JP2008298450A - 界面形状センサおよび界面形状測定装置 - Google Patents

界面形状センサおよび界面形状測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】光を透過する広範な種類の媒質に対して適用することが可能であり、その形状や配置の点でも使いやすさを備えた界面形状センサおよび界面形状測定装置を提供する。
【解決手段】界面形状センサ(プローブ1)は、屈折率n1を有する第1の媒質および屈折率n2(n2>n1)を有する第2の媒質にその一の面(測定面104)が接した屈折率np(np>n1)を有するプリズム101と、測定面104を第1および第2の媒質と接している側の反対側から臨むように配置されたカメラ103と、を備える。カメラ103は、第1の媒質と接している測定面104の第1領域に入射した光が全反射してカメラ103へ入射するとともに、第2の媒質と接している測定面104の領域であって第1領域に隣接する第2領域に入射した光が部分反射してカメラ103へ入射するように配置されて、第1領域と第2領域の明暗の差による明暗画像を取得する。
【選択図】図2

Description

本発明は、異なる媒質間の界面形状を計測する界面形状センサおよび界面形状測定装置に関する。
従来、例えば空気と水など異なる媒質間の界面形状を光学的に計測する方法として、透明容器あるいは透明なスリット部を有する容器内にカメラなどの光学センサを設置し、この容器を媒質の界面を跨ぐようにして媒質中に沈め、容器を通して界面の画像等をカメラで撮影する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。こうした光学的な界面形状計測方法では、媒質の色の違いや、媒質の界面での光の屈折を観測する手法が利用されている。
特開平9−145453号公報
しかしながら、媒質の色の違いに着目する手法では、同色同士あるいは無色同士の媒質の界面を測定することができないという問題がある。また、媒質の界面での光の屈折を観測する場合には、測定対象となる媒質を挟んで光学センサと光源を配置する必要があるため、装置の形状やその配置に制約が生じ、実際の使用上においては非常に使いづらいという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、光を透過する広範な種類の媒質に対して適用することが可能であり、その形状や配置の点でも使いやすさを備えた界面形状センサおよび界面形状測定装置を提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、第1および第2の媒質間の界面形状を計測する界面形状センサであって、屈折率n1を有する前記第1の媒質および屈折率n2(n2>n1)を有する前記第2の媒質にその一の面が接した屈折率np(np>n1)を有する界面測定用媒質と、前記一の面を前記第1および第2の媒質と接している側の反対側から臨むように配置されたカメラと、を備え、前記カメラは、前記第1の媒質と接している前記一の面の第1領域に入射した光が全反射して前記カメラへ入射するとともに、前記第2の媒質と接している前記一の面の領域であって前記第1領域に隣接する第2領域に入射した光が部分反射して前記カメラへ入射するように配置され、前記第1領域と前記第2領域の明暗の差による明暗画像を取得することを特徴とする。
この発明において、カメラが撮影する像は、第1領域の部分が全反射により明るく写る一方、第2領域の部分は全反射でなく部分反射となって暗く写るので、第1領域に対応した第1の媒質と第2領域に対応した第2の媒質との界面を明暗の差によって捉えることができる。
即ち、上記一の面(以下、測定面という)上の各点Pで反射されてカメラへ入射される各光線は、当該点Pにおける入射角θが臨界角より大きければ点Pで全反射され、臨界角以下であれば全反射ではなく部分反射となる。臨界角は、界面測定用媒質の屈折率npと、第1または第2の媒質の屈折率n1,n2によって決まり、測定面のうち第1の媒質と接している部分と第2の媒質と接している部分とでその値(それぞれθc1,θc2とする。ここで、θc1<θc2が成り立っている)は異なる。測定面のうちの第1の媒質と接している部分において、入射角θがθ>θc1を満たす点Pの集合が上記第1領域であり、測定面のうちの第2の媒質と接している部分において、入射角θがθ≦θc2を満たす点Pの集合が上記第2領域である。カメラは、このような第1領域と第2領域が同時に存在するように、その向きを配置する。こうして、条件θc1<θ≦θc2を満足する測定面上の範囲においては、第1の媒質と接している第1領域で全反射が、第2の媒質と接している第2領域で部分反射がそれぞれ起こり、カメラが撮影する画像に明暗が生じることになる。この明暗画像を取得することによって、第1の媒質と第2の媒質の界面を計測することができる。
このように、本発明によれば、第1および第2の媒質の屈折率に応じた全反射の有無を観測することでこれら媒質の界面を計測するので、第1および第2の媒質が光を透過しさえすれば界面の計測が可能であり、広範な範囲の種類の媒質を対象として、界面を計測することができる。また、界面測定用媒質とカメラは第1および第2の媒質に対して同一の側に設けられるので、装置(センサ)の構成がコンパクトとなり、実際の使用上における優れた使いやすさをも備える。
また、本発明は、上記の界面形状センサにおいて、前記一の面を照明する光源を更に備え、前記光源からの光が、前記第1領域で全反射して前記カメラへ入射することを特徴とする。
この発明によれば、カメラに撮影される第1領域の像は光源からの照明光が全反射されたものとなって明るくなるので、第1および第2の媒質の界面を表す明暗画像のコントラストを明瞭にでき、界面の計測精度を向上させることができる。また、外光のない状況下でも界面形状の計測が可能になり、また、外光がある場合でも、当該外光の明暗の空間的あるいは時間的変化に起因する計測誤差を軽減することができる。
また、本発明は、上記の界面形状センサにおいて、前記光源は、その発する光強度、スペクトル、またはその両者が時間変調されていることを特徴とする。
この発明によれば、カメラに撮影される第1領域および第2領域の像を、光源からの光に起因する成分(変調成分)と外光に起因する成分(非変調成分)とに分離することが可能になり、例えば外光が明る過ぎて第2の媒質側から第2領域を透過してくる光が強く、そのままだと第2領域も明るくなってしまうような状況下でも、変調成分に基づき計測を行うことで、界面の計測精度を向上させることができる。
また、本発明は、上記の界面形状センサにおいて、前記第1および第2の媒質内に、前記一の面の前記第2領域を透過して前記カメラに入射する光の光量を減少させる遮光部を更に備えることを特徴とする。
この発明によれば、カメラに撮影される第2領域の像には第2の媒質側からこの第2領域を透過してくる光の成分も含まれているが、この透過光の光量が減少するので、第1および第2の媒質の界面を表す明暗画像のコントラストを明瞭にでき、界面の計測精度を向上させることができる。
また、本発明は、上記の界面形状センサにおいて、前記カメラに入射する所定の偏光成分を減少させる偏光板を更に備えることを特徴とする。
この発明によれば、測定面の第1領域で全反射した光と第2領域で部分反射した光の強度比が拡大されるので、第1および第2の媒質の界面を表す明暗画像のコントラストを明瞭にでき、界面の計測精度を向上させることができる。
また、本発明は、上記の界面形状センサにおいて、前記一の面を前記第1および第2の媒質と接している側の反対側から観測するための観測用空間を更に備えることを特徴とする。
この発明によれば、観測用空間に任意のセンサ(例えば他のカメラ等)や観測者を配置して、測定面を通して第1および第2の媒質側を観測することができる。
また、本発明は、上記の界面形状センサと、前記界面形状センサの前記カメラから出力される前記明暗画像を2値化して2値画像を生成する2値化手段と、前記2値化手段により生成された2値画像を前記一の面上の座標系に基づく画像に変換する画像変換手段と、前記画像変換手段により変換された2値画像から、前記一の面における前記第1および第2の媒質間の界面形状を得る界面判定手段と、を備えることを特徴とする界面形状測定装置である。
この発明によれば、カメラで撮影する際の(測定面を斜め方向から撮影することに起因する)輝度差や幾何的な変形を補正して、測定面上における界面形状を正しく得ることができる。
本発明によれば、界面形状センサおよび界面形状測定装置を、光を透過する広範な種類の媒質に対して適用可能であって、その形状や配置の点でも使いやすさを備えたものとすることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の一実施形態による界面形状センサであるプローブ1を用いて、2つの媒質間の界面形状を計測する態様を説明した図である。プローブ1は、同図に示すように測定対象4に埋没(若しくは接触)させて使用する。
図1において、測定対象4は第1の媒質401と第2の媒質402からなっている。第1の媒質401と第2の媒質402は、界面403を形成し、この界面403によって互いに接している。プローブ1は本実施形態では三角柱の形状を有するが、その高さ方向の中間部分を界面403が横切るようにして、プローブ1は測定対象4内に配置される。このように配置されたプローブ1を用いて、界面403の形状(プローブ1の後述する測定面104と接している部分の界面403の形状)を計測する。
第1の媒質401と第2の媒質402は、屈折率の異なった2種類の媒質であり、これらは、気相、液相、固相、またはそれらの中間的な相のいずれかの組み合わせからなる。気相の媒質の例として、空気、窒素、酸素、などが挙げられる。液相の媒質の例として、水、アルコール、油、などが挙げられる。固相の媒質の例として、ガラス、氷、プラスチック、アクリル樹脂、などが挙げられる。なお、各媒質は、純物質であっても混合物であってもよい。また、一方の媒質を真空に置き換えてもよい。
以下、本実施形態では、第1の媒質401は屈折率n1(=1.0003)を有する空気であり、第2の媒質402は屈折率n2(=1.3334>n1)を有する水であるとする。
図2に、プローブ1の構成図を示す。図2において、プローブ1は、第1の媒質401と第2の媒質402の被測定界面(界面403)に接する媒質であるプリズム(界面測定用媒質)101と、カメラ103と、面光源102と、遮光板109と、から構成されている。面光源102と遮光板109は、そのいずれか一方あるいは両方を省略した形態とすることもできる。
プリズム101は、三角柱の形状を有し、測定面104、観測面105、照明面106の三面がその側面をなしている。測定面104には、第1の媒質401と第2の媒質402の被測定界面が接するようにされ、この被測定界面に接した測定面104を観測面105の側から臨むように、カメラ103が観測面105に取り付けられている。このような配置のカメラ103によって、測定面104の被測定界面部分を撮影する。本発明に係るプローブ1においては、測定面104に対してカメラ103がこのような位置関係にあることが必要(カメラ103の向きは、後述するように、更に所定の全反射条件等を満たすように定める必要がある)であるが、当該位置関係が満足される限り、プローブ1の形状は任意であり三角柱状でなくてもよい(第2の実施形態を参照)。
プリズム101は、固相の媒質単体による形態や、固相の媒質でできた外殻の内部に任意の相の媒質を封入した構造の形態などをとり得る。固相の媒質単体からなる場合、例えば、アクリル樹脂、ガラス、プラスチック、氷、などの媒質を用いることができる。外殻内に他の媒質を封入した構造の場合、外殻としてアクリル樹脂、ガラス、プラスチックなどを用い、封入する媒質として水、アルコール、透明のゲル状物質などを用いることができる。
上記の固相媒質単体の形態の場合は当該媒質自体の屈折率、外殻内に媒質を封入した構造の形態の場合には封入された媒質の屈折率、をプリズム101の屈折率とし、この屈折率をnpで表す。なお、後者の場合には、外殻の厚さを等厚とすれば、以下に説明する光の反射や透過におけるこの外殻の光学的な振る舞いは無視することができるので、外殻の存在は考慮しなくてよい。
本実施形態では、プリズム101はアクリル樹脂(単体の形態)であり、その屈折率はnp=1.5であるとする。
プリズム101の照明面106には、その全面ないしはそのほぼ全面に亘って面的な広がりを有する面光源102が相対して設置されている。面光源102は、例えば、エレクトロルミネセンス素子、蛍光灯、LED(発光ダイオード)、白熱灯、放電管、レーザなどの各種の発光素子により、またはこれらの発光素子をその発光した光を拡散させる拡散板とともに用いることにより、構成された照明装置である。この面光源102は、プリズム101の測定面104を照明面106の側から照明し、照明光の一部が測定面104で反射してカメラ103により捉えられるようにするために用いられるものである。外光(天空光や環境光)が存在する場合には、面光源102は省略してもよい。なお、面光源102は、図のように照明面106だけに対応させて配置するほか、プリズム101の観測面105、照明面106、上面107、下面108のいずれか1箇所以上に配置するようにしてもよい。
遮光板109は、測定面104を透過してカメラ103へ入射する外光を遮断、若しくは外光の光量を減少させるために設けられる物体であり、測定面104を挟んでカメラ103と対峙する位置に(即ち測定対象4に埋没させて)設置される。測定面104を透過してカメラ103へ入射する外光には、遮光板109後方(カメラ103と反対側)から進行してくる光と、遮光板109上で反射される光とがあり、前者を遮断するために、遮光板109の素材はカメラ103が感度を有する波長帯で不透明なものとし、更に後者を遮断するために、遮光板109のカメラ103側の面はカメラ103が感度を有する波長帯で反射率の小さい素材(例えば、反射率0.1以下の黒色塗料を塗布する)により構成する。
カメラ103は、ラインセンサあるいはイメージセンサを備えた撮像装置であり、レンズ、鏡、ピンホール等によってセンサ面に結像させた像を、1次元または2次元の明暗画像として撮影する。明暗画像には、2値画像、グレースケール画像、カラー画像、多バンド画像などがあるが、そのいずれでも構わない。
このカメラ103により、上記のとおり測定面104の被測定界面部分を撮影する。図3に、カメラ103が撮影する画像の例を示す。図3(a)は、カメラ103で撮影した明暗画像そのものを示しており、画像内には、明暗で区切られたいくつかの領域が現れている。
図3(b)は、この画像の各領域とプリズム101の各面との対応を説明した図である。カメラ103から見て右側に測定面104が存在するような配置(図2参照)となっているため、図3(b)において、画像の右側には測定面104の像510が写り、その左側には照明面106の像520が写り、これらに挟まれる形でその上側には上面107の像530、下側には下面108の像540が写る。ここで、カメラ103の測定面104に対する向きは、後述するように全反射条件等を考慮して決定されるが、カメラ103の取り付け位置や焦点距離、プリズム101の形状などによっては、照明面106の像520、上面107の像530、下面108の像540、のいずれか1ないし複数は、画像に写らない場合もある。
図3(c)は、測定面104の像510に写り込んでいる各領域を説明した図である。領域511は、プリズム101の測定面104に第1の媒質401が接している領域であって、そのうち面光源102からの光または外光が全反射して明るく撮影される領域である。領域512は、プリズム101の測定面104に第2の媒質402が接している領域であって、そのうち面光源102からの光または外光が全反射することなく反射(部分反射)して領域511より暗く撮影される領域である。領域513は、プリズム101の測定面104が接しているのが第1の媒質401であるか第2の媒質402であるかにかかわらず、面光源102からの光または外光が部分反射して同様に暗く撮影される領域である。領域516は、プリズム101の測定面104が接しているのが第1の媒質401であるか第2の媒質402であるかにかかわらず、面光源102からの光または外光が全反射して明るく撮影される領域である。
これらの領域511,512,513,516は、照明面106(面光源102)が測定面104に鏡像として映り込んでいる部分に対応する。領域514(領域511の上)と領域515(領域512の下)は、この鏡像には含まれない部分であり、部分反射が生じている上記の領域512,513よりも更に暗く撮影される。なお、プリズム101の上面107に面光源102を配置した場合には、この領域514においても、当該面光源102からの光が上記の領域511と同様に全反射するようにすることができる(領域514が縮小し、領域511が拡大する)。また、プリズム101の下面108に面光源102を配置した場合には、領域515においても、当該面光源102からの光が上記の領域512と同様に部分反射するようにすることができる(領域515が縮小し、領域512が拡大する)。
図3(d)は、プローブ1により界面403の形状を計測し得る領域を示す図である。照明面106の鏡像が映り込んでいる部分のうち、第1の媒質か第2の媒質かにかかわらず全反射または部分反射が生じる領域513,516を除いた領域(即ち領域511と領域512の和集合)が、界面403の形状を計測し得る有効な領域518である。上記説明したように、第1の媒質401に接している領域511が全反射により明るく写り、第2の媒質402に接している領域512が部分反射により暗く写るので、第1の媒質401と第2の媒質402の界面403の像517が、領域511と領域512の明暗差による境界線として観測されることになる。
次に、図4を参照して、プリズム101の測定面104において第1の媒質401に接している部分と第2の媒質402に接している部分とで全反射または部分反射が生じることの物理的な解説を行う。
図4(a)はプリズム101の測定面104と第1の媒質401との間で全反射が起きる条件を説明するための図であり、図4(b)はプリズム101の測定面104と第2の媒質402との間で部分反射が起きる条件を説明するための図である。上記のとおり、第1の媒質401、第2の媒質402、プリズム101の屈折率をそれぞれn1,n2,npとしており、測定面104上で全反射が起きるためには、式(1)が満たされる必要がある。
np>min(n1,n2) (1)
上述のように本実施形態では、プリズム101の素材は、式(1)が満たされるように屈折率np=1.5のアクリル樹脂を選択した。
図4(a)において、面光源102を発し、第1の媒質401と接している測定面104上の点Pで反射されてカメラ103へ入射する光線を考える。この光線の反射点Pにおける入射角をθとすると、点Pで全反射が起きる条件は、式(2)で与えられる。
θ>Arcsin(n1/np)≡θc1 (2)
ここで、θc1は全反射の臨界角である。この式(2)を満たす測定面104上の点Pからは、面光源102からの光が全反射されてカメラ103へ入射されることになる。このような点Pの集合が、図3(c)における領域511(および領域516のうち第1の媒質401に対応する部分)となる。一方、式(2)を満たさない測定面104上の点Pからは、面光源102からの光が部分反射されてカメラ103へ入射される。このような点Pの集合が、図3(c)における領域513のうちの第1の媒質401に対応する部分である。式(2)を満たす全反射の臨界角θc1に対応する点をPc1とすると、図4(a)において、臨界点Pc1より右側が領域511に対応し、臨界点Pc1より左側が領域513に対応することになる。
具体的な数値例として、本実施形態(n1=1.0003,np=1.5)の場合には、θ>θc1≒41.8度となる。
同様に、図4(b)において、面光源102を発し、第2の媒質402と接している測定面104上の点Pで反射されてカメラ103へ入射する光線を考える。この光線の反射点Pにおける入射角をθとする。この時、点Pで全反射が起きずに部分反射となる条件は、式(3)で与えられる。
θ≦Arcsin(n2/np)≡θc2 (3)
ここで、θc2は全反射の臨界角である。この式(3)を満たす測定面104上の点Pからは、面光源102からの光が部分反射されてカメラ103へ入射されることになる。部分反射であるため、この反射光の強度は、上述の式(2)を満たし全反射する反射光の強度よりも小さい。このような点Pの集合が、図3(c)における領域512(および領域513のうち第2の媒質402に対応する部分)となる。一方、式(3)を満たさない測定面104上の点Pからは、面光源102からの光が全反射されてカメラ103へ入射される。このような点Pの集合が、図3(c)における領域516のうちの第2の媒質402に対応する部分である。式(3)を満たす全反射の臨界角θc2に対応する点をPc2とすると、図4(b)において、臨界点Pc2より左側が領域512に対応し、臨界点Pc2より右側が領域516に対応することになる。
具体的な数値例として、本実施形態(n2=1.3334,np=1.5)の場合には、θ≦θc2≒62.7度となる。
図4(b)ではまた、遮光板109の側から測定面104へ進み、点Pで測定面104を透過(屈折)してカメラ103へ入射する光線も存在する。この光線の点Pにおける入射角をθ、屈折角をθとすると、入射角θは次の式(4)で与えられる。
θ=Arcsin((np/n2)/sinθ) (4)
図4(b)即ち測定面104の第2の媒質402と接している部分では、このように、面光源102を発し測定面104で部分反射される光と、遮光板109の側から測定面104を透過する光とが存在し、カメラ103からは面光源102と遮光板109の像が同時に観測されることになる。この場合、遮光板109によって遮光板109側からの光が十分に遮断されていれば、カメラ103で観測される像即ち領域512はその分だけ暗くなるので、領域511との明暗差が大きくなる。
以上により、測定面104上に次の式(5)を満たす領域(点Pの集合)が存在するように、プリズム101の屈折率npや測定面104に対するカメラ103の向き、位置を設計することによって、測定面104上には図3(c)の各領域が出現し、カメラ103で図3(a)のような明暗画像を撮影することが可能となる。
Arcsin(n1/np)<θ≦Arcsin(n2/np) (5)
図5は、測定面104を正面(プリズム101の内側)から見て、この測定面104内で界面403の形状を計測し得る領域を示す図であり、上述した図3(c)または(d)に対応する。カメラ103は、この図の右方に存在している。図5において、曲線C1より左側の領域が上記の式(2)を満足する領域であり、曲線C2より右側の領域が上記の式(3)を満足する領域である。折れ線C3より左側はカメラ103の視野領域である。カメラ103の視野領域の形状は、カメラを設置する位置や向き、画角、レンズの歪み特性などによって変わるが、ピンホールモデルのカメラを用いる場合であって、撮像面が矩形であり、測定面104が平面であれば、この視野領域の境界線が図に示すような折れ線C3となる。台形abcdは、面光源102の像が映る部分である。この部分の形状は、面光源102の配置や形状によって異なり得る。以上の曲線C1,C2、折れ線C3、台形abcdの全てによって囲まれた領域が、界面403の形状を計測し得る有効な領域518(領域511と領域512の和集合)となる。
図6は、以上説明したプローブ1を用いて構成された、本発明の一実施形態による界面形状測定装置の構成を示すブロック図である。図6において、界面形状測定装置は、プローブ1と、2値化手段2と、画像変換手段3と、界面判定手段9と、を含んで構成される。
2値化手段2は、プローブ1のカメラ103から得られる明暗画像を2値化することにより、これを2値画像に変換する。図7は、2値化手段2による2値化の例を示したものである。2値化手段2は、図7(a)のように明暗画像5全体を処理対象として、明暗画像5の各ピクセルの輝度値に対して閾値処理を行うことで、2値画像6を得ることができる。この場合は、明暗画像5の上述した有効領域518以外の部分も2値化される。2値化手段2はまた、図7(b)のように、明暗画像5のうち上記有効領域518の部分のみを処理対象として閾値処理を行い、2値画像6を得るようにしてもよい。図7(b)では閾値処理を行っていない2値画像6の部分を網掛けで示した。
明暗画像5の閾値処理においては、閾値Tを用い、明暗画像5の各ピクセルの輝度値がこの閾値Tより上か下かで2値化を行う。閾値Tは、明暗画像5の領域511に想定される輝度と、領域512に想定される輝度との間の値とする。このような閾値Tにより、領域511と領域512とを区別する。閾値Tは、固定値として予め設定しておいてもよいし、明暗画像5に応じて適宜変更可能としてもよい。変更可能とする場合、例えば、明暗画像5を画像処理することにより閾値Tを自動設定することもできる。例えば、必ず部分反射が生じる領域513における平均輝度V0と、必ず全反射が生じる領域516における平均輝度V1とを求め、V0とV1の間の値を閾値Tとして設定するという方法をとり得る。この時閾値Tは、一例として、V0とV1の平均値T=(V0+V1)/2とすることが考えられる。
画像変換手段3は、2値化手段2によって得られる2値画像を、プリズム101の測定面104上の座標系に変換する。図8は、画像変換手段3による画像変換の例を示したものである。図8において、2値化手段2から出力される2値画像6は、xy座標系に基づくものであり、例えば、2値画像6の左上を原点(0,0)とし、右方向にx軸、下方向にy軸がとられている。2値画像6の画像座標(x,y)は、ピクセル単位で表現してもよいし、カメラ103で撮影した画像上の距離を単位として表現してもよい。一方、プリズム101の測定面104上にXY座標系をとる。座標系XYは、例えば、プリズム101の測定面104をプリズム101の内側から見て、測定面104の左上角を原点(0,0)とし、右方向にX軸、下方向にY軸をとったものである。この座標系XY上の座標(X,Y)は、例えば測定面104上における実際の距離を単位として表現する。画像変換手段3は、上記のように設定した2つの座標系において、2値画像6の各座標点(x,y)をプリズム101の測定面104上の座標点(X,Y)に変換(対応付け)することによって、2値画像6を座標系XYに基づく2値画像7に変換する。
具体的に、画像変換手段3は、座標(X,Y)から座標(x,y)への変換を表す関数hを用い、次の式(6)に従って画像の変換を行うことができる。
Figure 2008298450
ここで、関数hは、測定面104のカメラ103への投影と、プリズム101の観測面105における屈折とを考慮した観測モデルによって決定される。
上記の関数hは2つのルックアップテーブルHxおよびHyで表現することもでき、画像変換手段3は、次の式(7)に従い、座標(X,Y)に対応する上記ルックアップテーブルの要素を参照することで座標(x,y)を求めるようにしてもよい。
x=Hx(X,Y) (7A)
y=Hy(X,Y) (7B)
画像変換手段3はまた、座標(x,y)から座標(X,Y)への変換を表す関数gを用い、次の式(8)に従って画像の変換を行うことができる。
Figure 2008298450
ここで、関数gは、測定面104のカメラ103への投影と、プリズム101の観測面105における屈折とを考慮した上述の観測モデルの逆関数によって決定される。
上記の関数gは2つのルックアップテーブルGxおよびGyで表現することもでき、画像変換手段3は、次の式(9)に従い、座標(x,y)に対応する上記ルックアップテーブルの要素を参照することで座標(X,Y)を求めるようにしてもよい。
X=Gx(x,y) (9A)
Y=Gy(x,y) (9B)
界面判定手段9は、画像変換手段3によって変換された2値画像7に基づいて、プリズム101の測定面104における第1の媒質401と第2の媒質402の界面403を判定する。ここで、2値化手段2により得られる2値画像6の画像座標(x,y)における2値画像値をB(x,y)とし、明暗画像5の「明」をB=1、「暗」をB=0に対応させたとすると、B(x,y)=1なる領域が測定面の領域511となり、B(x,y)=0なる領域が測定面の領域512となる。このとき、プリズム101の測定面104上の点(X,Y)において接している媒質が第1の媒質401であるか第2の媒質402であるかを判定する関数M(X,Y)は、例えば上述の式(7)のルックアップテーブルを用いて、次の式(10)で与えることができる。
M(X,Y)=B(Hx(X,Y),Hy(X,Y)) (10)
界面判定手段9は、上記の式(7)の計算を行い、M(X,Y)=0となる領域とM(X,Y)=1となる領域とを求め、この2つの領域の接する境界線を、界面403を示す判定結果として出力する。なお、図7(b)のように有効領域518についてのみ2値化を行った場合には、有効領域518以外の領域に対して、2値画像値は例えばB=−1と定義しておけばよい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態による界面形状センサを説明する。図9に、第2の実施形態としてのプローブ1Aの構成図を示す。図9において、プローブ1Aは、第1の媒質401と第2の媒質402の被測定界面(界面403)に接する媒質であるプリズム(界面測定用媒質)101Aと、カメラ103と、面光源102と、観測容器110と、から構成されている。
本実施形態のプローブ1Aは、プリズム101Aが直方体の形状を有する点と、観測容器110を備える点と、面光源102の配置とが、第1の実施形態のプローブ1と異なっているが、その他の点は第1の実施形態のプローブ1と同じである。なお、プリズム101Aの形状が直方体となっているが、プリズム101Aの測定面104とカメラ103と照明面106(面光源102)とは、第1の実施形態で説明した相互の位置関係を有して配置されているものとする。即ち、カメラ103でプリズム101Aの測定面104を撮影した際に、面光源102からの光が、第1の媒質401と接する測定面104の部分で全反射され、第2の媒質402と接する測定面104の部分で部分反射されるようになっている。これにより、カメラ103で測定面104の明暗画像を撮影し、この明暗画像により第1の媒質401と第2の媒質402の界面403を計測することができる。
観測容器(観測用空間)110は、プリズム101Aの測定面104に相対する面に隣接して配置された箱であり、プリズム101Aを通して第1の媒質401および第2の媒質402の側を観測するためのものである。観測容器110には、光学観測機器や、レーダーなどのセンサ機器を配置したり、あるいは人間の全身や頭部を入れたりし、これらにより観測を行う。光学機器や人間の目によって光学的に観測をする場合には、観測容器110のプリズム101Aと接する面は、観測に用いる光の波長帯において透明または半透明な素材で構成する。また、レーダー等のセンサ機器によって非光学的に観測をする場合には、観測容器110のプリズム101Aと接する面は、当該センサ機器による観測を妨げない素材で構成する。観測容器110自体にはプリズム101Aと接する面を設けず、プリズム101Aの測定面104と相対する面を、観測容器110の一面に兼用させてもよい。
なお、観測容器110の形状は、直方体に限らず、三角柱形状や半円柱形状など、内部に配置するセンサ等の形状を勘案するなどして、適当な形状を採用することができる。また、観測容器110は密封構造としてもよいし、上方あるいは下方に窓を開けた構造としてもよい。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態による界面形状センサを説明する。図10に、第3の実施形態としてのプローブ1Bの構成図を示す。図10において、プローブ1Bは、第1の媒質401と第2の媒質402の被測定界面(界面403)に接する媒質であるプリズム(界面測定用媒質)101と、カメラ103と、面光源102と、遮光板109と、偏光板111と、から構成されている。本実施形態のプローブ1Bは、偏光板111を備える点を除いて、第1の実施形態のプローブ1とその構成・機能は同じである。
偏光板111は、面光源102と照明面106との間に配置される。この偏光板111は、プリズム101の測定面104で部分反射されてカメラ103へ入射される光の所定の偏光成分を減少させるように、その偏光面を調整しておく。このような構成とすることで、カメラ103で観測される測定面104からの全反射光と部分反射光の強度比を増大させることができ、明暗画像5のコントラストが高まり界面403が明瞭に測定可能となる。図11に示すように、偏光板111をカメラ103(のレンズ)と観測面105の間に配置しても、これと同じ効果を得ることができる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、面光源102は、時間的にその発光状態、例えば発光強度や発光色(スペクトル)を変化させる構成としてもよい。具体的には、例えばカメラ103の撮像間隔に同期させて面光源102を明滅させることが考えられる。このように面光源102からの光を時間変調することで、面光源102からの変調成分と外光による非変調成分とをカメラ103で分離して、界面の計測精度を向上させることができる。
また、プリズム101は、屈折率ncの固相の外殻内に屈折率npの液相等の媒質を封入した構造にすることができるが、このとき、外殻の厚さが等厚であれば、次の条件
nc<npの場合: θ≦Arcsin(nc/np)
nc≧npの場合: θ≦90度
が満たされる限り、外殻の屈折率ncによらずに上述の式(5)は満足される。例えば、外殻をアクリル樹脂(屈折率nc=1.5)とし、この内部に水(np=1.3334)を封入したプリズム101を用いて、空気(第1の媒質;n1=1.0003)と水(第2の媒質;n2=1.3334)の界面を測定する場合、48.6度<θ≦90度なる測定面104上の領域が、上述した有効領域518となる。
本発明の一実施形態による界面形状センサであるプローブを用いて、2つの媒質間の界面形状を計測する態様を説明した図である。 第1の実施形態によるプローブの構成図である。 カメラにより撮影される画像の例である。 プリズムの測定面における全反射と部分反射を説明する図である。 測定面を正面から見たときの界面の形状を計測し得る領域を示す図である。 本発明の一実施形態による界面形状測定装置の構成を示すブロック図である。 2値化手段による2値化の例を示した図である。 画像変換手段による画像変換の例を示した図である。 第2の実施形態によるプローブの構成図である。 第3の実施形態によるプローブの構成図である。 第3の実施形態によるプローブの構成図(変形例)である。
符号の説明
1,1A,1B プローブ
101,101A プリズム
102 面光源
103 カメラ
104 測定面
105 観測面
106 照明面
109 遮光板
110 観測容器
111 偏光板
2 2値化手段
3 画像変換手段
4 測定対象
401 第1の媒質
402 第2の媒質
403 界面
9 界面判定手段

Claims (7)

  1. 第1および第2の媒質間の界面形状を計測する界面形状センサであって、
    屈折率n1を有する前記第1の媒質および屈折率n2(n2>n1)を有する前記第2の媒質にその一の面が接した屈折率np(np>n1)を有する界面測定用媒質と、
    前記一の面を前記第1および第2の媒質と接している側の反対側から臨むように配置されたカメラと、を備え、
    前記カメラは、前記第1の媒質と接している前記一の面の第1領域に入射した光が全反射して前記カメラへ入射するとともに、前記第2の媒質と接している前記一の面の領域であって前記第1領域に隣接する第2領域に入射した光が部分反射して前記カメラへ入射するように配置され、前記第1領域と前記第2領域の明暗の差による明暗画像を取得する
    ことを特徴とする界面形状センサ。
  2. 前記一の面を照明する光源を更に備え、
    前記光源からの光が、前記第1領域で全反射して前記カメラへ入射する
    ことを特徴とする請求項1に記載の界面形状センサ。
  3. 前記光源は、その発する光強度、スペクトル、またはその両者が時間変調されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の界面形状センサ。
  4. 前記第1および第2の媒質内に、前記一の面の前記第2領域を透過して前記カメラに入射する光の光量を減少させる遮光部を更に備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1の項に記載の界面形状センサ。
  5. 前記カメラに入射する所定の偏光成分を減少させる偏光板を更に備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1の項に記載の界面形状センサ。
  6. 前記一の面を前記第1および第2の媒質と接している側の反対側から観測するための観測用空間を更に備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1の項に記載の界面形状センサ。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1の項に記載の界面形状センサと、
    前記界面形状センサの前記カメラから出力される前記明暗画像を2値化して2値画像を生成する2値化手段と、
    前記2値化手段により生成された2値画像を前記一の面上の座標系に基づく画像に変換する画像変換手段と、
    前記画像変換手段により変換された2値画像から、前記一の面における前記第1および第2の媒質間の界面形状を得る界面判定手段と、
    を備えることを特徴とする界面形状測定装置。
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