JP2009024888A - Cooling storage - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、二重箱構造の冷却貯蔵庫に関する。 The present invention relates to a cooling storage box having a double box structure.
恒温高湿庫の一例として、以下のようなものが知られている。このものは、前面に開口部を有する断熱箱体からなる本体内に、前面開口でかつその開口縁に外向きにフランジが形成された熱良導性の貯蔵箱が間隔を開けて収容され、フランジの突出端と、本体の前面開口部における裏面側の口縁部との間が閉鎖部材で閉鎖されることにより、本体と貯蔵箱との間に冷気が流通される冷気通路が構成され、貯蔵箱の内部の貯蔵室を間接冷却するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
上記のような構造の冷却貯蔵庫では、貯蔵箱のフランジが、本体の前面開口部の口縁の内側で庫外に面して配された状態にあるため、扉の開放時等にフランジの表面にも外気が触れやすく、一方フランジの裏面には冷気が当たって冷却されているから、同フランジの表面で結露が生じ、結露水が庫外に滴下したり、庫内の貯蔵物に降り懸かるおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、貯蔵箱のフランジの表面での結露を防止するところにある。
In the cooling storage with the above structure, the flange of the storage box is in the state of facing the outside of the storage inside the lip of the front opening of the main body. The outside surface of the flange is easy to touch, and on the other hand, the back surface of the flange is cooled and cooled, so condensation forms on the surface of the flange and the condensed water drops outside the warehouse or falls on the stored items inside the warehouse. There was a fear.
The present invention has been completed based on the above circumstances, and an object thereof is to prevent condensation on the surface of the flange of the storage box.
本発明は、前面に開口部を有する断熱箱体からなる本体内には、前面開口でかつその開口縁に外向きにフランジが形成された熱良導性の貯蔵箱が間隔を開けて収容され、前記フランジの突出端と、前記本体の前記前面開口部における裏面側の口縁部との間が閉鎖部材で閉鎖されることにより、前記本体と前記貯蔵箱との間に冷気が流通される冷気通路が構成された冷却貯蔵庫において、前記フランジの裏面側には、同フランジに冷気が当たることを規制する規制板が前記フランジとの間に間隔を開けて設けられ、前記フランジと前記規制板との間に断熱空間が構成されているところに特徴を有する。 According to the present invention, a heat conductive storage box having a front opening and a flange formed outwardly at the opening edge is accommodated in a main body formed of a heat insulating box having an opening on the front face. In addition, the gap between the protruding end of the flange and the rear edge of the front opening of the main body is closed by a closing member, so that cold air is circulated between the main body and the storage box. In the cooling storage having a cold air passage, a restriction plate for restricting the cold air from hitting the flange is provided on the back surface side of the flange with a gap between the flange and the restriction plate. It is characterized in that a heat insulating space is formed between the two.
上記構成によれば、冷気通路の冷気が規制板で遮られて貯蔵箱のフランジの裏面に直接に当たることが回避され、しかも規制板とフランジとの間には間隔が開けられて断熱空間が構成されているから、フランジが冷却されることが極力避けられる。その結果、フランジの表面に結露することが防止される。 According to the above configuration, it is avoided that the cold air in the cold air passage is blocked by the restriction plate and directly hits the back surface of the flange of the storage box, and further, a space is formed between the restriction plate and the flange to form a heat insulating space. Therefore, it is possible to avoid the flange from being cooled as much as possible. As a result, condensation on the surface of the flange is prevented.
また、以下のような構成としてもよい。
前記閉鎖部材が断熱材により形成され、同閉鎖部材には、前記フランジの表面に密着して覆う覆い部が設けられている。フランジの表面における閉鎖部材の覆い部で覆われた部分では、結露がより確実に防止される。
The following configuration may also be used.
The closing member is formed of a heat insulating material, and the closing member is provided with a cover portion that is in close contact with the surface of the flange. Condensation is more reliably prevented at the portion of the flange surface covered with the cover of the closing member.
前記規制板が、前記貯蔵箱の周面に固定される取付部の前縁から冷気を遮る規制部が立ち上げられ、かつ同規制部の上縁から前方に向けて補強部が屈曲形成された形状になり、前記補強部の突出端が前記フランジの突出端側の裏面に配された状態で固定されている。
フランジの裏面側において、規制板の規制部と補強部とで囲われた部分が断熱空間として機能する。例えばフランジの突出長が大きいと、閉鎖部材を装着した場合等に曲げ変形するおそれがあるが、規制板の補強部がフランジの突出端の裏面を受けることで曲げ変形を防止し、すなわちフランジが補強される。
A restricting portion that blocks cold air from the front edge of the attachment portion where the restricting plate is fixed to the peripheral surface of the storage box is raised, and a reinforcing portion is bent forward from the upper edge of the restricting portion. It has a shape and is fixed in a state in which the protruding end of the reinforcing portion is arranged on the back surface of the flange on the protruding end side.
On the back side of the flange, a portion surrounded by the restriction portion and the reinforcement portion of the restriction plate functions as a heat insulating space. For example, if the protrusion length of the flange is large, there is a risk of bending deformation when a closing member is attached, etc., but the reinforcing portion of the restricting plate receives the back surface of the protrusion end of the flange to prevent bending deformation, that is, the flange Reinforced.
前記規制板が、上向きの前記フランジの裏面側に設けられるとともに、前記貯蔵箱の天井部には、同貯蔵箱の天井面に設けられたブラケットを介して露受け皿が装着されたものであって、前記規制板と前記ブラケットとが、共通の固定具によって前記貯蔵箱に固定されている。規制板と、露受け皿装着用のブラケットとを共通の固定具で貯蔵箱に固定するようにしたから、取付工数の減少が図られる。 The restriction plate is provided on the back side of the upward flange, and a dew tray is attached to the ceiling portion of the storage box via a bracket provided on the ceiling surface of the storage box. The restriction plate and the bracket are fixed to the storage box by a common fixture. Since the restriction plate and the bracket for attaching the dew tray are fixed to the storage box with a common fixture, the number of mounting steps can be reduced.
本発明によれば、貯蔵箱のフランジの表面に結露することを防止できる。 According to the present invention, it is possible to prevent condensation on the surface of the flange of the storage box.
<実施形態>
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図28によって説明する。本実施形態では、4ドアタイプの恒温高湿庫を例示している。
先に全体構造を説明する。図1及び図2において、符号10は本体であって、前面開口の断熱箱体により形成され、底面の四隅に配された脚11で支持されている。本体10の内部には、同じく前面開口の貯蔵箱40が間隔を開けて収納され、同間隔によって冷気通路12が形成されているとともに、貯蔵箱40の内部が貯蔵室41となっている。貯蔵室41内には、貯蔵物を載置する棚網88が、棚柱80を介して複数段に配設されている。本体10の前面開口部14には十字形をなす仕切枠15が嵌められ、上下二段にわたって左右2個ずつの出入口16が形成されており、それぞれ一対ずつの断熱扉17が観音開き式に装着されている。
<Embodiment>
An embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. In the present embodiment, a four-door type constant temperature and high humidity storage is illustrated.
First, the overall structure will be described. 1 and 2,
本体10の上面には、パネルで囲まれた機械室19が設けられている。機械室19の底面、すなわち本体10の天井壁の奥側には窓孔20が開口され、この窓孔20を閉鎖するようにして断熱性のユニット台21が載置されている。ユニット台21の上面には、圧縮機23、空冷式の凝縮器24等を備えた冷凍装置22が載置されている。
一方、本体10内の天井部の奥側には、エアダクト25が張られることで冷却器室26が形成され、ユニット台21の下面に取り付けられた冷却器27が収納されている。この冷却器27と冷凍装置22とは冷媒配管で循環接続され、周知の冷凍サイクルが構成されている。冷却器室26における冷却器27の前側には吸込口29Aが設けられて冷却ファン28が設置され、上記した冷気通路12の上部位置に臨んでいる。
A
On the other hand, on the back side of the ceiling portion in the
そして、冷凍装置22並びに冷却ファン28が駆動されると、上面側の冷気通路12の空気が吸込口29Aから冷却器室26内に引かれて冷却器27を通過する間に冷気が生成され、その冷気が奥側の吹出口29Bから吹き出されて冷気通路12に循環流通し、この冷気によって貯蔵箱40の壁面が冷却され、その内部の貯蔵室41は壁面から間接的に冷却される。そのため貯蔵室41内は、高湿度を保ったままで所定の温度に冷却されるようになっている。
なお、間接冷却の場合は、貯蔵室41の内面、特に天井面に結露が生じる可能性があるため、貯蔵室41の天井面の下方には、露受け皿30が着脱可能に配設されている。
また適宜に除霜運転が行われ、冷却器27からの除霜水は、その下面に配されたドレンパン32で受けられたのち、奥面に突設された排水管32Aから、本体10の壁面に形成された排水路33を通って庫外に排出されるようになっている。
When the
Note that in the case of indirect cooling, condensation may occur on the inner surface of the
Further, the defrosting operation is performed as appropriate, and the defrost water from the
本体10の内部に貯蔵箱40を組み付ける部分の構造について、詳細に説明する。
本体10は、上記したように、前面開口部14を有する若干縦長の矩形をなす断熱箱体により形成されており、同断熱箱体は、ともにステンレス鋼板等の金属板からなる外箱35内に内箱36を間隔を開けて収納し、両箱35,36の間に発泡断熱材37を充填した構造である。前面開口部14の周面は、図18等に示すように、外箱35と内箱36のそれぞれの開口縁の間に、合成樹脂製のジョイナ38が装着されることで形成されている。
The structure of the part for assembling the
As described above, the
貯蔵箱40は、図3にも示すように、ステンレス鋼板等の熱良導性の金属板により、上記した本体10よりも一回り小さい前面開口の箱形に形成されている。貯蔵箱40はより詳細には、図4に示すように、天板42、底板43、左右の側板44、並びに左右に2分割された奥板45から構成されており、天板42は奥下がりの斜め姿勢に、逆に底板43は前下がりの斜め姿勢に配されているとともに、底板43の前縁は、天板42と左右の側板44の前縁から少し奥に引っ込んでいる。
As shown in FIG. 3, the
貯蔵箱40は基本的には、隣り合う板42〜45の互いに突き合わせされる端縁にそれぞれフランジが設けられ、そのフランジ同士が重ねられてリベットで固定されることにより、組み付けられるようになっている。
そのため天板42では、左右の側縁並びに後縁に、上向きに直角またはほぼ直角に屈曲されたフランジ42S,42Rが形成されている。底板43では、左右の側縁並びに後縁に、立ち上がり部43Aが形成されたのち、それぞれの上縁から外側に直角曲げされたフランジ43S,43Rが形成されている。
左右の側板44では、上縁には板面と面一に延出された形態でフランジ44Uが形成されている一方、奥縁と下縁には、外側に直角曲げされたフランジ44R,44Dが形成されている。
Basically, the
Therefore, in the
In the left and
左右の奥板45では、互いに突き合わせされる側縁に、後側に直角曲げされたフランジ45Tが形成されている。また、上縁には板面と面一に延出された形態でフランジ45Uが形成されているとともに、下縁には、後側に直角曲げされたフランジ45Dが形成されている。さらに、互いに離間した側縁には、手前側に直角曲げされた屈曲部45Aが形成されたのち、それぞれの前縁から外側を向いたフランジ45Sが形成されている。
上記した各フランジには、複数個のリベット孔47が長さ方向に間隔を開けて開口されている。
In the left and
In each flange described above, a plurality of
また、天板42、底板43並びに左右の側板44の前縁には、それぞれ外側に直角またはほぼ直角に屈曲されたフランジ42F,43F及び44Fが形成され、各フランジ42F,43F及び44Fの突出縁には、後方へ折り返された折り返し部42X,43X及び44Xが形成されている(それぞれ図19、図27及び図18参照)。ここで、天板42の前縁のフランジ42Fは、側板44、底板43の前縁のフランジ44F,43Fと比較して、突出長さが大きくなっている。
Further,
貯蔵箱40の組み付けの一例は、以下のようである。左右2枚の奥板45がフランジ45T同士を重ねてリベットを打ち込むことで1枚に連結される。1枚に連結された奥板45の下縁のフランジ45Dと、左右の側板44の下縁において外向きに形成されたフランジ44Dが、底板43の後縁並びに左右の側縁に形成された外向きのフランジ43R,43Sの上に載せて重ねられ、リベット48(図6参照)で固定される。奥板45の互いに離間した側縁に設けられたフランジ45Sが、左右の側板44における後縁のフランジ44Rの外面に重ねられてリベットで固定される。
天板42の後縁並びに左右の側縁に形成された上向きのフランジ42R,42Sが、奥板45と左右の側板44の上縁において面一に延出されたフランジ45U,44Uの内面に入れられて重ねられ、リベット48(図5参照)で固定される。以上により、前面開口の貯蔵箱40が組み付けられるようになっている。
An example of assembly of the
The
貯蔵箱40の左右の側板44の外面には、補強材50が装着されている。この補強材50は金属製であって、図5及び図6にも示すように、比較的浅いチャンネル状に形成され、側板44の全高よりも所定寸法大きい長さを有している。同補強材50の基板51の上端部には、図示2個のリベット孔52が横方向に間隔を開けて形成されている。一方、基板51の下縁では、下面板53が内側に直角曲げされて形成され、同下面板53にリベット孔52が形成されている。
A reinforcing
この実施形態では、補強材50が左右の側板44の外面に当てられ、図6に示すように、下面板53が、下縁のフランジ44Dの上面に当てられて、下面板53のリベット孔52が、フランジ44Dに開口された4個のリベット孔47のうち手前から3番目のリベット孔47と整合されると、図5に示すように、補強材50の基板51の上縁部が、側板44の上縁のフランジ44Uの外面に当てられ、特に、上縁部の2個のリベット孔52のうちの手前のリベット孔52が、フランジ44Uに開口された手前から2番目のリベット孔47と整合する設定となっている。
In this embodiment, the reinforcing
より詳細には、上記した貯蔵箱40の組み付け時において、左右の側板44の下縁側では手前から3番目のリベット孔47、上縁側では手前から2番目のリベット孔47には、リベットを打ち込まないままに留める。そして、上記箇所以外にリベット48を打ち込んで貯蔵箱40が組み付けられたら、図6に示すように、補強材50の下面板53を、側板44の下縁側のフランジ44Dの上に重ねて、同下面板53のリベット孔52と、フランジ44D,43S側の手前から3番目のリベット孔47を整合させ、図8に示すように、リベット48を打ち込んで固定する。
More specifically, when the
そうすると、補強材50の基板51の上縁部が、側板44の上縁側のフランジ44Uの外面に重なって、補強材50の手前のリベット孔52が、フランジ44U,42S側の手前から2番目のリベット孔47と整合するから、図7に示すように、同様にリベット48を打ち込んで固定する。
これにより、補強材50は、図3に示すように、左右の側板44の外面上における奥行のほぼ中央部において、下縁側が少し奥に引っ込んだ斜め姿勢で固定される。
なお、後記するように、貯蔵箱40が本体10内に組み付けられたときには、図2に示すように、補強材50の上端の位置が、冷却器室26に設けられた吸込口29Aよりも少し奥側に位置するようになっている。
Then, the upper edge portion of the
As a result, as shown in FIG. 3, the reinforcing
As will be described later, when the
また、この補強材50は、奥行を異にする貯蔵箱40の補強にも兼用して使用できるようになっている。貯蔵箱40の奥行が異なると、側板44の上下のフランジ44U,44Dに設けられるリベット孔47の間隔等が異なる場合がある。この実施形態では、例えば上記よりも奥行の小さい貯蔵箱40に兼用する場合を想定しており、補強材50の下面板53のリベット孔52を、下側のフランジ44Dにおける特定のリベット孔47と整合させた場合に、補強材50の基板51の上縁部において2個設けられたリベット孔52のうち、奥側のリベット孔52が、上側のフランジ44Uにおける特定のリベット孔47と整合するようになっており、すなわち奥側のリベット孔52を使用してリベット48が打ち込まれる。
なお、兼用する貯蔵箱40が3種類以上になれば、それに応じて、補強材50の基板51の上縁部に開口するリベット孔52の数を増加すればよい。
Further, the reinforcing
If there are three or more types of
さらに、貯蔵箱40の取付構造を説明する。貯蔵箱40は、上記したように、本体10の内壁面との間に所定の間隔を開けて収容されるようになっており、そのため、図9にも示すように、本体10の内底面10Aには、奥行方向を向いた図示3本の底部スペーサ60A,60Bが、幅方向に間隔を開けて取り付けられている。中央部の底部スペーサ60Aはチャンネル材を伏せたような形状で、両端の2本の底部スペーサ60Bは、アングル材を背中合わせに立てたような形状であって、いずれの底部スペーサ60A,60Bも、奥側から手前に向けて次第に背が低くなっており、その上面の受け面61が、貯蔵箱40の底板43の傾斜に倣って、手前側が低くなった傾斜面となっている。各底部スペーサ60A,60Bの前端の位置は、本体10の前面開口部14よりも所定寸法奥側に引っ込んでいる。
両端の底部スペーサ60Bでは、受け面61の外側の側縁から位置決め板62が立ち上がり形成されており、両位置決め板62の間隔が、貯蔵箱40の底部の左右両側縁を挟むことができる間隔に設定されている。
Furthermore, the attachment structure of the
In the
既述したように、貯蔵箱40の底板43の前縁には下向きに曲げられたフランジ43Fが形成されて、その下縁から後方へ折り返された折り返し部43Xが形成されている。
図27に参照して示すように、本体10の内底面10Aにおける底部スペーサ60A,60Bの前端から所定寸法手前の位置には、上記した貯蔵箱40の底板43の折り返し部43Xを固定する固定面64が設定され、この固定面64には、間口方向の中央と両端の都合3箇所に、ねじ孔65が形成されている。
一方、貯蔵箱40の底板43の折り返し部43Xには、ねじ孔65の形成位置と対応する3箇所に、各ねじ孔65に螺合(仮止め)されたねじ66の軸部を径方向に挿通可能な挿通溝67が、折返端から手前に切り込み形成されている。また、貯蔵箱40の底板43の前縁部における各挿通溝67の奥端の上方に対応する位置ごとに、ねじ66を締め付けるためのドライバDを上方から挿通可能な治具挿通孔68が開口され、さらに各治具挿通孔68に嵌着されるキャップ68Aが備えられている。
As described above, the
As shown in FIG. 27, a fixed surface for fixing the folded
On the other hand, in the folded
本体10内の奥面には、その上方領域(全高のほぼ2/3の領域)において、縦方向を向いた図示3本の奥部スペーサ70A,70Bが、間口方向に間隔を開けて取り付けられている。
中央部の奥部スペーサ70Aは、一対のアングル材71が、互いに向き合った姿勢で配され、各アングル材71における本体10の奥面に当たる端縁から外側に直角曲げされた取付板71Aが、本体10の奥面にリベット等で固定されて取り付けられている。ここで、両アングル材71の互いに向き合った側板の端縁の間には所定の間隔が開けられていて、上記した貯蔵箱40における左右の奥板45を繋いだフランジ45Tを挿入可能な逃がし溝72が形成されている。
左右両側の奥部スペーサ70Bは、基本的にはチャンネル材からなり、開口側を互いに向き合わせた姿勢でそれぞれ配されており、特に奥側の側板すなわち本体10の奥面に当てられる側の側板が、手前側の側板よりも幅広に張り出して形成され、同奥側の側板の張り出した側縁部が、本体10の奥面にリベット等で固定されて取り付けられている。
各奥部スペーサ70A,70Bの手前側の表面が、貯蔵箱40の奥板45を当てる当接面73となっており、したがって、両端の奥部スペーサ70Bは1本の縦長の当接面73を備え、中央の奥部スペーサ70Aでは、逃がし溝72を挟んだ両側に2本の縦長の当接面73を備えている。
なお、左右の奥部スペーサ70Bにおける底板の上縁からは、手前側に拡幅されたガイド板74が連設されていて、図2に示すように、上記した吹出口29B内に突入して配されている。
また、奥部スペーサ70A,70Bの下方位置には、上方に開口したアングル材からなる2本のガイド部材75が、横向きに並んで取り付けられている。このガイド部材51は、図3に参照して示すように、奥面に沿って上方から降りて来た冷気が、それよりも下方に流下するのを規制することに機能する。
On the inner surface of the
In the central back spacer 70A, a pair of
The left and
The front surface of each of the
Note that a
Further, two
既述したように、貯蔵箱40の内部によって貯蔵室41が形成されるが、貯蔵室41内は、便宜上左右2部屋に分けられ、図10に示すように、各部屋において、その側壁(側板44)の手前側の縁部に1本の棚柱80が取り付けられるとともに、奥壁(奥板45)に左右一対の棚柱80が取り付けられるようになっている。特に、奥側の4本の棚柱80については、その上部側が、奥板45を挟んで奥部スペーサ70A,70Bに対して固定されるようになっている。
奥側の4本の棚柱80の取付構造を詳細に説明する。棚柱80は、図14に示すように、チャンネル材を伏せたような形状であって、その表面には、棚受金88Aを取り付けるための多数の取付孔81が、全高にわたって一定ピッチで形成されている。また、棚柱80の同表面には、図示6個のリベット孔82が上下方向に一定間隔を開けて形成されている。このリベット孔82は、図16に示すように、奥狭まりの円錐台状に形成されている。
As described above, the
The mounting structure of the four
貯蔵室40の奥壁、詳細には、図11に示すように、左右の奥板45の繋ぎ目を挟んだ両側と、両奥板45の互いに離間した側縁部の都合4箇所に、奥側の棚柱80の取付面83が設定されている。この取付面83はまた、奥部スペーサ70A,70Bの各当接面73と対応した位置にある。
各取付面83には、棚柱80の6個のリベット孔82と整合して、6個のリベット84Aの取付用孔が開口されているが、図12にも示すように、下側の2個は、リベット84Aの頭部に係止する小径のリベット孔85であるのに対して、上側の4個は、上記のリベット孔85よりも大径でリベット84Aの軸部がクリアランスを持って挿通される挿通孔86となっている。一方、奥部スペーサ70A,70Bの各当接面73には、上記した取付面83の上4個の挿通孔86と同心に整合した位置ごとに、リベット84Aの頭部に係止する小径のリベット孔76が形成されている。
したがって、詳しくは後記するように、奥側の棚柱80における上側の部分(全高のほぼ2/3)は、奥板45を挟んだ状態で奥部スペーサ70A,70Bに対してリベット84Aで固定され、下側の部分は、奥板45に対して直接にリベット84Aで固定されることになる。
As shown in FIG. 11, the back wall of the
Each mounting
Therefore, as will be described in detail later, the upper portion (approximately 2/3 of the total height) of the
上記に加え、貯蔵箱40の各取付面83には、例えば上から2番目の挿通孔86の所定寸法上方位置に、仮固定用のリベット84Bを打ち込むための補助リベット孔87が形成されている。一方、奥部スペーサ70A,70Bの当接面73にも、上から2番目のリベット孔76の所定寸法上方位置に、詳細には貯蔵箱40の補助リベット孔87と同心に整合する位置に、同仮固定用のリベット84Bを打ち込むための補助リベット孔77が形成されている。
そのため、整合した補助リベット孔87,77同士にリベット84Bを打ち込むことにより、貯蔵箱40を奥部スペーサ70A,70Bに対して固定できるようになっている。本実施形態では、間口方向の両端の2箇所で、仮固定用のリベット84Bが打ち込まれるようになっている。
なお、側壁(側板44)の手前側の縁部に配される棚柱80は、側板44に対して直接にリベットで固定されるようになっており、そのため、側板44の手前側の端縁に沿って、6個のリベット孔85が、棚柱80のリベット孔82と整合した位置ごとに形成されている。
In addition to the above, each
Therefore, the
Note that the
貯蔵箱40が本体10内の正規位置に収容された際には、図17及び図18に示すように、貯蔵箱40の左右の側板44の前縁に形成されたフランジ44Fの折り返し部44Xと、本体10の前面開口部14の左右の周面(ジョイナ38の表面)における庫内側の端縁との間に隙間Saができる。また、図19に示すように、天板42の前縁に形成されたフランジ42Fの折り返し部42Xと、本体10の前面開口部14の上側の周面(ジョイナ38の表面)における庫内側の端縁との間に隙間Saができる。これらの隙間Saを塞ぐために、閉鎖部材90が備えられている。
When the
この閉鎖部材90は、軟質合成樹脂材を押出成形して形成されており、切断長を変えることで、側板44側用と天板42側用とに使い分けられるようになっている。
まず、側板44側の閉鎖構造を説明すると、側板44側の閉鎖部材90は、側板44の前縁のフランジ44Fの全高に匹敵する長さを有しているが、長さ方向の中央部において分断されている。これは、貯蔵箱40の両側板44の前縁のフランジ44Fを、本体10の前面開口部14の左右の周面に取り付けるべく連結板93を逃がすためのスペースを確保することを意図している。
The closing
First, the closing structure on the
閉鎖部材90は、図18に示すように、一面側に3枚のひれ部91A,91B,91Cが、他面側の基端側に1枚のひれ部91Dを備えた形状であって、対応する隙間Sa内に弾性変形させつつ嵌め込まれ、図17に示すように、一面側の基端のひれ部91Cを、本体10の前面開口部14の左右の周面における庫内側の端縁に密着させ、また他面側のひれ部91Dを、フランジ44Fの表面に密着させた状態で、同隙間Saを塞ぐようになっている。
なお、上記した連結板93は金属板製であって、図17に示すように、長寸の第1取付部94Aの一側縁における長さ方向の中央部に、短寸の第2取付部94Bが直角曲げされて形成されており、第1取付部94Aが側板44のフランジ44Fに、また第2取付部94Bが、本体10の前面開口部14を構成する内箱36のフランジ36Aに、それぞれリベット止めにより固定されるようになっている。そのため上記したように、閉鎖部材90は第1取付部94Aの固定スペースを確保するべく間隔を開けて分断されているとともに、内箱36のフランジ36Aにおける取付面を露出するために、ジョイナ38の対応箇所が切り欠かれている。
As shown in FIG. 18, the closing
The connecting
次に、天板42側の閉鎖構造を説明する。天板42側の閉鎖部材90は、天板42の前縁のフランジ42Fの全長に匹敵する長さを有する一本物とした備えられる。
一方、図19に示すように、本体10の天面における前面開口部14に寄った位置には、天板42のフランジ42Fの折り返し部42Xとの間に、閉鎖部材90の挿入空間を形成するべく壁板95が取り付けられている。この壁板95は、金属板製であって、前面開口部14の間口寸法にほぼ匹敵する長さを有し、クランク形断面に形成されている。同壁板95は、上側の水平部96Aを天面に当てて複数箇所にリベット97を打ち込むことで固定され、このとき下側の水平部が壁部96Bとなって、本体10の前面開口部14の上側の周面(ジョイナ38の表面)とほぼ面一に配され、フランジ42Fの折り返し部42Xとの間に同隙間Saを開けて対向するようになっている。なお、壁部96Bの前縁はフランジ42Fの位置まで進出し、後縁は、折り返し部42Xの突出端から、同折り返し部42Xの折り返し幅より少し短い寸法だけさらに後方に達している。
Next, the closing structure on the
On the other hand, as shown in FIG. 19, an insertion space for the closing
閉鎖部材90が、図19に示すように、壁部96Bと、フランジ42Fの折り返し部42Xとの間に弾性変形させつつ嵌め込まれると、図20に示すように、一面側の基端のひれ部91Cを、本体10の前面開口部14の上側の周面における庫内側の端縁に、先端側の2枚のひれ部91A,91Bを壁部96Bにそれぞれ密着させ、また他面側のひれ部91Dを、フランジ42Fの表面の突出端側に密着させた状態で、隙間Saを塞ぐようになっている。
As shown in FIG. 19, when the closing
また、天板42の前縁のフランジ42Fの裏面側にも冷気が流通する可能性があり、特に、同フランジ42Fに冷気が当たって冷却されると、同フランジ42Fは、左右の側板44の前縁のフランジ44Fと比較すると突出長さが大きく形成されていて、閉鎖部材90のひれ部91Dで覆えるのも突出端側の一部に限られるから、同フランジ42Fの表面に結露が生じやすいと言える。そこで、同天板42のフランジ42Fの裏面に冷気が当たることを規制する規制板100が装着されている。
なお、天板42のフランジ42Fは、上記したように突出長さが大きいがために、閉鎖部材90を差し込んだときに曲げ変形するおそれがある。そのため規制板100に対して、フランジ42Fの曲げ変形を防止するべく補強する機能を備えるようにしている。
Further, there is a possibility that cold air also flows to the back surface side of the
Since the
規制板100は、剛性の高い金属板を曲げ加工して形成されており、天板42の前縁に寄った位置に取り付けられるようになっており、図4にも示すように、天板42の前縁の長さに匹敵する長さ寸法を有している。規制板100は、図19に示すように、天板42の上面に倣って斜め姿勢となった幅広の取付部101を有し、その取付部101の前縁から規制部102が上方に向けて立ち上がり形成されている。同規制部102は、フランジ42Fとほぼ同じ背の高さである。また、規制部102の上縁からは、前方を向けて補強部103が曲げ形成されている。補強部103は、折り返し部42Xとほぼ同じ幅を有している。
The
規制板100の取付構造は、以下のようである。まず、一部既述したように、間接冷却される貯蔵室41の天井面には結露が生じる可能性があるため、貯蔵室41の天井面の下方に、露受け皿30が着脱可能に配設されている。
露受け皿30は2枚備えられていて、それぞれ貯蔵室41内で分けられた左右2部屋の天井面の下方を受けるような方形の浅皿状に形成されており、図2に概略を示すように、天井面の傾斜にほぼ倣って奥壁側が下がった斜め姿勢で配設され、同奥壁が、貯蔵室41の奥壁の上端部に設けられた受け部材105に嵌められて保持されるようになっている。
一方、露受け皿30の前壁側では、図19の鎖線に示すように、前壁の上縁から後方に向くように差込部30Aが形成され、同差込部30Aが、貯蔵室41の天面の前縁位置に設けられたブラケット106に差し込まれて支持されるようになっている。
The attachment structure of the
Two
On the other hand, on the front wall side of the
同ブラケット106は金属板製であって、図4に示すように、一対ずつが2組備えられている。このブラケット106は、図19に示すように、貯蔵室41の天井面に当てられる取付部107Aの前縁に短寸の垂下部107Bが形成され、同垂下部107Bの垂下端から斜め上方の前方を向いた挟持部107Cが曲げ形成されている。挟持部107Cの先端部は斜め下方に曲げられて、ガイド部107Dが形成されている。
これらのブラケット106が、貯蔵箱40の天板42の前縁に沿った所定間隔を開けた4箇所に配され、詳細には、ガイド部107Dをフランジ42Fの前面に突出させた状態で取付部107Aが天板42の下面に当てられ、同取付部107Aにリベット108を打ち込むことで固定されるようになっている。そして、上記した規制板100は、同リベット108を利用して併せて固定されるようになっている。
The
These
そのため、ブラケット106の取付部107Aのほぼ中央部には、リベット孔109が形成されている一方、天板42におけるブラケット106の各取付面には、リベット108の軸部をクリアランスを持って挿通する挿通孔110が、ブラケット106のリベット孔109と整合して開口されている。
規制板100の取付部101には、奥行方向の中央部から少し奥側に寄った位置に、4個のリベット孔111が、天板42の挿通孔110と同じ間隔を開けて左右方向に並んで形成されている。そして、リベット孔111を天板42の挿通孔110と整合させた状態で取付部101を天板42の上面に当てると、規制部102が、フランジ42Fの折り返し部42Xの先端付近で立ち上がり、補強部103が折り返し部42Xの下面側に若干のクリアランスを持って潜り込み、その先端がフランジ42Fの裏面の上端部の直近に突出するようになっている。
Therefore, a
In the mounting
取付手順の一例としては、規制板100の取付部101が天板42の上面に当てられたのち、補強部103をフランジ42Fの折り返し部42Xの下面に潜らせつつ取付部101を滑らせて、各リベット孔111を挿通孔110と整合させ、その位置に保持する。この状態から、挟持部107Cを手前に向けた所定の姿勢としたブラケット106の取付部107Aを天板42の下面の取付面に当てて、リベット孔109を挿通孔110と整合させ、挿通孔110を通して両リベット孔109,111にリベット108を打ち込んで固定する。これを他のブラケット106についても行う。
As an example of the attachment procedure, after the
以上により、天板42の下面側には4個のブラケット106が、上面側には規制板100がそれぞれ所定位置に固定される。ブラケット106が上記のように取り付けられると、露受け皿30の前壁側に設けられた差込部30Aが、挟持部107Cを弾性変形させつつ天板42の下面と挟持部107Cとの間に前方から抜き差し可能とされる。
一方、天板42の上面に規制板100が固定されると、規制部102が、フランジ42Fの裏面から間隔をおいた後方位置で立ち上がって、冷気がフランジ42Fの裏面に直接に当たることを規制するとともに、フランジ42Fの裏面側に、規制部102、補強部103(折り返し部42X)及び天板42の前縁部で囲まれた断熱空間113が構成される。また、補強部103の先端が、フランジ42Fの裏面の上端部の直近に突出した状態となる。
As described above, the four
On the other hand, when the
また、貯蔵箱40が本体10内に収容されかつ閉鎖部材90が装着された場合、例えば図21に示すように、本体10の前面開口部14における下側の両コーナ部115と、貯蔵箱40における下側の開口縁の両コーナ部116との間には隙間Sbができる。すなわち、貯蔵箱40の底板43の前縁は、左右の側板44や天板42の前縁と比べて奥側に後退しており、その後退した前縁にフランジ43Fを形成している関係上、底板43の前縁の両端部が切り欠かれていることに加えて、側板44の前縁側の下端部も広範囲にわたって切り欠かれている。その結果、本体10の前面開口部14における下側のコーナ部115の奥側には、側板44の前縁のフランジ44Fまでに続いて、側板44の前縁側の下端部と底板43の前縁の両端部にわたる隙間Sbができ、その隙間Sbを埋める必要が生じる。
Further, when the
一方、本体10の前面開口部14の各コーナ部115には、外観の良さ等を考慮してコーナカバーが装着されるようになっている。ここでは、コーナカバーのうち、特に下側の左右の両コーナ部115に装着されるコーナカバー120に対して、上記した隙間Sbを覆う覆い部121が一体形成されている。
まず、本体10の前面開口部14の下面では、その両端部においてジョイナ38が切除され、それに代わって金属製の補強板117が張られ、外箱35と内箱36のフランジ35A,36Aにわたってリベット118により固定されている。
On the other hand, a corner cover is attached to each
First, on the lower surface of the
コーナカバー120は合成樹脂製であって、図21に示すように、本体10の前面開口部14の端部に張られた補強板117から、側板44のフランジ44Fに至るまでの部分を覆う幅広部122Aと、側板44の前縁側の下端部における切り欠き部分の内側の領域から、貯蔵箱40の底板43の前縁における両端部の上面を覆う幅狭部122Bとが連設された形状となっている。幅狭部122Bの奥側の端部は、底板43に開口された治具挿通孔68を覆えるように延出されている。
幅広部122A、段差部及び幅狭部122Bにわたる外側の端縁には、側壁123が立ち上がり形成され、図22に参照して示すように、前面開口部14の側面、貯蔵箱40の側板44のフランジ42F及び同側板44の下端部にわたって当接可能となっている。また、幅広部122Aの奥側部分から幅狭部122Bの途中位置の内側の端縁には、前面開口部14の下面における裏側の口縁から、貯蔵箱40の底板43のフランジ43Fの間を閉じる閉鎖壁124が、下向きに形成されている。
なお、幅広部122Aの前縁から側壁123の前縁にわたって、小幅のフランジ125が形成され、前面開口部14のコーナ部115における表側の口縁に当接可能となっている。
The
A
コーナカバー120の取付構造としては、幅広部122Aの中央部に、補強板117に当たる浅い座部126Aが凹み形成され、その座部126Aにねじ127の挿通孔が形成されているとともに、補強板117の対応位置に、同ねじ127が螺合可能なねじ孔128が切られている。一方、幅狭部122Bには、深い2つの座部126Bが長さ方向に並んで凹み形成されており、各座部126Bは、本体10の内底面10Aに当接可能であって、同じく各座部126Bにねじ127の挿通孔が形成されているとともに、内底面10Aの対応位置にねじ孔(図示せず)が切られている。
また、各座部126A,126Bの上面開口に嵌着されるキャップ129が備えられている。
As a mounting structure of the
In addition, a
すなわちコーナカバー120は、本体10の前面開口部14のコーナ部115と、このコーナ部115と貯蔵箱40のコーナ部116との間の隙間Sbとを覆って当てられ、3箇所にわたって設けられた座部126A,126Bをねじ127で止めることによって固定される。各座部126A,126Bの上面開口には、キャップ129が嵌められて塞がれる。
これにより、図22に示すように、コーナカバー120における幅広部122A(側壁123を含む)の大部分によって前面開口部14のコーナ部115が覆われ、同時に、幅広部122Aの奥側の一部と幅狭部122Bの手前側の領域(側壁123と閉鎖壁124とを含む)により、本体10の前面開口部14のコーナ部115と貯蔵箱40のコーナ部116との間の隙間Sbが覆われることになる。
なお、図21に示すように、側板44の下縁の前縁部において、フランジ44Fとの間にスリット131が入れられ、また折り返し部42Xの下端部を切除した(切除部132)から、コーナカバー120を嵌めたときに、フランジ44Fの下部を弾性変形させつつ、側壁123の段差部分123Aを密着させることができ、より隙間なく装着することができる。
That is, the
As a result, as shown in FIG. 22, the
As shown in FIG. 21, a
続いて、本実施形態の組立手順の一例を説明する。
まず、貯蔵箱40が組み立てられる。繰り返すと、図3に示すように、天板42、底板43、左右の側板44、並びに左右に2分割された奥板45が、それぞれの突き合わせ端縁に設けられたフランジ同士を重ねてリベット48で固定することにより、前面開口の箱形に組み立てられる。
ここで特に、左右の側板44は縦長の1枚板であって、本体10には直接に固定されないため、補強することが好ましい。そのため左右の側板44の外面に対して、補強材50が取り付けられる。補強材50は、下縁側が少し奥側に引っ込んだ斜め姿勢で当てられ、その上下両端が、側板44の下部側のフランジ44D,43Sと、上部側のフランジ44U,42Sとに対して、リベット48によるいわゆる共締めによって固定される。補強材50を取り付けるに当たって、貯蔵箱40の内面すなわち貯蔵室41の内面に取付痕が残らない。
Next, an example of the assembly procedure of this embodiment will be described.
First, the
Here, in particular, the left and
また、貯蔵箱40の天板42における前縁のフランジ42Fの裏面側には、規制板100がリベット108により固定される。このとき、露受け皿30の前壁側を差し込んで保持するブラケット106が併せて取り付けられる。規制板100が取り付けられると、図20に示すように、規制部102が、フランジ42Fの裏面から間隔をおいた後方位置で立ち上がった状態となるとともに、フランジ42Fの裏面側に断熱空間113が構成され、また、補強部103の先端がフランジ42Fの裏面の上端部の直近に突出した状態となる。
さらに、左右の側板44の内面における手前側の端縁寄りの位置に、棚柱80がそれぞれリベット84Aで取り付けられる。
In addition, a regulating
Further,
一方、本体10側では、図3に示すように、内底面10Aに、奥行方向を向いた3本の底部スペーサ60A,60Bが取り付けられる。それとともに、図27に参照して示すように、底部スペーサ60A,60Bの前方に設定された固定面64の3個のねじ孔65に、それぞれねじ66が仮止めされる。また、本体10の奥面における上方領域において、縦方向を向いた3本の奥部スペーサ70A,70Bが取り付けられるとともに、その下方に、2本の横向きのガイド部材75が取り付けられる。
さらに、天井壁に開口された窓孔20の下面側を覆うようにして、冷却ファン28を装着したエアダクト25が取り付けられる(図2参照)。また、図19に示すように、本体10の天面における前面開口部14に寄った位置に、壁板95が取り付けられる。
On the other hand, on the
Further, an
この状態から、本体10内に貯蔵箱40が入れられる。それに先立ち、図23に示すように、前面開口部14の下側の周面を覆うようにして保護部材135Aが被せられる。また、前面開口部14の左右の周面からその前側の口縁部を覆うようにして保護部材135Bが当てられ、マグネット136で固定される。
貯蔵箱40は、図24に示すように、本体10の前面開口部14を通して内部に入れられる。貯蔵箱40は、底板43の前縁が、天板42と左右の側板44の前縁から少し奥に引っ込んだ構造となっているから、貯蔵箱40の前面開口を極力大きく取る、すなわち本体10の前面開口部14との間にできる隙間を極力小さく抑えた構造としながらも、本体10内に入れることができる。
From this state, the
As shown in FIG. 24, the
図25に示すように、貯蔵箱40の底板43の前縁のフランジ43Fが、本体10の前面開口部14の下側の周面を越えたところで、同フランジ43Fが本体10の内底面10Aの手前の端部に落ち込み、また貯蔵箱40の底板43の後縁部が、底部スペーサ60A,60Bの受け面61に当てられる。このとき、左右両端の底部スペーサ60Bの位置決め板62の間に、貯蔵箱40の底部の左右両側縁が挟まれた状態となる。
貯蔵箱40はさらに、底板43のフランジ42Fを本体10の内底面10A上を滑らせ、また貯蔵箱40の底板43の後縁部を、底部スペーサ60A,60Bの受け面61上を滑らせつつ、位置決め板62で案内されて真直に奥に押し込まれる。この間に、底板43のフランジ43Fの折り返し部43Xに形成された挿通溝67が仮止めされているねじ66の軸部に挿通される。
貯蔵箱40は、その奥板45が奥部スペーサ70A,70Bの当接面73に当たったところで押し込みが停止され、そのとき底板43が、底部スペーサ60A,60Bの受け面61の全面にべた当たりして載せられるとともに、仮止めされたねじ66が挿通溝67の奥端に達する。そののち、適宜に保護部材135A,135Bが外される。
As shown in FIG. 25, when the
The
The
上記のように貯蔵箱40が入れられたら、本体10に対して固定される。
貯蔵箱40の奥板45が奥部スペーサ70A,70Bに当てられると、奥板45に設定された棚柱80の取付面83が、奥部スペーサ70A,70Bの対応する当接面73に当てられる。貯蔵箱40は、底部スペーサ60A,60Bにべた当たりして受けられて上下方向において定位置にあり、また位置決め板62で左右方向の位置決めもなされているから、取付面83の補助リベット孔87と、当接面73の補助リベット孔77同士が整合している。仮に左右方向にずれていたしても、貯蔵箱40を底部スペーサ60A,60B上で左右に移動させれば、取付面83の補助リベット孔87と、当接面73の補助リベット孔77同士を簡単に整合させることができる。
そして、図12,図13及び図15に示すように、4組ある補助リベット孔87,77の組のうち、間口方向における両端の2箇所の補助リベット孔87,77の組に対して、仮固定用のリベット84Bが打ち込まれ、これにより貯蔵箱40が本体10(奥部スペーサ70B)に対して仮固定された状態となる。
When the
When the
12, 13, and 15, among the four sets of auxiliary rivet holes 87, 77, a temporary set of auxiliary rivet holes 87, 77 at both ends in the frontage direction is temporarily set. The fixing
続いて、奥側の4本の棚柱80が装着される。上記のように貯蔵箱40が仮固定された状態では、奥板45の各取付面83に開口された上側の4個の挿通孔86が、対応する奥部スペーサ70A,70Bの当接面73に形成された4個のリベット孔76と整合している。棚柱80が奥板45の取付面83に正規に当てられると、棚柱80の6個のリベット孔82のうち、上側の4個のリベット孔82が、取付面83の挿通孔86を通して、奥部スペーサ70A,70Bの当接面73の4個のリベット孔76と整合し、また下側の2個のリベット孔82は、取付面83の下側の2個のリベット孔85と整合する。
各棚柱80を取付面83に正規に当てたら、例えば上側から順次にリベットの打ち込み作業が行われ、上側の4箇所については、図14及び図16に示すように、挿通孔86を通して棚柱80のリベット孔82と奥部スペーサ70A,70Bのリベット孔76にわたってリベット84Aが打ち込まれ、下側の2箇所では、棚柱80のリベット孔82と取付面83のリベット孔85にわたってリベット84Aが打ち込まれる。
Subsequently, the four
When each
その結果、奥側の4本の棚柱80は、上側の部分(全高のほぼ2/3)が、奥板45を挟んだ状態で奥部スペーサ70A,70Bに対してリベット84Aで固定され、下側の部分は、奥板45に対して直接にリベット84Aで固定された状態となり、貯蔵箱40の奥板45が本体10(奥部スペーサ70A,70B)に固定されることと併せて、棚柱80の受け強度の増強が図られる。
ここで、棚柱80にリベット84Aの打ち込みを行う前に、貯蔵箱40の奥板45と奥部スペーサ70Bとの間に仮固定用のリベット84Bを打ち込んで、貯蔵箱40を仮固定するようにしている。そのため、特に挿通孔86を通して棚柱80のリベット孔82と奥部スペーサ70A,70Bのリベット孔76にわたってリベット84Aを打ち込んで固定する、すなわち棚柱80を奥板45を挟んで奥部スペーサ70A,70Bにリベット84Aで固定する場合に、貯蔵箱40が位置ずれするおそれがなく、したがって同棚柱80の下側のリベット孔82と、奥板45の取付面83のリベット孔85とが整合状態に保持される。言い換えると、棚柱80をリベット84Aで固定する場合に貯蔵箱40の位置ずれをいちいち気にする必要がないから、同作業を短時間で能率良く行うことができる。しかも、貯蔵箱40を仮固定するべく打ち込まれたリベット84Bは、使用されなかって補助リベット孔87,77も含めて、棚柱80によって隠されるから、見栄えも良いものとなる。
As a result, the four
Here, before the
次に図27に示すように、貯蔵箱40の底板43の前縁に開口された治具挿通孔68からドライバDを通し、仮止めしてあるねじ66を本締めする。これが3箇所において行われ、底板43のフランジ43Fの折り返し部43Xが本体10の内底面10Aに密着して固定される。3つの治具挿通孔68は、それぞれキャップ68Aで塞がれる。
また、貯蔵箱40の左右の側板44が、本体10の前面開口部14に対して固定される。左側の側板44を例に取ると、図17に示すように、取付板93の第1取付部94Aがフランジ44Fに当てられて2箇所をリベット止めされ、また第2取付部94Bが、本体10の前面開口部14を構成する内箱36のフランジ36Aにリベット止めされて固定される。右側の側板44も同様に固定される。
Next, as shown in FIG. 27, the
Further, the left and
続いて、図18に示すように、貯蔵箱40における左右の側板44のフランジ44Fと、本体10の前面開口部14の左右の周面との間にできた隙間Saに対し、既述した要領で閉鎖部材90が嵌められて塞がれる。
また、図19に示すように、天板42のフランジ42Fと、本体10の前面開口部14の上側の周面との間にできた隙間Saに対しても、閉鎖部材90が嵌められて塞がれる。ここで、天板42のフランジ42Fは、上記したように突出長さが大きいがために、閉鎖部材90を差し込んだときに奥側に曲げられやすいと言えるが、フランジ42Fの裏面の上端部の直後には、規制板100に設けられた補強部103が進出しているから、フランジ42Fに対して奥側への曲げ力が作用した場合も補強部103に当たることでそれ以上曲げられることが防止され、塑性変形するまでには至らない。
Subsequently, as shown in FIG. 18, the above-described procedure is performed on the gap Sa formed between the
Further, as shown in FIG. 19, a closing
次に、本体10の前面開口部14の4つのコーナ部にコーナカバーが固定される。特に、下側の両コーナ部に対しては、既述したように、コーナカバー120が装着されて塞がれる。これにより、図28に示すように、本体10の内部に貯蔵箱40を組み付ける作業が完了する。なお、同図では、エアダクト25等、一部が省略されている。
そののち、本体10の前面開口部14内に十字形をなす仕切枠15が嵌められて固定される。ここで、仕切枠の縦枠15Aの背面には、左右一対の棚柱(図示せず)が固定されている。また、前面開口部14に対して、4枚の断熱扉17が装着される。さらに、本体10の上面には機械室19が形成され、冷凍装置22並びに冷却器27が装備されて、恒温高湿庫が完成される。
また図2に示すように、貯蔵室41の左右の側板44の外面における全高にわたり、上端が手前に若干突出した斜め姿勢で装着された補強材50は、その上端が、吸込口29Aよりも少し奥側に位置している。
Next, a corner cover is fixed to the four corner portions of the
After that, a
Further, as shown in FIG. 2, the reinforcing
本恒温高湿庫の使用形態は以下のとおりである。貯蔵室41の天井部には、露受け皿30が装着される。また貯蔵室41内には、棚柱80を利用して複数段にわたって棚網88が張られ、棚網88上に貯蔵物が載せられる。
冷却運転時は、冷却器27により生成された冷気が、奥側の吹出口29Bから貯蔵箱40の背面側の冷気通路12に吹き出され、ガイド部材75によりそれより下方への流下が規制されることから、図3に参照して示すように、左右両側の冷気通路12に回り込み、そののち、図2にも示すように、左右両側の冷気通路12を立ち上って上面側の冷気通路12に流入し、吸込口29Aから冷却器室26内に吸い込まれるといったように循環流通する。
ここで、貯蔵箱40の左右の側板44には、奥行のほぼ中央部において、補強材50が、上端が手前に若干突出した斜め姿勢で全高にわたって装着されているから、左右両側の冷気通路12に回り込んだ冷気は、補強材50に沿うように立ち上り、すなわち補強材50が、冷気について層流のような状態で流通させるガイドとして機能し、冷気をスムーズに流通させることに寄与する。このような冷気の循環流通により貯蔵室41内は間接冷却され、そのため貯蔵室41内は高湿度を保ったままで所定の温度に冷却される。
The usage form of this constant temperature and high humidity store is as follows. A
During the cooling operation, the cool air generated by the cooler 27 is blown out from the
Here, the left and
冷気通路12に冷気が循環流通する際、貯蔵箱40の天板42や側板44の前縁のフランジ42F,44Fの裏面側にも冷気が流通する可能性があり、特に、天板42のフランジ42Fに冷気が当たって冷却されると、同フランジ42Fは、左右の側板44のフランジ44Fと比較すると突出長さが大きく形成されていて、閉鎖部材90のひれ部91Dで覆えるのも突出端側の一部に限られるから、同フランジ42Fの表面に結露が生じやすいと言える。
しかしながら、天板42のフランジ42Fの裏面に向かう冷気は、規制板100の規制部102で遮られて同フランジ42Fの裏面に直接に当たることが回避され、しかも規制部102とフランジ42Fとの間には間隔が開けられて断熱空間113が構成されていることで熱伝導も抑えられるから、同フランジ42Fが冷却されることが極力避けられる。その結果、天板42の前縁のフランジ42Fの表面に結露することが防止される。
When the cold air circulates and flows through the
However, it is avoided that the cool air toward the back surface of the
本実施形態では、上記したように、特に貯蔵箱40の天板42における前縁のフランジ42Fの表面に結露が生じやすいと言え、その対策として、同フランジ42Fの裏面側に規制板100が設けられている。この構造であると、冷気通路12中を天板42の前縁のフランジ42Fの裏面に向かう冷気は、規制板100の規制部102で遮られて同フランジ42Fの裏面に直接に当たることが回避され、しかも規制部102とフランジ42Fとの間には間隔が開けられて断熱空間113が構成されていることで熱伝導も抑えられるから、同フランジ42Fが冷却されることが極力避けられる。その結果、天板42のフランジ42Fの表面に結露することが防止される。
In the present embodiment, as described above, it can be said that condensation is likely to occur particularly on the surface of the
また、天板42のフランジ42Fは、突出長さが大きいがために、閉鎖部材90を差し込んだときに奥側に曲げられやすいと言えるが、フランジ42Fの裏面の上端部の直後には、規制板100に設けられた補強部103が進出しているから、フランジ42Fに対して奥側への曲げ力が作用した場合も補強部103に当たることでそれ以上曲げられることが防止され、塑性変形するまでには至らない。すなわち、フランジ42Fが補強されることになる。
規制板100は、貯蔵箱40の天板42に対し、露受け皿30を支持するブラケット106と併せてリベット108により固定するようにしたから、取付工数の減少を図ることができる。
Further, since the
Since the
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、規制板を、露受け皿を装着するためのブラケットと共締めした場合を例示したが、別々に取り付けるようにしてもよい。
(2)規制板を貯蔵箱の天板に取り付ける手段としては、ねじで止めるようにしてもよい。
(3)貯蔵箱の側板や底板の前縁のフランジの表面にも結露が生じることが懸念される場合は、同フランジの裏面側に規制板を設けるようにしてもよい。
<Other embodiments>
The present invention is not limited to the embodiments described with reference to the above description and drawings. For example, the following embodiments are also included in the technical scope of the present invention.
(1) In the above embodiment, the case where the restriction plate is fastened together with the bracket for mounting the dew tray is illustrated, but it may be attached separately.
(2) As a means for attaching the regulating plate to the top plate of the storage box, it may be fixed with a screw.
(3) If there is a concern about the occurrence of condensation on the surface of the flange of the front edge of the side plate or bottom plate of the storage box, a regulating plate may be provided on the back side of the flange.
(4)貯蔵箱の天井面に設ける露受け皿は固定式であってもよく、その場合は、受けた結露水を貯蔵室の奥面に向けて排出し、奥面から底面を流下させたのち、本体の内底面の手前側の位置に設けた排水孔から庫外に排出するようにすればよい(図2参照)。
(5)天板側の隙間に装着される閉鎖部材に、天板の前縁のフランジの表面をほぼ全面に亘って覆うことができるひれ部を設けるようにすれば、同フランジの表面で結露することがより確実に防止できる。
(4) The dew tray provided on the ceiling surface of the storage box may be fixed. In that case, after draining the condensed water received toward the back of the storage room and flowing down the bottom from the back What is necessary is just to make it discharge | emit to the exterior from the drain hole provided in the position of the near side of the inner bottom face of a main body (refer FIG. 2).
(5) If a fin that can cover almost the entire surface of the flange on the front edge of the top plate is provided on the closing member mounted in the gap on the top plate side, dew condensation occurs on the surface of the flange. This can be prevented more reliably.
10…本体 12…冷気通路 14…前面開口部 30…露受け皿 40…貯蔵箱 42…天板 42F…フランジ 43…底板 43F…フランジ 44…側板 44F…フランジ 90…閉塞部材 91D…ひれ部(覆い部) 100…規制板 101…取付部 102…規制部 103…補強部 106…ブラケット 108…リベット(固定具)
113…断熱空間
DESCRIPTION OF
113 ... Insulated space
Claims (4)
前記フランジの裏面側には、同フランジに冷気が当たることを規制する規制板が前記フランジとの間に間隔を開けて設けられ、前記フランジと前記規制板との間に断熱空間が構成されていることを特徴とする冷却貯蔵庫。 In the main body composed of a heat insulating box having an opening on the front side, a thermally conductive storage box having a front opening and a flange formed outwardly at the opening edge thereof is accommodated at intervals, and the flange A cold air passage in which cold air is circulated between the main body and the storage box is configured by closing a gap between the protruding end and the rear edge of the front opening of the main body with a closing member. In the cooled storage
On the back surface side of the flange, a restriction plate for restricting cold air from hitting the flange is provided with a gap between the flange and a heat insulating space is formed between the flange and the restriction plate. Cooling storage characterized by being.
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