JP2009064302A - 寄付金機能を備えた全面広告付自動販売機 - Google Patents

Abstract

【課題】一般的には社会貢献の意思があり寄付を行おうとする場合、所定の場所に出向くなどの手間がかかったが、自動販売機本体全面に寄付の意思を有する企業の広告を掲載することで、設置時点より設置希望者と連名での寄付が可能となる自動販売機を提供する。
【解決手段】自動販売機の全面もしくは正面又は側面に広告を表示し、その広告代金の一部を寄付に充当するシステムである。また、前記自動販売機の各面に寄付機能を有した自動販売機であること及び寄付人または法人名を表示し、関連するホームページにリンクする機能を備えている。
【選択図】図１

Description

本発明は該自動販売機の全体もしくは正面又は側面に広告を表示することで広告代金
の一部で寄付を行うものであって、該自動販売機に寄付行為を行った企業と該自動販売機
の設置者が連盟で表示されることとした自動販売機システムに関する。

従来の自動販売機を使った寄付機能を有する発明には、購入時に購入料金の一部を寄
付に充てるものがある（例えば、特許文献１参照）。

特開２００２−０３２８４１

以上に述べたような自動販売機の場合、寄付行為の遂行は購入者に委ねられてしまう
ことから効果測定が難しいという問題があった。

本発明は寄付の意思を持つ企業が自動販売機を媒介とした広告を表示するとともにそ
の設置料金の一部を寄付に充当するものであって、該自動販売機の設置時点で寄付行為が
発生することから、こうした課題を解決するものである。

本発明は前記したように、自動販売機の設置時点で前記広告代金の一部が寄付に充当さ
れるシステムであって、前記自動販売機に寄付を行った広告企業及び該自動販売機を設置
した設置者の名前を表示する表示手段及び関連するホームページへのリンクを取り付けた
ので、社会への貢献姿勢を告知する喜びを感じることができる。

また、該自動販売機は購入者の目に止まるよう請求項４に記載のラッピングの形で全面にカラー広告を表示するものであるため、商品又は企業告知を中心とした従来の自動販売機とは違った景観を美化する効果をも生ずるものである。

以下、本発明の実施の形態を図１〜３に基づいて説明する。

図１は、自動販売機前面部分であり、１はラッピングの形でカラー広告を表示する部
分を指す。また２には例示のように請求項２に記載の寄付行為を行った企業と該自動販売
機の設置者が連名で表記され、３には該自動販売機が寄付金機能を有している旨のが表記
される。

図２は、自動販売機側面部分であり、４はラッピングの形でカラー広告を表示する部
分を指す。また５には例示のように請求項２に記載の寄付行為を行った企業と該自動販売
機の設置者が連名で表記され、６には該自動販売機が寄付金機能を有している事が表記さ
れる。更に７には例示のようにＱＲコードやサイトアドレスを表記し、請求項３に記載の
ホームページの閲覧を可能としている。

図３は、ＱＲコード やサイトアドレスなどでリンクされる請求項３に記載のホー
ムページの表示例であり、寄付行為を行った法人又は人物名、寄付先、寄付件数、寄付金
額、日時など、寄付行為に関するデータを表示する。

本発明の実施形態を示す自動販売機の前面部分イメージ図 同側面イメージ図 同よりリンクされるホームページのイメージ図

符号の説明

１ 前面部広告スペース
２ 前面部寄付行為表示スペース
３ 前面部寄付機能表示スペース
４ 側面部広告スペース
５ 側面部寄付行為表示スペース
６ 側面部寄付機能表示スペース
７ 側面部ホームページ導入スペース
８ ホームページ寄付機能表示スペース
９ ホームページデータ表示スペース

Claims (4)

1. 適宜な商品を販売する自動販売機において、該自動販売機の全面もしくは正面又は側面に、寄付の意思を有する企業の広告が表示されることを特徴とする機能を備えた自動販売機 。
2. 前記自動販売機 の全面もしくは正面又は側面に、請求項1の寄付行為を行った企業と該自動販売機の設置者が連名で表示されることを特徴とする自動販売機。
3. 前記寄付行為による金額および内容を関連するホームページに表示するようにしたことを特徴とする請求項１又は２に記載の自動販売機。
4. 前記自動販売機の広告方法がラッピングの形である請求項１〜３のいずれか１項に記載の自動販売機。