JP2009063542A - 携帯端末装置、重量計測方法及び重量計測用プログラム - Google Patents

携帯端末装置、重量計測方法及び重量計測用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】計量した重量に応じた適切な金額を即座に算出できるようにする。
【解決手段】本発明による重量計測方法を用いた携帯端末装置は、重量計測機能を搭載した携帯端末装置であって、パラメータ入力手段と、重量算出手段と、金額算出手段とを備えたことを特徴とする。パラメータ入力手段は、被測定物の所定重量毎の単価を示すパラメータを入力する機能を備える。また、重量算出手段は、被測定物の重量を算出する機能を備える。また、金額算出手段は、前記パラメータ入力手段が入力したパラメータと前記重量算出手段が算出した重量とに基づいて、前記被測定物の重量に応じた金額を算出する機能を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、重量計測機能を搭載した携帯端末装置に関する。また、本発明は、携帯端末装置を用いた重量計測方法及び重量計測用プログラムに関する。
一般に、秤等の重量計は人手で運ぶには重く、重量計を普段持ち歩くのは不便である。しかし、重量計を普段携帯して持ち歩くことができれば、様々な機会に役立ち助かることがある。例えば、店で肉を買う時に、店側で表示された重量が実際の重量と一致するかどうかを確認したいことがある。このようなときに、手元に重量計を携帯していれば、肉の重量を直ちに確認することができる。
重量計を携帯可能とする関連技術として、出願人は、例えば、特許文献1において、重量計付きの携帯端末装置を提案している。特許文献1に記載された携帯端末装置は、被測定物を取り付けるためのクリップを利用し、重量センサを用いて被測定物の重量を量る計測手段と、計測した重量データを表示する表示手段とをを備えている。また、出願人は、例えば、特許文献2において、重量計を付加した携帯電話機用のストラップを提案している。
また、例えば、特許文献3には、携帯電話機において荷物の長さや重量を計測し配送料金の算出する配送システムが記載されている。特許文献3に記載された配送システムでは、携帯電話機は、予めネットワークを介して料金データをダウンロードする。また、携帯電話機は、荷物の長さを測定するとともに、荷物の重量を計量する。そして、携帯電話機は、ダウンロードした料金データ、測定した荷物の長さ、及び計量した荷物の重量に基づいて、配送料金を算出する。
特開2006−300604号公報(段落0030−0031、図1−3) 特開2007−53509号公報(段落0015−0023、図1−2) 特開2006−240807号公報(段落0082−0086、図7)
出願人は、特許文献1及び特許文献2において、被測定物体の重量を計測し、表示する重量計付き携帯端末及び携帯端末用ストラップを提案することによって、重量計の携帯可能としている。しかし、特許文献1及び特許文献2では、被測定物体の重量計測を行い表示するだけの機能を有するにすぎない。一般に、実生活上において、単に被測定物体の重量値を求めることだけでなく、重量に基づいて被測定物体に関する他の情報を求めたい場面も多い。例えば、市場で買い物をするときに、購入品(例えば、量り売りの肉)の重量を求めると同時に、購入品の重量に応じた金額が正しいかどうかも確認したい場合がある。そのため、重量計を携帯できるとともに、計量した重量に応じた金額も即座に算出して表示できるようにすることが望ましい。
また、特許文献3に記載された配送システムでは、計測した荷物の長さや重量に基づいて、予め定められた料金データに従って配送料金を算出し表示することを可能としている。しかし、荷物の配送料金等の単価が予め固定的に定められた金額を算出できるにすぎず、日時や場所に応じて単価が変化する場合には、計量した重量に応じた金額を即座に算出することはできない。例えば、肉等の食料品は日時や店によって単価が異なり、店頭に行かなければ単価が分からないことが多い。このような場合に、特許文献3に記載された方法を適用したとしても、計量した重量に応じた適切な金額を即座に算出できない可能性がある。
そこで、本発明は、計量した重量に応じた適切な金額を即座に算出できる携帯端末装置、重量計測方法及び重量計測用プログラムを提供することを目的とする。
本発明による携帯端末装置は、重量計測機能を搭載した携帯端末装置であって、被測定物の所定重量毎の単価を示すパラメータを入力するパラメータ入力手段と、被測定物の重量を算出する重量算出手段と、パラメータ入力手段が入力したパラメータと重量算出手段が算出した重量とに基づいて、被測定物の重量に応じた金額を算出する金額算出手段とを備えたことを特徴とする。
本発明による重量計測方法は、携帯端末装置を用いて被測定物の重量を計測する重量計測方法であって、被測定物の所定重量毎の単価を示すパラメータを入力するパラメータ入力ステップと、被測定物の重量を算出する重量算出ステップと、入力したパラメータと算出した重量とに基づいて、被測定物の重量に応じた金額を算出する金額算出ステップとを含むことを特徴とする。
本発明による重量計測用プログラムは、携帯端末装置を用いて被測定物の重量を計測するための重量計測用プログラムであって、コンピュータに、被測定物の所定重量毎の単価を示すパラメータを入力するパラメータ入力処理と、被測定物の重量を算出する重量算出処理と、入力したパラメータと算出した重量とに基づいて、被測定物の重量に応じた金額を算出する金額算出処理とを実行させるためのものである。
本発明によれば、被測定物の所定重量毎の単価を示すパラメータを入力し、被測定物の重量を算出し、入力したパラメータと算出した重量とに基づいて、被測定物の重量に応じた金額を算出するように構成されているので、計量した重量に応じた適切な金額を即座に算出することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。本発明では、重量計測機能を活用し、簡単な操作で重量や料金の計算を求める機能を備えるとともに、金額の表示や音声出力を行う機能を備える多機能の携帯端末装置を提供する。本発明では、携帯端末装置に重量計を内蔵する方法を用いて、重量計に含まれる重量センサを利用し、被測定物の重量を計測する。そして、計測した重量を携帯端末装置の表示部に表示する。この場合に、表示部等の出力部において表示するとともに、音声出力を行うことにより、被測定物の重量値を通知する。
また、予め被測定物の所定重量毎の単価を携帯端末装置からのキー操作により入力し、メモリに保持する。また、重量値を求めると、計算部で重量値と被測定物の単価値とを利用して、被測定物の合計金額を求める。そして、携帯端末装置の表示部で、重量値、単価値及び合計金額を表示する。この場合に、表示部等の出力部において表示するとともに、音声出力を行うことにより、重量値、単価値及び合計金額を通知する。
また、海外で便利に利用できるようにするために、入力部から単価や合計金額の表示種類を自由に設定できるようにするとともに、無線部を用いてインターネット上の所定のサーバを介して最新の為替レートデータを取得できるようにする。そして、計算部でレート換算を行い、表示と音声出力とにより、計測表示単位や、単価、合計金額(外貨の合計金額値や、円に換算した合計金額値)を通知できるようにする。
図1は、本発明による重量計測方法を用いた携帯端末装置の構成の一例を示すブロック図である。本実施形態では、図1に示すように、携帯端末装置が携帯電話機10である場合を説明する。なお、携帯端末装置は、携帯電話機に限らず、例えば、PHS(Personal Handyphone System)端末や、PDA(Personal Data Assistance, Personal Digital Assistants:個人向け携帯型情報通信機器)等の端末であってもよい。また、図1には、携帯端末装置としての携帯電話機10の回路構成の要部が示されている。
図1に示すように、携帯電話機10は、制御部11、ROM12、RAM13、重量センサ制御部14、重量センサ15、無線部17、キー入力部18、表示部19、計算部20、音声処理部21及びスピーカ22を含む。
図1に示すように、本実施形態において、携帯電話機10は、制御部11を搭載しており、制御部11は、バス16を介して装置(携帯電話機10)内の各部と接続されている。制御部11は、例えば、プログラムに従って動作するCPUを用いて実現され、バス16を介して各部を制御する機能を備える。
ROM12(リード・オンリ・メモリ)は、制御部11が実行するための各種の制御用プログラムや音声メッセージデータ等の固定的なデータを格納する。
RAM13(ランダム・アクセス・メモリ)は、制御部11がプログラムを実行する上で一時的に必要とされるデータを格納する。なお、測定した重量に基づいて被測定物の合計金額を求める場合には、RAM13は、計算用の数値データを所定の領域に格納する。
重量センサ制御部14は、例えば、各種演算回路によって実現される。重量センサ制御部14は、被測定物の計測開始状態になると、制御部11の指示に従って、重量センサ15に電圧値や電流値を測定させる機能を備える。また、重量センサ制御部14は、重量センサ15が測定した電圧値や電流値を重量値に変換し、求めた被測定物の重量値を制御部11に出力する機能を備える。なお、制御部11が、重量センサ15によって測定された電圧値や電流値に基づいて、被測定物の重量値を求めるようにしてもよい。
重量センサ15は、携帯電話機10の外部からかかる圧力の変化を、電圧変化や電流変化に変換して出力する電気素子である。
無線部17は、制御部11の指示に従って、無線信号としてデータの送受信を行う回路である。
キー入力部18は、キー操作部からのキー入力を受け付ける入力回路である。例えば、キー入力部18は、ユーザの操作に従って、被測定物の重量の計測開始の指示や、重量計測のパラメータの設定指示を入力する。
表示部19は、装置(携帯電話機10)本体の前面に配置されており、白黒表示又はカラー表示が可能な液晶パネル装置や有機EL装置等の表示装置である。
計算部20は、例えば、各種演算回路によって実現される。計算部20は、計量した被測定物の重量に基づいて、金額等の数値計算を行う回路である。なお、制御部11が、被測定物の重量に基づいて、金額等の数値を求めるようにしてもよい。
音声処理部21は、例えば、各種音声処理回路によって実現される。音声処理部21は、制御部11からの指令に従って、ROM12から所定の音声データメッセージを読み出す処理を実行する機能を備える。また、音声処理部21は、制御部11の指示に従って、被測定物の重量の計測結果に基づいて音声データを生成する処理を実行する機能を備える。また、音声処理部21は、制御部11の指示に従って、生成した音声データに基づいて、スピーカ22に音声を出力させる出力処理を行う機能を備える。なお、制御部11が、被測定物の重量の計測結果を基づいて音声データを生成するようにしてもよい。
スピーカ22は、音声処理部21が生成した音声データに基づいて、音声を出力する音声出力装置である。
なお、本実施形態において、携帯電話機10のROM12は、被測定物の重量を計測して金額を算出するための各種プログラムを記憶している。例えば、制御部11が被測定物の重量値や金額等の数値の算出処理や、音声データの生成処理も実行する場合、ROM12は、コンピュータに、被測定物の所定重量毎の単価を示すパラメータを入力するパラメータ入力処理と、被測定物の重量を算出する重量算出処理と、入力したパラメータと算出した重量とに基づいて、被測定物の重量に応じた金額を算出する金額算出処理とを実行させるための重量計測用プログラムを記憶している。
図2は、図1に示す重量計付き携帯電話機10の外観を示す斜視図である。図2において、重量計空洞部120は、携帯電話機10における重量計130を内蔵する箇所である。図2に示すように、携帯電話機10は、その本体ハウジング121内に、重量計130を収容する重量計空洞部120が形成されている。また、携帯電話機10の本体ハウジング121の底部又は側部には開口140が設けられており、重量計空洞部120は、その入口部分が本体ハウジング121に設けられた開口140に位置するように配置されている。
図3は、重量計空洞部120に重量計130が取り付けられている状態を示す断面図である。また、図4は、被測定物の重量を計量している状態を示す重量計空洞部120の断面図である。重量計130は、被測定物の重量計測用の装置である。図3及び図4に示すように、重量計130は、鰐口クリップ132及びカバー133を備える。鰐口クリップ132は、被測定物を挟んで止めるための部品である。カバー133は、重量計130を使用していないときに、鰐口クリップ132等を収納し落下防止を行うための蓋である。
図3及び図4を用いて、重量計130の構成と計測原理について説明する。重量計130を被測定物の計量に用いていないときには、開口140は、図3及び図4に示すように、重量計130とは別体として設けられているカバー133によって閉塞される。なお、カバー133は、携帯電話機10から抜け落ちて紛失しないように、本体ハウジング121に取り付けられていることが好ましい。重量計130の未使用時に開口140がカバー133によって閉塞されることによって、重量計130から鰐口クリップ132等の部品が突出してユーザに不快感を与えることを防止し、重量計130自体の破損を防止することができる。
重量計空洞部120内の重量計130は、開口140に近接する側の一端部に、入れ子式の伸張自在なばねアーム136を備える。また、ばねアーム136には、ナットボタン135を介して、鰐口クリップ132付きバンド131が取り付けられている。
重量計130を用いて計量を行う場合、ユーザは、ばねアーム136のロック状態を解除するために、ナットボタン135を軽く押す。すると、図4に示すように、ばねアーム136のロック状態が解除されて、ばねアーム136が引き下がって最大伸張状態となる。
一方、重量計を用いた計量を終わると、ユーザは、ばねアーム136を解放するためにナットボタン135を再度押した後に、パチンとクリック音がしてロック状態となるまでばねアーム136を重量計空洞部120内に押し込む。また、重量計130を使用していない状態では、鰐口クリップ132及びバンド131も、ばねアーム136と同様に重量計空洞部120内に仕舞い込まれた状態で収納される。
ばねアーム136の端部のうち、鰐口クリップ132及びバンド131が取り付けられている側とは反対側の端部には、重量センサ15が配置されている。また、重量センサ15の頂部(鰐口クリップ132やバンド131が配置されている側とは反対側の面)には、補助の重量分散ナット134が配置されている。また、重量センサ15には回旋状の穴が設けられ、重量分散ナット134には穴が設けられている。そして、ばねアーム136は、重量センサ15に設けられた回旋状の穴、及び重量センサ15の頂部に横たわる補助の重量分散ナット134に設けられた穴の中に挿入された状態で配置されている。
また、ばねアーム136は、他端(鰐口クリップ132及びバンド131が取り付けられている側とは反対側の端部)が、円錐形状の円錐ヘッド137となっている。そして、重量分散ナット134は、重量センサ15と接する側とは反対側の面に、ばねアーム136の円錐ヘッド137が取り付けられた状態となっている。
上記のような構成の重量計130において、重量測定の対象である被測定物が鰐口クリップ132に取り付けられると、被測定物の重みによってばねアーム136に牽引力がかかる。すると、ばねアーム136にかかる牽引力は、ばねアーム136の円錐ヘッド137によって重量センサ15上に生じる圧縮力に変換される。なお、重量分散ナット134は、その圧縮力を重量センサ15上に均等に振り分けるように作用するのであるが、円錐ヘッド137がその圧縮力を均等に振り分けるように作用する機能を備えているのであれば、重量分散ナット134はなくてもよい。
重量センサ15は、重量計130のばねアーム136の伸張力(具体的には、変換された圧縮力)によって生じた電圧値や電流値を測定する。そして、重量センサ制御部14は、重量センサ15が測定した電圧値や電流値を重量値に変換して出力する。
なお、ばねアーム136を安定させるとともに、曲がりによるばねアーム136の破損を防ぐために、本体ハウジング121の重量計空洞部120内には、突起形状のガイドフランジ139が設けられている。また、このガイドフランジ139は、低摩擦ベアリングとしての役割も果たす。
なお、本実施形態では、図3及び図4に示すように、被測定物を鰐口クリップ132に挟んで吊り下げれば、携帯電話機10のような携帯端末装置に重量計130を搭載した場合であっても、容易かつ正確に被測定物の重量を計量することができる。例えば、特開2006−240807号公報に記載された配送システムの携帯電話機では、被測定物の重量を測定するために4点測量を行わなければならない(特開2006−240807号公報の段落0071−0079参照)。そのため、被測定物の計量に手間がかかるとともに、被測定物の重量を正確に計量できるとはかぎらない。本実施形態によれば、1回の計量操作で重量測定できるので、容易かつ正確に被測定物の重量を計量することができる。
次に、動作について説明する。図5は、携帯端末装置を用いた重量計測、金額計算及び通知処理の一例を示す流れ図である。重量計130を搭載する携帯電話機10のユーザは、被測定物の重量を測定する時に、まず、携帯電話機10の本体ハウジング121の底部や側部の重量計空洞部120に取り付けられているカバー133を外す。また、被測定物を挟んで止めるための鰐口クリップ132を取り出す。次いで、ユーザは、キー操作部を操作して、携帯電話機10の表示部19に表示されるグラフィカル・ユーザ・インターフェイス(GUI)中のメニュー項目を選択し、重量計130を起動操作する。
キー入力部18は、ユーザの操作に従って、重量計130の起動指示を入力する。そして、制御部11は、キー入力部18が入力した起動指示に従って、重量計130を起動する。
重量計130を起動すると(ステップS40のY)、制御部11は、重量センサ制御部14に指令を送り、重量計130の初期化と重量センサ15の校正化とを重量センサ制御部14に実行させる(ステップS41)。重量計130の初期化を完了すると、重量センサ制御部14は、制御部11に、重量計130の初期化と重量センサ15の校正を完了したことを示す初期化完了通知を送る。
制御部11は、初期化完了通知を受信すると、重量計130の初期化及び重量センサ15の校正を完了し計測準備できた旨の計測可能の通知(完了表示)を表示部19に表示させる(ステップS42)。また、ステップS42において、完了表示と同時に、制御部11は、音声処理部21に対しても、重量計130の初期化及び重量センサ15の校正を完了した旨の初期化完了通知を送信する。すると、音声処理部21は、初期化完了通知の受信に従って、ROM12から所定の音声メッセージ(例えば、「計測準備できた。計測可能」の音声データ)を読み込んでRAM13に展開する。そして、音声処理部21は、音声メッセージをスピーカ22に出力させて、被測定物の重量測定の準備ができたことをユーザに知らせる。
計測可能な状態になると、ユーザは、被測定物を鰐口クリップ132に取り付けて、重量計測のための計測パラメータのキー入力操作を行うとともに、重量計測の開始指示のキー入力操作を行う。すると、制御部11は、ユーザの操作に従って、キー入力部18が入力した設定値に従って、計測パラメータ(例えば、金額の算出に用いる重量毎の単価)の設定処理を行う(ステップS43)。また、キー入力部18は、ユーザの操作に従って、重量計測の開始を指示する計測開始信号を制御部11に送る。
例えば、ユーザは、肉屋等の食料品店の店頭で、肉等の食料品の重量毎の単価を確認して、携帯電話機10を用いて単価の設定操作を行う。すると、制御部11は、ユーザの操作に従って、肉等の食料品の重量毎の単価を設定する。
計測開始信号を入力すると(ステップS44のY)、制御部11は、重量センサ15を用いた電圧値や電流値の測定を開始するように、重量センサ制御部18に要求する。また、キー入力部18は、重量センサ15が測定した電圧値や電流値を入力すると、入力した電圧値や電流値を重量値に変換し、制御部11に出力する。
制御部11は、ユーザに通知するために、測定した重量値を表示部19に送り、携帯電話機10の表示部19の画面上に重量値を表示させる。また、重量値の表示と同時に、制御部11は、測定した重量値を音声処理部21に対しても送る。そして、音声処理部21は、重量値を音声出力するための音声データを生成し、スピーカ22に音声出力させて、ユーザに知らせる。
また、被測定物の重量に応じた合計金額を求める場合には、制御部11は、ステップS43において、キー入力操作に従って、予め被測定物の重量毎の単価(例えば、100円/100g)をRAM13上に設定し記憶している。この場合、重量センサ制御部14は、求めた重量値の結果を、RAM13に記憶する重量毎の単価とともに、計算部20に送る。すると、計算部20は、重量センサ制御部14からの重量値及び単価に基づいて、重量に応じた合計金額を算出する(ステップS45)。具体的には、計算部20は、計測した重量値に単価を乗算して合計金額を求め、制御部11に出力する。
計算部20が合計金額を算出した後、制御部11は、重量値、単価値及び算出した合計金額値を、表示部19及び音声処理部21に送る。音声処理部21は、重量値、単価値及び算出した合計金額値を音声出力するための音声データを生成する(ステップS46)。また、制御部11は、重量値、単価値及び算出した合計金額値を表示部19に表示させる(ステップS47)。また、音声処理部21は、生成した音声データに基づいて、重量値、単価値及び算出した合計金額値を、スピーカ22に音声出力させて(ステップS48)、ユーザが認知できるようにする。
そして、全ての被測定物について処理を終了し、ユーザによって処理終了の操作が行われると、携帯電話機10は、重量計測及び金額計算の処理を終了する(ステップS49)。
なお、図5に示す例では、予め「円」を設定通貨として設定し、被測定物の重量に応じた合計金額を算出する際の単位となる通貨種類が初期状態で設定通貨「円」であるとしたが、例えば、設定通貨以外の非設定通貨によるパラメータを入力し合計金額を求めるようにしてもよい。例えば、携帯電話機10は、ユーザのキー入力操作に従って、設定通貨「円」以外の他の非設定通貨(例えば、「ドル」や「ユーロ」)による単価をパラメータとして入力し、設定通貨「円」に変換した単価を求めて合計金額を求めてもよい。そのようにすれば、例えば、重量計130付き携帯電話機10を、海外で利用する場合に便利である。
通貨種類を変更可能とする場合、制御部11は、ユーザのキー入力設定に従って、インターネット等のネットワーク上の所定のサーバ(例えば、その日の通貨ペアの為替レート(外貨対円の為替レート)を保持するデータベースを備えたWebサーバ)にアクセスする。また、制御部11は、その日の通貨ペアの為替レートデータをダウンロードする処理を無線部17に要求し、無線部17を用いて為替レートデータを無線信号として受信する。そして、制御部11は、ダウンロードしたその日の通貨ペアの為替レートデータをRAM13上に保存させる。
次いで、重量センサ制御部14は、ステップS45の被測定物の重量に応じた合計金額を求める処理において、該当する通貨ペアの為替レートデータを、重量値及び単価値とともに計算部20に出力する。また、計算部20は、該当通貨(予めデフォルトで設定された設定通貨(本例では、「円」))に変換した合計金額を算出するだけでなく、対円の単価値と対円の合計金額(例えば、「ドル」や「ユーロ」等の通貨単位で算出した合計金額)も算出する。そして、制御部11は、設定通貨に変換した合計金額や、対円の単価値、対円の合計金額の計算結果を、ユーザが認知できるように、表示部19に画面表示させ、音声処理部21に音声出力させる。
以上の処理に従って、携帯端末装置上の重量計130が起動され、計測結果の表示及び音声通知が行われる。
次いで、図5に示したステップS43の計測パラメータの設定処理、及びステップS45の計測結果の算出処理について説明する。図6は、図5に示したステップS43の計測パラメータの設定処理を示す流れ図である。また、図7は、図5に示すたステップS45の計測結果の算出処理を示す流れ図である。
図6に示すように、計測パラメータの設定処理では、計測パラメータの設定の有無の判定処理や、被測定物単価の入力設定処理、表示金額通貨変更を行う。そのような場分け処理を実行することによって、被測定物の重量計測前に各計測パラメータを設定し、重量計測後の計測結果を算出するために各計測パラメータを準備する。
計測パラメータの設定処理において、制御部11は、ユーザの操作に従って、パラメータ設定を行う旨の指示を入力したか否かを判断する(ステップS51)。パラメータ設定を行う旨の指示を入力した場合、制御部11は、ユーザの入力操作に従って、計測パラメータを入力し設定する(ステップS52)。例えば、制御部11は、被測定物(例えば、肉等の食料品)の重量毎の単価(例えば、100円/100g)の情報を入力しRAM13に記憶させる。また、例えば、ユーザが海外にいる場合には、制御部11は、非設定通貨による被測定物の重量毎の単価(例えば、1ドル/100g)の情報を入力しRAM13に記憶させる。
次いで、制御部11は、ユーザの操作に従って、被測定物の重量に応じた合計金額の算出に用いる通貨種類の変更指示を入力したか否かを判断する(ステップS53)。通貨種類の変更指示を入力した場合、制御部11は、インターネット等のネットワーク上の所定のサーバにアクセスする。そして、制御部11は、変更指示された非設定通貨(例えば、「ドル」や「ユーロ」)と設定通貨(本例では、「円」)との間の為替レートデータを、ネットワークを介してダウンロードする処理を行う(ステップS54)。また、制御部11は、ダウンロードした為替レートデータをRAM13に記憶させ、合計金額の算出に用いる通貨を設定する(ステップS55)。
例えば、ユーザが日本国内にいるときに携帯電話機10を用いて重量測定を行う場合には、食料品店等の店頭では設定通貨「円」による単価表示がされているのであるから、ユーザは、通貨種類の変更指示の操作を行わない。この場合、ステップS52で、制御部11は、ユーザの操作に従って、設定通貨「円」による単価をパラメータとして入力する。そして、制御部11は、ステップS53で通貨種類の変更指示を入力しなかったと判断し、そのままステップS44に移行する。
一方、例えば、ユーザが海外にいるときに携帯電話機10を用いて重量測定を行うときには、食料品店等の店頭では非設定通貨(例えば、「ドル」や「ユーロ」)による単価表示がされているのであるから、ユーザは、単価の入力操作を行った後に、通貨種類の変更指示の操作を行う。この場合、ステップS52で、制御部11は、ユーザの操作に従って、非設定通貨(例えば、「ドル」や「ユーロ」)による単価をパラメータとして入力する。そして、制御部11は、ステップS53で通貨種類の変更指示を入力したと判断し、ステップS54を実行して為替レートデータの最新データを取得する。
図7に示すように、計測結果の算出処理では、重量値の算出処理や、計測パラメータの設定状況に従って、重量値だけを算出したり、重量値と合計金額(単位「円」)とを算出したり、重量値、設定通貨の合計金額、及び対円の合計金額の算出を行う。そのような場分け処理を実行することによって、金額等の算出処理を行い、算出結果を次の処理(本例では、算出結果を音声処理部21で音声データを生成する処理(ステップS46参照))に用いる。
計測結果の算出処理において、重量センサ制御部14は、重量センサ15が計測した電圧値や電流値に基づいて、被測定物の重量値を算出する(ステップS61)。次いで、計算部20は、計測パラメータの設定処理において金額の算出に用いる通貨種類が変更されたか否かを確認する(ステップS62)。
通貨種類が変更されていれば(ステップS62のY)、計算部20は、単価値(金額の算出に用いる重量毎の単価)が設定されていれば、RAM13に設定した為替レートデータに基づいて、RAM13に設定した単価値(非設定通貨による単価値)を、設定通貨に換算した値を算出する(ステップS63)。例えば、計算部20は、非設定通貨「ドル」や「ユーロ」を単位として入力した単価値を、設定通貨「円」に換算した値に変換する。
そして、計算部20は、単価値が設定されていれば(ステップS65のY)、ステップS61で算出された重量値と、ステップS63で換算された単価値とに基づいて、設定通貨(例えば「円」)による合計金額を算出する(ステップS66)。この場合、計算部20は、設定通貨による合計金額を算出するとともに、非設定通貨による対円の合計金額も算出する。例えば、計算部20は、「ドル」や「ユーロ」等の通貨の単位で表した合計金額を算出する。
なお、計算部20は、単価値が設定されていなければ(ステップS65のN)、合計金額を算出することなく、そのままステップS46に移行する。すなわち、この場合、被測定物の重量値の算出のみが行われることになる。
通貨種類が変更されていなければ(ステップS62のN)、計算部20は、単価値の設定がされていれば(ステップS64)、ステップS61で算出された重量値と、RAM13に設定された単価値とに基づいて、設定通貨「円」を単位とする合計金額を算出する(ステップS67)。
なお、計算部20は、単価値が設定されていなければ(ステップS64のN)、合計金額を算出することなく、そのままステップS46に移行する。すなわち、この場合、被測定物の重量値の算出のみが行われることになる。
以上のように、本実施形態によれば、簡単な操作で被測定物の重量を計測し、携帯端末装置で画面表示したり音声出力したりすることにより、ユーザに対して知らせることができる。
また、本実施形態によれば、予め所定重量毎の単価を入力し、被測定物の重量値を求めるだけでなく、被測定物の重量に応じた合計金額も求めることができる。また、求めた合計金額も携帯端末装置で画面表示したり音声出力したりすることにより、ユーザに対して知らせることができる。
また、本実施形態によれば、被測定物の所定重量毎の単価を示すパラメータを入力し、入力したパラメータと算出した重量ともに基づいて、被測定物の重量に応じた金額を算出する。従って、計量した重量に応じた適切な金額を即座に算出することができる。
例えば、特許文献1に記載された配送システムのように、予めネットワークを介して料金データをダウンロードするようにすると、荷物の配送料金等の単価が予め固定的に定められた金額を算出することしかできない。これに対して、本実施形態では、日時や場所に応じて単価が変化する場合であっても、その場でパラメータを入力して金額を算出できるので、計量した重量に応じた適切な金額を即座に算出することができる。例えば、肉等の食料品は日時や店によって単価が異なり、店頭に行かなければ単価が分からない場合であっても、計量した重量に応じた適切な金額を即座に算出することができる。
また、出願人が特許文献1及び特許文献2に示した提案では、被測定物体の計測結果を携帯端末装置の表示部で表示しているにすぎず、ユーザが表示部の表示内容を見なければ、重量の計量結果や金額の算出結果を知ることはできない。例えば、少し重いものを計測するときに、表示内容が見えるようにするためには、計測状態中の携帯端末装置を持ち上げなければならず、より重量の計量結果や金額の算出結果を認識しやすくすることが望ましい。また、折り畳み式携帯端末装置を用いる場合には、携帯端末装置を開いた状態としなければ、表示内容を確認することはできない。さらに、携帯端末装置を開いた状態で計測しようとすると、被測定物体の重量によって、携帯端末装置を閉じた状態で計測するときに比べて、携帯端末装置を持ちにくく不安定となる。そのため、被測定物の計測をしにくく感じるときがある。
本実施形態によれば、被測定物の重量の測定結果や金額の算出結果を音声出力するための音声データを生成し、スピーカ22に音声出力させるので、音声により重量の測定結果や金額の算出結果をユーザに知らせることができる。そのため、表示するだけの場合と比較して、より重量の測定結果や金額の算出結果を確認しやすくすることができ、被測定物の重量の測定がしにくくなる事態を防止することができる。
さらに、一般に、海外で買い物をしたり現地の通貨を利用したりするときに、円を利用するときと比べて、金銭感覚を掴みずらい。そのため、よく現地通貨の価値を円に変換して考え、商品の価格が安いか高いかを判断し、購入するか否かを決める基準として参考する場合が多い。そのような場合に、簡単にリアルタイムに通貨為替レートを知り、より正確に現地通貨を円に変換できるようにすることが望ましい。
本実施形態によれば、海外で利用する場合でもより便利に利用できるようにするために、インターネット上の所定のサーバから通貨レートデータを取得する。また、現地の通貨での被測定物の合計金額と、その日の為替レートに従って円に換算した合計金額及び単価金額とを求めることができる。そして、求めた現地通貨/円による合計金額や単価金額の計算結果も、携帯端末装置で画面表示したり音声出力したりすることにより、ユーザに対して知らせることができる。
以上のことから、本実施形態では、重量計測機能や、金額計算機能、デジタル表示機能、及び音声出力読み上げ機能と、最新の多通貨対円の為替レートの取得/変換表示機能との有効な組み合わせにより、多機能の重量計測付き携帯端末装置を提案している。
次に、本発明による重量計測方法を用いた携帯端末装置の最小構成について説明する。図8は、携帯端末装置の最小の構成例を示すブロック図である。図8に示すように、携帯端末装置である携帯電話機10は、最小の構成要素として、制御部11、重量センサ制御部14、及び計算部20を含む。
制御部11は、ユーザの操作に従って、携帯電話機10が備えるキー入力部から、被測定物の所定重量毎の単価を示すパラメータを入力する機能を備える。重量センサ制御部14は、携帯電話機10が備える重量センサが測定した電圧値や電流値に基づいて、被測定物の重量を算出する機能を備える。計算部20は、制御部11が入力したパラメータと重量センサ制御部14が算出した重量とに基づいて、被測定物の重量に応じた金額を算出する機能を備える。
図8に示す最小構成の携帯端末装置によれば、計量した重量に応じた適切な金額を即座に算出することができる。
なお、実施形態では、以下の(1)〜(6)に示すような携帯端末装置の特徴的構成が示されている。
(1)重量計測機能を搭載した携帯端末装置であって、被測定物の所定重量毎の単価を示すパラメータを入力するパラメータ入力手段(例えば、制御部11によって実現される)と、被測定物の重量を算出する重量算出手段(例えば、重量センサ制御部14によって実現される)と、パラメータ入力手段が入力したパラメータと重量算出手段が算出した重量とに基づいて、被測定物の重量に応じた金額を算出する金額算出手段(例えば、計算部20によって実現される)とを備えたことを特徴とする。そのような構成によれば、計量した重量に応じた適切な金額を即座に算出することができる。
(2)携帯端末装置は、予め設定された設定通貨(例えば「円」)と設定通貨とは異なる非設定通貨(例えば、「ドル」や「ユーロ」)との間の変換レートを示す変換レートデータ(例えば、為替レートデータ)を取得する変換レート取得手段(例えば、制御部11によって実現される)と、変換レート取得手段が取得した変換レートデータに基づいて、パラメータ入力手段が入力したパラメータに示される単価を変換する単価変換手段(例えば、計算部20によって実現される)とを備え、パラメータ入力手段は、被測定物の所定重量毎の非設定通貨による単価を示すパラメータを入力し、単価変換手段は、パラメータ入力手段が入力したパラメータに示される非設定通貨による単価を設定通貨による単価に変換し、金額算出手段は、単価変換手段が変換した単価に基づいて、被測定物の重量に応じた設定通貨による金額を算出するように構成されていてもよい。そのような構成によれば、被測定物の重量に応じた金額として「円」等の設定通貨に変換した金額を算出することができ、海外にいる場合であっても、携帯端末装置を用いた重量測定機能をより便利に利用することができる。
(3)携帯端末装置は、金額算出手段が算出した金額を音声出力するための音声データを生成する音声データ生成手段(例えば、音声処理部21によって実現される)と、音声データ生成手段が生成した音声データに基づいて、金額算出手段が算出した金額を音声出力する音声出力手段(例えば、スピーカ22によって実現される)とを備えるように構成されていてもよい。そのような構成によれば、表示するだけの場合と比較して、より金額の算出結果を確認しやすくすることができ、被測定物の重量の測定がしにくくなる事態を防止することができる。
(4)携帯端末装置は、被測定物の重量を計測するための重量計(例えば、重量計130)を備え、重量計は、被測定物を一端部に取り付け可能に構成され、伸張可能なアーム部材(例えば、ばねアーム136)と、アーム部材の被測定物が取り付けられる端部とは反対側の端部に、アーム部材による伸張力によって生じる電圧値又は電流値を測定する重量センサ(例えば、重量センサ15)とを含み、重量算出手段は、重量センサが測定した電圧値又は電流値を重量値に変換するように構成されていてもよい。そのような構成によれば、1回の計量操作で重量測定できるので、容易かつ正確に被測定物の重量を計量することができる。
(5)携帯端末装置において、変換レート取得手段は、通信ネットワーク上の所定のサーバから、通信ネットワークを介して変換レートデータを受信するように構成されていてもよい。そのような構成によれば、通信ネットワークを介して最新の変換レートデータを容易に取得することができる。
(6)携帯端末装置において、音声データ生成手段は、金額算出手段が算出した金額を音声出力するための音声データとともに、重量算出手段が算出した被測定物の重量を音声出力するための音声データを生成し、音声出力手段は、音声データが生成した音声データに基づいて、金額算出手段が算出した金額とともに重量算出手段が算出した被測定物の重量を音声出力するように構成されていてもよい。そのような構成によれば、表示するだけの場合と比較して、より重量の測定結果や金額の算出結果を確認しやすくすることができ、被測定物の重量の測定がしにくくなる事態を防止することができる。
本発明は、携帯電話機や、PHS端末、PDA等の携帯端末装置に適用できる
本発明による重量計測方法を用いた携帯端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 図1に示す重量計付き携帯電話機の外観を示す斜視図である。 重量計空洞部に重量計が取り付けられている状態を示す断面図である。 被測定物の重量を計量している状態を示す重量計空洞部の断面図である。 携帯端末装置を用いた重量計測、金額計算及び通知処理の一例を示す流れ図である。 図5に示したステップS43の計測パラメータの設定処理を示す流れ図である。 図5に示すたステップS45の計測結果の算出処理を示す流れ図である。 携帯端末装置の最小の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10 携帯電話機
11 制御部
12 ROM
13 RAM
14 重量センサ制御部
15 重量センサ
16 バス
17 無線部
18 キー入力部
19 表示部
20 計算部
21 音声処理部
22 スピーカ
120 重量計空洞部
121 本体ハウジング
130 重量計
131 バンド
132 鰐口クリップ
133 カバー
134 重量分散ナット
135 ナットボタン
136 ばねアーム
137 円錐ヘッド
139 ガイドフランジ
140 開口

Claims (10)

  1. 重量計測機能を搭載した携帯端末装置であって、
    被測定物の所定重量毎の単価を示すパラメータを入力するパラメータ入力手段と、
    被測定物の重量を算出する重量算出手段と、
    前記パラメータ入力手段が入力したパラメータと前記重量算出手段が算出した重量とに基づいて、前記被測定物の重量に応じた金額を算出する金額算出手段とを
    備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 予め設定された設定通貨と前記設定通貨とは異なる非設定通貨との間の変換レートを示す変換レートデータを取得する変換レート取得手段と、
    前記変換レート取得手段が取得した変換レートデータに基づいて、パラメータ入力手段が入力したパラメータに示される単価を変換する単価変換手段とを備え、
    パラメータ入力手段は、被測定物の所定重量毎の前記非設定通貨による単価を示すパラメータを入力し、
    前記単価変換手段は、前記パラメータ入力手段が入力したパラメータに示される前記非設定通貨による単価を前記設定通貨による単価に変換し、
    金額算出手段は、前記単価変換手段が変換した単価に基づいて、被測定物の重量に応じた前記設定通貨による金額を算出する
    請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 金額算出手段が算出した金額を音声出力するための音声データを生成する音声データ生成手段と、
    前記音声データ生成手段が生成した音声データに基づいて、前記金額算出手段が算出した金額を音声出力する音声出力手段とを備えた
    請求項1又は請求項2記載の携帯端末装置。
  4. 被測定物の重量を計測するための重量計を備え、
    前記重量計は、
    被測定物を一端部に取り付け可能に構成され、伸張可能なアーム部材と、
    前記アーム部材の前記被測定物が取り付けられる端部とは反対側の端部に、前記アーム部材による伸張力によって生じる電圧値又は電流値を測定する重量センサとを含み、
    重量算出手段は、前記重量センサが測定した電圧値又は電流値を重量値に変換する
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の携帯端末装置。
  5. 変換レート取得手段は、通信ネットワーク上の所定のサーバから、前記通信ネットワークを介して変換レートデータを受信する請求項2記載の携帯端末装置。
  6. 音声データ生成手段は、金額算出手段が算出した金額を音声出力するための音声データとともに、重量算出手段が算出した被測定物の重量を音声出力するための音声データを生成し、
    音声出力手段は、前記音声データが生成した音声データに基づいて、前記金額算出手段が算出した金額とともに前記重量算出手段が算出した被測定物の重量を音声出力する
    請求項3記載の携帯端末装置。
  7. 携帯端末装置を用いて被測定物の重量を計測する重量計測方法であって、
    被測定物の所定重量毎の単価を示すパラメータを入力するパラメータ入力ステップと、
    被測定物の重量を算出する重量算出ステップと、
    入力したパラメータと算出した重量とに基づいて、前記被測定物の重量に応じた金額を算出する金額算出ステップとを
    含むことを特徴とする重量計測方法。
  8. 予め設定された設定通貨と前記設定通貨とは異なる非設定通貨との間の変換レートを示す変換レートデータを取得する変換レート取得ステップと、
    取得した変換レートデータに基づいて、入力したパラメータに示される単価を変換する単価変換ステップとを含み、
    パラメータ入力ステップで、被測定物の所定重量毎の前記非設定通貨による単価を示すパラメータを入力し、
    前記単価変換ステップで、入力したパラメータに示される前記非設定通貨による単価を前記設定通貨による単価に変換し、
    金額算出ステップで、変換した単価に基づいて、被測定物の重量に応じた前記設定通貨による金額を算出する
    請求項7記載の重量計測方法。
  9. 携帯端末装置を用いて被測定物の重量を計測するための重量計測用プログラムであって、
    コンピュータに、
    被測定物の所定重量毎の単価を示すパラメータを入力するパラメータ入力処理と、
    被測定物の重量を算出する重量算出処理と、
    入力したパラメータと算出した重量とに基づいて、前記被測定物の重量に応じた金額を算出する金額算出処理とを
    実行させるための重量計測用プログラム。
  10. コンピュータに、
    予め設定された設定通貨と前記設定通貨とは異なる非設定通貨との間の変換レートを示す変換レートデータを取得する変換レート取得処理と、
    取得した変換レートデータに基づいて、入力したパラメータに示される単価を変換する単価変換処理とを実行させ、
    パラメータ入力処理で、被測定物の所定重量毎の前記非設定通貨による単価を示すパラメータを入力する処理を実行させ、
    前記単価変換処理で、入力したパラメータに示される前記非設定通貨による単価を前記設定通貨による単価に変換する処理を実行させ、
    金額算出処理で、変換した単価に基づいて、被測定物の重量に応じた前記設定通貨による金額を算出する処理を実行させる
    請求項9記載の重量計測用プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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