JP2009009030A - 写真プリント処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】写真プリントの注文を受付ける受付け装置と、製品プリントを出力する写真プリント装置とを備え、写真プリントの注文に基づいて、注文を特定するオーダIDが発行されて、オーダIDが納品袋に付加される写真プリント処理システムにおいて、出力された製品プリントと納品袋との照合作業が簡単で間違いなく実施可能にする。
【解決手段】写真プリント装置から、製品プリントPと、オーダIDを画像面に含むオーダ情報プリントIPとが連続的に出力される写真プリント処理システムとした。
【選択図】図21

Description

本発明は、写真プリントの注文を受付ける受付け装置と、前記注文に基づく製品プリントを出力する写真プリント装置とを備え、前記受付け装置を介した写真プリントの注文に基づいて、前記注文を特定するオーダIDが発行されて、このオーダIDが出力された製品プリントを納品するための納品袋に付加される写真プリント処理システムに関する。
この種の写真プリント処理システムに関連する先行技術文献情報として下記に示す特許文献1がある。この特許文献1に記された写真プリント処理システムは、注文の受付けに基づいて発行されたオーダIDを表すバーコードが、製品プリントを納品するための納品袋、注文時に顧客によって預けられた写真フィルムのスリーブ、及び、製品プリントの裏面に付される。したがって、DP店のオペレータなどは、納品袋と製品プリントの裏面との双方に記されたバーコードを比較照合することで、製品プリントがオーダの異なる間違ったDP袋に収納されて、他人に手渡される誤りが生じ難いように構成されている。
特開平11−174655号公報(段落番号0016、図1)
しかし、特許文献1に記された写真プリント処理システムでは、出力された製品プリントがどのオーダIDに属するかは、製品プリントの裏面に裏印字で表示されたバーコードで判断する必要があったので、オーダIDを確認するために製品プリントを裏返す操作や、バーコードリーダによる読み取り結果をモニタなどで確認する煩雑な操作が必要であった。また、一般的に写真プリントは、表裏の両面に樹脂膜がコーティングされたRC(resin coated)ペーパからなり、インクの乗りが悪いため、裏印字装置で印字されたバーコードは非常に濃度が低く、バーコードリーダによる読み取りミスが生じ易かった。
そこで、本発明の目的は、上に例示した従来技術による写真プリント処理システムの持つ欠点に鑑み、出力された製品プリントと納品袋などとの照合作業が簡単で間違いなく実施可能な写真プリント処理システムを提供することにある。
本発明の第1の特徴構成は、写真プリントの注文を受付ける受付け装置と、前記注文に基づく製品プリントを出力する写真プリント装置とを備え、
前記受付け装置を介した写真プリントの注文に基づいて、前記注文を特定するオーダIDが発行されて、このオーダIDが出力された製品プリントを納品するための納品袋に付加される写真プリント処理システムであって、
前記写真プリント装置から、前記製品プリントと、前記オーダIDを画像面に含むオーダ情報プリントとが連続的に出力される写真プリント処理システム点にある。
本発明の第1の特徴構成による写真プリント処理システムでは、DP店などのオペレータは、製品プリントと納品袋とが同じオーダに属するかの照合を行う際に、製品プリントと連続的に出力されるオーダ情報プリントの画像面に記されたオーダIDを用いることができるので、照合の度にプリントの裏面を見る必要がない。また、オーダ情報プリントには、裏印字ではなく、製品プリントと同じ露光処理などの出力システムで画像面にオーダIDを表示できるので、オーダIDをバーコードとして表記する際にも、バーコードリーダで読み取り易い高濃度の表記とすることができる。
本発明の他の特徴構成は、前記オーダIDが視覚的に判別可能な文字情報からなる点にある。
本構成であれば、必ずしもバーコードリーダなどの読み取り装置を用いることなく、簡単に照合ができる。また、DP店のオペレータだけでなく、製品プリントを回収しに来店した発注者でも、持参した引換証や顧客用控えに記されたオーダIDとDP袋とが一致するか否かを目で簡単に確認できる。
本発明の他の特徴構成は、前記オーダIDが機械的に判別されるコード情報からなり、前記オーダIDを読み取る読み取り手段による、前記オーダ情報プリントに付されたオーダIDと、前記納品袋のオーダIDとの連続的な読み取りに際して、2つのオーダIDどうしの一致または不一致の少なくとも一方を作業者に告知する告知手段が設けられている点にある。
本構成であれば、例えば、これら2つのオーダIDが一致した場合はOKを意味するチャイム音を出力し、不一致の場合はNGを意味するブザー音を出力する、などの手順に基づいて、オペレータにオーダIDの一致または不一致を積極的に伝えることができ、照合作業が容易で且つ確実なものとなる。但し、告知手段としては、聴覚的に告知する機構以外のもの(視覚的機構など)を設けても良い。
本発明の他の特徴構成は、前記納品袋に、前記オーダ情報プリントに設けられている前記オーダIDを、前記オーダ情報プリントが前記納品袋に収納された状態で特定可能とするための確認窓が形成されており、前記オーダ情報プリントは、前記写真プリント装置によって、前記確認窓の位置を特定する情報を含むプリントデータに基づいてプリントされる点にある。
本構成であれば、オーダ情報プリントが前面に来るようにオーダ情報プリントと製品プリントとを納品袋に収納しておけば、オーダ情報プリントに記されたオーダIDを確認窓から見ることができる。したがって、DP袋を閉じた後でも、DP袋の外側に付されたオーダIDと、収納されている仕上がりプリントのオーダIDとの一致を確認することができる。また、後にDP袋を回収しようとする顧客も、DP袋を開封する前に、DP袋に付されたオーダIDと、収納されているオーダ情報プリントのオーダIDと、持参した引換証などに記されたオーダIDとの3者の相互一致を目視によって確認することができる。さらに、オーダ情報プリントは、確認窓の位置を特定する情報を含むプリントデータに基づいてプリントされているので、オーダ情報プリント内でのオーダIDの位置のみが確認できれば良く、確認窓を比較的小型の窓とできる。
また、本構成であれば、収納されている製品プリントのオーダIDが、確認窓を通して見えるオーダ情報プリントに記されたオーダIDから判断できるので、納品袋の表面にIDシールなどでオーダIDを設ける必要がなくなり、納品袋は最後まで互いに区別する必要のない全く同一の袋とすることができる。その結果、オペレータが製品プリント等を納品袋に収納する際にも、多数の全く同一の納品袋から任意の一つを取って収納すれば良く、照合作業が容易になる。すなわち、製品プリントと共にオーダ情報プリントを収納した時に初めて個別のオーダIDを備えた納品袋となる。
本発明の他の特徴構成は、前記受付け装置を介した注文の受付けに際して、前記注文を特定するオーダIDが記された引換証が発注者に配布され、
前記納品袋を収納可能な複数の収納空間を備えた収納函と、前記収納空間に対して前記納品袋を出し入れするための開口部と、前記収納函を前記開口部に対して移動操作する駆動機構とを備えた自動プリント納品装置が設けられており、
前記自動プリント納品装置は、
前記オーダIDを機械的に読み取り可能な読み取り手段による前記納品袋または前記オーダ情報プリントに設けられた前記オーダIDの読み取りに基づいて、空き状態の収納空間が前記開口部に移動するように前記駆動機構を制御する装入モードに切り換えられ、且つ、
前記読み取り手段による前記引換証の前記オーダIDの読み取りに基づいて、これと対応するオーダIDを備えた前記納品袋が収納されている収納空間が前記開口部に移動するように前記駆動機構を制御する排出モードに切り換えられる点にある。
本構成であれば、DP店のオペレータがバーコードリーダなどの読み取り手段で納品袋またはオーダ情報プリントのオーダIDを読み取らせれば、装入モードとなって、空いた収納空間が開口部に移動するので、複数の納品袋が収納される虞がない。また、製品プリントを回収しようとする発注者がバーコードリーダなどの読み取り手段で持参した引換証のオーダIDを読み取らせれば、排出モードとなって、そのオーダIDに該当する納品袋が収納された収納空間が開口部に移動するので、誤って他人の写真が入った納品袋が排出される虞がない。また、駆動機構の制御要領を装入モードと排出モードとの間で切り換えるモード切り替え手段が設けられているので、収納ケースを移動操作する駆動機構や開口部そのものを、DP店のオペレータなどが仕上がりプリントを収納棚に装入するための収納操作と、仕上がりプリントを発注者(顧客)に納品する排出操作(回収操作)との間で共通化することが可能になる。
以下に本発明による最良の実施形態について図面を参照しながら説明する。
〔プリント処理システムの全体構成〕
図1に示すように、受付端末Aと、この受付端末Aから伝送される情報の処理を行う情報処理部Bと、この情報処理部Bからの情報に基づいて印画紙に対するプリント処理を行うプリント処理装置Cと、プリント処理装置Cでプリントされた仕上がりプリントPが収められたDP袋X(納品袋の一例)を発注者に受け渡す受渡装置G(写真プリント受渡し装置の一例)と、発注者に配布するための引換証Vをオーダの受付け時に発行する引換証プリンタHとを備えてプリント処理システムが構成されている。
このプリント処理システムは、DP店に設置されることを前提として記載されており、発注者が、受付端末Aに持参した記憶メディアM(図2を参照)等を装着し、受付端末Aのモニタ画面11に表示されるサムネイル画像からプリントしたい写真画像を選択し、プリントサイズや枚数を指定するなどの操作をセルフサービスの形態で行うことにより、写真プリントやCD−R作成などのオーダの受け付けが完了する。
情報処理部Bは、一般的にDP店のカウンター1よりも店内側に配置され、未現像の写真フィルムからフィルム現像とプリント処理を連続的にオーダ(同時プリント)、或いは、現像済みの写真フィルムFからのリプリント処理等のオーダを受け付ける。また、この情報処理部Bは、この情報処理部Bで受け付けたオーダ情報、或いは、受付端末Aで受け付けたオーダの情報をプリント処理装置Cに伝送することによりプリント処理を実現する。尚、このオーダ情報とは、オーダ自体を特定するオーダID、プリント処理を実現するプリントサイズやプリント枚数の情報、及び、画像データを含んでいる。
次に、受渡装置Gには、DP店の作業者が、プリント処理装置Cで得られた仕上がりプリントがオーダ毎に入ったDP袋X(納品袋の一例)を次々に収納しておくことができる。発注者が受渡装置Gのコード読み取り手段に引換証Vを読み取らせると、そこに記されたオーダIDと一致するDP袋Xが開口部から排出され、発注者による回収を可能にする。また、この受渡装置Gは装置の正面側をDP店の外壁面や閉店後の店先に露出させる形態で設置することで閉店後における無人の納品を可能にしている。
引換証プリンタHは受付端末Aでの受付け時に、プリント処理システムの情報処理部Bが有するオーダ管理手段24A(図15を参照)からの指令に基づいて、対応するオーダIDが印刷された引換証Vを発行する。図21(a)に示すように、引換証VにはオーダIDを4桁のアラビア数字で示したアナログID部81と、同じオーダIDをバーコードで示したデジタルID部82とが設けられている。バーコードからなるデジタル部ID82は、引換証Vが発注者用伝票であることを示す所持者識別コードPICと、オーダIDそのものを示すオーダ識別コードOIC(オーダIDの一例)とからなる。引換証Vには、アナログID部81とデジタルID部82の他に、発注者の氏名と電話番号および受付日時情報等が記されている。発行された引換証Vは、発行され次第、例えば写真プリントの代金支払いを条件に直ぐに発注者に配布される。
受付端末Aと、情報処理部Bと、受渡装置Gと、引換証プリンタHとはケーブル2とLANスイッチやハブ等で成る中継器3とで成るCSMA/CD方式のイーサネット(商標)型のLAN(通信手段の一例)を介して互いに接続されている。また、情報処理部Bとプリント処理装置Cとの間も前述したイーサネット(商標)型のLANを構成するケーブル4によって互いに接続されている。尚、この通信手段はイーサネット型のLANでなくても良く、無線式等の専用の通信回線を用いても良い。
〔受付端末〕
図2に示すように、受付端末Aは、筐体10と、表示面にタッチパネルを形成した液晶型のモニタ画面11とを備えている。筐体10の前部には、記憶メディアMから画像データを取得するためのメディアドライブ12と、メディア内蔵型のカメラT(カメラ付き携帯電話機を含む)に接続するコネクタ13と、受付証14をプリントする受付証プリンタ15とを備え、筐体10の内部にはオーダを取得して情報処理部Bに伝送する処理を行う処理ユニット16を備えている。
この受付端末Aではモニタ画面11に表示されるアイコン類に指等を接触させることにより、プリント処理に必要なプリントサイズやプリント枚数等のオーダ内容情報と発注者特定情報(氏名や電話番号)を取得し、このオーダに対して一つのユニークなオーダIDを発行し、これらの情報と記憶メディアMから取得した画像データとをオーダIDと関連付けた形で情報処理部Bに伝送する。
尚、メディアドライブ12を介して画像データを授受できる記憶メディアMとしては、コンパクトフラッシュ(商標)その他の半導体記憶メディアMsや、CDその他のディスク状記憶メディアMdを想定している。また、コネクタ13はカメラ付き携帯電話機などのメディア内蔵型のカメラTで撮影された画像データを取得する。
〔情報処理部〕
図1に示すように、情報処理部Bのコンソール21には、写真フィルムFのコマ画像を光電変換によりデジタル信号化し画像データとして取り込むフィルムスキャナ22と、各種情報を表示するディスプレイ23と、画像処理とプリント処理に必要な各種処理とを行う汎用コンピュータで成るデータ処理装置24とが備えられている。また、コンソール21の上面には、データ処理装置24に情報を入力するためキーボード25と、ポインティングデバイスとして機能するマウス26とを備えている。尚、フィルムスキャナ22は、写真フィルムFのサイズに適合したフィルムキャリア22Aを選択することにより、複数種の写真フィルムFのスキャニングを実現する。
データ処理装置24は、CD等のディスク状記憶メディアMdや半導体記憶メディアMsからの画像データを取得するメディアドライブ27を備えている。データ処理装置24は、画像データをディスプレイ23に表示して必要に応じて補正処理を行う、画像データをプリント処理装置Cに伝送することによってプリント処理装置Cでのプリント処理を実現する、メディアドライブ27に装着されたCD−Rなどの新たに書き込み可能なディスク状メディアなどに画像データを書き込んで電子アルバムを作成する処理などを実現できるように構成されている。
〔プリント処理部〕
図1及び図3に示すように、プリント処理装置Cは、印画紙に対する露光処理と、露光後の印画紙の現像処理と乾燥処理とを連続的に実施可能な暗箱構造の筐体30を備えている。このプリント処理装置Cは、乾燥処理後の仕上がりプリントPを排出部31から搬送ベルト32の上面に送り出し、この搬送ベルト32で水平方向に搬送される仕上がりプリントPをオーダ単位で仕分けて集積するよう複数のトレイ33を有したソータ34を備え、更に、筐体30の側部には作業用のテーブル35と、DP袋Xをソータ34のトレイ33に供給する納品袋仕分部CAとを備えている。
納品袋仕分部CAは、図4に示すように、DP袋Xを載置可能な複数の固定式のストックコンベア36と、このストックコンベア36からDP袋Xを受取り、選択されたトレイ33に移し変えるために昇降台37に支持された供給コンベア38と、これらを制御すべくマイクロプロセッサを備えた仕分制御装置39とを備えている。ストックコンベア36の上方空間には、最上端位置のストックコンベア36にDP袋Xが載置されたことを検出する存否センサ36Sを備えており、昇降台37はDP袋Xに備えられたバーコードを読み取るバーコードセンサ37Sを備えている。
仕分制御装置39は、存否センサ36Sとバーコードセンサ37Sとからの情報を取得し、ストックコンベア36と供給コンベア38の動きを制御する信号系を備えると共に、プリント処理装置Cにおいてプリント処理されるオーダのオーダIDと、そのオーダIDに該当する仕上がりプリントPが集積されるトレイ33の固有番号と現在位置とを取得する情報処理系を備えている。
このプリント処理装置Cでは、図21(b)に示すように、プリント処理するオーダのオーダIDを識別するために、オーダ管理手段24Aからの指令に基づいて、小型のIDシール90が発行されて、該当するDP袋Xに貼付される。IDシール90には、オーダIDを4桁のアラビア数字で示したアナログID部83と、同じオーダIDをバーコードで示したデジタルID部84とが設けられている。尚、バーコードからなるデジタル部ID84は、IDシール90及びDP袋Xが受注者用伝票であることを示す所持者識別コードPICと、オーダIDそのものを示すオーダ識別コードOIC(オーダIDの一例)とからなる。
また、このプリント処理装置Cでは、商品としての各オーダの写真プリントP(仕上がりプリント)とは別に、オーダ管理手段24Aからの指令に基づいて、そのオーダのオーダIDが画像としてプリントされたオーダ情報プリントIPが出力される。図21(c)に示すように、このオーダ情報プリントIPにも、オーダIDを4桁のアラビア数字で示したアナログID部85と、同じオーダIDをバーコードで示したデジタルID部86とが設けられている。バーコードからなるデジタル部ID86は、オーダ情報プリントIPが発注者用伝票であることを示す所持者識別コードPICと、オーダIDそのものを示すオーダ識別コードOIC(オーダIDの一例)とからなる。
データ処理装置24は、受付端末Aで受け付けたオーダの情報に基づいて、このようなオーダ情報プリントIPのための、アナログID部85とデジタル部ID86とを画像として表示するためのプリントデータを作成する情報プリント画像作成部24Bを有する。尚、オーダ情報プリントIPのアナログID部85とデジタル部ID86を除くスペースには、その該当する製品プリントに対応する多数のサムネイル画像を配置しても良い。
オーダ情報プリントIPは対応する仕上がりプリントPに対して連続的に出力されるが、ソータ34のトレイ33上に排出された時に必ずオーダ情報プリントIPの画像面が仕上がりプリントの山の最上層に配置されるように、例えばプリント処理装置Cがフェイスアップ方式(画像面が上向きでソータに排出される処理を行う装置)であれば、各オーダの写真プリントPの最終プリントの次に排出される。
ところで、情報処理部Bにおいて現像処理直後の長尺の写真フィルムFからプリントを行った場合には、図3に示すエンベロッパ装置Eで、6コマ連続などの短いピースネガPFに切断してスリーブSV(図21を参照)に収める処理を行い、プリントと同時に発注者へ返却されるように、このピースネガを収納したスリーブをDP袋Xに収めておく。同様に、現像済みの写真フィルムFからのリプリントを行った場合にも、写真フィルムFをスリーブに戻してDP袋Xに収めておく。また、情報処理部BにおいてCD−R等のディスク状記憶メディアMdを用いて電子アルバムを作成した場合には、この画像データが書き込まれたディスク状記憶メディアMdをDP袋Xに収めておく必要がある。これらの人為的な作業は全て作業テーブル35で行うことができる。
図4に示すように、納品袋仕分部CAでは、オペレータが最上端位置のストックコンベア36にDP袋Xを載置すると、仕分制御装置39は、存否センサ36Sからの信号に基づく同載置の判別に応じて、最上端位置のストックコンベア36のレベルまで昇降台37を移動させ、ストックコンベア36と供給コンベア38とを同期駆動することにより、DP袋Xに貼付されたIDシールのバーコード情報をバーコードセンサ37Sによって取得しつつ、DP袋Xを供給コンベア38に移し替える操作を行う。
さらに、仕分制御装置39は、供給コンベア38に移し替えられたDP袋XとオーダIDが一致する仕上がりプリントPを集積したトレイ33がDP袋Xを受入れ可能な位置に有るか否かを判定し、有れば対応するDP袋Xをそのトレイ33に供給する。これによって、互いに共通のオーダIDを備えたDP袋Xと仕上がりプリントPと場合によってはピースネガを収納したスリーブとが同一のトレイ33に載置される。他方、該当する仕上がりプリントPを集積したトレイ33が受入れ可能な位置にない場合には、そのDP袋Xを、最上端位置以外の予備のストックコンベア36に一旦預ける。この後、該当するトレイ33がDP袋Xを受入れ可能な位置に達した時点で、前記予備のストックコンベア36と供給コンベア38とを駆動して、正しいトレイ33へのDP袋Xの供給を完了する。
このように、同一のトレイ33に載置された、共通のオーダIDを備えた仕上がりプリントPとDP袋Xと(及びピースネガを収納したスリーブ)は、オペレータによってトレイ33から取り出され、仕上がりプリントP(及びピースネガを収納したスリーブ)が該当するDP袋Xに手動で収納される。尚、この時にトレイ33から取り出された仕上がりプリントPの一番上には、前述したように、その仕上がりプリントPのオーダIDを示すバーコードが画像としてプリントされたオーダ情報プリントIPが載置されている。
仕分制御装置39にはオーダIDを照合するためのバーコードリーダ40Rと、照合結果をオペレータに告知するための音声発生装置40S(告知手段)とが設けられている。前述した仕上がりプリントPのDP袋Xへの収納作業に際して、オペレータがオーダ情報プリントIPに示されているオーダIDと、DP袋XのIDシールに記されているオーダIDとをバーコードリーダ40Rによって連続的に読み取らせると、音声発生装置40Sは、これら2つのオーダIDが一致した場合はOKを意味するチャイム音を出力し、不一致の場合はNGを意味するブザー音を出力する。これによって、オペレータにオーダIDの一致または不一致を積極的に伝え、さらに、不一致の場合の原因調査を促すように構成されている。チャイム音およびブザー音は照合結果告知音声の一例。尚、告知手段として聴覚的に告知する機構以外のもの(視覚的機構など)を設けても良い。
尚、図21に示すように、本発明で用いられるDP袋Xには、中に収納された仕上がりプリントPの一部を外から確認するための確認窓Wが形成されている。オーダ情報プリントIPが一番上に来るように収納しておけば、オーダ情報プリントIPに記されたアナログID部85とデジタルID部86とを確認窓Wから見ることができるので、DP袋Xを閉じた後でも、DP袋Xの外側に貼付されたIDシール90のオーダIDと、収納されている仕上がりプリントPのオーダIDとの一致を、バーコードリーダでの読み取りによって又は4桁の数字どうしの目視比較によって確認することができる。
さらに、後にDP袋Xを回収しようとする顧客も、DP袋Xを開封する前に、DP袋Xに貼付されたIDシール90に示されたアナログID部83のアラビア数字と、収納されているオーダ情報プリントに示されたアナログID部85のアラビア数字と、持参した引換証Vに設けられたアナログID部81のアラビア数字との3者の相互一致を目視によって確認することができる。
このような構成を実現するために、情報プリント画像作成部24Bは、DP袋Xにおける確認窓Wの位置を特定する情報を反映した形で、オーダ情報プリントIPのためのプリントデータを作成する。
〔受渡装置の概要〕
図5、図6に示すように、受渡装置Gは、多数のラック板R(収納棚の一例)を内部に備えた概して直方体状の筐体41を備え、この筐体41の正面41FにはDP袋Xの装入用と排出用を兼ねた前開口部45(3つの前開口部45A、45B、45Cの総称)が設けられ、背面41R(後側)には例外的にDP袋Xの装入を受付ける後開口部42(3つの後開口部42A、42B、42Cの総称)が設けられている。
オペレータがDP袋XのオーダID(オーダ情報プリントIPまたはIDシール90に記されたもの)を、後述するハンドリーダ47(又は固定リーダ43)によって読み取らせると、中に収納されているプリントの数量すなわちDP袋Xの厚さが基準以上か以下かが判定され、その厚さに適合した容積の空きラック板Rが自動的に検索され、適応するラック板Rが見付かった場合は、該当ラック板Rが前開口部45(または後開口部42)に移動され、後述するシャッタが開放されて、オペレータによるDP袋Xのラック板Rへの載置が促される。(後述する「装入モード」)。
その後、顧客が持参した引換証Vに記されたバーコードを受渡装置Gの正面41Fに備えられた固定リーダ43で読み取らせると、そのバーコードに含まれるオーダIDおよび(発注者であることを示す)所持者識別IDに基づいて、受渡装置Gに保管中のDP袋XのオーダIDに該当のものがあるか否かが判定される。判定結果は正面41Fのモニタ44に表示され、該当するDP袋Xのラック棚Rが見付かった場合は、このラック棚Rを前開口部45のレベルに移動して、後述する押出機構Qによる前開口部45からの自動的な排出操作が行われる(後述する「排出モード」)。
〔受渡装置の構造〕
図5〜図10に示すように、筐体41の背面41Rにはテーブル部46が形成され、このテーブル部46のテーブル面の下部位置に押出機構Qを配置し、更に、この下方位置にマイクロプロセッサを備えた制御ユニットJを配置している。
図10に例示されるように、筐体41の内部には金属材を枠状に連結して成る筐体フレーム50を備え、この筐体フレーム50に対して金属製の第1昇降ケース51と第2昇降ケース52(いずれも収納ケースの一例)とが昇降自在に支持されている。図7に示すように、この第1昇降ケース51と第2昇降ケース52との内部には水平の棚状となる多数のラック板R(収納棚の一例)が備えられている。第1昇降ケース51と第2昇降ケース52の両側部には両ケースを上下方向に案内するガイドレール(不図示)を備えている。
この筐体フレーム50の下部位置には昇降モータ53(駆動機構の一例)を備え、この昇降モータ53の駆動力を減速するギヤ減速機構53gで駆動される駆動軸54に駆動プーリ55を取付けている。また、筐体フレーム50の上部の位置に支持プーリ56が遊転支承され、この駆動プーリ55と支持プーリ56とに亘って合計3本のタイミングベルト型のベルト57が巻回されている。昇降モータ53を或る方向に回転作動させた際に、上昇するベルト57の部位に第1昇降ケース51を連結し、下降する部位に第2昇降ケース52を連結することにより、第1昇降ケース51と第2昇降ケース52とが昇降モータ53の駆動力によって互いに逆方向に昇降操作される。このような構成によって、昇降モータ53の負荷を軽減すると共に、重心位置の上下移動範囲を抑制することで装置全体の安定性を向上させている。
ラック板Rは樹脂製材料からなり、第1昇降ケース51は、垂直に延びる仕切り板によって左右の収納空間に分割されており、左側の空間にはラック板Rどうしが上下方向に標準間隔Gnで離間した収納空間が形成され、右側の空間には、標準間隔Gnより大きな拡大間隔Geで離間した収納空間が形成されている。他方、第2昇降ケース52は、第1昇降ケース51の左右の空間の一方と同じ幅しか持たず、専ら標準間隔Gnで離間した収納空間が形成されている。全体として、上下に並列する複数のラック板Rの列が左右に3列備えた構造が得られている。
また、ラック板Rどうしの間隔が標準間隔Gnと拡大間隔Geの2種類あるのに合わせて、左右に並ぶ前開口部45A、45B、45Cのうち両端部のもの(45A、45C)の上下方向での開口寸法を標準間隔Gnと略等しくし、中央部のもの(45B)の上下方向での開口寸法を拡大間隔Geに略等しく設定している。同様に、後開口部42A、42B、42Cのうち横方向での両端部のものの(42A、42C)上下方向の開口寸法を標準間隔Gnと略等しくし、中央部のもの(42B)の上下方向での開口寸法を拡大間隔Geに略等しく設定している。前開口部45A、45B、45Cの各々には装入すべきDP袋Xをラック板R上の収納空間に案内するための水平な案内トレイ48が設けられている。
〔受渡装置の押出機構〕
3つの前開口部45のレベルに対応させた形態で、前開口部45の各々に対応する3つの押出機構Qが配置されており、これらの3つの押出機構Qは互いに等しい構造を有している。押出機構Qは、図11〜図14に示すように、支持フレーム60に対してガイドレール等によって押出方向に出退作動自在に支持された第1作動体61と、この第1作動体61の上面に対してガイドレール等によって更に押出方向に出退作動自在に支持された第2作動体62とを備え、この第2作動体62の先端付近にラック板Rに載置されたDP袋Xを押出す押出片63が設けられている。更に、支持フレーム60に備えた駆動モータ64で駆動される出力プーリ65と従動プーリ66とに亘ってタイミングベルト型の駆動ベルト67を巻回し、この駆動ベルト67の一部と第1作動体61の下面とが連結体61Aによって連結されている。
また、図12(b)に示すように、第1作動体61の上面の位置には、互いに前後に離間した一対のプーリ68と、これらのプーリ68に巻回された連動ベルト69とからなる2組の伝動機構が、第2作動体62を左右から挟むように設けられている。この一対の連動ベルト69のうち外方に位置する部位は支持フレーム60のブラケット60Aに固定され、この連動ベルト69のうち内方に位置する部位は連結具62Aを介して第2作動体62に連結されている。以上の構成により、駆動モータ64による第1作動体61の前後方向の作動と連動して、第1作動体61のストロークのより大きいストロークで第2作動体62が前後に作動される。
第1作動体61の下面側に、この第1作動体61と一体的に作動する被検出片61Sと、この被検出片61Sの位置を判別するための非接触型の位置検出センサSQとを備えることで、第1作動体61の作動量から押出片63の押出位置を検出する検出系を備えている。この位置検出センサSQは、第1作動体61が非押出位置にあることを検出するホーム位置HPと、DP袋Xを押出す際の押出位置を判別する排出位置EPとに配置されている。
このように位置検出センサSQによる検出系を構成することにより、DP袋Xを押出す際には、排出位置EPの位置検出センサSQが被検出片61Sを検出するまで駆動モータ64を作動させる制御が行われる。尚、後述する排出制御手段Jcでは、標準的なサイズのDP袋Xを対象として制御が行われるが、標準よりも小型のDP袋Xを用いる場合には小型のDP袋Xの押出も行えるように位置検出センサSQを複数備え、モードの切換によって押出片63の作動ストロークの変更を行えるように制御形態を設定しても良い。
本実施形態では、DP袋Xのラック板Rへの装入は、オペレータ等の手作業によって原則として前開口部45から可能であるが(例外的に後開口部42からも可能)、DP袋Xがラック板Rの装入完了位置に達したこと、及び、一旦装入されたDP袋Xが前開口部45から完全に抜き取られたことを判別するため、筐体41の内部で前開口部45の近傍位置に光源SLからの光線を受ける構造の装入・排出センサSEを備えている。また、例外的に後開口部42から装入されたDP袋Xがラック板Rの装入完了位置に達したことを判別するため、筐体41の内部で前開口部45の近傍位置には、光源SLからの光線を受ける構造の後部装入センサSIを備えている。
装入・排出センサSEは、前開口部45A、45B、45Cの3箇所に備えられ、後部装入センサSIは、後開口部42A、42B、42Cの3箇所に備えられる。尚、装入・排出センサSE、装入センサSIの形態としては上述の光センサに限らず、反射式の距離センサ、超音波式の近接センサ等、様々な形態のものを適用可能である。
図7に示すように、第2昇降ケース52の側面には光線透過部と光線遮断部とを上下に配置したセンサプレート52Sが取り付けられ、筐体41には、このセンサプレート52Sを前後方向から挟むように、光源SLと光源SLからの光線を受けるカウントセンサSCとが配置されている。すなわち、第2昇降ケース52の昇降時(第1昇降ケース51は逆方向に昇降操作される)には、このカウントセンサSCで光線の受光回数をカウントすることによって昇降量を判定することができる。尚、第1昇降ケース51や第2昇降ケース52の昇降量把握手段としては、距離センサや、エンコーダを用いても良い。
〔受渡装置の前部シャッタと後部シャッタ〕
図5に示すように、筐体フレーム50の前側には、前開口部45A、45B、45Cの開放と遮蔽とを行う3つの前部シャッタFSを備える。同様に、図6に示すように、筐体フレーム50の後側には、後開口部42A、42B、42Cの開放と遮蔽とを行う3つの後部シャッタRSを備えている。この3つの前部シャッタFSと、3つの後部シャッタRSとは互いに等しい駆動構造を有しているため併せて説明する。
つまり、図10に示すように、前部シャッタFS(後部シャッタRS)は、筐体フレーム50の中間フレーム50Aに対してレール等のガイド構造を介して上下方向にスライド移動自在に支持したスライドフレーム71の下端に連結された板状のシャッタプレート72からなる。このスライドフレーム71の最上端に駆動フレーム73が支持され、筐体フレーム50の上部に備えたシャッタモータ75で駆動されるクランク作動する作動軸74が、駆動フレーム73に穿設された異形の孔部73Aに挿通されている。
シャッタプレート72は、下降時に後開口部42A、42B、42Cあるいは前開口部45A、45B、45Cを遮蔽するため逆「T」字型となる形状を有している。駆動フレーム73の近傍位置には、シャッタプレート72の上昇時に、駆動フレーム73に接触することにより、シャッタプレート72の状態を機械的に検出する開閉センサSSを備えている。
このようにシャッタプレート72の駆動系を構成しているので、開口部を開放する場合には開閉センサSSが開放状態を検出するまでシャッタモータ75でシャッタプレート72を上昇させ、遮蔽する場合には、開閉センサSSが遮蔽状態を検出するまでシャッタモータ75でシャッタプレート72を下降させる制御を実行させれば良い。
図6に示すように、筐体41の前面41Fで、前開口部45A、45B、45Cの各近傍位置には、DP袋Xを装入すべき開口部の位置をオペレータに示す緑色の装入許可ランプ76が備えられている。また、前面41Fの中央位置には、装入しようとするDP袋Xの厚さに適合した空いたラック板Rが無い場合に点灯する赤色のフルランプ77が備えられている。
〔システムにおける処理手順〕
図17に示すフローチャートは、受付端末Aでプリント処理を受付けた後、仕上がりプリントPを収納したDP袋Xの発注者への納品が受渡装置Gによって完了するまでの処理手順の概要を示している。
先ず、受付端末Aでは、発注者が入力した情報を取得して保存し、この取得が完了すると、この受付端末Aで受付証14が発行される。この受付証14をカウンター1においてオペレータに示すと、データ処理装置24はオペレータの操作に基づいてオーダIDを含むオーダ情報を生成し、プリント処理の代金が精算されると、引換証プリンタHにおいてオーダIDが記された引換証Vが発行され、この引換証Vが発注者に手渡される(#01〜#03ステップ)。
次に、データ処理装置24は、オペレータの操作に基づいて、受付端末AにオーダIDに関連付けられて保存されている画像データと処理情報とを取得し、プリント処理装置Cに伝送する。この伝送によりプリント処理装置Cでは画像データを印画紙にプリントする処理を行い、仕上がりプリントP及びオーダIDが記されたオーダ情報プリントIPがソータ34のトレイ33に集積される(#04、#05ステップ)。
トレイ33に集積された仕上がりプリントP及びオーダ情報プリントIPはオペレータによって同じオーダIDを備えたDP袋Xに収納される(#06ステップ)。この収納作業では、オペレータが、仕上がりプリントPとオーダ情報プリントIPとを、納品袋仕分部CAによって仕分けられたDP袋Xに手動で収納する作業になる。前述したように、この作業は、バーコードリーダ40Rによって、DP袋Xとオーダ情報プリントIPの各オーダIDを連続的に読み取らせることで音声発生装置40Sから出力されるオーダIDの照合結果告知音声で確認しつつ行われる。
次に、DP袋Xを受渡装置Gに装入する(#07ステップ)。この装入の際には、DP袋Xに形成されたバーコード情報をハンドリーダ47で読み取らせることで、このバーコード情報に含まれるオーダIDに基づいてDP袋Xを管理した状態でDP袋Xを受渡装置G内の適切な(特にDP袋Xの厚さと適応した)ラック板Rに載置する。
この後に、発注者が引換証Vを受渡装置Gの固定リーダ43に接近させてバーコード情報を読み取らせると、引換証Vに記されたオーダIDが取得され、その発注者のDP袋Xが受渡装置Gから排出され、発注者は正しいDP袋Xを受取ることになる(#08ステップ)。
〔システムの概要と処理〕
図15及び図16は、プリント処理システムの構成と、受渡装置Gの制御系の概要とを示している。図15に示すように、情報処理部Bのデータ処理装置24はソフトウエアで成るオーダ管理手段24Aを備えている。他方、受渡装置Gの制御ユニットJは、ソフトウエアで成るラック管理手段Ja(棚管理手段の一例)と、装入制御手段Jbと、排出制御手段Jcとを備えている。
また、図16に示すようにオーダ管理手段24Aは、オーダIDなどのオーダ情報を管理するオーダ情報テーブル24Tによって情報の管理を行い、ラック管理手段Jaは、複数のラック板Rを個別に識別する識別情報と、この複数のラック板Rのうちの1つに載置されたDP袋X(納品袋)を特定する納品袋情報とを関連付けたラック管理テーブルJTに基づいてラック板Rの管理を行う。オーダ管理手段24Aは、ラック管理手段Jaから取得した情報に基づいてラック板R上におけるDP袋Xの存否を管理する。
〔オーダ管理ルーチン〕
オーダ管理手段24Aは、基本的に図18のフローチャートに示すオーダ管理ルーチンを実行する。すなわち、先ずオペレータが受付証14に基づいてオーダを生成した際には、生成されたオーダ情報にユニークなオーダID及び生成日時情報を付して、オーダ情報テーブル24Tに保存する(#101、#102ステップ)。
次に、受渡装置GにDP袋Xが装入された際に伝送される装入情報を取得した場合には、装入情報に含まれるオーダIDを特定し、これと日時情報とを合わせた装入情報としてオーダ情報テーブル24Tに保存する(#103、#104ステップ)。
その後、受渡装置GからDP袋Xが排出された際に伝送される排出情報を取得した場合には、排出情報に含まれるオーダIDを特定し、これと日時情報とを合わせた排出情報としてオーダ情報テーブル24Tに保存する(#105、#106ステップ)。
また、データ処理装置24においてオペレータがDP袋Xの存否を照会する場合等の出力要求を行った場合には、要求に対応した形態で出力を行う(#107、#108ステップ)。この出力の内容としては、(1)指定されたオーダIDに関連する履歴をディスプレイ23に表示する、(2)全部のオーダIDに関連する履歴をディスプレイ23に一覧表示する、(3)指定された日時における全部のオーダIDの処理状況をディスプレイ23に表示する等の項目からの選択が可能である。
このオーダ管理ルーチンの処理はオーダ管理手段24Aが実現するものであり、このオーダ管理手段24Aが、オーダIDを基本とするオーダ情報テーブル24Tを生成し、このオーダ情報テーブル24Tに対する情報のアクセスを行う。このオーダ管理手段24Aはプリント処理情報に含まれるプリント枚数の情報、プリントサイズの情報をオーダIDに関連付けて保存する。
〔装入ルーチン〕
オペレータがDP袋Xを受渡装置Gに装入(セット)する際には、制御ユニットJの装入制御手段Jbがラック管理手段Jaからの情報に基づいて、図19のフローチャートの処理を実行する。すなわち、オペレータが、受渡装置Gに装入しようとするDP袋Xに付されたデジタルID部84のバーコードを固定リーダ43またはハンドリーダ47(いずれもモード切り替え手段の一例)で読み込ませると、デジタルID部84に含まれる所持者識別ID(受注者用伝票であることを示す)に基づいて、制御ユニットJのモードが「装入モード」に切り替えられ、装入制御手段Jbが起動される。
この装入制御手段Jbは、デジタルID部84に含まれるオーダIDに基づいて、オーダ管理手段24Aから該当するDP袋Xの厚さ情報を得て、同時に、ラック管理手段Jaの情報に基づいて、DP袋Xが載置されておらず、且つ、DP袋Xの厚さに上下寸法が適したラック板Rを検索する(#201、#202ステップ)。
すなわち、この受渡装置Gでは、プリント枚数が多くDP袋Xが厚いために標準間隔Gnのラック板Rに装入できないことが判断された場合は、拡大間隔Geのラック板RがDP袋Xの装入対象に設定される。
ラック管理テーブルJTは、ラック管理手段Jaの処理によって作り出されるものであり、このラック管理テーブルJTには、複数のラック板Rを個別に識別する識別情報に対して、そのラック板Rに載置されたDP袋XのオーダIDが関連付けて保存されている。
上述した検索で空いた(DP袋Xを載置できる)ラックが見付からない場合にはフルランプ77を点灯して処理を終了する。空いたラックが見付かった場合には、その中から装入対象のラック板Rを決定し、そのラック板Rを装入レベル、すなわち対応する前開口部45の位置まで昇降モータ53(駆動機構の一例)で移動させる(#203〜#205ステップ)。尚、装入対象のラック板Rを指定する場合には、左右に位置するラック板Rの重量バランスを考慮して左右の重量アンバランスを減少させる位置のラック板Rが選択される。
空いたラックが見付かった場合には、該当する空いたラック板Rを対応する開口部に移動させ、装入許可ランプ76を点灯し、対応する前部シャッタFSを開放する(#206、#207ステップ)。
このようにDP袋Xの装入が可能な状態に達すると、装入許可ランプ76の点灯する位置において前部シャッタFSが開放状態に設定されている前開口部45からオペレータが案内トレイ47の上を滑らせる要領でDP袋Xを装入することになり、この装入が完了したことを装入・排出センサSEが検出した場合に、装入許可ランプ76を消灯し、対応する前部シャッタFSを遮蔽状態に戻す(#208、#209ステップ)。
このように一つのDP袋Xの装入が完了した後には、装入を完了したDP袋XのオーダIDと装入対象のラック板Rの識別情報とをラック管理テーブルに保存し、また、装入されたDP袋XのオーダIDと装入対象のラック板Rの識別情報とを装入日時情報と共に装入情報としてデータ処理装置24に伝送する(#210、#211ステップ)。
〔排出ルーチン〕
発注者がDP袋Xを受渡装置Gから排出する際には、制御ユニットJの排出制御手段Jcがラック管理手段Jaからの情報に基づいて、図20のフローチャートの処理を実行する。すなわち、発注者が回収しようとするオーダの引換証Vを固定リーダ43(モード切り替え手段の一例)で読み込ませると、引換証Vのバーコード情報に記されている所持者識別ID(発注者用伝票であることを示す)に基づいて、制御ユニットJのモードが「排出モード」に切り替えられ、排出制御手段Jcが起動される。
この排出制御手段Jcは、引換証Vのバーコード情報に含まれるオーダIDに基づいて、ラック管理テーブルJTでオーダIDに対応するDP袋Xを検索し、該当するDP袋Xが見付からない場合には、「装置内には対応するDP袋Xが存在しないため、オペレータによる確認が必要です」等のメッセージをモニタ44に表示する。他方、該当するDP袋Xが見付かった場合には、存在を確認したことを示すメッセージをモニタ44に表示する(#301〜#304ステップ)。
ラック管理テーブルJTは、ラック管理手段Jaの処理によって作り出されるものであり、このラック管理テーブルJTには複数のラック板Rを個別に識別する識別情報に対して、そのラック板Rに載置されたDP袋XのオーダIDが関連付けて保存されている。
DP袋Xが見付かった場合には、該当するDP袋Xを載置したラック板Rを排出レベルまで移動させ、対応する前部シャッタFSを開放し、対応する押出機構QによるDP袋Xの押出作動を行う(#305〜#307ステップ)。
押出機構Qが作動した場合には、図11(b)に示す如く前開口部45からDP袋Xの一部だけが突出した状態となる。発注者がそのDP袋Xを引出すと、装入・排出センサSEがDP袋Xの排出完了を判別し、対応する前部シャッタFSを遮蔽する(#308、#309ステップ)。
このようにDP袋Xの排出が完了した後には、DP袋Xが排出されたラック板Rが空の状態になっていることを示す情報をラック管理テーブルJTに保存し、また、排出されたDP袋XのオーダIDと、排出日時情報とを排出情報としてデータ処理装置24に伝送する(#310、#311ステップ)。
以上のように説明した受渡装置Gでは、DP袋Xに表示されているオーダIDをハンドリーダ47で読み取る操作を行うことによって、処理対象となったDP袋Xの厚さに最適なラック板Rが自動的に選択され、対応する前開口部45が開放され、その前開口部45を示す装入許可ランプ76が点灯するため、オペレータは装入開口部を容易に認識してDP袋Xを装入できる。また、載置可能なラック板Rが存在しない場合には、オペレータはフルランプ77の点灯によってDP袋Xを装入不能であることを把握できる。
DP袋Xには、ハンドリーダ47や固定リーダ43によって読み取り可能なオーダIDの他に、オペレータや発注者が、オーダIDを人為的に特定し得る情報(4桁の数字など)、及び、発注者の氏名や発注日時等を人為的に特定し得る情報(ひらがなやアラビア数字)が含まれることが望ましい。
〔モード判定ルーチン〕
データ処理装置24によって実施される「装入モード」と「排出モード」との間のモード判定ルーチンは次のように実施させることができる。
例えば、オペレータがDP袋Xに付されたIDシール90のデジタルID部84、または、オーダ情報プリントIPのデジタルID部86に記されたバーコードを固定リーダ43またはハンドリーダ47で読み込ませると、デジタルID部84,86に含まれる所持者識別ID(受注者用伝票であることを示す)に基づいて、受注者用伝票であるとの判定がなされ、制御ユニットJのモードが「装入モード」に切り替えられ、上記の装入ルーチンが開始される。
他方、発注者(顧客)が引換証Vに記されたデジタルID部82のバーコードを固定リーダ43で読み込ませると、デジタルID部82に含まれる所持者識別ID(発注者用伝票であることを示す)に基づいて、発注者用伝票であるとの判定がなされ、制御ユニットJのモードが「排出モード」に切り替えられ、上記の排出ルーチンが開始される。
〔別実施形態〕
本発明は、上記した実施の形態以外に以下のように構成しても良い。
〈1〉上記の実施形態のように、DP袋Xに確認窓Wを設けた場合、収納されている製品プリントPのオーダIDが、確認窓Wを通して見えるオーダ情報プリントIPに記されたオーダIDから判断できるので、必ずしもDP袋Xの表面にIDシールなどでオーダIDを設ける必要はない。したがって、DP袋Xは互いに区別する必要のない全く同一の袋とすることができ、その結果、オペレータが製品プリントP等をDP袋Xに収納する際にも、多数の同一のDP袋Xから任意の一つを取って収納すれば良く、照合作業が容易になる。すなわち、製品プリントPと共にオーダ情報プリントIPを収納した時に初めて個別のオーダIDを備えたDP袋Xとなる。
〈2〉上記項目とは逆に、DP袋Xには必ずしも上記実施形態で採用した確認窓Wを設ける必要はない。
〈3〉以上の実施形態では、オペレータによるDP袋Xの装入と、発注者によるDP袋Xの回収との双方が前開口部45を介して行われる使用形態について解説したが、オペレータがDP袋Xを後開口部42から装入し、発注者によるDP袋Xの回収のみが前開口部45を介して行われる使用形態も可能である。この場合、テーブル部46のテーブル面を後開口部42のレベルと一致させてあるので、このテーブル面に滑らせる形態でDP袋Xを容易に後開口部42に装入することができる。オペレータによるDP袋XのオーダIDの取得はハンドリーダ47を介して行えば良い。
この場合、空いたラック板Rが無い場合に点灯するフルランプ77を、受渡装置Gの後面41Rにも設け、また、後開口部42A、42B、42Cの各近傍位置にDP袋Xを装入すべき開口部の位置をオペレータに示す緑色の装入許可ランプ76を設ければ良い。
さらに、特に受渡装置Gを壁面に嵌め込んで用いる場合には、受渡装置Gの背後にいるオペレータには受渡装置Gの正面側の様子は判り難いので、筐体41の前側で発注者がDP袋Xの回収操作を行っている場合に点灯する回収操作ランプ78を後面41Rに設けると良い。尚、発注者のための「排出モード」が実行されている間は、オペレータがDP袋XのデジタルID部84をハンドリーダ47で読み込ませても、「装入モード」には切り替えられず、回収操作ランプ78で状況をオペレータに告知するように構成されている。
他方、オペレータによる「装入モード」が実行されている間は、発注者が引換証Vを固定リーダ43で読み込ませても、「排出モード」には切り替えられず、正面41Fのモニタ44に「しばらくお待ち下さい」などのメッセージが表示されるように構成されている。
〈4〉受渡装置GへのDP袋Xの装入と受渡装置GからのDP袋Xの回収とは全て受渡装置Gの正面に形成された前開口部から実施され、後開口部が省略された形態の受渡装置とすることも可能である。
〈5〉バーコードをプリントした紙製の引換証に代えて、特定情報を取得するために、例えばICタグを備えたカードを用いて非接触で特定情報を伝送するものや、磁気カードのように磁気情報によって特定情報を伝えるものを用いても良い。
〈6〉収納部として、前述の第1昇降ケース51と第2昇降ケース52とのいずれか一方のみを備えたものや、3つ以上の昇降ケースに複数のラック板Rを備えた構造のものを用いても良い。また、3つ以上の昇降ケースを用いる場合に重量バランスを考慮して互いに独立して昇降するように昇降ケースの数に対応した数の駆動機構を備えても良い。
〈7〉納品袋として、紙製で封筒状のDP袋Xではなく、箱状のものや樹脂シート製の袋状のものを使用しても良い。
〈8〉写真プリントの媒体として銀塩式の印画紙を用いているが、インクジェット型のプリンタでプリントされるプリント用紙であっても良い。
〈9〉納品袋仕分部CAでは、最上端位置のストックコンベア36に載置されたDP袋Xのみを検出する存否センサ36Sを備えていたが、これに代えて複数のストックコンベア36夫々に存否センサ36Sを備えても良い。このように構成することにより、何れのストックコンベア36にDP袋Xが載置されても存否センサ36SがDP袋Xの載置を検出し、前述した制御と同様に、供給コンベア38の部位においてDP袋Xのバーコード情報を取得し、そのDP袋Xを直接的にトレイ33に供給する、あるいは、ストックコンベア36に一時的に戻した後にトレイ33に供給する制御を実現可能となる。
プリント処理システムの斜視図 受付端末の斜視図 プリント処理システムでのDP袋の流れを示す平面図 仕分装置の側面図 受渡装置を前面側から示す斜視図 受渡装置を後面側から示す斜視図 昇降ケースの構造を示す斜視図 第1昇降ケースの拡大正面図 第2昇降ケースの拡大正面図 シャッタプレートの駆動構造を示す図 押出機構の作動形態を示す図 退入状態の押出機構の縦断側面図及び平面図 押出状態の押出機構の縦断側面図及び平面図 押出機構の縦断面図 プリント処理システムの制御系のブロック図 受渡装置の制御系のブロック図 プリント処理システムの処理手順を示すフローチャート オーダ管理ルーチンのフローチャート 装入ルーチンのフローチャート 排出ルーチンのフローチャート 引換証、DP袋及びオーダ情報プリントの略図
符号の説明
2 ケーブル
3 中継器
15 受付証プリンタ
24 データ処理装置
24A オーダ管理手段
24B 情報プリント画像作成部
24T オーダ情報テーブル
34 ソータ
37 昇降台
37S バーコードセンサ
39 仕分制御装置
40R バーコードリーダ
40S 音声発生装置(告知手段)
41 筐体
41F 正面
41R 背面
42 後開口部
43 固定リーダ(モード切り替え手段)
44 モニタ
45 前開口部
47 ハンドリーダ(モード切り替え手段)
51 第1昇降ケース(収納部)
52 第2昇降ケース(収納部)
53 昇降モータ(駆動機構)
63 押出片
76 装入許可ランプ
77 フルランプ
78 回収操作ランプ
81,83,85 アナログID部
82,84,86 デジタルID部
90 IDシール
A 受付端末
B 情報処理部
C プリント処理装置
CA 納品袋仕分部
EP 排出位置
FS 前部シャッタ
G 受渡装置(写真プリント受渡し装置)
Gn 標準間隔
Ge 拡大間隔
H 引換証プリンタ
IP オーダ情報プリント
J 制御ユニット
Ja ラック管理手段(棚管理手段)
Jb 装入制御手段
Jc 排出制御手段
OIC オーダ識別コード(オーダID)
Q 押出機構
P 仕上がりプリント
PIC 所持者識別コード
R ラック板(収納棚)
RS 後部シャッタ
V 引換証
W 確認窓
X DP袋(納品袋)

Claims (5)

  1. 写真プリントの注文を受付ける受付け装置と、前記注文に基づく製品プリントを出力する写真プリント装置とを備え、
    前記受付け装置を介した写真プリントの注文に基づいて、前記注文を特定するオーダIDが発行されて、このオーダIDが出力された製品プリントを納品するための納品袋に付加される写真プリント処理システムであって、
    前記写真プリント装置から、前記製品プリントと、前記オーダIDを画像面に含むオーダ情報プリントとが連続的に出力される写真プリント処理システム。
  2. 前記オーダIDが視覚的に判別可能な文字情報からなる請求項1に記載の写真プリント処理システム。
  3. 前記オーダIDが機械的に判別されるコード情報からなり、前記オーダIDを読み取る読み取り手段による、前記オーダ情報プリントに付されたオーダIDと、前記納品袋のオーダIDとの連続的な読み取りに際して、2つのオーダIDどうしの一致または不一致の少なくとも一方を作業者に告知する告知手段が設けられている請求項1に記載の写真プリント処理システム。
  4. 前記納品袋に、前記オーダ情報プリントに設けられている前記オーダIDを、前記オーダ情報プリントが前記納品袋に収納された状態で特定可能とするための確認窓が形成されており、前記オーダ情報プリントは、前記写真プリント装置によって、前記確認窓の位置を特定する情報を含むプリントデータに基づいてプリントされる請求項1に記載の写真プリント処理システム。
  5. 前記受付け装置を介した注文の受付けに際して、前記注文を特定するオーダIDが記された引換証が発注者に配布され、
    前記納品袋を収納可能な複数の収納空間を備えた収納函と、前記収納空間に対して前記納品袋を出し入れするための開口部と、前記収納函を前記開口部に対して移動操作する駆動機構とを備えた自動プリント納品装置が設けられており、
    前記自動プリント納品装置は、
    前記オーダIDを機械的に読み取り可能な読み取り手段による前記納品袋または前記オーダ情報プリントに設けられた前記オーダIDの読み取りに基づいて、空き状態の収納空間が前記開口部に移動するように前記駆動機構を制御する装入モードに切り換えられ、且つ、
    前記読み取り手段による前記引換証の前記オーダIDの読み取りに基づいて、これと対応するオーダIDを備えた前記納品袋が収納されている収納空間が前記開口部に移動するように前記駆動機構を制御する排出モードに切り換えられる請求項1に記載の写真プリント処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012108441A (ja) * 2010-10-22 2012-06-07 Shimauma Print System Inc 写真プリント生産システム
JP2013018120A (ja) * 2011-07-07 2013-01-31 Dainippon Printing Co Ltd 画像出力システム、画像出力方法
US8798228B2 (en) 2011-03-03 2014-08-05 General Electric Company Method to reduce radiation dose delivered by imaging system

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