JP2008536244A - Ｐ２ｐネットワーク・ソフトウェアを検出するシステム及び方法 - Google Patents

Abstract

本発明は、コンピュータ・システムがＰ２Ｐネットワークの中にあるのか、Ｐ２Ｐを有しているのか、Ｐ２Ｐに参加できるのかを検出する方法を提供する。走査されるターゲット・システム又はターゲット・システムを走査するリモート・システムにおいて、走査ソフトウェアが実行される。Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアが検出されると、走査ソフトウェアは、執行ユーザに告知する、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアをディセーブルする又はその両方を行うことができる。

Description

本発明は、コンピュータ・システムがＰ２Ｐ（ピア・ツー・ピア、Peer-to-Peer）の中にある、Ｐ２Ｐを有する又はＰ２Ｐに参加することが出来るかを検出するシステムを提供する。

この出願における用法では、本発明の対象であるＰ２Ｐネットワークは、複数のノードから構成されており、それぞれのノードは、典型的には、接続されているノードとの間でデータ又は「通信メッセージ」の送受信をすることが出来るファイル・サーバとクライアントとの両方を含んでいる。

Ｐ２Ｐネットワークでは、それぞれのノードは、インターネットなどの通信媒体の上で直接に又は何らかのタイプのプロキシを介して他のノードと接続されている。例えば、サーチ・リクエストが発せられると、そのような送信側のノードは、自分自身が接続されているすべてのノードにサーチ・リクエストを送る（図１を参照）。これらのノードは、入手可能なファイルのリストをサーチして、一致が見つかると、位置と共に応答を送り返す。しかし、Ｐ２Ｐプロキシ・ネットワークは、典型的には、ノードＢに接続されたノードＡを含み、ノードＢはノードＣに接続されている（図２を参照）。ノードＡはノードＣには接続されておらず、ノードＡがサーチ・リクエストを生じると、それはノードＢに送られ、ノードＢは入手可能なファイルをサーチし、一致が見つかると、応答をノードＡに返送する。次に、ノードＢは、ノードＡのリクエストをノードＣに送り、ノードＣは入手可能なファイルをサーチし、一致が見つかると、応答をノードＢに返送する。すると、ノードＢはこの応答をノードＡに送る。図３には、非プロキシ・ループ・ネットワークが開示され、それぞれのノードが相互に直接に接続されている様子が示されている。

リーフ（葉）ノード／メイン・ノードのプロキシ・トポロジを用いるＰ２Ｐも存在する（図４を参照）。この場合には、いくつかのノードがメイン・ノードとして分類され、残りのノードはリーフ・ノードとして分類される。リーフ・ノードは、メイン・ノードと接続できるだけである。メイン・ノードだけが他のメイン・ノードと接続できる。リーフ・ノードは、サーチ・リクエストを生じるときには、そのサーチ・リクエストを自分自身が接続されているメイン・ノードに送る。すると、メイン・ノードは、そのサーチ・リクエストを自分自身が接続されているすべてのリーフ・ノードと自分自身が接続されているすべてのメイン・ノードとに送る。これらのメイン・ノードは、サーチ・リクエストを、自分自身が接続されているすべてのリーフ・ノードに送る。

一般的には、これらのネットワークは、音楽、映画及びソフトウェア・ファイルをそのユーザの間で共有するのに用いられる。このネットワークにアクセスするには、ユーザは、このＰ２Ｐに接続しこのＰ２Ｐを利用することが出来るＰ２Ｐクライアント・ソフトウェア・アプリケーションをインストールする。そのようなソフトウェアをインストールする際には、ユーザは、ダウンロードしたすべてのファイルを記憶するフォルダを自分自身のコンピュータ・システム上において選択しなければならない。このフォルダの中に配置されたすべてのファイルは、他のユーザにとっても入手可能である。例えば、第１のユーザが「foofile」と名付けたファイルをその共有フォルダ内に配置すると、第２のユーザは、そのファイルにアクセスしてダウンロードすることが可能である。

どのような理由であっても、機密性の高い情報を含むフォルダや、その場所に配置されていなければ共有することを望まない情報を含むフォルダを共有フォルダとして選択してしまうユーザが存在するし、あるいは、共有フォルダの中に、機密性の高い情報を後で配置してしまったり、間違いによって共有することを望まない情報を配置してしまったりすることもありうる。通常は、このような行為は、間違いや、意識することなしにユーザによってなされるが、悪意をもった人間によってなされる場合もある。Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアが、ユーザが決して共有することを望まないファイルやディレクトリの共有を可能にしてしまうようなソフトウェア・バグを有することもある。Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアをインストールすることが企業における規則違反である場合もある。

共有される情報は、ユーザ自身、ユーザが働く企業、更には国家機密を害する可能性がある。従って、ネットワーク・アドミニストレータ（管理者）や情報の囲い込みの責任を有するそれ以外の人間にとって、Ｐ２Ｐネットワーク・ソフトウェアがインストールされているコンピュータを発見することによりＰ２Ｐネットワーク・ソフトウェアにアクセスしたり削除したりが可能であることは、大きな意味がある。また、Ｐ２Ｐネットワーク・ソフトウェアがインストールされていて用いられているかどうかを知って、脅威を評価できることには意味がある。

よって、本発明の目的は、コンピュータを走査して、そのコンピュータが、Ｐ２Ｐネットワークの中にある、Ｐ２Ｐネットワークを有している、又は、Ｐ２Ｐに参加することが可能であるかどうかを確認するシステムを提供することである。

発明の概要

一般に、本発明は、コンピュータが、Ｐ２Ｐネットワークの中にあるかどうか、Ｐ２Ｐネットワークを有しているかどうか、又は、Ｐ２Ｐに参加することが可能であるかどうかを確認するシステムを提供する。好適なシステムは、（ａ）ターゲット・コンピュータにおいてソフトウェア・プログラムを実行するステップと、（ｂ）前記ターゲット・コンピュータを走査して、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェア、Ｐ２Ｐネットワーク通信又はＰ２Ｐネットワークから得られたファイルに関するサインを求めるステップとを含む。

このようにして、本発明は、コンピュータ・システムを走査して、そのコンピュータがＰ２Ｐネットワークの中にあるかどうか、Ｐ２Ｐネットワークを有しているか、又は、Ｐ２Ｐネットワークに参加することが出来るかどうか、を確認するシステムを提供する。

本発明のこれ以外の効果は、本発明の好適実施例に関する以下の詳細な説明を熟読することによって、明らかになるはずである。

本発明の好適なシステムは、走査ソフトウェアを用いてターゲット・コンピュータを走査して、そのターゲット・コンピュータのＰ２Ｐネットワークへの参加の兆候、Ｐ２Ｐネットワークに参加することが出来る可能性、又は、その両方を効果的に探る。走査ソフトウェアは、ある種の好適な属性を有していて、これらの属性は、執行するユーザが希望する特定のタイプのＰ２Ｐ走査システムに対応するように構成されている。

本発明のある１つの好適実施例では、ソフトウェア・プログラムが、ターゲット・コンピュータにおいて実行される。このソフトウェア・プログラムは、既知のＰ２Ｐクライアント・ソフトウェアと一致するキーや値の特定の集合を求めて、レジストリ・エントリの中を調べる。一致が発見されると、執行ユーザ（enforcing user）に告知することができるし、そのソフトウェア・プログラムがＰ２Ｐクライアント・ソフトウェアをディセーブル（停止）することが出来る。又は、その両方を行うことも可能である。

本発明の別の実施例では、ソフトウェア・プログラムが、ターゲット・コンピュータにおいて実行される。このソフトウェア・プログラムは、既知のＰ２Ｐクライアント・ソフトウェアと一致するキーや値の特定の集合を求めて、ファイル及びディレクトリの中を調べる。一致が発見されると、執行ユーザに告知することができるし、そのソフトウェア・プログラムがＰ２Ｐクライアント・ソフトウェアをディセーブル（停止）することが出来る。又は、その両方を行うことも可能である。

本発明の別の実施例では、ソフトウェア・プログラムが、ターゲット・コンピュータにおいて実行される。このソフトウェア・プログラムは、既知のＰ２Ｐクライアント・ソフトウェアと一致する値を求めて、現に動作しているプロセスの中を調べる。一致が発見されると、執行ユーザ（enforcing user）に告知することができるし、そのソフトウェア・プログラムがＰ２Ｐクライアント・ソフトウェアをディセーブル（停止）することが出来る。又は、その両方を行うことも可能である。

本発明の別の実施例では、ソフトウェア・プログラムが、ターゲット・コンピュータにおいて実行される。このソフトウェア・プログラムは、Ｐ２Ｐネットワークから一般的に取得される音楽、映画、電子書籍（ebooks）又はそれ以外のファイルであるファイルを求めて、ファイル及びディレクトリの中を調べる。コンピュータがこのようなファイルを特定の数を超えて有している場合には、執行ユーザに告知することができる。

本発明の別の実施例では、ソフトウェア・プログラムが、ターゲット・コンピュータにおいて実行される。このソフトウェア・プログラムは、Ｐ２Ｐネットワーク通信が発生していることを示す特定の値を求めて、ネットワーク通信をモニタする。通信が発生している場合には、執行ユーザに告知することができるし、そのソフトウェア・プログラムがＰ２Ｐクライアント・ソフトウェアをディセーブル（停止）することが出来る。又は、その両方を行うことも可能である。

本発明の別の実施例では、ターゲット・コンピュータのＴＣＰ／ＩＰポートを走査するソフトウェア・プログラムが実行され、既知のＰ２Ｐネットワーク・ポートを探す。一致が発見されると、執行ユーザに告知することができる。

好適実施例では、本発明は、プロセッサ・ユニットとメイン・メモリと相互接続バスとを含むコンピュータ・システムにおいて実現される。プロセッサ・ユニットは、単独のマイクロプロセッサを含む場合があるし、コンピュータをマルチプロセッサ・システムとして構成する複数のマイクロプロセッサを含む場合もある。メイン・メモリは、部分的に、プロセッサ・ユニットによって実行される命令及びデータを記憶する。本発明によるシステムの性能が全体として又は部分的にソフトウェアにおいて実現される場合には、メイン・メモリは、動作の際に実行可能なコードを記憶する。メイン・メモリは、高速メモリに加えて、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリのバンクを含む場合もある。

コンピュータ・システムは、更に、大容量記憶装置と、周辺装置と、携帯可能な記憶媒体ドライブと、入力制御装置と、グラフィクス・サブシステムと、出力ディスプレイとを含みうる。コンピュータ・システムは、１又は複数のデータ転送手段を介して接続が可能である。例えば、プロセッサ・ユニットとメイン・メモリとは、ローカル・マイクロプロセッサ・バスを介して接続される場合がありうるし、大容量記憶装置、周辺装置、携帯可能記憶媒体ドライブ、グラフィクス・サブシステムなどを１又は複数の入出力（Ｉ／Ｏ）バスを介して接続することが可能である。大容量記憶装置は、磁気ディスク・ドライブや光学ディスク・ドライブを用いて実現できるのであるが、プロセッサ・ユニットによって用いられるデータ及び命令を記憶する不揮発性の記憶装置である。ソフトウェアの実施例の場合には、この大容量記憶装置は、メイン・メモリにロードされるソフトウェアを記憶する。

入力制御装置は、コンピュータ・システムのユーザに、ユーザ・インターフェースの一部を提供する。入力制御装置は、英数字及びそれ以外のキー情報を入力する英数字キーパッドと、マウスやトラックボールやスティルスやカーソル・ディレクション・キーなどのカーソル制御装置を含む。テキスト及びグラフィクス情報を表示するために、コンピュータ・システムは、グラフィクス・サブシステムと出力ディスプレイとを含む。出力ディスプレイは、ＣＲＴディスプレイ又は液晶ディスプレイを含む。グラフィクス・サブシステムは、テキスト及びグラフィクス情報を受けとり、情報を処理して出力ディスプレイに出力する。

コンピュータ・システムに含まれるコンポーネントは、汎用のコンピュータ・システムにおいて典型的に見られるものであり、実際には、これらのコンポーネントは、この技術分野において広く知られているようなコンピュータ・コンポーネントの広いカテゴリを代表している。

このシステムは、ハードウェア又はソフトウェアとして実現される。ソフトウェアの実施例では、ソフトウェアは、汎用のコンピュータ・システムにおいて実現されるコンピュータ実行可能である複数の命令を含む。汎用のコンピュータ・システムにロードする前に、このシステムは、符号化された情報としてコンピュータ可読媒体の上に存在する。コンピュータ可読媒体の例としては、磁気フロッピ・ディスク、磁気テープ、コンパクト・ディスク・リード・オンリ・メモリ（ＣＤ−ＲＯＭ）などがある。ハードウェアの実施例の場合は、このシステムは、この出願において説明されている機能を実行するプロセッサ命令を含む専用のプロセッサを含む。回路を開発して、この出願において説明されている機能を実行することもできる。

以下の実例では、本発明によるシステムの様々な実施例を説明している。
例１：この例では、ターゲット・コンピュータ・システムのレジストリ・キー及びその値を検討することによって、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアを検出するシステムを説明する。

この例では、ユーザは、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアを第１のコンピュータ・システムにインストールしている。Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアは、そのインストール及び動作の一部として、「P2PCLIENT DOWNLOAD DIR」の値を有するレジストリ・キーを作成する。次に、走査ソフトウェアがこの第１のコンピュータ・システムにおいて実行される。走査ソフトウェアは、既知のキーである「P2PCLIENT DOWNLOAD DIR」との一致を求めて、第１のコンピュータ・システムのレジストリ・キーを検討する。一致が発見され、ネットワーク管理者に告知がなされる。ここで、走査ソフトウェアは、レジストリ・キーを除去して、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアの動作を停止する。

例２：この例では、ターゲット・コンピュータ・システムのファイル及びディレクトリを検討することによって、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアを検出するシステムを説明する。

この例では、ユーザは、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアを第１のコンピュータ・システムにインストールしている。Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアは、そのインストールの一部として、「P2P SOFTWARE」の値を有するディレクトリを作成する。次に、走査ソフトウェアがこの第１のコンピュータ・システムにおいて実行される。走査ソフトウェアは、既知のディレクトリである「P2P SOFTWARE」との一致を求めて、第１のコンピュータ・システムのファイル及びディレクトリを検討する。一致が発見され、ネットワーク管理者に告知がなされる。

例３：この例では、そのディレクトリがプライベート・ネットワーク上で共有され他のリモート・システムにとっても入手可能となっているターゲット・コンピュータ・システムのファイル及びディレクトリを検討することによって、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアを検出するシステムを説明する。

この例では、ユーザは、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアを第１のコンピュータ・システムにインストールしている。Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアは、そのインストールの一部として、「P2P SOFTWARE」の値を有するディレクトリを作成する。次に、走査ソフトウェアが、第２のリモート・コンピュータ・システムにおいて実行される。走査ソフトウェアは、既知のディレクトリである「P2P SOFTWARE」との一致を求めて、プライベート・ネットワーク上で、第１のコンピュータ・システムのファイル及びディレクトリを検討する。一致が発見され、ネットワーク管理者に告知がなされる。

例４：この例では、ターゲット・コンピュータ・システムの上で現に動作しているプロセスを検討することによって、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアを検出するシステムを説明する。

この例では、ユーザは、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアを第１のコンピュータ・システムにインストールしている。動作の間は、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアは、「p2psoftware.exe」というプロセス名を用いてコンピュータに登録する。次に、走査ソフトウェアが、第１のコンピュータ・システムにおいて実行される。走査ソフトウェアは、既知のプロセスである「p2psoftware.exe」との一致を求めて、第１のコンピュータ・システムのプロセスを検討する。一致が発見され、ネットワーク管理者に告知がなされる。

例５：この例では、ターゲット・コンピュータ・システムの上に存在する音楽ファイルの数を検討することによって、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアを検出するシステムを説明する。

この例では、ユーザは、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアを第１のコンピュータ・システムにインストールし、１５の音楽ファイルをダウンロードしている。次に、走査ソフトウェアが、第１のコンピュータ・システムにおいて実行される。走査ソフトウェアは、コンピュータの上で発見した音楽ファイルの数をカウントし、その数を設定されているスレショルドである１０と比較する。発見された音楽ファイルの数は設定されているスレショルドよりも多く、ネットワーク管理者に告知がなされる。

例６：この例では、ターゲット・コンピュータ・システムの上で生じているネットワーク通信に着目することによって、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアを検出するシステムを説明する。

この例では、ユーザは、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアを第１のコンピュータ・システムにインストールし、Ｐ２Ｐネットワークに接続している。第１のコンピュータ・システムとＰ２Ｐネットワークとの間のＰ２Ｐプロトコル・メッセージは、常に「１２３４５６」で開始する。次に、走査ソフトウェアが、第１のコンピュータ・システムにおいて実行される。走査ソフトウェアは、「１２３４５６」という既知のパターンを求めてネットワーク通信をモニタする。一致が発見され、ネットワーク管理者に告知がなされる。

例７：この例では、ターゲット・コンピュータ・システムの上でどのＴＣＰ／ＩＰポートが入手可能かに着目することによって、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアを検出するシステムを説明する。

この例では、ユーザは、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアを第１のコンピュータ・システムにインストールしている。Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアは、現に動作していて、ポート６３４６に結合され、Ｐ２Ｐクライアントからの結合されていない接続を受け取る。次に、走査ソフトウェアが、第１のコンピュータ・システムにおいて又はリモート・コンピュータにおいて、実行される。走査ソフトウェアは、ターゲット・コンピュータの既知のポートである「６３４６」に接続しようとする。接続が成功すると、ネットワーク管理者に告知がなされる。

２つのノードからなるＰ２Ｐネットワークの単純化された概略図である。 Ｐ２Ｐプロキシ・ネットワークの単純化された概略図である。 Ｐ２Ｐの非プロキシ型ループ・ネットワークの単純化された概略図である。

Claims (22)

1. Ｐ２Ｐネットワーク・ソフトウェアを検出する方法であって、
   （ａ）ターゲット・コンピュータにおいて走査プログラムを実行するステップと、
   （ｂ）前記走査プログラムが、（ｉ）前記ターゲット・コンピュータのレジストリ・キー又は値の少なくとも１つを検討し、（ｉｉ）前記レジストリ・キー又は値を既知の値と比較し、（ｉｉｉ）前記比較の結果に基づいて、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアが前記ターゲット・コンピュータにインストールされていると判断するステップと、
   を含むことを特徴とする方法。
2. Ｐ２Ｐネットワーク・ソフトウェアを検出する方法であって、
   （ａ）ターゲット・コンピュータにおいて走査プログラムを実行するステップと、
   （ｂ）前記走査プログラムが、（ｉ）前記ターゲット・コンピュータのファイル又はディレクトリの少なくとも１つを検討し、（ｉｉ）前記ファイル又はディレクトリを既知の値と比較し、（ｉｉｉ）前記比較の結果に基づいて、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアが前記ターゲット・コンピュータにインストールされていると判断するステップと、
   を含むことを特徴とする方法。
3. 請求項２記載の方法において、前記ファイル又はディレクトリはプライベート・ネットワークにおいて入手可能であり、前記走査プログラムは前記ターゲット・コンピュータとは別個のコンピュータ・システムの上で実行されることを特徴とする方法。
4. Ｐ２Ｐネットワーク・ソフトウェアを検出する方法であって、
   （ａ）ターゲット・コンピュータにおいて走査プログラムを実行するステップと、
   （ｂ）前記走査プログラムが、（ｉ）前記ターゲット・システムの動作プロセスを既知の値と比較し、（ｉｉ）前記比較の結果に基づいて、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアが前記ターゲット・コンピュータにインストールされていると判断するステップと、
   を含むことを特徴とする方法。
5. Ｐ２Ｐネットワーク・ソフトウェアを検出する方法であって、
   （ａ）ターゲット・コンピュータにおいて走査プログラムを実行するステップと、
   （ｂ）前記走査プログラムが、（ｉ）前記ターゲット・コンピュータに含まれるファイル・タイプの数をカウントし、（ｉｉ）前記数を設定されたスレショルドと比較し、（ｉｉｉ）前記比較の結果に基づいて、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアが前記ターゲット・コンピュータにインストールされていると判断するステップと、
   を含むことを特徴とする方法。
6. 請求項５記載の方法において前記ファイル・タイプは音楽ベースであることを特徴とする方法。
7. 請求項５記載の方法において、前記ファイル・タイプは映画ベースであることを特徴とする方法。
8. 請求項５記載の方法において、前記ファイル・タイプは電子書籍（ebook）ベースであることを特徴とする方法。
9. Ｐ２Ｐネットワーク・ソフトウェアを検出する方法であって、
   （ａ）ターゲット・コンピュータにおいて走査プログラムを実行するステップと、
   （ｂ）前記走査プログラムが、（ｉ）前記ターゲット・コンピュータのネットワーク通信を検討し、（ｉｉ）前記通信を既知の値と比較し、（ｉｉｉ）前記比較の結果に基づいて、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアが前記ターゲット・コンピュータにインストールされていると判断するステップと、
   を含むことを特徴とする方法。
10. Ｐ２Ｐネットワーク・ソフトウェアを検出する方法であって、
    （ａ）走査プログラムを実行するステップと、
    （ｂ）前記走査プログラムが、（ｉ）ターゲット・コンピュータのＴＣＰ／ＩＰポートに接続するステップと、（ｉｉ）前記ターゲット・コンピュータとの接続を成功裏に確立し、（ｉｉｉ）前記ＴＣＰ／ＩＰポート番号を既知の値と比較し、（ｉｉｉ）前記比較の結果に基づいて、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアが前記ターゲット・コンピュータにインストールされていると判断するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
11. 請求項１、２、４、５、９又は１０のいずれかの請求項に記載の方法において、前記走査プログラムの執行ユーザに前記結果を告知するステップを更に含むことを特徴とする方法。
12. 請求項１、２、４、５、９又は１０のいずれかの請求項に記載の方法において、前記結果に基づいて前記Ｐ２Ｐネットワーク・ソフトウェアをディセーブルするステップを更に含むことを特徴とする方法。
13. Ｐ２Ｐネットワーク・ソフトウェアを検出するシステムであって、
    （ａ）命令を記憶する記憶媒体と、
    （ｂ）ユーザ入力を受け取るユーザ入力装置と、
    （ｃ）前記ユーザ入力を処理し前記命令を用いて走査プログラムを実行し、（ｉ）ターゲット・コンピュータのレジストリ・キーと値とファイルとディレクトリとネットワーク通信とから構成されるグループから選択された前記ターゲット・コンピュータの特徴を検査し、（ｉｉ）前記ターゲット・コンピュータの前記特徴を既知の値と比較し、（ｉｉｉ）前記比較の結果に基づいて、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアが前記ターゲット・コンピュータにインストールされているかどうかを判断するプロセッサ・ユニットと、
    を備えていることを特徴とするシステム。
14. Ｐ２Ｐネットワーク・ソフトウェアを検出するシステムであって、
    （ａ）命令を記憶する記憶媒体と、
    （ｂ）ユーザ入力を受け取るユーザ入力装置と、
    （ｃ）前記ユーザ入力を処理し前記命令を用いて走査プログラムを実行し、（ｉ）前記ターゲット・システムの動作プロセスを既知の値と比較し、（ｉｉ）前記比較の結果に基づいて、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアが前記ターゲット・コンピュータにインストールされているかどうかを判断するプロセッサ・ユニットと、
    を備えていることを特徴とするシステム。
15. Ｐ２Ｐネットワーク・ソフトウェアを検出するシステムであって、
    （ａ）命令を記憶する記憶媒体と、
    （ｂ）ユーザ入力を受け取るユーザ入力装置と、
    （ｃ）前記ユーザ入力を処理し前記命令を用いて走査プログラムを実行し、（ｉ）ターゲット・コンピュータに含まれるファイル・タイプの数をカウントし、（ｉｉ）前記数を設定されたスレショルドと比較し、（ｉｉｉ）前記比較の結果に基づいて、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアが前記ターゲット・コンピュータにインストールされているかどうかを判断するプロセッサ・ユニットと、
    を備えていることを特徴とするシステム。
16. Ｐ２Ｐネットワーク・ソフトウェアを検出するシステムであって、
    （ａ）命令を記憶する記憶媒体と、
    （ｂ）ユーザ入力を受け取るユーザ入力装置と、
    （ｃ）前記ユーザ入力を処理し前記命令を用いて走査プログラムを実行し、（ｉ）ターゲット・コンピュータのＴＣＰ／ＩＰポートに接続し、（ｉｉ）前記ターゲット・コンピュータとのの接続を成功裏に確立し、（ｉｉｉ）前記比較の結果に基づいて、Ｐ２Ｐクライアント・ソフトウェアが前記ターゲット・コンピュータにインストールされているかどうかを判断するプロセッサ・ユニットと、
    を備えていることを特徴とするシステム。
17. 請求項１３記載のシステムにおいて、前記ファイル又はディレクトリはプライベート・ネットワークにおいて入手可能であり、前記走査プログラムは前記ターゲット・コンピュータとは別個のコンピュータ・システムにおいて実行されることを特徴とするシステム。
18. 請求項１５記載のシステムにおいて、前記ファイル・タイプは音楽ベースであることを特徴とするシステム。
19. 請求項１５記載の方法において、前記ファイル・タイプは映画ベースであることを特徴とするシステム。
20. 請求項１５記載の方法において、前記ファイル・タイプは電子書籍（ebook）ベースであることを特徴とするシステム。
21. 請求項１３ないし１６の中のいずれかの請求項に記載のシステムにおいて、前記走査プログラムの執行ユーザは前記結果を告知されることを特徴とするシステム。
22. 請求項１３ないし１６の中のいずれかの請求項に記載のシステムにおいて、前記Ｐ２Ｐネットワーク・ソフトウェアは前記結果に基づいてディセーブルされることを特徴とするシステム。

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