JP2008522295A - 顧客ロイヤルティプログラムの運営システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

顧客ロイヤルティプログラムの運営システム及び方法は、顧客ロイヤルティプログラムに参加する様々な機関によってアクセス可能なオンラインであるコンピュータシステム(10)を備える。コンピュータシステム(10)は、特に、参加顧客及びそれらのロイヤルティ口座に関する情報と、参加機関に関する情報とを処理するデータ処理設備(12)を含む。更に、コンピュータシステム(10)は、参加顧客の情報及び他の関連情報のデータベースを記憶する記憶設備(14)を備える。コンピュータシステム(10)は、参加顧客及び機関からの関連情報の転送を管理し、選択された金融証券への利子の割引率の適用を含む、記憶設備(14)に記憶されたデータベース情報の保守を管理する設備(18)をも含む。一般に、本発明のシステム及び方法は、2種類の参加機関、すなわち、貸手(30)として示される金融機関と、商店(40)として示される小売機関とを想定する。

Description

本発明は、顧客ロイヤルティ(顧客誠実)の利益が、顧客の住宅ローン、貸付金、クレジットカード又は他の種類の金融証券に関する利子の割引率に関連付けられる顧客ロイヤルティプログラムの運営方法及びシステムに関する。
民間航空機によって導入された常連乗客プログラムの人気と、クレジットカードの急増により動かされて、市場にあるほとんどすべての種類の事業でここ数10年にわたり顧客ロイヤルティプログラムが急成長している。クレジットカードを用いることによって、又は、ロイヤルティプログラム会員カードを提示することによって、特定の商店で購入した販売時点で顧客はロイヤルティポイントを累積することができ、指定されたしきい値に全ポイント数が累積された時に、ロイヤルティポイントを指定された航空機の常連乗客ポイントに変換することができ、又は、購入賞品に引き換えることができる。
近年、幾つかのスーパーマーケットチェーンは、顧客が1度の取引で、商品の指定された最小総価格を上回って購入した場合、指定されたガソリンスタンドのガソリンの購入価額に対して割引券で顧客に謝礼する顧客ロイヤルティプログラムを導入している。この処置は、独占的に独自販売店で食料品及びガソリンを購入することを顧客に働きかけるのでスーパーマーケットチェーン及び石油会社の双方に利益になる。
多くの従来技術の顧客ロイヤルティプログラムの欠点の1つは、顧客ロイヤルティプログラムが顧客の「ロイヤルティ(誠実)」に報いるように多少区別するということである。顧客が事前設定された最小しきい値価格を上回って購入する場合に、又は、適切な会員カードを提示する場合に、顧客が特定の小売店チェーンで以前買い物したことがあったかどうかを問わず、また、顧客が特定の小売店チェーンで再び買い物するかどうかを問わず、顧客は、利益に加算されるロイヤルティポイントを受け取る。言い換えれば、顧客はロイヤルティに対して報いられていない。すなわち、顧客は、この特定の小売店チェーンを特別な折にひいきにすることだけに対して報いられている。
本発明は、顧客に与えられる利益が進行し継続し、顧客のロイヤルティに直接関連付けられ、したがって、より大きな顧客ロイヤルティを促す顧客ロイヤルティプログラムの運営方法及びシステムを提供することを目的として開発された。
本明細書における従来技術の参照は例示のみを目的として提示され、このような従来技術が豪州又は他の場所で一般知識の一部であるという承認として受け止められるべきではない。
本発明の第1の態様によれば、顧客ロイヤルティプログラムの運営方法であって、
顧客ロイヤルティプログラムに参加している顧客に割り当てられた固有の識別子を登録する工程と、
参加している顧客によって獲得された顧客ロイヤルティポイントを累積するため、前記固有の識別子に関連付けられた顧客ロイヤルティ口座を創設する工程と、
参加している顧客の金融証券を、参加機関へ振替えるか、又は、これに創設する工程と、
固有の識別子を用いて参加機関と前記顧客によって実行された取引の価格及び/又は数量に基づいて顧客ロイヤルティポイントを、参加している顧客に与える工程と、
前記顧客が定期的な特定の時間間隔内で所定のロイヤルティポイントしきい値を達成したことに基づいて、前記金融証券に適用された利子の割引率を提供する工程と、
定期的な特定の時間間隔の各時間間隔中に累積されたロイヤルティポイントの総数が前記所定のしきい値を上回ることを確実にし、これによって、顧客が、前記金融証券に適用された前記利子の割引率の利益を享受し続けることができるように前記顧客ロイヤルティ口座を監視する工程とを備える方法を提供する。
好ましくは、金融証券が、住宅ローン、貸付金、当座貸越金又はクレジットカードのような金融債務商品である。
好ましくは、前記顧客ロイヤルティ口座を監視する前記工程が、少なくとも所定のロイヤルティポイントしきい値によって顧客ロイヤルティ口座内のポイントの残高を前記定期的な特定の時間間隔ごとの終わりでリセットすることも含む。好ましくは、前記所定のロイヤルティポイントのしきい値を上回って累積されたロイヤルティポイントを、後続する定期的な特定の時間期間に繰り越すことができる。一般には、定期的な特定の時間間隔内で所定のしきい値が達成されない場合、前記時間期間中に適用された利子の割引率について遡及的に調整が行われて、通常の利率又は割引されていない利率で請求し直される。一般には、参加している顧客のロイヤルティ口座において所定のしきい値が達成されなかった期間の直後の後続する定期的な特定の時間期間のいずれかで、顧客は金融証券に対して前記利子の割引率を受けない。好ましくは、顧客がロイヤルティポイントの所定のしきい値を達成することができない場合がある期間の数について限度は設定されないが、これらの期間中、顧客は低減された割引率の利益を受けない。
好適には、参加している顧客によってしきい値レベルを上回って累積されたロイヤルティポイントが、顧客に更なる割引、引換券、報奨及び利益の資格を与えることができる。好ましくは、定期的な特定の時間期間内で最小しきい値限度を上回って参加顧客のロイヤルティポイント口座残高が達成する場合、別個のステータスポイント口座に振替えられる別個のステータスポイントを顧客に与えることができる。好適には、ステータスポイントの所定のしきい値レベルを達成すると、ロイヤルティポイントを高い利率で累積する資格を、参加している顧客に与えることができる。
あるいはまた、取引に与えられる通常のロイヤルティポイントの代わりに、又は、これらと同様に参加機関によって提供された別の種類の利益、割引又は昇格の資格を参加している顧客に与えことができる。例えば、参加機関は、特定の取引において顧客によって獲得されるポイントの価値又は数を変更することができる。この変更は、参加機関が小売機関であって、ある商品の購入がポイントのボーナス発行をもたらし、又は、商品の購入から通常獲得されるポイントが限定期間中に特定の係数で掛け算される特別キャンペーンを、参加機関が提供する場合に適用されると想定される。
本発明の第2の態様によれば、顧客ロイヤルティプログラムの運営システムであって、
顧客ロイヤルティプログラムに参加している顧客に固有の識別子を割り当てる手段と、
参加している顧客によって獲得された顧客ロイヤルティポイントを累積するため、前記固有の識別子に関連付けられた顧客ロイヤルティ口座を創設する手段と、
参加している顧客の金融証券を、少なくとも1つの参加機関へ振替えるか、又は、これに創設する手段と、
固有の識別子を用いて参加機関と前記顧客によって実行された取引の価格及び/又は数量に基づいて顧客ロイヤルティポイントを、参加している顧客に与える手段と、
前記顧客が定期的な特定の時間間隔内で所定のロイヤルティポイントしきい値を達成することに基づいて、前記金融証券に適用された利子の割引率を提供する手段と、
前記定期的な特定の時間間隔の後続する各時間間隔中に累積されたロイヤルティポイントの総数が前記所定のしきい値を上回ることを確実にし、これによって、顧客が、前記金融証券に適用された前記利子の割引率の利益を享受し続けることができるように前記顧客ロイヤルティ口座を監視する手段とを備えるシステムを提供する。
好ましくは、前記システムが2種類の参加機関を含むことができる。一般には、第1の種類の参加機関は、銀行、住宅金融組合又は保険会社のような金融機関である。好ましくは、金融証券が、住宅ローン、貸付金、当座貸越金又はクレジットカードのような金融債務商品である。一般には、参加金融機関が、金融証券の利子の割引率に対して継続している顧客の適格性を確認するために顧客ロイヤルティ口座へアクセスすることが可能である。
一般には、第2の種類の参加機関が、スーパーマーケットチェーン、ファストフードチェーン、電気製品事業又は個人対応のサービス会社、又は、インターネットに基づく商取引に従事する事業のような小売機関である。一般には、参加小売機関には、顧客の購入及び取引を容易にするために顧客の固有の識別子を検証する検証手段と、顧客の購入又は他の商取引に関する取引情報を転送することを容易にする入力装置とが設けられている。好ましくは、検証手段が磁気カード読取り器の形態をし、入力装置が、公衆電話網を介して顧客の取引情報を送信することを容易にするために組み込みモデムを有するデータ送信装置である。好適には、いずれか1つの参加機関が双方の種類の機関を統合することができる。
好ましくは、顧客ロイヤルティポイントを与える手段が、与えられたロイヤルティポイントの価値及び/又は数を参加機関に変更させることができる設備を含む。例えば、参加機関が小売機関である場合には、ボーナスポイントの賞品が付いている特別キャンペーンとして商品を購入することができる。
本発明の第3の態様によれば、顧客ロイヤルティプログラムを運営するコンピュータシステムであって、
参加している顧客の識別に関する情報、参加機関に関する情報、参加している顧客のロイヤルティ口座に関する情報、及び、顧客の金融証券に関する情報を処理するデータ処理設備と、
参加している顧客の情報のデータベース、参加機関の情報のデータベース、参加している顧客のロイヤルティ口座のデータベース、及び、顧客の金融証券情報のデータベースを記憶する記憶設備と、
参加している顧客及び参加機関からの関連情報の転送を管理し、選択された金融証券への利子の割引率の適用を含む、前記記憶設備に記憶された前記データベース情報の保守を管理する設備と、
定期的な特定の時間間隔中に累積されたロイヤルティポイントの総数が所定のしきい値を上回って維持されることを確実にし、これによって、顧客が、前記選択された金融証券に適用された前記利子の割引率の利益を享受し続けることができるように顧客のロイヤルティ口座の前記データベースを監視する設備とを備えるコンピュータシステムを提供する。
好ましくは、コンピュータシステムが、記憶設備に記憶された情報のオンラインアクセスを管理する設備を更に備えることができる。
好ましくは、金融証券が、住宅ローン、貸付金、当座貸越金又はクレジットカードのような金融債務商品である。
本明細書を通して、「備える」なる単語又は「備えている」のような変形は、文脈上他の意味に解すべき場合を除いて、規定された整数又は整数群を含めることを意味するが、他の任意の整数又は整数群を排除しないものと理解される。
本発明の性質は、例示のみを目的として提示された、顧客ロイヤルティプログラムを動作するシステム及び方法の幾つかの特定の実施形態に関する以下の詳細な説明から添付図面を参照して更に良く理解されるであろう。
図1に示された本発明による顧客ロイヤルティプログラムを動作するシステムの好適な実施形態は、顧客ロイヤルティプログラムに参加する様々な機関によってオンラインでアクセス可能なコンピュータシステム10を備える。コンピュータシステム10を集中した場所に設置することができ、又は、地理的に様々な位置に分散されたネットワークコンピュータで構成することができる。一般に、コンピュータシステム10は、顧客ロイヤルティプログラムの様々な態様を容易にするハードウェア及び/又はソフトウェアの要素の形態をとる多数の設備から構成される。コンピュータシステム10は、特に、参加顧客に関する情報、参加機関に関する情報、参加顧客のロイヤルティ口座に関する情報、及び、顧客の金融証券に関する情報を処理するデータ処理設備12を含む。
コンピュータシステム10は、参加顧客の情報のデータベース、参加機関の情報のデータベース、ロイヤルティポイントを含む参加顧客のロイヤルティ口座のデータベース、参加顧客のステータスポイント口座のデータベース、及び、顧客の金融証券情報のデータベースを記憶する記憶設備14を更に備える。好ましくは、コンピュータシステム10は、記憶設備に記憶された情報のオンラインアクセスを管理する設備16をも備え、設備16は、顧客インターフェースとしてウェブサイトを用いてインターネットを介するオンラインアクセスを管理するファイル転送プロトコル(FTP)サーバを含むことができる。コンピュータシステム10内には、システムへの無許可アクセス及びハッキングを抑制するため、明らかに適切なファイアウォール保護及び他の安全対策が設けられている。
好ましくは、コンピュータシステム10は、参加している顧客及び機関からの関連情報の転送を管理し、選択された金融証券への利子の割引率の適用を含む、記憶設備14に記憶されたデータベース情報の保守を管理する設備18をも含む。情報管理設備18は、独自の金融管理ソフトウェア及び統計ソフトウェアを含むことができる。一般に、定期的な特定の時間間隔中に累積されたロイヤルティポイントの総数が所定のしきい値を上回って維持されることを確実にし、これによって、顧客が、選択された金融証券に適用された利子の割引率の利益を享受し続けることができるように顧客のロイヤルティ口座のデータベースを監視するソフトウェア設備20も設けられている。
好適な顧客ロイヤルティ方式を運営するシステム及び方法は、一般に2種類の参加機関を想定する。しかし、いずれか1つの参加機関は、双方の種類の機関を統合することができる。一般に、第1の種類の参加機関は、貸手30として図1に示される銀行、住宅金融組合又は保険会社のような金融機関であり、貸手30は、住宅ローン、貸付金又はクレジットカードのような金融証券を提供することができる。一般に、参加金融機関30は、金融証券の利子の割引率に対する顧客の継続する適格性を確認するためにコンピュータシステム10にアクセスすることができる。
一般に、第2の種類の参加機関は、図1に商店40として示されるように、スーパーマーケットチェーン、ファストフードチェーン、電気製品事業又は個人対応のサービス会社、又は、インターネットに基づく商取引に従事する事業のような小売機関である。関連のレジ及び販売時点管理機器を有する商店40には、一般に、コンピュータシステム10から統計及びマーケティング情報が提供される。この統計及びマーケティング情報は、他の金融取引を行うように、参加顧客の新たに生起する購入パターンと、観測可能な傾向との分析から獲得される。
顧客ロイヤルティプログラムに参加している顧客は、図1に会員50として示されている。一般に、会員50は、自己のパーソナルコンピュータ52(インターネットアクセスを有する)を用いて、記憶設備14に記憶された情報のデータベースの許可された部分へFTPサーバ16を介してオンラインアクセスする。会員顧客50は、住宅ローン、貸付金、クレジットカード又は他の金融証券を貸手30のような参加金融機関へ振替えるか、又は、これらに引き継ぐ。一般に、貸手30は、金融証券の現在の状況、例えば、住宅ローンの残高、及び、適用される利子率の下で請求された利子を示す定期的な報告書を会員50に提供する。会員50は、金融証券の合意期限に従って貸手30に定期的な支払いを行う。会員50には固有の識別子が割り当てられ、この識別子を用いて、会員50は買い物をし、又は、参加商店40と他の商取引を行って、会員の顧客のロイヤルティ口座に充当されるロイヤルティポイントを獲得する。同様に、会員は、会員のステータスポイント口座に充当されるステータスポイントを累積する。
各商店40には、顧客の購入及び取引を容易にするために顧客の固有の識別子を検証する手段42と、顧客の購入又は他の商取引に関する取引情報をコンピュータシステム10へ転送することを容易にする入力装置44とが設けられている。図示の実施形態では、検証手段は磁気カード読取り器42の形態をとり、入力装置は、公衆電話網を介して顧客の取引情報を送信することを容易にするために組み込みモデムを有するデータ送信装置44である。
図2には、会員(顧客50)、参加金融機関(貸手30、保険契約提供者32及び他のサービス提供者34)及び参加小売機関(商店40)を含む図1のシステムでの参加者の一般なネットワークを示す。図2には、システム内の様々な参加者の間で一般に生じる異なる種類の金融取引を示す。顧客会員50は、利子の割引率で貸手30から金融証券を購入し、割引された保険料で保険契約提供者32から保険証書を購入し、割引された利率で他のサービス提供者34からサービスを購入することができる。関連の割引は、所定の割引適格性要件を満たした顧客50が行ったこれらの購入のみに適用される。参加金融機関の各々は、顧客ロイヤルティプログラムに参加する全ての機関の間での契約上の合意の期限下で適切な手数料を商店40に支払う。顧客会員50は、ロイヤルティポイントを獲得するために参加商店40から商品及び/又はサービスを購入する必要がある。
次に、図1と、図3〜図9のフローチャートを参照して、顧客ロイヤルティプログラムを動作する好適な方法を説明する。顧客ロイヤルティプログラムを成功裏に運営する前提条件は、参加機関及び関連のサービス提供者の初期及び進行中の調整(100)である。この調整機能は、参加機関(貸手30、保険契約提供者32、他のサービス提供者34及び商店40)の間で存在する様々な契約上の責任の期限及び条件を確立し、解除することを含む。また、この調整機能は、必要なハードウェア及び/又はソフトウェアの設備を参加機関の各々に提供してコンピュータシステム10に接続できるようにすることを含む。
顧客会員50は、顧客ロイヤルティプログラムへの加入を申し込む(102)必要があり、顧客が参加金融機関30へ振替えたい、又は、これに引き継ぎたい(1つ以上の)金融証券の性質に応じて、承認処理を完了するのに数週間かかることがある。一般に、潜在的な申込者は情報源の一般な情報を入手し、及び/又は、ホットライン、インターネット又は店内の小冊子などを介してプログラムについて一般な問い合わせを行う。要求される情報は潜在的な申込者に中継され、潜在的な申込者は、プログラムに登録することを検討することができる。潜在的な申込者は、所望に応じて、プログラムについて更なる情報を追求する機会を与えられる。潜在的な申込者がプログラムに登録することを決定した後、潜在的な申込者は、適切な申込み文書をプログラム操作者から要求する必要がある。
申込み及び承認段階(102)を、図4及び図5のフローチャートを参照して更に詳細に説明する。一般に、図4に示される申込み段階における最初の工程(400)は、申込者に転送され、申込書、詳細な記述、プライバシ同意書、クレジットカード履歴検査同意書、住宅ローン、期限及び条件を振替える同意書、及び賠償金を含むことができる申込キットを準備することを含む。申込者は、プログラムへの参加のレベルを決定する必要がある。基本レベルは、1つの貸付金又は他の金融証券(例えば、住宅ローンのみ)である。更なるレベルは、追加の金融証券及び/又は他の証券を含む。また、申込者は支出確約レベルを選択することができる。約束された支出レベルが高い程、会員に与えられたロイヤルティ割引及びボーナスのレベルが高くなる。申込者は、適用したい料金体系(402)をも選択することができる。申込者は、別個の支払い計画の下で現在の貸手及びそれらの申込金から振替料金を借りることを選択することができる。あるいはまた、申込者は、すべての料金を前払いするか、又は、料金をまとめて貸付金とするか、あるいは、これら選択肢の組合せとすることを選択することができる。
すべての申込文書が申込者によって完了し署名された後、申込みは、処理のためにプログラムの操作者に委ねられる(404)。一般に、操作者は、商品及びサービスを購入する時に申込者が提示する必要がある固有の識別子を申込者へ直ちに発行する(404)。一般に、固有の識別子は、磁気カード又はスマートカードのような機械読取り可能なプラスチックカード上に刻印された英数字コードの形態をとることができる。この段階では、ロイヤルティプログラムへの申込者の参加は、申込みに対して仮の審理中の承認である。しかし、固有の識別子の発行によって、申込者は、ロイヤルティポイントの累積を直ちに開始することができる。この目的のため、操作者は、コンピュータシステム10の記憶設備14内に名目上のロイヤルティ口座を創設する(406)。申込者は、今や、買い物をすることができ、申込みが成功した場合に与えられるロイヤルティポイントの累積を名目上開始することができる(408)。
申込み及び承認段階(102)の次の段階は、図5に示される一般な一連の工程に従って操作者によって行われる承認段階である。承認段階における最初の工程は、申込みを検討し(500)、所定の承認基準に対して適切な検査を行うことを含む。操作者は、所定の位置に事前承認プログラムを有することができる。すべての承認基準が満たされると、申込者は申込みの承認を通知される(502)。申込者は、今や、「参加者」又は「会員」と称される(504)。名目上のロイヤルティ口座は、記憶設備14内の参加顧客のロイヤルティ口座のデータベースに記憶された参加者のロイヤルティ口座に変換される(506)。承認基準が満たなかった場合には、申込み処理は終了され、名目上のロイヤルティ口座は停止され、申込者は、申込みが成功しなかったことを勧告される(510)。名目上のロイヤルティ口座を特定の期間停止することができ(512)、申込者が続いて、成功する別の申込書を提出する場合、この期間内に再開することができる。しかし、申込者が特定の期間内にプログラムに登録する再申込みをしなかった場合、申込者の名目上のロイヤルティ口座は取り消され(514)、固有の識別子は終了される。
顧客ロイヤルティプログラムを運営する好適な方法における次の段階は、参加機関又はパートナへの顧客会員のローン又は他の金融証券についての振替(104)又は創設を含む。この移行段階は、図6に更に詳細に示されている。承認が与えられた後、顧客会員50と参加金融機関(貸手30)との間の契約を処理し(600)、この機関に適切な口座を創設する必要がある。貸手30は、顧客会員の既存の金融機関から貸付金/金融証券の振替に関する振替文書を転送し(602)、又は、新たな貸付金/金融証券を設定する(602)。従って、参加貸手30は顧客会員の貸付金/金融証券を引受け、又は、これらに資金を提供し(604)、いかなる料金も、会員の合意された参加レベル及び料金体系に従って支払い可能になる。顧客会員は、新たな支払い、口座の状況、貸付金/金融証券の状況及び他の情報について通知される(604)。顧客会員に通知する義務は、金融証券の期限中継続される。貸手は、確立された方式に基づいて参加商店への手数料の支払いを開始する(606)。
運営段階(106)では、会員顧客50は、参加小売機関40と取引して、顧客ロイヤルティポイントを獲得する(108)。図7に示すように、参加顧客は、参加商店で買い物をし(700)、顧客が金融取引を行う時はいつでも固有の識別子を提示する。ロイヤルティポイントは、購入された商品/サービスの価格及び/又は数量に基づいて、かつ、所定の方式を用いて割り当てられる。この方式を、必要に応じて参加商店によって変更することができる。例えば、特別キャンペーン中の品目の場合にはボーナスポイントを与えることができ、又は、限定期間中、与えられた通常のポイントをある係数で掛け算することができ、これら選択肢の双方は、有効なマーケティングツールを商店に提供する。累積したロイヤルティポイント(702)は、参加顧客のロイヤルティ口座に振替えられる。
顧客ロイヤルティプログラムを動作する好適な方法における次の2つの段階は、参加小売機関がプログラムの操作者に取引データを提供し(110)、所定のロイヤルティポイントのしきい値限度が達成された場合、参加金融機関が、利子の割引率を顧客会員のローン又は他の金融証券に適用する(112)ことを含む。運営方法におけるこの管理段階が操作者によって一般に調整される方法は、図8に示されている。参加顧客によって適用段階中に合意されたように、顧客会員が、利子の割引率を獲得するために、合意されたロイヤルティポイントのしきい値をそれぞれの定期的な特定の時間期間中に、例えば、月ごとに達成する(800)必要がある。参加顧客は、ロイヤルティ口座残高オンラインを見ること(802)によって、また、郵便によって受ける情報文書、SMS又は他の電子手段により送信され、この場合も登録することができる情報文書によってプログラムへの参加を積極的に管理することができる。
参加顧客のロイヤルティ口座内の最小ポイント残高が特定の期間中に達成され(804)又は上回った場合、顧客の貸付金又は他の金融証券に対して利子の割引率は、直後の特定の期間(月)中、適用し続ける(806)。特定の期間ごとの終わりには、顧客のロイヤルティ口座の残高は、少なくとも最小しきい値レベルによってリセットされる(808)。しきい値レベルを上回って累積されたポイントのいずれも、1つ以上の後続する特定の期間に繰り越すことができる(810)。参加顧客のロイヤルティ口座において最小ポイント残高(しきい値レベル)が特定の期間中に達しなかった(812)場合、この期間中に適用された利子の割引率について遡及的に調整(814)を行って、通常の利率又は割引されていない利率で請求し直すことができる。特定の期間の終わりには、ロイヤルティ口座の残高はリセットされる(816)。参加顧客のロイヤルティ口座においてしきい値レベルに達しなかった期間の直後の後続する期間のいずれかで、顧客は、金融証券に対して利子の割引率を受け取らない(818)。後続する期間の終わりでは、ロイヤルティ口座の残高はこの場合もリセットされる(820)。一般に、顧客がロイヤルティポイントのしきい値レベルを達成することができない場合がある期間の数について限度は設定されていない。しかし、これらの期間中、顧客は、低減された利子率の利益を受けない。
顧客会員がしきい値レベルを達成しない場合であっても、(利子の割引率の適格性に対して特定の期間と同じ又は異なる期間を有することができる)特定の時間期間中に達成された低いポイント総数に基づいて、プログラムは、顧客会員が利用できる他の利益を提供することができる。したがって、当然のことながら、プログラムは、住宅ローン又は他の金融証券の利子率について割引を変更することと併せて、又は、その代わりに会員顧客に割り当てるための利益及び他の即時の報奨をも提供する。貸付金/金融証券が解除され支払済みとなるか、顧客が貸付金/金融証券を借り換えるか、貸手が顧客の貸付金/金融証券を販売し、又は他の方法で処理するか、貸手が貸付金/金融証券について尋ねるか、顧客会員がプログラムの期限を破棄するか、顧客が、プログラムを中止することを選択するか、又は、操作者の判断が会員資格の停止又は終了を正当化する他の何らかの事象まで、プログラムの顧客の会員資格は継続する。
顧客ロイヤルティプログラムを運営する好適な方法の更なる段階は、更なる特定のロイヤルティポイントのしきい値限度を上回る顧客会員に「ステータスポイント」を与える(114)ことに関する。所定のステータスポイントしきい値に達した(116)後、顧客会員は、貸付金及び/又は他の金融証券の更なる報奨及び割引、又は、直ちに換金できる他のロイヤルティ報奨に対する適格者となることができる。この段階はプログラムのステータス段階と称され、図9のフローチャートで更に詳細に示されている。参加顧客50によって、しきい値レベルを上回って累積されたロイヤルティポイント(900)は、これら顧客に更なる割引、引換券、報奨及び利益の資格を与えることができる。参加顧客が、定期的な特定の時間期間内で最小しきい値限度を上回るロイヤルティポイント口座残高を達成する場合、別個のステータスポイント口座に振替えられる別個のステータスポイントをこれら顧客に与える(902)ことができる。ステータスポイントの所定のしきい値レベルを達成する(904)と、例えば、ロイヤルティポイントを高い利率で累積する資格、又は、プログラムの参加商店及び金融機関によって提供された別の種類の利益、割引又は昇格の資格を参加顧客に与えることができる。
顧客ロイヤルティプログラムを運営するシステム及び方法の好適な実施形態を詳細に説明したので、従来技術の顧客ロイヤルティプログラムよりも優れた幾つかの利点を提供するということは明らかである。これら優れた幾つかの利点には、
(i)顧客の貸付金又は他の金融証券に適用された利子の割引率にロイヤルティポイントの累積を関連付けることによって、少なくともロイヤルティポイントのしきい値レベルを獲得する報奨はかなり増大する。
(ii)利子の割引率を参加が適格な顧客のみに適用することによって、参加顧客のロイヤルティは直接に報いられるのであって、幾つかの従来技術のプログラムでのようにすべての顧客が無差別に報いられるのではない。
(iii)誠実な顧客が利用できる別の層の利益として既存のロイヤルティ及び報奨方式と一緒に顧客ロイヤルティプログラムを運営することができる。
(iv)必要に応じて、特に、マーケティング目的のため、例えば、特別奉仕商品の購入に対してボーナスロイヤルティポイントを提供することによって顧客ロイヤルティプログラムを変更することができる。
が含まれている。
本発明の基本的な発明概念から逸脱することなく、前述の実施形態に追加してこれら既述の実施形態に様々な変形及び改善を行うことは、当業者にとって容易に明らかである。例えば、顧客は、住宅ローン、貸付金、クレジットカード又は他の金融証券の振替又は引受けなしにロイヤルティプログラムに加入することもでき、顧客に商品及びサービスの形態でロイヤルティ報酬の資格を与えることができる。したがって、本発明の範囲は、記述された特定の実施形態に限定されるものではないこと明らかである。
本発明による顧客ロイヤルティプログラムの運営システムの好適な実施形態を示す概略ブロック図である。 図1の顧客ロイヤルティプログラムの運営システムにおける参加者の一般なネットワークを示す図である。 本発明による顧客ロイヤルティプログラムの運営方法の好適な一連の工程を示すフローチャートである。 図3の方法における申込み段階の好適な一連の工程を更に詳細に示すフローチャートである。 図3の方法における承認段階の好適な一連の工程を更に詳細に示すフローチャートである。 図3の方法における移行段階の好適な一連の工程を更に詳細に示すフローチャートである。 図3の方法における運営段階の好適な一連の工程を更に詳細に示すフローチャートである。 図3の方法における管理段階の好適な一連の工程を更に詳細に示すフローチャートである。 図3の方法におけるステータス段階の好適な一連の工程を更に詳細に示すフローチャートである。

Claims (30)

  1. 顧客ロイヤルティプログラムの運営方法であって、
    前記顧客ロイヤルティプログラムに参加している顧客に割り当てられた固有の識別子を登録する工程と、
    前記参加している顧客によって獲得された顧客ロイヤルティポイントを累積するため、前記固有の識別子に関連付けられた顧客ロイヤルティ口座を創設する工程と、
    前記参加している顧客の金融証券を参加機関へ振替えるか、又は、前記参加機関に創設する工程と、
    前記固有の識別子を用いて参加機関と前記顧客によって実行された取引の価格及び/又は数量に基づいて顧客ロイヤルティポイントを前記参加している顧客に与える工程と、
    前記顧客が定期的な特定の時間間隔内で所定のロイヤルティポイントのしきい値を達成することに基づいて、前記金融証券に適用された利子の割引率を提供する工程と、
    前記定期的な特定の時間間隔の各時間間隔中に累積された前記ロイヤルティポイントの総数が前記所定のしきい値を上回ることを確実にし、これによって、前記顧客が、前記金融証券に適用された前記利子の割引率の利益を享受し続けることができるように前記顧客ロイヤルティ口座を監視する工程とを備える方法。
  2. 請求項1に記載の顧客ロイヤルティプログラムの運営方法において、前記金融証券が、住宅ローン、貸付金、当座貸越金又はクレジットカードのような金融債務商品である方法。
  3. 請求項1又は2に記載の顧客ロイヤルティプログラムの運営方法において、前記顧客ロイヤルティ口座を監視する前記工程は、少なくとも前記所定のロイヤルティポイントのしきい値によって前記顧客ロイヤルティ口座内のポイントの残高を前記定期的な特定の時間間隔ごとの終わりでリセットする工程をも含む方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の顧客ロイヤルティプログラムの運営方法において、前記所定のロイヤルティポイントのしきい値を上回って累積されたロイヤルティポイントを後続する定期的な特定の時間期間に繰り越すことができる方法。
  5. 請求項1に記載の顧客ロイヤルティプログラムの運営方法において、前記定期的な特定の時間間隔内で前記所定のしきい値が達成されない場合には、前記時間期間中に適用された前記利子の割引率について遡及的に調整が行われて、通常の利率又は割引されていない利率で請求し直される方法。
  6. 請求項5に記載の顧客ロイヤルティプログラムの運営方法において、前記参加している顧客のロイヤルティ口座において前記所定のしきい値が達成されなかった前記時間期間の直後の後続する定期的な特定の時間期間のいずれかで、前記顧客は、それらの金融証券に対して前記利子の割引率を受けない方法。
  7. 請求項5又は6に記載の顧客ロイヤルティプログラムの運営方法において、前記顧客がロイヤルティポイントの前記所定のしきい値を達成することができない場合がある定期的な特定の時間期間の数について限度は設定されない方法。
  8. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の顧客ロイヤルティプログラムの運営方法において、参加している顧客によって前記所定のしきい値を上回って累積されたロイヤルティポイントが、前記顧客に更なる割引、引換券、報奨及び利益の資格を与える方法。
  9. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の顧客ロイヤルティプログラムの運営方法において、定期的な特定の時間期間内で最小しきい値限度を上回って顧客のロイヤルティポイント口座残高が達成する場合、別個のステータスポイント口座に振替えられる別個のステータスポイントが前記顧客に与えられる方法。
  10. 請求項9に記載の顧客ロイヤルティプログラムの運営方法において、ステータスポイントの所定のしきい値レベルを達成すると、ロイヤルティポイントを高い利率で累積する資格が前記参加している顧客に与えられる方法。
  11. 請求項1に記載の顧客ロイヤルティプログラムの運営方法において、前記取引に与えられる通常のロイヤルティポイントの代わりに、又は、前記通常のロイヤルティポイントと同様に前記参加機関によって提供された別の種類の利益、割引又は昇格の資格が前記顧客に与えられる方法。
  12. 請求項11に記載の顧客ロイヤルティプログラムの運営方法において、参加機関は、特定の取引において顧客によって獲得されるロイヤルティポイントの価値又は数を変更することができる方法。
  13. 顧客ロイヤルティプログラムの運営システムであって、
    前記顧客ロイヤルティプログラムに参加している顧客に固有の識別子を割り当てる手段と、
    前記参加している顧客によって獲得された顧客ロイヤルティポイントを累積するため、前記固有の識別子に関連付けられた顧客ロイヤルティ口座を創設する手段と、
    前記参加している顧客の金融証券を少なくとも1つの参加機関へ振替えるか、又は、前記参加機関に創設する手段と、
    前記固有の識別子を用いて参加機関と前記顧客によって実行された取引の価格及び/又は数量に基づいて顧客ロイヤルティポイントを前記参加している顧客に与える手段と、
    前記顧客が定期的な特定の時間間隔内で所定のロイヤルティポイントしきい値を達成することに基づいて、前記金融証券に適用された利子の割引率を提供する手段と、
    前記定期的な特定の時間間隔の後続する各時間間隔中に累積された前記ロイヤルティポイントの総数が前記所定のしきい値を上回ることを確実にし、これによって、前記顧客が、前記金融証券に適用された前記利子の割引率の利益を享受し続けることができるように前記顧客ロイヤルティ口座を監視する手段とを備えるシステム。
  14. 請求項13に記載のシステムにおいて、2種類の参加機関を含むシステム。
  15. 請求項14に記載のシステムにおいて、第1の種類の参加機関が、銀行、住宅金融組合又は保険会社のような金融機関であるシステム。
  16. 請求項15に記載のシステムにおいて、前記金融証券が、住宅ローン、貸付金、当座貸越金又はクレジットカードのような金融債務商品であるシステム。
  17. 請求項15又は16に記載のシステムにおいて、前記参加金融機関が、前記金融証券の利子の割引率に対して継続している顧客の適格性を確認するために前記顧客ロイヤルティ口座へアクセスすることが可能であるシステム。
  18. 請求項14又は17に記載のシステムにおいて、第2の種類の参加機関が、スーパーマーケットチェーン、ファストフードチェーン、電気製品事業又は個人対応のサービス会社、又は、インターネットに基づく商取引に従事する事業のような小売機関であるシステム。
  19. 請求項18に記載のシステムにおいて、前記参加小売機関には、顧客の購入及び取引を容易にするために前記顧客の固有の識別子を検証する検証手段が設けられているシステム。
  20. 請求項19に記載のシステムにおいて、前記検証手段が磁気カード読取り器の形態をしているシステム。
  21. 請求項18〜20のいずれか一項に記載のシステムにおいて、前記小売機関には、前記顧客の購入又は他の商取引に関する取引情報を転送することを容易にする入力装置が更に設けられているシステム。
  22. 請求項21に記載のシステムにおいて、前記入力装置が、公衆電話網を介して前記顧客の取引情報を送信することを容易にするために組み込みモデムを有するデータ送信装置であるシステム。
  23. 請求項14〜20のいずれか一項に記載のシステムにおいて、いずれか1つの参加機関が双方の種類の機関を統合することができるシステム。
  24. 請求項13〜23のいずれか一項に記載のシステムにおいて、顧客ロイヤルティポイントを与える前記手段が、与えられたロイヤルティポイントの価値及び/又は数を前記参加機関に変更させることができる設備を含むシステム。
  25. 顧客ロイヤルティプログラムを動作するコンピュータシステムであって、
    参加顧客の識別に関する情報、参加機関に関する情報、参加顧客のロイヤルティ口座に関する情報、及び、顧客の金融証券に関する情報を処理するデータ処理設備と、
    参加顧客の情報のデータベース、参加機関の情報のデータベース、参加顧客のロイヤルティ口座のデータベース、及び、顧客の金融証券情報のデータベースを記憶する記憶設備と、
    参加顧客及び機関からの関連情報の転送を管理し、選択された金融証券への利子の割引率の適用を含む、前記記憶設備に記憶された前記データベース情報の保守を管理する設備と、
    定期的な特定の時間間隔中に累積されたロイヤルティポイントの総数が所定のしきい値を上回って維持されることを確実にし、これによって、顧客が、前記選択された金融証券に適用された前記利子の割引率の利益を享受し続けることができるように顧客のロイヤルティ口座の前記データベースを監視する設備とを備えるコンピュータシステム。
  26. 請求項25に記載のコンピュータシステムにおいて、前記記憶設備に記憶された情報のオンラインアクセスを管理する設備を更に備えるコンピュータシステム。
  27. 請求項25又は26に記載のコンピュータシステムにおいて、前記金融証券が、住宅ローン、貸付金、当座貸越金又はクレジットカードのような金融債務商品であるコンピュータシステム。
  28. 本明細書において、添付図面に示され、これらを参照して実質的に説明された顧客ロイヤルティプログラムの運営方法。
  29. 本明細書において、添付図面に示され、これらを参照して実質的に説明された顧客ロイヤルティプログラムの運営システム。
  30. 本明細書において、添付図面に示され、これらを参照して実質的に説明された顧客ロイヤルティプログラムの運営コンピュータシステム。
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