JP2009055847A - Self-propelled controlling machine - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、薬液を散布する自走式防除機に関し、農業機械の技術分野に属する。 The present invention relates to a self-propelled control machine for spraying a chemical solution, and belongs to the technical field of agricultural machinery.
従来、特許文献1に示すように、薬液を貯留している薬液タンクは、運転席の後部に巨大な一個の薬液タンクを搭載していた。(特許文献1)
また、特許文献2に示すように、薬液を貯留している薬液タンクは、機体の左右両側に二個搭載していた。(特許文献2)
Moreover, as shown in Patent Document 2, two chemical tanks storing chemicals are mounted on both the left and right sides of the aircraft. (Patent Document 2)
特許文献1の構成では、運転席の後部に巨大な薬液タンクを搭載しているので、車体の後部に別の散布作業機を装着できないという欠点がある。
また、特許文献2においては、機体の左右に常設の薬液タンクを設けているが、さらに、別の薬液タンクを搭載して散布作業を行う技術が開示されていないので、薬液の量を増やすことができないという欠点がある。
In the configuration of
Moreover, in patent document 2, although the permanent chemical solution tank is provided in the right and left of the body, since the technique which mounts another chemical solution tank and performs a spraying operation is not disclosed, increasing the amount of the chemical solution There is a disadvantage that can not be.
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の本発明は、左右前輪(3,3)及び左右後輪(4,4)で走行可能な自走型防除機において、車体(1)の前部に散布ブーム(9)を、又は、車体(1)の後部に散布作業機(53)を搭載可能に構成し、運転席(6)の左右両側に左右の薬液タンク(50,51)を常設し、運転席(6)の後方に中央薬液タンク(52)を搭載可能に構成し、前記車体(1)後部に散布作業機(53)を装着して作業するときには、前記中央薬液タンク(52)を外して作業可能に構成したことを特徴とする自走型防除機としたものである。
In order to solve the above problems, the present invention has taken the following technical means.
That is, the present invention according to
車体(1)前部の散布ブーム(9)を利用して散布作業を行うときは、常設の薬液タンク(50,51)と中央の薬液タンク(52)を搭載した状態で散布作業を行う。また、車体(1)の後部に散布作業機(53)を装着して散布作業を行うときには、中央の薬液タンク(52)を外して車体(1)後部に散布作業機(53)を装着して散布作業を行う。 When performing the spraying operation using the spray boom (9) at the front of the vehicle body (1), the spraying operation is performed in a state where the permanent chemical liquid tanks (50, 51) and the central chemical liquid tank (52) are mounted. Further, when the spraying work machine (53) is attached to the rear part of the vehicle body (1) and the spraying work is performed, the central chemical tank (52) is removed and the spraying work machine (53) is attached to the rear part of the vehicle body (1). To spray.
請求項2記載の本発明は、前記車体(1)の前部に散布ブーム(9)を装着して作業するときには、前記中央薬液タンク(52)を搭載して作業可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の自走型防除機としたものである。
The present invention according to claim 2 is configured such that when the spray boom (9) is attached to the front portion of the vehicle body (1), the central chemical tank (52) is mounted so that the work can be performed. The self-propelled control machine according to
車体(1)の前部に散布ブーム(9)を利用して作業するときには、常設の左右の薬液タンク(50,51)と共に、中央薬液タンク(52)を搭載して作業を行う。 When working on the front part of the vehicle body (1) using the spray boom (9), the central chemical solution tank (52) is mounted together with the left and right chemical solution tanks (50, 51).
請求項1の効果は、中央の薬液タンク(52)を外すことで、車体(1)後部に散布作業機(53)が取り付けできるようになるので、車体(1)前部の散布ブーム(9)による散布作業から、車体(1)後部の散布作業機(53)による散布作業への切り換え作業が容易となる。 The effect of the first aspect is that by removing the central chemical tank (52), the spraying work machine (53) can be attached to the rear of the vehicle body (1). ) To the spraying work by the spraying machine (53) at the rear of the vehicle body (1) is facilitated.
請求項2の効果は、請求項1の効果に加え、車体(1)前部の散布ブーム(9)を装着して作業するときには、中央の薬液タンク(52)を搭載して散布作業ができるので、薬液の貯留量が増大するようになる。
The effect of claim 2 is that, in addition to the effect of
この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1及び図2は、乗用型防除機を示すものである。
この車体1の前部にエンジンEを搭載し、このエンジンEの回転動力をミッションケ−ス2内の変速装置に伝え、この変速装置で減速された回転動力を左右の前輪3,3と左右の後輪4,4とに伝えるように構成している。機体後部には薬液を収容している薬液タンク5が設置され、該薬液タンク5の前側に運転席6が、その前方にはステアリングハンドル7が装備されている。前記運転席6の両側には、薬液タンク5が張り出している構成である。17はエンジン回転数の表示や各種警告灯を設けているパネルである。
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 and 2 show a riding type control machine.
An engine E is mounted on the front portion of the
薬液タンク5内の薬液は、ポンプ8により後述する散布ブーム9に設けられた散布ホース10の各ノズル11から噴出される構成である。ポンプ8は、エンジンEからベルトプーリ伝動系8aで駆動される構成である。
The chemical solution in the
機体の左右両側には散布ブーム9を収納支持するためのブーム収納支持枠13,13が立設され、受け具14によって係止保持されるように構成されており、収納時の於ける高速走行時の振動吸収のために受け具14には弾性体が設けられている。
Boom
散布ブーム9について説明する。中央の散布ブーム(センタブーム)9aは機体の横幅に略一致し、その左右両側に連結される左右散布ブーム(サイドブーム)9b,9bは前記中央の散布ブ−ム(センタブーム)9aよりも長さが長く構成されている。 The spreading boom 9 will be described. The center spray boom (center boom) 9a substantially coincides with the width of the airframe, and the left and right spray booms (side booms) 9b, 9b connected to the left and right sides thereof are more than the center spray boom (center boom) 9a. The length is long.
サイドブーム9bは、中央のセンターブーム9aに対し回動自在に連結され、サイドブーム上下シリンダ15により上方へ回動させて収納状態に保持させたり、或いは地面と略平行となる散布作業姿勢状態に回動させて支持させたりすることができる。なお、16は散布ブーム全体を昇降させるブーム昇降シリンダである。
The side boom 9b is pivotally connected to the
次に、図3と図4に基づいて乗用型防除機のブームスプレーヤ(薬液散布装置)の散布回路12について説明する。
操作盤20及び防除操作盤21や、手動で開閉できる各ブーム9a,9bの噴霧コックC1,C2,C3等が運転席6の側部に設置されている。
Next, the spraying circuit 12 of the boom sprayer (chemical solution spraying device) of the riding type control machine will be described with reference to FIGS. 3 and 4.
An
また、操作盤20を備えた防除操作盤21には、中央上部のディスプレイ22の左側に上位から散布設定23、圧力24、流量25、流量累計26等の表示部が表示されていて、ディスプレイ22の左端部に点灯される三角マークによって、このディスプレイに表示されるデータ内容が指示される。ディスプレイ22の右側には表示切替手段である表示切替ボタン28が設けられている。また、これらの下方には、自動押しボタン(スイッチ)29が設けられ、この自動押しボタン(スイッチ)29の入り状態をパイロットランプ30で表示するようになっている。更に、散布設定ボタンスイッチ31、増減ボタンスイッチ32,33、累計リセットスイッチ34等が設けられている構成である。
Further, on the control operation panel 21 provided with the
散布回路12の薬液吸込吐出経路は、薬液タンク5からポンプ8間に至る低圧吸水経路35と、ポンプ8から流量制御弁36を経て各散布ブーム9a,9b間に至る高圧吐水経路37とから構成されており、ホース等で連結されている。9cは延長ブームであり、散布ブーム9bに連結する構成としており、作業状態に合わせて着脱する構成としている。仮に、延長ブーム9cを常時連結している場合においては、延長ブーム9cを使用して噴霧場合はコック9dを開いて散布を行い、延長ブーム9cを使用しない場合はコック9dを閉じて散布を行わないようにしてもよい。
The chemical liquid suction / discharge path of the spray circuit 12 includes a low pressure water intake path 35 extending from the
高圧吐水経路37には、一定圧以上の液圧を逃がす安全弁38を有した余水戻し経路40が設けられており、薬液タンク5に還元できるようになっている。また、この薬液タンク5の底部との間には撹拌経路41が連通されて、一部の薬液をタンク内へ常時噴出還元させて、この薬液タンク5内の薬液を撹拌する構成としている。前記流量制御弁36と各ブーム9a,9bへの噴霧コックC1,C2,C3間における高圧吐水経路37には、この液圧を検出する圧力センサ42と、流量を検出する第1流量センサ43が設けられる。なお、流量制御弁36は制御モータによって開度が制御される。39はエアチャンバである。
The high-pressure
噴霧コックC1,C2,C3からそれぞれ左サイドブーム9b、センターブーム9a、右サイドブーム9bへの薬液の流れは、配管D1,D2,D3で接続されている構成である。
The chemical liquid flows from the spray cocks C1, C2, C3 to the left side boom 9b, the
また、前記低圧吸水経路35には、薬液タンク5とポンプ8との間においてサクションフィルタ44が設けられ、更に、このサクションフィルタ44とポンプ8との間には吸水経路内の流量を検出する第2流量センサ45が設けられる。
In addition, a
図5は乗用型防除機の平面図であり、散布ブーム9を広げた状態を示している。前述のごとく、薬液タンク5は、通常一個から構成されるが、この実施例では左側の薬液タンク50と右側の薬液タンク51と中央の薬液タンク52とから構成されている。このような三個の薬液タンク50、51、52を使用する場合は、機体前方の散布ブーム9(センターブーム9a、左右散布ブーム(サイドブーム)9b,9b)を使用して作業する場合である。78はキャリアである。79は中央の薬液タンク52の後側の支持フレームである。
FIG. 5 is a plan view of the riding type control machine, showing a state in which the spreading boom 9 is expanded. As described above, the
図6は、前記中央薬液タンク52を外して中耕除草機53を装備する構成としている。図7は図6の背面図、即ち、中耕除草機53を装着した場合の背面図である。そして、中耕除草機53を装着して作業する場合は、左右散布ブーム(サイドブーム)9b,9bは外す構成としている。そして、基本的には残されたセンターブーム9aも使用しないが、外す作業が面倒であるので、装着した状態にしている。54は散布装置であり、ノズル55から除草剤を散布する構成としている。ノズル55から散布される除草剤は、前記左右の薬液タンク50、51に貯留している構成である。
FIG. 6 shows a configuration in which the central
中耕除草機53は周知の構成であるので、詳細は省略するが、回転軸53aの周囲にプレート53bを設け、このプレート53bの回転方向上手側は刃形状となっている。これにより、プレート53bが回転すると、草は根元から又は土ごと削り取られる構成である。そして、散布装置54から薬液が散布される構成である。
Since the
このように、中央の薬液タンク52を外すことで、中耕除草機53を容易に取り付け可能となる。そして、従来のように、巨大な薬液タンク5を搭載している場合には、一旦、巨大な薬液タンク5を取り外し、左右の薬液タンク50、51を取り付けなければならないので非常に面倒であったが、このような不具合を防止できるようになる。
Thus, by removing the
前記独立した左右の薬液タンク50、51と中央の薬液タンク52については、平面視でコの字状に配置する構成としている。即ち、左右の薬液タンク50、51は、搭載可能な限界線50a、51aまで延長する構成としている。左側の限界線50aは、作業者が乗降可能な範囲(ステップ56まで)としている。右側の限界線51aは、操作盤20までとしている。これにより、左右の薬液タンク50、51の容量が多くなる。中央の薬液タンク52については、機体後部に搭載しているので、機体後方からの薬液タンク52の着脱作業を容易となる。
The independent left and right
前記操作盤20については、機体側に設けてもよいし、左右の薬液タンク50、51のいずれか一方側に設ける構成としてもよい。
また、中央の薬液タンク52の容量は、左右の薬液タンク50、51の容量よりも多くなるように構成している。中耕除草機53の作業に使用する除草剤の量は多くないので、左右の薬液タンク50、51の容量は多くなくてもよい。中央の薬液タンク52を搭載する場合には、機体前方の散布ブーム9を使用するために必要な薬液の量は多くなる。このために、中央の薬液タンク52の量を多くなるように構成している。
The
Further, the capacity of the central
図8は、左右の薬液タンク50、51と中央の薬液タンク52との位置関係を示している。薬液タンク52の一部と左右の薬液タンク50、51との一部は、重なり部Fを有している。具体的には左右の薬液タンク50、51の一部の上方に中央の薬液タンク52の一部が載置する構成としている。これにより、中央の薬液タンク52の容量が増大するようになる。矢印右側の薬液タンク52は、機体後方に外れた状況を示している。
FIG. 8 shows the positional relationship between the left and right
また、左右薬液タンク50、51の重なり部Fは平面状に構成し、さらに、この左右薬液タンク50、51の平面部においては、左右薬液タンク50、51の上面部50b、51bよりも所定量(数センチ)下方に下がっている。これにより、この平面部に中央の薬液タンク52の一部が載置すると、中央の薬液タンク52が安定するようになる。
Further, the overlapping portion F of the left and right
また、中央の薬液タンク52に左右の突起部64a,64aを設け、左側の薬液タンク50に凹部65bを設け、右側の薬液タンク51に凹部65cを設ける構成とする。そして、中央の薬液タンク52の左右の突起部64a,64aを、それぞれ前記左側の薬液タンク50の凹部65bと右側の薬液タンク51の凹部65cに嵌合するように構成する。これにより、さらに中央の薬液タンク52の浮き上がりを防止できて、タンク自体が安定するようになる。
Also, left and
図9は、左右の薬液タンク50、51及び中央の薬液タンク52の配管関係を示している。中央の薬液タンク52と左側の薬液タンク50とは、その下方において配管57で接続している。また、左側の薬液タンク50と右側の薬液タンク51とは、その下方において配管58で接続している。これにより、三つの薬液タンク50、51、52については均一に薬液量が減るので、吸水箇所は一カ所でよく、また吸水回数も減って作業能率が向上するようになる。61、62、及び63は、それぞれの薬液タンク50、51、及び52の吸水蓋である。
FIG. 9 shows the piping relationship between the left and right
運転席6の下方に設けているポンプ8を駆動すると、薬液は右側の薬液タンク51下部の出口60から配管59を通ってポンプ8まで吸引される。その後、配管59から操作盤20の噴霧コックC1,C2,C3まで配水され、さらに、噴霧コックC1,C2,C3から配管D1,D2,D3を通過してそれぞれ左サイドブーム9b、センターブーム9a、右サイドブーム9bへ薬液が配水される構成である。
When the
また、中央の薬液タンク52と左側の薬液タンク50とを接続している配管57を外すと、左右の薬液タンク50、51と中央の薬液タンク52は独立して使用可能となる。この場合、配管59を右側の薬液タンク51に接続すると左右の薬液タンク50、51内の薬液が使用できる。また、配管59を中央の薬液タンク52に接続すると、中央の薬液タンク52内の薬液が使用できる。もちろん、配管を外した部分については、蓋をすることは言うまでもない。
If the
これにより、少量散布の場合は左右の薬液タンク50、51を使用し、多量散布の場合は中央の薬液タンク52を使用すると、残った薬液の回収が短い時間で容易となる。また、左右の薬液タンク50、51内の薬液の種類と中央の薬液タンク52内の薬液の種類を違う物にして、作業の途中や別の圃場で薬液の種類を容易に変更可能となる。
As a result, if the left and right
図10は、中耕除草機53を着脱するイメージ図である。中耕除草機53側には散布装置54と配管66を設けている。散布装置54は、左散布装置54a、中散布装置54b、右散布装置54cから構成されており、これら複数の散布装置に連結している複数の配管66a、66b、66cから構成されている。機体側には、前記複数の配管66a、66b、66cに接続するための複数のカプラ67a、67b、67cが常設されている。そして、中耕除草機53側に散布するコック68も常設している構成である。
FIG. 10 is an image diagram of attaching and detaching the
これにより、中耕除草機53を使用して作業する場合においては、コック68や複数のカプラ67a、67b、67cが既に設けられているために、コック68や複数のカプラ67a、67b、67cの着脱を行う必要がなく、短い時間で中耕除草機53を使用可能となる。
As a result, when working with the
図11は、自走型防除機の前部に設けている散布ブーム9を側方から見た図である。機体側にはリンクブラケット69を設け、このリンクブラケット69に対してアッパーリンク70とロアーリンク71を前方に向って遊嵌している。そして、アッパーリンク70とロアーリンク71の前方端部は、ブームフレーム72で遊嵌連結していて、四点リンク構成となっている。
FIG. 11 is a side view of the spray boom 9 provided at the front of the self-propelled control machine. A
ブームフレーム72には、前述したようにセンターブーム9aが取り付けられている。このセンターブーム9aに複数のノズル11が設けられている。センターブーム9aの左右両側には左右のサイドブーム9b、9bが連結して設けられているが、図面では省略している。
As described above, the
前記アッパーリンク70の長さをLとし、ロアーリンク71の長さをL0とすると、その長さ関係は(L<L0)となっている。その結果、センターブーム9aに取り付けられているノズル11は、鉛直方向に対して前方に向ってP度傾斜することになる。このため、ノズル11から噴霧される薬液のベクトル方向と地面とのなす角度θは、90度よりも小さくなる。
When the length of the
このため、図11に図示しているように、ノズル11から噴霧された薬液は、軌跡Mを描いて噴霧されるようになる。即ち、薬液は一旦地面に当接したあとに、葉の裏側に当たるようになる。従来は、薬液の噴霧は鉛直方向であったので、葉の裏側に薬液がなかなか当たりにくい状況であったが、このような不具合を防止できるようになる。
For this reason, as shown in FIG. 11, the chemical liquid sprayed from the
これにより、作物の葉の裏側に薬液が効率よく当たるようになるので、葉の裏側に潜んでいる虫などの駆除が容易となる。もちろん、葉の表側においては、霧状となって空中を漂っている薬液が自然落下して当たるので、従来通り葉の表側の駆除も可能である。 As a result, the chemical solution is efficiently applied to the back side of the leaf of the crop, so that insects and the like lurking on the back side of the leaf can be easily controlled. Of course, on the front side of the leaf, the chemical solution floating in the air in the form of a mist falls and hits naturally, so it is possible to disinfect the front side of the leaf as usual.
また、前述した四点リンク機構を下げることで、ノズル11の上下方向の位置も変化して噴霧位置を変えることが可能である。このような場合においても、ノズル11から噴霧される薬液の軌跡Mは、前方に向かう構成となるので、葉の裏側への薬液散布が滞ることはない。73は昇降シリンダである。
Further, by lowering the above-described four-point link mechanism, the position of the
図12の構成は、アッパーリンク70の前部に穴N1と穴N2の二カ所を設け、ブームフレーム72とアッパーリンク70との接続箇所を前記穴N1と穴N2のいずれか一方に選択可能にして連結するように構成している。これにより、ノズル11の鉛直方向に対する前方への傾斜角度Pの値が変化するので、ノズル11から噴霧される薬液の噴霧角度も傾斜するようになり、作物の条件に応じた適応性が向上するようになる。
The configuration of FIG. 12 is provided with two holes N1 and N2 in the front portion of the
図13の構成は、アッパーリンク70の長さLよりも、ロアーリンク71の長さL0の方を長くする構成である(L>L0)。これにより、ノズル11は鉛直方向に対して後方に向ってP2度傾斜することになる。ノズル11から噴霧される薬液の軌跡M1は、鉛直方向に対して図11の軌跡Mと対称となる。即ち、薬液の軌跡M1は後方に向かうようになるので、ノズル11が作物を通過後に薬液が葉の裏側に当たるようになる。効果としては、図11の場合と同じである。
The configuration of FIG. 13 is a configuration in which the length L0 of the
図1で説明したように、機体の左右両側には散布ブーム9を収納支持するためのブーム収納支持枠13,13が立設され、受け具14によって係止保持されるように構成されている。ところが、図11〜図13で説明したように、ノズル11の傾斜角度が鉛直方向に対して前方または後方に傾斜するような構成では、散布ブーム9(センターブーム9a、左右散布ブーム(サイドブーム)9b,9b)自体も傾斜してしまうために、散布ブーム9を受け具14に収納する際、散布ブーム9が受け具14に面接触しなくなってしまう。このため、散布ブーム9や受け具14に傷が付いたり、また、強い衝撃があると損傷の可能性もある。
As described with reference to FIG. 1, boom storage support frames 13 and 13 for storing and supporting the spreading boom 9 are erected on both the left and right sides of the machine body, and are configured to be latched and held by the
そこで、図14に示すように、受け具14を回動可能に構成する。受け具14を支持する軸部77を二重構成とする。具体的には、受け具14はボス73に固着され、このボス73を軸75に嵌合している。そして、ボス73にはピン74が固着され、軸75には切欠部76aを有するフランジ76が固着されている。前記ピン74は、フランジ76の切欠部76aに入る構成である。
Therefore, as shown in FIG. 14, the
従って、ボス73は切欠部76aの範囲内で回動するので、受け具14も回動するようになる。この受け具14内に散布ブーム9が載置されると、散布ブーム9の重量により、受け具14は散布ブーム9と受け具14が面接触するように自然に回動するようになる。これにより、散布ブーム9や受け具14の損傷を防止できるようになる。
Therefore, since the
前記受け具14は、機体の左右両側二カ所に設けられているので、前記受け具14の回動構成を共用化することで、部品点数の削減と共にコスト低減となる。
Since the receiving
1 車体
3 前輪
4 後輪
6 運転席
9 散布ブーム
50 左側薬液タンク
51 右側薬液タンク
52 中央の薬液タンク
53 散布作業機(中耕除草機)
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