JP2009047357A - 冷却庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】開閉扉に搭載された外気温度測定部の測定精度を向上させる冷却庫を提供する。
【解決手段】開閉扉DRの一方である第2開閉扉部DR2には、開閉に用いられる副手掛け部11Sが含まれている。この副手掛け部11Sは、第2開閉扉部DR2の表面OS2の縁および側面SS2aの縁にて表出し、その側面SS2aの縁にて、窪むとともに側面SS2aの長手に沿って延びる手掛け窪み21を含んでいる。そして、手掛け窪み21は、自身の延び方向の一方側に向かって先細る幅を有しており、サーミスタ31は、手掛け窪み21の延び方向での先細った一方側にて、副手掛け部11Sの内部でかつ手掛け窪み21の裏に位置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷蔵庫、冷凍庫、冷凍冷蔵庫等の冷却庫である。
従来、冷凍冷蔵庫に搭載される圧縮機の動作は、制御部によって制御される。そして、この制御部は、例えば、冷凍冷蔵庫における収容室(冷蔵室等)の庫内温度、収容室外の外気温度、および予め規定された設定温度に基づいて、圧縮機の動作を制御する(例えば、特許文献1参照)。
このような場合、庫内温度および外気温度の測定精度は高くなければならない。すると、温度測定用のサーミスタの位置が重要になってくる。例えば、外気温度用のサーミスタ(外気温度測定部)の位置が圧縮機の近くであると、圧縮機の駆動熱の影響で正確な外気温度が測定されない。また、壁を背にして配置された冷凍冷蔵庫の背面側に、外気温度用のサーミスタが位置すると、冷凍冷蔵庫の背面と壁との間の滞留した外気を測定することになり、正確な外気温度が測定されない。そこで、最近では、特許文献1に示されるように、外気温度用のサーミスタは冷蔵庫の開閉扉に搭載される。
特開平6−307749号公報(図3、段落0028等参照)
ところで、美観上、開閉扉の表面にサーミスタが露出すること少ない。つまり、通常は、サーミスタは開閉扉の内部に収容される。すると、サーミスタは、開閉扉の内部に位置するものの、開閉扉の表面から乖離することになる。そのため、外気温度の測定精度が高くなりづらい。
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものである。そして、本発明の目的は、開閉扉に搭載された外気温度測定部の測定精度を向上させる冷却庫を提供することにある。
冷却庫は、収容室と、回動することで、収容室の開放口を開閉させる開閉扉と、その収容室外の外気温度を測定する外気温度測定部とを含む。そして、この冷却庫の開閉扉には、開閉に用いられる副手掛け部が含まれる。
副手掛け部は、開閉扉の表面の縁および開閉扉の側面の縁にて表出し、側面の縁にて、窪むとともに側面の長手に沿って延びる手掛け窪みを含む。この手掛け窪みは、自身の延び方向の一方側に向かって先細る幅を有する。そして、外気温度測定部は、手掛け窪みの延び方向での先細った一方側にて、副手掛け部の内部でかつ手掛け窪みの裏に位置する。
このようになっていると、手掛け窪みに、ユーザの手が添え置かれる。そのため、この副手掛け部を用いた開閉扉を開閉が可能になる。その上、この手掛け窪みは線状に延びており、その窪みの幅は延び方向の一方側に向かって先細っている。すると、開閉扉外の外気は、手掛け窪みの先細る一方側に流れやすくなる。外気温度測定部は、この流れる外気の到達する箇所(すなわち、手掛け窪み延び方向での先細った一方側)に位置する。その結果、外気温度測定部は、滞留することのない外気を測定でき、その測定結果の精度は向上する。
なお、開閉扉の一例としては観音開き方式が挙げられる。かかる方式の開閉扉の場合、閉じると並列する2つの開閉扉部が含まれる。そして、副手掛け部は、一方の開閉扉部での表面の縁、および他方の開閉扉部に対向する一方の開閉扉部の側面の縁にて表出する。さらに、手掛け窪みは、一方の開閉扉部の側面の縁にて窪むとともに、並列する2つの開閉扉部の境界の延び方向に沿って延びている。
ところで、手掛け窪みの深さは一定の深さである必要はない。例えば、手掛け窪みの深さは、手掛け窪みの延び方向にて先細った一方側に向かって徐々に浅くなっていると望ましい。このようになっていると、一層外気が流れやすくなるためである。
なお、手掛け窪みは、副手掛け部に対して別体であっても一体であってもよい。要は、手掛け窪みは、開閉扉部での側面の縁にて表出していればよい。
また、一方の開閉扉部における表面の縁にて表出する副手掛け部の表側部分は、2つの開閉扉部の並列方向(すなわち冷却庫の幅方向)における中心に位置すると望ましい。このようになっていると、冷却庫の幅方向の中心位置が明確になり、美観性が向上するためである。
また、副手掛け部は、外気温度測定部の測定結果を利用した情報を表示する表示パネルを含んでおり、その表示パネルは、副手掛け部の表側部分に位置していると望ましい。ユーザに比較的よくみられる表示パネルが、開閉扉部の並列方向における中心に位置すると、ユーザは向上した美観性をより強く感じるためである。
なお、開閉扉部毎の表面には、主手掛け部が含まれており、それらの2つの主手掛け部は、副手掛け部の表側部分を挟んでいると望ましい。さらに、副手掛け部の表側部分および2つの主手掛け部は、一群になって、2つの開閉扉部の並列方向における中心に位置するとともに、境界の延び方向に沿って延びていると望ましい。
このようになっていると、冷却庫の幅方向の中心位置に、1本の線状に、副手掛け部の表側部分および2つの主手掛け部がみえ、冷却庫の美観性が一層向上する。
本発明によれば、副手掛け部(特に手掛け窪み)の存在によって、開閉扉の開閉の仕方の自由度が高まる。その上、冷却庫の外気は、先細った手掛け窪みに沿って流れやすく、その先細った側の箇所に外気温度測定部が位置する。そのため、外気測定部は滞留する外気を測定しなくてよいので、測定結果の精度が向上する。
[実施の形態1]
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、便宜上、ハッチング、部材符号等を省略する場合もあるが、かかる場合、他の図面を参照するものとする。また、図面上での黒丸は紙面に対し垂直方向を意味する。
また、冷却庫は、食品等の物品の温度を下げる装置全般を指す概念である。そのため、冷蔵庫、冷凍庫、冷凍冷蔵庫、保冷庫、ショーケース、自動販売機等の装置は、冷却庫の一例となる。
図4は、冷凍冷蔵庫59の正面を示す平面図であり、図5は図4における冷凍冷蔵庫59のA−A’線矢視断面図である。
冷凍冷蔵庫59は、複数の収容室51〜55を含む。各収容室51〜55は、室内温度を異ならせており、その温度は、収容される食品に適した温度になっている。そして、以降では、冷蔵室51を主に説明していく。なお、冷凍冷蔵庫59および冷凍室51の幅方向を幅方向W、高さ方向を高さ方向T、奥行き方向を奥行き方向Dと称する。
冷蔵室51の開放口は、観音開き方式の扉(開閉扉)DRによって開閉される。開閉扉DRは、閉じた場合に隣り合う2つの第1開閉扉部DR1および第2開閉扉部DR2を含む。つまり、冷蔵室51における側壁51aの一方に、回動可能な第1開閉扉部DR1が取り付けられ、他方の側壁51aにも回動可能な第2開閉扉部DR2が取り付けられる。
なお、開閉扉部DR1・DR2にて、冷蔵室51内部に向く面を内側面IS(IS1・IS2)、その内側面ISの裏側で外部に向く面を表面OS(OS1・OS2)、内側面ISと表面OSとによって挟まれる面を側面SS(SS1・SS2)と称する。
特に、互いに対向する第1開閉扉部DR1の側面SS1と第2開閉扉部DR2の側面SS2とを、対向側面SS1a・対向側面SS2aと称する。また、冷蔵室51の底面および天面に近い側面SS1は、底面SS1bおよび天面SS1cと称し、同じく冷蔵室51の底面および天面に近い側面SS2は、底面SS2bおよび天面SS2cと称する。
また、第1開閉扉部DR1および第2開閉扉部DR2の幅方向・高さ方向・奥行き方向(厚み方向)は、両開閉扉部DR1・DR2が閉じた場合、冷凍冷蔵庫59および冷蔵室51の幅方向W・高さ方向T・奥行き方向Dと一致する。
まず、第1開閉扉部DR1について説明する。この第1開閉扉部DR1は、第2開閉扉部DR2に隣り合っており、第2開閉扉部DR2の幅長よりも短い幅長を有する。そして、この第1開閉扉部DR1は、1種類の手掛け部11(主手掛け部11M1)を含む。
主手掛け部11M1(主たるハンドル)は、第1開閉扉部DR1を開閉させる場合に、手を添え置ける箇所である。そして、このように手が添え置けることで、ユーザは手を介して、第1開閉扉部DR1を回動させる力を加える。なお、第1開閉扉部DR1を開ける場合および閉じる場合の両方の場合に、主手掛け部11M1を介して、力は加えられる。
また、主手掛け部11M1は、第1開閉扉部DR1の表面の縁、特に、第1開閉扉部DR1と第2開閉扉部DR2との境界付近に位置する。そして、この主手掛け部11M1は、第1開閉扉部DR1の表面OS1に対して延び出る厚みを有する。そして、この厚みの部分に、直接、ユーザの手の触れる空洞HL1が形成される。この空洞HL1は、順手の左手を入れるような穴である。そのため、第1開閉扉部DR1は、主に左手によって開閉される。
なお、第1開閉扉部D1には、図6の断面図(図5における点線丸部分の拡大図)および図7の側面断面図(ただし、後述のアルミシート30Sは省略)に示すように、結露防止ヒータ30が含まれる。結露防止ヒータ30は、電流供給によって熱される金属線30Lと、この金属線30Lに密着して熱を伝導されるアルミシート30Sを含む。
金属線30Lは、第1開閉扉部DR1の対向側面SS1aの内側(断熱材が充填されている第1開閉扉部DR1の内部)に位置する。そして、この金属線30Lは、対向側面SS1aの長手に対して2倍程度の長さを有しており、内側の対向側面SS1aにて、天面SS1cから底面SS1bに向かって取り付くとともに(貼り付いているとともに)、底面SS1bから天面SS1cに向かって戻るように取り付く。つまり、金属線30Lは、内側の対向面SS1aにて、天面SS1cに開口を向けたU字状である。
アルミシート30Sは、U字状の金属線30Lを覆う。詳説すると、アルミシート30Sは、対向面SS1aの内側とで金属線30Lを挟みこみながら、その対向面SS1aの内側に貼り付く。そして、このアルミシート30Sは、熱せられた金属線30Lの熱を受けることで熱くなる。そのため、このアルミシート30Sの貼り付いた対向側面SS1aも暖かくなり、ひいては、この対向側面SS1aの外側に位置するドアパッキンDPも暖かくなる。その結果、ドアパッキンDPが結露しない。
次に、第2開閉扉部DR2について説明する。この第2開閉扉部DR2は、図1の斜視図(第2開閉扉部DR2のみの斜視図)に示すように、2種類の手掛け部11(主手掛け部11M2・副手掛け部11S)を含む。主手掛け部11M2および副手掛け部11Sは、第1開閉扉部DR1での主手掛け部11M1同様に、第2開閉扉部DR2を開閉させる場合に、手を添え置ける箇所である。なお、第2開閉扉部DR2を開ける場合および閉じる場合の両方の場合に、主手掛け部11M2および副手掛け部11Sの少なくとも一方を介して、力は加えられる。
主手掛け部11M2(主たるハンドル)は、図1に示すように、第2開閉扉部DR2の表面OS2にて、副手掛け部11Sに隣り合う(第2開閉扉部DR2の幅方向にて隣り合う)。そのため、主手掛け部11M2は、対向側面SS2aから離れて位置する。
また、この主手掛け部11M2は、第1開閉扉部DR1の主手掛け部11M1同様に、第2開閉扉部DR2の表面OS2に対して延び出る厚みを有する。そして、この厚みの部分に、直接、ユーザの手の触れる空洞HL2が形成される。この空洞HL2は、図1に示すように、順手の右手を入れるような穴である。そのため、第2開閉扉部DR2は、主に右手によって開閉される(なお、矢印P1は、空洞HL2に入る右手が力を入れる方向を示す)。
副手掛け部11S(補助的なハンドル)は、第2開閉扉部DR2の表面OS2の縁および第2開閉扉DR2の対向側面SS2aの縁に位置する。特に、この副手掛け部11Sは、表面OS2および対向側面SS2aの両面にて表出する(なお、表面OS2にて表出する副手掛け部11Sの一部分を表側部分11Sa、対向側面SS2aにて表出する副手掛け部11Sの一部分を対向側面部分11Sbと称する)。そして、この対向側面部分11Sbに、直接、ユーザの手の触れる窪み(手掛け窪み)21が形成される。
この窪み21は、対向側面SS2a(ひいては、対向側面部分11Sb)から窪むため、その窪み方向は、第2開閉扉部DR2の幅方向Wに沿う。また、窪み21は、高さ方向T(対向側面SS2aの長手)に沿って延びる。すなわち、窪み21は、一方向に窪むとともに、対向側面部分11Sbにて、その窪み方向に対して交差する方向(直交等する方向)に延びている。
そして、この副手掛け部11Sは、図1に示すように、半開き状態での第2開閉扉部DR2をさらに開けようとする場合、または閉じようとする場合に有効である。なぜなら、半開き状態での第2開閉扉部DR2をさらに開けようとする場合、副手掛け部11Sの窪み21に、右手親指が嵌りやすいためである(矢印P2は、窪み21に係る右手が力を入れる方向を示す)。また、半開き状態での第2開閉扉部DR2を閉じようとする場合、副手掛け部11Sの窪み21に、右手の親指以外の指が引っかかりやすいためでもある(矢印P3は、窪み21に係る右手以外の指が力を入れる方向を示す)。
なお、窪み21の位置する対向側面部分11Sbの幅Xは、一定ではない。具体的には、第2開閉扉部DR2の底面SS2b側における対向側面部分11Sbの幅X1は、第2開閉扉部DR2の天面SS2c側における対向側面部分11Sbの幅X2、X3よりも長い(X1>X2>X3)。
このような差は、副手掛け部11Sの表側部分11Saが、第2開閉扉部DR2の裏面IS2に倒れ込むように傾斜しているためである。詳説すると、第2開閉扉部DR2の天面SS2c側における表側部分11Saが、第2開閉扉部DR2の底面SS2b側における表側部分11Saに比べて、第2開閉扉部DR2の裏面IS2に倒れ込むためである。
そして、この表側部分11Saの倒れ込み度合いは、第2開閉扉部DR2の天面SS2c側に近づくにつれて大きくなるので、表側部分11Saは湾曲する(丸まる)。その結果、対向側面部分11Sbは、表側部分11Saの湾曲(曲面形状)に応じて、幅を変化させる。具体的には、対向側面部分11Sbは、図1に示すように、先細った面形状になる。
そして、この先細った対向部側面分11Sbに相似するように窪み21が形成されると、窪み21の幅Yは、自身の延び方向における一方側(詳説すると、第2開閉扉部DR2の天面SS2c側)に向かって先細ることになる(Y1>Y2>Y3)。
ここで、副手掛け部11Sの内部に収容される部材の一部について説明する。図2の拡大断面図に示すように、副手掛け部11Sのハウジングの内部には、サーミスタ(外気温度測定部)31と液晶表示装置(表示装置)41とが含まれる。
サーミスタ31は、例えば冷蔵室51の室外(すなわち外気)の温度を測定する素子である。このサーミスタ31の測定結果(外気温度測定結果)は、種々の制御に用いられる。例えば、冷凍冷蔵庫59の圧縮機等は、外気温度測定結果と、冷蔵室51等の室内温度を測定する別のサーミスタ(不図示)の測定結果(庫内温度測定結果)と、予め設定される設定温度と、に基づいて制御される(なお、この制御は、不図示の制御部によって管理される)。
液晶表示装置41は、外気温度または庫内温度等の温度情報、その他の情報(文字情報・画像情報等)を表示するものである。具体的には、導光板42を介して入射する光によって機能する液晶表示パネル43に、情報は表示される(なお、液晶表示パネル43は表示カバー44にて保護されている)。また、情報となる信号は、不図示の制御部から基板45を介して液晶表示パネル43に伝えられる。なお、この基板45に、サーミスタ31は実装される。
ところで、サーミスタ31の位置には好ましい位置がある。その位置は、副手掛け部11Sにおける窪み21の延び方向での先細った一方側にて、その副手掛け部11Sの内部でかつ窪み21の裏である。
このようになっていると、サーミスタ31は窪み21の裏側に位置するので、窪み量分だけ外気に近くなる。また、窪み21は、線状に延びている上に先細っている。そのため、窪み21内に入り込む外気は、窪み21の延び方向に沿って流れる。特に、窪み21は先細っているために、その先細っている側に向いて、外気は流れやすい。
すると、この先細った側に位置するサーミスタ31には、滞留した外気が触れにくくなる。そのため、サーミスタ31は、滞留して変温した外気を測定するのではなく、流れる外気の温度を測定できる。したがって、サーミスタ31によって測定される外気温度の精度が高くなる。
また、窪み21の深さZは、図3に示すように、自身の延び方向での先細った一方側に向かって徐々に浅い(Z1>Z2>Z3)。このようになっていると、比較的に深くなっている箇所からから浅くなっている箇所(第2開閉扉部DR2の底面SS2b側から天面SS2c側)に向かって、外気がより流れやすくなる。そのため、より一層、サーミスタ31は流れる外気の温度を測定できる。
なお、窪み21は、副手掛け部11Sと一体化していてもよい(例えば、一体成形されていてもよい)。また、窪み21を有する部材(線状の受け皿部材)が、副手掛け部11Sに取り付けられていてもよい(要は、窪み21が、副手掛け部11Sに対して別体であってもよい)。
ところで、窪み21の対向する第1開閉扉部DR1の対向側面SS1aには、結露防止ヒータ30が位置する。詳説すると、第1開閉扉部DR1のドアパッキンDPと第2開閉扉部DR2のドアパッキンDPとが密着している付近で、対向側面SS1aの内側に結露防止ヒータ30は取り付いている。
そして、この結露防止ヒータ30が駆動すると、密着したドアパッキンDP・DP付近の外気が暖まる。つまり、第1開閉扉部DR1と第2開閉扉部DR2との間にて、冷蔵室51に比較的近い隙間αの外気が温められる。このような隙間αの外気が暖まると、この隙間αの外気と、隙間αにつながった第1開閉扉部DR1と第2開閉扉部DR2との境界付近の外気(表面OS1の主手掛け部11M1と第2開閉扉部DR2の副手掛け部11Sとの隙間β付近の外気)とに、圧力差が生じる。
すると、第1開閉扉部DR1と第2開閉扉部DR2との境界付近の外気が、密着したドアパッキンDP・DP付近に向かって流れる。このようにして外気が流れる場合、その外気の温度は、サーミスタ31によって測定される。つまり、サーミスタ31は、結露防止ヒータ30によって暖められた外気に起因して、流れ込もうとする外気(滞留していない外気)を測定できる。
[その他の実施の形態]
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
例えば、以上では、副手掛け部11Sは、並列する2つの開閉扉部DR1・DR2の境界に向く第2開閉扉部DR2での対向側面SS2aの縁に表出していた。そして、その対向側面SS2aの縁にて、窪み21は、窪むとともに境界の延び方向に沿って延びていた。
しかし、副手掛け部11Sは、観音開き方式の開閉扉DRの1つの第2開閉扉部DR2に位置するものとは限らない。例えば、冷蔵室51の開閉を担う1枚の開閉扉に、副手掛け部11Sが位置してもよい。
要は、副手掛け部11Sは、1枚の開閉扉DRの表面の縁および側面の縁にて表出する、または観音開き方式の第2開閉扉部DR2の表面の縁および側面の縁にて表出すればよい。そして、その側面の縁にて、窪むとともに側面の縁に沿って延びる窪み21が含まれていればよい。
ただし、窪み21の幅は、自身の延び方向の一方側に向かって先細っており、サーミスタ31は、窪み21の延び方向での先細った一方側にて、副手掛け部11Sの内部でかつ窪み21の裏に位置していなければならない。
ところで、開閉扉DR(第1開閉扉部DR1・第2開閉扉部DR2)の表面OS1・OS2に表出する主手掛け部11M(11M1・11M2)および副手掛け部11Sは、冷凍冷蔵庫59の外観上の美観に大きな影響を与える。
そこで、第2開閉扉部DR2における表面OS2の縁にて表出する副手掛け部11Sの表側部分11Saは、2つの開閉扉部DR1・DR2の並列方向(すなわち幅方向W)における中心に位置すると望ましい。このようになっていると、2つの開閉扉部DR1・DR2の幅長は互いに異なるものの、冷凍冷蔵庫59の幅方向Wの中心位置が明確になり、美観性が向上する。
なお、副手掛け部11Sにおける窪み21は、第2開閉扉部DR2が閉じられた場合、冷凍冷蔵庫59の正面側からはみえない。また、第1開閉扉部DR1も閉められていれば、より一層、冷凍冷蔵庫59の正面側から副手掛け部11Sにおける窪み21はみえない。そのため、窪み21に起因して、美観性の低下は起きない。
また、表示カバー44を介して視認される液晶表示パネル43は、副手掛け部11Sの表側部分11Saに位置していると望ましい。液晶表示パネル43は、ユーザが比較的よく視認する部分であり、その液晶表示パネル43が、2つの開閉扉部DR1・DR2の並列方向における中心に位置すると、より一層、美観性が向上する。また、ユーザに比較的よくみられる液晶表示パネル43が、開閉扉部DR1・DR2の並列方向における中心に位置すると、ユーザは向上した美観性をより強く感じることにもなる。
なお、第1開閉扉部DR1および第2開閉扉部DR2の表面に位置する主手掛け部11M1および主手掛け部11M2は、副手掛け部11Sの表側部分11Saを挟んでいると望ましい。その上、これらの副手掛け部11Sの表側部分11Saおよび2つの主手掛け部11M1・11M2は、一群になって、2つの開閉扉部DR1・DR2の並列方向における中心に位置するとともに、開閉扉部DR1・DR2の境界の延び方向に沿って延びていると望ましい。
このようになっていると、冷凍冷蔵庫59の幅方向Wの中心位置に、1本の線状のように、副手掛け部11Sの表側部分11Saおよび2つの主手掛け部11M1・11M2がみえ、冷凍冷蔵庫59美観性が向上する。
また、以上のような主手掛け部11M1・11M2および副手掛け部11Sは、冷凍室51に取り付けられるとは限らない。例えば、図4のように、冷蔵室51の下側に位置する別の収容室52〜55(例えば、製氷室、冷凍室)に、主手掛け部11M1・11M2および副手掛け部11Sが取り付けられてもよい。
は、第2開閉扉部と、第2開閉部を開閉させる手とを図示した斜視図である。 は、図5に示される主手掛け部および副手掛け部の拡大断面図である。 は、図4に示される副手掛け部の拡大平面図である。 は、冷凍冷蔵庫の正面を示す平面図である。 は、図4における冷凍冷蔵庫のA−A’線矢視断面図である。 は、図5における点線丸部分の拡大断面図である。 は、第1開閉扉部の側面断面図である。
符号の説明
DR 開閉扉
DR1 第1開閉扉部(開閉扉)
DR2 第2開閉扉部(開閉扉)
OS 開閉扉部の表面
OS1 第1開閉扉部の表面
OS2 第2開閉扉部の表面
SS 開閉扉部の側面
SS1a 第1開閉扉部の対向側面
SS2a 第2開閉扉部の対向側面
11 手掛け部
11M 主手掛け部
11M1 第1開閉扉部の主手掛け部
11M2 第2開閉扉部の主手掛け部
11S 副手掛け部
21 窪み(手掛け窪み)
30 結露防止ヒータ
30L 金属線(結露防止ヒータ)
30S アルミシート(結露防止ヒータ)
31 サーミスタ(外気温度測定部)
41 液晶表示装置
43 液晶表示パネル
51 冷蔵室
59 冷凍冷蔵庫(冷却庫)

Claims (7)

  1. 収容室と、
    回動することで、上記収容室の開放口を開閉させる開閉扉と、
    上記収容室外の外気温度を測定する外気温度測定部と、
    を含む冷却庫であって、
    上記開閉扉には、開閉に用いられる副手掛け部が含まれており、
    上記副手掛け部は、上記開閉扉の表面の縁および上記開閉扉の側面の縁にて表出し、上記側面の縁にて、窪むとともに側面の長手に沿って延びる手掛け窪みを含んでおり、
    上記手掛け窪みは、自身の延び方向の一方側に向かって先細る幅を有しており、
    上記外気温度測定部は、上記の延び方向での先細った一方側にて、上記副手掛け部の内部でかつ上記手掛け窪みの裏に位置している冷却庫。
  2. 上記開閉扉は、観音開き方式で、閉じた場合に並列する2つの開閉扉部を含んでおり、
    上記副手掛け部は、一方の上記開閉扉部での表面の縁、および他方の上記開閉扉部に対向する一方の開閉扉部の側面の縁にて表出し、
    上記手掛け窪みは、上記側面の縁にて窪むとともに、並列する2つの開閉扉部の境界の延び方向に沿って延びる請求項1に記載の冷却庫。
  3. 上記手掛け窪みの深さは、上記手掛け窪みの延び方向の一方側に向かって徐々に浅くなっている請求項1または2に記載の冷却庫。
  4. 上記手掛け窪みは、上記副手掛け部に対して別体である請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷却庫。
  5. 上記の一方の開閉扉部における表面の縁にて表出する上記副手掛け部の表側部分は、2つの開閉扉部の並列方向における中心に位置する請求項2〜4のいずれか1項に記載の冷却庫。
  6. 上記副手掛け部は、上記外気温度測定部の測定結果を利用した情報を表示する表示パネルを含んでおり、
    上記表示パネルは、上記副手掛け部の表側部分に位置する請求項5に記載の冷却庫。
  7. 上記開閉扉部毎の表面には、主手掛け部が含まれており、
    それらの2つの上記の主手掛け部は、上記副手掛け部の表側部分を挟み、
    副手掛け部の表側部分および2つの主手掛け部は、一群になって、2つの開閉扉部の並列方向における中心に位置するとともに、上記境界の延び方向に沿って延びている請求項5または6に記載の冷却庫。
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JP2021076288A (ja) * 2019-11-07 2021-05-20 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

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