JP2008517675A - 脊椎インプラントの同時軸方向送達 - Google Patents
脊椎インプラントの同時軸方向送達 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008517675A JP2008517675A JP2007538193A JP2007538193A JP2008517675A JP 2008517675 A JP2008517675 A JP 2008517675A JP 2007538193 A JP2007538193 A JP 2007538193A JP 2007538193 A JP2007538193 A JP 2007538193A JP 2008517675 A JP2008517675 A JP 2008517675A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- proximal
- distal
- component
- driver
- vertebral body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Prostheses (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
Description
本発明は、主たる事業所をノースカロライナ州ウィルミントンに置くTranS1社(TranS1 Inc.)に帰する研究の延長である。大部分の研究は、上記で言及され、参照して本出願に組み込まれる多くの出願に詳細に述べられている。従って、本明細書で述べる発明の背景では、早い時期の出願において述べたあらゆる詳細事項を繰り返すのではなく、本発明がこの一連の研究を如何様に深めるかに重点を置く。
のヒトでは脊柱における1つ又はそれ以上の椎間板が意図するように機能しない。椎間板の不具合の理由は、先天異常、疾患、損傷又は加齢に起因する変性に及ぶ。椎間板が適切に機能しない場合、隣接する椎体の間の間隙が縮小し、これにより疼痛を含む更なる不具合が生じることが多い。
連続した腰椎体、胸椎体及び頸椎体は互いに連接し、脊椎椎間板によって分離されている。各脊椎椎間板は、脊柱に対する圧迫力のクッション性及び緩衝性を付与する中心部の塊「髄核」(又は本明細書では「核」)を取り囲む線維軟骨の外殻を含む。核を取り囲む外殻は、頭側及び尾側の椎体の対向する皮質骨終板に付着した軟骨質終板並びに髄核の周囲を取り巻き、軟骨質終板を結合する多層の対向膠原線維を含む「線維輪」(又は本明細書では「輪」)を含む。自然の生理学的核は親水性(水を誘引する)ムコ多糖類(mucopolysacharide)及び線維束(蛋白質高分子)から成る。核は比較的非弾性的であるが、輪は外側に僅かに膨張し、脊椎運動セグメントに対して軸方向に加えられる荷重を受容することができる。
される80%水から成る。加齢に伴い、核は液性が低下し、粘着性が高まり、時には脱水及び収縮(「孤立性椎間板再吸収」(isolated disc resorption)と呼称されることもある)でさえも多くの例で重度の疼痛を引き起こす。脊椎椎間板は各椎体間における「緩衝体」として機能し、脊柱への運動の衝撃を最小限にし、核内水含量の減少を特徴とする椎間板の変性は椎間板が荷重を輪層に伝達する効果をなくしてしまう。加えて、輪は肥厚し、乾燥し、より硬質化する傾向があり、荷重下で弾性的に変形する能力が低下し、断裂又は亀裂しやすくなり、従って、輪が亀裂し、或いは断裂したときに椎間板の1つの形態の変性が生じる。亀裂は核物質の輪の中への突出及び輪を越えた突出を伴う場合もあれば伴わない場合もある。椎間板の結合組織の全般的な変性変化に加え、亀裂自体は唯一の形態変化であり得るが、椎間板の亀裂は疼痛性且つ消耗性となり得る。核内に含まれる生化学物質は亀裂を通じて脱出することが可能になり、近傍の構造体を刺激する。
椎骨及びその周囲を取り巻く線維輪によって囲まれた間隙内に含まれる。このようにして、核は完全に密閉及び密封され、からだに対する唯一の伝達は終板として公知の椎骨との骨界面を通じて生じる流体交換である。
(伸延)
純粋な伸延は稀にしか生ぜず、通常、印加される力の方向に依存した、脊椎関節における引張りと圧縮の組合せである。伸延力の一例は脊椎の「荷重を除荷する」ための治療上の脊椎牽引である。
て荷重により良く抵抗し、即ち、輪は荷重を輪の外周に伝達することにより(フープ応力)、これらの垂直応力に抵抗するように働く。垂直引張力は曲げ及び伸延(屈曲及び伸長)に抵抗する。水平引張力は回転及び滑動(即ち、捻転)に抵抗する。輪の層の垂直構成部分は椎間板が前方及び後方の曲げに十分に耐えることを可能にするが、回転運動中に関与する輪の水平方向の線維は僅かに半分である。概して、椎間板は捻転運動中により損傷を受けやすく、回転中にその主たる保護を後方の椎間関節から得ているが、このリスクは輪が損傷した場合に、更に上昇する。
び下位椎体を互いに対して伸延する。
本発明は腰仙椎への軸方向経仙骨アクセスの使用を企図する。図2に示す軸方向経仙骨アクセス法は筋切開や従来の脊椎手術に関連する他の侵襲的ステップの必要性を排除しながら、介入における治療の進行にわたる安定化、運動保持及び固定デバイス/融合システムを含む、新規で改良された器具及び治療的介入の設計及び配置を可能にする。
本発明の実施例を提供するには、脊椎運動保持アセンブリに関する2005年10月24日出願の同時継続中の米国特許出願第11/−,−号明細書(代理人文書番号T105002USU)に詳細に開示の種類の移植された脊椎インプラントアセンブリの主要構成要素を簡潔に説明することが有用である。図3に提供する詳細は、本発明によって対処される問題の実施例を提供するためのものであり、本発明の用途を限定するものとして構成されるものではない。
体216(図2を参照)であり、近位椎体308が仙骨116(図1を参照)となり得る。或いは、運動セグメントはL4/L5椎体220,216(図2を参照)のように、より頭側(従って、外科医に対してより遠位)となり得る。
図3に示すピボット352は、この実施形態ではピボット体部392と一体化したほぼ球状の構成要素として構成された上記遠位端384及び近位端388を有する。
椎体から離れるこの運動は、2つの椎体の間の椎間板腔の伸延を生じさせる。
TranS1社に帰する、過去に出願された特許出願では、運動セグメントに伸延を課す方法について説明している(2つの椎体をz軸に沿って互いに引き離す)。例えば、米国特許第6,921,403号「脊椎伸延及び融合のための方法及び装置(Method
and Apparatus for Spinal Distraction and Fusion)」を参照されたい。従って、最初のより微細なねじ山ピッチの遠位ねじ山部を有するねじ山ロッドが遠位椎体に係合し(遠位ねじ山部におけるねじ山の外径より大きい近位椎体における孔を通過した後)、同一ねじ山ロッドにおける近位でより粗いねじ山部が近位椎体に係合するとき、異なるねじ山ピッチを有する2つのねじ山部の回転は、遠位でより微細なピッチのねじ山を、より粗いねじ山が近位椎体に進むよりも遅く遠位椎体に進める。正味効果は2つのねじ山部の2つの椎体との係合が2つの椎体を引き離すことである。
図3に示す遠位骨アンカー340及び近位骨アンカー344などのインプラント構成要素は、骨アンカー以上のものであるが、脊椎インプラントアセンブリを椎体へアンカーで固着する機能を果たす。
threading)を生じる。クロススレッディングは、デュアルアンカーロッド620を推進することを困難とするか、又は、近位椎体へ新たな螺旋溝を切り込み、必要なより多くの機械的損傷を椎体に与えることを意味する(或いは、両方が起こる)。この状況においては、ねじ山624のピッチはねじ山628のピッチと同じであり、二組のねじ山が連続的な一組のねじ山であるかのように互いに対して配置され得るので、クロススレッディングを回避することは困難でない。したがって、二組のねじ山がウエスト部632によって剛直に接続されるので、クロススレッディングは回避される。ウエスト部632は2つのねじ部の間に位置し、詳細には、椎間板腔612に位置する。引用によって援用した以前の出願に記載のように、ウエスト部632は、融合療法において用いられる骨ペーストなどの治療材料が送達可能であるように、デュアルアンカーロッド620の中心キャビティと流体伝達する開口部636を備え得る。
接続されるとき、両方の組のねじ山628,648を回転させる。引用によって援用される素材に記載のように、遠位椎体608においてより精密なピッチのねじ山を用い、近位椎体604においてより粗いピッチのねじ山を用いることによって、伸延を課し、近位椎体604と遠位椎体608との間の距離を増大し、椎間板腔612のサイズを増大する。
を注入する必要が存在するので、連続する注入は選択肢とならない。
従来技術における上述の欠点に対する一解決策を、図6に示す。図6Aには、載置したデュアルアンカードライバアセンブリ2100の拡大部分を透視図で示す。構成要素の相互作用を明らかにするために、周囲の4分の1を除去してある。デュアルアンカードライバアセンブリ2100では、遠位骨アンカー2108及び近位骨アンカー2112を同時に係合するための多角形トルクドライバ2104が用いられる。これらの骨アンカーは、谷経、外径、ピッチ及び回転の向きの同じ、雄ねじ部(2116,2120)を有する。近位アンカー雄ねじ2120が近位椎体へ回転するとき、近位椎体の遠位アンカー雄ねじ2116によって残された螺旋ねじ山切り込みのクロススレッディングを回避するために、2つの骨アンカーの送達は適時性である必要がある。このことは、骨アンカーの回転及び軸方向移動中に骨アンカーの相対位置に対する制御を行うことによって可能となる。ここで制御は、A)遠位アンカー2108の雌ねじ2124と係合する保持ロッド2012を作用させ、遠位アンカー2108を引いて、多角形トルクドライバ2104の遠位のチップ2128上に据え付けることと、B)一組の雄ねじ2136を近位アンカー2112の雌ねじ2142と係合する近位アンカー保持継手2132を作用させ、近位アンカー2112を多角形トルクドライバ2104の肩部2146上に据え付けることとによって行われる。保持ロッド2012及び近位アンカー保持継手2132の両方は、多角形トルクドライバ2104に対して各々回転可能であるように、デュアルアンカードライバ2100へ接続される。
図10に示すように、多角形トルクドライバ2104は、保持ロッド2012によって用いられる軸線に沿って走る中空のキャビティ2224を有する。遠位構成要素2108と近位構成要素2112との間の流動性材料を椎間板腔の中へ送達するために、この同じキャビティ2224は開口部(図示せず)を通じて接続され得る。様々な生体材料が送達され得る。例には、硬化可能なエラストマー、ヒドロゲル、及びエラストマーとヒドロゲルとのブレンドが含まれる。遠位構成要素の遠位端のキャビティ364が開かれ、載置したドライバアセンブリがガイドワイヤを通じて配置されることが可能となるが、材料注入中にはこのことによって問題は提示されない。キャビティ364への開口は、多くの場合、遠位椎体内に含まれる(図3を参照)。しかしながら、キャビティ364がガイドワイヤに対して目的を果たした後、このキャビティ364にプラグを送達するために保持ロッドその他の送達デバイスが用いられ得る。
図17には、開口部2234を備える代替のトルクドライバ2230を示す。この種類のデュアル六角ヘッドドライバ2230は、図5Bに示したように、遠位構成要素の断面が近位構成要素の断面に対し減少するとき、典型的には、相違するねじ山ピッチを用いて伸延が提供されるときの使用に適合されている。伸延後、デュアル六角ヘッドドライバ2230を用いるドライバアセンブリは、ドライバが2つの構成要素の相対位置を、一方の構成要素が保持ロッドによってデュアル六角ヘッドドライバ2230の遠位部分との係合によって保持され、他方の構成要素がカップリングによってデュアル六角ヘッドドライバのより近位の部分との係合により保持されるように維持し、適所に残され得る。図18Aでは、ドライバアセンブリの中へ注入される材料の所望されない流れを制限することを補助するためのOリングの使用を示す分解図を提供する。図18B,18Cには、デュアル六角ヘッドドライバと他のシステム構成要素との間の相互作用の他の詳細を示す。
デュアル六角ヘッドドライバ及び実施例Aに関連して記載した多角形トルクドライバは、ドライバが遠位・近位構成要素を近位構成要素の適時性送達(クロススレッディングを回避するために適時性送達が用いられる場合)と、患者間の解剖学的な偏差及び所望の伸延のレベルを調節するためとの両方に適切な相対軸距離にて保持することが可能であるように、様々な長さで製造可能である。
図19は遠位骨アンカー1340及び近位骨アンカー1344を示し、膜460は遠位骨アンカー1340及び近位骨アンカー1344に結合している。この実施例において、遠位骨アンカー上の雄ねじ356のねじ山ピッチは、近位骨アンカー上の一組の雄ねじ404のねじ山ピッチと同じである。キー締めされたドライバアセンブリ2000は肩部2008を備えたキー2004を有する。キー2004は近位骨アンカー及び遠位骨アンカーにおけるスロット中に摺動する(既出)。従って、キー締めされたドライバアセンブリ2000は近位骨アンカー1344が遠位骨アンカー1340に対して回転するのを防止する。骨アンカー間の距離の正確な制御と同調したキー締めは、近位骨アンカー上の雄ねじの前縁が近位椎体に進入し、遠位骨アンカーが遠位椎体方向に進む間に近位椎体を通じ
て回転された、遠位骨アンカーに残されたねじ溝の開始部に進入することを可能にする。
図20には、構成要素が近位椎体及び遠位椎体に移植され、インプラントドライバが取り外された後に用いられる、ディストラクタ/インジェクタの使用を示す。人工髄核材料の注入前に遠位骨アンカー340へ追加の構成要素が挿入される必要のあるとき、この種のディストラクタ/インジェクタは有用である。図20に示す例では、ピボット(ここでは図示しないが図3を参照のこと)の支持面として作用する遠位ピボットカップ372が、移植された遠位骨アンカーに挿入される。この骨アンカーは、実施例A及び図6において説明した種類のドライバアセンブリを用いて移植され得るか、又は遠位構成要素及び近位構成要素がキー締めされた送達用のスロットを有する場合、図19と共に説明した種類のドライバアセンブリが用いられ得る。
軸に対して垂直)を有する長尺状部分を有する六角形トルクドライバを用いる。
ステップ3270:遠位ピボットカップを係合するために係止機構を用いるドライバ(ここには示さず)と遠位ピボットカップを係合することにより、遠位ピボットカップを挿入する(この特定のドライバの重要性に関しては、同時継続中の米国特許出願第11/−,−号明細書(代理人文書番号T105003USU)に詳細に記載されていることが見出される。この明細書を引用によって本明細書に援用する)。
ステップ3290:ディストラクタ/インジェクタ用具を移植した骨アンカーに挿入し、ディストラクタ/インジェクタ用具の非外傷性チップが遠位ピボットカップの支持面に接触する。支持面に掻き傷その他の損傷を与えることは所望されない。非外傷性チップ用に選択された材料は、有利には、支持面を掻き傷を与えにくいように、支持面より硬くなく、かつ、滑らかであるように選択される。
し、柔軟性膜を十分に拡張させて充填し、この人工椎間板デバイスの人工髄核構成要素を形成し、当該人工髄核構成要素は椎間板腔の表面と整合的に接触する。
ステップ3330:ディストラクタ/インジェクタ用具を除去する。これによって、硬化した注入材料において、注入及び硬化中に椎間板腔における用具占有体積に空間が残される。硬化した人工髄核材料は、椎体間に課された伸延を充分に保持する。脊椎インプラントアセンブリの組立中の続く加工工程には、微小な二次的な伸延が含まれ得る。これに代えて、ディストラクタ/インジェクタの取り外しによって残される空間に向かう、硬化した注入材料の移動を補償するために、元の伸延が少量増大され得る。
上述のドライバにおいて示した様々な構成要素に好適な材料には、設計によって選択される生体力学特性(例えば、椎骨を通じて椎骨へデュアルアンカーインプラントを軸方向移動するための回転中、ドライバがトルクに耐える性能)に従い高強度(例えば、高引張強度、高疲労強度)、耐摩滅・摩耗性の金属合金(例えば、MP35N、Elgiloy(商標)、コバルト・クロム超合金、ステライト(商標)などのCo−Cr合金、Ti6Al4V合金、及び窒化物被覆Ti合金)から形成される、即ち、機械加工される構成要素が含まれる。
ドライバ/インジェクタ又はディストラクタ/インジェクタ用具を介して行われ、MPAディストラクタ/インジェクタの近位端にてハンドルを係合するように構成される一体型ルア・ロックフィッティングによって係合されるシリンジを用いる人工髄核材料(PNM)(例えば、生理食塩水、粘弾性ゲル若しくは弾性固体、又はそれらのブレンド若しくは組合せ)の高圧注入によって、膜が拡張される。送達チューブ、即ち、カテーテルは、チューブの遠位端が用具の近位端にいてフィッティングを係合し、チューブの近位端がその上に取り付けられたシリンジを係合するように構成される。拡張可能な膜は開口部又は開窓部によって、例えば、スリット又はトルクドライバ(上述のデュアル六角ヘッドドライバなど)を含むカニューレ挿入ロッド又はディストラクタ/インジェクタ用具の「カット」によって拡大され、或いは充填される。このカニューレ挿入ロッド又はディストラクタ/インジェクタ用具によって、ドライバの外部と内部との間の流体伝達が可能となり、直接又は中間の(全配置インプラント長のうちの約6〜12mm)拡張可能な膜を介して人工髄核材料が椎間板腔に注入される。この膜は、保持器リングのレーザー溶接によって、それぞれ近位ねじ山アンカー構成要素の遠位端と、遠位ねじ山アンカー構成要素の近位端とへ、又はそれらの中へ、粘着的に固定及び係合されるように構成されている。このようにして、拡張可能な膜は、充填され、椎間板腔の表面と接触するまで、本発明のドライバ/インジェクタ又はディストラクタ/インジェクタによって事前に伸延された椎間板腔へ膨張及び拡大する。膜の拡張は、最終的には、終板と環との接触によって制限されており、過膨張による破膜が予防されている。例えば、少なくとも部分的には粘弾性に基づき選択されたヒドロゲルなど、適切なPNMを用いるこの手法により充填、拡張されるとき、MPAによって、運動回復セグメントの意図した機能を生物力学的に実行することが可能であり、例えば、膜は、PNMによって充填されたとき、髄核間隙内の静水圧を環の張力の「フープ応力」へ移す。
た機能性(例えば、PNMを含むPNDの場合、生体力学の運動セグメントの移動性の回復/保存)に有効でない治療材料又はPNMを提供するように構成される。好適な一実施形態では、ドライバ/インジェクタ又はディストラクタ/インジェクタは、圧力下で液体の注入を可能とするために1つ以上のOリングを含む。
Claims (29)
- 遠位構成要素及び近位構成要素を備える脊椎インプラントアセンブリを運動セグメントに送達するための装置であって、
遠位構成要素及び近位構成要素を同時に回転によって運動セグメントに推進し、遠位構成要素及び近位構成要素の間の軸方向の相対的な間隔を維持するように構成されている装置。 - 遠位構成要素及び近位構成要素の間に維持される特定の軸方向の相対的な間隔を選択するために、長さの異なる一組の交換可能なドライバヘッドが用いられる請求項1に記載の装置。
- 経仙骨アプローチによってアクセスされる脊椎における軸方向チャネルにおいて用いられる請求項1に記載の装置。
- 遠位構成要素と近位構成要素との間に位置する椎間板腔への流動性生体材料の送達を可能とする請求項1に記載の装置。
- 流動性生体材料はインシチュ(in situ)硬化性エラストマーである請求項4に記載の装置。
- 前記エラストマーはシリコーンからなる請求項5に記載の装置。
- 流動性生体材料はヒドロゲルである請求項1に記載の装置。
- 流動性生体材料はヒドロゲル及びエラストマーのブレンドである請求項1に記載の装置。
- 長尺状多角形ドライバ構成要素を有する請求項1に記載の装置。
- 長尺状多角形ドライバのうちの少なくとも一部は六角形形状である請求項9に記載の装置。
- デュアル六角ヘッドドライバを有する請求項1に記載の装置。
- 近位構成要素との係合用の肩部を有する請求項1に記載の装置。
- 遠位構成要素及び近位構成要素の上の対応するスロットと係合するキーを有する請求項1に記載の装置。
- 遠位構成要素と近位構成要素との間の軸方向の相対的な間隔は、遠位構成要素と装置内のドライバ構成要素の遠位端との係合及び近位構成要素とドライバ構成要素上の肩部との係合によって維持される請求項1に記載の装置。
- 遠位構成要素によって近位椎体に切り込まれた螺旋ねじ溝に対し近位構成要素上の一組の雄ねじを適時性に送達することによって、遠位構成要素を回転によって近位椎体を通じて推進し、続いて近位構成要素を近位椎体へ推進するように適合されている請求項1に記載の装置。
- 装置の適合は、遠位構成要素上の一組の雄ねじにおいて用いられ、かつ、近位構成要素
上の一組の雄ねじにおいて用いられるねじ山ピッチに部分的に基づき、遠位構成要素と近位構成要素との間の軸方向の相対的な間隔を選択することを含む請求項15に記載の装置。 - 装置の適合は、脊椎インプラントアセンブリの意図する受容者の運動セグメントの解剖学的構造に部分的に基づき、遠位構成要素と近位構成要素との間の軸方向の相対的な間隔を選択することを含む請求項15に記載の装置。
- ドライバ構成要素に対し回転することによって遠位構成要素を係合するためのねじやま付き保持ロッドと、ドライバ構成要素に対する回転中、近位構成要素を係合するためのねじ山付き継手とを含む請求項9に記載の装置。
- デュアルヘッド多角形トルクドライバの使用によって、第1の断面を有する近位構成要素と、より小さな第2の断面を有する遠位構成要素とを同時に推進するように適合されている請求項1に記載の装置。
- ガイドワイヤを通じる配置に適合されている請求項1に記載の装置。
- 経仙骨アプローチによって形成された脊椎の軸チャネルを通じてアクセスされる隣接する椎体に事前に移植された、遠位構成要素及び近位構成要素からなる一対の構成要素を係合するための装置であって、
装置を回転することによって、装置が遠位構成要素と接触し、かつ、遠位構成要素とねじ係合されないような軸方向移動を生じるように、近位構成要素とのねじ係合に適合されており、
装置が近位構成要素と係合したまま遠位構成要素と接触するときに、遠位構成要素と近位構成要素との間に位置する間隙へ流動性生体材料を送達することを可能とするように適合されている装置。 - 遠位構成要素と近位構成要素との間に維持される所望の軸方向の相対的な間隔に基づき、長さの異なる一組の交換可能な副構成要素が用いられる請求項21に記載の装置。
- 流動性生体材料はインシチュ(in situ)硬化性エラストマーである請求項21に記載の装置。
- 前記エラストマーはシリコーンからなる請求項23に記載の装置。
- 流動性生体材料はヒドロゲルである請求項21に記載の装置。
- 流動性生体材料はヒドロゲル及びエラストマーのブレンドである請求項21に記載の装置。
- 装置と遠位構成要素との間の接触点である非外傷性チップを含む請求項21に記載の装置。
- 装置を遠位構成要素に向けて軸方向移動させ、遠位構成要素と接触させ、遠位構成要素を押し進め、遠位構成要素と近位構成要素との間の距離を増大させるために充分なねじ山数の一組の雄ねじを有する請求項21に記載の装置。
- 明細書に記載し図面に示されている本発明。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US62173004P | 2004-10-25 | 2004-10-25 | |
US11/199,541 US20060206209A1 (en) | 2003-10-23 | 2005-08-08 | Prosthetic nucleus apparatus and methods |
PCT/US2005/038669 WO2006047640A2 (en) | 2003-10-23 | 2005-10-25 | Simultaneous axial delivery of spinal implants |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008517675A true JP2008517675A (ja) | 2008-05-29 |
JP2008517675A5 JP2008517675A5 (ja) | 2008-12-11 |
Family
ID=56290745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007538193A Pending JP2008517675A (ja) | 2004-10-25 | 2005-10-25 | 脊椎インプラントの同時軸方向送達 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1824421A2 (ja) |
JP (1) | JP2008517675A (ja) |
AU (1) | AU2005299356A1 (ja) |
CA (1) | CA2585463A1 (ja) |
NO (1) | NO20072550L (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4858601A (en) * | 1988-05-27 | 1989-08-22 | Glisson Richard R | Adjustable compression bone screw |
JPH0773586B2 (ja) * | 1991-03-05 | 1995-08-09 | ハウメディカ・インコーポレーテッド | ネジ及びドライバ |
US20030158557A1 (en) * | 2000-02-16 | 2003-08-21 | Cragg Andrew H. | Method and apparatus for spinal distraction and fusion |
-
2005
- 2005-10-25 EP EP05818099A patent/EP1824421A2/en not_active Withdrawn
- 2005-10-25 CA CA002585463A patent/CA2585463A1/en not_active Abandoned
- 2005-10-25 JP JP2007538193A patent/JP2008517675A/ja active Pending
- 2005-10-25 AU AU2005299356A patent/AU2005299356A1/en not_active Abandoned
-
2007
- 2007-05-18 NO NO20072550A patent/NO20072550L/no not_active Application Discontinuation
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4858601A (en) * | 1988-05-27 | 1989-08-22 | Glisson Richard R | Adjustable compression bone screw |
JPH0773586B2 (ja) * | 1991-03-05 | 1995-08-09 | ハウメディカ・インコーポレーテッド | ネジ及びドライバ |
US20030158557A1 (en) * | 2000-02-16 | 2003-08-21 | Cragg Andrew H. | Method and apparatus for spinal distraction and fusion |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
NO20072550L (no) | 2007-07-18 |
AU2005299356A1 (en) | 2006-05-04 |
EP1824421A2 (en) | 2007-08-29 |
CA2585463A1 (en) | 2006-05-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7938836B2 (en) | Driver assembly for simultaneous axial delivery of spinal implants | |
JP4703084B2 (ja) | 脊椎治療用装置 | |
AU2005272596B2 (en) | Therapy provision to adjacent motion segments | |
US7608077B2 (en) | Method and apparatus for spinal distraction and fusion | |
US6899716B2 (en) | Method and apparatus for spinal augmentation | |
US7727263B2 (en) | Articulating spinal implant | |
WO2006047640A2 (en) | Simultaneous axial delivery of spinal implants | |
JP2008517672A (ja) | 脊椎運動保持アセンブリ | |
JP2008517675A (ja) | 脊椎インプラントの同時軸方向送達 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081022 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081022 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100317 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100601 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100830 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110301 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110809 |