JP2008529323A - メディアの複数ユニキャスト配送のための方法と装置 - Google Patents

Abstract

複数の受信者に対するメディアのユニキャスト配送を達成した。発信クライアントが呼設定要求を発出する。複数の受信クライアントのアドレス表が呼設定要求から得られる。そして、複数の受信クライアントとの接続がなされて、メディアが発信クライアントから複数の受信クライアントへ配送される。汎用ユーザポートクライアントは発信クライアントからアドレス表を受信して、複数の受信クライアントとの接続を行う。発信クライアントが、受信クライアントへの接続が得られないという回答メッセージを受信したときには、代替のアドレスを探して、新しい呼設定要求が送信される。

Description

本発明は通信に関し、特に、複数の宛先に対する通信配送に関する。

インターネットエンジニアリングタスクフォース（ＩＥＴＦ）はリクエストフォーコメンツ（ＲＦＣ）を発刊して、ＳＩＰとして知られるセッション開始プロトコルのための仕様を公けにした。このＲＦＣは、「ＳＩＰ：Ｓｅｓｓｉｏｎ Ｉｎｉｔｉａｔｉｏｎ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ」、ＲＦＣ３２６１（Ｊ．Ｒｏｓｅｎｇｅｒｇ、他、著作、２００２年６月）である。

セッション開始プロトコル（ＳＩＰ）は、１人以上の参加者のセッションの確立、変更、終了のためのアプリケーション層制御（シグナリング）プロトコルである。これらのセッションは、インターネット電話、マルチメディア放送、そして、マルチメディア会議を含む。

セッション開始プロトコル（ＳＩＰ）は参加者がセッションの確立、変更、終了を一度に行うプロトコルを提供する。もし同じメディアをＮ人の参加者たちに送信する必要のあるときには、呼を個別に起こして、同じメディアメッセージをＮ回配達しなければならない。

現在では、個別に複数回の勧誘要求を行う以外には、複数の参加者のセッションを設定する方法は得られていない。

本発明のひとつの目的は、一点対多点の呼とユニキャストメッセージのブロードキャストを設定する方法を提供する。

本発明の更なる目的は、メディアの複数受信者に対するユニキャスト配送を実行することにある。

本発明のもうひとつの目的は、複数の受信クライアントのアドレス表を利用することにある。

本発明のもうひとつの更なる目的は、汎用ユーザポートエージェントが、ダイヤルアウトすべき全てのアドレスにメディアを配送している間に、発信クライアントがメディアを連続的に実行することにある。

本発明の更に加えるべき目的は、発信クライアントが、同じメディアをＮの参加者に配達するために、一度だけの呼を起こせばそれで済むようにすることにある。

複数の受信者に対するメディアのユニキャスト配送を達成した。発信クライアントが呼設定要求を発出する。その呼設定要求から複数の受信クライアントのアドレス表が得られる。そして、複数のクライアントの接続がなされ、メディアが発信クライアントから複数の受信クライアントへ配送される。汎用ポートユーザエージェントは発信クライアントからアドレス表を受け取り、複数の受信クライアントとの接続を行う。接続は、複数の呼設定要求を汎用ユーザポートエージェントから送信することにより、複数の受信クライアントに対して行われる。受信クライアントへの接続が得られないという回答メッセージが発信クライアントに届いたときは、代替アドレスを探して、新しい呼設定要求が送信される。いくつかの実施例では、セッション開始プロトコル（ＳＩＰ）を用いてメディア配送が設定される。

メディアは、発信クライアントから汎用ポートユーザエージェントに、インターネットプロトコルにより配送され、更に、汎用ポートユーザエージェントから少なくとも１つの宛先クライアントに公衆電話交換網またはインターネットプロトコルにより配送される。メディアは実時間プロトコルを用いて実時間で配送される。呼設定要求は、ＩＰドメインを持ついくつかのアドレスと、ＰＳＴＮドメインを持つその他のアドレスを含む勧誘コマンドを含む。

発信クライアントの装置が、特定の受信者が不稼働状態にあるという回答受け取ると、クライアントの装置は代替のアドレスをさがして、得られた代替のアドレスを持った新しい呼設定要求を送ることができる。

本発明の、好ましい実施形態とそのほかの目的、および特徴は、下記の詳しい説明を付随の図面とともに読めば、より容易に理解されるであろう。

図１は本発明に従った通信システムのブロック図である。マルチメディアクライアント１１０は、インターネットプロトコル（ＩＰ）接続１２０を通して汎用ポートユーザエージェントに要求を出すことができる。マルチメディアクライアント１１０はＩＰ電話の上のユーザアプリケーションであり、または、プロセッサと通信ポートを持った一般目的のマルチメディア有能コンピュータである。プロキシサーバ１３０は、汎用ポートユーザエージェント１４０とマルチメディアクライアント１１０との間のＩＰ接続１２０に結合している。汎用ポートユーザエージェント１４０は、マルチメディア環境下で、１つ以上の参加者で構成されるセッションの確立、変更、終了を行う、マルチポートゲートウェイまたは多元接続ゲートウェイである。マルチメディアクライアント１１０は、汎用ポートユーザエージェント１４０を経由して、インターネット電話の呼、マルチメディア放送、マルチメディア会議のようなメディアの送信を行うことができる。

マルチメディアクライアント１１０から送信されるメディアは、汎用ポートユーザエージェント１４０のところで、複数の受信クライアントに送られるようにすることもできる。図１に示された好ましい実施形態では、電話Ａ１６０と電話Ｂ１７０、および電話Ｃ１８０とは受信クライアントとなって、公衆電話交換網（ＰＳＴＮ）１５０を通して汎用ポートユーザエージェント１４０に接続される。受信クライアントはインターネットプロトコル（ＩＰ）接続を通して接続するＩＰ電話であることもできる。受信クライアントは、電話以外に、メディアアプリケーションを動かしているＰＣやＩＰ電話のような、そのほかのクライアント装置であることもできる。

「汎用ポートユーザエージェント」という言葉の中の「汎用ポート」とは、汎用ポートゲートウェイを意味する。汎用ポートゲートウェイは、マルチポートゲートウェイ、または多元接続ゲートウェイと同じである。汎用ポートゲートウェイがマルチメディア環境下で、１つ以上の参加者で構成されるセッションの確立、変更、終了を行うときには、汎用ポートユーザエージェントになる。これらのセッションは、インターネット電話、マルチメディア放送、マルチメディア会議を含む。

汎用ポートユーザエージェント１４０は、プロセッサカードとポートカードの好ましい実施形態では、ＵＴＳｔａｒｃｏｍ，Ｉｎｃ．による登録商標Ｔｏｔａｌ Ｃｏｎｔｒｏｌ １０００のようなシャーシ上に構成される。登録商標Ｔｏｔａｌ Ｃｏｎｔｒｏｌ １０００シャーシは、１枚のネットワーク管理カードと最大１６枚のアプリケーションカードより構成される。各々のアプリケーションカードは、例えば、アナログモデムのダイヤルアップ接続線、またはボイスオーバーＩＰ（ＶｏＩＰ）接続に対しては、公衆電話交換網（ＰＳＴＮ）に結合するためのディジタル信号処理装置を提供する。汎用ポートユーザエージェントは、メディアゲートウェイアプリケーションの中に存在する。メディアゲートウェイアプリケーションは登録商標Ｔｏｔａｌ Ｃｏｎｔｒｏｌ １０００シャーシのアクセスルータカード（ＡＲＣ）の上で動作している。

発信マルチメディアクライアント１１０は１つ以上のアドレスのついた１つの勧誘要求を宛先クライアントに送信する。この勧誘要求の中にある複数のアドレスは、汎用ポートユーザエージェントからダイヤルアウトするべき複数個のユニフォームリソースインディケータ（ＵＲＩ）である。ＡＲＣ（アクセスルータカード）は、汎用ポートユーザエージェントのシャーシの中で、この勧誘要求で提供されたすべてのＰＳＴＮ番号にダイヤルアウトを行い、ＩＰ１２０を通して受信したメッセージのようなメディアを、ＰＳＴＮ１５０に対してユニキャストの形で送信する。

システムはセッション開始プロトコル（ＳＩＰ）メッッセージヘッダの変更、新しいＳＩＰヘッダ、および、ゲートウェイの呼処理の変更に関わる。

マルチメディアクライアント１１０は、複数の受信クライアントに対して、 同時に、かつ受信者の電話線の稼働状態に依存した形で、メディアを同時にブロードキャストする。

１つのシナリオ例として、発信マルチメディアクライアント１１０の中におかれた医師のメッセージ配送アプリケーションプログラムが、「Ｎ］人の患者に対してマルチメディアメッセージを配達することを考える。このシナリオの中で、医師は患者に１時間遅れでいると伝えたいとする。現在のＳＩＰモードでは、発信クライアントのユーザエージェントは、「Ｎ」回の個別の発呼を行い各自に同じメッセージを配達しなければならない。

このシナリオの中で、本発明を用いれば、医師の発信クライアントトは、ＰＳＴＮ電話Ａ１６０、Ｂ１７０、およびＣ１８０のような複数の宛先クライアントを呼ぶために、１回の要求を起こせばよい。このことをするために、医師の発信クライアント１１０は、複数の要求ＵＲＩヘッダのついた１つの招待要求を送信する。各々の要求ＵＲＩはＡＲＣ（アクセスルータカード）がダイヤルアウトすべき番号を持っている。汎用ポートユーザエージェント１４０、または、ゲートウェイは、マルチメディアクライアント１１０上にあるメッセージ配送アプリケーションから呼を受信する。そして、言語によるマルチメディアメッセージが特定の実時間プロトコル（ＲＴＰ）ポートの上で実行し始められるであろう。汎用ポートユーザエージェント１４０は、招待要求の中にあるＵＲＩにより示されたすべての番号に対して同時にダイヤルアウトし、各々を個別に接続して、アプリケーションから受信したメディアを実行し終えるとすれば、それが好ましいであろう。すべてのダイヤルアウトは同時に行われる必要はない。同時にダイヤルアウトが行われることが望ましいが、汎用ポートユーザエージェント１４０のいくつかのポートは話中かもしれない。

発信クライアント１１０からの招待要求は、記録されたメディアのメッセージを実行し終えるのに必要な時間を指定する、適当なるメディアタイマパラメータを持っていなければならない。汎用ポートユーザエージェント１４０は、メディアメッセージを正しくに配送することを保証すべく、十分な時間をかけてメッセージを実行するであろう。受信者が１回以上メディアを聴くためには、メディアメッセージ長の少なくとも２倍の長さの時間がかかる場合がある。受信者のメッセージの聞き始めがメッセージの中央ほどにあるかもしれないので、この場合には、受信者はメッセージを１回以上聴く必要がある。完全なメッセージが受信されることを保証するためには、このような場合には、メッセージの実行が２回行わなければならないであろう。

汎用ポートユーザエージェント１４０は、種々の番号を同時にダイヤルして、それらの各々を接続し、それぞれの接続に対してメッセージを実行するであろう。ゲートウェイは、ＮＯＴＩＦＹメッセージを用いて、発信クライアントに対して、各々の呼の状態の報告を戻す。

招待メッセージのタイマの値に基づいて、汎用ポートユーザエージェント１４０により決められた必要時間でメディアが実行し終えた後、汎用ポートユーザエージェント１４０はその接続を適当なる方法で切断するであろう。この操作が複数の宛先クライアント１６０、１７０、１８０の各々の接続に対して繰り返し行われる。メッセージが成功裏に転送された後にすべての接続が切断されると、汎用ポートユーザエージェント１４０は、メッセージ配送アプリケーションとの接続を解除し、発信クライアント１１０のメッセージ配送アプリケーションはメッセージの実行をやめる。

インターネットエンジニアリングタスクフォース（ＩＥＴＦ）はリクエストフォーコメンツ（ＲＦＣ）を発刊して、ＳＩＰとして知られるセッション開始プロトコルのための仕様を公けにした。このＲＦＣは、「ＳＩＰ：Ｓｅｓｓｉｏｎ Ｉｎｉｔｉａｔｉｏｎ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ」、ＲＦＣ３２６１（Ｊ．Ｒｏｓｅｎｇｅｒｇ、他、著作、２００２年６月）である。ＲＦＣ３２６１のうち最も関連の深い部分は、１節−９節、１２節−１７節、および、２４節である。

ＩＥＴＦ ＲＦＣ３２６１（Ｊ．Ｒｏｓｅｎｇｅｒｇ、他、著作.）の梗概ではセッション開始プロトコル（ＳＩＰ）を以下のように定義している。

この資料は、セッション開始プロトコル（ＳＩＰ）、１人以上の参加者のあるセッションの確立、変更、終了のためのアプリケーション層制御（シグナリング）プロトコルを述べている。これらのセッションは、インターネット電話、マルチメディア放送、そして、マルチメディア会議を含む。

セッションを確立するために用いられるＳＩＰ勧誘は、参加者たちに、適合した一組のメディアを合意させるためのセッションの記述を含んでいる。ＳＩＰは、プロキシサーバと呼ばれる要素を利用している。プロキシサーバは、ユーザの現在の居所に対する経路要求を助ける、サービスを利用するユーザに対する認証と認可を行う、プロバイダの呼−経路政策を実行する、また、ユーザに対して主要動作を提供するという機能を持つ。ＳＩＰはまた、ユーザに対して、プロキシサーバによって使用される、ユーザの現在の居所をアップロードすることのできるようにする登録機能を提供する。ＳＩＰはいくつかの異なったトランスポートプロトコルの最上位で動作する。

標準のＳＩＰ招待フォーマットの例は、
招待ｓｉｐ：ｂｏｂ＠ｂｉｌｏｘｉ．ｃｏｍ ＳＩＰ／２．０である。

これは、ＲＦＣ３２６１の２４．２節の中の例Ｆ２で公にされている。

本発明によって、新しい勧誘コマンドが提案される。この勧誘コマンドは、メディアを複数の宛先クライアントに対して複数ユニキャスト配送を行うための、複数のアドレスを含んでいる。３つの宛先クライアントに対するＳＩＰ 招待フォーマットでは、このコマンドは、
招待ｓｉｐ：ｂｏｂ＠ｂｉｌｏｘｉ．ｃｏｍ，８４７６３６１０００＠ｓｂｃ３４．ｃｏｍ，ｔｏｍ＠ａｔｌａｎｔａｉｐ．ｃｏｍ ＳＩＰ／２．０
のようになるかもしれない。

複数個のアドレスを分け離すカンマとスペースは、代替として、セミコロンやコロンのような分離記号、そして／または、スペースの省略、で置き換えることもできるであろう。

図２は、本発明の通信システムの、模範的な呼の流れを示すフローチャート図である。マルチメディアクライアント２０１は、ダイヤルアウトすべき「Ｎ］個のアドレスを持った勧誘要求以来のものである２１０。ダイヤルアウトすべきＮ個の番号を持つ勧誘要求を送る。汎用ポートユーザエージェント２０３は、その勧誘要求２１０を受信し、ＯＫメッセージ２１３を生成する。ＯＫメッセージは、接続を成功させるためには、ＳＩＰ２００のＯＫメッセージであることが好ましい。

汎用ポートユーザエージェント２０３は、次に、公衆電話交換網（ＰＳＴＮ）を通して受信クライアントに同時にダイヤルアウトを行う。工程２１５において、電話＃１，電話＃２、そのほか、電話＃Ｎまでがダイヤルされる。汎用ポートユーザエージェント２０３は、マルチメディアクライアント２０１から肯定応答ＡＣＫメッセージ２１７を受信する。ＡＣＫメッセージ２１７はＯＫメッセージ２１３が受信されたことの確認である。すると、マルチメディアクライアント２０１は、汎用ポートユーザエージェント２０３に、工程２２１において連続して、声の通知のようなメディアを配送する。工程２２３において、汎用ポートユーザエージェント２０３は、好ましい実施形態ではＡＲＣ（アクセスルータカード）経由して、そして、公衆電話交換網（ＰＳＴＮ）２１５では、呼を経由して、マルチメディアクライアント２０１からのメディアをコピーして宛先クライアントに渡す。工程２３３で、汎用ポートユーザエージェント２０３からのＰＳＴＮ２０５を通しての受信クライアントへの呼は、ダイヤルされて受信されると、メディアが確かに受信されたことを確認するために、少なくともメディアの再生時間の約２倍の時間継続して保持される。

Ｎ個の呼が汎用ポートユーザエージェント２０３によって生起されると、汎用ポートユーザエージェント２０３は、Ｎ個の呼の各々の状態を、状態メッセージ２２５と２２９により、マルチメディアクライアント２０１に通知する。マルチメディアクライアント２０１は汎用ポートユーザエージェント２０３に、ＯＫメッセージ２３１と２３２を返す。

汎用ポートユーザエージェント２０３がその仕事を完了すると、バイメッセージ２３５がマルチメディアクライアント２０１に送信され、マルチメディアクライアントはＯＫメッセージ２２７をもって応答する。

本発明は、ボイスオーバーＩＰ（ＶｏＩＰ）を用いた、複数のＰＳＴＮブロードキャスト応用に利用できる。これは、記憶されたメッセージのブロードキャスト、通知、ボイスメッセージのダイヤルアウトと配達への広範囲な利用となり得る。本発明を用いないとするならば、なおも個別の呼のモデルを用いなければならず、呼を完了するまでの時間長くもかかるし、呼の操作に関わる資源もより多く使用することになる。本発明の与えた解は、ＳＩＰを複数のＰＳＴＮダイヤルアウトに対して提供するという非常に重要な意味を持つ。これは、通信業者がサービス業界の顧客に提供できる１つの付加価値サービスである。これはまた、ＩＰ受信クライアント電話と、ユニキャストメディアを受信するその他の装置に対して、重要な貢献をする。

本発明は、上記の記述と図示によって説明されたが、この説明は例によるものだけであり、当業者により、本発明の真の精神と意図を逸脱することなく、多くの変形と改変を行うことが可能である、と理解される。図面に示された例は、単に、構成と実施形態の例であって、本発明の明細の教えるところにより、代替の実施形態も得ることができる。例えば、ここでは無線の例が開示されているが、本発明は、ＩＰからＩＰへの、または、ＰＳＴＮや、セルラ通信のいかなるメディア配送システムにも適用可能である。

本発明における通信システムのブロック図である。 本発明の通信システムにおける模範的な呼の流れを示すフローチャート図である。

Claims (20)

1. （ａ）発信クライアントから呼設定要求を受信する工程と、
   （ｂ）前記呼設定要求から複数の受信クライアントのアドレス表を得る工程と、
   （ｃ）前記複数の受信クライアントに接続する工程
   とを含むことを特徴とする、１つの前記発信クライアントから前記複数の受信クライアントへの、メディアの複数ユニキャスト配送を実行する方法。
2. （ｄ）前記発信クライアントから前記複数の受信クライアントにメディアを配送する工程を更に含むことを特徴とする請求項１記載の方法。
3. 前記発信クライアントから前記複数の受信クライアントに対し、前記メディアを配送する前記工程（ｄ）が、前記メディアの再生長の少なくとも２倍の長さの継続時間で前記メディアを配送する工程を含むことを特徴とする請求項２に記載の方法。
4. 前記メディアを配送する前記工程（ｄ）が、前記メディアを、前記発信クライアントから汎用ポートユーザエージェントへ、インターネットプロトコルにより配送し、前記汎用ポートユーザエージェントから少なくとも１つの宛先クライアントへ、公衆電話交換網により配送することを特徴とする請求項２に記載の方法。
5. 前記メディアを配送する前記工程（ｄ）が、前記メディアを、前記発信クライアントから汎用ポートユーザエージェントへ、インターネットプロトコルにより配送し、前記汎用ポートユーザエージェントから少なくとも１つの宛先クライアントへ、インターネットプロトコルにより配送することを特徴とする請求項２に記載の方法。
6. 前記複数の受信クライアントに接続する前記工程（ｃ）が、複数の呼設定要求を送信することを特徴とする請求項１に記載の方法。
7. 呼要求を受信する前記工程（ａ）が、前記受信クライアントに対応した複数のアドレスを備える勧誘コマンドを受信することを特徴とする請求項１に記載の方法。
8. 前記工程（ａ）が、ＰＳＴＮドメインを持つアドレスを備える勧誘コマンドを受信することを特徴とする請求項７に記載の方法。
9. 前記工程（ａ）が、ＩＰドメインを持ついくつかのアドレスと、ＰＳＴＮドメインを持つその他のアドレスを備える勧誘コマンドを受信することを特徴とする請求項７に記載の方法。
10. 前記メディアを送信するために、受信する前記工程（ａ）と配送する前記工程（ｄ）とが続けて実行されることを特徴とする請求項２に記載の方法。
11. 前記受信クライアントの１つが不稼働の場合には、前記発信クライアントに対して報告を返す工程（ｅ）を更に含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
12. （ｄ）ある特定の受信クライアントが不稼働であるという回答メッセージを受信する工程と、
    （ｅ）代替となるアドレスを探索する工程と、
    （ｆ）代替アドレスを持つ新しい呼設定要求を発出する工程
    とを更に含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
13. 前記方法が、前記発信クライアントに前記回答メッセージを配送する工程（ｅ）を更に含み、
    代替となるアドレスを探索する前記工程（ｅ）が、前記発信クライアントのところで探索をし、
    前記新アドレスを持つ新しい要求を発出する前記工程（ｆ）が、前記発信クライアントから前記要求を発出することを特徴とする請求項１２に記載の方法。
14. 前記工程（ｂ）において得られた前記アドレス表が、電話番号を備えることを特徴とする請求項１に記載の方法。
15. 前記工程（ａ）において受信された前記呼設定要求が、変更されたＳＩＰ招待であることを特徴とする請求項１に記載の方法。
16. メディアの前記複数ユニキャスト配送が実時間で行われることを特徴とする請求項１に記載の方法。
17. 前記工程が汎用ポートユーザエージェントにおいて遂行されることを特徴とする請求項１に記載の方法。
18. 発信クライアントからの呼設定要求を受信し、前記呼設定要求から前記複数の受信クライアントのアドレス表を得て、複数の受信クライアントに接続を行うための処理装置と通信ポートを備えることを特徴とする、前記発信クライアントから前記複数の受信クライアントへのメディアの複数ユニキャスト配送を可能にする汎用ユーザポートエージェント。
19. 複数の受信クライアントのアドレス表を持った呼設定要求を送信し、前記複数の受信クライアントへメディアを配送するための処理装置と通信ポートとを備える、前記複数の受信クライアントへの前記メディアの複数ユニキャスト配送が可能なクライアント装置。
20. 前記処理装置と通信ポートが、特定のクライアントが不稼働であるという回答メッセージを受信したときに、前記処理装置が代替となるアドレスを探索し、代替アドレスを付した新しい呼設定要求を送信することを特徴とする請求項１９に記載の前記メディアの複数ユニキャスト配送の可能なクライアント装置。

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