JP2008527838A - 移動通信システムにおけるマルチユーザパケットを送受信する装置及び方法 - Google Patents

移動通信システムにおけるマルチユーザパケットを送受信する装置及び方法 Download PDF

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Abstract

端末(AT)と、基地局(ANTS)の領域内に位置した端末とパケットデータ通信を遂行することができる基地局とを含む移動通信システムにおける送信データを有する一つのパケットを生成し、パケットを基地局から複数の端末へ送信するための装置及び方法を提供する。このような方法は、送信データの受信端末のアドレス、長さ、及びフォーマットに関する情報を構成する媒体アクセス制御(MAC)レイヤーヘッダーを生成するステップと、受信端末へ送信されるデータを連続的に接続することによって、MACレイヤーペイロードを生成するステップと、MACレイヤートレーラを生成するステップとを具備する。基地局は、予め定められたMACレイヤーのサイズがMACレイヤーヘッダー、MACレイヤーペイロード、及びMACレイヤートレーラの総長さよりさらに大きい場合、MACレイヤーヘッダーに‘0’ビットを付加する。

Description

本発明は、移動通信システムにおけるデータを送受信する装置及び方法に関し、特に、移動通信システムにおけるパケットデータを送受信する装置及び方法に関する。
通常、移動通信システムは、ユーザの移動性を保証しつつ、音声サービスを提供できるように開発されてきた。通信技術の急激な発展に伴って、移動通信システムは、データサービスを提供できるシステムへ発展してきている。最近では、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access:CDMA)方式の移動通信システムにおいて、高速データの転送のための研究が、現在活発に進行されている。1xEVDO(1x Evolution Data Only)システムは、高速データの転送のためのチャネル構成を有する代表的な移動通信システムである。1xEVDOシステムは、IS-2000システムのデータ通信を補完するために、3GPP2(3rd Generation Partnership Project 2)で提案された。
1xEVDOシステムにおいて、データ通信は、順方向データ通信(forward data communication)と逆方向データ通信(reverse data communication)とに区分されることができる。上記“順方向データ通信”とは、基地局(Access Network:AN)から端末(Access Terminal:AT)へのデータ通信を意味し、上記“逆方向データ通信”とは、端末から基地局へのデータ通信を意味する。1xEVDOシステムが有する順方向チャネルの構成について説明する。順方向チャネルは、パイロットチャネルと、順方向媒体アクセス制御(Medium Access Control:以下、“MAC”と称する)チャネルと、順方向トラフィックチャネルと、順方向制御チャネルとに分類され、これらは、時分割多重化(Time Division Multiplexing:TDM)されて端末へ送信される。このとき、TDM送信信号のセットを“バースト(Burst)”と呼ぶ。
これらチャネルの中で、上記順方向トラフィックチャネルは、ユーザデータパケットを送信し、上記順方向制御チャネルは、制御メッセージ及びユーザデータパケットを送信する。また、上記順方向MACチャネルは、逆方向転送率制御、電力制御情報の送信、及び順方向データ送信チャネルの割当てなどのために使用される。
次いで、1xEVDOシステムで使用される逆方向チャネルについて説明する。1xEVDOシステムで使用される逆方向チャネルは、上記順方向チャネルとは異なって、端末別に相互に異なる識別符号を有する。従って、下記の説明において、上記“逆方向チャネル”とは、端末別に識別符号を異ならせて基地局へ送信されるチャネルを意味する。上記逆方向チャネルは、パイロットチャネルと、逆方向トラフィックチャネルと、アクセスチャネルと、データ転送率制御(Data Rate Control:以下、“DRC”と称する)チャネルと、逆方向転送率表示(Reverse Rate Indicator:以下、“RRI”と称する)チャネルとを構成する。
上記逆方向チャネルの各機能についてさらに詳細に説明する。まず、上記逆方向トラフィックチャネルは、上記順方向トラフィックチャネルと同様に、上記ユーザデータパケットを逆方向リンクへ送信する。上記DRCチャネルは、端末が支援可能な順方向データ転送率を示すために使用され、上記RRCチャネルは、逆方向リンクへ送信されるデータチャネルの転送率を示すために使用される。また、上記アクセスチャネルは、上記トラフィックチャネルが接続される前に、端末がメッセージまたはトラフィックを基地局へ送信する場合に使用される。図1を参照して、1xEVDOシステムの構成、転送率制御動作、及びこれに関連したチャネルについて説明する。
図1は、1xEVDO移動通信システムを示す概念図である。
同図に示す参照符号100は、端末(access terminals:AT)を示し、参照符号110は、基地局(access network transceiver systems:ANTS)を示し、参照符号120は、基地局制御器(access network controllers:ANC)を示す。上記システムの構成について簡単に説明する。第1の基地局110aは、複数の端末110a及び110bとの通信を行い、第2の基地局110bは、端末110cとの通信を行う。第1の基地局110aは、第1の基地局制御器120aに接続され、第2の基地局110bは、第2の基地局制御器120bに接続される。各基地局制御器120a及び120bは、2以上の基地局に接続されることができる。図1において、説明の便宜のために、一つの基地局は、一つの基地局制御器のみに接続される。各基地局制御器120a及び120bは、パケットデータサービスを提供するパケットデータサービスノード(Packet Data Service Node:以下、“PDSN”と称する)130に接続され、PDSN130は、インターネット網(Internet network)140に接続される。
上述した構成を有する移動通信システムにおいて、各基地局110a及び110bは、自身と通信することができる、すなわち、自身の領域内にある端末の中で最も高いパケットデータ転送率を有する端末のみへパケットデータを送信する。これについてさらに詳細に説明する。下記の説明において、端末は、参照符号100で示し、基地局は、参照符号110で示す。
順方向チャネルの転送率制御の場合、AT100は、ANTS110が送信するパイロットチャネルの受信強度を測定し、上記測定されたパイロット受信強度に基づいて予め定められた固定された値に従って、AT100が希望する順方向データ転送率を決定する。その後、AT100は、上記決定された順方向データ転送率に該当するDRC情報をDRCチャネルを介してANTS110へ送信する。すると、ANTS110は、自身の領域に位置して、通信を遂行しようとするすべてのATからDRC情報を受信する。この後、DRC情報に基づいて、ANTS110は、ATが報告したデータ転送率で、チャネル品質状態が良い特定のATのみへパケットデータを送信することができる。ここで、DRC情報とは、ATがチャネル状態を測定することによって計算した、順方向リンクへ送信可能なデータ転送率から決定された値を意味する。上記順方向チャネル状態と上記DRC情報との対応関係は、実現に従って変わることがあるとしても、一般に、上記対応関係は、ATの製造過程で固定される。
このように、ATが報告したDRC値とそれに該当するデータ転送率及び送信類型との対応関係を下記<表1>に示す。
Figure 2008527838
上記<表1>から分かるように、送信類型は、(A,B,C)の形式で表現される。上記送信類型は、上記<表1>に示す1番目のフィールドを参照して説明すると、次の通りである。上記送信類型(A,B,C)において、C=1024は、1024ビットの情報を示し、B=16は、上記情報が16スロットの間に送信されることを示し、A=1024は、1024チップのプリアンブル(preamble)が送信されることを示す。従って、ANTSは、各ATが報告したDRC値に該当する送信類型でATへデータを送信する。また、上記DRC値を報告した後、ATは、自身が報告したDRC値に該当する送信類型のみで順方向データチャネルの受信を試みる。このような約束がなされる理由は、順方向リンクへ送信されるデータチャネルに対するデータ転送率を示す他のチャネルが存在しないためである。すなわち、ANTSが、ATが報告した送信類型以外の送信類型を用いてデータを送信する場合、その送信類型を示す方法がないため、ATは、上記データを受信することができない。従って、ANTSは、ATが報告したDRCに該当する(と互換される)送信類型のみでデータを送信する。例えば、DRCチャネルを介してDRC=0x01を送信したATに対して、ANTSは、上記DRC値に該当する送信類型(1024,16,1024)を用いてデータを送信し、ATは、該当DRC値の送信類型のみで、上記データの受信を試みる。
上述したように、ANTSが受信されたDRC情報に従って、一つのATへ送信するパケットデータを単一ユーザパケット(Single user packet)と呼ぶ。ANTSは、一般的なデータサービスに対しては、上記単一ユーザパケットを用いてデータを送信する。上記一般的なデータサービスに比べて、VoIP(Voice-over-Internet Protocol)のようなデータサービスは、9.6kbps程度の比較的低い転送帯域幅を必要とし、この場合、20msごとに192ビット程度のデータが送信される。しかしながら、少ない量のデータを1024ビットの最小サイズを有する単一ユーザパケットを介して送信することは、不必要な帯域幅の浪費の原因となる。従って、無線接続区間でのリソース浪費を防止するためには、幾人かのユーザのデータを一つの物理パケットを介して送信する方式が導入され、このようなパケットフォーマットを“マルチユーザパケット”と呼ぶ。下記<表2>を参照して、上記マルチユーザパケットについて説明する。
Figure 2008527838
上記<表2>は、1xEVDOシステムにおいて、DRC別マルチユーザパケットのフォーマットを示す。上記<表2>において、各DRCインデックスは、それに対応するデータ転送率と複数のユーザへ送信されるパケットのフォーマットとを含んでいる。これについては、上記<表2>に示す5番目のフィールドを参照して説明する。すなわち、DRC=5を送信した複数のATへ送信されるマルチユーザパケットのフォーマットは、(128, 4, 256), (256, 4, 256), (512, 4, 256), (1024, 4, 256), (2048, 4, 128)である。このようなマルチユーザパケットは、幾人かのユーザに関するパケットデータを含んでおり、上記パケットデータを受信するATのアドレスとともに送信される。上記マルチユーザパケットを受信すると、ATは、自身のアドレスが上記受信されたマルチユーザパケットに含まれているか否かを検査しなければならない。上記検査の結果、自身のアドレスが含まれている場合にのみ、ATは、それに該当するユーザパケットを処理する。
上記マルチユーザパケットの送信がCDMA 1xEVDO標準を樹立した3GPP2で論議されているとしても、上記マルチユーザパケットのアドレスを送信する方法については、論議されていない。このことより、一つのパケットが単一ユーザでない複数のユーザへ共通に送信される場合を感知し、上記感知の結果を各ユーザに報告することができる装置及び方法に対する必要性が高まっている。
上記背景に鑑みて、本発明の目的は、移動通信システムにおいて、マルチユーザパケットの送受信の間にユーザを指定するための装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、移動通信システムにおいて、複数のユーザに関する混在したデータを含む一つのパケットの送信を感知して報告するための装置及び方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、移動通信システムにおいて、複数のユーザに関する混在したデータを含む一つのパケットを受信して処理することができる装置及び方法を提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明の第1の特徴によると、端末と、基地局の領域内に位置した上記端末とパケットデータ通信を遂行することができる上記基地局とを含む移動通信システムにおける送信データを有する一つのパケットを生成し、上記パケットを上記基地局から複数の端末へ送信するための方法は、上記送信データの受信端末のアドレス、長さ、及びフォーマットに関する情報を構成する媒体アクセス制御レイヤーヘッダーを生成するステップと、上記受信端末へ送信されるデータを連続的に接続することによって、媒体アクセス制御レイヤーペイロードを生成するステップと、 媒体アクセス制御レイヤートレーラを生成するステップとを具備し、予め定められた媒体アクセス制御レイヤーのサイズが上記媒体アクセス制御レイヤーヘッダー、上記媒体アクセス制御レイヤーペイロード、及び上記媒体アクセス制御レイヤートレーラの総長さよりさらに大きい場合、上記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーに‘0’ビットを付加することを特徴とする。
本発明の第2の特徴によると、端末と、基地局の領域内に位置した上記端末とパケットデータ通信を遂行することができる上記基地局とを含む移動通信システムにおける送信データを有する一つのパケットを生成し、上記パケットを上記基地局から複数の端末へ送信するための装置は、上記端末の各々へ送信されるデータを記憶するデータキューと、送信データの受信端末のアドレス、長さ、及びフォーマットに関する情報を構成する媒体アクセス制御レイヤーヘッダーを生成し、媒体アクセス制御レイヤートレーラを生成し、上記受信端末へ送信されるデータを連続的に接続することによって、媒体アクセス制御レイヤーペイロードを生成する制御動作を遂行し、予め定められた媒体アクセス制御レイヤーのサイズが上記媒体アクセス制御レイヤーヘッダー、上記媒体アクセス制御レイヤーペイロード、及び上記媒体アクセス制御レイヤートレーラの総長さよりさらに大きい場合、上記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーに‘0’ビットを付加する制御動作を遂行する制御部と、上記制御部の制御下で、上記データキューに記憶されているデータと上記制御部から出力された情報とを結合して、上記端末へ送信するデータ生成及び送受信部とを具備することを特徴とする。
本発明の第3の特徴によると、端末と、基地局の領域内に位置した上記端末とパケット通信を遂行し、2以上の端末へ送信される送信データを有するマルチユーザパケットを生成する上記基地局とを含む移動通信システムにおける上記マルチユーザパケットを受信するための方法は、上記基地局から上記マルチユーザパケットを受信するステップと、上記マルチユーザパケットは、上記送信データの各端末のアドレス、長さ、及びフォーマットに関する情報を有する媒体アクセス制御レイヤーヘッダーと、上記各端末へ送信されるデータを連続的に接続することによって生成された媒体アクセス制御レイヤーペイロードと媒体アクセス制御レイヤートレーラとを構成し、予め定められた媒体アクセス制御レイヤーのサイズが上記媒体アクセス制御レイヤーヘッダー、上記媒体アクセス制御レイヤーペイロード、及び上記媒体アクセス制御レイヤートレーラの総長さよりさらに大きい場合、上記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーに‘0’ビットを付加し、上記端末のアドレス情報が上記受信されたマルチユーザパケットの上記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーに含まれているか否かを検査するステップと、上記端末のアドレス情報が上記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーに含まれている場合、上記マルチユーザパケットの上記媒体アクセス制御レイヤーペイロードから上記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーで示されるデータを抽出するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の第4の特徴によると、端末と、基地局の領域内に位置した上記端末とパケット通信を遂行し、2以上の端末へ送信される送信データを有するマルチユーザパケットを生成する上記基地局とを含む移動通信システムにおける上記マルチユーザパケットを受信するための装置は、上記基地局から上記マルチユーザパケットを受信し、上記マルチユーザパケットは、上記送信データの各端末のアドレス、長さ、及びフォーマットに関する情報を有する媒体アクセス制御レイヤーヘッダーと、上記各端末へ送信されるデータを連続的に接続することによって生成された媒体アクセス制御レイヤーペイロードと媒体アクセス制御レイヤートレーラとを構成し、予め定められた媒体アクセス制御レイヤーのサイズが上記媒体アクセス制御レイヤーヘッダー、上記媒体アクセス制御レイヤーペイロード、及び上記媒体アクセス制御レイヤートレーラの総長さよりさらに大きい場合、上記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーに‘0’ビットを付加し、上記受信されたマルチユーザパケットを復調して復号する受信データ処理部と、上記端末のアドレス情報が上記受信されたマルチユーザパケットの上記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーに含まれているか否かを検査し、上記端末のアドレス情報が上記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーに含まれている場合、上記マルチユーザパケットの上記媒体アクセス制御レイヤーペイロードから上記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーで示されるデータを抽出する制御部とを具備することを特徴とする。
本発明の実施形態による新たな装置及び方法は、一つのパケットに含まれている情報を単一ユーザでない複数のユーザの各々へ効率的に送信することができるという長所を有する。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にする目的で、関連した公知の機能又は構成に関する具体的な説明は省略する。
下記の説明において、本発明の実施形態は、効率的なマルチユーザパケットのフォーマット、すなわち、マルチユーザパケットを受信する端末(Access Terminal:AT)のアドレスに関する情報と上記パケットの長さ及び構成に関する情報とを含むフォーマットを提案する。本発明では、3つの実施形態を例に挙げて説明するが、これに限定されない。
第1の実施形態
図2Aは、本発明の第1の実施形態による効率的なマルチユーザパケットのフォーマットを示す図である。図2Aを参照して、本発明の第1の実施形態による効率的なマルチユーザパケットのフォーマットについて詳細に説明する。
図2Aに示すマルチユーザパケットは、大きく3部分に区分される。
(1)媒体アクセス制御レイヤー(Medium Access Control Layer:以下、“MAC”と略称する)ヘッダー210
(2)MACペイロード(payload)220
(3)MACトレーラ(trailer)230
MACパケットに含まれている幾つかのユーザパケットのアドレス、長さ、及びフォーマットに関する情報を含む部分であるMACヘッダー210は、最小一つのパケット情報フィールドまたは最大8つのパケット情報フィールドを構成する。上記パケット情報フィールドの数が拡張可能であるとしても、1xEVDOシステムで提供されるパケットのサイズを考慮する際に、最も適合した最大数は、8となる。従って、このような方法が1xEVDOシステムでない他のシステムで使用される場合には、上記パケット情報フィールドの最小数及び最大数が変更されることがある。また、MACヘッダー210内のパケット情報フィールドは、図2Bに示すようなフォーマット、又は図2Cに示すようなフォーマットを有することができる。
図2B及び図2Cは、本発明の第1の実施形態によるマルチユーザパケットを構成する場合のMACヘッダー内のパケット情報フィールドの相互に異なるフォーマットを示す図である。
まず、図2Bを参照すると、2オクテット(octet)の長さを有するパケット情報フィールド211は、MACパケットのフォーマット情報を示す1ビットのフォーマットフィールド211aと、MACパケットの受信ATを示す7ビットのMACインデックスフィールド211bと、MACパケットの長さを示す8ビットの長フィールド211cとから構成される。すなわち、2オクテットの長さを有するパケット情報フィールド(Packet Info field)の最上位のビット(most significant bits:MSB)である8ビットは、‘00000000’の値を有することができない。図2Cを参照すると、1オクテットの長さを有するヌルパケット情報フィールド(NULL Packet Info field)212は、1オクテットにわたってすべてゼロの値‘00000000’を有する。従って、パケット情報フィールド211の最上位8ビットが‘00000000’の値を有することができないため、受信ATは、パケット情報フィールド211のフォーマットとヌルパケット情報フィールド212のフォーマットを区別することができる。ヌルパケット情報フィールド212は、MACパケット内でMACヘッダー210とMACペイロード220を区別するために使用される。ヌルパケット情報フィールド212は、MACパケットに含まれているユーザパケットの数が8つ未満であり、上記ユーザパケットがMACペイロード220を完全に満たせない場合に、MACヘッダー210のエンドに付加される。
MACペイロード220は、MACパケットに含まれている実際のユーザパケットを構成する。MACペイロード220は、MACヘッダー210のi番目のパケット情報フィールドに関する情報に該当するユーザセキュリティーレイヤーパケット(User security layer packet:以下、“ユーザパケット”と称する)がMACペイロード220のi番目のポイントに位置するように、複数のユーザのパケットを連続的に接続することによって生成される。
MACトレーラ230は、MACパケットのフォーマットを示す情報を含んでおり、マルチユーザパケットのフォーマットである場合には、‘00’の値を有する。
図3Aは、本発明の第1の実施形態による変形されたマルチユーザパケットのフォーマットを示す図である。図3Aを参照して、本発明の第1の実施形態による変形されたマルチユーザパケットのフォーマットについて詳細に説明する。
図3Aの全体フォーマットは、図2Aのフォーマットと実質的に同一である。同様に、図3Aに示すマルチユーザパケットは、MACヘッダー310と、MACペイロード320と、MACトレーラ330とを構成する3部分に大きく区分される。
ユーザパケットのフォーマット情報を示すフォーマットフィールド211aと、ユーザ識別子(ID)を示すMACインデックスフィールド211bと、ユーザパケットの長さを示す長フィールド211cとを連続的に接続することによって生成されたパケット情報フィールド211を有するMACヘッダー210に比べて、図3Aに示すようなMACヘッダー310は、長フィールド211cを除いて、フォーマットフィールド311aとMACインデックスフィールド311bとを接続することによって生成されたパケット情報フィールド311を構成する。同様に、図3Aのフォーマットでも、ヌルパケット情報フィールドは、MACパケット内のMACヘッダー310とMACペイロード320を区別するために使用される。上記ヌルパケット情報フィールドは、MACパケットに含まれているユーザパケットの数が8つ未満であり、上記ユーザパケットがMACペイロード320を完全に満たせない場合に、MACヘッダー310のエンドに付加される。従って、図3Bのパケット情報フィールド311は、1オクテットの長さを有し、1ビットのフォーマットフィールド311aと7ビットのMACインデックスフィールド311bとを含む。
図4は、本発明の第1の実施形態による基地局(access network transceiver system:ANTS)でマルチユーザパケット(Multi-user Packet:MUP)を生成する過程を示すフローチャートである。図4を参照して、本発明の第1の実施形態によるANTSでマルチユーザパケットを生成する過程について詳細に説明する。そして、図4の過程が第1の実施形態の基本フォーマット及び変形されたフォーマットのうちのいずれか1つに適用されることができることに留意すべきである。下記の説明において、説明の便宜上、図2A乃至図2Cは、図2と称し、図3A及び図3Bは、図3と称する。
ステップS400で、ANTSは、マルチユーザパケットを用いて送信される特定のユーザのパケット#iを選択する。ステップS402で、ANTSは、パケット#iのフォーマット情報と、受信ATのIDと、長さとを用いて、図2又は図3に示したパケット情報フィールド及び長フィールドを生成する。このようにパケットを生成した後に、ANTSは、ステップS404で、パケット情報フィールド及び長フィールドを有するパケット#iがMACパケットの残りの空間に付加されることができるか否かを検査する。上記検査の結果、ステップS404で、パケット#iが上記残りの空間に付加されることができる場合、ANTSは、ステップS406へ進行する。一方、パケット#iが上記残りの空間に付加されることができない場合、ANTSは、ステップS410へ進行して、さらに付加するユーザパケットが存在するか否かを検査する。さらに付加するユーザパケットが存在すると、ANTSは、ステップS400へ戻る。一方、さらに付加するユーザパケットが存在しないと、ANTSは、ステップS412へ進行する。
ステップS406で、ANTSは、パケット#iのパケット情報フィールド及び長フィールドをMACパケットのMACヘッダーのエンドに付加し、パケット#iをMACペイロードのエンドに付加する。ステップS406で、新たなパケット#iの付加が完了した後、ANTSは、ステップS408で、MACパケットが送信可能な最大数、例えば、8つのユーザパケットを含んでいるか否かを検査する。上記検査の結果、MACパケットに含まれているユーザパケットの数が送信可能な最大数に到達しなかった場合、ANTSは、ステップS410へ進行して、さらに追加するユーザパケットが存在するか否かを検査する。
しかしながら、上記検査の結果、ステップS408で、MACパケットが送信可能な最大数、すなわち、8つのユーザパケットを含んでいる場合、ANTSは、新たなパケットの付加を中断し、ステップS412へ進行して、MACパケットに空いている空間が存在するか否かを検査する。上記検査の結果、MACパケットに空いている空間が存在する場合、ANTSは、ステップS414で、該当MACパケットが送信可能な最大数、例えば、8つのユーザパケットを含んでいるか否かを検査する。上記検査の結果、該当MACパケットが8つのユーザパケット、すなわち、送信可能なユーザパケットの最大数を含んでいる場合、ANTSは、ステップS416で、MACペイロードを満たす十分な‘0’パッディング(padding)を付加した後、上記過程を終了する。しかしながら、ステップS414で、MACパケットが8つ未満のユーザパケットを含んでいる場合、ステップS418で、ANTSは、ヌルパケット情報フィールド‘00000000’をMACヘッダーのエンドに付加して、MACヘッダーとMACペイロードを区別し、MACペイロードに空いている空間を満たす十分な‘0’パッディングを付加した後、上記マルチユーザパケットの生成を完了する。
図5は、本発明の第1の実施形態によるマルチユーザパケットを受信したATがそのフォーマットを解析する過程を示すフローチャートである。図5を参照して、本発明の第1の実施形態によるマルチユーザパケットを受信したATがそのフォーマットを解析する過程について詳細に説明する。
ステップS500で、上記マルチユーザパケットを受信しているATは、上記受信されたマルチユーザパケットに含まれているすべてのユーザパケットの長さの総計を示す変数sum_packet_lengthの値を‘0’に設定する。ステップS502で、ATは、図2または図3に示したようなマルチユーザパケットのi番目のパケット情報フィールドの値を読み出し、上記読み出された値が‘00000000’であるか否かを判断する。上記読み出された値が‘00000000’である場合、ATは、上記マルチユーザパケットに含まれているユーザパケットの数がi-1であることを分かる。この場合、ATは、ステップS506で、iの値を1だけ減少させて、ステップS516で、新たな値iを上記マルチユーザパケットに含まれているユーザパケットの数として設定する。この後、ステップS518で、ATは、上記i個のパケット情報フィールド及び長フィールドを用いて解析した情報に基づいて、上記マルチユーザパケット内のi個のパケットを抽出することができる。
ステップS502で、上記読み出された値が‘00000000’ではない場合、ATは、ステップS504で、上記読み出されたi番目のパケット情報フィールド及び長フィールドに該当するi番目のユーザパケットに関するフォーマット情報と、受信ATのIDと、長さとを検査する。この後、ステップS508で、ATは、i番目のユーザパケットの長さを変数sum_packet_lengthの値に加える。ステップS510で、ATは、i個のユーザパケットが上記マルチユーザパケットに含まれている場合のMACペイロードの長さを推定する。このような推定は、物理レイヤーで報告したMACパケットの総長さからi個のパケット情報フィールド及び長フィールドの長さとMACトレーラの長さ(2ビット)とを減算することによって遂行されることができる。ステップS512で、ATは、上記MACペイロードの長さが変数sum_packet_lengthと同一の値を有するか否かを検査する。上記検査の結果、2つの値が同一である場合、ATは、ステップS516で、上記MACパケットに含まれているユーザパケットの数がiであることを分かる。この場合、ステップS518で、ATは、上記i個のパケット情報フィールド及び長フィールドを用いて解析した情報に基づいて、上記マルチユーザパケット内のi個のパケットを抽出することができる。しかしながら、ステップS512で、MACペイロードの長さが変数sum_packet_lengthと異なる値を有する場合、ステップS514で、ATは、iの値が上記マルチユーザパケットに含まれている送信可能なユーザパケットの最大数が8であるか否かを検査する。上記検査の結果、iの値が8である場合、ATは、ステップS516で、上記MACパケットに含まれているユーザパケットの数を8と判定して、ステップS518で、上記8つのパケット情報フィールド及び長フィールドを用いて解析した情報に基づいて、上記マルチユーザパケット内の8つのユーザパケットを抽出することができる。
しかしながら、上記検査の結果、ステップS514で、iの値が8ではない場合、ATは、ステップS502へ戻って、次のユーザパケットに関する情報を読み出すために、後続ステップをさらに遂行する。
第2の実施形態
図6Aは、本発明の第2の実施形態による効率的なマルチユーザパケットのフォーマットの一例を示す図である。図6Aを参照して、本発明の第2の実施形態による効率的なマルチユーザパケットのフォーマットについて詳細に説明する。
上述したように、図6Aに示すマルチユーザパケットは、大きく3部分に区分される。
(1)MACヘッダー610
(2)MACペイロード620
(3)MACトレーラ630
MACパケットに含まれている幾つかのユーザパケットのアドレス、長さ、及びフォーマットに関する情報を含む部分であるMACヘッダー610は、最小一つの長さフィールドまたは最大8つの長さフィールドを構成し、最小一つのパケット情報フィールドまたは最大8つのパケット情報フィールドを構成する。同様に、上記パケット情報フィールドの数は、拡張可能である。しかしながら、1xEVDOシステムで提供されるパケットのサイズを考慮する際に、最も適合した最大数は、8となる。従って、このような方法が1xEVDOシステムでない他のシステムで使用される場合には、上記パケット情報フィールドの最小数及び最大数が変更されることがある。図6Bを参照すると、MACヘッダー610内のパケット情報フィールド621は、ユーザパケットのフォーマットを示す1ビットのフォーマットフィールド621aと、ユーザパケットを受信するATのIDを示す7ビットのMACインデックスフィールド621bとから構成される。図6Bは、本発明の第2の実施形態によるマルチユーザパケットを構成する場合のMACヘッダー内のパケット情報フィールドの効率的なフォーマットを示す図である。上記長フィールドの数は、MACパケットに含まれているユーザパケットの数が8より小さく、上記ユーザパケットの長さの総計がMACペイロード620のサイズより小さい場合、上記パケット情報フィールドの数より1つがさらに含まれる。この場合、例えば、MACヘッダー610は、4つの長フィールドと3つのパケット情報フィールドとを構成してもよい。このとき、MACヘッダー610に含まれている最後の長フィールドは、上記長フィールドと上記パケット情報フィールドとの境界を示すために、‘00000000’の値を有する。
MACペイロード620は、上記MACパケットに含まれている実際のユーザパケットを構成する。MACペイロード620は、MACヘッダー610のi番目のパケット情報フィールドに関する情報に該当するユーザパケット(User security layer packet)がMACペイロード620のi番目のポイントに位置するように、複数のユーザのパケットを連続的に接続することによって生成される。最後に、MACトレーラ630は、MACパケットのフォーマットを示す情報を構成し、マルチユーザパケットのフォーマットの場合、‘00’の値を有する。
本発明の第2の実施形態によるANTSでマルチユーザパケットを送信する過程及びATでマルチユーザパケットを受信する過程について説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態によるANTSでマルチユーザパケットを生成する過程を示すフローチャートである。図7を参照して、本発明の第2の実施形態によるANTSでマルチユーザパケットを生成する過程について詳細に説明する。下記の説明において、説明の便宜上、図6A及び図6Bは、図6と称する。
ステップS700で、ANTSは、マルチユーザパケットを用いて送信される特定のユーザのパケット#iを選択する。ステップS702で、ANTSは、パケット#iのフォーマット情報と受信ATのIDとを用いて、図6に示したパケット情報フィールドを生成する。この後、ANTSは、ステップS704で、パケット#iとパケット#iの長フィールド及びパケット情報フィールドとがMACパケットの残りの空間に付加されることができるか否かを検査する。上記検査の結果、ステップS704で、パケット#iとパケット#iの長フィールド及びパケット情報フィールドとが上記残りの空間に付加されることができる場合、ANTSは、ステップS706へ進行して、図6に示したフォーマットを満足するように、パケット#iの長フィールド及びパケット情報フィールドをMACヘッダー内の長フィールドのエンド及びパケット情報フィールドのエンドの各々に付加し、パケット#iをMACペイロードのエンドに付加する。しかしながら、上記検査の結果、ステップS704で、パケット#iが上記残りの空間に付加されることができない場合、ANTSは、ステップS710へ進行して、さらに付加するユーザパケットが存在するか否かを検査する。
ステップS706で、新たなパケット#iの付加が完了した後、ANTSは、ステップS708で、MACパケットが送信可能な最大数、例えば、8つのユーザパケットを含んでいるか否かを検査する。上記検査の結果、MACパケットに含まれているユーザパケットの数が送信可能な最大数に到達しなかった場合、ANTSは、ステップS710へ進行して、さらに付加するユーザパケットが存在するか否かを検査する。一方、上記検査の結果、ステップS708で、MACパケットが送信可能な最大数、すなわち、8つのユーザパケットを含んでいる場合、ANTSは、新たなパケットの付加を中断し、ステップS712へ進行して、MACパケットに空いている空間が存在するか否かを検査する。また、ステップS710で、さらに付加するユーザパケットが存在しない場合、ANTSは、新たなパケットの付加を中断し、ステップS712へ進行して、MACパケットに空いている空間が存在するか否かを検査する。
しかしながら、上記検査の結果、ステップS710で、さらに付加するユーザパケットが存在する場合、ANTSは、ステップS700へ戻って、後続ステップを遂行する。
上記検査の結果、ステップS712で、MACパケットに空いている空間が存在する場合、ANTSは、ステップS714で、該当MACパケットが送信可能な最大数、例えば、8つのユーザパケットを含んでいるか否かを検査する。上記検査の結果、該当MACパケットが8つのユーザパケット、すなわち、送信可能なユーザパケットの最大数を含んでいる場合、ANTSは、ステップS716で、MACペイロードを満たす十分な‘0’パッディング(padding)を付加した後、上記過程を終了する。しかしながら、ステップS714で、MACパケットが8つ未満のユーザパケットを含んでいる場合、ステップS718で、ANTSは、長フィールド‘00000000’をMACヘッダー内の長フィールドのエンドに付加して、MACヘッダーの長フィールドとパケット情報フィールドを区別し、MACペイロードに空いている空間を満たす十分な‘0’パッディングを付加した後、上記マルチユーザパケットの生成を完了する。
図8は、本発明の第2の実施形態によるマルチユーザパケットを受信したATがそのフォーマットを解析する過程を示すフローチャートである。図8を参照して、本発明の第2の実施形態によるマルチユーザパケットを受信したATがそのフォーマットを解析する過程について詳細に説明する。
ステップS800で、マルチユーザパケットを受信しているATは、上記受信されたマルチユーザパケットに含まれているすべてのユーザパケットの長さの総計を示す変数sum_packet_lengthの値を‘0’に設定する。ステップS802で、ATは、図6に示したようなマルチユーザパケットのi番目の長フィールドの値を読み出し、上記読み出された値が‘00000000’であるか否かを判定する。上記読み出された値が‘00000000’である場合、ATは、上記マルチユーザパケットに含まれているユーザパケットの数がi-1であることを分かる。この場合、ATは、ステップS806で、iの値を1だけ減少させて、ステップS816で、新たな値iを上記マルチユーザパケットに含まれているユーザパケットの数として設定する。この後、ステップS818で、ATは、上記i個の長フィールド及びパケット情報フィールドを用いて解析した情報に基づいて、上記マルチユーザパケット内のi個のパケットを抽出することができる。
一方、ステップS802で、上記読み出された値が‘00000000’ではない場合、ATは、ステップS804で、読み出されたi番目の長フィールドに対応するi番目のパケット情報フィールドに該当するi番目のユーザパケットに関するフォーマット情報と、受信ATのIDとを検査する。この後、ステップS808で、ATは、i番目のユーザパケットの長さを変数sum_packet_lengthの値に加える。ステップS810で、ATは、i個のユーザパケットが上記マルチユーザパケットに含まれている場合のMACペイロードの長さを推定する。このような推定は、物理レイヤーで報告したMACパケットの総長さからi個の長フィールド及びパケット情報フィールドの長さとMACトレーラの長さ(2ビット)とを減算することによって遂行されることができる。ステップS812で、ATは、上記MACペイロードの長さが変数sum_packet_lengthと同一の値を有するか否かを検査する。上記検査の結果、2つの値が同一である場合、ATは、ステップS816で、上記MACパケットに含まれているユーザパケットの数がiと判定することができる。この場合、ステップS818で、ATは、上記i個の長フィールド及びパケット情報フィールドを用いて解析した情報に基づいて、上記マルチユーザパケット内のi個のパケットを抽出することができる。
しかしながら、ステップS812で、MACペイロードの長さが変数sum_packet_lengthと異なる値を有する場合、ステップS814で、ATは、iの値が上記マルチユーザパケットに含まれている送信可能なユーザパケットの最大数が8であるか否かを検査する。上記検査の結果、iの値が8である場合、ATは、ステップS816で、上記MACパケットに含まれているユーザパケットの数を8と判定して、ステップS818で、上記8つの長フィールド及びパケット情報フィールドを用いて解析した情報に基づいて、上記マルチユーザパケット内の8つのユーザパケットを抽出することができる。
しかしながら、上記検査の結果、ステップS814で、iの値が8ではない場合、ATは、ステップS802へ戻って、次のユーザパケットに関する情報を読み出すために、後続ステップをさらに遂行する。
第3の実施形態
図9Aは、本発明の第3の実施形態による効率的なマルチユーザパケットのフォーマットの一例を示す図である。図9Aを参照して、本発明の第3の実施形態による効率的なマルチユーザパケットのフォーマットについて詳細に説明する。
上述したように、図9Aに示すマルチユーザパケットは、大きく3部分に区分される。
(1)MACヘッダー910
(2)MACペイロード920
(3)MACトレーラ930
n個のMACヘッダー910の各々は、MACパケットに含まれている幾つかのユーザパケットのアドレス、長さ、及びフォーマットに関する情報を含む部分である。n個のMACヘッダー910の各々は、最小一つの長さフィールドまたは最大8つの長さフィールドを構成し、最小一つのパケット情報フィールドまたは最大8つのパケット情報フィールドを構成することができる。同様に、上記パケット情報フィールドの数は、拡張可能である。しかしながら、1xEVDOシステムで提供されるパケットのサイズを考慮する際に、最も適合したパケット情報フィールドの最大数は、8となる。従って、このような方法が1xEVDOシステムでない他のシステムで使用される場合には、上記パケット情報フィールドの最小数及び最大数が変更されることがある。
図9Bを参照すると、MACヘッダー910内のパケット情報フィールド911は、ユーザパケットのフォーマットを示す1ビットのフォーマットフィールド911aと、ユーザパケットを受信するATのIDを示す7ビットのMACインデックスフィールド911bとから構成される。n個のMACペイロード920の各々は、上記MACパケットに含まれている実際のユーザパケットを構成する。また、MACペイロード920は、その直前に位置したMACヘッダーのパケット情報フィールドに関する情報に該当するユーザパケット(User security layer packet)を送信する。MACトレーラ930は、上記MACパケットのフォーマットを示す情報を構成し、マルチユーザパケットのフォーマットである場合、‘00’の値を有する。
図10は、本発明の第3の実施形態によるANTSでマルチユーザパケットを生成する過程を示すフローチャートである。図10を参照して、本発明の第3の実施形態によるANTSでマルチユーザパケットを生成する過程について詳細に説明する。下記の説明において、説明の便宜上、図9A及び図9Bは、図9と称する。
ステップS1000で、ANTSは、マルチユーザパケットを用いて送信される特定のユーザのパケット#iを選択する。ステップS1002で、ANTSは、パケット#iのフォーマット情報と受信ATのIDとを用いて、図9に示したパケット情報フィールドを生成する。この後、ANTSは、ステップS1004で、パケット#iとパケット#iの長フィールド及びパケット情報フィールドとがMACパケットの残りの空間に付加されることができるか否かを検査する。上記検査の結果、ステップS1004で、パケット#iとパケット#iの長フィールド及びパケット情報フィールドとが上記残りの空間に付加されることができる場合、ANTSは、ステップS1006へ進行して、図9に示したフォーマットを満足するように、パケット#iとパケット#iの長フィールド及びパケット情報フィールドとを最後に付加されたユーザパケットと上記ユーザパケットの最後の長フィールド及び最後のパケット情報フィールドの各々に付加する。
しかしながら、上記検査の結果、ステップS1004で、パケット#iが上記残りの空間に付加されることができない場合、ANTSは、ステップS1010へ進行して、さらに付加するユーザパケットが存在するか否かを検査する。さらに付加するユーザパケットが存在すると、ANTSは、ステップS1000へ戻って、後続ステップを繰返し遂行する。一方、さらに付加するユーザパケットが存在しないと、ANTSは、ステップS1012へ進行する。
ステップS1006で、新たなパケット#iの付加が完了した後、ANTSは、ステップS1008で、MACパケットが送信可能な最大数、例えば、8つのユーザパケットを含んでいるか否かを検査する。上記検査の結果、上記MACパケットに含まれているユーザパケットの数が送信可能な最大数に到達しなかった場合、ANTSは、ステップS1010へ進行して、さらに追加するユーザパケットが存在するか否かを検査する。
しかしながら、上記検査の結果、ステップS1008で、MACパケットが送信可能なユーザパケットの最大数、すなわち、8つのユーザパケットを含んでいる場合、ANTSは、新たなパケットの付加を中断し、ステップS1012へ進行して、MACパケットに空いている空間が存在するか否かを検査する。上記検査の結果、MACパケットに空いている空間が存在する場合、ANTSは、ステップS1014で、MACペイロードを満たす十分な‘0’パッディング(padding)を付加した後、上記過程を終了する。しかしながら、上記検査の結果、MACパケットに空いている空間が存在しない場合、ANTSは、‘0’パッディングを付加することなく、上記過程を終了する。
図11は、本発明の第3の実施形態によるマルチユーザパケットを受信したATがそのフォーマットを解析する過程を示すフローチャートである。図11を参照して、本発明の第3の実施形態によるマルチユーザパケットを受信したATがそのフォーマットを解析する過程について詳細に説明する。
ステップS1100で、マルチユーザパケットを受信しているATは、上記受信されたマルチユーザパケットに含まれているすべてのユーザパケットの長さの総計を示す変数sum_packet_lengthの値を‘0’に設定する。その後、ステップS1102で、ATは、図9に示したようなマルチユーザパケットのi番目の長フィールドの値を読み出し、上記読み出された値が‘00000000’であるか否かを判断する。本発明の第3の実施形態において、上記長フィールドの値が‘00000000’となることができないため、ATは、上記読み出された値‘00000000’がパッディング部分の開始であることを分かる。従って、ATは、上記マルチユーザパケットに含まれているユーザパケットの数がi-1であることを分かる。この場合、ATは、ステップS1106で、iの値を1だけ減少させて、ステップS1116で、新たな値iを上記マルチユーザパケットに含まれているユーザパケットの数として設定する。この後、ステップS1118で、ATは、上記i個の長フィールド及びパケット情報フィールドを用いて解析した情報に基づいて、上記マルチユーザパケット内のi個のパケットを抽出することができる。
一方、ステップS1102で、上記読み出された値が‘00000000’ではない場合、ATは、ステップS1104で、読み出されたi番目の長フィールドに対応するi番目のパケット情報フィールドに該当するi番目のユーザパケットに関するフォーマット情報と、受信ATのIDとを検査する。この後、ステップS1108で、ATは、i番目のユーザパケットの長さを変数sum_packet_lengthの値に加える。ステップS1110で、ATは、i個のユーザパケットが上記マルチユーザパケットに含まれている場合のMACペイロードの長さを推定する。このような推定は、物理レイヤーで報告したMACパケットの総長さからi個の長フィールド及びパケット情報フィールドの長さとMACトレーラの長さ(2ビット)とを減算することによって遂行されることができる。従って、ステップS1112で、ATは、上記MACペイロードの長さが変数sum_packet_lengthと同一の値を有するか否かを検査する。上記検査の結果、2つの値が同一である場合、ATは、ステップS1116へ進行する。ステップS1116後の過程は、上述した通りである。
しかしながら、ステップS1112で、MACペイロードの長さが変数sum_packet_lengthと異なる値を有する場合、ステップS1114で、ATは、iの値が上記マルチユーザパケットに含まれている送信可能なユーザパケットの最大数が8であるか否かを検査する。上記検査の結果、iの値が8である場合、ATは、ステップS1116へ進行する。一方、上記検査の結果、iの値が8ではない場合、ステップS1102へ戻って、次のユーザパケットに関する情報を読み出すために、後続ステップをさらに遂行する。
次いで、本発明の実施形態によるANTS及びATの構成について説明する。
図12は、本発明の実施形態によるANTS及びATの構成を示すブロック図である。図12を参照して、本発明の実施形態によるANTS及びATの構成及び動作について詳細に説明する。
まず、ANTS1210の構成及び動作について説明する。ANTS1210は、図1に示したANTS110に該当する。しかしながら、これに限定されない。ANTS制御部1211は、図2、図3、図6、及び図9に示したようなフォーマットを有するマルチユーザパケットを生成する過程を制御する。データキュー1213は、上位ノード1212から受信されたユーザデータをユーザ別に区分して記憶する。例えば、上位ノード1212は、図1のANC120に該当する。このように、ANTS制御部1211は、データキュー1213に記憶されているデータを検出して、上記データの特性に従って、マルチユーザパケットを生成して送信する制御動作を遂行する。
すなわち、ANTS制御部1211は、データキュー1213に記憶されているデータの送信を制御する。単一ユーザパケットを送信する場合、ANTS制御部1211は、一つのデータキューに記憶されているデータのみをデータ生成及び送受信部1214へ出力するように制御する。しかしながら、マルチユーザパケットを送信する場合、ANTS制御部1211は、複数のデータキュー1213に記憶されているユーザデータを用いて、図2、図3、図6、及び図9に示したようなフォーマットを有するマルチユーザパケットを生成して送信するために、複数のデータキュー1213からデータを読み出し、上記読み出されたデータをデータ生成及び送受信部1214へ出力する。すると、データ生成及び送受信部1214は、ANTS制御部1211の制御下で、送信バーストを生成し、上記送信バーストを該当無線帯域を介して送信する。
次いで、AT1200のブロック構成及び動作について説明する。AT1200は、図1のAT100に該当する。しかしながら、これに限定されない。AT1200において、無線周波数(radio frequency:RF)部1201は、アンテナから受信された所定のRF信号をベースバンド信号へ周波数ダウンコンバートした後、復調部1202へ出力する。復調部1202は、送信の間に、変調されたベースバンド信号を復調し、上記復調されたデータを復号部1203へ出力する。復号部1203は、送信の間に符号化されたデータを復号し、上記復号されたデータをCRC誤り検出結果とともにAT制御部1204へ出力する。RF部1201、復調部1202、及び復号部1203は、受信データ処理部を構成する。
AT制御部1204は、上記受信データ処理部で受信されたデータを用いて、図5、図8、及び図11の動作を制御する。すなわち、マルチユーザパケットの場合、AT制御部1204は、自身に送信されたマルチユーザパケットを処理する制御動作を遂行する。AT制御部1204が遂行する他の制御動作に関する説明は、本発明とは直接的な関連がないので、省略する。
また、AT制御部1204は、逆方向リンクへ送信される制御信号を生成し、上記生成された制御信号を符号化部1206へ提供する。符号化部1206は、ユーザデータ及び制御信号を符号化し、上記符号化されたデータを変調部1207へ出力する。変調部1207は、上記データの特性に従って選択された変調方式で変調し、上記変調されたデータをRF部1201へ出力する。RF部1201は、変調部1207から受信されたデータをRF信号へ周波数アップコンバートした後、上記RF信号をアンテナを介してANTS1210へ逆方向送信する。符号化部1206、変調部1207、及びRF部1201は、送信データ処理部を構成する。
RF部1201は、上記受信データ処理部及び上記送信データ処理部のすべてに含まれることができる。RF部1201は、上記受信データ処理部のための受信部と上記送信データ処理部のための送信部とをさらに含んでもよい。
なお、本発明の詳細な説明においては、具体的な実施の形態について説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内であれば、種々な変形が可能であることは言うまでもない。よって、本発明の範囲は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲とその均等物によって定められるべきである。
1xEVDO移動通信システムの概念図である。 本発明の第1の実施形態による効率的なマルチユーザパケットのフォーマットを示す図である。 本発明の第1の実施形態によるマルチユーザパケットを構成する場合のMACヘッダー内のパケット情報フィールドのフォーマットを示す図である。 本発明の第1の実施形態によるマルチユーザパケットを構成する場合のMACヘッダーのパケット情報フィールドの他のフォーマットを示す図である。 本発明の第1の実施形態による変形されたマルチユーザパケットのフォーマットを示す図である。 本発明の第1の実施形態によるマルチユーザパケットを構成する場合の変形されたMACヘッダー内のパケット情報フィールドのフォーマットを示す図である。 本発明の第1の実施形態によるANTSでマルチユーザパケットを生成する過程を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態によるマルチユーザパケットを受信したATがそのフォーマットを解析する過程を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による効率的なマルチユーザパケットのフォーマットの一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態によるマルチユーザパケットを構成する場合のMACヘッダー内のパケット情報フィールドの効率的なフォーマットを示す図である。 本発明の第2の実施形態によるANTSでマルチユーザパケットを生成する過程を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態によるマルチユーザパケットを受信したATがそのフォーマットを解析する過程を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態による効率的なマルチユーザパケットのフォーマットを示す図である。 本発明の第3の実施形態によるマルチユーザパケットを構成する場合のMACヘッダー内のパケット情報フィールドのフォーマットを示す図である。 本発明の第3の実施形態によるANTSでマルチユーザパケットを生成する過程を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態によるマルチユーザパケットを受信したATがそのフォーマットを解析する過程を示すフローチャートである。 本発明の実施形態によるANTS及びATの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1200 AT(access terminals:端末)
1201 無線周波数(radio frequency:RF)部
1202 復調部
1203 復号部
1204 AT制御部
1206 符号化部
1207 変調部
1210 ANTS(access network transceiver systems:基地局)
1211 ANTS制御部
1212 上位ノード
1213 データキュー
1214 データ生成及び送受信部

Claims (12)

  1. 端末と、基地局の領域内に位置した前記端末とパケットデータ通信を遂行することができる前記基地局とを含む移動通信システムにおける送信データを有する一つのパケットを生成し、前記パケットを前記基地局から複数の端末へ送信するための方法であって、
    前記送信データの受信端末のアドレス、長さ、及びフォーマットに関する情報を構成する媒体アクセス制御レイヤーヘッダーを生成するステップと、
    前記受信端末へ送信されるデータを連続的に接続することによって、媒体アクセス制御レイヤーペイロードを生成するステップと、
    媒体アクセス制御レイヤートレーラを生成するステップとを具備し、予め定められた媒体アクセス制御レイヤーのサイズが前記媒体アクセス制御レイヤーヘッダー、前記媒体アクセス制御レイヤーペイロード、及び前記媒体アクセス制御レイヤートレーラの総長さよりさらに大きい場合、前記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーに‘0’ビットを付加することを特徴とする方法。
  2. 前記媒体アクセス制御レイヤーペイロードの個数nは、1≦n≦8であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記‘0’ビットは、オクテット単位で付加されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 前記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーに前記‘0’ビットを付加した後に、前記媒体アクセス制御レイヤーのサイズを満足しない場合、前記媒体アクセス制御レイヤーペイロードに前記‘0’ビットを付加することを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 前記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーに送信可能な最大数‘0’ビットを付加した後に、前記媒体アクセス制御レイヤーペイロードに前記‘0’ビットを付加することを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 端末と、基地局の領域内に位置した前記端末とパケットデータ通信を遂行することができる前記基地局とを含む移動通信システムにおける送信データを有する一つのパケットを生成し、前記パケットを前記基地局から複数の端末へ送信するための装置であって、
    前記端末の各々へ送信されるデータを記憶するデータキューと、
    送信データの受信端末のアドレス、長さ、及びフォーマットに関する情報を構成する媒体アクセス制御レイヤーヘッダーを生成し、媒体アクセス制御レイヤートレーラを生成し、前記受信端末へ送信されるデータを連続的に接続することによって、媒体アクセス制御レイヤーペイロードを生成する制御動作を遂行し、予め定められた媒体アクセス制御レイヤーのサイズが前記媒体アクセス制御レイヤーヘッダー、前記媒体アクセス制御レイヤーペイロード、及び前記媒体アクセス制御レイヤートレーラの総長さよりさらに大きい場合、前記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーに‘0’ビットを付加する制御動作を遂行する制御部と、
    前記制御部の制御下で、前記データキューに記憶されているデータと前記制御部から出力された情報とを結合して、前記端末へ送信するデータ生成及び送受信部と
    を具備することを特徴とする装置。
  7. 前記媒体アクセス制御レイヤーペイロードの個数nは、1≦n≦8であることを特徴とする請求項6記載の装置。
  8. 前記制御部は、オクテット単位で前記‘0’ビットを付加することを特徴とする請求項6記載の装置。
  9. 前記制御部は、前記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーに前記‘0’ビットを付加した後に、前記媒体アクセス制御レイヤーのサイズを満足しない場合、前記媒体アクセス制御レイヤーペイロードに前記‘0’ビットを付加することを特徴とする請求項8記載の装置。
  10. 前記制御部は、前記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーに送信可能な最大数‘0’ビットを付加した後に、前記媒体アクセス制御レイヤーペイロードに前記‘0’ビットを付加することを特徴とする請求項9記載の装置。
  11. 端末と、基地局の領域内に位置した前記端末とパケット通信を遂行し、2以上の端末へ送信される送信データを有するマルチユーザパケットを生成する前記基地局とを含む移動通信システムにおける前記マルチユーザパケットを受信するための方法であって、
    前記基地局から前記マルチユーザパケットを受信するステップと、前記マルチユーザパケットは、前記送信データの各端末のアドレス、長さ、及びフォーマットに関する情報を有する媒体アクセス制御レイヤーヘッダーと、前記各端末へ送信されるデータを連続的に接続することによって生成された媒体アクセス制御レイヤーペイロードと媒体アクセス制御レイヤートレーラとを構成し、予め定められた媒体アクセス制御レイヤーのサイズが前記媒体アクセス制御レイヤーヘッダー、前記媒体アクセス制御レイヤーペイロード、及び前記媒体アクセス制御レイヤートレーラの総長さよりさらに大きい場合、前記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーに‘0’ビットを付加し、
    前記端末のアドレス情報が前記受信されたマルチユーザパケットの前記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーに含まれているか否かを検査するステップと、
    前記端末のアドレス情報が前記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーに含まれている場合、前記マルチユーザパケットの前記媒体アクセス制御レイヤーペイロードから前記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーで示されるデータを抽出するステップと
    を具備することを特徴とする方法。
  12. 端末と、基地局の領域内に位置した前記端末とパケット通信を遂行し、2以上の端末へ送信される送信データを有するマルチユーザパケットを生成する前記基地局とを含む移動通信システムにおける前記マルチユーザパケットを受信するための装置であって、
    前記基地局から前記マルチユーザパケットを受信し、前記マルチユーザパケットは、前記送信データの各端末のアドレス、長さ、及びフォーマットに関する情報を有する媒体アクセス制御レイヤーヘッダーと、前記各端末へ送信されるデータを連続的に接続することによって生成された媒体アクセス制御レイヤーペイロードと媒体アクセス制御レイヤートレーラとを構成し、予め定められた媒体アクセス制御レイヤーのサイズが前記媒体アクセス制御レイヤーヘッダー、前記媒体アクセス制御レイヤーペイロード、及び前記媒体アクセス制御レイヤートレーラの総長さよりさらに大きい場合、前記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーに‘0’ビットを付加し、前記受信されたマルチユーザパケットを復調して復号する受信データ処理部と、
    前記端末のアドレス情報が前記受信されたマルチユーザパケットの前記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーに含まれているか否かを検査し、前記端末のアドレス情報が前記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーに含まれている場合、前記マルチユーザパケットの前記媒体アクセス制御レイヤーペイロードから前記媒体アクセス制御レイヤーヘッダーで示されるデータを抽出する制御部と
    を具備することを特徴とする装置。
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