JP2009063634A - 位置合わせガイド部材及び光コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】光ファイバと光デバイスとの位置合わせが容易にできると共に、光ファイバと光デバイスとの光結合効率を向上することができる位置合わせガイド部材及び光コネクタを提供する。
【解決手段】位置合わせガイド部材10は、光素子を有する光デバイス20を支持する第一の支持部100aと、光導波路30を支持する第二の支持部100bと、光導波路30の光軸と光素子の光軸とを結合し、第一の支持部100aと第二の支持部100bとの間に設けられる空洞部120と、空洞部120の第一の支持部100a側の少なくとも一部の表面に形成される反射部110とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、位置合わせガイド部材及び光コネクタに関する。
光ファイバを伝送媒体とする光通信に用いられる光伝送装置においては、光半導体素子と光ファイバの光軸とを高精度にアライメントして結合損失を低下させることが要求される。
このような光半導体素子と光ファイバとを結合する光伝送装置として、マルチモード光ファイバの接続端面側が固定されているプラグコネクタと、マルチモード光ファイバの開口数より大きな放射開口数を有する発光素子と、発光素子から発する光をマルチモード光ファイバの開口数よりも小さな入射開口数となるように集光してマルチモード光ファイバに入射する集光レンズとを有するリセプタクルコネクタとを備える光コネクタが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の光コネクタによれば、発光素子から発する光を集光レンズによってマルチモード光ファイバの開口数よりも小さな入射開口数となるように集光し、就航した光をマルチモード光ファイバに入射するので、光コネクタに挿入されるマルチモード光ファイバの曲げが生じても曲げ損失を抑制できる。
また、光素子を有するリードフレームと、光の伝搬が可能な透明樹脂材でリードフレームを保護するよう成形されるモールド部とを備え、モールド部に、光ファイバの端末に向けて突出する光導波路を一体成形した光素子モジュールが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に記載の光素子モジュールによれば、光導波路をモールド部に一体成形したので、スリーブにより生じていた間隙が無くなり、隙間による光損失を抑制することができる。
特開2002−250843号公報 特開2001−66469号公報
本発明の目的は、光ファイバと光デバイスとの位置合わせが容易にできると共に、光ファイバと光デバイスとの光結合効率を向上することができる位置合わせガイド部材及び光コネクタを提供することにある。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、以下の位置合わせガイド部材を提供する。
(1)光素子を有する光デバイスを支持する第一の支持部と、光導波路を支持する第二の支持部と、光導波路の光軸と光素子の光軸とを結合し、第一の支持部と第二の支持部との間に設けられる空洞部と、空洞部の第一の支持部側の少なくとも一部の表面に形成される反射部とを備える位置合わせガイド部材。
(2)反射部は、光素子が受発光する光を反射する金属材料から形成される上記(1)に記載の位置合わせガイド部材。
(3)空洞部は、第一の支持部と第二の支持部との間で略円筒形に形成される上記(1)に記載の位置合わせガイド部材。
(4)第一の支持部は、光デバイスを着脱可能に支持する上記(1)から(3)のいずれかに記載の位置合わせガイド部材。
(5)第二の支持部は、光導波路を着脱可能に支持する上記(1)から(3)のいずれかに記載の位置合わせガイド部材。
(6)反射部は、光導波路への入射角が開口数(NA)以下となるように、第一の支持部側から第二の支持部側に向かって所定の角度を有して形成される上記(1)から(3)のいずれかに記載の位置合わせガイド部材。
また、本発明の他の態様は、上記目的を達成するため、以下の光コネクタを提供する。
(7)光素子を有する光デバイスを支持している第一の支持部と、光導波路を支持する第二の支持部と、光導波路の光軸と光素子の光軸とを結合し、第一の支持部と第二の支持部との間に設けられる空洞部と、空洞部の第一の支持部側の少なくとも一部の表面に形成される反射部とを備える光コネクタ。
請求項1に記載の位置合わせガイド部材によれば、光導波路に直接的に入射する光に加えて、従来は光損失となっていた光を光導波路側に反射させて光導波路に入射させることにより、光結合損失を低減することができる。
請求項2に記載の位置合わせガイド部材によれば、光素子が受発光する光を光導波路に向けて反射させることにより、光結合損失を低減することができる。
請求項3に記載の位置合わせガイド部材によれば、光導波路と光素子との位置合わせを容易に実施できる。
請求項4に記載の位置合わせガイド部材によれば、当該位置合わせガイド部材に対して光素子を繰り返し着脱することができるので、様々な構成の光伝送装置に当該位置合わせガイド部材を適用することができる。
請求項5に記載の位置合わせガイド部材によれば、当該位置合わせガイド部材に対して光導波路を繰り返し着脱することができるので、様々な構成の光伝送装置に当該位置合わせガイド部材を適用することができる。
請求項6に記載の位置合わせガイド部材によれば、反射部が所定の角度を有して形成されていない場合に比べて、より多くの光を光導波路に導くことができる。
請求項7に記載の光コネクタによれば、光導波路に直接的に入射する光に加えて、従来は光損失となっていた光を光導波路側に反射させて光導波路に入射させることにより、光結合損失を低減することができると共に、光導波路の光軸と光素子の光軸とを簡易に位置決めすることができる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るスリーブ、光ファイバ、及び光デバイスの斜視図を示す。また、図2(a)は、第1の実施の形態に係る光デバイスの正面図を示す。更に、図2(b)は、第1の実施の形態に係る光デバイスのA−A線における側面断面図を示す。
(スリーブ10の構成)
第1の実施の形態に係る位置合わせガイド部材としてのスリーブ10は、光を集光する集光部としてのレンズ212が挿入される第一の支持部としての開口部100aと、光導波路としての光ファイバ30を保持するフェルール50が挿入される第二の支持部としての開口部100bと、開口部100aと開口部100bとの間に設けられる空洞部120と、空洞部120の内面の所定の領域に形成される反射部110とを有する。空洞部120は、一例として、略円筒形に形成される。なお、略円筒形とは、完全な円筒形だけでなく、多少の歪を有した円筒形を含むことを意味する。
空洞部120が略円筒形に形成される場合、開口部100a及び開口部100bはそれぞれ略円形状に形成される。なお、開口部100aの形状は、レンズ212の外表面のうち、最も径が大きい領域の形状に対応させて形成される。一例として、レンズ212の断面が円形の場合、レンズ212の最大の断面直径と一致する内径を有する開口部100aが、スリーブ10に形成される。
そして、開口部100aの縁の支持部としての開口部外縁は、開口部100aに挿入される光デバイス20のレンズ212の少なくとも一部の表面と接することにより、光デバイス20を支持する。具体的には、開口部100aが形成されているモジュールの表面と光デバイス20の光透過部210の表面とが接するように、レンズ212は開口部100aに挿入される。
スリーブ10は、一例として、略円筒形に形成されたアルミニウム等の金属材料から形成されるスリーブ部材をプラスチック等の樹脂材料に埋め込むことにより形成される。この場合、円筒形を有するスリーブ部材の内側が空洞部110に対応する。そして、スリーブ部材の一の端部が開口部100aに対応すると共に、他の端部が開口部100bに対応する。ここで、反射部110は、一例として、金属材料から形成されるスリーブ部材の内面の所定の領域を鏡面加工することにより形成される。すなわち、反射部110は、開口部100aの外縁から開口部100bの方向に沿って、空洞部120の内側の所定の領域を覆って形成される。
なお、スリーブ10は、所定形状を有する金型と、プラスチック等の樹脂材料とを用いて、樹脂材料の一体成形により形成することもできる。また、スリーブ10は、ジルコニア等のセラミック材料から形成することもできる。スリーブ10を金属材料以外の材料から形成する場合には、光デバイス20が受発光する光の波長に対して所定の反射率を有する金属材料をメッキ法、又は蒸着法を用いてスリーブ10の空洞部110の表面に形成することにより反射部110を形成する。
(光ファイバ30)
光ファイバ30は、所定の屈折率を有するガラス等の無機材料から形成されるコアと、コアを形成する材料よりも低い屈折率の材料から形成され、コアの周囲に設けられるクラッドとを有する。光ファイバ30は、予め定められた直径を有すると共に、一例として、波長850nmを中心波長とする光を伝播する石英系材料から主として形成される。そして、本実施形態に係る光ファイバ30は、フェルール50に保持される。なお、光ファイバ30は、アクリル樹脂等の透明樹脂から形成することもできる。
(光デバイス20の構成)
光デバイス20は、図2(b)に示すように、予め所定形状に形成されたレンズ212を有する光透過部210と、少なくとも一つの前列端子220(例えば、前列端子220a)と、少なくとも一つの後列端子222(例えば、後列端子222b)と、光を発光又は受光する光素子230と、光素子230の受発光動作を制御する駆動IC240とを有する。なお、光透過部210は、レンズ212が形成される光透過部210の表面を正面とすると、正面視にて略四角形状に形成される。
具体的には、図2(a)に示すように、光素子230は、セラミック等の無機材料又はアルミニウム等の金属材料、又は無機材料と金属材料との複合材料から主として構成されるリードフレーム211上の予め定められた位置にダイボンディングされることにより、リードフレーム211上に配置される。また、駆動IC240は、リードフレーム211上の予め定められた位置に配置される。
光透過部210は、光ファイバ30を伝播する波長の光を透過するアクリル樹脂やエポキシ樹脂等の光透過性樹脂から主として形成される。そして、光素子230の光軸に対する位置が予め規定された光透過部210の所定の領域に、レンズ212が形成される。すなわち、レンズ212の光軸と光素子230の光軸とが一致するように、レンズ212は光透過部210の所定の位置に形成される。なお、光透過部210及びレンズ212は、熱膨張係数がアクリル樹脂等の熱膨張係数よりも小さい低融点ガラスから主として形成することもできる。
複数の前列端子220は、光素子230の受光面又は発光面が向く方向を光デバイス20の前面とした場合に、前面側に配列される。一方、複数の後列端子222は、前面に対して前列端末220よりも後側に配列される。
具体的には、前列端子220は、図2(a)に示すように、前列端子220a及び前列端子220bを有する。また、後列端子222は、図2(a)に示すように、後列端子222aと、後列端子222bと、後列端子222cと、後列端子222dとを有する。ここで、前列端子220a及び前列端子220bはリードフレームを折り曲げ加工して形成される。そして、前列端子220a及び前列端子220bはそれぞれ、グランドとして用いられる。
光デバイス20が有する光素子230は、光を入射又は出射する。具体的には、光素子230が光を出射する場合、光素子230は、波長850nmの光を発光する垂直キャビティ面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:VCSEL)等の発光素子である。また、光素子230が光を入射する場合、光素子230は、アバランシェフォトダイオード(Avalanche Photodiode:APD)等の受光素子である。
駆動IC240は、光素子230が発光素子である場合、ワイヤ250aを介して光素子230に供給する電力量を制御して、光素子230の発光動作を制御する。また、駆動IC240は、光素子230が受光素子である場合、受光した光量に応じて光素子230が発生した光起電力を光電流として取り出して、光素子230の受光動作を制御する。
また、後列端子222aは、駆動IC240及び光素子230へ電力を供給する。一方、後列端子222b及び後列端子222cは、作動信号を駆動IC240に供給する。そして、後列端子222dは、制御信号を駆動IC240に供給する。また、後列端子222aと、後列端子222bと、後列端子222cと、後列端子222dとはそれぞれ、複数のワイヤ(例えば、ワイヤ250c等)によって駆動IC240に予め設けられた複数の端子のそれぞれに電気的に接続される。
更に、駆動IC240と光素子230とは、ワイヤ250aにより電気的に接続され、駆動IC240とリードフレーム211とは、ワイヤ250bにより電気的に接続される。光デバイス20は、複数の前列端子220及び複数の後列端子222のそれぞれが回路基板40に予め形成された複数の開口孔のそれぞれに差し込まれて固定される。そして、複数の後列端子222のそれぞれが、配線パターン400に接続される。これにより、光デバイス20に、配線パターン400を介して複数の後列端子222のそれぞれから電力と、作動信号と、制御信号とを供給できる。なお、本実施の形態では光デバイス20内に駆動IC240が組み込まれているが、駆動IC240は別基板に実装することもできる。
図3は、第1の実施の形態に係るスリーブと光デバイス及び光ファイバとの接続を示す。図3(a)にスリーブ、光デバイス、及び光ファイバの接続前の断面図を示すと共に、図3(b)に接続後の断面図を示す。
まず、図3(a)に示すように、スリーブ10と光デバイス20とを予め定められた位置に配置する。そして、図3(b)に示すように、スリーブ10の開口部100aに光デバイス20のレンズ212を挿入すると、レンズ212の表面の少なくとも一部と支持部としての開口部100aの外縁とが接触する。そして、光透過部表面210aとスリーブ表面101とが接触する。これにより、光素子230の光軸及びレンズ212の光軸が、スリーブ10の空洞部110の所定の位置に所定の誤差範囲内で収まった状態で、光デバイス20がスリーブ10に着脱可能に保持される。
例えば、レンズ212の断面における径が最大であるレンズ外縁212aと開口部100aの径とが略一致するように、レンズ212と開口部100aとが形成される。この場合、レンズ212を開口部100aに挿入すると、開口部100aの縁としての開口部外縁100cがレンズ外縁212aと接触する。これにより、開口部外縁100cが、レンズ212の一部の表面としてのレンズ外縁212aにおいて光デバイス20を支持すると共に、光素子230の光軸と光ファイバ30の光軸との位置を合わせることとなる。すなわち、レンズ212の外径形状を基準として、光素子230の光軸と光ファイバ30の光軸との位置が合わされる。
ここで、スリーブ10と光デバイス20とは着脱可能に接続される。例えば、所定の弾性部材(例えば、所定の弾性を有する板バネ状の固定部材等)を用いて、スリーブ10と光デバイス20とを外部から押さえつける構成を更にスリーブ10及び光デバイス20に備えさせることにより、スリーブ10に対して光デバイス20を着脱可能とすることができる。
そして、空洞部110を介して開口部100aの反対側の開口部100bに光ファイバ30を挿入する。具体的には、予め所定のフェルール50に光ファイバ30を保持させ、光ファイバ30を保持しているフェルール50を、フェルール端面500が光デバイス20側に向くようにして開口部100bに挿入する。これにより、光ファイバ30を保持しているフェルール50が、スリーブ10に着脱可能に保持される。
ここで、フェルール端面500及び光ファイバ30の端面とレンズ212とが接触しない位置において、光ファイバ30を保持するフェルール50をスリーブ10に固定する。この場合において、光ファイバ30の端面とレンズ212との間に空間が存在するため、光ファイバ30と光デバイス20との結合損失はゼロではないが、結合損失がほとんど問題とならないと判断できる程度に光ファイバ30の端面とレンズ212との間の距離を設定する。
具体的には、光ファイバ30の端面とレンズ212との距離を離間距離と規定すると、離間距離は、一例として、光ファイバ30のコア径がφ200μmの場合、0μm<離間距離≦1mmの範囲内になるように設定される。したがって、光ファイバ30の端面とレンズ212とは接触しないので、光ファイバ30の端面及びレンズ212の表面は損傷しない。これにより、光ファイバ30(特に、光ファイバ30のコア)の光軸と光素子230の光軸との位置が、所定の誤差範囲に収まるように合わされた光コネクタ60が形成される。
そして、図3(b)に示すように、例えば、光素子230が発光素子である場合、光ファイバ30の端面の法線方向から所定の角度離れて光素子230から放射された光70a及び光70bは、反射部110によって光ファイバ30のコア方向に反射される。すなわち、光70a及び光70bはそれぞれ、空洞部120の表面である空洞部表面120aにおいて光ファイバ30のコア方向に反射される。また、光素子230が受光素子である場合、光ファイバ30の端面から出射した光のうち当該端面の法線方向から所定の角度離れて出射された光についても、反射部110において受光素子の方向に反射される。
[第2の実施の形態]
図4は、第2の実施の形態に係るスリーブと光デバイス及び光ファイバとの接続を示す。図4(a)にスリーブ、光デバイス、及び光ファイバの接続前の断面図を示すと共に、図4(b)に接続後の断面図を示す。
第2の実施の形態に係るスリーブ11は、第1の実施の形態に係るスリーブ10と、空洞部120中に段差部130を有する点を除き略同一の構成を有する。また、光デバイス20及び光ファイバ30については、第1の実施の形態と同一の構成を有する。したがって、相違点を除き詳細な説明は省略する。
第2の実施の形態に係るスリーブ11は、開口部100aから開口部100bに向かう途中において空洞部120の断面の径が変化するように形成される。具体的にスリーブ11は、図4(a)に示すように、開口部100aの径を有する空洞部120の第一の部分と、開口部100aの径よりも大きい径を有する空洞部120の第二の部分とを有して形成され、第一の部分と第二の部分との境界には段差部130が設けられる。空洞部120の第二の部分の径は、一例として、フェルール50が挿入できる径に形成される。
そして、図4(b)に示すように、開口部100bから光ファイバ30を保持したフェルール50を挿入すると、フェルール端面500が段差部130に突き当たる位置においてフェルール50はスリーブ11に固定される。これにより、第2の実施の形態に係る光コネクタ61が形成され、光コネクタ61によれば、光デバイス20から発せられる光と、光デバイス20から発せられた光のうち反射部110で反射された光との双方を、光ファイバ30に効率よく入射させることができる。
[第3の実施の形態]
図5は、第3の実施の形態に係るスリーブと光デバイス及び光ファイバとの接続を示す。図5(a)にスリーブ、光デバイス、及び光ファイバの接続前の断面図を示すと共に、図5(b)に接続後の断面図を示す。
第3の実施の形態に係るスリーブ12は、第2の実施の形態に係るスリーブ11と、開口部100aと段差部130との間に所定の角度の傾斜部140が形成されている点を除き略同一の構成を有する。また、光デバイス20及び光ファイバ30については、第1の実施の形態と同一の構成を有する。したがって、相違点を除き詳細な説明は省略する。
第3の実施の形態に係るスリーブ12は、開口部100aから開口部100bに向かう途中において空洞部120の断面の径が変化するように形成される。具体的にスリーブ12は、図5(a)に示すように、開口部100aの径から所定の径まで徐々に減少する第一の部分と、開口部100aの径よりも大きい径を有する空洞部120の第二の部分とを有して形成され、第一の部分と第二の部分との境界には段差部130が設けられる。
すなわち、空洞部120は、開口部100aから段差部130までの間に形成される傾斜部140を有する。具体的に、傾斜部140は、空洞部120の断面の法線方向に対して所定の角度を有して形成される。より具体的には、光デバイス20が出射する光の放射角と比べて光ファイバ30の開口数で決定される角度が大きい場合に、開口部100aから開口部100bに向かう方向に沿って空洞部120の径が小さくなるように傾斜部140は形成される。そして、反射部110は、傾斜部140の表面上に形成される。
そして、スリーブ12の開口部100aに光デバイス20が保持されると共に、開口部100bに光ファイバ30を保持したフェルール50が挿入されて固定されることにより、第3の実施の形態に係る光コネクタ62が形成される。
[第4の実施の形態]
図6は、第4の実施の形態に係るスリーブと光デバイス及び光ファイバとの接続を示す。図6(a)にスリーブ、光デバイス、及び光ファイバの接続前の断面図を示すと共に、図6(b)に接続後の断面図を示す。
第4の実施の形態に係るスリーブ13は、第2の実施の形態に係るスリーブ11と、開口部100aと段差部130との間に所定の角度の傾斜部142が形成されている点を除き略同一の構成を有する。また、光デバイス20及び光ファイバ30については、第1の実施の形態と同一の構成を有する。したがって、相違点を除き詳細な説明は省略する。
第4の実施の形態に係るスリーブ13は、開口部100aから開口部100bに向かう途中において空洞部120の断面の径が変化するように形成される。具体的にスリーブ13は、図6(a)に示すように、開口部100aの径から所定の径まで徐々に増大する第一の部分と、開口部100aの径よりも大きい径を有する空洞部120の第二の部分とを有して形成される。
一例として、開口部100aは、レンズ212の断面のうち最大の径に対応させて形成され、開口部100bは、レンズ212の断面のうち最大の径よりも大きいフェルール50の径に対応させて形成される。そして、開口部100aから開口部100bに向かう方向に沿って、開口部100aの径から開口部100bの径に所定の傾斜を有して徐々に変化するような傾斜部142が形成される。
具体的に、傾斜部142は、空洞部120の断面の法線方向に対して所定の角度を有して形成される。より具体的には、光デバイス20が出射する光の放射角と比べて光ファイバ30の開口数で決定される角度が小さい場合に、開口部100aから開口部100bに向かう方向に沿って空洞部120の径が大きくなるように傾斜部142は形成される。そして、反射部110は、傾斜部142の表面上に形成される。
そして、スリーブ13の開口部100aに光デバイス20が保持されると共に、開口部100bに光ファイバ30を保持したフェルール50が挿入されて固定されることにより、第4の実施の形態に係る光コネクタ63が形成される。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組み合わせの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
第1の実施の形態に係るスリーブ、光ファイバ、及び光デバイスの斜視図である。 (a)は、第1の実施の形態に係る光デバイスの正面図であり、(b)は、第1の実施の形態に係る光デバイスのA−A線における側面断面図である。 第1の実施の形態に係るスリーブと光デバイス及び光ファイバとの接続を示す図であり、(a)は、スリーブ、光デバイス、及び光ファイバの接続前の断面図であり、(b)は、接続後の断面図である。 第2の実施の形態に係るスリーブと光デバイス及び光ファイバとの接続を示す図であり、(a)は、スリーブ、光デバイス、及び光ファイバの接続前の断面図であり、(b)は、接続後の断面図である。 第3の実施の形態に係るスリーブと光デバイス及び光ファイバとの接続を示す図であり、(a)は、スリーブ、光デバイス、及び光ファイバの接続前の断面図であり、(b)は、接続後の断面図である。 第4の実施の形態に係るスリーブと光デバイス及び光ファイバとの接続を示す図であり、(a)は、スリーブ、光デバイス、及び光ファイバの接続前の断面図であり、(b)は、接続後の断面図である。
符号の説明
10、11、12、13 スリーブ
20 光デバイス
30 光ファイバ
40 回路基板
50 フェルール
60、61、62、63 光コネクタ
70a、70b 光
100a、100b 開口部
100c 開口部外縁
101 スリーブ表面
110 反射部
120 空洞部
130 段差部
140、142 傾斜部
210 光透過部
210a 光透過部表面
211 リードフレーム
212 レンズ
212a レンズ外縁
220a、220b 前列端子
222a、222b、222c、222d 後列端子
230 光素子
240 駆動IC
250a、250b、250c、250d ワイヤ
400 配線パターン
500 フェルール端面

Claims (7)

  1. 光素子を有する光デバイスを支持する第一の支持部と、
    光導波路を支持する第二の支持部と、
    前記光導波路の光軸と前記光素子の光軸とを結合し、前記第一の支持部と前記第二の支持部との間に設けられる空洞部と、
    前記空洞部の前記第一の支持部側の少なくとも一部の表面に形成される反射部とを備える位置合わせガイド部材。
  2. 前記反射部は、前記光素子が受発光する光を反射する金属材料から形成される請求項1に記載の位置合わせガイド部材。
  3. 前記空洞部は、前記第一の支持部と前記第二の支持部との間で略円筒形に形成される請求項1に記載の位置合わせガイド部材。
  4. 前記第一の支持部は、前記光デバイスを着脱可能に支持する請求項1から3のいずれか1項に記載の位置合わせガイド部材。
  5. 前記第二の支持部は、前記光導波路を着脱可能に支持する請求項1から3のいずれか1項に記載の位置合わせガイド部材。
  6. 前記反射部は、前記光導波路への入射角が開口数(NA)以下となるように、前記第一の支持部側から前記第二の支持部側に向かって所定の角度を有して形成される請求項1から3のいずれか1項に記載の位置合わせガイド部材。
  7. 光素子を有する光デバイスを支持している第一の支持部と、
    光導波路を支持する第二の支持部と、
    前記光導波路の光軸と前記光素子の光軸とを結合し、前記第一の支持部と前記第二の支持部との間に設けられる空洞部と、
    前記空洞部の前記第一の支持部側の少なくとも一部の表面に形成される反射部とを備える光コネクタ。
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