JP2009056983A - Working vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、クローラトラクタ等の作業車両に関する。 The present invention relates to a work vehicle such as a crawler tractor.
従来、2ポンプ2モータ方式の走行用静油圧式無段変速装置(走行用HST)を備えるクローラトラクタ等の作業車両には、機体の後部に連結した作業機を昇降させる作業機昇降装置を備えており、この作業機昇降装置には、左右一対の作業機昇降シリンダや作業機傾斜シリンダ等の油圧アクチュエータが設けられている。 2. Description of the Related Art Conventionally, a work vehicle such as a crawler tractor equipped with a two-pump two-motor-type traveling hydrostatic continuously variable transmission (traveling HST) includes a work machine lifting device that lifts and lowers a work machine connected to the rear part of the machine body. The working machine lifting / lowering device is provided with hydraulic actuators such as a pair of left and right working machine lifting / lowering cylinders and a working machine tilting cylinder.
また、クローラトラクタの操縦部を覆うキャビンの後部には、その左右一側に燃料タンクを配設する一方、他側には作動油タンクを配設してあり、この作動油タンクからチャージポンプを介して上述した走行用静油圧式無段変速装置に作動油を供給すると共に、同じ作動油タンクからギヤポンプを介して吸い上げた作動油を作業機昇降装置の油圧アクチュエータに供給する構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところが、特許文献1の作動油タンクは、走行用静油圧式無段変速装置と作業機昇降装置の油圧アクチュエータに作動油を供給するために必然的に大型(大容量)となり、また前記作動油タンクから作動油を吸い上げて作業機昇降装置の油圧アクチュエータに供給する一方、トランスミッションケースに内装した外部取出動力を変速するPTO変速装置(作業機PTO軸)の動力を入り切りする油圧クラッチに、当該トランスミッションケース内の潤滑油を作動油として供給しているため、それぞれの作動油タンク及びトランスミッションケースに対応する専用のギヤポンプを設けなければならずコスト高となっていた。尚、前記ギヤポンプとしてタンデムポンプを採用する場合は、このタンデムポンプを構成する各ポンプのハウジング間にオイルシールを介装して作動油の混入を防ぐ必要があり、特殊な構造になることからコスト面で改善の余地があった。
However, the hydraulic oil tank of
本発明は、上記課題を解決することを目的としたものであって、走行用静油圧式無段変速装置と、外部取出動力を変速するPTO変速装置を内装したトランスミッションケースと、機体に連結した作業機を昇降させる作業機昇降装置を備えた作業車両において、前記走行用静油圧式無段変速装置に作動油を供給する作動油タンクを設けると共に、前記トランスミッションケース内の潤滑油を、PTO変速装置と作業機昇降装置に油圧ポンプを介して供給するようになしたことを第1の特徴としている。
そして、前記油圧ポンプから供給される作動油を、優先分流弁を介してPTO変速装置に優先的に供給し、その余剰流を作業機昇降装置に供給するように構成したことを第2の特徴としている。
The present invention has been made to solve the above-described problems, and is connected to a fuselage, a hydrostatic continuously variable transmission for traveling, a transmission case having a PTO transmission for shifting external extraction power, and a fuselage. In a work vehicle equipped with a work implement lifting device for raising and lowering a work implement, a working oil tank is provided for supplying working oil to the hydrostatic continuously variable transmission for traveling, and lubricating oil in the transmission case is used for PTO transmission. A first feature is that the apparatus and the work implement elevating apparatus are supplied via a hydraulic pump.
The hydraulic oil supplied from the hydraulic pump is preferentially supplied to the PTO transmission device via the priority diversion valve, and the surplus flow is supplied to the work machine lifting device. It is said.
請求項1の発明によれば、走行用静油圧式無段変速装置に作動油を供給する作動油タンクを設けると共に、トランスミッションケース内の潤滑油を、PTO変速装置と作業機昇降装置に油圧ポンプを介して供給するようになしたことによって、前記走行用静油圧式無段変速装置に作動油を供給する作動油タンクの小型化を図ることができると共に、トランスミッションケース内の潤滑油を、タンデムポンプを採用することなく1つの油圧ポンプによってPTO変速装置と作業機昇降装置に供給できるので、前記PTO変速装置と作業機昇降装置に対応する専用の作動油タンクが不要となってコストの低減が図れる。
そして、請求項2の発明によれば、前記油圧ポンプから供給される作動油を、優先分流弁を介してPTO変速装置に優先的に供給し、その余剰流を作業機昇降装置に供給するように構成したことによって、トランスミッションケースを1つの作動油タンクとして利用しながら、PTO変速装置に適切な一定流量の作動油を供給することができると共に、トランスミッションケース内の潤滑油を効率的に用いることができるのでコストの低減が図れる。
According to the first aspect of the present invention, the hydraulic oil tank for supplying the hydraulic oil to the hydrostatic continuously variable transmission for traveling is provided, and the lubricating oil in the transmission case is supplied to the PTO transmission and the working machine lifting device by the hydraulic pump. The hydraulic oil tank for supplying hydraulic oil to the traveling hydrostatic continuously variable transmission can be reduced in size, and the lubricating oil in the transmission case can be supplied in tandem. Since a single hydraulic pump can be used to supply the PTO transmission and work implement lifting device without adopting a pump, a dedicated hydraulic oil tank corresponding to the PTO transmission and work implement lifting device is not required, thereby reducing costs. I can plan.
According to the second aspect of the present invention, the hydraulic fluid supplied from the hydraulic pump is preferentially supplied to the PTO transmission via the priority diverter valve, and the surplus flow is supplied to the work implement lifting device. With this configuration, while using the transmission case as one hydraulic oil tank, it is possible to supply hydraulic oil at an appropriate constant flow rate to the PTO transmission and to efficiently use the lubricating oil in the transmission case. Cost can be reduced.
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1〜図3は、作業車両であるクローラトラクタ1の側面図、平面図、及び背面図であって、このクローラトラクタ1は、機体フレーム2上にエンジン3を内装するボンネット4、及びキャビン5等を備えており、該キャビン5内には、図示しない座席を始め、走行操作具であるステアリングハンドルH(図6参照)、主変速レバー6等の各種操作レバーやスイッチ類を配置した操縦部7を設けている。
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 to 3 are a side view, a plan view, and a rear view of a
そして、キャビン5の後方下部(機体の後部)には、各種の農作業を行う作業機を連結(装着)する三点リンク式の作業機昇降装置8を常装している。また、図中符号9L,9Rは、左右一対のクローラ式走行装置であり、該クローラ式走行装置9L,9R上に機体フレーム2を支持している。
A three-point link type work machine lifting / lowering
クローラ式走行装置9L,9Rは、機体フレーム2の下部に一体形成した左右の走行フレーム10L,10Rの前後端部に駆動スプロケット11とアイドラ12を設けると共に、駆動スプロケット11とアイドラ12の間で、且つ走行フレーム10L,10Rの下部には、前後一対のローラ13を備える二組のイコライザアーム14を上下揺動可能に支持している。
The crawler
更に、左右の走行フレーム10L,10Rの前後略中間位置の上部には、上部ローラ15を軸支しており、これら駆動スプロケット11、アイドラ12、二組のイコライザアーム14に備える前後一対のローラ13、及び上部ローラ15に巻回するクローラ16によってクローラ式走行装置9L,9Rを構成している。
Further, an
また、図3に示すクローラトラクタ1の背面図、及び図4に示すクローラトラクタ1の油圧回路図のように、作業機昇降装置8の左右一組のリフトシリンダ17,17は、そのシリンダチューブ17aの下端部を機体の後部壁18に固設した左右一対のステー19,19に夫々枢支する一方、ピストンロッド17bの上端部をリフトアーム20,20に連結している。
Further, as shown in the rear view of the
即ち、ステー19,19の上部に横設したリフトアームブラケット21には、横ボス21aが設けてあり、この横ボス21aに嵌挿する支軸22を介して左右一対のリフトアーム20,20を上下揺動可能に一体的に連結すると共に、両リフトアーム20,20の略中間部にリフトシリンダ17のピストンロッド17bを連結している。
In other words, the
そして、左右一対のステー19,19の下部に左右一組のロアリンク22,22を夫々枢支すると共に、両ロアリンク22,22の略中間部とリフトアーム20,20の先端とをリフトロッド23,23を介して連結している。尚、左右何れかのリフトロッド23には、リフトロッドシリンダ(複動式油圧シリンダ)24(図4参照)を介設してあり、このリフトロッドシリンダ24を伸縮作動させることによって、作業機の左右傾斜を機体の傾きに関係なく一定に保持するローリング制御を実行できるようになっている。
A pair of left and right
更に、リフトアームブラケット21の中央には、図示しない単一のトップリンクを枢支する支持部21bが設けてあり、この単一のトップリンクと左右一組のロアリンク22,22によって構成される三点リンクと、該三点リンクをリフトロッド23,23を介して吊持する左右一対のリフトアーム20,20と、両リフトアーム20,20を強制的に上下揺動させるリフトシリンダ17,17によって、昇降作動可能な作業機昇降装置8を構成している。
Further, a
次に、図4に基づいてクローラトラクタ1の油圧回路について説明する。クローラトラクタ1は、左右一対のクローラ式走行装置9L,9Rを駆動させる走行用油圧モータ31L(左側),31R(右側)のメインポートと、この走行用油圧モータ31L,31Rに作動油を供給する走行用油圧ポンプ32L(左側),32R(右側)のメインポートを、それぞれ油圧配管Pa,Pb,Pc,Pdで連結した閉回路からなる走行用静油圧式無段変速装置(以下走行用HSTと称する)33を備えている。
Next, the hydraulic circuit of the
そして、走行用油圧モータ31L,31Rは、走行用油圧ポンプ32L,32Rから送られてくる作動油の油量に比例して回転し、次いで減速機部34L,34Rを介して減速された後の駆動力により、左右一対のクローラ式走行装置9L,9Rの駆動スプロケット11を回転させることによってクローラトラクタ1の走行がなされる。
The traveling
更に詳しくは、走行用油圧ポンプ32L,32Rは、エンジン3の動力によって駆動する可変容量ポンプであり、その斜板角度を変更することによって作動油の吐出量を無段階に変更できると共に、吐出方向も変更できるので前後進と無段階の変速(主変速)が同時に行え、また、左右の走行用油圧モータ31L,31Rへの作動油の供給量を変更することによって、当該走行用油圧モータ31L,31Rの回転速度に左右差をもたせながらスムーズな機体旋回を可能にしている。
More specifically, the traveling
また、走行用油圧モータ31L,31Rには、この走行用油圧モータ31L,31Rを高低二段に変速する高低速変速手段である一対の傾転ピストン34と該傾転ピストン34に連結する高低速切換弁35と、油圧式駐車ブレーキ36とを一体的に設けてあり、この油圧式駐車ブレーキ36は、操縦部7の図示しないフロントパネルの近傍に設けた駐車ブレーキスイッチを押し込み操作することによって、ブレーキ用切換弁37を介して作動する。
Further, the traveling
そして、走行用油圧ポンプ32L,32Rと一体的に設けたチャージポンプ38は、走行用HST33専用の作動油タンクT内の作動油を吸入する一方、当該チャージポンプ38を介して供給される圧油は、走行用HST33の閉回路に補充されると共に、ステアリングハンドル及び主変速レバー6の操作に基づいて、走行用油圧ポンプ32L,32Rの吐出量を変更する各斜板制御用サーボ機構S1,S2のパイロット圧油として用いられ、更には図示しない副変速スイッチの入りまたは切り操作に基づいて、副変速切換弁39を切り換えて高低速切換弁35を作動させるパイロット圧油、及び油圧式駐車ブレーキ36の作動油としても用いられている。
The
また、操縦部7に備える座席の下方には、図5に示すように、作業機用の動力(外部取出動力)を変速するPTO変速装置40を内装したトランスミッションケース41を配置してあり、このトランスミッションケース41の上部に上述した走行用油圧ポンプ32L,32Rを一体的に組付けると共に、トランスミッションケース41の前部には、当該トランスミッションケース41内の潤滑油を利用して、作業機PTO軸(作業機動力取出軸)42への動力を入り切りする油圧クラッチ43と、作業機昇降装置8の油圧アクチュエータであるリフトシリンダ17,17とリフトロッドシリンダ24に供給する作業用油圧ポンプ44を組付けている。
Further, as shown in FIG. 5, a
そして、エンジン3のフライホィール45及びユニバーサルジョイント46を介してトランスミッションケース41内に入力されるエンジン3の動力は、当該トランスミッションケース41に内装した作業機PTO軸42への動力を入り切りする油圧クラッチ43、ドライブシャフト47、及びPTO歯車変速装置40aを介して作業機PTO軸42に伝達されると共に、上述した走行用油圧ポンプ32L,32Rの駆動シャフト48、及びギヤポンプからなる作業用油圧ポンプ44の駆動シャフト49に伝達されるようになっている。
The power of the
更に詳しくは、上述した作業機PTO軸42への動力を入り切りする油圧クラッチ43には、作業用油圧ポンプ44の下流に設けた優先分流弁50を介してトランスミッションケース41内の潤滑油を優先的に供給すると共に、その余剰流を作業機昇降装置8の油圧アクチュエータであるリフトシリンダ17,17とリフトロッドシリンダ24に供給できるように構成している。
More specifically, the oil in the
即ち、作業用油圧ポンプ44は、油圧配管Peを介してトランスミッションケース41から吸い込んだ作動油を優先分流弁50に供給し、この優先分流弁50により優先的に分流された作動油は、油圧配管Pfを介して油圧クラッチ43のピストン43aを伸縮動させるPTO切替弁43bに供給される。また、PTO切替弁43bの余剰油は、油圧クラッチ43を湿潤しながらトランスミッションケース41に回収される。一方、優先分流弁50の余剰流は、後述する外部油圧取出装置51のセンターバイパス油路52に連結する油圧配管Pgを介して作業機昇降装置8の油圧アクチュエータ17,17,24に供給され、その戻り油は、油圧配管Phを介してトランスミッションケース41に回収されるようになっている。
That is, the working
ところで、クローラトラクタ1は、機体の前部にドーザ等の作業機を連結する場合や、更に油圧アクチュエータを必要とする作業機を機体の後部に連結する場合を想定して外部油圧取出装置(補助コントロールバルブユニット)51を備えている。そして、外部油圧取出装置51を構成する多連方向制御弁51a,51b,51cのセンターバイパス油路52を介して、作業用油圧ポンプ44と作業機昇降装置8の油圧装置53を接続してあり、この油圧装置53によって上述のリフトシリンダ17,17及びリフトロッドシリンダ24の動作制御がなされると共に、リフトシリンダ17,17の縮小動作速度を調整する作業機下降速度調整弁54等を備えている。
By the way, the
尚、前記油圧装置53は、作業機用油圧ポンプ44から供給される作動油を分流する分流弁53aと、一方の分流油路に接続されるリフトアーム制御弁53bと、他方の分流油路に接続されるリフトロッド制御弁53cとを込み込んだもので、一つのアッセンブリとして構成している。
The
以上説明したように、本発明では、クローラトラクタ1の走行用HST33に作動油を供給する作動油タンクTを当該走行用HST33の専用タンクとすると共に、作業機用の動力を変速するPTO変速装置40を内装したトランスミッションケース41内の潤滑油を、作業機PTO軸42への動力を入り切りする油圧クラッチ43と、作業機昇降装置8の油圧アクチュエータ17,17,24とに1つの油圧ポンプ(作業機用油圧ポンプ)44を介して供給するようになしたことによって、走行用HST33に作動油を供給する作動油タンクTの小型化を図ることができると共に、トランスミッションケース41内の潤滑油を、タンデムポンプを採用することなく1つの油圧ポンプ44によってPTO変速装置40と作業機昇降装置8に供給できるので、前記PTO変速装置40と作業機昇降装置8に対応する専用の作動油タンクが不要となってコストの低減が図れる。
As described above, in the present invention, the hydraulic oil tank T that supplies hydraulic oil to the traveling
そして、作業用油圧ポンプ44から供給される作動油としての潤滑油を、優先分流弁50を介してPTO変速装置の油圧クラッチ43に優先的に供給し、その余剰流を作業機昇降装置8の油圧アクチュエータ17,17,24に供給するように構成したことによって、トランスミッションケース41を1つの作動油タンクとして利用しながら、油圧クラッチ43に適切な一定流量の作動油を供給することができると共に、トランスミッションケース41内の潤滑油を効率的に用いることができるのでコストの低減が図れる。
Then, the lubricating oil as the working oil supplied from the working
また、図6に示すように、走行用HST33は、左右の走行用油圧ポンプ32L,32Rに備えるポンプレバー(斜板操作レバー)55L、55Rの回動操作に応じて、走行用油圧モータ31L、31Rの出力回転を変速できるようになっている。即ち、ステアリングハンドルH及び主変速レバー6を、リンク機構56と左右の操作ワイヤ57L、57Rを介して連動連結することによって、ステアリングハンドルHによるクローラトラクタ1の操向(旋回)操作と、主変速レバー6によるクローラトラクタ1の変速操作とを自在に行えるようになっている。
Further, as shown in FIG. 6, the traveling
更に詳しくは、左右の操作ワイヤ57L、57Rには、ポンプレバー55L、55Rを補助的に微量操作する電動アクチュエータ58L、58Rを介設している。この電動アクチュエータ58L、58Rは、左右の操作ワイヤ57L、57Rを構成するインナーケーブル57a及びアウターケーシング57bのうち、アウターケーシング57bを変位させることによって、当該ポンプレバー55L、55Rを微量操作可能に構成している。
More specifically, the left and
上述したポンプレバー55L、55Rの微量操作(制御)は、図7に示すブロック図の如くクローラトラクタ1に備える走行制御用マイクロコンピュータ60によってなされ、この走行制御用マイクロコンピュータ60入力側には、高速(副変速)バルブ切換スイッチ61、左側クローラ回転ピックアップセンサ62L、右側クローラ回転ピックアップセンサ62R、エンジン回転ピックアップセンサ63、左側ポンプレバー回動位置検出センサ64L、右側ポンプレバー回動位置検出センサ64R、主変速レバー操作位置検出センサ65、ステアリングハンドル操舵角検出センサ66、左側操作ワイヤアウターケーシング位置検出センサ67L、右側操作ワイヤアウターケーシング位置検出センサ67R、左側電動アクチュエータ作動量検出センサ68L、及び右側電動アクチュエータ作動量検出センサ68Rを接続する一方、出力側には、左右の電動アクチュエータ58L、58Rを接続してある。
The minute operation (control) of the pump levers 55L and 55R described above is performed by the traveling
そして、クローラトラクタ1の機体後部に図示しないロータリ耕耘装置を連結して圃場の耕耘作業を行なっている時、ロータリの耕耘抵抗が増大してエンジン3の回転数が低下すると、エンジン回転ピックアップセンサ63を介して走行制御用マイクロコンピュータ60に制御信号が入力され、この場合は、走行用HST33の左右の走行用油圧ポンプ32L,32Rの吐出量を低下させる方向、即ち走行用油圧ポンプ32L,32Rに備えるポンプレバー55L、55Rが、走行用油圧モータ31L、31Rの出力回転を低下させる方向に回動するように、当該走行制御用マイクロコンピュータ60から左右の電動アクチュエータ58L、58Rに対して制御信号を出力し、次いでエンジン3の回転数が所定値まで回復した時は、左右の電動アクチュエータ58L、58Rの作動を停止させるように走行制御を行っている。
When a rotary tiller (not shown) is connected to the rear part of the body of the
上述した走行制御によれば、クローラトラクタ1の作業走行中にエンジンドロップが生じても、自動的に作業機PTO軸(作業機動力取出軸)42の回転を一定に保つことができると共に、作業走行中にエンジン3の負荷に余裕がある場合は、走行用HST33の左右の走行用油圧ポンプ32L,32Rの吐出量を増加させる方向、即ち走行用油圧ポンプ32L,32Rに備えるポンプレバー55L、55Rが、走行用油圧モータ31L、31Rの出力回転を増加させる方向に自動的に回動するように制御することによって、機体の走行速度を自動的にアップさせての効率的な作業走行が行えるようになる。
According to the traveling control described above, even if an engine drop occurs during the traveling of the
8 作業機昇降機構
33 走行用静油圧式無段変速装置(走行用HST)
40 PTO変速装置
41 トランスミッションケース
44 油圧ポンプ(作業機用油圧ポンプ)
50 優先分流弁
T 作動油タンク
8 Working
40
50 Priority shunt valve T Hydraulic oil tank
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