JP2009070262A - ダイアグラム変換装置、ダイアグラム変換方法、及びダイアグラム変換プログラム - Google Patents

ダイアグラム変換装置、ダイアグラム変換方法、及びダイアグラム変換プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009070262A
JP2009070262A JP2007239738A JP2007239738A JP2009070262A JP 2009070262 A JP2009070262 A JP 2009070262A JP 2007239738 A JP2007239738 A JP 2007239738A JP 2007239738 A JP2007239738 A JP 2007239738A JP 2009070262 A JP2009070262 A JP 2009070262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conversion
diagram
rule
conversion rule
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007239738A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuo Kato
卓雄 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2007239738A priority Critical patent/JP2009070262A/ja
Publication of JP2009070262A publication Critical patent/JP2009070262A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

【課題】結果の変化の相関の低い場合にも適用できる学習機構を実現する。
【解決手段】ダイアグラム変換処理部1は、ダイアグラム変換規則記憶部14により適用する変換規則を変更できるようにし、制限された「有効な場面」をプロジェクトの特性に最適化させる。また、ダイアグラム訂正処理部2の動作を分析し、適用すべきであったふさわしい変換規則を決定しダイアグラム変換規則記憶部14を変更(追加・削除)する仕組み(適用変換規則最適化部3)を設ける。この分析は、予めユーザーが必要とする結果の訂正手段の全てについて訂正手段と、その訂正手段が必要ないように変換を行えるように変換規則に行う変更を、対で用意し、ダイアグラム訂正処理部2によって訂正手段を、適用変換規則最適化部によって訂正手段に対応する変換規則に行う変更を提供することによって行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダイアグラム変換装置に関し、特にダイアグラム変換規則を調整できるダイアグラム変換装置に関する。
一般的に、ダイアグラム変換技術では、予め決めている変換規則を使用して、ダイアグラム変換を行っている。
一般的なダイアグラム変換装置では、固定された記法間の変換規則により変換可能な記法上の互換性のあるダイアグラム同士で変換を行うことができる。例えば、CASE(Computer Aided Software Engineering:コンピュータ支援ソフトウェア工学)ツール間の同種のダイアグラムの変換や、UML(Unified Modeling Language:統一モデリング言語)のシーケンス図から協調動作図のように記法上の互換性のあるダイアグラム同士の場合の変換には、予め決めている固定された記法間の変換規則だけで変換できる。
しかし、例えば、シーケンス図から業務フロー図への変換のように記述内容に差がある場合や、変換元では記法上は同じ形だが書かれている意味が異なる場合に、原理的には固定された記法間の変換規則では変換を定義できない互換性のないダイアグラム同士、すなわち、変換先では記法上異なる形に変換する必要のあるダイアグラム同士では、予め決めている記法間の変換規則では変換を定義できず、変換を行うことができなかった。或いは、ある場合は変換できるが別の場合は変換できないというような不完全な変換で満足するしかなかった。
記法上の互換性がない場合に変換を行うには、文字認識や音声認識のように変換規則を調整して学習させる構成・動作が必要となる。但し、文字認識や音声認識装置では、変換規則のパラメータが連続的に変化すれば変換結果も連続的に変化するような変換規則と変換結果の関係が密接なもののみを対象としていた。例えば、音声認識等の変換規則のパラメータが連続的に変化すれば変換結果も連続的に変化するような変換規則と変換結果の関係が密接なものは、過去の変換及び結果に対するユーザーの訂正操作を学習することにより段階的に変換精度を上げるような仕組みを持つものがある。
しかし、ダイアグラムの変換は、離散的なものに対する変換であり、パラメータの変化が結果に対して離散的な変化を及ぼすため変換結果から修正すべきパラメータを決定するのが困難であるため、そのような学習機構は存在していなかった。
関連するダイアグラム変換装置の例として、特開平6−131165号公報(特許文献1)に「CASEダイアグラム変換装置」が記載されている。この技術では、各種CASEツールについてのそれぞれのダイアグラムを構成する図項目データの形式と中間データ形式との対応関係、及び各種CASEツールがサポートする図項目種別毎の形状(表示形状)を、それぞれテーブルにより管理し、変換元CASEツールと変換先CASEツールが指示された場合には、指示された変換元CASEツールのCASEダイアグラムデータを、テーブル参照により中間データ形式に変換し、更に中間データ形式からテーブル参照により変換先CASEツールのCASEダイアグラムデータに変換する。
また、特開2006−277662号公報(特許文献2)に「変換規則修正プログラム」が記載されている。この技術では、統合DBのフォーマットに仕様変更があれば、統合DBのフォーマット定義ファイルが修正される。フォーマット定義ファイルとは、データフォーマット(スキーマ情報)が定義されたファイルである。この技術では、ユーザーからの指示(メニューの選択、又はアイコンのクリック等)に応じ、フォーマット定義ファイル差分解析部が新規統合DBのフォーマットを修正する。また、新規統合DBのフォーマットと、従来の統合DBのフォーマットの差分に基づき、両者の論理的な変更情報である入力フォーマット変換ファイルを変更する。
特開平6−131165号公報 特開2006−277662号公報
本発明の目的は、記法のみでは変換を定義できないダイアグラム同士でも、有効な場面に制限はあるが利用可能な変換を実行できるようにしたダイアグラム変換装置を提供することである。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。但し、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明のダイアグラム変換装置は、変換規則を格納するためのダイアグラム変換規則記憶部(14)と、ダイアグラム変換規則記憶部(14)に格納されている変換規則に従って、記法及び記述内容を基に、変換元ダイアグラムの要素の情報から変換先ダイアグラムの要素の情報へ変換を行うダイアグラム変換部(12)とを具備する。このとき、ダイアグラム変換部(12)は、変換元ダイアグラムの要素の情報を変換元ダイアグラム記憶部(11)から取得し、変換先ダイアグラムの要素の情報を変換先ダイアグラム記憶部(13)に格納する。
ダイアグラム変換規則記憶部(14)は、そのまま適用できるダイアグラムの変換規則を格納するダイアグラム変換固定規則記憶部(141)と、所定の条件に応じた変換パラメータを伴うダイアグラムの変換規則を格納するダイアグラム変換可変規則記憶部(142)とを含む。なお、所定の条件に応じた変換パラメータとは、閾値や文字列判定の条件等の変換パラメータを示す。
本発明のダイアグラム変換装置は、誤り訂正操作に従って変換先ダイアグラムの情報を更新するダイアグラム訂正処理部(2)を更に具備する。
本発明のダイアグラム変換装置は、ダイアグラム訂正処理部(2)の動作を分析して適当な変換規則を決定し、ダイアグラム変換規則記憶部(14)に格納されている変換規則を変更する適用変換規則最適化部(3)を更に具備する。
第1の効果は、記法のみではなく書かれた意味を加味した変換を行えることである。第2の効果は、適用する変換規則を変更することにより、適切な変換が行えるダイアグラムが多くなることである。第3の効果は、適用する変換規則を変換したいダイアグラムに合わせて最適化する作業を、変換結果を人手で修正する作業を分析することで自動的に行えることである。このことにより、変換規則を記述する特別な言語等を理解するスキルがない担当者でも、自分が欲しい正しい変換後のダイアグラムを知ってさえすれば変換規則の最適化を実施することができる。更に、スキルのある担当者にとっても、とりいそぎ正しい修正結果が欲しい場合に、手間のかかる変換規則の最適化を行わず結果を直接修正して済ませてしまうことは良くあるが、そのような場合にも行った結果修正の工数を無駄にすることなく、次回以降の変換に利用できる変換規則最適化に生かすことができる。
以下に、本発明の実施例について添付図面を参照して説明する。
図1を参照すると、本実施例のダイアグラム変換装置は、ダイアグラム変換処理部1と、ダイアグラム訂正処理部2と、適用変換規則最適化部3を備える。
ダイアグラム変換処理部1は、変換元ダイアグラム記憶部11と、ダイアグラム変換部12と、変換先ダイアグラム記憶部13と、ダイアグラム変換規則記憶部14と、警告・エラー通知部15を備える。
変換元ダイアグラム記憶部11は、ダイアグラムの描画情報として、ダイアグラム要素である様々なオブジェクトやメッセージの要素を示す情報を記憶する。
ダイアグラム変換部12は、変換元ダイアグラム記憶部11からダイアグラムの描画情報を取得し、ダイアグラム変換規則記憶部14に格納されている変換規則に従って、ダイアグラムの各要素の情報から変換先ダイアグラムの各要素の情報へ変換を行い、変換先ダイアグラム記憶部13に格納する。ダイアグラムの変換でエラーとなった際には、ダイアグラム変換部12は、警告・エラー項目と警告・エラー内容を警告・エラー通知部15に受け渡す。
変換先ダイアグラム記憶部13は、ダイアグラム変換部12により作成された変換先ダイアグラムを格納し保持する。
ダイアグラム変換規則記憶部14は、ダイアグラム変換固定規則記憶部141と、ダイアグラム変換可変規則記憶部142を備える。
ダイアグラム変換固定規則記憶部141は、常にそのまま適用できるダイアグラムの変換規則を格納する。ダイアグラム変換可変規則記憶部142は、閾値や文字列判定の条件等の変換パラメータを伴うダイアグラムの変換規則を格納する。
警告・エラー通知部15は、受け取った警告・エラー内容をユーザーに通知する。
また、警告・エラー通知部15は、受け取った警告・エラー項目と警告・エラー内容を誤変換候補通知部31に受け渡す。
ダイアグラム訂正処理部2は、ユーザー訂正操作受付部21と、ユーザー訂正操作項目記憶部22と、ユーザー訂正操作記憶部23を備える。
ユーザー訂正操作受付部21は、ユーザーから変換先ダイアグラムの訂正操作を受け付け、訂正操作に従って変換先ダイアグラム記憶部13の情報を更新する。また、ユーザー訂正操作受付部21は、受け付けた訂正操作をユーザー訂正操作記憶部23に格納する。更に、ユーザー訂正操作受付部21は、誤変換候補通知部31に、受け付けた訂正操作を通知する。
適用変換規則最適化部3は、誤変換候補通知部31と、可変ダイアグラム変換規則対応関係記憶部32と、単語辞書33と、誤変換受付部34と、誤変換候補記憶部35を備える。
可変ダイアグラム変換規則対応関係記憶部32は、ユーザー訂正操作項目−可変ダイアグラム変換規則対応関係記憶部321と、警告・エラー項目−可変ダイアグラム変換規則対応関係記憶部322を備える。
ユーザー訂正操作項目−可変ダイアグラム変換規則対応関係記憶部321は、ユーザー訂正操作項目と可変ダイアグラム変換規則の対応関係を定義し、ユーザー訂正操作項目に対応する可変ダイアグラム変換規則を提供する。警告・エラー項目−可変ダイアグラム変換規則対応関係記憶部322は、警告・エラー項目と可変ダイアグラム変換規則の対応関係を定義し、警告・エラー項目に対応する可変ダイアグラム変換規則を提供する。
誤変換候補通知部31は、ユーザー訂正操作受付部21から訂正操作を受け取り、受け取った訂正操作を基に、ユーザー訂正操作項目−可変ダイアグラム変換規則対応関係記憶部321から、訂正操作に対応する複数の可変ダイアグラム変換規則を取得し、受け取った訂正操作から正しいと推測される変換規則の変換パラメータを計算して誤変換修正候補の一覧を作成して誤変換候補記憶部35に格納し、その誤変換修正候補をユーザーに通知する。
また、誤変換候補通知部31は、受け取った警告・エラー項目を基に、警告・エラー項目−可変ダイアグラム変換規則対応関係記憶部322から、警告・エラー項目に対応する複数の可変ダイアグラム変換規則を取得し、受け取った警告・エラー内容から正しいと推測される変換規則の変換パラメータを計算して誤変換修正候補の一覧を作成して誤変換候補記憶部35に格納し、その誤変換修正候補をユーザーに通知する。
誤変換受付部34は、ユーザーから誤変換修正候補の中から修正を適用するものを受け付けて、指定された誤変換修正候補の内容に従って、ダイアグラム変換可変規則記憶部142に格納されているダイアグラム変換可変規則の変換パラメータを更新する。
次に、本発明の変換規則最適化の実施例の動作について詳細に説明する。
図2に示すように、例えば、変換元ダイアグラム記憶部11には、図3のシーケンス図中のダイアグラム要素であるオブジェクト1(識別子:オブジェクト1、クラス名:「司書」)、オブジェクト2(識別子:オブジェクト2、クラス名:「図書館」)、オブジェクト3(識別子:オブジェクト3、クラス名:「本」)、メッセージ1(識別子:メッセージ1、メッセージ名:「本情報更新要求」、引数1:「更新対象ISBN(International Standard Book Number:国際標準図書番号)」、引数2:「本更新情報」、送信元:オブジェクト1、送信先:オブジェクト2)、及びその他のメッセージの要素が格納されているとする。
ダイアグラム変換可変規則記憶部142には、変換規則1(識別子:変換規則1、変換規則:<<変換パラメータ1>>のクラス名を持つオブジェクトは組織として扱い、それ以外のオブジェクトは入出力情報として扱う、変換パラメータ1:「司書」)及びその他の変換規則が格納されているとする。
前述の変換規則中の「<<変換パラメータ1>>」は、変換処理時に、変換パラメータ1の値(「変換パラメータ1:」の後に記述されている値)で置換される。
また、変換規則は、任意ではなく、ダイアグラム変換部12によって解釈され実行可能な予め決まった形式のものである。
図4を参照して、ダイアグラム変換部12によるダイアグラム変換の動作について説明する。
(1)ステップA1
格納されている全ての変換規則を適用するための繰り返し処理を開始する。ここでは、まず、ダイアグラム変換部12はダイアグラム変換可変規則記憶部142から変換規則1を取得し、以降の手順でその変換規則の適用を行う。
(2)ステップA2
変換規則の適用対象のダイアグラム要素の数に応じた繰り返し処理を開始する。
(3)ステップA3
変換規則の適用対象のダイアグラム要素を取得する。ここでは、まず、変換規則の適用対象のダイアグラム要素の1つであるオブジェクト1を取得する。
(4)ステップA4
変換規則を適用して、変換先のダイアグラム要素を作成する。ここでは、変換規則1の中の「<<変換パラメータ1>>」を変換パラメータ1の値(「変換パラメータ1:」の後に記述されている値)で置換した規則(=「司書」のクラス名を持つオブジェクトは組織として扱い、それ以外のオブジェクトは入出力情報として扱う)を取得したオブジェクト1に適用することにより、オブジェクト1のクラス名は「司書」なのでオブジェクト1は組織として扱われ、組織のインスタンスである組織1(識別子:組織1、組織名:「司書」)を作成する。
(5)ステップA5
更に、作成したダイアグラム要素を出力する。ここでは、作成した組織1を変換先ダイアグラム記憶部13に出力して格納する。
(6)ステップA6
ステップA2を起点に、ステップA3〜A5の処理を、変換規則の適用対象のダイアグラム要素の数だけ繰り返す。ここでは、上記の場合と同様に、変換規則の適用対象のダイアグラム要素の1つであるオブジェクト2を取得し、変換規則1を適用することによりオブジェクト2のクラス名は「図書館」なのでオブジェクト2は入出力情報として扱われ、入出力情報のインスタンスである入出力情報1(識別子:入出力情報1、情報名:「図書館」)を作成し、作成した入出力情報1を変換先ダイアグラム記憶部13に格納する。また、同様に、変換規則の適用対象のダイアグラム要素の1つであるオブジェクト3を取得し、変換規則1を適用することによりオブジェクト3のクラス名は「本」なのでオブジェクト3は入出力情報として扱われ、入出力情報のインスタンスである入出力情報2(識別子:入出力情報2、情報名:「本」)を作成し、作成した入出力情報2を変換先ダイアグラム記憶部13に格納する。変換規則の適用対象のダイアグラム要素の全てに変換規則を適用して変換先のダイアグラム要素を作成すれば繰り返しを終了する。
(7)ステップA7
ステップA1を起点に、ステップA2〜A6の処理を、格納されている全ての変換規則の適用が終了するまで繰り返す。ここでは、ダイアグラム変換部12は、ダイアグラム変換可変規則記憶部142の全ての変換規則が適用されるまで、このような変換規則の適用を行う。
変換によって得られた業務フロー図は、図5のようになる。
ここで、図5を参照して、業務フロー図の表記について説明する。
図5の業務フロー図において、最上部にある「司書」と記述されている記号は組織を示し、その下に組織が行うフローが記述されている。そのフローの中で、縦の2重線の入った四角の記号が機能を示し、四角の記号が入出力情報を示す。
機能及び入出力情報間には処理の流れを示すフローの線が記述されている。
上記の例では、「司書」のクラス名を持つオブジェクトのみを組織として扱う規則で変換したが、もし、どのようなクラス名のオブジェクトでも組織として扱う規則で変換した場合には、得られる業務フロー図は図6のようになる。図5及び図6の業務フローは、ユーザーが望むものではなく、図7のように「司書」と「図書館」が組織となる業務フローが望まれる。
また、図8に示すように、ユーザー訂正操作項目記憶部22には、例えば、予めユーザー訂正操作項目1(識別子:操作項目1、操作名:「組織追加」)、ユーザー訂正操作項目2(識別子:操作項目2、操作名:「組織削除」)及びその他のユーザー訂正操作項目が格納されているとする。
図9を参照して、ユーザー訂正操作受付部21によるダイアグラム訂正の動作について説明する。
(1)ステップB1
図5の業務フロー図は、ユーザーが望むものではないので、ユーザーは、ユーザー訂正操作1(識別子:ユーザー訂正操作1、操作項目:操作項目1、パラメータ:「図書館」)を要求して、ユーザー訂正操作受付部21はそのユーザー訂正操作1を受け付ける。
(2)ステップB2
ユーザー訂正操作受付部21は受け付けたユーザー訂正操作1をユーザー訂正操作記憶部23に格納する。
(3)ステップB3
ユーザー訂正操作受付部21は、操作項目1に対応した機能であるパラメータで指定された組織名を持つ組織を追加する機能を持っており、受け付けたユーザー訂正操作1の操作項目は操作項目1なので、変換先ダイアグラム記憶部13に組織2(識別子:組織2、組織名:「図書館」)を追加する。これによって得られる業務フロー図は、図10のように「図書館」の組織が追加されたものになる。
(4)ステップB4
また、ユーザー訂正操作受付部21は、適用変換規則最適化部3の誤変換候補通知部31に、受け付けたユーザー訂正操作1を通知する。
ユーザーは、このようなダイアグラム訂正の操作を繰り返し行うことにより、望んでいるダイアグラムへ訂正してゆく。
また、図11A,図11Bに示すように、ユーザー訂正操作項目−可変ダイアグラム変換規則対応関係記憶部321には、例えば、予めユーザー訂正操作項目−ダイアグラム変換可変規則対応関係1(操作項目:操作項目1、変換規則:変換規則1、規則修正方法:変換パラメータに追加)、ユーザー訂正操作項目−ダイアグラム変換可変規則対応関係2(操作項目:操作項目2、変換規則:変換規則1、規則修正方法:変換パラメータから削除)及びその他のユーザー訂正操作項目−ダイアグラム変換可変規則対応関係が格納されているとする。
図12を参照して、誤変換候補通知部31による適用変換規則最適化の動作について説明する。
(1)ステップC1
誤変換候補通知部31は受け付けたユーザー訂正操作1の操作項目をキーにユーザー訂正操作項目−可変ダイアグラム変換規則対応関係記憶部321を検索し、該当するユーザー訂正操作項目−ダイアグラム変換可変規則対応関係(操作項目:操作項目1、変換規則:変換規則1、規則修正方法:変換パラメータに追加)を取得する。
(2)ステップC2
誤変換候補通知部31は、最適な変換パラメータを計算する機能を持っており、取得したユーザー訂正操作項目−ダイアグラム変換可変規則対応関係で指定されている変換規則(変換規則:変換規則1)と規則修正方法(規則修正方法:変換パラメータに追加)に従って、単語辞書33を利用し、ユーザー訂正操作記憶部23の情報から最適な変換パラメータ(変換パラメータ:「〜館」)を計算する。この実施例では、ユーザー訂正操作項目と調整対象の変換規則の対応関係が1対1となっているが、n対n(多対多)の対応関係となっていても良い。
(3)ステップC3
誤変換候補通知部31、取得したユーザー訂正操作項目−ダイアグラム変換可変規則対応関係と、算出した変換パラメータから誤変換修正候補1(識別子:誤変換候補1、変換規則:変換規則1、変換パラメータ修正:「〜館」を追加、表示文字列:「「〜館」を組織として扱う」)を作成する。
(4)ステップC4
誤変換候補通知部31は、作成した誤変換修正候補1を誤変換候補記憶部35に格納し、ユーザーに誤変換修正候補1の内容(→表示文字列)を通知する。
図13を参照して、誤変換受付部34による適用変換規則修正の動作について説明する。
(1)ステップD1
誤変換受付部34は、ユーザーから通知された誤変換修正候補の中から誤変換修正候補1の適用の指示を受け付ける。
(2)ステップD2
誤変換受付部34は、誤変換候補記憶部35の中から、受け付けた誤変換修正指示に対応する誤変換修正候補1の情報を取得する。
(3)ステップD3
誤変換受付部34は、取得した誤変換修正候補1に従って、ダイアグラム変換規則記憶部14の中の変換規則1の変換パラメータを修正する。
ダイアグラム訂正の操作を前述のところまでで中断し、適用変換規則最適化によって最適化された変換規則を利用して、再度変換を実行した例を図7、図14に示す。この変換では、ユーザーが望む図7の業務フローが得られている。
このように、適用する変換規則を変換したいダイアグラムに合わせて最適化する作業を、変換結果を人手で修正する作業を分析することで自動的に行える。このことにより、変換規則を記述する特別な言語等を理解するスキルがない担当者でも、自分が欲しい正しい変換後のダイアグラムを知ってさえすれば変換規則の最適化を実施することができる。
以上のように、本発明は、「記法及び記述内容」を基に変換を行うことのできるダイアグラム変換処理部1を持つことにより、記法のみでは変換を定義できないダイアグラム同士でも、有効な場面に制限はあるが利用可能な変換を可能とした。
また、ダイアグラム変換処理部1は、ダイアグラム変換規則記憶部14により適用する変換規則を変更できるようにし、制限された「有効な場面」をプロジェクトの特性に最適化させることを可能とした。
また、変換結果に対する人手による誤り訂正手段(ダイアグラム訂正処理部2)を持つ。
また、ダイアグラム訂正処理部2の動作を分析し、適用すべきであったふさわしい変換規則を決定しダイアグラム変換規則記憶部14を変更(追加・削除)する仕組み(適用変換規則最適化部3)を持つ。この分析は、予めユーザーが必要とする結果の訂正手段と、その訂正手段が必要ないように変換を行えるように変換規則を変更する変更手段を、対で用意し、ダイアグラム訂正処理部2によって訂正手段を、適用変換規則最適化部3によって訂正手段に対応する変換規則を変更する変更手段を提供することによって行う。
このように、訂正手段と変換規則の変更手段を対として予め用意し、ユーザーによる訂正結果ではなく訂正手段の利用方法を分析することにより、結果の変化の相関の低い場合にも適用できる学習機構を実現した。
図1は、本発明の構成を示すブロック図である。 図2は、ダイアグラム変換処理部の処理の流れを示す概念図である。 図3は、本情報更新要求の概要を示すシーケンス図である。 図4は、ダイアグラム変換の動作を示すフローチャートである。 図5は、「司書」のクラス名を持つオブジェクトのみを組織として扱う規則で変換した場合に得られる業務フロー図である。 図6は、どのようなクラス名のオブジェクトでも組織として扱う規則で変換した場合に得られる業務フロー図である。 図7は、「司書」と「図書館」が組織となる業務フロー図である。 図8は、ダイアグラム訂正処理部の処理の流れを示す概念図である。 図9は、ダイアグラム訂正の動作を示すフローチャートである。 図10は、「図書館」の組織が追加された業務フロー図である。 図11Aは、適用変換規則最適化部の処理の流れを示す概念図である。 図11Bは、適用変換規則最適化部の処理の流れを示す概念図である。 図12は、適用変換規則最適化の動作を示すフローチャートである。 図13は、適用変換規則修正の動作を示すフローチャートである。 図14は、適用変換規則最適化によって最適化された変換規則を利用して再度変換を実行した例を示す図である。
符号の説明
1… ダイアグラム変換処理部
11… 変換元ダイアグラム記憶部
12… ダイアグラム変換部
13… 変換先ダイアグラム記憶部
14… ダイアグラム変換規則記憶部
15… 警告・エラー通知部
2… ダイアグラム訂正処理部
21… ユーザー訂正操作受付部
22… ユーザー訂正操作項目記憶部
23… ユーザー訂正操作記憶部
3… 適用変換規則最適化部
31… 誤変換候補通知部
32… 可変ダイアグラム変換規則対応関係記憶部
321… ユーザー訂正操作項目−可変ダイアグラム変換規則対応関係記憶部
322… 警告・エラー項目−可変ダイアグラム変換規則対応関係記憶部
33… 単語辞書
34… 誤変換受付部
35… 誤変換候補記憶部

Claims (12)

  1. 変換規則を格納するためのダイアグラム変換規則記憶部と、
    前記ダイアグラム変換規則記憶部に格納されている変換規則に従って、記法及び記述内容を基に、変換元ダイアグラムの要素の情報から変換先ダイアグラムの要素の情報へ変換を行うダイアグラム変換部と
    を具備する
    ダイアグラム変換装置。
  2. 請求項1に記載のダイアグラム変換装置であって、
    前記ダイアグラム変換規則記憶部は、
    そのまま適用できるダイアグラムの変換規則を格納するダイアグラム変換固定規則記憶部と、
    所定の条件に応じた変換パラメータを伴うダイアグラムの変換規則を格納するダイアグラム変換可変規則記憶部と
    を含む
    ダイアグラム変換装置。
  3. 請求項1又は2に記載のダイアグラム変換装置であって、
    誤り訂正操作に従って前記変換先ダイアグラムの情報を更新するダイアグラム訂正処理部
    を更に具備する
    ダイアグラム変換装置。
  4. 請求項3に記載のダイアグラム変換装置であって、
    前記ダイアグラム訂正処理部の動作を分析して適当な変換規則を決定し、前記ダイアグラム変換規則記憶部に格納されている変換規則を変更する適用変換規則最適化部
    を更に具備する
    ダイアグラム変換装置。
  5. (a)変換規則を提供するステップと、
    (b)前記提供された変換規則に従って、記法及び記述内容を基に、変換元ダイアグラムの要素の情報から変換先ダイアグラムの要素の情報へ変換を行うステップと
    を含む
    ダイアグラム変換方法。
  6. 請求項5に記載のダイアグラム変換方法であって、
    前記(a)ステップは、
    (a1)そのまま適用できるダイアグラムの変換規則、及び、所定の条件に応じた変換パラメータを伴うダイアグラムの変換規則のいずれかを提供するステップ
    を含む
    ダイアグラム変換方法。
  7. 請求項5又は6に記載のダイアグラム変換方法であって、
    (c)誤り訂正操作に従って前記変換先ダイアグラムの情報を更新するステップ
    を更に含む
    ダイアグラム変換方法。
  8. 請求項7に記載のダイアグラム変換方法であって、
    (d)前記訂正操作の動作を分析して適当な変換規則を決定し、前記ダイアグラム変換規則記憶部に格納されている変換規則を変更するステップ
    を更に含む
    ダイアグラム変換方法。
  9. (A)変換規則を提供するステップと、
    (B)前記提供された変換規則に従って、記法及び記述内容を基に、変換元ダイアグラムの要素の情報から変換先ダイアグラムの要素の情報へ変換を行うステップと
    をコンピュータに実行させるための
    ダイアグラム変換プログラム。
  10. 請求項9に記載のダイアグラム変換プログラムであって、
    前記(A)ステップは、
    (A1)そのまま適用できるダイアグラムの変換規則、及び、所定の条件に応じた変換パラメータを伴うダイアグラムの変換規則のいずれかを提供するステップ
    を含む
    ダイアグラム変換プログラム。
  11. 請求項9又は10に記載のダイアグラム変換プログラムであって、
    (C)誤り訂正操作に従って前記変換先ダイアグラムの情報を更新するステップ
    を更にコンピュータに実行させるための
    ダイアグラム変換プログラム。
  12. 請求項11に記載のダイアグラム変換プログラムであって、
    (D)前記訂正操作の動作を分析して適当な変換規則を決定し、前記ダイアグラム変換規則記憶部に格納されている変換規則を変更するステップ
    を更にコンピュータに実行させるための
    ダイアグラム変換プログラム。
JP2007239738A 2007-09-14 2007-09-14 ダイアグラム変換装置、ダイアグラム変換方法、及びダイアグラム変換プログラム Pending JP2009070262A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007239738A JP2009070262A (ja) 2007-09-14 2007-09-14 ダイアグラム変換装置、ダイアグラム変換方法、及びダイアグラム変換プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007239738A JP2009070262A (ja) 2007-09-14 2007-09-14 ダイアグラム変換装置、ダイアグラム変換方法、及びダイアグラム変換プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009070262A true JP2009070262A (ja) 2009-04-02

Family

ID=40606420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007239738A Pending JP2009070262A (ja) 2007-09-14 2007-09-14 ダイアグラム変換装置、ダイアグラム変換方法、及びダイアグラム変換プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009070262A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07152544A (ja) * 1993-09-17 1995-06-16 Toshiba Corp ダイヤグラム作成支援システム及びダイアグラム作成支援方法
JP2006106866A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Toshiba Corp 変換ルール変更支援装置および変換ルール変更支援プログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07152544A (ja) * 1993-09-17 1995-06-16 Toshiba Corp ダイヤグラム作成支援システム及びダイアグラム作成支援方法
JP2006106866A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Toshiba Corp 変換ルール変更支援装置および変換ルール変更支援プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101805946B1 (ko) 입-출력 예시를 사용한 텍스트 조작 프로그램 생성
CN112650766B (zh) 数据库数据操作的方法、系统及服务器
US8490047B2 (en) Graphical mashup
CN108762743B (zh) 一种数据表操作代码生成方法及装置
US8140596B2 (en) System and method for the derivation and application of sub-iteration contexts in a transformation operation in a data integration system
EP2600258A2 (en) Systems and methods for extraction of concepts for reuse-based schema matching
US8893031B2 (en) Virtual business object node associations
WO2011033693A1 (ja) データ変換方法、その装置およびそのプログラム
TWI569208B (zh) 有效率地提供多個具相同類型的元資料表示法
KR101323063B1 (ko) 와핑된 텍스트를 선택하여 포맷하기 위한 컴퓨터 구현방법, 컴퓨터 판독가능 매체, 및 텍스트 효과를 적용하는컴퓨터 구현 방법
US20110179397A1 (en) Systems and methods for metamodel transformation
US20090132506A1 (en) Methods and apparatus for integration of visual and natural language query interfaces for context-sensitive data exploration
JP5555550B2 (ja) データ変換方法、その装置およびそのプログラム
US9244706B2 (en) Command line shell command generation based on schema
US20210096828A1 (en) User interface engine for miniapp development
US11663199B1 (en) Application development based on stored data
CN105867995A (zh) 一种可扩展标记语言文件的编辑方法及装置
US20110302555A1 (en) Assigning type parameters
JP4891639B2 (ja) データ変換装置、データ変換方法、および、データ変換プログラム
JP2009070262A (ja) ダイアグラム変換装置、ダイアグラム変換方法、及びダイアグラム変換プログラム
JP2004348341A (ja) 構造化文書処理システム、構造化文書処理方法及びプログラム
JP7269244B2 (ja) サービス管理アプリケーションインターフェースにおいてグローバリゼーション機能を提供するためのシステムおよび方法
JP2007072833A (ja) データ変換方法、データ変換を行うコンピュータ・プログラム及びデータ変換装置
JP2003140960A (ja) Xmlデータのデータ変換方法及びプログラム
JP7322255B2 (ja) 電子計算機、方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110705

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111031