JP2009000404A - Loading device for indwelling implement - Google Patents
Loading device for indwelling implement Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009000404A JP2009000404A JP2007165977A JP2007165977A JP2009000404A JP 2009000404 A JP2009000404 A JP 2009000404A JP 2007165977 A JP2007165977 A JP 2007165977A JP 2007165977 A JP2007165977 A JP 2007165977A JP 2009000404 A JP2009000404 A JP 2009000404A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- casing
- holder
- indwelling
- applicator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Surgical Instruments (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
Description
本発明は、生体の組織を縫合したり、緊縛したりする際に使用され、生体内に留置されるタイプの処置具(以下、留置具という)をアプリケータに装填するための留置具の装填装置に関する。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention is used when a living body tissue is sutured or tied and loaded with an indwelling device for loading an applicator with a treatment device of the type indwelled in the living body (hereinafter referred to as an indwelling device). Relates to the device.
人体の臓器などに対して医療行為を行う方法として、腹壁を大きく切開して医療行為を行う開腹手術、腹壁に形成した開口から腹腔内にアプローチして医療行為を行う腹腔鏡手術、あるいは口や肛門などから体内に軟性内視鏡を挿入して所望の処置を行う内視鏡的手技等が行われる。
これらの方法を用いた医療行為においては、組織の縫合、緊縛、結紮などの処置が行われる。このような処置を行う際、しばしば体内に留置されるタイプの留置具が用いられることがある。このような留置具は、アプリケータに装着され、体外からアプリケータを操作することで体内の所望の部位に留置される(例えば、特許文献1参照)。
In medical practice using these methods, treatments such as tissue suturing, binding, and ligation are performed. When performing such a treatment, an indwelling device that is often placed in the body may be used. Such an indwelling device is attached to an applicator, and is placed at a desired site in the body by operating the applicator from outside the body (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、手技を行う際にゴム製の手袋をした状態では、留置具をアプリケータに取り付ける際に針の装着や、フックに縫合糸を引っ掛ける動作が煩雑であった。特に、複数箇所を連続して縫合する場合に手技時間が長くなる。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、容易に留置具を装着できるようにすることを主な目的とする。
However, in the state where rubber gloves are worn when performing a procedure, when attaching the indwelling device to the applicator, the operation of attaching the needle and hooking the suture thread on the hook is complicated. In particular, the procedure time becomes long when a plurality of locations are continuously stitched.
This invention is made | formed in view of such a situation, and makes it a main objective to enable it to mount an indwelling tool easily.
上記の課題を解決する本発明の請求項1に係る発明は、線状部材を有する留置具をアプリケータに装着するための留置具の装填装置であって、前記アプリケータの先端チップ収容部に対して着脱自在な前記線状部材の一端側に設けられたセンタチップを保持し、前記アプリケータの先端チップ収容部を前記先端チップに案内する受け入れ部を有する先端チップ保持部と、前記先端チップ保持部内で前記先端チップの軸線と前記受け入れ部の軸線とを略一致させるように前記先端チップに突き当てられ、前記先端チップの移動を規制する第1の位置と、前記先端チップ収容部を前記先端チップに装着させるときに前記先端チップ収容部の移動経路から退避する第2の位置との間で移動可能に配置される先端チップロック部材と、前記先端チップよりも前記線状部材の他端側に設けられ、前記先端チップを収容するケーシングを、前記ケーシングを装着するアプリケータのケーシング装着部の軸線が略一致するように保持するケーシング保持部と、を含む留置具の装填装置とした。
The invention according to
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の留置具の装填装置であって、前記ケーシング保持部と前記先端チップ保持部とは、相対移動できるように弾性変形するアーム部で連結されており、前記ケーシング保持部と前記先端チップ保持部とのそれぞれに前記先端チップ保持部の移動方向が前記先端チップの装着方向になるように規制する規制部を設けた。
The invention according to
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の留置具の装填装置であって、前記ケーシング保持部は、前記ケーシングを押し込み可能に保持する保持部を備えるホルダと、前記ホルダに保持された前記ケーシングに結び付けられた前記線状部材を引っ張る付勢装置とを含む。
The invention according to claim 3 is the indwelling device loading apparatus according to
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の留置具の装填装置であって、前記付勢装置は、前記線状部材を係合させる溝を有する筒体と、前記筒体を前記ケーシングを押し込む方向と略平行な回転軸を持って回転付勢する付勢部材とを含む。 The invention according to claim 4 is the indwelling device loading device according to claim 3, wherein the biasing device has a cylindrical body having a groove for engaging the linear member, and the cylindrical body is the casing. And an urging member that urges the rotation with a rotation axis substantially parallel to the direction in which the is pushed.
請求項5に係る発明は、請求項3に記載の留置具の装填装置であって、前記ホルダは、開閉自在な一対のホルダ片を有し、前記ホルダ片には前記ケーシングが引っ張れられたときに前記保持部を開かせる開閉制御部を有する。
The invention according to
請求項6に係る発明は、線状部材が通されたケーシングを移動させることで組織を締め付ける留置具をアプリケータに装着する留置具の装填装置であって、前記ケーシングを押し込み可能に保持するホルダと、前記ホルダに保持された前記ケーシングに結び付けられた前記線状部材を引っ張る付勢装置と、前記アプリケータの一部と係合し、前記ケーシングの軸線と前記ケーシングを装着するシースの軸線とを一致させる案内部と、を含む留置具の装填装置とした。
The invention according to
請求項7に係る発明は、請求項6に記載の留置具の装填装置であって、前記ケーシング保持部は、前記ケーシングを押し込み可能に保持する保持部を備えるホルダと、前記ホルダに保持された前記ケーシングに結び付けられた前記線状部材を引っ張る付勢装置とを含む。
The invention according to claim 7 is the loading device for an indwelling device according to
請求項8に係る発明は、請求項7に記載の留置具の装填装置であって、前記付勢装置は、前記線状部材を係合させる溝を有する筒体と、前記筒体を前記ケーシングを押し込む方向と略平行な回転軸を持って回転付勢する回転付勢する付勢部材とを含む。
The invention according to
請求項9に係る発明は、請求項7に記載の留置具の装填装置であって、前記ホルダは、開閉自在な一対のホルダ片を有し、前記ホルダ片には前記ケーシングが引っ張れられたときに前記保持部を開かせる開閉制御部を有する。
The invention according to
請求項10に係る発明は、線状部材を有する留置具をアプリケータに装着するための留置具の装填装置であって、前記アプリケータの先端チップ収容部に対して着脱自在な前記線状部材の一端側に設けられたセンタチップを保持し、前記アプリケータの先端チップ収容部を前記先端チップに案内する受け入れ部を有する先端チップ保持部と、前記先端チップ保持部内で前記先端チップの軸線と前記受け入れ部の軸線とを略一致させるように前記先端チップに突き当てられ、前記先端チップの移動を規制する第1の位置と、前記先端チップ収容部を前記先端チップに装着させるときに前記先端チップ収容部の移動経路から退避する第2の位置との間で移動可能に配置される先端チップロック部材と、前記先端チップよりも前記線状部材の他端側に設けられ、前記先端チップを収容するケーシングを、前記ケーシングを装着するアプリケータのケーシング装着部の軸線が略一致するように保持するケーシング保持部と、前記ケーシング保持部に保持された前記ケーシングに結び付けられた前記線状部材を引っ張る付勢装置と、前記アプリケータの一部と係合し、前記ケーシングの軸線と前記ケーシングを装着するシースの軸線とを一致させる案内部と、を含む留置具の装填装置とした。
The invention according to
本発明によれば、容易に留置具を装着できるようになる。複数箇所を連続して縫合する場合には、装填装置を縫合回数分だけ用意しておき、順次縫合器に装着すれば良いので、手技時間を短縮でき、患者の負担も低減できる。 According to the present invention, the indwelling device can be easily attached. In the case where a plurality of locations are continuously sutured, it is sufficient to prepare as many loading devices as the number of times of suturing and sequentially attach them to the suturing device, so that the procedure time can be shortened and the burden on the patient can be reduced.
発明の一実施態様について以下に説明する。
図1は、実施態様におけるアプリケータの一例としての縫合器を示している。この縫合器1は、内視鏡と共に体内に挿入される可撓性のシース2を有する。シース2の基端部には、術者が操作する操作部(不図示)が設けられている。シース2の先端には、開閉する一対の鉗子部材3,4を有する処置部5が設けられている。鉗子部材3,4は、先端カバー6に回動自在に支持されると共に、リンク機構7に連結されている。不図示の操作ワイヤを進退させると、リンク機構7が駆動して、鉗子部材3,4を開閉させる。鉗子部材4の先端には、曲針8が設けられており、曲針8の先端には、先端チップとも呼ばれる着脱針9が着脱自在に取り付けられている。着脱針9の基端からは、線状部材(あるいは糸状部材とも称する)である縫合糸10が延びている。縫合糸10は、例えば、ナイロン(登録商標)などの単線からなり、曲針8の先端のスリットから引き出され、先端カバー6に対して進退自在なフックシース11(ケーシング装着部)に装着されるケーシング12に引き込まれている。ケーシング12は、一対の鉗子部材3,4を閉じたときの着脱針9の軸線上に配置されており、ケーシング12を前進させると、ケーシング12内に着脱針9を収容できるようになっている。なお、先端カバー6には、ガイド溝13が生体への挿入方向に沿って形成されている。ガイド溝13には、リンク機構7を駆動させるときに操作ワイヤと共に進退するピン14が挿入されている。
One embodiment of the invention is described below.
FIG. 1 shows a suturing device as an example of an applicator in the embodiment. The
ここで、着脱針9と、縫合糸10で連結されたケーシング12は、縫合器1に対して着脱自在な、体内に留置される留置具20を構成している。図2に示すように、留置具20は、着脱針9の基端から延びる縫合糸10がケーシング12の先端部12Aから引き込まれ、基端部12Bの開口から引き出されている。なお、この実施態様では、縫合糸10は、基端部12Bに引き解け結び10Aで一重に締め付けられている。縫合糸10の他端部には、結び目10Bが形成されている。
Here, the
図3に示すように、ケーシング12には、先端部12A側に着脱針9を収容可能な孔21を有する。孔21内は、着脱針9の括れた部分9A(図2参照)に係合して引き抜きを防止する係止バネ(不図示)が挿入されている。縫合糸10は、孔21の先端開口を避けるようにして引き込まれ、弾性部材と剛性部材とを組み合わせたブレーキ部22に圧入された後に、引き出されている。ブレーキ部22は、ケーシング12に収容されている。このブレーキ部材22は、組織の縫合、緊縛、結紮などを行うために留置具20の組織に作用して処置を行う部位を組織(ターゲット部位)に適用し、ブレーキ部材22を挟んだ縫合糸10の端部を引っ張ることで留置具20の作用部を組織に体して締め付けて緊縛した後に緊縛状態が容易に解除されないように縫合糸10に対して所定の抵抗を付与するものである。
As shown in FIG. 3, the
なお、以下の説明においては、ブレーキ部材22(あるいはブレーキ部材22を収容しているケーシング12)を挟んだ着脱針9側の領域を処置側(組織に対して処置作用をする部位)、反対側の領域を非処置側(処置を行うためにアプリケータによって操作される側)と、便宜上用いることがある。
In the following description, the region on the side of the
次に、留置具20をアプリケータの一例としての縫合器1に装着する際に使用する装填装置について説明する。
装填装置30は、図4及び図5に示すような外観を有する。この装填装置30は、樹脂成形品からなる第1ベース31と、第2ベース32とを重ね合わせて形成されており、略T字形のスリット33によって、細長の針保持部40(先端チップ保持部)と、ブレーキ部材22が設けられたケーシング12を収容する略方形のケーシング保持部50と、ケーシング保持部50の隅部から延びて針保持部40に連結されるアーム部60とを有する。ケーシング保持部50には、一対のロック部材51,52が開閉自在に取り付けられている。ロック部材51,52の端部には、突起53,54が向き合うように形成されている。なお、この装填装置30には、矢印RDで示す方向から図1に示す縫合器1(アプリケータ)を進入させて留置具20を縫合器1に装着させるように構成されている。以下、装填装置30は、受け入れ方向の遠位端を基端とし、受け入れ方向の近位端を先端として説明する。
Next, a loading device used when the
The
図6に第2ベース32を取り除いた状態を示す。第1ベース31の針保持部40には、先端側にテーパ面を有する受け入れ部61が凹設されており、受け入れ部61の先に着脱針9を収容する収容溝62が形成されている。収容溝62に収容された着脱針9は、針ロック部材70(先端チップロック部材)で押し付けられることで、移動が規制されている。図6及び図7に示すように、針ロック部材70は、細長の本体部81を有し、その先端部82側に、2つの凸部83,84が設けられている。凸部83は、着脱針9の括れた部分9Aに突き当てられる。凸部84には、スリット85が設けられており、スリット85の間に縫合糸10を通すと着脱針9の軸線と縫合糸10の軸線とを一致させることができる。なお、縫合糸10を引き出し易いように、受け入れ部61は、ケーシング保持部50側に切り欠き部63が設けられている。
FIG. 6 shows a state where the
図8に針ロック部材70を取り外した状態の示すように、針ロック部材70が配置される領域は、基端部87が配置される部分に相当する支持部88を除いて大きく切り欠かれた凹部89になっている。したがって、針ロック部材70は、基端部87で針保持部40に片持ちされる。なお、針ロック部材70が撓まないように、第1ベース31には、ストッパ90が設けられている。ストッパ90は、針ロック部材70の撓みを矯正する方向に付勢された弾性片からなり、初期状態では先端部90Aが針ロック部材70に当接している。このときの、針ロック部材70の位置が、着脱針9の移動を規制する第1の位置になる。
As shown in the state where the
図6に示すように、針保持部40から引き出された縫合糸10は、ケーシング保持部50に引き込まれている。ケーシング保持部50には、ロック部材51側から順番にホルダ71と、巻き筒72とが平行に配置されている。縫合糸10は、ホルダ71の側部に形成されたスリット100からホルダ71に引き込まれている。ホルダ71内には、ケーシング12が収容されている。ケーシング12は、基端部12Bの一部がホルダ71の外に露出している。さらに、基端部12Bに結び付けられた縫合糸10もホルダ71の外部に露出している。
As shown in FIG. 6, the
図6及び図9、図10に示すように、ホルダ71は、円筒を2つ割りにしたホルダ片101,102を有し、ホルダ片101,102の基端部101A,102A寄りの部分をピン103で連結させてある。ピン103よりも基端側には、切り欠きを入れることで隙間104を形成してあり、基端部101A,102A側を近接させることで、先端部101B,102Bを開くことができる。それぞれのホルダ片101,102の基端部101A,102A側には、外側に突出する凸部105(開閉制御部)が1つずつ形成されている。さらに、一方のホルダ片101の基端部101Aの内側には、凸部105よりも基端側に凹部106が形成されている。
As shown in FIGS. 6, 9, and 10, the
ホルダ片101,102のそれぞれの先端部101B,102Bの間には、ケーシング12を保持する保持部110が形成されている。保持部110の基端側は、ストッパ111で仕切られている。保持部110内でのケーシング12の移動は、ストッパ111と、先端側の凸部112とで規制される。初期状態では、ホルダ片101,102に一体に形成された弾性凸部113によって、ケーシング12の先端部12Aが係止されている。このとき、ケーシング12の基端部12Bは、ホルダ71の先端部101B,102Bから所定長だけ突出している。この突出する部分に縫合糸10の非処置側の領域が巻き回されている。この巻き回されている部分(以下、便宜上「牽引部」とも称する場合がある)は後述する縫合器1のフック15(アプリケータの牽引部材)に引っかけられる。なお、初期状態ではケーシング12の基端部12Bは、ホルダ71外に露出しているが、ストッパ111からホルダ片101,102の先端部101B,102Bまでの距離はケーシング12より長いので、ケーシング12全体をホルダ71内に押し込むことが可能である。
A holding
さらに、各ホルダ片101,102の先端部101B,102Bには、爪部114が1つずつ延設されている。爪部114は、縫合糸10を避けるようにして延び、ケーシング12の基端部12Bに当接し、ケーシング12の外周に巻かれた縫合糸10が落下しないようにしている。
Further, a
ケーシング12から引き出された縫合糸10の端部(非処置側の端部)は、付勢装置を構成する筒体である巻き筒72に係止されている。図6及び図10、図11に示すように、巻き筒72は、先端部72Aに溝120が円筒の中央に向かって形成されている。この溝120は、縫合糸10を通過可能な幅を有し、中央部121に最も近いところでは縫合糸10が1本通れる程度の幅を有する。中央部121は、拡幅されており、ここに結び目10Aが収まっている。さらに、先端部72Aの側部には、溝120に対向する位置に、孔122が穿設されている。孔122の径は、縫合糸10が1本通れる程度の大きさである。さらに、先端部72Aには、径方向に貫通する貫通孔123が形成されている。巻き筒72の基端部72B側には、凸部125と、スリット126とが設けられている。スリット126には、付勢装置を構成する付勢部材であるネジリコイルバネ127の一端が係止される。ネジリコイルバネ127は、巻き筒72にネジリ応力を発生させ、巻き筒72に所望の回転力を与える。
An end portion (end portion on the non-treatment side) of the
ここで、図6及び図8に示すように、第1ベース31には、ロック部材51を支持する開口部130が受け入れ方向の細長に形成されている。開口部130の途中には、ロック部材51を支持する溝131が受け入れ方向と直交する方向に凹設されている。さらに、開口部130と平行にホルダ71を収容する溝135が受け入れ方向に細長に形成されている。溝135の途中からは、ホルダ71のピン103を支持する長溝136が受け入れ方向に直交する方向に延びている。長溝136は、受け入れ方向の幅がピン103の外径よりも大きく、ピン103を受け入れ方向にスライド移動させることが可能である。さらに、溝135の基端部には、凸部137が設けられている。図9に示すように、凸部137は、初期状態でホルダ71の基端の凸部105よりも先端側にある。
Here, as shown in FIGS. 6 and 8, the
図6及び図8に示すように、溝135の隣りには、巻き筒72を収容する溝140が形成されている。溝140には、段差部141が設けられており、巻き筒72の凸部125を係止可能になっている。溝140側のケーシング保持部50の隅部からは、弾性変形可能な爪部150が一体に設けられている。爪部150は、先端側がケーシング保持部50から突出する受け部151に向けて延びており、受け部151との間に所定の隙間を形成している。受け部151は、先端面が鉗子部材4の形状に合わせて湾曲されている。さらに、図9に示すように、受け部151には案内筒部152(案内部)が形成されている。案内筒部152の外径は、図1に示す縫合器1側のフックシース11(ケーシング装着部)の外径に略等しい。さらに、案内筒部152の中心軸は、ホルダ71に保持されたケーシング12の軸線に一致している。
As shown in FIGS. 6 and 8, a
ここで、第1ベース31に形成されたスリット33は、針保持部40とケーシング保持部50とを区画する部分33Aが屈曲しており、針保持部40とケーシング保持部50とが受け入れ方向に沿って互い違いに膨出している。針保持部40側の膨出部分には、規制部となる凸部160,161が立設されている。ケーシング保持部50側の膨出部分には、規制部となる凹部162が形成されている。凸部160,161と凹部162とは、受け入れ方向で一直線上に配置されている。
Here, in the
図12に示すように、第2ベース32は、第1ベース31と略対称な形状になっている。ただし、針保持部40に、図8に示すようなストッパ90は設けられていない。また、ケーシング保持部50でホルダ71を収容する溝135には、凸部137よりも基端側に凸部138が設けられている。図9に示す初期状態で、凸部138は、ホルダ71のホルダ片101の基端部101Aの凹部106(開閉制御部)に係合している。さらに、スリット33において、針保持部40とケーシング保持部50とを区画する部分33Bが屈曲しており、針保持部40とケーシング保持部50とが受け入れ方向に互い違いに膨出している。針保持部40側の膨出部分には、規制部となる凸部170が立設されている。ケーシング保持部50側の膨出部分には、規制部となる凹部171,172が形成されている。凸部170と凹部171,172とは、受け入れ方向で一直線上に配置されている。ここで、凸部170は、第1ベース31の凹部162と噛合わされる。凹部171は、第1ベース31の凸部160と噛合わされる。凹部172は、第1ベース31の凸部161と噛合わされる。
As shown in FIG. 12, the
次に、装填装置30に留置具20を装着する手順について説明する。
図6に示す針保持部40の収容溝62に着脱針9(先端チップ)を挿入し、着脱針9の括れた部分9Aに針ロック部材70を突き当てて、着脱針9の姿勢を保持すると共に抜け落ちを防止する。着脱針9から延びる縫合糸10は、針ロック部材70のスリット85を通して引き出し、受け入れ部61の切り欠き部63を通してケーシング保持部50に引き込む。縫合糸10は、ロック部材51,52の間を通って、ホルダ71の側部の溝101からホルダ71内に挿入する。縫合糸10を通したケーシング12は、ホルダ71の収容部110に収める。このとき、ケーシング12の基端部12Bは、ホルダ71の先端から露出する。ホルダ71から露出する部分は縫合糸10を巻き回した後に、ホルダ71から巻き筒72に向けて縫合糸10を引き出す。縫合糸10の端部の結び目10Bは、巻き筒72の先端の中央部121に収容され、縫合糸10が溝120に引っ掛けられる。巻き筒72は、ネジリコイルバネ127を捻るようにしてベース31,32に装着されるので、縫合糸10のケーシング12に巻き回した部分(以下、ループ部とも称する場合がある)には、その内径を縮小させるようなテンションがかけられる。ベース31,32をネジ等で止めると、留置具20の装着が完成する。
Next, a procedure for attaching the indwelling
The detachable needle 9 (tip tip) is inserted into the
さらに、装填装置30を使用して縫合器1(アプリケータ)に留置具20を装着する手順について説明する。
図13に示すように、縫合器1の鉗子部材3,4を完全に開いた状態で、装填装置30に押し込む。図14に示すように、一方のロック部材52の突起54が縫合器1の先端カバー6のガイド溝13に嵌る。他方のロック部材51の突起53は、先端カバー6の反対側のガイド溝13に進入し、ピン14に押さえて鉗子部材3,4が開状態を維持するようにする。なお、ロック部材51,52の突起53,54は、受け入れ方向には傾斜角度の小さい傾斜面を有するので、縫合器1を挿入するときには突起53,54がロック部材51,52を押し開くように作用する。受け入れ方向と逆方向には、突起53,54は傾斜角度が大きいので、縫合器1を引くだけでは係合を解除することはできない。さらに、ロック部材51,52は、基端側の板バネ51Aによって突起53,54側が閉じるように付勢されているので、ロック部材51,52を介して縫合器1と装填装置30との間で係合状態が形成される。
Further, a procedure for mounting the indwelling
As shown in FIG. 13, the forceps members 3 and 4 of the
このとき鉗子部材3は、曲針8が針保持部40の受け入れ部61に入り込む。受け入れ部61は、奥に進むに従って開口径が小さくなるような円錐台形状を有するので、曲針8(先端チップ収容部)と受け入れ部61との間に微小な位置ずれがあった場合でも、曲針8は、受け入れ部61のテーパに倣って収容溝62内の着脱針9に導かれる。曲針8は、針ロック部材70の端部84の傾斜面84Aに当接し、針ロック部材70を押し退けながら着脱針9に嵌入し始める。曲針8に押し退けられることで針ロック部材70は、片持ちされている基端部87を支点として、ストッパ90を越えて移動する。このときの、針ロック部材70の位置が、曲針8の移動経路から退避した第2の位置になる。
At this time, in the forceps member 3, the
ストッパ90の先端部90Aは、針ロック部材70が居なくなることで、凹部89内に入り込む。その結果、仮に、針ロック部材70が元の位置に戻ろうとしても、ストッパ90の先端部90Aが干渉して戻れなくなる。したがって、曲針8は、針ロック部材70に邪魔されることなく着脱針9を嵌着できるようになる。この際に、曲針8に形成されているスリットに、針ロック部材70で芯出しされていた縫合糸10が入り込む。
The
ここで、着脱針9は、若干先端寄りに支持されているので、曲針8は針保持部40を受け入れ方向に押し込みながら着脱針9に嵌着する。針保持部40は、アーム部60が弾性変形することでケーシング保持部50に対して自由に移動できるが、針保持部40側の凸部160,161、170と、ケーシング保持部50側の凹部163,171,172とが噛合わせた規制部によって、受け入れ方向のみに移動方向が規制される。したがって、曲針8の先端の軸線と着脱針9の軸線とがずれることなく、確実に装着される。
Here, since the
一方、鉗子部材4は、受け部151の先端面の湾曲形状に沿うようにケーシング保持部50に突き当たる。さらに、鉗子部材4の先端部が爪部150を押し付けられる。爪部150が鉗子部材4に押し付けられたときに生じる反発力で鉗子部材4が開く方向に付勢される。これによって、鉗子部材4に遊びや、製造誤差があった場合でも、一対の鉗子部材3,4が留置具20の装着に適した状態に強制的に開かれる。
On the other hand, the forceps member 4 abuts against the
次に、フックシース11(留置具20の非処置側を牽引する牽引部材を収容しているシース)を前進させて、受け部151に形成された案内筒部152に挿入させると、フックシース11の先端部が案内筒部152に案内されることで、フックシース11の軸線がケーシング12の軸線に一致する。さらに、フックシース11内のフック15を前進させる。フック15は、ケーシング12内に入ってブレーキ部22(図3参照)にぶつかる。フック15をさらに前進させると、ブレーキ部22を介してケーシング12がホルダ71内に押し込まれる。ケーシング12は、弾性凸部113を越えて、ホルダ71内のストッパ111に突き当たるまで移動する。その結果、ケーシング12がホルダ71内に押し込まれる。
Next, when the hook sheath 11 (sheath accommodating a pulling member that pulls the non-treatment side of the indwelling device 20) is advanced and inserted into the
ここで、ホルダ71の先端開口は、ケーシング12に略等しい径を有するので、ケーシング12に巻き付けられていた縫合糸10は、ホルダ71に引き込まれずに残る。ここで、縫合糸10は、巻き筒72のネジリコイルバネ127によって締め付け方向に付勢されているので、ケーシング12が押し込まれることで、巻き筒72が回転して縫合糸10の巻き回した部分(ループ部)10Aの内径を縮小するように引っ張る。その結果、図15に示すように、縫合糸10の巻き回した部分10Aがフック15の胴部を締める。
縫合糸10がフック15に結び付けられたら、フック15を引き戻す。図16に示すように、留置具20のブレーキ部材22を挟んで非処置側の領域にある縫合糸10の巻き回した部分(以下、ループ部とも称する場合がある)10Aは、フック15と共にフックシース11内に引き込まれる。巻き筒72の溝120及び中央部121は、径方向には縫合糸10を保持できるが、受け入れ方向に縫合糸10を保持する力は弱いので、縫合糸10の引き込み量が巻き筒72の溝120の高さを越えると、縫合糸10が巻き筒72から抜ける。
Here, since the tip opening of the
When the
さらに、フック15を引き戻すと、縫合糸10に引っ張られるようにしてケーシング12がホルダ71から引き抜かれる方向に引っ張れる。図9に示すように、ホルダ71は、凸部112でケーシング12に係合しているので、ケーシング12と共に引っ張られる。初期状態では、基端側の凹部106と第2ベース32の凸部138とが嵌合しているので、ホルダ71は移動しないが、引っ張り力が大きくなると、凹部106の嵌合が解除される。その結果、ホルダ71は、長溝136(図6参照)の長さだけ引き抜き方向にスライド可能になる。さらに、ホルダ71が引き抜き方向にスライドする過程で、ホルダ71の凸部105と、ベース31,32の凸部137とが当接し、ホルダ片101,102の基端部101A,102A側が互いに近付くように押し込まれ、ホルダ片101,102がピン103を軸にして回動する。その結果、図17に示すように、ホルダ片101,102の先端部101B,102Bが開く。ケーシング12の係合が解除されるので、ケーシング12がホルダ71から引き抜かれる。さらに、フック15を引くと、ケーシング12がフックシース11の先端部に突き当てられる。
Further, when the
フックシース11を引き込んで、ケーシング12を先端カバー6に収容したら、装填装置30のロック部材51,52の基端部を指で押して先端を開かせ、ロック部材51,52の突起53,54と先端カバー6のガイド溝13との係合を解除する。針保持部40を戻すアーム部60の弾性力と、ケーシング保持部50の爪部150の弾性力とによって、装填装置30と縫合器1とが離れ、図1に示すように留置具20が装着された状態になる。
When the
なお、留置具20を用いて組織の開口などを縫合するときには、一対の鉗子部材3,4を開いた状態で縫合しようとする開口に臨ませる。次に、縫合器1を操作して一対の鉗子部材3,4を閉じる。図18に示すように、鉗子部材3,4で開口W1の周囲の一方の組織が手繰り寄せられ、他方の組織側から曲針8が開口W1を横断するように組織を貫通する。次に、フックシース11を前進させて、着脱針9をケーシング12内に収容して着脱針9をケーシング12に対して係合させる。その後、ケーシング12を後退させると、着脱針9が曲針8から外れるので、鉗子部材3,4を開く。図19に示すように、縫合糸10の処置側の領域は、組織を貫通してループ状になるので、フック15を後退させ、留置具20の非処置側を牽引して縫合糸10の処置側の領域にある縫合糸10を非処置側の領域に移動させるように引っ張ることで、処置側の領域に形成されたループの内径が縮小するように絞る。この操作の間は、縫合糸10には張力が生じており、フック15に引っかけられているループ部(巻き回した部分10A)がフック15から容易に外れることはない。留置具20を体内に留置するためにループ部(巻き回した部分10A)をフック15から外す場合には、フック15を張力が解除される方向に移動させることでフック15に引っかけられているループ部から外れ、留置具20が留置される。
When the tissue opening or the like is sutured using the indwelling
なお、縫合糸10を滑り性の良い材料(この実施態様では単線のナイロン)で形成すると、フック15に引っかけるループ部はフック15で非処置側の領域に牽引した際にその牽引力でループの内径が開き易い。そのため、留置具20を体内に留置する際に、フック15からループ部がより容易に外れ易い。ただし、このような構成に限定されず、縫合糸10を絞って組織を緊縛した後に縫合糸10を切断して留置具20を留置するようにしても良い。また、組織を緊縛した後に縫合糸の非処置側の部位が長くなるような場合には、所望の長さに切断しても良い。
このような留置具20は、図20に示すように、組織の開口W1を縫合した状態で生体内に留置される。
If the
As shown in FIG. 20, such an
この実施態様では、着脱針9(先端チップ)と、ケーシング12を位置決めして保持することで、縫合器1を押し込むだけで、曲針8に着脱針9を装着でき、フックシース11の軸線とケーシング12の軸線とを一致させることができる。さらに、フック15でケーシング12を押し込んだときに、ケーシング12に巻き回した縫合糸10をフック15の胴部に巻き付けることができる。特に、手技を行う際にゴム製の手袋をした状態では、着脱針9の装着や、フック15に縫合糸10を引っ掛ける動作が煩雑であったが、本実施態様ではこのような不便さが解消され、誰にでも容易に留置具20を装着できるようになる。特に、複数箇所を連続して縫合する場合には、装填装置30を縫合回数分だけ用意しておき、順次縫合器1に装着すれば良いので、手技時間を短縮でき、患者の負担も低減できる。
また、フック15に縫合糸10を締め付ける手段として、ネジリコイルバネ127で縫合糸10を巻き取るように付勢力を与えたので、縫合糸10を直線状に引っ張る構成に比べて装填装置を小型化できる。
In this embodiment, the detachable needle 9 (tip tip) and the
Further, as a means for fastening the
ここで、ケーシング12に縫合糸10を巻き付ける態様の変形例を図21から図25に示す。
図21及び図22に示すパターンでは、ケーシング12から引き出した縫合糸10をループ200の中を通す。ループ200を通って引き出された部分201は、ホルダ71の爪部114の外周に引っ掛けられる。この場合には、フック15でケーシング12を押し込んだときに、縫合糸10が巻き筒72と、爪部114とに引っ張られるので、締め付け力が増すことができる。したがって、縫合糸10がフック15にさらに強固に固定される。
Here, the modification of the aspect which wraps the
In the patterns shown in FIGS. 21 and 22, the
図23から図25に示すパターンでは、2重引き解け結び210によるループ211を形成する。ループ211内に結び目212を作ると共に、ループ211の一部を使って小さいループ213をさらに作る。この小さいループ213をケーシング12に巻き付け、ループ211を爪部114の外周に引っ掛ける。ループ211の結び目212が巻き筒72の中央部121に収容される。巻き筒72には、溝120の他に中央部121に連なる溝120Aが設けられており、ループ211の一部が引っ掛けられる。装着時には、巻き筒72と爪部114とに引っ張られるようにして縫合糸10が締め付けられるので、締め付け力が増してフック15にさらに強固に固定することができる。
In the patterns shown in FIG. 23 to FIG. 25, a
以上、本発明の望ましい実施態様を説明したが、本発明は上記の実施態様に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の付加、省略、置換、及びその他の交換が可能である。本発明は、上記の説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
例えば、装填装置は、留置具の構成に応じて変形することが可能である。例えば、留置スネアのように、予め処置側の領域にループが形成されているようなタイプの留置具に適用することもできる。フック15で非処置側に形成したループ部を牽引してスネアの内径を絞ることで組織を緊縛する。このような留置具の場合、スネアを保持する保持部とループを巻き付けるケーシング相当部(巻き回した部分を形成するための部材)と、このケーシング相当部を保持する保持部を設けることで同じ作用を得ることができる。フック15でワイヤを絞ることで組織を緊縛する留置具の場合には、ケーシング保持部50のみを有する構造になる。
また、実施態様では、着脱針9を有する構成としたが、これに限らず針以外の先端チップを設け、これをケーシングに係合させてループを形成するようにしても良い。
Although the preferred embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above embodiments. Additions, omissions, substitutions, and other exchanges can be made without departing from the spirit of the present invention. The present invention is not limited by the above description, but only by the appended claims.
For example, the loading device can be modified according to the configuration of the indwelling tool. For example, the present invention can be applied to an indwelling device of a type in which a loop is formed in advance in a treatment side region, such as an indwelling snare. The tissue is bound by pulling the loop portion formed on the non-treatment side with the
Moreover, although it was set as the structure which has the
1 縫合器(アプリケータ)
9 着脱針(先端チップ)
10 縫合糸(線状部材)
12 ケーシング
20 留置具
40 針保持部(先端チップ収容部)
50 ケーシング保持部
60 アーム部
61 受け入れ部
70 針ロック部材(先端チップロック部材)
71 ホルダ
72 巻き筒(付勢装置)
101 ホルダ片
105 凸部(開閉制御部)
106 凹部(開閉制御部)
110 保持部
127 ネジリコイルバネ(付勢装置)
152 案内筒部(案内部)
160,161 凸部(規制部)
162 凹部(規制部)
170 凸部(規制部)
171,172 凹部(規制部)
1 Suture device (applicator)
9 Detachable needle (tip tip)
10 Suture (Linear member)
12
50
71
101
106 Concave part (opening / closing control part)
110
152 Guide tube section (guide section)
160, 161 Convex part (regulation part)
162 Concave part (regulation part)
170 Convex part (regulatory part)
171, 172 Recessed part (regulating part)
Claims (10)
前記アプリケータの先端チップ収容部に対して着脱自在な前記線状部材の一端側に設けられたセンタチップを保持し、前記アプリケータの先端チップ収容部を前記先端チップに案内する受け入れ部を有する先端チップ保持部と、
前記先端チップ保持部内で前記先端チップの軸線と前記受け入れ部の軸線とを略一致させるように前記先端チップに突き当てられ、前記先端チップの移動を規制する第1の位置と、前記先端チップ収容部を前記先端チップに装着させるときに前記先端チップ収容部の移動経路から退避する第2の位置との間で移動可能に配置される先端チップロック部材と、
前記先端チップよりも前記線状部材の他端側に設けられ、前記先端チップを収容するケーシングを、前記ケーシングを装着するアプリケータのケーシング装着部の軸線が略一致するように保持するケーシング保持部と、
を含む留置具の装填装置。 A device for loading an indwelling device for mounting an indwelling device having a linear member on an applicator,
A receiving portion configured to hold a center tip provided on one end side of the linear member that is detachable from the tip tip accommodating portion of the applicator and guide the tip tip accommodating portion of the applicator to the tip tip; A tip holding part,
A first position that is abutted against the tip so as to substantially match an axis of the tip with the axis of the receiving portion within the tip holding portion, and restricts the movement of the tip; A tip-tip locking member that is arranged to be movable between a second position retracted from a movement path of the tip-tip receiving portion when attaching a portion to the tip-tip, and
A casing holding part that is provided on the other end side of the linear member with respect to the tip, and holds the casing that houses the tip so that the axis of the casing mounting part of the applicator for mounting the casing is substantially aligned. When,
A loading device for indwelling devices.
前記ケーシングを押し込み可能に保持するホルダと、
前記ホルダに保持された前記ケーシングに結び付けられた前記線状部材を引っ張る付勢装置と、
前記アプリケータの一部と係合し、前記ケーシングの軸線と前記ケーシングを装着するシースの軸線とを一致させる案内部と、
を含む留置具の装填装置。 A device for loading an indwelling device for attaching an indwelling device for tightening a tissue by moving a casing through which a linear member is passed to an applicator,
A holder for holding the casing in a pushable manner;
An urging device for pulling the linear member tied to the casing held by the holder;
A guide portion that engages with a part of the applicator and aligns the axis of the casing with the axis of the sheath to which the casing is attached;
A loading device for indwelling devices.
前記アプリケータの先端チップ収容部に対して着脱自在な前記線状部材の一端側に設けられたセンタチップを保持し、前記アプリケータの先端チップ収容部を前記先端チップに案内する受け入れ部を有する先端チップ保持部と、
前記先端チップ保持部内で前記先端チップの軸線と前記受け入れ部の軸線とを略一致させるように前記先端チップに突き当てられ、前記先端チップの移動を規制する第1の位置と、前記先端チップ収容部を前記先端チップに装着させるときに前記先端チップ収容部の移動経路から退避する第2の位置との間で移動可能に配置される先端チップロック部材と、
前記先端チップよりも前記線状部材の他端側に設けられ、前記先端チップを収容するケーシングを、前記ケーシングを装着するアプリケータのケーシング装着部の軸線が略一致するように保持するケーシング保持部と、
前記ケーシング保持部に保持された前記ケーシングに結び付けられた前記線状部材を引っ張る付勢装置と、
前記アプリケータの一部と係合し、前記ケーシングの軸線と前記ケーシングを装着するシースの軸線とを一致させる案内部と、
を含む留置具の装填装置。 A device for loading an indwelling device for mounting an indwelling device having a linear member on an applicator,
A receiving portion configured to hold a center tip provided on one end side of the linear member that is detachable from the tip tip accommodating portion of the applicator and guide the tip tip accommodating portion of the applicator to the tip tip; A tip holding part,
A first position that is abutted against the tip so as to substantially match an axis of the tip with the axis of the receiving portion within the tip holding portion, and restricts the movement of the tip; A tip-tip locking member that is arranged to be movable between a second position retracted from a movement path of the tip-tip receiving portion when attaching a portion to the tip-tip, and
A casing holding part that is provided on the other end side of the linear member with respect to the tip, and holds the casing that houses the tip so that the axis of the casing mounting part of the applicator for mounting the casing is substantially aligned. When,
An urging device for pulling the linear member tied to the casing held by the casing holding part;
A guide portion that engages with a part of the applicator and aligns the axis of the casing with the axis of the sheath to which the casing is attached;
A loading device for indwelling devices.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007165977A JP2009000404A (en) | 2007-06-25 | 2007-06-25 | Loading device for indwelling implement |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007165977A JP2009000404A (en) | 2007-06-25 | 2007-06-25 | Loading device for indwelling implement |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009000404A true JP2009000404A (en) | 2009-01-08 |
Family
ID=40317446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007165977A Withdrawn JP2009000404A (en) | 2007-06-25 | 2007-06-25 | Loading device for indwelling implement |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009000404A (en) |
-
2007
- 2007-06-25 JP JP2007165977A patent/JP2009000404A/en not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20070162052A1 (en) | Loading device for indwelling implement | |
JP4981459B2 (en) | Endoscopic treatment tool | |
US20220031305A1 (en) | Endoscopic suturing system having external instrument channel | |
US8317806B2 (en) | Endoscopic suturing tension controlling and indication devices | |
US7131978B2 (en) | Surgical suturing instrument and method of use | |
US8480689B2 (en) | Suturing device | |
US8888792B2 (en) | Tissue apposition clip application devices and methods | |
US10278689B2 (en) | Suture passer with tissue reinforcement positioner | |
US7833237B2 (en) | Instrument for assisting in the remote placement of tied surgical knots and trimming of suture away from the knot and method of use | |
US20100262181A1 (en) | Endo psi and cabinet therefor | |
US9693769B2 (en) | Suture device | |
JP7184548B2 (en) | Suture magazine for surgical suture threader | |
JP6081665B2 (en) | Suture device | |
EP3395260A1 (en) | Endoscopic suture ligation tool | |
EP3232944B1 (en) | Multiple loop surgical snare assembly | |
JP2021526948A (en) | Endoscopic suture device with circular needle | |
JP2009000404A (en) | Loading device for indwelling implement | |
EP1977698B1 (en) | Loading device for indwelling implement | |
JP3800648B2 (en) | Ligation device | |
CN117956950A (en) | Fastening device, endoscope system, and suturing method | |
TWI458459B (en) | Knot-tying device and knot-tying method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100907 |