JP2009042995A - 分散情報流通制御方法及び分散システムとそのサーバ並びにプログラム - Google Patents
分散情報流通制御方法及び分散システムとそのサーバ並びにプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009042995A JP2009042995A JP2007206838A JP2007206838A JP2009042995A JP 2009042995 A JP2009042995 A JP 2009042995A JP 2007206838 A JP2007206838 A JP 2007206838A JP 2007206838 A JP2007206838 A JP 2007206838A JP 2009042995 A JP2009042995 A JP 2009042995A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- distributed system
- distributed
- name
- network
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】情報系から制御系へのデータアクセス増大に対して、システム内の効率的なデータ流通の促進を実現するような情報流通制御の方法を提供する。
【解決手段】1以上の設備・デバイス0121を分散して制御する制御系ネットワーク0133と、制御系と情報系ネットワーク0132とが接続する分散システムの中に分散するデータソースとデータ利用者0101との間で情報の流通を行う方法であって、データ名称・オブジェクトとしてデータ利用者に公開し、データ名称・オブジェクトを指定するデータ利用者0101からのデータ要求を受け付け、データ名称・オブジェクトに対応付けているデータ値を収集し、データ利用者0101の要求への応答として収集データ値を提供し、定義されたイベントの発生・状態変化の有無を監視し、イベント発生時・状態変化時に公開するデータ名称・オブジェクトに対応付けているシステム内のデータソースの切り替えを実施する。
【選択図】図1
【解決手段】1以上の設備・デバイス0121を分散して制御する制御系ネットワーク0133と、制御系と情報系ネットワーク0132とが接続する分散システムの中に分散するデータソースとデータ利用者0101との間で情報の流通を行う方法であって、データ名称・オブジェクトとしてデータ利用者に公開し、データ名称・オブジェクトを指定するデータ利用者0101からのデータ要求を受け付け、データ名称・オブジェクトに対応付けているデータ値を収集し、データ利用者0101の要求への応答として収集データ値を提供し、定義されたイベントの発生・状態変化の有無を監視し、イベント発生時・状態変化時に公開するデータ名称・オブジェクトに対応付けているシステム内のデータソースの切り替えを実施する。
【選択図】図1
Description
本発明は、分散情報流通制御方法及び分散システムとそのサーバ並びにプログラムに関し、特に主に各種業務に関連するデータ蓄積や処理を行うためのサーバ、端末等が接続する情報系ネットワークと主に設備・デバイスを制御する制御装置等が接続する制御系ネットワークとが相互に接続し連携するシステムにおいて、システムに分散する1つ以上のデータソースから必要なデータを、業務内容等に基づいて要求される内容・粒度により、データ利用者に提供するという情報の共有・流通に関するものである。
上位情報系システムからの問合せに対して生産設備における情報を収集し、該収集した情報を前記上位情報系システムへの報告情報に変換するスクリプトを埋め込んだ構造化文書を生成し、前記上位情報系システムへ応答として返す渡す方法が提案されている。例えば、上位情報系システムとの間で通信する通信手段、この通信手段を介して上記上位情報系システムから問い合わせを受け付けると共に上記問い合わせに対する応答を上記上位情報系システムに報告する応答手段、この応答手段により受け付けられた上記上位情報系システムからの問い合せを解析する問い合せ解析手段、生産設備を制御する制御装置から上記生産設備のデータを取得するデータ収集手段、このデータ収集手段によって取得された上記生産設備のデータを上記上位情報系システムへの報告情報に変換するスクリプトを埋め込み、スクリプト埋め込み構造化文書を生成するスクリプト埋め込み構造化文書生成手段、このスクリプト埋め込み構造化文書生成手段によって生成されたスクリプト埋め込み構造化文書から、上記問い合わせ解析手段により解析された問い合わせ内容にしたがって、報告に必要な情報を抽出して加工し、加工済みスクリプト埋め込み構造化文書を生成する抽出・加工手段、及びこの抽出・加工手段により生成された加工済みスクリプト埋め込み構造化文書に埋め込まれたスクリプトを処理して上記生産設備のデータを上記上位情報系システムへの報告情報に変換して上記問い合わせに対する応答を生成するスクリプト処理手段を備えたことを特徴とするデータ連携装置(特許文献1参照)などが提案されている。
特開2005−234978号公報
上記従来技術では、制御系の生産設備におけるデータを利用する上位情報系システムのアプリケーションプログラムにおいて、受け取ったデータの値の意味に基づいた処理を行う必要がある。つまり状態により値の意味や利用用途が変化するデータを利用する場合、上位情報系システムのアプリケーションプログラムにおいて、状態の変化を監視し、個々の状態毎のデータ値の意味に応じた処理を振り分ける必要がある。このため、該アプリケーションプログラムを作成する際には、データソース側である制御系の構成や状態変化等を把握する必要があり、作成のコストがかかる。また制御系におけるシステム構成や処理内容等が変更されると該アプリケーションプログラムも修正する必要が生じ得て、システムの拡張性や該アプリケーションの再利用性が低下し得る。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、1つ以上のネットワークが含まれ、それらが相互に接続する分散システムであり、主に各種業務に関連するデータ蓄積や処理を行うためのサーバ、端末等が接続する情報系ネットワークと主に設備・デバイスを制御する制御装置等が接続する制御系ネットワークとが相互に接続し連携するシステムにおいて、様々な業務における制御系データの利用頻度の増大とそれに伴う情報系から制御系へのデータアクセス増大に対して、データソースとなる制御系における処理の改造は不要で、制御系のリアルタイムな処理を妨害することなく、またデータ利用者にはデータソース側の構成や状態等を意識させることなく、システム内の効率的なデータ流通の促進を実現するような分散情報流通制御方法及び分散システムとそのサーバ並びにプログラムを提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、対象となる1以上の設備・デバイスを分散して制御する1以上の制御系ネットワークと、前記制御系ネットワークと1以上の情報系ネットワークとが相互に接続し連携する分散システムの中に分散するデータソースとデータ利用者用機器との間で情報の流通を行う方法であって、前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ名称またはオブジェクトとしてデータ利用者用機器に公開するステップと、データ名称またはオブジェクトを指定することによるデータ利用者用機器からのデータ要求を受け付けるステップと、受け付けたデータ名称またはオブジェクトに対応付けている分散システム内のデータソースからのデータ値を収集し、前記データ利用者用機器の要求への応答として前記収集したデータ値を提供するステップと、前記分散システム内で定義されたイベントの発生もしくは状態変化の有無を監視し、該イベント発生時もしくは状態変化時に前記公開するデータ名称またはオブジェクトに対応付けている分散システム内のデータソースの切り替えを実施するステップと、を含む分散情報流通制御方法である。
本発明によれば、様々な業務における制御系データの利用頻度の増大とそれに伴う情報系から制御系へのデータアクセス増大に対して、データソースとなる制御系における処理の改造は不要で、制御系のリアルタイムな処理を妨害することなく、またデータ利用者にはデータソース側の構成や状態等を意識させることなく、状態により値の意味や利用用途が変化する制御系データをデータ利用者毎に要求される内容・粒度のデータに変換して提供することで、システム内の効率的なデータ流通の促進を実現する。
本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明の分散情報流通制御方法及び分散システムとそのサーバ並びにプログラムの実施例について、図面を用いて説明する。
本発明の分散情報流通制御方法及び分散システムとそのサーバ並びにプログラムの実施例について、図面を用いて説明する。
実施例を説明する。図1は、本実施例が適用される分散システムであり、主に各種業務に関連するデータ蓄積や処理を行うためのサーバ、端末等が接続する情報系ネットワークと主に設備・デバイスを制御する制御装置等が接続する制御系ネットワークとが相互に接続し連携するシステムの概要を示す図である。
この連携システムは、広域通信網0131を介して、主に情報系ネットワークであるネットワーク0135で構築される拠点(1)0102及びネットワーク0136で構成される拠点(2)0103、情報系ネットワークであるネットワーク0132と制御系ネットワークであるネットワーク0133、0134で構築される工場0104等の広域に分散した多拠点を相互接続した広域情報制御システムである。
この連携システムの主な構成要素としては、工場0104における情報系ネットワーク0132と制御系ネットワーク0133、0134とをそれぞれ接続するゲートウェイであり、情報系ネットワーク0132、0135、0136に接続するユーザ0101等からの要求を受け付け、制御系ネットワーク0133、0134に接続する制御装置0111、0112、0113、0114との間でのデータの収集・蓄積・転送等を行うサーバ0115、0116、前記の各拠点の情報系ネットワーク0132、0135、0136と広域通信網0131とを接続するゲートウェイサーバ0137、本システムにおいてデータアクセスを行うユーザ端末0101、業務用途で用いるプログラムが導入された拠点内の業務アプリケーションサーバ0105、工場0104内で稼動し、データソースとなる、制御装置0111、0112、0113、0114により制御される設備・デバイス0121等がある。
制御装置0111、0112、0113、0114の主なハードウェア構成は、処理装置0141、通信装置0142、記憶装置0143からなる。記憶装置0143には、設備・デバイス0121を制御するための制御ソフトウェア、ユーザ端末0101、業務アプリケーションサーバ0105等のデータ利用者やゲートウェイサーバ0115、0116等に公開するデータと制御装置0111、0112、0113、0114にて管理されるデータとの対応付けを管理するためのソフトウェア、ユーザ端末0101や業務アプリケーションサーバ0105等との通信を行うためのソフトウェア等が格納され、処理装置0141により処理される。また通信装置0142は、ユーザ端末0101や業務アプリケーションサーバ0105等のデータ利用者用機器(以下、単に「データ利用者」ともいう。)からの要求受付とデータ提供等を実施するための通信処理を行う。
サーバ0115、0116の主なハードウェア構成は、処理装置0151、通信装置0152、記憶装置0153からなる。記憶装置0153には、ユーザ端末0101や業務アプリケーションサーバ0105等のデータ利用者に公開するデータ名称またはオブジェクトを管理し、これらと制御装置0111、0112、0113、0114にて管理されるデータとの対応付けを管理し、これらのデータの収集を行うためのソフトウェア、及びユーザ端末0101や業務アプリケーションサーバ0105、制御装置0111、0112、0113、0114等との通信を行うためのソフトウェア等が格納され、処理装置0151により処理される。また通信装置0152は、制御装置0111、0112、0113、0114からのデータ収集、及びユーザ0端末101や業務アプリケーションサーバ0105等のデータ利用者からの要求受付とデータ提供等を実施するための通信処理を行う。
図2は、本実施例における、分散システム内にあり、データ利用者が利用するユーザプログラムからのデータ要求に対してデータソースとなり、制御処理の他に、データ送信処理、イベント監視に基づくデータ名称対応付け変更等を行うプロセスが稼動する、制御系における制御装置0111のモジュール構成を示す図である。
制御装置0111には、通信媒体0202を介して、サーバ0115等との間の通信、データ要求の受け付け及び応答、イベント監視に基づくデータ名称と実データとの対応付けの管理等の処理を行うミドルウェア0201が導入される。また制御用通信媒体0203を介して制御処理を実施する制御処理部0221及び前記制御処理にて活用され、制御系データの読み書きが行われるメモリ0222が導入されている。
前記ミドルウェア0201の主な構成要素は、データ対応管理テーブル0212を参照し、該テーブルに記載された自ノード内もしくは他ノードにおけるイベント発生を監視するイベント検出部0213、前記イベント発生時にデータ対応管理テーブル0212に従ってデータ参照テーブル0211の内容を更新するデータ管理部0214、データ利用者またはゲートウェイサーバ0137からのデータ要求を受け付け、応答を返す要求受付/応答送信部0215、要求受付/応答送信部0215からの指示により要求されるデータを収集するためにデータ参照テーブル0211を参照して、メモリ0222にアクセスするデータアクセス部0216、通信媒体0202を介して、システム内のゲートウェイサーバやデータ利用者との間の通信を行う、データ通信部0217がある。
制御装置0111には、通信媒体0202を介して、サーバ0115等との間の通信、データ要求の受け付け及び応答、イベント監視に基づくデータ名称と実データとの対応付けの管理等の処理を行うミドルウェア0201が導入される。また制御用通信媒体0203を介して制御処理を実施する制御処理部0221及び前記制御処理にて活用され、制御系データの読み書きが行われるメモリ0222が導入されている。
前記ミドルウェア0201の主な構成要素は、データ対応管理テーブル0212を参照し、該テーブルに記載された自ノード内もしくは他ノードにおけるイベント発生を監視するイベント検出部0213、前記イベント発生時にデータ対応管理テーブル0212に従ってデータ参照テーブル0211の内容を更新するデータ管理部0214、データ利用者またはゲートウェイサーバ0137からのデータ要求を受け付け、応答を返す要求受付/応答送信部0215、要求受付/応答送信部0215からの指示により要求されるデータを収集するためにデータ参照テーブル0211を参照して、メモリ0222にアクセスするデータアクセス部0216、通信媒体0202を介して、システム内のゲートウェイサーバやデータ利用者との間の通信を行う、データ通信部0217がある。
図3は、本実施例における、分散システム内にあり、データ利用者が利用するユーザプログラムからのデータ要求を受け付け、制御系のデータを収集・中継することで該ユーザプログラムに応答を返す処理、イベント監視に基づくデータ名称またはオブジェクトの対応付け変更処理等を行うプロセス等が稼動する、情報系ネットワークと制御系ネットワークとのゲートウェイとなるサーバ0115のモジュール構成を示す図である。
サーバ0115には、通信媒体0302を介して、データ利用者や制御装置0111等との間の通信、データ要求の受け付け及び応答、イベント監視に基づくデータ名称またはオブジェクトと実データとの対応付けの管理等の処理を行うミドルウェア0301が導入される。
前記ミドルウェア0301の主な構成要素は、データ対応管理テーブル0312を参照し、該テーブルに記載された自ノード内もしくは他ノードにおけるイベント発生を監視するイベント検出部0313、前記イベント発生時にデータ対応管理テーブル0312に従ってデータ参照テーブル0311の内容を更新するデータ管理部0314、データ利用者からのデータ要求を受け付け、データ要求管理テーブル0319を用いて応答を返す要求受付/応答送信部0315、要求受付/応答送信部0315からの指示により要求されるデータを収集するためにデータ参照テーブル0311を参照して、システム内の制御装置0111からデータ参照テーブル0311に従ってデータを収集するデータ収集部0318、データ利用者に公開するオブジェクトが稼動するオブジェクト実行基盤0321もしくはデータ収集部0318が収集したデータを格納するためのバッファ領域0322のいずれかにアクセスするデータアクセス部0316、通信媒体0302を介して、システム内の制御装置0111やデータ利用者との間の通信を行う、データ通信部0317がある。
サーバ0115には、通信媒体0302を介して、データ利用者や制御装置0111等との間の通信、データ要求の受け付け及び応答、イベント監視に基づくデータ名称またはオブジェクトと実データとの対応付けの管理等の処理を行うミドルウェア0301が導入される。
前記ミドルウェア0301の主な構成要素は、データ対応管理テーブル0312を参照し、該テーブルに記載された自ノード内もしくは他ノードにおけるイベント発生を監視するイベント検出部0313、前記イベント発生時にデータ対応管理テーブル0312に従ってデータ参照テーブル0311の内容を更新するデータ管理部0314、データ利用者からのデータ要求を受け付け、データ要求管理テーブル0319を用いて応答を返す要求受付/応答送信部0315、要求受付/応答送信部0315からの指示により要求されるデータを収集するためにデータ参照テーブル0311を参照して、システム内の制御装置0111からデータ参照テーブル0311に従ってデータを収集するデータ収集部0318、データ利用者に公開するオブジェクトが稼動するオブジェクト実行基盤0321もしくはデータ収集部0318が収集したデータを格納するためのバッファ領域0322のいずれかにアクセスするデータアクセス部0316、通信媒体0302を介して、システム内の制御装置0111やデータ利用者との間の通信を行う、データ通信部0317がある。
図4は、本実施例が適用される分散システムにおいて、データ利用者からのデータ要求に対して応答する処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
主な構成要素として、データを要求するデータ利用者0401、情報系ネットワークと制御系ネットワークとを接続するゲートウェイ(GW)サーバ0402、制御系ネットワーク内にありデータ利用者の要求するデータのデータソースとなる制御装置(1)0403、制御装置(2)0404がある。図4では、ゲートウェイサーバ0402において、イベント発生に応じて、データ利用者に対して公開するデータ名称またはオブジェクトとデータソースとの対応付けの切り替えを実施する場合の処理の流れを示している。
ステップ0411において、データ利用者0401はデータ要求を行う。ステップ0421において、ゲートウェイサーバ0402はデータ利用者からのデータ要求を受信し、自ノードにて管理するデータ参照テーブルを参照する。ステップ0422において、ステップ0421の結果、データ利用者0401の要求データのデータソースは制御装置(1)0403であると判明したので、制御装置(1)0403にアクセスする。ステップ0431において、制御装置(1)0403はゲートウェイサーバ0402からのアクセスを受け付け、該当するデータの値を返送する。ステップ0423において、制御装置(1)0403から取得したデータを、データ利用者0401に対する応答として返す。ステップ0412において、データ利用者0401はゲートウェイサーバ0402からの応答を受信する。
ステップ0451において定義されたイベントが発生すると、ステップ0424において、該イベントを検出し、データ対応管理テーブルを参照して、データ参照テーブルの該当項目を修正する。続いてステップ0413において、データ利用者0401が再度同じデータ名称でアクセスを行う。ステップ0425において、ゲートウェイサーバ0402はデータ利用者からのデータ要求を受信し、自ノードにて管理するデータ参照テーブルを参照する。ステップ0426において、ステップ0425の参照結果により、今回はデータ利用者0401の要求データのデータソースは制御装置(2)0404であると判明したので、制御装置(2)0404にアクセスする。ステップ0441において、制御装置(2)0404はゲートウェイサーバ0402からのアクセスを受け付け、該当するデータの値を返送する。ステップ0427において、制御装置(2)0404から取得したデータを、データ利用者0401に対する応答として返す。ステップ0414において、データ利用者0401はゲートウェイサーバ0402からの応答を受信する。
主な構成要素として、データを要求するデータ利用者0401、情報系ネットワークと制御系ネットワークとを接続するゲートウェイ(GW)サーバ0402、制御系ネットワーク内にありデータ利用者の要求するデータのデータソースとなる制御装置(1)0403、制御装置(2)0404がある。図4では、ゲートウェイサーバ0402において、イベント発生に応じて、データ利用者に対して公開するデータ名称またはオブジェクトとデータソースとの対応付けの切り替えを実施する場合の処理の流れを示している。
ステップ0411において、データ利用者0401はデータ要求を行う。ステップ0421において、ゲートウェイサーバ0402はデータ利用者からのデータ要求を受信し、自ノードにて管理するデータ参照テーブルを参照する。ステップ0422において、ステップ0421の結果、データ利用者0401の要求データのデータソースは制御装置(1)0403であると判明したので、制御装置(1)0403にアクセスする。ステップ0431において、制御装置(1)0403はゲートウェイサーバ0402からのアクセスを受け付け、該当するデータの値を返送する。ステップ0423において、制御装置(1)0403から取得したデータを、データ利用者0401に対する応答として返す。ステップ0412において、データ利用者0401はゲートウェイサーバ0402からの応答を受信する。
ステップ0451において定義されたイベントが発生すると、ステップ0424において、該イベントを検出し、データ対応管理テーブルを参照して、データ参照テーブルの該当項目を修正する。続いてステップ0413において、データ利用者0401が再度同じデータ名称でアクセスを行う。ステップ0425において、ゲートウェイサーバ0402はデータ利用者からのデータ要求を受信し、自ノードにて管理するデータ参照テーブルを参照する。ステップ0426において、ステップ0425の参照結果により、今回はデータ利用者0401の要求データのデータソースは制御装置(2)0404であると判明したので、制御装置(2)0404にアクセスする。ステップ0441において、制御装置(2)0404はゲートウェイサーバ0402からのアクセスを受け付け、該当するデータの値を返送する。ステップ0427において、制御装置(2)0404から取得したデータを、データ利用者0401に対する応答として返す。ステップ0414において、データ利用者0401はゲートウェイサーバ0402からの応答を受信する。
図5は、本実施例が適用される分散システム内にある、制御系における制御装置にて管理し、データ利用者に公開するデータ名称に対してデータアクセス時に参照するデータソース情報を管理するデータ参照テーブル、及び公開するデータ名称とデータとの対応付けに関するイベント条件を管理するデータ対応管理テーブルの一例を示す図である。
データ参照テーブル0501の主な構成要素は、データ名称0511、ステータス0512、イベントID0513、データソース情報0514がある。
データ名称0511には、システム内のデータ利用者に対して公開するデータの名称が格納される。データ利用者はこのデータ名称を用いてデータ要求等を行う。ステータス0512には、データ名称0511に格納される名称に対応するデータのステータスが格納される。ステータスとしては、ALIVE”(正常)、異常である場合の“DEAD”(異常)等の値が格納される。イベントID0513には、データ名称0511に格納される名称に対応するデータと該データのデータソースとを対応づけるイベントIDが格納される。本イベントIDには、後述のデータ対応管理テーブル0502におけるイベントID0541に格納される値のうち、現状で発生しているイベントのIDが格納される。データソース情報0514には、データ名称0511に格納される名称に対応するデータのデータソースに関する情報として、該データの実際の格納先のアドレスが格納されるアドレス0531、該データのデータ型情報が格納される型0532、該データのデータサイズが格納されるサイズ0533、データソースより取得した該データのデータ値に対して実施する演算等の情報を格納する加工手段0534とが含まれる。イベントID0513、データソース情報0514とも、イベント発生・変化時にデータ対応管理テーブル0502から該発生イベントに対応づく情報が抽出され格納される。
データ参照テーブル0501の主な構成要素は、データ名称0511、ステータス0512、イベントID0513、データソース情報0514がある。
データ名称0511には、システム内のデータ利用者に対して公開するデータの名称が格納される。データ利用者はこのデータ名称を用いてデータ要求等を行う。ステータス0512には、データ名称0511に格納される名称に対応するデータのステータスが格納される。ステータスとしては、ALIVE”(正常)、異常である場合の“DEAD”(異常)等の値が格納される。イベントID0513には、データ名称0511に格納される名称に対応するデータと該データのデータソースとを対応づけるイベントIDが格納される。本イベントIDには、後述のデータ対応管理テーブル0502におけるイベントID0541に格納される値のうち、現状で発生しているイベントのIDが格納される。データソース情報0514には、データ名称0511に格納される名称に対応するデータのデータソースに関する情報として、該データの実際の格納先のアドレスが格納されるアドレス0531、該データのデータ型情報が格納される型0532、該データのデータサイズが格納されるサイズ0533、データソースより取得した該データのデータ値に対して実施する演算等の情報を格納する加工手段0534とが含まれる。イベントID0513、データソース情報0514とも、イベント発生・変化時にデータ対応管理テーブル0502から該発生イベントに対応づく情報が抽出され格納される。
データ対応管理テーブル0502の主な構成要素は、データ名称0521、イベント条件0522、データソース情報0523がある。
データ名称0521には、システム内のデータ利用者に対して公開するデータの名称が格納される。該データ名称はデータ参照テーブル0501のデータ名称0511に対応付く。
イベント条件0522には、データ名称0521に格納される名称に対応するデータに対応付けるデータソースの切り替えのトリガーとなるイベントの条件が格納される。イベント条件0522には、識別用にイベント毎に一意に割り振られるイベントID0541と、該イベント発生の監視先であるノードの名前が格納されるノード0551と参照先データの名称が格納されるデータ0552とからなる参照先情報0542と、データ0552に格納される名称のデータに対するイベント発生の判定条件を格納する判定条件0543とが含まれる。
ここで参照先情報0542に格納される情報としては、図5に示している各種の制御系データの他に、時刻、位置、制御ロジックに基づくシーケンス番号等が格納される。時刻は絶対的な基準として活用できるため、データ名称0511に対応するデータソースの切り替えを他のデータと同期をとって行うことができる。また位置情報はGPS等の公知の技術を用いることで取得が可能である。
データソース情報0523には、イベント条件0522に格納されるイベントが発生した場合に、データ名称0521に格納される名称に対応するデータに対して対応付けるデータソースに関する情報を格納する。データソース情報0523は、制御装置内におけるデータ参照先のアドレスを格納するアドレス0561、アドレス0561に格納される参照先アドレスに格納されるデータのデータ型情報が格納される型0562、該データのデータサイズが格納されるサイズ0563、データソースより取得した該データのデータ値に対して実施する演算等の情報を格納する加工手段0564が含まれる。
データ名称0521には、システム内のデータ利用者に対して公開するデータの名称が格納される。該データ名称はデータ参照テーブル0501のデータ名称0511に対応付く。
イベント条件0522には、データ名称0521に格納される名称に対応するデータに対応付けるデータソースの切り替えのトリガーとなるイベントの条件が格納される。イベント条件0522には、識別用にイベント毎に一意に割り振られるイベントID0541と、該イベント発生の監視先であるノードの名前が格納されるノード0551と参照先データの名称が格納されるデータ0552とからなる参照先情報0542と、データ0552に格納される名称のデータに対するイベント発生の判定条件を格納する判定条件0543とが含まれる。
ここで参照先情報0542に格納される情報としては、図5に示している各種の制御系データの他に、時刻、位置、制御ロジックに基づくシーケンス番号等が格納される。時刻は絶対的な基準として活用できるため、データ名称0511に対応するデータソースの切り替えを他のデータと同期をとって行うことができる。また位置情報はGPS等の公知の技術を用いることで取得が可能である。
データソース情報0523には、イベント条件0522に格納されるイベントが発生した場合に、データ名称0521に格納される名称に対応するデータに対して対応付けるデータソースに関する情報を格納する。データソース情報0523は、制御装置内におけるデータ参照先のアドレスを格納するアドレス0561、アドレス0561に格納される参照先アドレスに格納されるデータのデータ型情報が格納される型0562、該データのデータサイズが格納されるサイズ0563、データソースより取得した該データのデータ値に対して実施する演算等の情報を格納する加工手段0564が含まれる。
図6は、本実施例が適用される分散システム内にある、情報系ネットワークと制御系ネットワークとのゲートウェイとなるサーバにて管理し、データ利用者に公開するデータ名称に対してデータアクセス時に参照するデータソース情報を管理するデータ参照テーブル、及び公開するデータ名称とデータとの対応付けに関するイベント条件を管理するデータ対応管理テーブルの一例を示す図である。
データ参照テーブル0601の主な構成要素は、データ名称0611、ステータス0612、イベントID0613、データソース情報0614がある。
データ名称0611には、システム内のデータ利用者に対して公開するデータの名称が格納される。ステータス0612には、データ名称0611に格納される名称に対応するデータのステータスが格納される。ステータスとしてはALIVE”(正常)、異常である場合の“DEAD”(異常)等の値が格納される。イベントID0613には、データ名称0611に格納される名称に対応するデータと該データのデータソースとを対応づけるイベントIDが格納される。本イベントIDには後述のデータ対応管理テーブル0602におけるイベントID0641に格納される値のうち、現状で発生しているイベントのIDが格納される。データソース情報0614には、データ名称0611に格納される名称に対応するデータのデータソースに関する情報として、該データの実際の格納先のノードの名称が格納されるノード0631、前記ノードにて管理される該データのデータ名称が格納されるデータ0632、データソースより取得した該データのデータ値に対して実施する演算、構造化等の情報を格納する加工手段0633とが含まれる。
データ参照テーブル0601の主な構成要素は、データ名称0611、ステータス0612、イベントID0613、データソース情報0614がある。
データ名称0611には、システム内のデータ利用者に対して公開するデータの名称が格納される。ステータス0612には、データ名称0611に格納される名称に対応するデータのステータスが格納される。ステータスとしてはALIVE”(正常)、異常である場合の“DEAD”(異常)等の値が格納される。イベントID0613には、データ名称0611に格納される名称に対応するデータと該データのデータソースとを対応づけるイベントIDが格納される。本イベントIDには後述のデータ対応管理テーブル0602におけるイベントID0641に格納される値のうち、現状で発生しているイベントのIDが格納される。データソース情報0614には、データ名称0611に格納される名称に対応するデータのデータソースに関する情報として、該データの実際の格納先のノードの名称が格納されるノード0631、前記ノードにて管理される該データのデータ名称が格納されるデータ0632、データソースより取得した該データのデータ値に対して実施する演算、構造化等の情報を格納する加工手段0633とが含まれる。
データ対応管理テーブル0602の主な構成要素は、データ名称0621、イベント条件0622、データソース情報0623がある。
データ名称0621には、システム内のデータ利用者に対して公開するデータの名称が格納される。該データ名称はデータ参照テーブル0601のデータ名称0611に対応付く。
イベント条件0622には、データ名称0621に格納される名称に対応するデータに対応付けるデータソースの切り替えのトリガーとなるイベントの条件が格納される。イベント条件0622には、識別用にイベント毎に一意に割り振られるイベントID0641と、該イベント発生の監視先であるノードの名前が格納されるノード0651と参照先データの名称が格納されるデータ0652とからなる参照先情報0642と、データ0652に格納される名称のデータに対するイベント発生の判定条件を格納する判定条件0643とが含まれる。
ここで参照先情報0642に格納される情報としては、図6に示している各種の制御系データの他に、時刻、位置、制御ロジックに基づくシーケンス番号等が格納される。時刻は絶対的な基準として活用できるため、データ名称0511に対応するデータソースの切り替えを他のデータと同期をとって行うことができる。また位置情報はGPS等の公知の技術を用いることで取得が可能である。
データソース情報0623には、イベント条件0622に格納されるイベントが発生した場合に、データ名称0621に格納される名称に対応するデータに対して対応付けるデータソースに関する情報を格納する。データソース情報0623には、データ名称0611に格納される名称に対応するデータのデータソースに関する情報として、該データの実際の格納先のノードの名称が格納されるノード0661、前記ノードにて管理される該データのデータ名称が格納されるデータ0662、データソースより取得した該データのデータ値に対して実施する演算、構造化等の情報を格納する加工手段0663とが含まれる。
データ名称0621には、システム内のデータ利用者に対して公開するデータの名称が格納される。該データ名称はデータ参照テーブル0601のデータ名称0611に対応付く。
イベント条件0622には、データ名称0621に格納される名称に対応するデータに対応付けるデータソースの切り替えのトリガーとなるイベントの条件が格納される。イベント条件0622には、識別用にイベント毎に一意に割り振られるイベントID0641と、該イベント発生の監視先であるノードの名前が格納されるノード0651と参照先データの名称が格納されるデータ0652とからなる参照先情報0642と、データ0652に格納される名称のデータに対するイベント発生の判定条件を格納する判定条件0643とが含まれる。
ここで参照先情報0642に格納される情報としては、図6に示している各種の制御系データの他に、時刻、位置、制御ロジックに基づくシーケンス番号等が格納される。時刻は絶対的な基準として活用できるため、データ名称0511に対応するデータソースの切り替えを他のデータと同期をとって行うことができる。また位置情報はGPS等の公知の技術を用いることで取得が可能である。
データソース情報0623には、イベント条件0622に格納されるイベントが発生した場合に、データ名称0621に格納される名称に対応するデータに対して対応付けるデータソースに関する情報を格納する。データソース情報0623には、データ名称0611に格納される名称に対応するデータのデータソースに関する情報として、該データの実際の格納先のノードの名称が格納されるノード0661、前記ノードにて管理される該データのデータ名称が格納されるデータ0662、データソースより取得した該データのデータ値に対して実施する演算、構造化等の情報を格納する加工手段0663とが含まれる。
図7は、本実施例が適用される分散システム内にある、情報系ネットワークと制御系ネットワークとのゲートウェイとなるサーバにて管理し、データ利用者に公開するオブジェクトに対して実データにアクセスする時に参照するデータソース情報を管理するオブジェクト参照テーブル、及び公開するオブジェクトと実データとの対応付けに関するイベント条件を管理するデータ対応管理テーブルの一例を示す図である。
オブジェクト参照テーブル0701の主な構成要素は、オブジェクト0711、ステータス0712、イベントID0713、データソース情報0714がある。
オブジェクト0711には、システム内のデータ利用者に対して公開するオブジェクトに関する情報が格納され、該オブジェクトの名称が格納される名称0731と、該オブジェクトの属性情報が格納される属性情報0732とが含まれる。ステータス0712には、オブジェクト0711に格納される情報に対応するオブジェクトのステータスが格納される。ステータスとしてはALIVE”(正常)、異常である場合の“DEAD”(異常)等の値が格納され、オブジェクトに対応付けられる1つ以上のデータの状態に依存する。イベントID0713には、オブジェクト0711に格納される名称に対応するオブジェクトと該オブジェクトのデータソースとを対応づけるイベントIDが格納される。本イベントIDには後述のデータ対応管理テーブル0702におけるイベントID0751に格納される値のうち、現状で発生しているイベントのIDが格納される。データソース情報0714には、オブジェクト0711に格納される名称に対応するオブジェクトに対応付けられる1つ以上のデータのデータソースに関する情報として、該データの実際の格納先のノードの名称が格納されるノード0741、前記ノードにて管理される該データのデータ名称が格納されるデータ0742、データソースより取得した該データのデータ値に対して実施する演算、オブジェクトの属性への値格納等の加工手段に関する情報を格納する加工手段0743とが含まれる。
オブジェクト参照テーブル0701の主な構成要素は、オブジェクト0711、ステータス0712、イベントID0713、データソース情報0714がある。
オブジェクト0711には、システム内のデータ利用者に対して公開するオブジェクトに関する情報が格納され、該オブジェクトの名称が格納される名称0731と、該オブジェクトの属性情報が格納される属性情報0732とが含まれる。ステータス0712には、オブジェクト0711に格納される情報に対応するオブジェクトのステータスが格納される。ステータスとしてはALIVE”(正常)、異常である場合の“DEAD”(異常)等の値が格納され、オブジェクトに対応付けられる1つ以上のデータの状態に依存する。イベントID0713には、オブジェクト0711に格納される名称に対応するオブジェクトと該オブジェクトのデータソースとを対応づけるイベントIDが格納される。本イベントIDには後述のデータ対応管理テーブル0702におけるイベントID0751に格納される値のうち、現状で発生しているイベントのIDが格納される。データソース情報0714には、オブジェクト0711に格納される名称に対応するオブジェクトに対応付けられる1つ以上のデータのデータソースに関する情報として、該データの実際の格納先のノードの名称が格納されるノード0741、前記ノードにて管理される該データのデータ名称が格納されるデータ0742、データソースより取得した該データのデータ値に対して実施する演算、オブジェクトの属性への値格納等の加工手段に関する情報を格納する加工手段0743とが含まれる。
データ対応管理テーブル0702の主な構成要素は、オブジェクト0721、イベント条件0722、データソース情報0723がある。
オブジェクト0721には、システム内のデータ利用者に対して公開するオブジェクトに関する情報が格納され、該オブジェクトの名称が格納される名称0761と、該オブジェクトの属性情報が格納される属性情報0762とが含まれる。該オブジェクトはオブジェクト参照テーブル0701のオブジェクト0711に対応付く。イベント条件0722には、データ名称0721に格納される名称に対応するオブジェクトに対応付けるデータソースの切り替えのトリガーとなるイベントの条件が格納される。イベント条件0722には、識別用にイベント毎に一意に割り振られるイベントID0751と、該イベント発生の監視先であるノードの名前が格納されるノード0771と参照先データの名称が格納されるデータ0772とからなる参照先情報0752と、データ0772に格納される名称のデータに対するイベント発生の判定条件を格納する判定条件0753とが含まれる。データソース情報0723には、イベント条件0722に格納されるイベントが発生した場合に、データ名称0721に格納される名称に対応するオブジェクトに対して対応付けるデータソースに関する情報を格納する。データソース情報0723には、オブジェクト0721に格納される名称に対応するオブジェクトのデータソースに関する情報として、該データの実際の格納先のノードの名称が格納されるノード0781、前記ノードにて管理される該データのデータ名称が格納されるデータ0782、データソースより取得した該データのデータ値に対して実施する演算、構造化等の情報を格納する加工手段0783とが含まれる。
オブジェクト0721には、システム内のデータ利用者に対して公開するオブジェクトに関する情報が格納され、該オブジェクトの名称が格納される名称0761と、該オブジェクトの属性情報が格納される属性情報0762とが含まれる。該オブジェクトはオブジェクト参照テーブル0701のオブジェクト0711に対応付く。イベント条件0722には、データ名称0721に格納される名称に対応するオブジェクトに対応付けるデータソースの切り替えのトリガーとなるイベントの条件が格納される。イベント条件0722には、識別用にイベント毎に一意に割り振られるイベントID0751と、該イベント発生の監視先であるノードの名前が格納されるノード0771と参照先データの名称が格納されるデータ0772とからなる参照先情報0752と、データ0772に格納される名称のデータに対するイベント発生の判定条件を格納する判定条件0753とが含まれる。データソース情報0723には、イベント条件0722に格納されるイベントが発生した場合に、データ名称0721に格納される名称に対応するオブジェクトに対して対応付けるデータソースに関する情報を格納する。データソース情報0723には、オブジェクト0721に格納される名称に対応するオブジェクトのデータソースに関する情報として、該データの実際の格納先のノードの名称が格納されるノード0781、前記ノードにて管理される該データのデータ名称が格納されるデータ0782、データソースより取得した該データのデータ値に対して実施する演算、構造化等の情報を格納する加工手段0783とが含まれる。
図8は、本実施例が適用される分散システム内にある、制御系における制御装置において、イベント監視により公開するデータ名称とデータとの対応付けの切り替えを行う際の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップ0801において、システムの構築等により指定されたタイミングもしくは時間周期によりデータ対応管理テーブルを参照する。ステップ0802において、前記データ対応管理テーブルのデータ名称毎の項目を参照する。ステップ0803において、前記テーブルの“イベント条件”を参照し、定義されたイベントが発生し、かつ該発生イベントがデータ参照テーブルの該当データの“イベントID”に該当するイベントと異なると判断される場合、ステップ0804において、データ参照テーブルの該当データの“データソース情報”に、データ対応管理テーブルの該当データの該発生イベントに対応する“データソース情報”に記載される情報を書き込んで更新する。ステップ0805において、ステップ0804にて変更後のデータソースに対してアクセスを行い、正常であると判断される場合、ステップ0806において、データ参照テーブルの該当データの“ステータス”に“ALIVE”(正常)と記載する。ステップ0805において、ステップ0804にて情報を更新したデータソースに対してアクセスを行い、異常であると判断される場合、ステップ0807において、データ参照テーブルの該当データの“ステータス”に“DEAD”(異常)と記載する。そして、ステップ0808において、データ対応管理テーブルの全データの項目の参照を終了したと判断される場合、処理を終了する。ステップ0808において、データ対応管理テーブルの全データの項目の参照を終了していないと判断される場合、ステップ0802からステップ0807までの処理を繰り返す。なお、ステップ0803において、定義されたイベントが発生しない、又は発生イベントの変化がないと判断される場合、ステップ0808に進む。
ステップ0801において、システムの構築等により指定されたタイミングもしくは時間周期によりデータ対応管理テーブルを参照する。ステップ0802において、前記データ対応管理テーブルのデータ名称毎の項目を参照する。ステップ0803において、前記テーブルの“イベント条件”を参照し、定義されたイベントが発生し、かつ該発生イベントがデータ参照テーブルの該当データの“イベントID”に該当するイベントと異なると判断される場合、ステップ0804において、データ参照テーブルの該当データの“データソース情報”に、データ対応管理テーブルの該当データの該発生イベントに対応する“データソース情報”に記載される情報を書き込んで更新する。ステップ0805において、ステップ0804にて変更後のデータソースに対してアクセスを行い、正常であると判断される場合、ステップ0806において、データ参照テーブルの該当データの“ステータス”に“ALIVE”(正常)と記載する。ステップ0805において、ステップ0804にて情報を更新したデータソースに対してアクセスを行い、異常であると判断される場合、ステップ0807において、データ参照テーブルの該当データの“ステータス”に“DEAD”(異常)と記載する。そして、ステップ0808において、データ対応管理テーブルの全データの項目の参照を終了したと判断される場合、処理を終了する。ステップ0808において、データ対応管理テーブルの全データの項目の参照を終了していないと判断される場合、ステップ0802からステップ0807までの処理を繰り返す。なお、ステップ0803において、定義されたイベントが発生しない、又は発生イベントの変化がないと判断される場合、ステップ0808に進む。
図9は、本実施例が適用される分散システム内にある、情報系ネットワークと制御系ネットワークとのゲートウェイとなるサーバにおいて、イベント監視により公開するデータ名称またはオブジェクトとデータソースとの対応付けの切り替えを行う際の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップ0901において、システムの構築等により指定されたタイミングもしくは時間周期によりデータ対応管理テーブルを参照する。次に、ステップ0902において、前記データ対応管理テーブルのデータ名称毎の項目を参照する。ステップ0903において、前記テーブルの“イベント条件”を参照し、定義されたイベントが発生し、かつ該発生イベントがデータ参照テーブルの該当データの“イベントID”に該当するイベントと異なると判断される場合、ステップ0904において、データ参照テーブルの該当データの“データソース情報”に、データ対応管理テーブルの該当データの該発生イベントに対応する“データソース情報”に記載される情報を書き込む。ステップ0905において、ステップ0904にて情報を更新したデータソースに対してアクセスを行い、正常であると判断される場合、ステップ0906において、データ参照テーブルの該当データの“ステータス”に“ALIVE”(正常)と書き込んで、ステップ0913に進む。ステップ0905において、ステップ0904にて情報を更新したデータソースに対してアクセスを行い、異常であると判断される場合、ステップ0907において、システム構成を確認し、該当データに関して多重化構成をとっていると判断される場合、ステップ0911において、データ対応管理テーブルの該当する“データソース情報”を多重化された他の正常なデータソースの情報に更新し、ステップ0912において、データ参照テーブルの該当データの“データソース情報”も上記情報に更新し直し、ステップ0906に進む。ステップ0907において、該当データに関して多重化構成をとっていないと判断される場合、ステップ0908において、該当データのキャッシュの有無を確認し、キャッシュが存在すると判断される場合、ステップ0909において、該キャッシュデータの鮮度がシステムの構築等により指定された時間内であると判断される場合、ステップ0911において、データ対応管理テーブルの該当する“データソース情報”を該キャッシュの情報に更新し、ステップ0912に進む。ステップ0909において、該キャッシュデータの鮮度がシステムの構築等により指定された時間を経過していると判断される場合、ステップ0910において、データ参照テーブルの該当データの“ステータス”に“DEAD”(異常)と書き込んで、ステップ0913に進む。ステップ0908において、該当データのキャッシュが存在しないと判断される場合、ステップ0910に進む。そして、ステップ0913において、データ対応管理テーブルの全データの項目の参照を終了したと判断される場合、処理を終了する。ステップ0913において、データ対応管理テーブルの全データの項目の参照を終了していないと判断される場合、ステップ0902からステップ0912までの処理を繰り返す。なお、ステップ0903において、定義されたイベントが発生しない、又は発生イベントの変化がないと判断される場合、ステップ0913に進む。
ステップ0901において、システムの構築等により指定されたタイミングもしくは時間周期によりデータ対応管理テーブルを参照する。次に、ステップ0902において、前記データ対応管理テーブルのデータ名称毎の項目を参照する。ステップ0903において、前記テーブルの“イベント条件”を参照し、定義されたイベントが発生し、かつ該発生イベントがデータ参照テーブルの該当データの“イベントID”に該当するイベントと異なると判断される場合、ステップ0904において、データ参照テーブルの該当データの“データソース情報”に、データ対応管理テーブルの該当データの該発生イベントに対応する“データソース情報”に記載される情報を書き込む。ステップ0905において、ステップ0904にて情報を更新したデータソースに対してアクセスを行い、正常であると判断される場合、ステップ0906において、データ参照テーブルの該当データの“ステータス”に“ALIVE”(正常)と書き込んで、ステップ0913に進む。ステップ0905において、ステップ0904にて情報を更新したデータソースに対してアクセスを行い、異常であると判断される場合、ステップ0907において、システム構成を確認し、該当データに関して多重化構成をとっていると判断される場合、ステップ0911において、データ対応管理テーブルの該当する“データソース情報”を多重化された他の正常なデータソースの情報に更新し、ステップ0912において、データ参照テーブルの該当データの“データソース情報”も上記情報に更新し直し、ステップ0906に進む。ステップ0907において、該当データに関して多重化構成をとっていないと判断される場合、ステップ0908において、該当データのキャッシュの有無を確認し、キャッシュが存在すると判断される場合、ステップ0909において、該キャッシュデータの鮮度がシステムの構築等により指定された時間内であると判断される場合、ステップ0911において、データ対応管理テーブルの該当する“データソース情報”を該キャッシュの情報に更新し、ステップ0912に進む。ステップ0909において、該キャッシュデータの鮮度がシステムの構築等により指定された時間を経過していると判断される場合、ステップ0910において、データ参照テーブルの該当データの“ステータス”に“DEAD”(異常)と書き込んで、ステップ0913に進む。ステップ0908において、該当データのキャッシュが存在しないと判断される場合、ステップ0910に進む。そして、ステップ0913において、データ対応管理テーブルの全データの項目の参照を終了したと判断される場合、処理を終了する。ステップ0913において、データ対応管理テーブルの全データの項目の参照を終了していないと判断される場合、ステップ0902からステップ0912までの処理を繰り返す。なお、ステップ0903において、定義されたイベントが発生しない、又は発生イベントの変化がないと判断される場合、ステップ0913に進む。
図10は、本実施例が適用される分散システムにおける情報流通制御方法を、製造業における情報制御システムに適用した場合の例を示す図である。主な構成要素は、情報系ネットワーク1011に接続するデータ利用者の端末1001、情報系ネットワーク1011と制御系ネットワーク1012とを接続するゲートウェイサーバ1002、制御系ネットワーク1012に接続する制御装置1003、制御装置1003により制御されるモータ1004、温度センサ1005である。
本システムでは、データ利用者1001は、保守業務において、温度センサ1005の出力値を収集し、分析処理等に活用している。
本システムでは、データ利用者1001は、保守業務において、温度センサ1005の出力値を収集し、分析処理等に活用している。
ここでデータ管理テーブル0502の具体的な一例として示すテーブル1031のように、温度センサ1005の出力値は、モータ1004の状態により異なるデータ名称に対応付けている。モータ1004の状態(制御モード)は“停止”(1021)、“稼動”(1022)の2つある。テーブル1031に示すように、モータ1004の状態が“停止”(1021)である場合、温度センサ1005の出力値のデータ名称は“室温”とする。この時、本データは製品品質維持や現場環境改善等のために参照する環境情報(室温)として活用できる。一方、モータ1004の状態が“稼動”(1022)である場合、温度センサ1005の出力値のデータ名称は“軸温度”とする。この時、本データは高速回転中のモータの軸の温度を計測するのに用いられ、モータの軸の金属疲労等の兆候管理に活用できる。
図11は、本実施例が適用される分散システムにおける情報流通制御方法を、製造業における情報制御システムに適用した場合の例を示す図である。主な構成要素は、拠点1102内の情報系ネットワーク1114に接続するデータ利用者の端末1101、情報系ネットワーク1114と広域網1115とを接続するゲートウェイサーバ1131、広域網1115と工場内の制御系ネットワーク1113、1111、1112とをそれぞれ接続し、ネットワーク間の通信の中継、データ要求の受付等を行うゲートウェイサーバ1132、1133、1134等がある。ここで工場1103内のネットワーク1111にはA工程1141のシステムが構築されており、ネットワーク1112にはB工程1142のシステムが構築されている。B工程1142はA工程1141の後工程であり、主に製品の品質検査を行う工程であるとする。
本システムにおいて、データ利用者1101は、B工程1142から上がってくる製品品質情報(データ名称“Q−Data”)を収集し分析することで、品質改善等を行うことができ、製品品質に異常がある場合は直ちに原因究明を行う必要がある。
ゲートウェイサーバ1132では、データ利用者1101が要求するデータ“Q−Data”(1161)とデータソースとの対応付けを管理しており、データ管理テーブル0502の具体的な一例であるテーブル1151に示す条件により、データ名称“Q−Data”に対してイベント発生に基づいてデータソースの切り替えを行う。すなわちB工程1142から上がってくる“(1)B製品品質”(1162)が正常である場合は、“Q−Data”(1161)に対して“(1)B製品品質”(1162)を対応付ける。一方、“(1)B製品品質”(1162)が異常である場合は、B工程1142から上がってくる“(1)B製品品質”(1162)、“(2)B稼動実績”(1163)、A工程1141から上がってくる“(3)A稼動実績”(1164)の組合せを対応付ける。異常発生時に関連のある前工程における実績情報等も自動的に含めることで、データ利用者1101は異常発見後に関連データ収集の作業を行わずとも、直ちに原因究明の分析作業を開始できる。またデータ利用者1101は必要な時にのみ必要なデータを受け取ることができるので、データ増大によるDBの容量不足等の問題を回避できる。
本システムにおいて、データ利用者1101は、B工程1142から上がってくる製品品質情報(データ名称“Q−Data”)を収集し分析することで、品質改善等を行うことができ、製品品質に異常がある場合は直ちに原因究明を行う必要がある。
ゲートウェイサーバ1132では、データ利用者1101が要求するデータ“Q−Data”(1161)とデータソースとの対応付けを管理しており、データ管理テーブル0502の具体的な一例であるテーブル1151に示す条件により、データ名称“Q−Data”に対してイベント発生に基づいてデータソースの切り替えを行う。すなわちB工程1142から上がってくる“(1)B製品品質”(1162)が正常である場合は、“Q−Data”(1161)に対して“(1)B製品品質”(1162)を対応付ける。一方、“(1)B製品品質”(1162)が異常である場合は、B工程1142から上がってくる“(1)B製品品質”(1162)、“(2)B稼動実績”(1163)、A工程1141から上がってくる“(3)A稼動実績”(1164)の組合せを対応付ける。異常発生時に関連のある前工程における実績情報等も自動的に含めることで、データ利用者1101は異常発見後に関連データ収集の作業を行わずとも、直ちに原因究明の分析作業を開始できる。またデータ利用者1101は必要な時にのみ必要なデータを受け取ることができるので、データ増大によるDBの容量不足等の問題を回避できる。
以上、本発明の実施例について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
以上実施例で本発明を説明したが、本発明の他の実施形態1は、本発明の分散情報流通制御方法において、前記公開するデータ名称またはオブジェクトに対応付けている分散システム内のデータソースの切り替えを、前記データ利用者用機器の利用用途に応じて実施するステップを含む分散情報流通制御方法である。
また、本発明の他の実施形態2は、本発明の分散情報流通制御方法において、前記分散システムにおけるデータ利用者用機器からのデータ要求への応答は、1つ以上の要求データ項目に関する問合せに対して該データ利用者用機器に1回の応答を返すことにより、もしくは1つ以上の要求データ項目に関して、該データ利用者用機器により指定された周期もしくは条件に従って、該データ利用者用機器に指定された有効期間の間、該データ利用者用機器に応答を返すことにより行う分散情報流通制御方法である。
そして、本発明の他の実施形態3は、本発明の分散情報流通制御方法において、前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称を、前記制御系ネットワーク内の、前記データのデータソースとなる制御装置にて管理し、定義されたイベントの発生もしくは状態変化に応じて、前記データ名称と前記制御装置内にて出力・管理されるデータとの対応付けの切り替えを前記制御装置にて行う分散情報流通制御方法である。
更に、本発明の他の実施形態4は、本発明の分散情報流通制御方法において、前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称またはオブジェクトを、前記情報系ネットワークと前記制御系ネットワークとのゲートウェイとなるサーバにて管理し、定義されたイベントの発生もしくは状態変化に応じて、前記データ名称またはオブジェクトと、前記サーバに蓄積されるデータもしくはデータソースとなる、前記制御系ネットワーク内の1つ以上の制御装置にて管理されるデータとの対応付けの切り替えを前記サーバにて行う分散情報流通制御方法である。
また、本発明の他の実施形態5は、本発明の分散情報流通制御方法において、前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称またはオブジェクトと前記制御系ネットワーク内のデータソースとの対応付けを行う際に、該当するデータソースからの取得データに対して加工を行うこと、もしくは複数のデータソースからの取得データの組合せ、構造化等を行うことにより、前記データ名称またはオブジェクトとの対応付けを行う分散情報流通制御方法である。
そして、本発明の他の実施形態6は、本発明の他の実施形態3または実施形態4の分散情報流通制御方法において、前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称またはオブジェクトと前記制御系ネットワーク内のデータソースとの対応付けの切り替え実施のトリガーとして、前記データ名称またはオブジェクトを管理する、制御系ネットワーク内の制御装置または情報系ネットワークと制御系ネットワークとのゲートウェイとなるサーバの内部にて発生するイベントもしくは状態変化の有無を監視する分散情報流通制御方法である。
更に、本発明の他の実施形態7は、本発明の他の実施形態3または実施形態4の分散情報流通制御方法において、前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称またはオブジェクトと前記制御系ネットワーク内のデータソースとの対応付けの切り替え実施のトリガーとして、前記データ名称またはオブジェクトを管理する、制御系ネットワーク内の制御装置または情報系ネットワークと制御系ネットワークとのゲートウェイとなるサーバとは異なる他のノードにて発生するイベントもしくは状態変化の有無を監視する分散情報流通制御方法である。
また、本発明の他の実施形態8は、本発明の他の実施形態3または実施形態4の分散情報流通制御方法において、前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称またはオブジェクトと前記制御系ネットワーク内のデータソースとの対応付けの切り替え実施のトリガーとして、前記制御系ネットワークにおけるシステム構成の変化の有無を監視する分散情報流通制御方法である。
そして、本発明の他の実施形態9は、対象となる1以上の設備・デバイスを分散して制御する1以上の制御系ネットワークと、前記1以上の制御系ネットワークと相互に接続する1以上の情報系ネットワークと、前記制御系ネットワークと前記情報系ネットワークとのゲートウェイとなるサーバとを備え、分散システム全体の中に分散する複数のデータソースと1以上のデータ利用者用機器との間での情報の流通を可能とする分散システムにおいて、前記複数のデータソースの中に、分散システム内で利用可能なデータに関してデータ名称またはオブジェクトとしてデータ利用者用機器に公開する機器、データ名称またはオブジェクトを指定することによるデータ利用者用機器からのデータ要求を受け付け、受け付けたデータ名称またはオブジェクトに対応付けている分散システム内のデータソースからのデータ値を収集する機器、前記データ利用者用機器の要求への応答として前記収集したデータ値を提供する機器、前記システム内で定義されたイベントの発生もしくは状態変化の有無を監視し、該イベント発生時もしくは状態変化時に前記公開するデータ名称またはオブジェクトに対応付けている分散システム内のデータソースの切り替えを実施する機器を有する分散システムである。
更に、本発明の他の実施形態10は、本発明の他の実施形態9の分散システムにおいて、前記複数のデータソースの中に、前記公開するデータ名称またはオブジェクトに対応付けている分散システム内のデータソースの切り替えを、前記データ利用者用機器の利用用途に応じて実施する機器を有する分散システムである。
また、本発明の他の実施形態11は、本発明の他の実施形態9の分散システムにおいて、前記複数のデータソースの中に、前記分散システムにおけるデータ利用者用機器からのデータ要求への応答を、1つ以上の要求データ項目に関する問合せに対して該データ利用者用機器に1回の応答を返すことにより、もしくは1つ以上の要求データ項目に関して、該データ利用者用機器により指定された周期もしくは条件に従って、該データ利用者用機器に指定された有効期間の間、該データ利用者用機器に応答を返すことにより行う機器を有する分散システムである。
そして、本発明の他の実施形態12は、本発明の他の実施形態9の分散システムにおいて、前記制御系ネットワーク内に、1以上の制御装置を有しており、前記1以上の制御装置のいずれかは、前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称を管理し、定義されたイベントの発生もしくは状態変化に応じて、前記データ名称と自装置内にて出力・管理されるデータとの対応付けの切り替えを行う分散システムである。
更に、本発明の他の実施形態13は、本発明の他の実施形態9の分散システムにおいて、前記ゲートウェイとなるサーバは、前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称またはオブジェクトを管理し、定義されたイベントの発生もしくは状態変化に応じて、前記データ名称またはオブジェクトと、自装置に蓄積されるデータもしくはデータソースとなる、前記制御系ネットワーク内の1つ以上の制御装置にて管理されるデータとの対応付けの切り替えを行う分散システムである。
また、本発明の他の実施形態14は、本発明の他の実施形態9の分散システムにおいて、前記複数のデータソースの中に、前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称またはオブジェクトと前記制御系ネットワーク内のデータソースとの対応付けを行う際に、該当するデータソースからの取得データに対して加工を行うこと、もしくは複数のデータソースからの取得データの組合せ、構造化等を行うことにより、前記データ名称またはオブジェクトとの対応付けを行う機器を有する分散システムである。
そして、本発明の他の実施形態15は、本発明の他の実施形態12または実施形態13の分散システムにおいて、前記複数のデータソースの中に、前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称またはオブジェクトと前記制御系ネットワーク内のデータソースとの対応付けの切り替え実施のトリガーとして、前記データ名称またはオブジェクトを管理する、制御系ネットワーク内の制御装置または情報系ネットワークと制御系ネットワークとのゲートウェイとなるサーバの内部にて発生するイベントもしくは状態変化の有無を監視する機器を有する分散システムである。
更に、本発明の他の実施形態16は、本発明の他の実施形態12または実施形態13の分散システムにおいて、前記複数のデータソースの中に、前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称またはオブジェクトと前記制御系ネットワーク内のデータソースとの対応付けの切り替え実施のトリガーとして、前記データ名称またはオブジェクトを管理する、制御系ネットワーク内の制御装置または情報系ネットワークと制御系ネットワークとのゲートウェイとなるサーバとは異なる他のノードにて発生するイベントもしくは状態変化の有無を監視する機器を有する分散システムである。
また、本発明の他の実施形態17は、本発明の他の実施形態12または実施形態13の分散システムにおいて、前記複数のデータソースの中に、前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称またはオブジェクトと前記制御系ネットワーク内のデータソースとの対応付けの切り替え実施のトリガーとして、前記制御系ネットワークにおけるシステム構成の変化の有無を監視する機器を有する分散システムである。
そして、本発明の他の実施形態18は、対象となる1以上の設備・デバイスを分散して制御する1以上の制御系ネットワークと1以上の情報系ネットワークとを接続してゲートウェイとなり、かつ、分散システム全体の中に分散する複数のデータソースと1以上のデータ利用者用機器との間での情報の流通を可能とする分散システムを構成するサーバにおいて、分散システム内で利用可能なデータに関してデータ名称またはオブジェクトとしてデータ利用者用機器に公開し、データ名称またはオブジェクトを指定することによるデータ利用者用機器からのデータ要求を受け付け、受け付けたデータ名称またはオブジェクトに対応付けている分散システム内のデータソースからのデータ値を収集し、前記データ利用者用機器の要求への応答として前記収集したデータ値を提供し、前記分散システム内で定義されたイベントの発生時もしくは状態変化時に前記公開するデータ名称またはオブジェクトに対応付けている分散システム内のデータソースの切り替えを実施する分散システムのサーバである。
更に、本発明の他の実施形態19は、対象となる1以上の設備・デバイスを分散して制御する1以上の制御系ネットワークと、前記1以上の制御系ネットワークと相互に接続する1以上の情報系ネットワークと、前記制御系ネットワークと前記情報系ネットワークとのゲートウェイとなるサーバとを備え、分散システム全体の中に分散する複数のデータソースと1以上のデータ利用者用機器との間での情報の流通を可能とする分散システムにおけるプログラムであって、前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ名称またはオブジェクトとしてデータ利用者用機器に公開するステップ、データ名称またはオブジェクトを指定することによるデータ利用者用機器からのデータ要求を受け付け、受け付けたデータ名称またはオブジェクトに対応付けている分散システム内のデータソースからのデータ値を収集するステップ、前記データ利用者用機器の要求への応答として前記収集したデータ値を提供するステップ、前記システム内で定義されたイベントの発生もしくは状態変化の有無を監視し、該イベント発生時もしくは状態変化時に前記公開するデータ名称またはオブジェクトに対応付けている分散システム内のデータソースの切り替えを実施するステップを、それぞれ前記複数のデータソースとして機能するコンピュータのいずれかに実行させるためのプログラムである。
0101 ユーザ端末、データ利用者、0102 拠点、0104 工場、0105 業務アプリケーションサーバ、0111 制御装置、0115 サーバ、0121 設備・デバイス、0131 広域通信網、0132 情報系ネットワーク、0133 制御系ネットワーク、0137ゲートウェイサーバ。
Claims (20)
- 対象となる1以上の設備・デバイスを分散して制御する1以上の制御系ネットワークと、前記制御系ネットワークと1以上の情報系ネットワークとが相互に接続し連携する分散システムの中に分散するデータソースとデータ利用者用機器との間で情報の流通を行う方法であって、
前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ名称またはオブジェクトとしてデータ利用者用機器に公開するステップと、データ名称またはオブジェクトを指定することによるデータ利用者用機器からのデータ要求を受け付けるステップと、受け付けたデータ名称またはオブジェクトに対応付けている分散システム内のデータソースからのデータ値を収集し、前記データ利用者用機器の要求への応答として前記収集したデータ値を提供するステップと、前記分散システム内で定義されたイベントの発生もしくは状態変化の有無を監視し、該イベント発生時もしくは状態変化時に前記公開するデータ名称またはオブジェクトに対応付けている分散システム内のデータソースの切り替えを実施するステップと、を含むことを特徴とする分散情報流通制御方法。 - 請求項1記載の分散情報流通制御方法において、
前記公開するデータ名称またはオブジェクトに対応付けている分散システム内のデータソースの切り替えを、前記データ利用者用機器の利用用途に応じて実施するステップを含むことを特徴とする分散情報流通制御方法。 - 請求項1記載の分散情報流通制御方法において、
前記分散システムにおけるデータ利用者用機器からのデータ要求への応答は、1つ以上の要求データ項目に関する問合せに対して該データ利用者用機器に1回の応答を返すことにより、もしくは1つ以上の要求データ項目に関して、該データ利用者用機器により指定された周期もしくは条件に従って、該データ利用者用機器に指定された有効期間の間、該データ利用者用機器に応答を返すことにより行うことを特徴とする分散情報流通制御方法。 - 請求項1記載の分散情報流通制御方法において、
前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称を、前記制御系ネットワーク内の、前記データのデータソースとなる制御装置にて管理し、定義されたイベントの発生もしくは状態変化に応じて、前記データ名称と前記制御装置内にて出力・管理されるデータとの対応付けの切り替えを前記制御装置にて行うことを特徴とする分散情報流通制御方法。 - 請求項1記載の分散情報流通制御方法において、
前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称またはオブジェクトを、前記情報系ネットワークと前記制御系ネットワークとのゲートウェイとなるサーバにて管理し、定義されたイベントの発生もしくは状態変化に応じて、前記データ名称またはオブジェクトと、前記サーバに蓄積されるデータもしくはデータソースとなる、前記制御系ネットワーク内の1つ以上の制御装置にて管理されるデータとの対応付けの切り替えを前記サーバにて行うことを特徴とする分散情報流通制御方法。 - 請求項1記載の分散情報流通制御方法において、
前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称またはオブジェクトと前記制御系ネットワーク内のデータソースとの対応付けを行う際に、該当するデータソースからの取得データに対して加工を行うこと、もしくは複数のデータソースからの取得データの組合せ、構造化等を行うことにより、前記データ名称またはオブジェクトとの対応付けを行うことを特徴とする分散情報流通制御方法。 - 請求項4または請求項5記載の分散情報流通制御方法において、
前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称またはオブジェクトと前記制御系ネットワーク内のデータソースとの対応付けの切り替え実施のトリガーとして、前記データ名称またはオブジェクトを管理する、制御系ネットワーク内の制御装置または情報系ネットワークと制御系ネットワークとのゲートウェイとなるサーバの内部にて発生するイベントもしくは状態変化の有無を監視することを特徴とする分散情報流通制御方法。 - 請求項4または請求項5記載の分散情報流通制御方法において、
前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称またはオブジェクトと前記制御系ネットワーク内のデータソースとの対応付けの切り替え実施のトリガーとして、前記データ名称またはオブジェクトを管理する、制御系ネットワーク内の制御装置または情報系ネットワークと制御系ネットワークとのゲートウェイとなるサーバとは異なる他のノードにて発生するイベントもしくは状態変化の有無を監視することを特徴とする分散情報流通制御方法。 - 請求項4または請求項5記載の分散情報流通制御方法において、
前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称またはオブジェクトと前記制御系ネットワーク内のデータソースとの対応付けの切り替え実施のトリガーとして、前記制御系ネットワークにおけるシステム構成の変化の有無を監視することを特徴とする分散情報流通制御方法。 - 対象となる1以上の設備・デバイスを分散して制御する1以上の制御系ネットワークと、前記1以上の制御系ネットワークと相互に接続する1以上の情報系ネットワークと、前記制御系ネットワークと前記情報系ネットワークとのゲートウェイとなるサーバとを備え、分散システム全体の中に分散する複数のデータソースと1以上のデータ利用者用機器との間での情報の流通を可能とする分散システムにおいて、
前記複数のデータソースの中に、分散システム内で利用可能なデータに関してデータ名称またはオブジェクトとしてデータ利用者用機器に公開する機器、データ名称またはオブジェクトを指定することによるデータ利用者用機器からのデータ要求を受け付け、受け付けたデータ名称またはオブジェクトに対応付けている分散システム内のデータソースからのデータ値を収集する機器、前記データ利用者用機器の要求への応答として前記収集したデータ値を提供する機器、前記システム内で定義されたイベントの発生もしくは状態変化の有無を監視し、該イベント発生時もしくは状態変化時に前記公開するデータ名称またはオブジェクトに対応付けている分散システム内のデータソースの切り替えを実施する機器を有することを特徴とする分散システム。 - 請求項10記載の分散システムにおいて、
前記複数のデータソースの中に、前記公開するデータ名称またはオブジェクトに対応付けている分散システム内のデータソースの切り替えを、前記データ利用者用機器の利用用途に応じて実施する機器を有することを特徴とする分散システム。 - 請求項10記載の分散システムにおいて、
前記複数のデータソースの中に、前記分散システムにおけるデータ利用者用機器からのデータ要求への応答を、1つ以上の要求データ項目に関する問合せに対して該データ利用者用機器に1回の応答を返すことにより、もしくは1つ以上の要求データ項目に関して、該データ利用者用機器により指定された周期もしくは条件に従って、該データ利用者用機器に指定された有効期間の間、該データ利用者用機器に応答を返すことにより行う機器を有することを特徴とする分散システム。 - 請求項10記載の分散システムにおいて、
前記制御系ネットワーク内に、1以上の制御装置を有しており、
前記1以上の制御装置のいずれかは、前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称を管理し、定義されたイベントの発生もしくは状態変化に応じて、前記データ名称と自装置内にて出力・管理されるデータとの対応付けの切り替えを行うことを特徴とする分散システム。 - 請求項10記載の分散システムにおいて、
前記ゲートウェイとなるサーバは、前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称またはオブジェクトを管理し、定義されたイベントの発生もしくは状態変化に応じて、前記データ名称またはオブジェクトと、自装置に蓄積されるデータもしくはデータソースとなる、前記制御系ネットワーク内の1つ以上の制御装置にて管理されるデータとの対応付けの切り替えを行うことを特徴とする分散システム。 - 請求項10記載の分散システムにおいて、
前記複数のデータソースの中に、前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称またはオブジェクトと前記制御系ネットワーク内のデータソースとの対応付けを行う際に、該当するデータソースからの取得データに対して加工を行うこと、もしくは複数のデータソースからの取得データの組合せ、構造化等を行うことにより、前記データ名称またはオブジェクトとの対応付けを行う機器を有することを特徴とする分散システム。 - 請求項13または請求項14記載の分散システムにおいて、
前記複数のデータソースの中に、前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称またはオブジェクトと前記制御系ネットワーク内のデータソースとの対応付けの切り替え実施のトリガーとして、前記データ名称またはオブジェクトを管理する、制御系ネットワーク内の制御装置または情報系ネットワークと制御系ネットワークとのゲートウェイとなるサーバの内部にて発生するイベントもしくは状態変化の有無を監視する機器を有することを特徴とする分散システム。 - 請求項13または請求項14記載の分散システムにおいて、
前記複数のデータソースの中に、前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称またはオブジェクトと前記制御系ネットワーク内のデータソースとの対応付けの切り替え実施のトリガーとして、前記データ名称またはオブジェクトを管理する、制御系ネットワーク内の制御装置または情報系ネットワークと制御系ネットワークとのゲートウェイとなるサーバとは異なる他のノードにて発生するイベントもしくは状態変化の有無を監視する機器を有することを特徴とする分散システム。 - 請求項13または請求項14記載の分散システムにおいて、
前記複数のデータソースの中に、前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ利用者用機器に公開するデータ名称またはオブジェクトと前記制御系ネットワーク内のデータソースとの対応付けの切り替え実施のトリガーとして、前記制御系ネットワークにおけるシステム構成の変化の有無を監視する機器を有することを特徴とする分散システム。 - 対象となる1以上の設備・デバイスを分散して制御する1以上の制御系ネットワークと1以上の情報系ネットワークとを接続してゲートウェイとなり、かつ、分散システムの中に分散する複数のデータソースと1以上のデータ利用者用機器との間での情報の流通を可能とする分散システムを構成するサーバにおいて、
分散システム内で利用可能なデータに関してデータ名称またはオブジェクトとしてデータ利用者用機器に公開し、データ名称またはオブジェクトを指定することによるデータ利用者用機器からのデータ要求を受け付け、受け付けたデータ名称またはオブジェクトに対応付けている分散システム内のデータソースからのデータ値を収集し、前記データ利用者用機器の要求への応答として前記収集したデータ値を提供し、前記分散システム内で定義されたイベントの発生時もしくは状態変化時に前記公開するデータ名称またはオブジェクトに対応付けている分散システム内のデータソースの切り替えを実施することを特徴とする分散システムのサーバ。 - 対象となる1以上の設備・デバイスを分散して制御する1以上の制御系ネットワークと、前記1以上の制御系ネットワークと相互に接続する1以上の情報系ネットワークと、前記制御系ネットワークと前記情報系ネットワークとのゲートウェイとなるサーバとを備え、分散システムの中に分散する複数のデータソースと1以上のデータ利用者用機器との間での情報の流通を可能とする分散システムにおけるプログラムであって、
前記分散システム内で利用可能なデータに関してデータ名称またはオブジェクトとしてデータ利用者用機器に公開するステップ、データ名称またはオブジェクトを指定することによるデータ利用者用機器からのデータ要求を受け付け、受け付けたデータ名称またはオブジェクトに対応付けている分散システム内のデータソースからのデータ値を収集するステップ、前記データ利用者用機器の要求への応答として前記収集したデータ値を提供するステップ、前記システム内で定義されたイベントの発生もしくは状態変化の有無を監視し、該イベント発生時もしくは状態変化時に前記公開するデータ名称またはオブジェクトに対応付けている分散システム内のデータソースの切り替えを実施するステップを、それぞれ前記複数のデータソースとして機能するコンピュータのいずれかに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007206838A JP2009042995A (ja) | 2007-08-08 | 2007-08-08 | 分散情報流通制御方法及び分散システムとそのサーバ並びにプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007206838A JP2009042995A (ja) | 2007-08-08 | 2007-08-08 | 分散情報流通制御方法及び分散システムとそのサーバ並びにプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009042995A true JP2009042995A (ja) | 2009-02-26 |
Family
ID=40443683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007206838A Pending JP2009042995A (ja) | 2007-08-08 | 2007-08-08 | 分散情報流通制御方法及び分散システムとそのサーバ並びにプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009042995A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014199472A1 (ja) | 2013-06-12 | 2014-12-18 | 株式会社日立製作所 | 制御監視システムおよび制御監視方法 |
JP2017068383A (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | 株式会社日立製作所 | 計算機システム及びその情報処理方法 |
JP2019103098A (ja) * | 2017-12-08 | 2019-06-24 | 株式会社コンテック | 通信制御装置およびscadaシステム |
US10445139B2 (en) | 2014-04-09 | 2019-10-15 | Hitachi, Ltd. | Control system in which communication between devices is controlled based on execution condition being satisfied, gateway device used in the control system, and control method for the control system |
-
2007
- 2007-08-08 JP JP2007206838A patent/JP2009042995A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014199472A1 (ja) | 2013-06-12 | 2014-12-18 | 株式会社日立製作所 | 制御監視システムおよび制御監視方法 |
US10445139B2 (en) | 2014-04-09 | 2019-10-15 | Hitachi, Ltd. | Control system in which communication between devices is controlled based on execution condition being satisfied, gateway device used in the control system, and control method for the control system |
JP2017068383A (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | 株式会社日立製作所 | 計算機システム及びその情報処理方法 |
JP2019103098A (ja) * | 2017-12-08 | 2019-06-24 | 株式会社コンテック | 通信制御装置およびscadaシステム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20220138183A1 (en) | Web services platform with integration and interface of smart entities with enterprise applications | |
US10423469B2 (en) | Router management by an event stream processing cluster manager | |
US10747592B2 (en) | Router management by an event stream processing cluster manager | |
US9392072B2 (en) | Systems and methods for conducting communications among components of multidomain industrial automation system | |
CN105915633B (zh) | 自动化运维系统和方法 | |
JP4197652B2 (ja) | プラントの集中監視制御装置および方法 | |
US8984533B2 (en) | Systems and methods for conducting communications among components of multidomain industrial automation system | |
JP2020502596A (ja) | 産業設備における機械の監視及び制御のための装置、及び複数のこのような装置を含むシステム | |
US10484476B2 (en) | Distributed data management systems for embedded controllers | |
US8484401B2 (en) | Systems and methods for conducting communications among components of multidomain industrial automation system | |
JP6651510B2 (ja) | 遠隔端末のための機器階層構造 | |
KR20150112357A (ko) | 센서 데이터 처리 시스템 및 방법 | |
CA3093925C (en) | Router management by an event stream processing cluster manager | |
Jiang et al. | Design of software-defined gateway for industrial interconnection | |
JP2009042995A (ja) | 分散情報流通制御方法及び分散システムとそのサーバ並びにプログラム | |
CN113395180B (zh) | 一种工业实时大数据采集发布方法及工业实时大数据平台 | |
JP2018136745A (ja) | 制御システム、制御装置および制御プログラム | |
CN109392192A (zh) | 用于快速通信的scada系统的装置连接的方法以及系统 | |
Seilonen et al. | Service-oriented application integration for condition-based maintenance with OPC unified architecture | |
CN115398878A (zh) | 用于在远程地址空间中聚合数据的系统和方法 | |
US11044320B2 (en) | Data distribution method for a process automation and internet of things system | |
WO2023071534A1 (zh) | 远程调试方法及其装置 | |
JP2011198060A (ja) | ハードソフト連携フィルタリング処理システム | |
CN114021054A (zh) | 一种基于kvm结合工业互联网模式的运维管理方法 | |
CN116501482A (zh) | 云计算管理系统、装置、可读存储介质及计算设备 |