JP2009063399A - 光ファイバ流量センサ及びそれを使った流量検知システム - Google Patents
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Abstract
【課題】
広い適用範囲があり、構造がシンプルで故障しにくく安価という差圧式流量センサの特徴と、防爆性、耐電磁ノイズ特性に優れ、遠隔、多点モニタリングが容易という光ファイバセンサの特徴を併せ持つ差圧式光ファイバ流量センサ及び流量検知システムを実現する。
【解決手段】
部分的に細くなった括れ部と端部に反射手段を有するセンサ用光ファイバと、流体の圧力に応じた変位を発生する圧力/変位変換手段と、当該変位に応じて当該括れ部に曲げを与える手段とを具備する2個一組の圧力センサと、内部にオリフィスを有する管路と、当該管路に設けられた当該オリフィスを挟む各側の流体圧力を当該圧力センサに導くための流体導入管と、当該流体管に設けられたストップバルブと、差圧を零に調整するための連結管及び零点調整用バルブと、流体の温度を測定する温度センサとを備えた構成とした。
【選択図】図1
広い適用範囲があり、構造がシンプルで故障しにくく安価という差圧式流量センサの特徴と、防爆性、耐電磁ノイズ特性に優れ、遠隔、多点モニタリングが容易という光ファイバセンサの特徴を併せ持つ差圧式光ファイバ流量センサ及び流量検知システムを実現する。
【解決手段】
部分的に細くなった括れ部と端部に反射手段を有するセンサ用光ファイバと、流体の圧力に応じた変位を発生する圧力/変位変換手段と、当該変位に応じて当該括れ部に曲げを与える手段とを具備する2個一組の圧力センサと、内部にオリフィスを有する管路と、当該管路に設けられた当該オリフィスを挟む各側の流体圧力を当該圧力センサに導くための流体導入管と、当該流体管に設けられたストップバルブと、差圧を零に調整するための連結管及び零点調整用バルブと、流体の温度を測定する温度センサとを備えた構成とした。
【選択図】図1
Description
本発明は、光ファイバを使って気体や液体の流量を検知する光ファイバ流量センサ及びそれを使った流量検知システムに関し、より具体的には、光ファイバの曲げ損失を利用した圧力センサを用いる流量センサと流量検知システムに関する。
光ファイバセンサは、防爆性、耐電磁ノイズ特性に優れ、遠隔、多点モニタリングが容易なことから今後幅広い分野での利用が期待されており、光ファイバ流量センサもそれらの利点のため開発が望まれている。
光ファイバを利用した流量センサが特許文献1〜10に記載されている。
特許文献1〜3には、光ファイバを用いて羽根車の回転数や回転方向を検知する羽根車式流量センサが開示されている。
特許文献4、5には、流体の流路に介装されるケーシング内に設けた可動部がケーシング内の空間部に充満する流体を送り出す回数を光ファイバで計数する容量式流量センサが開示されている。
特許文献6〜8には、光ファイバを利用してカルマン渦の渦放出振動数を計測するカルマン渦式流量センサが開示されている。
特許文献9、10には、光ファイバを利用して干渉させたレーザー光の干渉縞の数からコリオリの力を検知するコリオリ式流量センサが開示されている。
されている。
特許公開平10−267709号公報
特許公開平05−142010号公報
特許公開平07−055515号公報
特許公開平05−005641号公報
特許公開平05−005642号公報
特許公開2002−365103号公報
特許公開平08−278182号公報
特許公開平07−019920号公報
特許公開平10−048019号公報
特許公開平05−196488号公報
されている。
しかしながら、歴史的に最も古く、液体、気体、蒸気、スラリーなど広い適用範囲があり、構造がシンプルで故障しにくく安価などの理由で、現在でも最も多く使われている差圧式流量センサに関しては、光ファイバ式センサが開示されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的としては、液体、気体、蒸気、スラリーなど広い適用範囲があり、構造がシンプルで故障しにくく安価という差圧式流量センサの特徴と、防爆性、耐電磁ノイズ特性に優れ、遠隔、多点モニタリングが容易という光ファイバセンサの特徴を併せ持つ差圧式光ファイバ流量センサ及び流量検知システムを提供することにある。
そのため、(1)本発明は、部分的に細くなった括れ部と端部に反射手段を有するセンサ用光ファイバと、流体の圧力に応じた変位を発生する圧力/変位変換手段と、当該変位に応じて当該括れ部に曲げを与える手段とを具備する2個一組の圧力センサと、内部にオリフィスを有する管路と、当該管路に設けられた当該オリフィスを挟む各側の流体圧力を当該圧力センサに導くための流体導入管及びストップバルブと、差圧を零に調整するための連結管及び零点調整用バルブと、流体の温度を測定する温度センサとを備えることを特徴とする光ファイバ流量センサを提供する。
また、(2)当該圧力/変位変換手段がベローズ或いはダイヤフラムとしたことを特徴とする光ファイバ流量センサを提供する。
また、(3)当該光ファイバ流量センサと、当該光ファイバ流量センサと計測部の間の光伝送を行う伝送用光ファイバと、当該光ファイバ流量センサに供給すべき測定光を発生する発光手段と、当該光ファイバ流量センサで光量変化を受けた測定光を受光する受光手段と、当該受光手段の出力を流量に変換する演算処理手段を備えたことを特徴とする流量検知システムを提供する。
更に、(4)特定の波長の光を特定の当該光ファイバ流量センサに分波し、当該光ファイバ流量センサからの反射光を合波する合分波フィルタと、当該合分波フィルタを介して当該伝送用光ファイバに複数配置した当該光ファイバ流量センサと、当該光ファイバ流量センサに供給すべき複数の波長の測定光を発生する発光手段と、当該光ファイバ流量センサで光量変化を受けた複数の波長からなる測定光を各波長に分岐する波長分岐フィルタと、分岐された各波長の光を受光する複数の当該受光手段と、複数の当該受光手段の出力を流量に変換するための当該演算処理手段とを具備したことを特徴とする多点流量検知システムを提供する。
本発明により、液体、気体、蒸気、スラリーなど広い適用範囲があり、構造がシンプルで故障しにくく安価という差圧式流量センサの特徴と、防爆性、耐電磁ノイズ特性に優れ、遠隔、多点モニタリングが容易という光ファイバセンサの特徴を併せ持つ差圧式光ファイバ流量センサ及び流量検知システムを実現できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例である(a)光ファイバ流量センサの基本概略構成と、(b)拡大した圧力センサ1を示す図である。以下、本実施例の動作を説明する。
測定すべき流体は、図1(a)において左側から管路22へ流入し、右側に流出する。管路22の内部には口径が絞られたオリフィス21が設置されているため、流体の圧力はオリフィス21を挟んで上流側で高く、下流側で低くなり、差圧が発生する。管路22を流れる流体の流量と差圧の関係は2乗特性である。即ち、流量が2倍になれば差圧は4倍になるという関係である。従って、差圧を測定することにより流量を知ることができる。
ただし、差圧によって直接測定できるのは体積流量である。気体の測定では温度、圧力によって体積が大きく変化するため標準状態(0℃、1気圧)の体積流量Nm3/hに換算するのが一般的である。この換算に必要な圧力データは圧力センサ1で取得し、温度データは温度センサ25により取得する。温度センサ25も括れ部12の曲げ損失を利用した光ファイバ式センサであり、例えば、特開2007−24527に本願発明者等により開示されている光ファイバ式温度センサを利用できる。
管路22には、流体を各圧力センサ1に導くための一組の流体導入管26とストップバルブ23が設置されており、両ストップバルブ23を開くことにより流体を各圧力センサ1に導入し、各圧力の測定をする。測定時には、零点調整用バルブ24は閉じておく。
連結管27に設置されている零点調整用バルブ24は、管路22の流れを止めることなく差圧の零点設定を行うのに使用する。即ち、両ストップバルブ23を閉じ、零点調整用バルブを開けば対抗する2個のベローズ13内の流体圧力が等しくなるため差圧の零点調整ができる。
圧力センサ1は、筐体17内に固定保持された流体圧力により伸縮するベローズ13と、当該ベローズ13と筐体17にファイバ固定治具15、16で固定保持されたセンサ用光ファイバ11を具備している。当該センサ用光ファイバ11は、一部を細くした括れ部12と端部に反射ミラー14を具備しており、括れ部12がほぼ中央になるように固定保持する。ベローズ13の材質には、ステンレス、フッ素樹脂、ニッケルなどがあり、流体の化学的性質や流体の圧力などを考慮して適切な材質を選択する。また、流体の圧力に応じて適切なバネ定数のものを使用する。
ベローズ13内に流体が導入されると、流体の圧力によりベローズ13が伸びるので、括れ部12に曲げが発生してセンサ用ファイバ11を伝播する測定光の一部が漏洩する。従って、この曲げ損失光強度を測定することにより圧力を計測できる。
大気圧開放口18は、2個の圧力センサ1の筐体17内圧力を等しくし、2個の圧力センサ1の圧力差が流体の差圧のみで生じるように設けてある。ただし、各圧力センサで測定する流体圧力自体の測定精度には、大気圧変動の影響が誤差として含まれるので、各流体圧力をより精度よく測定したいとにきは大気開放口18を圧力変動のないガス容器に接続する。
括れ部12を有するセンサ用光ファイバ11は、線形性のよい応答を得るためにシングルモードファイバが望ましく、また、伝送距離、コスト面から1.5μm帯、1.3μm帯など光通信波長帯のファイバが適している。
括れ部12は、光ファイバ11に、微小な力で、再現性よく、大きな曲率の曲げを与える役割をし、括れ部12の中央の径が細いほど、僅かな変位で大きな曲率変化が得られるため高感度となる。以下、括れ部12の中央の径を括れ径と称す。しかし、括れ径が細すぎると光出力が非線形となりやすいため細すぎる括れ径は望ましくない。例えば、クラッド径が125μm、MFD(モードフィールド径)が10μm(波長:1.55μm)程度である通常のシングルモードファイバの場合、括れ径は50〜90μmの範囲であることが望ましい。括れ径が90μm以上の場合は、曲げによる光の漏洩が少なく、50μm以下の場合は、曲げがない場合でも光の漏洩が大きく、光出力が非線形で不安定になりやすい。また、感度はセンサ用光ファイバ11の固定間隔にも依存し、固定間隔が狭くなるほど高感度となる。
図2は、くびれ径12、固定間隔を変えたときのセンサ用光ファイバ11の特性例を示す。(a)に示す感度の高いセンサ用光ファイバ11は僅か40μmの変位で10dB、(b)に示す感度の低いセンサ用光ファイバ11では3mm程度の変位でほぼ10dBの曲げ損失を生じる。即ち、センサ用光ファイバ11の変位幅はMin.40μm〜Max.3mmの範囲内で調節でき、何れの変位幅でも10dB程度の曲げ損失を得ることができる。従って、ベローズ13の伸縮量に合わせた変位幅のセンサ用光ファイバ11を適用することにより、測定のダイナミックレンジを10dB程度とることができる。
また、高感度なセンサ用光ファイバ11は40μmという僅かな変位でも10dBの大きな曲げ損失を発生するため、圧力/変位変換媒体としてベローズ13より変位幅の小さいダイヤフラムも使用可能である。
図3は本実施例の構成の圧力センサ1に測定光を入射し、圧力と反射光強度の関係を測定した例である。使用したセンサ用光ファイバ11は、MFD9.5μm、カットオフ波長1280nmのシングルモード光ファイバで、括れ径は85μm、固定間隔は25mmである。ベローズ13は、最大外径19mm、有効長25mmのSUS316L製で、100KPaの圧力で約1.8mm伸びる。測定光は波長1.55μmの半導体レーザ光で、受光には光パワーメータを使用した。100KPaの圧力変化に対して7.4dBの光量変化が得られ、応答は非常によい線形性を示した。反射光を受光した光パワーメータの測定分解能は0.001dBであるので、圧力に換算すると約1.4Paの高い分解能の測定ができる可能性のあることが分かる。
以上、説明したように、部分的に細くなった括れ部12と端部に反射手段14を有するセンサ用光ファイバ11と、流体の圧力に応じた変位を発生する圧力/変位変換手段と、当該変位に応じて当該括れ部12に曲げを与える手段とを具備する2個一組の圧力センサ1と、内部にオリフィス21を有する管路22と、当該管路22に設けられた当該オリフィスを挟む各側の流体圧力を当該圧力センサ1に導くための流体導入管26及びストップバルブ23と、差圧を零に調整するための連結管24及び零点調整用バルブ27と、流体の温度を測定する温度センサとを備えることにより、広い適用範囲があり、構造がシンプルで故障しにくく安価という差圧式流量センサの特徴と、防爆性、耐電磁ノイズ特性に優れ、遠隔、多点モニタリングが容易という光ファイバセンサの特徴を併せ持つ差圧式光ファイバ流量センサを実現できる。
本実施例の光ファイバ流量検知システムの動作を図4を用いて説明する。
図中、2は流量センサ20内の2個の圧力センサ1と温度センサ25への光の伝送および反射してくる信号光を計測部3内の3個の受光素子6に導くための3本の伝送用光ファイバである。計測部3の主要構成部品は、発光素子4、光カプラ5、受光素子6、光アイソレータ7、演算処理回路8である。発光素子4は、光ファイバに入射可能な光源であり、より遠隔まで信号を伝送するためには、波長帯が1.5μm帯、1.3μm帯など通信波長帯であることが望ましく、例えば、通信波長帯の半導体レーザを利用できる。
これら計測部3の主要構成部品は何れも市販品を安価に購入できるため、安価な流量検知システムを構成できる。
発光素子4から出射した測定光は、光アイソレータ7を通過した後、光分岐カプラ9により分岐されて3本の光伝送用ファイバ2に送られ、流量センサ20内の2個の圧力センサ1と温度センサ25に入射される。各センサにおける括れ部12の曲げにより一部の光を漏洩した後、測定光は反射ミラー14で反射され、再度括れ部12で光を漏洩した後、伝送用光ファイバ2を経て光カプラ5に達し、3個の受光素子6で受光される。発光素子4側に戻る一部の光は光アイソレータ7でブロックされる。圧力、温度と反射光強度の関係式を予め演算処理回路8に入力しておき、3個の受光素子6の出力データから圧力、温度を求め、得られた圧力、温度データを使って演算処理することにより気体、液体等の流量を検知することができる。
図4は、本発明の第三実施例である多点流量検知システムの概略構成を示す。以下、システムの動作を図5を用いて説明する。光源31は、ASE光源、チューナブルレーザなどのように複数の波長を発光する光源で、光源31から発光された光は、光アイソレータ7、2個の光カプラ5を経て伝送用光ファイバ2に入射される。光アイソレータ7を出た光の一部は、光カプラ5で分岐され光源31の光強度変化をモニターするパワーモニタ用受光素子32に入射され、光源31の変動を補正するデータとして使われる。
流量センサ20-1にはλ1λ2λ3、20−2にはλ4λ5λ6というように、各流量センサ20には、3波長づつ割当てられており、3波長は、また、流量センサ20内の2個の圧力センサ1と温度センサ25に割当てられる。即ち、全ての圧力センサ1と温度センサ25に異なる波長を割当てることにより各センサの識別を行う。
伝送用光ファイバ2に入射された測定光は、各合分波フィルタ34により、特定の波長の光が割当てられた圧力センサ1と温度センサ25に分岐されていく。各センサで反射された各波長の光は、再度合分波フィルタ34-(1〜n)を経て伝送用光ファイバ2に入射され、光カプラ5を経て波長分岐フィルタ33に達する。波長分岐フィルタ33で光は各波長に分岐され、各々割り当てられた受光素子6に入射される。
圧力、温度と反射光強度の関係式を予め演算処理回路8に入力しておき、各受光素子6の出力データから圧力、温度を求め、得られた圧力、温度データを使って演算処理することにより気体、液体等の流量を検知することができる。
全ての圧力センサ1と温度センサ25の識別に異なる波長の光λ1〜λnを用い、各波長に割当てた複数の受光素子PD1〜PDnで並列に受光することにより、計測時間が短くなり、リアルタイム測定ができる。
また、伝送用光ファイバ2、光カプラ5、光アイソレータ7、合分波フィルタ34、波長分岐フィルタ33、受光素子6など、上記各種の構成部品には光通信用に開発された安価で信頼性の高い市販品を利用できるため、安価で信頼性の高いシステムを構成できる。
特定の実施例を参照して本発明を説明したが、特許請求の範囲に規定される本発明の技術的範囲を逸脱しないで、上述の実施例に種々の変更を加えることは、本発明の属する分野の技術者にとって自明であり、このような変更・修正も本発明の技術的範囲に含まれる。
1:圧力センサ
2:伝送用光ファイバ
3:計測部
4:発光素子
5:光カプラ
6:受光素子
7:光アイソレータ
8:演算処理回路
9:光分岐カプラ
11センサ用光ファイバ
12:括れ部
13:ベローズ
14:反射ミラー
15、16:ファイバ固定具
17:筐体
18:大気開放口
20−(1〜3):流量センサ
21:オリフィス
22:管路
23:ストップバルブ
24:零点調整用バルブ
25:温度センサ
26:流体導入管
27:連結管
31:光源
32:パワーモニタ用受光素子
33:波長分岐フィルタ
34−(1〜9):合分波フィルタ
2:伝送用光ファイバ
3:計測部
4:発光素子
5:光カプラ
6:受光素子
7:光アイソレータ
8:演算処理回路
9:光分岐カプラ
11センサ用光ファイバ
12:括れ部
13:ベローズ
14:反射ミラー
15、16:ファイバ固定具
17:筐体
18:大気開放口
20−(1〜3):流量センサ
21:オリフィス
22:管路
23:ストップバルブ
24:零点調整用バルブ
25:温度センサ
26:流体導入管
27:連結管
31:光源
32:パワーモニタ用受光素子
33:波長分岐フィルタ
34−(1〜9):合分波フィルタ
Claims (4)
- 部分的に細くなった括れ部(12)と端部に反射手段(14)を有するセンサ用光ファイバ(11)と、流体の圧力に応じた変位を発生する圧力/変位変換手段と、当該変位に応じて当該括れ部(12)に曲げを与える手段とを具備する2個一組の圧力センサ(1)と、内部にオリフィス(21)を有する管路(22)と、当該管路(22)に設けられた当該オリフィス(21)を挟む各側の流体圧力を当該圧力センサ(1)に導くための流体導入管(26)及びストップバルブ(23)と、差圧を零に調整するための連結管(24)及び零点調整用バルブ(27)と、流体の温度を測定する温度センサとを備えることを特徴とする光ファイバ流量センサ。
- 当該圧力/変位変換手段がベローズ或いはダイヤフラムとしたことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ流量センサ。
- 当該光ファイバ流量センサと、当該光ファイバ流量センサと計測部(3)の間の光伝送を行う伝送用光ファイバ(2)と、当該光ファイバ流量センサに供給すべき測定光を発生する発光手段(4)と、当該光ファイバ流量センサで光量変化を受けた測定光を受光する受光手段(6)と、当該受光手段(6)の出力を流量に変換する演算処理手段(8)を備えたことを特徴とする流量検知システム。
- 特定の波長の光を特定の当該光ファイバ流量センサに分波し、当該光ファイバ流量センサからの反射光を合波する合分波フィルタ(44)と、当該合分波フィルタ(44)を介して当該伝送用光ファイバ(2)に複数配置した当該光ファイバ流量センサと、当該光ファイバ流量センサに供給すべき複数の波長の測定光を発生する発光手段(41)と、当該光ファイバ流量センサで光量変化を受けた複数の波長からなる測定光を各波長に分岐する波長分岐フィルタ(43)と、分岐された各波長の光を受光する複数の当該受光手段(6)と、複数の当該受光手段(6)の出力を流量に変換するための当該演算処理手段(8)とを具備したことを特徴とする多点流量検知システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007231086A JP2009063399A (ja) | 2007-09-06 | 2007-09-06 | 光ファイバ流量センサ及びそれを使った流量検知システム |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=40558100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2021184131A1 (es) * | 2020-03-17 | 2021-09-23 | New Tech Copper Spa | Dispositivo periférico de flujómetro con sensor de temperatura en electrolito |
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2007
- 2007-09-06 JP JP2007231086A patent/JP2009063399A/ja active Pending
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