JP2009021777A - 携帯端末、およびトラブル対処方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用に関するトラブルへの対処を迅速かつ的確に行うことが可能な携帯端末を提供すること。
【解決手段】キー入力を受け付けるキー入力部と、表示部と、表示部の動作を制御する画面制御部と、携帯端末の使用時に発生することが想定される複数のトラブルの内容および各トラブルに対する対処方法が記述された複数の分類データ、および、各分類データに対応させてキー入力の種類を格納する記憶部を有し、画面制御部は、キー入力部に所定のキー入力が行われたことを確認すると、該キー入力に対応する分類データが記憶部に格納されているかを確認し、対応する分類データがある場合には該分類データに記述されている複数のトラブルの内容を表示部に表示させ、その後、表示されている複数のトラブルの内容のいずれかを選択する旨のキー入力がキー入力部に行われたことを確認すると、選択されたトラブルの内容に対応する対処方法を表示部に表示させる。
【選択図】図1
【解決手段】キー入力を受け付けるキー入力部と、表示部と、表示部の動作を制御する画面制御部と、携帯端末の使用時に発生することが想定される複数のトラブルの内容および各トラブルに対する対処方法が記述された複数の分類データ、および、各分類データに対応させてキー入力の種類を格納する記憶部を有し、画面制御部は、キー入力部に所定のキー入力が行われたことを確認すると、該キー入力に対応する分類データが記憶部に格納されているかを確認し、対応する分類データがある場合には該分類データに記述されている複数のトラブルの内容を表示部に表示させ、その後、表示されている複数のトラブルの内容のいずれかを選択する旨のキー入力がキー入力部に行われたことを確認すると、選択されたトラブルの内容に対応する対処方法を表示部に表示させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、キー入力を受け付け、かつ画像を表示する携帯端末、およびその携帯端末のトラブル対処方法に関する。
携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、およびPDA(Personal Digital Assistants)などを含む携帯端末には、通信機能に加えてカメラ機能や音楽再生機能など様々な機能を有するものがある。
様々な機能を有する携帯端末では、携帯端末の使用に関するトラブルの内容に種々のものが想定され、例えば、ピントの合った画像を撮影していないなどといったトラブルが考えられる。
上記のようなトラブルが発生すると、ユーザがそのトラブルを解決する方法として、ユーザがそのトラブルの対処方法(トラブルシューティング)を取扱説明書から探したり、またはヘルプデスクへ電話して担当者に直接聞いたりすることが考えられる。
取扱説明書からトラブルの対処方法を探す手間を省きたいと考えるユーザは、担当者に電話で直接聞く方法を選択するが、このとき、ユーザは質問内容を担当者へ明確に伝えないと自分が抱えるトラブルに対する的確な対処方法を得られない場合が考えられる。そこで、そのような問題を解決するための方法が提案されており、例えば、特許文献1(特開2004−185389号公報)に開示されている。
特許文献1に記載のシステムは質問者や回答者が利用する複数のユーザ端末とサーバとで構成されており、それぞれがネットワークを介して通信可能な状態とされている。
特許文献1に記載のシステムでは、質問者の質問内容、および質問者が質問を行う際に閲覧したウェブサイトのURL(Uniform Resource Locator)などが入力された質問投稿情報が質問者のユーザ端末からサーバに送信される。
サーバは質問投稿情報を受信すると、その質問投稿情報の入力内容とともに回答内容を入力するための回答領域が表示される質問閲覧画像を作成して全てのユーザ端末から閲覧できるようにする。また、サーバは回答者が利用するユーザ端末から回答領域に入力された回答内容を全てのユーザ端末から閲覧できるようにする。
特許文献1に記載のシステムによれば、回答者に対して質問内容だけでなく質問者が質問を行う際に参考にした情報も提示されるため、回答者は質問者の意図を理解しやすくなる。これにより、質問者は的確な回答を得られる可能性が高くなる。すなわち、質問者が携帯端末のユーザで、質問内容が上述したトラブルへの対処方法の場合、ユーザは的確な対処方法を得られる可能性が高くなる。
特開2004−185389号公報
特許文献1に記載のシステムでは、ユーザは、自分が抱えるトラブルに対して的確な対処方法を得られるが、回答者からの回答を待たなければならない。そのため、対処に時間を要する場合が考えられる。
本発明は、上述したような問題を解決するためになされたものであり、使用に関するトラブルへの対処を迅速かつ的確に行うことが可能な携帯端末およびトラブル対処方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明による携帯端末は、
キー入力を受け付けるキー入力部と、画像を表示する表示部と、前記表示部の動作を制御する画面制御部と、を有する携帯端末であって、
前記携帯端末の使用時に発生することが想定される複数のトラブルの内容および各トラブルに対する対処方法が記述された複数の分類データ、および、各分類データに対応させて前記キー入力の種類を格納する記憶部を有し、
前記画面制御部は、
前記キー入力部に所定のキー入力が行われたことを確認すると、該キー入力に対応する分類データが前記記憶部に格納されているかを確認し、対応する分類データがある場合には該分類データに記述されている複数のトラブルの内容を前記表示部に表示させ、その後、表示されている複数のトラブルの内容のいずれかを選択する旨のキー入力が前記キー入力部に行われたことを確認すると、選択されたトラブルの内容に対応する対処方法を前記表示部に表示させる。
キー入力を受け付けるキー入力部と、画像を表示する表示部と、前記表示部の動作を制御する画面制御部と、を有する携帯端末であって、
前記携帯端末の使用時に発生することが想定される複数のトラブルの内容および各トラブルに対する対処方法が記述された複数の分類データ、および、各分類データに対応させて前記キー入力の種類を格納する記憶部を有し、
前記画面制御部は、
前記キー入力部に所定のキー入力が行われたことを確認すると、該キー入力に対応する分類データが前記記憶部に格納されているかを確認し、対応する分類データがある場合には該分類データに記述されている複数のトラブルの内容を前記表示部に表示させ、その後、表示されている複数のトラブルの内容のいずれかを選択する旨のキー入力が前記キー入力部に行われたことを確認すると、選択されたトラブルの内容に対応する対処方法を前記表示部に表示させる。
また、前記画面制御部は、選択されたトラブルの内容に対応する対処方法が前記分類データに複数記述されてそれぞれに表示順が設定されている場合、前記表示順に基づいて該対処方法を前記表示部に表示させることとしてもよい。
また、前記画面制御部は、選択されたトラブルの内容に対応する対処方法を前記表示部に表示させた後、該対処方法を実施する旨のキー入力が前記キー入力部に行われたことを確認すると、該対処方法を実施するための画像を前記表示部に表示させることとしてもよい。
本発明は以上説明したように構成されているので、以下に記載する効果を奏する。
携帯端末にトラブルが発生した場合に、ユーザが所定のキー入力を行うと複数のトラブルの内容が表示され、その中のいずれかを選択することにより、ユーザが抱えるトラブルの内容および対処方法が表示部に表示されるようになる。これにより、使用に関するトラブルが発生した場合、ユーザはそのトラブルに対する対処方法をユーザ自身で探す手間をかけることなく、さらに回答者からの回答を待つことなく得られるようになる。そのため、使用に関するトラブルへの対処が迅速かつ的確に行われることとなる。
本実施形態の携帯端末について説明する。
図1は、本実施形態の携帯端末20の一構成例を示すブロック図である。また、図2は、携帯端末20の外観の一例を示す外観図である。
携帯端末20は、図1に示すように、キー入力部1と、撮影部2と、制御部3と、記憶部4と、表示部5と、通話部6と、を有する。
キー入力部1は、ユーザによる操作を受け付けるものであり、図2に示すキーボード22を構成に含む。
撮影部2は、静止画や動画を撮影するためのものであり、カメラなどを構成に含む。
制御部3は、携帯端末20の各部の動作を制御するものであり、キーコード認識部31、画面制御部32、および音声処理部33を構成に含む。
キーコード認識部31は、キー入力部1がキーボード22でキー入力を受け付けると、そのキー入力に対して予め設定されたキーコードを認識して画面制御部32へ出力する。
画面制御部32は、キーコード認識部31から入力されるキーコードに基づいて表示部5の動作を制御する。また、画面制御部32は、キーコードが携帯端末20の動作トラブルへの対処を示す場合にその対処を行うトラブルシューティング機能処理部34を構成に含む。
音声処理部33は、携帯端末20において入出力される音声に対する処理を行う。なお、その音声には、例えば、図2に示すマイク23に入力された音声や、図2に示すスピーカ24へ出力する通信相手の端末からの音声および着信音などが含まれる。また、音声処理部33が行う処理には、例えば、音量の調整などが含まれる。
記憶部4は、画像データやトラブルシューティング管理データなどを格納する。
画像データには、例えば、待ち受け画面用の画像データなどが含まれる。
図3は、トラブルシューティング管理データの一例を示す模式図である。
図3に示すトラブルシューティング管理データ100は、携帯端末20の使用時に発生することが想定される複数のトラブルの内容、および各トラブルに対する対処方法が記述された複数の分類データを構成に含むデータである。
トラブルシューティング管理データ100に記述された操作手順は、図2に示す画面21の表示画像が待ち受け画面から画面名称に記述された表示画像に遷移するまでに必要なキー入力の手順を示す。例えば、操作手順「M1」は、画面名称「カメラ」および「ビデオ」に対応する表示画像を表示させるためにキーボード22の「Menu」キー、「1」キーの順にキー入力することを示す。
トラブルシューティング管理データ100に記述された動作状態は、キー入力部1へのキー入力に対応して予め設定された動作の中でトラブルが発生すると想定される動作である。
トラブルシューティング管理データ100に記述された現象は、トラブルの内容に相当する。
トラブルシューティング管理データ100に記述された要因は、トラブルの対処方法の項目および詳細な内容を記述したものであり、画面21への表示順が予め設定されている。
なお、詳細な内容には、対処方法を実施するための設定画面へ遷移するか否かをユーザに選択させる項目が示されている。そして、トラブルシューティング管理データ100に記述された対処には、その項目に応じたトラブルシューティング機能処理部34の動作が記述されている。
なお、トラブルシューティング管理データには、例えば図4に示すようなWEB版トラブルシューティング管理データ101もある。WEB版トラブルシューティング管理データ101はサーバ(不図示)に格納され、トラブルの内容および対処方法が予め設定された表示順に基づいてネットワーク上に公開されている。
また、WEB版トラブルシューティング管理データ101は、サーバにおいて携帯端末20への提供が可能な状態に管理されている。
WEB版トラブルシューティング管理データ101に記述されるトラブルの内容および対処方法には、ユーザが実際に使用したときに初めて発生したものや、ユーザの勘違いにより発生したものなどが随時追加される。そのため、トラブルシューティング管理データには、改訂状態を示すバージョンが設定されている。
また、WEB版トラブルシューティング管理データ101は、図4に示すように、トラブルの対処方法ごとにユーザからの問い合わせ件数とアクセス件数の合計が記述された重み付けデータを含み、その合計の多い対処方法から順に表示するように表示順が設定されている。
なお、重み付けデータにトラブルの重大性および発生頻度を追加して、それらを考慮した上で表示順を設定することにしてもよい。
また、記憶部4には、各分類データに対応するキー入力の種類が格納されている。
また、記憶部4には、画面21に待ち受け画面用の画像データが表示されてからキーボード22にトラブルシューティング処理を行う旨のキー入力が行われるまでに、キーコード入力部1で受け付けられたキー入力の内容が格納される。
表示部5は、画面21を構成に含み、画面制御部32の制御に基づいて画像を画面21へ表示する。なお、画面21は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)で構成されている。
図5および図6は、表示部5が画面制御部32の制御に基づいて画面21へ表示する画像の一例を示した模式図である。
図5に示す画像10は、ユーザが撮影部2のカメラによる撮影を確定させるキー入力をキーボード22へ行ったときに表示される画像であり、撮影部2のカメラで撮影された撮影データなどを示す。
図5に示す画像11は、画像10が画面21に表示された後、キーボード22にトラブルシューティング検索処理を行う旨のキー入力が行われたときに表示される画像である。画像11は、トラブルシューティング管理データ100において、画像10を画面21に表示する旨のキー入力およびトラブルシューティング処理を行う旨のキー入力に対応した動作状態とその動作状態で分類されたトラブルの内容などを示した画像である。
画像11が表示されている場合、ユーザにトラブルの内容を選択させるためのカーソル41が画面21に表示される。このとき、表示部5は、キーボード22のキー25が入力されるとカーソル41を上に移動させ、キー26が入力されるとカーソル41を下に移動させる。
また、表示部5は、キーボード22の「SK2」キーが入力されると、画像10を画面21へ表示する。
図5に示す画像12は、画像11の表示中にキーボード22の「SK1」キーが入力されたときに表示される画像である。画像12は、カーソル41で選択されたトラブルの内容に対応する分類データで記述されている対処方法の項目および詳細な内容を、予め設定された表示順で示す画像である。
画像12が表示されている場合、ユーザに対処方法の項目を選択させるためのカーソル42、および設定画面への遷移を選択させるためのカーソル43が表示される。このとき、表示部5は、キー25が入力されるとカーソル42を上に移動させ、キー26が入力されるとカーソル42を下に移動させる。
また、表示部5は、キーボード22のキー27が入力されるとカーソル43を左に移動させ、キー28が入力されるとカーソル43を右に移動させる。
また、表示部5は、「SK2」キーが押下されると、画像11を画面21へ表示する。
図3に示す画像13は、画像11の表示中にキー25が所定の時間よりも長く押下されたときに表示される画像である。画像13は、画像11においてカーソル41により動作状態が選択されたことを示す画像である。
画像13が表示されている場合、表示部5は、キー25が入力されると、トラブルシューティング管理データ100において現在表示されている動作状態の項目よりも上に記述されている動作状態とその動作状態で分類されたトラブルの内容を表示する。このとき、画面名称が変わる場合、表示部5は、図5に示す画像14のように、その画面名称の中で先頭に記述された動作状態とその動作状態で分類されたトラブルの内容とを表示する。
また、表示部5は、キー26が入力されると、トラブルシューティング管理データ100において現在表示されている動作状態の項目よりも下に記述された動作状態とその動作状態で分類されたトラブルの内容とを表示する。
また、表示部5は、キーボード22の「SK2」キーが入力されると、画像11を画面21に表示する。
画像13および画像14の表示が行われることによって、ユーザは、トラブルシューティング機能処理部34が表示させたトラブルの内容だけでなくトラブルシューティング管理データ100に記述されている全てのトラブルの内容および対処方法を見ることが可能となる。
図6に示す画像15は、画像12の表示中に「SK1」キーが入力されたときに表示される画像である。画像15は、対処方法を実施するための画像である。
図6に示す画像16は、画像15の表示中に「SK1」キーが入力されたときに表示される画像である。画像16は、対処方法が実施されたことを示す画像である。
図6に示す画像17は、画像16の表示後、所定の時間が経過したときに表示される画像である。画像17は、対処後の検証を行うための画像であり、本実施形態では、撮影部2のカメラで撮影されている画像が表示される。
図6に示す画像18は、画像17の表示中にユーザが撮影部2のカメラによる撮影を確定させるキー入力をキーボード22へ行ったときに表示される画像である。画像18は、撮影データの他にユーザに対してトラブルが解決されたか否か確認する旨のコメントが表示される画像である。画像18の表示中に「SK2」キーが入力されると、表示部5は、画像12を表示する。
図6に示す画像19は、画像18の表示中に「SK1」キーが入力されたときに表示される画像であり、トラブルシューティング処理が終了したことを示す。
なお、表示部5は、画面21へ各画像を表示するときに対応する操作手順も示すことにしてもよい。
通話部6は、通話を行うためのものであり、図2に示すマイク23およびスピーカ24を含む構成である。
次に、携帯端末20の動作について説明する。なお、本実施形態では、カメラ機能に関するトラブルが発生した場合について説明する。
図7は、携帯端末20の動作手順を示すフローチャートである。
表示部5が待ち受け画面用の画像データを画面21に表示しているときにユーザがキーボード22へキー入力を行うと、キー入力部1がそのキー入力を受け付ける(ステップS1)。すると、キーコード認識部31が、そのキー入力に対して予め設定されているキーコードを認識して画面制御部32へ出力する(ステップS2)。
画面制御部32は、キーコード認識部31から入力されたキーコードに基づいた画像表示を表示部5に行わせる(ステップS3)。
続いて、画面制御部32は、キー入力を記憶部4に格納する(ステップS4)。
ステップS1からステップS3までの動作は、画面制御部32がトラブルシューティング検索処理を行う旨のキー入力がキー入力部1に行われたことを確認するまで繰り返される(ステップS5)。なお、本実施形態では、ステップ5におけるキー入力は、「Menu」キーが所定の時間よりも長く押下されたこととする。
画面制御部32において「Menu」キーが所定の時間よりも長く押下されたことが確認されると、トラブルシューティング機能処理部34が、トラブルシューティング検索処理を行う(ステップS6)。
次に、ステップS6の動作について図8を参照しながら詳しく説明する。
図8は、トラブルシューティング検索処理の動作手順を示すフローチャートである。
トラブルシューティング機能処理部34は、トラブルシューティング管理データ100が最新のデータであるか確認するためにネットワークを介してWEB版トラブルシューティング管理データが格納されているサーバへアクセスして、トラブルシューティング管理データ100のバージョンと一致するか否か判定する(ステップS11)。
バージョンが一致しないと判定された場合、トラブルシューティング機能処理部34は、WEB版トラブルシューティング管理データをダウンロードする(ステップS12)。そして、トラブルシューティング機能処理部34は、ダウンロードしたWEB版トラブルシューティング管理データを記憶部4に格納させる(ステップS13)。
ステップS11からステップS13までの動作により、記憶部4に格納されるトラブルシューティング管理データが更新されることになる。すなわち、トラブルの内容および対処方法について、使用時に発生することが想定されるものだけでなく実際の使用で発生したものも記述されたデータを記憶部4に格納することが可能となる。
なお、ステップS12の動作において、トラブルシューティング管理データ100から更新されたデータだけをダウンロードすることにしてもよい。例えば、更新されたデータが、図4に示すWEB版トラブルシューティング管理データ101の場合、トラブルシューティング機能処理部34は、重み付けデータ以外のWEB版トラブルシューティング管理データ101をダウンロードする。
更新されたデータだけダウンロードする場合、データの全てをダウンロードするよりもダウンロードに要する時間を短縮することが可能となる。
トラブルシューティング機能処理部34は、トラブルシューティング管理データを更新する処理を行うと、トラブルシューティング管理データにおいて、ステップS4の動作で記憶部4に格納したキー入力に対応する画面名称があるか否か判定する(ステップS14)。
なお、ステップS11の動作において、バージョンが一致すると判定された場合、トラブルシューティング機能処理部34は、トラブルシューティング管理データ100を用いてステップS14の動作を行う。
画面名称があると判定された場合、トラブルシューティング機能処理部34は、トラブルシューティング管理データにおいて、ステップS4の動作で記憶部4に格納したキー入力に対応する動作状態があるか否か判定する(ステップS15)。
ステップS14の動作において、対応する画面名称がないと判定された場合、トラブルシューティング機能処理部34は、先頭表示処理を行う(ステップS16)。
先頭表示処理とは、トラブルシューティング管理データの中で先頭に記述された動作状態と、その動作状態に対応するトラブルの内容を示す画像を画面21に表示する処理のことである。例えば、トラブルシューティング管理データ100の場合、図5に示す画面14が表示されることになる。
ステップS15の動作において、対応する動作状態があると判定された場合、トラブルシューティング機能処理部34は、表示部5に画像11を画面21へ表示させる(ステップS17)。
ステップS15の動作において、対応する動作状態がないと判定された場合、トラブルシューティング機能処理部34は、同一画面先頭表示処理を行う(ステップS18)。
同一画面先頭表示処理とは、トラブルシューティング管理データの中でステップS14の動作で特定された画面名称の中で先頭に記述された動作状態と、その動作状態に対応するトラブルの内容とを示す画像を画面21に表示する処理のことである。
ステップS11からステップS18までの動作を経て、ステップS6の動作が終了する。
なお、トラブルシューティング検索処理において、ステップS11からステップS13までの動作を行うか否かをユーザに選択させるようにしてもよい。この場合、ステップS11からステップS13までの動作が省かれるとトラブルシューティング検索処理に要する時間が短縮されるため、より迅速にトラブルに対処することが可能となる。
トラブルシューティング検索処理が終了すると、トラブルシューティング機能処理部34は、表示部5にトラブルシューティングに関する画像を画面21へ表示させるトラブルシューティング表示処理を行う(ステップS7)。
次に、ステップS7の動作について、図9を参照ながら詳しく説明する。
図9は、トラブルシューティング表示処理の動作手順を示すフローチャートである。
表示部5が画面11を画面21に表示しているときに、キーコード認識部31がキーボード22の「SK1」キーの入力を確認すると(ステップS21)、トラブルシューティング機能処理部34は、表示部5に画像12を画面21へ表示させる(ステップS22)。
続いて、キーコード認識部31が「SK1」キーの入力を確認すると(ステップS23)、トラブルシューティング機能処理部34は、表示部5に画像15を画面21へ表示させる(ステップS24)。
続いて、キーコード認識部31が「SK1」キーの入力を確認すると(ステップS25)、トラブルシューティング機能処理部34は、表示部5に画像16を画面21へ表示させる(ステップS26)。
トラブルシューティング機能処理部34は、ステップS26の動作後、所定の時間が経過すると、表示部5に画像17を画面21へ表示させる(ステップS27)。
画像17の表示中にキーコード認識部31が所定のキー入力を確認すると(ステップS28)、トラブルシューティング機能処理部34は、表示部5に画像18を画面21へ表示させる(ステップS29)。
なお、本実施形態では、ステップS28における所定のキー入力は、ユーザが撮影部2のカメラによる撮影を確定させるためのキー入力とする。
そして、キーコード認識部31が「SK1」キーの入力を確認すると(ステップS30)、トラブルシューティング機能処理部34は、表示部5に画像19を画面21へ表示させる(ステップS31)。
ステップ21からステップS31までの動作を経て、トラブルシューティング表示処理が終了する。
なお、本実施形態では、カメラ機能に関するトラブルについて説明したが、例えば、着信音が鳴らないという通話部6および音声処理部33が関与する通信機能のトラブルに対してもトラブルシューティング機能処理部34により上述したトラブルシューティング検索処理およびトラブルシューティング表示処理がカメラ機能に関するトラブルの場合と同様にして行われる。
本実施形態では、上述したように、携帯端末20の使用に関するトラブルが発生した場合、そのトラブルの内容および対処方法が抽出されて表示されるようになる。そのため、使用に関するトラブルが発生した場合、ユーザはそのトラブルに対する対処方法をユーザ自身で探す手間をかけることなく、さらに回答者からの回答を待つことなく得られるようになる。これにより、使用に関するトラブルへの対処が迅速かつ的確に行われることとなる。
また、本実施形態では、同一のトラブルの内容に対する複数の対処方法についてユーザからの問い合わせ件数などを反映させた表示順が設定されている。そのため、トラブルへの対処を迅速かつ的確に行うとともにユーザの利便性を向上させることも可能となる。
また、本実施形態では、表示部4に対処方法が表示された後、キー入力部1にその対処方法を実施する旨のキー入力が行われると、その対処方法を実施するための画像が表示部4に直ちに表示される。そのため、トラブルへの対処をより一層迅速に行うことが可能となる。
1 キー入力部
2 撮影部
3 制御部
4 記憶部
5 表示部
10〜19 画像
20 携帯端末
21 画面
22 キーボード
31 キーコード認識部
32 画面制御部
34 トラブルシューティング機能処理部
100 トラブルシューティング管理データ
101 WEB版トラブルシューティング管理データ
2 撮影部
3 制御部
4 記憶部
5 表示部
10〜19 画像
20 携帯端末
21 画面
22 キーボード
31 キーコード認識部
32 画面制御部
34 トラブルシューティング機能処理部
100 トラブルシューティング管理データ
101 WEB版トラブルシューティング管理データ
Claims (6)
- キー入力を受け付けるキー入力部と、画像を表示する表示部と、前記表示部の動作を制御する画面制御部と、を有する携帯端末であって、
前記携帯端末の使用時に発生することが想定される複数のトラブルの内容および各トラブルに対する対処方法が記述された複数の分類データ、および、各分類データに対応させて前記キー入力の種類を格納する記憶部を有し、
前記画面制御部は、
前記キー入力部に所定のキー入力が行われたことを確認すると、該キー入力に対応する分類データが前記記憶部に格納されているかを確認し、対応する分類データがある場合には該分類データに記述されている複数のトラブルの内容を前記表示部に表示させ、その後、表示されている複数のトラブルの内容のいずれかを選択する旨のキー入力が前記キー入力部に行われたことを確認すると、選択されたトラブルの内容に対応する対処方法を前記表示部に表示させることを特徴とする携帯端末。 - 請求項1に記載の携帯端末において、
前記画面制御部は、選択されたトラブルの内容に対応する対処方法が前記分類データに複数記述されてそれぞれに表示順が設定されている場合、前記表示順に基づいて該対処方法を前記表示部に表示させることを特徴とする携帯端末。 - 請求項1または請求項2に記載の携帯端末において、
前記画面制御部は、選択されたトラブルの内容に対応する対処方法を前記表示部に表示させた後、該対処方法を実施する旨のキー入力が前記キー入力部に行われたことを確認すると、該対処方法を実施するための画像を前記表示部に表示させることを特徴とする携帯端末。 - キー入力を受け付け、かつ画像を表示する携帯端末のトラブル対処方法であって、
前記携帯端末の使用時に発生することが想定される複数のトラブルの内容および各トラブルに対する対処方法が記述された複数の分類データ、および各分類データに対応させて前記キー入力の種類を作成し、
所定のキー入力が行われたことを確認すると、該キー入力に対応する分類データがあるかを確認し、対応する分類データがある場合には該分類データに記述されている複数のトラブルの内容を表示し、その後、表示されている複数のトラブルの内容のいずれかを選択する旨のキー入力が前記キー入力部に行われたことを確認すると、選択されたトラブルの内容に対応する対処方法を表示する、
ことを特徴とするトラブル対処方法。 - 請求項4に記載のトラブル対処方法において、
選択されたトラブルの内容に対応する対処方法が前記分類データに複数記述されてそれぞれに表示順が設定されている場合、前記表示順に基づいて該対処方法を表示することを特徴とするトラブル対処方法。 - 請求項4または請求項5に記載のトラブル対処方法において、
選択されたトラブルの内容に対応する対処方法を表示した後、該対処方法を実施する旨のキー入力が行われたことを確認すると、該対処方法を実施するための画像を表示することを特徴とするトラブル対処方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007182257A JP2009021777A (ja) | 2007-07-11 | 2007-07-11 | 携帯端末、およびトラブル対処方法 |
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JP (1) | JP2009021777A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012023710A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-02-02 | Ricoh Co Ltd | 伝送端末、伝送システム、伝送方法、及び伝送端末用プログラム |
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2007
- 2007-07-11 JP JP2007182257A patent/JP2009021777A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012023710A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-02-02 | Ricoh Co Ltd | 伝送端末、伝送システム、伝送方法、及び伝送端末用プログラム |
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