JP2008301060A - ネットワーク通信装置 - Google Patents

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雅仁 丸
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健一 山根
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Abstract

【課題】ネットワーク通信装置や付加機能装置の管理業務の効率化を図る。
【解決手段】ネットワーク通信装置は、ネットワーク上のノード間における通信データを中継する主装置と、ノード間における通信に伴って付加的に利用される機能を提供する付加機能装置とを備える。付加機能装置は、ネットワーク通信装置内に形成された装置内ネットワークを介して主装置と接続される。主装置は、ネットワーク通信装置の外部に配置された管理装置から管理用通信データを受領する管理用通信受領部と、管理用通信データの管理対象の装置に付加機能装置が含まれる場合には、管理装置に代わって装置内ネットワークを介して管理用通信データを付加機能装置に送信する管理用通信転送部とを含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、ネットワークにおいてデータ通信を行うネットワーク通信装置に関する。
近年、LANやインターネットなどのネットワークが広く普及している。ネットワークにおいては、ノード間でやりとりされる通信データを中継するスイッチやルータといった装置が使用される。本明細書では、ネットワークにおいて通信データを中継する装置をネットワーク通信装置と呼ぶ。
ネットワークにおいては、スイッチやルータといった装置の他に、ノード間における通信に伴って付加的に利用される機能(以下、「付加機能」と呼ぶ)を提供する装置が使用されることがある。付加機能としては、例えば、ユーザの認証を行うユーザ認証機能やプロトコルの変換を行うプロトコル変換機能が挙げられる。本明細書では、ネットワークにおいて付加機能を提供する装置を付加機能装置と呼ぶ。
ネットワークの管理者は、ネットワーク上に配置されたネットワーク通信装置や付加機能装置について、例えば構成情報の設定・閲覧やMIB(Management Information Base)を用いた装置監視といった管理業務を行う。
従来、複数のシステムを含む複合システムについて、機器および機器の接続関係を集約した表形式にして表示・編集することにより、機器構成定義の効率化を図る技術が知られていた(例えば特許文献1参照)。
特開平10−269176号公報
しかし、従来、ネットワークにおいて、ネットワーク通信装置や付加機能装置の管理業務の効率化を図る技術は知られていなかった。
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、ネットワークにおいて、ネットワーク通信装置や付加機能装置の管理業務の効率化を図ることを可能とする技術を提供することを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明は、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]ネットワーク通信装置であって、
ネットワーク上のノード間における通信データを中継する主装置と、
前記ノード間における通信に伴って付加的に利用される付加機能を提供する付加機能装置と、を備え、
前記付加機能装置は、前記ネットワーク通信装置内に形成された装置内ネットワークを介して前記主装置と接続され、
前記主装置は、
前記ネットワーク通信装置の外部に配置された前記ネットワーク通信装置を管理する管理装置から、前記ネットワーク通信装置の管理のための管理用通信データを受領する管理用通信受領部と、
受領された前記管理用通信データの管理対象の装置に前記付加機能装置が含まれる場合には、前記管理装置に代わって前記装置内ネットワークを介して前記管理用通信データを前記管理対象の付加機能装置に送信する管理用通信転送部と、を含む、ネットワーク通信装置。
このネットワーク通信装置は、主装置と付加機能装置とを備え、付加機能装置はネットワーク通信装置内に形成された装置内ネットワークを介して主装置と接続される。主装置に含まれる管理用通信受領部は、ネットワーク通信装置の管理のための管理用通信データを管理装置から受領し、管理用通信転送部は、受領された管理用通信データの管理対象の装置に付加機能装置が含まれる場合には、管理装置に代わって装置内ネットワークを介して管理用通信データを付加機能装置に送信する。そのため、管理装置は、主装置に管理用通信データを送信することにより、付加機能装置に対して管理用通信データを送信することができる。従って、このネットワーク通信装置では、ネットワーク通信装置や付加機能装置の管理業務の効率化を図ることができる。なお、管理用通信データとは、管理装置によるネットワーク通信装置およびネットワーク通信装置に含まれる各装置の管理のために管理装置とネットワーク通信装置に含まれる各装置との間で通信されるデータやコマンドといった情報全般を意味する。
[適用例2]適用例1記載のネットワーク通信装置であって、
前記管理用通信受領部は、前記付加機能装置から前記装置内ネットワークを介して前記付加機能装置に関する管理用通信データを受領し、
前記管理用通信転送部は、前記付加機能装置に代わって前記付加機能装置に関する管理用通信データを前記管理装置に送信する、ネットワーク通信装置。
このネットワーク通信装置では、管理用通信受領部が、付加機能装置から装置内ネットワークを介して付加機能装置に関する管理用通信データを受領し、管理用通信転送部が、付加機能装置に代わって付加機能装置に関する管理用通信データを管理装置に送信する。そのため、管理装置は、主装置との間における通信を介して、付加機能装置から送信される管理用通信データを受領することができる。従って、このネットワーク通信装置では、ネットワーク通信装置や付加機能装置の管理業務の効率化を図ることができる。
[適用例3]適用例2記載のネットワーク通信装置であって、
前記管理用通信受領部により受領される前記管理装置からの前記管理用通信データは、前記管理対象の付加機能装置の構成を示す情報を要求するデータである、ネットワーク通信装置。
このネットワーク通信装置では、ネットワーク通信装置や付加機能装置の構成を管理するための管理業務の効率化を図ることができる。
[適用例4]適用例3記載のネットワーク通信装置であって、
前記管理用通信受領部により受領される前記付加機能装置からの前記管理用通信データは、前記付加機能装置の構成を示す情報を含むデータである、ネットワーク通信装置。
このネットワーク通信装置では、ネットワーク通信装置や付加機能装置の構成を管理するための管理業務の効率化を図ることができる。
[適用例5]適用例4記載のネットワーク通信装置であって、
前記管理用通信受領部により受領される前記管理装置からの前記管理用通信データは、前記ネットワーク通信装置全体の構成を示す情報を要求するデータであり、
前記管理用通信転送部は、前記管理用通信受領部により受領された前記付加機能装置の構成を示す情報と前記主装置の構成を示す情報とを含むデータを前記管理用通信データとして前記管理装置に送信する、ネットワーク通信装置。
このネットワーク通信装置では、ネットワーク通信装置全体の構成を管理するための管理業務の効率化を図ることができる。
[適用例6]適用例2記載のネットワーク通信装置であって、
前記管理用通信受領部により受領される前記管理装置からの前記管理用通信データは、前記管理対象の付加機能装置の状態を示す情報を要求するデータである、ネットワーク通信装置。
このネットワーク通信装置では、ネットワーク通信装置や付加機能装置の状態を管理するための管理業務の効率化を図ることができる。
[適用例7]適用例6記載のネットワーク通信装置であって、
前記管理用通信受領部により受領される前記付加機能装置からの前記管理用通信データは、前記付加機能装置の状態を示す情報を含むデータである、ネットワーク通信装置。
このネットワーク通信装置では、ネットワーク通信装置や付加機能装置の状態を管理するための管理業務の効率化を図ることができる。
[適用例8]適用例2記載のネットワーク通信装置であって、
前記管理用通信受領部により受領される前記付加機能装置からの前記管理用通信データは、前記付加機能装置の状態変化を通知する情報を含むデータである、ネットワーク通信装置。
このネットワーク通信装置では、ネットワーク通信装置や付加機能装置の状態変化を管理するための管理業務の効率化を図ることができる。
[適用例9]適用例2記載のネットワーク通信装置であって、
前記管理用通信受領部により受領される前記管理装置からの前記管理用通信データは、前記管理対象の付加機能装置が保有するファイルの更新を要求するデータである、ネットワーク通信装置。
このネットワーク通信装置では、ネットワーク通信装置や付加機能装置の保有ファイルを更新するための管理業務の効率化を図ることができる。
[適用例10]適用例1ないし適用例9のいずれかに記載のネットワーク通信装置であって、
前記付加機能装置は、前記ネットワーク通信装置の外部のネットワーク上のノードとして機能することが可能な装置である、ネットワーク通信装置。
このネットワーク通信装置では、ネットワーク通信装置の外部のネットワーク上のノードとして機能可能な付加機能装置の管理業務の効率化を図ることができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、ネットワーク通信方法および装置、ネットワーク通信装置の管理方法および装置、ネットワーク通信装置の設定方法および装置、これらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の形態で実現することができる。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.実施例:
A−1.装置構成:
A−2.コマンド制御処理:
A−3.SNMP制御処理:
A−4.ファイル更新処理:
B.変形例:
A.実施例:
A−1.装置構成:
図1は、本発明の実施例としてのネットワークシステム10の構成を概略的に示す説明図である。本実施例のネットワークシステム10は、ネットワーク通信装置100と、運用保守端末400と、SNMP端末500と、を備えている。運用保守端末400およびSNMP端末500は、ネットワークNETを介してネットワーク通信装置100と接続されている。
本実施例のネットワーク通信装置100は、ネットワークNET上のノード間における通信データを中継するルータである。すなわちネットワーク通信装置100は、ノードから送信された通信データ(「フレーム」または「パケット」とも呼ばれる)を受信し、通信データ内の宛先情報に基づき通信データを適切な転送先へと転送する。
ネットワーク通信装置100は、ネットワークNET上のノード間における通信データの中継機能を有する主装置200と、ノード間における通信に伴って付加的に利用される付加機能を提供する2つの付加機能装置300(300aおよび300b)とを備えている。付加機能装置300aはユーザ認証機能を提供する装置であり、付加機能装置300bはプロトコル変換機能を提供する装置である。付加機能装置300は、ネットワーク通信装置100の外部のネットワークNET上におけるノードとして機能することが可能である。すなわち、付加機能装置300は、主装置200とは独立して、単独でノードとして機能することが可能である。主装置200と2つの付加機能装置300とは、ネットワーク通信装置100の内部に形成された装置内ネットワークINETを介して互いに接続されている。
運用保守端末400は、TelnetやFTPといったプロトコルを用いてネットワーク通信装置100を管理するための端末装置である。運用保守端末400は、CPU410と、ネットワークNETに接続するためのネットワークインタフェース(I/F)430と、ROMやRAM等の内部メモリ440と、を含んでいる。運用保守端末400の各構成要素は、バス450を介して互いに接続されている。
運用保守端末400のCPU410は、運用保守端末400全体の動作を制御する。運用保守端末400の内部メモリ440には、コンピュータプログラムとして、コマンド制御部442と、ファイル更新制御部444と、が格納されている。これら各部の機能については、後述する各種処理の説明中において述べる。CPU410は、内部メモリ440から上述したコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、上述した各部の機能を実現する。
SNMP端末500は、SNMP(Simple Network Management Protocol)を用いてネットワーク通信装置100を管理するための端末装置である。SNMP端末500は、CPU510と、ネットワークNETに接続するためのネットワークインタフェース(I/F)530と、ROMやRAM等の内部メモリ540と、を含んでいる。SNMP端末500の各構成要素は、バス550を介して互いに接続されている。
SNMP端末500のCPU510は、SNMP端末500全体の動作を制御する。SNMP端末500の内部メモリ540には、コンピュータプログラムとして、SNMP制御部542が格納されている。SNMP制御部542の機能については、後述する各種処理の説明中において述べる。CPU510は、内部メモリ540から上述したコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、上述した各部の機能を実現する。
図2は、ネットワーク通信装置100に含まれる主装置200(図1)の構成を概略的に示す説明図である。図2に示すように、主装置200は、CPU210と、ハードディスクドライブ等の外部記憶装置220と、通信部230と、ROMやRAM等の内部メモリ240と、を有している。主装置200の各構成要素は、バス250を介して互いに接続されている。
主装置200のCPU210は、主装置200全体の動作を制御する。主装置200の通信部230は、ネットワークNETおよび装置内ネットワークINET(図1)に接続するためのネットワークインタフェース(I/F)232を有しており、ネットワークNET上の運用保守端末400およびSNMP端末500や、装置内ネットワークINET上の付加機能装置300との間における通信を行う。なお、ネットワークNETに接続するためのネットワークインタフェース(I/F)232には、グローバルIPアドレスが設定されており、装置内ネットワークINET(図1)に接続するためのネットワークインタフェース(I/F)232には、プライベートIPアドレスが設定されている。
主装置200の内部メモリ240には、通信部230を制御する通信制御部242として機能するコンピュータプログラムが格納されている。通信制御部242は、ネットワークNETを介して受信した通信データを、図示しないルーティングテーブルを参照して、適切な転送先へと転送する。なお、ルーティングテーブルは、予め管理者により作成されるとしてもよいし、ネットワーク通信装置100の運用中に経路制御プロトコルにより自動的に作成されるとしてもよい。
主装置200の内部メモリ240には、また、コンピュータプログラムとして、装置外コマンド制御部244と、装置内コマンド制御部246と、装置外SNMP制御部252と、装置内SNMP制御部254と、装置外ファイル更新制御部256と、装置内ファイル更新制御部258と、が格納されている。これら各部の機能については、後述する各種処理の説明中において述べる。CPU210は、内部メモリ240から上述したコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、上述した各部の機能を実現する。
主装置200の外部記憶装置220には、構成情報ファイルCFとMIBファイルMFとが格納されている。構成情報ファイルCFは、主装置200の構成(コンフィグレーション)を特定する情報を含むファイルである。MIB(Management Information Base)ファイルMFは、SNMPの下、SNMP端末500による主装置200の管理に用いられる情報を含むファイルである。
図3は、本実施例における付加機能装置300の構成を概略的に示す説明図である。付加機能装置300は、CPU310と、ハードディスクドライブ等の外部記憶装置320と、通信部330と、ROMやRAM等の内部メモリ340と、を有している。付加機能装置300の各構成要素は、バス350を介して互いに接続されている。
付加機能装置300のCPU310は、付加機能装置300全体の動作を制御する。通信部330は、装置内ネットワークINET(図1)に接続するためのネットワークインタフェース(I/F)332を有しており、装置内ネットワークINETを介して主装置200との間における通信を行う。なお、装置内ネットワークINETに接続するためのネットワークインタフェース(I/F)332には、プライベートIPアドレスが設定されている。
付加機能装置300の内部メモリ340には、付加機能の提供を制御する付加機能制御部342として機能するコンピュータプログラムが格納されている。付加機能制御部342により、ユーザ認証機能やプロトコル変換機能が提供される。内部メモリ340には、また、コンピュータプログラムとして、コマンド制御部352と、SNMP制御部356、ファイル更新制御部358と、が格納されている。これら各部の機能については、後述する各種処理の説明中において述べる。CPU310は、内部メモリ340から上述したコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、上述した各部の機能を実現する。
付加機能装置300の外部記憶装置320には、構成情報ファイルCFとMIBファイルMFとが格納されている。構成情報ファイルCFは、付加機能装置300の構成(コンフィグレーション)を特定する情報を含むファイルである。MIBファイルMFは、SNMPの下、SNMP端末500による付加機能装置300の管理に用いられる情報を含むファイルである。
なお、上述したネットワークシステム10を構成する各装置は、表示部や操作部といった他の構成要素を含んでいてもよい。
A−2.コマンド制御処理:
図4は、本実施例のネットワークシステム10におけるコマンド制御処理の流れを示すフローチャートである。図4に示したコマンド制御処理は、運用保守端末400とネットワーク通信装置100(図1)との間でコマンドのやりとりを行うことにより、運用保守端末400においてネットワーク通信装置100を管理するためにネットワーク通信装置100の構成情報を閲覧する処理である。
ステップS110では、運用保守端末400のコマンド制御部442(図1)が、ネットワーク通信装置100の主装置200に対し、ログイン要求を発行する。具体的には、運用保守端末400のコマンド制御部442は、主装置200に設定されたIPアドレス(グローバルIPアドレス)を指定してTelnet接続を要求する。
ステップS120では、主装置200の装置外コマンド制御部244(図2)が、ステップS110で発行されたログイン要求を受領し、パスワードによる認証等を行った後、運用保守端末400に対してログイン許可を発行する。これにより、運用保守端末400と主装置200との間にTelnet接続が確立し、運用保守端末400によるコマンド(Telnetコマンド)を用いた主装置200の遠隔操作が可能となる。
ステップS130では、運用保守端末400のコマンド制御部442(図1)が、主装置200に対し、構成情報の閲覧を要求するコマンド(以下「構成情報閲覧コマンド」とも呼ぶ)を発行する。なお、この構成情報閲覧コマンドには、ネットワーク通信装置100に含まれる主装置200および付加機能装置300の内、どの装置に関する構成情報の閲覧が要求されているかを示す情報が含まれている。構成情報閲覧コマンドは、本発明における管理用通信データに相当する。
ステップS140では、主装置200の装置外コマンド制御部244(図2)が、ステップS130で発行された構成情報閲覧コマンドを受領し、構成情報閲覧コマンドを解析する。具体的には、主装置200の装置外コマンド制御部244は、構成情報閲覧コマンドの対象装置を特定する。ここで、構成情報閲覧コマンドの対象装置は、構成情報閲覧コマンドにより閲覧が要求されている構成情報により構成が特定される装置である。なお、このとき、主装置200の装置外コマンド制御部244は、本発明における管理用通信受領部として機能する。
次に主装置200の装置外コマンド制御部244は、構成情報閲覧コマンドの対象装置の判定を行う(ステップS150)。構成情報閲覧コマンドの対象装置の判定において、対象装置が主装置200であると判定された場合には、主装置200の装置外コマンド制御部244(図2)が、構成情報閲覧コマンドに応じた処理を実行する(ステップS152)。具体的には、装置外コマンド制御部244は、外部記憶装置220に格納されている主装置200の構成情報ファイルCFを読み出す。その後、装置外コマンド制御部244は、ステップS130において発行された構成情報閲覧コマンドに対する応答として、読み出された構成情報ファイルCFにより特定される主装置200の構成情報を運用保守端末400に対して送信する(ステップS220)。運用保守端末400のコマンド制御部442(図1)は、応答を受信し、応答に含まれる主装置200の構成情報を取得する(ステップS230)。これにより運用保守端末400における主装置200の構成情報の閲覧が可能となる。
一方、構成情報閲覧コマンドの対象装置の判定(ステップS150)において、構成情報閲覧コマンドの対象装置が、ネットワーク通信装置100に含まれる1つの付加機能装置300であると判定された場合には、主装置200は、当該付加機能装置300に構成情報閲覧コマンドを転送する。具体的には、主装置200の装置内コマンド制御部246(図2)が、付加機能装置300に対し、付加機能装置300に設定されたIPアドレス(プライベートIPアドレス)を指定してTelnet接続を要求するためのログイン要求を発行する(ステップS160)。付加機能装置300のコマンド制御部352(図3)は、パスワードによる認証等を行った後、主装置200に対してログイン許可を発行する(ステップS170)。これにより、主装置200と付加機能装置300との間にTelnet接続が確立する。その後、主装置200の装置内コマンド制御部246が、付加機能装置300に対し、構成情報の閲覧を要求する構成情報閲覧コマンドを発行する。この構成情報閲覧コマンドは、ステップS130において運用保守端末400により発行されたコマンドを付加機能装置300に転送するものである。なお、このとき、主装置200の装置内コマンド制御部246は、本発明における管理用通信転送部として機能する。
ステップS190(図4)では、付加機能装置300のコマンド制御部352(図3)が、ステップS180で発行された構成情報閲覧コマンドを受領し、構成情報閲覧コマンドを解析する。コマンド制御部352は、受領された構成情報閲覧コマンドの対象装置が付加機能装置300であることを確認し、構成情報閲覧コマンドに応じた処理を実行する。具体的には、コマンド制御部352は、外部記憶装置320に格納されている付加機能装置300の構成情報ファイルCFを読み出す。その後、コマンド制御部352は、ステップS180において発行された構成情報閲覧コマンドに対する応答として、読み出された構成情報ファイルCFに含まれる付加機能装置300の構成情報を主装置200に対して送信する(ステップS200)。
ステップS210(図4)では、主装置200の装置内コマンド制御部246(図2)が、付加機能装置300からの応答を受信する。なお、このとき、主装置200の装置内コマンド制御部246は、本発明における管理用通信受領部として機能する。
その後、主装置200の装置外コマンド制御部244(図2)が、付加機能装置300からの応答に含まれる付加機能装置300の構成情報を、ステップS130において発行された構成情報閲覧コマンドに対する応答として、運用保守端末400に対して送信する(ステップS220)。なお、このとき、主装置200の装置外コマンド制御部244は、本発明における管理用通信転送部として機能する。運用保守端末400のコマンド制御部442(図1)は、応答を受信し、応答に含まれる付加機能装置300の構成情報を取得する(ステップS230)。これにより運用保守端末400における付加機能装置300の構成情報の閲覧が可能となる。
以上説明したコマンド制御処理により、運用保守端末400による主装置200や付加機能装置300の構成情報の取得・閲覧が実現する。ここで、運用保守端末400は、構成情報閲覧の対象の装置が主装置200であるか付加機能装置300であるかに関わらず、主装置200との間におけるコマンドのやりとりを行うことによって構成情報を取得することができる。従って、本実施例のネットワークシステム10では、コマンド制御処理を通じた運用保守端末400によるネットワーク通信装置100(主装置200および付加機能装置300)の管理の効率化を図ることができる。
図5は、本実施例のネットワークシステム10におけるコマンド制御処理の流れを示すフローチャートである。図5に示したコマンド制御処理は、運用保守端末400とネットワーク通信装置100(図1)との間でコマンドのやりとりを行うことにより、運用保守端末400においてネットワーク通信装置100全体の構成情報を閲覧する処理である。
図5のステップS110からS130までの処理内容は、図4における処理内容と同じである。ステップS140aにおいて、主装置200の装置外コマンド制御部244(図1)により構成情報閲覧コマンドが解析され、構成情報閲覧コマンドの対象装置がネットワーク通信装置100であると判定される。
図5のステップS160からS210までの処理内容は、図4における処理内容と同じである。ステップS212では、主装置200の装置内コマンド制御部246(図2)が、統合構成情報を生成する。統合構成情報は、主装置200の構成情報と付加機能装置300の構成情報とを1つに統合した構成情報である。装置内コマンド制御部246は、ステップS210において受信した付加機能装置300の構成情報と、外部記憶装置220に格納された構成情報ファイルCFにより特定される主装置200の構成情報とに基づき、統合構成情報を生成する。
ステップS220aでは、主装置200の装置外コマンド制御部244(図2)が、ステップS130における構成情報閲覧コマンドに対する応答として、ステップS212において生成された統合構成情報を運用保守端末400に対して送信する。運用保守端末400のコマンド制御部442は、送信された統合構成情報を受信する(ステップS230)。
以上説明したコマンド制御処理により、運用保守端末400による統合構成情報(すなわちネットワーク通信装置100全体の構成情報)の取得・閲覧が実現する。ここで、運用保守端末400は、主装置200との間におけるコマンドのやりとりを行うことによってネットワーク通信装置100全体の構成情報を統合構成情報として取得することができる。従って、本実施例のネットワークシステム10では、コマンド制御処理を通じた運用保守端末400によるネットワーク通信装置100(主装置200および付加機能装置300)の管理の効率化を図ることができる。
A−3.SNMP制御処理:
図6は、本実施例のネットワークシステム10におけるSNMP制御処理の流れを示すフローチャートである。図6に示したSNMP制御処理は、SNMP端末500(図1)がネットワーク通信装置100を構成する各装置(主装置200および付加機能装置300)の有するMIBファイルMFにアクセスすることにより、各装置の状態把握や設定変更といったネットワーク通信装置100の管理を行う処理である。
ステップS310(図6)では、SNMP端末500のSNMP制御部542(図1)が、ネットワーク通信装置100の主装置200に対し、MIBファイルMFに含まれる情報の取得を要求する。具体的には、SNMP制御部542は、主装置200に設定されたIPアドレス(グローバルIPアドレス)を指定してMIBアクセスを行う。すなわち、SNMP制御部542は、SNMPマネージャとして機能する。このMIBアクセスによる情報取得要求には、ネットワーク通信装置100に含まれる主装置200および付加機能装置300の内、どの装置のMIBファイルMFに含まれる情報が要求されているかを示す情報と、MIBファイルMF中の所望の情報の番号(MIB番号)とが含まれている。なお、MIBアクセスによる情報取得要求は、本発明における管理用通信データに相当する。
ステップS320では、主装置200の装置外SNMP制御部252(図2)が、ステップS310で発行されたMIBアクセスによる情報取得要求を受領し、情報取得要求を解析する。すなわち、装置外SNMP制御部252は、SNMPエージェントとして機能する。具体的には、装置外SNMP制御部252は、情報取得要求の対象装置を特定する。ここで、情報取得要求の対象装置は、情報取得要求により要求されているMIBファイルMFを有する装置である。なお、このとき、主装置200の装置外SNMP制御部252は、本発明における管理用通信受領部として機能する。
MIBアクセスによる情報取得要求の対象装置の判定(ステップS330)において、情報取得要求の対象装置が主装置200であると判定された場合には、主装置200の装置外SNMP制御部252(図2)は、情報取得要求に応じた処理を実行する(ステップS332)。具体的には、装置外SNMP制御部252は、外部記憶装置220に格納されている主装置200のMIBファイルMF中の指定されたMIB番号に対応した情報を読み出す。その後、装置外SNMP制御部252は、ステップS310における情報取得要求に対する応答として、読み出された情報をSNMP端末500に対して送信する(ステップS380)。SNMP端末500のSNMP制御部542(図1)は、応答を受信し、応答に含まれる情報を取得する(ステップS390)。
一方、MIBアクセスによる情報取得要求の対象装置の判定(ステップS330)において、情報取得要求の対象装置が、ネットワーク通信装置100に含まれる1つの付加機能装置300であると判定された場合には、主装置200は、当該付加機能装置300にMIBアクセスによる情報取得要求を転送する。具体的には、主装置200の装置内SNMP制御部254(図2)が、付加機能装置300に対し、付加機能装置300に設定されたIPアドレス(プライベートIPアドレス)を指定して、MIBアクセスによる情報取得要求を発行する(ステップS340)。すなわち、装置内SNMP制御部254は、SNMPマネージャとして機能する。この情報取得要求は、ステップS310においてSNMP端末500により発行された要求が転送されたものである。なお、このとき、主装置200の装置内SNMP制御部254は、本発明における管理用通信転送部として機能する。
ステップS350(図6)では、付加機能装置300のSNMP制御部356(図3)が、ステップS340で発行された情報取得要求を受領し、情報取得要求を解析する。すなわち、SNMP制御部356は、SNMPエージェントとして機能する。SNMP制御部356は、受領された情報取得要求の対象装置が付加機能装置300であることを確認し、情報取得要求に応じた処理を実行する。具体的には、SNMP制御部356は、外部記憶装置320に格納されている付加機能装置300のMIBファイルMF中の指定されたMIB番号に対応した情報を読み出す。その後、SNMP制御部356は、ステップS340における情報取得要求に対する応答として、読み出された情報を主装置200に対して送信する(ステップS360)。
ステップS370(図6)では、主装置200の装置内SNMP制御部254(図2)が、付加機能装置300からの応答を受信する。なお、このとき、主装置200の装置内SNMP制御部254は、本発明における管理用通信受領部として機能する。
その後、主装置200の装置外SNMP制御部252が、付加機能装置300からの応答に含まれる情報を、ステップS310における情報取得要求に対する応答として、SNMP端末500に対して送信する(ステップS380)。なお、このとき、主装置200の装置外SNMP制御部252は、本発明における管理用通信転送部として機能する。SNMP端末500のSNMP制御部542(図1)は、応答を受信し、応答に含まれる情報を取得する(ステップS390)。
図7は、本実施例のネットワークシステム10におけるSNMP制御処理の流れを示すフローチャートである。図7に示したSNMP制御処理は、付加機能装置300が、MIBファイルMFに含まれる情報についての状態変化を、SNMPにより規定されたTRAP通知を用いてSNMP端末500に通知する処理である。
ステップS410(図7)では、付加機能装置300のSNMP制御部356(図3)が、主装置200に対してTRAP通知を発行する。SNMP制御部356は、付加機能装置300の外部記憶装置320に格納されたMIBファイルMF中の所定の情報の値を監視しており、当該情報の値が予め指定された条件を満たすように変化した場合にTRAP通知を発行する。すなわち、SNMP制御部356は、SNMPエージェントとして機能する。SNMP制御部356は、主装置200に設定されたIPアドレス(プライベートIPアドレス)を指定してTRAP通知を発行する。なお、TRAP通知は、本発明における管理用通信データに相当する。
ステップS420では、主装置200の装置内SNMP制御部254(図2)が、ステップS410において発行されたTRAP通知を受信する。すなわち、装置内SNMP制御部254は、SNMPマネージャとして機能する。なお、このとき、装置内SNMP制御部254は、本発明における管理用通信受領部として機能する。
主装置200の装置外SNMP制御部252(図2)は、ステップS420において受信されたTRAP通知をSNMP端末500に転送する(ステップS430)。具体的には、装置外SNMP制御部252が、SNMP端末500に対し、SNMP端末500に設定されたIPアドレス(グローバルIPアドレス)を指定して、TRAP通知を発行する。すなわち、装置外SNMP制御部252は、SNMPエージェントとして機能する。なお、このとき、装置外SNMP制御部252は、本発明における管理用通信転送部として機能する。その後、SNMP端末500のSNMP制御部542(図1)は、TRAP通知を受信する(ステップS440)。
なお、主装置200が保有するMIBファイルMF中の情報に関するTRAP通知は、SNMPエージェントとして機能する主装置200の装置外SNMP制御部252(図2)から、SNMPマネージャとして機能するSNMP端末500のSNMP制御部542に対して発行される。
以上説明したSNMP制御処理により、SNMP端末500によるTRAP通知を用いたネットワーク通信装置100の状態監視が実現する。ここで、SNMP端末500は、主装置200からのTRAP通知に限らず、付加機能装置300からのTRAP通知についても主装置200を介して受領することができる。従って、本実施例のネットワークシステム10では、SNMP制御処理を通じたSNMP端末500によるネットワーク通信装置100(主装置200および付加機能装置300)の管理の効率化を図ることができる。
A−4.ファイル更新処理:
図8は、本実施例のネットワークシステム10におけるファイル更新処理の流れを示すフローチャートである。本実施例のファイル更新処理は、運用保守端末400から更新用ファイルをネットワーク通信装置100に送信することにより、ネットワーク通信装置100の保有するファームウェア等のファイルを更新する処理である。図8に示すファイル更新処理は、ネットワーク通信装置100内の主装置200および付加機能装置300の両方の保有ファイルを更新する処理である。
ステップS510では、運用保守端末400のファイル更新制御部444(図1)が、ネットワーク通信装置100の主装置200に対し、更新用ファイルを送信する。送信される更新用ファイルは、主装置200が保有するファイルを対象とした更新用ファイルと付加機能装置300が保有するファイルを対象とした更新用のファイルとの両方を含んでいる。運用保守端末400による更新用ファイルの送信は、FTP(File Transfer Protocol)に従って実行される。なお、送信される更新用ファイルは、本発明における管理用通信データに相当する。
ステップS520(図8)では、主装置200の装置外ファイル更新制御部256(図2)が、ステップS510において送信された更新用ファイルを受領し、更新用ファイルを解析する。具体的には、装置外ファイル更新制御部256は、受領した更新用ファイルに含まれる主装置200用の更新ファイルと付加機能装置300用の更新ファイルとの2つの更新用ファイルを特定する。なお、このとき、主装置200の装置外ファイル更新制御部256は、本発明における管理用通信受領部として機能する。
ステップS530(図8)では、主装置200の装置内ファイル更新制御部258(図2)が、ステップS520において受領された更新用ファイルに含まれる付加機能装置300用の更新用ファイルを、付加機能装置300に対して送信(転送)する。このとき、主装置200の装置内ファイル更新制御部258は、本発明における管理用通信転送部として機能する。
ステップS540(図8)では、付加機能装置300のファイル更新制御部358(図3)が、ステップS530において送信された付加機能装置300用の更新用ファイルを受領し、更新用ファイルを用いてファイルの更新を行う。また、ステップS550では、主装置200の装置外ファイル更新制御部256(図2)が、主装置200用の更新用ファイルを用いてファイルの更新を行う。
なお、運用保守端末400からネットワーク通信装置100に送信される更新用ファイルに主装置200用の更新ファイルのみが含まれている場合には、ステップS520(図8)における解析の結果、更新用ファイルの付加機能装置300への転送は不要と判断される。そのため、この場合には、更新用ファイルの付加機能装置300への転送(ステップS530)および付加機能装置300におけるファイル更新処理(ステップS540)は行われない。
また、運用保守端末400からネットワーク通信装置100に送信される更新用ファイルに付加機能装置300用の更新ファイルのみが含まれている場合には、ステップS520(図8)における解析の結果、主装置200におけるファイル更新処理は不要と判断される。そのため、この場合には、主装置200におけるファイル更新処理(ステップS550)は行われない。
以上説明したファイル更新処理により、運用保守端末400によるネットワーク通信装置100に含まれる主装置200および付加機能装置300の保有ファイルの更新が実現する。ここで、運用保守端末400は、所定の更新用ファイルをネットワーク通信装置100に対して送信することにより、ネットワーク通信装置100内の主装置200および付加機能装置300のいずれの保有するファイルも更新することができる。従って、本実施例のネットワークシステム10では、ファイル更新処理を通じた運用保守端末400によるネットワーク通信装置100(主装置200および付加機能装置300)の管理の効率化を図ることができる。
なお本実施例では、上記各処理において、ネットワーク通信装置100の外部のネットワーク上のノードとして機能することが可能な付加機能装置300がネットワーク通信装置100の内部に含まれているため、装置設置スペースの削減を図ることができる。また、ネットワーク通信装置100の内部に設置するための付加機能装置を新たに開発する必要が無いため、装置開発の効率化を図ることができる。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
B1.変形例1:
上記実施例のネットワークシステム10およびネットワークシステム10を構成する各装置の構成は、あくまで一例であり、他の構成を採用することも可能である。例えば、運用保守端末400やSNMP端末500が、ネットワークNETを介さず、ネットワーク通信装置100と直結されているとしてもよい。また、ネットワークシステム10には運用保守端末400およびSNMP端末500のいずれか一方の管理装置が配置されないとしてもよい。
また、ネットワーク通信装置100は、1つのみの付加機能装置300を含むとしてもよいし、3つ以上の付加機能装置300を含むとしてもよい。また、ネットワーク通信装置100はルータである必要はなく、レイヤ2スイッチやレイヤ3スイッチといった他の種類の中継装置であるとしてもよい。
また、主装置200(図2)や付加機能装置300(図3)において、外部記憶装置220および320に格納されているファイルが内部メモリ240および340に格納されているとしてもよいし、反対に、内部メモリ240および340に格納されているファイルが外部記憶装置220および320に格納されているとしてもよい。
B2.変形例2:
上記実施例では、ネットワーク通信装置100を管理するための処理として、コマンド制御処理、SNMP制御処理、ファイル更新処理を例に挙げて説明したが、本発明は、ネットワーク通信装置100を管理するための他の処理にも適用可能である。
B3.変形例3:
上記各実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。
本発明の実施例としてのネットワークシステム10の構成を概略的に示す説明図である。 ネットワーク通信装置100に含まれる主装置200の構成を概略的に示す説明図である。 本実施例における付加機能装置300の構成を概略的に示す説明図である。 本実施例のネットワークシステム10におけるコマンド制御処理の流れを示すフローチャートである。 本実施例のネットワークシステム10におけるコマンド制御処理の流れを示すフローチャートである。 本実施例のネットワークシステム10におけるSNMP制御処理の流れを示すフローチャートである。 本実施例のネットワークシステム10におけるSNMP制御処理の流れを示すフローチャートである。 本実施例のネットワークシステム10におけるファイル更新処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10…ネットワークシステム
100…ネットワーク通信装置
200…主装置
210…CPU
220…外部記憶装置
230…通信部
240…内部メモリ
242…通信制御部
244…装置外コマンド制御部
246…装置内コマンド制御部
250…バス
252…装置外SNMP制御部
254…装置内SNMP制御部
256…装置外ファイル更新制御部
258…装置内ファイル更新制御部
300…付加機能装置
310…CPU
320…外部記憶装置
330…通信部
340…内部メモリ
342…付加機能制御部
350…バス
352…コマンド制御部
356…SNMP制御部
358…ファイル更新制御部
400…運用保守端末
410…CPU
440…内部メモリ
442…コマンド制御部
444…ファイル更新制御部
450…バス
500…SNMP端末
510…CPU
540…内部メモリ
542…SNMP制御部
550…バス

Claims (10)

  1. ネットワーク通信装置であって、
    ネットワーク上のノード間における通信データを中継する主装置と、
    前記ノード間における通信に伴って付加的に利用される付加機能を提供する付加機能装置と、を備え、
    前記付加機能装置は、前記ネットワーク通信装置内に形成された装置内ネットワークを介して前記主装置と接続され、
    前記主装置は、
    前記ネットワーク通信装置の外部に配置された前記ネットワーク通信装置を管理する管理装置から、前記ネットワーク通信装置の管理のための管理用通信データを受領する管理用通信受領部と、
    受領された前記管理用通信データの管理対象の装置に前記付加機能装置が含まれる場合には、前記管理装置に代わって前記装置内ネットワークを介して前記管理用通信データを前記管理対象の付加機能装置に送信する管理用通信転送部と、を含む、ネットワーク通信装置。
  2. 請求項1記載のネットワーク通信装置であって、
    前記管理用通信受領部は、前記付加機能装置から前記装置内ネットワークを介して前記付加機能装置に関する管理用通信データを受領し、
    前記管理用通信転送部は、前記付加機能装置に代わって前記付加機能装置に関する管理用通信データを前記管理装置に送信する、ネットワーク通信装置。
  3. 請求項2記載のネットワーク通信装置であって、
    前記管理用通信受領部により受領される前記管理装置からの前記管理用通信データは、前記管理対象の付加機能装置の構成を示す情報を要求するデータである、ネットワーク通信装置。
  4. 請求項3記載のネットワーク通信装置であって、
    前記管理用通信受領部により受領される前記付加機能装置からの前記管理用通信データは、前記付加機能装置の構成を示す情報を含むデータである、ネットワーク通信装置。
  5. 請求項4記載のネットワーク通信装置であって、
    前記管理用通信受領部により受領される前記管理装置からの前記管理用通信データは、前記ネットワーク通信装置全体の構成を示す情報を要求するデータであり、
    前記管理用通信転送部は、前記管理用通信受領部により受領された前記付加機能装置の構成を示す情報と前記主装置の構成を示す情報とを含むデータを前記管理用通信データとして前記管理装置に送信する、ネットワーク通信装置。
  6. 請求項2記載のネットワーク通信装置であって、
    前記管理用通信受領部により受領される前記管理装置からの前記管理用通信データは、前記管理対象の付加機能装置の状態を示す情報を要求するデータである、ネットワーク通信装置。
  7. 請求項6記載のネットワーク通信装置であって、
    前記管理用通信受領部により受領される前記付加機能装置からの前記管理用通信データは、前記付加機能装置の状態を示す情報を含むデータである、ネットワーク通信装置。
  8. 請求項2記載のネットワーク通信装置であって、
    前記管理用通信受領部により受領される前記付加機能装置からの前記管理用通信データは、前記付加機能装置の状態変化を通知する情報を含むデータである、ネットワーク通信装置。
  9. 請求項2記載のネットワーク通信装置であって、
    前記管理用通信受領部により受領される前記管理装置からの前記管理用通信データは、前記管理対象の付加機能装置が保有するファイルの更新を要求するデータである、ネットワーク通信装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のネットワーク通信装置であって、
    前記付加機能装置は、前記ネットワーク通信装置の外部のネットワーク上のノードとして機能することが可能な装置である、ネットワーク通信装置。
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