JP2008530889A - アクセスドメイン上でブロードキャストメッセージを処理する方法およびノード - Google Patents

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Abstract

本発明は、アクセスドメイン上でブロードキャストメッセージを処理する方法およびノードに関する。そのために、アクセスドメイン上で伝送されるユニキャストメッセージ内に、ブロードキャストメッセージをトンネリングすることを可能とするよう、アクセスノード、およびアクセスエッジノードが適応された。アクセスノードは、ユーザドメインからブロードキャストメッセージを受信し、ブロードキャストメッセージをインターセプトし、受信されたブロードキャストメッセージをユニキャストメッセージ内でアクセスエッジノードへ転送する。アクセスエッジノードは、トンネリングされたブロードキャストメッセージを受信し、識別する。その後、識別されたトンネリングされたブロードキャストメッセージは、アクセスエッジノードにおいて、ブロードキャストハンドラによってデトンネリングされ、ブロードキャストハンドラによって処理される。

【選択図】図3

Description

35 U.S.C.S.119(e)および37 C.F.R.S.1.78に基づく優先権ステートメント。
この特許出願は、シルヴェイン・モネッテ(Sylvain Monette)、マチュー・ジゲーレ(Mathieu Giguere)、マーチン・ジュリアン(Marthin Julien)、ベノア・トレムブレイ(Benoit Tremblay)の名の下に2005年2月14日の出願された出願番号60/651,971号「ポリプロジェクト(Poly project)」、およびシルヴェイン・モネッテ(Sylvain Monette)、マチュー・ジゲーレ(Mathieu Giguere)、マーチン・ジュリアン(Marthin Julien)、ベノア・トレムブレイ(Benoit Tremblay)の名の下に2005年4月25日出願の出願番号60/674,307号「アクセスノードエッジノード複合プロトコル(AEP:Access node−edge node complex protocol)」の先の米国仮特許出願に基づく優先権を主張するものである。
本発明は、サービスバインディングを用いてアクセスドメイン内でブロードキャストメッセージを処理する方法およびノードに関する。
近年、インターネットプロトコル(IP)ネットワークの爆発的な増加が見られる。当初は、大学や研究者が通信を行い、研究プロジェクトで協力することを可能とするための開発であったが、巨大市場レベルで提供されるネットワークへと成長した。今日では、一般世帯がワールドワイドウェブを使用したり、対話式ゲームを行ったり、IPに乗せて音声を運んだり、文書やソフトウェアをダウンロードしたり、電子商取引を行ったりするためにIPネットワークに接続することは普通になっている。
以下、図1に関して述べる。図1は、IPネットワーク100の従来の技術例を示す説明図である。典型的に、IPネットワークは、アクセスドメイン115と、ネットワークサービスプロバイダドメイン140と、アプリケーションサービスプロバイダドメイン150から構成されている。アクセスドメイン115はアクセスノード(AN)120とIPネットワークのようなアクセスネットワーク130を含んでいる。アクセスノード120は、ユーザドメイン110にIPネットワーク130への接続を提供するネットワークプロバイダである。ユーザドメイン110は、例えばユーザデバイス(UD)(コンピュータ、携帯電話、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)など)や、ローカルエリアネットワーク(LAN)や、無線LAN(W−LAN)を含んでいる。ユーザドメインはアクセスノードと様々な可能な技術で通信を行う。これらの技術には、電話線上でのダイヤルアップ接続やADSL(Asymmetric Distribution Subscriber Line)接続や、テレビケーブルネットワーク上でのケーブルモデム接続や、無線通信がある。アクセスネットワーク130は一群の独立したスイッチとルータから構成されている。ルータの役割は、入ってくるデータトラフィックを、データトラフィックの中に埋め込まれた目的アドレスに基づいて、ルーティングすることである。ネットワークサービスプロバイダドメイン140は、例えばIP上の音声伝達サービスに適するものであり、一方、アプリケーションサービスプロバイダドメイン150は電子銀行取引や電子商取引に適している。
図1は、3つのユーザドメインと2つのアクセスノードと2つのサービスプロバイダドメインと2つのアプリケーションサービスドメインを描いてあるが、典型的には、IPネットワーク100は、数千のユーザドメインと、数十のアクセスノードと、数百のサービスプロバイダドメイン及びアプリケーションサービスプロバイダドメインを含んでいる。アクセスネットワーク130に関しては、数百のルータを含むネットワークに遭遇することは、普通のことである。この様に、図1には明瞭にするために極めて簡略化されたIPネットワーク100が描かれている。
初期のIPネットワークの原理は、到着したデータトラフィックを最終目的地に向けてルーティングする前にできる限り少ない操作で処理を行うスイッチ、およびルータに基づいている。そのために、異なる種類のメッセージ:ユニキャストメッセージ、マルチキャストメッセージ、及びブロードキャストメッセージが利用できる。これらの3つのメッセージのタイプのそれぞれに関して、アドレスの幅が、メッセージのそれぞれのタイプごとに割り当てられている。ユニキャストメッセージは1つの送信者と1つの受信者との間のメッセージの交換に使用される。マルチキャストメッセージは、1つの送信者が複数の受信者にメッセージを届けることを可能とする。ブロードキャストメッセージに関しては、ブロードキャストメッセージは、同じセグメント内のIPネットワークの全てのスイッチにメッセージを届けるために使用される。
特に、ブロードキャストメッセージは、ユーザドメインによって発生させられ、その特徴は、ネットワークの1つのスイッチにおいてブロードキャストメッセージが受信されると、ブロードキャストメッセージは、受信者であるスイッチが知っている全てのスイッチに再度伝送されることにある。それゆえ、数千のユーザドメインに接続を提供するような、広範囲のIPネットワークでは、ブロードキャストメッセージは、重大な妨害となり、IPネットワークの性能に深刻な影響を及ぼす可能性がある。
現在は、ユーザデバイス数の拡大とIPネットワーク上でサービスを提供するサービスプロバイダ数の拡大に結びつく問題の解決方法は知られていない。さらに、数千のユーザドメインに接続を提供する大きなIPネットワーク上での、ブロードキャストメッセージに起因する潜在的な妨害に対する、実体がある解決方法を可能とするために、長期にわたる解決方法はまだ確認されていない。
それゆえ、現存する解決方法では不足する点や欠点を克服するために、ネットワークに不要な負荷をかけずにブロードキャストメッセージを効率的に処理するノードと手法を持つことの有利性を、直ちに評価すべきである。本発明は、前述に記載の方法とノードを提供する。
本発明は、ブロードキャストメッセージをユニキャストメッセージ内にトンネリングする(tunnel)ことによって、ブロードキャストメカニズムによって発生させられるトラフィック、およびブロードキャストメッセージを減少させ、数千のユーザドメイン、およびアクセスノードが、アクセスドメイン上でブロードキャストメッセージを処理することを、効率的に可能とする。
そのために、本発明の方法では、ユーザドメインからのブロードキャストメッセージをアクセスノードにおいてユーザドメインから受信することによって、アクセスドメイン上でブロードキャストメッセージを処理する。その後、本方法は、続けて、アクセスノードにおいて受信されたブロードキャストメッセージをインターセプトし、受信されたブロードキャストメッセージをユニキャストメッセージ内でアクセスドメインのアクセスエッジノードへ転送する。そうすることによって、本発明の方法は、ブロードキャストメカニズムをインターセプトする。
本発明の別の観点は、アクセスドメイン上で伝送されたトンネリングされたブロードキャストメッセージを処理するアクセスエッジノードに関する。アクセスエッジノードは、入力ユニット、制御ユニット、およびブロードキャストハンドラを含んでいる。入力ユニットは、メッセージを受信する。制御ユニットは、入力ユニットにおいて受信されたメッセージから、どのメッセージがトンネリングされたブロードキャストメッセージであるかを識別する。ブロードキャストハンドラは、識別されたトンネリングされたブロードキャストメッセージをデトンネリングし(detunnel)、デトンネリングされたブロードキャストメッセージを処理する。
本発明の別の観点によれば、本発明は、ユーザドメインから受信したブロードキャストメッセージを処理するアクセスノードを対象としている。アクセスノードは、入力ユニット、制御ユニット、ブロードキャストハンドラ、出力ユニットから構成されている。入力ユニットは、ユーザドメインからメッセージを受信する。制御ユニットは、受信されたメッセージから、どのメッセージがブロードキャストメッセージであるかを識別する。ブロードキャストハンドラは、アクセスエッジノード宛のユニキャストメッセージ内で、識別されたそれぞれのブロードキャストメッセージをトンネリングし、出力ユニットは、ユニキャストメッセージを伝送する。
本発明の目的と利点のさらに詳細な理解のため、以下に記載の添付図面と併せて説明をする。
本発明の革新的な開示は、様々な実施形態の例について個々に言及することによって記載される。しかし、この種の実施形態は、本発明の革新的な開示の数多くの利点ある使用方法のほんの少しの例しか提供していないことを理解すべきである。概して、本出願の明細書中で記述されていることは、本発明の要求された様々な項目のどれをも必ずしも限定しない。さらに、いくつかの記述はいくつかの発明の特徴に当てはまるが、他の発明の特長には当てはまらない。図中で、同じ、あるいはよく似た要素は、いくつかの図表を通して同じ符号で示されている。
本発明の一実施形態は、アクセスドメイン内でブロードキャストメッセージを処理する方法とノードに関する。そのため、アクセスノード、およびアクセスエッジノードは、本発明の開示に従って、ブロードキャストメッセージの伝送を効率的に可能とするよう、適応されている。特に、本発明の一実施形態においては、ユーザドメインから伝送されたブロードキャストメッセージは、アクセスノードで受信され、インターセプトされる。アクセスノードはブロードキャストメッセージをユニキャストメッセージ内にトンネリングし、ユニキャストメッセージをアクセスエッジノードに伝送する。このように、アクセスドメインの至るところにブロードキャストされるのではなく、ブロードキャストメッセージは、アクセスドメイン内のそれらのエントリポイント、例えばアクセスノードにおいてインターセプトされ、直接アクセスエッジノードに伝送される。そうすることによって、アクセスドメイン上で、ブロードキャストメッセージによって発生させられるトラフィックを減少させることができる。本発明の一実施形態は、アクセスエッジノードによる適切な処理を可能とするため、アクセスエッジノードにおいて、トンネリングされたブロードキャストメッセージを識別する能力、およびそれらをデトンネリングする能力も提供する。
本発明の別の可能な一実施形態によれば、アクセスノード、およびアクセスエッジノードは、さらに、アクセスドメイン上でアクセスノードとアクセスエッジノードとの間のデータトラフィックを規定するサービスバインディングを管理する能力を持つ。特に、そのために、アクセスエッジノードは、サービスエージェントを管理し、制御するサービスエージェントユニットを含んでいる。それぞれのサービスエージェントは、サービスプロバイダドメインに対応し、アクセスドメイン上で、そのサービスプロバイダドメインに対応する仮想ローカルエリアネットワーク(VLAN:Virtual Local Area Network)を管理し、制御する。このように、ユーザドメインが選択された1つのサービスプロバイダドメインと通信を希望するたびに、サービス要求関連メッセージがアクセスエッジノードに送信されるのである。サービス要求関連メッセージは、1つのサービスプロバイダドメインと1つのユーザドメインを識別する情報を含んでいる。アクセスエッジノードは、1つのサービスエージェントが、サービス要求関連メッセージ内で識別されたサービスプロバイダドメインに対応するかどうかを決定し、もしそうであれば、受信されたサービス要求関連メッセージに関するサービスバインディングを作成する。サービスバインディングは、1つのサービスエージェント、ユーザドメイン情報、およびアクセスドメイン転送プリミティブを識別する。その後、要求を出しているユーザドメインに接続を提供するアクセスノードは、サービスバインディングを作成したという情報を伝達され、作成されたサービスバインディングに従ってアクセスノードとアクセスエッジノードとの間のデータトラフィックを集合するために、サービスバインディングが、アクセスノード、およびアクセスエッジノードにおいて実行される。このように、この別の一実施形態に従って、アクセスノードで受信された1つのユーザドメインからのブロードキャストメッセージが、構築された1つのサービスバインディングに対応する時、アクセスエッジノードでのトンネリングされたブロードキャストメッセージのすばやい処理のために、トンネリングされたブロードキャストメッセージは、サービスエージェントに対応する識別子を含む。さらに、この実施形態は、秘密を保証するために、ユーザネットワークを互いに分離することを可能とする。
後述の段落は、本発明の方法、アクセスエッジノード、およびアクセスノードと、アクセスドメインの負荷を減少させるために、それらが、本発明と関連して、どのようにブロードキャストメッセージを処理するかとのより詳細な説明を提供する。
本発明と、本発明のメカニズムを理解するためには、図2に関して述べる。図2は、本発明が組み込まれたネットワーク200を例示した概略図である。
ネットワーク200の概略図は、明確化の目的で簡略化されている。描写されている様々な要素は、よく似た機能ごとにグループ化されており、ネットワークエンティティを位置的に図で表現しているのではない。しかし、よく似た機能を持つそれぞれのグループは、典型的に、ネットワーク200に位置的にばらまかれた、特定の機能を持つ物理的なネットワークエンティティに対応する。ネットワーク200の概略図は、ユーザドメイン110とアクセスドメイン115とネットワークサービスプロバイダ140とアプリケーションサーバ150を含んでいる。アクセスドメイン115は、アクセスノード120とアクセスネットワーク130とアクセスエッジノード160と地域ネットワーク135とを含んでいる。包括的な説明とそれぞれの要素の例は、以下の段落で図2を参照して提供される。
ネットワーク200は、互いに通信を行う、1または複数のデータネットワークに対応している。このように、ネットワーク200は、1または複数の操作者によって操作されることが可能である。データネットワークは、通常、多数の操作可能なエンティティ、および/または多数の操作可能な組織によってサポートされているため、どのようにしてこれらのエンティティおよび組織が通信を成功させるかを明確にすることは必須である。この理由のため、データネットワークは、通常、オープンシステムインターコネクションモデル(OSIモデル:Open System Interconnection model)を用いて詳しく説明される。OSIモデルは、7つのレイヤー内でプロトコルを実行するためのネットワークのフレームワークを明確にする。これらの7つのレイヤーは、それぞれ次に示す順になっている。1)物理層;2)データリンク層;3)ネットワーク層;4)トランスポート層;5)セッション層;6)プレゼンテーション層;7)アプリケーション層。それぞれのレイヤーは、データネットワーク上でデータの転送を行うときに、考えられる側面および請け負う動作に対応している。本発明のネットワーク200を表現するためにOSIモデルを使用すると、本発明のネットワークによって使用されている、および/またはサポートされている様々なプロトコルのいくつかは、以下のように層に分離することができる。
レイヤー2:イーサネット(Ethernet)、非同期転送モード(ATM:Asynchronous Transfer Mode)
レイヤー3:インターネットプロトコル(IP)ヴァージョン4、インターネットプロトコル(IP)ヴァージョン6
レイヤー4と5:トランスミッションコントロールプロトコル(TCP:Transmission Control Protocol)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP:User Datagram Protocol)
レイヤー6と7:現在存在しているか、または今後使用される、様々なプレゼンテーションプロトコルとアプリケーションプロトコル
前記のプロトコルのリストは、例としての目的のために提供されているのであり、本発明によってサポートされるプロトコルを限定するものではない。
次に、アクセスドメイン115について述べる。アクセスドメイン115は、その機能を、ユーザドメイン110、ネットワークサービスプロバイダ140、およびアプリケーションサービスプロバイダ150の間のエンド・トゥ・エンドの接続を提供する手段としてまとめることができる。アクセスドメインは、アクセスノード120、アクセスネットワーク130、地域ネットワーク135、およびアクセスエッジノード160を含む。このように、アクセスドメイン115は、それ自体はエンティティではなく、むしろ、構成要素の集合である。この構成要素の集合は、直接的または間接的に、物理的に無線で、または電子的に互いに連結されると、接続を提供するためのドメインとして振舞う。それゆえ、この名前を“アクセスドメイン”と言うのである。このように、1つのアクセスノード120と1つのアクセスネットワーク130と1つのアクセスエッジノード160と1つの地域ネットワーク135のみを含む現在のアクセスドメイン115の表現は、そのようなエンティティがアクセスドメイン内でシングルであるという意味ではなく、明確化の目的で、ただ1つのそれらのエンティティが表現されていることは明確である。以下の段落で、アクセスドメインの様々な構成要素のさらに詳細な説明がなされる。
アクセスノード120は、(図示されていないが)アクセスゲートウェイを含み、アクセスドメイン115の第一の構成要素を表現している。典型的に、アクセスノード120は、ユーザドメイン110のアクセスネットワーク130への接続を可能とするアクセスプロバイダに、例えば、固定制であるか従量制であるかについて問い合わせる。そのような接続は、さまざまなメディアとテクノロジーを使用することで可能となる。使用可能なメディアとしては、ケーブル、固定電話、携帯電話がある。使用可能なテクノロジーについては、統合デジタル通信網(ISDN:Integrated Services Digital Network)や、非対称デジタル加入者線(ADSL:Asymmetric Digital Subscriber Line)や、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)が例として挙げられる。しかし、本発明は、それらのメディアまたはテクノロジーのみに限定されるものではないという点に注意すべきである。同様に、3つのアクセスノードのみが図に描かれているが、ネットワーク200は、潜在的に数百または数千のアクセスノードを含んでいる点にも注意すべきである。
アクセスドメインは、以降で共に論じられるアクセスネットワーク130と地域ネットワーク135も含んでいる。アクセスネットワーク130と地域ネットワーク135の第一の機能は、アクセスノード120、ネットワークサービスプロバイダ140、およびアプリケーションサービスプロバイダ150間でエンド・トゥ・エンドの、独立した転送を提供することである。アクセスネットワーク130および地域ネットワーク135は、次のような役割を果たすネットワークである。その役割とは、ダウンストリームおよびアップストリームのデータトラフィックを集合し、スイッチングし、およびルーティングするような役割である。アクセスネットワーク130は、OSIモデルのレイヤー2に対応するイーサネット、または他の同様なプロトコルを好適に使用することができる。しかし、OSIモデルのレイヤー2に対応するプロトコルに限定はされない。アクセスネットワーク130は、IPv4および/またはIPv6のようなレイヤー3プロトコルも有利にサポートすることができる。地域ネットワーク135は、イーサネットおよび/またはIPとMPLSを好適にサポートし、可能な他のレイヤー3のプロトコルをサポートする。さらに、アクセスネットワーク130と地域ネットワーク135は、1または複数の異なる操作者によって、操作、および/または管理されることが可能である。
アクセスエッジノード160の役割は、複数のネットワークサービスプロバイダ140とアプリケーションサービスプロバイダとに関わるアクセスドメイン115において、集中エントリポイント(centralized entry point)として振舞うことである。本発明の別の一実施形態によれば、アクセスエッジノードは、サービスエージェント170、およびサービスバインディング(図2には描かれていないが、図4に描かれている)の作成、管理、およびホスティングにも責任がある。それぞれのサービスバインディング170は、1つのサービスプロバイダドメイン(140または150)に対応し、アクセスネットワーク130上でそのサービスプロバイダドメインに関するVLANを管理し、制御する。
“サービスバインディング”という表現は、ユーザドメイン110と1つのネットワークサービスプロバイダドメイン140との間、または、ユーザドメイン110と1つのアプリケーションサービスプロバイダドメイン150との間のバインディングのことを表している。サービスエージェント、およびサービスバインディングの概念と、アクセスエッジノードとは、図4、5a、および5bについて言及する記述の中でさらに詳しく記述される。
次に、ユーザドメイン110について述べる。ユーザドメインは、ユーザドメイン110とネットワークサービスプロバイダ140との間、および、ユーザドメインと110アプリケーションサービスプロバイダ150との間でのエンド・トゥ・エンドの通信を処理するためのアクセスドメイン115に関する。本記述では、“ドメイン”という言葉は、1または複数の、よく似た機能特性を持つネットワーク構成要素のことを表していることに注意すべきである。このように、本発明に関しては、“ユーザドメイン”という表現は、独立したコンピュータや、物理的にあるいは無線で、ルータを通してつながれたコンピュータのローカルネットワークや、携帯電話や、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)や、ネットワーク200のようなネットワーク上でデータ通信可能なすべての他のデバイスのことを表す。さらに、“ユーザドメイン”という表現は、同時に起こる複数のデータトラフィックセッションを含むことが意図されている。その同時に起こる複数のデータトラフィックセッションは、1つのシングルユーザポートを通して、複数のデバイスによって実行される。例えば、ユーザは、インターネット接続やテレビ会議やテレビ番組のような異なるアプリケーションとネットワークサービスに同時にアクセスすることができる。その際、ユーザは、1または複数のデバイスを使用して、VLANに設けられたユーザドメインを通して、または、ここで“ユーザドメイン”と表現される1つのシングルユーザポートを通して、同時にアクセスすることができる。“ユーザドメイン”という表現は、VLANを用いた複数の論理サブネットを含んで用いられることもある。
ネットワークサービスプロバイダ140は、IPアドレスの割り当てと、他のネットワークへの接続を提供するために、そして、特定のアプリケーションを提供し届けるために、アクセスドメイン115を使用するエンティティを表している。ユーザドメイン110を持つデータトラフィックに関しては、典型的に、ネットワークサービスプロバイダ140は、例えばRADIUS(Remote Authentication Dial―In UserService)に基づく識別を使用して、IPアドレスを所有し、ユーザドメイン110にIPアドレスを割り当てる。さらに、もし、要求された場合、および/または必要な場合、ネットワークサービスプロバイダ140は、ユーザレベルの認証と権限付与を行う。
アプリケーションサービスプロバイダ150は、ユーザドメイン110のエンドユーザにアプリケーションを提供し届けるために、アクセスドメイン115を使用する。その様なアプリケーションの例は、ゲーム、ビデオ・オンデマンド、テレビ会議、およびその他多くの可能なアプリケーションを含む。しかし、アプリケーションサービスプロバイダに代わってユーザドメイン110にIPアドレスを割り当てるのは、アクセスドメイン115である。もし、要求されれば、アプリケーションサービスプロバイダ150は、ユーザレベルでの認証も行うことが可能であり、もし必要であれば、権限付与も行う。前述の記述で、“サービスプロバイダ”と“サービスプロバイダドメイン”という表現は、ネットワークサービスプロバイダ140とアプリケーションサービスプロバイダ150の両方を同時に表現するために、代わりに用いられている。“サービスプロバイダ”という表現はネットワークサービスプロバイダ140またはアプリケーションサービスプロバイダ150の1つを表現している場合もある。
次に、図3に関して記述する。図3は、本発明の開示に従ってブロードキャストメッセージを処理する方法の簡略化されたフローチャートを表している。本方法は、アクセスドメイン115上で、ユーザドメイン110から送信されたブロードキャストメッセージを処理する。本方法についての後述では、1つのブロードキャストメッセージを扱っているが、本方法に関しては、1または複数のユーザドメイン110から受信されたいくつかのブロードキャストメッセージが同時に処理されることも可能である。そして、1つのブロードキャストメッセージの処理は、同時に処理されていても、あるいはそうでなくても、それぞれのブロードキャストメッセージに関して本方法が実行するステップを表している。本方法は、ステップ300から始まる。ステップ300では、アクセスノード120においてブロードキャストメッセージを受信する。続いて、ステップ310では、ブロードキャストメッセージがインターセプトされる。ブロードキャストメッセージがさらにブロードキャストされるのを防ぐために、ブロードキャストメッセージは、アクセスノード110によってインターセプトされる。そうすることによって、アクセスドメイン115のスイッチとルータをロードする。その後、アクセスノード120はステップ320でブロードキャストメッセージを修正する。特に、アクセスノード120は、ブロードキャストメッセージの目的アドレスを修正する。技術的に知られているように、IPネットワークでは、受信するスイッチ/ルータにブロードキャストメッセージであることを示すために、あるアドレスが使用される。IPの場合、そのメッセージがブロードキャストメッセージであることを表す目的アドレスは、(255.255.255.255)というアドレスである。このように、アクセスノードが(255.255.255.255)のL3目的アドレスを持つメッセージを受信すると、受信したメッセージがブロードキャストメッセージであることが自動的に分かる。しかし、本方法のステップ320では、目的アドレスは、下位3バイトがアクセスノード識別子(16ビット)とユーザポート番号(8ビット)とに対応するように変更される。
本方法は、随意にステップ330に続く。ステップ330は、本発明の第2の実施形態に対応するネットワーク内でのみ実行される。本発明の第2の実施形態の例としては、アクセスエッジノード、およびアクセスノードがサービスバインディングを実行する能力を持つときが挙げられる。ネットワーク200が、サービスバインディングを処理し、実行する能力を持たない場合は、本方法のステップ330は実行されない。このように、本発明の第2の実施形態に従ったネットワーク200の場合、対応するサービスエージェントが識別される。対応するサービスエージェントは、アクセスノード120において、その中に格納されたサービスバインディング情報に基づいて識別され、ブロードキャストメッセージが受信されたユーザポートに関するサービスバインディングが存在するかどうかを決定するために、ユーザポート情報を使用する。
本方法は、ステップ340に続く。ステップ340では、変更されたブロードキャストメッセージがトンネリングされる。そのために、変更されたサービスエージェントがユニキャストメッセージ内でトンネリングされる。ユニキャストメッセージには、アクセスエッジノード160のアドレスに対応する目的アドレスとアクセスノードのアドレスに対応するソースアドレスとが与えられ、ユニキャストメッセージの仮想ローカルエリアネットワークタグには、ステップ330で識別されたサービスエージェントに対応する値が与えられる。サービスエージェントが識別されなかった場合、すなわち、サービスバインディングがアクセスノードとアクセスエッジノードとによってサポートされていない場合、デフォルトの値が代替として用いられる。変更され、トンネリングされたブロードキャストメッセージは、その後、ステップ350において、アクセスネットワーク130上でアクセスエッジノード160に送信される。変更され、トンネリングされたブロードキャストメッセージは、ステップ360において、アクセスエッジノード160で受信される。その後、アクセスエッジノード160は受信したメッセージが、変更されトンネリングされたブロードキャストメッセージであることを決定し、デトンネリングし、ステップ370においてローカルで処理する。
次に、図7に関して記述する。図7は本発明に従って、ブロードキャストメッセージ700に加えられる変更を示した図表である。技術的に知られているように、ブロードキャストメッセージはアップストリームトラフィックである。アップストリームトラフィックとは、アクセスドメイン115を通して、ユーザドメイン110から送信されるトラフィックのことである。図7は、例として、IEEE802.3ac(International Electrical and Electronic Engineering 802.3ac)で記述されるようなイーサネットブロードキャストメッセージを描いている。ブロードキャストメッセージは、典型的に、次のようなフィールドを含んでいる:目的アドレス(DA:Destination Addres)710、ソースアドレス(SA:Source Address)720、タイプ730、VLANタグ740、ユーザデータ750。目的アドレス710は、メッセージがブロードキャストメッセージであることを示す専用のイーサネットMACアドレス(255.255.255.255)のことであり、6バイトで構成されている。ソースアドレス720は、そのイーサネットMACアドレスからブロードキャストメッセージが発生させられたことを示し、6バイトで構成されている。タイプフィールド730は、2バイトの長さを持つ。VLANタグ740は、4バイトの長さを持ち、通常、目的アドレスとソースアドレスに対して意味があり、既知な場合のみVLAN識別子のことを表す。最後に、ユーザデータ750は、46バイト〜1500バイトの間で変化し、ソースアドレス720から目的アドレス710に送信されたデータを含んでいる。ブロードキャストメッセージという特別な場合は、ユーザデータ750は、ネットワーク200の至るところにブロードキャストされるデータを表している。
前述のように、ブロードキャストメッセージ700は、ユーザデバイス110から発生させられ、本発明に関しては、ネットワークを通して変更を加えられる。ユーザデバイス110は、ブロードキャストメッセージ700aを発生し、そのブロードキャストメッセージ内では、目的アドレス710がブロードキャストMACアドレスに対応し、ソースアドレス720がユーザデバイスMACアドレスであり、VLANタグ740がユーザデバイスのローカルサービス識別子に対応し、ユーザデータ750がアクセスドメイン115を通してブロードキャストされるデータに対応する。ユーザデバイス110によって発生させられたブロードキャストメッセージ700aは、送信され、アクセスノード120によって受信され、アクセスノード120において、目的アドレスによってブロードキャストメッセージとして識別され、インターセプトされる。アクセスノードは、アクセスネットワーク130上でブロードキャストメッセージを転送するより優先的に、ブロードキャストメッセージにいくつかの変更を加える。特に、ブロードキャストメッセージ700bで表されたように、目的アドレス710は、16ビットのアクセスノード識別子と、ブロードキャストメッセージが受信されたユーザポートを示す8ビットのユーザポート番号とに対応するように、下位3バイトを置き換えて変更される。変更されたブロードキャストメッセージは、その後、トンネリングされる、あるいはユニキャストメッセージ内にカプセル化される。ユニキャストメッセージは、アクセスエッジノードのMACアドレスに対応する目的アドレスと、アクセスノードMACアドレスに対応するソースアドレスとを持つ。ユニキャストメッセージ700cは、ユニキャストメッセージがブロードキャストメッセージを含んでいることを示す予約された値であるイーサタイプ識別子を示すタイプも含んでいる。最後に、本発明の第2の実施形態の場合、ユニキャストメッセージ700cのVLANタグフィールドはサービスエージェント識別子を含み、あるいは、その時のユーザポート番号に対応するサービスバインディングが存在しない場合には、デフォルト値を含んでいる。ユニキャストメッセージ700cは、その後、アクセスネットワーク130上で送信される。
次に、図6に関して記述する。図6は、本発明の開示に従ったアクセスノードの概要図を示している。アクセスドメイン115における位置的な理由から、アクセスノード120は、アクセスドメイン115のアクセスネットワーク130、およびアクセスエッジノード160と通信するために、アクセスドメイン入出力ユニット610を含んでいる。アクセスノード120は、ユーザドメイン110と通信するために、ユーザドメイン入出力ユニット620も含んでいる。アクセスノード120は、制御ユニット630、およびブロードキャストハンドラ690も含んでいる。一般的にアクセスノードによって実行される処理を可能とするために、アクセスノード120は、もし要求されれば、ブリッジングユニット640、翻訳テーブル650、転送ユニット660、調整ユニット670、および集合ユニット680のような構成要素を含むこともありうる。アクセスノードの様々な構成要素は、アクセスノードの適切な機能を可能とするために連結された、専用のハードウェア、組み合わされたハードウェア、あるいはソフトウェアから構成されている。
ユーザドメイン入出力ユニット620は、420によって示されるような、ブロードキャストメッセージを含む多くの異なるタイプのメッセージを受信する。ブロードキャストメッセージは、ユーザドメイン入出力ユニット620の1つのユーザポートにおいて、ユーザドメイン入出力ユニット620に入る。ユーザドメイン入出力ユニット620は、受信されたメッセージを制御ユニット630に転送し、制御ユニット630は、受信されたメッセージ420がブロードキャストメッセージであるかを決定し、ユーザドメイン入出力ユニット620のどのユーザポートがメッセージ420を受信したかという情報と共に、受信されたメッセージをブロードキャストハンドラ690に転送する。ブロードキャストハンドラ690は、続けて、図7に関して前述されたようにブロードキャストメッセージを変更し、アクセスドメイン入出力ユニット610を通して、ユニキャストメッセージ内で転送する。
前述のように、本発明の第2の実施形態は、アクセスドメイン115上でデータトラフィックを規定するサービスバインディングの概念に基づいている。次に、本発明の第2の実施形態をよりよく理解するために、サービスバインディングの概念を説明する簡潔な記述が提供される。サービスバインディングは、転送関係とトラフィックとを管理するために、アクセスエッジノード160において作成される。それぞれのサービスバインディングは、1つのユーザドメインと1つのサービスプロバイダドメインとの間で構築され、接続を提供するアクセスノード120とアクセスエッジノード160の1つのサービスエージェント170とに直接影響を与える。概念的に言えば、サービスバインディングの作成は、アクセスドメイン上で、サービスプロバイダドメインに対応するVLANに、識別されたユーザドメインを追加することに対応し、そのVLANはアクセスエッジノードによって管理される。アクセスエッジノードによって管理されるそれぞれのVLANに関して、アクセスエッジノードにおいて、サービスバインディングが作成される。このように、それぞれのサービスバインディングは、取引可能なビジネスエンティティを表現している。取引可能なビジネスエンティティは、ユーザドメインの特定のユーザポートとサービスプロバイダの特定のプロバイダポートとの間で、適切な状態とQoSを保ち、対応するサービスを届けることを保証する。サービスバインディングは、アクセスエッジノード内で作成され、管理され、ホストされ、サービスエージェント170と結合して存在する。
このように、本発明の第2の実施形態によれば、アクセスノード120の集合ユニット680は、サービスバインディング関連情報をホストする。サービスバインディング関連情報は、(サービスエージェント属性とサービスタイプの形の)特定のサービスバインディング情報と、サービス要求関連メッセージを受信するアクセスノードのポートにおける識別と、ユーザドメインのローカルネットワークコンテキストとを含む。この情報に基づいて、集合ユニット680は、ブロードキャストメッセージが受信されたユーザポートのユーザポート属性に対応する、サービスエージェント属性を提供することが可能となる。このように、前述のようにユニキャストメッセージ内に含まれるサービスエージェント属性を得るために、ブロードキャストハンドラ690は、さらに、集合ユニット680とも直接的に、または制御ユニット630を通して通信する。
次に図4に関して記述する。図4は、本発明の開示に従うアクセスエッジノードの概要図である。アクセスエッジノード160は、アクセスドメイン入出力ユニット410、制御ユニット450、およびブロードキャストハンドラ495を含んでいる。アクセスドメイン入出力ユニット410は、変更され、トンネリングされたブロードキャストメッセージ700cを受信する。受信されたメッセージ700cは、制御ユニット450に転送される。一度、受信されたメッセージ700cが制御ユニット450によって適切にデトンネリングされると、デトンネリングされたメッセージは、適切な処理のためにブロードキャストハンドラ495に引き渡される。制御ユニット450は、ブロードキャストハンドラ495にも関わる。アクセスドメイン入出力ユニット410、制御ユニット450、およびブロードキャストハンドラ495は、独立したハードウェア、あるいは組み合わされたハードウェア、あるいはソフトウェアでありうる。そして、それらは、互いに直接的に、あるいは間接的に通信する。
本発明の第2の実施形態においては、アクセスエッジノードは、地域ネットワーク135上で、ネットワークサービスプロバイダ140、およびアプリケーションサービスプロバイダ150と通信するネットワーク/アプリケーションサービスプロバイダドメイン入出力ユニット430も含む。さらに、アクセスエッジノード160は、サービスエージェントユニット440、および制御ユニット450を含み、さらに、翻訳テーブル460、転送ユニット470、および調整ユニット480を含むこともある。
サービスエージェントユニット440は、サービスエージェント管理・制御ユニット442およびサービスバインディングホスティングユニット444から構成されている。サービスエージェントユニット440は、存在するサービスエージェント170の情報をサービスエージェント管理・制御ユニット442内に保持する。次に、サービスエージェント管理・制御ユニット442は、サービスバインディング446を作成し、管理する責任を持つ。そのため、サービスエージェント管理・制御ユニット442は、いつ新しいサービスバインディング446が要求される、または削除されるかを決定し、続けてサービスバインディング446の作成/削除を行う。サービスエージェント管理・制御ユニット442は、存在するサービスバインディングへのユーザデバイスの追加/削除にも責任がある。さらに、サービスエージェント管理・制御ユニット442は、相互に通信するアクセスノードとのサービスバインディング446関連情報の共時性を確保する責任を持つ。
次に、図4と図5aに関して同時に述べる。図5aは、サービスエージェント管理・制御ユニット442の項目を例示した図表である。ヘッダ行である最初の行は例外として、図5aにおけるそれぞれの行は、サービスエージェント管理・制御ユニット442によって管理され、制御されるいくつかのサービスエージェント170の項目を例示している。図5aのそれぞれの列は、それぞれのサービスエージェント170のために、サービスエージェント管理・制御ユニット442によって保持される特定の情報に対応している。1列目はサービスエージェント170の識別を表している。その識別は典型的には、対応するサービスエージェントのサービスエージェント識別子か、または数字である。本発明の好適な一実施形態において、アクセスエッジノード内のそれぞれのサービスエージェントは、ユニークなサービスエージェント識別子を持っており、1つの特定のサービスプロバイダドメイン140または150に対応している。2列目は、対応するサービスエージェントのための特定のサービスタイプの識別を示している。例えば、1つのサービスプロバイダドメイン140または150が複数のサービスを提供する場合は、提供されたそれぞれのサービスは、サービスプロバイダドメインの様々なサービス間の差別化のために、異なるサービスタイプと関連付けられる。3列目は、好適な、あるいは必要なサービス品質(QoS)を識別する。前述のサービス品質(QoS)は、関連付けられたサービスタイプと前述のサービスプロバイダドメインのために、適切にデータトラフィックを転送するために必要なサービス品質(QoS)である。QoSの評価基準の例としては、遅延、ビット誤り率、帯域幅、および推奨プロトコルなどがある。4列目は、対応するサービスプロバイダドメインと通信するために、地域ネットワーク内で使用されるポートを指し示している。この項目に加え、追加されたサービスエージェントを作成し、不要になったサービスエージェントを削除するために、サービスエージェント管理・制御ユニット442は、十分な論理ソフトウェアとハードウェアとを含んでいる。図5a中では、サービスエージェント管理・制御ユニットの項目は表の形で表現されているが、そのような項目は図5aで示されているものに限定されないという点に十分注意すべきである。サービスエージェント管理・制御ユニットは、リレーショナルデータベース、ハードコーディングされた構成要素、マイクロプロセッサ、プログラミングライブラリ、などで構成されることも可能である。
次に、図4と図5bに関して同時に述べる。図5bは、本発明の開示におけるサービスバインディングホスティングユニットの項目を例示した図表である。ヘッダ行は例外として、図5bにおけるそれぞれの行は、サービスバインディングホスティングユニット444内でホストされるいくつかのサービスバインディング446の項目を例示している。図5bのそれぞれの列は、それぞれのサービスバインディング446のために、サービスバインディングホスティングユニット444内でホストされる特定の情報に対応している。1列目は、例えば、サービスエージェントのサービスエージェント識別子を使用することによって、対応するサービスエージェントの識別を表している。2列目は、図5aに関して記述されたように、サービスタイプを識別する。その他の列は、サービスバインディングに関するデータトラフィックの転送プリミティブを表している。さらに明確に言えば、3列目はユーザドメインのMACアドレス(Media Access Controll address)を識別する。4列目は、接続を提供するアクセスノード上でユーザドメインによって使用されるポートの識別から構成される。5列目は、ユーザドメインによって使用される、ローカルネットワーク不定識別子に対応し、例えば、潜在的な、あるいは明示的なVLAN情報を含むこともある。6列目は、ユーザドメインに接続を提供するアクセスノードの仮想MACアドレスを表している。このように、1つのユーザドメインと1つのサービスプロバイダドメイン140または150との間のデータトラフィックを提供するために、それぞれのサービスバインディング446は、1つのサービスエージェントと1つのユーザドメインと1つのアクセスノードとを結びつける。図5b中では、サービスバインディングホスティングユニット444の項目は表の形で表現されているが、そのような項目は図5bで示されているものに限定されないという点に注意すべきである。サービスバインディングホスティングユニットは、リレーショナルデータベース、ハードコーディングされた構成要素、マイクロプロセッサ、プログラミングライブラリ、などで構成されることも可能である。
さらに、サービスバインディングホスティングユニットは7つめのさらなる項目を含むことも可能である。この7つめの項目は、その項目によってユーザドメインまたはユーザデバイスが、ユニークに識別されるIPアドレスを含む。そのユニークなIPアドレスは、例えば、サービス要求メッセージより優先的に実行されるブロードキャストメカニズムを使用して、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)のようなプロトコルを通して、アクセスエッジノードによって、ユーザドメインまたはユーザデバイスに提供される。このように、ユーザドメインまたはユーザデバイスのユニークなIPアドレスと、サービスエージェント識別子との組み合わせは、入ってくるメッセージを適切なサービスバインディングにすばやく関係付けるための、簡潔で信頼性のある方法を表す。典型的に、サービスバインディングが一度作成されると、その情報がアクセスノードに伝達され、データトラフィックがサービスバインディングに従ってアクセスドメイン上で集合される。そして、アクセスエッジノードで受信された集合されたデータトラフィックは、サービスバインディングホスティングユニットによって提供される情報を使用して、対応するサービスプロバイダドメインへの転送よりも優先的に分解される。特に、アクセスドメインがイーサネットネットワークである場合は、サービスエージェント識別子は、例えば、ユニキャスト、マルチキャスト、およびブロードキャストメッセージのVLANタグとして知られているフィールド内で提供される。一方、このとき、ユーザドメインまたはユーザデバイスのIPアドレスは、イーサネットメッセージの中に埋め込まれたIPメッセージ内で提供される。イーサネットメッセージのVLANタグフィールド内で提供されたサービスエージェント識別子に基づいて、そして、埋め込まれたIPメッセージ内で提供されたIPアドレスに基づいて、サービスエージェントユニット440は、データトラフィックを分解し、ユーザのMAC情報やローカルネットワークコンテキストのような送信元ユーザドメインについての必要な情報を確実に含め、対応するサービスプロバイダドメインへデータトラフィックを確実に転送することができる。
その後、制御ユニット450は、サービス要求関連メッセージ内で識別されたユーザドメインに接続を提供するアクセスノードに、サービスバインディング446を作成したという情報を伝達する。このとき、情報の伝達は、アクセスドメイン入出力ユニット410によって送信されたサービスバインディング関連メッセージ490を通して行われる。制御ユニット450は、翻訳テーブル460とも協働する。サービスエージェント管理・制御ユニットのそれぞれのサービスエージェント170は、サービスエージェント識別子によってユニークに識別されるため、翻訳テーブル内で、サービスエージェント170に対応するサービスエージェント識別子と、対応するサービスプロバイダドメイン(140または150)との間のマッピングを保持することは必要不可欠である。このように、アクセスドメイン入出力ユニット410で、アクセスエッジノード160のための仮想MACアドレスに対応する目的アドレスを持ち、1つのサービスエージェント識別子に対応するVLANタグを持つデータトラフィックを受信すると、アクセスエッジノードの仮想MACアドレスを、VLANタグの中で提供されたサービスエージェント識別子に対応する目的サービスプロバイダドメインアドレス(140または150のアドレス)へすばやく変換するために、制御ユニット450は、翻訳テーブル460に問い合わせる。
さらに、アクセスドメイン入出力ユニット410で受信したデータトラフィックが、何も変更せずに、サービスプロバイダドメイン入出力ユニットに直接転送されるかどうかを決定するために、制御ユニット450は、転送ユニット470に問い合わせる。
最後に、制御ユニット450は、調整ユニット480とも協働する。調整ユニット480は、アクセスドメイン入出力ユニット410とネットワーク/アプリケーションサービスプロバイダドメイン入出力ユニット430のどちらでデータトラフィックを受信した場合でも、対応するサービスエージェント170によって指し示された、および/または要求されたように、アップストリーム/ダウンストリームのトラフィックの秩序を保ち、マーキングし、トラフィックをリマーキングする。
前述から理解できるように、ブロードキャストメッセージへの変更は、アクセスノード120、およびアクセスエッジノード160に対してのみ可視的である。ブロードキャストメッセージへの変更はユーザデバイス110、およびアクセスネットワーク130に対しては、透過的である。その変更は、アクセスノード120とアクセスエッジノード160とにおいて実行された適応によって可能となる。その変更の結果、ブロードキャストメッセージがアクセスドメインに入ってくることをインターセプトすることによって、そして、アクセスエッジノードにおいて処理するために、ブロードキャストメッセージをユニキャストメッセージ内で系統的に転送することによって、データトラフィックを減少させることができる。
本発明の方法とノードに関するいくつかの好適な実施形態は添付図面に示され、前述の詳細な記述で説明されているが、本発明は、記載された実施例に限定されず、特許請求の範囲に記載され定義された発明の技術的思考から離れない各種の変更や修正や代替は可能であることを理解すべきである。
IPネットワークの従来技術例を示す説明図である。 本発明が組み込まれたネットワークを例示する概略図である。 本発明に従ってブロードキャストメッセージを処理する方法の簡略化されたフローチャートである。 本発明の開示に従うアクセスエッジノードの概略図である。 本発明におけるサービスエージェント管理・制御ユニットの項目を例示した図表である。 本発明の開示におけるサービスバインディングホスティングユニットの項目を例示した図表である。 本発明の開示に従ったアクセスノードの概略図である。 本発明の開示に従ってアップストリームブロードキャストメッセージに加えられる変更を示した図表である。

Claims (14)

  1. アクセスドメイン上でブロードキャストメッセージを処理する方法であり、前記方法が、
    アクセスノードにおいて、ユーザドメインからブロードキャストメッセージを受信するステップと、
    前記アクセスノードにおいて、受信された前記ブロードキャストメッセージをインターセプトするステップと、
    受信された前記ブロードキャストメッセージをユニキャストメッセージ内で前記アクセスドメインのアクセスエッジノードに転送するステップと
    から構成されることを特徴とする、アクセスドメイン上でブロードキャストメッセージを処理する方法。
  2. 前記の転送するステップが、さらに、前記ユニキャストメッセージ内でインターセプトされた前記ブロードキャストメッセージのトンネリングの実行を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユニキャストメッセージが、前記アクセスエッジノードのアドレスに対応する目的アドレスと前記アクセスノードのMACアドレスに対応するソースアドレスを持っていることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ユニキャストメッセージが、前記アクセスエッジノードによって認識されたデフォルト値に対応するVLANタグフィールドを持つことを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 請求項1に記載の方法が、さらに、
    前記アクセスエッジノードにおいてサービスバインディングを作成し、
    前記サービスバインディングが、
    前記アクセスドメイン上で、前記ユーザドメインと前記アクセスエッジノードとの間のデータトラフィックを管理するという方法で、
    前記ユーザドメインと前記アクセスエッジノードとに接続を提供する前記アクセスノードをコミットすることによって、
    前記ユーザドメインと前記アクセスエッジノードとの間のデータトラフィックを規定するステップと、
    前記サービスバインディングが作成された前記ユーザドメインに接続を提供する、前記アクセスノードに情報を伝達するステップと、
    前記アクセスノード、およびアクセスエッジノードにおいて、
    受信された前記ブロードキャストメッセージを、ユニキャストメッセージ内で、前記アクセスエッジノードに転送することによって
    作成された前記サービスバインディングを実行するステップとから構成され、
    ここで、ユニキャストメッセージは、
    前記ブロードキャストメッセージが、前記ユニキャストメッセージ内にカプセル化されており、
    前記ユニキャストメッセージの前記目的アドレスが、アクセスエッジノードのMACアドレスであり、
    前記ユニキャストメッセージの前記ソースアドレスが、アクセスノードMACアドレスであり、
    前記ユニキャストメッセージのVLANタグフィールドが、作成された前記サービスバインディングに対応するサービスエージェント識別子である
    ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. アクセスドメイン上で伝送されるトンネリングされたブロードキャストメッセージを処理するアクセスエッジノードであり、
    前記アクセスエッジノードが、入力ユニット、制御ユニット、およびブロードキャストハンドラから構成され、
    入力ユニットは、メッセージを受信し、
    制御ユニットは、受信された前記メッセージから、トンネリングされたブロードキャストメッセージを識別し、
    ブロードキャストハンドラは、識別されたトンネリングされたブロードキャストメッセージをデトンネリングし、デトンネリングされたブロードキャストメッセージを処理する
    ことを特徴とする、アクセスドメイン上で伝送されるトンネリングされたブロードキャストメッセージを処理するアクセスエッジノード。
  7. 請求項6に記載の前記アクセスエッジノードであり、さらに、サービスエージェントユニット、制御ユニット、およびブロードキャストハンドラから構成され、
    サービスエージェントユニットは、サービスバインディングを作成し、
    サービスバインディングは、前記アクセスドメイン上で、ユーザドメインと前記アクセスエッジノードとの間のデータトラフィックを規定し、
    サービスバインディングは、前記アクセスドメイン上で、前記ユーザドメインと前記アクセスエッジノードとの間のトラフィックを処理することで、前記ユーザドメインと前記アクセスエッジノードとに接続を提供する前記アクセスノードをコミットし、
    制御ユニットは、出力ユニットを通して、前記サービスバインディングが作成された前記ユーザドメインに接続を提供する前記アクセスエッジノードに情報を伝達し、
    識別されたトンネリングされた前記ブロードキャストメッセージはサービスエージェント識別子を含み、
    前記ブロードキャストハンドラは、中に含まれた前記サービスエージェント識別子に基づいて、デトンネリングされた前記ブロードキャストメッセージを処理する
    ことを特徴とする、請求項6に記載のアクセスエッジノード。
  8. 前記ブロードキャストメッセージが、前記アクセスエッジノードに対応する目的アドレスと、前記ブロードキャストメッセージを送信しているユーザドメインに接続を提供しているアクセスノードに対応するソースアドレスとを持つユニキャストメッセージ内で、トンネリングされていることを特徴とする、請求項6に記載のアクセスエッジノード。
  9. 前記ブロードキャストメッセージが、前記アクセスエッジノードに対応する目的アドレスと、前記ブロードキャストメッセージを送信しているユーザドメインに接続を提供しているアクセスノードに対応するソースアドレスとを持つユニキャストメッセージ内で、トンネリングされていることを特徴とする、請求項7に記載のアクセスエッジノード。
  10. 前記サービスエージェント識別子が、前記ユニキャストメッセージの仮想ローカルエリアネットワークタグフィールド内に含まれていることを特徴とする、請求項9に記載のアクセスエッジノード。
  11. ユーザドメインから受信したブロードキャストメッセージを処理するアクセスノードであり、
    前記アクセスノードが、入力ユニット、制御ユニット、ブロードキャストハンドラ、および出力ユニットから構成され、
    前記入力ユニットは、ユーザドメインからメッセージを受信し、
    前記制御ユニットは、受信した前記メッセージからブロードキャストメッセージを識別し、
    ブロードキャストハンドラは、アクセスエッジノード宛のユニキャストメッセージ内で、それぞれの識別された前記ブロードキャストメッセージをトンネリングし、
    出力ユニットは、トンネリングされた前記ブロードキャストメッセージを伝送する
    ことを特徴とする、ユーザドメインから受信したブロードキャストメッセージを処理するアクセスノード。
  12. 前記ユニキャストメッセージが、前記アクセスエッジノードに対応する目的アドレスと、前記アクセスノードに対応するソースアドレスとを含む
    ことを特徴とする、請求項11に記載のアクセスノード。
  13. 前記入力ユニットが、さらに、サービスバインディング関連情報を受信し、
    前記アクセスノードが、さらに、サービスバインディング関連情報を格納する集合ユニットから構成されており、
    前記サービスバインディング関連情報が、サービスエージェント識別子を含んでいることを特徴とする、請求項11に記載のアクセスノード。
  14. ブロードキャストハンドラが、さらに、トンネリングされた前記ブロードキャストメッセージの中で、前記ユニキャストメッセージの仮想ローカルエリアネットワークタグフィールド内に1つの前記サービスエージェント識別子を含めることを特徴とする、請求項13に記載のアクセスノード。
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