JP2008518733A - 人の心臓の心拍出量を決定する方法およびユニット - Google Patents

人の心臓の心拍出量を決定する方法およびユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2008518733A
JP2008518733A JP2007540275A JP2007540275A JP2008518733A JP 2008518733 A JP2008518733 A JP 2008518733A JP 2007540275 A JP2007540275 A JP 2007540275A JP 2007540275 A JP2007540275 A JP 2007540275A JP 2008518733 A JP2008518733 A JP 2008518733A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partial pressure
volume
lung
breath
blood
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007540275A
Other languages
English (en)
Inventor
ヤンネク、ヒソルフ
ヘイス、ステーンフォルデン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nederlandse Organisatie voor Toegepast Natuurwetenschappelijk Onderzoek TNO
Original Assignee
Nederlandse Organisatie voor Toegepast Natuurwetenschappelijk Onderzoek TNO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nederlandse Organisatie voor Toegepast Natuurwetenschappelijk Onderzoek TNO filed Critical Nederlandse Organisatie voor Toegepast Natuurwetenschappelijk Onderzoek TNO
Publication of JP2008518733A publication Critical patent/JP2008518733A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/02Detecting, measuring or recording pulse, heart rate, blood pressure or blood flow; Combined pulse/heart-rate/blood pressure determination; Evaluating a cardiovascular condition not otherwise provided for, e.g. using combinations of techniques provided for in this group with electrocardiography or electroauscultation; Heart catheters for measuring blood pressure
    • A61B5/026Measuring blood flow
    • A61B5/029Measuring or recording blood output from the heart, e.g. minute volume
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/08Detecting, measuring or recording devices for evaluating the respiratory organs
    • A61B5/083Measuring rate of metabolism by using breath test, e.g. measuring rate of oxygen consumption
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/08Detecting, measuring or recording devices for evaluating the respiratory organs
    • A61B5/083Measuring rate of metabolism by using breath test, e.g. measuring rate of oxygen consumption
    • A61B5/0833Measuring rate of oxygen consumption
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/08Detecting, measuring or recording devices for evaluating the respiratory organs
    • A61B5/083Measuring rate of metabolism by using breath test, e.g. measuring rate of oxygen consumption
    • A61B5/0836Measuring rate of CO2 production
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/08Detecting, measuring or recording devices for evaluating the respiratory organs
    • A61B5/091Measuring volume of inspired or expired gases, e.g. to determine lung capacity

Abstract

人の心臓の心拍出量を決定する方法であって、この方法は、呼気の1回換気量を測定するためのセンサと、呼気の1回換気量から酸素摂取量を測定するためのセンサと、呼気の1回換気量中のCO分圧を測定するためのセンサとを設けることと、測定されたCO分圧および酸素摂取量を1呼吸当たりの心臓の1回拍出量に関連付けるための循環モデルを設けることと、を備える。測定された呼気の1回換気量、酸素摂取量およびCO分圧は前記循環モデルに入力され、前記循環モデルに整合する1呼吸当たりの心臓の1回拍出量が計算される。

Description

今日、人の心拍出量のモニタリングに関しては多くの技術が利用可能である。これらは侵襲または無侵襲計測技術に基づいており、連続または非連続的なモニタリングの目的に対して開発されている。1つの連続的なモニタリング方法は米国特許第5400793号明細書の「モデルフロー(Modelflow)」に開示されている。この方法は大動脈から生じるパルス型血流圧力信号を結合し、大動脈がウインドケッセル・コンプライアンスにより補足される伝送路と考えられる流れを計算する。
例えば、大手術を受けるまたは集中治療される患者の、心拍出量モニタリングは、患者の状態に関する有用な情報を提供する。非連続な方法は高信頼性であるが、多くの場合侵襲性であり、測定の実施には相当の技術を必要とする。このため、連続的な心拍出量モニタリングはますます普及してきている。したがって、連続的で無侵襲性の心拍出量モニタリングの方法および技術は、心拍出量モニタリングの分野における将来的な発展に対して重要である。
無侵襲性の状態については、上述の「モデルフロー」技術は、手術または集中治療ユニットにおいて常に利用可能とは限らない、無侵襲性の血圧信号の有効性を必要とする。さらに、モデルフロー技術は他の複雑な心拍出量モニタリング技術を用いて校正される必要がある。
本発明は、心拍出量の高信頼性の連続的測定を実現すると同時に、複雑なまたは侵襲性の測定または校正の実施の必要性を除去することを目的とする。本発明は、心拍出量の変化および絶対的な心拍出量の測定の両方に対して、心拍出量の高信頼性モニタを提供することを目的とする。
発明を解決するための手段
この目的を達成するために、本発明は請求項1の特徴による方法を提供する。具体的には、1呼吸当たりの心臓の1回拍出量に対して測定されるCO分圧および酸素摂取量が心拍出量に関連する、循環モデルを提供することにより、高信頼性測定を実現するために最小限の属性値を必要とするだけになる。別の態様では、本発明は、肺を能動的または受動的に換気し、請求項22による呼吸マスク部品を備える換気ユニットを提供する。具体的には、本発明は、
呼気の1回換気量および呼吸数を測定するための呼吸検出器と、
呼気の1回換気量から酸素摂取量を測定するための酸素センサと、
呼気の1回換気量中のCO分圧を測定するためのCOセンサと、
測定されたCO分圧、呼気性の1回換気量および酸素摂取量を1呼吸当たりの心臓の1回拍出量に関連付けるために、循環モデル整合するようにプログラムされたプロセッサと、を備えた換気ユニットであって、
呼吸検出器、酸素センサおよびCOセンサは、測定された呼気の1回換気量、測定された酸素摂取量VOおよび測定されたCO分圧を入力する前記プロセッサに結合されるように構成され、およびプロセッサは、前記循環モデルに整合する出力ユニットに1呼吸当たりの心臓の1回拍出量を出力するように構成されている、換気ユニットを提供する。
本発明者らはCO分圧の変化は循環システムの数学モデルを用いてモデル化できることを見出した。したがって、本発明により、カプノグラフおよび呼吸毎モデルを用いて、心臓の心拍出量を連続的に、無侵襲的に監視できる。
好ましい実施形態では、前記循環モデルは肺尖および肺底区域の分布を定義し、各区域は所定の換気血流比(V/Q)を定義する。ただし、n呼吸当たりの心臓の1回拍出量SVは、測定された呼気終末のCO分圧および肺の酸素摂取量から求められる、各区域の空気中のCOの推定割合bに整合するように計算される。モデルが考慮に入れる換気血流比は、監視される被験者内の循環の物理的または病理的な状態を組み込んでいる。
立っている状態では、肺全体の血流分布は、直立姿勢における肺尖から肺底への静水圧の相違差のために変化する。1回換気量の分布もまた、肺コンパートメントの変化する圧力/容積関係のために変化する。結果として、全体の換気/血流比も変化する。結果は、モデルが姿勢の変化中におけるCO分圧の呼気終末の変化を正確に推定し、実質的に心拍出量の変化とされる、固定された体姿勢におけるCO分圧(PCO2)の自然発生変化を追跡することを示している。なお、このモデルのいくつかの部分は、本発明者の学術論文”1回換気量、心拍出量および機能残気量は、人の起立状態における呼気終末のCOの過渡特性を決定する”(”Tidal Volume, Cardiac output and functional residual capacity determine end-tidal CO2 transient during standing up in humans”)Janneke Gisolf他、J Physiol.554.2 p579〜590”に開示されている。
さらなる特徴および利点は図面と併せて説明を読むことにより明らかになるであろう。
図1の概略図は、例えば、手術の間などにおいて、患者2が能動的または受動的に換気されている、集中治療ユニット1を示す。この目的のために、換気マスク3が口に接続され、呼吸空気が肺を換気するためのダクト4を介して供給される。ダクト4のマウスピース5内または近傍にはセンサ6が設けられ、呼気1回換気量中の呼気終末のCO分圧を測定する。酸素摂取量センサ7はマウスピースの近傍に示されているが、自動換気マシン8内にかなり離れて設けられてもよい。さらに、検出器9が呼吸数を検出するために設けられる。換気マシン8内には、さらに呼吸の1回換気量、具体的には呼気の1回換気量を測定するために、検出器が設けられる。測定された呼気の1回換気量、酸素摂取量および測定された呼気終末のCO分圧はプロセッサ10に送られる。瞬間的呼気終末のCO分圧に加えて、さらに1呼吸当たりの時間積分CO分圧も測定して、プロセッサ10に送ることができる。
プロセッサ10は、肺尖および肺底区域の分布を定義する、循環モデルに整合してプログラムされ、各区域は所定の換気血流比(V/Q)を定義し、呼吸n当たりの心臓の1回拍出量は、測定された呼気終末のCO分圧および肺の酸素摂取量から求められる、各区域における空気中のCOの推定割合に整合するように計算される。
モデルが考慮に入れる換気血流比は、監視される被験者における循環の物理的または病理状態を組み込んでいる。モデルはさらに図2に詳細に示されている。心拍出量の測定値を表わす出力値は、プロセッサ10から、例えば、集中治療モニタリングにおいて作動している表示装置または処理装置などの、モニタリング装置11に出力される。
図2に示されているとおり、特定の実施形態では、循環モデルは、肺尖および肺底区域12の分布を定義し、肺尖から肺底区域の各区域は、仰臥位において一定の換気血流比V/Qとなり、または立位において換気血流比V/Qが減少する結果をもたらす。このモデルでは、呼吸n当たりの心臓の1回拍出量SVnは、測定された呼気終末のCO分圧、肺の酸素摂取量から求められる、各区域における空気中のCOの推定割合bに整合するように計算され、さらに以下に定義されるモデル等式の式16で例示される。
図2に示されるとおり、循環モデルは、循環する全体血液量13および全体換気空気量14を定義する。心拍出量を評価するために、前記全体血液量/空気量中の合計CO含有量が、以下に詳細に説明されるように計算される。図示された実施形態では、モデルは9つの肺区域12を含む。モデルはさらに、静脈コンパートメントVv、動脈コンパートメントVaおよび区域化された肺の毛細管の固定血液量Vcap、区域全体に分布した1呼吸当たりの可変の心臓の1回拍出量SVを定義し、前記全換気空気量は、固定容積の区域化された機能残気量FRC、区域全体に分布した可変の呼気の1回換気量VT、および解剖学的死腔VDを含む。FRCとVTの各区域の構成比はその位置により決定され、肺尖区域は肺底区域より小さい。解剖学的VDと高さとの間の確立された関係(Hart他、1963)を使用することにより、モデルVDは、女性のVDに比較してより大きな容積(1.4倍)を男性に対して設定でき、例えば、仰臥位における男性では200ml、女性では140mlのVDを設定できる。立位では、これらの値は70mlずつ増加される。代替方法では、解剖学的死腔は既存の測定技術を利用して測定できる。
通常は0.7と1.0の間である、VOに対する二酸化炭素生成物(VCO)の割合として定義される呼吸商(RQ)は、0.9に固定して設定された。あるいは、RQ値の可変値は公知の測定技術を利用してモデルに入力できる。酸素摂取量の変化の結果は、2つの側面がある。
1.酸素摂取量は基礎代謝に関連し、CO生成に関連する。静止状態については、仰臥位の測定では、酸素摂取量の変化はほとんどない。
2.血液の酸素化レベルはCOを運搬する血液の能力(「ホールデン効果」として公知の)を決定する。通常の静止時の測定では、酸素化は最適であり、CO摂取量は以下に詳しく説明する式1により定義される。
肺の毛細管容積および細静脈容積は、ガス交換が両方において発生するため、一緒にまとめられる。肺の主要動脈は静脈コンパートメントに含まれ、肺の主要静脈は動脈コンパートメントに含まれる。実際の実施例では、5.5lの全体血液量はVv(4.01)、Va(1.31)およびVcap(0.21)に分散する。区域化モデルは、肺内の重力により発生する血液潅流勾配に対する重力の影響を含む。仰臥位では、SVおよびVTはすべてのコンパートメント全体にわたり等しく分散される。9つのコンパートメントでは、仰臥位において、各肺コンパートメントは呼吸毎のSVおよびVTの9分の1を受ける。立位では、肺尖から肺底への血流および換気勾配が存在し、肺底では血流および換気が増加する。血流勾配は換気勾配より急勾配であり、結果として7.9〜0.8の肺尖対肺底のV/Q勾配をもたらす。さらに、解剖学的死腔VDの様々な値は、例えば+53ml(解剖学的)から+81ml(生理学的)に変動する範囲で、仰臥位から立位の呼吸姿勢にわたって使用される。
表1は、仰臥位および立位における、肺区域k当たりの、1回拍出量(SV)、1回換気量(VT)機能残気量(FRC)および肺毛細管の血液容量(Vcap)の分布を定義しており、これらはモデルに含むことができる。立位の姿勢での分布はWest JB”立位の人の肺のガス交換における区域差”(”Regional differences in gas exchange in the lung of erect man”)J Appl Physiol 17,893-898 West(1962)により以前に実行された測定に基づいている。立位のために、FRCは仰臥位に対して増加している。
Figure 2008518733
姿勢の変化による短期の呼気終末PCO2の変化を追跡するために、データは、立位前150秒に開始し、立位後150秒で終了するように選択された。平均の動脈圧はFinapres(Model 5;オランダ応用科学研究機構、生物医学計測協会(Netherlands Organization for Applied Scientific Research, Biomedical Instrumentation、TNOBMI)を用いて測定された。カフは、心臓レベルに置かれた、利き腕の中指の中節骨に装着した。SVの拍動毎の変化は動脈圧からの流れのモデル化により推定された(モデルフロー、TNOBMI)。この方法は、大動脈インピーダンスの非直線の3素子モデルを使用して周辺の動脈圧信号から動脈波形を計算する(Jellema他 1999;Harms他 1999)。
心拍出量はSVとHRの積であった。モデルフローQを校正するためのQの絶対値を得るために、Fickにより決定されるQを、仰臥位および立位における、動脈および中心静脈O含有量およびVOから得た。Qの絶対値を用いて、仰臥位における150秒間および立位における150秒間で平均されるモデルフローQを校正した。呼吸毎のオンラインのガス分析は、医療グラフィックスCPX/D代謝カートを使用して実行された。呼吸ガスはマウスピースから連続的にサンプリングされ、ガス分圧はジルコニア酸素分析器(精度±0.03%O)およびCOの非分散型赤外センサ(精度±0.05%O)から得られ、これらからVO、VCOおよびPETCOを求めた。
図3は測定されたサンプルを示しており、循環モデルの有効性を検証するために、個々の被験者に対して呼吸毎の呼気終末のCO分圧が記録される。図は、仰臥位の150秒および立位の150秒間の呼吸毎のPETCO測定(*)および同一期間のモデルのシミュレーション(O)のグラフを含む。矢印は時間ゼロにおける仰臥位から立位への姿勢変化を示している。モデルへの入力はVT、SV(1呼吸当たりの合計)およびVOの測定された呼吸毎の値であった。静脈および動脈血液中および様々な肺コンパートメント中のPCOの開始値は、各試験被験者に対して、それらの開始する測定されたPETCOに対応して設定された。静脈のCO濃度は52〜55%の範囲の開始値に設定された。動脈血および肺のコンパートメント内のPCO開始値は40〜42mmHgの範囲であった。モデルは、立位の間のPETCOを追跡し、さらにPETCO(r=0.43−0.86)の姿勢に関連しない変化も追跡し、これらの記録は、MPETCOとPETCO(P<0.01)との最大相関関係をもたらす、測定されたPETCOの最大分散を示す。
モデルの等式
モデル等式において使用される様々な量の定義については、次の表2を参照する。
Figure 2008518733
変換および重み関数
血液のCO含有量([CO])を血液のCO分圧(PCO)に関連付けるCO平衡曲線は、数式1を用いて[CO]=f(PCO)として表されている。
数式1
f(x)=0.53(1.266−exp(−0.0257x))
血液中の[CO]からPCOを計算するために、次の逆関数を使用する。
数式2
−1(x)=−In(1.266−(x/0.53))0.0257
空気中のPCO(mmHg)を[CO](%)に変換するために、合計0.1316%mmHg−1になる、変換係数cを使用する。各肺コンパートメントk(k=1,・・・,9)全体にわたるSVおよびVTの分布は、関数gおよびhによりそれぞれ表される。これらの関数は、仰臥位および立位では異なり、表2に記載されたSVおよびVTの部分量を与える、以下の式により与えられる。
数式3
g(k)=1/9 (仰臥位)
=−0.0205+0.0263k (立位)
数式4
h(k)=1/9 (仰臥位)
=0.226(1.102−exp(−0.1063k)) (立位)
FRC、VcapおよびVDの各肺コンパートメントの構成比は、重み関数により与えられる。
数式5
w(k)=0.10055(1.36708−exp(−0.3393k))
これは表2に記載されたFRCおよびVcapの部分量を与える。
静脈のCO
各呼吸nに対して、前記静脈のコンパートメントVv内のCOの変化は、動脈のコンパートメントVaから到達する量Aと、基礎代謝により生成されるCOの量Bとを加算し、静脈のコンパートメントを出る量Cを減算することにより表される。ここで、基礎代謝により生成されるCOの合計量は1呼吸当たりの酸素摂取量VOの関数として表される。各呼吸nに対して、静脈のCO含有量([COv,n)は数式6〜数式9に従うそれの前の値[COv,n−1から計算される。静脈のコンパートメント内のCOの量は、動脈のコンパートメントから到達する量(A)および基礎代謝から生成される量(B)により増加し、コンパートメントを出る量(C)により減少する。このようにして、以下の式が得られる。
数式6
[COv,n−[COv,n−1+(A+B−C)/Vv
ここで、
数式7
C=[COv,n−1×SV
数式8
A=[COa,n−1×SV
ここで[COは動脈のCO含有量を表す。
数式9
B=’VO2、n×RQ(TRESP/60)
ここで、’VO2,nは呼吸nに対する酸素抽出(ml・min−1)であり、RQは呼吸商であり、0.9(VCO’を’VOで割算することにより、被験者データからの近似としての平均)に設定される。この項は呼吸時間(min)により乗算され(TRESP/60)、1呼吸当たり生成されるCOを推定する。
動脈のCO
各呼吸nに対して、前記静脈コンパートメントVv内のCOの変化は、動脈のコンパートメントVaから到達する量Aと基礎代謝により生成されるCOの量Bを加算し、静脈のコンパートメントを出る量Cを減算することにより表される。ここで、基礎代謝により生成されるCOの合計量は1呼吸当たりの酸素摂取量VOの関数として表される。
呼吸nに対する動脈血中のCO含有量([COa,n)は式10〜12により、それの前の値[COa,n−1から計算される。動脈のコンパートメント内のCOの量は、肺から到達するCOの量(D)により増加し、動脈のコンパートメントを出るCOの量(E)により減少する。
数式10
[COa,n=[COa,n−1 +(D−E)/Va
量Dは式11によって各肺コンパートメントk(PCO、k=1,・・・,9)内の吸気終末のCO分圧から推定される。
数式11
D=Σk=1 f(PCO2n−1)×g(k)×SV
ここで、fは、血液のCO含有量を血液のCO分圧に関連付ける上述の関数であり、gは9つの肺コンパートメント全体にわたるSVの分布を定義する上述の関数である。量Eは以下の式で与えられる。
数式12
E=[COa,n−1×SV
肺のCO
各呼吸nについて、前記区域化された肺モデルの各区域k内のCO量は、コンパートメントk内の推定されるCO分圧PCO2,nの関数として、肺の毛細管Vcap、機能残気量FRCおよび解剖学的死腔VD内のCOの量Fと、心臓の1回拍出量SVにより静脈コンパートメントから肺に運搬されるCOの量Gとを加算して表される。ここで、区域内の推定されるCOの分圧PCO2,nは、各区域k内の空気中のCOの推定割合bに関して表される。
肺から流れ出る血液のPCO(PtcCO)は、上述の関数gおよびhにより表されるとおり、重力に発生する血流および換気勾配に依存する。各呼吸に対して、各肺区域k内のPCO(PkCO2,n)は式13〜18により計算される。FRCでは、肺区域k内のCOの量(F)は、肺毛細管内、FRCおよびVD内のCO含有量により決定される。
数式13
F=f(PCO2,n−1)w(k)Vcap+cPCO2,n−1w(k)FRC
+cPETCO2,n−1w(k)VD
ここで、重み係数wおよび変換係数cは上述のとおりである。死腔内のCOの寄与分は(最後の項)は、以前の呼吸からの呼気終末の空気が死腔から肺に戻されることに注意して計算される。静脈コンパートメントから肺に運搬されるCOの量(G)は以下の式により与えられる。
数式14
G=[COa,n−1×SV×g(k)
血液中の[CO]と空気中の[CO]の割合αは、前の呼吸n−1から、以下の式に従って近似される。
数式15
α=f(PETCO2,n−1)/(cPETCO2,n−1
空気中のCOの呼気終末量とCOの合計量との割合bは、以下の式により与えられる。
数式16
b=(w(k)FRC+h(k)VT)/(α(w(k)Vcap+g(k)SV
+w(k)FRC+h(k)VT
各肺コンパートメントk内の呼気終末[CO]は、割合bで空気および血液全体わたり分布するCO(F+G)の合計量と、コンパートメントk内の空気の呼気終末容積とにより決定される。
数式17
[CO]k、n=b(F+G)/(w(k)FRC+h(k)VT
上記の定数cを使用する単純な変換により、次にPCO2,nが得られる。PETCOは、部分h(k),k=1,・・・,9により与えられる、1回換気量の分布に依存し、仰臥位および立位間で異なり、以下の式で計算される。
数式18
PETCO2,n=Σk=1 h(k)PCO2,n
上述のモデルに関連して、直接計算によって、または反復試験によって、または参照テーブルによって、心臓の1回拍出量SVは各呼吸に対し、モデルに整合して決定できる。
仰臥位に対するモデルの適用
仰臥位に関しては、呼気内の測定されるCO分圧は、肺コンパートメント内のCO分圧に関連付けできる。全体空気圧の比率としてのCO圧力はCO濃度(また比率として)に対応する。CO平衡曲線に対して、血液中のCO圧力は、上述の式1の関数に従って計算できる、より大きなCO濃度(比率)に対応する。仰臥位に関しては、肺内のCO分圧は、すべての区域に対して等しく、および呼気量内の測定されるCO分圧にも等しい。したがって、血液中のCO濃度は直接的に得ることができる。COの生成に係わる血液量は、心拍出量SVと毛細管容積Vcapを加えた合計量として表される。溶解したCOの量は、推定できるCO生成量により決定される。したがって、心拍出量は、呼気のCO分圧を測定し、この測定値を数式1を用いて血液中のCO濃度に関連付け、CO生成量を血液中のCO濃度で割算して心拍出量を算出し、肺の推定される毛細管容積を減算することにより、導き出すことができる。
数式19
SV=((呼吸毎のCO排出量)/血液中の[CO]−Vcap)
測定された呼吸頻度および心拍動数を使用して、この値は簡単に、心拍動当たりの心拍出量の値に変換できる。当業者には、本発明は図面を参照して説明した例示的な実施形態に限定されず、それら実施形態のすべての種類の変形形態を含むことは明らかであろう。このような変形形態は添付の特許請求の範囲の権利保護の範囲内に含まれると見なされる。
本発明による換気ユニットの概略図を示す。 測定されたCO分圧および酸素摂取量を1呼吸当たりの心臓の1回拍出量に関連付ける循環モデルの実施形態の概略図を示す。 試験状態において横になるおよび起立する間の、個々の呼気終末のCO分圧(PETCO)の記録およびモデルシミュレーションを示す。

Claims (24)

  1. 呼吸の1回換気量を測定するセンサを設けるステップと、
    呼吸の1回換気量内のCO分圧を測定するセンサを設けるステップと、
    測定されたCO分圧、酸素摂取量および呼吸の1回換気量を、1呼吸当たりの心臓の1回拍出量に関連付けるための循環モデルを設けるステップと、
    測定された呼吸の1回換気量、酸素摂取量および測定されたCO分圧を前記循環モデルに入力し、および前記循環モデルに整合して1呼吸当たりの前記心臓の1回拍出量を出力するプロセッサを設けるステップと、
    を含むことを特徴とする人の心臓の心拍出量を決定する方法。
  2. 前記呼吸の1回換気量から前記酸素摂取量を測定するセンサを設けるステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記呼気の1回換気量内の呼気終末のCO分圧として前記CO分圧を測定するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記呼気の1回換気量内の時間積分したCO分圧として、前記CO分圧を測定することをさらに含む請求項1に記載の方法。
  5. 前記循環モデルは肺尖区域および肺底区域の分布を定義し、各区域は所定の換気血流比(V/Q)を定義し、
    ここで、呼吸n当たりの心臓の1回拍出量SVは、測定された呼気終末のCO分圧および肺の酸素摂取量から求められる、各区域内の空気中のCOの推定割合bに一致するように計算される請求項1に記載の方法。
  6. 前記循環モデルは、循環される全体血液量および換気される全体空気量を定義し、前記全体血液/空気量内の合計のCO含有量を決定する請求項1に記載の方法。
  7. 前記区域化される循環モデルは、
    肺内の循環血液の1呼吸当たりの心臓の1回拍出量SVのCO含有量に対する区域化された血流の寄与率gと、
    呼気の1回換気量VTのCO含有量に対する区域化された換気の寄与率hと、
    機能残気量FRCおよび肺の毛細管の血液容量VcapのCO含有量に対する区域化された寄与率wとを決定する請求項2に記載の方法。
  8. 前記区域化された血流の寄与率gは、仰臥位においては定数であり、立位の姿勢においては肺尖から肺底区域にほぼ直線的に増加すると仮定される請求項7に記載の方法。
  9. 前記区域化された換気の寄与率hは、仰臥位においては定数であり、立位の姿勢においては肺尖から肺底区域にほぼ直線的に減少すると仮定される請求項7に記載の方法。
  10. 前記区域化された寄与率wは、立位の姿勢においては肺尖から肺底区域にほぼ指数関数的に減少する請求項7に記載の方法。
  11. 前記循環モデルは、静脈コンパートメントにより循環される全体血液量Vvと、動脈コンパートメントVaと、区域化された肺の毛細管の固定の血液容量Vcapと、前記区域全体にわたり分布する1呼吸当たりの可変の心臓の1回拍出量SVとを定義し、
    前記換気される全体空気量は、固定容積の区域化された機能残気量FRCと、前記区域全体に分布する可変の呼気の1回換気量VTと、解剖学的死腔VDと、を含む請求項2に記載の方法。
  12. 各呼吸nについて、前記区域化された肺モデルの各区域k内のCO量は、コンパートメントk内の推定されるCOの分圧PCO2,nの関数として、肺の毛細管Vcap、機能残気量FRCおよび解剖学的死腔VD内のCOの量Fと、心臓の1回拍出量SVにより静脈コンパートメントから肺に運搬されるCOの量Gとを加算して表され、
    ここで、区域内の推定されるCOの分圧PCO2,nは、各区域k内の空気中のCOの推定割合bに関して表される請求項11に記載の方法。
  13. 前記推定割合bは、以下の式で表され、
    b=(w(k)×FRC+h(k)×VT)/
    (α(w(k)×Vcap+g(k)×SVn)+w(k)×FRC+h(k)×VT))
    ここで、αは血液および空気中のCO含有量の割合を定義し、
    関数w(k)は、以下の式で表され、1から9のkに対して、肺尖区域から肺底区域に向かって増加し、
    w(k)=0.10055(1.36708−exp(−0.3393k))
    h(k)は、以下の式で表され、1から9のkに対して、肺尖区域から肺底区域に向かって増加し、
    h(k)=1/9 (仰臥位)
    =0.226(1.102−exp(−0.1063k)) (立位)
    g(k)は、1から9のkに対して、肺尖区域から肺底区域に向かって増加し、
    g(k)=1/9 (仰臥位)
    =−0.0205+0.0263k (立位)
    により表される請求項12に記載の方法。
  14. 前記割合αは、以下の式で近似され、
    α=f(PETCO2,n−1)/(c×PETCO2,n−1
    ここで、関数fは、血液のCO含有量([CO])を前の呼吸の測定された呼気終末血液のCO分圧(PETCO2,n−1)に関連付ける関数を表し、
    cはCOの分圧を空気中のCO含有量に変換するための変換係数を表す請求項13に記載の方法。
  15. 関数fは、
    f(x)=0.53(1.266−exp(−0.0257x))
    として表される請求項14に記載の方法。
  16. 量FおよびGは、各区域kに対して、以下の各式で表され、
    F=f(PCO2,n−1)×w(k)×Vcap
    +c×PCO2,n−1×w(k)×FRC+c×PETCO2,n−1×w(k)×VD
    G=[CO]v、n−1×SV×g(k)
    ここで、
    関数w(k)は、以下の式で表され、1から9のkに対して、肺尖区域から肺底区域に向かって増加し、
    w(k)=0.10055(1.36708−exp(−0.3393k))
    g(k)は、以下の式で表され、1から9のkに対して、肺尖区域から肺底区域に向かって増加し、
    g(k)=1/9 (仰臥位)
    =−0.0205+0.0263k (立位)
    ここで、
    関数fは、血液のCO含有量([CO])を血液のCO分圧(PCO)に関連付ける関数を表し、
    CO2,nは区域k内の推定CO分圧であり、
    PETCOは呼気終末の測定されたCO分圧であり、
    cはCOの分圧を空気中のCO含有量に変換するための変換係数を表し、
    [COv,nは静脈コンパートメント内のCO含有量である、請求項12に記載の方法。
  17. 各呼吸nに対して、前記静脈コンパートメントVv内のCOの変化は、前記動脈のコンパートメントVaから到達する量Aと、基礎代謝により生成されるCOの量Bとを加算し、静脈コンパートメントを出る量Cを減算することにより表され、
    ここで、基礎代謝により生成されるCOの総量は1呼吸当たりの酸素摂取量VOの関数として表される、請求項11に記載の方法。
  18. 静脈コンパートメントVv内の前記COの変化は、以下の式で表され、
    [CO]v、n−[CO]v、n−1=(A+B−C)/V
    ここで、
    A=[CO]a、n−1×SV
    B=VO×RQ
    C=[CO]v、n−1×SV
    であり、
    ここで、
    [COv,nは静脈コンパートメント内のCOの含有量であり、
    [COは動脈コンパートメント内のCOの含有量であり、
    VOは呼吸n当たりの酸素抽出であり、
    RQは0.9に設定された呼吸商である、請求項17に記載の方法。
  19. 各呼吸nに対して、前記動脈コンパートメントVa内のCOの変化は、肺から到達するCO量から動脈コンパートメントVaを出る量を引いた量として表され、
    ここで、
    前記肺から到達するCOの量は各肺区域内の呼気終末のCO分圧から推定される、請求項11に記載の方法。
  20. 動脈コンパートメントVa内の前記COの変化は、以下の式で表され、
    [CO]a、n−[CO]a、n−1=(D−E)/Va
    ここで、
    [COa,nは呼吸nに対する動脈コンパートメント内のCO含有量であり、
    Dは以下の式で表され、
    D=Σf(PCO2,n−1)×g(k)×SV
    ここで、
    fは血液のCO含有量を肺区域k内の血液のCO分圧PCOに関連付ける関数であり、gはkの肺区域全体にわたるSVの血流の寄与率を定義し、
    Eは以下の式、
    E=[CO]a、n−1×SV
    で表される、請求項19に記載の方法。
  21. 関数fは、以下の式で表され、
    f(x)=0.53(1.266−exp(−0.0257x))
    gは、1から9のkに対して肺尖区域から肺底区域に向かって増加し、
    g(k)=1/9 (仰臥位)
    =−0.0205+0.0263k
    と表される、請求項20に記載の方法。
  22. 能動的または受動的に肺を換気するための換気ユニットであって、前記ユニットは呼吸マスク部品を備え、さらに、
    呼気の1回換気量および呼吸数を測定する呼吸検出器と、
    呼気の1回換気量から酸素摂取量を測定する酸素センサと、
    呼気の1回換気量中のCO分圧を測定するCOセンサと、
    測定されたCO分圧、呼気の1回換気量および酸素摂取量を1呼吸当たりの心臓の1回拍出量に関連付けるために、循環モデルに整合してプログラムされたプロセッサと、
    を備え
    前記呼吸検出器、酸素センサおよびCOセンサは、測定された呼気の1回換気量、測定された酸素摂取量VOおよび測定されたCO分圧を入力するための前記プロセッサに結合されるように構成され、前記プロセッサは、前記循環モデルに整合する出力ユニットに1呼吸当たりの心臓の1回拍出量を出力するように構成されている、換気ユニット。
  23. 前記循環モデルは肺尖区域および肺底区域の分布を定義し、各区域は所定の換気血流比(V/Q)を定義し、
    ここで、呼吸n当たりの心臓の1回拍出量SVは、測定された呼気終末のCO分圧および肺の酸素摂取量から求められる、各区域内の空気中のCOの推定割合bに整合するように計算される、請求項22に記載の換気ユニット。
  24. 前記プロセッサは
    測定された酸素摂取量に基づく推定CO生成量と、
    前記測定されたCO分圧に基づく血液中のCO濃度と
    CO生成量を血液中のCO濃度で割算し、肺の推定毛細管容積を減算して決定される、心臓の1回拍出量と、を提供するように構成された、請求項22に記載の換気ユニット。
JP2007540275A 2004-11-05 2004-11-05 人の心臓の心拍出量を決定する方法およびユニット Pending JP2008518733A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/NL2004/000783 WO2006049485A1 (en) 2004-11-05 2004-11-05 Method of and unit for determining the cardiac output of the human heart

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008518733A true JP2008518733A (ja) 2008-06-05

Family

ID=34959177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007540275A Pending JP2008518733A (ja) 2004-11-05 2004-11-05 人の心臓の心拍出量を決定する方法およびユニット

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20080194980A1 (ja)
EP (1) EP1814445A1 (ja)
JP (1) JP2008518733A (ja)
AU (1) AU2004324632A1 (ja)
CA (1) CA2586513A1 (ja)
WO (1) WO2006049485A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013523242A (ja) * 2010-03-31 2013-06-17 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 患者により排せつされる総二酸化炭素の要素の測定
JP2016182363A (ja) * 2011-07-08 2016-10-20 ライフキュー グローバル リミテッド 個人化された栄養および保健アシスタント

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8425428B2 (en) 2008-03-31 2013-04-23 Covidien Lp Nitric oxide measurements in patients using flowfeedback
US8652064B2 (en) * 2008-09-30 2014-02-18 Covidien Lp Sampling circuit for measuring analytes
BR112013013001A2 (pt) * 2010-11-26 2016-08-09 Mermaid Care As dispositivo e método para determinar pelo menos dois parâmetros respiratórios em relação a um indivíduo, sistema de computador, e, meio de armazenamento.
US20120150003A1 (en) * 2010-12-09 2012-06-14 Siemens Medical Solutions Usa, Inc. System Non-invasive Cardiac Output Determination
EP3581099A1 (en) * 2018-06-11 2019-12-18 Polar Electro Oy Stroke volume measurements in training guidance
WO2020033839A1 (en) 2018-08-09 2020-02-13 Medtronic, Inc. Modification of cardiac sensing and therapy
WO2020033841A1 (en) * 2018-08-09 2020-02-13 Medtronic, Inc. Cardiac device system
US11324954B2 (en) 2019-06-28 2022-05-10 Covidien Lp Achieving smooth breathing by modified bilateral phrenic nerve pacing
SE2251373A1 (en) * 2022-11-25 2023-10-17 Sensebreath Ab Lung function measurement arrangement

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001506158A (ja) * 1996-12-19 2001-05-15 ノバメトリックス メディカル システムズ インコーポレイテッド 心拍出量を非侵襲的に測定する装置及び方法
JP2001516255A (ja) * 1997-03-17 2001-09-25 ジェームズ アール モールト 呼吸熱量計
JP2002535024A (ja) * 1999-01-21 2002-10-22 メタセンサーズ,インコーポレイティド 呼吸ガス分析技術および生理学的モデルを使用した非侵襲的な心拍出量および肺機能のモニタリング
JP2003500085A (ja) * 1996-10-25 2003-01-07 ロビンソン、ギャビン、ジョセフ、ブライアン 酸素および不活性ガスと血液との肺交換による肺血流の測定法と装置
JP2004532672A (ja) * 2001-03-20 2004-10-28 エヌティーシー テクノロジー インコーポレイテッド 実質上等しい再呼吸期および非再呼吸期を変動させることを含む再呼吸法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6572561B2 (en) * 1998-01-16 2003-06-03 Healthetech, Inc. Respiratory calorimeter
US6413226B1 (en) * 1999-10-22 2002-07-02 Respironics, Inc. Method and apparatus for determining cardiac output

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003500085A (ja) * 1996-10-25 2003-01-07 ロビンソン、ギャビン、ジョセフ、ブライアン 酸素および不活性ガスと血液との肺交換による肺血流の測定法と装置
JP2001506158A (ja) * 1996-12-19 2001-05-15 ノバメトリックス メディカル システムズ インコーポレイテッド 心拍出量を非侵襲的に測定する装置及び方法
JP2001516255A (ja) * 1997-03-17 2001-09-25 ジェームズ アール モールト 呼吸熱量計
JP2002535024A (ja) * 1999-01-21 2002-10-22 メタセンサーズ,インコーポレイティド 呼吸ガス分析技術および生理学的モデルを使用した非侵襲的な心拍出量および肺機能のモニタリング
JP2004532672A (ja) * 2001-03-20 2004-10-28 エヌティーシー テクノロジー インコーポレイテッド 実質上等しい再呼吸期および非再呼吸期を変動させることを含む再呼吸法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013523242A (ja) * 2010-03-31 2013-06-17 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 患者により排せつされる総二酸化炭素の要素の測定
JP2016182363A (ja) * 2011-07-08 2016-10-20 ライフキュー グローバル リミテッド 個人化された栄養および保健アシスタント

Also Published As

Publication number Publication date
WO2006049485A1 (en) 2006-05-11
AU2004324632A1 (en) 2006-05-11
US20080194980A1 (en) 2008-08-14
CA2586513A1 (en) 2006-05-11
EP1814445A1 (en) 2007-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11179044B2 (en) Method of measuring cardiac related parameters non-invasively via the lung during spontaneous and controlled ventilation
US6402697B1 (en) Non-invasive cardiac output and pulmonary function monitoring using respired gas analysis techniques and physiological modeling
US8613707B2 (en) System and method for monitoring cardiac output
US6309360B1 (en) Respiratory calorimeter
US5971934A (en) Noninvasive method and apparatus for determining cardiac output
US9414769B2 (en) Method for determining hemodynamic effects
WO2006119546A1 (en) Pulmonary capnodynamic method for continuous non-invasive measurement of cardiac output
KR20150050526A (ko) 램프 시퀀스를 이용한 목표 동맥혈 가스 농도의 획득 및 유지 방법 및 장치
KR100874111B1 (ko) 호흡분석과 동맥혈 측정을 통한 비침습적 호흡특성치예측방법 및 표시장치
JP2008518733A (ja) 人の心臓の心拍出量を決定する方法およびユニット
Zersen Setting the optimal positive end-expiratory pressure: a narrative review
US11045105B2 (en) Determination of cardiac output or effective pulmonary blood flow during mechanical ventilation
Benallal et al. Evaluation of cardiac output from a tidally ventilated homogeneous lung model
Vallarino et al. SAMAY S24: a novel wireless ‘online’device for real-time monitoring and analysis of volumetric capnography
Poulsen et al. Tidal breathing model describing end-tidal, alveolar, arterial and mixed venous CO2 and O2
Micski CO2 Flow Estimation using Sidestream Capnography and Patient Flow in Anaesthesia Delivery Systems
Cecchini Non-invasive estimation of cardiac output in mechanically ventilated patients
Pilling Lung function assessment
Preiss A New Method for the Non-Invasive Measurement of Cardiac Output During Spontaneous Ventilation
Brewer et al. Evaluation of a CO2 Partial Rebreathing-Based Functional Residual Capacity Measurement Method for Mechanically Ventilated Patients
Prabhu et al. Cardiac output measurement

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101008

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110105

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110113

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110203

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110210

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110304

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110311

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110610