JP2009065749A - 携帯型電子機器、携帯型電子機器の充電方法、及び携帯型電子機器の充電プログラム - Google Patents

携帯型電子機器、携帯型電子機器の充電方法、及び携帯型電子機器の充電プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】充電中にも電子機器の配置される範囲が制限されない携帯型電子機器を提供すること。
【解決手段】筐体と、前記筐体内に配置され、電源部から供給される電力によって駆動する内部回路と、電磁波を受信して電力を生成する、第1受信部と、を具備し、前記内部回路は、前記第1受信部によって生成された電力により前記電源部を充電する電源制御回路を備え、前記第1受信部は、前記筐体との相対位置が可変となるように、少なくともケーブルを介して前記電源制御回路に接続されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯型電子機器に関し、特に、電源部に対する充電が工夫された携帯型電子機器に関する。
電子機器は、電源から内部回路に電力が供給されて駆動する。図1は、関連技術の一例として、データ記憶装置とターミナル装置とを備える電子機器の概略構成を示したブロック図である。図1に示される電子機器は、ターミナル装置とデータ記憶装置との間でデータの送受信が行われるように構成されている。この電子機器のデータ記憶装置は、メイン制御回路210、無線LAN制御回路218、無線LAN用アンテナ219、電源制御回路216、及び各種回路(ディスク制御回路211、ハードディスクユニット212、外部インターフェース回路213、操作回路214、表示制御回路215)を備えている。また、ターミナル装置は、メイン制御回路202、無線LAN制御回路203、無線LAN用アンテナ204、電源制御回路205、及び各種回路(表示制御回路201、操作回路208、外部インターフェース回路207)を備えている。ターミナル装置とデータ記憶装置とは、無線LAN用アンテナ204と無線LAN用アンテナ219により、無線通信を行う。
図1の電子機器において、データ記憶装置の電源制御回路216は、外部に設けられたACーDC外部電源回路217に接続されている。AC−DC外部電源回路217には、商用電源(AC100V電源)から交流の電力が供給される。AC−DC外部電源回路217は、電力を交流から直流に変換して電源制御回路216に供給する。電源制御回路216は、ACーDC外部電源217から供給された電力を、メイン制御回路210や各種回路に電力を供給する。これにより、データ記憶装置が駆動される。同様に、ターミナル装置においても、電源制御回路205はAC−DC外部電源回路206に接続されている。メイン制御回路202や各種回路には、AC100V電源からAC−DC外部電源回路及び電源制御回路205を介して電力が供給される。
図1に示した電子機器を動作させるためには、ケーブルを介して商用電源(AC100V電源)と接続する必要がある。したがって、AC100V電源から離れた場所では使用が難しく、携帯するのは難しい。
電子機器を携帯可能とするために、電子機器内にバッテリ(電源部)を内蔵させることが考えられる。しかし、バッテリの内蔵された電子機器でも、バッテリに蓄えられた電力が少なくなると、バッテリを充電しなければならない。バッテリを充電するためには、電線(ケーブル)などを用いて、充電装置や商用電源などに接続しなければならず、手間がかかる。
容易にバッテリを充電できるようにするため、電磁波を用いる技術が知られている。図2は、関連技術の一例として、電磁波によって充電の行われる電子機器システムの概略構成を示したブロック図である。図2の電子機器システムは、ターミナル装置と、データ記憶装置と、充電装置とを備えている。データ記憶装置は、内部制御回路111と、バッテリ118と、受電コイル121と、無線LAN用アンテナ110とを備えている。また、ターミナル装置は、内部制御回路101と無線LAN用アンテナ104とを備えている。データ記憶装置とターミナル装置とは、無線LAN用アンテナ104と110との間での無線通信により、データの送受信を行うように構成されている。また、充電装置は、AC−DC電源回路130と、内部制御回路131と、送電コイル133とを備えている。ACーDC電源回路130は、商用電源(AC100V電源)に接続される。
図2の電子機器システムにおける充電時の動作について説明する。AC100V電源からの電力は、AC−DC電源回路を介して内部制御回路131に供給される。内部制御回路131は、送電コイル133によって電力供給用の電磁波を発生させる。電力供給用の電磁波は、データ記憶装置の受電コイル121で受信され、電力に変換される。変換された電力は、内部制御回路131を介してバッテリ118に供給される。これにより、バッテリ118が充電される。
図2の電子機器システムによれば、電磁波が用いられているので、データ記憶装置を充電装置に近づけるだけで充電を行うことができる。ケーブルなどでデータ記憶装置と充電装置とを接続する必要が無く、容易に充電を行うことができる。
このように電磁波を用いて充電を行う技術は、例えば、以下の特許文献1〜5に記載されている。
特許文献1には、電磁波によって発生する磁界から起電力を誘導させるための誘導コイルと、誘導コイルによって生じた交流の起電力を直流に変換させて二次電池に流し込むための充電回路とを備える、携帯電話機の充電装置が記載されている。この携帯電話機の充電装置を用いれば、家庭内の電気機器から放出されている電磁波によって起電力が誘導され、充電が行われる、と記載されている。
特許文献2には、充電用アダプターから誘導コイルを介して供給された電気エネルギーで充電式電池を充電する電池用充電回路において、誘導回路に誘起する誘導電圧を整流し平滑する整流平滑回路と、その整流平滑回路に接続されて所定レベルの電圧を出力する定電圧回路と、その定電圧回路からの電圧出力を所定レベルの電流に変換して充電式電池を充電する定電流回路とを備えることが記載されている。
特許文献3には、電波吸収センサを用いた携帯電話機充電装置が記載されている。
特許文献4には、商用電源から交流電力を受け、電子機器に搭載された充電可能なバッテリーを充電するバッテリー充電器において、電圧仕様が異なる複数のバッテリーに対応した充電電圧を発生するように充電電圧を自動的に可変する充電電圧化変種段を備えたバッテリー充電器が記載されている。この特許文献4には、電磁エネルギーが、バッテリー充電器の送電コイルから電子機器の受電コイルに向けて送信され、充電が行われることが記載されている。
特許文献5には、充電池の搭載された携帯型情報機器を保持する保持手段と、保持に応じてその携帯型情報機器の電線が接続される接続手段と、充電池の充電を行う充電手段と、記憶装置に記憶された情報の二次記憶を行う記憶手段と、二次記憶及び充電を制御する制御手段を備えた情報記憶装置が開示されている。この特許文献5には、情報記憶装置において、電磁誘導を利用して充電機構を構成することも可能である、と記載されている。
特開2000−50512号 公報 特開2001−197672号 公報 特開2002−354709号 公報 特開2005−237155号 公報 特開平8−69684号 公報
しかしながら、電磁波を用いて充電を行うとしても、電子機器を、電磁波を受信可能な程度に、電磁波を発生させる機器(充電装置など)の近くに配置しなければならない。そのため、電子機器の配置できる範囲は、充電中には制限され、可搬性は制限される。
従って、本発明の目的は、充電中にも電子機器の配置される範囲が制限されない携帯型電子機器を提供することにある。
本発明の携帯型電子機器は、筐体と、その筐体内に配置され、電源部から供給される電力によって動作する内部回路と、電磁波を受信して電力を生成する、第1受信部と、を具備する。その内部回路は、その第1受信部によって生成された電力によりその電源部を充電する電源制御回路を備える。その第1受信部は、その筐体との相対位置が可変となるように、少なくともケーブルを介してその内部回路に接続されている。
また、本発明の携帯型電子機器の充電方法は、電源部から供給される電力により、筐体内に設けられた内部回路を駆動するステップと、その筐体との相対位置が可変である第1受信部を介して電磁波を受信し、電力を生成して前記電源部を充電する第1充電ステップと、を具備する。
本発明によれば、ケーブルを用いることで、第1受信部と筐体との相対位置が可変とされているので、第1受信部が電磁波を受信できる位置に置かれていれば、電子機器(筐体)自体は電磁波の届かない位置に配置されていても、充電を行うことが出来る。従って、充電中にも電子機器の配置される範囲が制限されない携帯型電子機器が提供される。
(第1実施例)
図面を参照しつつ、本発明の第1実施例について説明する。
図3は、第1実施例の携帯型電子機器システムの概略構成を示すブロック図である。図3に示されるように、携帯型電子機器システムは、データ記憶装置10(携帯型電子機器)と、充電装置20とを備えている。このような携帯型電子機器システムとしては、例えば、デジタルAVプレーヤ等が挙げられる。データ記憶装置10は、データを蓄積するための装置である。充電装置20は、電力供給用の電磁波を発生させ、データ記憶装置10に備えられたバッテリの充電を行うための装置である。また、充電装置20は、データ記憶装置1へのデータの蓄積や、データ記憶装置10からのデータ読み出し等を行うターミナル装置としての機能も有している。充電装置20とデータ記憶装置10との間のデータ送受信は、データ記憶装置10が充電装置20にセットされたときに行われる。その際、データの送受信は無線信号によって行われる。
データ記憶装置10は、筐体18(本体)と、内部回路1と、電源部2と、第1誘導コイル3(第1受信部)と、第2誘導コイル4(第2受信部)と、無線用アンテナ5と、を備えている。内部回路1は、無線制御回路6、記憶部(ディスク制御回路7及びハードディスクユニット8)、表示制御回路9、外部インターフェース回路11、メイン制御回路12、電源制御回路13、誘導コイルレシーバ回路14、15を備えている。また、電源部2は、メインバッテリ16と、二次バッテリ17とを備えている。
一方、充電装置20は、表示制御回路21、メイン制御回路22、無線制御回路23、無線用アンテナ24、電源用誘導コイル25、外部インターフェース回路26、電源制御回路27、誘導コイルドライバ回路28、及び操作回路29を備えている。充電装置20は、電源制御回路27でAC−DC外部電源回路30と接続されている。AC−DC外部電源回路30は、商用電源(AC100V電源)からの交流電力を直流電力に変換する回路である。
以下に、データ記憶装置10の構成について、詳細に説明する。
第1誘導コイル3は、この携帯型電子機器システムの周囲に発生している電磁波を受信し、交流の誘導起電力を生成するためのコイルである。第1誘導コイル3は、ケーブル19を介して内部回路1に接続されている。一方、内部回路1は、筐体18に対して固定されて配置されている。第1誘導コイル3の筐体18に対する相対位置は、ケーブル19により可変となっている。すなわち、ケーブル19を引き出すことで第1誘導コイル3を筐体18の外に取り出すことが可能であり、ケーブル19を引き出さず第1誘導コイル3を筐体18内に収めておくことも可能である。
第2誘導コイル4は、充電装置20から送られる電力供給用の電磁波を受信し、交流の誘導起電力を生成するコイルである。第2誘電コイル4は、内部回路1に接続されており、生成した誘導起電力は内部回路1へ供給される。第1誘導コイル3とは異なり、第2誘導コイル4は、データ記憶装置20が充電装置20にセットされたときに電磁波を効率よく受信できるように、筐体18に対して固定されている。
電源部2は、内部回路1に電力を供給するためのものである。電源部2のメインバッテリ16及び二次バッテリ17は、筐体に対して着脱自在に設けられている。メインバッテリ16は、主として充電装置20から供給される電力により充電されるバッテリである。一方、二次バッテリ17は、補助用のバッテリであり、主として周囲に発生している電磁波によって充電される。
内部回路1は、二次バッテリ17でも動作可能なように、低電圧で駆動可能に構成されている。以下に、内部回路1の各構成について、説明する。
メイン制御回路12は、内部回路1の全体の動作を制御するための回路である。メイン制御回路12は、互いにバス(図示省略)で接続された、CPU(図示省略)、ROM(図示省略;Read only memory)、RAM(図示省略;Random access memory)などを備えている。メイン制御回路12は、ROMに格納されたプログラムによってその動作を実現する。そのプログラムには、充電時の内部回路1の動作を制御する充電プログラム(データ記憶装置側充電プログラム)も含まれている。
無線制御回路6は、充電装置20との間で、無線によりデータ信号(各種デジタル信号や各種アナログ信号)を送受信するための回路である。無線制御回路6は、メイン制御回路12と無線用アンテナ5とに接続されている。無線制御回路6は、無線用アンテナ5を介して送受信される信号を、変調・復調するように構成されている。
ディスク制御回路7及びハードディスクユニット8は、各種データを格納するために設けられている。ディスク制御回路7は、メイン制御回路12に接続されている。ディスク制御回路7は、メイン制御回路12から送られてくる各種データをハードディスクユニット8に格納したり、各種データをハードディスクユニット8からメイン制御回路12に送るように構成されている。
外部インタフェース回路11は、外部装置とのインターフェース機能を有する回路である。外部インターフェース回路11としては、例えばUSBインタフェース機能を有する回路が挙げられる。データ記憶装置10は、この外部インターフェース回路11を介して、外部装置(例えば、USBインターフェース回路を持つパーソナルコンピュータ、等)と接続することができる。
表示制御回路9は、LED(Light Emitting Diode)等を備えており、メイン制御回路12からの指示に基づいて、ディスク制御回路7、電源制御回路13、及び無線制御回路等の状態を発光表示する。
誘導コイルレシーバ回路15は、既述のようにケーブル19を介して、第1誘導コイル3に接続されている。また、誘導コイルレシーバ回路14は、第2誘導コイル4に接続されている。誘導コイルレシーバ回路14及び15は、電源制御回路13に接続されており、第1誘導コイル3及び第2誘導コイル4から供給された交流の電力を直流に変換して電源制御回路13に供給する。
電源制御回路13は、電源部2の動作を制御するための回路である。電源制御回路13は、誘導コイルレシーバ回路14、15、電源部2、及びメイン制御回路12に接続されている。電源制御回路13は、誘導コイルレシーバ回路14、15から供給された電力の電圧などを調整して、電源部2に供給する。これにより、電源部2が充電される。また、電源制御回路13は、電源部2に蓄えられた電力を所定の電圧に変換して内部回路1の各回路に振り分ける。また、電源制御回路13は、電源部2のメインバッテリ17及び二次バッテリ16の充電量を検出し、その検出結果をメイン制御回路12に送信する。
続いて、充電装置20の各構成について、詳細に説明する。
メイン制御回路22は、充電装置20全体の動作を制御するための回路である。メイン制御回路22は、互いにバス(図示省略)で接続された、CPU(図示省略)、ROM(図示省略;Read only memory)、RAM(図示省略;Random access memory)などを備えている。メイン制御回路22は、ROMに格納されたプログラムによってその動作を実現する。そのプログラムには、充電時における充電装置20の動作を制御する充電プログラム(充電装置側充電プログラム)も含まれている。
無線制御回路23は、データ記憶装置10との間で無線通信を行うための回路である。無線制御回路23は、メイン制御回路22と無線用アンテナ24とに接続されている。無線制御回路23は、無線用アンテナ24を介して送受信される信号を、変調・復調するように構成されている。
表示制御回路21は、LCD等の表示画面を備え、メイン制御回路22から送信される各種表示データを表示画面に表示する。
操作回路29は、ユーザの指示を充電装置20に入力するための回路である。
外部インターフェース回路26は、データ記憶装置10側の外部インターフェース回路16と同様に、外部装置との間のインターフェース機能を有する回路である。
電源制御回路27は、電力の供給を制御するための回路である。電源制御回路27は、AC−DC外部電源回路30に接続されている。AC−DC外部電源回路30は、商用電源(AC100V電源)から供給される交流電力を、直流電力に変換する回路である。電源制御回路27には、AC−DC外部電源回路30から直流電力が供給される。電源制御回路27は、供給された直流電力の電圧などを変換し、充電装置20の各回路に供給する。
また、電源制御回路27は、誘導コイルドライバ回路28にも接続されている。データ記憶装置10の充電時には、電源制御回路27が誘導コイルドライバ回路28に、充電用の電力を供給する。
誘導コイルドライバ回路28は、電源用誘導コイル25に接続されている。誘導コイルドライバ回路28は、電源制御回路27から供給された充電用の電力によって、電源用誘導コイル25から電磁波を発生させる。
電源用誘導コイル25は、電力供給用電磁波として磁力線(すなわち、変動する磁場)を発生するように構成されているとよい。磁力線を用いると、マイクロウェーブなどと比べ電力の供給可能な範囲が狭くなり、至近距離にデータ記憶装置10が存在しないと電力供給を行うことが困難となる。しかしながら、電力供給用電磁波が他の周辺機器に与える影響を、十分に抑制することができる。
尚、AC−DC外部電源回路30は、AC100V電源から電力供給の有無を検出し、その検出結果を電源制御回路27に送信する。また、AC−DC外部電源回路30の状態(オン/オフ/スタンバイ)は、メイン制御回路22によって制御される。例えば、ユーザが、操作回路29を介して、AC−DC外部電源回路30の状態を設定すると、メイン制御回路22は、設定された状態となるようにACーDC外部電源回路30を制御する。
本実施例の携帯型電子機器システムでは、データ記憶装置10に電源部2が内蔵されているので、携帯可能となっている。
また、充電装置20とデータ記憶装置10との間でデータの送受信を行う場合には、データ記憶装置10が充電装置20にセットされる。すると、充電装置20側の無線用アンテナ24と、データ記憶装置10側の無線アンテナ5との間で無線通信が可能となる。メイン制御回路22及びメイン制御回路12は、無線制御回路(6、23)及び無線用アンテナ(5、24)を介して無線通信を行う。メイン制御回路12は、充電装置20側から無線通信により送信されてきた信号に基づいて、ハードディスクユニットに蓄積されるデータの読み込み/書込みを行う。
また、データ記憶装置10の内部回路1には、次のような動作により、電力が供給される。
充電装置20とデータ記憶装置10とが、電力の供給が可能な程度に近くに存在する場合、充電装置20から電力供給用の電磁波が送信される。データ記憶装置10では、第2誘導コイル4によって電力供給用電磁波が受信され、誘起起電力が生成される。その誘起起電力は、誘導コイルレシーバ回路14を介して電源制御回路13に供給される。電源制御回路13は、誘導コイルレシーバ回路14から供給された電力を内部回路1に供給する。
一方、充電装置20とデータ記憶装置10とが、電力の供給が不可能な程度に離れている場合、電源制御回路13は電源部2に蓄えられた電力を内部回路1に供給する。ここで、まず、メインバッテリ16に十分に電力が蓄えられていれば、メインバッテリ16からの電量が内部回路1に供給される。メインバッテリ16に十分に電力が蓄えられていない場合には、二次バッテリ17に蓄えられた電力が内部回路1に供給される。
また、本実施例では、概略的に、電源部2が次のようにして充電される。充電装置20がデータ記憶装置10の近くに存在する場合、充電装置20から送られてくる電力供給用電磁波によって、メインバッテリ16が充電される。一方、充電装置20がデータ記憶装置10の近くに存在しない場合には、第1誘導コイル3が周囲に存在する電磁波を受信し、誘導起電力を生成する。第1誘導コイル3の誘導起電力は、誘導コイルレシーバ回路15を介して電源制御回路13に供給され、電源制御回路13から二次バッテリ17に充電される。この際、第1誘導コイル3はケーブルによって筐体18との相対位置が可変となっているので、第1誘導コイル3を、周囲に存在する電磁波の受信し易い位置に、簡単に配置することができる。
図4を参照して、電源部2の充電方法をより詳細に説明する。図4は、本実施例の携帯型電子機器の充電方法を示すフローチャートである。以下に説明する充電方法は、メイン制御回路(12、22)が、インストールされた充電プログラム(データ記憶装置側充電プログラム、充電装置側充電プログラム)を実行することによって、行われる。
ステップS01;電力供給可否の判断
データ記憶装置10側では、メイン制御回路12が、定期的に、無線制御回路6及び無線用アンテナ5を介して、充電装置20に電力供給可否を問い合わせるための問い合わせ信号を発信する。データ記憶装置10が充電装置20の近くに存在する場合(データ記憶装置10が充電装置20にセットされている場合)、充電装置20側では、メイン制御回路22が、その問い合わせ信号を、無線用アンテナ24及び無線制御回路23を介して取得する。充電装置20側では、メイン制御回路22が、商用電源(AC100V電源)からの電力の供給可否を把握している。メイン制御回路22は、電力供給可否を示す信号を、無線制御回路23及び無線用アンテナ24を介してデータ記憶装置10に送信する。この信号に基づいて、メイン制御回路12は、充電装置側20から電力の供給が可能であるか否かを判別する。尚、データ記憶装置10が充電装置20の近くに存在しない場合には、充電装置20側から電力供給可否を示す信号が返信されない。この場合、メイン制御回路12は充電装置20からの電力供給が不可であると判別する。
充電装置20からの電力供給が可能である場合、メイン制御回路12は、次のステップS02を実行する。一方、電力供給が不可である場合、メイン制御回路12は、後述するステップS07を実行する。
ステップS02;メインバッテリの電力量の判定
メイン制御回路12は、電源制御回路12を介して、メインバッテリ16に蓄えられた電力量が規定値以上であるか否かを判定する。ここでの規定値は、例えば、予めROMなどに格納されて設定されている。メイン制御回路12は、電源制御回路12により検出されたメインバッテリ16の電力量を、充電装置20に送信する。
メインバッテリ16の電力量が規定値以上であった場合には、再びステップS01に戻る。内部回路1が駆動しており、充電装置20から電力供給用の電磁波が供給されていれば、電源制御回路13は、供給された電力を、電源部2には振り分けず、内部回路1に直接供給する。
一方、メインバッテリ16の電力量が規定値に満たない場合には、次のステップS03〜05が実行される。
ステップS03〜05;メインバッテリの充電(第2充電ステップ)
充電装置20から電力供給用電磁波が供給されていなければ、メイン制御回路12は、メインバッテリ16を充電するための電力供給用電磁波の出力を、充電装置20に要請する。すなわち、電力供給の要請信号を、無線で充電装置20に送信する。充電装置20側は、その要請信号を受信すると、電源用誘導コイル25により電力供給用の電磁波を出力する。また、無線用アンテナ24を介して、電力供給用の電磁波を出力した旨を示す無線信号を送信する。メイン制御回路12は、充電装置20から電力供給用電磁波を送信した旨の信号を受信すると、電源制御回路13を制御して、電源用誘導コイル113に生じた誘導起電力をメインバッテリ16の充電に充てる。そして、メイン制御回路12は、メインバッテリ16の充電が完了したか否かを判定する。判定結果は、無線用アンテナ5を介して充電装置20にも送られる(ステップS03)。充電が完了していない場合には、電源制御回路13が、第2誘導コイル4を介して取得した充電装置20からの電力を、メインバッテリ16に供給する。これにより、メインバッテリ16が充電される(ステップS04)。所定量の充電が行われた後、充電量が予め定められた規定値以上となったか否かが確認される(ステップS05)。規定値以上であった場合には、再びステップS03で充電が完了したか否かが確認される。一方、規定値に満たない場合には、S04に戻り、メインバッテリ16の充電が続行される。ステップS03にて、充電が完了したと判定された場合には、次のステップS06が実行される。
ステップS06;電源の設定
メイン制御回路12は、無線用アンテナ5を介して、充電装置20にデータ記憶装置10の状態を通知する。充電装置20は、通知されたデータ記憶装置10の状態に基づいて、AC−DC外部電源回路30の状態をオン/オフ/スタンバイの何れかに設定する。例えば、データ記憶装置10の内部回路1が停止状態であれば、データ記憶装置10に対して電力が供給される必要は無いので、メイン制御回路22はAC−DC外部電源回路30の状態をスタンバイ又はオフ状態に設定する。データ記憶装置の電源部2に十分な電力が蓄えられていたとしても、内部回路1が駆動状態であれば、電力供給が必要であるので、AC−DC外部電源回路30の状態をオン状態にしておく。
ステップS07;メインバッテリの電力量の判定
一方、ステップS01で電力の供給が不可であると判定した場合にも、ステップS02と同様に、メインバッテリ16に蓄えられた電力量が規定値以上であるか否かが判定される。メインバッテリ16に蓄えられた電力量が規定値以上であれば、再びステップS01が実行される。一方、電力量が規定値に達しない場合は、次のステップS08が実行される。
ステップS08;二次バッテリの電力量の判定
メイン制御回路12は、電源制御回路13を介して、二次バッテリ17に蓄えられた電力量が規定値以上であるか否かを判定する。電力量が規定値以上の場合は、再びステップS01が実行される。一方、電力量が規定値に達しない場合は、次のステップS09が実行される。
ステップS09〜11;二次バッテリの充電(第1充電ステップ)
メイン制御回路12は、第1誘導コイル3を介して生成された起電力が二次バッテリ17に供給されるよう、電源制御回路13を制御する。そして、メイン制御回路12は、二次バッテリ17が充電完了したか否かを判定する(ステップS09)。充電が完了していない場合には、電源制御回路13が、第1誘導コイル3を介して取得した周辺機器からの電力を、二次バッテリ17に供給する。これにより、二次バッテリ17が充電される(ステップS10)。所定量の充電が行われた後、充電量が予め定められた規定値以上となったか否かが確認される(ステップS11)。規定値以上であった場合には、再びステップS09に戻り、充電が完了したか否かが確認される。一方、規定値に満たない場合には、S10に戻り、二次バッテリ17の充電が続行される。ステップS09にて、充電が完了したと判定された場合には、既述のステップS06が実行される。ステップS06にて、充電装置20が無線通信の可能な距離に存在する場合には、メイン制御回路22がAC−DC外部電源回路30の状態(オン/オフ/スタンバイ)を設定する。充電装置20が近くに存在しない場合には、充電装置20における電源設定動作は行われない。
尚、充電装置20側での動作と、データ記憶装置10側での動作とを、より分かり易く区別できるように、充電時における充電装置20側の動作を示すフローチャートを図5に示しておく。図5に示されるように、充電装置20側では、既述のS03においてデータ記憶装置10側から送信されてくる判定結果に基づいて、データ記憶装置10の充電が完了したか否かを認識する(ステップS20)。充電が完了していない場合には、データ記憶装置10へ電力供給用の電磁波を供給する(ステップS21)。ステップS21の後、既述のS03においてデータ記ー憶装置10側から、充電量が規定値以上となった旨を示す判定結果を受信したならば、再度ステップS20に戻る(ステップS22、YES)。データ記憶装置10側から、充電量が規定値以上となった旨を示す判定結果を受信するまでは、電力供給用の電磁波を供給し続ける(ステップS22、No)。ステップS20において、データ記憶装置10の充電が完了したと認識した場合には、既述のステップS06にてデータ記憶装置10の状態を示す信号が送られてくるので、このデータ記憶装置10側の状態に基づいて、AC−DC外部電源回路30の状態(オン/オフ/スタンバイ)を設定する(ステップS23)。
以上説明したように、本実施例によれば、ケーブル19によって第1誘導コイル3を筐体18(データ記憶装置10本体)から引き出すことが可能であるので、第1誘導コイル3を、周囲に存在する電磁波を受信し易い位置に、簡単に配置することができる。このとき、データ記憶装置10の本体は、必ずしも周囲の電磁波の受信可能な位置に配置されている必要は無く、充電中における位置の制約は受けづらい。
また、周囲に存在する電磁波は、充電装置20が発する電磁波などと比較すると微弱にならざるを得ない。従って、コイルが筐体内に配置されている場合には、周囲の電磁波により充電に必要な電力を十分に得ることは難しい。これに対して、本実施例では、筐体18外に第1誘導コイルを配置することが可能であるので、比較的微弱な周囲の電磁波によっても、十分な電力を得ることができる。これにより、商用電源からの充電を長時間行わなくても、電源部2から内部回路1へ電力を供給することができる。
また、本実施例においては、第2誘導コイル4が、筐体に固定されて配置されている。ここで、第2誘導コイル4を、データ記憶装置10が充電装置20にセットされたときに電力供給用電磁波を受信し易い位置に配置しておけば、充電装置20側からの電力供給用電磁波を効率よく受信し、電力とすることができる。
また、本実施例においては、メインバッテリ16に加え、二次バッテリ17が設けられている。メインバッテリに蓄えられた電力が低下したとしても、補助用の二次バッテリ17によって内部回路1へ電力が供給され続けることができる。その結果、充電装置20による充電を行うことができなくても、長期間にわたって内部回路1を動作させることができる。
また、本実施例では、充電装置20からデータ記憶装置10へ電力供給が、電磁波により行われる。また、充電装置20とデータ記憶装置10との間のデータのやり取りや、電力供給に関する信号のやり取りも、無線通信により行われる。従って、データ記憶装置10をケーブルを介して充電装置20に接続する必要が無く、取り扱いが簡便である。
また、本実施例では、充電装置20からデータ記憶装置10にデータの送信が行えるだけでなく、データ記憶装置10から充電装置20に対してもデータの送信が行えるので幅広い利用が可能となる。
尚、本実施例においては、充電装置20とデータ記憶装置10との間において無線通信が行われる場合について説明を行った。しかし、ケーブルによって、第1受信部3の筐体18に対する相対位置が可変となってさえいれば、充電中における携帯型電子機器の配置が制約を受けない、という本実施例の作用を享受することが可能である。
(第2実施例)
続いて、第2実施例について説明する。図6は、本実施例の携帯型電子機器システムの構成を示す概略ブロック図である。本実施例では、第1実施例に対して、外部インターフェース回路16から電源制御回路13へ電力が供給される点が追加されている。その他の点については、第1実施例と同様とすることができるので、詳細な説明は省略する。
本実施例では、データ記憶装置10が、外部インターフェース回路16を介して、外部装置(ノートパソコンなど)に接続されたときに、その外部装置から外部インターフェース回路16を介して電源制御回路13に電力が供給される。そして、電源制御回路13は、供給された電力を二次バッテリ17に割り当てることで、二次バッテリ17を充電する。
本実施例によれば、データ記憶装置10が外部装置と接続されたときにも二次バッテリ17が充電される。電源部2に電力をより長時間蓄えておくことが可能となり、データ記憶装置10をより長時間動作させることが可能となる。
(第3実施例)
続いて、第3実施例について説明する。図7は、本実施例の携帯型電子機器システムの構成を示す概略ブロック図である。本実施例では、既述の実施例に対して、光発電素子19が追加されている。その他の点については、既述の実施例と同様とすることができるので、詳細な説明は省略する。
光発電素子19は、光を受光して電力に変換する素子であり、電源制御回路13に接続されている。光発電素子19は、筐体18の外部からの光を受光することができるように、設けられている。光発電素子19で受光された光は、電力に変換され、電源制御回路13に供給される。電源制御回路13は、光発電素子19から供給された電力を用いて、二次バッテリ17を充電する。
本実施例によれば、光発電素子19が光を受光できる環境にあれば、二次バッテリ17が充電される。電源部2に電力をより長時間蓄えておくことが可能となり、データ記憶装置10をより長時間動作させることが可能となる。
関連技術の構成を示す概略ブロック図である。 関連技術の構成を示す概略ブロック図である。 実施例1の携帯型電子機器システムの構成を示す概略ブロック図である。 実施例1の携帯型電子機器システムの充電方法を示すフローチャートである。 実施例1において充電装置の動作を示すフローチャートである。 実施例2の携帯型電子機器システムの構成を示す概略ブロック図である。 実施例3の携帯型電子機器システムの構成を示す概略ブロック図である。
符号の説明
1 内部回路
2 電源部
3 第1誘導コイル
4 第2誘導コイル
5 無線用アンテナ
6 無線制御回路
7 ディスク制御回路
8 ハードディスクユニット
9 表示制御回路
10 データ記憶装置
11 外部インターフェース回路
12 メイン制御回路
13 電源制御回路
14 誘導コイルレシーバ回路
15 誘導コイルレシーバ回路
16 メインバッテリ
17 二次バッテリ
18 筐体
19 光発電素子
20 充電装置
21 表示制御回路
22 メイン制御回路
23 無線制御回路
24 無線用アンテナ
25 電源用誘導コイル
26 外部インターフェース回路
27 電源制御回路
28 誘導コイルドライバ回路
29 操作回路
30 AC−DC外部電源回路
101 内部制御回路
104 無線LAN用アンテナ
110 無線LAN用アンテナ
111 内部制御回路
118 バッテリ
121 受電コイル
130 AC−DC電源回路
131 内部制御回路
133 送電コイル
201 表示制御回路
202 メイン制御回路
203 無線LAN制御回路
204 無線LAN用アンテナ
205 電源制御回路
206 AC−DC外部電源回路
207 外部インターフェース回路
208 操作回路
210 メイン制御回路
211 ディスク制御回路
212 ハードディスクユニット
213 外部インターフェース回路
214 操作回路
215 表示制御回路
216 電源制御回路
217 AC−DC外部電源回路
218 無線LAN制御回路
219 無線LAN用アンテナ

Claims (22)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に配置され、電源部から供給される電力によって動作する内部回路と、
    電磁波を受信して電力を生成する、第1受信部と、
    を具備し、
    前記内部回路は、前記第1受信部によって生成された電力により前記電源部を充電する電源制御回路を備え、
    前記第1受信部は、前記筐体との相対位置が可変となるように、少なくともケーブルを介して前記内部回路に接続されている
    携帯型電子機器。
  2. 請求項1に記載された携帯型電子機器であって、
    前記第1受信部は誘導コイルである
    携帯型電子機器。
  3. 請求項1又は2に記載された携帯型電子機器であって、
    更に、
    電磁波を受信して電力を生成する第2受信部
    を具備し、
    前記電源制御回路は、前記第2受信部によっても前記電源部を充電し、
    前記第2受信部は、前記筐体との相対位置が固定されるように、前記内部回路に接続されている
    携帯型電子機器。
  4. 請求項3に記載された携帯型電子機器であって、
    前記電源部は、メインバッテリと二次バッテリとを含んでいる
    携帯型電子機器。
  5. 請求項4に記載された携帯型電子機器であって、
    前記電源制御回路は、前記第2受信部によって生成された電力により前記メインバッテリを充電し、前記第1受信部によって生成された電力により前記二次バッテリを充電する
    携帯型電子機器。
  6. 請求項3乃至5のいずれかに記載された携帯型電子機器であって、
    前記内部回路は、更に、電磁波を発生させるための充電装置と無線により通信を行う無線アンテナ、を備え、
    前記内部回路は、前記無線アンテナを介して、前記充電装置に、電磁波の供給の可否を問い合わせるための問い合わせ信号を無線により送信し、
    前記電源制御回路は、前記充電装置による電磁波の供給が可能である場合に前記第2受信部によって充電を行い、前記ターミナル装置による電磁波の供給が不可能である場合に前記第1受信部によって充電を行う
    携帯型電子機器。
  7. 請求項6に記載された携帯型電子機器であって、
    更に、
    データを記憶するための記憶部
    を具備し、
    前記無線アンテナを介して、前記充電装置と前記記憶部との間でデータの書込み及び読み出しが行われる
    携帯型電子機器。
  8. 請求項6又は7に記載された携帯型電子機器と、
    前記充電装置と、
    を具備する
    携帯型電子機器システム。
  9. 電源部から供給される電力により、筐体内に設けられた内部回路を駆動するステップと、
    前記筐体との相対位置が可変である第1受信部を介して電磁波を受信し、電力を生成して前記電源部を充電する第1充電ステップと、
    を具備する
    携帯型電子機器の充電方法。
  10. 請求項9に記載された携帯型電子機器の充電方法であって、
    前記第1受信部は、誘導コイルである
    携帯型電子機器の充電方法。
  11. 請求項9又は10に記載された携帯型電子機器の充電方法であって、
    更に、
    前記筐体との相対位置が固定されるように配置された第2受信部を介して電磁波を受信し、電力を生成して前記電源部を充電する第2充電ステップ、
    を具備する
    携帯型電子機器の充電方法。
  12. 請求項9乃至11のいずれかに記載された携帯型電子機器の充電方法であって、
    前記電源部は、メインバッテリと二次バッテリとを含んでいる
    携帯型電子機器の充電方法。
  13. 請求項12に記載された携帯型電子機器の充電方法であって、
    前記第2充電ステップにおいて、前記メインバッテリを充電し、
    前記第1充電ステップにおいて、前記二次バッテリを充電する
    携帯型電子機器の充電方法。
  14. 請求項13に記載された携帯型電子機器の充電方法であって、
    更に、
    電磁波を発生させるための充電装置に、電磁波の供給の可否を問い合わせるための問い合わせ信号を送信し、前記充電装置からの返信結果に基づいて、前記充電装置からの電磁波の受信可否を判定する判定ステップ、
    を具備し、
    前記判定ステップにおいて受信が可能であると判定したときに、前記第2充電ステップを実行し、
    前記判定ステップにおいて受信が不可であると判定したときに、前記第1充電ステップを実行する
    携帯型電子機器の充電方法。
  15. 請求項14に記載された携帯型電子機器の充電方法であって、
    更に、
    前記充電装置と無線通信により、データの読み込み及び書き込みを行うステップ、
    を具備する
    携帯型電子機器の充電方法。
  16. 電源部から供給される電力により、筐体内に設けられた内部回路を駆動するステップと、
    前記筐体との相対位置が可変である第1受信部を介して電磁波を受信し、電力を生成して前記電源部を充電する第1充電ステップと、
    をコンピュータに実行させるための携帯型電子機器の充電プログラム。
  17. 請求項16に記載された携帯型電子機器の充電プログラムであって、
    前記第1受信部は、誘導コイルである
    携帯型電子機器の充電プログラム。
  18. 請求項16又は17に記載された携帯型電子機器の充電プログラムであって、
    更に、
    前記筐体との相対位置が固定されるように配置された第2受信部を介して電磁波を受信し、電力を生成して前記電源部を充電する第2充電ステップ、
    をコンピュータに実行させるための携帯型電子機器の充電プラグラム。
  19. 請求項16乃至18のいずれかに記載された携帯型電子機器の充電プログラムであって、
    前記電源部は、メインバッテリと二次バッテリとを含んでいる
    携帯型電子機器の充電プログラム。
  20. 請求項19に記載された携帯型電子機器の充電プログラムであって、
    前記第2充電ステップにおいて、前記メインバッテリを充電し、
    前記第1充電ステップにおいて、前記二次バッテリを充電する
    携帯型電子機器の充電プログラム。
  21. 請求項19又は20に記載された携帯型電子機器の充電プラグラムであって、
    更に、
    電磁波を発生させるための充電装置に、電磁波の供給の可否を問い合わせるための問い合わせ信号を送信し、前記充電装置からの返信結果に基づいて、前記充電装置からの電磁波の受信可否を判定する判定ステップ、
    をコンピュータに実行させ、
    前記判定ステップにおいて受信が可能であると判定したときに、前記第2充電ステップを実行し、
    前記判定ステップにおいて受信が不可であると判定したときに、前記第1充電ステップを実行する
    携帯型電子機器の充電プラグラム。
  22. 請求項21に記載された携帯型電子機器の充電プラグラムであって、
    更に、
    前記充電装置と無線通信により、データの読み込み及び書き込みを行うステップ、
    をコンピュータに実行させる携帯型電子機器の充電プラグラム。
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