JP2009045921A - Sheet processing apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ロール状の用紙が切断されてできる搬送方向の長さの短い用紙が排紙される排紙経路部を備えた用紙処理装置に関するものである。 The present invention relates to a sheet processing apparatus including a sheet discharge path portion that discharges a sheet having a short length in the conveyance direction, which is formed by cutting a roll-shaped sheet.
従来より、切断されたロールシートを排出口から排紙する排紙機構を備えた用紙処理装置に関して種々提案されている。
例えば、可動刃と固定刃から構成された切断手段の下流側にロール紙送りローラ対を配置させることにより、切断されたロールシートをロール紙送りローラ対の送り力によってプリンタの外部に排出する排出手段を備えた用紙処理装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
For example, by disposing a roll paper feed roller pair on the downstream side of a cutting means composed of a movable blade and a fixed blade, discharging the cut roll sheet to the outside of the printer by the feed force of the roll paper feed roller pair There is a sheet processing apparatus provided with a means (for example, see Patent Document 1).
しかしながら、上述した特許文献1に記載される可動上刃と、固定下刃から構成されたギロチンカッタを備えるプリンタでは、ギロチンカッタの下流側近傍に、切断された印刷媒体をプリンタ外部に送り出すための用紙排出ローラが設けられている。また、この用紙排出ローラの上方には、用紙排出ローラとの協働により用紙を搬送するための従動ローラが配設されている。このように、切断手段の下流側に、ロール紙送りローラ対が配置されているため、切断手段と用紙排出部とのスペースが大きくなり、用紙処理装置のコンパクト化が図れない。これにより、用紙処理装置の薄型化が難しく、部品構成が複雑化になるという問題がある。
このため、切断手段の下流側にロール紙送りローラ対が配置されることなく、切断されたロール紙が直接排出口から排出されるコンパクトな用紙処理装置が考えられる。
しかし、このような用紙処理装置では、用紙は粘着剤層を介して剥離紙が積層されているため、ギロチンカッタで切断された後、カッタの可動刃に粘着剤が付着される場合がある。このため、搬送方向の長さの短い用紙を作成する際、短い用紙の後端部が可動刃に付着した粘着剤の粘着性により、可動刃とともに下側に向かって下がることがある。これに起因して、用紙が可動刃に付着している粘着剤によってカッタの最下点まで引き込まれることにより、用紙の排出路を塞いだりする問題がある。
However, in a printer including a guillotine cutter composed of the movable upper blade and the fixed lower blade described in
For this reason, a compact paper processing apparatus is conceivable in which the cut roll paper is directly discharged from the discharge port without arranging the roll paper feed roller pair downstream of the cutting means.
However, in such a paper processing apparatus, since the release paper is laminated through the adhesive layer, the adhesive may adhere to the movable blade of the cutter after being cut with a guillotine cutter. For this reason, when creating a sheet having a short length in the transport direction, the trailing edge of the short sheet may be lowered together with the movable blade due to the adhesiveness of the adhesive attached to the movable blade. Due to this, there is a problem that the paper discharge path is blocked by the paper being pulled to the lowest point of the cutter by the adhesive adhering to the movable blade.
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、可動刃の摺動する際、短い用紙が可動刃に付着している粘着剤とともにカッタの最下点まで引き込まれることを防止し、切断された用紙を確実に排出口から排出でき、排紙機能を飛躍的に向上させることが可能な用紙処理装置を提供することを目的とする。 Accordingly, the present invention has been made to solve the above-described problems, and when the movable blade slides, a short sheet is drawn to the lowest point of the cutter together with the adhesive attached to the movable blade. It is an object of the present invention to provide a sheet processing apparatus that can prevent the occurrence of the problem and reliably discharge the cut sheet from the discharge port, and can dramatically improve the sheet discharge function.
前記目的を達成するため請求項1に係る用紙処理装置は、粘着剤層と粘着剤層に貼り合わされた剥離紙を含むロール状の用紙が装着される本体と、前記本体に設けられ、用紙を切断する切断手段と、前記切断手段の下流側に配置され、切断された用紙を外部に排出する搬送路を構成する排紙経路部とを備える用紙処理装置であって、前記切断手段は、前記用紙の一面側に幅方向全幅に渡って設けられた固定刃と、前記固定刃に対し開閉可能に設けられ、用紙の他面側から、固定刃に向かって移動して用紙を幅方向全幅に渡って切断する可動刃とを備え、前記排紙経路部は、前記搬送路を挟んで前記可動刃側に位置する第1規制部材と、前記搬送路を挟んで前記固定刃側に位置する第2規制部材とを備え、前記第1規制部材は、切断手段近傍において、切断された用紙が粘着剤によって付着した可動刃が開く際に、用紙が当接する第1当接部と、前記第2規制部材は、前記第1当接部より下流側において、切断された用紙が粘着剤によって付着した可動刃が開く際に、用紙が当接する第2当接部とを備えることを特徴とする。
In order to achieve the object, a paper processing apparatus according to
また、請求項2に係る用紙処理装置は、請求項1に記載の用紙処理装置において、前記第2規制部材は、切断手段近傍において、用紙が当接する第3当接部を備え、前記第3当接部は、前記可動刃の開閉方向において前記固定刃の可動刃側端部よりも可動刃側に配置されていることを特徴とする。
The sheet processing apparatus according to
また、請求項3に係る用紙処理装置は、請求項2に記載の用紙処理装置において、前記第1規制部材は、用紙の搬送方向の下流側に向かって延出され、前記第2規制部材の第3当接部よりも用紙の搬送方向下流側において、前記第2規制部材に対向する面に水平部を有することを特徴とする。
The sheet processing apparatus according to
また、請求項4に係る用紙処理装置は、請求項1乃至3のいずれかに記載の用紙処理装置において、第1規制部材及び第2規制部材の内、一方は下側の排紙経路部を構成し、他方は上側の排紙経路部を構成することを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, there is provided the paper processing apparatus according to any one of the first to third aspects, wherein one of the first restricting member and the second restricting member has a lower discharge path portion. And the other is an upper discharge path portion.
また、請求項5に係る用紙処理装置は、請求項4に記載の用紙処理装置において、前記下側の排紙経路部を構成する第1規制部材または第2規制部材は、搬送方向に沿って斜め下方向に延出する傾斜部からなる段差構造を有することを特徴とする。 According to a fifth aspect of the present invention, there is provided the paper processing apparatus according to the fourth aspect, wherein the first restriction member or the second restriction member constituting the lower discharge path portion is along the transport direction. It has a step structure composed of an inclined portion extending obliquely downward.
また、請求項6に係る用紙処理装置は、請求項3乃至5のいずれかに記載の用紙処理装置において、前記上側の排紙経路部を構成する第1規制部材または第2規制部材は所定の間隔を有する複数のリブで構成されることを特徴とする。 According to a sixth aspect of the present invention, there is provided the sheet processing apparatus according to any one of the third to fifth aspects, wherein the first restricting member or the second restricting member constituting the upper discharge path portion is a predetermined one. It is characterized by comprising a plurality of ribs having intervals.
請求項1に係る用紙処理装置では、前記搬送路を挟んで前記可動刃側に位置する第1規制部材と、前記搬送路を挟んで前記固定刃側に位置する第2規制部材とを備え、前記第1規制部材は、切断手段近傍において、切断された用紙が粘着剤によって付着した可動刃が開く際に、用紙が当接する第1当接部と、前記第2規制部材は、前記第1当接部より下流側において、切断された用紙が粘着剤によって付着した可動刃が開く際に、用紙が当接する第2当接部とを備える。
これにより、可動刃に付着した用紙を可動刃から引き剥がすことができ、特に、短い用紙が可動刃によって引き込まれることがなくなり、紙詰まりを防止して、用紙を確実に排出されることができる。
The sheet processing apparatus according to
Thereby, the paper adhering to the movable blade can be peeled off from the movable blade, and in particular, the short paper is not drawn by the movable blade, and the paper can be reliably discharged by preventing paper jam. .
また、請求項2に係る用紙処理装置では、前記第2規制部材は、切断手段近傍において、用紙が当接する第3当接部を備え、前記第3当接部は、前記可動刃の開閉方向において前記固定刃の可動刃側端部よりも可動刃側に配置するように構成してもよい。
Further, in the paper processing apparatus according to
また、請求項3に係る用紙処理装置では、前記第1規制部材は、前記第2規制部材に対向する面に水平部を有する。それにより、切断手段近傍に備えられている第2規制部材の第3当接部と、それよりも搬送方向下流側に第1規制部材が備えている水平部とによって、用紙の搬送方向の後端部は固定刃側への移動を規制され、固定刃に粘着剤が付着した場合においても、用紙の搬送方向の後端部が固定刃に付着した粘着剤に付着することを防止できる。
In the sheet processing apparatus according to
また、請求項4に係る用紙処理装置では、第1規制部材及び第2規制部材の内、一方は下側の排紙経路部を構成し、他方は上側の排紙経路部を構成するように構成してもよい。 In the sheet processing apparatus according to the fourth aspect, one of the first restricting member and the second restricting member constitutes a lower discharge path portion, and the other constitutes an upper discharge route portion. It may be configured.
また、請求項5に係る用紙処理装置では、前記下側の排紙経路部を構成する第1規制部材または第2規制部材は、搬送方向に沿って斜め下方向に延出する傾斜部からなる段差構造を有することにより、短い用紙の連続印刷の場合、排出された用紙は段差構造の傾斜部を通過することによって、順調に用紙処理装置の外部に排出されることができ、排紙経路部における用紙のジャムを防ぐことができる。
In the sheet processing apparatus according to
また、請求項6に係る用紙処理装置では、前記上側の排紙経路部を構成する第1規制部材または第2規制部材は所定の間隔を有する複数のリブで構成されている。仮に切断された用紙、特に短い用紙が排紙経路部に詰まった場合でも、複数のリブ間を所定の間隔(例えば、指を入れるスペース)に設定することによって、使用者の手で簡単に用紙を取り出すことができ、ジャムからの復帰が容易になる。 In the sheet processing apparatus according to the sixth aspect, the first restricting member or the second restricting member constituting the upper discharge path portion is constituted by a plurality of ribs having a predetermined interval. Even if paper that has been cut, especially short paper, is jammed in the paper discharge path, paper can be easily set by the user's hand by setting a predetermined interval (for example, a space for inserting fingers) between the ribs. Can be taken out, and the return from the jam becomes easy.
以下、本発明に係る印刷装置について、本発明を具体化した実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。 DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, a printing apparatus according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings based on an embodiment of the present invention.
先ず、本実施形態に係るロールシートホルダが装着される印刷装置の概略構成について図1乃至図6に基づき説明する。 First, a schematic configuration of a printing apparatus to which a roll sheet holder according to this embodiment is mounted will be described with reference to FIGS. 1 to 6.
図1乃至図6に示すように、印刷装置1は、本体筐体2と、所定幅の無定長ロールシート3A(以下、「ロールシート3A」という。)が巻回されたロールシートホルダ3がロールシートホルダ収納部4に収納され、後側上端縁部に開閉自在に取り付けられた透明樹脂製の上カバー5によって上部が覆われている。
As shown in FIGS. 1 to 6, the
また、上カバー5の前側にフロントカバー6が形成されている。かかるフロントカバー6の上端部(図1の中央部)には、押下することによりロールシート3Aを一定量搬送方向に排出するフィードボタン7B、押下することによってフロントカバー6で覆われるカッタユニット8(図7参照)を駆動させてロールシート3Aを切断するカットボタン7C、電源ボタン7A等が配置されている。また、フロントカバー6の前端部には、印刷されたロールシート3Aを外部に排出するシート排出口6Aが形成されている。
A
また、図1、図3及び図5に示すように、トレイ部材46がフロントカバー6の前側を覆うように、このフロントカバー6の下端縁部に開閉自在に取り付けられ、上端部に形成された凹み部46Aに指を掛けて前側に回動させて開くことができるように構成されている。また、図5に示すように、このトレイ部材46の内側には、トレイ収納部47が形成され、排出トレイ48が内側に回動されて、このトレイ部材46に係止された状態で収納されている。トレイ部材46が開かれている場合、シート排出口6Aから排出されたロールシート3Aの内、フロントカバー6の表面を滑り落ちてきたロールシート3Aがトレイ部材46の上に受けられる。
また、本体筐体2の背面部には、図2に示すように、右側の側端部に不図示の電源コードが接続されるインレット9が配設されると共に、左側の側端部には不図示のパーソナルコンピュータ等と接続されるUSB(Universal Serial Bus)コネクタ10が設けられている。
Further, as shown in FIGS. 1, 3 and 5, the
Further, as shown in FIG. 2, an
ロールシート3Aは、図5に示すように、自己発色性を有する長尺状の感熱シート(いわゆる、サーマルペーパー)3Cと、この感熱シート3Cの裏面側に粘着剤層3Dを介して剥離紙3Eが貼り合わされて構成され、感熱シート3Cの印刷面が内側になるように巻回されている。
また、図3に示すように、ロールシートホルダ3は位置決め保持部材12を備えている。かかる位置決め保持部材12の外側方向に断面略矩形状の取付部材13が突設されている。印刷装置1は、ロールシートホルダ収納部4の搬送方向に対して略垂直方向の一方の側端縁部(図3中、右側側端縁部)に、ロールシートホルダ3を支持するホルダ支持部材15が設けられている。このホルダ支持部材15には、上方に開口すると共に幅方向両側に開口する正面視略縦長コの字状の第1位置決め溝部16が形成されている。
As shown in FIG. 5, the
Further, as shown in FIG. 3, the
また、図6に示すように、ロールシート3Aを挿入する挿入口18(図5参照)の後端縁部からロールシートホルダ収納部4の前側上端縁部まで略水平に延出されて、後述のロールシートホルダ3を構成するガイド部材20(図3参照)の先端部が載置される載置部21が設けられている。また、この載置部21の搬送方向後側の端縁角部には、ロールシート3Aの複数の幅寸法に対応して断面略L字状の5個の第2位置決め溝部22A〜22Eが形成されている。この各第2位置決め溝部22A〜22Eは、図6に示すように、ロールシートホルダ3を構成するガイド部材20の載置部21に当接する先端下端部分を上方から嵌め込むことができるように形成されている。
Further, as shown in FIG. 6, it extends substantially horizontally from the rear end edge portion of the insertion port 18 (see FIG. 5) for inserting the
また、図4に示すように、ロールシートホルダ収納部4の底面部には、ホルダ支持部材15の内側基端部から対向する側面部基端部まで搬送方向に対して略垂直に平面視横長四角形の位置決め凹部4Aが所定深さ(本実施形態では、約1.5〜3mmの深さである。)で形成されている。また、位置決め凹部4Aのホルダ支持部材15の内側基端部には、位置決め保持部材12の下端縁部から略直角内側方向に延出される不図示のシート判別部に対向する部分が、位置決め凹部4Aよりもさらに所定深さ(本実施形態では、約1.5〜3mmの深さである。)だけ深くなるように形成された搬送方向に縦長の平面視長四角形の判別凹部4Bが形成されている。
Further, as shown in FIG. 4, the bottom surface portion of the roll sheet
また、判別凹部4Bには、プッシュ式のマイクロスイッチ等から構成されて、ロールシート3Aの種別、感熱シート3Cの材質、ロールシート幅等を判別するための6個のシート判別センサP1、P2、P3、P4、P5、P6がL字状に設けられている。尚、図4には、6個の各シート判別センサP1〜P6が示されている。
この各シート判別センサP1〜P6は、プランジャーとマイクロスイッチ等から構成される公知の機械式スイッチからなり、該各プランジャーの上端部は、該判別凹部4Bの底面部から位置決め凹部4Aの底面部近傍まで突き出るように設けられている。そして、この各シート判別センサP1〜P6に対して位置決め保持部材12の下端縁部から略直角内側方向に延出されるシート判別部に形成される不図示の各センサ孔が有るか否かを検出して、そのオン・オフ信号によりロールシートホルダ3に装着されたロールシート3Aの種別、感熱シートの材質、ロールシート幅等を検出するものである。
The
Each of the sheet discrimination sensors P1 to P6 is a known mechanical switch including a plunger and a micro switch, and the upper end of each plunger extends from the bottom of the
尚、本実施形態の場合は、各シート判別センサP1〜P6は、そのプランジャーが常には、判別凹部4Bの底面から位置決め凹部4Aの底面部近傍まで突き出しており、マイクロスイッチがオフ状態になっている。そして、シート判別部の各センサ孔が、各シート判別センサP1〜P6に対向する位置に有る場合には、プランジャーが押下されずマイクロスイッチがオフ状態にあるので、オフ信号が出力され、一方、シート判別部の各センサ孔が、各シート判別センサP1〜P6に対向する位置に無い場合には、プランジャーが押下されてマイクロスイッチがオン状態になるので、オン信号が出力される。従って、各シート判別センサP1〜P6によって6ビットの「0」、「1」信号が出力され、各シート判別センサP1〜P6が全てオフ状態の場合、即ち、ロールシートホルダ3が装着されていない場合には、6ビットの「000000」の信号が出力される。
In the present embodiment, the plungers of the sheet discrimination sensors P1 to P6 always protrude from the bottom of the
また、挿入口18のホルダ支持部材15側の側端縁部(図3中、右端縁部)は、該ホルダ支持部材15に嵌め込まれる位置決め部材12の内側端面に対向する位置に形成されている。 これにより、巻芯に巻回されたロールシート3Aが装着されたロールシートホルダ3は、位置決め部材12の取付部材13をホルダ支持部材15の第1位置決め溝部16に嵌め込むと共に、図6に示すように、ガイド部材20の先端下端部を各第2位置決め溝部22A〜22Eのいずれかに嵌め込んで該ガイド部材20の下端部を位置決め凹部4A内に嵌入して当接させることによって、ロールシートホルダ収納部4に着脱自在に取り付けられる。
また、図4に示すように、ロールシートホルダ収納部4におけるホルダ支持部材15の他方側端縁部には、本体筐体2の側端縁部(図4中、左側端縁部)に連結しつつ、上カバー5を支持するスライド部材29が設けられている。かかるスライド部材29はスライドしながら上カバー5を支持するとともに、後述するサーマルヘッド31の上下動操作等を行う。
Further, the side edge (on the right edge in FIG. 3) of the
Further, as shown in FIG. 4, the other edge portion of the
図5に示すように、フロントカバー6の前端部下側には、プラテンローラ26が回転自在に軸支されている。このプラテンローラ26の下側にサーマルヘッド31が設けられている。サーマルヘッド31は、スライド部材29により上下動操作等が行われる。ロールシート3Aはプラテンローラ26とサーマルヘッド31の間で印字されている。即ち、スライド部材29をスライドさせて上カバー5を閉じることにより、サーマルヘッド31が上方に移動され、ロールシート3Aをプラテンローラ26に押圧付勢して印字可能な状態になる。
As shown in FIG. 5, a
また、図3及び図4に示すように、ロールシート収納部4の前側の左右側壁部には、内側に弾性変形可能に形成された各弾性係止片14、14が設けられている。また、各弾性係止片14、14には、外側方向に突出する側断面三角形の係止突起14Aが形成され、上カバー5の開口部側端縁部に形成された各係合凹部17、17(図3では、一方の係合凹部17が図示されている。図4に他方の係合凹部17が図示されている。)に係合可能に構成されている。
これにより、上カバー5を前側方向に回動させることにより、各弾性係止片14と各係合凹部17とが係合し、上カバー5が閉じられた状態で保持される。また、上カバー5の前端中央部に形成される凹み部5Aに指を掛けて後側方向に回動させることによって、各弾性係止片14と各係合凹部17との係合が外れ、上カバー5を開くことが可能となる。
Further, as shown in FIGS. 3 and 4,
Thereby, by rotating the
また、上カバー5の凹み部5Aの正面左側には、前側方向に所定長さ突出した押し爪部25が設けられている。また、上カバー5を閉じた場合に、本体筐体2の当該押し爪部25が当接する位置には、マイクロスイッチ等から構成されて、この押し爪部25によって押下されたか否か、即ち、上カバー5が閉じられたか否かを判別するための上カバー検出スイッチ28が配置されている。
一方、上カバー5を開くことによって、押し爪部25が上カバー検出スイッチ28から外れる。それとともに、上カバー5に連結されたスライド部材29によって上カバー5が開くことに連動して、サーマルヘッド31が下方に移動し、プラテンローラ26から離間する。
また、図5に示すように、ロールシートホルダ収納部4の下側には、外部のパーソナルコンピュータ等からの指令により各機構部を駆動制御する制御回路部が形成された制御基板36が設けられている。また、サーマルヘッド31の下側には、電源回路部が形成された電源基板37が設けられている。そして、制御基板36及び電源基板37は、底面部にネジ止めされた薄い鋼板製(本実施形態では、厚さ約0.5mmのSPCC等の鋼板製である。)の底面カバー38によって覆われている。
A
On the other hand, by opening the
Further, as shown in FIG. 5, a
図5に示すように、上カバー5を閉じることによって、サーマルヘッド31が上方に移動されることにより、ロールシート3Aがプラテンローラ26に押圧付勢されて印字を行う。即ち、サーマルヘッド31がロールシート3Aの感熱シート3Cの印刷面に当接し、感熱シート3Cを加熱することにより文字等の印字が行われる。また、印刷されたロールシート3Aは、サーマルヘッド31の下流側に設けられているカッタユニット8まで搬送され、カッタユニット8で切断されることになる。
次に、カッタユニット8の概略構成について図7に基づいて説明する。図7は本実施形態に係る印刷装置のカッタユニットの正面図である。図7に示すように、カッタユニット8は、搬送方向後側に配置されて固定刃41等が固定される平面視コの字形の後フレーム51と、切断モータ43等が固定されて後フレーム51の搬送方向前側を覆う前フレーム等から構成されている。
As shown in FIG. 5, by closing the
Next, a schematic configuration of the
また、カッタユニット8は、図7に示すように、固定刃41と正面視V字形の可動刃42から構成され、カットボタン7Cが押下された場合には、可動刃42がDCモータ等で構成される切断用モータ43(図8を参照)により上下方向に往復移動される。そして、固定刃41と可動刃42との協働によって切断されたロールシート3Aは、排出間隙63(図8参照)まで排出される。
図7に示すように、後フレーム51には、ロールシート3Aが挿通される横長の開口部68が開設されている。また、可動刃42の左右両端縁部は、開口部68の左右側端縁部と各側壁部51A、51Bとの隙間にほぼ等しい幅で上方に延出されて、該可動刃42が最下点に位置している場合に、固定刃41の各左右両端部上に上端部が乗り上げている各案内部42B、42Cが形成されている。
Further, as shown in FIG. 7, the
As shown in FIG. 7, the
また、開口部68の上端縁部には、搬送方向前側の各側壁部51A、51B間に、該開口部68の横幅よりも長い固定刃41が、各ネジ69、69によってネジ止めされている。また、固定刃41の刃先は、開口部68の上端縁部より少し下側に位置するように配置され、ロールシート3Aの全幅に渡って当接可能に設けられている。
サーマルヘッド31にて印字されたロールシート3Aは、カッタユニット8の開口部68に送り出された際、切断用モータ43を回転駆動させることによって、可動刃42は最下点位置から搬送方向と直交する上側に向かって移動され、可動刃42のV字形刃先の最下端部が固定刃41の下端部よりも上側まで移動される。可動刃42と固定刃41との摺動によって、開口部68内に搬送されたロールシート3Aは、幅方向全幅に渡って切断される。
A fixed
When the
一方、切断用モータ43を停止した場合、可動刃42は、切断位置から搬送方向と直交する下側に向かって移動され、最下点の位置まで下がる。その際、開口部68の下端縁部は、可動刃42のV字形刃先の最下端部よりも所定高さ下側に位置している。
このように、切断用モータ43をONした場合、可動刃42は、印刷されたロールシート3Aの粘着剤層3Dに当接しながら、固定刃41との摺動によってロールシート3Aを切断する。これによって、可動刃42にロールシート3Aの粘着剤層3Dの粘着剤が集積したりすることがある。
On the other hand, when the cutting
Thus, when the cutting
次に、本実施形態に係る排紙経路部60及びその周辺の概要について、図8〜図12に基づいて説明する。
図8は本実施形態に係る排紙経路部及びその周辺の概要を示した断面図である。図9は本実施形態に係る印刷装置において、可動刃に粘着剤が付着した場合における短いロールシートの排紙経路を示した模式図である。図10は本実施形態に係る印刷装置において、固定刃に粘着剤が付着した場合における短いロールシートの排紙経路を示した模式図である。図11は本実施形態に係る印刷装置において、長尺ロールシートの排紙経路を示した模式図である。図12は本実施形態に係る印刷装置において、長尺ロールシートの場合における排紙経路部を示す拡大模式図である。
Next, an outline of the paper
FIG. 8 is a cross-sectional view showing an outline of the paper discharge path portion and its periphery according to the present embodiment. FIG. 9 is a schematic diagram showing a short roll sheet discharge path when an adhesive adheres to the movable blade in the printing apparatus according to the present embodiment. FIG. 10 is a schematic diagram illustrating a short roll sheet discharge path when an adhesive is attached to the fixed blade in the printing apparatus according to the present embodiment. FIG. 11 is a schematic diagram showing a long roll sheet discharge path in the printing apparatus according to the present embodiment. FIG. 12 is an enlarged schematic view showing a paper discharge path portion in the case of a long roll sheet in the printing apparatus according to the present embodiment.
図8〜図12に示すように、排紙経路部60は、カッタユニット8の下流側に設けられ、突出部61と、規制部材62と、ロールシート受け部64と、リブ65から構成されている。突出部61は、固定刃41の下流側に設けられ、ロールシート3Aの搬送方向の下流側に向かって突出している。また、規制部材62は、前記可動刃の下流側に設けられ、搬送方向の下流側に向かって延出され、段差構造を有する部材である。ロールシート受け部64は、可動刃42と規制部材62の間に配置され、規制部材62とともに排紙経路部60の下部分を構成し、ロールシート3Aを斜め上に向かって案内する部材である。リブ65は突出部61と固定刃41の間に配置され、突出部61とともに排紙経路部60の上部分を構成している。
As shown in FIGS. 8 to 12, the paper
また、規制部材62は、突出部61の下面と平行し、突出部61の下面と間に所定間隔(本実施形態では約1.2mmである)を保ちながら、搬送方向の下流側に向かって延出されている。さらに、図8〜12に示すように、規制部材62は、水平部分62Aと、水平部分62Aの下流側端縁部から搬送方向に沿って斜め下方向に延出される傾斜部分62Bと、傾斜部分62Bの下端部から水平に下流側に向かって延出されている第2水平部分62Cから構成されている。
かかる第2水平部分62Cの下流側に上端縁部62D(角部)が形成されている。上端縁部62Dは、フロントカバー6にあり、規制部材62の第2水平部分62Cの下流側に接続すると共に第2水平部分62Cと同一平面をなすフロントカバー6の縁部である。このように、規制部材62は、水平部分62Aと、傾斜部分62Bと、第2水平部分62Cからなる段差構造を有している。水平部分62Aの下流側端部の位置は、印刷装置1にて作成可能なロールシート3Aの最小長さを切断位置からの水平距離とするように決定されている。また、突出部61は、その先端位置が水平部分62Aの下流側端部の位置と同じ程度のところまで下流側に突出している。
カッタユニット8で切断されたロールシート3Aは、ロールシート受け部64の傾斜面に当接し、搬送方向の下流側の斜め上方に向かって案内され、ロールシート受け部64の下流側にある排出間隙63に入る。排出間隙63を通過した後、突出部61と規制部材62の間まで案内される。
Further, the regulating
An upper
The
まず、短いロールシート3Aを作成する場合、排紙経路部60及びその周辺の概要について、図8〜図10に基づいて説明する。
短いロールシート3Aがカッタユニット8で切断され、排紙経路部60に排紙される際、ロールシート3Aの排出間隙63通過時における下面側が排紙経路部60の規制部材62の後端縁部62Fあるいはロールシート受け部64の上端縁部64Aに当接し、排出間隙63通過時における上面側が突出部61の下面に当接することによって、ロールシート3Aの移動が規制される。それによりロールシート3Aが可動刃42の粘着剤に付着して、可動刃42の最下点にまで移動してしまうことを防止できる。
尚、短いロールシート3Aの長さが、カッタユニット8による切断位置から突出部61の下端部61Aまでの距離以上の長さである場合は、短いロールシート3Aの上面側は突出部61の下面の内、突出部61の下端部61Aに当接することになる。その場合、短いロールシート3Aの下面が当接する規制部材62の後端縁部62Fあるいはロールシート受け部64の上端縁部64Aと、突出部61の下端部61Aとは、可動刃42の固定刃41に対する開閉方向(上下方向)においてほぼ同じ位置になる。本実施形態においては、規制部材62の後端縁部62Fあるいはロールシート受け部64の上端縁部64Aは、突出部61の下端部61Aに対し、上下方向において、僅かに下側に位置するが、他の実施形態においては、同等の排出間隙は確保したまま同じ位置か僅かに上側に位置するように構成してもよい。
First, when the
When the
When the length of the
詳細には、ロールシート3Aを短く切断するために可動刃42が上側に移動する。その時に、可動刃42に付着した粘着剤により、短く切断されたロールシート3Aの搬送方向上流側の端部は可動刃42に付着してしまう。次に、ロールシート3Aの切断を終えて、可動刃42が下側に戻る。そのとき、ロールシート3Aの下面側が排紙経路部60の規制部材62の後端縁部62Fあるいはロールシート受け部64の上端縁部64Aに当接し、上面側が突出部61の下面に当接する。ロールシート3Aが規制部材62の後端縁部62Fあるいはロールシート受け部64の上端縁部64Aと当接する部分を第1部分、ロールシート3Aが突出部61の下面に当接する部分を第2部分とする。
Specifically, the
短いロールシート3Aにおける上流側端部から第1部分までの長さは、切断位置から排紙経路部60の規制部材62の後端縁部62Fあるいはロールシート受け部64の上端縁部64Aまでの水平距離にほぼ等しい。また、短いロールシート3Aにおける上流側端部から第2部分までの長さは、短いロールシート3Aにおける上流側端部から第1部分までの長さよりも大きい。換言すれば、短いロールシート3Aにおいて、第2部分は第1部分より下流側にある。
粘着剤層3Dを介して剥離紙3Eが貼り合わされるロールシート3Aは、一定の腰を持っている(弾力性がある)。そのため、ロールシート3Aの上流側の端部に可動刃42の移動に伴う下向きの力が働くとき、ロールシート3Aの上面側の第2部分には突出部61により下向きの力が掛り、下面には規制部材62の後端縁部62Fあるいはロールシート受け部64の上端縁部64Aにより上向きの力が係る。これによって、可動刃42の粘着剤から引き剥がす反力が与えられる。以上により、ロールシート3Aが可動刃42の粘着剤に付着して、可動刃42の最下点まで引き込まれることを防止でき、排紙経路部60におけるロールシート3Aのジャムを防ぐことができ、ロールシートが確実に排出されることができ、印刷装置の排紙能力を飛躍的に向上させることが可能となる。
The length from the upstream end portion to the first portion of the
The
なお、可動刃42に粘着剤が付着することによりロールシート3Aが引き込まれる危険は切断されたロールシート3Aが短い程高い。可動刃42に付着した粘着剤による粘着力はそれ程大きな力ではないからである。そのため、切断後のロールシート3Aがある程度の長さであれば、例え固定刃42に接着してしまったとしてもロールシート3A自体の重さにより自然に剥がれてしまい、引き込まれることはない。しかしながら、切断後のロールシート3Aが短い場合、自重が小さいため、引き込まれてしまうことになる。
長いロールシート3Aであれば仮に引き込まれても、引き込まれた側と反対側の端部がある程度の長さをもって引き込まれずに外に出ているため、その部分を持って引き出すことは可能である。しかし、短いロールシート3Aでは、一旦引き込まれてしまうと、完全に引き込まれてしまうか、引き込まれずに外に出ている部分が僅かなため、引き出すことは困難になる。そのため、短いロールシート3Aが引き込まれないようにすることは重要である。
The risk of the
Even if the
次に、図9に示すように、規制部材62は、水平部分62Aと、傾斜部分62Bと、第2水平部分62Cからなる段差構造を有している。水平部分62Aの下流側端部の位置は、印刷装置1にて作成可能なロールシート3Aの最小長さを切断位置からの水平距離とするように決定する。それにより、短いロールシート3Aの連続印刷の場合、先に印刷されたロールシート3Aは、後から印刷されるロールシート3Aに押し出されることにより、排紙経路部60から排出されたロールシート3Aは傾斜部分62Bを通過し、水平部分62Aで溜まることなく順調に印刷装置1の外部に排出される。このように、規制部材62が段差構造を有することにより、排紙経路部60におけるロールシート3Aのジャムを防ぐことができ、印刷装置の排紙能力を向上させることが可能となる。
Next, as shown in FIG. 9, the restricting
さらに、図3に示すように、本実施形態においては、二つの突出部61の間に所定の間隔が設けられている。ロールシート搬送方向の左側の突出部61(図3中、右側の突出部61)は、最小幅の無定長のロールシートが作成される際、かかる最小幅の無定長のロールシートの真ん中に位置するように設置されている。これによって、最小幅の無定長のロールシートを作成する際、ロールシート3Aはこの左側の突出部61によって押さえられるとともに、突出部61と規制部材62あるいは64Aの規制により、排紙経路部60から順調に排紙されることができる。
一方、大きい幅の無定長ロールシートを作成する際、ロールシート3Aは左右二個の突出部61によって押さえられ、排紙経路部60から順調に排紙されることができ、印刷装置の排紙能力をさらに向上させることが可能となる。
このように、複数の突出部61の間に所定の間隔(例えば、指を入れるスペース)が設けられているため、仮に切断された短いロールシート3Aが排紙経路部60に詰まった場合でも、使用者は手で簡単にロールシートを取り出すことができ、排紙経路部60におけるロールシート3Aのジャムから容易に復旧できる。また、そもそも短いロールシート3Aを取り出しやすい。
Furthermore, as shown in FIG. 3, in the present embodiment, a predetermined interval is provided between the two
On the other hand, when creating an indefinite length roll sheet having a large width, the
As described above, since a predetermined interval (for example, a space for inserting a finger) is provided between the plurality of projecting
図10は本実施形態に係る印刷装置において、固定刃に粘着剤が付着した場合におけるロールシートの排紙経路を示した模式図である。図10に示すように、突出部61の上流側に配置されているリブ65は、突出部61とともに排紙経路部60の上部分を構成しながら、このリブ65の下端部65Aは、固定刃41の最下端部41Aより低く設けられている(その差は、本実施形態では、約0.5〜1mmである)。
FIG. 10 is a schematic diagram illustrating a roll sheet discharge path when an adhesive adheres to the fixed blade in the printing apparatus according to the present embodiment. As shown in FIG. 10, the
また、可動刃42と固定刃41との摺動によって、可動刃42に集積した粘着剤が固定刃41に移動する場合がある。この際、ロールシート3Aは粘着剤により固定刃41に付着しようとするが(図10の点鎖線を参照)、突出部61に隣接するリブ65の下端部65Aは、固定刃41の最下端部41Aより低く設置されていることから、ロールシート3Aがリブ65の下端部65Aによって押さえられることにより、固定刃の粘着剤に付着することを防止できる。
Further, the adhesive accumulated on the
詳細には、粘着剤は固定刃41における可動刃42との摺接部分には僅かであるが付着するが、大部分は摺接部分に隣接する部分であって摺接部分より上側の部分に溜まっている。なお、可動刃41の刃先はV字形状をしているため、粘着剤もV字形状に溜まっている。
Specifically, the adhesive is slightly attached to the sliding contact portion of the fixed
ロールシート3Aを切断する際に、切断後のロールシート3Aの上流側 端部は固定刃41に付着した粘着剤により付着する恐れはあるが、固定刃41の摺接部分には僅かしか粘着剤が溜まっていないため、粘着力も弱くロールシート3Aが付着することはない。固定刃41における粘着剤が溜まっている部分は摺接部分より上方にある。仮にその位置で固定刃41に付着しようとする場合(図10の点鎖線を参照)、ロールシート3Aの上面側がリブ65の下端部65Aに当接し、ロールシート3Aの下面側が規制部材62の水平部分62Aの上面に当接する。ロールシート3Aがリブ65の下端部65Aに当接する部分を第3部分、ロールシート3Aが規制部材62の水平部分62Aの上面に当接する部分を第4部分とする。
When the
ロールシート3Aにおける上流側端部から第3部分までの長さは、切断位置からリブ65までの水平距離にほぼ等しい。また、ロールシート3Aにおける上流側端部から第4部分までの長さは、ロールシート3Aにおける上流側端部から第3部分までの長さよりも大きい。換言すれば、ロールシート3Aにおいて、第4部分は第3部分より下流側にある。粘着剤層3Dを介して剥離紙3Eが貼り合わされるロールシート3Aは、一定の腰を持っている(弾力性がある)。
リブ65の下端部65Aは、固定刃41の最下端部41Aより低く設けられている。固定刃41の中でも粘着剤が溜まっている部分は、最下端部41Aとの間に摺接部分があるため、固定刃41の最下端部41Aよりも上方にあって、粘着剤が溜まっている部分とリブ65の下端部65Aとはさらに上下方向に離間していることになる。
The length from the upstream end to the third portion of the
The
その状況において、ロールシート3Aの上流側端部が固定刃41の粘着剤が溜まっている部分の高さまで持ち上げられようとするときは、ロールシート3Aの第3部分にはリブ65の下端部65Aにより下向きの力が掛り、第4部分には規制部材62の水平部分62Aの上面により上向きの力が掛る。それにより、ロールシート3Aの上流側端部が固定刃41の粘着剤が溜まっている部分の高さまで持ち上げられることはなく、ロールシート3Aが固定刃41に接着することもない。
In that situation, when the upstream end of the
なお、ロールシート3Aは小巻にされた状態の上側から引き出されているため下向きにカールしており、切断後のロールシート3Aの上流側端部が持ち上がることはまずない。しかしながら、前回印刷装置1を使用してから時間が経過するとプラテンローラとサーマルヘッドに挟まれた状態でロールシート3Aが保持されることになり、ロールシート3Aには部分的に上向きの反りが発生する。その部分に係る切断後のロールシート3Aのみが上流側端部が持ち上がる可能性が少しあるだけであり、そもそも固定刃41にロールシート3Aが接着してしまう可能性は小さい。それが、リブ65の下端部65Aは、固定刃41の最下端部41Aより低くすることにより、固定刃41にロールシート3Aが接着してしまうことを確実に防ぐことができるようになった。
ロールシート3Aを確実に排紙経路部から排紙することができ、カッタユニット8におけるロールシート3Aのジャムを防止でき、印刷装置の排紙能力を飛躍的に向上させることが可能となる。
Note that the
The
次に、長尺のロールシート3Aを作成する場合、本実施形態に係る排紙経路部60及びその周辺の概要について、図11〜図12に基づいて説明する。
図12に示すように、ある中心Oから、所定の半径Rで、ロールシート受け部64の上端縁部64Aと規制部材62の下流側における上端縁部62Dを通る円周(上側に突出した円弧。図12の鎖線を参照)を描いた際、突出部61の下端部61Aは常にこの描いた円周の中に入っている。尚、所定の半径Rは巻いているロールシート3Aの実際の半径範囲内である。また、その際の中心Oは、ロールシート受け部64の上端縁部64Aと規制部材62の下流側における上端縁部62Dよりも下側にある。
Next, in the case of creating a
As shown in FIG. 12, from a certain center O, with a predetermined radius R, a circumference (an arc projecting upward) that passes through the
カッタユニット8で切断されたロールシート3Aは、ロールシート受け部64の傾斜面に当接し、搬送方向の下流側の斜め上方に向かって案内される。図11に示すように、長尺のロールシート3Aの後端部においては、片面がロールシート受け部64の上端縁部64Aと規制部材62の下流側における上端縁部62Dに支持されながら、他面が突出部61の下端部61Aによって押さえられている。即ち、長尺のロールシート3Aは、ロールシート受け部64の上端縁部64Aと突出部61の下端部61Aの間、及び突出部61の下端部61Aと規制部材62の下流側における上端縁部62Dの間を通過するようになっている。
The
切断される前の状態において、ロールシート3Aの下流側先端は、その長さに応じて空中にぶら下がった状態になっていることもあれば、印刷装置1が設置されている設置面上あるいは開かれた状態のトレイ部材46の上に到達していることもある。ぶら下がった状態からさらにロールシート3Aが送り出された場合、やがてロールシート3Aの下流側端面が設置面上あるいはトレイ部材46に接することになる。その時、ロールシート3Aが設置面あるいはトレイ部材46表面に対し斜めの角度で突き当たれば、さらにロールシート3Aが送り出されてもロールシート3Aは設置面あるいはトレイ部材46表面で滑りロールシート3Aの先端部分は横倒しになろうとする。
その状態において、ロールシート3Aが切断された場合、支えを失ったロールシート3Aは全て滑り落ちて設置面あるいはトレイ部材46上にて受け止められることがある。あるいは、シート排出口6Aから送り出されたロールシート3A自体の重心が下流側先端位置よりも水平方向後寄りにある場合、ロールシート3Aは切断されたときに、自重によって後方に倒れようとすることがある。
In the state before cutting, the downstream end of the
In this state, when the
それとは別のケースとして、ロールシート3Aがぶら下がった状態から設置面あるいはトレイ部材46に下流側端面に接することになったとき、設置面あるいはトレイ部材46表面に対し垂直に突き当たることがある。その場合、ロールシート3Aには腰がある(弾力性がある)ので、さらにロールシート3Aが送り出されたとしてもロールシート3Aの先端部分は横倒しになることはなく垂直に突き当たったままである。
その状態においてロールシート3Aが切断されても下流側先端が垂直に突き当たったままの状態を維持する。また、切断前において下流側先端が突き当たったのち、送り出されたロールシート3Aはロールシート3A自体を撓めることになっている。そのため、ロールシート3Aは切断された場合、ロールシート3Aは伸びようとする。あるいは、シート排出口6Aから送り出されたロールシート3A自体の重心は突き当たっている下流側先端位置よりも水平方向後寄りにある。そのため、ロールシート3Aは切断された場合、自重によって後方に倒れようとすることがある。
As another case, when the
Even if the
撓んでいたロールシート3Aが伸びたり、自重で後方に倒れたりすることは、つまり、カッタユニット8に近い上流側の先端が搬送方向上流側に向かって移動しようとすることである。それを長いロールシート3Aの後端付近において、ロールシート受け部64の上端縁部64Aと、規制部材62の下流側における上端縁部62Dと、突出部61の下端部61Aと三箇所で固定することにより、切断された長いロールシート3Aが可動刃42へ落ち込むことを防止し、長いロールシートの二度切りを防ぐ。
That the
詳しくは、印刷装置1にて長いロールシート3Aを印刷する場合、長いロールシート3Aの下面(印字面側)が、ロールシート受け部64の上端縁部64Aと規制部材62の下流側における上端縁部62Dによって支持され、上面(プラテンローラ側)が突出部61の下端部61Aによって押さえられることにより、ロールシート3Aは搬送方向に離間した2箇所において下方から力が加えられると共に当該2箇所に挟まれる箇所において上方から力が加えられる。ロールシート3Aは巻回されていたので所定の曲率の巻き癖を持っている。尚、ロールシート3Aの曲率は巻き芯に近い部分のロールシート3Aほど大きくなっている。
Specifically, when printing a
一方、ある中心Oから、ロールシート3Aの最大半径Rで、ロールシート受け部64の上端縁部64Aと規制部材62の下流側における上端縁部62Dを通る円弧を描いた場合、突出部61の下端部61Aは、常にその円弧内側に位置する(図12の鎖線を参照)。つまり、腰がある(弾力性がある)が湾曲したロールシート3Aがほぼ上下方向に潰されるように押さえつけられることにより、元に戻ろうとする反力が働く。それにより、ロールシート受け部64の上端縁部64Aと、規制部材62の下流側における上端縁部62Dと、突出部61の下端部61Aと三箇所で固定することができる。以上により、切断された長いロールシート3Aが可動刃42へ落ち込むことを防止し、長いロールシートの二度切りを防ぐことができる。
On the other hand, when a circular arc passing through the
尚、トレイ部材46が閉じているときは、トレイ部材46の上部に来る辺46B(角部)が印刷装置1において一番手前に位置する。辺46Bも、ある中心Oから、所定の半径Rで、ロールシート受け部64の上端縁部64Aと規制部材62の下流側における上端縁部62Dを通る円周上に来るように構成されている。そのため、辺46Bが上端縁部62Dに換えてロールシート3Aに当接する場合でもロールシート3Aを固定する効果はある。
また、トレイ部材46が開いているときは、閉じた状態でのトレイ部材46の凹み部46Aの上に隣接し、上端縁部62Dの下流側に位置するフロントカバー6の辺62E(角部。図11参照)が、トレイ部材46を除いては印刷装置1において一番手前に位置する。辺62Eも、ある中心Oから、所定の半径Rで、ロールシート受け部64の上端縁部64Aと規制部材62の下流側における上端縁部62Dを通る円周上に来るように構成されている。そのため、辺62Eが上端縁部62Dに換えてロールシート3Aに当接することがあるが、その場合でもロールシート3Aを固定する効果はある。
When the
Further, when the
このように、本実施形態における排紙経路部60は、突出部61と、規制部材62と、ロールシート受け部64と、リブ65から構成されている。短いロールシート3Aがカッタユニット8から排紙経路部60に排紙される際、ロールシート3Aの片面が排紙経路部60の規制部材62の後端縁部62Fあるいはロールシート受け部64の上端縁部64Aに当接し、他面が突出部61の下面に当接することによって、ロールシート3Aの排紙経路が規制され、ロールシート3Aが可動刃42の粘着剤とともに最下点まで移動することを防止できる。また、突出部61とともに排紙経路部の上部分を構成するリブ65の下端部65Aは、固定刃41の最下端部41Aより低く設置されていることから、ロールシート3Aが突出部61とリブ65により押さえられ、固定刃の粘着剤に付着することを防止でき、カッタユニット8におけるロールシート3Aのジャムを防止でき、印刷装置の排紙能力を飛躍的に向上させることが可能となる。
As described above, the paper
また、長尺のロールシート3Aがカッタユニット8から排紙経路部60に排紙される際、ロールシート3Aの片面が、ロールシート受け部64の上端縁部64Aと規制部材62の下流側における上端縁部62Dによって支持され、他面が突出部61の下端部61Aによって押さえられることにより、排紙経路部60から順調に排出され、排紙経路部におけるロールシートの蓄積を防止でき、この蓄積に起因するジャムを防ぐことができ、印刷装置の搬送機能を飛躍的に向上させることが可能となる。
Further, when the
尚、本発明は前記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、突出部61、61は搬送方向と直交する方向である一定幅を持つ一個の厚い部材でも良く、複数個の薄い幅を持つリブ状の部材でも良いが、短い無定長のロールシートを作成する際に、ロールシートの最小幅に合わせてロールシートを押さえることができれば、種々の改良、変形が可能である。
切断方式は、ギロチンカッタに限らず、スライドカッタ等、他の切断方式でもよい。
また、印刷装置に限らず、カッティングプロッタ等でもよい。他の用紙処理装置でもよい。
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, Of course, various improvement and deformation | transformation are possible within the range which does not deviate from the summary of this invention.
For example, the
The cutting method is not limited to the guillotine cutter, and other cutting methods such as a slide cutter may be used.
Moreover, not only a printing apparatus but a cutting plotter or the like may be used. Other paper processing apparatuses may be used.
また、可動刃42に付着した粘着剤により付着した切断後のロールシート3Aを引き剥がす構成に関しては、必ずしも可動刃42が下、固定刃41が上であるように構成されている必要はなく、可動刃42が上、固定刃41が下であるように構成することも可能である。その場合、短いロールシート3Aの第1部分に当接する排紙経路部60の規制部材62の後端縁部62Fあるいはロールシート受け部64の上端縁部64Aの替わりをリブ65の下端部65Aがし、第2部分に当接する突出部61の下面の替わりを規制部材62の水平部分62Aがする。
また、同様に、固定刃41に付着した粘着剤により切断後のロールシート3Aが固定刃41に付着することを防ぐ構成に関しても、必ずしも可動刃42が下、固定刃41が上であるように構成されている必要はない。
また、本実施形態においては、規制部材62とロールシート受け部64は別体で構成されているが、一体に構成されていてもよい。突出部61とリブ65も別体で構成されているが、一体に構成されていてもよい。
Further, regarding the configuration for peeling off the
Similarly, with respect to the configuration for preventing the
Moreover, in this embodiment, although the regulating
1 印刷装置
2 本体筐体
3A ロールシート
3D 粘着剤層
3E 剥離紙
8 カッタユニット
41 固定刃
42 可動刃
60 排紙経路部
61 突出部
61A 突出部の下端部
62 規制部材
62F 規制部材の後端縁部
64 ロールシート受け部
64A ロールシート受け部の上端縁部
65 リブ
65A リブの下端部
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記本体に設けられ、用紙を切断する切断手段と、
前記切断手段の下流側に配置され、切断された用紙を外部に排出する搬送路を構成する排紙経路部とを備える用紙処理装置であって、
前記切断手段は、
前記用紙の一面側に幅方向全幅に渡って設けられた固定刃と、
前記固定刃に対し開閉可能に設けられ、用紙の他面側から、固定刃に向かって移動して用紙を幅方向全幅に渡って切断する可動刃とを備え、
前記排紙経路部は、
前記搬送路を挟んで前記可動刃側に位置する第1規制部材と、
前記搬送路を挟んで前記固定刃側に位置する第2規制部材とを備え、
前記第1規制部材は、切断手段近傍において、切断された用紙が粘着剤によって付着した可動刃が開く際に、用紙が当接する第1当接部と、
前記第2規制部材は、前記第1当接部より下流側において、切断された用紙が粘着剤によって付着した可動刃が開く際に、用紙が当接する第2当接部とを備えることを特徴とする用紙処理装置。 A main body on which a roll-shaped paper including an adhesive layer and a release paper bonded to the adhesive layer is mounted;
Cutting means provided on the main body for cutting paper;
A paper processing apparatus including a paper discharge path portion that is disposed on the downstream side of the cutting unit and forms a conveyance path for discharging the cut paper to the outside,
The cutting means is
A fixed blade provided across the entire width in one width side of the paper;
A movable blade that is provided so as to be openable and closable with respect to the fixed blade, and that moves from the other side of the paper toward the fixed blade and cuts the paper across the entire width in the width direction,
The paper discharge path is
A first restricting member located on the movable blade side across the transport path;
A second restricting member located on the fixed blade side across the transport path,
In the vicinity of the cutting means, the first regulating member includes a first abutting portion with which the sheet abuts when the movable blade to which the cut sheet is adhered by the adhesive opens.
The second restricting member includes a second contact portion that contacts a sheet when the movable blade to which the cut sheet is attached by an adhesive opens on the downstream side of the first contact portion. Paper processing device.
前記第3当接部は、前記可動刃の開閉方向において前記固定刃の可動刃側端部よりも可動刃側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の用紙処理装置。 The second regulating member includes a third abutting portion with which the sheet abuts in the vicinity of the cutting means,
2. The sheet processing apparatus according to claim 1, wherein the third contact portion is disposed closer to the movable blade than the movable blade side end of the fixed blade in the opening and closing direction of the movable blade.
用紙の搬送方向の下流側に向かって延出され、
前記第2規制部材の第3当接部よりも用紙の搬送方向下流側において、前記第2規制部材に対向する面に水平部を有することを特徴とする請求項2に記載の用紙処理装置。 The first regulating member is
Extended toward the downstream side of the paper transport direction,
3. The sheet processing apparatus according to claim 2, further comprising a horizontal portion on a surface facing the second restriction member on a downstream side of the third contact portion of the second restriction member in the sheet conveyance direction.
搬送方向に沿って斜め下方向に延出する傾斜部からなる段差構造を有することを特徴とする請求項4に記載の用紙処理装置。 The first restricting member or the second restricting member constituting the lower discharge path portion is
The sheet processing apparatus according to claim 4, wherein the sheet processing apparatus has a step structure including an inclined portion extending obliquely downward along the transport direction.
Priority Applications (4)
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