JP2008537196A - 挿入可能に壁に取り付けたコンピューティング装置 - Google Patents

Abstract

本発明は、ＬＡＮジャックもしくはメイン電源出力に隣接もしくは内部に埋設された壁もしくは床に取り付けて固定する小型のコンピューティング装置の提供に関する。その小型のコンピューティング装置は、バックサイドで選択可能にイーサネット（登録商標）ケーブルを介して建物のＬＡＮに接続され、フロントサイドでケーブルもしくは無線を介してディスプレイ、キーボード、マウスもしくは他の周辺機器に接続される。本発明の典型的な実施形態において、コンピューティング装置への電力は、ＬＡＮケーブルを介して供給される。本発明の好適な実施形態では、コンピューティング装置には階層構造がある。

Description

本発明は、他の機能は標準のデスクトップＰＣに取って代わるモジュラーの壁もしくは床に取り付けたコンピューティング装置の一般的なシステムに関してであり、コンピュータのユーザがローカル及びリモートアプリケーションにアクセスし使用することを可能にする。より具体的には、本発明は、ＬＡＮもしくはメイン差込口の内部で又は連動させて作成し、且つ一方で建物のＬＡＮシステムインフラストラクチャもしくは既存の電力線ネットワークに並びに他方でユーザ対話及び周辺機器に接続される、シンクライアント型コンピューティング装置に関する。

デスクトップパソコン（ＰＣ）は、今日多くの専門家にとって必要不可欠な作動工具である。デスクトップＰＣは、情報へのアクセス及び生産性を高めるだけでなく、多くの固有の問題ももたらした。これらの問題は、次のものを含む：原価高、低い信頼性の問題、乏しい情報及び物理的なセキュリティ、高い電力消費及び熱の産生、騒音、電磁波、無駄な空間、並びに貧弱な中央管理が挙げられる。これらの理由などによって、多くの組織は、経済的なデスクトップＰＣの代替品を求めている。

近年、シンクライアントコンピューティング装置は、デスクトップＰＣの流行の代替品になった。

シンクライアントは、リモート処理及びリモート管理の概念より構築され、ローカルのメンテナンス及び対話は、そのような装置を操作するためにほとんど必要でない。ある程度シンクライアントは、まるでＰＣのようにローカルのアプリケーションを実行することができる。

典型的な既存のシンクライアントは、卓上型機器のように電源コード及びローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）ケーブルを含む壁のインフラストラクチャに接続され、又は付加的なケーブルによってディスプレイ、キーボード及びマウスのような様々なデスクトップ周辺装置に接続されて構築される。シンクライアントは、ＬＡＮを経由してもしくはワイドエリアネットワーク（ＷＡＮ）を介して、アプリケーションが実行され及びデータが保存されるリモートサーバに接続される。この種のシンクライアント機器は、デスクトップの空間を取り、様々なケーブルの接続に依存する。この種のシンクライアント機器の装置は、全てのケーブルを接続する必要があり複雑で、時間を取り、厄介である。しばしば、装置は、さらに付加的な物理的に固定するケーブルを備えた机に物理的に固定し及び焼き戻しと盗難を防ぐために施錠する必要がある。

今日、ＬＡＮもしくはメイン差込口の内部で取り付けるように設計された、ネットワークスイッチ及びワイヤレスアクセスポイントの技術的に既知の他のオプションのようないくつかの簡単な機能があり、ディスプレイ装置の内部におけるシンクライアントの統合である。このオプションがビデオケーブル接続を省き、さらにデスクトップの空間を少なくする一方で、それは２つの機能を相互に連結する固有のメンテナンスの問題で影響を受ける。この種の統合は、メンテナンスを複雑にし及びソリューションの価格を増加させる傾向がある。操作上の柔軟性、メンテナンスの軽減及び適切な資産管理のためのこれらの２つの機能を分離することは都合がよいかもしれない。

しかし、技術的に既知の他のオプションは、キーボード筐体の内部にシンクライアント機能を統合することである。この機構は、１つのケーブルとキーボード接続を省く。キーボードが機械的な故障及び液体によるダメージに影響を受けるので、このソリューションは望ましくなく、それ故に、この組み合わせを使用するとメンテナンスの問題は避けることができない。

さらに技術的に既知の他のオプションは、タッチパッドもしくはマウスの内部におけるコンピュータ／シンクライアントとの統合である。この方法は、マウスの機能干渉する高重量及び高温を含む技術的及び操作上の問題、並びに多くのケーブルを接続する必要性によって望ましくない。

従って、これらの問題を克服し、最小の配線で接続され最小のデスクトップの空間を取る簡易なシンクライアントコンピューティング装置を備えた構成及び設置場所が設けられたコンピューティング装置の必要性がある。既存のもしくは新しいネットワークインフラストラクチャの上に容易に配置することができるコンピューティング装置であって、最小且つ簡易な装置を要求する。

一般に、コンピューティング装置は、コネクタもしくはケーブルを使用して、必須もしくは選択可能のボード又は構成部分が差し込まれる１つの「マザーボード」として組み立てられる。

米国特許第６，７１０，７０４号（Ｆｉｓｈｅｒら、２００４年３月２３日）、題名「データワイヤーを通して同時にデータと電源を送信するための電源トランスファー装置」は、伝送線を通じてネットワークデータ信号と同時に送信されるリモートネットワーク装置に電力を供給するのに十分な、電源電流を開示する。

米国特許第６，５４７，６０２号（Ｐｒｉｃｅら、２００３年４月１５日）、題名「多数の電子部品によって定義されたモジュラー式のプラグコンセント」は、統合モジュラー式のプラグコンセントパッケージを開示し、ポータブルコンピュータのカードスロットキャビティー内のような操作可能通信の２つもしくはそれ以上のＰＣカードがもたらされることによって定義される、１つもしくはそれ以上のモジュラー式のプラグコンセント又はジャックを含む。ＰＣカードに加えて、様々な電子装置構成要素は、それらの表面に、それらが同様に装備をされた構成要素に操作できるように接続されることが可能なモジュラージャックの部分を形成し、それによってモジュラーコネクタも定義した。

米国特許第５，９７１，８１３号（Ｋｕｎｚら、１９９９年１０月２６日）、題名「高速ネットワークのための信号処理を統合したマイクロ波伝送路を備えたＲＪ−４５モジュラーコネクタ」は、モジュラーコネクタを開示し、その正面からＲＪ−４５型ジャックを受け入れる絶縁の覆い、及び反対側から成型されたインサートであって、その成型されたインサートは、高速コンピュータネットワークに物理的なインターフェース装置又はエンコーダ／デコーダ及びシールドなしツイストペアケーブルの間に適切な電気的結合が設けられた信号処理回路を含む。

米国特許第５，９１８，０３９号（Ｂｕｓｗｅｌｌら、１９９９年６月２９日）タイトルのある「端末上でアプリケーションプログラムをウィンドウイングするディスプレイのための方法及び装置」は、ウィンドウズ（登録商標）のようなグラフィカルユーザインタフェースで操作することができるビデオディスプレイ端末を開示し、サーバから送信されるアプリケーションデータ以上を要求することなく、サーバ上に存在する一般のアプリケーションプログラムの使用を許可するための機能、及び端末からサーバに送信されるキーボード及びマウスの情報を提供する。さらに、ホストからの通信リンクを通じて端末の操作特性を更新する方法が、開示されている。

他の一般的な背景的情報は、下記の特許で見つけられるかもしれない。

米国特許第６，８８５，６７４号（Ｈｕｎｔら、２００５年４月２６日）、電力システムの中電圧ケーブルを用いて、広帯域通信を提供するための通信システム。

米国特許第６，８８８，７９０号（Ｋｉｌａｎｉ、２００５年５月３日）、ＯＦＤＭを用いた変調方式のためのフレーム同期技術。

米国特許第６，３７３，３７７号（Ｓａｃｃａら、２００２年４月１６日）、電力線ネットワーク接続するためのデジタルデータカップリングを備えた電源

米国特許第６，０７４，０８６号（Ｙｏｎｇｅ ＩＩＩ、２０００年６月１３日）、改良されたウィンドウイングを備えたＯＦＤＭシグナルの同期。

米国特許第６，０４０，７５９号（Ｓａｎｄｅｒｓｏｎ、２０００年３月２１日）、電力システムの高電圧ケーブルを用いて広帯域通信を提供するための通信システム。

米国特許出願第２００４／０１７４２５１号（Ｆｉｓｈｅｒ，Ｄａｖｉｄ Ａ．ら、２００４年９月９日）、題名「データワイヤーを通して同時にデータと電源を送信するための電源トランスファー装置」は、伝送線を通じてネットワークデータ信号と同時に送信されるリモートネットワーク装置に電力を供給するのに十分な、電流を送信する方法を開示する。

シンクライアント概念の操作は、２００３年４月のＩＢＭの文書「Ｗｉｎｄｏｗｓ（登録商標）ターミナルサーバ及びＩＢＭ ｘＳｅｒｉｅｓサーバ上のシトリックスメタフレームの実施」に記載されている。

追加の情報は、以下で見つけることができる。

２０００年１１月の「シンクライアントコンピューティングアーキテクチャーの比較」コロンビア大学のネットワークコンピューティング研究所。

以下の引用規格において、重要産業の関連規格の記述を見つけることができる。

ＩＥＥＥ８０２．３ａｆパワーオーバーイーサネット（登録商標）規格。

規格案として提唱されたＩＥＥＥハイパワーオーバーイーサネット（登録商標）。

ホームプラグ１．０工業規格。

ＩＥＥＥ８０２．３ｕファーストイーサネット（登録商標）規格。

ＡＮＳＩ ＮＥＭＡ−ＷＤ６−２００２配線装置−寸法規格

ＡＮＳＩ／ＴＩＡ／ＥＩＡ−５６８商業用建物通信配線規格

ＡＮＳＩ／ＴＩＡ／ＥＩＡ−５６９商業用建物通信経路及び空間規格

３Ｃｏｍ（登録商標）ＩｎｔｅｌｌｉＪａｃｋ（登録商標）スイッチＮＪ２２５製品パンフレット。専門紙−３Ｃｏｍ（登録商標）ＮＪ２０５ ＩｎｔｅｌｌｉＪａｃｋ（登録商標）スイッチ管理機能、案内図。
米国特許第６，７１０，７０４号 米国特許第６，５４７，６０２号 米国特許第５，９７１，８１３号 米国特許第５，９１８，０３９号 米国特許第６，８８５，６７４号 米国特許第６，８８８，７９０号 米国特許第６，３７３，３７７号 米国特許第６，０７４，０８６号 米国特許第６，０４０，７５９号 米国特許出願第２００４／０１７４２５１号 「Ｉｍｐｌｅｍｅｎｔｉｎｇ Ｗｉｎｄｏｗｓ（登録商標） Ｔｅｒｍｉｎａｌ Ｓｅｒｖｅｒ ａｎｄ Ｃｉｔｒｉｘ ＭｅｔａＦｒａｍｅ ｏｎ ＩＢＭ ｘＳｅｒｉｅｓ Ｓｅｒｖｅｒｓ」、ＩＢＭ Ｄｏｃｕｍｅｎｔ、２００３年４月 「Ａ Ｃｏｍｐａｒｉｓｏｎ ｏｆ Ｔｈｉｎ−Ｃｌｉｅｎｔ Ｃｏｍｐｕｔｉｎｇ Ａｒｃｈｉｔｅｃｔｕｒｅｓ」、Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｃｏｍｐｕｔｉｎｇ Ｌａｂｏｒａｔｏｒｙ， Ｃｏｌｕｍｂｉａ Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ、２００３年１１月

最小の配線で接続され最小のデスクトップの空間を取る簡易なシンクライアントコンピューティング装置を備えた構成及び装置場所が設けられるコンピューティング装置の必要性がある。既存のもしくは新しいネットワークインフラストラクチャの上に容易に配置することができるコンピューティング装置であって、最小且つ簡易な装置を要求する。

本発明は、標準のデスクトップＰＣに取って代わる壁もしくは床に取り付けたコンピューティング装置の一般的なシステムに関してであり、コンピュータのユーザがローカル及びリモートアプリケーションにアクセスし使用することを可能にする。より具体的には、本発明は、ＬＡＮもしくはメイン差込口の内部でもしくは連動させて作った、及び一方で構築ＬＡＮシステムインフラストラクチャもしくは電力線のネットワークに及び他方でユーザ対話及び周辺機器に接続される、シンクライアント型コンピューティング装置に関する。

本発明は、ＬＡＮジャックもしくはメインジャックに隣接もしくは内部に埋設された壁もしくは床に装着することが適当な有用なコンピューティング装置の提供を教示し、バックサイドでイーサネット（登録商標）もしくは送電線を介して建物のＬＡＮに接続され、フロントサイドでケーブル又はワイヤレスのディスプレイ、キーボード、マウスもしくは他の周辺機器を介して接続する。本発明の典型的な実施形態では、コンピューティング装置への電力は、ＬＡＮケーブルを介して供給される。さらに、本発明の他の典型的な実施形態では、コンピューティング装置用のＬＡＮの接続は、既存の電力線上に設けられる。本発明の他の実施形態は、ハウジング部に装着される壁あるいは床で利用され、統合されたＬＡＮもしくはメインコネクタを含む。この共通のハウジングは、そのコンピューティング装置モジュール及びその同じハウジングに接続されてもよい複数の他の互換性をもつインサート装置の容易な設置を可能にする。

１つの実施形態では、壁もしくは床に装着されたコンピューティング装置が設けられ、そのコンピューティング装置であって、必要なプログラムを処理するための処理装置を含み；後にその処理装置によって処理されるプログラム及びデータを永久に保管するための不揮発メモリ手段；その処理装置によって要求されるデータを一時的に保管するための揮発性メモリ手段；その処理装置、その不揮発性メモリもしくはその揮発性メモリから指図されたデータより、接続されたビデオ表示に可視のビデオ映像を生成するためのビデオ表示制御手段；外部データネットワークにその装置を接続し、装置間のデータをそれにより受信及び送信するためのネットワークインタフェース手段；内側に備え付けるもしくは機械的にネットワークジャックに取り付けるためにそのコンピューティング装置が構築されることを含む、キーボード及びマウスもしくは他の接続している装置のようなその周辺機器を備えた様々な形式中のデータ交換によってユーザの装置との相互作用を可能にするために複数の外部周辺機器とインターフェース接続するための手段を備える。

本発明の他の実施形態では、壁もしくは床に装着されたコンピューティング装置が設けられ、そのコンピューティング装置であって、以下を含む：必要なプログラムを処理する処理装置；後にその処理装置によって処理されるプログラム及びデータを永久に保管するための不揮発メモリ手段；その処理装置によって要求されるデータを一時的に保管するための揮発性メモリ手段；その処理装置、その不揮発性メモリもしくはその揮発性メモリから指図されたデータより、接続されたビデオ表示に可視のビデオ映像を生成するためのビデオ表示制御手段；外部データネットワークにその装置を接続し、装置間のデータを光ファイバーに基づいた手段を介して受信及び送信するためのネットワークインタフェース手段；そして、キーボード及びマウスもしくは他の接続している装置のようなその周辺機器を備えた様々な形式中のデータ交換によってユーザの装置との相互作用を可能にするために複数の外部周辺機器とインターフェース接続するための手段を含む。

本発明の他の実施形態では、差し込むことができるコンピューティング装置のためのハウジングが設けられ、そのハウジングは、以下を含む：標準の壁のカットアウトの内部で適合するように合わせられ、熱伝導材料で作られ、壁もしくは床にしっかりと取り付けられたボックス；挿入可能にコンピューティング装置に対になるように配列されたＬＡＮシステムに接続された電気コネクタ；そして、ＬＡＮシステム及び差し込むことができるコンピューティング装置の両方にそのハウジングと同一の情報を提供するその電気コネクタに接続された不揮発性メモリ領域を含む。その電気コネクタは、ネットワーク接続を設けるだけでなくパワーオーバーイーサネット（登録商標）、あるいはその代わりに、電気システムに接続することができる差し込み可能なコンピューティング装置及び電力線を共有することができるイーサネット（登録商標）接続を用いて、同じ線で電力を提供するために用いられてもよい。

本発明の他の実施形態では、固定されたデータシステムが提供され、そのシステムは、以下を含む：制限された入口帯に設置するサーバ；差し込むことができるコンピューティング装置のためのハウジングに接続されている少なくとも１つのそのイーサネット（登録商標）線を含む、そのサーバと複数のイーサネット（登録商標）線に接続したＬＡＮスイッチであって、そのハウジングは：標準の壁のカットアウトの内部で適合するように合わせられ、熱伝導材料で作られ、壁もしくは床にしっかりと取り付けられたボックス；挿入可能にコンピューティング装置に対になるように配列されたＬＡＮシステムに接続された電気コネクタ；そして、ＬＡＮシステム及び差し込むことができるコンピューティング装置の両方にそのハウジングと同一の情報を提供するその電気コネクタに接続された不揮発性メモリ領域を含む。

本発明の他の実施形態では、壁もしくは床に装着されたＬＡＮスイッチ又はハブが設けられ、そのスイッチ又はハブは、以下を含む：壁のＬＡＮシステムに接続するために組み合せるように接続し；嵌合コネクタに接続されたＬＡＮスイッチ；ＬＡＮスイッチ又はハブに接続された複数のＬＡＮコネクタであって、そのＬＡＮスイッチもしくはハブが、内側に備え付けるもしくは機械的にネットワークジャックに取り付けることを含む。

さらに本発明の他の実施形態では、差し込むことができるコンピューティング装置のためにハウジングの内に不揮発性メモリ領域を構成する方法であって、次のステップを含む：そのハウジング及びプログラミングの不揮発性メモリ領域に、プログラミングと試験インサートを挿入すること。

さらに他の実施形態では、階層状のコンピューティング装置は次のものを含んで示される：少なくとも３つの実質上並列のプリント回路基板を含む熱伝導性のボックスであって：少なくとも処理装置、メモリコントローラ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ及び第２の層と接続するために相互に連結する構成要素を含む第１のプリント回路基板；第１番目及び第３番目の層に接続され、少なくともＩ／Ｏコントローラ、ＬＡＮトランシーバー、電源、及び第３の層に相互連結させる手段を含む第２のプリント回路基板；そして、第２の層に接続され、少なくとも前面パネルコネクタ並びに必要なフィルタ濾過及び保護回路を含む第３のプリント回路基板を含む。

本発明のさらなる機能及び利点は、ここに含まれていた図面と記述から明確となるだろう。

以下の詳細な記述は、本発明を実行するのに現在熟考された最良の様式である。この記述は限定する意味に取られず、単に本発明に従って一般原則を示す目的でなされる。本発明の範囲は、添付された請求項によって最も良く定義される。

さらに、図面について言及され、そこで本請求項に記載されている発明の典型的な１５の実施形態は示される。

最初に言及される図１は、イーサネット（登録商標）ＬＡＮに基づいたネットワークインターフェイスを具備する壁もしくは床に装着されるインサートハウジング１００ａを示した、本発明の実施形態における典型的な断面図を示す。

壁もしくは床に装着されるインサートハウジング１００ａは、壁もしくは床に装着されたボックスの標準ＬＡＮジャック穴２０（カットアウト）に取付ける。インサートハウジング１００ａは、インサートを機械的に固定し且つ熱を効率的に導くために、薄い薄板金属もしくは穿孔されたプラスチック枠で典型的に作られている。

インサートハウジング１００ａは、標準のＬＡＮ接続点のために作られたカットアウトへ改造されてもよい。このハウジングは、ボックス３を含み、好ましくは効率的な熱放散のために金属で作られる。ボックス３は、装着するスクリュー５もしくは同様の固定具を用いた摩擦によって壁４に固定される。ボックス３は、壁もしくは床の面に装着されてもよい。その代わりに、ボックス３は、選択可能の他の水平物体を装着した家具もしくは装飾ボックスに対してもしくは中に装着されてもよい。好ましい１つの面としては、ボックス３の上部あるいは底部は、少なくとも１つのハウジングコネクタブロック２である。

イーサネット（登録商標）ケーブル１は、装置にＬＡＮ接続を提供する。この実施形態では、装置のための電力は、ＬＡＮから抽出されてもよい、パワーオーバーイーサネット（登録商標）電源装置の回路を用いてＬＡＮ信号から引き出されてもよく、もしくは ＤＣ電源を装着した外部壁によって供給することができる。図４に示される通りに、ＬＡＮケーブルは、反対（裏）側でネットワークスイッチもしくはハブに通常接続される。図２０に示される通りに、前記イーサネット（登録商標）ケーブル１は、典型的に圧着されるもしくはコネクタブロック２に接合される。

コネクタブロック２のハウジングは、選択可能であり位置メモリーチップ２ｃを含んでいてもよい。さらに、ハウジングコネクタ２も、稲妻のような高電圧過渡電流からの装置を防御するための手段を含んでいてもよく、絶縁、遮蔽、及びアース、絶縁が設けられてもよい。コネクタブロック２のハウジングは、モジュラーインサート７の嵌合コネクタのインサートハウジング連結７ａを備える低抵抗電気電導度を形成するために、組み合わせ表面もしくは連結２ｂのある形式をさらに含む。前記嵌合コネクタ７は、コネクタブロック２を収容するいくつかの構成を備えて組み合せるために、いくつかの構成の形式がある。

選択可能の位置メモリーチップ２ｃは、電気的プログラマブル読取専用メモリ（ＥＰＲＯＭ）装置もしくはプリセット読み込み専用装置のようなプログラマブル装置でもよい。代わりに、１組のジャンパもしくは小型のスイッチは、用いられてもよい。位置メモリーチップ２ｃは、「案内図」を作成するため及びインサートハウジングの挿入される位置を備える個々の挿入できる装置を組み合わせるために、リモートアプリケーションサーバもしくはリモート管理サーバ（図４に示される）によって用いられてもよい。さらに、挿入された装置は、現在の位置へその機能を取り入れるために位置メモリーチップ２ｃ中の情報にアクセスしてもよい。そのような機能性は、使用者が位置を頻繁に変化させてもよい動的な環境に役に立つかもしれない；付随する装置は、変更され、移動され等してもよい。この場合、上述された位置マッピングを用いて、装置及び実際の（物理的）位置を備える装置を使用者と組み合わせるために高価値であってもよい。
これは、次のものを可能にしてもよい：
ｉ．物理的か論理的なトラブルシューティングを要求してもよい装置もしくはネットワーク障害の場合の実際の装置の位置。
ｉｉ．前記ジャック中の各種装置の最初の装置における支援。
ｉｉｉ．装置位置に基づいた接続しているネットワーク資源の定義−これはプリンター、スキャナー及び他のネットワーク周辺装置に役に立つかもしれない。設置されたコンピューティング装置の正確な位置は、最も接近もしくは最も快適なプリンター位置もしくはスキャナーを自動的に指定してもよい。
ｉｖ．容易に構成を確認することによって長所を取り入れた容易な審査。
ｖ．高い保護コンテンツへのアクセスを特定ユーザだけでなく特定の部屋／建物位置に限定する能力。

同様の結果は、構成ネットワークをサブネットワークに適切に分割することにより達成することができ、及びいかなるネットワーク構成もしくは資源から独立して操作してもよい本発明の使用位置地図の方法と比較して、この種の管理はそれほど柔軟でなくもしくはそれほど信頼できないが、管理されたＬＡＮスイッチ中のポートを管理することができる。

交換可能なモジュラーインサート６００は、ボックス３の内部で適合するように構成される。選択可能の装飾の枠６０２は、空間が許す限り設置されてもよい。典型的に、より小さな設置スペースのために、装飾の枠６０２は設置されないだろう。モジュラーインサート６００の複数の変形物は、前記ボックス３に入ってもよい。いくつかの変形物が、以下の図において示される。図１に示されるモジュラーインサート６００は、モジュラーインサート６００間の全ての必要な信号を交換するために、ハウジングコネクタ２と対になるその後部における嵌合コネクタ７を含む。

装置と操作方法は、関連する図面を用いて説明できる。望ましい実施形態では、標準的な床もしくは壁に装着したＬＡＮジャックは、好適な実施形態構成に変換されることができ、もしくは構成がコンピューティング装置の迅速な設置を可能にするために建物が建築されている間に、あらかじめ構築されることができる。ＬＡＮケーブル１は、典型的に区分５、或いはより高度な撚り対線保護型である。壁もしくは床表面４の穴（カットアウト）は、典型的にＮＥＭＡ−ＷＤ６基準のカットアウトもしくは他の関連する基準に準拠して穴が空けられる。ＬＡＮケーブル１は、剥がされて丸められ、ハウジングコネクタブロック２の一部であるターミナルブロックへ圧搾される。特にジャックが既に設置されている場合に有用であるが、ＬＡＮケーブルと設置されたハウジングコネクタの間の電気接続を達成する他のオプションは、手動で剥がして丸める工程の必要性をなくすために既存のＲＪ−４５ＬＡＮジャックとハウジングコネクタブロック２のコネクタブロックの間の短いジャンパー線を接続することである。特にジャックが既に設置されている場合に有用であるが、ＬＡＮケーブルと設置された枠組コネクタの間の電気接続を達成する他のオプションは、手動で剥がして丸める工程の必要性をなくすために既存のＲＪ−４５ＬＡＮジャックとハウジングコネクタブロック２のコネクタブロックの間の短いジャンパー線を接続することである。この方法は、既存のＬＡＮシステムが、従来のＬＡＮジャックから本発明のＬＡＮジャックにまで改造される場合に特に役立つかもしれない。

そのハウジングコネクタは、その後にその嵌合コネクタ７及びそのバネ接点７を介した挿入されたモジュール６００を備えた電気接続を可能にするために、枠組ボックス３に固定される。そして、組み立てられたハウジング１００ａは、ＬＡＮジャックカットアウトに挿入され、スクリュー５もしくは他の型の摩擦締結具によって壁もしくはフロアー面４に固定される。

この吸角法施術者ＬＡＮを用いた設置方法は、構成の大多数に関連するだろうが、さらに、その全体のＬＡＮもしくはその一部分が光ファイバーを用いた場合に、同様の解決策を提供する必要があるかもしれない。

それ故に、図２に示された本発明の他の同様の実施形態は、上に示された吸角法施術者配線を用いたＬＡＮの代わりに、特に光ファイバー１ａのためのインサートハウジング１００ｂを示す。

図２で示されているのは、本発明の実施形態が示す光ファイバーを用いたネットワークインタフェースを具備する壁もしくは床に装着されたインサートハウジングの装置の断面図である。この図は、図１に示されたものに類似する光ファイバーネットワークに接続されるために採用された、壁もしくは床に取り付けて装着されたインサートハウジング１００ｂ及びモジュラーインサート器具６０３を示す。

壁もしくは床に取り付けられたインサートハウジング１００ｂは、壁もしくは床に取り付けられたボックスの標準の穴に固定する。インサートハウジング１００ｂは、ボックス３を含み、それはハウジングコネクタ２ｂを保持し、ならびにモジュラーインサート６０３の挿入を可能にする。スペースが許すならば、装飾枠６０２は、審美的な理由で設置されてもよい。

光ファイバケーブル１ａは、装置にデータ接続を提供する。光ファイバケーブルは、片側（遠い方）の端で光のポートを備えたネットワークスイッチもしくはハブと通常接続される。光通信ケーブルは、単一もしくはマルチモード型の複式もしくは２つのファイバーを操作する単一のファイバーから構成されてもよい。ボックス３の後ろのハウジング光カプラー２ａは、モジュラーインサート６０３上の光トランシーバー７ｂ及び光ファイバケーブル１ａの間の良好な光学のインターフェースを可能にするために１つもしくはそれ以上の光カプラーを含む。ハウジング光カプラー２ａは、位置メモリーチップ２ｃも含んでもよい。ハウジングコネクタブロック２ａは、典型的には選択可能の電力及び位置メモリ２ｃの接続を設けるインサートハウジングコンタクト７ａと対になるいくつかの電気接点２ｂも含んでもよい。

モジュラーインサート６０３の側に装着された対になっているファイバー光トランシーバー７ｂは、モジュラーインサート６０３の間で必要な信号の全てを伝えるために、ハウジング光カプラー２ａと対になる。

好ましくは、電源ケーブル１ｂは、インサートハウジング１００ｂへ電源の供給をする。好ましくは、電源ケーブル１ｂは、ハウジングコネクタ２ａに接続される。あるいは、モジュラーインサート６０３への電力は、選択可能にモジュラーインサート上のコネクタを介して外部から供給される。

選択可能のハウジング光カプラー２ａは、光からの電気変換のために光ファイバートランシーバーを含み、光学的に接続された交換可能なモジュラーインサート６０３の代わりに折衷的に接続された交換可能なモジュラーインサート６００の使用がそれゆえに可能となる。

この図では、壁に固定するためのボックス３に用いられる螺子５が示されている。

図３は、本発明の実施形態の別の断面図であって、電力線を通じたネットワークを用いたネットワークインターフェイスを備えた壁もしくは床に取り付けられたインサートハウジング装置を示す。この図は、図１及び２に示されたものに類似する、メイン電源出力に接続されるために採用された、メイン電源インサートハウジング１００ｃの壁もしくは床に取り付けられる装置及びメイン電源モジュラーインサート装置６０４を示す。

壁もしくは床に取り付けられたインサートハウジング１００ｃは、壁もしくは床に取り付けられたボックスの標準の穴に固定する。インサートハウジング１００ｃは、ボックス３を含み、それはハウジングコネクタ２ｂを保持し、ならびにモジュラーインサート６０４の挿入を可能にする。スペースが許すならば、装飾枠６０２は、審美的な理由で設置されてもよい。

建物の電気のインフラストラクチャに接続されたメイン電線は、圧着され、もしくは、メイン電源嵌合コネクタ７ｃと対になっているメイン電源ハウジングコネクタ２ｄに接続される。電線は典型的に次のものから成る：ライブ線１ｃ、ニュートラル線１ｄ、及びグランド線１ｅ。この領域での電圧は。１１０もしくは２３０ボルトに達し、使用者にとって危険である。それ故に、高電圧ＡＣ線を保護するために、適切な遮蔽としての絶縁及び安全対策が、この領域で取られる必要がある。

図４は、本発明のコンピュータ機器に設置された、１つもしくはそれ以上のリモートサーバ、複数のネットワークスイッチ又はハブ、及び複数の接続しているＬＡＮジャックを備えた高水準システムの図を示している。

システム３００は、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）上に所内において、もしくはワイドエリアネットワーク（ＷＡＮ）を通じて離れた場所で設置されてもよい、少なくとも１つのサーバ８を含む。実施されたシステムがシンクライアントインサートを用いている場合において、サーバ８は、アプリケーションサーバ、プレゼンテーションサーバ、レガシーホストもしくはウェブサーバでもよい。複数のサーバ８が用いられている場合、ロードバランシング機能は、現在のサーバ負荷及び各々のサーバの容量のような様々なリアルタイム及び静的なパラメーターに基づいて、新しい接続を定めるために、サーバ８の前に付加されてもよい。アプリケーションサーバは、シンクライアントのためのプログラムを実行するだけでなく、アプリケーションサーバに接続されたネットワークで利用可能な全てのリソースへのアクセスを備えたシンクライアントを設けることもできる。アプリケーションサーバ８は、シンクライアントにデータを送り、限定はされないが、シンクライアントによってデコードされ表示されるグラフィックス、エンコードされた音声、及び映像を含む。シンクライアントは、データを伝えてもよく、限定はされないが、アプリケーションサーバ８に対するキーボード及び制御信号、ポインター、並びにコード化された音声及び映像データを含む。

少なくとも１つのネットワークスイッチもしくはハブ１０を備えた前記サーバ８に接続するネットワーク接続９。ネットワークスイッチもしくはハブ１０は、複数の壁もしくは床に取り付けられたインサートハウジング１００ａにイーサネット（登録商標）ケーブル１を介して接続される。ネットワークスイッチもしくはハブは、統合されたパワーオーバーイーサネット（登録商標）エンドスパン回路を具備しても、あるいはそれの下流に備え付けられた外部のパワーオーバーイーサネット（登録商標）ミッドスパンパワーインジェクタ装置１１に取り付けられてもよい。その代わりにもしくは加えて、インサートハウジング１００ａの全てもしくは一部分は、光ファイバーケーブル１ａを備えたネットワークスイッチもしくはハブ１０に接続された光学的に接続されたインサートハウジング１００ｂ及び選択可能の電源１１ａもしくはハブ１０からその電力を得る電源ケーブル１ｂにも交換されてもよい。

典型的には、ＬＡＮケーブルは、ネットワークスイッチもしくはハブが設置された中心位置に対する設置位置として床、壁、及び天井を介する経路を通る。

インサート６００は、少なくともハウジング１００ａ（１００ｂ）のうちの１つに挿入される。インサートは、コンピューティング装置６５０、６１０等のような利用可能なインサートの一覧から選ばれてもよい。好ましくは、使用されていないハウジングは、ブランクカバー６０５によって覆われる。

複数の標準ＬＡＮジャックは、その操作に干渉することなく、同じネットワークインフラストラクチャに接続されてもよいことに注目されるべきである。典型的な装置では、わずかもしくは全ての設置されたもしくは既存のＬＡＮは、インサートハウジング１００ａもしくは１００ｂと交換される。

図４ａは、コンピュータ機器に装着されたブロードバンドルーター、１つもしくはそれ以上のローカルもしくはリモートサーバ、及び複数の接続されたメインジャックを備えた別の高水準システム３１０の図を示す。

システム３１０は、システムサイトからインターネット３１２に接続するブロードバンドのモデム／ルーター／ファイアウォール／住宅のゲートウエイ／セットトップボックス２０５、標準ＰＣもしくは専用機器でもよい少なくとも１つのリモートサーバ８もしくはローカルサーバ８ａから構成される。サーバー８／８ａは、アプリケーションサーバ、マルチメディアストリーミングサーバ、プレゼンテーションサーバ、レガシーホスト、ウェブサーバ、あるいは他の選択可能の型のサーバであってもよい。アプリケーションサーバは、シンクライアントのためのプログラムを実行するだけでなく、アプリケーションサーバに接続されたネットワークで利用可能な全てのリソースへのアクセスを備えたシンクライアントを設けることもできる。

ブロードバンドのモデム／ルーター／ファイアウォール／住宅のゲートウエイ／セットトップボックス２０５は、もし送電線インターフェースを通じたネットワークが備わっていれば、もしくは送電線インターフェースボックス２０８の外部ネットワークを介して、サイトの電子システムに直接接続される。これは、複数のインサートハウジング１００ｃが典型的な既存の壁もしくは床に取り付けた電源ジャックに交換することを可能にし、一方で、１つの線ケーブルとしてここに描かれた家庭用のメイン電源線１ｃ、ｄ、ｅを介して接続される。

インサート６０４は、少なくともハウジング１００ｃの１つに挿入される。インサートは、コンピューティング装置７２０などのような利用可能なインサートの一覧表から選ばれてもよい。安全のために、使用されていないハウジングは、ブランクカバーによって覆われる。複数の標準メイン電源出力は、その操作に干渉することなく、同じ電源インフラストラクチャに接続されてもよいことに注目されるべきである。実際、典型的な装置では、設置されたもしくは既存の電源出力のわずかのみが、インサートハウジング１００ｃと変換される。

ここで示したこのシステムは、特別のネットワークケーブルを設置する必要が無い本発明の要素を用いて、簡易なネットワークの実装を可能にするような、家庭及びＳＯＨＯで使うための現在の発明の実施の典型例である。

システム３００及び３１０の要素の組み合わせを含む混在システムは、１００ａ、１００ｂ及び１００ｃから選ばれた複数のハウジングボックスを具備するように組み立てられてもよいことを理解されるべきである。

図５は、ブランクパネルモジュラーインサート６０５の正面視を示す。このパネルは、装飾と保護用の未使用の設置されたジャックを覆うために用いられてもよい。

ブランクパネルモジュラーインサート６０５は、インサートの施錠−開錠の特別の削除ツールのための選択可能のアクセス穴４３を備えたブランク前面パネル１８７を含む。設置スペースが許すならば、装飾の枠６０２が設置されてもよい。
選択可能に、全てのモジュラーインサートの型は、好ましくはツールの必要性なしで単に押し込むことによって、ボックス３へ容易にそれらを挿入可能に作られる。しかし、一ヶ所で、モジュラーインサートは、好ましくは特別の削除ツールを使わないで除去することはできない。本発明の実施形態では、削除ツールは、ボックス３からそれを取り除くためにモジュラーインサートの前面パネルの穴に挿入される、鍵のような装置である。
代わりに、ブランクパネルモジュラーインサート６０５は、特別の削除ツールを用いないで除去されてもよい。選択可能に、ブランクパネルモジュラーインサート６０５は、そのパネルが除去される場合に、遠隔管理システムの信号送信することを意図した電子回路をさらに含む。これは、そのネットワークのパワーオーバーイーサネット（登録商標）シグネーチャに作用する検出負荷抵抗器を備える電子回路を閉じることにより行われてもよい。パネル６０５の除去は、切断現象を検出し且つこの現象の遠隔管理システムを信号送信するために、接続しているパワーオーバーイーサネット（登録商標）スイッチの引き金となるだろう。この機能は、不正な物理的アクセスから未使用のネットワークポートへのアクセスを防御するのに特に有益である。

ネットワークコネクタに接続することができる前にブランクインサートを除去するための特別なツールを用いる必要性は、ネットワークの不正使用からの防御を与える。

図５ａは、ブランクパネルモジュラーインサート６０５の側面視を示す。このパネルは、装飾と保護のために未使用の設置されたジャックを覆うために用いられてもよい。

選択可能に、ブランクパネルモジュラーインサート６０５は、セキュリティ嵌合コネクタ７ｄを含む。ある実施形態において、セキュリティ嵌合コネクタ７ｄは、抵抗器のような受動のセキュリティ装置７ｅを含み、そしてそれは、未使用のボックス３を覆うブランクインサートの存在を信号送信するスイッチ１０もしくはミッドスパンパワーインジェクター１１によって感知される。ブランクパネルモジュラーインサート６０５の除去は、選択可能なセキュリティ嵌合コネクタ７ｄの切断を引き起こし、そしてそれはシステムによって感知され、ネットワーク悪用の可能性のある試みに対して素早い警告を行うことができる。

追加でもしくはその代わりに、セキュリティ嵌合コネクタ７ｄは、ボックス３内で適切な取り決めを示す認証信号を備えたシステムを供給するように構成された受動もしくは能動の電気回路を含んで接続されてもよい。

ブランクパネル６０５及びコネクタ７ｄは、適切なシグナリングを供給するためのシステム１００ａ、１００ｂ、及び１００ｃを備えて接続されて構成されてもよいことが、当業者にとって明らかとされるべきである。ブランクカバー605は、塵や外的要素からの物理的防護、及び不正の装置の挿入によるデータシステムへの不正侵入に対する防御を提供する。

一般に、家庭用のメイン電力システムは、高度なデータ保護を提供するようには意図されておらず、及びセキュリティ要素は、ハウジングボックス１００ｃと共に用いられるブランクカバーにおいて省略されてもよい。

代わりに、線１ｃ、１ｄ、選択可能に１ｅに電気接続が設けられる簡易な電源出力を備えるブランクカバーインサートは、用いられてもよい。

図６は、本発明の実施形態による典型的なコンピューティング装置インサートモジュール６１０を示す。コンピューティング装置インサートモジュール６１０は、インターフェース型に依存する７、７ｂもしくは７ｃの形の嵌合コネクタ７を備え、且つその嵌合コネクタが対応するハウジングコネクタブロック２、２ａもしくは２ｄの各々を挿入されるように、インサートハウジング１００ａ、１００ｂもしくは１００ｃのボックス３に取り付けられるように構成される。

コネクタ２（２ａ、２ｄ）は、リモートサーバもしくはサーバ８へのネットワークサービスと同様にコンピューティング装置インサート６１０の内部の様々な回路の操作に電力を供給する。ボックス３は、コンピューティング装置インサート６１０の操作によって、製作された熱の放散を助けるために、好ましくは高熱導電性材料で作られている。

コンピューティング装置インサートモジュール６１０は、特別の削除ツールのための選択可能なアクセス穴４３を備えた前面パネル４１を含む。スペースが許すならば、選択可能な装飾の枠６０２は、パネル４１のまわりに設置されてもよい。

インサートモジュール６１０は、好ましくはツールの必要性なしで単に押し込むことによって、ボックス３に容易にそれを挿入可能に作られる。しかし、一ヶ所で、モジュラーインサート６１０は、好ましくは施錠され、特別の削除ツールを使わないで除去することはできない。本発明の実施形態では、削除ツールは、ボックス３からそれを取り除くためにモジュラーインサートの前面パネル４１の１つもしくはそれ以上の穴に挿入される、鍵のような装置である。

図６に描かれた典型的な実施形態では、インサートモジュール６１０は、その嵌合コネクタを介してサーバー８に接続されたシンクライアント装置であり、及びその前面パネル４１上のインターフェース接続を少なくともほとんど含まない。

典型的な実施形態では、４つのユニバーサルシリアル（ＵＳＢ）ポート４２は、キーボード、マウス、プリンターなどのような複数の外部ＵＳＢ周辺装置へのインサートモジュール６１０の接続を可能にする。選択可能なオーディオ出力コネクタ４４は、外部スピーカーもしくはヘッドフォンを接続することを可能にする。選択可能なオーディオ入力コネクタ５１は、装置に外部マイクロホンもしくは他の音声信号源を接続することを可能にする。アナログビデ出力コネクタ４８は、標準コンピュータモニターの接続を可能にする。選択可能な赤外線通信協会（ＩｒＤＡ）トランシーバー５０は、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント（ＰＤＡ）ラップトップコンピュータなどと無線でインターフェース接続するコンピューティング装置を可能にする。選択可能なリセットスイッチ４９は、装置の手動リセットを可能にする。選択可能な電源とセルフテスト指示器５３は、青色で装置電源及び赤色でセルフテスト失敗を示す。追加の表示灯５２は、ＬＡＮの活動及びリンク状態を示すために、パネル４１に取り付けられてもよい。

選択可能な補助電源ジャック４７は、壁に取り付けたＤＣ電源から直接の電力の供給を可能にするために、パネル４１に設置されてもよい。

図６の典型的な構成は、シンクライアントコンピューティング装置インサートモジュールの典型的な実施形態について記述していることに注目されるべきである。例えば、ＵＳＢポートの数は変化してもよい。その代わりに、キーボード及びマウスは、ＵＳＢコネクタの代わりにＰＳ／２型のような他のキーボード及びマウスコネクタを用いて接続されてもよい。例えば；ＩｒＤＡトランシーバーは省略されてもよく、オーディオ入力もしくはオーディオ出力、又は両方のオーディオコネクタもしくはリセットスイッチは省略されてもよく、及び他のコネクタが付加されていてもよい。アナログモニター接続は、ＤＶＩ、ＲＧＢ、ビデオ接続、Ｓビデオ接続のような他の標準視覚信号接続と交換されてもよい。さらに、能動もしくは受動の延長ケーブルは、前記装置からより遠くに接続した周辺装置の快適な位置選定を可能にするために接続されてもよい。前記コンピューティング装置インサートもしくはケーブル中のＬＶＤＳ回路は、遠隔監視装置へのビデオ出力のさらなる拡張を可能にするために用いられてもよい。

スマートカードリーダのような周辺装置の内部もしくは外部の利用者認証をもっと促進するために、生物測定の装置が備えられてもよい。

図６ａは、装飾の枠６０２が組み立てられていない、図６と同じコンピューティング装置６１０を示す。この種の設置は、典型的に床に取り付けたもしくは家具の中のようなスペースが限定された範囲にされる。

図７は、図６の実施形態によるコンピューティング装置６１０の典型的な使用法、並びにキーボード、マウス、スピーカー及びモニターのような共通のデスクトップ周辺装置へのその接続を示す。

明確にするために、図６及び６ａに印をつけた要素４１、４２、４３、４４、４７、４８、４９、５０、５１、５２及び５３は、この図において印がつけられていない。設置されたコンピューティング装置６１０を用いるために、使用者もしくは専門家は、モニター、キーボード、マウス、選択可能なプリンター、外部大容量記憶装置、オーディオ装置などのようなコンピュータ周辺機器を接続する。

この典型的な実施形態では、コンピューティング装置インサートモジュール６１０は、第１のＵＳＢジャックに接続された第１のＵＳＢコード８０を用いてキーボード８１に接続される。マウス８３は、２番目のＵＳＢコード８２を介してコンピューティング装置に接続される。選択可能に、ポータブルＵＳＢ大容量記憶装置７９は、３番目のＵＳＢジャックに接続される。モニター８７は、アナログビデオケーブル８６を介してコンピューティング装置に接続される。モニター８７は、ＣＲＴもしくはＬＣＤのような標準ディスプレイでもよい。モニターへの電力は、別々に供給されてもよい。

選択可能に、オーディオ出力ケーブル８４は、ステレオスピーカー８５ホームシアターもしくは音声出力を可能にするための他の外部マルチメディア機器に（選択可能に増幅されて）接続される。その代わりにもしくは加えて、オーディオ装置は、ディスプレイに統合されてもよい。その代わりに、ＵＳＢを用いたオーディオ装置が、使われてもよい。オーディオ入力／出力を装備されたコンピューティング装置は、ボイスオーバーインターネットプロトコル（ＶｏＩＰ）通信に用いられてもよい。

選択可能に、マイクロホン７８は、ジャック中のオーディオに接続される。キーボード８１及びマウス８３は、典型的に装置パネル中の適切なＵＳＢポートに接続される。その代わりに、マウスは、キーボードに統合されるかもしくはキーボードに接続されてもよい。選択可能に、追加のＵＳＢポートもしくはハブは、キーボードもしくはディスプレイへ統合され、追加のコンピュータ周辺機器を接続するために用いられてもよい。キーボード８１及びマウス８３も、赤外線もしくは無線周波のような無線リンクを通じて装置に接続されてもよい。

選択可能に、以下のような他のコンピュータ周辺機器：プリンター、大容量記憶装置、ＣＤもしくはＤＶＤリーダー又はリーダーライターのようなリムーバブルメディア記憶装置、ディスクオンキー外部メモリ、外部モデム、ゲームＩ／Ｏのような他のＩ／Ｏ装置、スキャナー、ファックス、音楽のデジタル機器インターフェース（ＭＩＤＩ）、カードリーダ、磁気カードリーダ（例えば、クレジットカード読み込み用）、レジ、工業用ロボットもしくは産業モニター装置のような産業モニタリング、操作する機械もしくは科学的資料取得装置、又は空港ターミナルのような公のディスプレイは、コンピューティング装置に接続されてもよい。

選択可能に、外部のＵＳＢハブは、コンピューティング装置に接続されてもよいコンピュータ周辺機器の数を増加させるために接続されてもよい。

ＤＣケーブル７６を介して接続している選択可能な補助電源供給７７は、パワーオーバーイーサネット（登録商標）が利用可能ではなかった場合に、装置への電源供給に追加されてもよい。

図８は、本発明の実施形態による、配線されたＬＡＮインターフェース及びパワーオーバーイーサネット（登録商標）オプション１２０を備えるコンピューティング装置のブロック図を示す。

この図面は、図６に描かれたような典型的なコンピューティング装置のブロック図を示す。

コンピューティング装置１２０は、シンクライアントのもしくはスタンドアロンのコンピューティング機能を果たすことができるデータ処理電子装置であって以下を含む：

プロセッサ１４処理格納プログラム、並びに使用者、周辺装置及びネットワークによって入力されたデータ。プロセッサは、より低い電力消費及び低発熱のために利用可能な縮小命令セット型コンピュータ（ＲＩＳＣ）から好ましくは選ばれる。その代わりに、複雑命令セットコンピュータ（ＣＩＳＣ）、セキュリティ及び暗号化エンジン、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、又は十分な処理能力を備える他の型もしくは組み合わせのデジタル処理装置が、用いられてもよい。

メモリコントローラ／ブリッジ１５は、揮発性メモリ１６及びバス１８とともに前記プロセッサ１４を接続する。この機能他は、プロセッサ１４に統合されるか、あるいは別々に設置されてもよい。

揮発性メモリ１６は、プロセッサ１４によって必要性があるときに一時データの保存のために用いられる。メモリ１６は、ＲＡＭ型、ＳＤＲＡＭ、ＤＤＲＡＭ、あるいは他の型の揮発性メモリでもよい。

内部バス１８は、コンピューティング装置の様々な部品を接続し、単一もしくは複数のバスでもよい。１６、３２もしくは６４ビットのＰＣＩ又は他のバス型である。複数のバスが実装される場合、バスブリッジモジュールは異なるバスを接続し動かすために付け加えられてもよい。

バス１８に接続された不揮発性メモリ１７は、装置操作に必要なデータ、プログラム及び設定を永久に記憶する。

標準ＡＣ−９７もしくはＵＡＡ（ユニバーサルアーキテクチャーオーディオ）ＣＯＤＥＣのような選択可能なオーディオコントローラ１９は、全面パネル２３上でバス１８並びにオーディオコネクタ４４及び５１に接続され、アナログ音声信号をデジタルストリームへ変換及びその逆の変換に用いられる。オーディオコントローラの間のデジタルストリームは、内部バス１８もしくはＡＣリンクのような専用ＣＯＤＥＣバス上で直接利用可能であってもよい。専用ブリッジは、バス１８と前記オーディオコントローラ１９の間に接続するために実装されてもよい。さらに、このモジュールは、ミキサー、スイッチ、減衰器、フィルタ、増幅器などの様々なアナログの段階を含んでいてもよい。さらに、このモジュールは、ホームシアター及びマルチメディアアプリケーションのための改善された音出力を支援するために追加の機能及び機能強化を含んでいてもよい。オーディオ回路は、単一のチャンネル（モノ）、デュアルチャンネル（ステレオ）、もしくはマルチメディア経験を増強するためにそれ以上であってもよい。

前面パネル２３上で、バス１８及びＩ／Ｏコネクタに接続されたＩ／Ｏコントローラ２０は、ＵＳＢ、ＰＳ／２、シリアル、パラレル、ＩＥＥＥ１３９４などのような標準ポートを介して標準周辺装置の接続を可能にするために用いられる。このコントローラは、さらに外部の周辺装置に電力を供給するために切り替えられた電源が設けられてもよい。

ビデオコントローラ２１は、片側からバス１８に接続され、もう片側から全面パネル２３上でビデオコネクタに接続される。それは、外部アナログもしくはデジタルモニターを動かすために用いられる。ビデオコントローラ２１は、内部映像メモリ、外部映像メモリもしくはそれを含んでいてもよく、前記プロセッサ１４とともに前記揮発性メモリ１６を共有してもよい。

ローカルエリアネットワークコントローラもしくはメディアアクセスコントローラ（ＭＡＣ）２２は、バス１８に接続され、ＬＡＮトランシーバー（物理層モジュール）２４を通してローカルネットワークと装置をインターフェース接続するために用いられる。

前面パネルコネクタ及びポート２３は、装置への様々な外部周辺装置の電気接続に用いられる。これらのコネクタは、オーディオコントローラ１９、Ｉ／Ｏコントローラ２０、及びビデオコントローラ２１のような様々なポートを接続する。前面パネルは、さらに選択可能な電源を接続するために外部パワージャックを含んでいてもよい。さらに、それは、ＩｒＤＡ、ブルートゥース、及び無線ＬＡＮのような様々な無線接続手段を含んでいてもよい。

ＬＡＮコントローラ（ＭＡＣ）２２とＬＡＮメディアの間のローカルエリアネットワーク２４トランシーバー（物理層モジュール）インターフェースは、その型に依存して嵌合コネクタ７、７ｂもしくは７ｃを介して装置に接続された。ＬＡＮトランシーバー２４は、メディアインディペンデントインタフェース（ＭＩＩ）バスの手段もしくは他の相互接続バスによって、ローカルエリアネットワークコントローラ２４に接続されてもよい。ローカルエリアネットワーク２４トランシーバーは、１００ＢＡＳＥ−ＴＸ、１００ＢＡＳＥＦＸ、１０ＢＡＳＥ−ＴとギガＬＡＮもしくは他のＬＡＮプロトコルを支援してもよい。

ローカルエリアネットワークコントローラ２４は、メイン内部バス１８に接続された。この接続は、無線ＬＡＮを通して及び有線ＬＡＮインフラストラクチャと通信するバス１８で利用可能であるデータの送受信を可能にする。データは、ハウジングコネクタ２、嵌合コネクタ７、７ｂもしくは７ｃ、ＬＡＮトランシーバー２４、内部バス１８に対するＬＡＮコントローラ（ＭＡＣ）２２を介して建物のＬＡＮインフラストラクチャ１から通過される。

パワーオーバーイーサネット（登録商標）に動力を供給する装置回路２５は、装置回路すべてに電力を供給するためにＬＡＮトランシーバー２４から電力を抽出する。この回路は、標準の電源スイッチ及びハブと共に操作するＩＥＥＥ ８０２．３ａｆもしくは準標準のハイパワーオーバーイーサネット（登録商標）のような工業規格に準拠してもよい。この回路は、入力フィルタ、整流器、検出、分類、絶縁スイッチのような動力を供給する装置モジュールを含んでおり、電力機器回路に必要とされるＬＡＮ４８Ｖ電源から低電圧安定的供給へ下げるために周波数変換器スイッチング電源を絶縁した。このモジュールは、そのようなインターフェースに組み入れられるために適切な基準によって要求される、必要なロジック及びシグナリングを含んでいてもよい。

線３２は、イーサネット（登録商標）電源回路２５を通じて電力を供給するためにＬＡＮトランシーバー２４から抽出される４８ＶＤＣ電源を表わす。

電源２６は、パワーオーバーイーサネット（登録商標）２５もしくは前面パネルポート２３からの補助電源入力を用いて、及びそれを異なる装置の回路によって要求される適切な電圧の出力２７に変換する。このモジュールは、さらに他の回路へ順番に電力を提供するためにタイミング回路を含んでいてもよい。さらに、それは、適切な開始及び停電検出を可能にするリセットされた信号の生成を含んでいてもよい。

電源２６からの電圧出力２７は、他のすべての装置回路に電力を供給する。

前面パネル補助電源ジャックからの選択可能な補助電源パス２８は、電源２６に代替電源を供給する。ダイオードもしくはロジックは、装置に同時に供給する補助及びパワーオーバーイーサネット（登録商標）の両方の時の情況を避けるために用いられてもよい。

嵌合コネクタ７、７ｂもしくは７ｃはＬＡＮ、電力、並びに上述された装置とハウジング接続の間の様々な他の信号を接続する。嵌合コネクタは、位置プログラマブルメモリーチップ２ｃ、電力、並びにデータ信号を支援してもよい。

選択可能な位置メモリーチップ２ｃへの選択可能な接続は、嵌合コネクタを介してデータの入出力を可能にする。

ここで記述された望ましいシンクライアント実施形態は、マイクロソフトウィンドウズ（登録商標）ＣＥ、Ｌｉｎｕｘもしくは他の互換性をもつ内蔵されたＯＳのようなローカルオペレーティングシステムを実行してもよい。もし標準のｘ８６もしくは制限されたサイズのｘ８６と互換性を持つ実装されたハードウェアならば、ＭｉｃｒｏｓｏｆｔＲ Ｗｉｎｄｏｗｓ（登録商標） ＸＰ又は内蔵されたＸＰのようなより大きなｘ８６オペレーティングシステムを実行することもできる。前記オペレーティングシステムは、リモートサーバへの接続を可能にする複数のローカルのプログラムを実行することができる。これらのプログラムは、シトリックスサーバと通信するためのシトリックスＩＣＡクライアント、リモートウィンドウズ（登録商標）サーバを支援するためのマイクロソフトターミナルサービスＲＤＰクライアント、及びレガシーシステムと直接通信する様々なローカル端末エミュレーションを含んでいてもよい。そのようなクライアントを実行することは、シンクライアントコンピューティング装置が、リモートサーバ中で作動するセッションのアプリケーションを実行可能にする。

それに加えて、シンクライアントコンピューティング装置は、ウェブブラウザ、マルチメディアプレーヤー、及び専用ユーザアプリケーションのような複数の独立したローカルアプリケーションを実行してもよい。

さらなるシンクライアントコンピューティング装置は、遠隔管理仲介を含んでもよい。これらの仲介は、遠隔で装置とユーザの設定を管理する構成を可能にする。さらに、それは集中化されたソフトウェア展開とユーザ認証及びセキュリティモニタリングを可能にしてもよい。

すべてのそのような実装は、より高い信頼性及びセキュリティ並びに様々な変化に対してより速い反応を提供し、ＩＴトータルコストオブオーナーシップを低下させる際にユーザ構成に非常に有益となりえる。これらの全ての機能と本発明によって提供されたシームレスの設置及び物理的なフットプリントを組み合わせることは、ＰＣからシンクライアントまで、より良く及びより速い移行でさえ可能になる。

図８ａは、メイン電源ジャックの内部もしくは共に本発明の装置の単純な設置を可能にする、送電線インターフェースを通じたネットワークを具備するコンピューティング装置のブロック図１２２を示す。

この図面は、図６に描かれたような典型的なコンピューティング装置のブロック図を示す。

コンピューティング装置１２２は、シンクライアントもしくはスタンドアロンコンピューティング機能を果たすことができるデータ処理電子装置であって、図８に示される構成要素に加えて、パワーオーバーイーサネット（登録商標）ＰＤ回路の代わりを含む。：

コンピューティング装置電源及びネットワークインターフェイスのための高電圧ＡＣ線を伝える電力線接続を備える嵌合コネクタ７ｃ。

標準の接続されたＡＣ電力ネットワーク上のネットワークトラッフィックを組み合わせるネットワークオーバー電力線回路３３。

コンピューティング装置操作のために必要な低電圧ＤＣ電力を供給する絶縁されたＡＣとＤＣ電源３４。

破線の領域３５は、電力線の危険な高電圧が低電圧インターフェースに漏れてこないことを保証するための装置の内部の絶縁領域を示す。この絶縁は、全ての条件においてユーザの安全性を保証するのに重要である。

線３２ａは、装置回路の残りの部分である絶縁された電源３４を介して供給する電力線回路３３を通じてネットワークのＡＣ入力回路から抽出されたＡＣ電源を示す。

図９は、本発明の典型的な実施形態による、典型的なインサート１００ｄの断面図を示す。例示であるが示された実装は、小規模、優良な電気特性、低費用及び組立柔軟性を保証する合理的な配置を示す。

好ましくは、６００、６０３、６０４、１００ａ、１００ｂ、１００ｃ、６１０、６３０、６４０、６４１、６５０及び７２０で描かれたいくつかもしくは全てのインサートは、同じ階層の構築設計を共有する。

第１のプリント回路基板層は、コア１４０である。コア層は、好ましくはプロセッサ、メモリコントローラ／ブリッジ、バス／複数のバス、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、ビデオコントローラ、内蔵のプログラミング、並びに試験ポート及びＬＡＮコントローラを含む。他の回路は、必要性に応じてコア機能を支援するために追加されてもよい。他のＩ／Ｏ及び電力面と同様にコアバスは、ボード間コネクタを介して配線され、必要なときにモジュールを介して通される。

さらに、コア層は、典型的に次の層とそれを接続するために相互に連結する構成要素１４１を含む。プロセッサ、ブリッジ及びビデオコントローラチップのような高温構成要素１４２は、金属のケース１３８への熱放散を支援するために、ＰＣＢの後部側に位置してもよい。熱は、シリコングリース層もしくは弾性の導熱パッド１４３を介してカバーに伝導されるのが良い。金属のカバー１３８は、ＥＭＩ遮蔽として及び装置の機械的構造の一部としての両方に役立つ。

第２の層は、オーディオコントローラ、Ｉ／ＯコントローラＬＡＮトランシーバー、パワーオーバーイーサネット（登録商標）回路、様々な電源、ＵＳＢハブ、ＵＳＢ電源スイッチング及び支援回路から構成される周辺機器及び電源層１４４である。この層は、さらにコア層141へ相互に接続する手段、及び次の層へ追加で相互連結する手段１４５を含む。いくつかの信号は、コア層から次の層までこの層を介して通過していく。さらに電気を供給するために嵌合コネクタ７、７ｂ、もしくは７ｃを含む周辺装置及び電源層は、ハウジング及び取り付けられたＬＡＮケーブルもしくはファイバーと接続する。このモジュール工法は、単に１つのモジュール変化で３つの異なる電力／ネットワークモード、即ちパワーオーバーイーサネット（登録商標）、ファイバー及びネットワークの容易な実装を可能にする。

メイン電源オプションの場合には、周辺機器と電源層１４４の電源は、それが使用を予定される国の家庭用メイン電源に矯正するように構成される。その代わりに、電源は、設けられた家庭用電圧の検出によって自動的に構成され、もしくは家庭用電圧に幅広く対応するために採用されてもよい。

３番目の層は、コネクタ前面パネル層１４６である。この層は、装置の前面パネル４１に入り込む、前面パネルコネクタ２３、スイッチ、指示器などの全てを含む。前面パネル４１は、ＥＭＩ放射を遮蔽するために導電層で内部を覆っていてもよい。金属のカバー１３８は、適切な装置遮蔽を保証するために前面パネル４１内部コーティングへプレス加工されてもよい。

コネクタ前面パネル層は、周辺機器及び電源層に接続するための組合せ相互連結手段をさらに含む。この層は、様々なポートを防御し支援するために、様々なフィルタロジック及び防御回路を必要に応じて含んでいてもよい。

装飾の枠６０２は、求められる場合に取り付け美観を高めるために組み立てられてもよい。図６ａにおいて示されたように、装飾の枠６０２は、インサートが壁／床ハウジングから完全に取り出される時に、唯一後ろに取り除くことができるように前面パネル４１のまわりに作られる。これは、装飾の枠６０２が権限外の人によって不注意にもしくは故意に取り除かれないことを保証する重要な特徴である。本発明のいくつかの実施形態では、装飾の枠は、インサート回路の内部で生じている熱をよりよく放散するために、追加の熱吸熱器として設けられてもよい。この実施形態では、装飾の枠は、例えばアルミニウムもしくは十分な厚さの銅のような優良な熱導電性材料で作られている。この実施形態では、装飾の枠６０２は、金属のケース１３８、１３８ａ及び１３８ｂに熱により接続されてもよい。

別の実施形態では、装飾の枠６０２は、金属のケース１３８、もしくは前面パネル４１の部品として作られる。

別の実施形態では、装飾の枠６０２は、ハウジングボックス３に熱により接続され、もしくは前記ハウジングボックスの部品として製造される。

本発明のいくつかの追加の実施形態では、前面パネル４１は、熱放散を支援するために熱導電性材料で作られている。

前記３つの層は、金属のカバー１３８と共に厳密な構造を形成するために、この図において示されていないスペーサの設置によって典型的に機械的に接続される。

図９ａは、本発明の典型的な実施形態によるインサート６００ｂの追加の実施形態の断面図を示す。例示であるが示された実装は、小規模、優良な電気特性、低費用及び組立柔軟性を保証する合理的な配置を示す。

６００、６０３、６０４、１００ａ、１００ｂ、１００ｃ、６１０、６３０、６５０、６４１、６４０及び７２０として描かれたいくつかもしくは全てのインサートは、同じ階層の構築設計を共有してもよい。

コアプリント回路基板１４０ａは、好ましくはプロセッサ、メモリコントローラ／ブリッジ、バス／複数のバス、揮発性メモリ、不揮発性のメモリ、ビデオコントローラ、内蔵のプログラミング、並びに試験ポート及びＬＡＮコントローラを含む。他の回路は、必要に応じてコア機能を支援するために追加されてもよい。

コア層１４０ａは、コネクタ１４８ａを介して前面パネル層１４６に接続する。プロセッサ、ブリッジ及びビデオコントローラチップのような熱構成要素１４２は、金属のケース１３８への熱放散を支援するために、ＰＣＢの外側に設置されてもよい。熱は、シリコングリース層もしくは弾性の導熱性パッド１４３を介してカバーによりよく伝導される。金属のカバー１３８は、ＥＭＩ遮蔽として及び装置の機械的構造の部品としての両方に役立つ。

選択可能に、金属のケース１３８は、セクションで構成されたモジュール構造である。例えば、コア層１４０ａは、ケース１３８ａのセクションで既に機械的に製造され、熱により取り付けられてもよい。コネクタ１４８ａにコア層１４０ａを挿入することは、ケースの機械及び熱のインテグリティと同様に、前面パネル層１４６にも電気接続を供給した。電源とＬＡＮの層１４４ａは、好ましくは家庭用インフラストラクチャを備えるインターフェースより構成される。この層は、好ましくは嵌合コネクタ７ａ、ＬＡＮトランシーバー、パワーオーバーイーサネット（登録商標）回路、及び様々な電源を含む。この層は、コネクタ１４８ｂを介して前面パネル層１４６に接続する。熱構成要素１４２は、金属のケース１３８ｂへの熱放散を支援するために、ＰＣＢの外側に設置してもよい。熱は、シリコングリース層もしくは弾性の導熱のパッド１４３を介してカバーによりよく伝導される。金属のカバー１３８ｂは、ＥＭＩ遮蔽として、及び装置の機械的構造の部品としての両方に役立つ。

選択可能に、金属のケース１３８は、セクションで構成されたモジュール構造である。例えば、層１４４ａは、ケース１３８ｂのセクションで既に機械的に製造され、熱により取り付けられてもよい。コネクタ１４８ａにコア層１４０ａを挿入することは、ケースの機械及び熱のインテグリティと同様に、前面パネル層１４６にも電気接続を供給した。

モジュール構造は、ファイバーを用いたＬＡＮハウジング１００ｂもしくはメイン電源インサートハウジング１００ｃに取り付ける構成に、イーサネット（登録商標）ＬＡＮ１００ａを備えるインサートハウジングの設置を取り付ける一つの構成からインサートの構成を変化する、単なる電源及びＬＡＮ層１４４ａの置換を可能にする。

選択可能に、オーディオコントローラのようなそれほど電力を消費しない装置、Ｉ／Ｏコントローラなどは、選択可能なコネクタ１４８ｃを介してコネクタ前面パネル層１４６に選択的に接続する中心層１４９に設置される。

装飾の枠６０２は、求められる場合に取り付け美観を高めるために組み立てられてもよい。図６ａにおいて示されたように、装飾の枠６０２は、インサートが壁／床ハウジングから完全に取り出される時に、唯一後ろに取り除くことができるように前面パネル４１のまわりに作られる。これは、装飾の枠６０２が権限外の人によって不注意にもしくは故意に取り除かれないことを保証する重要な特徴である。装飾の枠は、インサート回路の内部で生じている熱をよりよく放散するために、追加の熱の吸熱器として設けられてもよい。

前記３つの層は、金属のカバー１３８と共に厳密な構造を形成するために、この図において示されていないスペーサの設置によって典型的に機械的に接続される。

６００ａと６００ｂのモジュール構造は、インサートの柔軟な再構築並びに多数のインサートの設計及び構築における共通モジュールを用いることを可能にすることが明らかになるべきである。

例えば、「ヘッドレス」な前面パネルを備えた及び選択可能に中心層１４９の除去したコネクタ前面パネル層１４６を取り替えることは、ヘッドレスコンピューティング装置６４１への電源パススルー及びＬＡＮポートを備えたコンピューティングインサートへと変わるだろう。

同様に、より大きいもしくはより少ないコンピューティング電力のインサートは、コア層１４０ａの交換により達成されてもよい。

さらに組立工程を単純化及び自動化するために、各層は、その層の自動認識を可能にし且つその層の所定の設置のためのハードウェア及びソフトウェアを適切に構成するために、その回路へ予めプログラムされたアナログもしくはデジタル信号を具備していてもよい。

図１０は、本発明による標準ネットワークジャック６２０を備える別のモジュラーインサートを示す。

ボックス３の内部に取り付ける標準ネットワークジャック６２０を備えたモジュラーインサートは、選択可能な装飾の枠６０２が取り付けられた並びに特別の削除ツール４３及びＲＪ−４５ＬＡＮジャック１８１のために２つのアクセス穴を装備した前面パネル１８０を含む。このＬＡＮジャック１８１は、モジュラーインサートの上部か底部に嵌合コネクタの間の信号を送受信し、そして、ネットワーク対応の装置を接続するために簡易なパススルーＲＪ−４５ＬＡＮポートが設けられる。本発明のこの典型的な実施形態は、標準ネットワークで接続されるＶｏＩＰ電話、ＰＣ、ラップトップ、プリンターなどのような装置を接続する標準ＬＡＮジャックとして用いられるように意図される。

図１１は、４つのＬＡＮポート６３０を備えるさらに別のモジュラーインサートを示す。

４つのＬＡＮポート６３０を備えるモジュラーインサートは、コンピュータ、プリンター、ラップトップコンピュータなどのような多重標準のＬＡＮが可能な装置の接続を可能にするボックス３の内側に取り付けることができる４方向のＬＡＮハブもしくはスイッチである。４つのＬＡＮポート６３０を備えたモジュラーインサートは、特別の削除ツールアクセス４３及び４つのＲＪ−４５ＬＡＮジャック１８２のための穴を装備した前面パネル１８３を含む。４つのＬＡＮポートを備えたモジュラーインサートは、モジュラーインサートの上部か底部で嵌合コネクタの間の信号の送受信をして、４つのＬＡＮポ−ト１８２を支援するように構成された電子スイッチを含み、そして、ネットワーク対応の装置を接続するために４つのＲＪ−４５ ＬＡＮポートが設けられる。本発明のこの典型的な実施形態は、ＶｏＩＰ電話、ＰＣラップトップなどのための標準ＬＡＮジャックとして用いられるように意図される。ハブ及び下流のポートへの電力は、接続しているＬＡＮインフラストラクチャからパワーオーバーイーサネット（登録商標）方式（例えば、ＩＥＥＥ８０２．３ａｆ）によって提供されてもよい。モジュラーインサートは、２、３もしくは６等のＬＡＮポートの他の数又は遠隔の管理及びセキュリティー機能のような他の増強機能を備えて構築されてもよいことは、電子工学の当業者に明らかであるべきである。

図１１ａは、ＬＡＮスイッチ機能について記述するブロック図を示す。

ネットワークスイッチは、送信する５つの局から（建物のインフラストラクチャネットワークのいずれかから、もしくは外部から接続しているクライアントから）、ヘッダー情報及び受信データフレームに基づいた宛先局で受け取られたデータフレームを通過する。スイッチは、ＩＥＥＥ８０２．３、ＩＥＥＥ８０２．３ｕ、ＩＥＥＥ８０２．３ｘ、ＩＥＥＥ８０２．３ａｆ工業規格、又は他の標準もしくは機能設計に準拠してもよい。スイッチは、４つのポートに電源転送を提供するために、さらに準標準のハイパワーオーバーイーサネット（登録商標）に準拠してもよい。スイッチは、管理されていない型において必要に応じて管理されてもよい。

ＬＡＮスイッチインサートモジュール１７５は、そのインターフェース型に依存する嵌合コネクタ７、７ｂ、もしくは７ｃを具備し、その嵌合コネクタが対応するハウジングコネクタ２もしくは２ａにそれぞれ挿入されるようなインサートハウジング１００ａ、１００ ｂ、もしくは１００ｃのボックス３に取り付けるように構成される。ローカルエリアネットワーク２４トランシーバー（物理層モジュール）に接続された嵌合コネクタ７、７ｂ、もしくは７ｃは、その型に依存して、ＬＡＮコントローラ（ＭＡＣ）２２と嵌合コネクタ７、７ｂ、もしくは７ｃを介して装置に接続されたＬＡＮメディアの間を接続する。ＬＡＮトランシーバー２４は、メディアインディペンデントインタフェース（ＭＩＩ）バスもしくは他の相互接続バスを用いてローカルエリアネットワークコントローラ２４に接続されてもよい。ローカルエリアネットワーク２４トランシーバーは、１００ＢＡＳＥ−ＴＸ、１００ＢＡＳＥ−ＦＸ、１０ＢＡＳＥ−Ｔ、並びにギガＬＡＮもしくは他のＬＡＮプロトコルを支援してもよい。

パワーオーバーイーサネット（登録商標）電力装置回路２５は、全ての装置回路に電力を供給するためにＬＡＮトランシーバー２４から電力を抽出する。この回路は、標準の電源スイッチ及びハブもしくはミッドスパンパワーインジェクターと共に操作するＩＥＥＥ８０２．３ａｆもしくは準標準ハイパワーオーバーイーサネット（登録商標）のような工業規格に準拠してもよい。この回路は、電力機器回路に必要とされるＬＡＮ４８Ｖの電源を低電圧安定的供給に減らすために入力フィルタ、整流器、検出、分類、絶縁スイッチ及び絶縁周波数変換器スイッチング電源のような電気装置（ＰＤ）モジュールを含む。このモジュールは、そのようなインターフェースに組み入れられるために適切な基準によって要求される、必要なロジック及びシグナリングを含んでいてもよい。

選択可能なパワーオーバーイーサネット（登録商標）電源装置（ＰＳＥ）コントローラ２９は、パワーオーバーイーサネット（登録商標）を備える下流のポートに設けられるために追加されてもよい。これは、接続しているＩＰ電話もしくは他の電気装置を支援するのに有益かもしれない。下流に最大出力を作動させるために、パワーオーバーイーサネット（登録商標）電気装置モジュール２５は、十分に強力である必要がある。これは、ハイパワーオーバーイーサネット（登録商標）回路を用いて実装されることができる。

電源２６は、パワーオーバーイーサネット（登録商標）電源を用いる、ならびにそれを異なる装置の回路によって要求される適切な電圧出力に変換する。このモジュールは、さらに他の回路へ順番に電力を提供するためにタイミング回路を含んでいてもよい。さらに、それは、適切な開始及び停電検出を可能にするリセットされた信号の生成を含んでいてもよい。

ローカルエリアネットワークコントローラ２４は、メイン内部バス１８に接続された。この接続は、固定インフラストラクチャ建物ＬＡＮと通信する内部バス１８で利用可能なＬＡＮスイッチを介してデータを送受信することが可能になる。データは、ハウジングコネクタ２、嵌合コネクタ７、７ｂ、もしくは７ｃ、ＬＡＮトランシーバー２４、内部バス１８へのＬＡＮコントローラ（ＭＡＣ）２２を介して建物のＬＡＮインフラストラクチャ１を通過し、その逆も同様である。

典型的なネットワークスイッチ実施形態は、スイッチロジックがどのように、何時、パケットを再送信するどちらのポートを通過するかを決める間に、それに接続されたユニット（末端ノードもしくはネットワークスイッチ）からそれが受け取るデータのパケットを一時的に記憶するために、パケットバッファ１９３として揮発性メモリを用いる。各パケットは、たった１つの終点アドレス（「ユニキャスト」パケット）又は１つ以上のユニット（「マルチキャスト」もしくは「ブロードキャスト」パケット）に送信されることができる。マルチキャスト及びブロードキャストパケットについては、スイッチは、典型的には一度だけパケットを記憶し、そのポートのいくらか（マルチキャスト）もしくは全て（ブロードキャスト）のパケットの複数のコピーを送信する。一旦パケットが全ての行先に送信されたならば、それは、パケットバッファメモリ１９３から削除されるか、もしくは上書きができる。

ここに示されたＬＡＮスイッチインサートの実施形態では、４つのポートは、ＬＡＮに外部クライアントを接続するために設けられる。これらの４つのポートと接続するために、４組のＬＡＮコネクタは、前面パネル１７７に構築される。パネルは、さらにＬＡＮマグネチックス、ＥＭＩフィルタ濾過及び指示器ＬＥＤを含んでいてもよい。各ポートは、それぞれのＬＡＮトランシーバー（ＰＨＹ）２４に接続される。各ＰＨＹは、ＭＩＩバスを介してそれぞれのＬＡＮコントローラ（ＭＡＣ）２２に接続される。そして、全てのＬＡＮコントローラは、内部バス１８に接続される。

前面パネル１７７のポートの各々で受信されたパケットは、一方のＤＭＡコントローラ１９２によって、もしくは直接内部バス１８から受信パケットバッファ１９３に一時的に保管される。パケットバッファ１９３から受信されたパケットは、スイッチファブリック１９１を介して、任意の都合のよい手段によってそれらの行先ポートに配達されてもよい。スイッチファブリック１９１及び物理的に取り付けられたロジックは、直接のパケットストリーミングのために、特定の入力ポートを特定の出力ポートに接続する。

選択可能なＣＰＵ １９０は、パケット処理を管理するために適切な正確な規則をプログラムしモニターする必要性によって用いることができる。しかし、典型的に、一旦スイッチロジックレジスタが適切にプログラムされもしくは構成されると、そのスイッチは、ＣＰＵ１９０と通信すること無くフリーランニング様式で、できる限りの操作してもよい。

バスに接続された選択可能な管理情報ベース（ＭＩＢ）レジスタ１９４は、標準ＳＮＭＰ（シンプルネットワーク管理プロトコル）を用いて、リモートサイトからの遠隔のモニタリング及びそのスイッチの構成を可能にするために、スイッチシステムで実装されたレジスタである。さらに、ＭＩＢレジスタは、収集及びポート統計の送信を可能にする。ＭＩＢは、定義を収集し、それは、管理される装置内の管理対象オブジェクトのプロパティを定義する。全ての管理された装置は、ＭＩＢに書かれた定義の各々に対するデータベースの値を管理する。それは、現実のデータベース自体ではなく、それは実装に依存する。ＭＩＢの定義は、ＲＦＣ１１５５に与えられたＳＭＩに一致する。最新のインターネットＭＩＢは、しばしばＭＩＢ−ＩＩと呼ばれるＲＦＣ１２１３に設けられる。

図１２は、本発明の望ましい実施形態による、追加のＬＡＮポート６４０を備えるコンピューティング装置インサートモジュールを示す。パススルーＬＡＮポート６４０を備えるこのインサートモジュールは、図６に描かれるようなコンピューティング装置インサートモジュール６１０に類似する。

コンピューティング装置インサートモジュール６４０は、そのインターフェース型に依存する嵌合コネクタ７、７ｂ、もしくは７ｃを具備しており、その嵌合コネクタが対応するハウジングコネクタ２もしくは２ａがそれぞれ挿入されるようなインサートハウジング１００ａ、１００ｂ、もしくは１００ｃのボックス３に取り付けるために構成される。設置スペースが許すならば、選択可能な装飾の枠６０２は、取り付けられてもよい。コネクタ２（２ａ、２ｄ）は、リモートサーバ８へのデータリンクと同様にコンピューティングモジュール６４０の内部の様々な電子回路の操作のための電力を提供する。コンピュティング装置インサートモジュール６４０は、特別の削除ツールのための選択可能な穴４３を備えた前面パネル４１ａを含む。インサートモジュール６４０は、ボックス３に容易に挿入し、ロックすることができるように構築される。図１２に描かれた典型的な実施形態では、インサートモジュール６４０は、その嵌合コネクタを介してサーバに接続されたシンクライアント装置であり、その前面パネル４１ａでの少なくとも少数のインターフェース接続を含む。

典型的な実施形態では、２つのユニバーサルシリアル（ＵＳＢ）ポート４２は、キーボード、マウス、プリンターなどのような複数の外部ＵＳＢ周辺装置へのインサートモジュール６４０の接続を可能にする。

オーディオ出力ジャック４４は、外部スピーカーもしくはヘッドホンの接続を可能にする。選択可能なオーディオ入力／マイクロホンジャック５１は、装置に外部マイクロホンもしくは他の音声信号源の接続を可能にする。

アナログビデオ出力コネクタ４８は、標準モニターの接続を可能にする。

選択可能な赤外線データ協会（ＩｒＤＡ）トランシーバー５０は、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント（ＰＤＡ）、ラップトップコンピュータなどのような様々な外部装置を備える無線インターフェースを可能にする。

リセットスイッチ４９は、装置の手動リセットを可能にする。

ＬＡＮポート４５は、前面パネル４１ａの上に設けられる。このＬＡＮポートは、ラップトップコンピュータ、ボイスオーバーＩＰ電話、もしくは他のＬＡＮ用いた装置のような外部装置を可能にした、接続ネットワークのために用いられてもよい。選択可能な電力転送オプションは、接続している装置の下流に電力を供給することを可能にするために設置されてもよい。その場合、ＬＡＮジャック４５は、接続している電気装置が電力を受け取るように指示するパワーインジケータが取り付けられてもよい。

この選択可能なＲＪ−４５ＬＡＮポートは、「パススルー」として用いられてもよく、もしくはインサートモジュール６４０内のプロセッサによって制御されてもよい。例えば、インサートモジュール６４０は、既存のＬＡＮを通じて仮想プライベイトネットワーク（ＶＰＮ）が設けられるのに用いられてもよく、データ保護を増加させるために、例えば、エンドユーザとホスト８の間で交換されたデータの暗号化をしてもよい。加えてもしくはその代わりに、インサートモジュール６４０は、故意もしくは故意でない不正の通信を行う試みからＬＡＮを防御するために、「ファイアウォール」として用いられてもよい。例えば、インサートモジュール６４０は、前記ポートの任意の不正使用を遮断するために、ＬＡＮポート４５へ接続する任意の装置もしくはユーザの身元を評価するように構成されてもよい。

選択可能に、インサートモジュール６４０は、外部のＤＣ電源の接続のために補助電源入力ジャック４７を装備される。

選択可能なリンク／活動指示器５２は、接続しているインフラストラクチャ（上流）ＬＡＮの状態を目に見える表示を提供するために、前面パネル４１に取り付けられてもよい。

図１２の例示の構成は、追加のＬＡＮポートを備えるシンクライアントコンピューティング装置インサートモジュールの典型的な実施形態について記載していることが、注目されるべきである。例えば、ＵＳＢポートの数は変化してもよく、もしくは省略されてもよい。その代わりにもしくは加えて、キーボード及びマウスのコネクタは、ＵＳＢコネクタの代わりに用いられてもよい。例えば；ＩｒＤＡトランシーバーは、省略されれてもよく、オーディオ入力、オーディオ出力、又は両方のオーディオコネクタもしくリセットスイッチは省略されてもよく、及び他のコネクタが追加されてもよい。モニター接続は、ＲＧＢ、ビデオ接続、Ｓビデオ接続などのような他の標準視覚信号接続と取り替えられてもよい。

インサートモジュール６４０のいくつかの実施形態中で、要素のうちのいくつか：６０２、１５２、５、５０、４９、４８、４７、４４、４２及び５３が省略されてもよい。

特に、本発明の実施形態中で、インサートモジュール６４０は、ファイアウォールもしくは仮想プライベイトネットワーク（ＶＰＮ）を設けるために用いられる。この実施形態において、いくつかもしくは全てのの要素：４２、４４、４７、４８、４９、５０及び５２は、省略されてもよい。

ＬＡＮポート４５の選択可能な用途は、接続している装置と遠隔のネットワーク資源の間の標準かもしくは専用のデータ暗号化を可能にすることである。

そのような実装は、外部から接続される装置のために要求されるトンネリングもしくは追加の暗号化がされる安全性の高いアプリケーションとして有益かもしれない。

図１２ａは、本発明の実施形態による、保証されたデータシステム３４０のためにパススルーＬＡＮポートを備えるコンピューティング装置の使用を示す。

この実施形態では、保証されたデータシステム３４０は、同様に図４のシステム３００に構築される。好ましくは、パススルーＬＡＮポート６４０を備えるコンピューティング装置インサートモジュールは、複数のボックス３に挿入される。モジュール６４０は、暗号化解読、仮想プライベートネットワーク、ファイアウォールなどのような１つもしくはそれ以上のプリプログラム化されたセキュリティー機能を設けるようにプログラムされる。それ故に、外部コンピューティング装置９４４は、異なる（より低いもしくはより高い）セキュリティネットワーク１、ネットワークスイッチ、ハブもしくはルーター１０、及びバックボーンネットワーク９上のサーバー８もしくは８ａに安全に接続して操作することができる。

好ましくは、外部装置９４４は、信頼された人のみアクセス可能なユーザに保証された領域９４６に設置される。モジュール６４０と外部装置９４４の間で交換されたデータは、保証されていない形式である。

外部コンピューティング装置９４４は、デスクトップＰＣ、ラップトップＰＣ、シンクライアント、ターミナル、ネットワークプリンター、スキャナー、もしくはネットワークポートを備える任意の他のコンピューティング装置でもよい。ケーブル９４２は、外部コンピューティング装置９４４ ＬＡＮポートとモジュール６４０上のＬＡＮポート４５との間で選択可能に接続される。下流の電源オプションは、コンピューティング装置６４０が接続している外部装置９４４に電力を供給することを可能にする。

図１２ｂに記載されている実施形態のさらなる補強。この実施形態３４１は、一定の条件の下で外部コンピューティング装置９４４ａ及び９４４ｂ並びに反対側のＬＡＮ １ｘ及び１ｙに接続されたＬＡＮケーブル９４２ａ及び９４２ｂの間を橋渡ししてもよい、ネットワークスィッチング機能６５５ａ及び６５５ｂ（物理もしくは論理を介したソフトウェア）を含んでいる。

図１２ｂでは、２つの異なるオプションは、２つの外部コンピューティング装置９４４ａ及び９４４ｂを介して示される。外部コンピューティング装置９４４ａは、ＬＡＮケーブル９４２ａによって保証されたコンピューティングインサート６４０ａに接続された。保証されたコンピューティング装置９４４ａは、直接ＬＡＮ１ａに外部コンピューティング装置９４４ａを接続したそのＬＡＮスイッチ機能６５５ａのような方法が構成されて示される。

９４４ｂに示された別の外部コンピューティング装置は、より高い分類データにアクセスして、それ故に、第２の保証されたコンピューティング装置６４０ｂにＬＡＮケーブル９４２ｂを介して接続される。この装置内部ＬＡＮスイッチ機能６５５ｂは、ＶＰＮトンネリング９４５を介して外部コンピューティング装置９４４ｂを安全に接続するために、ローカルもしくはリモートサーバ８に、管理機能によってローカルにもしくは遠隔に構成された。この状態で、保証されたコンピューティング装置６４０ｂと保証されたサーバー８の間で渡されたデータは、暗号化され、及び９４４ａのような他のクライアントに接続された標準ネットワークから隔離される。

この実装は、遠隔もしくはローカルの管理及びセキュリティコマンドによって、保証されたコンピューティングインサート６４０ａ及び６４０ｂが保証されたスイッチング装置として役立つことを可能にする。システムは、外部コンピューティング装置９４４ａもしくは９４４ｂの型及びそれらを使用しているユーザを感知してもよく、そして、そのユーザがネットワーク１に直接アクセスすることができるか、又くはＶＰＮ及びアクセス専用サーバ８を開くことができるかをローカルもしくは遠隔で決定してもよい。

このシステム実装は、２つのネットワーク間のデータ漏洩の大変危険性が低い、低セキュリティネットワークの内部でのエンドツーエンド高セキュリティデータ交換を可能にするのに特に有益である。同じインフラストラクチャに共存する両方のネットワークを用いて、単一のネットワークは、2つの物理的に隔離されたネットワークの代わりに用いられてもよい。

上記のシステムの逆の実装は、高セキュリティーネットワーク１（イントラネット）、ネットワークスイッチ、ハブもしくはルーター１０、及びバックボーンネットワークを用いることなく、装置９４４を低セキュリティーサーバ８（インターネット上のウェブサーバなど）に接続することができる。

好ましくは、保証されたデータアプリケーションに用いられたコンピューティング装置は、「ヒードレス」型である。図１２ｃは、コンピューティング装置インサート６１０もしくは６４０の唯一少ない特徴及び接続を具備するヘッドレスコンピューティング装置６４１の前面パネルを示す。この具体例において、ＬＡＮコネクタ４５及びリセットボタン４９のみは、前面パネル１８４上に存在する。ヘッドレスコンピューティング装置の内部ブロック図は、選択可能な未使用のオプションのブロックを欠いている。選択可能に、ヘッドレスコンピューティング装置６４１の前面パネルは、類似するか、もしくは図７のＬＡＮジャックモジュラーインサート６２０の通り道との区別が不能である。

キーボードもしくはビデオ接続を有していないことは、装置に外部からアクセスするもしくは再プログラムすることを困難にすることによって、ヘッドレスコンピューティング装置６４１及び増加したデータ保護の費用を低下させ、それにより、不正の侵入に対する追加防衛手段及び免疫を提供する。選択可能に、ヘッドレスコンピューティング装置６４１は、情報の暗号化／解読のための特定のハードウェアから構成され、その目的のために特別の設計がされてもよい。

図１２ｄは、本発明の望ましい実施形態による、パススルーＬＡＮオプション１３０を備えるコンピューティング装置のブロック図を示す。

この図面は、図９に描かれたようなコンピューティング装置のブロック図を示す。

コンピューティング装置１３０は、コンピューティング装置１２０と同じ要素を含むシンクライアントもしくはスタンドアロンのコンピュータ機能を果たすことができるデータ処理電子システムであり、加えてそれは次のものから構成される：

バス１８に接続された２番目のＬＡＮコントローラ２２ａ。

第２のＬＡＮコントローラ２２ａ及び前面パネルコネクタ２３ａに接続された２番目のＬＡＮトランシーバー２４ａ。図９で見ることができるように、第２のＬＡＮトランシーバー２４ａは、前面パネル１８４上のＬＡＮコネクタ４５に接続される。

パワーオーバーイーサネット（登録商標）電気装置（ＰＤ）回路２５は、連結ポート３１によって第１のＬＡＮトランシーバー２４によって選択的に設けられる。電気装置回路２５は、ＩＥＥＥ８０２．３ａｆのような適切な規格による、他の機能のパワーオーバーイーサネット（登録商標）信号、分類、整流、防御及び絶縁の中に設けられる。

選択可能なパワーオーバーイーサネット（登録商標）電源装置（ＰＳＥ）コントローラ２９は、下流のパワーオーバーイーサネット（登録商標）を備える、２３ａの前面パネル中のポートもしくは複数のポートの下流に設けられて追加されてもよい。これは、コンピューティング装置１３０から電力を取引き出してもよい、接続されたＩＰ電話もしくは他の電気装置を支援するのに有益かもしれない。パワーオーバーイーサネット（登録商標）電力装置モジュール２５は、下流に最大出力を作動させるために、十分に強力である必要がある。これは、標準パワーオーバーイーサネット（登録商標）、ハイパワーオーバーイーサネット（登録商標）、もしくは同様の回路で実装されることができる。電源装置（ＰＳＥ）コントローラ２９は、典型的にはポート３１ａを介して電気装置装置回路２５から直接高電圧のＤＣ電源を取る。ＰＳＥでは、電力は、切り替えられ、フィルタされ、及び適切な基準の要求に適合するようにコントロールされた。この回路の出力電源は、連結ポート３０を介して、前面パネル２３ａの中のＬＡＮジャックに接続した第２のＬＡＮトランシーバー２４ａに接続された。

図１２ｅは、本発明の望ましい実施形態による、内部ＬＡＮスイッチオプション１３５を備えるコンピューティング装置の別のブロック図を示す。

この図面は、1つもしくはそれ以上の外部LANを作動させる装置に接続するための内部LANスイッチを備える、図9に描かれたようなコンピューティング装置のブロックダイヤグラムを示す。

コンピューティング装置１３５は、コンピューティング装置１２０と同じ要素を含むシンクライアントもしくはスタンドアロンの機能を果たすことができるデータ処理電子システムであり、加えてそれは次のものから構成される：

建物のＬＡＮインフラストラクチャに接続されたスイッチの上流のポートのような、嵌合コネクタ７もしくは７ｂに、ＬＡＮトランシーバー２４ａを介して接続されたＬＡＮスイッチ８８。ＬＡＮスイッチの２つの下流のポートは、以下のように接続される：

第１のＬＡＮトランシーバー２４及びＬＡＮコントローラ２２を介してコンピューティング装置バス１８に接続された第１の下流のポート。

第２のＬＡＮトランシーバー２４ｃを介して前面パネル２３ａに位置するＬＡＮジャックに接続された第２の下流のポート。このＬＡＮジャックは、ＩＰ電話、ビデオ会議装置、及びコンピュータのような接続している外部ＬＡＮ対応の装置に用いられてもよい。

パワーオーバーイーサネット（登録商標）電気装置回路２５は、連結ポート３１による第１のＬＡＮトランシーバー２４によって選択的に設けられる。

選択可能なパワーオーバーイーサネット（登録商標）（ＰＯＥ）電源装置（ＰＳＥ）コントローラ２９は、下流のパワーオーバーイーサネット（登録商標）を備える２３ａの前面パネルの下流ポートに設けるために追加されてもよい。これは、接続されたＩＰ電話もしくは他の電力装置を支援するのに有益かもしれない。パワーオーバーイーサネット（登録商標）電力装置モジュール２５は、最大出力を下流に作動させるために、十分に強力である必要がある。これは、ハイパワーオーバーイーサネット（登録商標）回路で実装されることができる。

この種の実装は、特定の設置インフラストラクチャがユーザ当たり一つのみのＬＡＮポートを提供するという場合に、特に役立つ。内部ハブは、同じポートを共有し且つ選択可能に同じ遠隔の電源を共有するために、本発明のコンピューティング装置１３５及びＩＰ電話の両方を可能にする。

図１３は、本発明の別の実施形態による、デジタルビデオインターアクティブ（ＤＶＩ）ポートを備えるコンピューティング装置インサートモジュール６５０を示す。

ＤＶＩのポート６５０を備えるこのインサートモジュールは、図６に描かれるようなコンピューティング装置インサートモジュール６１０に類似する。ＤＶＩポート６５１は、より古いアナログインタフェースと比較して、より高品質、分解能及び色の深みのあるビデオ出力を可能にする。このインターフェースは、アナログインタフェースが互換性がなくもしくはそのようなディスプレイを通じて受け入れ難いかもしれないパフォーマンスのような、大型高解像度カラーディスプレイを備えるコンピューティング装置に接続するのに有益かもしれない。

コンピューティング装置インサートモジュール６５０は、そのインターフェース型に依存する嵌合コネクタ７もしくは７ｂを具備しており、その嵌合コネクタが対応するハウジングコネクタ２もしくは２ａでそれぞれ挿入されるように、インサートハウジング１００ａもしくは１００ｂのボックス３に取り付けるように構成される。コネクタ２（２ａ）は、リモートサーバ８へのデータリンクと同様にコンピューティングモジュール６４０の内部のディジタル処理ユニットの操作のために電力を提供する。コンピューティング装置インサートモジュール６４０は、特別の削除ツールのための選択可能なアクセス穴４３を備える前面パネル１８６を含む。インサートモジュール６５０は、ボックス３に容易に挿入できるように作られる。図１０に描かれた典型的な実施形態では、インサートモジュール６５０は、その嵌合コネクタを介してサーバー８に接続されたシンクライアント装置で、その前面パネル１８６上の少なくとも少数のインターフェース接続を含む。設置スペースが許す場合は、前面パネル１８６は、適合する装飾の枠６０２が取り付けられてもよい。

典型的な実施形態では、４つのユニバーサルシリアル（ＵＳＢ）ポート４２は、キーボード、マウス、プリンターなどのような複数の外部ＵＳＢ周辺装置へのインサートモジュール６５０の接続を可能にする。オーディオ出力ジャック４４は、外部スピーカもしくはヘッドホンを接続することを可能にする。オーディオ入力ジャック５１は、装置に外部マイクロホンもしくは他の音声信号源を接続することを可能にする。赤外線データ協会（ＩｒＤＡ）トランシーバー５０は、携帯電話、パーソナルデジタルアシスタント（ＰＤＡ）ラップトップコンピュータなどとの無線インターフェースを可能にする。リセットスイッチ４９は、装置の手動リセットを可能にする。

デジタルビデオインターアクティブ（ＤＶＩ）６５１は、標準ＤＶＩに装備されたモニターの接続を可能にする。選択可能な補助のＤＣのパワージャック４７は、パワーオーバーイーサネット（登録商標）が利用可能でない場合に、壁に取り付けたＤＣの電源による装置に電力を供給することを可能にするために、前面パネル１８６に設置されてもよい。

図１３で例示する構成は、ＤＶＩポートを備えるシンクライアントコンピューティング装置インサートモジュールの典型的な実施形態を記述することが注目されるべきである。例えば、ＵＳＢポートの数は変化してももしくは省略されてもよい。その代わりにもしくは加えて、キーボード及びマウスのコネクタは、ＵＳＢコネクタの代わりに用いられてもよい。例えば；ＩｒＤＡトランシーバーは省略されてもよく、あるいはオーディオ入力、オーディオ出力、又は両方のオーディオコネクタもしくはリセットスイッチは省略されてもよく、並びに他のコネクタが追加されてもよい。

図１４は、設置試験装置及びプログラマーシステム６６０の実施形態を示す。このシステムは、ジャック及びＬＡＮ設置配線をテストし、並びに位置メモリーチップ２ｃの中の各種データ及び増強されたジャックの中の他の求められるパラメータをプログラムするために用いられてもよい。

図１４は、可撓性コード６７を備える試験装置コントローラ７００に接続される試験装置モジュラーインサート６７０を含む、設置試験システム６６０について絵で表したものを示す。

試験装置モジュラーインサート６７０は、そのインターフェース型に依存する嵌合コネクタ７、７ｂ、もしくは７ｃを具備する。試験装置モジュラーインサート６７０は、そのインターフェース型に依存する嵌合コネクタ７、７ｂもしくは７ｃを具備し、その嵌合コネクタが対応するハウジングコネクタ２もしくは２ａでそれぞれ挿入されるように、インサートハウジング１００ａもしくは１００ｂのボックス３に取り付けるように構成される。インサート６７０は、テスト及びプログラミングが完成した後に、機械のロック機能を作動するために着脱容易なボタン６１（特別の削除ツールのためのアクセス穴４３の代わり）を選択可能に装備する、前面の枠６０を含む。好ましくは、２個のボタン６１は、ボックス３から試験装置インサートを作動するために押される。

選択可能に前面パネル６０は、いくつかの指示器を装備した。例えば：
・ＬＡＮケーブル指示器６２は、ＬＡＮケーブルが正確な作動について試験された（オープンしていないもしくはショートしていないかについて）時に、点灯する構成として、例えば緑／赤色ＬＥＤのような分類された光線の様式であってもよい。望ましい実施形態では、赤灯は、ＬＡＮの配線に欠陥が存在すると場合に点灯するだろう。この場合、欠陥の詳細は、装置のディスプレイ７０に現われるだろう。
・パワーオーバーイーサネット（登録商標）指示器６３は、パワーオーバーイーサネット（登録商標）信号が利用可能で及び試験されるポートの正確な作動の時に、緑を点灯するための構成として緑／赤ＬＥＤの様式をであってもよい。選択可能に、パワーオーバーイーサネット（登録商標）のいくつかのプロパティは、電圧、電流容量及び雑音レベルのようなものがテストされ、並びに詳細な結果は、装置のディスプレイ７０で現われるだろう。
・通信速度指示器６４は、１０Ｍｂｐｓのリンクが利用可能な場合に、琥珀色に点灯する構成がされたマルチカラーのＬＥＤの様式をしていてもよい；１００Ｍｂｐｓのリンクが利用可能な場合は緑；１Ｇｂｐｓのリンクが可能、及び上記に示したいずれもが利用可能で無い場合に点灯しない場合は青。
・位置表示ＬＥＤであって、マネジメントシステムによって遠隔にて衝撃によって活性化すると点灯する。この機能は、試験プログラマー装置が適切なポートへ接続したことを遠隔のヘルプデスクもしくはメンテナンスコンソールから確認するのに有益かもしれない。
加えて、ＲＦ配線トレース押しボタン７３を選択可能に装備した正面の枠６０。この押しボタンを押す際に、装置は、ＬＡＮポート上の強いＲＦ信号を生成する。これは、専門家が特別のＲＦ検出器を用いて、接続しているＬＡＮワイヤリングをトレースすることができる技術を可能にする。信号の強さは、ＬＡＮ配線に案内を設ける。

試験装置モジュラーインサート６７０は、いくつかの試験機能を果たし、且つ試験装置コントローラ７００から独立してその指示器を用いて結果を報告するように構成されてもよい。ＬＡＮポートが適切に作動している場合、試験装置は、さらに管理サーバに試験及びプログラミングの結果を報告することができる。試験装置は、さらにそのポートに対して追加の試験としてリモートサーバへＰＩＮＧできる。

より多くの試験及びプログラミング機能は、試験装置コントローラ７００が前面パネル６０上でコントローラケーブルコネクタ６６への可撓性コード６７を用いて接続される場合、利用可能になる。

その代わりに、試験装置モジュール６７０は、任意の試験を行うために、試験装置コントローラ７００に接続されなければならないかもしれない。
試験装置コントローラ７００は、英数字で及びファンクションキーを備えるキーパッド、英数字のＬＣＤディスプレイのようなディスプレイ７０、並びに選択可能な以下の指示器を含む：
・赤い色ＬＥＤの様式をしていてもよいバッテリー低下の指示器７１は、内部（選択可能に再充電可能）バッテリーが臨界条件に達した時に点灯する。
・緑のＬＥＤの様式をしていてもよいパワーオン指示器７２は、試験装置コントローラがオンになった時に点灯する。

その代わりに、全ての指示器は、試験装置コントローラ７００に設置されてもよい。

試験装置インサートモジュール６０は、ハウジング１００ａ（１００ｂもしくは１００ｃ）の試験をするために、設置されたボックス３に挿入される。完全に挿入された時に、試験装置インサートモジュールは、所定の位置に機械的に固定され、並びにハウジングコネクタ２（２ａ）への電気的な（及び光学的な）接続をする。
いくつかの点灯したＬＥＤは、試験装置コントローラをオンにすることで、試験及びケーブルの下に設置されたジャックの状態を示す。

ジャックの位置メモリーチップ２ｃが既にプログラムされている場合、位置ストリングは、コントローラディスプレイ７０上で読み取ることができる。

ユーザは、キーパッド６９を介してストリングを入力することにより求められる位置ストリングをプログラムし、ジャック位置メモリーチップを再プログラムするために特定のファンクションキーを押すことができる。
ユーザは、自動的に位置検出及びマッピングを可能にするために、位置メモリーチップへ独特の位置パラメータをプログラムしてもよい。位置メモリーチップ２ｃのデータは、ハウジングもしくはハウジングに挿入されるインサートモジュールの特定の機能性を可能にしたり不能にしたりするために用いられてもよい。例えば；ＬＡＮへの不正のアクセスを防ぐために、もし有効なデータが位置メモリーチップ２ｃに入力されなければ、ハウジングは無効にされてもよく、加えてもしくはその代わりに、データによって制限されるかもしれない特定のハウジング内で作動してもよいインサートモジュールの型は、位置メモリーチップに入力される。

位置マッピングは、連続的に各ハウジング中のインサートモジュールの状態及び存在をモニターするための、並びに任意のモジュールが調節されるもしくは取り除かれる場合にアラーム通知を出すためのサーバを可能にする。アラーム通知は、問題にモジュールの物理的な場所についての情報を含んでいてもよい。

その代わりに、位置メモリーチップのデータは、出荷時設定でもよく、並びに試験装置及びプログラマーシステムは、位置マッピングを作成するために前記情報を読み込むために用いられてもよい。

試験装置及びプログラマーシステムの別の機能は、試験のためのリモートホストに対して、ＴＣＰ／ＩＰのネットワーク接続を可能にすることである。

さらに、別のオプションは、試験装置／プログラマーが正しいジャックに実際に接続されていることを確認するための遠隔管理システムによる位置表示ＬＥＤ６５の点滅を可能にすることである。

ジャックがテストされ、その位置メモリーチップがうまくプログラムされた後に、複数の適合するオプションからの任意のモジュラーインサートの設置のための準備ができる。

さらに別の実施形態では、有効なＩＤ番号を備えるメモリーチップのプログラムによって、ジャックを作動させることができる。そのような番号なくして、ハウジングに挿入された任意のコンピューティング装置は、適切に働かないだろう。

さらに別の実施形態では、プログラミングメモリーチップは、ジャックへ挿入されるインサートに特有の有効なＩＤ番号を与える。コンピューティング及びハウジングの任意の他の組み合わせは、適切に働かないだろう。

ある実施形態では、試験及びプログラミング装置は、位置メモリーチップをプログラムするために必要な特定のハードウェアから構成されて、それにより、前記メモリーチップの不正の再プログラミングを防ぐ。

いくつかの実施形態で、位置メモリーチップは、ハウジングのクラスを定義する。例えば、クラスは、いくつかのデータもいしくは機能へのアクセスを制限してもよい。例えば、ハウジングは、ＶｏＩＰデータなどだけを交換ように制限されたサーバ上のデータを、書き込むもしくは削除する権限のない「読み出し専用」の操作を具備するために制限されたクラスに属するように定義されるかもしれない。この実施形態では、構成内のいくつかの位置は、異なる制限もしくは権限があってもよい。例えば、秘密情報は、コンピューティング装置の使用にかかわらず指定された位置に存するユーザによってのみアクセスされてもよい。

試験及びプログラミング機能は、他のツール及びシステム実装を用いて達成されてもよいことは当業者にとって明らかである。例えば、ハウジングの機能性は、コンピューティング装置インサートモジュール６１０、６４０、もしくは６５０の挿入により試験されてもよい。

本発明に開示されるセキュリティ対策は、好ましくは、パスワードもしくはハードウェアキーの使用のような、技術的に既知のセキュリティ対策の補強であることが当業者にとって明らかである。

図１５は、無線ＬＡＮアクセスポイント６７７の別のモジュラーインサートプションをさらに示す。

無線ＬＡＮアクセスポイントインサートモジュール６７７は、そのインターフェース型に依存する嵌合コネクタ７、７ｂもしくは７ｃを具備し、その嵌合コネクタが対応するハウジングコネクタ２もしくは２ａでそれぞれ挿入されるように、インサートハウジング１００ａ、１００ｂ、もしくは１００ｃのボックス３に取り付けるように構成される。

コネクタ２（２ａ、２ｂ、２ｄ）は、リモートサーバ８へのデータリンクと同様にインサートモジュール６７７の操作に電力を提供する。

インサートモジュール６７７は、特別の削除ツールのための選択可能な穴４３を備える前面パネル１８８を含む。
インサートモジュール６７７は、好ましくは、ツールの必要性なしで適所にそれを押し込むことにより、ボックス３に容易に挿入可能に作られる。

インサートモジュール６７７は、ラップトップコンピュータ、携帯電話、ＰＤＡ、ポケットベル及びコンピュータ周辺機器に接続したＲＦのような同様の装備がされた装置間の送受信のために外部アンテナ６７５を好ましくは装備している。選択可能に、アンテナは、モジュール内に隠されるか、もしくは遠くに取り付けられてもよい。この無線インサートモジュールは、ＩＥＥＥ ８０２．１１ｂ／ｇ／ａ、ブルートゥース、もしくは任意の他の無線プロトコルを支援してもよい。

選択可能に、前面パネル１８８は、以下のような指示器を装備している：
・選択可能な、パワーインジケータ１８６は、インサートモジュールに電力が使用可能か時に点灯するＬＥＤの様式であってもよい。
・選択可能な、リンク指示器１８９は、インサートモジュールがネットワークスイッチもしくはハブ１０と通信することができる時に点灯するＬＥＤの様式であってもよい。
・選択可能な、方向指示器（この図において示されない）は、インサートモジュールが外部装置と通信する時に点灯するＬＥＤの様式であってもよい。

図１５ａは、無線ＬＡＮアクセスポイント６７７のモジュラーインサートプションのブロック図１５０を示す。

無線ＬＡＮアクセスポイントインサートモジュール６７７は、そのインターフェース型に依存する嵌合コネクタ７、７ｂ、もしくは７ｃを具備し、その嵌合コネクタが対応するハウジングコネクタ２もしくは２ａでそれぞれ挿入されるように、インサートハウジング１００ａ １００ｂ、もしくは１００ｃｂのボックス３に取り付けるように構成される。ローカルエリアネットワークトランシーバー２４（物理層モジュール）に接続された嵌合コネクタ７、７ｂもしくは７ｃは、ＬＡＮコントローラ（ＭＡＣ）２２とその型に依存する嵌合コネクタ７もしくは７ｂを介して装置に接続されたＬＡＮメディアの間を接続する。

ＬＡＮトランシーバー２４は、メディアインディペンデントインタフェース（ＭＩＩ）バスによる、もしくは他の相互接続バスによるローカルエリアネットワークコントローラ２２に接続されてもよい。

ローカルエリアネットワーク２４トランシーバーは、１００ＢＡＳＥ−ＴＸ、１００ＢＡＳＥＦＸ、１０ＢＡＳＥ−Ｔ及びギガＬＡＮもしくは他のＬＡＮプロトコルを支援してもよい。

パワーオーバーイーサネット（登録商標）回路２５は、全ての装置回路に電力を供給するためにＬＡＮからトランシーバー２４に電力を抽出する。この回路は、標準の電源スイッチ及びハブと共に操作するためのＩＥＥＥ ８０２．３ａｆのような工業規格に準拠してもよい。この回路は、電力機器回路に必要とされるＬＡＮ ４８Ｖの電源を低電圧安定的供給に減らすために入力フィルタ、整流器、検出、分類、絶縁スイッチ及び絶縁周波数変換器スイッチング電源のような電気装置（ＰＤ）モジュールを含む。このモジュールは、そのようなインターフェースに組み入れられるために適切な基準によって要求される、必要なロジック及びシグナリングを含んでいてもよい。

電源２６は、パワーオーバーイーサネット（登録商標）電力２５を用いて、それを異なる装置の回路によって要求される適切な電圧出力に変換する。このモジュールは、さらに他の回路へ順番に電力を提供するためにタイミング回路を含んでいてもよい。さらに、それは、適切な開始及び停電検出を可能にするリセットされた信号の生成を含んでいてもよい。

ローカルエリアネットワークコントローラ２４は、メイン内部バス１８に接続された。この接続は、無線ＬＡＮを介してデータを送受信することが可能にして、無線ＬＡＮインフラストラクチャと通信するバス１８で利用可能となる。データは、ハウジングコネクタ２、嵌合コネクタ７、７ｂ、もしくは７ｃ、ＬＡＮトランシーバー２４、内部バス１８へのＬＡＮコントローラ（ＭＡＣ）２２ を介して建物のＬＡＮインフラストラクチャ１を通過し、その逆も同様である。

ＭＡＣとマイクロコントローラ１１０は、選択された無線通信プロトコル（例えば、ＩＥＥＥ ８０２．１１ｇ）の実装に必要とされた様々なコントロール及び操作上の機能を行なうためにプログラムされた。それは、プログラムとパケットを保管するそのＲＡＭ１１２、及び永久にプログラムと設定を保管するＲＯＭ１１１に接続される。

ＭＡＣ及びマイクロコントローラ１１０は、周波数生成並びに信号及び変調モニタリングの役割のベースバンドモジュール（ＰＨＹ）１０９に接続した。このモジュールは、ラジオ変調信号を生成するデジタル‐アナログ変換器（ＤＡＣ）１０７を動かす。さらに、それは、ラジオ受信信号を捕らえて、及びそれをデジタルストリームへ変換するために、アナログ−デジタル変換器（ＡＤＣ）１０７に接続した。さらに、ベースバンドモジュールは、ＭＡＣマイクロコントローラ１１０指示によると、ラジオ搬送周波数を生成する周波数シンセサイザー１０４を制御する。無線部は、必要に応じてＲＦスイッチ１０２はアンテナを受信機もしくは送信機回路に接続し、使用される周波数帯域に対応するアンテナ６７５を含む。選択可能なＲＦフィルタ１０１は、感度のよいＲＦ受信機１０３に対して望まれないＲＦ騒音にフィルタをかけるために、及び選択可能なインピーダンスマッチングを行なうために、ＲＦアンテナ６７５の前に挿入されてもよい。受信機モジュール１０３は、典型的にはより低い中間周波数（ＩＦ）で作動する。送信機１０５は、送信されたデータを備える生成されたキャリア信号を調整し、そしてさらに、要求されたＲＦ出力レベルにそれを増幅する。無線部１０６モニターの中のバイアスとコントロールモジュールは、調整された作動を可能にして且つ様々なプロトコル及び取締規則に準拠するために、送信機出力電源及び様々な他のパラメータを制御する。

図９及び９ａに類似する層の構築は、他のモジュラーインサートに適用してもよい。例えば、図１５及び１５ａのブロック図１５０にそれぞれ描かれるようなＲＦ ＬＡＮインサート６６７を構築すること。本発明による例示の実施形態による図９による３つの層は、以下ものを含んでいてもよい：
・コア層：ベースバンド処理装置１０９、ＭＡＣ及びマイクロコントローラ１１０、ＲＡＭ１１２、ＲＯＭ１１１、ＬＡＮコントローラ２２、ＡＤＣ１０７、並びにＤＡＣ１０８。
・周辺装置＆電源層：電源２６、ＰＯＥ２５、ＬＡＮトランシーバー２４、嵌合コネクタ７（７ｂもしくは７ｃ）。
・前面パネル層：アンテナ６７５、ＲＦフィルタ１０１、ＲＦスイッチ１０２、受信機１０３、周波数シンセサイザー１０４、送信機１０５、並びにバイアス／コントロール１０６。

（他のよい組合せがあってもよい。）

本発明においては一般的な層の構成を保っているが、構成要素の他の配置が可能であることは、当業者にとって明らかに違いない。

図１６は、前の図において示されたパワーオーバーイーサネット（登録商標）電力装置（ＰＤ）オプションを備えるパワー入力ブロックのさらに詳細な可能性のある実装を提示する。

パワーオーバーイーサネット（登録商標）ＰＤ実装ブロック図１７６は、図８、１１ａ、１２ｄ、１２ｅ、及び１５ａで示されたブロック２５及び２６の内部構築に関してさらなる詳細を提示する。

壁のハウジング３に取り付けるようにデザインされた将来のアクティブなインサートは、電力を抽出するために同じもしくは同様の方式を用いてもよい。嵌合コネクタ７もしくは７ｂは、ハウジングコネクタ２もしくは２ａにそれぞれ接続する。

嵌合コネクタ７もしくは７ｂは、ＬＡＮインフラストラクチャ及び様々な他の外部機能にインサート回路をつなぐ。ＩＥＥＥ ８０２．１１ａｆを備える３６から５７Ｖの間の付属のネットワークＤＣ電圧は、ＴＸ（ピン３−６）とＲＸ（ピン１−２）側の間、或いは予備のケーブルペアピン４−５とピン７−８の間に存在するだろう。ＴＸ及びＲＸ信号対は、LANトランスフォーマ２１１に接続される。この変圧器は、接続されたＬＡＮトランシーバー（ＰＨＹ）２２を備える電圧の絶縁及びインピーダンスマッチングを提供する。ＬＡＮトランシーバー２２は、ＴＸ及びＲＸ対それぞれを介してパケット送受信する。作動しているＬＡＮに対するわずかな効力で、ダイオード全整流器２１２は、入力ＤＣ電圧を獲得し、並びに適当な極性を保証するためにそれを整流する。結果として生じるＤＣ電圧−名目上４８Ｖは、出入りする電磁妨害レベルを下げるために、ＥＭＩフィルタ２１３を通過される。そこから、それは、特にこの装置がパワーオーバーイーサネット（登録商標）基準と対応する、接続しているスイッチもしくはパワーインジェクタ電源装置回路を信号送信する検出回路２１４を介して通過される。適当な署名は、２５Ｋオームの抵抗器を用いて、典型的に達成された。検出回路から、ＤＣ電圧は、典型的には分類回路２１５に接続した。この回路は、スイッチもしくは電力装置（特別のインサート）の電力消費クラスについての信号送信を行う。この分類は、適当なパワーマネージメントのためにＰＤに最大出力を提供する前に典型的に行なわれた。絶縁回路２１６は、最初の検出及び分類段階中に装置負荷を絶縁するために要求された。絶縁回路２１６から、ＤＣの電源は、典型的には直流コンバータ２１７に対する絶縁されたＤＣへ接続した。その絶縁は、ある安全上の問題を回避するために、ある基準によって要求された。１５００のＶＡＣ絶縁は、典型的にメディア側（壁ＬＡＮインフラストラクチャ）及び装置回路の間で要求された。この絶縁バリアは、点線２２０として図において示される。ＤＣからＤＣでは、それがフライバック変圧器２１８及びオプトカプラーフィードバック装置２１９によって典型的に達成されているが、データ側の絶縁は、LANトランスフォーマ２１１を用いて達成された。直流コンバータ２１７への絶縁されたＤＣの負のＤＣ出力は、メイン装置面に接続され、一方で、正の側（典型的に５Ｖもしくは３，３Ｖ）２２１は、様々な内部電源及び様々な電子回路に接続される。ＤＣへのＤＣの配列、及び／あるいは、線形の電源は、装置の動作に必要とされた追加の低電圧をさらに生成するために用いられる。この実施形態ＤＣでは、ＤＣ電源Ａ２２２のＤＣは、その出力２２３を通じて電圧Ａを生成する。ＤＣ電源Ｂ２２４のＤＣは、その出力２２５を通じて異なる電圧Ｂを生成する。線形の電力供給Ｃ２２６は、その出力２２７を通じて異なる電圧Ｃをさらに生成する。

数及び電源（線形もしくはＤＣ電源のＤＣ）の型は、回路の要求によって設定されることが注目されるべきである。例えば、必要な出力が入力電圧に接近している場合、ＤＣコンバータのＤＣの代わりに線形の電力供給を実装するほうがよい。

代わりに、５ＶのＤＣの電源は、パネルに取り付けたＤＣジャックからのあるロジックを備える５Ｖの電源面２２１に接続されてもよい。これは、パワーオーバーイーサネット（登録商標）インフラストラクチャが利用可能でない場合に、適切な装置の動作を可能にする。

この特別の実施形態の実装は、現在のＩＥＥＥ８０２３．ａｆ基準に適しており、基準が提案されたハイパワーオーバーイーサネット（登録商標）のような新しい基準へ発展するように、ここで定義された回路は、新しい基準に適合するために修正されることはさらに注目されるべきである。

図１７は、もっと本発明による電力線入力ブロックを介したネットワークのさらなる詳細な可能な実装を示す。

ネットワークオーバー電力線実装ブロック図１７８は、図８ａで見られたブロック２６、３３及び３４の内部の構造に関して、さらなう詳細を示す。７ｃは、ハウジングコネクタに接続された高電圧（１１０から２３０のＶＡＣ）に耐えるのに適した嵌合コネクタである。コネクタのピン１は、フェーズであり、ピン２はグランドであり、又はピン３は、ニュートラルである。インサートがハウジングボックスに設置された時、建物のメイン線からの電源は、これらの３本のピンに接続された。入力電源は、カップリング変圧器２３０及び装置に電力を供給するＤＣ電源２３５のＡＣに接続された。ＤＣ電源回路のＡＣは、内部ＤＣからＤＣダウンコンバータ２２２、２２４及び２２６へ電力を供給するために、入力電圧を５ＶのＤＣ２２１に下げた。これらのＤＣ電源のＤＣは、装置内部回路に電力を供給するために必要とされる内部ＤＣ電圧２２３、２２５及び２２７を発生する。ＤＣの電源２３５のＡＣ内部で、変圧器２３０及び内部変圧器をつなぐことは、電力線において利用可能な高電圧から装置の他のものを絶縁する。絶縁バリア２２０は、２つの側の間に少なくとも１５００Ｖの絶縁の安全対策を設ける。有益なネットワークデータキャリーオーバー以外のいかなる電力線は、カップリング変圧器２３０に接続された、ハイパスフィルタ２３１によってフィルタされる。その後、フィルタされた信号は、アナログフロントエンド（ＡＦＥ）２３２に接続される。ＡＦＥは、ベースバンドモジュール２３３のデジタル側及びカップリング変圧器２３０のアナログ信号の間で接続するための追加の適応性のあるフィルタ濾過、マルチプレクサー、受信機、ドライバー、アナログからディジタル、ディジタルからアナログ、及びＡＧＣ回路を含む。ベースバンドモジュール２３３は、全てのネットワーク接続する層及び活動を扱うためのプロセッサ、ＭＡＣ、ＰＨＹ、ＤＳＰ、及び追加の回路を含んでいる。その後、それは直接のバスインターフェース、ＵＳＢ、ＭＩＩもしくは他の共通のインターフェースを用いて、別のインサート回路に接続される。

図１８は、電力線ＬＡＮジャック７２０を介したネットワークの別のモジュラーインサートプションをさらに示す。
このインサートは、様々な電気器具の接続を可能にする選択可能なパススルーメインジャック７３４、及び様々なネットワークが可能にするコンピュータ、ラップトップ、ＰＤＡ、ネットワークプリンタなどの装置の接続を可能にするＬＡＮジャック７３２を含む。
前面パネルは、インサート施錠開錠の特別の削除ツールのために選択可能なアクセス穴４３も取り付けられる。

標準家庭用電源出力をメイン電源インサートハウジング１００ｃに取り替えて、それに電力線ＬＡＮジャック７２０を介したネットワークを挿入することによって、両方のデータは、都合よく利用可能となる。例えば、ワークステーションもしくはＬＡＮのプリンターは、再ルート電源もしくはデータ線無しで、及び既存のインフラストラクチャへの最小限の改良によって、家庭のいかなる場所で接続されてもよい。設置のために必要な技術レベルは、最低限度である。

この典型的な実施形態は、ローカルエリアネットワークを作成するために電気システムメディアを共有する建物の電力線及びネットワーク化された装置の間の橋渡しとして提供される。さらにそのセキュリティ及びユーザビリティを増強するために、この装置は、暗号化／暗号解読能力、ウェブベースの管理門及び管理行為者を含んでいてもよい。

図１９は、ＬＡＮポート及びパススルーパワージャックを具備する本発明のモジュラーインサートプションのブロック図７２２を示す。

嵌合コネクタ７ｃは、ハウジング及び選択可能な位置メモリチップ２ｃに接続する建物の電力線（１ｃ、１ｄ、１ｅ）インフラストラクチャへのインサート回路を連結する。

インサート前面パネルに設置されたパススルーメインジャック７３４は、選択可能な防御装置７３５を介して接続している機器に電力を提供する。防御装置は、過電圧、過電流、突入電流、もしくは任意の他の型の防御装置であってもよい。

嵌合コネクタ７ｃは、さらに電力線回路３３を介したネットワークに電力を提供する。この回路は、メイン線で多層になったデータを抽出し、及びＬＡＮトランシーバー２４と接続するための標準ネットワークスタックが設けられる。磁気及びＬＡＮジャック７３２に接続されたＬＡＮトランシーバー２４は、インサートの前面パネルに設置された。

小さい内部の選択可能に絶縁された電源３４は、内部回路に必要とされた電力を抽出し、並びにそれを低いＤＣ電圧に変換する。この電圧は、装置回路に電力を供給するために、さらに電源２６において要求されるＤＣ電圧２７の全てに変換される。線３５に囲まれた領域は、安全理由のために装置中の他の領域から電気的に絶縁される高電圧回路を表わす。

図１９は、ＬＡＮポート及びパススルーパワージャックを備える本発明のモジュラーインサートオプションのブロック図７２２を示す。

嵌合コネクタ７ｃは、ハウジングに接続された建物の電力線インフラストラクチャにインサート回路をつなぐ。

インサート前面パネルに設置されたメインジャック７３４は、選択可能な防御装置７３５を介して接続している機器に電力を提供する。防御装置は、過電圧、過電流、突入電流、もしくは任意の他の型の防御装置であってもよい。

嵌合コネクタ７ｃは、さらに電力線回路３３を通じてネットワークに電力を提供する。この回路は、メイン線で多層になったデータを抽出し、及びＬＡＮトランシーバー２４と接続するための標準ネットワークスタックが設けられる。磁気及びＬＡＮジャック７３２に接続されたＬＡＮトランシーバー２４は、インサートの前面パネルに設置された。
小さい内部の選択可能に絶縁された電源３４は、内部回路に必要とされた電力を抽出し、並びにそれを低いＤＣ電圧に変換する。この電圧は、装置回路に電力を供給するために、さらに電源２６において要求されるＤＣ電圧２７の全てに変換される。線３５に囲まれた領域は、安全理由のために装置中の他の領域から電気的に絶縁される高電圧回路を表わす。

図２０は、さらなる詳細な図１つのに示されたハウジングコネクタブロック２の断面図を示す。ハウジングコネクタの主要な機能は、構築ＬＡＮケーブル１と除去可能なインサートハウジング７（明瞭さのためにここでは示されない−図１で示された）の間を電気的に接続することである。

ＬＡＮケーブル１は、モジュール２にケーブル１を固定する摩擦パッド及びさらにハウジングシールド３にケーブルシールドを適切に接続する遮蔽構成要素としての両方に役立つ、好ましくは金属で作られたブロック４００によってコネクタモジュールに機械的に固定される。前記ブロック４００は、落雷の場合には高電流を伝導してもよく、それ故に、それは、固体金属で作られていてもよい。おもて表紙４２５は、ケーブルにおける正のダウンワード圧力を与えることによって、ブロック４００にケーブルを固定した。

メタルブレード４１０は、遮蔽されたＬＡＮケーブル１に含まれた８つのコンダクタ４０１の各々に圧着するケーブルを有効にするために固定される。特別の手動工具は、コンダクタ絶縁層を介して優良な電気接点を設けるためにそのメタルブレード４１０への各コンダクタを押し出すために用いられてもよい。８つのブレードの各々は、そのブレードに接続されるべき適当なコンダクタを示すために色付けされた４０２である。様々な他の電気機械の方式は、ハウジングコネクタ２へのＬＡＮケーブル１のコンダクタ４０１を安全にし及び接続するために用いられてもよい。

８つのブレード４１０は、小さなコンタクトＰＣＢ４１２へ接合される。この両側のＰＣＢは、ハウジングコネクタ２のための構成要素のキャリア及びコンダクタとして役立つ。上側で、８つのブレードは接続し、及び底側で、インサート組合せコンタクト７（明瞭さのためにここに示されない）を備えるインサートとの完全に接触するように位置した８つから１２つの金めっきしたコネクタストリップ４０４がある。さらに、このＰＣＢ ４１２の底側に、点火打撃により引き起こされた高電圧スパイクからインサート回路を防御するための選択可能な点火火花ギャップ４１５がある。点火火花ギャップ４１５は、ＰＣＢの上で又は通過穴もしくはＳＭＰ構成要素に取り付けられた簡易な印刷されたパターンの実装でもよい。ＰＣＢ４１２の上側から底側の電気の信号接続は、４１８のような穴経由によって達成される。

選択可能な位置メモリーチップ２ｃは、さらにハウジング機能性を改善するためにコネクタブロックの内側に固定されてもよい。費用を減らすために、前記チップ２ｃは、チップオンボード技術を用いて、ＰＣＢ４１２の上部側に直接組み立てられてもよい。チップ２ｃは、機械及び湿度ダメージからそれを防御するために、カプセル層によって覆われてもよい。

カバー４２５は、組立品に対する機械的な防御、及びさらに適切なブレード４１０への８つの圧着したコンダクタ４０１の各々をしっかりと取り付ける。カバーは、さらに遮蔽版及び金属製ブロック４００にＬＡＮケーブル１をしっかりと取り付けるために役立ってもよい。

容易な設置及び支援を促進するために、コネクタブロック２は、除去可能な手段によってハウジング部３に固定される。

同様の構築は、他の型のＬＡＮもしくは電源基準用に作られることができることは当業者にとって明らかであるべきである。例えば、コンダクタの数は、本発明による一般的な構成から外れずに変化してもよい。

具体的には、メイン家庭用線１ｃ、１ｄ及び１ｅは、１の８つのイーサネット（登録商標）線と代わってもよい。この場合には、適当な高電圧絶縁及びより高い通電容量コネクタが、用いられるべきである。

本発明は最も実際的で且つ最も望ましい実施形態であると現在考えられることに関する記述がなされているが、しかしこれに反して、本発明が示された実施形態に限定されるわけではないことが理解され、添付された請求項の本質及び範囲内に含まれた様々な改良及び同等な配置を包含するように意図される。

本発明は、ある例示の実施形態に関して記述された；様々な改良は、容易に明白になり、並びに上記の教示の本質及び範囲から外れずに、容易に当業者によって遂行されてもよい。

１つの実施形態に関して記述された特徴及び／もしくはステップは、他の実施形態とともに用いられてもよく、及び本発明の全ての実施形態は、特定の図において示されるもしくは実施形態のうちの１つに関して記述された特徴及び／もしくはステップの全てを具備する訳ではないことが理解されるべきである。記述された様々な実施形態は、当業者にとって思い浮かぶだろう。

上述された実施形態のうちのいくつかは、発明者によって熟考された最良の様式が記されているかもしれず、それゆえに本発明及び例で示されたものにとって必要でない構造、行為、もしくは構造及び行為の詳細も含まれるかもしれないことが注意される。ここに記述された構造及び行為は、たとえ構造もしくは行為が異なるとしても、技術的に知られているように、同じ機能を成し遂げる同等物によって代替可能である。

それ故に、本発明の範囲は、請求項において用いられるような要素及び制限によってのみ制限される。用語は「含む（ｃｏｍｐｒｉｓｅ）」「含む（ｉｎｃｌｕｄｅ）」、及びここで用いられているそれらの同根語は、「含むが必ずしも限定されない」という意味である。

本発明の典型的な実施形態は、図面に関して以下の部分に記載されている。同じ参考番号は、異なる図面において同一の或いは関連する特徴を指定するために用いられる。図面は、全般的に縮尺が描かれていない。

上記で詳述され並びに本発明の他の利点及び特徴は得られる様式のように、上記に概説した本発明のさらなる特定の記述は、追加された図面において図示される、それらの特定の実施形態への参照によって再現されるだろう。これらの図面は、本発明の典型的な実施形態だけを描き、それ故にその範囲を限定して考慮されないと解され、本発明は、添附図面の使用法を通じて付加的な特異性及び詳細が記述され説明されるだろう。

図１は、イーサネット（登録商標）ＬＡＮに基づいたネットワークインターフェイスを具備する装置の壁もしくは床に装着されるインサートハウジングを示した、本発明の実施形態における断面図を示す。 図２は、光ファイバーに基づいたネットワークインターフェイスを具備する装置の壁もしくは床に装着されるインサートハウジングを示した、本発明の実施形態における断面図を示す。 図３は、電力線上のイーサネット（登録商標）に基づいたネットワークインターフェイスを具備する装置の壁もしくは床に装着されるインサートハウジングを示した、本発明の実施形態における断面図を示す。 図４は、本発明のコンピュータ機器に設置された、１つもしくはそれ以上のリモートサーバ、複数のネットワークスイッチ又はハブ、及び複数の接続しているＬＡＮジャックを備えた高水準システムの図を示している。これは、ビジネスと企業システムに対する、本発明の典型的な実施を表わす。 図４ａは、１つもしくはそれ以上の住宅のゲートウエイ／サーバ／ブロードバンドルーター又はＰＣを備えた高水準のシステムの図を示し、本発明のコンピュータ機器に設置された複数のメインジャックの標準電力線上に接続される。このシステムは、家庭及び小規模事務所（ＳＯＨＯ）のための本発明の典型的な実施を表す。 図５は、本発明の未使用の設置されたジャックをカバーするために用いられてもよいブランクパネルモジュラーインサートの正面図を示す。 図５ａは、、本発明の未使用の設置されたジャックをカバーするために用いられてもよいブランクパネルモジュラーインサートの側面図を示す。 図６は、本発明の実施形態による典型的なコンピューティング装置を示す。 図６ａは、その前面パネルに取り付けた装飾のフレームが無い、図６と同一のコンピューティング装置を示す。 図７は、図６の実施形態によるコンピューティング装置の典型的な使用法、並びにキーボード、マウス、スピーカー及びモニターのような共通のデスクトップ周辺装置へのその接続を示す。 図８は、有線のＬＡＮインターフェース及びパワーオーバーイーサネット（登録商標）オプションを備えた、本発明によるコンピューティング装置の実施形態のブロック図を示す。 図８ａは、ＬＡＮケーブルインターフェースの代わりに電力線回路を通じてネットワークを備えた図８の類似の実施形態のコンピューティング装置を示す。 図９は、様々な内部プリント回路基板及び相互連結を示した、本発明の典型的な実施形態の断面図を示す。 図９ａは、様々な内部プリント回路基板及び相互連結を示した、本発明の他の実施形態の断面図を示す。 図１０は、ＬＡＮインフラストラクチャに直接他の装置の接続を可能にするためにＬＡＮポートを備えた、本発明の実施形態による他のモジュラーインサートを示す。 図１１は、４つのＬＡＮポートネットワークスイッチを含む、さらなる他のモジュラーインサートオプションを示す。 図１１ａは、本発明の実施形態による典型的なＬＡＮスイッチインサートのブロック図を示す。 図１２は、前面パネルからアクセス可能な追加の第２のＬＡＮポートを備えたコンピューティング装置である本発明の他の実施形態を示す。 図１２ａは、本発明の実施形態による固定されたデータシステムのために追加のＬＡＮポートを備えるコンピューティング装置の使用法を示す。 図１２ｂは、本発明の実施形態による図１１ａのシステムにおける典型的なデータフローを示す。 図１２ｃは、その前面パネルでＬＡＮジャック及び表示灯だけを備える本発明によるコンピューティング装置の他の実施形態をさらに図示する。 図１２ｄは、第２のＬＡＮポート及びパワーオーバーイーサネット（登録商標）ＰＤ回路としてコンピュータに接続された追加のＬＡＮポートを具備する本発明の実施形態による典型的なコンピューティング装置インサートのブロック図を示す。 図１２ｅは、内部のＬＡＮスイッチ及びパワーオーバーイーサネット（登録商標）ＰＤ回路を備える追加のＬＡＮポートを具備する本発明の実施形態によるさらに他のコンピューティング装置インサートのブロック図を示す。 図１３は、外部デジタルビデオ表示を取り付けたデジタルビデオインターアクティブ（ＤＶＩ）ポートを備えるコンピューティング装置のさらに他の実施形態を示す。 図１４は、ジャック及びＬＡＮ装置をテストし、並びに領域メモリーチップへ各種データをプログラムするために用いられる、設置試験装置及びプログラマーシステムの典型的な実施形態を示す。 図１５は、無線ＬＡＮアクセスポイントを含む、さらに他のモジュラーインサートオプションを示す。 図１５ａは、無線ＬＡＮアクセスポイントを含む、モジュラーインサートオプションのブロック図を示す。 図１６は、本発明の実施形態による典型的なインサートモジュールパワーオーバーイーサネット（登録商標）電源装置の実施を示す 図１７は、本発明の実施形態による典型的な電力線のインサートモジュールネットワークの実施を示す。 図１８は、接続している電力線を通じてイーサネット（登録商標）接続を提供するメインジャック及びＬＡＮジャックを含む、さらに他のモジュラーインサートオプションを示す。 図１９は、図１８に示されるモジュラーインサートのブロック図を示す。 図２０は、建物の配線と本発明のモジュラーインサートの間を電気的なインターフェースで接続するハウジングコネクタブロックの断面図を示す。

Claims (61)

1. 壁もしくは床に取り付けたコンピューティング装置であって、
   必要なプログラムを処理するのに適したプロセッサと、
   前記プロセッサによって処理されるプログラム及びデータを永久に保管するのに適した不揮発性のメモリと、
   前記プロセッサによって要求されるデータを一時的に保管するのに適した揮発性メモリと、
   前記プロセッサ、前記不揮発性のメモリもしくは前記揮発性メモリより指示されたデータから、接続しているディスプレイ手段において表示される目に見えるビデオ画像を生成するのに適したビデオディスプレイコントローラと、
   装置の間のデータを送受信するように外部データ網に装置を接続するためのネットワークインターフェイスとを含む、
   ネットワークもしくはメインジャックの内側に固定するもしくは機械的に取り付けられるのに適したボックスと、
   前記コンピューティング装置のためにＬＡＮインターフェースに設けられた前記ジャック中のコネクタを備える対になるのに適した前記ボックス上で設けられた嵌合電気コネクタと、
   キーボード及びマウスもしくは他の接続している装置のような前記周辺機器を備える様々な形式中のデータ交換を介してユーザは装置と対話することができる、前記ボックス上で設けられた、複数の外部周辺機器とインターフェース接続するための手段とを含むコンピューティング装置。
2. 建物インテリアもしくは家具に固定されるジャックハウジングの内部に取り付ける除去可能なモジュールとしての装置が構築される、請求項１に記載のコンピューティング装置。
3. 建物の中に配線されるネットワークケーブルに接続したコネクタを含む前記ハウジングがある、請求項２に記載のコンピューティング装置。
4. コネクタは、前記固定ハウジング及び前記コンピューティング装置インサートモジュールの間で電力及びデータ線の両方の接続を設けた、請求項３に記載のコンピューティング装置。
5. 前記モジュールは、特別の除去ツールの必要により、固定ジャックハウジングからのモジュールの不正な除去を可能にしない係止手段をさらに含む、請求項４に記載のコンピューティング装置。
6. 装置は、ネットワークケーブリングに接続された遠隔の電源からの前記装置及びその接続している周辺装置に電力を供給することができる電源をさらに含む、請求項５に記載のコンピューティング装置。
7. 除去可能なモジュールは、リモートサーバでホストされたアクセス及びアプリケーションの利用を可能にするために、さらに遠隔端末クライアントソフトウェアを含む、請求項１に記載のコンピューティング装置。
8. 除去可能なモジュールは、離れた場所からロードする構成及びソフトウェアを可能にするソフトウェア手段をさらに含む、請求項７に記載のコンピューティング装置。
9. 除去可能なモジュールは、集中的管理ソフトウェアからロードする構成及びソフトウェアを可能にするソフトウェア手段をさらに含む、請求項７に記載のコンピューティング装置。
10. 除去可能なモジュールは、オーディオマルチメディアコンテンツのローカルな上演を可能にするために、ローカルのソフトウェアアプリケーションをさらに含む、請求項７に記載ののコンピューティング装置。
11. 除去可能なモジュールは、ウェブサイトコンテンツの対話型アクセス及び利用を可能にするローカルのソフトウェア手段をさらに含む、請求項７に記載のコンピューティング装置。
12. 前記除去可能なモジュールは、生じた熱を放散するために固定ジャックハウジングに熱により連結される、請求項１に記載のコンピューティング装置。
13. 前記除去可能なモジュールは、生じた熱を放散するために熱伝導性の装飾の枠をさらに含む、請求項１に記載のコンピューティング装置。
14. 複数の外部周辺機器とインターフェース接続するための前記手段は、熱を放散するために熱伝導性材料によって作られた前面パネルで設けられた、請求項１に記載のコンピューティング装置。
15. 前記除去可能なモジュールは、複数の無線外部周辺機器と無線で通信する手段をさらに含む、請求項１に記載のコンピューティング装置。
16. より具体的には、前記無線通信手段がブルートゥースプロトコルトランシーバーを含んでいる、請求項１５に記載のコンピューティング装置。
17. より具体的には、前記無線通信手段が赤外線トランシーバーを含んでいる、請求項１５に記載のコンピューティング装置。
18. 前記無線通信手段が無線ＬＡＮトランシーバーを含んでいる、請求項１５に記載のコンピューティング装置。
19. 前記無線通信手段が無線キーボード及びマウスのような無線周辺装置の接続のために無線トランシーバーを含んでいる、請求項１５に記載のコンピューティング装置。
20. 前記除去可能なモジュールは、外部コンピューティング装置の接続を可能にするために、少なくとも１つの追加のネットワークジャック及び回路をさらに含む、請求項１に記載のコンピューティング装置。
21. 前記除去可能なモジュールは、外部スピーカー及び／もしくはヘッドセットの接続を可能にするオーディオ生成回路並びに適切なインターフェースをさらに含む、請求項１に記載のコンピューティング装置。
22. 前記除去可能なモジュールは、外部マイクロホンもしくはオーディオ源の接続を可能にする音声入力回路及び適切なインターフェースをさらに含む、請求項１に記載のコンピューティング装置。
23. 前記除去可能なモジュールは、パネルに取り付けたコネクタを介して複数の外部ＵＳＢ装置の接続を可能にする少なくとも１つのポートを備えるホストユニバーサルシリアルバス（ＵＳＢ）インターフェースをさらに含む、請求項１に記載のコンピューティング装置。
24. 前記固定ジャックハウジングは、置き場所もしくは任意の他のプログラムされた特徴のような独特のジャックパラメータの認識を可能にするために、前記コネクタを介して除去可能なモジュールに接続されたプログラム可能な不揮発性のメモリ装置をさらに含む、請求項２に記載のコンピューティング装置。
25. 前記除去可能なモジュールは、一定のシステムの状態及び設定パラメータに示す視覚的な表示手段をさらに含む、請求項１に記載のコンピューティング装置。
26. 前記除去可能なモジュールは、ローカルエリアネットワークへの外部ネットワーク装置の接続を可能にするために、前面パネルのネットワークジャック並びにネットワークスイッチ及び／もしくはルーター機能をさらに含む、請求項２０に記載のコンピューティング装置。
27. ネットワークジャックは、前面パネルに設けられ、及び外部コンピューティング装置への接続を可能にする回路は、第２のローカルエリアネットワークインターフェースである、請求項２０に記載のコンピューティング装置。
28. コンピューティング装置によって動力を得る接続された装置を作動させるために、電源及びスイッチング回路をさらに含んでいる、請求項２６に記載のコンピューティング装置。
29. コンピューティング装置によって動力を得る接続された装置を作動させるために、電源及びスイッチング回路をさらに含んでいる、請求項２７に記載のコンピューティング装置。
30. 前記コネクタは、電力線ネットワーク接続を通じてＡＣ電力及びデジタルデータの両方を設けるメイン電気線に接続される、請求項４に記載のコンピューティング装置。
31. 壁もしくは床に取り付けたコンピューティング装置であって、
    必要なプログラムを処理するのに適したプロセッサと、
    前記プロセッサによって処理されるプログラム及びデータを永久に保管するのに適した不揮発メモリ手段と、
    前記プロセッサによって必要なデータを一時的に保管するのに適した揮発性メモリ手段と、
    前記プロセッサ、前記不揮発性のメモリもしくは前記揮発性メモリより指示されたデータから、接続しているディスプレイ手段において表示される目に見えるビデオ画像を生成するのに適したビデオディスプレイコントローラと、
    装置の間のデータを送受信するのに適した、光ファイバーを用いた手段を介して外部データネットワークに装置を接続するためのネットワークインタフェース手段とを含む、
    内側に取り付ける又はネットワークもしくはメインジャックに機械的に取り付けられるために構築されたボックスと、
    前記ボックス上で設けられ、及び前記コンピューティング装置のためにＬＡＮインターフェースで設けられた前記ジャックのコネクタと対になるのに適した、嵌合光ファイバーコネクタと、
    キーボード及びマウスもしくは他の接続している装置のような前記周辺機器を備える様々な形式中のデータ交換を介してユーザは装置と対話することができるように、前記ボックスに設けられた、複数の外部周辺機器とインターフェース接続するための手段を含むコンピューティング装置とを含むコンピューティング装置。
32. 前記除去可能なモジュールは、生じた熱を放散するために固定ジャックハウジングに熱により連結される、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
33. 装置は、内側に取り付けるもしくは機械的にネットワークジャックに取り付けられるために構築された、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
34. 装置は、建物インテリアもしくは家具に永久に固定されるジャックハウジングの内部に適合する除去可能なモジュールとして構築される、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
35. 前記ハウジングが建物に配線したネットワークファイバーに接続した光学的カップリングを含んでいる、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
36. 前記除去可能なモジュールが固定ジャックハウジングカップリングで対になるカップリングをさらに含んでいる、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
37. 前記モジュールが固定ジャックハウジングからのモジュールの不正な除去を可能にしない係止手段をさらに含んでいる、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
38. 除去可能なモジュールは、アクセス及びリモートサーバでホストされたアプリケーションの利用を可能にする遠隔端末クライアントソフトウェア手段をさらに含む、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
39. 除去可能なモジュールは、離れた場所からロードする構成とソフトウェアを可能にするソフトウェア手段をさらに含む、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
40. 除去可能なモジュールは、集中的管理ソフトウェアからロードする構成とソフトウェアを可能にするソフトウェア手段をさらに含む、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
41. 除去可能なモジュールは、オーディオマルチメディアコンテンツのローカルな上演を可能にするために、ローカルのソフトウェアアプリケーションをさらに含む、請求項３０に記載ののコンピューティング装置。
42. 除去可能なモジュールは、ウェブサイトコンテンツの対話型アクセス及び利用を可能にするローカルのソフトウェア手段をさらに含む、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
43. 前記除去可能なモジュールは、複数の無線外部周辺機器と無線で通信するための手段をさらに含む、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
44. より具体的には、前記無線通信手段がブルートゥースプロトオコルトランシーバーを含んでいる、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
45. より具体的には、前記無線通信手段が赤外線トランシーバーを含んでいる、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
46. より具体的には、前記無線通信手段が無線ＬＡＮトランシーバーを含んでいる、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
47. 前記無線通信手段が無線キーボード及びマウスのような無線周辺装置の接続のために無線トランシーバーを含んでいる、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
48. 前記除去可能なモジュールは、外部スピーカー及び／もしくはヘッドセットの接続を可能にするオーディオ生成回路並びに適切なインターフェースをさらに含む、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
49. 前記除去可能なモジュールは、外部マイクロホンもしくはオーディオ源の接続を可能にする音声入力回路及び適切なインターフェースをさらに含む、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
50. 前記除去可能なモジュールは、パネルに取り付けたコネクタを介して複数の外部ＵＳＢ装置の接続を可能にする少なくとも１つもしくはそれ以上のポートを備えるホストユニバーサルシリアルバス（ＵＳＢ）インターフェースをさらに含む、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
51. 前記固定ジャックハウジングは、置き場所もしくは任意の他のプログラムされた特徴のような独特のジャックパラメータの認識を可能にするために、前記コネクタを介して除去可能なモジュールに接続されたプログラム可能な不揮発性のメモリ装置をさらに含む、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
52. 前記除去可能なモジュールは、一定のシステムの状態及び設定パラメータに示す視覚的な表示手段をさらに含む、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
53. 前記除去可能なモジュールは、ローカルエリアネットワークへの外部ネットワーク装置の接続を可能にするために、前面パネルのネットワークジャック並びにネットワークスイッチ及び／もしくはルーター機能をさらに含む、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
54. 前記コネクタは、前記コネクタが電力及びデータの両方を設けるように電気コネクタをさらに含む、請求項３０に記載のコンピューティング装置。
55. 階層上のコンピューティング装置であって、
    少なくとも３つの実質的にパラレルなプリント回路基板を含む熱伝導性のボックス、
    少なくともプロセッサ、メモリコントローラ、揮発性メモリ、不揮発性のメモリ及び第２の層にそれとインターフェースするための相互接続する構成要素を含んでいる第１のプリント回路基板層、
    第１及び第３の層に接続され、少なくともＩ／Ｏコントローラ、ＬＡＮトランシーバー、電源及び第３の層に相互接続する手段を含んでいる第２のプリント回路基板層と、並びに
    第２の層に接続され、少なくとも前面パネルコネクタを含んでいる第３の層のプリント回路基板層とを含むコンピューティング装置。
56. 前記第１の層上の前記プロセッサは、熱伝導性のボックスへの熱の接触をする、請求項５４に記載の階層状のコンピューティング装置。
57. 前記熱伝導性のボックスは、内側に取り付ける又は機械的にネットワークもしくはメインジャックに取り付けられるために構築された、請求項５４に記載の階層状のコンピューティング装置。
58. 前記第２の層は、ネットワークインターフェイスを設けるために嵌合コネクタをさらに含む、請求項５４に記載の階層状のコンピューティング装置。
59. 電力及びネットワークインターフェイスの両方を設けるために前記嵌合コネクタを含む、請求項５７に記載の階層状のコンピューティング装置。
60. 前記嵌合コネクタは、電力線ネットワーク接続を通じて、ＡＣ電力及びデジタルデータの両方を設けるメインの電力線に接続される、請求項５８に記載の階層状のコンピューティング装置。
61. 前記嵌合コネクタは、デジタルデータ及びパワーオーバーイーサネット（登録商標）の両方を設けるイーサネット（登録商標）インフラストラクチャに接続される、請求項５８に記載の階層状のコンピューティング装置。

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