JP2009024335A - Lock device - Google Patents
Lock device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009024335A JP2009024335A JP2007185609A JP2007185609A JP2009024335A JP 2009024335 A JP2009024335 A JP 2009024335A JP 2007185609 A JP2007185609 A JP 2007185609A JP 2007185609 A JP2007185609 A JP 2007185609A JP 2009024335 A JP2009024335 A JP 2009024335A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- hook
- key rotor
- locking
- lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
Description
本発明は、人が出入り可能な内部空間を有する物置等において扉の閉止状態を拘束するために使用される錠装置に関する。 The present invention relates to a lock device used for restraining the closed state of a door in a storeroom or the like having an internal space where people can go in and out.
従来より、例えば、物置の扉(引戸)に設けられる錠装置は、引戸に取り付け固定されるロータケースと、このロータケースに収容されるキーロータと、このキーロータの後端部に連結された係止部材とを備えて構成されている。この錠装置では、キーロータにキーを挿入してキーロータを回動させることにより、係止部材を物置本体に係脱させて扉の閉止状態の拘束とその解除とを行うようになっている。このように、錠装置は、係止部材を物置本体に係脱させる際(つまり施錠、開錠の際)に、その都度キーが必要となるのが一般である。 Conventionally, for example, a locking device provided on a door (sliding door) of a storeroom includes a rotor case attached and fixed to the sliding door, a key rotor accommodated in the rotor case, and a latch connected to the rear end portion of the key rotor. And a member. In this lock device, by inserting a key into the key rotor and rotating the key rotor, the locking member is engaged with and disengaged from the storage body, and the door is closed and released. As described above, the locking device generally requires a key each time the locking member is engaged with or disengaged from the storage body (that is, when locking or unlocking).
これに対して、キーによる本施錠と、キーを用いずに簡易的に施錠する、いわゆる仮施錠とを行うことを可能としたものがある(例えば特許文献1参照)。この錠装置では、ロータケースが、引戸に固定される固定ケース内に回動操作可能に配置されており、当該ロータケースの回動摘みの操作によって、キーロータ及び係止部材を一体的に回動させて仮施錠を行うことができる。この仮施錠時には、係止部材が物置本体に対して係止して扉の閉止状態を拘束するが、その係止をキーを用いずに、回動摘みの操作で解除できる。この錠装置において、キーによる本施錠を行うと、係止部材が物置本体に対して係止して扉の閉止状態を拘束すると共に、キーロータに連動するロックプレートによって固定ケースに対しロータケースがロックされる。このため、本施錠時には正規のキーを用いることによってのみ開錠できる。
上記の物置など、人の出入り可能な内部空間を有する構造体にあっては、その空間に人がいる状態で誤って施錠してしまうと、内側(内部空間側)から係止部材を動かすことができないため、物置内に人を閉じ込めてしまう問題がある。この点、特許文献1に記載の錠装置は、仮施錠の状態ではキーを用いずに開錠を行うことができるが、キーによる本施錠がなされると、ロータケースがロックされ内側から係止部材を動かすことができない状態になるため、依然として人を閉じ込めてしまう問題を内在している。
In a structure having an internal space where people can enter and exit, such as the storeroom, if the person is accidentally locked in a state where there is a person in the space, the locking member is moved from the inside (internal space side). Because it cannot be done, there is a problem that people are trapped in the storeroom. In this regard, the locking device described in
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、人が出入り可能な内部空間を有する物置等において、施錠状態であっても内部空間側から容易に開錠することができる錠装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and its purpose is to allow easy unlocking from the inner space side even in a locked state in a storage room or the like having an inner space where people can go in and out. It is to provide a locking device.
上記の目的を達成するために本発明は、人が出入り可能な内部空間を有する物置等において扉の閉止状態を拘束するために使用される錠装置であって、シリンダ錠取付部を有し、前記扉に取り付け固定されるボディと、案内溝が形成され、前記ボディに基端部を軸支させ前記扉の相手側の部材に対して係止状態となる係止位置と退避状態となる退避位置との間で回動するフックと、前記シリンダ錠取付部に取り付けられ、キー挿入穴に挿入されるキーにより施錠位置と開錠位置との間で回動操作されるキーロータを有するシリンダ錠と、このシリンダ錠に配置され、前記キーロータを、施錠位置と開錠位置との間の中立位置に付勢する付勢部材と、前記フックの前記案内溝に挿入されるカムピンを有し、前記キーロータの後部に当該キーロータの回動方向の遊び角を有して結合され、前記キーロータの開錠位置と施錠位置との間の回動に連動することに伴い、前記カムピンが前記案内溝に係合して前記フックを前記係止位置と退避位置とに移動させるロック位置と解除位置との間で回動する作動部材と、この作動部材の前記内部空間側に回動操作可能に配置され、且つ前記作動部材と一体的に回動するように設けられた内側開錠レバーとを備え、前記遊び角を、前記キーロータが中立位置に維持された状態で、前記作動部材のロック位置から解除位置への回動を許容するように設定し、前記シリンダ錠が施錠されて前記フックが前記係止位置にある際に、前記内側開錠レバーの回動操作によって前記作動部材を前記ロック位置から解除位置に回動させることに伴い、前記カムピンを介して前記フックを前記係止位置から退避位置に回動させることを可能とする構成としたことを特徴とする。 In order to achieve the above object, the present invention is a locking device used for restraining the closed state of a door in a storeroom or the like having an internal space where people can go in and out, and has a cylinder lock mounting portion, A body attached to and fixed to the door, a guide groove is formed, a base end portion is pivotally supported on the body, and a locking position that is locked to a member on the other side of the door and a retraction that is in a retracted state. A hook that rotates between positions, a cylinder lock that is attached to the cylinder lock mounting portion, and that has a key rotor that is rotated between a locked position and an unlocked position by a key inserted into a key insertion hole; The key rotor includes a biasing member disposed on the cylinder lock and biasing the key rotor to a neutral position between a locking position and an unlocking position, and a cam pin inserted into the guide groove of the hook. The keylow at the rear The cam pin is engaged with the guide groove and the hook is engaged with the rotation of the key rotor between the unlocking position and the locking position. An operation member that rotates between a lock position and a release position that are moved to the locking position and the retracted position, and is disposed on the inner space side of the operation member so as to be rotatable, and is integral with the operation member. An inner unlocking lever provided so as to pivot, and allowing the play angle to pivot from the lock position to the release position while the key rotor is maintained at the neutral position. When the cylinder lock is locked and the hook is in the locking position, the operation member is rotated from the lock position to the release position by rotating the inner unlocking lever. With the cam pin Characterized in that the hook has a structure that allows to rotate to the retracted position from the locking position to.
本発明によれば、キーロータと作動部材との間に前記遊び角を設けたので、キーロータの中立位置を維持した状態で(つまりキーを用いずに)、内側開錠レバーの操作により作動部材をロック位置から解除位置に回動させることができると共に、この作動部材の回動に伴いフックを係止位置から退避位置に回動させて扉の閉止状態を解除することができる。この場合、内側開錠レバーは、キーロータの後部に設けられた作動部材の内部空間側に配置されており、又、前記遊び角の分の回動操作のみでフックを退避状態にできるので、内部空間側から容易に開錠することができる。 According to the present invention, since the play angle is provided between the key rotor and the actuating member, the actuating member is operated by operating the inner unlocking lever while maintaining the neutral position of the key rotor (that is, without using the key). While being able to rotate from the lock position to the release position, the closed state of the door can be released by rotating the hook from the locking position to the retracted position as the operating member rotates. In this case, the inner unlocking lever is disposed on the inner space side of the operating member provided at the rear part of the key rotor, and the hook can be retracted only by the rotation operation corresponding to the play angle. It can be easily unlocked from the space side.
以下、本発明の一実施形態について図1乃至図8を参照しながら説明する。図1(a)及び(b)は施錠時における錠装置の正面図及び背面図を示し、図2は錠装置の構成部品を分解した状態の斜視図を示している。また、図3は、図1(a)のA−A線に沿う断面図を示している。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1A and 1B are a front view and a rear view of the locking device at the time of locking, and FIG. 2 is a perspective view of a state in which components of the locking device are disassembled. FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
錠装置のボディ1は、全体として矩形板状をなし、その中央部に円形に切り欠いた中央孔2が形成されている。このボディ1の裏側には(図2参照)、中央孔2の近傍に左右一対の小ボス部3が突設されている。これら中央孔2及び小ボス部3は、シリンダ錠4を取り付けるためのシリンダ錠取付部に相当する。また、ボディ1裏側の周縁部には、後方へ突出するリブ5が設けられていると共に、リブ5の内側に位置して4つのボス部6が設けられている。
The
ボディ1の裏側には、ボディ1の後面及び外周を覆うカバー7が設けられている。カバー7は、略矩形板状をなす後壁部7aとその外周部に設けられた側壁部7bとを一体に有し、全体として矩形容器状に形成されている。カバー7の側壁部7bには、図2に示すような「L」の字状の切欠部8が形成されており、後壁部7aには、前記中央孔2に対向する露出孔9と、前記ボス部6に対応する4つのねじ用孔部11が形成されている。図3に示すように、ボディ1は、物置の扉10の取付孔部10aに対し、リブ5を前側(物置の外側)から挿入させ、カバー7の側壁部7bを後側(物置の内部空間側)から嵌合させてある。この状態で、後壁部7aのねじ用孔部11に挿通されたねじ11aが夫々ボス部6に螺挿されることにより、ボディ1が扉10に取り付け固定されている。
On the back side of the
図2に示すように、ボディ1の上部には、後方へ突出する筒状のピン保持部12と緩やかな円弧状の受け部13とが設けられている。ピン保持部12には支持ピン14が装着されていると共に、この支持ピン14により、長尺板状のフック15が回動可能に設けられている。フック15の基端部15aに、支持ピン14を挿通させる孔部16と、基端側が広がる湾曲状の案内溝17が形成されている。フック15の先端部は、鎌状の係止部15bを備え、側壁部7bの切欠部8から突出するように延設されている(図1(b)参照)。フック15の案内溝17内に、後述する作動部材18のカムピン19(図2、図5参照)が係合するようになっている。この作動部材18の回動によって、フック15が、支持ピン14を支点として、扉10の相手側の部材(例えば物置本体)に対して係止状態となる係止位置(図1、図7(b)参照)と退避状態となる退避位置(図7(d)、図8(b)参照)との間で回動するようになっている。尚、ボディ1の受け部13は、後端部でフック15を摺接させるように、フック15の回動範囲に沿って形成されている(図3、図5参照)。
As shown in FIG. 2, a cylindrical
前記シリンダ錠取付部には、シリンダ錠4が配置されている。シリンダ錠4は、軸方向に延びるキー挿入穴20a(図6(a)等参照)を有するキーロータ20と、このキーロータ20を回転可能に収容するロータケース21とを備えている。図4(a)は、このシリンダ錠4の背面側からの拡大斜視図を示し、図4(b)は、キーロータ20とボディ1の背面側からの斜視図を示している。また、図6は、図4(a)のB−B線に沿う縦断正面図を示している。
A
ロータケース21は、略円筒状をなすロータケース本体22と、外周部に一対の取付孔部23aを有するフランジ部23とを一体に備えている。ロータケース21は、取付孔部23aに後方から挿通したねじ24(図2参照)を、小ボス部3に螺挿させることによりボディ1に取り付けられている。フランジ部23の上部には、後述する表示部材25を裏面側から覆う扇状部23bが形成されていると共に、前面側に表示部材25を上下で挟むガイド部26a,26b(図6参照)が形成されている。このフランジ部23前面側の下部には、正面視にて「ハ」字状の段部27a,27bが形成されている。図3、図4(a)に示すように、フランジ部23の扇状部23bには、表示部材25用の節度付与手段28が設けられている。この節度付与手段28は、前側が開放された収容部28aと、この収容部28aに収容された圧縮コイルばね28b及びボール28cとからなる。ロータケース21の内周部には、軸方向に延びるタンブラ係合溝29(図3、図6(a)参照)が、対向する2箇所に形成されている。
The
図2に示すように、キーロータ20は、ボディ1の中央孔2に臨むフランジ31と、略円柱状をなすロータ本体30を一体に備えている。フランジ31には、前端部にシャッタ33(図2参照)を配した状態で、前側からキャップ32が装着されている。キャップ32には、キー挿入穴20aに連通するキー挿入口32a(図1(a)参照)が形成されている。シャッタ33は、図示しないばねによりキー挿入口32aを閉塞する方向へ付勢されると共にキー挿入口32aへの正規のキーK(図3参照)の挿入を許容するように構成されており、シリンダ錠4内に雨水や埃などが浸入しないようになっている。
As shown in FIG. 2, the
ロータ本体30のフランジ31側には、ロータ本体30に比し径小な径小部34(図2参照)が形成されており、径小部34の外周部に、径方向内側へ窪む複数の取付凹部35a,35b(図6(a)参照)が略等間隔で形成されている。この径小部34の外周部には、一対の送りアーム37a、37bを有するリング部材36が装着されている。リング部材36及び送りアーム37a、37bは、可撓性を有する合成樹脂材料(例えばPOM)から一体成形されており、送りアーム37a、37bがリング部材36の外周側に所定角度θ1(図6(d)参照)を存して先端側が拡開する「ハ」の字状に突設されている。リング部材36は、略「C」の字状をなし、取付凹部35aに嵌り込む両端部の爪部36a(図6(b)参照)と、取付凹部35bに係合する凸部36bとを備え、キーロータ20と一体に回動するように構成されている。この回動の際、送りアーム37a,37bがロータケース21側の段部27a,27bに夫々当接することにより、キーロータ20の回動角度θ2(図6(d)参照)は、図6(b)に示す施錠位置と図6(d)に示す開錠位置との間の角度(例えば90度)に規制される。また、送りアーム37a,37b間の所定角度θ1は、キーロータ20の回動角度θ2の3/2倍(つまり135度)に設定されている。
A small diameter portion 34 (see FIG. 2) smaller in diameter than the rotor
図2に示すように、ボディ1の裏側には、キーロータ20の外周近傍部に位置して、その周方向に沿うスライド溝38が形成されている。スライド溝38には、周方向の中間部に位置して窓部39が形成されていると共に、表示部材25が往復動可能に設けられている。表示部材25は、周方向に区分された互いに異なる2つの色(例えば赤色Rと青色B)の合成樹脂材料(例えばABS)からなり、二色成形法により一体成形されている。表示部材25の後部側には、赤色R及び青色Bの部分に夫々節度用凹部25a、25bが形成されている。この表示部材25は、キーロータ20が回動する際、一対の送りアーム37a,37bが交互に当接することによって往復動すると共に、一方の節度用凹部25aにボール28cが嵌合することにより窓部39から赤色Rが出現する位置(図4、図6(b)参照)で保持され、他方の節度用凹部25bにボール28cが嵌合することにより窓部39から青色Bが出現する位置(図6(d)参照)で保持される。また、表示部材25の移動の際、節度用凹部25a、25bにボール28cが嵌合するときに、使用者に節度感が与えられる。図4(a)に示すように、表示部材25の周方向の長さ寸法L1は、一対の送りアーム37a,37b間における表示部材25との両当接点間(P,P間)の周方向の長さ寸法L2の略2/3倍に設定されている。また、窓部39の周方向の長さ寸法L3(図1(a)参照)は、表示部材25の長さ寸法L1の略1/2倍に設定されている。
As shown in FIG. 2, a
ロータ本体30には、径方向に貫通するタンブラ配置溝40が、ロータ本体30の軸方向に列をなすように複数個形成されると共に、各タンブラ配置溝40に板状のタンブラ41が移動可能に挿入されている。各タンブラ41は、図示しないばねにより径方向の外側へ付勢されている。ロータ本体30及びロータケース本体22の夫々の後部には、逆「ハ」の字状のばね掛部30a,22a(図4(a)参照)が連なるように形成されており、ロータケース本体22の外周部に、ねじりコイルばね42(付勢手段に相当する)が配置されている。ねじりコイルばね42は、その両端がばね掛部30a,22aに沿うように係止され、キーロータ20を前記施錠位置と開錠位置との間の中立位置(図4(a)、図6(a)、図6(c)参照)に付勢するように構成されている。
A plurality of
図4に示すように、ロータ本体30の後端部には、台形円錐部43aとその周縁部の「C」の字状の段部43bとからなる結合部43が一体に設けられている。
また、ロータ本体30の後端部には、図5に示すような板状の作動部材18が配置されている。作動部材18の中央部には、上下一対の小孔44と、結合部43を挿通させる結合穴45が形成されている。結合穴45には、結合部43の段部43bと周方向に係合可能な凸部45aが内周側へ突設されていて、ロータ本体30の結合部43が挿通されることにより、作動部材18とキーロータ20が、回動方向のギャップを有して結合するようになっている。この場合、作動部材18は、キーロータ20の施錠位置と開錠位置との間の回動に連動して、図7(b)に示すロック位置と図7(d)に示す解除位置との間で回動する。また、ギャップとしての遊び角θ3(図7(b)参照)は、作動部材18がロック位置又は解除位置に維持された状態で、キーロータ20の中立位置への復帰を許容する角度(例えば45度)に設定されている。
As shown in FIG. 4, a
Further, a plate-
作動部材18は、上下に第1扇状部18aと第2扇状部18bを一体に備えており、第1扇状部18aの外周部には、前記支持ピン14を挿通させる円弧溝46が形成されている。また、第1扇状部18aの上端部には、フック15の案内溝17に挿入されるカムピン19が設けられており、作動部材18がロック位置と解除位置との間で回動することに伴い、カムピン19を介してフック15を前記係止位置と退避位置とに移動させるようになっている。
The actuating
第2扇状部18bの前面側には、節度用凹部47a、47bが形成されていると共に、ボディ1には、節度用凹部47a、47bに対応する節度付与手段48が設けられている。節度付与手段48は、ボディ1後面に設けられた筒状の収容部48aと、この収容部48aに収容された圧縮コイルばね48b(図2参照)及びボール48cとからなり、一方の節度用凹部47aにボール48cが嵌合することで作動部材18をロック位置に保持し、他方の節度用凹部47bにボール48cが嵌合することで作動部材18を解除位置に保持するように構成されている。また、作動部材18の回動の際、節度用凹部47a、47bにボール48cが嵌合するときに、使用者に節度感が与えられる。
Moderation recesses 47a and 47b are formed on the front side of the second fan-shaped
図5に示すように、作動部材18の後面側には、台形円錐部43aの外周を覆う円環状の取付部材49が配置されている。取付部材49の外周部には、径方向内側へ窪む取付凹部50(図5参照)が90度間隔で設けられている。取付部材49は、作動部材18と一体に回動するよう、前面側に有する一対のピン部51(図2、図5参照)を、作動部材18の小孔44に挿通させている。そして、取付部材49に挿通したねじ52が、台形円錐部43aに螺挿されることにより、取付部材49の軸方向への移動が不能に係止されている。
As shown in FIG. 5, an annular mounting
作動部材18の後面側には、内側開錠レバー53が、カバー7の露出孔9から露出するように配置されている。内側開錠レバー53は、取付部材49を後側から覆う円形の皿状部54と、その中心軸S(図3参照)に対し直交する方向へ延びる把持部55を一体に備えている。皿状部54の内部には、前記取付凹部50と嵌合する爪部54a(図3参照)が形成されており、把持部55の回動操作によって、内側開錠レバー53が取付部材49ひいては作動部材18と一体的に回動するように構成されている。本実施形態では、把持部55は、前後方向から見て(図8参照)フック15や作動部材18の扇状部18a,18b等の他の部材と重ならないように設けられており、その回動中心軸Sの下側において45度の範囲で回動する。
An inner unlocking
図1に示すように、ボディ1には、把持部55の回動範囲に臨む複数のスリット孔からなる採光用開口部56が形成されている。ボディ1の裏側には、採光用開口部56を覆う矩形板状の透光性部材57が配置されている。透光性部材57は、透明樹脂材料(例えばPC)から構成されていると共に、採光用開口部56から錠装置内(物置内)へ雨水等が浸入しないようボディ1に対し水密に取り付けられている。また、カバー7の後壁部7aには、採光用開口部56に対向する位置に、複数のスリット孔からなる補助開口部58が形成されている。
As shown in FIG. 1, the
次に、以上のように構成された錠装置の作用について図6及び図7を参照しながら説明する。図7は、図3のC−C線に沿うフック15、作動部材18、及びキーロータ20の結合部43の縦断正面図を示している。
Next, the operation of the locking device configured as described above will be described with reference to FIGS. FIG. 7 shows a longitudinal front view of the
図6(a)に示す開錠時においては、表示部材25はボディ1の窓部28から青色Bが出現する位置に移動されている。また、図7(a)に示すように、作動部材18が解除位置にあり、フック15が扉10の相手側の部材、この場合図示しない物置本体に対して係止が外れた退避位置にあるため、扉10を自由に開閉することができる、さらに、キーロータ20は中立位置にあり、キー挿入穴20aに何も挿入されていない状態では、各タンブラ41がタンブラ配置溝40からロータケース21のタンブラ係合溝29内に突出した状態となっている。
At the time of unlocking shown in FIG. 6A, the
キー挿入穴20aにキーKが挿入されると、そのキーKにより各タンブラ41が前記ばねの付勢力に抗してタンブラ配置溝40内に収容されるように移動される(図3参照)。この状態においては、キーロータ20の回転が可能となっており、キーKの回動操作により、キーロータ20がねじりコイルばね41の付勢力に抗して、図6(a)中、矢印D1方向(反時計回り方向)へ回動される。この回動の際に、一方の送りアーム37aは、表示部材25に当接して、ボディ1の窓部28から赤色Rが出現する位置までスライドさせ(図6(b)参照)、他方の送りアーム37bは、ロータケース21の段部27aに当接してキーロータ20の回動を規制する。また、このキーロータ20の施錠位置への回動に伴い、作動部材18が図7(a)中、矢印D1方向へ回動すると、作動部材18のカムピン19が案内溝17内に係合しながら移動して、フック15を支持ピン14を支点に矢印D2方向(反時計回り方向)へ回動させる。そして、作動部材18が解除位置からロック位置まで45度回動されると、フック15は、退避位置から係止位置まで90度回動した横向きの状態となる(図7(b)参照)。このとき、フック15の係止部15bが物置本体に対して係止すると共に、作動部材18が節度付与手段48によって前記ロック位置で保持され、ボディ1の窓部28から赤色Rが覗く施錠状態となる。この状態でキーKの回動操作力を解除すると、キーロータ20は、作動部材18に対する前述した遊び角θ3を有し且つねじりコイルばね41により矢印D3方向(図6(b)、図7(b)参照)へ付勢されているため、作動部材18がロック位置に維持された状態で、中立位置に復帰する(図6(c)、図7(c)参照)。
When the key K is inserted into the
また、表示部材25の長さ寸法L1を前述した送りアーム37a,37b間の長さ寸法L2の略2/3倍に設定し、且つ送りアーム37a,37b間の所定角度θ1をキーロータ20の回動角度θ2の3/2倍に設定したので、キーロータ20が中立位置に復帰する際に、表示部材25の位置が変わらぬようになっており(図6(b)、(c)参照)、窓部28からの赤色Rの表示が維持される。
In addition, the length dimension L1 of the
図1、図6(c)は、上記の施錠が行われキー挿入穴20aからキーKを引き抜いた状態を示しており、各タンブラ41がロータケース21のタンブラ係合溝29内に突出した状態となっている。また、扉10は、施錠によりその閉止状態が拘束されている。これを開錠するには、キーKを用いた通常の操作による場合と、キーKを用いずに内側開錠レバー53を操作する場合との2つの方法がある。
1 and 6 (c) show a state in which the above-described locking is performed and the key K is pulled out from the
先ず、キーKを用いた外側からの通常の開錠方法について説明する。図6(c)に示すキーロータ20に対し、キー挿入穴20aにキーKが挿入されると、そのキーKにより各タンブラ41がタンブラ配置溝40内に収容されるように移動される。そして、キーKが図6(c)中、矢印D3方向(時計回り方向)へ回動操作されると、そのキーKとキーロータ20が一体に回動する。この回動の際に、一方の送りアーム37bは、表示部材25に当接して、ボディ1の窓部28から青色Bが出現する位置までスライドさせ(図6(d)参照)、他方の送りアーム37aは、ロータケース21の段部27bに当接してキーロータ20の回動を規制する。また、このキーロータ20の開錠位置への回動に伴い、作動部材18が図7(c)中、矢印D3方向へ回動すると、カムピン19を介して、フック15を矢印D4方向(時計回り方向)へ回動させる。そして、作動部材18がロック位置から解除位置まで45度回動されると、フック15は、退避位置から係止位置まで90度回動した縦向きの状態となる(図7(d)参照)。このとき、フック15の係止部15bが物置本体に対して退避すると共に、作動部材18が節度付与手段48によって解除位置で保持され、ボディ1の窓部28から青色Bが覗く開錠状態となる。この状態でキーKの回動操作力を解除すると、キーロータ20は、ねじりコイルばね41により矢印D5方向(図6(d)、図7(d)参照)へ付勢され、作動部材18が解除位置に維持された状態で、中立位置に復帰する(図6(a)、図7(a)参照)。この場合、キーロータ20が中立位置に復帰しても、窓部28からの青色Bの表示が維持される(図6(d)、(a)参照)。また、物置本体に対するフック15の係止が外れるため、扉10を自由に開閉することができる。
First, a normal unlocking method from the outside using the key K will be described. When the key K is inserted into the
次に、内側開錠レバー53による開錠方法について図8も参照しながら説明する。図8(a)及び(b)は、施錠時及び開錠時の錠装置についてカバー7を省略して示す背面図である。
図8(a)に示すキーロータ20(の結合部43)は、施錠が行われキー挿入穴20aからキーKが引き抜かれた中立位置にあり、前記タンブラ41によって開錠位置への回動が規制された状態(図6(c)の状態)となっている。
Next, an unlocking method using the inner unlocking
The key rotor 20 (the coupling portion 43) shown in FIG. 8A is in a neutral position where locking is performed and the key K is pulled out from the
そこで、物置の内部空間側から、内側開錠レバー53の把持部55を図8(a)中、矢印D3方向(反時計回り方向)へ回動操作すると、作動部材18が同方向へ一体的に回動する。この場合、前述した遊び角θ3は、換言すればキーロータ20が中立位置に維持された状態で、作動部材18のロック位置から解除位置への回動を許容する角度に設定されているため、内側開錠レバー53を前記遊び角θ3の分、回動操作すると、作動部材18がロック位置から解除位置に45度回動する。この回動に伴い、カムピン19を介してフック15が係止位置から退避位置に矢印D4方向(反時計回り方向)へ90度回動した縦向きの状態となる(図8(b)参照)。これにより、作動部材18が節度付与手段48によって解除位置で保持されると共に、物置本体に対するフック15の係止が外れた開錠状態となるため、物置の扉10を内部空間側から開けることができる。
Therefore, when the gripping
以上説明したように、キーロータ20と作動部材18との間に前記遊び角θ3を設けたので、キーKを用いることなく、内側開錠レバー53によって、作動部材18をロック位置から解除位置に回動させてフック15を退避位置へ移動させることができる。
As described above, since the play angle θ3 is provided between the
内側開錠レバー53は、キーロータ20の後部に設けられた作動部材18の内部空間側に配置されており、又、前記遊び角θ3(45度)の分の回動操作のみでフック15を退避状態にできるので、内部空間側から容易に開錠することができる。この場合、フック15は、カムピン19に挿入される案内溝17を備え且つ固有の支持ピン14により軸支されることで、90度回動するように構成されている。従って、物置本体に対してフック15を係止状態と退避状態とに確実に切換えることができる。
キーKによる施錠時および開錠時に、赤色Rおよび青色Bの表示が窓部39から択一的に出現するように構成したので、物置内に人がいる状態でうっかり施錠してしまうことを防止することができる。
The inner unlocking
Since the red R and blue B indications appear alternatively from the
表示部材25は、これら2つの表示(赤色R及び青色B)を一体に有するので簡単な構成にすることができると共に、窓部39の長さ寸法L3が、表示部材25の長さ寸法L1の略1/2倍に設定されているので、窓部39から視認できる表示部材25の表示領域を極力大きくとることができる。また、表示部材25の長さ寸法L1を前述した送りアーム37a,37b間の長さ寸法L2の略2/3倍に設定し、且つ送りアーム37a,37b間の所定角度θ1をキーロータ20の回動角度θ2の3/2倍に設定した。これによれば、キーロータの回動角度に応じた送りアーム37a,37bと表示部材25との間の最適なギャップ(L2−L1)を演繹することができるので、キーロータが中立位置へ復帰する錠装置において、表示部材25の表示の切換えを正確に行うことができる。
Since the
ボディ1に、内側開錠レバー53の把持部55の回動範囲に臨む採光用開口部56を設け、カバー7の後壁部7aに、採光用開口部56に対向する位置に補助開口部58を設けた。従って、これらの開口部56,58から物置内に外光を採り入れ、把持部55の近傍部を照らすことができるので、内側開錠レバー53の視認性を向上させることができる。また、採光用開口部56を覆う透光性部材57を、ボディ1の裏側に水密に設けたので、採光機能を損なうことなく、当該開口部56からの雨水等の侵入を防止することができる。
The
ボディ1に設けたカバー7は、フック15、シリンダ錠4及び作動部材18を収容し、且つ内側開錠レバー53の把持部55を前記内部空間側に露出させると共に、側壁部7bに、フック15の先端部15bを露出させる切欠部8が形成されている。従って、カバー7によって、作動部材18等の他の可動部材に使用者の手が触れないように保護することができ、把持部55の操作を安全且つ容易なものとすることができる。
The
なお、本発明は上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
本発明の錠装置は物置に限られず、大形の金庫など人が出入り可能な内部空間を有する構造体全般に適用できるものである。
In addition, this invention is not limited only to above-described embodiment, It can deform | transform or expand as follows.
The lock device of the present invention is not limited to a storeroom, and can be applied to all structures having an internal space where people can enter and exit, such as a large safe.
送りアーム37a、37bを、リング部材36の外周部に突設したが、ロータ本体30の外周部に所定角度θ1を存して突設してもよい。表示部材25を、キーロータ20の周方向に沿う円弧状に形成したが、その接線方向に延びる直線状に形成してもよい。この場合、スライド溝38、窓部39も前記接線方向に沿うように形成することにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。表示部材25は、その表示につき赤色Rと青色B等、2色のものに限定するものではなく、「開」「閉」の文字を表示部材に印刷したものなど相互に異なる2つの表示を一体に有する構成であればよい。
Although the
節度付与手段28,48は、上記構成に限定するものではなく、表示部材25或は作動部材18に対し節度機能(ないし位置保持機能)を付与するものであればよい。例えば、節度付与手段48に代えて、作動部材18の第2扇状部18bに沿う板ばねを、ボディ1に設ける。この場合、当該板ばねを、第2扇状部18bに常時当接させて作動部材18をロック位置側又は解除位置側へ付勢するよう「へ」の字状に形成することで、節度付与手段48と同様の効果を得ることができる。この他、本発明は、採光用開口部56及び補助開口部58を、多数の丸孔から構成する等、適宜変更してもよい。
The moderation means 28 and 48 are not limited to the above configuration, and any moderation function (or position holding function) may be provided to the
図面中、1はボディ、2は中央孔(シリンダ錠取付部)、3は小ボス部(シリンダ錠取付部)、4はシリンダ錠、7はカバー、8は切欠部、15はフック、18は作動部材、19はカムピン、20はキーロータ、25は表示部材、37a,37bは送りアーム、38はスライド溝、39は窓部、42はねじりコイルばね(付勢部材)、53は内側開錠レバー、55は把持部、56は採光用開口部、57は透光性部材、58は補助開口部、Kはキーを示す。 In the drawings, 1 is a body, 2 is a central hole (cylinder lock mounting portion), 3 is a small boss portion (cylinder lock mounting portion), 4 is a cylinder lock, 7 is a cover, 8 is a notch, 15 is a hook, 18 is Actuating member, 19 is a cam pin, 20 is a key rotor, 25 is a display member, 37a and 37b are feed arms, 38 is a slide groove, 39 is a window, 42 is a torsion coil spring (biasing member), and 53 is an inner unlocking lever. , 55 is a gripping part, 56 is a lighting opening, 57 is a translucent member, 58 is an auxiliary opening, and K is a key.
Claims (5)
シリンダ錠取付部を有し、前記扉に取り付け固定されるボディと、
案内溝が形成され、前記ボディに基端部を軸支させ前記扉の相手側の部材に対して係止状態となる係止位置と退避状態となる退避位置との間で回動するフックと、
前記シリンダ錠取付部に取り付けられ、キー挿入穴に挿入されるキーにより施錠位置と開錠位置との間で回動操作されるキーロータを有するシリンダ錠と、
このシリンダ錠に配置され、前記キーロータを、施錠位置と開錠位置との間の中立位置に付勢する付勢部材と、
前記フックの前記案内溝に挿入されるカムピンを有し、前記キーロータの後部に当該キーロータの回動方向の遊び角を有して結合され、前記キーロータの開錠位置と施錠位置との間の回動に連動することに伴い、前記カムピンが前記案内溝に係合して前記フックを前記係止位置と退避位置とに移動させるロック位置と解除位置との間で回動する作動部材と、
この作動部材の前記内部空間側に回動操作可能に配置され、且つ前記作動部材と一体的に回動するように設けられた内側開錠レバーとを備え、
前記遊び角を、前記キーロータが中立位置に維持された状態で、前記作動部材のロック位置から解除位置への回動を許容するように設定し、
前記シリンダ錠が施錠されて前記フックが前記係止位置にある際に、前記内側開錠レバーの回動操作によって前記作動部材を前記ロック位置から解除位置に回動させることに伴い、前記カムピンを介して前記フックを前記係止位置から退避位置に回動させることを可能とする構成としたことを特徴とする錠装置。 A locking device used to restrain the closed state of a door in a storeroom or the like having an internal space where people can enter and exit,
A body having a cylinder lock mounting portion and fixed to the door;
A hook formed with a guide groove and pivoting between a locking position where the base end is pivotally supported on the body and a locking position with respect to a member on the other side of the door; ,
A cylinder lock having a key rotor attached to the cylinder lock attachment portion and rotated between a locking position and an unlocking position by a key inserted into a key insertion hole;
An urging member disposed in the cylinder lock and urging the key rotor to a neutral position between a locked position and an unlocked position;
A cam pin inserted into the guide groove of the hook, and coupled to a rear portion of the key rotor with a play angle in a rotation direction of the key rotor, and between the unlocked position and the locked position of the key rotor; In association with movement, the cam pin engages with the guide groove and rotates between a lock position and a release position for moving the hook to the locking position and the retracted position; and
An inner unlocking lever disposed on the inner space side of the actuating member so as to be rotatable and provided so as to rotate integrally with the actuating member;
The play angle is set to allow rotation of the actuating member from the lock position to the release position while the key rotor is maintained at the neutral position;
When the cylinder lock is locked and the hook is in the locking position, the cam pin is moved by rotating the operating member from the lock position to the release position by rotating the inner unlocking lever. The lock device is configured to enable the hook to be rotated from the locking position to the retracted position.
前記ボディに、前記スライド溝の周方向または接線方向の中間部に位置して形成された窓部と、
前記スライド溝にこれに沿って往復動可能に設けられ、前記周方向または接線方向に区分された互いに異なる2つの表示を一体に有する表示部材と、
前記キーロータの外周部に所定角度を存して先端側が拡開する「ハ」の字状に突設され、前記キーロータと一体に回動すると共に、前記表示部材に交互に当接して前記表示部材を往復動させる一対の送りアームとを備え、
前記所定角度を、前記キーロータの施錠位置と開錠位置との間の回動角度の略3/2倍に設定し、
前記表示部材の周方向または接線方向の長さ寸法を、前記一対の送りアーム間における前記表示部材との両当接点間の周方向または接線方向の長さ寸法の略2/3倍に設定し、
前記窓部の周方向または接線方向の長さ寸法を、前記表示部材の周方向または接線方向の長さ寸法の略1/2倍に設定して、施錠時および開錠時に前記2つの表示が前記窓部から択一的に出現するように構成したことを特徴とする請求項1記載の錠装置。 On the back side of the body, a slide groove formed on the outer periphery of the key rotor so as to be along the circumferential direction of the key rotor or the tangential direction thereof,
A window portion formed in the body at a middle portion in a circumferential direction or a tangential direction of the slide groove;
A display member provided in the slide groove so as to be capable of reciprocating along the slide groove and integrally including two different displays divided in the circumferential direction or the tangential direction;
The display member protrudes in the shape of a letter “C” that expands at the front end side at a predetermined angle on the outer periphery of the key rotor, rotates together with the key rotor, and alternately contacts the display member. A pair of feed arms that reciprocate the
The predetermined angle is set to approximately 3/2 times the rotation angle between the locking position and the unlocking position of the key rotor;
The length dimension in the circumferential direction or tangential direction of the display member is set to approximately 2/3 times the length dimension in the circumferential direction or tangential direction between the contact points between the pair of feed arms and the display member. ,
The length dimension in the circumferential direction or tangential direction of the window portion is set to approximately ½ times the circumferential dimension or tangential direction length of the display member, and the two indications are displayed during locking and unlocking. The lock device according to claim 1, wherein the lock device is configured to alternatively appear from the window portion.
前記ボディに、前記把持部の回動範囲に臨む採光用開口部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の錠装置。 The inner unlocking lever includes a grip portion extending in a direction orthogonal to the rotation center axis thereof,
The locking device according to claim 1, wherein the body is provided with a daylighting opening facing the rotation range of the gripping portion.
前記カバーの側壁部に、前記フックの先端部を突出させる切欠部を形成し、
前記カバーの後壁部に、前記採光用開口部に対向する補助開口部を設けたことを特徴とする請求項3又は4に記載の錠装置。 Provided on the back side of the body is a container-like cover that accommodates the hook, the cylinder lock, and the actuating member and exposes the gripping portion of the inner unlocking lever to the inner space side;
Forming a notch for projecting the tip of the hook on the side wall of the cover;
5. The locking device according to claim 3, wherein an auxiliary opening facing the daylighting opening is provided in a rear wall of the cover.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007185609A JP2009024335A (en) | 2007-07-17 | 2007-07-17 | Lock device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007185609A JP2009024335A (en) | 2007-07-17 | 2007-07-17 | Lock device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009024335A true JP2009024335A (en) | 2009-02-05 |
Family
ID=40396407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007185609A Pending JP2009024335A (en) | 2007-07-17 | 2007-07-17 | Lock device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009024335A (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010209577A (en) * | 2009-03-10 | 2010-09-24 | Sankyo Kinzoku Kk | Lock device |
JP2011069062A (en) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Shibutani:Kk | Multi-row pin cylinder lock |
CN106913224A (en) * | 2017-04-26 | 2017-07-04 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | Cooking apparatus |
-
2007
- 2007-07-17 JP JP2007185609A patent/JP2009024335A/en active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010209577A (en) * | 2009-03-10 | 2010-09-24 | Sankyo Kinzoku Kk | Lock device |
JP2011069062A (en) * | 2009-09-24 | 2011-04-07 | Shibutani:Kk | Multi-row pin cylinder lock |
CN106913224A (en) * | 2017-04-26 | 2017-07-04 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | Cooking apparatus |
CN106913224B (en) * | 2017-04-26 | 2024-03-01 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | Cooking utensil |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6668602B2 (en) | Flush mounted latch | |
JPH10184115A (en) | Handle device | |
US20220018161A1 (en) | Multifunction hub core for mortise lock and method of assembly | |
RU2728397C2 (en) | Universal assembly handle | |
KR19980081780A (en) | lock | |
JP2009024335A (en) | Lock device | |
KR101862511B1 (en) | Lever for windows and doors with locking function | |
CN212064558U (en) | Portable electronic device | |
JP2015094073A (en) | Lock device | |
JP5964218B2 (en) | Plane handle | |
JP6028234B2 (en) | Door lock device | |
JP5279335B2 (en) | Cylinder lock | |
JP5139352B2 (en) | Lock device | |
JP2009167663A (en) | Lock device | |
JP2005133420A (en) | Door handle and its mounting structure | |
JP7057136B2 (en) | Latch lock for delivery box | |
JP3646796B2 (en) | Display lock | |
JP2003035059A (en) | Surfaced hook lock for door and sliding door | |
KR102362325B1 (en) | Locking apparatus of safety lever | |
JP2003307058A (en) | Card lock device | |
JP2001288937A (en) | Locking-unlocking apparatus | |
JP6325976B2 (en) | Card type lock device | |
KR100450580B1 (en) | Key box for door | |
JPH10212844A (en) | Removable type lock handle | |
JP4327323B2 (en) | Locking device |