに、延出部23Bの折り返し部分を表側から裏側にかけて貫通するように、延出部23Bの中間部分をベルト部23の長手方向に沿って縫付けた(縫い付け部16を設けた)点である。
As shown in FIGS. 31 (a) and 31 (b), the
このようにして縫製されるLポケット付き綿パン21Eは、収容部23Aの表裏の端23Abがベルト部23の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら見栄え・美観が良好に保たれ、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、しかも延出部23Bを縫付ける作業が簡単になるため、量産性をより向上させることができる。
The
なお、このような構成とすると、延出部23Bの中間部分をベルト部23の長手方向に沿って縫付けた縫い付け部16が外側から見えることになるが、Lポケット付き綿パン21Eには複数のベルト通し12が取付けられており、ベルト部23の上からベルトを着用するため、縫い付け部16はベルトの下に隠れて見えなくなる。
In addition, with such a configuration, the sewn
そして、延出部23Bの表側から裏側にかけて貫通するように延出部23Bの中間部分をベルト部23の長手方向に沿って縫付けているために、図31(b)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部23Aから延出部23Bを引き出した場合に、興味本位で延出部23Bの縫付けられていない部分の下端をめくろうとしても、内部構造は見ることができず、延出部23Bの裏側の一部が見えるだけで済むため、着用者等がゴムテープ10等の内部構造を引き出して伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
And since the intermediate part of the
このようにして、本実施の形態6に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21C,21D,21Eにおいては、量産性を損なうことなく、見栄え・美観を良好に保ちつつウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる。 Thus, in the cotton pans 21C, 21D, and 21E with the L pockets as the elastic bottoms that can be stretched around the waist according to the sixth embodiment, the appearance and the aesthetics are kept good without impairing the mass productivity. While being able to expand and contract the waist size, it is possible to reliably prevent the wearer and the like from breaking the expansion and contraction mechanism.
また、Lポケット付き綿パン21C,21D,21Eのウエスト周りが伸縮する際に、両脇LS,RS部分の表側に設けられたタック27が開閉することによって前身頃24にシワがよることがなく、より見栄えの良いウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。したがって、本実施の形態6に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21C,21D,21Eは、請求項1乃至請求項3及び請求項12の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズに該当する。
Also, when the waist circumference of the cotton pans 21C, 21D, and 21E with L pockets expands and contracts, the front 27 is not wrinkled by the opening and closing of the
実施の形態7
次に、本発明の実施の形態7に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズについて、図32乃至図36を参照して説明する。
Embodiment 7
Next, stretchable bottoms around the waist of the stretch mechanism exposure prevention waist according to Embodiment 7 of the present invention will be described with reference to FIGS. 32 to 36.
図32(a)は本発明の実施の形態7に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パンの全体構成を示す正面図、(b)はベルト部の重ね合せ部近傍を拡大して示す部分拡大図、(c)はウエスト周りが伸長した状態を示す部分拡大図である。図33(a),(b),(c)は本発明の実施の形態7に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの要部裏面の縫製途中の構成を示す部品展開図である。図34(a),(b)は本発明の実施の形態7に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの縫製が完成した状態の裏側を示す部分拡大図である。 FIG. 32 (a) is a front view showing the entire structure of a cotton pan with an L pocket as a stretchable bottoms around an elastic mechanism exposure prevention waist according to Embodiment 7 of the present invention, and FIG. 32 (b) shows the vicinity of the overlapping part of the belt part. (C) is the elements on larger scale which show the state where the circumference of the waist expanded. 33 (a), 33 (b), and 33 (c) are component development views showing a structure in the middle of sewing of the back surface of the main part of the retractable bottoms around the expansion / contraction mechanism exposure prevention waist according to Embodiment 7 of the present invention. FIGS. 34 (a) and 34 (b) are partial enlarged views showing the back side in a state where sewing of the stretchable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to Embodiment 7 of the present invention is completed.
図35(a),(b)は本発明の実施の形態7の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの要部裏面の縫製途中の構成を示す部品展開図、(c)は本発明の実施の形態7の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの縫製が完成した状態の裏側を示す部分拡大図である。図36(a)は本発明の実施の形態7の第2変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの延出部の縫い付け部の近傍を表側から見て示す部分拡大図、(b)は裏側から見て示す部分拡大図である。 FIGS. 35 (a) and 35 (b) are component development views showing a configuration during the sewing of the main part back surface of the retractable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to the first modification of the seventh embodiment of the present invention; ) Is a partially enlarged view showing the back side in a state where the sewing of the retractable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to the first modification of the seventh embodiment of the present invention is completed. FIG. 36 (a) is a partially enlarged view showing the vicinity of the sewn portion of the extending portion of the stretchable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to the second modification of the seventh embodiment of the present invention when viewed from the front side. b) is a partially enlarged view seen from the back side.
図32(a)に示されるように、本実施の形態7に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Fは、前身頃24のベルト部23の近傍に左右1対のLポケット22を有しており、これらのLポケット22のポケット口外縁22Aの前中心FCよりの部分(外縁22Aの上部)の近傍に、ベルト部23の見掛け上の長さを伸縮自在としたウエスト周り伸縮自在構造を有している。
As shown in FIG. 32 (a), the
すなわち、ベルト部23には左右1対のLポケット22のポケット口外縁22Aの近傍に、収容部23Aとその収容部23A内に挿入される延出部23Bからなる重ね合せ部が形成されており、延出部23Bの先端と収容部23Aとが収容部23A内において主弾性材としてのゴムテープで接続されることによって、ベルト部23の見掛け上の長さを伸縮自在としている。
That is, the
これによって、ベルト部23に引っ張り力が掛かっていない場合には、図32(b)に示されるようにLポケット22の外縁22Aの上部が収容部23Aの端と一致しており、ベルト部23に引っ張り力が掛かってウエスト周りが伸びると、図32(c)に示されるようにLポケット22の外縁22Aの上部も延出部23Bと一体に移動する。また、Lポケット22の袋布が表側から見えないようにするために、前身頃24と共地の綿生地からなる当て布29が左右1対のLポケット22の外側に縫付けられている。
As a result, when no tension is applied to the
なお、図32(b),(c)に示されるように、収容部23A及び延出部23Bの上下端にはベルト布ステッチ23a,23bが施されている。ジーンズ(Gパン)、綿パンを始めとするカジュアルなボトムズにおいては、このようなベルト布ステッチ23a,23bを施すのが一般的であるが、Lポケット付きボトムズにおいてもドレス調の婦人用のボトムズではベルト布ステッチを施さない場合もある。以下の各図においては、図を見易くするため、ベルト布ステッチの図示を省略する。
32B and 32C, belt cloth stitches 23a and 23b are provided on the upper and lower ends of the
次に、ウエスト周り伸縮自在構造について、図33を参照して説明する。図33は左側のLポケット22の近傍をLポケット付き綿パン21Fの裏側から見て示したものである。図33(a)に示されるように、収容部23Aを構成するベルト布23Aaは綿パン21Fの前身頃24と共地の綿生地であり、延出部23Bを構成するベルト布23Baも綿パン21Fの前身頃24と共地の綿生地である。図33(a)に示されるように、収容部23A及び延出部23B内には、芯材としてのソフト芯SC及びハード芯HCが、アイロンプレスによって貼り付けられている。
Next, a waist elastic structure will be described with reference to FIG. FIG. 33 shows the vicinity of the
ここで、図33(a),(b)に示されるように、収容部23Aの端23Abは表裏ともベルト部23の長手方向に対して略垂直であり、収容部23Aの裏側の端からLポケット22の袋布25の前中心FCよりの端までの間に亘って、延出部23Bの内部に長方形の伸縮性を有しない生地6の上端が縫付けられて、伸縮性を有しない生地6の下端がベルト部23の下端に縫付けられる。また、収容部23Aを構成するベルト布23Aaの開口部近傍の内側には、延出部23Bの滑りを良くするために、伸縮性を有しない生地としてのポリエステル系生地からなる接着布13が、ソフト芯SC及びハード芯HCの上からアイロンプレスによって貼り付けられている。
Here, as shown in FIGS. 33 (a) and 33 (b), the end 23Ab of the
これら延出部23Bの先端と収容部23Aの内側とが、収容部23Aの内部において主弾性材としての幅の広いゴムテープ10によって接続されている。なお、本実施の形態7に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Fにおいては、伸び止め材11の折り畳み部分の長さを約2cmとして、ウエスト周りの伸縮長さを約2cmとしている。
The ends of the extending
また、図33(c)に示されるように、Lポケット22の袋布25の上端と延出部23Bの下端とを補助弾性材としての幅の細いゴムテープ30で接続しており、これによってウエスト周り伸縮自在構造によって延出部23Bが移動する際にLポケット22の袋布25の形状が崩れたりして見栄えが悪くなるのを防ぐ働きをしている。更に、図33(c)に破線で示されるように、Lポケット22の袋布25の表側には、想像線で示されるLポケット22の外縁22Aの外側に袋布25の生地が見えるのを防ぐために、Lポケット付き綿パン21Fの前身頃24と共地の綿生地からなる当て布29が当て布ステッチ29aによって縫付けられている。
Further, as shown in FIG. 33 (c), the upper end of the
このような構造を有する収容部23Aを輪にして下端で閉じるとともに、図33(b)に示されるように、収容部23Aの下端にLポケット22の袋布25の側を縫付け、延出部23Bを閉じるとともに延出部23Bの下端にLポケット22の外縁22Aを形成するLポケット付き綿パン21Fの前身頃24の側を縫付ける。
The
図34(a)に示されるように、このようにして縫製が完成した本実施の形態7に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Fは、収容部23Aの表裏の端23Abがベルト部23の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら、見栄え・美観が良好に保たれるとともに、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、量産性を向上させることができる。
As shown in FIG. 34 (a), the
また、延出部23Bの内部に長方形の伸縮性を有しない生地6の上端が縫付けられて、伸縮性を有しない生地6の下端がベルト部23の下端に縫付けられているために、図34(b)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部23Aから延出部23Bを引き出した場合に、興味本位で延出部23Bの下端をめくっても伸縮性を有しない生地6の一部が見えるだけで、ゴムテープ10,伸び止め材11等の内部構造は見えないため、着用者等が内部構造を引き出して伸縮自在構造を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
In addition, since the upper end of the
更に、本実施の形態7に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Cにおいては、ウエスト周り伸縮自在構造によってウエスト周りが伸びて延出部23Bが収容部23Aから抜き出される方向に移動する際に、Lポケット22の周囲にシワ等を生ずることなくLポケット22の外縁22Aが滑らかに変形する。これは、Lポケット22の外縁22Aが伸縮性を有しているからである。
Furthermore, in the
次に、本実施の形態7の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Gについて、図35を参照して説明する。本実施の形態7の第1変形例に係るLポケット付き綿パン21Gの基本的な構造は、上述した本実施の形態7に係るLポケット付き綿パン21Fとほぼ同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
Next, a
図35(a),(b)に示されるように、第1変形例に係るLポケット付き綿パン21Gが上述したLポケット付き綿パン21Fと異なるのは、延出部23Bの内部に伸縮性を有しない生地6を縫付ける代わりに、延出部23Bの折り返し部分の内部に両面接着芯14を挟んでアイロンでプレスして延出部23Bの折り返し部分を接着した点である。
As shown in FIGS. 35 (a) and 35 (b), the
このようにして縫製されるLポケット付き綿パン21Gは、収容部23Aの表裏の端23Abがベルト部23の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら見栄え・美観が良好に保たれ、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができるので、量産性を向上させることができる。
The
また、延出部23Bの内部に両面接着芯14を挟んでアイロンでプレスして延出部23Bの折り返し部分を接着したために、図35(c)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部23Aから延出部23Bを引き出した場合に、興味本位で延出部23Bの下端をめくっても袋布25の上端が見えるだけで、ゴムテープ10,伸び止め材11等の内部構造は見えないため、着用者等が内部構造を引き出して伸縮自在構造を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
Further, since the folded portion of the extending
次に、本実施の形態7の第2変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Hについて、図36を参照して説明する。本実施の形態7の第2変形例に係るLポケット付き綿パン21Hの基本的な構造は、上述した本実施の形態7に係るLポケット付き綿パン21Fとほぼ同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
Next, a
図36(a),(b)に示されるように、第2変形例に係るLポケット付き綿パン21Hが上述したLポケット付き綿パン21Fと異なるのは、延出部23Bの内部に伸縮性を有しない生地6を縫付ける代わりに、延出部23Bの折り返し部分を表側から裏側にかけて貫通するように、延出部23Bの中間部分をベルト部23の長手方向に沿って縫付けた(縫い付け部16を設けた)点である。
As shown in FIGS. 36 (a) and 36 (b), the
このようにして縫製されるLポケット付き綿パン21Hは、収容部23Aの表裏の端23Abがベルト部23の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら見栄え・美観が良好に保たれ、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、しかも延出部23Bを縫付ける作業が簡単になるため、量産性をより向上させることができる。
The
なお、このような構成とすると、延出部23Bの中間部分をベルト部23の長手方向に沿って縫付けた縫い付け部16が外側から見えることになるが、Lポケット付き綿パン21Hには複数のベルト通し12が取付けられており、ベルト部23の上からベルトを着用するため、縫い付け部16はベルトの下に隠れて見えなくなる。
In addition, if it is such a structure, although the
そして、延出部23Bの表側から裏側にかけて貫通するように延出部23Bの中間部分をベルト部23の長手方向に沿って縫付けているために、図36(b)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部23Aから延出部23Bを引き出した場合に、興味本位で延出部23Bの縫付けられていない部分の下端をめくろうとしても、内部構造は見ることができず、延出部23Bの裏側の一部が見えるだけで済むため、着用者等がゴムテープ10等の内部構造を引き出して伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
And since the intermediate part of the
このようにして、本実施の形態7に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21F,21G,21Hにおいては、量産性を損なうことなく、見栄え・美観を良好に保ちつつウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる。 In this way, in the cotton pans 21F, 21G, and 21H with the L pockets as the stretchable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to the seventh embodiment, the appearance and the aesthetics are kept good without impairing the mass productivity. While being able to expand and contract the waist size, it is possible to reliably prevent the wearer and the like from breaking the expansion and contraction mechanism.
また、Lポケット付き綿パン21F,21G,21Hのウエスト周りが伸縮する際に、Lポケット22の外縁22Aの前中心FC側の上部が伸縮することによって、Lポケット22の周囲及び前身頃24にシワがよることがなく、より見栄えの良いウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。したがって、本実施の形態7に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21F,21G,21Hは、請求項1乃至請求項3及び請求項10の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズに該当する。
Further, when the waist circumference of the cotton pans 21F, 21G, and 21H with L pockets expands and contracts, the upper part on the front center FC side of the
実施の形態8
次に、本発明の実施の形態8に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズについて、図37乃至図41を参照して説明する。
Embodiment 8
Next, the telescopic mechanism exposure prevention waist-expandable bottoms according to the eighth embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
図37(a)は本発明の実施の形態8に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パンの全体構成を示す正面図、(b)はベルト部の重ね合せ部近傍を拡大して示す部分拡大図、(c)はウエスト周りが伸長した状態を示す部分拡大図である。図38(a),(b),(c)は本発明の実施の形態8に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの要部裏面の縫製途中の構成を示す部品展開図である。図39(a),(b)は本発明の実施の形態8に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの縫製が完成した状態の裏側を示す部分拡大図である。 FIG. 37 (a) is a front view showing the entire configuration of a cotton pan with an L pocket as a stretchable bottoms around an expansion / contraction mechanism exposure prevention waist according to Embodiment 8 of the present invention, and FIG. (C) is the elements on larger scale which show the state where the circumference of the waist expanded. 38 (a), 38 (b), and 38 (c) are component development views showing a structure in the middle of sewing of the back surface of the main part of the retractable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to Embodiment 8 of the present invention. 39 (a) and 39 (b) are partial enlarged views showing the back side in a state where the sewing of the stretchable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to the eighth embodiment of the present invention is completed.
図40(a),(b)は本発明の実施の形態8の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの要部裏面の縫製途中の構成を示す部品展開図、(c)は本発明の実施の形態8の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの縫製が完成した状態の裏側を示す部分拡大図である。図41(a)は本発明の実施の形態8の第2変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの延出部の縫い付け部の近傍を表側から見て示す部分拡大図、(b)は裏側から見て示す部分拡大図である。 40 (a) and 40 (b) are parts development views showing a structure in the middle of sewing of the back surface of the main part of the retractable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to the first modification of the eighth embodiment of the present invention; ) Is a partially enlarged view showing the back side in a state where the sewing of the stretchable bottoms that can be stretched around the waist according to the first modification of the eighth embodiment of the present invention is completed. FIG. 41 (a) is a partially enlarged view showing the vicinity of the sewn portion of the extending portion of the stretchable bottoms around the elastic mechanism exposure prevention waist according to the second modification of the eighth embodiment of the present invention when viewed from the front side. b) is a partially enlarged view seen from the back side.
図37(a)に示されるように、本実施の形態8に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Jは、前身頃24のベルト部23の近傍に左右1対のLポケット22を有しており、これらのLポケット22のポケット口外縁22Aの前中心FCよりの部分(外縁22Aの上部)の近傍に、ベルト部23の見掛け上の長さを伸縮自在としたウエスト周り伸縮自在構造を有している。
As shown in FIG. 37 (a), the
すなわち、ベルト部23には左右1対のLポケット22のポケット口外縁22Aの近傍に、収容部23Aとその収容部23A内に挿入される延出部23Bからなる重ね合せ部が形成されており、延出部23Bの先端と収容部23Aとが収容部23A内において主弾性材としてのゴムテープで接続されることによって、ベルト部23の見掛け上の長さを伸縮自在としている。
That is, the
これによって、ベルト部23に引っ張り力が掛かっていない場合には、図37(b)に示されるようにLポケット22の外縁22Aの上部が収容部23Aの端と一致しており、ベルト部23に引っ張り力が掛かってウエスト周りが伸びると、図37(c)に示されるようにLポケット22の外縁22Aの上部も延出部23Bと一体に移動する。また、Lポケット22の袋布が表側から見えないようにするために、前身頃24と共地の綿生地からなる当て布29が左右1対のLポケット22の外側に縫付けられている。
Thus, when no tension is applied to the
なお、図37(b),(c)に示されるように、収容部23A及び延出部23Bの上下端にはベルト布ステッチ23a,23bが施されている。ジーンズ(Gパン)、綿パンを始めとするカジュアルなボトムズにおいては、このようなベルト布ステッチ23a,23bを施すのが一般的であるが、Lポケット付きボトムズにおいてもドレス調の婦人用のボトムズではベルト布ステッチを施さない場合もある。以下の各図においては、図を見易くするため、ベルト布ステッチの図示を省略する。
Note that, as shown in FIGS. 37B and 37C, belt cloth stitches 23a and 23b are provided on the upper and lower ends of the
次に、ウエスト周り伸縮自在構造について、図38を参照して説明する。図38は左側のLポケット22の近傍をLポケット付き綿パン21Jの裏側から見て示したものである。図38(a)に示されるように、収容部23Aを構成するベルト布23Aaは綿パン21Jの前身頃24と共地の綿生地であり、延出部23Bを構成するベルト布23Baも綿パン21Jの前身頃24と共地の綿生地である。図38(a)に示されるように、収容部23A及び延出部23B内には、芯材としてのソフト芯SC及びハード芯HCが、アイロンプレスによって貼り付けられている。
Next, a waist-expandable structure will be described with reference to FIG. FIG. 38 shows the vicinity of the
ここで、図38(a),(b)に示されるように、収容部23Aの端23Abは表裏ともベルト部23の長手方向に対して略垂直であり、収容部23Aの裏側の端からLポケット22の袋布25の前中心FCよりの端までの間に亘って、延出部23Bの内部に長方形の伸縮性を有しない生地6の上端が縫付けられて、伸縮性を有しない生地6の下端がベルト部23の下端に縫付けられる。また、収容部23Aを構成するベルト布23Aaの開口部近傍の内側には、延出部23Bの滑りを良くするために、伸縮性を有しない生地としてのポリエステル系生地からなる接着布13が、ソフト芯SC及びハード芯HCの上からアイロンプレスによって貼り付けられている。
Here, as shown in FIGS. 38 (a) and 38 (b), the end 23Ab of the
これら延出部23Bの先端と収容部23Aの内側とが、収容部23Aの内部において主弾性材としての幅の広いゴムテープ10によって接続されている。なお、本実施の形態8に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Jにおいては、伸び止め材11の折り畳み部分の長さを約2.5cmとして、ウエスト周りの伸縮長さを約2.5cmとしている。
The ends of the extending
また、図38(c)に示されるように、Lポケット22の袋布25の上端と延出部23Bの下端とを補助弾性材としての幅の細いゴムテープ30で接続しており、これによってウエスト周り伸縮自在構造によって延出部23Bが移動する際にLポケット22の袋布25の形状が崩れたりして見栄えが悪くなるのを防ぐ働きをしている。更に、図38(c)に破線で示されるように、Lポケット22の袋布25の表側には、想像線で示されるLポケット22の外縁22Aの外側に袋布25の生地が見えるのを防ぐために、Lポケット付き綿パン21Cの前身頃24と共地の綿生地からなる当て布29が当て布ステッチ29aによって縫付けられている。
Further, as shown in FIG. 38 (c), the upper end of the
このような構造を有する収容部23Aを輪にして下端で閉じるとともに、図38(b)に示されるように、収容部23Aの下端にLポケット22の袋布25の側を縫付け、延出部23Bを閉じるとともに延出部23Bの下端にLポケット22の外縁22Aを形成するLポケット付き綿パン21Jの前身頃24の側を縫付ける。
The
図39(a)に示されるように、このようにして縫製が完成した本実施の形態8に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Jは、収容部23Aの表裏の端23Abがベルト部23の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら、見栄え・美観が良好に保たれるとともに、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、量産性を向上させることができる。
As shown in FIG. 39 (a), the
また、延出部23Bの内部に長方形の伸縮性を有しない生地6の上端が縫付けられて、伸縮性を有しない生地6の下端がベルト部23の下端に縫付けられているために、図39(b)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部23Aから延出部23Bを引き出した場合に、興味本位で延出部23Bの下端をめくっても伸縮性を有しない生地6の一部が見えるだけで、ゴムテープ10,伸び止め材11等の内部構造は見えないため、着用者等が内部構造を引き出して伸縮自在構造を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
In addition, since the upper end of the
更に、本実施の形態8に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Jにおいては、ウエスト周り伸縮自在構造によってウエスト周りが伸びて延出部23Bが収容部23Aから抜き出される方向に移動する際に、Lポケット22の周囲にシワ等を生ずることなくLポケット22の外縁22Aが滑らかに変形する。これは、Lポケット22の袋布25の前中心FCよりに、タック18が設けられており、ウエスト周りの伸長に伴ってタック18が拡がるからである。
Furthermore, in the
次に、本実施の形態8の第1変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Kについて、図40を参照して説明する。本実施の形態8の第1変形例に係るLポケット付き綿パン21Kの基本的な構造は、上述した本実施の形態8に係るLポケット付き綿パン21Jとほぼ同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
Next, a
図40(a),(b)に示されるように、第1変形例に係るLポケット付き綿パン21Kが上述したLポケット付き綿パン21Jと異なるのは、延出部23Bの内部に伸縮性を有しない生地6を縫付ける代わりに、延出部23Bの折り返し部分の内部に両面接着芯14を挟んでアイロンでプレスして延出部23Bの折り返し部分を接着した点である。
As shown in FIGS. 40 (a) and 40 (b), the
このようにして縫製されるLポケット付き綿パン21Kは、収容部23Aの表裏の端23Abがベルト部23の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら見栄え・美観が良好に保たれ、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができるので、量産性を向上させることができる。
The
また、延出部23Bの内部に両面接着芯14を挟んでアイロンでプレスして延出部23Bの折り返し部分を接着したために、図40(c)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部23Aから延出部23Bを引き出した場合に、興味本位で延出部23Bの下端をめくっても袋布25の上端が見えるだけで、ゴムテープ10,伸び止め材11等の内部構造は見えないため、着用者等が内部構造を引き出して伸縮自在構造を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
In addition, since the folded portion of the extending
次に、本実施の形態8の第2変形例に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21Lについて、図41を参照して説明する。本実施の形態8の第2変形例に係るLポケット付き綿パン21Lの基本的な構造は、上述した本実施の形態7に係るLポケット付き綿パン21Jとほぼ同様であるので、同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
Next, a
図41(a),(b)に示されるように、第2変形例に係るLポケット付き綿パン21Lが上述したLポケット付き綿パン21Jと異なるのは、延出部23Bの内部に伸縮性を有しない生地6を縫付ける代わりに、延出部23Bの折り返し部分を表側から裏側にかけて貫通するように、延出部23Bの中間部分をベルト部23の長手方向に沿って縫付けた(縫い付け部16を設けた)点である。
As shown in FIGS. 41 (a) and 41 (b), the
このようにして縫製されるLポケット付き綿パン21Lは、収容部23Aの表裏の端23Abがベルト部23の長手方向に対して略垂直であるため、ウエスト周り伸縮自在の性能を確保しながら見栄え・美観が良好に保たれ、全ての縫製作業をミシン縫いで行うことができ、しかも延出部23Bを縫付ける作業が簡単になるため、量産性をより向上させることができる。
The
なお、このような構成とすると、延出部23Bの中間部分をベルト部23の長手方向に沿って縫付けた縫い付け部16が外側から見えることになるが、Lポケット付き綿パン21Lには複数のベルト通し12が取付けられており、ベルト部23の上からベルトを着用するため、縫い付け部16はベルトの下に隠れて見えなくなる。
In addition, with such a configuration, the sewn
そして、延出部23Bの表側から裏側にかけて貫通するように延出部23Bの中間部分をベルト部23の長手方向に沿って縫付けているために、図41(b)に示されるように、着用者等がゴムテープ10の弾性力に抗して収容部23Aから延出部23Bを引き出した場合に、興味本位で延出部23Bの縫付けられていない部分の下端をめくろうとしても、内部構造は見ることができず、延出部23Bの裏側の一部が見えるだけで済むため、着用者等がゴムテープ10等の内部構造を引き出して伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止することができる。
And since the intermediate part of the
このようにして、本実施の形態8に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21J,21K,21Lにおいては、量産性を損なうことなく、見栄え・美観を良好に保ちつつウエストサイズを伸縮自在とすることができるとともに、着用者等が伸縮機構を壊してしまうという事態を確実に防止できる。 In this way, in the cotton pans 21J, 21K, and 21L with L pockets as the stretchable bottoms that can be stretched around the waist according to the eighth embodiment, the appearance and aesthetics are kept good without sacrificing mass productivity. While being able to expand and contract the waist size, it is possible to reliably prevent the wearer and the like from breaking the expansion and contraction mechanism.
また、Lポケット付き綿パン21J,21K,21Lのウエスト周りが伸縮する際に、Lポケット22の前中心FC側の裏側に設けられたタック28が開閉することによって、Lポケット22の周囲及び前身頃24にシワがよることがなく、より見栄えの良いウエスト周り伸縮自在ボトムズとなる。したがって、本実施の形態8に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズとしてのLポケット付き綿パン21J,21K,21Lは、請求項1乃至請求項3及び請求項11の発明に係る伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズに該当する。
Further, when the waist circumference of the cotton pans 21J, 21K, and 21L with L pockets expands and contracts, the
上記各実施の形態においては、収容部及び延出部をいずれも伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの前身頃と共地で作製しており、かつ、収容部及び延出部の表裏を一体として、ベルト部上端で折り曲げる構成とした例についてのみ説明したが、収容部及び延出部の構成はこれに限られるものではない。 In each of the above embodiments, the accommodating portion and the extending portion are both made of the same body as the front body of the retractable bottoms that can be stretched around the waist, and the front and back of the accommodating portion and the extending portion are integrated. As described above, only the example in which the belt portion is bent at the upper end has been described, but the configurations of the accommodating portion and the extending portion are not limited thereto.
例えば、収容部及び延出部の表側のみを前身頃と共地として、収容部及び延出部の裏側は別の生地として、ベルト部上端で両者の生地を接ぐ構成とすることもできる。ここで、収容部及び延出部の裏側を構成する別の生地としては、収容部の裏側をマーベルトとして延出部の裏側にもマーベルトを用いる構成、収容部及び延出部の裏側を一体として伸縮性を有する生地、例えばパワーネットやゴム生地を用いる構成が考えられる。また、延出部の裏側にゴム生地を用いて、収容部の裏側を前身頃と共地で作製するか、若しくはマーベルトとする構成を採用することもできる。 For example, only the front side of the housing part and the extension part may be the same as the front body, the back side of the housing part and the extension part may be separate fabrics, and both fabrics may be in contact with each other at the upper end of the belt part. Here, as another fabric constituting the back side of the housing part and the extension part, the back side of the housing part is used as a mer belt, and the back part of the extension part is also used as a mer belt, and the back side of the housing part and the extension part is integrated. A configuration using a stretchable fabric such as a power net or rubber fabric is conceivable. In addition, it is also possible to employ a configuration in which a rubber cloth is used for the back side of the extension part, and the back side of the housing part is manufactured together with the front body or a merbelt.
また、上記各実施の形態においては、主弾性材としてゴムテープを用いた場合について説明したが、主弾性材としては他にも平ゴム、ゴム製板等の様々な弾性を有する素材を用いることができる。 In each of the above embodiments, the case where a rubber tape is used as the main elastic material has been described. However, as the main elastic material, other materials having various elasticity such as a flat rubber and a rubber plate may be used. it can.
本発明を実施するに際しては、伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズの構造、形状、材質、生地、大きさ、長さ、幅、接続関係、製造方法等についても、上記各実施の形態に限定されるものではない。なお、本発明の実施の形態で挙げている数値は、臨界値を示すものではなく、実施に好適な好適値を示すものであるから、上記数値を若干変更してもその実施を否定するものではない。 In practicing the present invention, the structure, shape, material, fabric, size, length, width, connection relationship, manufacturing method, and the like of the stretchable bottoms that can be stretched around the waist are also limited to the above embodiments. Is not to be done. In addition, since the numerical value quoted in the embodiment of the present invention does not indicate a critical value but indicates a preferable value suitable for implementation, even if the numerical value is slightly changed, the implementation is denied. is not.
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1H,1J,1K,1L,1M,1N,1P,21,21A,21B,21C,21D,21E,21F,21G,21H,21J,21K,21L 伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズ
2 脇ポケット
2A,22A 外縁
3,23 ベルト部
3A,23A 収容部
3B,23B 延出部
3a,3b,23a,23b ベルト布ステッチ
4,24 前身頃
5 袋布
6 伸縮性を有しない生地
10 主弾性材
11 伸び止め材
12 ベルト通し
13 接着布
14 両面接着芯
15,17,18,27,28 タック
19 脇中間ポケット
19A,19B,19C ポケット
20,20A,20B,20C ポケット口
22 Lポケット
16 縫い付け部
FC 前中心
LS,RS 脇線
1, 1A, 1B, 1C, 1D, 1E, 1F, 1G, 1H, 1J, 1K, 1L, 1M, 1N, 1P, 21, 21A, 21B, 21C, 21D, 21E, 21F, 21G, 21H, 21J, 21K, 21L Expansion mechanism Exposure prevention Waist around
Claims (14)
前記収容部の端を表裏とも前記ベルト部の長手方向に対して略垂直にするとともに、前記延出部の内部に伸縮性を有しない生地の上端を縫付けて、前記伸縮性を有しない生地の下端を前記延出部の下端に縫付けたことを特徴とする伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズ。 An overlapping portion of the belt portion having the core material, an extending portion formed on the belt portion provided on one belt portion side of the overlapping portion and extending at one end thereof, and the other of the overlapping portions Formed on the side of the belt portion and containing the extended portion so as to be hidden from the design surface side, and a main elastic material having both ends connected between the extended portion and the containing portion. The waist part is stretchable bottoms that can stretch the apparent length of the belt part,
Both the front and back ends of the accommodating portion are substantially perpendicular to the longitudinal direction of the belt portion, and the upper end of the non-stretchable fabric is sewn inside the extension portion, so that the non-stretchable fabric Stretchable bottoms around the waist that prevent the stretch mechanism from being exposed, wherein the bottom end of the stretch part is sewn to the bottom end of the extension.
前記収容部の端を表裏とも前記ベルト部の長手方向に対して略垂直にするとともに、前記延出部の折り返し部分の内部に両面接着芯を挟んでアイロンでプレスして前記延出部の折り返し部分を接着したことを特徴とする伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズ。 An overlapping portion of the belt portion having the core material, an extending portion formed on the belt portion provided on one belt portion side of the overlapping portion and extending at one end thereof, and the other of the overlapping portions Formed on the side of the belt portion and containing the extended portion so as to be hidden from the design surface side, and a main elastic material having both ends connected between the extended portion and the containing portion. The waist part is stretchable bottoms that can stretch the apparent length of the belt part,
Both ends of the housing part are made substantially perpendicular to the longitudinal direction of the belt part, and the extension part is folded by pressing with a iron with a double-sided adhesive core inside the folded part of the extension part. Stretchable bottoms that can be stretched around the waist.
前記収容部の端を表裏とも前記ベルト部の長手方向に対して略垂直にするとともに、前記延出部の表側から裏側にかけて貫通するように前記延出部の中間部分を前記ベルト部の長手方向に沿って縫付けたことを特徴とする伸縮機構露出防止ウエスト周り伸縮自在ボトムズ。 An overlapping portion of the belt portion having the core material, an extending portion formed on the belt portion provided on one belt portion side of the overlapping portion and extending at one end thereof, and the other of the overlapping portions Formed on the side of the belt portion and containing the extended portion so as to be hidden from the design surface side, and a main elastic material having both ends connected between the extended portion and the containing portion. The waist part is stretchable bottoms that can stretch the apparent length of the belt part,
Both the front and back ends of the housing portion are substantially perpendicular to the longitudinal direction of the belt portion, and the intermediate portion of the extension portion is penetrated from the front side to the back side of the extension portion in the longitudinal direction of the belt portion. Stretchable bottoms that can be stretched around the waist.
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A02 | Decision of refusal |
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