JP2009011738A - Hanger apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ハンガー装置に関する。さらに詳しくは、向かい合うように配置された複数のハンガー体に、衣類などの被着物を吊るすためのハンガー装置に関する。 The present invention relates to a hanger device. More specifically, the present invention relates to a hanger device for suspending an adherend such as clothing on a plurality of hanger bodies arranged to face each other.
従来、衣類などを乾燥させたり、収納したりするためにハンガー装置が用いられている。特許文献1には、衣類などを複数のハンガー体4に吊り下げて乾燥させるための物干し器200が開示されている。図10に示されるように、物干し器200は、フレーム2と、フレーム2に取り付けられた複数のハンガー体4と、フレーム2に連結されて、物干し器200全体を他の構造物に引っ掛けて吊るすためのフック50、51とから構成されている。このなかで、ハンガー体4は、フレーム2の短辺方向(図10、紙面垂直方向)の軸心周りで回転可能に支持されている。さらに、ハンガー体4には、ハンガー体4の前記回転を所定の位置で停止させるための姿勢保持手段が設けられている。このように、ハンガー体4は、所定の位置でその回転を停止するように支持されているので、隣り合うハンガー体4については、ハンガー体4の回転中心から離れた部分で、ある程度の間隔d1〜d4を確保している。隣り合うハンガー体4の間で、ある程度の間隔が確保できれば、使用者によって選択されたハンガー体4に隣り合うハンガー体4は、選択されたハンガー体4への被着物の装着を邪魔しない。
しかしながら、上記従来の技術では、使用者によって選択されたハンガー体4と、使用者によって選択されたハンガー体4に隣り合うハンガー体4との間隔を確保するために、複数のハンガー体4を回転させなければならない、という問題がある。たとえば、図10において、使用者によって選択されたハンガー体4が、フレーム2の中央部に位置している場合には、フレーム2の端部に位置しているハンガー体4から中央部に位置しているハンガー体4まで、ほぼ全てのハンガー体4を回転させなければならない。さらに、この場合、フレーム2の端部に位置しているハンガー体4では、隣接したハンガー体4に邪魔されない程度に間隔d1を確保することができるが、フレーム2の中央部に位置しているハンガー体4では、隣接したハンガー体4に邪魔されない程度の間隔d4を確保することが難しい。とくに、フレーム2に取り付けられているハンガー体4の数が多いと、隣接したハンガー体4に邪魔されない程度の間隔d4を確保することができず、使用者が誤って隣り合う2つのハンガーを跨ぐように被着物を装着してしまうという問題が生じる。このように、従来のハンガー装置200では、使用者が選択したハンガー体4に被着物を装着する作業に、複数のハンガー体4に対して操作を施すという手間、および、選択したハンガー体4と隣り合うハンガー体4とを区別するという注意力を要していた。
However, in the above conventional technique, in order to secure a space between the
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、多数のハンガー体が狭い間隔で並んでいる場合であっても、被着物を使用者が選択したハンガー体に装着する際に、手間と注意力を要さないハンガー装置を提供することを目的としている。 The present invention has been made in view of the above-described conventional problems, and even when a large number of hangers are arranged at a narrow interval, when mounting the adherend to the hangers selected by the user, The object is to provide a hanger device that does not require labor and attention.
本発明のハンガー装置によれば、複数のハンガー体と、該複数のハンガー体をそれぞれ保持する複数の連結部材と、前記複数のハンガー体が、等間隔で平行に並べられた状態で、前記連結部材を介して吊り下げられているフレームとを有するハンガー装置であって、それぞれの前記ハンガー体は、前記連結部材に、前記ハンガー体の列方向の回転軸を中心にして回転可能に取り付けられていることにより上記目的が達成される。 According to the hanger device of the present invention, a plurality of hanger bodies, a plurality of connecting members respectively holding the plurality of hanger bodies, and the plurality of hanger bodies arranged in parallel at equal intervals, the connection A hanger device having a frame suspended through a member, wherein each of the hanger bodies is attached to the connecting member so as to be rotatable about a rotation axis in a row direction of the hanger body. This achieves the above object.
さらに、前記ハンガー体は、前記連結部材が保持している前記ハンガー体の上端部において、前記ハンガー体の列方向の回転軸を中心にして所定の角度回転した状態で係止可能に、前記連結部材に取り付けられていることが好ましい。 Further, the hanger body can be locked in a state of being rotated at a predetermined angle around a rotation axis in the row direction of the hanger body at an upper end portion of the hanger body held by the connecting member. It is preferable that it is attached to the member.
また、前記連結部材には、該連結部材を前記フレームに連結するための吊設部と、該吊設部に垂直に設けられた垂下部と、前記ハンガー体の端部を保持するために、前記垂下部を介して設けられた軸支部とが設けられていることが好ましい。 In addition, the connecting member holds a hanging portion for connecting the connecting member to the frame, a hanging portion provided perpendicular to the hanging portion, and an end of the hanger body. It is preferable that the shaft support part provided via the said drooping part is provided.
また、前記軸支部には、円形の孔または円形状の突出した嵌合部のいずれか一方が形成され、前記ハンガー体の端部には、他方が形成されており、前記円形の孔の側縁または前記嵌合部の側縁のいずれか一方には、複数箇所の凹部が所定の角度間隔を空けて形成され、他方には、前記複数箇所の凹部と噛み合うような1つの凸部が形成されていることが好ましい。 Further, the shaft support part is formed with either a circular hole or a circular protruding fitting part, and the other end is formed at the end of the hanger body, and the side of the circular hole A plurality of concave portions are formed at predetermined angular intervals on either the edge or the side edge of the fitting portion, and one convex portion is formed on the other side so as to mesh with the plurality of concave portions. It is preferable that
また、前記各連結部材の前記円形の孔または前記嵌合部が、隣り合う連結部材の前記円形の孔または前記嵌合部と対向するように、前記フレームに吊り下げられており、前記各連結部材の前記孔または前記嵌合部の中心を連ねた線が、前記ハンガー体の回転の前記回転中心軸であることが好ましい。 The circular holes or the fitting portions of the connecting members are suspended from the frame so as to face the circular holes or the fitting portions of adjacent connecting members, It is preferable that the line which connected the said hole or the center of the said fitting part of the member is the said rotation center axis | shaft of rotation of the said hanger body.
また、前記フレームには、前記フレームの2箇所を連結用索条を介して連結された1つのフックと前記フレームの2箇所に設けられた2つのフックとの少なくともいずれか一方が設けられていることが好ましい。 Further, the frame is provided with at least one of one hook connected at two locations of the frame via a connecting cable and two hooks provided at two locations of the frame. It is preferable.
以上説明したように、請求項1の発明によれば、複数のハンガー体が、等間隔で平行に並べられた状態で、フレームに、連結部材を介して吊り下げられており、それぞれのハンガー体は、連結部材に、ハンガー体の列方向の回転軸を中心にして回転可能に取り付けられていることにより、多数のハンガー体が狭い間隔で並んでいる場合であっても、被着物を使用者が選択したハンガー体に装着する際に、手間と注意力を要さない。 As described above, according to the invention of claim 1, the plurality of hangers are suspended from the frame via the connecting members in a state of being arranged in parallel at equal intervals. The attachment member is attached to the connecting member so as to be rotatable about the rotation axis in the row direction of the hanger body, so that even when a large number of hanger bodies are arranged at a narrow interval, the adherend is used by the user. When attaching to the selected hanger body, effort and attention are not required.
請求項2の発明によれば、ハンガー体は、連結部材により保持されているハンガー体の上端部において、前記ハンガー体の列方向の回転軸を中心にして所定の角度回転した状態で係止可能に、連結部材に取り付けられていることにより、ハンガー体を傾けた状態のまま維持することができる。
According to the invention of
請求項3の発明によれば、連結部材には、吊設部と、垂下部と、軸支部とが設けられていることにより、ハンガー体を2方向に回転させることができる。
According to the invention of
請求項4の発明によれば、軸支部には、円形の孔または円形状の突出した嵌合部のいずれか一方が形成され、ハンガー体の端部には、他方が形成されており、円形の孔の側縁または嵌合部の側縁のいずれか一方には、複数箇所の凹部が所定の角度間隔を空けて形成され、他方には、複数箇所の凹部と噛み合うような1つの凸部が形成されていることにより、ハンガー体の上端部と連結部材の軸支部とが嵌り合い、連結部材はハンガー体を確実に保持することができる。また、ハンガー体の回転角度を設定することができる。
According to the invention of
請求項5の発明によれば、各連結部材の円形の孔または嵌合部が、隣り合う連結部材の円形の孔または嵌合部と対向するように、フレームに吊り下げられており、各連結部材の孔または嵌合部の中心を連ねた線が、ハンガー体の回転の回転中心軸であることにより、各ハンガー体を隣り合うハンガー体に対して平行に回転させることができる。
According to the invention of
請求項6の発明によれば、フレームには、フレームの2箇所を連結用索条を介して連結された1つのフックとフレームの2箇所に設けられた2つのフックとの少なくともいずれか一方が設けられていることにより、フレームを高所で支持することも、また、フレームを低所で支持することもできる。 According to the invention of claim 6, the frame has at least one of one hook connected at two places of the frame via the connecting rope and two hooks provided at two places of the frame. By being provided, the frame can be supported at a high place and the frame can be supported at a low place.
本発明のハンガー装置は、複数のハンガー体と、その複数のハンガー体をそれぞれ保持する複数の連結部材と、複数のハンガー体が、等間隔で平行に並べられた状態で、連結部材を介して吊り下げられているフレームとを有する。とくに、それぞれのハンガー体は、連結部材に、ハンガー体の列方向の回転軸を中心にして回転可能に取り付けられている。すなわち、本発明は、各ハンガー体を、隣り合うハンガー体に対して平行に回転させることができるような連結部材を介して、各ハンガー体をフレームに取り付けたものである。 The hanger device of the present invention includes a plurality of hanger bodies, a plurality of connecting members that respectively hold the plurality of hanger bodies, and a plurality of hanger bodies arranged in parallel at equal intervals via the connecting members. And a suspended frame. In particular, each hanger body is attached to the connecting member so as to be rotatable about a rotation axis in the row direction of the hanger body. That is, according to the present invention, each hanger body is attached to the frame via a connecting member that can rotate each hanger body in parallel with the adjacent hanger body.
以下で、図面を用いて本発明のハンガー装置を詳細に説明する。 Below, the hanger apparatus of this invention is demonstrated in detail using drawing.
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1のハンガー装置100の全体を説明するための図であり、(a)がフレーム2を直線状に開いた状態の側面図、(b)がフレーム2を折畳んだ状態の側面図である。実施の形態1のハンガー装置100は、図1(a)および(b)に示されるように、複数のハンガー体4と、複数のハンガー体4をそれぞれ保持する複数の連結部材3と、複数のハンガー体4が、等間隔で平行に並べられた状態で、連結部材3を介して吊り下げられているフレーム2と、フレーム2に取り付けられ、ハンガー装置100を他の構造物に引っ掛けて支持するためのフック5とから構成されている。
(Embodiment 1)
1A and 1B are diagrams for explaining the
フレーム2は、細長い形状の部材であり、一対の支持部(以下、第1支持部21、第2支持部22という)から構成されている。第1支持部21と第2支持部22は、それぞれの一端に設けられた枢設部24を介して連結されている。フレーム2は、両支持部21、22を枢設部24を中心に互いに回動させることにより、図1(a)に示されるような直線状と、図1(b)に示されるような折畳んだ状態とに姿勢変更することができる。フレーム2は、フレーム2の長手方向に延びた縦壁状の1対の側辺部25と、1対の側辺部25の間を接続する水平な部分の接続部26とを有する。接続部26の上面は、側辺部25の上面よりやや下方に下がって設けられており、一対の側辺部25の間に溝2aが形づくられる。フレーム2の側辺部25には、連結部材3の一部(後述の吊設部33)を挿入して、連結部材3を回動(後述の第1の回転)可能に支持するための貫通孔2cが複数並んで形成されている。したがって、複数の連結部材3は、フレーム2の側部に沿って直線状に配置される。また、第1支持部21および第2支持部22には、枢設部24が設けられた側の反対側に、フック5を取り付けるための係止部2bが設けられ、当実施の形態では、後述の2種のフック50および51の取り付けのために2箇所ずつ係止部2b1、2b2が形成されている。
The
フック5は、中央フック50と両端フック51とから構成されている。具体的には、フレーム2には、フレーム2の2箇所を連結用索条を介して連結された1つのフック50とフレーム2の2箇所に設けられた2つのフック51とが設けられている。中央フック50は、フレーム2の係止部2bにその一端が回動可能に取り付けられた2つの引張部材53と、2つの引張部材53の他端を接続するための接続部材52と、接続部材52に回動可能に取り付けられたフック本体54とを有する。引張部材53は、フレーム2を折畳んだ際に、第1支持部材21および第2支持部材22の長手方向に形成された溝2aに、ちょうど収まるようにしてもよい。接続部材52には、略円弧状のくぼみ52aが形成されており、フレーム2を折畳んだ際に、枢設部24がくぼみ52aに収まり、枢設部24を接続部材52が覆う(図1(b)参照)。また、フック51は、直接フレーム2の係止部2b1に対して回動可能に取り付けられている。中央フック50でハンガー装置100を宙吊りにする場合には、ハンガー装置100を高所から支持することができ、また、両端フック51でハンガー装置100を宙吊りにする場合には、ハンガー装置100を低所から支持することができる。
The
図2は、ハンガー体4を説明するための図であり、(a)がハンガー体4の全体を示す正面図、(b)が(a)のハンガー体4の上端部(以下、取付部という)40を拡大した正面図であり、(c)が(b)の側面図である。ハンガー体4は、図2(a)に示されるように、衣類などの被着物を吊るすための枠体42と、被着物がハンガー体4から滑り落ちるのを防ぐためのすべり止め部材43と、ハンガー体4を連結部材3に対して回動可能に連結するための取付部40とから構成されている。
2A and 2B are diagrams for explaining the
枠体42は、図2(a)に示されるように、正面視で略三角形状に屈曲した線状の部材であって、底辺部と左右斜辺部とが一体に連なっている。枠体42を構成する線状の部材の両端部は、上記斜辺部の上端から、互いに所定間隔をおいて平行に上方へ延び、その両端部に取付部40が形成されている。また、枠体42の一方の斜辺部には、枠体42の一部が大きく内方に湾曲した形状の湾曲部42aが形成されている。この湾曲部42aは、Tシャツなどの被着物を装着する際に、襟の縁をこの湾曲部42aに滑り込ませることにより、襟周りが伸びて広がるのを防ぐための部分である。
As shown in FIG. 2A, the
すべり止め部材43は、枠体42の底辺部両側に連設され、底辺部との間に布等を挟持できるように底辺部上面と極僅かな隙間を空けて近接する部分を有する湾曲形状に形成されている。ただし、すべり止め部材43の位置および形状は、とくに限定されない。
The
取付部40は、枠体42と一体に形成され、図2(b)および図2(c)に示されるように、正面視で円形状を呈している。取付部40には、取付部40から正面視で円形状に突出した嵌合部41と、嵌合部41の側縁に形成された略円弧状の1つの凸部41aと、略円弧状を呈し、嵌合部41が半径方向へ縮むような変形を許容するための第1弧状孔40aと第2弧状孔41bとが形成されている。
The
図3は、連結部材3を説明するための斜視図である。図4は、連結部材3を説明するための側面図である。連結部材3には、図3および図4に示されるように、連結部材3をフレーム2に連結するための吊設部33と、吊設部33に垂直に設けられた垂下部31と、ハンガー体4の取付部40を保持するために、垂下部31を介して対向するように設けられた1対の軸支部32とが設けられている。このように構成された連結部材3を用いることによって、ハンガー体4を2方向に回転させることができる。
FIG. 3 is a perspective view for explaining the connecting
吊設部33は、円柱状を呈しており、フレーム2の側部に形成された貫通孔2cに挿入されて、貫通孔2cの内側で回転可能に支持される。以下では、吊設部33を回転中心軸としたハンガー体4の回転を、第1の回転と呼ぶ。吊設部33には、吊設部33の先端の、フレーム2の貫通孔2cの内径より大きな外径を有する、吊設部33の先端の第1係合部33bと、フレーム2の貫通孔2cの側縁に接するような外径の第2係合部33aと、第1係合部33bの先端から吊設部33の長手方向に沿って略U字状の切り欠き33cとが形成されている。第1係合部33bは、連結部材3がフレーム2から脱落するのを防止するための部分である。また、第2係合部33aは、連結部材3およびハンガー体4の吊設部33を回転軸とした不必要な揺動を防ぐための部分である。また、切り欠き33cは、第1係合部33bの変形を許容して、フレーム2の側部に形成された貫通孔2cに第1係合部33bを挿入可能とするための部分である。
The hanging
一対の軸支部32にはそれぞれ、円形の孔(以下、嵌合孔という)32aが形成されている。嵌合孔32aの周面には、3箇所の略円弧状の凹部(以下、第1の凹部32a1、第2の凹部32a2、第3の凹部32a3という)が所定の角度間隔を空けて形成されている。この第1の凹部32a1と、第2の凹部32a2と、第3の凹部32a3とは同一の形状および同一の大きさであり、上述の嵌合部41に形成された凸部41aと噛み合わされる部分である。また、嵌合孔32aの内径は、上述の嵌合部41の外径とほぼ等しいか、嵌合部41の外径より若干大きい。したがって、ハンガー体4の嵌合部41が、連結部材3の嵌合孔32aの内側に嵌り込むことにより、ハンガー体4は連結部材3によって保持される。また、第1の凹部32a1および第2の凹部32a2の間隔、ならびに、第2の凹部32a2および第3の凹部32a3の間隔はハンガー体4の回転角度を規制する。たとえば、図4において、第1の凹部32a1および第2の凹部32a2の角度αが45°、第2の凹部32a2および第3の凹部32a3の角度αが45°である場合には、ハンガー体4は90°だけ嵌合孔32aを中心として回転が可能である。ハンガー装置100の連結部材3は、各連結部材3の嵌合孔32aが、隣り合う連結部材3の嵌合孔32と対向するように、フレーム2に吊り下げられている。したがって、各連結部材3の嵌合孔32aの中心を連ねた線が、ハンガー体4の回転の仮想の回転中心軸(ハンガー体の列方向の回転軸)RA(図1(a)参照)になる。回転中心軸RAを中心にしてハンガー体4を回転させた場合には、回転対象としているハンガー体4は、隣り合うハンガー体4に対して平行に回転する。以下では、ハンガー体4の回転中心軸RAを中心にして行われる回転を、上記第1の回転と区別するために、第2の回転と呼ぶ。
Each of the pair of
上記構成により、本実施の形態のハンガー装置100の使用方法について図面を用いて説明する。
With the above configuration, a method of using the
図5は、実施の形態1のハンガー装置100の使用状態を説明するための図である。衣類の掛け外し時には、図5に示されるように、使用者により選択されたハンガー体4が連結部材3の列(すなわち、各連結部材3の嵌合孔32aの中心を連ねた線)を回転中心軸RAにして回転し(第2の回転)、所定の角度だけ傾いた状態で維持される。以下で、使用者の操作に伴う、ハンガー装置100の動作を説明する。
FIG. 5 is a diagram for explaining a usage state of the
まず、使用者は、フック5を他の構造物に掛けることによってハンガー装置100全体を宙吊りにする。具体的には、使用者は、ハンガー装置100の中央フック50を持ち上げて、または、両端フック51を持ち上げて、2つ折りにされたフレーム2(図1(b)参照)を直線状にする。つぎに、使用者は、中央フック50または両端フック51を他の構造物に掛け、ハンガー装置100全体を宙吊りにする。
First, the user hangs the
この状態で、各ハンガー体4は、自重により連結部材3の吊設部33を回転中心軸とした回転、すなわち、第1の回転を行って、互いに平行で、フレーム2の長手方向に対して垂直な状態となる(図1(a)参照)。
In this state, each
つぎに、使用者は、ハンガー装置100に取り付けられた複数のハンガー体4から、衣類などの被着物を吊り下げたいハンガー体4を1つ選択し、選択したハンガー体4を隣り合うハンガー体4に対して平行な状態なまま、上記回転中心軸RAを中心に回転させて傾ける(第2の回転)。図6は、ハンガー装置100において、ハンガー体4の動きを説明するための図であり、(a)がハンガー体4、連結部材3およびフレーム2の全体を示す図、(b)が(a)のハンガー体4の嵌合部41、連結部材3およびフレーム2を拡大した図である。図6(a)の実線で示されるハンガー体4の状態を初期状態の位置とすると、ハンガー体4は、第2の回転操作を受けることによって、初期状態の位置から点線4’あるいは初期状態の位置から点線4”の位置に傾けられる。図6(b)に示されるように、初期状態の位置では、ハンガー体4の嵌合部41に形成された凸部41aが、連結部材3の嵌合孔32aの側縁に形成された第2の凹部32a2に噛み合っている。すなわち、使用者が意図的にハンガー体4に第2の回転のための回転力を加えない限り、ハンガー体4は初期状態の位置に留まっている。したがって、ハンガー体4が不必要に第2の回転の回転方向にぐらつくことによる、被着物の脱落もない。
Next, the user selects one
また、使用者が、ハンガー体4に対して第2の回転を行うための回転力を加え、図6(a)のハンガー体4を反時計回りに回転させると、ハンガー体4は、図6(a)の初期状態から点線4’の位置まで傾く。図7は、ハンガー装置100において、ハンガー体4を傾けた状態を説明するための図であり、(a)がハンガー体4、連結部材3およびフレーム2の全体を示す図、(b)が(a)のハンガー体4の嵌合部41、連結部材3およびフレーム2を拡大した図である。図7(a)に示されるように、使用者が、第2の回転を行うための回転力を、選択したハンガー体4に対して加えて、ハンガー体4を反時計回りに回転させると、ハンガー体4の取付部40に一体に設けられた嵌合部41も共に反時計周りに回転する。このとき、図7(b)に示されるように、嵌合部41に形成された凸部41aは、連結部材3の嵌合孔32aの側縁に形成された第2の凹部32a2から、第2の凹部32a2の隣の凹部32a1または32a3、まで移動する。このようにして、ハンガー体4を傾けた状態でも、ハンガー体4の嵌合部41に形成された凸部41aが、連結部材3の嵌合孔32aの側縁に形成された凹部32a1または32a3に噛み合っている。したがって、ハンガー体4に使用者が意図的に第2の回転のための回転力を加えない限り、ハンガー体4は傾いた状態の位置に留まっている。使用者は、ハンガー体4の傾きを目印にして、被着物を選択したハンガー体4に装着する。使用者により選択されたハンガー体4(傾いたハンガー体4)は、他の隣接するハンガー体4と異なる姿勢であるため、その一部が複数のハンガー体4の列から突出している。つまり、使用者により選択されたハンガー体4は、使用者が、選択されたハンガー体4のみに第2の回転操作を施すだけで、他のハンガー体4と一目瞭然に区別される。また、使用者によって選択されたハンガー体4が、隣り合うハンガー体4に対しては平行な状態であるにも関わらず、使用者によって選択されたハンガー体4のみが、回転中心軸RAを軸として傾いた状態では、被着物を引っ掛ける部分がハンガー体4の列から突出しているので、選択したハンガー体4への被着物の装着作業の際に、選択したハンガー体4に隣接するハンガー体4が邪魔になることはない。また、使用者によって選択されたハンガー体4が一目瞭然であるので、使用者が、誤って、隣り合う2つのハンガー体4を跨ぐように被着物を装着することもない。
When the user applies a rotational force for performing the second rotation to the
装着後は、ハンガー体4を元の状態(図6の実線の状態)に戻して被着物を吊しておけばよい。
After the mounting, the
あるいは、ハンガー装置100の使用例として、隣り合うハンガー体4同士を全て互い違いになるように傾けた状態で洗濯物などの被着物を干すようにすることもでき、このようにすると風通しが非常に良くなり、多数の洗濯物を効率よく乾燥させることができる。言い換えれば、本発明のハンガー装置100では、従来よりもハンガー体4の間隔を狭く設け、ハンガー体4の数を従来よりも多くフレーム2に吊り下げることもできる。
Alternatively, as an example of use of the
以上の実施の形態によれば、本発明のハンガー装置100は、各ハンガー体4を隣り合うハンガー体4に対して平行に回転させる(第2の回転)ことができるような連結部材3を介して、各ハンガー体4がフレーム2に取り付けられている。したがって、使用者は、使用者が選択したハンガー体4のみに第2の回転操作を施すだけで、使用者が選択したハンガー体4と他のハンガー体4とを一目瞭然に区別することができる。すなわち、多数のハンガー体4が狭い間隔で並んでいる場合であっても、使用者が被着物を使用者により選択されたハンガー体4に装着する際に、手間と注意力を要さない。
According to the embodiment described above, the
なお、上記実施の形態1では、洗濯物などを乾燥するための物干し用のハンガー装置100について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、押入れなどで用いられる収納用のハンガー装置、店舗などで用いられる陳列用のハンガー装置であってもよい。
In the first embodiment, the
また、上記実施の形態1では、フック5を他の構造物に引っ掛けてハンガー装置100を吊るしている形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、フレーム2を直接他の構造物に取り付ける形態であってもよい。フック5は、あっても無くてもよい。
In the first embodiment, the form in which the
また、上記実施の形態1では、フレーム2が折畳み可能な細長い形状の部材である形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、フレーム2を板状の部材にしてもよい。この場合、複数のハンガー体の列をフレーム2に備えることもできる。
In Embodiment 1 described above, the
また、上記実施の形態1では、2つの別体の連結部材3を用いて、1つのハンガー体4をフレーム2に連結している形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、図8および図9に示されるように、ハンガー体4の2箇所を支持するための連結部材4を単一の部材にしてフレーム2にハンガー体4を連結してもよい。たとえば、図8は、本発明の連結部材3の他の形態を説明するための斜視図である。図9は、図8の連結部材3をフレーム2に連結した状態を説明するための図である。この形態の連結部材3は、フレーム2に設けられた掛止部23に吊設部33が支持され、連結部材3がフレーム2に吊り下げられる。
Moreover, although the said Embodiment 1 demonstrated the form which connected the one
また、上記実施の形態1では、ハンガー体4の取付部40に円形状の突出した嵌合部41を形成し、連結部材3の軸支部32に嵌合孔32aを形成して、ハンガー体4の取付部40を連結部材3の嵌合孔32aに嵌め合わせる形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ハンガー体4の取付部40に嵌合孔を形成し、連結部材3の軸支部32に円形状の突出した嵌合部を形成して、連結部材3の嵌合部をハンガー体4の取付部40に形成された嵌合孔に嵌め合わせる形態であってもよい。
Further, in the first embodiment, the
また、上記実施の形態1では、嵌合孔32aの側縁に3箇所の凹部32a1、32a2、32a3を形成し、嵌合部41の側縁に1つの凸部41aを形成した形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、嵌合孔の側縁に1つの凸部を形成し、嵌合部の側縁に3箇所の凹部を形成する形態であってもよい。
In the first embodiment, a description has been given of a mode in which three concave portions 32a1, 32a2, and 32a3 are formed on the side edge of the
また、上記実施の形態1では、嵌合孔32aの側縁に3箇所の凹部32a1、32a2、32a3を形成した形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、凹部の数は、3箇所より多くても少なくてもよい。
In the first embodiment, the description has been given of the form in which the three concave portions 32a1, 32a2, and 32a3 are formed on the side edge of the
また、上記実施の形態1では、1つのハンガー体4を2箇所で支持する形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、1つのハンガー体を1箇所で支持する形態であってもよい。
Moreover, although the said Embodiment 1 demonstrated the form which supports the one
また、上記実施の形態1では、回転中心軸RAが直線状の場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、回転中心軸RAが曲線状であってもよい。 In the first embodiment, the case where the rotation center axis RA is linear has been described. However, the present invention is not limited to this, and the rotation center axis RA may be curved.
また、上記実施の形態1では、使用者が意図的な力を加えずに、自重で第1の回転を行う形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、使用者がハンガー体4に対して意図的な回転力を加えて第1の回転が行われる形態であってもよい。
In Embodiment 1 described above, a mode in which the user performs the first rotation with its own weight without applying intentional force has been described. However, the present invention is not limited to this, and the user can A form in which the first rotation is performed by applying an intentional rotational force to the
また、上記実施の形態1では、第2の回転のほかに第1の回転がある場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1の回転はあってもなくても構わない。この場合、フレーム2に連結部材3を一体に形成することもできる。
In the first embodiment, the case where there is the first rotation in addition to the second rotation has been described. However, the present invention is not limited to this, and there is no first rotation. It doesn't matter. In this case, the connecting
また、上記実施の形態1では、1本のフレーム2に対して各ハンガー体4および連結部材3を取り付けた形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各ハンガー体および連結部材を、平行に設けられた2本のフレーム部材に対して、跨ぐように取り付けた形態であってもよい。
In the first embodiment, the form in which each
また、上記実施の形態1では、ハンガー体4および連結部材3をフレーム2に対して着脱不能に設けられた形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ハンガー体4および連結部材3をフレーム2に対して着脱可能に設けてもよい。
Moreover, although the said Embodiment 1 demonstrated the form which provided the
2 フレーム
3 連結部材
31 垂下部
32 軸支部
32a 嵌合孔(円形の孔)
32a1 第1の凹部(凹部)
32a2 第2の凹部(凹部)
32a3 第3の凹部(凹部)
33 吊設部
4 ハンガー体
40 取付部(ハンガー体の端部)
41 嵌合部
41a 凸部
50 中央フック
51 両端フック
100 ハンガー装置
RA 回転中心軸(ハンガー体の列方向の回転軸)
2
32a1 first recess (recess)
32a2 Second recess (recess)
32a3 Third recess (recess)
33 Hanging
41
Claims (6)
該複数のハンガー体をそれぞれ保持する複数の連結部材と、
前記複数のハンガー体が、等間隔で平行に並べられた状態で、前記連結部材を介して吊り下げられているフレームとを有するハンガー装置であって、
それぞれの前記ハンガー体は、前記連結部材に、前記ハンガー体の列方向の回転軸を中心にして回転可能に取り付けられていることを特徴とするハンガー装置。 Multiple hanger bodies,
A plurality of connecting members that respectively hold the plurality of hanger bodies;
A hanger device having a frame suspended through the connecting member in a state where the plurality of hanger bodies are arranged in parallel at equal intervals,
Each said hanger body is attached to the said connection member so that rotation is possible centering | focusing on the rotating shaft of the row direction of the said hanger body.
該連結部材を前記フレームに連結するための吊設部と、
該吊設部に垂直に設けられた垂下部と、
前記ハンガー体の端部を保持するために、前記垂下部を介して設けられた軸支部とが設けられている請求項1または2記載のハンガー装置。 In the connecting member,
A hanging portion for connecting the connecting member to the frame;
A hanging portion provided perpendicular to the hanging portion;
The hanger apparatus of Claim 1 or 2 provided with the axial support part provided through the said hanging part in order to hold | maintain the edge part of the said hanger body.
前記ハンガー体の端部には、他方が形成されており、
前記円形の孔の側縁または前記嵌合部の側縁のいずれか一方には、複数箇所の凹部が所定の角度間隔を空けて形成され、
他方には、前記複数箇所の凹部と噛み合うような1つの凸部が形成されている請求項1、2または3記載のハンガー装置。 The shaft support portion is formed with either a circular hole or a circular protruding fitting portion,
The other is formed at the end of the hanger body,
In either one of the side edge of the circular hole or the side edge of the fitting portion, a plurality of recesses are formed at predetermined angular intervals,
4. The hanger device according to claim 1, wherein one convex portion that meshes with the plurality of concave portions is formed on the other side.
前記各連結部材の前記孔または前記嵌合部の中心を連ねた線が、前記ハンガー体の回転の前記回転中心軸である請求項1、2、3または4記載のハンガー装置。 The circular hole or the fitting portion of each connecting member is suspended from the frame so as to face the circular hole or the fitting portion of an adjacent connecting member,
The hanger device according to claim 1, 2, 3, or 4, wherein a line connecting the holes or the centers of the fitting portions of the connecting members is the rotation center axis of rotation of the hanger body.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007180121A JP2009011738A (en) | 2007-07-09 | 2007-07-09 | Hanger apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009011738A true JP2009011738A (en) | 2009-01-22 |
Family
ID=40353352
Family Applications (1)
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JP2007180121A Pending JP2009011738A (en) | 2007-07-09 | 2007-07-09 | Hanger apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009011738A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101073673B1 (en) | 2009-09-03 | 2011-10-18 | 최주영 | Double coat hanger |
-
2007
- 2007-07-09 JP JP2007180121A patent/JP2009011738A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101073673B1 (en) | 2009-09-03 | 2011-10-18 | 최주영 | Double coat hanger |
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