JP2008514118A - Qkdシステムの不確定性を含む遠隔制御 - Google Patents

Qkdシステムの不確定性を含む遠隔制御 Download PDF

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Abstract

QKDシステム(10)のリモート・ノード(アリス/ボブ)をQKDシステムのローカル・ノード(ボブ/アリス)を介して制御(例えば、初期化、安定化および/または較正)することを可能にするシステム、方法およびアーキテクチャを開示する。本システムは、グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)と、較正オブジェクトのファミリと、カード・オブジェクトのファミリとを含む。較正オブジェクトは、ローカル・ノードにおいてGUIを介してQKDシステムの較正および/または初期化および/または安定化を可能とするソフトウェアをサポートする。オブジェクトのカード・ファミリは、ローカル・ノードからのリモート・ノードの遠隔較正、初期化および/または安定化を実行するために、較正ソフトウェアが各ノードの物理的コンポーネントとインタフェースすることを可能とする。

Description

本発明は、量子暗号化に関しかつ量子暗号化に関連する産業的有用性を有し、具体的には、システムを初期化、安定化および較正(キャリブレーション)すべくQKDシステムのノードを制御するための量子鍵配送(QKD)システム、装置、方法およびソフトウェア・アーキテクチャに関し、かつ前記量子鍵配送(QKD)システム、装置、方法およびソフトウェア・アーキテクチャに関連する産業上有用性を有する。
量子鍵配送は、「量子チャネル」上で伝送される弱い(例えば、平均0.1光子)光信号を使用して、送信者(「アリス」)と受信者(「ボブ」)との間において、鍵を確証することを含む。鍵配送のセキュリティは、未知状態の量子システムのいかなる観測によってもその量子状態を変化させてしまう、という量子力学の原理に基づいている。その結果、量子信号を傍受しようとする、または他に観測しようとする盗聴者(「Eve」)は、伝送される信号にエラーを生じさせ、これにより、その存在が暴かれる。
量子暗号化の基本原理は、BennettとBrassardの論文(非特許文献1)において最初に記述された。具体的なQKDシステムは、以下の刊行物、CH.Bennett共著の非特許文献2、CH.Bennett著の非特許文献3およびBennettの特許文献1(’410特許)に記述されている。
QKDを実行する一般的なプロセスは、Bouwmeester共著書(非特許文献4)に記述されている。QKDプロセスの間、アリスは、基底にランダムなビット(「基底ビット」)を発生させ、かつ鍵用のランダムなビット(「鍵ビット」)を使用(例えば、偏光または位相コード化を使用)してキュービットを生成し、このキュービットをボブへ送るために、真の乱数発生器(TRNG)を使用する。
典型的なQKDシステムにおいては、アリスは単一光子の偏光または位相をランダムにコード化し、ボブは上記光子の偏光または位相をランダムに測定する。Bennettの1992年の著書(非特許文献2)および’410特許に記述されているQKDシステムは、共有される干渉計システムを基礎としている。上記著書および特許は、本参照により開示内容に含まれる。干渉計システムの個々のパーツは、アリスとボブの各々が干渉計の位相を制御できるように、両者によるアクセスが可能である。アリスからボブへ送られる信号(パルス)は時分割され、異なる経路を辿る。
QKDの多重リンクは、いつの日か、QKDリレーまたはルータ(「ノード」)のメッシュを介してそのQKDエンドポイント同士を繋ぐ全体的なQKDネットワークに編み込まれるものになることが望ましい。QKDネットワークの例は、C.Elliotの刊行物(非特許文献5)において、および特許文献2において論じられている。
米国特許第5,307,410号公報 PCT特許出願WO02/05480 "Quantum Cryptography:Public key distribution and coin tossing,"Proceedings of the International Conference on Computers,Systems and Signal Processing,Bangalore,India,1984,pp.175−179(IEEE,New York,1984) "Experimental Quantum Cryptography" "Quantum Cryptography Using Any Two Non−Orthogonal States,"Phys.Rev.Lett.68 3121(1992) "The Physics of Quantum Information,"Springer−Verlag 2001,in Section2.3,pages27−33 New Journal of Physics 4 (2002),46.1−46.12
図1を参照すると、最も単純なQKDシステム・ネットワークが、例えば、光ファイバ・リンクF1を介して互いに光学的に結合される単一ノード・ボブと、単一ノード・アリスとによって定義されている。ボブとアリスはともに、主として、いくつかの共通する内部コンポーネントと、いくつかの固有の内部コンポーネントとを含む。これらの固有の内部コンポーネント間の相違が、ボブとアリスの各ノードを差別化している。
具体的には、ボブとアリスはともに、主として、離散する光学上およびハードウェアのコンポーネントと機能とにインタフェースを供給するコンピュータ(コントローラ)を含む。コンピュータ・インタフェースは、ソフトウェアの制御下において、光学上およびハードウェアのコンポーネントと機能とを設定、管理、監視する環境を提供する。また、コンピュータは、イーサネット(登録商標)等の物理的な通信媒体上でボブとアリスを接続するために使用される通信機能(例えば、TCP/IPベース)も提供する。ボブとアリスはともに、タイミング制御機能と、同期(sync)機能とを含む。
ボブは、アリスとボブに共通するコンポーネントおよび機能に加えて、主として、両ノード間で量子(すなわち、弱い)信号を伝送するためのレーザ(「Qレーザ」)を含む量子層を含む。また、ボブは、単一光子検出器(SPD)、弁別器および位相変調器も含む。アリスは、共通するコンポーネントおよび機能に加えて、例えば、4つの位相設定値のうちの1つにランダムに設定され得る位相変調器を含む。
QKDシステム・ネットワークを形成するためにボブとアリスという各ノードを結合する際には、適切なネットワーク機能を保証するために、各ノードにおいて体系的かつ複雑な較正(キャリブレーション)、ターンアップおよび保全手順(ここでは、集合的に「安定化手順」と称する)が実行されなければならない。大部分の手順は、アクティビティの両ノード間でのある程度の同期および情報の交換を必要とする。ある実験用の設定では、両ノードは互いに、各ノードに対して物理的にアクセスすることにより、単一のユーザがボブとアリス双方の較正(キャリブレーション)およびターンアップ手順を開始しかつ制御することが可能となる十分な近さにある。しかしながら、QKDシステム・ネットワークの実用的な(例えば、商業的)実施においては、ボブとアリスの物理的距離は大きくなり、よって単一のユーザがこれらの2つのノードに対して物理的にアクセスして必要な安定化手順を同時に制御することはできない。図2および図3は、両ノード間の安定化手順の実行ロジスティクスをさらに複雑にする異なるQKDシステム・ネットワークにおけるボブとアリスの各ノードの他の2つの可能な組合せを示している。
従って、QKDシステム・ネットワークの安定化手順をネットワーク上で遠隔的に実施することができるように、ボブとアリスの各ノードを単一のノードから制御することを可能とする装置と方法とが必要とされている。
本発明の1つの態様は、第1および第2のQKD局(ノード)を有し、ユーザが前記両ノードのうちのローカル・ノードから前記両ノードのうちのリモート・ノードを遠隔的に制御することを可能とするQKDシステム用のオブジェクト指向ソフトウェアのアーキテクチャである。本アーキテクチャは、両ノードを接続する安全リンクを介してユーザがローカル・ノードおよびリモート・ノードの双方のオペレーションの制御を可能とするグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を、ローカル・ノードに含む。本アーキテクチャはまた、初期化、安定化および/または較正(キャリブレーション)手順およびGUIをサポートするアルゴリズム、機能およびデータで構成されるソフトウェアを含むオブジェクトの較正(キャリブレーション)ファミリを各ノードに含む。本アーキテクチャはさらに、ローカル・ノードからQKDシステムの初期化、安定化および/または較正(キャリブレーション)を実行すべく、各ノード内の物理的コンポーネントとインタフェースするように、アルゴリズム、機能およびデータで構成されるソフトウェア構造物を含むオブジェクトのカード・ファミリを、各ノードに含む。
本発明の別の態様は、QKDシステムがフィールド内に展開された後でQKDシステムのノードを制御する方法である。本方法は、上述のアーキテクチャを各ノードに提供すること、各ノードを展開すること、ローカル・ノードとリモート・ノードとを識別すること、を含む。本方法はまた、QKDシステムのノードの初期化、安定化および/または較正(キャリブレーション)のうちの少なくとも1つを実行するために、ローカル・ノード上において、GUIを介してローカル・ノードおよびリモート・ノードの双方を制御することも含む。
本発明の別の態様は、QKDシステムをフィールド内に展開する方法である。本方法は、対応するノードにおいて初期化、安定化および/または較正(キャリブレーション)手順を実行し、かつローカル・ノードにおいてグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)をサポートするように適合化されたソフトウェアを、QKDシステムにおける各ノードに提供することを含む。本方法はまた、QKDシステムを初期化および/または安定および/または較正(キャリブレーション)するように、ローカル・ノードにおけるGUIを介して、ローカル・ノードおよびリモート・ノードにおいて前記ソフトウェアを動作させることも含む。
本発明の別の態様は、第1および第2のノードを含むQKDシステムである。各ノードは、システムの初期化および/または安定化および/または較正(キャリブレーション)を実行するために、対応するノードのオペレーションを制御するように適合化された制御ソフトウェアをそれぞれ有する。第1および第2のノードは、安全通信リンクによって機能的に結合される。前記第1のノードは、ローカル・ノードであり、前記第2のノードは、リモート・ノードである。本システムは、前記第1および第2のノードの個々の動作状態を表す第1および第2のグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を含む。本システムはまた、ローカル・ノードに近接しかつ機能的に結合される、前記2つのGUIを表示しかつローカル・ノードおよびリモート・ノードの前記ソフトウェアを介する制御を実行するように適合化されるローカル・クライアントも含む。
諸図面に描かれている様々なエレメントは単に具象的なものであり、必ずしも一定の縮尺では描かれていない。部分によっては、誇張されたものもあり、縮小されているものもある。諸図面の意図は、一般的な当業者が理解することができ、かつ適正に実施することのできる本発明の様々な実施形態を示すことにある。
例えば、単一のポイント・ツー・ポイント式ボブ・ノードおよびアリス・ノード対(図1)、カスケードされたボブ・ノードおよびアリス・ノード対(図2)、あるいは長いファイバ距離を含む複数のポイントであるアリス・ノードへ接続される単一のボブ・ノード(図3)によって構成されるQKDシステム・ネットワークの展開には、システム内の任意のノード間のシステム安定化手順を調整し制御する能力を必要とされる。本発明は、単一のユーザが、ネットワーク内の単一のノードを介して安定化手順の遠隔実施を可能とする装置および方法を介して、通常のQKDシステム・ネットワークにおけるボブ・ノードとアリス・ノードとの間の安定化手順を開始し制御することを可能にする。QKDシステムの例は、’410特許において、およびPCT特許出願第PCT/US2004/03394号にも示されている。前記PCT特許出願は、本参照により開示に含まれる。
[安定化手順]
ある例示的な実施形態では、ボブ・ノードおよびアリス・ノードの双方で実行される共通の安定化手順のリストは、下記を含む。
1.同期レーザをセットアップし、同期ロックを保証する。
ある例示的な実施形態では、ボブ固有の安定化手順は下記を含む。
1.Qレーザのバイアスを設定する。
2.Qレーザのパルス幅およびタイミングを設定する。
3.SPD温度を設定する。
4.各SPDバイアスおよび分別器の感度レベルを設定する。
5.SPDのタイミングを決定する。
6.変調器のタイミングを決定する。
7.変調器の電圧を設定する。
ある例示的な実施形態では、アリス固有の安定化は下記を含む。
1.変調器のタイミングを決定する。
2.変調器の電圧を設定する。
[QKD ANRC]
本明細書において「QKDシステム・ネットワークの不確定ノードの遠隔制御」または「QKD ANRC」と称している本発明は、ボブまたはアリス・ノードの何れかに物理的に位置する単一のユーザが、QKDシステム・ネットワークが継続的に機能するために必要な複雑な安定化手順の実行(例えば、開始、制御および監視)を可能にする。
ある例示的な実施形態では、QKD ANRCは、制御のノードにおいてボブとアリス双方のためにグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を、ユーザに提供する。ユーザが物理的にどのノードに位置するか(「ローカル・ノード」を示す。)によって、このローカル・ノードに対する遠端ノードは「リモート・ノード」と定義され、GUIによって指示される。
図4は、QKDシステム・ネットワーク10の一部としてのQKD ANRCの例示的な実施形態の略図である。図4に示すように、ローカル・ノードと任意のリモート・ノードとの間には、QKD ANRCメッセージングのサポートを目的とするセキュア・コネクションSC2が確証される。
ローカル・ノードの定義は、安定化手順がノードにおいて直接光およびハードウェア・コンポーネントに影響を与えるQKDシステム・ネットワークのノードに適用される。
リモート・ノードの定義は、安定化手順がセキュア・コネクション上のメッセージングを介してノードの光およびハードウェア・コンポーネントに影響を与えるQKDシステム・ネットワークのノードに適用される。遠隔的に受けるアクションは全て何らかのローカル・アクティビティを引き起こすことから、全てのリモート・ノードは本質的に、ある程度はローカル・ノードである。
制御ノードの定義は、全ての安定化手順が開始されるQKDシステム・ネットワークの単一ノードに適用される。
QKDシステム・ネットワークの各ノードは、安定化手順に関連するその固有データを管理し保全しなくてはならない。セキュア・コネクションSC1を介してローカル・ノードへ接続されるローカル・クライアントにおいて、ユーザに送られる遠隔制御のGUIに関するデータは全て、セキュア・コネクションSC2上でのメッセージングを使用するローカル・ノードによって、リモート・ノードから収集される。リモート・ノードの遠隔制御GUIにおいて修正されるローカル・ノードに関するいずれのデータも、セキュア・コネクション上でメッセージングを使用するローカル・ノードによって、リモート・ノードへ配信される。
図5は、キャリブレーション(較正)オブジェクト間の本質的関係を示す略図であり、図6は、カード・オブジェクトの本質的関係を示す略図である。
QKDネットワーク・システムの各ノードは、図5および図6に示すソフトウェア・オブジェクトを含む。オブジェクト間の関係は、クラス階層によって定義される。どのオブジェクトが生成されるかの決定は、それぞれの物理的なノードのローカル・ノード・タイプおよびリモート・ノード・タイプによって定義される。
キャリブレーション(較正)オブジェクト・ファミリは、QKD ANRCの初期化、安定化およびキャリブレーション(較正)手順およびGUIをサポートするアルゴリズム、機能およびデータの全てを備えるソフトウェア構造物を含む。キャリブレーション(較正)オブジェクトの階層は、下記のオブジェクトによって構成される。
・キャリブレーション(較正):GUI、キャリブレーション(較正)アルゴリズムと機能およびGUI入力検証を担うベース・オブジェクト。
・ローカルキャリブレーション(地方較正):基底にあるハードウェアへのアクセスを処理し、リモートキャリブレーション(較正)からのメッセージを提供する。
・リモートキャリブレーション(遠隔較正):ローカル・ノード上のリモートキャリブレーションのためのメッセージングを開始し、リモート・ノードからの回答メッセージを提供する。
・ボブのローカルキャリブレーション:ボブに固有のローカルキャリブレーションの機能性。
・アリスのローカルキャリブレーション:アリスに固有のローカルキャリブレーションの機能性。
・ボブのリモートキャリブレーション:ローカル・ノードにおけるボブに固有のリモートキャリブレーションの機能性。
・アリスのリモートキャリブレーション:ローカル・ノードにおけるアリスに固有のリモートキャリブレーションの機能性。
オブジェクトのカード・ファミリは、キャリブレーション(較正)オブジェクト・ファミリと、QKDネットワーク・システムのノードの異なる物理的な光学上およびハードウェアのコンポーネントとのインタフェースをサポートするアルゴリズム、機能およびデータの全てを備えるソフトウェア構造を含む。カード・オブジェクトの階層は、下記のオブジェクトで構成される(図6参照)。
・カード:QSシステムノードの共通する光学上およびハードウェアのコンポーネントにアクセスし、制御し、管理する共通かつ包括的アルゴリズム、機能およびデータの全てをサポートする。
・ボブ・カード:ボブに固有の光学上およびハードウェアのコンポーネントにアクセスし、制御し、管理するボブ・ノード固有のアルゴリズム、機能およびデータをサポートする。
・アリス・カード:アリスに固有の光学上およびハードウェアのコンポーネントにアクセスし、制御し、管理するアリス・ノード固有のアルゴリズム、機能およびデータをサポートする。
キャリブレーション(較正)オブジェクトとカード・オブジェクトとの関係性は、キャリブレーション(較正)オブジェクトがローカル・ノードの光学上およびハードウェアのコンポーネントにアクセスし、制御することを可能にするベースキャリブレーション(較正)オブジェクトによって確証される。
ローカル・ノード上では、図7Aおよび図7Bにおいて強調して示されているキャリブレーション(較正)オブジェクトおよびカード・オブジェクトが生成され、ボブのローカルキャリブレーション(較正)に使用される。
ローカル・ノード上では、図8Aおよび図8Bにおいて強調して示されているキャリブレーション(較正)オブジェクトおよびカード・オブジェクトが生成され、アリスのリモートキャリブレーション(較正)に使用される。
図9Aおよび図9Bは、アリスにおけるローカルキャリブレーション(較正)経路(図9A)およびカード・オブジェクト(図9B)を示す略図である。
[QKD ANRCの優位点]
本発明のQKD ANRCシステムには、下記のような幾つかの重要な優位点がある。
1.発送および配送に先立って、QKDシステムのノードを展開仕様でキャリブレーション(較正)する必要がない。
2.システム内の指定された制御ノードにおいて、フィールド技術者の数を1名に減らす。
3.システム内の単一ノードが、ボブまたはアリスの何れかの特性を想定するができるようにする。従って、単一のポイント・ツー・ポイント・ノードよりも複雑な構成のQKDシステム・ネットワークを実現することができる。
光ファイバ・リンクを介して互いに結合される2つのノード、ボブとアリス、を有し、アリスとボブに共通するコンポーネント、アリスとボブに固有のコンポーネントの例示的な実施形態を示す単純なQKDシステム・ネットワークの概略図。 カスケードされたボブおよびアリスペアから形成されるQKDシステム・ネットワークの概略図。 単一のボブノードと、そこから生じる複数のアリス・ノードとを有するQKDシステム・ネットワークの概略図。 QKD不確定ノードの遠隔制御(ANRC)を含み、ローカル・クライアント・マネージャはセキュア・コネクションSC1を介してローカル・ノード(例えば、ボブ)へ接続され、ボブとアリスとがセキュア・コネクションSC2を介して接続され、前記ローカル・クライアント・マネージャは前記ローカルおよびリモート・ノードの動作状態に関する情報を表示するグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を含むQKDシステム・ネットワークを示す概略図。 キャリブレーション(較正)オブジェクトの継承的な関係を示す概略図。 カード・オブジェクトの継承的な関係を示す概略図。 ボブのローカルキャリブレーション(較正)を示す概略図。 図7Aのキャリブレーション(較正)フローに関連するボブのカード・オブジェクトの概略図。 アリスのリモートキャリブレーション(較正)の概略図。 図8Aのキャリブレーション(較正)フローに関連するアリスのカード・オブジェクトの概略図。 アリスのローカルキャリブレーション(較正)の概略図。 図9Aのキャリブレーション(較正)フローに関連するアリスのカード・オブジェクトの概略図。

Claims (4)

  1. 第1および第2のQKD局(ノード)を有し、ユーザが前記ノードのうちのリモート・ノードを前記ノードのうちのローカル・ノードから遠隔的に制御することを可能とするQKDシステム用のオブジェクト指向ソフトウェアのアーキテクチャであって、
    前記ノードを接続する安全リンクを介して、前記ユーザがローカルおよびリモートQKD局双方のオペレーションの制御を可能とするローカル・ノードにおけるグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)と、
    初期化、安定化および/または較正(キャリブレーション)手順および前記GUIをサポートするアルゴリズム、機能およびデータで構成されるソフトウェアを含む、各ノード内のオブジェクトの較正(キャリブレーション)ファミリと、
    前記ローカル・ノードからQKDシステムの初期化、安定化および/または較正(キャリブレーション)を実行すべく、各ノード内の物理的構成要素とインタフェースするように、アルゴリズム、機能およびデータによって構成されるソフトウェア構造を含む各ノード内のオブジェクトのカード・ファミリと、
    を備えているQKDシステム用のオブジェクト指向ソフトウェアのアーキテクチャ。
  2. QKDシステムのノードを、前記QKDシステムが展開された後で制御する方法であって、
    請求項1記載のアーキテクチャを各ノードに提供すること、
    各ノードを展開すること、
    ローカル・ノードとリモート・ノードとを識別すること、
    前記QKDシステムのノードの初期化、安定化および較正(キャリブレーション)のうちの少なくとも1つを実行するために、前記ローカル・ノードにおいて、前記GUIを介して前記ローカル・ノードおよびリモート・ノードの双方を制御すること、
    を含むQKDシステムのノード制御方法。
  3. 対応するノードにおいて初期化、安定化および較正(キャリブレーション)手順を実行し、かつローカル・ノードにおいてグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)をサポートするように適合化されたソフトウェアを、QKDシステムにおける各ノードに提供すること、
    前記QKDシステムを初期化および/または安定および/または較正(キャリブレーション)するように、前記ローカル・ノードにおける前記GUIを介して、前記ローカル・ノードおよびリモート・ノードにおいて前記ソフトウェアを動作させること、
    を含むQKDシステムの展開方法。
  4. システムの初期化および/または安定化および/または較正(キャリブレーション)を実行するために、対応するノードのオペレーションを制御するように適合化された制御ソフトウェアをそれぞれ有する第1および第2のノードを備え、前記第1のノードはローカル・ノードでありかつ前記第2のノードはリモート・ノードである安全通信リンクによって機能的に結合されており、
    前記第1および第2のノードの個々の動作状態を表すグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)と、
    前記ローカル・ノードに近接しかつ機能的に結合され、前記GUIを表示しかつ前記ローカル・ノードおよびリモート・ノードの前記ソフトウェアを介する制御を実行するように適合化されるローカル・クライアントと、を備えているQKDシステム。
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